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胡蝶しのぶ「できました!他人の夢に侵入する薬です!」
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1 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2025/08/24(日) 22:46:21.54 ID:6IgVG1ccO
しのぶ「炭治郎君から聞いた下弦の鬼の情報と、珠世さんから貰った血鬼術の解析結果。」
しのぶ「これらを基に自分なりに作ってみましたが、我ながら上手くできました!」
しのぶ「早速誰かに試してみましょう!カナヲ〜!カナヲ〜!」
カナヲ「お呼びでしょうか。」
しのぶ「カナヲ、この睡眠薬を飲みなさい。」
カナヲ「え?え?」
しのぶ「安心しなさい。何も問題は無いわ。」
カナヲ「でも、稽古はありますし。任務が入ったら向かわないと・・・。」
しのぶ「・・・・・・。」ニコッ
カナヲ(あ、飲まないとマズいかも。)
SSWiki :
http://ss.vip2ch.com/jmp/1756043181
2 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2025/08/24(日) 22:47:23.69 ID:6IgVG1ccO
カナヲ「では、銅貨を投げて決めます。表が出たら飲む。裏なら飲まない。」
しのぶ「いいでしょう。ただし私が投げます。」
カナヲ「あ、はい。」
しのぶ「いきます・・・はいっ!」
カナヲ(どっち・・・どっちなの・・・。)
しのぶ「取った!」
カナヲ「・・・どちらですか?」
しのぶ「ふふふ、表です!」
カナヲ(嘘じゃない・・・小細工はしてなかった・・・。)
3 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2025/08/24(日) 22:48:18.32 ID:6IgVG1ccO
カナヲ「どうして表が出せたのですか?」
しのぶ「まぐれですよ。それに・・・。」
カナヲ「?」
しのぶ「裏が出ても、表が出るまで投げ続けるつもりでした。」ニコッ
カナヲ「ひえっ。」
しのぶ「さあ、これを飲んで。ぐいっと。」
カナヲ「はい・・・分かりました・・・。」ゴクゴク
しのぶ(睡眠薬と夢に侵入できる薬・・・まずは同時に飲ませる。)
カナヲ「んん・・・。」zzz
しのぶ「次に縄で互いを結ぶ・・・できた。」
しのぶ「これでカナヲの夢に入れるわ!どんな夢を見るのかしら?」
4 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2025/08/24(日) 22:48:48.68 ID:6IgVG1ccO
〜カナヲの夢〜
しのぶ「これは、蝶屋敷ね。あれは・・・?」
カナヲ「姉さん、姉さん!」
カナエ「あらカナヲ、どうしたの?」
しのぶ(姉さん!!)
カナヲ「私、姉さんに、紹介したい人がいるの!」
カナエ「あらあら、カナヲにも遂に好きな人ができたのね。どんな人かしら、楽しみだわ〜!」
カナエ「カナヲが選んだ人なら、きっと素敵な人でしょうね。」
カナヲ「屋敷に来てもらってるから、ちょっと待ってて!」
しのぶ(カナヲに好きな人が・・・誰だろう・・・。)
キヨチャン! スミチャン! ナホチャン! クッツカレルトアルキヅライヨ!
しのぶ(この声は・・・。)
5 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2025/08/24(日) 22:49:25.44 ID:6IgVG1ccO
炭治郎「どうも、お邪魔しています!」
カナエ「あら、炭治郎君!」
カナヲ「姉さん、私、炭治郎と・・・その・・・。」
炭治郎「カナエさん!カナヲを、妹さんを、俺にください!」
カナエ「・・・いつか、こんな日が来ると思っていました。」
しのぶ(炭治郎君・・・カナヲとそんな仲に・・・。)ホッコリ
カナヲ「姉さん、認めてくれますか?」
カナエ「勿論、認めます・・・と、言いたいところだけれど。しのぶの意見も聞かないとね。」
しのぶ(私!そういえば何故私は登場しないの!こんな大事な場面で!)
6 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2025/08/24(日) 22:49:56.56 ID:6IgVG1ccO
きよ「しのぶ様なら、ただいま買い出し中です!」
すみ「少々量が多いため、時間がかかっています!」
なほ「でも旦那様が一緒なので、すぐに済むと思います!」
しのぶ(なるほど、私は外出中・・・旦那様?)
炭治郎「買い出しですか!では俺も運ぶの手伝ってきます!」
カナエ「炭治郎君はいいの、今日はお客さんなんだから。」
炭治郎「いいえ!任せてください!行ってきます!」
カナエ「行っちゃった・・・。」
カナヲ「炭治郎ったら///」
しのぶ(追いかけてカナヲ!あなたの夢だから、あなたが行かないと旦那が誰なのか確認できない!)
7 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2025/08/24(日) 22:50:27.64 ID:6IgVG1ccO
カナヲ「何だか今、しのぶ姉さんから追いかけるように言われた気がする・・・。」
カナエ「ふふふ、いいわよ、いってらっしゃい。」
カナヲ「はい、行ってきます!」タッタッタ
しのぶ(私も追いかけないと・・・。)
カナエ「しのぶ。」
しのぶ(!?)
カナエ「いるんでしょ、そこに。」
しのぶ「・・・よく分かったわね。」
カナエ「一応、柱だもの。」
しのぶ「そうね、そうだったわ。」
8 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2025/08/24(日) 22:50:58.08 ID:6IgVG1ccO
カナエ「その羽織・・・、しのぶも柱になったのね。」
しのぶ「はい。」
カナエ「やっぱり、あなたは鬼殺の道を進むのね。」
しのぶ「はい。」
カナエ「普通の女の子として生きて欲しかったんだけどなあ。」
しのぶ「できません。姉さんの仇を討つまで、私は止まりません。」
カナエ「仇・・・やっぱり、この世界は現実じゃないのね。」
しのぶ「姉さん・・・。」
カナエ「しのぶ・・・。」ボヤッ
しのぶ(姉さんの姿が歪む!?そうか、夢の境い目!カナヲが移動してるから!)
カナエ「姉さんはいつでも見てるから。」
しのぶ「・・・・・・。」グスッ
カナエ「頑張ってね。」
しのぶ「・・・・・・はい!」
9 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2025/08/24(日) 22:51:30.89 ID:6IgVG1ccO
〜一方、カナヲの方では〜
カナヲ「はあ、はあ・・・。」
炭治郎「あ、カナヲ、待っててくれて良かったのに!」
カナヲ「何だか、しのぶ姉さんが追いかけるように言ってる気がして・・・。」
炭治郎「しのぶさんが?何か嫌な予感がするな・・・。」
カナヲ「え?不吉なこと言わないでよ・・・。」
炭治郎「とりあえず、急ごう!」
しのぶ(夢)「カナヲ〜!炭治郎く〜ん!」
炭治郎「しのぶさん!あれ、手ぶらですか?」
しのぶ(夢)「そうよ!全部あの人に押し付けてやったわ!」
カナヲ「もしかして、また喧嘩?」
しのぶ(夢)「あの人が悪いのよ!贈ってくれた耳飾りを付けたのに、今日一日何も言わないの!」
炭治郎「いやほら、そういう性格じゃないですか・・・。」
10 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2025/08/24(日) 22:52:01.45 ID:6IgVG1ccO
しのぶ(追いついた!誰!誰が旦那なの!)
しのぶ(夢)「戦いでは機転が利いて頼もしいけど、一緒に生活してるとダメね!」
カナヲ「それでも、結婚しようと言ったのは姉さんからなんでしょ?」
炭治郎「同じ柱として死線を潜り抜けて、いつしか恋心を抱いたって、言ってましたよ。」
しのぶ(柱!?柱の誰かと結婚したの!?)
炭治郎「あ、噂をすれば・・・ほら、来ましたよ!」
しのぶ(誰なの!)
コチョウ コチョウ
しのぶ(誰かに呼ばれてる!?一体・・・あっ!夢から覚めてしまう!)
11 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2025/08/24(日) 22:52:37.47 ID:6IgVG1ccO
〜現実〜
カナヲ「んん・・・。」
しのぶ「起きちゃった・・・薬の実験をし過ぎて耐性が付いてるのね・・・。」
冨岡「何を言っているんだ、胡蝶。」
しのぶ「冨岡さん、いいところで邪魔をしてくれましたね。」
冨岡「何のことだ。二人とも寝てただけだろ。」
しのぶ「良い夢を見てたんですよ。」
カナヲ「あの、冨岡様はどうしていらしたのですか?」
冨岡「以前同じ任務でケガをした者がいてな、差し入れを持ってきた。」
冨岡「そしたら二人が縁側で寝ているものだから、起こしに来たんだ。風邪を引くといけない。」
カナヲ「それは、ご心配ありがとうございます。」
しのぶ「まあ、私も今は機嫌が良いので、許しましょう。」
冨岡(よく分からない・・・。)
12 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2025/08/24(日) 22:53:07.52 ID:6IgVG1ccO
しのぶ「そうだ冨岡さん、今日は空いていますか?」
冨岡「ん?ああ、空いているが・・・。」
しのぶ「ではこの後、ご一緒しませんか?」
カナヲ(!?姉さん・・・大胆!)
冨岡「構わん。」
しのぶ「では早速、私の寝室へ。」
冨岡「・・・胡蝶、流石の俺でもそれは・・・。」
しのぶ「あ、冨岡さんの家でもいいですよ。寝られれば十分です。」
カナヲ(今日の姉さん、すごく積極的!)
冨岡「胡蝶、女性が軽い気持ちでそんなことを言うものじゃない。」
しのぶ「へ・・・あ、違います!単に新薬の実験をしたいだけなんです!」
冨岡「それもそれでどうかと思うが・・・まあ、胡蝶のことだ、問題無いだろう。」
13 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2025/08/24(日) 22:53:37.32 ID:6IgVG1ccO
〜義勇の家〜
冨岡「結局俺の家に来てしまったな。」
しのぶ「寝るなら普段から住んでいる家が一番落ち着くでしょうから。」
冨岡「そういえば、女性を家に招くのは初めてだ。」
しのぶ「そうなんですか!冨岡さんの初めて、いただきました!」
冨岡(今日の胡蝶は一体どうしたんだ・・・。)
しのぶ「では早速、この薬を飲んでください!」
冨岡「飲むとどうなる?」
しのぶ「寝てしまいます!」
冨岡「それだけか?」
しのぶ「はい!」
冨岡「分かった。」ゴクゴク
14 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2025/08/24(日) 22:54:07.87 ID:6IgVG1ccO
〜義勇の夢〜
しのぶ(ここは、冨岡さんの家の縁側でしょうか。)
冨岡「胡蝶。」
しのぶ(気付かれた!)
冨岡「何をそんなところに立っている。こっちに座れ。」
しのぶ「は、はい。」
冨岡「これを食べてくれ。」
しのぶ「これは、生姜の佃煮ですね!好物です!」
冨岡「蝶屋敷に行った時に教えてもらってな。作ってみたんだ。」
しのぶ「あ、でもこれ一人分しかないですね。」
冨岡「俺にはこれがある。」つ鮭大根
しのぶ「まあ!」
15 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2025/08/24(日) 22:54:42.08 ID:6IgVG1ccO
しのぶ「・・・・・・。」モグモグ
冨岡「・・・・・・味はどうだ。」モグモグ
しのぶ「はい、とても美味しいです。」モグモグ
冨岡「それは良かった。」モグモグ
しのぶ(これは夢だから、味は私の記憶をベースにしたもの。)
しのぶ(だから冨岡さんの料理の味は分からない・・・。)
冨岡「・・・・・・。」
しのぶ「・・・・・・。」
冨岡「・・・・・・。」
しのぶ(気まずい!)
16 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2025/08/24(日) 22:55:14.07 ID:6IgVG1ccO
しのぶ(ここで炭治郎君が来てくれないかな・・・。)
ギユウサーン!
冨岡「この声は、炭治郎か。」
しのぶ(本当に来てくれた!炭治郎君偉い!)
ギユウサーン!
しのぶ「呼んできますね。」
冨岡「必要無い。」
しのぶ「せっかく来てくれたんですから。」
ギユウサーン!
しのぶ「すごい呼んでますよ。」
冨岡「無視すればいい。」
しのぶ「でも・・・。」
冨岡「胡蝶との時間を邪魔されたくない。」
しのぶ「へ・・・?」
17 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2025/08/24(日) 22:55:43.51 ID:6IgVG1ccO
しのぶ「それってどういう意味・・・。」
ハイリマース!
冨岡「入ります?いや、帰りますだな。」
しのぶ「ねえ、冨岡さん、さっきのは・・・。」
炭治郎「お邪魔します!」
冨岡「許可してないぞ。」
炭治郎「握り飯作ったので、持ってきました!」
冨岡「いただこう。」
しのぶ(何この展開。)
冨岡「炭治郎の作る握り飯は美味いな。」モグモグ
炭治郎「炭焼き小屋の息子なんで!米炊きなら任せてください!」ドヤサ!
しのぶ(そうなの!?食べたことないから味が分からない!今度作ってもらおう!)
18 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2025/08/24(日) 22:56:14.28 ID:6IgVG1ccO
炭治郎「ところで、しのぶさんは何故義勇さんの家に?」
しのぶ「あ、えっと、それは・・・。」
しのぶ(夢だから理由は無いんだけど、どう説明しようかしら・・・。)
冨岡「俺の料理を食べに来たんだ。生姜の佃煮。」
炭治郎「義勇さんの!俺も食べてみたい!」
冨岡「いいぞ、ほら。」
炭治郎「いただきます!」
しのぶ(さっき一人分しか無かったじゃない。)
炭治郎「美味い!美味い!こんな美味しい佃煮食べたことない!」
冨岡「そうだろう。胡蝶からも大好評だ。」
しのぶ(冨岡さんの夢だからこの感想は本物じゃないのよね。私が変に嘘ついたから誤解してるんだわ。)
19 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2025/08/24(日) 22:56:43.87 ID:6IgVG1ccO
冨岡「む・・・。」
炭治郎「どうしたんですか?」
冨岡「何だか、視界がぼやける・・・。」
しのぶ(夢から覚めてしまう!)
しのぶ「冨岡さん!さっきの言葉、どういう意味か教えてください!」
冨岡「さっきの?」
しのぶ「胡蝶との時間を邪魔されたくない、って言ったでしょ!」
冨岡「それは、つまり・・・。」
しのぶ「つまり・・・?」
20 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2025/08/24(日) 22:57:12.29 ID:6IgVG1ccO
〜現実〜
しのぶ「はっ!後ちょっとだったのに!」
冨岡「ん・・・寝ていたのか?」
しのぶ「冨岡さん、どんな夢を見ていたんですか?」
冨岡「ああ、すまない、全く覚えていないんだ。」
しのぶ「そうですか・・・。」
冨岡「だが、良い夢だったと思う。とても良い気分だ。」
しのぶ「私はとてももどかしい気分です。」
冨岡「そうか、残念だったな。」
しのぶ「ふんっ!」
冨岡(何故怒っているんだ?)
21 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2025/08/24(日) 22:57:41.15 ID:6IgVG1ccO
しのぶ「次は誰にしようかしら?」
冨岡「実験の続きか?なら適任がいる。」
しのぶ「どなたですか?」
冨岡「多少の害があっても何とかなる耐性を持っているやつだ。」
しのぶ「そんな人いましたっけ?」
冨岡「ついてこい。」
22 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2025/08/24(日) 22:58:12.05 ID:6IgVG1ccO
〜宇随の家〜
宇随「・・・で、俺のところに来たってか。」
冨岡「ああ、協力してやってくれ。」
宇随「まあ、多少の毒なら問題無いが、それ大丈夫なのか?」
しのぶ「大丈夫です!ただの睡眠薬です!」
宇随「怪しいな・・・普段鬼の毒を作ってる胡蝶が新薬の実験って言ったら、それ絶対に人間用じゃねえだろ。」
しのぶ「二人試してますけど、無害ですよ。」
宇随「・・・・・・。」
しのぶ「まあ、仕方ないですね。諦めましょう。無理にとは言いません。」
義勇「ああ、地味クソ野郎の宇随には無理な相談だった。」
宇随「ちょっと待て、今何て言った!」
しのぶ「失礼ですよ冨岡さん。クソ野郎だなんて。」
宇随「誰が地味だとお!?」
しのぶ(そっち!?)
宇随「この程度の薬、宇随様には朝飯前よ!」ゴクゴク
23 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2025/08/24(日) 22:58:41.22 ID:6IgVG1ccO
〜宇随の夢〜
しのぶ(ここは・・・遊郭かしら。でも人がいない・・・。)
ドガーン!
しのぶ(爆発音!?何が起きたの!?)
宇随「今度こそ決着付けてやるぜ!上弦の鬼が!」
妓夫太郎「お前一人で俺たちに勝とうなんて、無理な話なんだよなああ!」
しのぶ(あれは、報告で上がってきた上弦の鬼!?夢の中で戦っているの!?)
堕姫「勝てるわけないじゃない!無様に死になさい!」
しのぶ(一人で二人を相手に!無茶よ!)
宇随「俺一人でお前らに勝てないと!御館様が安心できないんだよ!!」
堕姫「隙だらけよ!ほら!」
宇随(やべえ!)
24 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2025/08/24(日) 22:59:10.76 ID:6IgVG1ccO
しのぶ「蟲の呼吸 蜂牙ノ舞 真靡き」
堕姫「うぐっ!?」
宇随「胡蝶!?どうしてここに!?」
しのぶ「水臭いではありませんか、宇随さん。一人は私が引き受けます。」
妓夫太郎「何だお前、柱かあ?」
堕姫「やってくれたじゃない。っていうか凄い美人。どっかの学園の三大美女みたいだわ。食べてあげる。」
しのぶ「咄嗟に動いたので単なる突きになりましたが。次は毒で殺してあげますね。」
宇随「おい胡蝶!これは俺の戦いだ!出しゃばるな!」
しのぶ「例え夢でも、仲間を助けないわけにはいきません。」
25 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2025/08/24(日) 22:59:40.90 ID:6IgVG1ccO
しのぶ「そう考えているのは、私だけではありませんよ。」
炭治郎「宇随さん!助太刀に来ました!」
宇随「お前まで!」
しのぶ(炭治郎君、今日何度も出てくる・・・。)
堕姫「お兄ちゃん!そっち任せたわよ!私はこの女をやる!」
しのぶ「侮ってはいけませんよ。夢とはいえ手加減しません。」
堕姫「さっきから意味分からないこと言ってんじゃないわよ!」
しのぶ(数の上では不利、それに私は相手の戦術を把握していない。どう動きましょうか・・・。)
妓夫太郎「関係無え、関係無え、俺が全部終わらせてやるからなああ!!」
しのぶ(まずい!広範囲の攻撃が来る!)
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