【安価・コンマ】力と魔法が支配した世界で【二次創作】

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474 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/06(土) 10:55:50.66 ID:NsuJLRlto
大勝利
475 : ◆sIVlz2/mNs :2025/09/06(土) 18:52:13.05 ID:qD54RHQ9o
旧貴族派騎士達「」シーン

ガイ「……片付いたな。さて……」

角に隠れている指揮者「ヒィッ!!!降参するので命だけは!!!」

イーリン「」ブンッ
指揮者「ぎゃっ!!!」ドサッ

殴られた指揮者「」ピクピク

リーゼリット「……これで魔族連合の依頼は終わったね。この人を連れて早くここから離れよう」

サーシャ「うん。アインズさんも気を失っちゃったし、この騒ぎを聞きつけた他の騎士が集まって来る前に、急いで逃げよう!」

ガイ「ああ……イーリン、魔導車の運転を頼む」

イーリン「ええ。すぐに撤退しましょう」

⭐︎旧貴族派の屋敷を襲撃し、指揮者とアインズを連れ出しました。負傷者は多数出ていますが、死傷者は誰も出ていません。
476 : ◆sIVlz2/mNs :2025/09/06(土) 18:52:42.26 ID:qD54RHQ9o
ーー魔族連合集会所

ヒューベルト「……おや、戻りましたか」

ガイ「依頼は完了しました。こいつが指揮者です」ドサ

拘束された指揮者「ンー!!!ンー!!!」ジタバタ

リーゼリット「貧民街への襲撃も、これで一時的には止まると思います」

ヒューベルト「お見事です……あなた方が口先だけではないこと、よく理解しました」

サーシャ「!それじゃあ……」

ヒューベルト「ええ。約束通り、王宮への橋渡しを手配しましょう」

ガイ「感謝します……実は、追加で相談があるんですが」

ヒューベルト「ええ。あなた方は信頼を示してくれました。多少の無茶な願いも聞き入れましょう」

ガイ「ありがとうございます。まずは、俺達の拠点にこの辺りを使わせてほしいのと、この者をしばらく預かってほしいんですが……」

イーリンに担がれたアインズ「」グッタリ……

ヒューベルト「……ふむ。拠点の件については構いません。人目につきにくい場所を紹介しましょう」

サーシャ「ありがとうございます!……それでアインズさんは?」

ヒューベルト「……その者は竜の血を引いているようですね」

イーリン「ええ。本人がそう言っていました」

ヒューベルト「竜や竜人に対する偏見は根強いですが……魔族連合は異なります。我々には彼女を拒む理由はありません。当面の間は我々が面倒を見ましょう」

ガイ「……感謝します」ペコリ

⭐︎魔族連合の依頼を達成したので、自由安価で王宮へ入ることができるようになりました。
アインズさんは魔族連合にしばらく匿われます。
477 : ◆sIVlz2/mNs :2025/09/06(土) 18:56:11.28 ID:qD54RHQ9o
ーー貧民街 ボロ集合住宅の一室

サーシャ「ふぅ……ひと段落ついたね。疲れたぁ……」

イーリン「皆様、お疲れ様でした。まだ疲れていると思うのでしばらく休養をとりましょう」

リーゼリット「王宮近辺を拠点にできなくなったから仕方ないけど……落差が凄いね」

家具「」ボロ……

ガイ「屋根があって眠れるだけで十分だろう。それに、ここは無償で提供されているから贅沢は言えまい」

リーゼリット「まあね……でも、やっぱり高級宿のふかふかベッドとお風呂は恋しいなぁ」

サーシャ「わかる!やっぱりお風呂には入りたいよね」

イーリン「共同浴場なら近くにあると聞きました。息抜きに丁度いいので、行ってみませんか?」

サーシャ「いいですね!行きましょう!でも場所がわからないし……あ!ヌルなら知ってるかも!」

リーゼリット「たしかに。ついでにミントさんやニナさんとかも誘ってみる?」

ガイ「……浴場に行くだけで随分と大所帯になりそうだな」

イーリン「賑やかなのも良いではありませんか。それに、親睦を深めるいい機会になるかもしれませんよ?」

478 : ◆sIVlz2/mNs :2025/09/06(土) 18:58:06.74 ID:qD54RHQ9o
ーー貧民街 共同浴場 女湯

カポーン……

ミント「結構広いでしょ?ここは皇帝サマが内戦が始まる前に、作ってくれた場所なんだよ」

サーシャ「なるほど……失礼かもしれませんけど、だから貧民街とは思えない作りをしているんですね」

ニナ「……風呂なんざ汗と煤を流せれば十分だが……広い風呂も悪くないな」

ヌル「えへへ〜、気持ちいいよねぇ!泡ぶくぶくにして遊びたいなぁ」バシャバシャ

リーゼリット「ちょ、ヌル!?あんた本当に落ち着きないなぁ……!」

ミント「いいじゃんいいじゃん!ここはみんなで笑って使うためにあるんだから!」

イーリン「ですが、マナーは守るべきです。ヌル、あまりはしゃぎすぎてはいけませんよ」

ヌル「はーい!」

サーシャ「……でも、こうやってみんなで入るの、なんだか楽しいね。疲れも溶けていく感じがするよ」

リーゼリット「うん。あの宿のお風呂も贅沢だったけど……こっちはこっちで、肩の力が抜ける感じ」

ニナ「……たしかに、その胸だったら肩に力が入るよな……」

リーゼリット「そういう意味で言ったんじゃないんですけど!///」

479 : ◆sIVlz2/mNs :2025/09/06(土) 19:02:55.49 ID:qD54RHQ9o
ーー貧民街 共同浴場 男湯

ガイ「……こうして一人になると、静かなものだな」

ガイ(こういうときは色々と考えてしまうな……俺のパーティは仲間として信頼できる連中だ。だが、気づけば俺以外は全員女性……)

ガイ(普段は意識しないようにしているが、ふとした拍子に目がいってしまうことがある……いや、駄目だ。雑念は捨てろ)

ガイ(彼女たちは俺を信じてついてきている。その信頼に応えるのが、俺の役目だ)キリッ

ガイ(たとえば……サーシャは……)



妄想ベビードールサーシャ「ねえ、ガイ。見て見て!こういうの、似合ってるかな?」

妄想ベビードールサーシャ「もっと近くで……見てもいいよ?///」ピラッ……



ガイ「……」ゴクリ
ガイ(いかん。落ち着け……別のことを考えよう……リーゼは……)



妄想メイドリーゼリット「ガイ、どう?……この服、ちょっとだけ恥ずかしいんだけど……///」モジモジ

妄想メイドリーゼリット「掃除も洗濯も……それから……もっと特別なことだって……全部、任せていいんだよ?///」ドキドキ



ガイ「……」ブクブクブクブク……

ガイ(やめろ……そんな目で見ていい仲間じゃないだろ……ッ)パシンッ

ガイ(イーリン!!!助けてくれ!!!)



妄想水着イーリン「ガイ様、湯加減はいかがでしょう?お背中、お流しいたしますね」ズイッ

妄想水着イーリン「もしお望みなら、もっと隅々まで……」ボソッ



ガイ「けしからん!!!俺は!!!仲間を!!!そんな目で!!!見てはいけないんだ!!!」ザッパァーン‼︎

湯煙に包まれたシルエット「ははっ……ずいぶん熱くなってるみたいだね?」

ガイ「アッ、ウルサクシテスイマセン」
480 : ◆sIVlz2/mNs :2025/09/06(土) 19:03:24.85 ID:qD54RHQ9o
湯煙に包まれたシルエット→フレン「今は僕とガイ君だけだから問題ないと思うけど……気をつけた方がいいかもね?」

ガイ「……フレンか。王宮にいなくて大丈夫なのか?」

フレン「今日は休日でね。休みの日にはいつもここに来るんだよ」ザパァ……

ガイ「そうだったのか」

フレン「ところで……聞いたかい?旧貴族派の屋敷が何者かに襲撃されて、そこの指揮者が拉致されたらしいんだけど……」

フレン「なにか知ってる?」

ガイ「……いや、何も。わからないな」

フレン「そうか。まあ、僕も詳しくは知らないけどね。ただ……不思議なんだ。襲撃なのに、死者は出ていないそうだ」

フレン「まるで、誰かが意図的に殺さなかったみたいに、ね」チラッ

ガイ「……それで?」

フレン「もし、その襲撃者に会ったら礼を言おうと思ってね」

ガイ「礼だと?」

フレン「うん。襲撃された屋敷の騎士達は、旧貴族派の中でも特に評判が悪かった。貧民街で好き放題暴れて、弱い者を嬲ることを楽しんでいた連中だ。……正直、僕だって我慢ならなかったが立場上、何も出来なかった」

フレン「だから、この件を聞いて少し驚いたんだ。力を示しつつも、殺害は避ける……不思議な連中だよ。その意図が正義なのか、ただの自己満足なのかはわからないけどね。あの騎士達にとってはいい薬になっただろう」

ガイ「……」

フレン「そろそろ上がろうかな。もし、襲撃者に会ったら僕の代わりに……ありがとう、と伝えておいてくれ」ザパァ

ガイ「……俺から言っても意味がないだろう」

フレン「ははっ!まあ、そう言わずにさ!……頼んだよ、ガイ君」

⭐︎入浴して疲れを癒し、一緒に入った人と仲良くなりました!
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