【安価・コンマ】力と魔法が支配した世界で【二次創作】

Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

83 : ◆sIVlz2/mNs [sage]:2025/07/26(土) 18:55:31.68 ID:yEj5hNbsO
ガイ「……世界めくれを引き起こしたのは、貴様等か?」

フレメア「そんな訳ないでしょ。王国を滅ぼそうとしていたのは事実だけど、世界の破滅なんか望んでいなかったわ」

フレメア「世界めくれが起きたとき、私はフラナのやつと一緒にこの国で王国との戦争に備えて準備していたの」

ガイ「戦争だと?」

フレメア「そうよ。あのときは、王国との全面戦争がほぼ確定していたから兵も補給も、全部整えていつ戦争が起きても戦える体制をとっていたの」

フレメア「でも世界めくれが起きて、王国は知っての通り宙に浮かんで壊滅。戦争どころじゃなくなったわ」

フレメア「けど、準備をしていたお陰で世界めくれの被害が少なかったこの国は他の国への支援を迅速に行えたワケ。フラナにしては中々いい判断してたわ」

サーシャ「そっか。だから魔族国はあんなに早く支援できたんだね」
84 : ◆sIVlz2/mNs [sage]:2025/07/26(土) 18:56:55.46 ID:yEj5hNbsO
サーシャ「……そういえば、フレメアさんってダークヒーローパーティとはどういう関係だったの?」

フレメア「……敵だったことの方が多かったかな。最初はすごーく弱かったのに、世界めくれが起きるちょっと前にはそれなりに強くなっててビックリしちゃった」

フレメア「けど、認めるのは凄く癪だけど……感謝はしているわ」

フレメア「妹とまた一緒に過ごせるようになったのは、アイツ等のお陰だから。世界めくれを完全には阻止できなかったみたいだけど……」

フレメア「あの連中なら、きっと今もどこかで生きてる。そんな気がするのよ」

サーシャ「やっぱり、ダークヒーロー一行は世界めくれの危機をどうにかしようとしてたんですね!?格好いいなぁ……」

ガイ「……英雄視しすぎるのも考えものだがな」

フレメア「そうね。英雄ってよりはどこまでもお人好しな、ただの冒険者って感じだったし」

サーシャ「でも、だからこそみんなに愛されているんだと思います」

フレメア「ふふ、そうかもね……」

メイド「失礼します。フレメア様、マリー様とフラナ様からお呼び出しが」

メイド「ごほん……サボってないで仕事手伝え!……とのことです」

フレメア「ったく、あの二人は相変わらずね。悪いけど、お茶はここまで。帰ってもらうわ」

ガイ「……」

フレメア「もう今の私は、過去の私とは違うわ。もし、過去にあなたの大切な人を奪ってしまっていたのなら謝りはするけど、簡単には殺されてあげないわ」

ガイ「……そんなことを言う時点で、やはり危険な奴だ」

フレメア「ふふ、でもね今の私はこの国を守るために動いてる。ただそれだけ……」

サーシャ「……フレメアさん、ありがとう。いろいろ聞かせてくれて。お茶、美味しかったです!メイドさんも、ドーナツご馳走でした!」

フレメア「こちらこそ。久しぶりに素直な子と話せて楽しかったわ」

メイド「フレメア様、そろそろ……」

フレメア「あー、わかってるわよ。……ガイ、サーシャ。よかったらまた来なさい。」バサッ

フレメア「あ、2人を街まで送ってあげてねー!」バサバサッ

メイド「かしこまりました。お気をつけて」ペコリ

メイド「それでは、ご案内します」
85 : ◆sIVlz2/mNs [sage]:2025/07/26(土) 19:07:09.30 ID:yEj5hNbsO
ー魔族国バイオレット 街道

メイド「こちらで街へ戻る道は終わりです。ここから先はお二人でどうぞ」

サーシャ「送ってくれてありがとうございます!助かりました」

ガイ「世話になった」

メイド「いえ、それでは、ごきげんよう」ペコリ

スタスタ……

サーシャ「……はぁ、なんだか緊張して疲れちゃったね。お腹も空いた〜!」

ガイ(話の傍でドーナツを完食していたような気がするが)

ガイ「……いい頃合いだ。夕飯を取るには丁度いい」

サーシャ「それじゃあ、行きたい所あるからそこに行ってもいい?」

ガイ「……わかった」

サーシャ「じゃあ決まり!行こうか!」
86 : ◆sIVlz2/mNs [sage]:2025/07/26(土) 19:09:42.81 ID:yEj5hNbsO
ー魔族国バイオレット 大衆酒場

ワイワイガヤガヤ

サーシャ「ここ、相変わらず人気だな〜……!」

ガイ「本当にここでよかったのか?」

サーシャ「うん。静かな場所もいいけど、こういう賑やかな雰囲気、実は落ち着くんだ。旅の途中、こういう酒場で話を聞いたりすることが多かったからかな?」

サーシャ「あ、あの席空いてる。あそこに座ろっか」

ガイ「ああ」

ウェイトレス「いらっしゃいませ。当店は食材選択式となっております。お決まりになりましたら、手元のベルでお呼びください」

サーシャ「はーい!さて、何があるかな〜」

ガイ(たしか、この店は複数人で来た場合は2種類の食材しか選べなかったはずだ。サーシャは何回か来たことがあるようだが、念のため忠告しておくか)

ガイ「……ここは2種類の食材しか選べない。同じ食材を注文することもできるが、選ぶ食材によっては失敗する。たとえば、ウルティ米とウルティ米を同時に頼んでしまい、出てきたのが山々と盛られた丼だった、とかな。」

ガイ(あのとき隣の席にいたパーティは、本当に大変そうだった……)

サーシャ「あはは、それってもしかして経験談?大丈夫、そんなミスしないよ!私は決まったからガイさんも選んで!」

ガイ「ならいいが……」

安価下1〜2選択
1.触手肉
2.マンドラ大根
3.セイントレア草
4.スライムゼリー
5.トリの卵
6.ザリガニ
7.ウルティ米
8.海竜の大トロ
87 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/07/26(土) 19:11:28.19 ID:DXprSy5R0
88 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/07/26(土) 19:11:44.61 ID:bw/IZZbNo
7
89 : ◆sIVlz2/mNs [sage]:2025/07/26(土) 21:50:41.25 ID:2YsMNW+QO
チリンチリン……

ウェイトレス「お決まりですか?」

ガイ「ウルティ米を」
サーシャ「ウルティーー」

ガイ「待て。……今わざと被せようとしただろ」

サーシャ「ソンナコトナイヨー」

サーシャ「私は、海竜の大トロをお願いします」

ウェイトレス「ウルティ米と海竜の大トロですね?少々お待ちくださいませ!」



海竜大トロづくし「」ドン

ガイ「おぉ……こうなるのか」

サーシャ「お寿司だね!ネタは一種類しかないけど、調味料が色々あるから飽きないと思うよ。それじゃあ……いただきます!」パク

サーシャ「ん〜〜〜!美味しい!!!」モグモグ

ガイ「」モグ……

ガイ(これは……脂が口の中でとろけるがしつこくなく、後味は驚くほどさっぱりしている!米の甘味と酢の酸味も丁度いい。とくに、このワサビと醤油……この組み合わせがとてつもない相乗効果を生み出し、食べる手が止まらん……!)モグモグ

サーシャ「」ニコニコ

ガイ「ん……どうした、何かついてるか?」モグ

サーシャ「いや……ガイさんってそんな顔もするんだなーって思って」

ガイ「……早くしないとなくなるぞ」モグモグ

サーシャ「あ、ズルい!私の分も残してよ!」

ガイ「早いもの勝ちだ」ヒョイ パク

⭐︎海竜大トロづくしを堪能しました。

⭐︎ウォーターポートへ帰ります。

下1のコンマが50以上で帰り道で何か起きたみたいです。

何か起きた場合、何が起きた?
安価下2
90 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/07/26(土) 21:59:25.74 ID:AblPIH42O
91 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/07/26(土) 22:00:57.59 ID:V1LEBi4I0
サーシャとパーティーを組もう的な流れに
92 : ◆sIVlz2/mNs [sage]:2025/07/26(土) 22:43:57.32 ID:2YsMNW+QO
ーーセイントレア平原

魔導車「」ブロロ……

サーシャ「お寿司、美味しかったなー」

ガイ「……俺は当分、食わなくてもいい」

サーシャ「あはは……結構な量食べてたもんね…」

サーシャ「……ねぇ、ガイさん?」

ガイ「どうした?」

サーシャ「ウォーターポートに戻ったら、1人で依頼を受けるの?」

ガイ「ああ。場合によっては組むこともあるだろうが」

サーシャ「そっか……」

サーシャ「もし、私がパーティに誘ったら入ってくれる?」

ガイ「……俺はまだこの依頼しか実績がないぞ?俺以外に、優秀なヤツはいくらでもいる。そいつ等とパーティを組んだ方が効率的だ」

サーシャ「効率的とか、そんなんじゃなくて、ガイさんと組みたいんです」

ガイ「……どうしてそこまで俺にこだわる?」

サーシャ「これまで、いろんな人と組んだことがあるけど、初めてなの。また同じ人と組みたいなって思ったのは」

ガイ「……お前、変わっているな」フッ

サーシャ「なんですと!?」

ガイ「すまん、馬鹿にしたわけじゃないんだ」

ガイ「そういったことを言われたのは初めてでな……悪い気はしない。むしろ、少し嬉しいくらいだ」

サーシャ「!……それじゃあ……」

ガイ「俺でよければ、正式にパーティを組もう」

サーシャ「うん!これからよろしくね、ガイさん!」

ガイ「ガイでいい」

サーシャ「じゃあ改めて……よろしく、ガイ」

ガイ「ああ、よろしく頼む」

魔導車「」ブロロ……

⭐︎サーシャと正式にパーティを組みました!依頼等を受けた際はサーシャがついてきてくれます。
93 : ◆sIVlz2/mNs [sage]:2025/07/26(土) 23:53:04.28 ID:YeCdf3oOO
ーー暗黒館2F 幹部宿泊部屋

コンコン

ガイ「どうぞ」

ガチャ

イーリン「失礼します、ガイさん。オーナーよりこちらを預かっております。」スッ

ガイ「手紙?」

イーリン「オーナーは自分が動かないと我慢できない性分らしく、基本、ウォーターポートにおりません。前回のように直接お会いできることの方が珍しいです」

ガイ「……なるほど」

イーリン「それでは要件は終わりましたので失礼します」

バタン……

ペラッ……

この手紙を読み終えたら確実に処分すること。
また、ここに書かれた内容を他人に一切口外しないこと。

ガイへ

以前話した世界めくれの件を覚えているかしら?
あれは終わっていない。今もなお、緩やかに広がり続けている。

この影響を止めるためには、世界樹の果実の力が必要になる。
しかしフォレスティナは依然として鎖国状態で、内部に入ること自体が難しい。
仮に入れたとしても果実を渡してくれるとは思えない。

そこで私は、10年前に世界樹の果実が落ちた場所から残滓に宿る力を抽出して代用とする方法を考えた。アンタには10年前に果実が落ちた所へ向かって残滓がどれほど残っているかを確認してほしいの。
準備ができ次第トコナツ火山島へ向かいなさい。私の知り合いが経営する宿屋があるから、拠点にはそこを使うといいわ。

暗黒館の一員となったアンタにとって、これが初めての正式な任務になる。

期待しているわ。

暗黒館オーナーより

ガイ「トコナツ火山島か……」
94 : ◆sIVlz2/mNs [sage]:2025/07/27(日) 00:01:49.62 ID:HzYM4SOMO
ーー暗黒館1F 酒場
 
ワイワイガヤガヤ

ガイ「サーシャ、今回の依頼でトコナツ火山島へ向かおうと思う。構わないか?」

サーシャ「大丈夫だよ!ちなみにどんな内容の依頼なの?」

ガイ「……地質調査、といったところか。報酬は悪くない」ペラッ

サーシャ「ふーん、なんだか渋い内容の依頼だね……いつ出発するの?」

ガイ「明日の朝だ。それまでに準備しておいてくれ」

サーシャ「わかった。ガイはもう準備終わった?」

ガイ「ある程度はな。サーシャも準備が終わり次第、朝までは自由にしててくれ」

サーシャ「……うん、そうするよ。船旅は長くなるからね!」

現在はウォーターポートです。
何をする?
安価下1〜3
95 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/07/27(日) 00:02:53.92 ID:fJEcAFvUo
船旅を楽しむために豪華客船をチャーターする
96 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/07/27(日) 00:18:48.31 ID:dStEX6iho
現在のトコナツ火山島について情報収集
97 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/07/27(日) 00:24:08.46 ID:LjrruL+0O
戦闘時の連携の確認
98 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/07/27(日) 00:24:23.37 ID:qIkH77UcO
港でドラゴン釣り
63.11 KB Speed:11.9   VIP Service SS速報VIP 更新 専用ブラウザ 検索 全部 前100 次100 最新50 新着レスを表示
名前: E-mail(省略可)

256ビットSSL暗号化送信っぽいです 最大6000バイト 最大85行
画像アップロードに対応中!(http://fsmから始まるひらめアップローダからの画像URLがサムネイルで表示されるようになります)


スポンサードリンク


Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

荒巻@中の人 ★ VIP(Powered By VIP Service) read.cgi ver 2013/10/12 prev 2011/01/08 (Base By http://www.toshinari.net/ @Thanks!)
respop.js ver 01.0.4.0 2010/02/10 (by fla@Thanks!)