【安価・コンマ】力と魔法が支配した世界で【二次創作】

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869 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/10/26(日) 06:45:22.88 ID:TaaluB0go
個別イベント発生しないなら精々2日とかで
870 : ◆sIVlz2/mNs :2025/10/26(日) 09:52:42.63 ID:HAufu/WJO
皆様、ご意見ありがとうございます。

特段イベント等は考えていないので、今回は短い滞在で行きます。よろしくお願いします。
871 : ◆sIVlz2/mNs :2025/10/26(日) 09:53:34.93 ID:HAufu/WJO
ー 少し前

サーシャ「リーゼ……大丈夫かな?」

アインズ「心の傷というのは治りにくいものだ。忘れでもしない限り、永遠に痛み続けることさえある」

サーシャ「……」

アインズ「だが、お前が気にかけてやることが、何よりの薬になるさ」

サーシャ「……そうかな?」

アインズ「心配するな。お前は空気を柔らかくする不思議な力を持っている」

サーシャ「……ありがとう。ちょっと、頑張ってみるね」ニコッ

アインズ「よし……腹が減っては心も塞がる。食事でも作らないか?また教えてくれ、サーシャ」

サーシャ「あっ、いいね!リーゼが起きたとき、すぐ食べられるようにしよ!」

アインズ「食材は何がある?」

下1〜2 食材を1〜2つ選択
肉類 : トリ肉、ケモノ肉
野菜:食べられる野草、セイントレア草
穀物:パラパラ米、ヤマイモ、ナッツ
魚介:サワガニ、ザリガニ、セイントレアバス
果実:リンゴ、ナシ、野苺
卵乳:トリの卵、ミルク
872 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/10/26(日) 09:54:50.80 ID:TaaluB0go
リンゴミルク
873 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/10/26(日) 10:10:43.49 ID:EhJHnDXzO
サワガニ
ザリガニ
874 : ◆sIVlz2/mNs :2025/10/26(日) 11:37:47.49 ID:HAufu/WJO
アインズ「先ほど川でコイツらを捕まえた」

サワガニ「」モゾモゾ
ザリガニ「」モゾモゾ

サーシャ「サワガニとザリガニかぁ……そうだ、アレを作ろうか!」

アインズ「……アレ?」



サワガニとザリガニのクリームシチュー「」ドン

アインズ「ふむ……泥抜きができない場合は背腸を抜くと……リンゴは臭み消しにも使えるのだな」

サーシャ「うん!お母さんが教えてくれたの。リンゴをすりおろして入れると、カニの匂いがまろやかになって、ミルクの甘さともよく合うんだよ」

アインズ「なるほど……料理というのは、知恵の積み重ねだな。作る側になって初めてわかることがある」

サーシャ「本当に一回も作ったことないの?」

アインズ「ああ。やるとしても肉や魚を焼いて塩をかけるくらいだ……それ意外は村のみんなが出してくれてた」

サーシャ「そっか……でも、なんか意外。アインズって器用だから、料理も得意そうなのに」

アインズ「器用さと料理の腕は別物だ……それに、私は誰かのために作るという発想がなかった」

サーシャ「そっか」

アインズ「だが、こうして作ってみると悪くないな。火の音と香り……落ち着くものだ」

サーシャ「そうでしょ?……アインズ、料理ってね、誰かに食べてほしいって気持ちで味が変わるんだよ」

アインズ「そうなのか?」

サーシャ「うん。材料も手順も同じでも、誰かのためって思いながら作ると、ぜんぜん違う味になるの」ニコッ

アインズ「……不思議なものだ。魔翌力を使わずとも、心が味を変えるとは」

サーシャ「魔法と似てるよ。想いがこもると、ちゃんと伝わるんだから」

アインズ「なら、このシチューも……私たちの想いが、リーゼに伝わるかもしれんな」

サーシャ「うん。きっと伝わるよ。あったかくて、優しくて……そんな味になってるはずだから」ニコッ

⭐︎サーシャとアインズが料理しました。
875 : ◆sIVlz2/mNs :2025/10/26(日) 11:38:43.49 ID:HAufu/WJO
ガイ(……酒、か。テルはよく飲んでいるが……コレのどこがいいんだか)

酒「」プシュッ

ガイ「」ゴクッ……ゴホッゴホッ

ガイ(ただ焼けつくような水を飲んでる感じだ。味がわかれば美味く感じれたのだろうか……)ゴク……

テル「あれ〜???ガイ君がお酒飲んでる〜、珍しい〜!」ヒョコッ

ガイ「……テル」

テル「まさかの一人酒〜?どうしたの?そんな渋い顔して〜」ニヤニヤ

ガイ「ただの気分転換だ」ゴクッ

テル「へぇ〜、でもガイ君が自分から酒に手出すなんて珍しいね?……ねぇ、ちょっと味見させて?」ヒョイッ ゴク……

ガイ「おい、勝手に飲むな」

テル「ん〜……やっぱりこの甘さ。デザートみたいで美味しいねぇ。ねぇガイ君、どんな味した?」

ガイ「……甘い味だ」

テル「へぇ〜、どんな甘さ?」

ガイ「どんな……?」

テル「ほら、果実系とか蜂蜜系とか、香草っぽいとか!感想は?」

ガイ「まぁ……普通の……甘さだ」

テル「ふ〜ん、なるほどなるほど……」

ガイ「……なんだ、その顔は」

テル「やっぱりね〜。そうじゃないかなーとは思ってたけど……今の答え、味わかってない人の言い方だよ」
876 : ◆sIVlz2/mNs :2025/10/26(日) 11:39:16.85 ID:HAufu/WJO
ガイ「……なに?」

テル「コレを飲んだら普通の甘さなんて感想、誰もしないもん。甘いだけじゃなくて、香草の辛味が残るんだよ。でもガイ君、そこに全然触れなかった」

ガイ「……」

テル「ね?図星でしょ」

ガイ「……いつ気づいた?」

テル「昨日からなんとなくね。食べてる時も反応が同じだったし」

ガイ「……このことは、みんなには黙っていてくれ。余計な心配をかけたくない」

テル「んー、別に言うつもりはないよ。でもさ、黙ってるってことは……やっぱり気にしてるんだね」

ガイ「気にしてないと言えば嘘になる」

テル「やっぱり……味がわからないって、つらいよね」

ガイ「不便ではあるが、困ってはいない。腹が満たされれば、それで充分だ」

テル「ううん、そういうことじゃないんだよ。食べたり飲んだりして美味しいって感じる瞬間ってさ、生きてるって実感する時だから」

ガイ「……実感か。俺にはそれが欠けているのかもしれないな」

テル「そんなことないよ。だってガイ君、ちゃんと人の痛みとか、優しさとか感じてるでしょ?」

ガイ「……感情は、味とは違う」

テル「でも、似てるよね。心で感じるって意味では。味がわからなくても、誰かと笑って食べたら、それはちゃんと美味しいってことだよ」

ガイ「……理屈としては理解できる」

テル「理屈じゃなくて、気持ち!」

ガイ「フッ、まるで子供に諭されてるようだ」

テル「もー、そういうとこ!でも、今度みんなでごはん食べる時は、ちゃんと近くに座ってよ?昨日みたいに離れてるんじゃなくてさ……」

テル「味がわからなくても、楽しい空気はわかるでしょ?それを、感じてほしいから」

ガイ「……わかった。そうして、みよう」ポヤー

テル「うん、それでいいの……あ、でもお酒はもうダメ!ドクターストップ!」ヒョイッ

ガイ「……なんでだ?」ポヤー

テル「没収!今のガイ君を見て絶対弱いタイプだと確信したからです!」

ガイ「まだ半分も飲んでないぞ?」ポヤー

テル「ダーメ!もう目がとろんとしてるもん!」

ガイ「……そうか……?別に眠くも……」ポヤー

テル「ほら!それ!完全に酔ってる人の喋り方だよ!」

ガイ「……そう、なのか」ポヤー

テル「うん、いつものガイ君ならそんなぼんやりした目しないもん」

ガイ「……そうか」ボーッ

ガイ「……変な気分だ。多分、お前のせいだな」ニコッ

テル「えっ!?笑って──///」ドキッ
テル(その顔は反則でしょ……!)

テル「も、もうっ!///はいはい、おしまい!ガイ君はもう寝る!今すぐに!///」

⭐︎お酒を飲みました。
877 : ◆sIVlz2/mNs :2025/10/26(日) 11:39:53.63 ID:HAufu/WJO
ー 朝

ガイ「昨日はなんだかよく眠れたな……」ノビー

アインズ「起きたか。もう朝食はできてるぞ」

ガイ「……今朝はいい匂いがするな」

サーシャ「おはようガイ!昨日の残りのシチューに少しだけ手を加えてみたんだ」ニコッ

ガイ「手を加えた?」

サーシャ「うん!ミルクを少し足して、香草も変えてみたの。昨日よりまろやかになってるはず!」

テル「うんうん、朝からこんなごはん食べられるの、幸せだよねぇ……肝臓に染みるぅ……」

リーゼリット「うん……昨日も美味しかったけど、今日のも美味しいね」

サーシャ「ふふっ……食べ終わったら出発しようか。ガイの分、用意するね!」

ガイ「……ありがとう、サーシャ」

下1 コンマ
01-05 強敵
06-20 敵襲
21-50 物品発見(自由安価下2)
51-65 場所発見(自由安価下2)
66-80 良いこと(自由安価下2)
81-00 旅は道連れ
878 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/10/26(日) 11:45:59.94 ID:ALyYGgQhO
879 : ◆sIVlz2/mNs :2025/10/26(日) 12:24:33.99 ID:Ls9nUAtUO
ミュージアへ着く最後の道中で誰かと会ったようです。

コンマ下1

01~20 ニナ
21〜40リュックを背負った茶髪の男性冒険者
41〜60 ローツインテールの小柄な少女
61〜70 銀髪ロングのエルフ
71~80 赤髪ロングポニテの女性冒険者
81~90 帽子を被った緑髪の女性
91~00 黒髪ロングの女性&青髪ロングのエルフ
880 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/10/26(日) 12:35:09.51 ID:TaaluB0go
881 : ◆sIVlz2/mNs :2025/10/26(日) 14:11:42.57 ID:LKBHylaIO
魔導車・改「」ブロロ……

ガイ「もうすぐミュージアに着くんだな?」

テル「うん。でも魔導車の魔翌力的にどうしてもあと一泊はしないといけないんだけどね」

アインズ「他のヤツも世界樹の力を狙っているとはいえ、急ぐ旅路でもあるまい……どうしてもというのであれば竜になって魔導車ごと運ぶが」

リーゼリット「それはそれで楽しそう……でも緊急時でもないのにアインズにそんなことさせられないよ」

サーシャ「竜が飛ぶスピードで運ばれたら凄いことになりそうだけどね」

ガイ「いや、意外と大丈夫なものだぞ?」

テル「えー、またまたご冗談を──おっと、前の人影は私の見間違いかな?」

アインズ「……魔導車を止めろ。近づいてみるぞ」



干からびた死体「」
干からびた死体「」
干からびた死体「」

ローツインテールの小柄な少女「……」

サーシャ「おーい!……ってコレ……!」

テル「……調べるまでもないね。こんな状態で生きてる人間は見たこともないよ。君、大丈夫?」

ローツインテールの小柄な少女「……うん」

テル「そっか……怪我もないみたいだね。よかったぁ……」

サーシャ「この人達は……知り合い?」

ローツインテールの小柄な少女「……うん。みんな、もう動かない」

ガイ「この死体……まるで水分を抜かれたようだな。魔物の仕業か?」

アインズ「獲物をこんな風にする魔物など聞いたことないが……」

リーゼリット「……でも、どう見ても自然死とかじゃない。まるで何かに一瞬で干からびさせられたみたい」

テル「そんなことできる魔法、聞いたこともないよ……」

サーシャ「ねぇ、君……名前、教えてくれる?」

ローツインテールの小柄な少女→リーナ「……リーナ」

サーシャ「リーナちゃん、か。うん、覚えたよ」ニコッ

リーナ「……覚えなくていいのに」ボソッ

ガイ「リーナ。ひとりでこんな場所にいたのか?」

リーナ「……みんな、一緒にいた。でも……動かなくなった」

リーゼリット「……怖かったよね」ギュッ

リーナ「……怖くない。もう、慣れたから」

アインズ「……この場所に長居は危険だ。死体を放置しておくのも気が引ける。ひとまず、ミュージアに連れて行こう。この場所よりは安全なはずだ」

リーナ「わたし……ミュージアから来た……」

ガイ「奇遇だな。俺たちの目的地だ。送っていこう」

リーナ「……いいの?」

サーシャ「もちろん!ひとりで旅するなんて無理だよ」

テル「そうそう。魔導車なら少し狭いけど、乗れるよ!」

リーナ「……わかった」

⭐︎リーナと出会いました。
882 : ◆sIVlz2/mNs :2025/10/26(日) 14:12:11.65 ID:LKBHylaIO
ー 夜

焚き火「」パチパチ

リーナ「……」

ガイ「寒くないか?」

リーナ「平気……」

サーシャ「でも、ずっと外にいたんでしょ?ほら、これ使って」

ブランケット「」フワッ

リーナ「……ブランケット?」

サーシャ「うん。干したばっかりだから、日向の匂いがするよ」ニコッ

リーナ「……ありがと」ボソッ

テル「子供の体温は奪われやすいんだから、油断しちゃダメだよー?ちゃんとごはんも食べた?」

リーナ「……食べてない」

ガイ「食欲がないのか?」

リーナ「……食べるの、苦手」

リーゼリット「無理に食べなくてもいいけど、スープくらいは飲みなよ。すごく美味しいから!」スッ

リーナ「……みんな、優しいね」

テル「まぁね!でもガイ君は口数少ないから、ちょっと怖いかも?」

ガイ「そんなに怖いか、俺?」

サーシャ「あー……子供の頃の私が見たら、多分泣いちゃうかも」

ガイ「……そうか……」

リーナ「……ふふっ」

ミュージアへの旅路 3日目
(安価が終了次第、ミュージアに到着します)

何かする?
安価下1~3
883 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/10/26(日) 14:15:08.75 ID:9cHjuofT0
女性陣でリーナとおしゃべりする。
884 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/10/26(日) 14:16:32.91 ID:5BFGvedN0
ガイ、女性陣の着替えを見てしまう
885 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/10/26(日) 14:21:46.54 ID:ER+PUeGoO
ガイ
レーザー撃てるようになる
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