【ソードアート・オンライン】俺「安価の力でデスゲームを生き残る」第3層

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121 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/27(土) 16:26:55.02 ID:NFtoLbmq0
ほんま余計なことしてくれたわ
122 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/27(土) 16:30:32.94 ID:0dsIZhos0
別に俺ミスしてなくね
巻き戻しだから質問しただけあれだけしっかりと書いてるのに確認怠った1のミスだろ
123 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/27(土) 16:34:18.39 ID:0dsIZhos0
つーか>>117どこが俺のミスか説明しろや
124 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/27(土) 16:56:14.32 ID:NFtoLbmq0
質問しただけなら>>105は明確にミスだし
指定レスの後なのにダラダラと訂正しないのがミスだし
中途半端なタイミングで余計なこと言ってやり直させてるのもミスだし
そもそも質問の内容がクソどうでもいい

こんなにやらかしてなんで「しっかりと確認しなかったのが悪い」とかずっと喚けるんだ
確認する訳ねえだろ戻る場所そこしかなくて場所指定されて1分も訂正されねえんだから
125 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/27(土) 17:00:26.25 ID:6TO6gKECO
頭おかしいイッチの作品にかじりついてる頭沸いてるオレら
126 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/27(土) 17:12:54.46 ID:Ytwp9156o
変な考察しては選択肢外してイッチの悪口言ってるいつもの人かこれ
自分が悪いって発想ないんかな
127 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/27(土) 17:25:16.54 ID:WGPI3yGPO
そんなこと言ったらまた自演認定されるぞ
128 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2025/09/27(土) 17:37:56.94 ID:FsobtJL10
とりあえず今回だけオマケします(失敗したらもうそのままです
これ以降は>>105のような場所指定のようなミスがあってもやり直し場所の訂正無ければそのままそこから進めます


コンマ下二桁
21以上ダンジョンに潜ってると、偶然リーテンと再開した
20以下レアドロップを入手した


安価下
129 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/27(土) 17:46:00.56 ID:NFtoLbmq0
ゴネまくったら温情もらえて草
130 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/27(土) 17:50:37.51 ID:WGPI3yGPO
ゴネ得ゴネ得
131 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/27(土) 17:52:41.65 ID:OLXXqUpjO
どうでもいい判定だしもっと大事なところでゴネてくれ
132 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2025/09/27(土) 18:35:12.81 ID:FsobtJL10
コンマ56
コンマ72
地下墓地

俺「ホリゾンタル・アーク!」ザッブンッ!!

マミー「」パリ-ン!!

俺「ふぅ…」

俺(未だドロップしないか…)

俺(だが、次のマミーが湧くまで宝探ししてたら…)

スターサファイア「「「」」」

俺「よしよし…。これだけあったらリズに売ればマント分のお金に換えてくれるか」

マミーB「アア-」
マミーC「アア-」

俺「チッ、2体同時湧きか…。面倒だが、やるしか無いか」スチャッ

俺(一体目は…バーチカル・アーク!)ダッ

俺「おおおおっ!」バッブンッブンッ

マミーB「」ドシユッ!!パリ-ン!!

俺(1体は倒したが…)

マミーC「アア-」ブンッ

俺「くっ…!」ガッ!!

俺HPゲージ「」ズズ...

俺「今度はこっちの番だ!!」ブンッ!!ブンッ

マミーC「」ドシュッズバアッ!!パリ-ン!

俺(はぁ…。こいつら防御力は皆無の癖に攻撃力だけはたけーんだから…)クルッ
俺手「」ポ-ション「」スッ

重装備のモンスター「」ヌッ

俺「どわあぁぁっ!?!?」ビクウッ!!

重装備のモンスター「ッ…!」ビクッ!!

俺手「ポーション「」」ポロッ

パリンッ!!

俺「な、何だこの全身バベル装備のごついモンスター!?急に俺の真後ろに立って…まさかこの墓地の隠しフィールドボス!?!?」スチャッ

重装備のモンスター「…。」

俺(いや、よく見たらアレ?…)

緑マーク「」

俺「モンスターのマークじゃ無い?プレイヤー?…」

重装備のプレイヤー「驚かせてしまってすみません。私です」ピッ

顔装備「」スッ

俺「あっ…あんたは…」

リーテン「リーテンです。6層のフロアボス戦ではお世話になりました」
133 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2025/09/27(土) 19:12:49.29 ID:FsobtJL10
地下墓地

リーテン「トッププレイヤーの俺さんは6層に居るのかと思いましたが、こんな誰も来ない地下ダンジョンでレベリングしてたんですね」

俺「いいや、レベリングじゃ無くて防具作りの為のレアドロップをここに出るモンスターから狙ってたんだ」

リーテン「あっ、そうだったんですか」

俺「リーテンこそ、どうしてこんな場所に?」

リーテン「実はこのダンジョン、壁を掘ると結構レアな鉱石やアイテムが落ちるんですよ」

俺「マジ?…」

リーテン「はい。だから鉱石取りも兼ねて掘ろうかなと思ってたら、珍しくこんな地下深くでモンスターと戦っているプレイヤーがいたので覗いてみたら…と言う事です」

俺「なるほど…。でも、確かに…」ジッ

リーテン全身「重装備「」」大楯「」メイス「」

俺「その全身バベル装備だと強化するのもかなり鉱石必要そうだよな…」

リーテン「あっ…そ、そうですね…」

俺「と言うか、5層攻略の段階でよくその全身バベルを揃えれたな…」

俺「その防具、一つの部分作るだけで3日は鉄鉱石集めで掘らなきゃ作れない装備だぞ?…」

リーテン「え、ええ…」

俺「その最強の鎧をもう全身ビッシリと装備なんて、今この世界じゃリーテンくらいだろ?」

リーテン「そうですかね?…」

俺「まぁでもその鎧防御力はクソ高い代わりに……見た目が…」

リーテン「全身装備すると顔も見えないしダルマみたい、ですか?」

俺「あっ、いや……」

リーテン「いえ構いません。シヴァにも同じ事言われましたし…でも、私はこっちの方が落ち着くんです」

俺「ええ…?」

リーテン「私、実は他のMMOでもタンク役をやってたのでこっちの世界でもこの格好の方が逆にやりやすくって」

俺「そ、そうなんだ…」

俺(装備や武器の見た目まで拘るアスナとは正反対だな…)
134 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2025/09/27(土) 19:32:22.00 ID:FsobtJL10
地下墓地

俺(俺は偶然会ったリーテンに何処の壁を掘れば鉱石やレア装備が出やすいのか教えて貰って近くで掘っていた)ツルハシ「」

俺「しかしカウントダウン企画。上手く行って良かったよ」

リーテン「いえ、此方こそ…あの時俺さんやアスナさん達がALSの1軍がDKBを出し抜くと言う情報を手に入れてくれてなければ大変な事になっていました」

リーテン「この発掘場所を教えるのはそのお礼です!」ザクッ

リーテン「あっ、見て下さいこれ」スッ

イヤリング「」

俺「DEXアップ5ポイント…器用さの上がるイヤリングか。へえ、凄いな」

リーテン「マミーや吸血蝙蝠に見つかったら鬱陶しいですが、運が良ければ1日で1万コルは稼げますよ」

俺「凄い金策の場所なんだな…。早速俺もそっちで掘ってみるよ」

リーテン「はい。頑張って下さい」

俺(…ちょうど金欠の時にここの存在を知れたのは凄い運が良いな俺。この辺りで良いか)スタスタ

俺「でもリーテンって女性なのに、タンク役って珍しいな」ザクッ!!

リーテン「ええ…よく言われます」ザクッ!!

俺「よく言われる?…」

リーテン「女のタンクなんか信用できないって…」ザクッ

俺「そ、そうか?…」

リーテン「ええ。このSAOでも言われました…と言うか、デスゲームだからこそ、余計にですかね…」ザクッ

俺(まぁ、女性のタンクってイメージあんまり湧かないし…パーティー組んで命預けるのは怖いよな…)ザクッ

俺(俺はレベル足らないフロアボスにも果敢に挑んで、しっかり攻撃弾いてたリーテンの姿を見てたから何とも思わないが…)

俺(…多分見て無かったら俺もイマイチ信用は出来なかったかも)ザクッ

俺「ん?…」
135 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2025/09/27(土) 20:00:09.08 ID:YUgewM41O
地下墓地

リーテン「だから最近まで私の事は誰も信用してくれなかったので、4層の頃まではいっそ最後までソロのタンクで行ってやろうって思って私もソロプレイヤーだったんですよ」ザクッ

俺「へぇ、リーテンもソロだったのか」砂「」サッサッ

リーテン「はい。女のタンクは馬鹿にされやすいので顔もバベル型のフルフェイスの鎧にして普段は女だとバレないようにしてるんです」

俺「アスナみたいに、馬鹿にしてくる男には実力で黙らしてやったりしたら良かったんじゃないか?」サッサッ

リーテン「あ、いえ…流石にアスナさんみたいに気高くはなれないので…」

俺「そうか…」サッ

俺(おっ出て来た…が、何だこれ?)

赤く光る指輪「」スッ

リーテン「だけど、4層の造船クエストで合言葉が分からず苦しんでた所をシヴァに助けて貰って…//」

リーテン「それでギルドにも誘われて、結局私も5層が始まる前にALSに入ったんですが…」

リーテン「……でもシヴァは、5層のフロアボスを皆んなで攻略後……」

俺「……ッ!?」

リーテン「って聞いてます俺さん?」スタスタ

リーテン(何してるのかしら?)

リーテン「俺さん?…」

俺「えっ!?あっ…//」

赤く光る指輪「」

リーテン「えっ?…レッドダイヤモンドの指輪!?」

俺「な、何か…ヤバい物出たかも…」スッ

リーテン(見た目も綺麗だけど…STR+10、VIT+20、バトルヒーリングスキル上昇…)ゴクリ...

リーテン「こ、これ…DKBに売れば8万コル以上で買い取ってくれると思いますよ…」

俺「ま、マジ?…」

リーテン「は、はい…」

俺(おいおいおいおい、この指輪一つで金欠問題解決どころか1発大金持ちじゃないか!)

俺(でもこれ、STR上昇と他の効果も合わせてパワータイプの俺が装備しても攻略にめっちゃ役立つぞ…)ゴクリ...

リーテン(STR、VIT上昇とバトルヒーリングスキルのバフが強すぎる。タンクの私にピッタリだし、私も欲しいくらい…)ゴクリ...
136 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2025/09/27(土) 20:30:10.57 ID:FsobtJL10
地下墓地

ザザザザザザッ...

俺「ん?…」

リーテン「え?…」

大量のマミー「「「「「「「アア-」」」」」」」」ヒュンヒュンヒュンヒュン...

リーテン「マミーの大軍が一気に出現した!?」

俺(俺がこの指輪を発掘した瞬間に…?)

俺「…!!まさか、こいつらはこの指輪を墓荒らしから守る番人って事か!?」

リーテン「そんな…。じゃ、じゃああった場所に指輪を返せば…」

俺「いやいや、そんな勿体無い。こいつら全て倒して指輪は持ち出す」スチャッ

リーテン「ええ…」

俺「…ついでに上手く行けば探してるレア素材もゲット出来る。俺にとっちゃ両取り出来てWINWINだ」スチャッ

大量のマミー「「「「「「アア-」」」」」」

俺「ただ、この数だとリーテンも巻き込んでしまう。どっかに隠れてろ」

リーテン「何言ってるんですか。この数相手じゃ隠れられる場所なんてありませんよ」スッ

鉄仮面「」シュッ

俺「リーテン、今のレベルは?」

リーテン「29です」ロングメイス「」スチャッ

俺「流石に元ソロタンクプレイヤーなだけあって強いな」ピッ

「俺のパーティーに加わりますか?」

リーテン「あ…」

俺「今シヴァタと組んでるなら無理強いはしないが…」

リーテン「あ、いえ…今は組んでませんから」ピッ

「Litenがパーティーに加わりました」

俺「マミーは装甲は紙だが、攻撃力はかなり高い。気を付けろよ」

リーテン「大丈夫ですよ。こう見えて、今の防御力だけはこの世界最強の自信がありますから…」

俺「フッ、そうか。心強いな…」

大量のマミー軍団「「「「「「「アア-」」」」」」」ゾロゾロ...

俺(早速、今見つけたこの地下墓地の宝の指輪の効果を試す時だが…)

レッドダイヤモンドの指輪「」


1俺が装着し、敵を薙ぎ倒しながら進む
2リーテンに渡して更に防御力を上げてタンク役を頑張って貰いながら連携重視で戦う

多数決下3まで
137 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/27(土) 20:35:13.37 ID:veDyJeQ4o
2
138 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/27(土) 20:41:21.65 ID:OLXXqUpjO
2
139 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2025/09/27(土) 21:59:33.81 ID:FsobtJL10
地下墓地

俺「リーテン。これを」スッ

レッドダイヤモンドの指輪「」

リーテン「えっ…?い、いいんですか?…」

俺「構わないさ。その代わり、タンクとしてかなり頑張って貰うぞ」

リーテン「…!はい!任せて下さい!」

大量のマミー軍団「「「「「「アア-!」」」」」」

俺「来るぞ!!」

リーテン「ッ…!」ダッ

俺(俺はリーテンと共に、無限湧きのマミー軍団を片付けながら地上を目指した)


俺とリーテンの相性
コンマ下二桁
76以上アスナ並みだった(リーテンギルド加入確定)
75以下普通

安価下
140 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/27(土) 22:03:32.63 ID:CN+YVx6ro
141 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2025/09/27(土) 22:09:58.01 ID:FsobtJL10
すみませんここ緩和範囲内でした

1振り直す(2回振り直せます
2最高値で進む

多数決下3まで
142 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/27(土) 22:12:52.93 ID:CN+YVx6ro
2
143 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/27(土) 22:23:13.35 ID:2DEsrMQvo
1
144 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/27(土) 22:26:21.94 ID:0QWMcWLL0
2
145 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2025/09/28(日) 00:33:10.35 ID:cXj0tmh90
地下墓地

マミーAB「「アア」」ブンッブンッ

リーテン「ッ…!スイッチ!」盾「」ドガッ!!

俺「うおおおおっ!」ブウンッ!ビュオッ!!

マミーAB「「」」ズバアッ!ドスッ!!

マミーCD「「アア-」」ブンッ

俺「くっ…!」チラッ

俺(数が多い!流石に捌ききれないか)

リーテン「ッ…」ロングメイス「マミー腕「」」ガッ!!

俺「リーテン!?ナイスカバーだ!」

リーテン「守りは任せて下さい!」

俺「よしっ!それなら攻撃は任せろ!」タッタッタッ

リーテン「お願いします!」ガッ!!

俺(俺とリーテンのパーティー相性はかなり良かった)

俺「はあああっ!」ブウンッ!!

マミーCD「「」」バリ-ン!!

リーテン「はっ…!」ロングメイス「マミーE「」グチャッ!

俺(俺がアスナと組んだ時の戦闘スタイルが攻撃特化の瞬殺型なら、リーテンとは攻防自在の超安定型…)

俺(この世界で最強の攻撃力と最強の防御力が組んだらそりゃそうなる…と言う感じでかなり戦い易く、数的不利でも全く死の恐怖を感じないくらい安定していた)

俺「はあっ!」ブンッ!

マミーFGH「「「」」」パリ-ン

俺(これまでずっとアスナと組んでたから知らなかったが、パーティーにタンクが居る場合って、こんなに戦い易かったのか…)

リーテン「たあっ!」盾「」ドガッ!!

マミーI「」ドンッ...

俺剣「」ズバアッ!!

マミーI「」パリ-ン

リーテン(このデスゲームで今までこんな攻撃型の人とはパーティーになった無かったけど、戦闘ってこんなに簡単だったんだ…)
146 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2025/09/28(日) 01:02:12.27 ID:cXj0tmh90
カルルイン地下

リーテン「なんとか無事ダンジョンから抜け出せませたね」

俺「ああ…。本当に…」

俺「まさかマミーが無限湧きだったとは思わなかったよ…。リーテンが常に身体張って俺を守ってくれたお陰だな」

リーテン「いえ、それがタンクの役目ですから」

リーテン「俺さんこそ、5層のフロアボス戦の時の全体への指揮や命懸けで仲間を守ろうとする姿勢も素晴らしかったですが」

リーテン「実際に戦った場合でも、やっぱり攻略組で一番レベル高いだけあってかなり強かったんですね」

俺「そりゃあ元々は指揮執るよりも、最前線で戦うタイプだからな…」

リーテン「モンスターはあんなハイスピードで倒せたんだって初めて気付きました」

俺「そういや、ずっとソロタンクでやってて4層から組んだシヴァタもタンクなんだっけ?」

リーテン「はい。今まではアタッカー無しでやって来てました」

俺「俺達とは逆か…。お互い今日の戦闘は色々と勉強になったって訳だ」

リーテン「ですね」

俺「まぁ無限湧きマミーのお陰で探してたレアドロップも手に入れたし、レア指輪も手に入ったし…」

俺「あ、でも結局俺しか得してないのか…」

リーテン「あっ、いえいえ。私も経験値はかなり入りましたから…」

俺「それもお互い様だろ」

リーテン「そ、そうですけど…でも本当に気にしないで下さい。大丈夫ですから」

俺「そうだ。もし良かったらこの層の名品奢らせてくれよ」

リーテン「えっ?名品?」

俺「あっ、知らない?」
147 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2025/09/28(日) 10:12:15.02 ID:cXj0tmh90
undefined
148 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2025/09/28(日) 10:13:17.08 ID:cXj0tmh90
カルルイン

ブルーベリータルト「」

リーテン「美味しい…。こんなお店がこの層にあったなんて…」

俺「通常の主街区の店や酒場と違って、街の上層に登らないと食べれないからな」

俺「情報屋に金払わないと教えてくれない名店だ」

リーテン「でも大丈夫なんですか?こんな高価な物ご馳走して貰って」

俺「ああ一人分くらいなら全然大丈夫さ」

リーテン「そ、そうですか…?それなら…」コクッ

俺(そう…。実は俺は更にレア物も手に入れたしな)

俺「そう言えばシヴァタはどうしたんだっけ?普段は一緒にレベリングしてないのか?」

リーテン「あ、ああ…彼とは…」

俺「??」

俺(何か歯切れが悪いな…。もしかして別れた?いや、それは無いな)

俺(さっきシヴァタの事を語る時照れてたように見えたし)

リーテン「実は第5層のフロアボスを倒した後、その実力を認められてカウントダウンパーティーでリンドさんからDKBの幹部にならないかと勧誘されて…」

俺「じゃあシヴァタはALSを辞めたのか?」

リーテン「いえ、元々前から声はかかってたみたいなんですが第5層で起きたALSの上層部のやり方に見切りを付けて…」

俺「それでリーテンは?」

リーテン「勿論シバからは声は掛けられました。でもやっぱりDKBは女のタンクは信用していなくて」

俺「あっ、言われてみればDKBの攻略後で見かける奴って全員男だな…」

リーテン「それで結局シバからは…」

シヴァタ『大丈夫だよリッちゃん。このデスゲームは僕等DKBがクリアしてみせるから。リッちゃんはALSに残ってくれ』

リーテン「……シバは優しいけど、そこは違うんだよなぁ」ボソッ

俺「そ、そうなんだ…」
149 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2025/09/28(日) 10:23:39.37 ID:Fgp6LR2d0
カルルイン

俺(意外とリーテンもはじまりの街に篭らずにソロタンクだったり、アスナと同様強がりな所あるんだな…)

俺(…いや、攻略組ギルドに入るくらいなんだからそれくらい無いとやっていけないんだろうが)

俺「でも実際にフロアボス戦や昼間の地下洞窟で一緒に戦った俺はリーテンの実力も、判断力も全然最前線でも通用すると思うけどな」

リーテン「あっ…ど、どうも…。そう言ってくれるのは俺さんだけですよ//」

リーテン「やはりこう言うMMORPGと言うのは女性プレイヤーはチヤホヤされるのは多いですが、戦力としては見做され難いのが根本にあるんです」

俺「リーテンさえ良ければ俺からDKBのリンドに推薦してみようか?リンドも俺からの推薦ならある程度聞く耳は持つだろうし」

リーテン「い、いえそれも大丈夫です。私自身も女性蔑視してるギルドに入りたいとは思ってないので…」

俺「そ、そうか…」

俺(女性だとしても誰よりも強いアスナと基本居るからか、そう言う差別的な事をこのゲーム内で感じた事は無かったが…)

俺(この世界でもそう言う事が起きているんだな…)
150 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2025/09/29(月) 00:38:33.98 ID:6GySgn1r0
undefined
151 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2025/09/29(月) 00:41:05.60 ID:6GySgn1r0
カルルイン

リーテン「俺さんの方はアスナさんと一緒じゃ無いんですか?」

俺「あ、あぁ…それが実は、3層でアスナはエルフ戦争クエスト受けれたけど…俺は他の用事してたらクエストの定員オーバーで受けれなかったから」

リーテン「あ、なるほど…それで別々に?」

俺「エルフ戦争クエってだいぶレアアイテムが報酬で貰えてるから、クエスト破棄させてまで一緒に行動するのって何か勿体なくてさ」

リーテン「なるほど…。確かにエルフ戦争クエストって攻略組だけが受けてますね」

リーテン「私も3層へ来た頃にはもう受けれませんでした」

俺「だろうな。たった2日で受けれなくなったし…」

リーテン「それじゃあ普段は別々に行動しながら、フロアボス戦だけは一緒にやってる感じなんですね」

俺「ああ。まあエルフ戦争クエストの終わる9層まではそうなるだろうな…」

リーテン「お互い、結構すれ違ってるんですね…」

俺「まぁすれ違ってても、俺はソロで好き勝手やれるのも好きだけどな」

リーテン「そうなんですか。私はソロだと戦闘時間かかっちゃうので…」

俺「ソロタンクだとそうなるか」

リーテン「ええ。だからさっき俺さんとパーティー組んだ時、アタッカーのMobの処理はこんなに早いんだ…って初めて知りました」

リーテン「勿論俺さんクラスの速い剣士はビーターのキリトさん等数人くらいしか居ないと思いますが…」

俺(…リーテンはタンクである事に誇りを持ってるから直接は言えないが…やっぱソロタンクって結構効率悪いんじゃないか?)

俺(でも俺と組んだらかなり安定するし…俺が未だレベルとか上がるようならパーティーに誘ってみるんだが…)

俺(今はレアドロップ探ししてるしな…)
152 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2025/09/29(月) 00:43:16.53 ID:6GySgn1r0
カルルイン

リーテン「あ、そうだ。この指輪返しておきます」スッ

レッドダイヤモンドの指輪「」

俺「あ、そうだ。忘れてた」

リーテン「いやいや、こんな超レアで強力な指輪の存在忘れちゃダメですよ」

リーテン「この指輪一つで5レベル分ステータスが上昇するくらいの効果あるんですから」

俺「まぁ、だろうな。そんなぶっ壊れ性能の指輪は俺も見た事が無い」

リーテン「自分で装備してもかなり強いし、DKBに売っても大金を獲れますよこの指輪なら」

俺(まぁSTRとVITのボーナスとバトルヒーリングバフなんて人も選ばないしな…)

俺(どちらかと言うと体力伸ばした方が良い前衛職が使うのが最適だが…)レッドダイヤモンドの指輪「」

俺(…いや、待てよ。これがあるなら…)


1レッドダイヤモンドの指輪を餌に9層まで俺とパーティー組まないか誘ってみる
2パーティーには誘わないが、いつでも組めるようにフレンド申請を申し込む(レッドダイヤモンドの指輪は回収)


多数決下3まで
153 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/29(月) 00:48:44.98 ID:xK/Iex9V0
金持ちとリーテンギルド入り確定って書いてたのになんだこの選択肢
1
154 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/29(月) 01:16:06.63 ID:dlcZ29gxo
2
155 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/29(月) 01:25:22.25 ID:DX5zqvMAO
1
156 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2025/09/29(月) 09:43:19.62 ID:6GySgn1r0
カルルイン

俺「リーテン、取引しないか?」

リーテン「取引?」

俺「第9層まで俺とパーティーを組んで欲しい」

リーテン「え?それはどう言う事ですか?」

俺「ちょうどお互い相方と組めなくてソロだし、戦闘時の相性も良かったし効率的にも悪く無いと思うんだ」

リーテン「…。」

俺「もし俺と組んでくれるなら、このレッドダイヤモンドの指輪はリーテンに渡そうと思う」

リーテン「えっ……ええっ!?//」ゴクリッ...

157 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2025/09/29(月) 10:06:17.56 ID:6GySgn1r0
スタキオン

俺「リズ、見て欲しい物があるんだ」スタスタ

リズベット「いきなり現れたと思ったらどうしたのよ?素材探しは?」

リズベット「と言うかアレ?リーテン?」

リーテン「一昨日ぶりリズ」スタスタ

俺「うん?リズって…2人ってそんな仲良かったっけ?」

リーテン「2層の頃からの友達です」

リズベット「リーテンの着てる鎧装備6種は全て私が作ったのよ」ドヤッ

リーテン「それ以外にも、リズにはアイテムの使い道とかよく相談にも乗って貰ってるんですよ」

俺「そうだったのか…」

俺(何か、意外とこの世界って狭いな…)

リズベット「でもアンタとリーテンって珍しい組み合わせね」

俺「実はリーテンと暫くパーティー組む事にしたんだ」

リズベット「えっ!?マジ!?…」

リーテン「うん」

リズベット「でもアンタがアスナ以外と組むって…あ、もしかしてリーテンもウチのギルドに移籍して来るとか!?」

リーテン「え?」

俺「いや、別にそんな話はしてないが…」

リズベット「あーなんだ違うんだ」

俺「リーテンはALSに所属してるからその考えは浮かばなかったが…言われてみたらそれもアリだな」

リーテン「どう言う事ですか?…」

俺「攻略組の現在のパーティー編成、DKBとALSが3か4パーティーずつ出す事になっててウチは1パーティー出す事になってるんだ」

俺「でもウチからは俺とアスナしか攻略組に出てないから枠も空いててソロのキリトも入れて基本的に3人パーティー編成でボス戦に挑んでるんだ」

俺「それでも残りの3枠も空いてるし、ウチのギルドに入ってリーテンもそこに加わるか?」

リーテン「それは…」

俺「ALSからは1軍じゃ無いから出れなくても、ウチに入れば攻略組に出れるしボス部屋でDKBのシヴァタとも会えるだろ」

リーテン「なるほど…。確かに…」

リズベット「あたしもリーテンなら大歓迎よ」

リーテン「少し…考えさせて下さい」
158 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2025/09/29(月) 12:23:05.19 ID:tAwMl90A0
スタキオン

リズベット「それで最初に言ってた鑑定して欲しい物って?」

俺「これだ」

ブルーダイヤの指輪「」コトッ

俺「第5層の泥棒鼠からドロップしたんだが…」

俺「リーテンにあげた指輪と違って装備効果は弱いんだよな。でも凄い綺麗だから」

リズベット「り、リーテンにあげた…指輪!?」

リーテン「ち、違うよ!そっちは凄くバフ付いたレアアイテムなだけ!?そう言う意図は無いからお互いに!?///」ブンブンッ!

リズベット「そ、そうよね…。はは…」

俺「そうか…。普通にレッドの方はアイテムとしてしか見て無かったが、男が女に指輪を渡すって別の意味もあったの完全に忘れてた…」

リズベット「アンタのその考え方がゲーム脳過ぎと言うか、攻略組って感じのズボラっぷりね…」

俺「と、とりあえず良いからこれを鑑定してくれよ//」

リズベット「ふむ…まあいいわ」虫眼鏡「」スッ

俺「どうだ?」

リズベット「え…?」

俺「うん?」

リズベット「これ、すっごい価値高いかも…」

俺「えっ?…」

リズベット「10万コルでどう?」

俺「10万!?」

リーテン「そんなに…?」

俺「もしかして仲間価格とか?」

リズベット「んな訳無いでしょ。仕事に関してはあたしプロ意識持ってやってるから」

俺(10万コルもあれば一気に大金持ちだ…)

俺(だが、そこまで価値あるなら取っておいていざと言う時にアスナや誰かに渡したら喜ぶだろうな…)


1…しかし現状金欠な状態は辛いので売る
2売らずに持っておく

多数決下3まで
159 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/29(月) 12:41:43.42 ID:BV0HRysd0
1
160 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/29(月) 12:52:14.39 ID:xK/Iex9V0
2
161 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/29(月) 12:56:02.19 ID:6ZdipoBmo
2
162 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/29(月) 13:08:59.47 ID:sTwyPgkUo
好感度10を匂わされたらなあ
163 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2025/09/29(月) 21:48:35.06 ID:6GySgn1r0
砂丘

俺(結局、俺は指輪を売らなかった)

俺(いつかアスナにあげるか、それとも別の使い道がありそうな気がしたから…)

蠍型モンスター「」ビュオッ

俺「ッ…」サッ

俺「はっ!」ブウンッ!!

蠍型モンスター「」ズバアッ!!パリ-ン

俺(これで24匹目…)スチャッ

俺「ふう…」

リーテン「なかなかドロップしませんね」

俺「ああ、リーテンも付き合ってくれてありがとな」

リーテン「パーティーメンバーの為なら当然です」

俺「そう言ってくれると助かるよ」

俺(俺はリーテンを連れて、残りのレア素材探しの蠍狩りをしていた)

俺(最後のレアドロップはこの蠍型モンスターから手に入るらしい)

俺「それにしても…」

太陽「」

俺(この層は変わっている…。昼間のみ、蠍型モンスターが出現して夜は全く別のモンスターが出現する)

俺(夜は主にアストラル系のモンスターが多いらしい)

俺(つまり、ここは最後の関門…。昼間のみのモンスターのみでレアドロップを狙う。相当運が良く無いと手に入らない)

俺「日が落ちるまでに見つかれば良いが…」


コンマ下二桁
31以上初日では見つからなかったが、ちょうど近くのダークエルフ城に居たアスナがくれた
30以下初日では流石に見つからなかった


安価下
164 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/29(月) 21:53:21.97 ID:w9+jqjhcO
165 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2025/09/29(月) 22:11:54.62 ID:6GySgn1r0
コンマ97
ほぼ同じなのでカット
宿屋

俺(麻痺レベル5の耐性を持った白マントを作った俺は予定してたよりも思ったより早く作れたので、明日はリーテンの方の鉄鉱石掘りに付き合おうとしていたが…)

俺「キリトからメッセージが来てる。珍しいな…なんだろう?」ピッ

俺(お前と一緒にやってみたいクエストがある。もし今ソロで暇してるなら、一緒にクエストやらないか?)

俺(麻痺用のマントも作り終わったから、もしソロだったら誘いを受けてたが…)

俺「キリト…。悪いが今の俺はもうソロではないんだ…」

俺(ここは断って…いや、待てよ?)

俺(キリトが紹介してくるって事は、エルフ戦争クエスト並みにかなり美味しいクエストの筈…)

俺(どうしよう…。リーテンと約束してるしな…)


1先に約束したリーテンとの約束を優先する
2リーテンに謝罪してキリトの方へ行く
3明日取る予定だった鉄鉱石の分は俺が直ぐ買ってやると約束してリーテンもクエストに連れて行く


多数決下3まで
166 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/29(月) 22:13:17.03 ID:8NWUOaDK0
3
167 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/29(月) 22:13:30.05 ID:6ZdipoBmo
3
168 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2025/09/29(月) 22:58:58.54 ID:6GySgn1r0
宿屋

扉「」コンコンッ

リーテン「誰ですか?」

俺「俺だ」

リーテン「??俺さん?こんな時間にどうされたんですか?」ガチャッ

俺「明日の事で相談があってさ」

リーテン「明日?」

俺「ああ、明日はリーテンのその鎧の強化の為に鉄鉱石掘りを手伝うって約束たよな?」

リーテン「あ、はい?」

俺「その鉄鉱石、必要な量は俺が買って揃えてやる」

リーテン「えっ、そんな…。悪いですよこれ以上」

俺「いいや、気にしなくて良い。むしろ2人で掘ってる時間を有効活用したいんだ」

リーテン「掘ってる分の時間を有効活用したい?」

俺「明日6層のガレ城まで行ってあるクエストを受けに行く。多分相当厳しいクエストになる」

リーテン「そんなに厳しいクエスト…大丈夫ですか?私達のみで?」

俺「いや、とりあえず現地でキリトとも合流する。必要そうならアスナも呼ぶ」

リーテン「そんなに難易度の高い…分かりました。それじゃあ付き合います」

俺「すまないな。鉄鉱石は1週間以内に渡すから」

リーテン「いえ、別にそっちは大丈夫ですよ。鉄鉱石なんてまた時間のある時に掘りに行けば良いだけなんで」ニコッ

俺(リーテンは優しいからこう言ってくれてるが…)

俺(…しかし、彼女はこう見えてタンクガチ勢だ。本心では鎧の強化の方を真っ先にやりたい筈…)

俺(多分、地下墓地に降りて来てたのも鉄鉱石を掘る為の素材とか金策問題を解決しようとしてたんだろう…)

俺(俺が墓地の秘宝の指輪奪って大量の無限湧きのマミー出現させたから、もうあそこには戻れないが…)

俺(とりあえずクエスト終わって、第6層のフロアボス攻略がさも終わったらまた第5層に戻ってお宝発掘するか…)

俺(最悪見つからなかったら、保管してる虎の子のブルーダイヤの指輪を売って金にしよう…)
169 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2025/09/29(月) 23:43:12.20 ID:6GySgn1r0
ガレ城地下

階段「」

俺「キリト」ストッストッ

キリト「お、来たか俺」

リーテン「お久しぶりですキリトさん」

キリト「リーテンも久しぶり」

キリト「でも変わった組み合わせだな」

俺「そうか?アタッカーとタンクで相性はバッチリだぞ」

キリト「いや…そう言う意味じゃなくて…」

俺「??」

キリト「まあいいか。言ってたクエストはあのダークエルフなんだが…」

ダークエルフの老人「…。」

俺「老人?…」

大賢者「大賢者じゃ」

リーテン「ダークエルフの大賢者?…」

キリト「この城を調べてたら図書室の隠しスイッチを偶然発見してさ」

キリト「このクエストをクリアすると瞑想スキルのModを瞑想スキルの熟練度を上げずに取れるみたいなんだ」

俺「へえ、そりゃ美味いな」

リーテン「でもそんな美味しいクエストって事は…」

キリト「ああ。難易度高そうだから誘ったんだ」

俺「いったいどんなクエストやらされるんだろうな?…」

大賢者「フォッフォッフォッ」

─────
────
───
──


俺(このクエストは確かにキツかった…)

俺「…。」

キリト「…。」

リーテン「…。」

俺(6時間ぶっ通しで飲まず食わずで大賢者の前で座禅……)

俺(誰か一人でも正座を崩したり、眠ったり、余計な事考えたら一からやり直し…)

俺(結局、3人でクエストクリアするまで18時間もかかりゲームの世界なのにゴリゴリにメンタルを削られた…)
170 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2025/09/30(火) 00:06:53.95 ID:epFw/g9c0
ガレ城前

俺「やー!」グッ

俺「やっとクリアして取れたけど、覚醒スキルって微妙に使い道に困るな」

キリト「瞑想スキルのModだからな」

俺「そもそも瞑想スキル自体が精神を集中したり、そのような姿勢をとるとHP回復速度とバッドステータスの消滅確率を高めるヒドゥンスキルって書いてるが効果が曖昧だからな…」

リーテン「そうですか?私は熟練度かなり上げてましたよ?」

キリト「まあ確かにタンクだと結構活用出来そうだよな」

俺「でも姿勢ってどんな感じの姿勢取れば良いんだ?」

リーテン「私の場合は片手を盾にして、もう片方の手でロングメイスをどっしりと構えれば発動してましたよ」

キリト「なるほど。要は自分が集中したってポーズをイメージして取れば良いのか」

キリト左手「片手剣「」」スッ
キリト右手「片手剣「」」スッ

キリト「要はこんな感じか?」

リーテン「多分…そうだと思いますけど…」

キリト「??」

俺「キリトの集中する構えって二刀流で剣構える事なのか?だいぶ厨二…」

リーテン「そうですね。このゲームには二刀流のスキルは存在しませんよね?…」

キリト「ち、ちがっ!?単にイメージだっての!///」

キリト「逆に俺なら何か良いイメージあるのかよ!?//」

俺「俺?俺は……」

俺(どんなポーズをした時に集中できるだろうか…)


1剣を両手で握り、敵を破壊するイメージで構える
2仲間を鼓舞する為に剣を上に掲げる
3……今は特に思い浮かばない


多数決下3まで
171 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2025/09/30(火) 00:07:54.68 ID:WP0cxNi+o
2
172 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/30(火) 00:27:11.39 ID:YN50S19c0
2
173 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2025/09/30(火) 00:45:02.49 ID:epFw/g9c0
ガレ城前

俺「俺の場合は…こうかな?」スッ

キリト「剣上に上げて…何だそのポーズ?…」

俺「RPG物とかでよくある勇者がラスボスと戦う時に仲間を鼓舞する時のポーズ」

リーテン「俺さんって、そう言うのが好きなんですね…」

俺「え?…」

キリト「設定まで考えてお前の方がよっぽと厨二だろ…」

俺「い、いやいやだからこんな構えしたらスキルが出たら良いなって思っただけだ!//」ブンブン

キリト「なんかアスナも知らない俺の意外な一面を見れたな…アスナにも教えてやろ」

俺「いやいや、やめろって!?//」

俺「教えたら絶対痛い目で見られてしまうから!」

キリト「まあ冗談だけど、とりあえず今日は手伝ってくれてありがとな2人とも」

リーテン「いえ、役に立てたかは分かりませんが」

俺(むしろ俺がお金の事を妄想してリセットになって、リーテンが寝てしまってリセットになって、足引っ張った気しかして無いが…)

俺(でも今後本当に使う機会あるのか分からないがパッシブスキルの覚醒スキルはゲット出来たし、キリトにも感謝されてるしこれで良かったか)

俺「とりあえず明日はフロアボス戦だ。また一緒に頑張ろうな」

キリト「ああ」



キリトの好感度が9に上昇した
174 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2025/09/30(火) 01:05:10.40 ID:epFw/g9c0
同じなのでカット
荒野

俺(それは俺とリーテンが攻略会議の為に、迷宮区タワーに近い圏内ムルツキ村にむかって移動してらいた時の事である)

俺「ん?」

リーテン「あの人は?…」

他のプレイヤー「」

俺(道端にプレイヤーが倒れてる?)

俺「おいアンタ、大丈夫か?何があった?」タッタッタッ

他のプレイヤー「ぴ…PK……」

俺「PK!?」

俺(まさか5層で見たPK、また攻略組を狙って!?)キョロキョロ

俺「リーテン!後方を警戒してくれ!」

リーテン「は、はい!」タッタッタッ

俺「PKの見た目はどんな…」

俺腹「ナイフ「」」ドッ!!

俺「うっ…!?」

俺HP「」ヒュ-ン...

他のプレイヤー「…。」

俺「な…にを?…」

他のプレイヤー「だ〜か〜ら〜言ったじゃないか。PKだって」ムクリッ

俺「お前…」

他のプレイヤー「あっひゃっひゃっ、この前会った時の黒ポンチョじゃ無く袋じゃ見分けつかなかったかなぁ〜」ピッ

黒ポンチョ姿「」

ジョー「会いたかったぜえ。俺さんよお」

俺「お前は、ジョニー・ブラック…」

ジョー「攻略会議の集合場所を張ってたら会えると思ってたよ」ダガー「」シャキンッ

俺「…。」

ジョー「これでもアンタには感謝してるんだぜ?」

ジョー「アンタがオレの正体を見破ってくれたお陰で、これでもう潜入なんてダリィ役せずに済んだからよ〜」

俺「やはり、組織で動いてるのか?…」

ジョー「ヒャハッ!漫画やアニメの悪役なら、死ぬついでにって教えてあげるんだろうけど…教えてあげないよ〜!!」

ジョー「何も知らずにイッちまいな!」ザッ


コンマ下二桁
71以上油断してる所を刺された麻痺ナイフで差し返した
70以下ギリギリの所で避けて体術でカウンターを決めた

安価下
175 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/30(火) 01:39:49.89 ID:XhZhg5FPO
はい
176 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2025/09/30(火) 10:07:54.63 ID:bZG4Ula70
コンマ89
荒野

ダガー「」ビュンッ!!

俺「…!」サッ

俺顔横「ダガー」シュッ
俺顔「」スッ

ジョー「なっ…!?」

俺腹「ナイフ」ズボッ!

俺「くっ!」ビュンッ!!

ジョニー胸「麻痺ナイフ」ドスッ!!

ジョニー「あっ…」ビリッ!

俺「…。」ムクリッ

ジョニー「お…お前……なんで?…」ビリビリ...

俺「…PKにはこの前その麻痺ナイフで散々苦しめられたからな」

俺「次も同じ轍を踏まないよう策は取っておいたんだ」白マント「」バサッ

ジョニー「何?…」ビリビリ...

俺「もう俺に背後から近付いて麻痺の手段は通用しない」

ジョニー「は…はは…ンダそれ…。聞いてた話と違うじゃねえか…」ビリビリ...

俺「聞いてた話し?…」

リーテン「俺さん!周りの森にプレイヤーが何人か隠れてます!」タッタッタッ

俺「…!」チラッ

モルテ「あらら〜何やってんですかジョーさん」スタスタ

ジョニー「馬鹿…。テメェが寄越した情報と違うからだろ」ビリビリ

俺「お前は確か…モルテ!?」

モルテ「いやぁ、俺さんの方とはあんま関わり無かったけどオレの名前もちゃんと覚えててくれたんですね。光栄ですよ俺さん」ニヤッ

リーテン「俺さん、左からも…」

黒ポンチョのプレイヤー「…。」スタスタ

俺「未だ居る?…だがそっちは見た事無い奴だな…」
177 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2025/09/30(火) 10:28:18.00 ID:bZG4Ula70
荒野

リーテン「この黒ポンチョのプレイヤー達は?…」

俺「気を付けろ。奴等はオレンジ…攻略組を狙う犯罪プレイヤー達だ」

リーテン「このプレイヤー達が例の!?本当にそんなプレイヤー達が存在していたとは…」

モルテ「今はアスナさんとは別行動でソロだと思ってましたが、まさかお仲間が居たとは…そこの人は新しいお仲間ですかぁ俺さん?」

俺「……。」

モルテ「やれやれ、貴方もダンマリですか。釣れないなぁ」

俺(…こいつに余計な情報をくれてやる必要は無い)

モルテ「まあそれでも良いですけどね」

俺「こいつの麻痺が治るまで話して時間を稼ぐ作戦か?」スチャッ

モルテ「おやあ、バレちゃいましたか。その通りですよ」スチャッ

リーテン「プレイヤー同士で戦いを?…」

俺「反撃しなきゃ間違い無くPKされて殺される…。こんな事に巻き込んでしまって悪いが覚悟を決めてくれリーテン」

リーテン「ッ…」

モルテ「フフ、オレはジョーさんと違って紳士ですから、特別にそこのリーテンさんとやらにも教えてあげましょう」

リーテン「…?」

ジョー「はっ、てめ…」ビリビリ

モルテ「俺さんのギルドは人数は少ないですが、その分俺さん以外も閃光のアスナさんや武具屋リズベットさんなど粒揃いで一人一人が厄介でオレ達の邪魔なんですよ〜」

リーテン「ッ…」

俺「…。」

モルテ「彼等と一緒に行動してたらオレ達にも狙われて、貴方もいつかPK…ですよ」ニヤッ

リーテン「…。」ゴクリ...

俺「…!」ブウンッ!!

モルテ「はっはあっ!」バッ

ガキインッ!!
178 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2025/09/30(火) 10:48:41.21 ID:bZG4Ula70
荒野

モルテ「未だこっちが話してる途中なのに斬りかかってくるなんて、俺さんはキリトさんよりも容赦が無いですねえ…」ギリギリ...

俺「…言っただろ?時間稼ぎをさせてやるつもりは…無いって!」ブンッ!!

モルテ「うっ…」ズザザッ!!

モルテHPバー「」ヒュ-ン...

モルテ「ちゃんと剣でガードしてもこの減り方…同じ片手直剣タイプの剣士でも俺さんはキリトさんより随分攻撃タイプだ」

俺(良い感じに減らして撤退してくれるなら良いが、こいつ等がやってる事はただの快楽殺人…)

俺(最悪の場合は、いっそここで俺が……)グッ

黒ポンチョのプレイヤー「…。」エストック「」ブンッ!!

リーテン「くっ…!」メイス「」ガアンッ!!

黒ポンチョのプレイヤー「…。」蹴り「」ドガッ!!

リーテン「うっ!」ザザッ!!

俺「リーテン!」チラッ

モルテ「プレイヤー同士の戦い中に余所見とは!」 バッ

斧「」ブウンッ!!

俺「…!」バッ

俺腕「」ブシュッ

俺「くっ…!」

俺HPバー「」シュウウン...

モルテ「プレイヤー同士の戦いでは、やはり戦い慣れしてるビーターのキリトさんの方が怖いですね」

モルテ「この前なんか偶然真クリティカル貰っちゃったせいで殺されかけたし」

俺(そういやモルテもVRMMOの対人戦慣れしてるβテスターだったか…)

俺(これでは余所見は出来ないが…VRMMOの戦い慣れの経験では俺よりも経験の浅いリーテンがマズイ)

俺(早くこいつをどうにかしないと…)グッ


コンマ下二桁
31以上更なる介入でリーテンが麻痺させられるも…覚醒スキルを使用してPK撃退
11〜30リーテン苦戦(死亡判定へ)
10以下俺苦戦(死亡判定へ)

安価下
179 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/30(火) 10:49:47.57 ID:0WQ2imGm0
180 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/30(火) 11:10:02.19 ID:gwi8esJA0
今回は何の問題も無く終わった
181 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/30(火) 12:09:41.29 ID:pz/q8xUyO
一回クリアしてるんだしさっさと先へ進めて
182 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2025/09/30(火) 19:15:01.45 ID:E3IxJvp+0
展開的にはほぼ一緒です(俺&リーテンが拮抗中にアスナ達も来て撤退)
6層のフロアボス戦の判定までざっくり進めますか?

1進める
2じっくり見る

多数決下3まで
183 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/30(火) 19:17:15.35 ID:0WQ2imGm0
2
184 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/30(火) 19:18:46.29 ID:ks/Bunib0
2
185 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2025/09/30(火) 19:34:26.57 ID:E3IxJvp+0
コンマ57
荒野

俺「うおおおおっ!」サッ

俺(バーチカルアークで一気に決める!)ブンッ

モルテ「フッ…」カキンッ!!

俺「…!」

俺(止められた!?)

モルテ「甘いですねえ俺さん。同じ片手剣使いでもあるんだから」

俺(そうだ。同じ片手剣使いならスキルの出さえ解れば簡単にいなせる…)

モルテ「プレイヤー戦でのソードスキルの使用はごはっとですよ」

モルテ「そうしないと…」ブンッ

俺「くっ…!」俺左手「」ザンッ!!

俺HPバー「」ヒュ-ン...

俺左手「」パリ-ン

モルテ「こうやってスキルの撃ち終わりの弱点をフリーで叩ける」

俺「ッ…」

モルテ「でも流石ですね。咄嗟に右手を犠牲にして直撃は防いだ」

モルテ「現実世界ならこれで終わりだったんですが」

俺(状態異常…マズイな…。300秒力半減のデバフ状態…。この状態でモルテとの早期決着は…)

リーテン「キャアッ!?」

俺「リーテン!?」

リーテン「ッ…」ビリビリ..

黒ポンチョのプレイヤーB「キャア?はっ、まさか中見女かよ」

俺「…!」

俺(リーテンの方に、黒ポンチョがもう一人…しかもこの声は…)

黒ポンチョのプレイヤーA「…。」エストック

ジョー「やっと来たんスかヘッド」

ヘッドと呼ばれた男「また会ったな俺さんよ」

俺(こいつは…。3層の時の…)

ジョー「っし、麻痺解けた」スクッ

リーテン「ぐっ…」ビリビリ...

俺(マズイ。奴が来てリーテンを麻痺させた事で完全に形勢が逆転した…)
186 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2025/09/30(火) 19:54:37.86 ID:E3IxJvp+0
ラフィンコフィンの立ち上げ宣言は全く一緒なのでカット
荒野

黒ポンチョのプレイヤー「…。」エストック「」スッ

リーテン「くっ…」ビリビリ...

ヘッドと呼ばれた男「さぁ、この女が殺されたく無かったら…分かるよな?」

俺「く…」チラッ

リーテン「俺さん…私に構わずに…」ビリビリ...

黒ポンチョのプレイヤー「…。」エストック「」ビュンッ

リーテン「うっ!?」ドスッ!

リーテンHPバー「」ヒュ-ン

俺「よ、よせ!?分かった…抵抗を止める…」スチャッ

リーテン「俺さん…」ビリビリ…

ヘッドと呼ばれた男「それで良い…」ニヤッ

ジョー「ヘッド〜こいつはオレにやらせて下さいよ。コイツにはオレのバリレアの剣パクられた恨みがあるんスよ」

モルテ「フッ、ジョーさんって結構根に持つタイプなんですね」

ヘッドと呼ばれた男「良いだろう…。だがさっさと殺れよ、モタモタしてると不審に感じた攻略組がやって来る」

ジョー「分かってますよぉ〜」スタスタ

俺「ッ…」

ジョー「さっきはよくも狸寝入りでオレをブッ刺してくれたなぁ?ええ?俺さんよお」ブンッ

俺「ぐっ…」俺右肩「」ドスッ!!

俺HPバー「」ヒュ-ン...

ジョー「どうだ?痛えだろ?貫通ダメージって言うんだぜこれ?」

ジョー「さっさと肩からオレのダガーを引き抜かないと、死ぬまでHPが減り続ける」

俺「ッ…」

俺HPバー「黄色」ズズ...

リーテン(後少し……。俺さん、耐えて…)
187 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2025/09/30(火) 20:07:27.53 ID:E3IxJvp+0
荒野

ジョー「ほおら、ダメージ倍速だ?」俺右肩「」グリグリ...

俺「ッ…」

俺HPバー「赤色」ヒュ-ン...

ジョー「アッハッハッハッ、そら死ぬぜ?もう、死ぬしかないぜ!?」

モルテ「もう少し抵抗するかと思いましたが、意外とあっけ無かったですね」

ヘッドと呼ばれた男「フッ…」

黒ポンチョのプレイヤー「…。」

リーテン「ッ…!」

リーテン(来た!)

リーテン「はあっ!」ブンッ

黒ポンチョのプレイヤー「ッ…!」ドガッ!!ゴロゴロ

ヘッドと呼ばれた男「あ?」チラッ

ジョー「んだ?…」チラッ

俺(背後を向いた。今だ!)ブンッ!!

ジョニー顔「俺右拳「」」ドガッ!!

ジョー「ぐはっ!?」ザザッ!!

ヘッド「どう言う事だ?麻痺がもう解けた?」

モルテ(あの女…見るからにタンク役なので、状態異常に耐性を持たせるアンチドットは積んでるとは予想してましたが…それにしては早過ぎる)

モルテ(どう言うスキルだ?…)
188 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2025/09/30(火) 20:07:59.75 ID:E3IxJvp+0
荒野

リーテン「はああっ!」ブンッ!!

ヘッドと呼ばれた男「チッ…」カキンッ!!

ジョー「こいつぅ。まさかこのオレを、殴ってくれるたぁなぁ〜」ムクリッ

俺「…。」スチャッ

モルテ「ヘッドに言われた通りさっさと殺しとかないからですよ。手貸しましょうか?」スチャッ

ジョー「要らねえ。こんな赤ゲージの野郎なんか後一発ありゃ…」

アスナ「俺くーん!」タッタッタッ

ジョー「あの女、また…」

モルテ「俺さんの腕欠損による状態異常やHPの異常な減り方に気づいて逆に向かって来ましたか」

キリト「モルテ!お前は…」

モルテ「おやおやキリトさんまで。この前のお返しと行きたい所ですが…」スチャッ

ヘッドと呼ばれた男「いや、引き上げだ」

ジョー「どうしてですかヘッド?やっちゃいましょうよ」

ヘッドと呼ばれた男「馬鹿、あいつらの背後を見てみろ」

リンド達「「「「」」」」」

ジョー「攻略組?…クソッ!」

俺(こうして、ラフィンコフィンと名乗ったPK集団は俺達の前から姿を消した)
189 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2025/09/30(火) 21:27:50.28 ID:epFw/g9c0
荒野

アスナ「俺君、大丈夫だったの?…」

俺「ああ…なんとかな。良いタイミングで来てくれたよアスナ」ポーション「」キュポッ

アスナ「馬鹿!もし間に合わなかったら…」

俺「会議場所に近い場所に居たし、アスナなら必ず来てくれるって信じてたよ」

アスナ「…そんな風に言われても、無茶はして欲しくありませんからね!」

俺「うっ…。ご、ごめん…」

リーテン「待って下さいアスナさん」スタスタ

アスナ「リーテンさん?…」

リーテン「俺さんが追い詰められたのは私のせいなんです…」

アスナ「え?…」

リーテン「私が、他にもオレンジプレイヤーが近くに潜んでた事に気付かずに麻痺されてしまったから…」

アスナ「悪いのはリーテンさんじゃ無いわ。オレンジプレイヤーよ」

俺(……アスナ?それが分かってたなら、何で俺怒られた?)

俺「それにしてもリーテン、覚醒スキルを使ったんだな」

リーテン「はい。一か八かでしたが…」

俺「俺のパーティーメニューからはリーテンの麻痺回復速度が一気に加速したのが見えたからさ」

リーテン「このスキル、意外と使えるかもしれませんね」

シヴァタ「リッちゃん!」スタスタ

リーテン「あ、シバ?…」

シヴァタ「どうして君がここに?…」

リーテン「実は今、俺さんとパーティー組んでるの」

シヴァタ「俺さんと?…」

俺「久しぶりだなシヴァタ」

シヴァタ「あ、はい…。久しぶりです。でも俺さん、リッちゃんをあまり危険な目には合わせないで欲しいです」

俺「えっ…?」

リーテン「シバ、何言ってるの?…」

シヴァタ「僕は本気だよ。確かに俺さんは強いけど…その分今回みたいに色んな人に狙われたりする事が多いと思う」

シヴァタ「申し訳無いですが、リッちゃんとのパーティーは解散して欲しいです」

俺「シヴァタ…」

俺(リーテンの心配もしてるが、これもしかして妬いてる?…)

1俺とリーテン、シヴァタが思ってる以上にかなり相性良いから心配無いさ(面白そうなので逆に挑発する)
2面倒そうなので何も言わない(※アスナが割って入ってくる)

多数決下3まで
190 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/30(火) 21:33:41.50 ID:ks/Bunib0
1
191 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/30(火) 21:37:30.73 ID:0WQ2imGm0
2
192 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/30(火) 21:39:16.50 ID:0WQ2imGm0
面白そうなので逆に挑発する

この文面さえなければ1でも良かったんだけどな
193 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/30(火) 21:52:33.21 ID:+pk2XfMAO
2
194 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/30(火) 22:07:48.09 ID:232YREc6O
1
195 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2025/09/30(火) 22:55:45.84 ID:epFw/g9c0
荒野

俺(面倒くせえ〜…。俺とリーテン、そんな関係じゃ無いのに何勘違いしてんだコイツ…)

シヴァタ「解散してくれますよね?」

俺「……。」

リーテン「ちょっと、やめてシバ──」

シヴァタほほ「」パシンッ!!

シヴァタ「ぁ…」

俺「あっ…」チラッ

リーテン「あっ…アスナ…さん?…」

アスナ「シヴァタさん。黙って聞いてたら、あなた独占欲強すぎるわ」

シヴァタ「えっ…」

アスナ「言わせて貰うけど、リーテンさんは貴方の所有物じゃ無いの」

シヴァタ「…。」

アスナ「心配なのは分かるけど、こんなデスゲームの最中にアレはダメ。これはダメなんて制限されてたら逆にしんどくなるわ」

リーテン(アスナさん…)

アスナ「リーテンさんは私と一緒なの」

シヴァタ「アスナさんとリッちゃんが一緒?…」

アスナ「そう。一方的に守られるんじゃ無くて、私達の方が守るのよ」

アスナ「一緒の戦場に立つ為にここまで来てるのよ」

シヴァタ「ぁ…」

リーテン「アスナさんの言う通りだよシバ。私も戦える…むしろ、シバよりタンク歴は長い筈よ」

シヴァタ「ごめんリッちゃん…。そうだったね…」

リーテン「そうだよ。だから心配し過ぎはやめて。アスナさんの言う通りだから」

俺(とりあえず一件落着か。妬かれてる俺がリーテンとの関係に口出ししても、逆に2人の溝は深まってただろうし…アスナに助けられたな)

俺(俺とリーテンの関係はあくまでお互いパートナーが居る上で相談出来る女友達みたいな関係だ)

俺(それ以上も、それ以下も無いし俺もリーテンも求めていない…)

アスナ「でも本当はちょっとシヴァタさんの気持ちも分かるんだ…」

俺「うん?」

アスナ「もし私が、俺君以外の他の男の人とパーティー組むって言ったら…俺君は心配する?…//」

俺「それは…組む相手が大丈夫かなって?…」

俺ほほ「アスナ指「」」ギュッ

俺「うへ…?」

アスナ「そう言う照れ隠しは、今求めてないからね?」ニコニコ

俺「…それじゃあアスナだって、最初から分かり切った答えなんか聞くなよな//」

アスナ「え?…//」

俺「何でもない。攻略会議行くぞ」
196 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2025/09/30(火) 22:58:03.83 ID:epFw/g9c0
フロアボス部屋

俺(第6層のフロアボスはこれまでと違い特殊だった)

ジ・イレーショナル・キューブ「」

俺「る、ルービックキューブ?…」

アルゴ「あいつはヘルス自体はかなり少ないが、パズルを解かないとずっと無敵状態なんだ」

キリト「攻撃した面が回転する。それでパズルを解くんだが…」

キリト「βの時より、パズルの難易度が格段に上がってる?…」

俺(今回のボスはパズルが解かれるまで無敵の為、俺やキリトの出番は全く無かった)

キバオウ「頭脳班!さっさとパズル解けー!」

頭脳班のプレイヤー達「「「や、やってますが…」」」

ジ・イレーショナル・キューブ「レーザー」キュイ-ン!!

リンド「攻撃来るぞッ…!B隊ブロック!!」

DKB大楯部隊「「「ウオオオッ!!」」」ドゴオオオッ!!

俺(攻撃方法もレーザーとか、このフロアボスだけ何か今までと違って異種過ぎないか?…)

俺(それにしてもDKBは今回のフロアボス用に大楯隊を用意して来たのか)

キバオウ「頭脳班!いつになったら解き終わるんや!?」

頭脳犯のプレイヤー達「「「10人がかりでやってますが…無理です!難し過ぎます!!」」」

キバオウ「アホウ!頭脳犯が無理なら何の為にお前等を今回のボス戦に…」

リンド「次の攻撃が来る!C隊スイッチ!」

俺(マズイぞ…。DKBの大楯部隊が全員消耗したら勝ち目が無くなる…)

キリト「俺、パズルは得意か?…」

俺「…。」

ジ・イレーショナル・キューブ「」


コンマ下二桁
奇数ゾロ目:俺には解けた(俺頭脳が天才に上昇、俺LA)
他の目:アスナが連れて来たパズル王の一番弟子と娘がNPCがパズルを攻略して解いた

安価下
197 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/30(火) 22:58:51.78 ID:gwi8esJA0
ヤバタニエン
198 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/30(火) 22:59:19.31 ID:xeafFhj2O
惜しいのよ
199 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2025/09/30(火) 23:14:05.58 ID:epFw/g9c0
コンマ78
同じなのでカット
第7層

俺(第6層のフロアボスを倒して俺達は第7層へと進んだ)

俺(第7層のテーマは雨…俺はここで情報収集やボスに挑む前に…)



第5層
カルルイン地下

俺(俺はリーテンとの約束の鉄鉱石を買う為にお金を求めて再び第5層へとやって来た)

俺(ここでこの前見つけたブルーダイヤの指輪のようなお宝を狙ってだ)

俺(しかし…)

他のプレイヤー達「「「「」」」」

俺(…既にこの第5層で金策を行えると知った下層プレイヤー達がこのフィールドを喰い物にしている)

俺(これでは流石にもう……)

俺(いや、やれるだけの事はやろう。そして失敗した場合は指輪を売って金にして鉄鉱石を買おう)


コンマ下二桁
81以上ダイヤの山を見つけて、全部鉄鉱石に買えた
80以下そう何度も宝は見つからずにブルーダイヤの指輪を売却してなんとか鉄鉱石を買って揃えた

安価下
200 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/30(火) 23:15:27.49 ID:y0kA/bxqO
発掘
201 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/30(火) 23:16:01.99 ID:gwi8esJA0
結構ムズいね
202 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/30(火) 23:16:30.54 ID:UoZxhk+w0
届け
203 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/30(火) 23:23:01.62 ID:wtHrzqlEo
単発じゃねーか
204 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/30(火) 23:29:20.04 ID:ks/Bunib0
単発がいなければなあ
205 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2025/09/30(火) 23:46:56.23 ID:epFw/g9c0
コンマ49
第2層
ウルバス

リーテン「ほ、本当にいいんですか?…こんな量を…」

俺「ああ。言っただろう?俺が強化分は用意するって」

リーテン「もしコルで買えば7万コル以上はすると思いますが…」

俺「良いって良いって金ならかなり持ってるからさ。そんな事気にせずリズの所で防具強化してきな」

リーテン「…。」

リーテン(本当は知ってるのよね…。俺さんがこの前見つけてたブルーダイヤの指輪を密かに売ってまで私にこれを用意してくれた事…)

リーテン(本当、不器用な人…。だけど……)クスッ

リーテン「俺さん、その前にこれとは関係無いんですが…」

俺「うん?」

リーテン「やっぱり私も、俺さんのギルドに入れて欲しいです」

俺「えっ?俺としては大歓迎だが……良いのか?ウチのギルドに入って最前線に出るって事はこの前のような事がまたあるかもだぞ?」

リーテン「だからこそです」

俺「??」

リーテン「友人達が狙われているのを知ってるのに、見てみぬ振りなんかできませんから」

俺「友人って?…」

リーテン「こうしてずっと大事にしてくれる俺さんもそうだし、相談に乗ってくれるリズもだし、この前私がシバに言いたかった事を代弁してくれたアスナさんもです」

リーテン「シバからも俺さんの所へ入る事は許可も貰っています」

俺「そうか…。なら改めて…ようこそリーテン」スッ

リーテン「宜しくお願いします」ギュッ

俺(こうして俺は新たな強力な仲間をギルドに加えて…第7層、第8層、第9層を突破して第10層まで到着したのだが…)



第10層
フロアボス部屋

カガチ・ザ・サムライロード「HP4本「」」

俺「はぁ…はぁ……」

アスナ「はっ…はっ…俺君…」

リーテン「くっ…」

キリト「クソッ…駄目だ。これは…」

キバオウ「あ、あかん…嘘やろ?…全く歯が立たんやないか…」

俺「ッ…一時撤退しなければ俺達まで全滅する!リンド!」

リンド「ぐうっ…やむを得ん。て、撤退する!!」

俺(第1層でディアベルが死んだ時以来の犠牲者16名…)

俺(そして、俺達攻略組はボス戦で遂に初の敗北を喫した)



第6層END
206 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2025/09/30(火) 23:52:54.84 ID:epFw/g9c0
現在の好感度(第6層クリア時点)


好感度
アスナ:9(ギルドメンバー)
リズベット:9(ギルドメンバー)
シリカ:8(ギルドメンバー)
ユナ:7(ギルドメンバー)
リーテン:8(ギルドメンバー)
キリト:9
サチ:7
エギル:5
ディアベル:2(死亡)
キバオウ:4
リンド:4


現在の層
第6層クリア(次は第10層から)

ギルドメンバー各レベル&得意武器
俺:35レベル(攻略組:片手剣、火力速さ特化型。スタン耐性+麻痺無効+覚醒有り)
アスナ:35レベル(攻略組:細剣、素速さクリティカル特化型。麻痺無効)
リーテン:31レベル(攻略組:ロングメイス、重装備タンク。HP増大+HS自動回復+覚醒持ち)
リズベット:30レベル(武具屋:メイス、※大金持ち)
シリカ:27レベル(目標攻略組入り:ダガー)
ユナ:26レベル(目標攻略組入り:サポート(護身用短剣))



勇気、頭脳、身体能力、カリスマ、魅力
勇気:Max(下がらない)
頭脳:Max(※Maxの場合更なる特殊ルートへの選択肢が現れる可能性がある)
身体能力:優秀
カリスマ:優秀
魅力:Max(男女共に好感度7まではフロアボス戦を一緒に経験するだけで自動で1ずつ上がる)
207 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2025/10/01(水) 10:14:14.32 ID:Yohy4PobO
千蛇城下町

俺(第10層のテーマは和風だった)

俺(主街区のこの下町には名店として団子屋や、かけ蕎麦屋、せんべい屋なども有りフィールドでは武具用の素材がドロップしやすい)

俺(区切りであった第5層のカルルインと同様、この層もフロアボスを討伐した頃にはかなり流行るだろう)

俺(……しかし、区切りであると言う事はフロアボスも強い)

俺(第5層のボスの行動はHPの減り具合に連れて、4段階に行動パターンが変わった)

俺(だが、5層のボスはβテスト時の事前情報などもあり俺達はなんとか攻略できたが…この層からはβテスターの誰も到達した事の無い未開のボス…)

俺「区切りとなる層のボスは今までとは違う。今回はちゃんと作戦や隊をしっかり編成して挑むべきだ」

俺(俺はこの階のボスからはβテスターの情報も無いし、慎重に挑むべきだと提案したが…)

キバオウ「慎重にやるってアホ抜かせ。何びびっとんねん」

リンド「私もキボオウさんと同じ意見だ。今は勢いに乗り、攻略組の士気も高まっている。この士気を下げないウチに攻め込むのが得策だろう」

俺(それぞれ中3日か4日の超ハイペースで7層8層9層をクリアして来たリンドとキバオウはこのままの勢いに乗るべきの方針だった)

俺「しかし…」

リンド「ならば多数決を取ろう」

アスナ「卑怯だわ!そんな決め方じゃ、数で少ないウチが…」

キバオウ「アスナはんさぁ、何を勘違いしてるのか知らんけど数の多さもギルドの強さの証なんやで?」

アスナ「ッ…」

俺(エギルとアルゴは攻略組から抜けてしまったので、慎重になった方が良い派は俺、アスナ、キリト、リーテン、シヴァタの5層のボス戦を直接経験した事のある5人のみ)

俺(対して、これまで通りの勢いで行くべきだはALSとDKBの主力部隊達全員)

俺(結局、ギルドの人数も少なく発言権も少ない俺達は多数決に従う事になり彼等と共に今まで通り4日で迷宮タワーまで行き、フロアボス戦に挑んだ…)

俺(だが…)
208 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2025/10/01(水) 10:32:34.51 ID:qBM/1OcSO
フロアボス部屋

カガチ・ザ・サムライロード「」

俺(ボスは取り巻きも無しの鎧武者たった1体のみだけだったが、これがやたらと固くて攻撃力が高い…)

俺(前方にしか攻撃して来ないが移動速度も早く、メイン攻撃の2段斬りは攻撃の隙が少ないのでソードスキルじゃ無く通常攻撃メインで戦いジリジリとHPを削るしか無い…)

俺(そうして、時間をかけている内に…)

ALS攻略プレイヤー「うわあっ!?」ズバアッ!!

俺「はっ!?」

ALS攻略プレイヤー「」パリ-ン...

俺(遂にALSのプレイヤーが一人死んでしまった所で、攻略組の主力部隊は死の恐怖が蘇りあっという間に総崩れに…)

俺(いつもなら主力部隊が崩れてもここで俺、アスナ、キリトが奮起して削り切るんだが…)

カガチ・ザ・サムライロードHPバー「4本」

俺(ソードスキルを使う隙が少なくて、未だ半分も削れていない…)

アスナ「はあぁっ!」タッタッタッ

カガチ・ザ・サムライソード「左手」白蛇「」ブワッ

アスナ「ッ…」サッ

アスナ(これでリニアーを当てて俺君にスイッチして…)バッ

俺「違うアスナ!この攻撃は追尾型だ!?」

アスナ「えっ!?」クルッ

白蛇「」クルッ

アスナ「うっ!?」ドガッ!!

俺「アスナ!?くっ…!」

俺(マズイ。まさかアスナが躱しきれないのは想定外だった!?この位置では、真横でスイッチを狙っていた俺まで──)

アスナ背中「俺「」」ドンッ!!

俺&アスナ「「」」ゴロゴロ...

俺&アスナHP「「」」ヒュ-ン...

俺「大丈夫かアスナ?」

アスナ「え、ええ…だけど…」

俺「ああ…。今のを喰らうと10秒の確定スタンが入るのか」

俺&アスナステータスバー「スタン「」」ピコンッ

アスナ「後3秒…。スタンが終わって動けるようになったら、回復してもう一度…」

リーテン「俺さん!アスナさん!」

カガチ・ザ・サムライロード「」スチャッ

俺&アスナ「「…!」」
209 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2025/10/01(水) 10:34:31.72 ID:qBM/1OcSO
フロアボス部屋

カガチ・ザ・サムライロード「」スチャッ

リーテン(あの構えは、さっき主力部隊もくらってたダッシュ斬り!?スタンした2人にトドメを刺そうと…)

リーテン「くっ…!」タッ

カガチ・ザ・サムライロード「」ビュオッ!!ブウンッ!!

リーテン「はああっ!」盾「」ドガッ!!

リーテン「ッ…」ブワッ

リーテンHPバー「」ヒュ-ン...

リーテン(盾で受けても、直撃を喰らえば私でも3分の1も持っていかれる…)

カガチ・ザ・サムライロード背後「キリト「」」バッ

キリト「おおおおっ!」ブウンッズバアッ!!

カガチ・ザ・サムライロード兜「」ドスッズバアッ!!

キリト(オレの現状最強のソードスキルを直撃させた!どのくらい減る?)

カガチザサムライロードHPバー「4本目「」」ヒュ-ン...ピタッ

キリト「溜め技でも1ゲージの4分の3。これだけか!」

カガチザサムライロード「」ブンッ!!

キリト「くっ!?」剣「」ガキインッ!!

キリトHP「」ヒュ-ン...

俺(俺もアスナもリーテンもキリトも全員HPが削られた…。対して奴のHPは未だ50%を切ってない…)

俺(5層のボスと同じなら、こっから更に攻撃モーションも変わる筈…)

俺(これは厳しいか…)

俺「リンド!一時撤退だ!今撤退しなければ全滅する!」

リンド「くっ…撤退する!シヴァタ!扉を」

シヴァタ「は、はい!」ボス部屋扉「」ガコンッ!!

俺(万が一を考えて、ボス部屋前で待機させていたシヴァタが外からボス部屋の扉を開き俺達は撤退した)
210 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2025/10/01(水) 12:39:56.39 ID:hwcT2FIuO
undefined
211 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2025/10/01(水) 12:40:32.45 ID:hwcT2FIuO
千蛇城下町
団子屋

団子「」

アルゴ「はむっ…んっ」モグモグ

アルゴ「攻略組初の攻略失敗で犠牲者16名か〜。予想してたよりかなり壊滅させられたナ」

俺「ディアベル以来のボス戦での死でメンタル的なダメージを受けてビビってしまった攻略組も多い」

俺「…次のボス戦予定は1週間後だが、前回よりもメンバーの質もかなり落ちるだろうな」

アルゴ「で、どうすんダ?ALSのキバオウとDKBのリンドの主張で失敗したから、次の機会での方針はお前が任せられたんだろ?」

アルゴ「何か策は立ててるのか?」

俺「…50%までのボスの行動パターンは実際に戦ってみて分かった」

俺「主な攻撃方法は2段斬り、白蛇、ダッシュ攻撃ボス戦での各戦術についてはアスナが対策を考えてくれている」

アルゴ「ま、そこはアーちゃんに任せていたら問題無いだろうナ」

俺「問題はソードスキルが使えず持久戦になるだろうから、その時の面子…」

俺「ユナの防御バフは必要不可欠だし、ALSとDKBのメンバーの質がかなり下がるくらいならボス戦経験のあるエギル達も参加させた方が良い」

俺「後はどれくらい下がった質を埋めれるかだ…」

アルゴ「それで、オイラにも参加して欲しいって事カ」

俺「どうだ?」

アルゴ「ん〜、俺っちに頼まれるのは嬉しいが…今回は無いナ」

俺「今回は無い?…」
212 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2025/10/01(水) 12:41:30.73 ID:hwcT2FIuO
団子屋

アルゴ「ああ。だって、ボス戦での話を聞いてる感じボスにはスキル以外で削れる程の通常攻撃力が無いと役に立たないんだろ?」

アルゴ「第5層の時はフロアボスに明確な弱点があったからオイラも役に立てたが、オイラの攻撃力は攻略組に比べたらしょぼい方サ」

アルゴ「今回のボス、カガチ・ザ・サムライソードだっけ?」

アルゴ「クロー装備や短剣系の攻撃力低いプレイヤーが居ても、まぁ役には立てないんだよナ」

俺「そうか…。いや、まぁ合ってるな…」

俺「確かに素の攻撃力の低いダガー、短剣、クロー装備のプレイヤー達の通常攻撃では全然減らなかった…」

アルゴ「でもま、ボス戦は参加出来ないがオイラの戦い方でなら役に立てると思うゼ?」

俺「…でも金取るんだろ?」

アルゴ「それは当たり前だろ?こっちも商売ダ」

俺(第7層でダイヤの指輪売って莫大な金は得たが、あの時の7割はリーテンに使った)

俺(残りの3割はアルゴに投資するか?…投資すればまた暫く貧乏だが…)

1背に腹は変えられん。投資してボス戦を有利に戦う
2投資せず自力で別の方法を探す

多数決下3まで
213 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/10/01(水) 12:53:39.23 ID:iLuU+ZvD0
1
214 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/10/01(水) 12:55:18.47 ID:no/xP7IiO
1
215 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/10/01(水) 12:55:24.71 ID:dZsXvkv80
2
216 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2025/10/01(水) 14:50:48.35 ID:XpQi2DbsO
千蛇城下町
酒場

アスナ「アルゴさんはどうだった俺君?」

俺「情報での協力は取り付けれたが、ボス戦への参加は得られなかった」スタスタ

アスナ「そっか…。でも現実的な判断よね」

俺「ああ。ボスは防御力が高くて有効な攻撃が限られてる」

俺「特に有効だったのはアスナのような細剣使いの攻撃と、両手槍による攻撃」

俺「次点でジリジリ削れるのが俺やキリトの直剣系」

俺「素の攻撃力が低い短剣系のダメージは入らなかった」

アスナ「うん。だから、今回のボスは3つのチームに別れて戦うのが得策だと思う」

俺「3つのチーム?」

アスナ「これを見て」ピッ

机の上「ボスのパターンが書かれた紙「」」スッ

アスナ「あのボスの攻撃パターンは主に前方の攻撃のみ 、キリト君が最後にソードスキルを当てたように基本的に背後はガラ空き」

アスナ「だから、A隊が正面で引きつけてる間はB隊が背後から攻撃を、B隊がヘイトを買ってる間はA隊が回復、C隊が背後から回復…その繰り返しで攻撃方法を分ける」

アスナ「勿論一気にヘイトを買ってしまうソードスキルの使用は全員禁止に統一して」

俺「ならやはりこれまでと違い、長時間による耐久戦になりそうだな」

アスナ「うん…。でもそれが一番被害を出さずに済む方法だと思う」

アスナ「問題は、持ち込める回復アイテムが尽きる前に私達が倒しきれるかどうか…」

俺「それと後は、俺とアスナとキリトを各チームに分けて戦力も均等に分けた方が良いな…」

アスナ「えっ?…」
217 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2025/10/01(水) 14:51:15.19 ID:XpQi2DbsO
酒場

俺「キバオウとリンドは一応参加するが、ALSとDKBはこれまで前線で戦って来た1軍が今度の攻略はほぼ全員不参加を決めた」

アスナ「嘘!?」

俺「これまで死んだのがディアベルだけだったから皆んな忘れていたが、俺達攻略組は死と常に隣り合わせってのを思い出したんだろうさ」

アスナ「だからって、私達が攻略を任された途端にそんな…」

俺「勿論プライドの問題もあるだろう。でもあのボス相手に総がかりで戦って50%も減らせなかったのが現状だ」

俺「…恐怖に駆られたプレイヤーを呼び戻すのは不可能だ」

アスナ「そうだとしたら、益々厳しい戦いになるかもしれない…」

俺「一番有効な攻撃は細剣と、両手槍のプレイヤーか…」

アスナ「攻略組って剣とメイス使いは多いけど、槍使いは少ないのよね…」

俺「そりゃあその武器種はどっちも、いざ死ぬかもって時にダメージ軽減出来る盾が装備出来るからな」

俺(俺達は攻撃重視たがら速さが落ちるのを嫌って盾は使って無いけど…)

アスナ「DKBには槍使い結構居たけど、1軍が居なくなるって考えたら
…」

俺「槍使いか…」

俺(攻略組を目指してる知り合いで思い付く槍使いは黒猫団のサチとササマル…)

俺(しかしサチは……)

俺(ササマルを誘えば、黒猫団は全力で協力に応じてくれるだろう)

俺(ただそうなれば、必然的にサチを誘うのも避けられなくなる…。それは……)

俺(もしくは別の人物を探してみるか?…)

俺(メンバー的に必要なのは槍使い、盾持ち、次点で剣士だが…)


1とりあえずサチの様子を見に行く
2他の候補を探してみる

多数決下3まで
218 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/10/01(水) 14:58:09.62 ID:3siJ5cHc0
1
219 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/10/01(水) 14:59:29.53 ID:3siJ5cHc0
やっぱ2で
220 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/10/01(水) 15:07:52.37 ID:z5JtB62TO
1
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