【安価・コンマ】力と魔法が支配した世界で【二次創作】

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826 : ◆sIVlz2/mNs :2025/10/25(土) 07:57:13.94 ID:Dfe095QEO
ガイ「コレをくれ」
魔導拳銃「」カチャ……

露天商「魔導拳銃ですね。コイツは普及品で今じゃどこでも手に入りますが、威力を出すにはある程度の練習が必要なんで人気はないんですよね……折角ウチで買ってくれるんならまけときますよ!」

ガイ「いいのか?」

露天商「兄さんはもはやウチのお得意様ですからね!よほどの無茶じゃなければ叶えてあげるのが商人ってモンですよ!」

ガイ「フッ、そうか……ならありがたく買わせてもらおう」

露天商「毎度あり!大丈夫だとは思いますが、扱いには気をつけてくださいよ?魔導式は暴発すると洒落にならないですから」

ガイ「心得ている」

露天商「いや〜、やっぱ兄さんが持つと様になるなぁ。旅慣れた雰囲気っていうか、命の匂いがするっていうか……」

ガイ「……褒め言葉として受け取っておこう」

露天商「ええ、もちろん!また面白いもんが入ったら声かけますんで、ぜひ見てってください!」

ガイ「ああ、期待している」

⭐︎閃光玉3つと魔導拳銃を入手しました。
827 : ◆sIVlz2/mNs :2025/10/25(土) 08:02:06.17 ID:1jAzf2YDO
スタスタ……

サーシャ「」ワイワイ
リーゼリット「」ワイワイ
アインズ「」ワイワイ
テル「」ワイワイ

ガイ(ん?……あの店にいるのは──女子組か。邪魔をしたら悪いし、引き返すか)クルッ

サーシャ「あ!あれって──!ガイーーー!!!」ブンブン

ガイ(……行くか)



ーーウォーターポート レストラン

ガイ「みんなで集まって何をしているんだ?」

テル「顔合わせ会だよ!ガイ君も誘おうと思ったのに、すぐどっか行っちゃうんだから〜」

ガイ「……アインズ以外は既に知っているんだよな?」

テル「え〜、だからってやっちゃダメな理由にはならないでしょ?」

ガイ「まあそうだが」

アインズ「……魚が旨いな。海の街は、食材の鮮度が違う」モグモグ

リーゼリット「アインズさん、すごく満喫してるじゃないですか」

サーシャ「ふふっ、なんかこうしてると旅の前って感じがして楽しいね」

テル「うんうん……ほら、ガイ君も座って!」グイッ

ガイ「……」ストン

リーゼリット「じゃあ全員揃ったし……改めて乾杯しない?」

サーシャ「うん!いいね!どうせなら、道中の計画もみんなで確認しておきたいし!」

テル「えー?そんな真面目な話より、まずは飲もうよ〜!計画なんて酔ってからでも立てられるって!」

アインズ「それは計画ではなく、混沌というのだ」

テル「うっさいなぁ、硬いこと言わないの!楽しく行こう、楽しく!」

アインズ「……ふむ。だが、確かに楽しむというのも悪くない。旅に出るのだ、少し浮かれるくらいが丁度いいかもしれんな」

テル「でしょ〜?」

リーゼリット「ほら、ガイもグラス持って!」

ガイ「……仕方ないな」スッ

サーシャ「それじゃあ──明日からの旅が、無事で楽しいものになりますように!」

全員「かんぱーい!」

カチン

テル「……ぷはぁ〜!やっぱりこれだねぇ!次持ってこーい!!!」カラン

サーシャ「もう飲み干してる!?」

アインズ「フッ……さて、旅路についてだが……ミュージアと大魔女帝国を通るといったな?そこはどういったところなんだ?」

テル「そっか、アインズさんは知らないんだったね。じゃあミュージアのことから教えてあげましょう!」

テル「ミュージアはかつて芸術都市として有名だった場所だよ。シノホシの襲撃による復興途中で世界めくれが起きて、もう復興は絶望的かと思われていたんだ。デロデロ教の信者達が手伝ってくれたのもあって立て直すこと自体はできたんだけど……」

ガイ「なにか問題が?」

テル「かつての芸術の都としての姿は影を潜めて、今はある種の宗教国家のようになってしまっているんだよ」

リーゼリット「へー……ずっとあんな雰囲気の国なんだと思ってましたよ」

テル「前は絵や音楽、劇場なんかで街中が賑やかだったんだけどね。今はそのほとんどが祈りとかに変わっちゃった。あちこちに教会が建って、信者の行列ができてるの」
828 : ◆sIVlz2/mNs :2025/10/25(土) 08:02:32.18 ID:1jAzf2YDO
アインズ「デロデロ教というのはなんだ?ロイエ教なら知っているが。初めて聞いたぞ」

サーシャ「私も詳しくはないけど……全部が混ざり合うとかいう教えのところですよね?」

テル「そうそう。全てが溶けて一つになることで真の平和が訪れるとか言ってるけど、まあ……怪しいっちゃ怪しいよね。でも、スライムちゃんが多いから、信じるのは別として私は好きだけどなぁ」

アインズ「……個の存在を否定し、全を至上とする思想か。危ういな」

ガイ「復興を支援した理由は、信仰の拡大か」

テル「どうだろう?多分、当人達にそんな意識はないと思うけど……結果的にそうなっちゃったんだろうね。人々には優しいし、街の治安も悪くはない。観光客も普通にいるよ。ただ、どの場所でも教義を聞いていってくださいって声をかけられたりするから……長居はおすすめできないかな」

リーゼリット「でも、芸術の名残も少しはあるんでしょ?」

テル「うん。昔の建物を使って作られた美術館とか、廃劇場を改修した教会兼劇場とかね。見た目だけはすごく綺麗だよ」

アインズ「……形だけの美など、儚いものだな」

ガイ「宗教関係には深入りしないように気をつけよう……大魔女帝国は?」

サーシャ「私が説明するね!大魔女帝国は十年前にテラヌス砂漠に墜落して以降、そのまま砂漠の上で栄えている国だよ。名前の通り、大魔女が国を治めているの!」

アインズ「待て、墜落と言ったか?空にでも浮かんでいたのか、その帝国とやらは」

テル「信じられないけど昔は浮いてたんだよ?入るのにも大変な手続きが必要だったんだから!」

サーシャ「今はそういった手続きは廃止されてるけどね。最近はテラヌス・ウルスと大魔女帝国が共同で、砂漠に眠る古代遺跡の調査をしてるんだよ」

リーゼリット「ふーん、古代遺跡をねぇ……」

サーシャ「うん。十年前、あの浮翌遊都市が砂漠に墜ちてからも大魔女様はずっと国を導いてきたの。研究や発掘の中心は今も大魔女帝国で、特に最近は世界めくれの影響を調べてるらしいよ」

アインズ「ふむ。砂漠の真ん中で都市を維持し続けるとは……実に興味深いな」

テル「ほんとすごいよね〜!夜になると魔法灯が砂漠を照らすんだって!観光にも人気らしいよ?」

リーゼリット「夜の砂漠かぁ……ロマンチックかも」

サーシャ「それに、大魔女様ご自身も前線に出てるんだって。外交や学術調査、全部を一人で取り仕切ってるって話」

アインズ「大魔女が現役で活動しているというのか……なんともやりそうな人物だな」

サーシャ「本当に生ける伝説って感じですよね。あの人がいる限り、安泰って言われてるんですよ」

ガイ(大魔女クローディア。夢で見た彼女と、同じ存在……なのか?だが、あれではどう考えても……)

サーシャ「どうかした、ガイ?」

ガイ「……いや、今回の旅路は面白いことになりそうだと思ってな」

サーシャ「そっか……そうだね。きっと、楽しくなるよ!」ニコッ

⭐︎ミュージアと大魔女帝国について軽く知りました。
829 : ◆sIVlz2/mNs :2025/10/25(土) 08:16:35.52 ID:NdyfQeVuO
ーー暗黒館 幹部宿泊部屋

ガイ「」zzz

ドア「」キィィィ……

スタ……スタ……

ベッド「」ギシッ

ガイ(ん……なんだ……?)

酔いイーリン「あれぇ?……私の部屋に誰か……いりゅ……?」

ガイ「……イーリン!?ここは俺の部屋だぞ!?」ガバッ

イーリン「……ガイ……?なぁに?寝ぼけてんの……?アンタが私の部屋に来たんでしょ〜?」フラフラ

ガイ(完全に酔っているようだ。これは面倒なことになる……逃げなければ──)キュイイイン……

イーリン「おっと、逃がさねぇぞコラ〜♪」ガシッ‼︎
ガイ(捕まった!?……って)シュウン……

腕を掴まれるガイ「いだだだだだ!!!」ミシミシィッ‼︎
ガイ(力、強!?)

ガイ「わかった!逃げない!逃げないから、離してくれ!」ミシミシ……

イーリン「ん〜?さっきから逃げ腰じゃねぇか……誰が入室を許可したんだ、お〜?」

ガイ「俺の部屋なんだから、許可など必要はないだろう!」ミシミシ……

イーリン「ほぉ〜?言うようになったなぁ?」パッ
ガイ(離れた……!今のうちに──)バッ

ガイを掴むイーリン「逃すかッ!!」ガシッ
掴まれるガイ「ぐぇっ!!!」
イーリン「──オラァッ!!!」ブンッ‼︎

ベッドに投げられるガイ「ぐっ!?」ドサッ

ガイ「かはっ……う、ぐ……」
馬乗りになるイーリン「よっと」ストン

ガイ「ごふッ!?……お、重……」

イーリン「あ"?」

ガイ「ナンデモナイデス」

イーリン「フン……まあいいや……そのまま動くなよ──」スッ

ガイ「な、何をするつもりだ……?」

イーリン「私の部屋に許可なく入った罰♪」ニヤリ

ガイ「だから、ここは俺の部屋だと言って──」

イーリン「へぇ〜、まだ言い訳すんの?」ツー

ガイ「ッ!指で、なぞるな……!」

イーリン「罰の一環♡」

ガイ「……全然意味がわからんぞ」

イーリン「わからなくていいんだよ」ズイッ

ガイ(ち、近い……!)

イーリン「ふふっ、顔赤くなってんじゃん」ペタペタ

ガイ「……だいぶ酔ってるな」

イーリン「そりゃそうだろ。酔ってなきゃ、こんなこと──」

ガイ「……?」

イーリン「──今のはなし。忘れろ」ギュッ

肩を握られるガイ「いだだだ!!!」

イーリン「ん?……思ったより凝ってるな」

モミモミ……
830 : ◆sIVlz2/mNs :2025/10/25(土) 08:17:04.80 ID:NdyfQeVuO
肩を揉まれるガイ(……どうして、こうなった?)

肩を揉むイーリン「どうよ?結構上手いだろ……オーナーとアモには好評なんだぞ?二人以外にやるのはガイが初めてだけど」グッグッ

ガイ「……たしかに、上手いが……」

ガイ(普通に気持ちいいな……だが、この状況はマズい。匂いと、吐息で理性が削られていく……ダメだ、何も考えるな。無になれ)

イーリン「んっ……」グッグッ
ガイ(これは無理だろ)

イーリン「ん?……あっ……私のこと、そういう風に見れるんだ?」

ガイ「すまない……もう、退いてくれ」

イーリン「別に私はガイが相手だったら構わないけど……」スッ

イーリン「んしょっと……」ヌギ……

ガイ「!?待て、それは──」

パサッ……

下着イーリン「……ふふっ、びびってんの?」

ガイ「そういう訳じゃ……お前こそ、顔が赤いぞ」

イーリン「うるせぇな、酒のせいだよ……なぁ、ガイ」ギシッ

ガイ「……な、なんだ?」

イーリン「ユーシリアのとき……アンタは自分の記憶を差し出してまで私達を助けてくれた……どうしてそんな、自分を削るような真似ができるんだ……?」

ガイ「……記憶を失うとは思っていなかったというのもあるが……誰かを救えるなら、それで十分だと思った。俺は、そういう生き方しかできないみたいだ」

イーリン「……そんなの、只のバカだろ……」

ガイ「そうかもな。だが、性分だからどうにもならん……記憶を失うと知っていてもきっと、同じことをしたと思う」

イーリン「……聖女さんみたいだな」ボソッ

ガイ「ん?」

イーリン「……誰かを守るためなら、自分がどんな状況でも平気なフリする。知ってるヤツにソックリだと思ってさ」

ガイ「……」

イーリン「……見てるこっちは、結構怖いんだよ。笑ってるのに、心がどこにもないみたいで……アンタがいなくなる気がして、ゾッとする時がある」

ガイ「……そうか」

イーリン「なぁ、ガイ。もし、また何かを差し出さなきゃいけねぇって時が来たら……」

イーリン「今度は少しくらい……私にも背負わせろよ。アンタ一人が潰れるのは、もう見たくねぇから……」

ガイ「イーリン……」

イーリン「なーんて、酔っ払いの戯言だよ。聞かなかったことにしとけ」ピンッ

デコピンされるガイ「っ……」

イーリン「悪い、冷めちまったな……今日はもう寝る」ポスッ

ガイ「……イーリン?」

イーリン「zzz」

ガイ「……ありがとう、イーリン」ボソッ

毛布「」パサッ……

ガイ(……酒場で一夜明かすか)スッ

ドア「」キィィィ……バタン……

⭐︎イーリンからマッサージを施されました。
831 : ◆sIVlz2/mNs :2025/10/25(土) 08:19:13.36 ID:d9jJ99lcO
ーーウォーターポート

ガイ「ふぁぁ……」

サーシャ「ガイ、昨日は眠れなかったの?」

ガイ「訳あってな……」

リーゼリット「夜通し鍛錬とかしてたんじゃない?体壊すよ」

ガイ「……まぁ、似たようなもんだ」

テル「移動中寝てていいよー。運転は私に任せといて!」

ガイ「不安しかないが、頼んだ」

テル「ひどいなぁ!?私、意外と運転うまいんだからね!」

サーシャ「あはは──ん、あれは……アモちゃん?」

魔導車・改「」ブロロ……キキーッ

アモ「やっほー。イーリンさんの代理でみんなに魔導車を受け渡しに来たよ」

リーゼリット「代理?イーリンさん、何かあったの?」

アモ「あはは……まあ、うん……」チラ

ガイ「……」フイッ

サーシャ「?」

アモ「えーっと……イーリンさん、昨日ちょっと飲みすぎちゃってさ。今日は寝込んでるんだ」

テル「酒豪の彼女が寝込むなんて珍しいねぇ。何があったんだろ」

アモ「さぁね〜?……ま、とにかくこれが魔導車ね!整備はバッチリしてあるから、問題なく動くと思うよ!」

テル「ありがとアモちゃん!助かる!」

アモ「うんうん、道中気をつけてねー……あ、ガイ」チョイチョイ

ガイ「ん?」

アモ「イーリンさんから伝言……『昨日は大変ご迷惑をおかけしました、どうか無茶はしないでください』……だって」コソッ

ガイ「……善処する、と伝えておいてくれ」

アモ「ふふっ、了解。じゃ、私は戻るね〜」ヒラヒラ

サーシャ(何の話してたんだろ……)

リーゼリット「さて……出発準備、しよっか」

サーシャ「……うん」

テル「みんな乗り込めー!いざ、出発〜!」

魔導車・改「」ブロロ……
832 : ◆sIVlz2/mNs :2025/10/25(土) 08:21:25.74 ID:yQ+UAWxyO
ーー王国平原 街道

魔導車・改「」ブロロ……

ガイ「zzz」

テル「魔導車が前見たときよりゴツくなってるなーって思ったけど、ユーシリアで改造したんだね。安心感が増して心強いよ」

リーゼリット「上についてる魔翌力砲塔の威力も結構強力ですから、大きい魔物が出てきてもそれなりに対応できますよ」

サーシャ「ふふっ、これなら少しくらい危ない道でも安心だね」

アインズ「そうだな。だが油断するな……街道とはいえ、魔物が襲ってくることもあるからな。もっとも、我々ならばある程度は対処できるだろうが」

テル「うわ〜、そういうこと言うとフラグ立つやつだよアインズさん!」

リーゼリット「フラグって……?」

テル「ほら、そういう“油断するな”とか言った直後に敵が出てくるってやつ!」

アインズ「……この世界の理屈に、そういう仕組みがあるのか?」

サーシャ「ふふっ、テルさんの言う“そういうの”は比喩だよ、比喩」

ガイ「……敵、か……」ムニャ

サーシャ「ひゃっ!?お、起きてたの!?」

ガイ「……寝てる……」ムニャ

テル「寝言!?寝ながら反応してるの!?」

リーゼリット「すごい……無意識でも会話が成立してる……」

アインズ「フッ、寝ていても警戒は怠らないか」

サーシャ「……そんなに気を張らなくてもいいのに……」

テル「うんうん……あっ!サーシャちゃんが優しく見守ってくれてるってわかったら、ガイ君も安心して寝てられるんじゃない?ほら、チュッといっちゃいなよ」ニヤニヤ

サーシャ「そ、そんなことしません!!!」

下1 コンマ
01-05 強敵
06-20 敵襲
21-50 物品発見(自由安価下2)
51-65 場所発見(自由安価下2)
66-80 良いこと(自由安価下2)
81-00 旅は道連れ
833 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/10/25(土) 08:22:31.03 ID:BZjaqAAFO
834 : ◆sIVlz2/mNs :2025/10/25(土) 09:07:08.12 ID:I0PHZMwQO
アインズ「……全員、構えろ。厄介な魔物の気配がする」スッ
竜角の槍「」シャキン

サーシャ「えっ?……周りには何もいないみたいだけど……」

リーゼリット「この辺りで厄介な魔物といえば、もしかして……」

地面「」ボコボコ……ボコォッ‼︎

触手「〜〜〜」ズモモ

リーゼリット「うわ、でた!!!」

テル「わあ、触手だ!!!しかも黒色!!!あれは相当長い間生きてきたヤツに違いない!!!是非とも一度私を絡めとってもらいたいね!!!」ハァハァ

サーシャ「テルさん、そんなこと言ってる場合じゃないでしょ!!!ガイ、起きて!!!」ユサユサ

ガイ「んん……なんだ、サーシャ──」パチ

黒触手「〜〜〜」ズモモ……

ガイ「……状況は理解した。全員、戦闘態勢!!!」

ーー戦闘開始 触手ーー

コンマ下1
01-30 痛恨
31-50 劣勢
51-90 優勢
91-00 会心

閃光玉 +10(残り3個)
連携技 +30(残り2回)
代償の刃 +99(現在使用不可)

魔導車・改に乗っているので補正+10
835 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/10/25(土) 09:12:45.92 ID:DvXt8hRNO
連携技
836 : ◆sIVlz2/mNs :2025/10/25(土) 10:13:33.20 ID:8MkoAmLqO
アインズ「行くぞ、ガイ!」バッ

ガイ「ああ!」シュンッ

リーゼリット「実はコレ使うのはじめてなんだけど……まあ、なんとかなるよね!!!」
魔導砲塔「」ギュウウウウウウン……

テル「位置調整は任せてくれよ!」
魔導車「」ブォンッ‼︎

サーシャ「援護するよ……!」
魔導弓「」バシュッ‼︎ バシュッ‼︎

黒触手「〜〜〜」
撃ち落とされる魔翌力矢「」ビタァン‼︎ビタァン‼︎

テル「矢に気を取られてる……リーゼリットちゃん!」

リーゼリット「行けえっ!!!」
魔導砲塔「」ガガガガガガッ‼︎‼︎

バスバスバスバスッ

暴れる黒触手「〜〜〜!!!」ジタバタ

テル「効いてるね……この隙に核を念入りに突き刺して!!!」

ガイ「」シュンッ
落とされた触手「」ボトボトッ……

ガイ「──アインズ!あとは頼んだ!」シュンッ
斬られていく触手「」ズバァッ‼︎

アインズ「ああ……今日の夕飯は決まりだな……!!!」スッ
竜角の槍「」ズドォッ‼︎ズドドドド……

アインズ「──、終わりだ」
竜角の槍「」ブォンッ

黒触手「〜〜〜!!!」ウネウネ……

黒触手「〜……〜……」シーン……

サーシャ「……倒したのかな?」

テル「うん。核をあれだけ破壊されれば白触手だろうと動くことはないよ……よっ」スト

リーゼリット「……?テルさん?」

スタスタ……

テル「……ふふ、いいね……死んだばかりとはいえ、いい質感だ。ふふ、柔らかい……味もさぞいいんだろうな……」スリスリ

アインズ「な、何をしているんだ……?」

ガイ「……わからなくていいと思うぞ。いや、むしろわかりたくないというか……」

テル「ハァ……ハァ……この感触、たまんないっ……♡あっ、やばっ♡」

837 : ◆sIVlz2/mNs :2025/10/25(土) 10:14:00.04 ID:8MkoAmLqO
ー 夜

焚き火「」パチパチ

焼き黒触手「」ジュウ……

テル「うん。思った通りいい味してるね……弾力があって、噛むほどに旨味が広がる。黒触手なんて中々お目にかかれないし、ツイてたなぁ」モグモグ

リーゼリット「本当に食べられるんだ……なんだか見た目の印象が強くて、最初は信じられなかったよ」モグモグ

サーシャ「まあ、触手を食べる文化がない所は多いからね。意外と美味しいでしょ?」

ガイ(初めて食べたが、味を知ることはもうできないか)モグモグ……スッ

アインズ「……ん、ガイ?もう食わないのか?」モグモグ

ガイ「ああ、充分食べたからな。残りは食べていいぞ」

アインズ「そうか。では遠慮なく貰おう」

ミュージアへの旅路 1日目
(3日目終了次第、ミュージアに到着します)

何かする?
安価下1〜3
838 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/10/25(土) 10:28:49.11 ID:fiV0FrzTO
アインズ、夜食作りに挑戦
839 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/10/25(土) 10:30:02.45 ID:/zIyQDomO
テルの前でロスチャイルド批判する
840 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/10/25(土) 10:53:04.96 ID:r89/0LSso
デロデロな夢を見る
841 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/10/25(土) 11:02:30.33 ID:r89/0LSso
次の国へは1ターンがいいのよね
842 : ◆sIVlz2/mNs :2025/10/25(土) 14:01:27.29 ID:CQP27vXDO
>>841
サクサク行きたい所ですが、>>1の準備ができていないのもあって旅路は続きます。申し訳ありませんが、どうかお付き合いください。
843 : ◆sIVlz2/mNs :2025/10/25(土) 14:02:12.44 ID:CQP27vXDO
アインズ「ミュージアを治める王のような者はいるのか?」

テル「……レーティア・フォン・ロスチャイルドって人が一応、街の顔ってことになってるね。王国が消えてからは実質、あの人が権力を持ってるよ」

サーシャ「ロスチャイルド?そういえば……トコナツ火山島で襲ってきた二人組の片方がロスチャイルドって名乗ってたよね?」

リーゼリット「あ、クラウディアもロスチャイルドって名前だったっけ……意外と珍しくない名前なのかな?」

テル「……ロスチャイルドは元々、セイントレア王国で力を持っていた大富豪の一族さ。世界めくれのあと、あの血を引く者たちは各地に散らばって、誰もが自分こそが本家だって言い張ってるから、今じゃどこが本流かすら曖昧なんだよ」

ガイ「……詳しいんだな?」

テル「それなりに関わっていたからね。今は……綺麗さっぱり、縁も切れてるけど」

アインズ「ふむ……話を聞く限り、物騒な気質のヤツが多いのも納得だな」

テル「……気質っていうより、教育の結果かな」

サーシャ「教育、ですか?」

テル「強く、美しく、他より優れ、全てを支配しなければ存在する価値はない──それがロスチャイルドの教え。優秀な遺伝子を取り込み続けて、完全な生命になろうとしてる……なんとも馬鹿げてるよね」

リーゼリット「なんか、テルさん……詳しすぎません?」

テル「ん?あはは!あくまで噂だよ、噂!レーティアさんは今の話とはまったく関係ないから心配しないでいいよ!」ゴクゴク

サーシャ「あはは、そうですよね!ずいぶん真面目に語るから信じかけちゃいましたよ!」

ガイ「……」

アインズ(ガイ、どう思う?)コソッ

ガイ(……あいつの言葉には実感があった。噂を語る人間の口調じゃないな)チラッ

アインズ(やはり、お前もそう感じたか)

ガイ(ああ……あれはどこか、懐かしむかのような──)

テル「おや?二人でコソコソと……もしかしてこれから、あんなことやそんなことを?キャー、ガイ君のえっちー!!!」

ガイ「……考えすぎかもな」

⭐︎ロスチャイルドの噂を知りました。
844 : ◆sIVlz2/mNs :2025/10/25(土) 14:03:12.55 ID:RDpnBowKO
テル「ぐおー……すぴー……」

リーゼリット「テルさん、寝ちゃったね……」

ガイ「むしろあれだけ飲んで眠らない方がすごいだろう」

サーシャ「うぅ……やっぱり夜は冷えるなぁ……」ガサゴソ

アインズ「む?サーシャ、何か作るのか?」

サーシャ「触手肉もまだ余ってるので、折角ならスープでも作ろうかなと……」

アインズ「そうか……私にも手伝わせてくれないか?」

サーシャ「えっ!それは構いませんけど……アインズさん、料理したことあるんですか?」

アインズ「……ない。だが、竜の爪で宝石細工をしたことはある。似たようなものだろう?」

ガイ「全然違うと思うが……まぁ、やってみるといいんじゃないか?」

リーゼリット「なんだか楽しみだな。竜の手料理なんて滅多に見られないもんね」

アインズ「……そう言われると緊張するな」

焚き火「」パチ……パチ……

サーシャ「それじゃあ、お願いしまーす!アインズさんは野菜を切ってください。力を入れすぎると粉々になっちゃうから、優しくお願いしますね?」

アインズ「……了解した。力加減は任せろ」スッ

バババババ……

サーシャ「ひゃっ!?早い!しかも……切り口が芸術的……」

リーゼリット「すごい……まるで宝石みたいな形になってる……」

アインズ「サーシャの動きを見ていたのもあるが……均等に整形するのは得意でな。料理とは面白い作業だ」

ガイ「包丁さばきだけなら一流の職人だな」

サーシャ「じゃあ次は、鍋に水と細かく切った触手肉を入れて……アインズさん、火の調整お願いできますか?」

アインズ「任せろ」ゴウッ

サーシャ「わっ!も、もうちょっと抑えれますか?」

アインズ「む、すまない……こんなものだろうか?」メラメラ

サーシャ「……はい!いい具合です、ここまで来たらほぼ完成ですよ!ありがとうございます、アインズさん!」

アインズ「そうか。それはよかった……なあ、サーシャ、リーゼリット。私は前々から思ってたんだが……」

リーゼリット「?」

アインズ「その、私にだけ敬語が抜けていないのが気になるのだが」

サーシャ「……へ?」

リーゼリット「えっ……今なんて?」

アインズ「いや、だからだな……お前たちは互いに気軽に呼び合っているのに、私にだけさん付けなのが、どうにも……距離を感じてしまう」

サーシャ「え、えぇ!?だってアインズさんは年上だし、竜だし、なんか……威厳あるし……!」

リーゼリット「うんうん!私も同じ!なんか敬語じゃないと落ち着かないっていうか……」

アインズ「むぅ……威厳など、そんなに気張るつもりはないのだがな……」

焚き火「」パチパチ……
845 : ◆sIVlz2/mNs :2025/10/25(土) 14:05:35.60 ID:RDpnBowKO
サーシャ「……アインズ」

アインズ「む?」

サーシャ「……じゃあ、今日からアインズって呼ぶね。敬語も……やめてみる」ニコッ

リーゼリット「えっ、ちょ、サーシャ!?」

アインズ「──」

アインズ「……ふふっ、えへへ……」ニヘラ

ガイ「……だいぶ気の抜けた顔になってるぞ、アインズ」

アインズ「──!み、見るな!!!忘れろ!!!」

リーゼリット「い、今めっちゃ笑ってたよね!?すごく嬉しそうだったよね!?」

サーシャ「ふふっ、なんか珍しいね……アインズがそんな顔するなんて」ニコニコ

アインズ「〜〜〜///」

ガイ「顔が真っ赤だぞ。恥ずかしいのか?」

アインズ「ち、違うっ!これは……その……火の反射でそう見えてるだけだ!」プイッ

リーゼリット「耳まで真っ赤……あ、でもわかるかも。呼び捨てで呼ぶと距離が近く感じるもんね」ニヤニヤ

アインズ「そ、そんなことはない!呼び方が変わろうが関係な──」

サーシャ「ねぇ、アインズ」ニコッ

アインズ「っ……な、なんだ?」

サーシャ「これからも、よろしくね?」

アインズ「……ああ」プイッ
アインズの尻尾「」ブンブン

サーシャ「ふふっ」ニコ

ガイ、リーゼリット(わかりやすいな……)

⭐︎アインズがスープを作りました。
846 : ◆sIVlz2/mNs :2025/10/25(土) 14:07:06.92 ID:W1QzTaCCO
ーー???

ザァーン……ザザァーン……

ガイ「zzz」

黒髪幼女「──ガイさん、ガイさん」ユサユサ

ガイ「ん?……なんだ、ここは!?」バッ

黒髪幼女「んへへ……おはよう、ございます」ペコリ

ガイ「君は……たしか、あの夢で倒れていた……」

黒髪幼女「?」

ガイ「……どういうことだ?」

黒髪幼女「……ガイさん、大丈夫?」

ガイ「ああ、いや……どうして俺の名前を?」

黒髪幼女「前に、教えてくれた……忘れちゃった……?」

ガイ「……すまない、覚えていない。最近、記憶をいくらか失ってな」

黒髪幼女「そうなんだ……」

ガイ「……君の名前は?」

黒髪幼女「……!そのことで、ガイさんに伝えたいことがあって……!」

黒髪幼女→クロシュ「……わたしのなまえ……クロシュ……思い出せたから、ガイさんに伝えたかった……!」

ガイ「クロシュ……か。前のことは覚えてないが、よろしくな」

クロシュ「うん……!わたしも、あんまり覚えてないから……おなじ!」

何か話す?
安価下1〜2
847 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/10/25(土) 14:08:29.91 ID:574IoyKX0
友達はいるのか
848 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/10/25(土) 15:23:59.31 ID:8owBVWLuO
ガイ
スライム語で語り返す
849 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2025/10/25(土) 17:51:12.95 ID:QxrrX68p0
ナチスも最初は平和ナチスも最初は平和い & です _ 裏でデマと暴力で反対勢力を潰して民にヒトラ ... (そいの裏でデマと暴力で反対勢力を潰してます 裏でデマと暴力で反対勢力を潰してです の裏でデマと暴力で反対勢力を潰してです 裏でデマと暴力で反対勢力を潰してです 裏でデマと暴力で反対勢力を潰してです 裏でデマと暴力で反対勢力を潰してです 裏でデマと暴力で反対勢力を潰してですの 裏でデマと暴力で反対勢力を潰してです 裏でデマと暴力で反対勢力を潰してです 裏でデマと暴力で反対勢力を潰してです 裏でデマと暴力で反対勢力を潰してです 裏でデマと暴力で反対勢力を潰してです裏でデマと暴力で反対勢力を潰してます 裏でデマと暴力で反対勢力を潰してです 裏でデマと暴力で反対勢力を潰してです 裏でデマと暴力で反対勢力を潰してです 裏でデマと暴力で反対勢力を潰してですですの 裏でデマと暴力で反対勢力を潰してです の 裏でデマと暴力で反対勢力を潰してです 裏でデマと暴力で反対勢力を潰してです の 裏でデマと暴力で反対勢力を潰してです の裏でデマと暴力で反対勢力を潰してです 裏でデマと暴力で反対勢力を潰してです 裏でデマと暴力で反対勢力を潰してです 裏でデマと暴力で反対勢力を潰してです 裏でデマと暴力で反対勢力を潰してですの裏でデマと暴力で反対勢力を潰してますの 裏でデマと暴力で反対勢力を潰してです 裏でデマと暴力で反対勢力を潰してです 裏でデマと暴力で反対勢力を潰してです 裏でデマと暴力で反対勢力を潰してです 裏でデマと暴力で反対勢力を潰してですの 裏でデマと暴力で反対勢力を潰してです の 裏でデマと暴力で反対勢力を潰してです の 裏でデマと暴力で反対勢力を潰してです の 裏でデマと暴力で反対勢力を潰してです
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