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【安価・コンマ】力と魔法が支配した世界で【二次創作】
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605 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/09/22(月) 01:12:34.67 ID:Uo7I76BBo
乙シルバークロースとクラウディア排除したら事実上のユーシリア編解決よね
606 :
◆sIVlz2/mNs
:2025/09/22(月) 21:35:28.37 ID:LaZlH542O
>>604
空いてる時間にニナさんの所に行っていたようです。ちなみに魔導銃の設定は今のところ詳しく決めていないので、作中でなんか前と描写が違うな?と思っても気にしないでください。
引き続き頑張っていきたいと思います。
>>605
内戦は止まる可能性が高いです。その後の政治は国の人々に任せて目的を達成するのもよいでしょう。すべては展開次第です。
そして元スレ様の無事を確認して嬉しい気持ちになりました。
この場を借りて、再度感謝を申し上げます。
607 :
◆sIVlz2/mNs
:2025/09/22(月) 21:41:14.02 ID:VjgObpUrO
ーーシルバークロース商会 拠点前
リーゼリット「さっきから一体なんなの、この金ピカ人間は!?」
魔導型狙撃銃「」バァン‼︎バァン‼︎
倒れる黄金の泥人形「」ボド……ボド……ドサッ……
新たに現れる黄金の泥人形「」ズズズ……
アインズ「チッ、倒してもキリがない……竜騎兵団より遥かに弱いが、このままだと不利だぞ」
ガイ「この魔術は相当燃費がいいらしいな……術者を倒さなければいつまでも現れるぞ!」
魔鉄の剣「」ジャキンッ
イーリン「道理でッ!……この辺りは警備の騎士が少ないんですねッ……!」ブンッ
サーシャ「みんな、無理しないで!囲まれたら危ないよ!」
シルバークロース「ふふふ……こんばんは、初めまして皆様方。私の魔法は気に入ってくれましたか?」スタスタ
ガイ「……貴様が術者か?」
シルバークロース「いかにも。シルバークロース・ゴールドマンと申します……以後、お見知り置きを」ペコリ
アインズ「フッ、わざわざ術者自ら前に出てくるとはな……!」ダッ
竜の槍「」ブンッ‼︎
シルバークロース「おっと」スッ
槍を防ぐように壁になる黄金「」ドンッ
アインズ「防がれた!?」バッ
シルバークロース「……いやはや、血の気が多くてかないませんね。少し、話し合いをしませんか?」
ガイ「……話し合いだと?」
シルバークロース「ええ、そうです。私はあくまで商人の端くれ。政治事にはあまり関わりたくないのです。人々がお求めになるので武器を用意し、流通を整える。それが私の役目にすぎません」
リーゼリット「すぎませんって……!そのせいでどれだけの人が苦しんでると思ってるの!」
シルバークロース「たしかに、無関係の人々には申し訳なく思いますがね。しかし、我々に罪はございません。欲する者がいるから売る、求める者がいるから渡す。ただ、それだけのこと……」
イーリン「それを免罪符にするつもりですか。結局は利益が欲しいだけでしょう」
シルバークロース「ええ、ええ!勿論ですとも!私は利益を選びます!それが商人というものですからね」
ガイ「……貴様とは相容れないことがわかった。話し合いは終わりか?」
シルバークロース「まあまあ……そう急がずとも。私はあなた方と取引がしたいのですよ」
608 :
◆sIVlz2/mNs
:2025/09/22(月) 21:41:48.91 ID:VjgObpUrO
アインズ「取引……?」
シルバークロース「そうです。応じてくれるのならば我々は今すぐにでも宰相と手を切り、この国から立ち退くことを約束しましょう」
サーシャ「……私達に何を求めるの?」
シルバークロース「とある物をいただきたい。翡翠の賽……でしたっけ?あなた方が持っているのでしょう?」
ガイ「……それがなんなのか知っているのか?」
シルバークロース「いいえ?ですが、協力者が欲していましてね……それを渡せば国一つ起こせる程の大金を我々は得られるのです」
リーゼリット「協力者って……まさか、フローディアとセーレフィレア!?」
シルバークロース「おや、知り合いでしたか。ですが、そのご様子だとあまりいい関係ではなさそうですね?」
ガイ「……ああ、良い思い出はないな。悪いが取引は断らせてもらう」
シルバークロース「そうですか……残念です」
イーリン「……ガイ様、リーゼリット様。シルバークロース・ゴールドマンを只今より暗黒館幹部として彼を危険人物に指定します。生死は問いません……脅威を排除してください」
シルバークロース「ふふ、物騒な言葉が聞こえましたねぇ。まさか暗黒館の者だったとは思いませんでしたよ」スッ
黄金の泥人形達「」ズズズ……
サーシャ「また増えた!」
シルバークロース「……交渉は決裂したようですし、私は自分の身を守らせていただきます。黄金は私の血肉にして鎧、我が意思が続く限り無限に湧き出す……果たしてあなた方はどれほど持ちこたえられるでしょうか?」
ガイ「来るぞ!全員、構えろ!」
アインズ「よくわからんが……奴を殺しても構わないんだな?……なら随分と楽だ」
竜角の槍「」チャキッ……
リーゼリット「……準備はできてるよ」
魔導型狙撃銃「」カチャンッ
サーシャ「……覚悟を、決めなきゃ……」
弓「」ギリギリ……
シルバークロース「ふふふ……さあ、舞台は整いました。どうぞ存分に楽しんでください……この、黄金の劇場を!」
床に広がっていく黄金「」ドロッ……
ーー戦闘開始 シルバークロースーー
01-10 痛恨(死亡判定あり)
11-65 劣勢
66-90 優勢
91-00 会心
コンマ下1
スプラッターボム+10 残り1回
はさみうち+30 残り1回
609 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/09/22(月) 21:50:28.40 ID:Uo7I76BBo
はさみうち
610 :
◆sIVlz2/mNs
:2025/09/22(月) 22:21:44.35 ID:PmNgFPJSO
シルバークロース「さあ、踊ってください……!」
黄金の泥人形「」
イーリン「オラァッ!」ブンッ
砕ける黄金の泥人形「」パァンッ‼︎
槍で周囲を薙ぐアインズ「ハァァァッ‼︎」
吹き飛ばされる黄金の泥人形達「」
イーリン「……黄金の人形は私とアインズ様に任せてください!、術者本人は任せました!」ゲシッ
砕ける黄金の泥人形「」グチャアッ
リーゼリット「了解……!」スッ
狙撃型魔導銃「」パァンッ ‼︎パァンッ‼︎
シルバークロース「無論、狙撃対策はバッチリです」
形成される黄金の壁「」ガキンッ‼︎ガキンッ‼︎
サーシャ「ガイ、いつでもいいよ!」
弓「」ギリギリ……
ガイ「わかった……行くぞ!」キュイイイン……シュンッ
サーシャ「うん!」
弓「」パシュッ‼︎
シルバークロース「魔導銃があるのに随分時代遅れな物を使っていますね。おすすめの商品を紹介しますよ?」スッ
黄金の壁「」ガキンッ
ガイ「……防がれるのは前提だ」シュンッ
シルバークロース「なっ、後ろにーー!?」バッ
ガイ「ハアッ!」
魔鉄の剣「」シャキンッ‼︎
宙を舞うシルバークロースの左腕「」
シルバークロース「あああああああッーー!?」ブシャァァァッ‼︎
シルバークロース「ぐっ……よくもォッ!!!」
ガイに遅いかかる黄金の棘「」ドドドドドドッ‼︎
ガイ「」シュンッ
ガイ「ふぅ……少し、有利になったか?」ザッ
溶ける黄金の泥人形「ドロォ……」
イーリン「溶けた……?」
アインズ「人形の数が減った!よくやったぞ、ガイ!」
シルバークロース「くッ……ハァ、ハァ……よもや、腕を落とされるとは……!」
左腕に集まる黄金「」ドロッ……
形成された黄金の左腕「」グッ
リーゼリット「……人形と攻撃に回す黄金が止血の分とあの左腕の分で減ったんだね。今がチャンスかも」スッ
サーシャ「……気は抜かないでいくよ」
弓「」ギリギリ……
01-50 劣勢
51-90 優勢
91-00 勝利
611 :
◆sIVlz2/mNs
:2025/09/22(月) 22:22:39.69 ID:PmNgFPJSO
失礼、コンマ下1
スプラッターボム+10 残り1回
612 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/09/22(月) 22:41:46.52 ID:mUYCzghSO
あ
613 :
◆sIVlz2/mNs
:2025/09/22(月) 23:59:49.44 ID:y0YJVwUlO
シルバークロース「……なるほど、なるほど……!面白い……!さすがは屋敷と武器庫で死者を出さずに制圧した方々だ!」
黄金の床「」ゴゴゴ……‼︎
床に溶けていく黄金の泥人形「」ズズズ……
イーリン「何をする気です!?」
アインズ「嫌な予感がする……黄金から離れろ!!!」
サーシャ「また黄金が集まって……さっきより大きい!?」
黄金で出来た巨人「グオオ……」ズン
リーゼリット「うそ……デカすぎない!?」
ガイ「見かけ倒しだ……!術者本人を倒すのは変わらない!」
シルバークロース「見かけ倒しかどうかは……その身で確かめていただきましょうか!」
拳を振り下ろす黄金の巨人「」ゴオオオッ‼︎
イーリン「くッ!退いてください!」ダッ
アインズ「力比べは任せておけ……!」ダッ
ガキィンッ‼︎
リーゼ「サーシャ、ガイ!!!シルバークロースを!!!」
狙撃型魔導銃「」パァンッ‼︎パァンッ‼︎
サーシャ「うん……!」
弓「」パシュン‼︎パシュン‼︎パシュン‼︎
シルバークロース「ははは……やはり見事です。これほどの連携、これほどの力……!」
黄金の壁「」ガキンッ‼︎ガキンッ‼︎
シルバークロース「しかし……一歩及ばないようですね」
暴れる黄金の巨人「グオオ‼︎」
吹き飛ばされるイーリン「くっ……」
吹き飛ばされるアインズ「チッ……」
サーシャ「イーリンさん、アインズさん!!!」
リーゼリット「サーシャ、攻撃を続けて!!!」
狙撃型魔導銃「」パァンッ‼︎パァンッ‼︎
シルバークロース「どうやら私の勝ちのようですね……ここまで追い詰められたのははじめてですよ」
ガイ「それは光栄なことだ」シュンッ
シルバークロース「先程から姿が見えないと思えば……!ですが、同じ手は通じませんよ……!」
シルバークロースを包む黄金「」ドロドロ……
シルバークロース「これでもう斬られることはありませんよ!!!さあ、どうします!?」
ガイ「……雷に打たれたことはあるか?」ビリッ……
シルバークロース「はぁ?こんなときに一体何の話を……あるわけがないでしょう」
ガイ「そうか……なら良い経験になるといいな」ビリッ……
ガイ「雷よ……!」バチバチバチバチッ‼︎
シルバークロース「あがががががががが!?」ビリビリ
黒焦げシルバークロース「ぐっ……あ……」シュゥゥゥ……
崩れ落ちる黄金の巨人「」ガラガラ……
ガイ「……」
コンマ下1
01-10 ???
11-40 逃走
41-00 勝利
614 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/09/23(火) 00:10:50.92 ID:11b3GE0ao
あ
615 :
◆sIVlz2/mNs
:2025/09/23(火) 00:19:47.30 ID:Ys/EtkcTO
戦闘が終わったので本日は終わります。
次回の更新も明日予定です。
それでは、おやすみなさい。
616 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/09/23(火) 01:54:56.79 ID:LRTwMDS3o
おつ
そういえば爆弾の事忘れてた…
もし宰相戦があるなら本人に使う事になりそうだが…そうなると絵面が酷いな
617 :
◆sIVlz2/mNs
:2025/09/23(火) 13:28:52.13 ID:QL/A9Ol4O
>>616
スプラッターボムは元の安価のままだと描写がすごいことになってしまいそうだったので、元の風味を残しつつ別物に変えてしまいました。効果自体は閃光玉と変わらないので使えるときに使ってしまいましょう。
618 :
◆sIVlz2/mNs
:2025/09/23(火) 13:31:25.13 ID:QL/A9Ol4O
捕縛されたシルバークロース「……ぐ、ぬぅ……!この私が敗北するとは……!」
アインズ「ただの商人にしては随分、手強かったな……魔法の扱いは下手な魔導士以上だった」
イーリン「ええ……ですが、もはや抵抗は不可能。あとは処遇を決めるだけです」
シルバークロース「あなた方の目的は一体……?」
サーシャ「この内戦を止めることです……可能な限り、犠牲を出さないようにして」
シルバークロース「ふふ、なるほど……一連の襲撃にはそういう理由があったんですね……」
ガイ「……なぜ、宰相と手を組んだ?」
シルバークロース「……先程も申し上げた通り、利益ですとも。理由はわかりませんが、宰相閣下は戦を望まれている……戦があれば武器が売れ、武器が売れれば金が流れる。それは武器商人の我らにとって、何よりも甘美な機会でした」
リーゼリット「そんなことで……!」
シルバークロース「あなた方とて、武器を使っているではありませんか。必要だから我々は存在するのですよ」
イーリン「……それを正当化と言うのです」
シルバークロース「ふふ、そうですね……世界から争いがなくならない限り、私達のようなものはいなくならない。言い換えればーー人が争う限り、我らは必要悪として在り続けるのです」
アインズ「必要悪だと……?」
ガイ「その存在が争いを長引かせているのだろうが」
シルバークロース「……否定はいたしません。しかし、否定したところで変わらぬのも事実でしょう」
サーシャ「……」
シルバークロース「それで……私の処遇はどうなさるので?今の時点で少なくとも、私以外の武器商人が来るまで内戦は静まると思いますが」
イーリン「……確かに、ここであなたを捕らえたことで宰相の兵站は揺らぎます。しかし、あなたがフローディアとセーレフィレアと繋がっている以上、私達にとっては簡単に放っておける存在でもない……この国では宰相の手がかかっている為、牢に捕えることもできません」
サーシャ「……どうしよう、ガイ」
ガイ「……」
シルバークロースの処遇
多数決下1〜
先取2票
1・殺害(殺害します。当分は内戦が停まりますが、その状況をよく思わない勢力が何かしでかすかもしれません。)
2・拘束(図書館で拘束します。宰相の手の者が奪還しにきたり、逃走を図られる可能性があります。)
3・国外追放(国外に追放します。別の場所で武器を売り出してまた別の脅威となったり、フローディア、セーレフィレアと手を組む可能性があります。)
619 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/09/23(火) 13:32:52.16 ID:1ceCbWRGo
2
620 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/09/23(火) 13:59:50.18 ID:1r6YQDnMo
3
621 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/09/23(火) 14:28:12.40 ID:cxTKjbtPO
3
622 :
◆sIVlz2/mNs
:2025/09/23(火) 19:48:39.11 ID:MCMB6v/fO
すいません。名前を間違えていました。
セーレフィレアではなく、正しくはセーレフェリアです。
間違えてしまって申し訳ありません。
623 :
◆sIVlz2/mNs
:2025/09/23(火) 19:49:34.95 ID:MCMB6v/fO
シルバークロース「……ほう、国外追放ですか。殺されず、拘束もされず……なんとも寛大なご処置だ。少々甘すぎるのでは?」
ガイ「勘違いするな。これは情けでも慈悲でもない。貴様をこの国で野放しにしておけないだけだ」
イーリン「国外に追放する以上、二度とこの国に足を踏み入れぬと誓っていただきます。誓いを破れば……その時は命はないと思いなさい」
シルバークロース「ふふ……承知いたしました。ですが、武器を求める声のある場所であれば、我らの居場所は尽きません。別の地で商いを続けますよ?」
ガイ「……今回は貴様等が俺達の目的の邪魔になるから排除したまでだ。この国だけじゃなく、他の地でまた障害になるようであれば……そのときはまた排除する」
シルバークロース「ははは、そうならないよう気をつけましょう……では折角拾った命です。あなた方の気が変わらぬ内に、この国を出るとします」
シルバークロース「では、ごきげんようーー内戦を止める英雄達よ……願わくば、もう会わないことを祈りますがね」
◆
ーーユーシリア帝都 城門付近
サーシャ「本当に出て行っちゃった……でも、これで内戦はしばらく収まるんですよね?」
イーリン「ええ。ですが、補給がないので戦いたくとも戦えない状況というだけで、シルバークロース商会の代わりが見つかった場合……すぐにでも内戦は再開されるでしょう」
リーゼリット「じゃあ中立地帯で停戦協定を正式に結ばせないと……その前に両派閥の代表者を決めないとか」
アインズ「そのあとはこの国に住む者の問題だ。我らの目的はあくまで内戦を終わらせることだろう?なら、もう少しだな」
ガイ「ああ……そうだな……」
サーシャ「……ねえ、ガイ。また難しい顔してる。何か気になることでもあるの?」
ガイ「……宰相だ。まだ奴を直接、どうにかしたわけじゃない」
イーリン「確かに……シルバークロースを追い出せたのは大きな一手でしたが、まだ彼女には築かれた地位があります」
リーゼリット「裏で糸を引く本丸は、まだ城に居座ったまま。このまま放っておいたら、今後、新しい争いが起きるかもね……」
アインズ「……」グゥー
ガイ「フッ……一度、大図書館に戻るか。腹ごしらえをしてから、今後のことを考えよう」
アインズ「い、今のは私じゃないぞ!?」アセアセ
サーシャ「ふふ……アインズさん、お腹すいたんですね?」
アインズ「ち、違う!これは魔翌力の波動の乱れというやつで……!」
リーゼリット「はいはい……私もお腹すいたし、早く戻ろうよ。今日は何作るの?」
サーシャ「えっ、どうしよう何も考えてなかったよ……」
イーリン「ふふっ……サーシャ様、私も手伝いますよ」
ワイワイ……
⭐︎シルバークロースをユーシリアから追い出しました。内戦が一時的に止まります。
624 :
◆sIVlz2/mNs
:2025/09/23(火) 19:50:38.71 ID:MCMB6v/fO
ーー帝都大図書館
ソール「ーーなるほど、それでシルバークロース商会はこの国から引き上げたのですね?」
ガイ「ああ……だが、まだ宰相が残っている。シルバークロースが消えたことで、どう動くかはわからない」
ソール「宰相の本当の目的が内戦の継続だとすれば、別の補給手段を探すか……あるいは、より強硬な手段に出る可能性もあり得る」
イーリン「……その可能性は十分にあります。彼女はまだ正統派の政治家という仮面をかぶったまま、帝都の中枢にいますから」
リーゼリット「うーん……なら、とりあえず牽制の意味でも早く停戦協定を結ばせた方がいいね。フレンさんとライオネル卿に話を通さないと……」
サーシャ「優先度はちょっと低くなるけど民主派としてみんなの声も知らせないとね……!」
アインズ「それで……今日はどう動く?」ガツガツムシャムシャ
ガイ「そうだな……」
現在はユーシリア帝国です。(11日目)
何をする?
安価下1〜3
625 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/09/23(火) 19:51:03.86 ID:JXR53X6B0
サーシャも武器を改造してもらう
626 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/09/23(火) 19:55:02.14 ID:MxUvqbprO
フーミンと宰相の様子を偵察に行く
627 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/09/23(火) 20:11:18.57 ID:LRTwMDS3o
両陣営へ話を通しに行く
628 :
◆sIVlz2/mNs
:2025/09/23(火) 22:34:02.64 ID:UcfoJ1N2O
ーー王宮
フーミン「相変わらず無駄に荘厳としてるわね、ここは」
ガイ「……何度か入ったことがあるのか?」
フーミン「探偵に依頼する王宮の人達もそれなりにいるのよ。浮気、金の流れ、不審な文書、下働きの不満……。きらびやかなだけが王宮じゃないってこと。もちろん、依頼されることは本当に稀なんだけどね」
ガイ「……さて、フレンはどこにーー」
フレン「ガイ君、ここだよ」ポンポン
ガイ「ッ!?」バッ
フレン「ははは!ごめんごめん。今日は一体、何の用があって王宮へ来たんだい?それも、フーミンさんと一緒に来るなんて」
ガイ「ちょうど良い。あなたに用があって来たんだ、少し時間をもらえるか?」
フレン「僕に……?あまり多くはとれないけど。書斎で話そうか」
◆
フレン「完全中立地帯……そんなことになっていたんだね。しばらくミントの所に行ってなかったから、気がつかなかったよ」
ガイ「それで……引き受けてくれるか?」
フレン「勿論!ようやく、内戦が終わるんだ。平和に近づくためなら喜んで引き受けるよ」
ガイ「……助かる」
フーミン「まぁ、断ったときは王宮の恥部をいくつか表に出して脅そうって考えてたんだけどね」
手帳「」チラッ
フレン「随分と物騒だなぁ……まあ、でも任せてくれ。今は武器庫の襲撃の件と昨日起こったシルバークロース商会の拠点襲撃の件でいろいろ事務作業があるから直ぐには取り掛かれないけど……」
ガイ「……」メソラシ
フレン「あっ、違うよ?そういう意味で言ったんじゃないんだ。僕は本当に、君たちが動いたおかげで状況が大きく前に進んだと思ってるよ」
ガイ「……あまり表沙汰になってないとはいえ……やってることはギリギリだ。気にしないわけにはいかない」
フーミン「ギリギリっていうか、完全にアウトよ。何も知らない人から見れば、あなた達のやったことは愉快犯のテロみたいなものだからね?」
フレン「はは……それでも、市井の人々はその内わかるさ。どっちが争いを止めようとしていて、どっちが火をくべていたのかを」
ガイ「そうだといいが……」
フーミン「ここでの用事は済んだわね?もう一つの目的を果たしに行くわよ」
フレン「もう一つ?一体何を……」
ガイ「シルバークロースが立ち去って、宰相がどんな様子かを探りに来たんだ」
フレン「……そうか。今の所、大きく様子は変わってないみたいだけど……僕が気づいてないだけで何か変化があるかもしれない。くれぐれも注意して行動してくれよ」
ガイ「……忠告、感謝する」
◆
629 :
◆sIVlz2/mNs
:2025/09/23(火) 22:34:50.56 ID:UcfoJ1N2O
クラウディア(シルバークロースめ……まんまとやられて逃げ去るとは……!これでは私の計画が遅れてしまう……!)
ドア「」コンコン
クラウディア「コンナトキニ……どうしました?」
側近騎士「クラウディア様。魔族連合の者が面会をしたいと……」
クラウディア「……通しなさい」
◆
クラウディア「……5日ぶりですね?何か私に御用がおありで?」
ガイ「いや……用という用は。王宮に立ち寄ったので挨拶をしようと思ってな」
クラウディア「まあ、ご丁寧に……何か見過ごせない変化でもあったのかしら?」
フーミン「……武器商人がいなくなったのに、随分と余裕があるのね」
クラウディア「武器商人?ああ、彼らの話ですか。退場は惜しいけれど……私の元には、他にも取引を望む者がいます。いずれ、より良い相手が見つかるでしょう」
ガイ「……一つ、忠告しておく」
ガイ「もう一度、シルバークロースのような連中を招くのなら……その時は、こちらも黙ってはいない。誰が背後にいようと関係ない。民を苦しめる者には、正面から立ち向かうまでだ」
クラウディア「……随分と勇ましいこと。その言い振りだと、一連の襲撃犯はあなた方だと言っているみたいですよ?」
ガイ「仮に、俺達だったとして証拠はあるのか?」
クラウディア「……仮に、ですって?ふふ、ふふふふふふ……」
クラウディア「残念ながら証拠というものはまだ手元にございません。でも、世の中には確信だけで動く者もいるものですわ……あなたがたのようにね」
フーミン「あら……宰相閣下にしては感情的ね」
手帳「」パラパラ……
フーミン「けれど、私たちには確信を裏付けるものがあるの。取引記録、金の流れ、そして……城外の補給路の情報。少しずつだけど、あなたが内戦を引き起こした証拠は集まりつつあるわ」
クラウディア「……まるで裁判でも始めるような口ぶりですこと」
ガイ「それも、そう遠くない話かもしれないな」
クラウディア「でも、忘れないでいただきたい。私は正当な手続きで任命された宰相です。私を貶める行為は、国家への反逆と見なされても仕方ありませんわよ?」
フーミン「ならば、堂々としていればいい……私たちは、ただ真実を探しているだけだから」
クラウディア「……結構。ですがお気をつけなさい。次に私の前に現れるとき、あなた方を『使者』として迎えられるとは限りませんわ」
ガイ「それはお互い様だろう。次に会うとき、あなたが『宰相』である保証もない」
クラウディア「……!」
シーン……
クラウディア「……もうよろしいかしら?」
フーミン「ええ、言いたいことは全部言ったわ。ごきげんよう、クラウディア宰相閣下」
クラウディア「……ふふ、またお会いしましょう。平和を愛する魔族連合の使者達……」
◆
クラウディア(この程度の障害で止まると思わないでちょうだい……ユーシリアはまだ始まり。次はオノゴロ、その次はテラヌス・ウルス……ええ、すべて手の内に入れるわ。世界征服なんて、言葉が陳腐なほどにね)
クラウディア(ロスチャイルドの名にかけて……!)
⭐︎フーミンと宰相の様子を確認しました
630 :
◆sIVlz2/mNs
:2025/09/23(火) 22:35:22.95 ID:UcfoJ1N2O
ーー帝都 旧貴族派本邸
ライオネル「そうか……ようやく、内戦が終わるのだな」
イーリン「ええ。あとはライオネル卿が代表者として停戦協定に臨んでいただければですが」
ライオネル「断る理由がない。元より、内戦をために剣を取ったのだ……今こそ、納めるときだろう」
イーリン「感謝します、ライオネル卿。中立地帯での協定締結……準備を進めさせていただきます」
ライオネル「ああ、任せておけ。……この戦で傷ついた者たちのためにも、無駄な血はこれ以上流すわけにはいかない」
アインズ「……貴様の決断が、多くの未来を救うだろう」
ライオネル「……その言葉に恥じぬよう努めよう。ただ戦うのではなく、引くべき時を見極めることもまた責任だと心得ている」
ライオネル「たとえどれほど困難なでも命を繋ぐ道があるのならば、それを選び取らねばならない。それが、未来を託される者の務めだと信じているよ」
イーリン「……立派なお考えです。卿のような方がこの国にいてくださること、私たちにとっても大きな救いです」
ライオネル「いや、救われたのは我々の方だ。君たちが動いてくれなければ、この国は取り返しのつかぬ場所になっていたかもしれない」
アインズ「……」
ライオネル「改めて、感謝する。君たちの勇気と行動力に。そしてこの手を、まだ握ってくれる気概に」
イーリン「……必ず、平和を形にしてみせます。どうか、ご協力を」
ライオネル「ああ、共に歩もう。内戦の終わりと、新たな帝国の夜明けのために」
⭐︎停戦協定の準備ができました
631 :
◆sIVlz2/mNs
:2025/09/23(火) 22:35:54.99 ID:UcfoJ1N2O
ーー貧民街
ニナ「お、リーゼリット。銃の調子はどうだ?」
リーゼリット「すごく良い感じです!昨日も大活躍だったんですよ!!!」
ニナ「ククッ、そいつはよかったな……今日はサーシャがお客様かい」
サーシャ「リーゼが武器を改造してもらってたから、私も羨ましくなっちゃって……」
ニナ「なるほど……得物はなんだ?改造してやろう」
サーシャ「えっ、いいんですか!?……でも、コレって改造できるのかな?」
弓「」スッ
ニナ「弓か……魔導機械とかと違ってシンプルかつ完成されている構造だ。改造……というよりは新しいのを作ることになるが、それで構わないか?」
サーシャ「……新しいの、ですか?」
ニナ「ああ。お前の弓はよく手入れされてる。だけど、これ以上を求めるなら、基礎構造から見直す必要がある」
リーゼリット「ってことは、サーシャ専用の特製弓ができるってこと……?」
ニナ「そうなるな。射手の魔翌力の流れ、癖、立ち回り……全部考慮して、一から組み上げる。まあ、私は魔導機械専門であって武器職人ではないからかっこいいことは言えんが……」
サーシャ「お願いしますっ!私、もっともっと戦えるようになりたいんです!」
ニナ「いい返事だ。……じゃあ、いくつか質問させてもらうぞ」
サーシャ「はいっ!」
◆
ニナ「さあ、できたぞ……持ってみろ」
魔導弓「」ポン
リーゼリット「すごく見た目がメカメカしいけど……弓なんだよね?」
ニナ「ああ。使用感は今使ってるものとそう変わらない筈だが、どうだ?」
サーシャ「わっ……すごい。ずっと使ってたみたいに感じます!」
ニナ「ククッ……試していくかい?あそこのガラクタを撃ってみろ」
サーシャ「まずは普通に……」
魔導弓「」ギリギリ……バシュンッ‼︎
ガラクタ「」ドスッ‼︎
サーシャ「使い勝手も変わらない……すごいです、ニナさん!!!」
ニナ「まあ、ここまではな。次はその弓の機能を試してみてくれ」
サーシャ「わかりました……」
魔導弓「」ポワ……
精製された魔翌力の矢「」シュン……
リーゼリット「えっ、魔翌力を矢に変換したの!?すご……」
ニナ「これで物理的に矢がなくなっても、使うことができるようになる……属性魔法の矢も、使い手依存になるが生成できるようにした。銃と違って構造がシンプルだからな……属性を組み込むことは出来なかった」
サーシャ「いいえ……ありがとうございます、ニナさん!」
ニナ「礼には及ばないさ……上手く扱ってくれよ?」
⭐︎サーシャが魔導弓を手に入れました。
632 :
◆sIVlz2/mNs
:2025/09/23(火) 22:36:22.21 ID:UcfoJ1N2O
ーー帝都大図書館
アインズ「両派閥ともに停戦協定を結ぶ準備はできたな」
イーリン「ええ。あとは中立地帯で協定書に署名するだけですね」
サーシャ「ようやく、内戦が終わるんだね……」
ガイ「……まだ宰相という問題が残っているがな」
アインズ「動きを見せなければ、それに越したことはない。だが……そううまくは行かんだろう」
リーゼリット「うん。きっと、何か仕掛けてくる……そんな予感がする」
ガイ「……今日の行動に移ろう」
現在はユーシリア帝国です。(12日目)
何をする?
安価下1〜3
⭐︎停戦協定に立ち会う場合はその旨を記載してください
633 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/09/23(火) 22:51:04.58 ID:11b3GE0ao
アインズに餌付け
634 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/09/23(火) 22:59:02.50 ID:zLr7t5uiO
停戦協定の詳細とついでに宰相追放の方法をソールや両派閥の代表と話し合う
635 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/09/23(火) 23:23:13.34 ID:LaWS2j0FO
停戦立ち会う
636 :
◆sIVlz2/mNs
:2025/09/23(火) 23:53:58.08 ID:Gz+8c5I0O
安価が埋まったので本日はここまでにします。
>>634
の停戦協定の詳細については
>>635
で停戦協定に立ち会うことになったので割愛させていただきます。なので、次回はアインズさんへの餌付け、停戦協定の立会い、宰相追放の相談を行いたいと思います。
次回更新は土曜日予定です。それでは、また。
637 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/09/24(水) 02:01:54.57 ID:Zo8ip5mVo
乙
そうこうしている間に世界樹の力の残滓奪われてるのじゃ
496.64 KB
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