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【安価・コンマ】力と魔法が支配した世界で【二次創作】
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367 :
◆sIVlz2/mNs
[sage]:2025/08/24(日) 16:12:16.14 ID:AR3iFphOO
皇帝派騎士「まだだ!奴らを逃がすな!!」
旧貴族派騎士「構うな!まずは皇帝派を叩けぇ!!」
ガイ「……今だ、抜けるぞ!!!」
イーリン「はい!」
魔導車「」ブロロロロッ‼︎
旧貴族派騎士「待てぇッ!!!」ダダダッ
ガイ「炎よ……!」ゴゥッ‼︎
ドガァァァン!
土煙「」モクモク……
イーリン「これなら……!」
魔導車「」ブロロ……
◆
ガイ「……切り抜けたか。全員、無事か?」
イーリン「私は問題ありません」
リーゼリット「私も大丈夫だよ。サーシャ、平気?」
サーシャ「うん……大丈夫、だよ……」ギュッ
ガイ「……命を奪うことに慣れる必要はない。むしろ、そのままでいいと俺は思う」
サーシャ「……ガイ……」
リーゼリット「そうだね。とにかく……みんなが無事でよかったよ」
魔導車「」ブロロ……
368 :
◆sIVlz2/mNs
[sage]:2025/08/24(日) 16:47:25.25 ID:7UFQZq11O
ーーユーシリア湖 湖畔
焚き火「」パチパチ……
サーシャ「……」
リーゼリット「サーシャ、お茶淹れたよ。ほら、飲んで」スッ
サーシャ「……ありがとう、リーゼ」
リーゼリット「……まだ気にしてるんでしょ。あの時のこと」
サーシャ「……うん。頭ではわかってるんだけど……人を[
ピーーー
]のって、やっぱり怖いよ」ギュッ
イーリン「……正直な心です。それは間違いではありません」スッ
サーシャ「イーリンさん……」
イーリン「ですが、いざという時に守る力を持たなければ、サーシャ様ご自身も、仲間を守ることもできません。そこで……もしよければ、護身術をお教えしましょうか?」
リーゼリット「護身術?」
イーリン「ええ。武器を持たずとも身を守る技、格闘術の一種です。私が得意とする分野でもあります」ニコッ
サーシャ「えっ……イーリンさんに?それは……」
リーゼリット「いいじゃん!やろうよ、サーシャ!何もしてないよりは気がまぎれるだろうしさ」
イーリン「では……まずは基本から。立ち方を教えます」スッ
サーシャ「立ち方……ですか?」
イーリン「はい。力む必要はありません。足を肩幅に開いて、片足を半歩後ろへ……そうです。腰を落として、重心をぶれないように」
サーシャ「こ、こう……?」
イーリン「少し右足を内側に……そう。今の方が安定します」
リーゼリット「へぇ~……見た目は簡単そうなのに、実際やるとバランスとるの難しいね」
イーリン「リーゼ様もどうぞ。護身は誰にでも必要なことです」
リーゼリット「え、私も!?……ま、まぁせっかくだからやってみよっかな」
イーリン「では次に、腕の使い方。相手に掴まれたときの外し方を……」ガシッ
サーシャ「わっ……えっと……どうすれば?」
イーリン「焦らず、掴まれた指の方向へ手をひねるように力を抜いて……はい、引き抜いて」
サーシャ「えいっ!……あっ、抜けた!」
イーリン「良くできました。力任せではなく、方向を利用するのがコツです」
リーゼリット「わ、私もやってみたい!」
イーリン「では、リーゼ様も」スッ
リーゼリット「えっと、こう?……あ、ほんとに抜けた!」
サーシャ「すごい……力で勝てなくても抜けられるんだ……」
イーリン「護身の基本は、勝つことではなく逃げられることです。ですが……いざという時に守るため、もっと応用も教えられますよ」ニコッ
サーシャ「……はい、お願いします!」
⭐︎イーリンがサーシャとリーゼリットに技術の一部を教えました
369 :
◆sIVlz2/mNs
[sage]:2025/08/24(日) 17:06:24.78 ID:7UFQZq11O
ーーユーシリア平原 街道
魔導車「」ブロロ……
ガイ「もうすぐでユーシリア帝国……か」
イーリン「ええ。あちらに見えるのがユーシリア帝都の検問所でしょう。この辺りは争いの形跡も無さそうですね」
リーゼリット「敗残兵の人達が言ってた通りだね……帝都は帝都でまた厄介そうだけど……」
サーシャ「……でも、こうして見るとこの辺りは普通の国みたい。畑もあるし、人も暮らしてる」
ガイ「普通、か……いや、目をよく見ろ。怯えと疲れが染みついている」
村人達「」コソコソ……チラッ
イーリン「皆、外から来る者を恐れているのです。いつ、火の粉が自らに降りかかるかわかりませんから……」
リーゼリット「……」
ガイ「……仮初めの平和だな。火種は消えていない」
移動4日目
下1コンマ ランダムイベント
01-10 強敵
10-20 敵襲
21-50 物品発見(コンマ)
51-65 場所発見(自由安価)
65-90 良いこと(自由安価)
91-00 旅は道連れ(コンマ)
370 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/08/24(日) 17:06:48.28 ID:vdzEekd00
あ
371 :
◆sIVlz2/mNs
[sage]:2025/08/24(日) 17:10:58.42 ID:7UFQZq11O
物品を見つけたようです
コンマ下1 物品
01~30 ガラクタ
31~60 消耗品
61~90 金品
91~00 自由安価(安価下2)
372 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/08/24(日) 17:11:24.09 ID:13NN58G4O
あ
373 :
◆sIVlz2/mNs
[sage]:2025/08/24(日) 20:30:33.51 ID:C0KjPNrLO
ガイ「……止まってくれ、イーリン」
魔導車「」キキーッ
リーゼリット「どうしたの?」
ガイ「道端に……何か落ちてるようだ」スッ
◆
錆びた剣「」
血のついた兜「」
焦げ跡の残る旗「」
サーシャ「これ、騎士の装備……?」
イーリン「おそらく、戦闘の残骸でしょう」
リーゼリット「……でも、こんなの街道にそのまま残してあるなんて……」
ガイ「処理する余裕も、もう無いんだろう。誰も片付けられないまま……時間だけが過ぎているようだ」
サーシャ「……」ギュッ
イーリン「これもまた、仮初めの平和の影です」
サーシャ「……せめて。せめて、埋めてあげてもいい?」
ガイ「……ああ。俺も手伝おう」
リーゼリット「……私も」
⭐︎騎士の装備だったものを埋めました
374 :
◆sIVlz2/mNs
[sage]:2025/08/24(日) 20:32:19.90 ID:C0KjPNrLO
幕間
ーー旧貴族の屋敷 地下牢
灼髪オッドアイ美女「……」
封印の枷「」ジャラッ……
ガチャッ……キィー……
旧貴族派騎士A「へへっ、躾けの時間だぜ。大人しくしてたか?」
旧貴族派騎士B「竜が人間様に逆らった報いだ。今日もしっかり、身体に刻み込んでやるよ」ニヤニヤ
灼髪オッドアイ美女「ッ……!」ギリッ
旧貴族派騎士C「おいおい、睨むなよ。こっちはあの時の借りを返してるだけだぜ……お前が滅ぼした村の借りをな!!!」ブンッ
鞭「」ベチンッ‼︎
灼髪オッドアイ美女「ぐっ……それは私ではないと……何度言えば……ッ!」
旧貴族派騎士C「黙れ!お前ら竜のせいで俺たちの国がどれだけ酷い目にあったと思ってんだ!」ブンッ
鞭「」ベチンッ‼︎
灼髪オッドアイ美女「あぐっ!?」
旧貴族派騎士A「ククク……そうだ。俺たちにとっちゃ、お前が悪竜の娘ってだけで十分な理由になるんだよ」
旧貴族派騎士B「人間様に服従する悪竜……これ以上の屈辱はねぇな」
旧貴族派騎士C「力を奪われたら、ただの女か……10年前の化け物も、こうして捕まえられりゃ楽だったのによ」サワッ……
灼髪オッドアイ美女「ッ……!下郎共が……その汚れた手で触れるな!貴様らの暴虐、決して赦さぬぞ……!」
旧貴族派騎士B「おお、怖え!怖いから今のうちに楽しませてもらうとするか……」チュウッ……
灼髪オッドアイ美女「んんっ!?……ッ……!」ジタバタ
ガリッ
旧貴族派騎士B「……痛えっ!?こいつ、舌を噛みやがった!!!」ゲシッ ゲシッ
灼髪オッドアイ美女「ぐうっ!?ゲホッ、ゲホッ……」ドサッ
旧貴族派騎士A「ハハハッ!いい声だな……さあ、もっと俺たちを楽しませろ!」ガシッ
灼髪オッドアイ美女「……うぅ……あっ……」
◆
灼髪オッドアイ美女「……はぁ、はぁ……」ボロッ
旧貴族派騎士A「ふぅ……あー、スッキリした。また明日も来てやるから楽しみにしてろよ」
ガチャンッ……
灼髪オッドアイ美女(私は……争いに巻き込まれた村を助けただけなのに……どうして……)
灼髪オッドアイ美女(……母の罪は、私が背負わなければいけないの……?)ポロッ……
灼髪オッドアイ美女「……っ」グスッ……グスッ……
375 :
◆sIVlz2/mNs
[sage]:2025/08/24(日) 20:33:50.69 ID:C0KjPNrLO
ーーユーシリア帝都 城門
騎士達「」ガチャンッ
帝国騎士A「止まれ!これより先は帝都ユーシリアだ。身分と目的を明かせ」
魔導車「」キキッ
ガイ「……」スッ
リーゼリット(うわ……やっぱり緊張するなぁ)
サーシャ(……普通に答えれば大丈夫、だよね?)
イーリン「我らは旅の者です。帝都へと入るため、通行の許可をいただきたいのですが」
帝国騎士A「旅の者だと?……内戦の最中に、わざわざ帝都に来る理由は何だ」ジロッ
ガイ「……個人的な調査だ。戦に加担する意図はない」
帝国騎士A「調査……?怪しいな。最近はどちらの陣営にも傭兵崩れが雇われている。裏がないとは限らん……悪いが、荷を調べさせてもらうぞ」
帝国騎士A「……おい、こいつらの荷を調べろ」
騎士達「はっ!」ガサガサ
サーシャ「ちょっ……!」
リーゼリット「ちょ、ちょっと!私たち、怪しい物なんて持ってないよ!」
帝国騎士A「静かにしろ。……ふむ……特に問題はなさそうだな」
ガイ「……なら通してもらえるな」
帝国騎士A「待て」
ガイ「……なにか問題でも?」
帝国騎士A「君達は見た所、本当にこの内戦とは関係ないらしいな。手荒な真似をして申し訳ない」ペコリ
リーゼリット「えっ……あ、いえ……」
サーシャ(……あ、頭を下げてくれるんだ……)
帝国騎士A「知っての通り、現在ユーシリアは非常に危険だ。用事が終わったら速やかに出ることをオススメする……それと、帝都の中では迂闊な振る舞いはしない方がいいだろう」
イーリン「心得ました。ご忠告、感謝します」
帝国騎士A「……通れ」
騎士達「……」スッ
魔導車「」ブロロ……
◆
リーゼリット「ふぅ~……緊張したぁ。てっきりもっと突っかかられるかと思ったよ」
サーシャ「うん……でも、ちゃんと謝ってくれる人もいるんだね」
ガイ「……全ての騎士がどちらかの派閥についているわけではないようだな。帝都にいる者たちは、中立を装うことで均衡を保とうとしている……表面上は、だが」
イーリン「ええ。帝都は両派閥が睨み合う場でもあります。誰もが笑顔を浮かべていますが、その裏でいつ裏切りや密告があってもおかしくはありません」
リーゼリット「……怖いね。まるで綱渡りしてるみたい」
サーシャ「私たちも気をつけないと……」
376 :
◆sIVlz2/mNs
[sage]:2025/08/24(日) 20:35:20.45 ID:C0KjPNrLO
ーーユーシリア帝都
ワイワイガヤガヤ
サーシャ「……外とのギャップがすごいね」
リーゼリット「……まるで何も起きてないみたい」
イーリン「どうやら、帝都の一般市民は国外に出ることを禁じられているようですね。外の惨状を知られれば、不満が一気に爆発しかねませんから」
ガイ「なるほどな……だからこそ、帝都だけが平和に見えるのか」
サーシャ「それって……つまり、市民たちは内戦のことをよく知らないってこと?」
イーリン「ええ。知っていたとしても語ることを許されないのでしょう」
リーゼリット「……だからみんな、どこかぎこちないんだね」
ガイ「……まずは拠点になりそうな場所を探そう。光の探索はそれからだ」
サーシャ「うん……わかった」
どの辺りで拠点を探す?
安価下1
1 中央区近辺(現在地付近)
2 貧民街近辺
3 王宮近辺
4 自由安価
377 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/08/24(日) 20:35:38.92 ID:OTu7iDILo
3
378 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/08/24(日) 20:35:46.13 ID:Rsnydr4JO
4図書館に行く
379 :
◆sIVlz2/mNs
[sage]:2025/08/24(日) 20:59:11.26 ID:8SquqMG8O
ガイ「……王宮近辺で探そう」
サーシャ「えっ!?今すっごくピリピリしてるのに、危ないんじゃ……」
ガイ「……いや、だからこそだ。その辺りで何か問題が起きた場合、帝都内で争いが間違いなく起きるだろう。お互いに手は出しづらいはずだ」
リーゼリット「たしかに……逆に言えば、一番安全な場所でもあるってことだよね」
ガイ「ああ。何より、皇帝がすぐ近くにいるんだ。少なくとも俺は――皇帝自身が内戦を望んでいるとは思えない」
イーリン「……ふふ、理に適っていますね。では王宮周辺で宿を探すとしましょう」
◆
ーー帝都 ユーシリア 王宮近辺
鎧の音「」ガチャン…ガチャン…
サーシャ「……わ、すごい警備だね。街の方とは全然空気が違う」
リーゼリット「門の前にも槍を持った騎士がずらり……これじゃあ近づくのも大変そうだね」
ガイ「当然だ。皇帝の居所だからな……下手な真似をすれば一瞬で取り押さえられるだろう」
イーリン「さて、宿を探しましょう。この辺りなら商人も多く利用しているはずです」
◆
ーー帝都ユーシリア 高級宿
受付の使用人「いらっしゃいませ。当宿をご利用でしょうか?」ペコリ
サーシャ「わぁ……すごく綺麗……!まるで貴族のお屋敷みたい」キョロキョロ
リーゼリット「これ、絶対高いよ……大丈夫なの?」ヒソヒソ
ガイ「大丈夫だ。金はある……それに、ここなら警備も厳重だろう」
イーリン「ええ。王宮の近くであれば、不用意に騒ぎを起こす者もいませんからね」
受付の使用人「客室は2部屋でよろしいでしょうか? 夕餉は食堂にてご用意いたします。どうぞご安心してお寛ぎください」ペコリ
イーリン「ええ。ありがとうございます」
サーシャ「すごーい……絨毯ふかふかだし、シャンデリアまである!」
リーゼリット「……でも、なんだか落ち着かないな。貴族の人に見られてる気がする……」チラッ
イーリン「気のせいではありませんね。ここに宿泊している方々の多くは、帝都の有力者や商人でしょう。余所者かつ冒険者には自然と視線が向くでしょう」
ガイ「……構うな。目立ちすぎなければ問題はない」
現在はユーシリア帝国です(1日目)
何をする?
安価下1〜3
380 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/08/24(日) 20:59:38.52 ID:vdzEekd00
図書館に行く
381 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/08/24(日) 21:00:55.01 ID:Rsnydr4JO
酒場で情報収集
382 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/08/24(日) 21:05:39.21 ID:BNc853RKo
貴族の屋敷があるエリアを調査
286.18 KB
Speed:10.3
[ Aramaki★
クオリティの高いサービスを貴方に
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