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【安価・コンマ】力と魔法が支配した世界で【二次創作】

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985 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/11/10(月) 00:01:08.16 ID:4Qgf2KE3O
砂漠スライムにスライム語で話しかけて情報収集
986 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/11/10(月) 00:01:41.65 ID:35UKaeyn0
ガイ ギルドでリュックをせおった茶髪の男性冒険者と偶然あって仲良くなる

987 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/11/10(月) 00:01:49.38 ID:hmpQTzmh0
各部族の集落で情報収集
988 : ◆sIVlz2/mNs :2025/11/10(月) 20:40:01.17 ID:aOwUOHvjO
今見返してみたら>>977>>978の間が抜けてしまっていました。申し訳ありません。ちょっと時系列が分かりづらくなってしまうのですが、その部分を投稿しておきたいと思います。
989 : ◆sIVlz2/mNs :2025/11/10(月) 20:41:43.39 ID:aOwUOHvjO
ガイ「遺跡と関係した質問ではないが……聞いてもいいか?」

ユキ「?内容によるけど、構わないわよ」

ガイ「変なことを聞くが──今の大魔女は本物の大魔女なのか?」

ユキ「えっ──」

サーシャ「あはは!急に変なこと言ってどうしたのガイ?」

テル「たまにいるよね、影武者とかが統治してるって言い出す陰謀論好きの人」

アインズ「ガイ、頭でも打ったか?」

トリル「あはは……最近は大魔女様が表に出ることはほとんどないから、そういう考えが出てきてもおかしくないよね」

ユキ「……」

ガイ「誤解されても仕方ない質問だとは思っている。ただ、気になったんでな」

ユキ「……根拠のない憶測よ。少なくとも、国を動かしているのは間違いなく大魔女様の意思だわ」

ガイ「……意思?」

ユキ「もし本物がいないのだとしたら、とっくにこの国は崩れているわ。制度も魔法も、誰かが維持している。それを可能にする存在は──大魔女様以外にいない」

ユキ「これが質問の答えよ」

ガイ「……そうか。参考になった」

ユキ「あなたがどう受け取ろうと構わないけれど──この国が保たれている事実だけは、誰にも否定できないわ。それだけは覚えておいて」

ガイ「……理解した」

トリル「……そういえば、まだこの国を回る予定があるなら美術館に寄るといいよ。学園から近いし、観光客にも人気なんだ」

テル「えっ美術館!?行きたい!!!」

アインズ「静かな場所か……悪くない」

トム「お、行くのか?じゃあ俺も案内して──」

ユキ「あなたは研究助手の仕事が残っているでしょう?レポート整理が山積みよ」ガシッ

トム「うぐっ……!」

トリル「じゃあ僕が案内しようか。せっかくだし、観光ガイドくらいはできるよ」

サーシャ「やった!それじゃあお願いします!」

ガイ「……そうだな。時間はまだある。行ってみるか」
990 : ◆sIVlz2/mNs :2025/11/10(月) 20:45:17.06 ID:aOwUOHvjO
幕間
ーー砂上楽園都市エデン どこかのビルの屋上

ヒュオオオオオオ……

フローディア「……セーレがいないと静かね」

フローディア(姉さんが作った国……完璧で、美しくて、すべてが整っている。誰もが笑っていて……この場所に限っては理想郷そのものね)

フローディア(けど、そんな姉さんですら……死を無くすことはできなかった。終いには、自分自身を犠牲にすることになるなんてね……)

フローディア(私の封印が解けたのは──もう十年前。けれど、私はずっと動かなかった。姉さんが本当に死んだのか、確信が持てなかったから)

フローディア(……でも、この国を見てようやく分かった。もう、姉さんはいない……誰も私を止める者はいない)

フローディア(姉さんは私の考えを否定して封印したけど……私は間違っていない。死は欠陥よ。痛みも、恐怖も、喪失も──それがある限り、世界は永遠に不完全のまま)

フローディア(生き続けることに意味がないなんて、どうして言えるの。死があるからこそ尊い?……そんなのは、弱者の言い訳よ)グッ

フローディア「終わりなんていらない。滅びをなくせば、悲しみも涙も消える。……それが私の答え」

赤い空「」ズオオオオオオ……

空を見上げるフローディア「……ねえ、姉さん。あなたの作ったこの国、私は好きよ?けれど……」

フローディア「あなたの理想は間違っていた……だから、私が作ってあげる」

フローディア「見ていて、姉さん。……真の、正しい世界をね」

ドォン……ドォン……ドォン‼︎

セーレフェリア「あー!フローディアやっと見つけたー!探したんだよ?」スタッ

フローディア「あら、セーレ……よくここがわかったわね」

セーレフェリア「うん!空から見たら、屋上で難しい顔してる赤いのが見えたからすぐ分かった!」

フローディア「……それは、褒め言葉として受け取っておくわ」

セーレフェリア「それより聞いて聞いて!ガイにもらったクッキーがめっちゃ美味しかったんだよ!」ピョンッ

フローディア「ガイ?どこかで聞いたような……でも、貰い物なんて珍しいわね。よかったじゃない」

セーレフェリア「うん!なんかすっごく丁寧に焼いてあって、甘さ控えめで、でもちゃんと香ばしくて!ねえ、ひと口食べてみる?」スッ

フローディア「……ふふ、あなたは呑気ね。ありがとう、一個もらうわ」サクッ

フローディア「ん……悪くない味ね」

セーレフェリア「でしょー?」

フローディア「ふふ……ちょっとこの国に長居しすぎたわね。テラヌス・ウルスへ向かいましょう」

セーレフェリア「えー、もう行くの?」

フローディア「彼らも動いたみたい……今度こそ、世界樹の残滓の力を私たちのものにするわよ」

セーレフェリア「はーいっ!」

991 : ◆sIVlz2/mNs :2025/11/10(月) 20:45:57.11 ID:aOwUOHvjO
ーーテラヌス砂漠 某所

空間に開いた穴「」フォンッ

銀髪褐色男エルフ「──っ!」ドサッ‼︎ゴロゴロ……

銀髪褐色男エルフ(ここは……どうやら成功したみたいだな)ヨロ……

銀髪褐色男エルフ(しかし……空気が重い。幽世とは流れがまるで違う……)チラッ

赤い空「」ズオオオオオオ……

銀髪褐色男エルフ(やはり……世界めくれはこちらの世界で起きたものだったか)ガクッ

銀髪褐色男エルフ(ッ……このままでは幽世に戻される……!)スッ

銀髪褐色男エルフ『我、幽世より来たりて名を持たず。形を定め、理に縫い止める』

銀髪褐色男エルフ『ここに在ることを拒絶せぬよう、この身に刻む』

銀髪褐色男エルフに刻まれていく魔法陣「」ズズ……

銀髪褐色男エルフ(……安定した。しばらくは存在を保てそうだ。問題は──この世界が、どれほど壊れかけているかだな)

遠くに見える街の明かり「」キラキラ

銀髪褐色男エルフ(まずは……観測だ。理の構造、魔翌力の流れ、そして──ここに生きる人々のことも)フラフラ

992 : ◆sIVlz2/mNs :2025/11/10(月) 20:50:20.96 ID:aOwUOHvjO
大きく穴の開いた大地「」ズシャア……

長身金髪の女性「……また空振り、か」ブンッ

切り裂かれる大地「」ズシャアッ‼︎

長身金髪の女性「……ただの岩層。ここも違う」

ボロボロの本「」パラッ……

長身金髪の女性「『砂を裂き、静寂の底に王が眠る』……詩的な表現のくせに、位置情報が曖昧すぎる。存在するのなら正確に位置を残してほしいものだな」

オレンジ色のスライム「」モニャニャ

長身金髪の女性「お前も分からないか。心配するな、もとよりアテにしていない」

オレンジ色のスライム「」モニョニョ!

長身金髪の女性「何……ここを斬れ?」

オレンジ色のスライム「」モニョッ

長身金髪の女性「……今日はこれで終わりにするつもりだったが……試してみよう」スッ

切り裂かれる大地「」ズシャアッ‼︎

ゴゴゴゴゴゴ……

現れた遺跡の入り口「」ガラッ……

長身金髪の女性「……遺跡か。お手柄だな」

オレンジ色のスライム「」モニャァ

長身金髪の女性「喜ぶのはまだ早い。今度こそ最悪の古代兵器……本当に存在するのなら、ここで見つける」

風「」ヒュオオオオ……

993 : ◆sIVlz2/mNs :2025/11/10(月) 20:53:00.47 ID:aOwUOHvjO
これ以上はありません。このスレの残りは適当に消費してください。質問、要望等の返答は次スレで行いますので、あればどうぞ。
土曜日に本筋を進めていきます。それでは、また。
994 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/11/10(月) 21:21:13.60 ID:q2tIt4knO

続々とボス格キャラが集まってきたわね
長身金髪女性さん冷酷っぽそうなのにスライム従えててかわいい
しかしこうしてみるとクローディアやクロシュヴィアの存在が他の過激派への抑止力になってた面もあったのかも?
995 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/11/10(月) 21:48:52.79 ID:AqNchd0Oo
乙乙
こういう多くのキャラがひとつの目標に集まってくる幕間的表現好き!!
996 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/11/10(月) 22:35:39.28 ID:nOAWryrwO

平日に更新あるとは
フローディアとセーレフェリアはそもそもなんで組んでるのだろうか
997 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/11/10(月) 23:03:40.84 ID:7UisaTIoo
スレおつ
必要無いかもしれませんが本家スレからテラヌス・ウルスの主要施設を引用しておきます

□テラヌス・ウルス首都 主要施設
中央区:宿屋、噴水広場、市場、武具屋、酒場、浴場、冒険者ギルド、商人ギルド、宮殿、神殿、他
外周区:宝飾店、劇場、図書館、博物館、鍛冶工房、娼館、兵舎、練兵場、他
998 : ◆sIVlz2/mNs :2025/11/15(土) 13:12:54.36 ID:KQ/Vb07vO
次スレです。

https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1763179869/
999 : ◆sIVlz2/mNs :2025/11/15(土) 13:13:31.37 ID:KQ/Vb07vO
ーー??? 十年前

(身体が溶けていく。思考も、形も……名前すらも闇に沈んでいく)

(倒れているみんなの顔が霞んでいって……何度も呼んだはずの名前は、もう思い出せない)

(救いたかった。けれど……わたしの力じゃ、何もできなかった。目の前で世界が溶けていくのを……見ることしかできなかった)

(悲しい、哀しい、かなしい、カナシイ──)

(もう……消えてしまいたい。この悲しみを抱いたまま……いなくなりたい……)

倒れている黒髪幼女の手「」ピクッ

(え……?)

倒れている妖精の羽「」パタ……

(そんな……動けるはず、ないのに……)

倒れている赤橙少女の身体「」ググッ……

(……違う……こんなの……)

倒れている人々「」グッ……グググ……

(嘘……動けるはずがない……)

グルンッ

『なぜ、見ているだけなの……?』
『どうして、助けてくれないの……』
『あなたの力なら、救えたはずなのに……』

(やめて……聞きたくない)

瓶入りスライム「■■!!!聞こえるか!!!」

『私たちを見捨てたのだな……』
『お前のせいで……全部、終わっちまった』

(ちがう……みんなはそんなこと言わない……お願い、やめて……!)

瓶入りスライム「■■!気を確かに持て!」

オマエノセイダ……オマエノセイダ……オマエノセイダ……

(違う……違うの!……そんなつもりじゃ──)

倒れた人々の手「」ガシッ‼︎
『■■ちゃん……』
『いっしょにいる、って……約束したのに……』

(あっ……)
1000 : ◆sIVlz2/mNs :2025/11/15(土) 13:13:59.91 ID:KQ/Vb07vO
(──ああ、そっか。悲しみと一緒に沈むだけじゃ……誰も救われない……)

(みんな……ずっと泣いたままなんだ……)

(ごめンね、ミんナ……ワタシ、ヨウヤク気ガツイタ)

闇に包まれる黒いスライム「」ズオオオオオオ……

割れる瓶「」パリンッ!
瓶入りスライム→金髪碧眼の少年「■■!!!」バッ

(……ウルサイ……!)

黒い触手「」ブォンッ!
吹き飛ばされる金髪碧眼の少年「ッ!?」ベシャッ

闇に包まれた黒いスライム「……」

倒れた赤橙ポニテ少女「」
倒れた黒髪ロング少女「」
倒れたボサボサ金髪の壮年男性「」
倒れた黒髪の若い男「」
倒れた黒髪幼女「」
倒れた薄茶髪の少女「」
倒れた妖精「」

(ミンナ待ッテテ……スグ、楽ニシテアゲルカラ)スッ
倒れた人々に這い寄る黒い触手「」ズズズ……

デロデロ…バックン!!
モニョモニョ…モグモグ…

闇に包まれた黒いスライム→闇に包まれた女性「」ズズズ……

金髪碧眼の少年「ぐっ……この、魔翌力は……魔王!?」

闇に包まれた女性「アハ……嬉シイナ。ミンナト、ヒトツニナレテ」

闇に包まれた女性「コレデモウ……誰モカナシマズニスム……」

金髪碧眼の少年「やめろ……!今のお前は、自分自身を見失っている……僕の声が聞こえないのか、■■!?」

闇に包まれた女性の中の光「」キラッ……

金髪碧眼の少年「……!」

金髪碧眼の少年「……僕はまだ……お前を諦めはしない!!」ダッ

影に突っ込む少年の腕「」ズフズブ……
金髪碧眼の少年「……掴んだ!」ガシッ

闇に包まれた女性「──邪魔……シナイデ」
黒い触手「」ドドド……

吹き飛ばされる金髪碧眼の少年「──ッ!」
引き抜かれる星霊の剣「」ズルッ……

ドッガアアアアアアン!!!!!!



デロデロ……

闇に包まれた女性「……ネェ……ミンナ……聞コエル?」

砂煙を纏う赤黒の兵士「……」
複数の鎧を従えた鋼の騎士「……」
氷のソリに乗った黒い魔女「……」
星の光を纏う空を飛ぶ魔女「……」

闇に包まれた女性「……アァ……コレデ……寂シクナイ……」

闇に包まれた女性「アハッ……アハハッ……アハハハハハハハハハハハハハハハハハハ──」

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