【ソードアート・オンライン】俺「安価の力でデスゲームを生き残る」第3層

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683 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2026/01/24(土) 19:59:13.67 ID:qii9Cykv0
火口付近

マグマ「」ドロッ...

俺「はあっ!」ブウンッ!!

ガーゴイル族Mob「」ズバアッ!!

俺「くっ…ふぅ…ふぅ…大丈夫かリズ?…」チラッ

リズベット「はぁ…あ、アンタの方こそ戦いっぱなしだけど…?」スタスタ

俺「Mobのレベルが低くて戦闘は何とかなってる…。だが、体力的に長居はマズイ…」ポーション「」キュポ

リズベット「そうね…。暑過ぎるわ…取ったらさっさと離脱したい所なんだけど…うん?」

俺「あっ…」

紅蓮石「」

リズベット「あった。これだわ…」

俺「よし、さっさと取って脱出しよう」

リズベット「ええ。そうね」スッ

岩石竜「」ブワッ

リズベット「えっ!?何!?ドラゴン!?」

俺「50層から60層の特殊エリアにはドラゴン系のモンスターが配置されてる事が多い。こいつもその内の一つだろう」

リズベット「解析してる場合じゃ無いわよ!こいつが居ると鉱石が…」

俺「俺が向こうに引きつける!リズはその間に鉱石を取ってくれ!」ダッ

リズベット「わ、分かったわ!」スッ

俺「こっちだデカブツ!」タッタッタッ

岩石竜「」ガアアッ!!

俺(ソロでこいつと普通に戦うのは場所的にもキツイ…。上手く誘導して火口に落とせば…)

俺(失敗すれば俺が落ちるが…いや、やるしか無い)グッ



コンマ下二桁
81以上何とかレア鉱石を取って脱出した
46〜80取ったは良いがリズベットが穴に落とされた
45以下逆に火口に落とされてしまい…(俺死亡)

安価下
684 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/01/24(土) 20:14:55.04 ID:UihAK7/lo
685 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2026/01/24(土) 21:00:02.83 ID:qii9Cykv0
コンマ04(俺死亡)(1回目)
分岐から
作戦会議後
ダナ

キリト「久々に攻略会議に参加したが最近のアスナはいつもああなのか?アレじゃ、息詰まるぜ」スタスタ

俺「攻略指揮を取ってる時だけさ。普段はああじゃない」スタスタ

俺「…ただ、皆んなの命を預かる副団長としての重圧は凄いかかってると思う」

キリト「オレはてっきりアスナが副団長ならお前が団長になってると思ってたが、まさかヒースクリフとはな」

俺「…まぁ、色々あったんだよ」

キリト「ふうん」

俺「キリトこそ、よく前線へと戻って来たな」

キリト「なんだよ?オレが戻っちゃ邪魔だったか?」

俺「まさか。第55層のフロアボス戦で苦戦してた時に遅れて参戦してLAまで取って行くのはちょっと主人公過ぎたぞ」

キリト「よせよ。別に狙って取れた訳じゃ無い」

俺「だがあの速さは見事だった。火力タイプの俺と、クリティカルタイプのアスナじゃ手数が足りてなかったからな」

キリト「と言うかお前、相変わらず火力タイプなんだな…」

俺「うん?ああ…。STRももう400以上行ってるな。この数値は血盟騎士団の中でもダントツトップらしい」

俺「その代わりDEXやAGIが他の血盟騎士団のメンバーより下だが…」

キリト「筋肉馬鹿過ぎる…。それもう完全に最前衛のタンク兼アタッカーの性能してんじゃねえか…」

キリト「その性能ならもう片手直剣辞めて、両手剣や両手斧に転向して攻撃力だけを磨いた方が良いんじゃないか?」

俺「まぁ、それもそうだが…第50層のフロアボスのLAでこの魔剣を入手したんだよ」ピッ

キリト「うん?」

「エリュシデータ」

キリト「うわ。なんだこの必要パラメータの重い剣!?でもステータスだけ見ると第80層相当のレア物じゃないか」

俺「これがドロップしたからちょっと悩んでるんだよな」

俺(ここからはこれを扱えるくらいのパラメータに寄せるつもりだったが、ここでメイン武器転向したらこれは必要無くなる…)

俺(どうする…?)


1ここからはAGIやDEXも上げてエリュシデータを扱える片手直剣のトッププレイヤーを目指す
2エリュシデータはキリトにあげて、俺は両手剣に持ち替える
3選べない(既存のユニークスキルに関心持っていなかったので不可)


安価下
686 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/01/24(土) 21:21:18.78 ID:KJutZF+mO
2
687 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2026/01/24(土) 21:46:46.68 ID:qii9Cykv0
同じなのでカット
第56層
渓谷

俺(両手剣へと持ち替えた俺は、早速第56層のフィールドボスに使用してみた)

ジオクロウラー「」シャアアッ

アスナ「マズイ!崖の方へ向かってくるわ!?フォワード隊は後退!」

ゴドフリー「りょ、了解!?」バッ

キリト「いや、こっからならば!」ブンッ!!

ジオクロウラー「」ブシュウッ!!

キリト「どうだ!?」

ジオクロウラー「」シャアアアッ!!

キリト「くっ…!浅かったか!?」バッ

崖「」ガラガラガラッ

キリト「しまった!?地形が!?」ブワッ

コハル「…!キリトさん!?」ガシッ

キリト「さ、サンキューコハル!」

ジオクロウラー「」シャアアッ!

キリト&コハル「「わああっ!?」」

アスナ「そっちへ…行きなさい!!」ビュオッ

ジオクロウラー「身体」ドンッ!!

アスナ「進行方向が変わった。はっ!マズイ、このままじゃ迷宮区へ向かう橋を落とされる…」

橋の上「俺「ッ…」」スッ

アスナ「俺君?…」

俺(やたら硬い暴れ蛇か。俺の両手剣の適性テストには持って来いだ)スチャッ

ジオクロウラー「シャアアッ!!」ビュンッ!!

俺「うおおおおおおっ!!」ブウンッ!!!

コンマ下二桁
66以上俺、両手剣を直ぐに使いこなしてフィールドボスを破壊した
65以下俺、流石に両手剣を直ぐには扱えず逆に両手剣が折れた


安価下
688 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/01/24(土) 21:47:04.16 ID:XI2H3KxhO
はい
689 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2026/01/24(土) 22:40:14.20 ID:QW+tA86e0
コンマ16
リズベット武具店

リズベット「…で、硬いモンスター相手に無理矢理スキル使ったら剣が折れたって訳?」

俺「ああ、最終的にはアスナが倒してくれたがリズの作ってくれた両手剣はポッキリ逝った」

折れた両手剣「」

リズベット「ポッキリ逝ったじゃ無いわよ!?その剣作るのにどんだけ素材を使ったと思ってんのよ!?」

俺「い、いや…」

リズベット「ただでさえアンタの指定する攻撃力の目標値に合わせると特注にしなきゃだから素材集めるの大変なのに…」

俺「でも素材集めは俺も手伝ってるだろ?」

リズベット「もっと大事に剣を扱えって言ってんの!!たった数回の使用で修復不可状態にするなんて有り得ないわよ!」

俺「ごめん…。何か片手剣と使用感違って、これまで通り振ったら全然芯に当たらなくてさ…」

リズベット「はぁ…そもそも、最前線に居るアンタがもう60層を前にメイン武器変えたの自体間違いだったんじゃないの?」

俺「え?…」

リズベット「確かにメイン武器の変更はこの世界じゃよくある事だけど、それは皆んな最前線に居る訳じゃ無いからよ」

リズベット「武器やスキルの扱いに慣れてくるまでは狩場のレベルを下げて練習するものじゃない」

リズベット「でも血盟騎士団でB隊のリーダーしてるアンタにはその時間が無い」

俺「ああ…」

リズベット「まあ中には直ぐ別の武器を使い熟す器用な人間も偶に居るみたいだけど、あんたはそうじゃ無かったんでしょ?」

俺「うん…」

リズベット「キリトはあんたのステータスだけ見て両手剣を勧めたみたいだけど、今のアンタの立場も考えたらあたしは片手剣に戻した方が良いと思うわよ?」

俺「…。」

俺(そう言われてみると確かにリズの言ってる事の方が理に適ってるような気も…)

俺(ただ昔の、もっと生きる事自体に必死だった頃の俺はこんなヘマしなかったような気も…)


1リズの助言通り一旦片手剣に戻して、俺が弱くなったと感じる根本の原因を探る
2…いいや、俺は両手剣のトッププレイヤーを目指したい。だから現状で作れる最強の両手剣を作ってくれないか?


安価下
690 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2026/01/24(土) 22:56:46.55 ID:uJ3mFww90
2
691 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2026/01/24(土) 23:16:48.91 ID:QW+tA86e0
リズベット武具店

俺「…いいや、俺は両手剣のトッププレイヤーを目指したい」

リズベット「両手剣のトッププレイヤーか。まぁ気持ちは分かるけどねえ〜」

俺「だから、現状で作れる最強の両手剣を作ってくれないか?その剣でもう一度…」

リズベット「ん?つまり、前の剣はあたしの作った武器が弱かったって言うの!?」

俺「あ、いや…そうじゃなくて…」

俺(マズイ。リズの地雷踏んだ)ゴクリ...

リズベット「あたしだってねえ!素材が有ればアンタが文句も言えないくらいの両手剣くらい作れるわよ!」

俺「そ、そうなのか…ちなみにその素材ってのは俺が代わりに取ってくるのは?…」

リズベット「いいえ駄目よ。普通のプレイヤーでは入手不可」

リズベット「一流の武具屋が持つマスタースミスのスキルが無いと取れないレアな鉱石なのよ」

俺「つまりリズを直接連れて行かないと取れない鉱石か…。ちなみにその場所は?」

リズベット「それは…」


コンマ下二桁
61以上雪山(第55層。原作通り)
31〜60火山(第60層。最前線)
30以下霧の多い湿地帯(第19層)

安価下
692 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2026/01/24(土) 23:18:50.68 ID:uJ3mFww90
693 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2026/01/25(日) 00:45:44.46 ID:nejYmJks0
コンマ68
第55層
雪山

雪「リズベット足」サクッ

リズベット「ううぅっ、さぶぅ…」ガチガチ

俺「おーい、遅いぞリズ」サクッサクッ

リズベット「な、何でアンタは平気なのよ…?」ガチガチ

俺「第51層だったかのフロアボスが猛吹雪の中での戦闘だったからな。そのエリアは主街区も迷宮区も全部凍ってたし寒いのには慣れたんだ」

リズベット「慣れぇ?こんなの慣れるとか無いでしょ…はっくしゅん!」

俺「今攻略組が探索してる層にある火山と比べればマシさ。あそこは近寄るだけで自然にHPが減るしな」

俺「寒さは寒いって感じるだけで状態異常にはならない」

リズベット「あーそう…」

リズベット(こいつ、最前線に浸かり過ぎて完全にゲーム脳になってる…)

俺「しかし、そろそろ山頂だが未だ見えないのか?」

リズベット「どの辺りにあるかまではあたしも…」

ドオンッ!!

俺&リズベット「「!?」」

白竜ゼーファン「」バサッバサッ

リズベット「な、な、何!?」

俺「恐らくこのエリアを守ってる番人だ。下がれリズ」スチャッ

リズベット「う…」サッ

白竜「」ビュオッ

俺(第55層くらいなら、今の俺でもやれるか?…両手剣は折れたから片手剣だが…)グッ


コンマ下二桁
81以上俺、白竜に会心の一撃
11〜80しかし、俺苦戦しているとリズベットが飛び出して穴に…
10以下…しかし、俺喰われる

安価下
694 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/01/25(日) 01:05:51.74 ID:xHLp9G9xo
おわた
695 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2026/01/25(日) 11:52:36.22 ID:nejYmJks0
コンマ74
雪山

白竜「」バサッバサッ

俺「おおおっ!!」バッ

白竜首「」

俺(行ける。あの首を狙って…)

白竜爪「」ブンッ!

俺「ッ…!」ガッ

俺「くっ…」地面「」シュタッ

俺(クソッ、このレベル帯になると俺の速さが足りないのかこう言う時いつも後手からだ…)

俺「だが次は俺の番だ!」バッ

白竜「尻尾」ビュオンッ!!

俺「うっ!?」サッ

俺「チッ…速度タイプのドラゴンか…」

白竜「」バサッバサッ

俺(これじゃ一撃入れる所か近付く事すらままならない…厄介だな)

696 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2026/01/25(日) 11:57:15.74 ID:nejYmJks0
雪山
物陰

白竜「」俺「」

リズベット「あれ?俺の奴、結構苦戦してる…?」

リズベット「と言うか、俺が戦ってる所久々に見るけど……なんか…」

リズベット「……。」

白竜「俺「うおっ!?」」ブワッ

リズベット(一人だからかしら?…もしかして、あたしもレベルは高い方なんだし助けた方が…)グッ

リズベット「何モタモタやってるのよ!」バッ

俺「はっ!?リズ!?」チラッ

リズベット「もう見てらんない加勢するわ!」グッ

俺「よせ出てくるな!」

リズベット「え?…」

白竜「突風」ビュオオオオッ!!!

リズベット「なっ!?キャアアアッ!?」ブワッ

大穴「リズベット「」」ヒュ-ン

俺(マズイ!あいつ、大穴に飛ばされて…落下ダメ軽減の装備じゃ無いあいつじゃ、落ちた衝撃で大ダメージくらうぞ?下手すると…)

白竜「背中」バサッバサッ

俺(だが、奴がリズの方を向いたから背中がガラ空きだ。今なら…)


1諦めて先にリズベットを助けに行く
2リズベットが生きてる事を信じて白竜を倒す

安価下
697 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/01/25(日) 12:31:40.85 ID:nIbGrqav0
1
698 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2026/01/25(日) 15:40:26.54 ID:2DVvatMl0
雪山

俺(チッ…考えるまでも無い!)ダッ

俺「リズー!!」バッ

大穴「俺」ヒュ-ン

リズベット「」ヒュ-ン

俺「くっ…」ググッ

俺(後少し……)

リズベット手「俺手」ガシッ

俺「リズ!」

リズベット「う、うーん…」

俺「ッ…!」チラッ

地面「」

俺(地面までの距離、20メートルくらい。マズイ、着地態勢を取る暇も、こうなったら───)ビュオオッ

グシャアッ!!

リズベット(え…?)


コンマ下二桁
81以上落ちた弾みのせいでリズベットと…(リズベット→俺好感度11に上昇)
06〜80リズベットの下敷きになるもゲージ黄色で生きていた
05以下俺死亡

安価下
699 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/01/25(日) 15:41:01.24 ID:25/MPkiGO
はよ
700 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2026/01/25(日) 18:17:49.44 ID:nejYmJks0
コンマ24
大穴の中

リズベット「う…ん?…今の音は…?」

俺「大丈夫か?…」

リズベット「あっ」

俺腹の上「リズベット「」」

リズベット「あ、アンタの方こそ大丈夫なの!?」

俺「俺は平気さ。HP高めの装備してるからこれくらい…」ムクリ

俺HP「黄色ゲージ」

リズベット(それでも半分以上削れてるって、もしあたしがそのまま落ちてたら…)ゴクッ...

俺「しかし、厄介な穴に落とされたな」

リズベット「え?…」

俺「穴の深さは40メートルくらいか?幾ら俺でもジャンプしても届かないし、壁をツタって走るのも専門外だしな…」

穴の入口「」

リズベット「じゃああたし達、まさかこっから出られ無いって事!?」

俺「…。」


コンマ下二桁
41以上俺、ちょうど転移結晶を切らしていたが…(鉱石入手)
40以下俺、こう言う事に備えてちゃんと転移結晶を持って来ていた(鉱石入手失敗)

安価下
701 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/01/25(日) 19:26:39.98 ID:nIbGrqav0
702 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2026/01/25(日) 22:01:32.05 ID:nejYmJks0
コンマ98
大穴

俺「やっぱり俺もちょうど持って無いな…。転移結晶を…」ピッピッ

リズベット「それじゃあどうすんのよ!?」

俺「第1層の地下牢に繋がる回廊結晶ならあるけど…」

リズベット「それ犯罪者を閉じ込める為の物でしょ!?誰か外から開けてくれないと2度と出られ無いし、そんな所行きたく無いわよ…」

俺「はは、だよな…」

リズベット「ちょっとアンタお気楽過ぎない!?出られなくなったらどうするの!?」

俺「別に慌てなくても、俺が行方不明なら明日にもアスナが探しに来てくれる」

リズベット「…何でそう言い切れる訳?」

俺「一応いっつも夜には合流して同じ宿に泊まってるからな」

リズベット「えっ!?そ、それってまさか同じ部屋で!?///」

俺「いや、そんな訳あるか…。普通に別々だよ」

リズベット「ふうん。別々なんだ、私はてっきり…//」

俺「そりゃそうだら。別に俺達は付き合ってる訳でも無いんだし…」

リズベット「えっ!?付き合って無いの!?」

俺「あ、ああ」

リズベット「ええ…」

リズベット(あんなに常に隣に居て、未だ付き合っても無かったんだ…)

リズベット「…何で?」

俺「うん?」

リズベット「どうして付き合って無いの?」

俺「どうしてって……別に、何でもいいだろ…」ストッ

リズベット「何照れてんのよ」

俺「…照れてる訳じゃ無い」

リズベット「じゃあ理由を言いなさいよ」

俺「……。」

リズベット「何よ?」

俺「……俺に、その覚悟が足らないだけさ」

リズベット「覚悟って?…くしゅん!うーさぶっ」

俺「大丈夫か?…」チラッ

リズベット「今日はここで一晩過ごすのよね?…」

俺「ああ。そう言う事になるな」

リズベット「ふぅー…そっか…//」

リズベット(二人きり、なんだ…//)
703 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2026/01/25(日) 22:18:55.83 ID:nejYmJks0
大穴

俺「…。」ピッピッ

リズベット「何してるの?…」

俺「寒そうだし、何か暖を取れそうな代わりになるアイテムが有ればと思ったんだが……すまん。攻略アイテムばっかだわ」

リズベット「ふふっ、何でアンタが謝るのよ」

リズベット「私は助けてくれただけで十分よ…」

俺「そんなの当たり前だろ?リズは俺にとって大切な人なんだから」

リズベット「えっ?た、大切って…」ドキッ

俺「俺がこの世界で絶対に守りたいって思ってる人間の一人だ」

リズベット「あっ…」

リズベット(あぁ、元ギルドメンバーって意味か)

リズベット(そりゃそうよね。ユナの件もあったし、こいつにとってアレはもう2度と……でも、ちょっとびっくりした//)

リズベット「くしゅんっ!あー、本当さぶっ」ブルブル...

リズベット(でも、アスナが居るこいつには温めてなんて言えないし…耐えるしか無いか…)

俺「…。」

俺(俺は普段装備してるマントのお陰で、それに包まれば寒さは凌げる。だがリズの奴は寒そうだな…)

俺(こうなったら何とか他の方法で温めてやるしかないが…でも俺とリズって友達だけど一応異性なんだよな…)

俺(…どうする)


1手を握って温める
2手を握る以上に身体を寄せて俺のマントの中に入れて温める
3流石にセクハラ扱いが怖いので放置して寝る


安価下
704 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2026/01/25(日) 22:23:39.16 ID:bt5zzxL/0
1
705 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2026/01/25(日) 23:16:41.65 ID:nejYmJks0
大穴

俺(これくらいなら大丈夫か)ピッ

俺手袋「」スッ

俺「リズ、手出してみろ」

リズベット「え?…」

リズベット手「俺手「」」ギュッ

リズベット「あ…」

俺「俺はずっと手の装備してたからさ、これで少しは暖かいだろ?」

リズベット「うん…。ありがと」

俺「元はと言えば今作れる最強の両手剣を作って欲しいって言い出したのは俺だ。こんな事に付き合わせてしまってすまなかったな」

リズベット「ううん気にしないでよ、あたし自身も自分が納得できるレベルの最高の剣を作ってみたかったから」

リズベット「それに、アンタには昔何度も助けられてたしね」

俺「助けて来た…か…」

リズベット「うん?」

俺「……確かに昔は、何かが起きても誰かを助けたりする力があった筈なんだがな」

俺「でも最近は…」

リズベット「どうしたの?」

俺「さっきの戦いでも見たろ?レベル差があるのに、この層のモンスター1体に対しても苦戦してたザマだ…」

リズベット「1体って言っても、守護竜みたいなイベントモンスターだったし周りに居るMobと比べたら強い方だったんじゃないの?」

俺「だとしてもだ…。ここに居るのが俺じゃ無く、アスナやキリトならきっと簡単に奴を倒せてた筈…」

リズベット「…。」

俺「最近はフロアボス戦でも大した活躍出来てないし、ずっとLAなんて取れてない。レベルもアスナやキリトの方が上だ」

俺「今の俺はただ、ボスとの経験値から血盟騎士団の隊員を指揮してる普通のリーダー役にしか過ぎ無い…」

俺「…何だか最近の俺は弱くなった気がするんだ」

リズベット「いや、それでも血盟騎士団の一隊任されて最前線に居るんだからかなり上澄みの方だと思うけど…」

リズベット「まぁ確かに、言われてみたら昔後ろで見てた時程の圧は無くなったかもね〜」

リズベット「昔のアンタのままだったら、あたしが加勢しなきゃ…って考えるんじゃ無くて戦闘の邪魔にならないようにしなくちゃって感じだったもん」

俺「やっぱり、リズの目から見てもそう思ったか…」

リズベット(それでもあたし等なんかと比べると俺は全然強いけど、攻略組に居ても色々悩みの種はあるんだ)
706 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2026/01/26(月) 00:01:12.71 ID:p3TsrcIB0
大穴

俺「正直言って、今の俺は自分の限界を感じ始めてる…」

リズ「俺…」

俺「だからステータスの適性的にメイン武器を片手剣から両手剣に変える事で、何か変化が有ればって思ったんだが…」

俺「折角リズに作って貰った剣もいきなり駄目にしてしまった。ただ武器を変えたくらいで、そんな簡単に強くなれる訳なんか無かったんだな…」

リズベット「…。」

俺「アスナとの差も開く一方だ…。こんな調子なら、俺はいつか…アスナにも置いて行かれて…」グッ

リズベット「あたしはそんな事無いと思うけどな」

俺「え?…」

リズベット「だってアスナが強くなりたい理由は、アンタの事を守りたいからだもん」

俺「アスナが俺を?…」

リズベット「そう。だからアンタが強くなればなる程、アスナだってアンタよりも強くなる為に更に努力しなきゃいけないの」

リズベット「この世界の5本の指に入るくらいに強いアンタより強くならなきゃなんだから、アスナだって見えない所でそりゃあもう死ぬ程努力してる筈よ」

リズベット「だから逆にアスナにとっては、アンタが伸び悩んでる今くらいの方がちょうど良いんじゃない?」

リズベット「アスナって真面目過ぎる所もあるし」

俺「…。」

俺「俺の強さはアスナと比例してるって事か…。つまり、俺が彼女を抜こうとすればする程…」

リズベット「アスナは抜かれない様に更に努力するって事よ」

俺「どうしてそんな負けず嫌いなんだろう…」

リズベット「別に負けず嫌いだからじゃ無いわよ」

俺「え?…」

リズベット「ただ…それが今のアスナにとって、この世界で強くなる為の理由だからよ」

俺「アスナが俺より強くなる為の…」

俺(だったら、今の俺が更に強くなりたい理由は……)


1一日でも早くこのゲームをクリアして、この世界に居る人を救いたいから
2アスナの事を護りたいから
3いざと言う時に、俺の大事な人達を守る為の強さが欲しいから
4その他

安価下
707 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/01/26(月) 00:11:54.74 ID:xL22Rxy00
3
708 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/01/26(月) 00:13:14.83 ID:aSTGtfeDo
4もう大切な仲間を失いたくない、そしてアスナと一緒にリアルに帰る
709 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2026/01/26(月) 00:40:32.58 ID:p3TsrcIB0
翌朝
大穴

光「」スウッ...

リズベット「ん…」ムクリッ

俺「おはようリズ。ちゃんと寝れたか?」

リズベット「あ、うん…あ…」

リズベット身体「俺マント「」」

リズベット(あれ?これ、彼奴の着てた羽毛のマント?…)

リズベット(あたしの毛布代わりにかけてくれてたんだ…//)グッ

俺「フレンドリストを見てみたら、もうアスナも第55層に来てる。多分もう直助けが来るぞ」

リズベット「そうなんだ…。流石はアスナね」スクッ

リズベット「これ、返すわ。ありがと…//」俺マント「」スッ

俺「おう」

リズベット「ん?と言うかそれ何かしら?」

俺「うん?」

リズベット「夜の内は真っ暗で何も見えなかったけど…」スタスタ

俺「何って、ただの結晶だろ?」

リズベット「いや、違うわ。この結晶…これ!クリスタルライトインゴッド!あたし達が探しに来た鉱石よ!」ガシッ

俺「ええっ!?でも、この鉱石はあの竜を倒さないと出てこない筈じゃ…?」

リズベット「ううん。出てこないんじゃ無く、あの竜こそがこの鉱石を産んでたのよ!」

リズベット「やった。手に入った…。これを持ち帰って加工すれば…」

俺「産んでた……?つまりリズがその手に握ってるの、あの竜のウンコって事?…」

リズベット「………ッ!?いやあアアァッ!?///」

俺「待てよ。そのンコがここにあるって事は、この穴はあの竜の根倉…?」

白竜「ギャオオオンッ!!」ビュオッ!!

俺「はっ!?」

リズベット「えっ!?」

白竜足「リズベット「」」ガッ

リズベット「なっ!?」ブワッ

俺「リズ!?」ダッ

白竜尻尾「俺手「」」ガシッ

白竜「」バサッバサッ!!
710 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2026/01/26(月) 01:08:12.31 ID:p3TsrcIB0
雪山

白竜「ギャオオオッ!!」ビュオオッ!!

俺(リズは竜の足に掴まれ、俺は尻尾に捕まって何とか穴から出れたが…)

リズベット「な、何よこいつ!?いきなり飛んで来てあたしを捕まえて!?」ビュオオッ

リズベット「しかも昨日見た時より気性荒く無い!?」

俺「ッ…恐らく、リズがその結晶を入手した事でこいつの巣を荒らされた判定になって怒ってるんだ!」

リズベット「はあっ!?」

白竜「ギャオオオッ!!」腕バッ

リズベット「痛ッ!?」ビシッ

俺「リズ!?くっ…!こいつ!」

俺(狙いは鉱石を盗んだリズのみか。尻尾に俺が捕まってる事にも気付いてない)

俺(だが…)

白竜「ギャオオオッ!!」ビュオオオッ

俺(高速で飛ぶせいで、これ以上この位置から移動出来ない…。下手に移動すると振り落とされる…)

俺「リズ!抜け出せないのか!?」

リズベット「ッ…この!いい加減に!!」ジタバタ

リズベット「駄目だわ!?背中の服が掴まれてて振り解けない!」

俺(銅の装備を外して、衣服も脱いで裸になれば抜けられるが…流石に女の子のリズには無理な話しか…)

俺(ならば俺がこいつを一撃で葬るしか無いが…)

尻尾「俺「」」プランプラン...

俺(左手はこいつの尻尾を掴む手で塞がってる。つまり、武器を持つ右手のみで奴を仕留めなければならない…)

俺(だがそれも、胴体まで距離がある。一撃でこんな図体の大きい奴を倒せるのか?…)

俺「!?」

白竜口「」パカッ

リズベット「ま、まさか食べる気!?あたしを!?」

俺「リズ!?チィッ…!」グイッ

俺(やるしか無い。俺が守るんだ…リズを!!俺にとっての大事な人を……守る!!)

俺「はああぁぁっ!!」ビュオッ


コンマ下二桁
56以上俺の想いに呼応して再び覚醒スキルが発動して一撃で竜を倒した(ユニークスキル入手)
26〜55何とか喰われる前にリズベットを助け出して着地した(アスナ合流)
25以下俺、代わりに喰われて死亡

安価下
711 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/01/26(月) 01:14:33.45 ID:7yCIRQCzO
はい終了
712 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/01/26(月) 01:14:33.70 ID:xL22Rxy00
713 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2026/01/26(月) 04:39:21.66 ID:p3TsrcIB0
コンマ45
雪山

俺剣「」ブウンッ!!

白竜顔「ギャアアンッ!!」ズバアッ!!

俺(リズの方へ振り向いた顔面へと直撃させたが…流石竜族か。HPが高いな。だが今なら…!)

俺「リズ、ちょっと我慢しろよ!」スチャッ

リズベット「えっ?…」ガシッ

俺「空中だと奴の方が有利だ。一旦離脱する!」ダンッ

リズベット「ちょっ!?」ブワッ

俺「しっかり捕まってろ!」ガシッ

リズベット「キャアアアッ!?」ビュオオッ

地面「」ドンッ!!

俺「ッ…」ビリッ

リズベット「うっ!?」

俺HP「黄色」ヒュ-ン...

俺(今度はリズを抱いたまま無理矢理足から着地したから、また着地ダメージを大きく…)

リズベット「俺、早く回復を……はっ!?後ろ!?」

俺「ッ!?」クルッ

白竜口「」スウウッ

俺(ブレス攻撃か!?マズイ!俺が避けると俺の背後に居るリズが…)

俺(しかし俺の体力も半分しか…)

「シューティングスター!!」ビュオッ!!

俺&リズベット「「!?」」チラッ

白竜顎「」ドシュッ!!
白竜「」グラッ

リズベット「ブレス攻撃がキャンセルされた!?」

俺(今の技、そしてこの白い閃光のような速さは…)

アスナ「遅くなったわね二人とも!」ダッ

リズベット「アスナ!」

俺「アスナ…」

アスナ「下がってて!この竜は私が倒す!」グッ

リズベット「色々あったけど、アスナが来てくれて何とかなりそうね…」

俺「…。」

俺「……いいや、駄目だ」スクッ

リズベット「うん?」

俺「アスナの事も、俺が守るんだ!」ダッ

リズベット「あっ…」
714 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2026/01/26(月) 20:25:43.99 ID:p3TsrcIB0
雪山

アスナ「はあぁぁぁっ!!」ビュビュビュッ!!

白竜胴体「」ザザザッ

アスナ「くっ…」シュタッ

アスナ(竜タイプのモンスターはクリティカルが出難いから、私の細剣だと相性が悪い)

白竜「ブレス」ビュオオオッ

アスナ「ッ…!」タッタッタッ

アスナ(やはり狙うなら、あの顔かしらね…)

尻尾「」ビュオンッ!!

アスナ(この尻尾を踏み台にして…)

アスナ足元「」グラッ

アスナ「!?」

アスナ足「氷「」」ツルッ

アスナ「しまった!?足が氷で…はっ!?」

「アスナ!!スイッチ!」ダッ

アスナ(俺君!?)

俺「おおおおおおっ!!」バッ

白竜胸「俺剣」ズドンッ!!

俺「くっ…おおおおおっ!!!」ググッ


コンマ下二桁
76以上そのまま白竜の胴を貫いて撃破した(ユニークスキル入手)
31〜75俺は瞬間的に力を爆発させて白竜を撃破した(ユニークスキルヒント)
30以下俺が相手している間に立て直したアスナと共に白竜を撃破した

安価下
715 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/01/26(月) 20:44:01.68 ID:uCfHOmiSO
はい
716 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2026/01/26(月) 21:34:07.51 ID:p3TsrcIB0
コンマ68
雪山

白竜「ギャオオオン!!!」ブワッ

俺「くっ…」ブラブラッ...

アスナ「俺君!?」

リズベット「マズイわ!あいつ未だHPが半分しか無いのに、次に落とされたら…」

俺「ッ…!死ね無い…こんな所で俺はあぁぁっ!」

俺(未だ死ぬ訳にはいかない…俺が守るんだ!!アスナも、リズも……俺の大切な人達を!!)グッ

俺「うおおおおっ!!」スッ

俺「ホリゾンタル・スクエア!!」ブウンッ!!

白竜胸「」ズバアッ!!

アスナ「…!」

俺「はあぁぁっ!!」

白竜胸「」ズバアッ!!

アスナ(削り取ってる?竜の硬い鱗の上ごと?…)

俺「でやあっ!!はあっ!」ブウンッブウンッ!!

白竜胸「」ズバアッズバアッ!

白竜心臓「」ドクンッドクンッ

俺「見えた!!それだあぁっ!」ブウンッ!!

白竜心臓「」ズドンッ!!

アスナ「あ…」

俺「はぁ…はぁ…」グッ

白竜「」パリ-ン

リズベット「やった…やったわ!」

俺「うっ…」ヒュ-ン...

アスナ「俺君!?」バッ

アスナ腕「俺「おっ…」」ストッ

アスナ「う…」ガシッ

俺「アスナ?すまない、助かっ…」ストッ

アスナ「もう、馬鹿!何でHPも半分しか無いのにあんな突っ込むのよ!?」

俺「うっ、す、すまない…なんか身体が勝手に」

アスナ「約束した宿屋にも戻らないし、もうバカバカバカ!」

俺「ご、ごめん。よく来てくれたよ…」

717 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2026/01/26(月) 21:35:10.35 ID:p3TsrcIB0
雪山

リズベット「アスナ。今回はあんまり責めないであげて」スタスタ

俺「あ、リズ…」

リズベット「ここに泊まる事になったのは、それはこいつじゃ無くて、あたしを助ける為だから…」

アスナ「リズを…?」

俺「…いいや、最初に俺があの竜を倒せていれば泊まる事も無かったんだ」

リズベット「あっ、そうよ。何で最初に戦った時より手慣れてたのよ」

俺「手慣れてたのかな?2回目だったってのもあると思うけど…」

俺「…でも、少し分かったんだ」

アスナ&リズベット「「分かった?」」

俺「ああ…」

俺(俺が戦う理由は、大切な人達を護りたいからだ)

俺(だが、今前線に居るのはアスナだけ…そのアスナも俺より強くて、俺に守られる事を必要としていなかった…)

俺(だから俺が今何の為に戦っているのか分からなくなっていた俺は、迷いが生じて剣の腕が鈍ってきていた…)

俺(…だけどそれは違うかった。アスナは俺を守りたくて俺より強くなろうと努力しているだけで、俺は自分の事だけでその部分が見えていなかったんだ)

俺「とりあえず…いつもありがとうな。アスナ」

アスナ「ふえっ!?あ、う、うん…///」

リズベット(はぁ…やれやれ…。結局、精神的な問題だっただけで武器なんて必要無かったんじゃない?)

リズベット「うん?」

リズベット手「インゴッドクリスタル「」」
718 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2026/01/26(月) 21:49:47.35 ID:p3TsrcIB0
リズベット武具店

リズベット「…で、一応目当ての鉱石は取れた訳だけどどうするつもり?」

俺「そう…だな…」

俺「ここを出た時は両手剣に転向するつもりだったが…リズとの冒険を通して普通に戦えるようになったんだよな…」

リズベット「そうね。あの白竜を一人で倒すくらいなら伸び悩むとか無いでしょ」

俺「ああ…」

俺「…俺に足りなかったのは、俺自身が何をしたいかって言う覚悟の問題だったかもしれない」

リズベット「…正直、鍛冶屋としてアドバイスするならあたしは片手剣のままで良いと思うけどね」

リズベット「転向したら、スキルも振り直しだし武器の使い勝手も変わるわ」

リズベット「何よりあの時のアンタが見せた、かなり堅い敵の防御をも貫通させるくらいの事はもう出来なくなるんじゃない?」

リズベット(…と言うか、片手剣スキルに防御力無視の貫通属性なんかあったかしら?)

俺「しかし、ステータス的には両手剣の方が向いてるんだよな俺…」

リズベット「まぁそりゃそうだけど…」

俺(リズの言う通り、武器を変えたら暫くは俺自身の弱体化を免れないだろう…)

俺(それにあの時使った謎の片手剣のスキルも…)

俺(…しかし、今更片手剣で行くのなら魔剣クラスの強さだったエリュシデータをキリトにもうあげてしまったのがな…)

俺(どうするか…)


1やっぱこのまま片手剣で行くよ。気になる事もあるし
2…いや、やはり今の俺のステータス適性的にも両手剣士に転向するよ

安価下
719 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/01/26(月) 21:51:34.61 ID:xL22Rxy00
1
720 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2026/01/27(火) 01:21:29.76 ID:5PDJ7/yR0
リズベット武具店

俺「やっぱこのまま片手剣で行くよ。気になる事もあるし」

リズベット「気になる事?」

俺「ああいや、別に大した事じゃないさ…」

リズベット「ふうん。まぁいいけど…それじゃあ折角取ってきたこれも使っちゃうわよ?」

俺「ああ、振り回しちゃったからな。リズの好きにして良いよ」

リズベット「…。」

リズベット「…分かった。じゃああたしの好きにさせて貰うわ。でもちょっと手伝ってくれる?」

俺「うん?あぁ…」

俺(その後、俺はリズが剣を鍛治する所を少しだけサポートした)

リズベット「しっかり支えてなさいよ」スッ

俺「あ、ああ…」グッ
 
カ-ン!!カ-ン!!カ-ン!!

リズベット「せやっ!」ブンッ!!

鉱石「」カ-ン!

俺「ッ…」グッ

リズベット「ふぅ…未だ火が足りてない!」

俺「お、おう!これを当てれば良いんだな?…」スッ

リズベット「見せて」ジッ 

俺「剣っぽくはなって来たと思うけど…?」スッ

リズベット「うーん…」

リズベット「いいえ、未だ全然だわ」

俺「全然なんだ?…」

リズベット「後4回は叩くからまた抑えてて」

俺「あ、ああ」グッ

俺(素材から鍛治して剣を作る所は始めた見たが、剣を作るのも結構手間がかかるんだな…)

俺(リズはいつもこんな作業を…。そりゃ簡単に両手剣潰したら怒るか)

リズベット「集中して。あたしの最高の剣を作るんだから!」

俺「あ、ああ悪い」

カ-ン!カ-ン!...
721 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2026/01/27(火) 01:45:55.40 ID:5PDJ7/yR0
リズベット武具店

リズベット「はぁ…遂に出来たわ」

俺「この剣は…?」

リズベット「あたしの作った剣の最高傑作…ダークリパルサー」スッ

ダークリパルサー「」

俺「…!この剣…」

俺(アタック値もほぼキリトにあげた魔剣のエリュシデータとほぼ変わらないのに、アレより軽い)

俺(耐久性が若干劣るが、それでも第75層相当の強さがある…)

リズベット「どう?驚いたでしょ」

俺「ああ…。未強化でも既に魔剣レベルの物だぞ?」

リズベット「ふふん//」ドヤッ

キリト「へえ、凄いなその剣。なぁ幾らで売ってくれるんだ?」

俺「あれ?キリト?シリカも…」

シリカ「こんにちは俺さん、リズベットさん」ペコリ

リズベット「あれ?どうしたのよ2人とも?」

キリト「シリカがそろそろ武器を買い換える時期だと思ってさ。そんでオレも序でに剣を見て行こうかと思ったんだが…」

リズベット「ふうん。キリトとシリカが一緒に行動なんて珍しいわね」

シリカ「ぁっ!そ、その…この前キリトさんに偶然出会って色々と助けて貰って…///」

リズベット「へぇ、そうなんだ?」

シリカ「それ以来、よく頼らせて貰ってるんですよ…///」

リズベット(あれ?シリカ、何か顔赤くない?…)

俺(シリカには恋人役を断ってから会って無かったが…あ、もしかしてキリトにやって貰ってるのか?)

キリト「なぁ、そんでその剣は幾らなんだ?」

リズベット「これは…」

俺「キリト、片手剣ならこの前俺がエリュシデータをあげただろ?」

キリト「あ、ああまぁな…。でも、もう一本なんか欲しいかなぁ〜って思ってさ」

俺(ストック用か?まぁ確かにこのレベルのストックが有れば、耐久値気にしなくて済むから助かるだろうが…)

リズベット「残念だけどこの剣は駄目よ。もう先約がいるから」

キリト「チェッ、もう買い手がいたのか」

俺(今出来たばっかりなのにもう買い手が?…)

キリト「それじゃあ代わりの剣とシリカの分のダガーを見せてくれ」

リズベット「それなら別に良いけど…」
722 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2026/01/27(火) 02:02:48.53 ID:5PDJ7/yR0
リズベット武具店

俺(キリトとシリカはそれぞれ剣とダガーを買って行った)

俺「それじゃあ俺もそろそろ…」

リズベット「待ちなさいよ。ほら、これ」

ダークリパルサー「」

俺「え?…」

リズベット「これは俺の剣よ」

俺「…えっ?俺の?」

リズベット「そうよ。もうアンタの物なんだから…ほら、受け取りなさい//」スッ

俺「ほ、本当に良いのか?こんな業物…同じ素材取って来ても2度と作れないかもだぞ?…」

リズベット「…でしょうね。作ったあたしも驚くくらいの会心の出来だったもの」

リズベット「だからこそ、アンタに使って欲しいのよ//」

俺「気持ちは嬉しいが…分かった。幾ら払えば良い?でも今はあんまり持ち合わせが…」

リズベット「お、お金は良いから!ほら!//」スッ

俺「本当に良いのか?…」ガシッ

リズベット「いいの…。アンタの言ってた護りたい大事な人ってのには、あたしも含まれてるんでしょ?」

俺「ああ…そりゃ勿論」

リズベット「ならこの剣を使って今度こそ護りなさいよ。もう2度とクヨクヨせずに済む筈よ!//」

俺「リズ……分かった。ありがとう」グッ  

リズベット「いいから…アスナの事待たせてるんでしょ?ほら、さっさと行きなさいよ!//」グイッ

俺「あ、ああ?」スタスタ

扉「」バタンッ!

リズベット「ふぅ…//」

リズベット(…あたしの最高傑作の武器を使って彼奴が最前線で戦う…。これでこの世界のあたしの夢は叶った)

リズベット(これで恋の方も上手く行ってたらな……。昨日は2人きりだったんだし、チャンスは幾らでもあった筈だけど…//)

リズベット(でもあたしは、アスナが血盟騎士団の副団長として戦ってる理由も努力も知ってる…だから…)

リズベット「フッ、やっぱ…アスナの事は裏切れないわよね…」

リズベット「あたしの分も頑張りなさいよ。アスナ…俺…」
723 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2026/01/27(火) 21:08:29.87 ID:vQOtHuhX0
血盟騎士団本部

ヒースクリフ「アスナ君から聞いたが、圏外で1日を過ごす事になっていたらしいな」

俺「ああ…昨晩の隊長ミーティングには出られ好きすまなかったな」

ヒースクリフ「それは構わない。フッ…しかし、ラフィン・コフィンに遭遇し無くて幸運だったな」

俺「ああ…。それはな…」

俺(今年になってからラフィン・コフィンの活動はかなり活発になっている…)

俺(奴等は中層組やビギナーだけじゃ無く攻略組の事も狙い、単純なPK以外にも煽動や虚報、対立等の悪質な事を行っているプレイヤー達だ…)

俺(血盟騎士団に入ってから俺は狙われる事が減ったが、寝ている際に手を勝手に使われてデュエルを押されて完全決着の合法PKを行われたり奴等のやり方は、昔と比べてますます悪辣なやり形になっている…)

俺(今の所、血盟騎士団は被害には遭っていないが聖龍連合や風林火山と言った他の攻略ギルドは何人か被害に遭っているらしい…)

ヒースクリフ「第51層以降の攻略難易度の上昇…そしてラフィン・コフィンの脅威の拡大により、血盟騎士団からは離脱者が続出している」

俺「ああ…。今や2軍の筈のC隊迄もフロアボス戦に駆り出されてる現状だったからな…」

ヒースクリフ「そこで、昨日の俺君以外の格隊長には発表したのだが血盟騎士団はメンバーの再編計画を行う」

俺(そういや何かアスナも言ってたっけ?C隊の何人かがアスナのA隊に合流する事になったって…)

俺(クラディールとエルザと誰だったっけな?あんま興味無いから覚えて無いや…)

ヒースクリフ「これが俺君のB隊に新たに編入されるメンバーだ。中には新たに血盟騎士団にスカウトしたばかりの者も居る」

ヒースクリフ「目を通しておいてくれたまえ」B隊メンバー表「「「」」」スッ

俺「分かったよ」
724 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2026/01/27(火) 21:14:58.19 ID:vQOtHuhX0
血盟騎士団本部
廊下

俺「各隊の再編計画か…。まぁ45層から60層までのこの半年はほぼずっと同じ隊だったし、時期的にそろそろローテーションの時期か」ペラッ

俺(あっ、ゴドフリーの配置が俺のB隊からアスナのA隊側に移ってる。まぁゴドフリーの前衛のステータス的に俺とは役職被りそうだったしその辺を考慮してか)スタスタ

B隊メンバー表「」ペラッ

俺(逆にアスナと被るコハルがこっちに来てたり、大体はA隊C隊とのトレードばっかりだが…でも、そういえば新人も入ってるって言ってたな)

俺(2軍のC隊からじゃ無く、いきなりB隊からの参加ってかなり強いプレイヤーって事か?そんなプレイヤー、よく今まで他の攻略ギルドに発見されずに…)

サチ「俺、久しぶり」

俺「……。」

俺「…サ…チ?」

俺「あ、あれっ?これ、えっ?…どう言う事だ?ここ、血盟騎士団の…」

サチ「うん。合ってるよ」

俺「なっ…え?合ってるって…」

サチ「私も昨日付けで、ヒースクリフさんに血盟騎士団にスカウトされたんだ」

俺「…!」

俺(サチが…血盟騎士団に?…)

B隊メンバー表「サチ「」」



セーブ地点
725 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2026/01/28(水) 00:17:15.11 ID:iO8tKHyE0
続きから
第61層

コハル「やあっ!」カキインッ!!

猿型MobA「棍棒」ガッ

俺「よくやったコハル!!!」ブウンッ!!

猿型MobA「」ビシュッパリ-ン!!

俺「よしっ!一体削ったぞ」

俺(あっ…B隊の訓練で来たのに無意識に一体俺が倒してしまった……。いや、だが残り4体いる)

コハル「俺さん!」

俺「ッ…!?」

猿型Mob達「「「「」」」」ダッ

俺(チッ…猿人系Mobは此方と同じ様にスイッチしてくるか。このタイミングでのカウンターは今のB隊では合わせられないだろう)

俺(ならここは一旦タンクのセグロにガードさせて…)

サチ「俺!スイッチするよ!」タッ

俺「サチ!?」チラッ

サチ「エクストリーム・ウィンド!」クルッブウンッ!!

猿型Mob「「「「」」」」ガガガッ!ブワッ

俺(…!サチの範囲攻撃がカウンターになってこっちに向かって来てたモンスター達が怯んだ)

俺「今だ!コハル、エイト、セグロ、マックスはサチとスイッチして全員反撃に転じろ!」

コハル達「「「はい!」」」ダッ

俺(これで2体消える。残りのMobは2体残る筈だからまた槍持ちのサチに…)

サチ「ストーム・ペネトレイト!」ブウンッ!!

猿型Mob「」グシャアッ!!

俺「あ…」

サチ「残り1体だよ!」

俺「あ、ああ…」

俺(サチの奴、俺が指示する前にもう自分で勝手に前に…)

俺(……俺の記憶に居るサチと本当に同一人物なんだよな?このサチは…?)
726 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2026/01/28(水) 00:34:16.55 ID:iO8tKHyE0
第61層
迷いの森

コハル「新人なのにいきなりB隊に配属されるだけあって凄い戦闘センスですねサチさん」

サチ「ありがとうコハルさん」ペコッ

俺「…。」

俺(サチ…。黒猫団の唯一の生き残り…)

俺(メインウェポンは槍のままで変わって無いが、レベル71…俺よりも6レベ低いだけ)

俺(今から8ヶ月前に俺の前から姿を消した時はレベル34だった筈…)

俺(先ず攻略組が道を切り開いてから下の層のプレイヤーへと情報が広がって行くから、中層組でもレベリングはし易くはなってただろうが…いったいどんな風にレベリングしたらここまで上がるんだ?…)

俺(偽物…いや、もしくはAIとかの可能性も…)

サチ「どうしたの俺?」

俺「あ、いや…」

サチ「じゃあ休憩したらまた進む?」

俺「ああ…」

サチ「分かった。この先も頑張ろうね」ニコッ

俺「…。」

俺(…いいや、この感じはちゃんと本物だわ)

727 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2026/01/28(水) 13:59:56.36 ID:iO8tKHyE0
第61層

コハル「ふぅ、入隊間も無くいきなりB隊に配属されるだけあって凄い戦闘センスですねサチさん」

サチ「ありがとう。えっと…コハルちゃん?」

コハル「ちゃ、ちゃん呼び?」

サチ「あ、ごめん。嫌だった?」

コハル「う、ううん。血盟騎士団だとあんまりそう言う呼ばれ方しないからびっくりしただけ」

サチ「そうなんだ。じゃあ血盟騎士団の事色々教えて欲しいな。コハルちゃんって立ち上げの頃から居たんでしょ?」

コハル「ええ。私で良ければ」

俺(もうコハルと仲良くなってる…相変わらずコミュ力は高いな)

俺(…しかし、驚くべきはあの戦闘センスだ。俺が今まで見て来た槍使いのプレイヤー中では随一の強さをしている)

俺(サチは8ヶ月前に黒猫団が壊滅した後、俺の前から姿を消した時はレベル32…)

俺(今はレベル71…俺より5レベ下なだけ)

俺(この8ヶ月だけで40レベル近く上げて最前線へ加わるなんて、いったいどれ程の無茶なレベリングをしたら…)

俺(…そもそも、俺はサチの戦闘を殆ど見た事が無かった。サチ自身の意思で戦う姿を見たのはあのモンスターハウスで俺と助け合った時だけ)

俺(それまではずっと……)

サチ「どうしたの俺?そろそろ出発?」

俺「ああ。そろそろ出発だが…」

サチ「そっか。じゃあ次も頑張らなきゃね」

俺「…。」

俺(戦闘に対して前向きになってる…)
728 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2026/01/28(水) 14:22:14.35 ID:iO8tKHyE0
第61層
迷いの森

俺「サチのメインウェポンは両手槍のみなのか?」スタスタ

サチ「あ、うん。一応ね」スタスタ

俺「一応?…」

サチ「あ、でも基本的にはこのトライデント一本だけだから」

俺「えっ!?その武器がトライデントなのか!?」

サチ「あ、うん。イベントクエストの報酬の…」

コハル「ええっ!?凄いそれが噂のトライデントなんですね!?」

俺(トライデントは槍使いプレイヤー専用の48層から53層までの連続イベントクエストの最終報酬で手に入る武器だ)

俺(武器の数値に求められるレベルまで上げると形を変える特殊武器…最大3回まで変化を行うらしいが…)

俺(しかし、そのイベントクエストの受注条件はソロで進めなくてはならず、最後は第55層相当のイベントボスで出て来る大王イカをソロ討伐しなくてはならない)

俺(その為、攻略組の中でも今の段階だと持っている槍プレイヤーは居ない…それをサチが?まさかソロであのイベントクエストをクリアしたってのか?…)

俺「でも別に両手槍に拘らなくても、盾とか使って堅実に戦う方法も…」

サチ「確かに最初は色々試したけど、私は槍系の武器を使うのがやっぱり得意だったみたいでさ」

サチ「火力が高いこのスタイルがモンスターを倒すのには速かったから、この戦闘スタイルに落ち着いた感じかな」

俺「両手槍の方がモンスターを倒すのが速いのはそりゃそうだが…しかしその分、反撃を貰った時のダメージは両手系の武器の方が大きい…」

俺「…死に近付くのは怖く無くなったのか?」

サチ「ううん。それは今でも怖いよ…」

俺「ならどうして前線に?…」

サチ「怖いけど…だけどね。私、気付いたんだ」

俺「気付いた?…」

サチ「怖いのは私だけじゃ無い。皆んな同じだって…でも、それを上回るだけの戦う理由があるから皆んなも戦ってるんだって」

俺「あ…」
729 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2026/01/28(水) 14:25:27.88 ID:iO8tKHyE0
第61層

サチ「私に頑張る理由の第一歩を与えてくれたのは俺なんだよ」

俺「俺が、サチに…?」

サチ「うん。あの時俺が、私を守ってくれたから私は今ここに立てたの…」

俺「サチ…」

サチ「私はもう、あの時の弱虫だった私じゃない。だから、同じ隊の一人としてこれからはもっと私の事も頼ってね//」ニコッ

俺「ぁ…//」

サチ「私はもう、あの時の弱虫だった私じゃない。だから、同じ隊の一人としてこれからはもっと私の事も頼ってね//」ニコッ

俺「ぁ…//」

コハル(…俺さん、あんまりデレデレしてるとアスナさんに伝わりますよ)ヒソヒソ

俺「い、いやっ!?違う!?別にそんなんじゃ…」

サチ「ん?//」

俺(いや、確かにサチは可愛いっちゃ可愛いんだが…だが…)

ピロリン...

俺「…うん?ヒースクリフからショートメール?」

コハル「団長から?珍しいですね」

俺「ああ…。彼奴は余程の事が無いとメールして来ない奴だったが…」

俺(何か嫌な予感がするな…)ピッ

俺「…!これは…」

サチ「何て書いてあったの?業務連絡?」

俺「いや、48層の迷宮区へ新メンバーを連れてレベリングへ行ってたC隊の隊長のウザーラの隊と連絡が取れなくなったらしい…」

サチ「えっ?…」

俺「俺に調査へ向かって欲しいって…」

コハル「C隊リーダーのウザーラさんってレベル70でしたよね?49層で苦戦するって何かあったのかな?」

俺「…。」


俺頭脳:Max
コンマ下二桁
21以上俺、何か違和感を感じる
20以下俺、そのまま命令通りB隊と共に48層へと向かう

安価下
730 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/01/28(水) 14:25:50.05 ID:aoUPUF7z0
731 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2026/01/28(水) 17:15:53.00 ID:bfESk7qy0
コンマ05
第48層
迷宮区

俺(俺は、48層くらいのモンスターならばB隊のメンバーなら流石にどうって事無いだろうと思いB隊のメンバーと共にC隊の調査へと向かった)

コハル「C隊、何があったんでしょうね?…」スタスタ

俺「C隊は半分以上が新メンバーで構成されてる為、リーダー以外がこの層はレベリングするなら安全マージンの高い適性レベルだ」スタスタ

俺「リーダーを任されてるウザーラだけはリーダーとしてもう少しレベルが高いが…」

サチ「もしかしたら、私達の時みたいにモンスター部屋に…?」スタスタ

俺「考えられる可能性としてはその辺りかな…」

俺(黒猫団壊滅の時の教訓で、血盟騎士団は迷宮区捜索時はリーダーの指示があるまでアイテムボックス等のアイテムは触らない事になっていたが…)

俺(新人がそのルールを守れずに同じトラップにかかったか…?)


コンマ下二桁
81以上俺、尾行されている事に気付く
80以下B隊そのままモンスターの群れと戦闘に(B隊麻痺)


安価下
732 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/01/28(水) 17:44:53.38 ID:TX6GLiZpO
はい
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