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【ソードアート・オンライン】俺「安価の力でデスゲームを生き残る」第3層
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403 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/12/24(水) 13:38:12.87 ID:ES7NtTV7o
2
404 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2025/12/24(水) 13:57:07.53 ID:N3vT+4EGO
血盟騎士団本部
廊下
俺「アスナ、俺キリトを探しに行って未だソロなら誘ってみるよ」
アスナ「え?」
俺「やっぱ彼奴が血盟騎士団に入ってくれたら戦力的にも経験的にも色々助かるだろうしやり易いだろうからさ」
アスナ「でも次の血盟騎士団のフロアボス攻略の予定日って1週間後だよ?」
アスナ「それまでに団員との懇親会を兼ねたフィールドボス討伐のイベントもあるし…」
アスナ「それに団長が新たなメンバーも何人かスカウトしたって…」
俺「団長でも副団長でも無い俺がそれに出席する必要は無いだろ」
アスナ「確かに絶対参加では無いけど…」
俺「血盟騎士団の攻略の方針はアスナに任せるよ。5日探して見つからなかったら俺も本部に戻る」
アスナ「分かった。気を付けてね」
俺「ああ」
俺(血盟騎士団は俺が新たに立てたギルドだが、仲良くする為のギルドでは無かった)
俺(あくまで仕事仲間だ。そりゃあゴドフリーやコハルのような違う場所で出会っていたら普通に友人になっていたかもしれない様な話しやすい奴等も居るが…)
俺(俺にとっての大事な人達はあくまで、元俺のギルドのメンバー達だ)
コンマ下二桁
71以上キリトを探している間、第22層で武具店を開いていたリズベットと先に出会った
31〜70キリトを見つけた
30以下残念ながらキリトは見つからなかった
安価下
405 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/12/24(水) 17:23:59.43 ID:bhABcStO0
ワハハ本舗(笑)
406 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/12/24(水) 17:24:33.43 ID:GM3ShthhO
なんまいだぶ
407 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2025/12/25(木) 00:17:03.73 ID:L8uMUhv/0
コンマ43
第20層
ひだまりの森
キラーマンティス「」シャキンッ
キリト「…。」シャキンッ
俺(あっ…キリト?こんな中層の層にいたのか…ん?いや、誰かパーティー達と居る?やっぱり…)
俺(ちょっと木に隠れてと…)スッ
木「俺「」」サッ
俺(あの隣に居るのは…)ジッ...
俺「あれ?…」
俺(正直、アルゴを使えばもっと簡単に見つける事が出来ただろうが俺はそこまでキリトの勧誘を焦っていた訳では無かった)
俺(ちゃんと生きてはいるのに、あのキリトがこれだけ前線に顔を出さなくなった理由は、何となく察しが着いていたから)
俺(しかし、一つだけ予想外な事があった)
サチ「ひっ…」
キリト「サチ、一度下がるんだ!」
俺(サチ?…って事は…)
キラーマンティス「」シュンッ
キリト「ッ…!」ブンッ
キラーマンティス鎌「」ブシュッパリ-ン
キリト「テツオ、スイッチ!」
テツオ「おう!だりゃあぁぁっ!」ブンッ!!
キラーマンティス「胴」ドガッ!パリ-ン!
テツオ「よっしゃあぁっ!へへっ!」
ダッカー「すげえなっ!」
ササマル「おめでとう!」
俺(一緒に居るのは、月夜の黒猫団…?レベリングを手伝ってる感じか?いや…)
キリト「フッ…」
キリトステータスバー「黒猫団マーク「」」
俺(あ…キリトの奴、黒猫団に入ってたのか…)
408 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2025/12/25(木) 00:45:30.01 ID:L8uMUhv/0
第20層
主街区
俺(第1層、第5層、第10層等キリの良い階層の主街区は利便性が他の階層と比べると良かったり、景観が良かったり等プレイヤーが生活の拠点としやすい階層で人が集まりやすい)
俺(俺達血盟騎士団も25層にギルド本部を設立しているが、月夜の黒猫団もここ20層の階層を仮拠点として狩りを行いレベリングを行っていたみたいだ)
俺(月夜の黒猫団…未だ10層クリア前、彼等が未だはじまりの街を出たばっかりの頃のビギナーの頃に俺は戦闘の基礎を教える為に少し絡んだ)
俺(…しかし、その中でも本当は戦う事に…死ぬ事に対して恐怖を抱いていたサチとはその後も少し会って話した)
サチ『私、死ぬの怖い…』
俺(だが…)
サチ『私、きっと俺に甘えてばっかりでアスナさんを困らせちゃうから…だからもう大丈夫』ニコッ
俺(サチは、俺とアスナの間柄を知って自ら身を引き…そしてその後は一度も会っていなかった…)
俺(しかしまさか、キリトを探しに来たこんな所で見かけるとはな…)
俺『サチ、こんな事言っても気休めかもしれないがいつか必ず君の事を守ってくれる人が現れると思う!だから、その…』
サチ『ありがとう俺』
俺『…。』
俺(…俺では彼女を安心させてあげられるナイトにはなれなかった)
俺(しかし、キリトなら……何で攻略組のキリトが月夜の黒猫団と言うレベル差の離れたギルドに入ったのは謎だが…)
俺「うん?…」
コンマ下二桁
71以上宿屋を出て行ったサチがフラフラ一人で何処かへ行くのを見かけた
70以下キリトが転移問前に来た
安価下
409 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2025/12/25(木) 01:05:44.67 ID:1PO41KC10
新幹線の車内で大便を食べる行為は、以下の理由から絶対に行わないでください。
公序良俗とマナー: 他の乗客に極めて強い不快感を与え、車内の秩序を乱す行為です。JRの運送約款により、他のお客様に迷惑を及ぼすおそれがある場合は、乗車を拒否されたり、退去を命じられたりすることがあります。
衛生・健康上のリスク: 排泄物には多くの細菌や寄生虫が含まれており、自身が重篤な感染症(大腸菌感染、肝炎など)にかかる危険があるほか、周囲への感染源となるリスクも非常に高いです。
法的リスク: 状況によっては、軽犯罪法や威力業務妨害罪などに問われる可能性があります。
心身の健康や衝動についてお悩みの場合は、適切な医療機関や厚生労働省の相談窓口へ相談することをお勧めします。
410 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/12/25(木) 10:21:09.26 ID:otUsz+35O
まかせよ
411 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2025/12/25(木) 10:26:32.19 ID:UHhGkuE8O
コンマ67
第20層
転移門前
キリト「…。」スタスタ
俺「よう、キリト」スッ
キリト「えっ?あっ…俺?…」
俺「久しぶりだな」
キリト「あ、ああ…。血盟騎士団のお前がどうしてこの層に?前線組は今更こんな層に用は無い筈だろ?」
俺(流石に最前線攻略組のリーダーがこんな層に居たら疑問に思うか)
俺「ちょっとした用事で遠征だよ。用が終わったら直ぐに帰る」
キリト(20層で用事?…)
俺「ちょっと買い物をな。ギルドの居心地は良いか?」
キリト「えっ?どうしてオレがギルドに入った事を…」
俺「ステータスバーのここのマーク、ギルドに入ったら表示されるんだぞ」
キリト「あ…そうだったのか」
俺「フッ、ビーターのキリトでもこれまでずっとソロプレイヤーだったから知らない情報だったか?」
キリト「ははっ、よせよ…。でも、オレも未だ入ったばっかだけど、皆んな良い奴等で悪く無いな…」
俺「ん、そうか…」
俺(何故キリト程の最前線レベルの奴が、レベル差の離れた中層ギルドの黒猫団に入ったのかは分からないが上手くやってるんだな)
俺「…。」
キリト「??どうした?」
サチ『本当は攻略組なんて目指したく無い…戦うのが怖いなんて言えないよ…』
サチ『私、死ぬのが怖い…』
俺(サチ…)
俺(あの日、俺には無理だったが…キリト程の強者ならば、俺とアスナがこのデスゲームをクリアするまでサチを守ってやれる筈…)
俺(ここでキリトの居場所を否定して黒猫団から引き抜こうとするのは、人手無しのする事だが…)
1しかし今は心を鬼にして、キリトを否定して最前線で力を貸して欲しいと頼む(引き抜きする)
2月夜の黒猫団の事、しっかり守ってやってくれ(引き抜きしない)
安価下
412 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/12/25(木) 15:52:35.19 ID:DIKT3zKr0
1
413 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2025/12/25(木) 21:11:51.45 ID:L8uMUhv/0
第20層
転移門前
俺(だが、今は少しでも戦力を集めて血盟騎士団を盤石にしたい。だから…)グッ
俺「…キリト、攻略組に戻って来い」
キリト「え?…」
俺「ALSとDKBのどちらも無くなって、攻略組の顔ぶれは一新された」
キリト「…。」
俺「今の血盟騎士団には、お前をビーターだと罵る奴はもう誰も居ない」
俺「血盟騎士団に来て、俺やアスナと共に一日でも早くこのデスゲームからの解放を目指して欲しい」
キリト「…そうか。お前が20層に来ていたのは、オレの勧誘の為…だったのか…」
俺「お前の才能は攻略組の中でもトップレベルだった。今からでも…」
キリト「よせよ…。オレはもう、月夜の黒猫団に入ってるんだ」
俺「…。」
キリト「それに、血盟騎士団の力はお前が居てアスナも居てヒースクリフも居る」
キリト「別にオレなんかが入らなくても攻略の方は盤石だろ?たったの1週間で25層から27層までクリアしたらしいじゃないか」
俺「ああ…。だが今の血盟騎士団には未だ人数もボス戦の経験者も足りていないのが現状だ」
キリト「だったら、オレはオレのペースでやるさ」
俺「キリトのペース?…」
キリト「オレが月夜の黒猫団を攻略組になれるまで育てあげる」
俺「…!黒猫団を?」
414 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2025/12/25(木) 21:28:09.61 ID:L8uMUhv/0
転移門前
キリト「今の攻略を取り仕切っている2大ギルド血盟騎士団と聖龍連合…しかし、どっちも他のギルドと関わらない閉鎖的な空気感がある」
キリト「そこに黒猫団が加われば、その空気感も変えれるかも…いや、彼奴等ならきっと変えれる」
俺「ッ…」
俺(…いいや、黒猫団は一枚岩じゃ無い。サチの問題がある限りは、攻略組に加わるべきじゃ無い)
俺(そうしなければ無駄に命を落とすだけだ…)
俺(だが、そうだ…。黒猫団にはその問題を知っているのはサチから直接相談を受けた俺だけ…)
俺(キリトは俺がかつて黒猫団と少し関わりがあった事を知らないんだ…)
俺『だったら、ケイタ達に言って…』
サチ『皆んな攻略組を目指す為にやる気になってるのに…こんな事、言える訳無いよ…』
俺(サチの誰にも知られたく無い個人的な感情を、俺が勝手に他の人に漏らす訳にはいかない…)
俺(それがキリトだとしても…。だったら…)
俺「フッ、黒猫団を血盟騎士団や聖龍連合と同じ攻略組のレベルまで上げる?キリトが?やめておけ、時間の無駄だ」
キリト「何?…」
俺「昼間少し彼等の戦いを見させて貰ったが、アレじゃ攻略組に来ても使い物にならない」
キリト「なッ…!」
俺「これまで一番多くボス戦を経験して来た俺なら分かる。彼等には才能が無い」
キリト「お、お前…何言って…」グッ
俺「それとも、キリトは彼等を殺すつもりか?」
キリト「ぁ?…」
俺「…下手に彼等に加担して期待を抱かせても、それは逆効果だ。馬鹿な事を考えてるのなら、今の内に手を引いた方が良い」
キリト「ッ……」
コンマ下二桁
61以上少しは響いたが、キリトとは少し気不味くなった…(キリト好感度6に低下。魅力1段階低下)
60以下俺がそんな奴だと思わなかったと失望されて険悪になった(キリト好感度4に低下。魅力1段階低下、カリスマ1段階低下)
安価下
415 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/12/25(木) 22:10:28.02 ID:vOqXojGaO
、
416 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2025/12/26(金) 09:57:23.95 ID:A3AX7HWHO
コンマ02
転移門前
キリト「…お前も、攻略組ギルドに入って変わったな」
俺「…ん?」
キリト「前はそんな、自分達攻略組以外を馬鹿にするような奴じゃ無かった奴なんだがな」
俺「馬鹿にしてるつもりは無い。俺はただ、真実を述べてるだけだ」
キリト「そんな物、やってみなければ分からないだろ?」
俺「やってみてからじゃ遅いんだよ…。だから俺はギルドを解散させて、アスナ以外誰も誘わなかったんだ…」
キリト「…それはお前が勝手にそう思っただけで、本当に皆んなは納得していたのか?」
俺「…!それはどう言う…」
キリト「他の奴だって、死と隣り合わせになる覚悟が無かった訳じゃ無い。これまでも何度もボス戦に参加して来たんだからその覚悟はあった筈だ」
キリト「…それでも遠ざけようとしたのは、お前の勝手なエゴなんじゃないか?」
俺「ッ…」
キリト「悪いがオレは血盟騎士団に入るつもりはない」
俺「キリト…」
キリト「どちらにせよ今のお前には、背中を預けれ無い」
転移「キリト「じゃあな」」スッ
俺「あ…」
キリト「俺の気持ちは変わらない。後を尾行するのももうやめてくれ」シュンッ
俺(転移して何処かへ消えた…)
俺(余計なお世話だったか…。やっぱり、強引に誘うべきでは無かったかな…?)
俺(この感じじゃ、また明日尾行しててもきっと気付かれて意味無いな)
俺(ずっとソロプレイヤーだった分、彼奴は索敵スキルをかなり上げてるだろうし…)
俺(もう暫く時間を置かないと意味無いか…。もう直ボス戦の会議もあるだろうし、引き返してボスに備えよう)
俺(結局、人手無しの印象を与えただけだったな…)
俺(まさかの知っていたギルドの黒猫団…いや、サチが絡んで無ければもっと上手く立ち回れたんだろうが…)スタスタ
キリト好感度4に低下した
魅力優秀に低下した
カリスマ普通に低下した
417 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2025/12/26(金) 20:44:30.17 ID:h3PeFaDD0
数日後
第31層
宿屋
俺(強引に誘った事が裏目に回り、険悪な感じになったキリトと別れた俺は血盟騎士団と共に30層まで順調に攻略していた)
俺(キリトが前線に戻る事は無かったが…)
俺(だが、この頃になると血盟騎士団の初期メンバーもフロアボス戦に慣れて来て戦略の幅が広がり、ボス攻略の難易度も下がって来ている)
俺(更に初期メンバーの中でも特に成長著しいコハルやゴドフリーが俺と同じ隊長格にまで成長した事で…)
俺(更にC隊D隊の新規設立が可能となり、今や約40名程のギルドにまで血盟騎士団の規模は膨らんでいた)
俺(そんな感じで俺は最近、少しだけ余裕が出来て来ていたのだが)
俺「アイテム整理するのも久々だな」ステータスバー「」スッ
俺(素材関連のアイテムが多いが、今の俺に現状直ぐに必要なアイテムは無い)トトトッ
俺「目だけ通して纏めてエギルの道具屋に売るかな」スッ
フレンドリスト「」ピッ
俺「おっと…」
俺(間違えてフレンドリストを開いてしまった…)
俺「…。」
「アスナ「」
リズベット「」
リーテン「」
シリカ「」
ユナ「」
キリト「」
エギル「」
アルゴ「」
ヒースクリフ「」
キバオウ「」
リンド「」」
俺(フレンドリストは直近で一緒にパーティーを組んだ順に上から表示されて行く)
俺(血盟騎士団に居てもオフの時は組んでいるアスナが一番上に表示されてるのは当たり前として…)
俺(フレンドの中じゃ最後にパーティー組んだのはリズベットだったっけ…)
俺「あれ?…」スッ
俺「黒猫団の名前が…無い?…」
418 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2025/12/26(金) 21:21:09.64 ID:h3PeFaDD0
宿屋
俺「黒猫団の皆んながフレンドリストから消えてる…?」ゴクリ...
アルゴ『フレンドリストから勝手に名前が消えた時は、向こうからフレンド登録を消されたか』
アルゴ『それ以外の場合じゃ…そのプレイヤーが死んだ時だナ』
俺(い、いやいや…キリトも付いていながら黒猫団が全滅したなんて有り得ない)ブンブン
俺(だとしたら、向こうにフレンドリストを消されたか?…)
俺(俺がキリトに言った、黒猫団には才能が無いって言ってたのが皆んなに伝わったとか…?)
俺(そうだよな。考えられるとしたらそれしか…)
俺(…いいや、冷静になれ。仮にそれが伝わったとしても、消す連中じゃ無かっただろ)
俺(それに…)
俺(あのサチが何の言葉も無く俺を消すなんて…)
俺(だとしたら、やっぱり………黒猫団は…キリト以外が、全滅した…)
俺「ッ……」
サチ『私、死ぬの怖い…』
俺「サチ…」グッ
1俺は混乱して黒猫団全滅の真相を知らなければならないとパニックになりながらキリトを探しに行った
2俺は黒猫団全滅を間接的に知り、1日でも早くこのデスゲームをクリアしなければならない…と逆に決意を更に固めた
安価下
419 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/12/26(金) 22:15:20.41 ID:KoFOELSPo
1
420 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2025/12/26(金) 23:44:16.85 ID:h3PeFaDD0
第20層
ひだまりの森
俺(クソッ、ここにも居ないか…)スタスタ
俺(黒猫団が死ぬ筈が無い…。リーダーのケイタは安全マージンをちゃんと取るタイプで、リスクを取るような奴では無かった)
俺(レベリングに失敗したとは考えられにくい)
俺(だとしたらいったい何が…)スッ
フレンドリスト「アルゴ「」」
俺「情報屋なら何か知ってるか?…」
第27層
ロンバール
酒場
アルゴ「闇夜の黒猫団?ああ、確か風林火山と同じ攻略組を目指していた中層ギルドだっけ?」
俺「そのギルドがどうなったのか知らないか?」
アルゴ「うん?何だ?俺っちと何か関わりがあるギルドなのか?」
俺「…詳細を教えて欲しい。金なら幾らでも払う」
アルゴ「…。」
アルゴ「残念だが、闇夜の黒猫団は壊滅したよ」
俺「なっ…!?」
421 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2025/12/26(金) 23:53:40.65 ID:h3PeFaDD0
ロンバール
酒場
俺「ど、どうやって…?」ガタッ
アルゴ「少しは落ち着けよ。詳しい経緯は知らないが、リーダー以外全滅したって話を聞いてる」
俺「リーダー以外が?…いや、しかしそのリーダーだって…」
アルゴ「はぁ…最近、20層の主街区の外周で飛び降り自殺があったらしい」
俺「ッ…!」
アルゴ「そのプレイヤーの名前は判別してないが、もしかするとそのプレイヤーこそが…」
俺「…。」ガタッ
アルゴ「うん?…」
俺(キリトを探さないと…。探して、真相を…)スッ
アルゴ「俺っち、馬鹿な事は言わねえ。あんま死人の事を詮索しようとするのはやめとけヨ?」
俺「何?…」チラッ
アルゴ「25層でALSがガセ情報を掴まされて、単独でフロアボスに挑んだ出来事あっただろ?」
アルゴ「アレさ、調べてみたらどうやらガセ情報を吹き掛けたのラフィンコフィンが一枚噛んでたらしいんだ」
俺「……。」
アルゴ「彼奴らは大人しくなんかなっていない。今も虎視眈々と攻略組の邪魔をしようと隙を窺ってんだ」
アルゴ「血盟騎士団の中でもトップ3の俺っちが焦ったら、お前まで死人に引っ張られる事になるゾ」
俺「…忠告、有り難く受け取っとくよ」スタスタ
扉「」カラン...
アルゴ「はぁ…」
アルゴ「月夜の黒猫団とどう言う関係性があったのか知らねえが、あの馬鹿相当動揺してやがるナ…」
アルゴ(何も無いといいが…)
コンマ下二桁
81以上かなり危険なダンジョンで一人でレベリングを行っていたキリトを見つけたが…
41〜80下+アスナに助けられた
40以下見覚えのある者と出会ってしまった…
安価下
422 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/12/27(土) 05:46:22.31 ID:C7KrVqxXo
あ
423 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/12/27(土) 12:31:49.34 ID:QOZGVxwyO
まかせよ
424 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2025/12/28(日) 09:34:05.63 ID:mSxXRywNO
コンマ31
迷宮区
俺(あの後、単独でキリトを 探していた俺は血盟騎士団に新たに入隊したクラディールと言うプレイヤーの情報でキリトを28層の迷宮区で見かけたと言う情報を入手した)
俺(その情報を信じて、28層の迷宮区の半ばまで来たのだが…)
俺「これは…」
壁「模様「」」
俺「触れる事で開く扉?…」スッ
壁「」ゴゴゴ...
俺「隠し通路って事か」
部屋内「宝箱「」」
俺(真ん中に宝箱が…あからさまなトラップ部屋だな)
俺(まぁ28層くらいのMoBなら仮にここがモンスタートラップ部屋でも今の俺には大した脅威じゃないが…)
俺(今は宝よりもキリトを探してるんだ。余計な事には…)クルッ
包丁「」ビュンッ
俺「なっ!?」カキンッ!!
「よう、相変わらず良い万能速度じゃねえか」
俺「お前は…」
PoH「今更こんな28層に、血盟騎士団の俺様が一人で来るなんてどう言う風の吹き回しだ?」ニヤッ
俺「黒ポンチョの…ラフィン・コフィンか!」
PoH「最近手に入れたこのレア物、お前で試させて貰うぜ」スッ
謎の包丁「」
俺(どうして俺がここに単独で調査に来て居る事が漏れた?…いや、今は…)
俺「くっ…!おおおっ!」バッ
俺(問題無い。例え犯罪ギルドでも攻略組の俺が負ける事は無い!)
コンマ下二桁
61以上俺、部屋の罠は何とか回避するが…(死亡判定へ)
60以下部屋の罠が発動した(俺死亡)
安価下
425 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/12/28(日) 09:47:42.25 ID:4HL8hPI2o
あ
426 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2025/12/28(日) 10:31:44.18 ID:v4iUBLQvO
コンマ25(俺死亡)
デスペナ
コンマ下二桁
41以上デスペナ無し
11〜40俺能力ダウン
10以下同ギルド以外の仲間一人ランダムで死亡
安価下
427 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2025/12/28(日) 12:23:12.41 ID:BKrsNQey0
VIPRPG紅白2025
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/game/61506/1766588508/
428 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2025/12/28(日) 12:26:50.08 ID:bn1KprGkO
コンマ41(ペナ無し)
1この章最初から始める
2直前のコンマから再開
安価下
429 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2025/12/28(日) 12:37:59.47 ID:2rj7bUqtO
2
430 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2025/12/28(日) 12:43:53.26 ID:MDfP1zNCO
直前のコンマから再開
迷宮区
俺(あの後、単独でキリトを 探していた俺は血盟騎士団に新たに入隊したクラディールと言うプレイヤーの情報でキリトを28層の迷宮区で見かけたと言う情報を入手した)
俺(その情報を信じて、28層の迷宮区の半ばまで来たのだが…)
俺「これは…」
壁「模様「」」
俺「触れる事で開く扉?…」スッ
壁「」ゴゴゴ...
俺「隠し通路って事か」
部屋内「宝箱「」」
俺(真ん中に宝箱が…あからさまなトラップ部屋だな)
俺(まぁ28層くらいのMoBなら仮にここがモンスタートラップ部屋でも今の俺には大した脅威じゃないが…)
俺(今は宝よりもキリトを探してるんだ。余計な事には…)クルッ
包丁「」ビュンッ
俺「なっ!?」カキンッ!!
「よう、相変わらず良い万能速度じゃねえか」
俺「お前は…」
PoH「今更こんな28層に、血盟騎士団の俺様が一人で来るなんてどう言う風の吹き回しだ?」ニヤッ
俺「黒ポンチョの…ラフィン・コフィンか!」
PoH「最近手に入れたこのレア物、お前で試させて貰うぜ」スッ
謎の包丁「」
俺(どうして俺がここに単独で調査に来て居る事が漏れた?…いや、今は…)
俺「くっ…!おおおっ!」バッ
俺(問題無い。例え犯罪ギルドでも攻略組の俺が負ける事は無い!)
コンマ下二桁
61以上俺、部屋の罠は何とか回避するが…(死亡判定へ)
60以下部屋の罠が発動した(俺死亡)
安価下
431 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/12/28(日) 16:50:32.07 ID:nIjFGYrwO
まかせよ
432 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/12/28(日) 16:54:28.08 ID:tlBIBSoXo
次は章の最初からがいいかな
433 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2025/12/28(日) 17:44:49.45 ID:Pm4GFummO
コンマ07(俺死亡)
デスペナ
コンマ下二桁
41以上デスペナ無し
11〜40俺能力ダウン
10以下同ギルド以外の仲間一人ランダムで死亡
安価下
434 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/12/28(日) 18:41:23.85 ID:L944Q/iA0
頼みます
435 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2025/12/28(日) 18:58:46.27 ID:p9JQNkxy0
コンマ85(ペナ無し)
1この章最初から始める
2直前のコンマから再開
安価下
436 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/12/28(日) 19:02:35.84 ID:6zxEH/zYO
1
437 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2025/12/28(日) 19:06:46.88 ID:p9JQNkxy0
最初から
分岐までカット
血盟騎士団本部
廊下
アスナ「最近は、あの攻略大好きキリト君でさえも最近は私達に任せっきりで前線に全っく顔出さなくなったしね」
俺「キリトの奴、そう言えば最近何してるんだろ?…」
アスナ「あっ、そうだ!もうALSもDKBも無くなって、キリト君をビーターだって糾弾する人達は攻略組に居ないんだしキリト君ウチに誘えないかな?」
俺「キリトを?…」
アスナ「うん。最後に会った時、そろそろソロは厳しくなって来たって言ってたじゃない」
俺「そりゃあキリトがウチに入ってくれたら、フロアボスの攻略も更にやり易くなるが…」
俺「こんな風にガチガチの攻略組入る気になるかな?」
アスナ「あ、うーん…」
俺「この血盟騎士団の騎士風の衣装も派手だって嫌いそう」
アスナ「派手かな?私はこの白いマント気に入ってるんだけど…」ヒラヒラ
俺(この血盟騎士団の白マントは、第5層の頃にリズに俺が作って貰ったPK戦を見越して麻痺への抵抗値を上げたマントを前身として団員にもそれぞれ用意されたマントだった)
俺(配られた後はボス戦では麻痺攻撃をして来るボスがほぼ居ない為、麻痺耐性から毒やスタンや呪い耐性への他の抵抗値を上げるのに改良してる者が殆どだが…)
アスナ「それにキリト君も、私達と同じでフレンドリストからの居場所の追跡機能切ってるし直ぐに探すのは難しそうかな…」
俺(確かに今のキリトがソロのままなら、血盟騎士団に入ってくれれば攻略が楽になる)
俺(…それに、副団長として攻略の妨げになりそうなのでアスナには伝えてないがキリトになら俺が疑問に思っている事も…)
俺(しかし、そんな急ぐ事でも無いかもしれない。今はそんな事に時間を割くよりも血盟騎士団の団員との連携や信頼関係を築く事を重視した方が良い気も…)
俺(どうする…)
1アスナと共に初期メンバーのコハルやゴドフリー、それに新しくヒースクリフがスカウトした新人の面倒を見る
2攻略やメンバーの事はアスナに任せてキリトを誘う為探しに行ってみる
安価下
438 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/12/28(日) 20:26:22.37 ID:DAJ6rqnJO
1
439 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2025/12/28(日) 22:40:44.68 ID:p9JQNkxy0
廊下
俺「キリトは良いさ」
アスナ「そう?」
俺「前線に顔を出さなくなったとしても、ちゃんと生きてはいるみたいだしまたいつか前線に戻って来た時に誘ってみよう」
アスナ「うん」コクッ
俺「それに27層まで一気にクリアしたとは言え、血盟騎士団は俺やアスナと比べると経験が足らないプレイヤーばかりだ」
俺「攻略指揮を任されてる副団長とは言え、アスナ一人に負担を掛けさせる訳にもいかないからな」
アスナ「これくらい、私は別に大丈夫だよ?…」
俺「いいや、アスナが大丈夫でも俺が手伝いたいんだ」スッ
アスナ「あ…//」ギュッ
俺「必ず一緒に100層までクリアして、このデスゲームを生き残ろう」グッ
アスナ「う、うん。絶対に生きて…///」
俺(…俺の失いたく無い人達は前線から遠ざけた。後は解散した後も献身的に尽くしてくれているアスナだけ…)
アスナ手「」
俺(しかし、もしかすると今の俺よりも強いかもしれないアスナまで遠ざけられるような理由は思い浮かばない…)
アスナ「…。」
俺(それに、彼女の事だ。遠ざけようとしても彼女はその後も必ず自力で──)
アスナ「……ねえ、俺君?」
俺「うん?どうした?…」
アスナ「あ、ううん。何でも…。何でも無いの…」フルフル
俺「???」
俺(何だ?…)
アスナ「あ、そうだ俺君。明日の血盟騎士団の新規メンバーとの懇親会に向けて街を散策しない?」
俺「あ、ああ。それは構わないけど…」
アスナ「じゃ、行きましょ」ギュッ
俺「お、おう//」ギュッ
440 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2025/12/28(日) 23:17:37.48 ID:p9JQNkxy0
翌日
血盟騎士団本部
アスナ「偵察班が28層のフロアボスの情報を入手している間、私のA隊と俺君のB隊所属のメンバーは、この狼ヶ原でレベリングを行います」
アスナ「そして2日後に、ここの洞窟に居るフィールドボスの討伐」
アスナ「聖龍連合の介入が無ければその翌々日にはフロアボスに挑みたいと思います」
ゴドフリー「ヒースクリフ団長は参加なさるのですか?」
ヒースクリフ「いいや、今回のフロアボスも手強く無さそうであれば私は参加しない」
ゴドフリー「成る程。また我々にボス戦の経験を積ませる為にですか」
ヒースクリフ「それもあるが聖龍連合への情報の撹乱もする」
ゴドフリー「確かに、26層の時みたく連中のLA狙いで終盤にだけ参戦は勘弁願いたいですからなぁ〜」
ヒースクリフ「本番ではアスナ君の指揮に従ってくれ」
俺「…。」
俺(…俺やキリトと違ってヒースクリフは初見のボスへの興味心や、LAの報酬等は眼中に無い)
俺(血盟騎士団でさえヤバい状況になれば、あくまで合理的に参戦するだけ…)
俺(一見すると俺達に比べると団員の今後を考えて冷静に動ける大人なのだが…)
アスナ「では、質問無ければ一時解散。各自用意をして、13時になったら転移門前で集合よ」
俺(懇親会とフィールドボス会議は予定通り終わり、俺達は先ずこの層の狼ヶ原でレベリングをする事になった)
コハル「えっと…」キョロキョロ
俺(何かコハルが悩んでる感じだが…誰かに助けを求めては無い)
俺(このギルドを立てる時、俺にとって血盟騎士団は攻略する為の仕事場にする予定だった)
俺(もし情を持てば、結局リズベット達と同じように戦わせたく無くなってしまう…)
俺(それを理解しているんだろう。アスナも、俺以外の前では甘える事無く血盟騎士団の立派な副団長様を演じている)
俺(それに…)チラッ
ヒースクリフ「…。」スタスタ
俺(もしこのギルドのメンバーにまた情を持ってしまえば…多分、彼奴への疑心も無くなってしまうような気も…)
コハル「どうするべきかな?…」
俺「…。」
1俺もアスナと同じく、血盟騎士団のメンバーとは必要最低限の接触しかしない
2コハルに何か悩み事か?とお節介を焼く
安価下
441 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/12/29(月) 08:47:01.42 ID:Fsgsa4AyO
1
442 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2025/12/29(月) 11:23:04.15 ID:vAxJYm860
血盟騎士団本部
俺(このゲームはゲームであってゲームでない…。守りたい物が大きくなればなる程、俺の手からは溢れ落ちる…)
俺(冷たいかもしれないが、基本的にはここに居る間は仕事場だと割り切って動く事にしよう)スタスタ
数日後
フロアボス部屋
巨大狼「」スクッ
血盟騎士団メンバー「お、狼が二足歩行した!?」
巨大狼「ガアアアッ!!」
コハル「ッ…!」
アスナ「怯まないで!的が大きい事に変わりはないわ!」ダッ
巨大狼「」ザザザッ
巨大狼「がああっ!」
アスナ「ッ…」
俺「アスナスイッチ!」ダッダッ
俺「うおおおおおっ!」ブウンッ!!
巨大狼「」ズバアッ!!
俺「B隊、俺達に続け!」
血盟騎士団メンバー達「「「うおおおおっ!!」」」ダッ
俺(俺とアスナはお互いに助け合い、血盟騎士団を育てながら順調にボスを攻略して行った)
俺(そして、上の階層へ上がるに連れて攻略難易度も上がる中…血盟騎士団結成から半年後の10月に至る頃には、それでも45層まで攻略が進み…)
俺(血盟騎士団のメンバーも初期25名の倍の50名まで増え、今や1軍をのA隊B隊の他に2軍のC隊の設立までされていた)
443 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2025/12/29(月) 12:06:03.89 ID:vAxJYm860
第35層
ミーシェ
噴水「」ザアア...
俺「…。」
俺(もう直、このデスゲームが始まってから1年か…)
俺(このクソったれなゲームを始めた茅場晶彦は、このペースでの攻略は想定内だったんだろうか…?それとも……)
俺(俺とアスナが奮戦しても犠牲者0とは行かず、血盟騎士団からも数名の犠牲者が出ている…)
俺(中にはフロアボスでは無く、最近再び活動が活発になって来ているラフィン・コフィンの手にかかった者も…)
俺(もう直ぐアインクラッド折り返しの第50層…)
俺(このペースでの攻略ならば、順当に攻略して行っても第100層に到達する頃にはもう1年以上はかかるだろう)
俺(それまで、俺とアスナの命が燃え尽きるのが先か…それとも第100層に到達まで行けるのか…)
俺(死…。これまで周りで何度も起きて居ても、特に身近には感じなかった存在…)
俺(…もしかしたら俺の周りでは誰も死なないのかと思っていた。だが…)
俺(数日前、フレンドリストから黒猫団の5人が丸ごと消えて居たのに気付いた…)
俺(会ってすらいなかった俺が向こうから削除される理由は無い…。だとしたら考えられるのは…)
俺(リーダーのケイタは攻略組とは違い、レベリングでも安全マージンをしっかり取る方だったが…それでもイレギュラーは発生し、死は誰にでも訪れる)
サチ『私、死ぬの怖い…』
俺「サチ…」グッ
俺(このまま100層を目指して順当に攻略して行って、やがてこのゲームをクリアした時…)
俺(俺の周りでは、どれくらいが生きて生還出来るんだろうか…)
俺「少なくとも、俺の命に替えてもアスナだけは…」グッ
アルゴ「あーちゃんだけは何?」ヒョイッ
俺「わあっ!?」
アルゴ「にひひ。KoBの白の剣士でも上から来られたら驚くんだな」シュタッ
俺「…大抵の奴ならば俺のサーチングスキルで引っかかる。それでも引っ掛からないのはステルススキル極振りのお前だけだよ」
俺「と言うかお前が場所を指定して来たのに遅いな」
アルゴ「最近は情報屋も色々と忙しくてナ」
444 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2025/12/29(月) 12:21:49.40 ID:vAxJYm860
酒場
アルゴ「残念だけどキー坊の目撃情報は殆ど無かった」
俺「キリトの目撃情報が無い?…」
アルゴ「ああ、アレ程の有名人だ。主街区に戻って宿屋なり泊まってれば情報が入る筈なんだがナ」
俺「しかし、フレンドリストには表示されてるってのは生きてるって事だ。これはどう言う事だ?…」
アルゴ「つまり、キー坊の野郎は主街区に戻って無いのサ」
俺「主街区に戻って無い?そんな事が…」
アルゴ「オイラの予想じゃ、キー坊はずっと何処かのダンジョンに泊まり込みでレベリングしてるんだろ」
俺「ダンジョンへの泊まり込み…。しかし、圏内じゃ無ければ眠っている間に襲われる可能性だって…」
アルゴ「あの馬鹿はそれを承知でやってるのサ」
俺「どうしてそんな無茶を?…」
アルゴ「理由まではオイラも分からないよ。ただ、もしかするとβテスト時にあったイベント」
アルゴ「12月25日のイベントを狙ってるのかもナ」
俺「12月25日?」
アルゴ「何だ。俺っち知らないのか?この層の迷いの森を抜けた先の木の下に12月25日の0時ピッタリにあるフィールドボスが出撃するんだ」
アルゴ「そのボスを倒せば死んだプレイヤーを生き返らせる事の出来るアイテムが落ちるんだ」
俺「死んだプレイヤーが生き帰る?…蘇生アイテムか」
アルゴ「まあβテストの時と違って、オイラ達は死んだら10秒後にマイクラ派で脳が焼かれてリアルの自分が死ぬ仕組みになってるからどうやって使うのかまでは分からないけどナ」
俺(キリトの奴…もしかして誰か生き返らせたい人でも居るのか?…)
445 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2025/12/29(月) 12:49:48.47 ID:vAxJYm860
酒場
アルゴ「それで、俺っちの方はどうなんだよ?何かクロと断定出来そうな証拠は出たのか?」
俺「いいや、近くで見張ってるが全然だ…」
アルゴ「やっぱあの団長、VRゲームが上手いだけの普通のプレイヤーなんじゃないか?」
俺「そうなのかな…。まぁそっちの方が本当は安心は出来るんだが…」
アルゴ「しかし俺っちも大胆だよな。茅場晶彦本人かもと思った人物を自分の攻略組の団長に置くなんてサ」
俺「奴を見張る為には近くに置いておくのが一番良いと思ったんだ」
アルゴ「でもあーちゃんにも、血盟騎士団を作ったその真の理由を教えてないんだろ?」
俺「ああ」
俺「…と言うかアスナは嘘をつくのがかなり下手くそだからな。伝えたら即ヒースクリフを疑っている事にもバレるだろう」
アルゴ「まぁあーちゃんには悪いが、あの子が嘘付けないの子なのはオイラも容易に想像出来るナ…」
俺「もし奴がクロだった場合、何かをしようとしたら巻き込まれるのは俺の近くに居る人達だ…」
アルゴ「その為にあーちゃん以外の仲間を全員遠ざけたか」
俺「ああ…ヒースクリフがクロだった場合、俺の近くに居るのが一番危険だ」
アルゴ「でもその事が裏目に出なきゃ良いけどナ」
俺「…。」
俺(確かにその可能性は大いにあった。特に戦闘スキル自体がないユナや武具スキル全振りのリズベット…)
俺(だが彼女等の居場所はこっちからはフレンドリストで見えている)
俺(リズベットは恐らく23層付近で武具屋を構え、ユナは下位の層を転々として上位層へ来る事はあまり無い)
俺(俺と居るよりも、安全圏に居る彼女等の方が遥かに安全な筈だ…)
コンマ下二桁
91以上C隊のノーチラスからショートメッセージが入った
90以下ノーチラスは俺を頼らずC隊のみで解決しようとしたが…(ユナ死亡。ノーチラス脱退)
安価下
446 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2025/12/29(月) 12:53:41.55 ID:6jJpNiTWo
あ
447 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2025/12/29(月) 12:55:48.54 ID:vAxJYm860
コンマ55
振り直し
コンマ下二桁
81以上C隊のノーチラスからショートメッセージが入った
80以下ノーチラスは俺を頼らずC隊のみで解決しようとしたが…(ユナ死亡。ノーチラス脱退)
安価下
448 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/12/29(月) 13:01:35.79 ID:TOKcALSUO
はい
449 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2025/12/29(月) 13:44:50.32 ID:vAxJYm860
コンマ79
酒場
アルゴ「でも、もし仮に俺っちの推測が当たっていて団長が茅場晶彦だった場合どうする気だ?」
俺「それは…」
アルゴ「殺すのか?茅場晶彦を」
俺「……。」
アルゴ「茅場を殺す事で他の死んだプレイヤーが蘇る事は恐らく無い」
俺「ああ…」
アルゴ「まあ多少スッキリはするだろうがナ」
俺(奴が茅場晶彦だったとしてどうする?…こんなクソったれなゲームを始めた張本人だ)
俺(今直ぐこのゲームから解放しろと言って解放するような奴じゃ無い…)
俺(俺は……もし俺が、茅場の立場ならば…)
俺「…ん?」
アルゴ「どうした?」
俺「…なあアルゴ、茅場晶彦はどうしてこんなデスゲームを作ったと思う」
アルゴ「どうしてって…そりゃあこの世界をゲームとしてでは無く、リアルだと思ってやって欲しかったからじゃないか?」
俺「そう。そこだ…」
アルゴ「そこ?」
俺「ゲームに対してただ純粋な欲望…ちゃんと攻略法がそれぞれ用意されていて、絶対無敵の敵等は一切存在しない平等なゲーム」
俺「そして、攻略に関しても中層ゾーンや下層の初心者からカツアゲして治安を荒らす事を良しとしない美学を持ち合わせてる」
アルゴ「えっと、どう言う事だ俺っち?さっきから自己完結ばっかりされちゃ困るんだが…」
俺「要は、もし彼奴が茅場晶彦ならば…このゲームで正々堂々と戦えば早期解放はあるかもしれないって事だ」
アルゴ「正々堂々…?デュエルって事か。でも彼奴、プロゲーマーって噂されてる位に戦いが上手いんだろ?一人で勝てるのか?」
俺「それは…」
アルゴ「俺っちも戦いに関してはセンスがあるけど、このゲームの開発者に一対一で挑むなんて馬鹿げてるぜ」
俺(それはそうだ…。とにかく今の時点では絶対に勝てないだろう…)
俺(奴が茅場晶彦だと指摘して本当にそうだとすれば、タイミングを逃せば必ず彼奴は俺達の前から姿を消す)
俺(早期解放を求めて奴に挑むのは、最初で最後のチャンスになる…)
450 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2025/12/29(月) 14:17:14.45 ID:vAxJYm860
血盟騎士団本部
俺(俺がアルゴと会いキリトとの情報を買っていた間、血盟騎士団では一つの問題が起きていた)
ヒースクリフ「本日付けで、C隊のノーチラス君が血盟騎士団を脱退した」
アスナ「ノーチラスって…」
俺「ああ…。40層攻略の際にC隊に落ちた」
俺(彼とは昔ユナを誘った際に、ユナに紹介されて一度だけ顔を合わせた事があった)
俺(その時は攻略組では無い俺のギルドの誘いを嫌い入って来なかったが…)
俺(この血盟騎士団ではヒースクリフの誘いに乗り、このギルドに入って来た)
俺(彼はヒースクリフに直接誘われるだけあって戦闘の才能に溢れていたが、彼にはフルダイブ不適合の症状があった)
俺(フルダイブ不適合…俺達の身体のこのアバターに、理性よりも生存本能が優先して伝達され強敵を相手にすると足が動かなくなってしまう症状だ)
俺(彼の戦闘センスは凄くても、血盟騎士団は攻略組で強敵のフロアボスやフィールドボスを相手にする)
俺(その際、足が動けないプレイヤーを抱えていては被害が彼一人の命では済まなくなる…)
俺(そうした理由から最初の頃は1軍のアスナのA隊に居た彼だったが、C隊へと落とされて、それからは主にボスを相手にしないレベリング担当等を任されていた筈だったが…)
ヒースクリフ「A隊のアスナ君達は迷宮区の探索へ行き、B隊の俺君の隊はクエストの調査に出向いており1軍が出払っていた時の事だ」
ヒースクリフ「40層に居たある中層プレイヤーのパーティーから、血盟騎士団へと救援要請が入った」
俺(俺達血盟騎士団はボス攻略以外にも、こう言った中層プレイヤーを助ける仕事も慈善で引き受けている)
ヒースクリフ「その時、ウチから40層へと派遣出来る者がノーチラス君のみだったので断ろうとしたが…」
ヒースクリフ「彼は一人で、いや…友人のユナ君と風林火山のギルドの2名と共に現場へと向かった」
アスナ「ユナ!?」
俺「まさか…」
ヒースクリフ「そう、そのまさかだ…かつて君達のギルドに居たユナ君だ」
俺&アスナ「「!?」」
451 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2025/12/29(月) 15:34:56.41 ID:vAxJYm860
血盟騎士団本部
ヒースクリフ「要請を受けたが良いが、40層のモンスターは我々血盟騎士団のC隊でも手こずるレベルのモンスターだ」
ヒースクリフ「我々と良好な関係を築き出した風林火山も当然、未だ40層のレベルは手強い」
ヒースクリフ「その結果、ノーチラス君は40層のモンスターを前に恐怖を感じ…」
俺「フルダイブ不適合の症状…!」
ヒースクリフ「そして残るユナ君が全員を救う為に歌エンチャントによる吟唱スキルを使った」
俺「ま、待ってくれ。吟唱スキルは効果範囲内のMobからのタゲを一気に引く」
俺「タゲを引いても大丈夫なように、ちゃんと護衛が完全について居ない場合は…」
アスナ「ッ…」
ヒースクリフ「ああ…。その戦闘でユナ君は未帰還者となった」
俺「なっ!?」
アスナ「そ、そんな…嘘よ。だって…」フレンドリスト「」スッ
アスナ「無い……無いわ。フレンドリストにユナの名前が!?」
俺「まさか…」
ヒースクリフ「…その後、彼女を引き連れて現場へと向かったノーチラス君は血盟騎士団を脱退して行った」
ヒースクリフ「これがA隊B隊の居ない間に起きた悲劇だ。一応、元同じギルドの君達には伝えておかなくてはならないと思ってね」
アスナ「ユナ…」
俺「クソッ…」
452 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2025/12/29(月) 15:59:57.54 ID:vAxJYm860
undefined
453 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2025/12/29(月) 16:01:11.86 ID:vAxJYm860
血盟騎士団本部
俺部屋
アスナ「…。」
俺「……ッ」グッ
俺(死んだ者は、もう2度と蘇らない…。ユナは俺達の居ない場所で死んでしまった…)
アスナ「ねぇ俺君、私達さ……あの時、皆んなを守りたいから攻略ギルドを立てたんだよね…」
俺「ああ…」
アスナ「なのに、どうしてユナが死んじゃったのかな?」ポロポロ...
俺「…最前線に居ると、死のリスクが上がる」
俺「特に戦闘向きの俺やアスナと違い、詠唱スキルのユナや武具屋のリズベット…経験値の乏しいシリカ達では…」
俺「だから攻略は俺達だけでやる事にした…。なのに…」
俺「クソッ!」壁「」ドンッ!!
アスナ「ぁ…」ビクッ
俺「これで皆んなは安全圏に戻るから安全だと思っていた…。だが違った!」
アスナ「…。」
俺「この世界では、何処に居ても死は付き纏う…。誰も、絶対に安全なんて事は無いんだ!」ググッ
俺「どうしてノーチラスは一人でそんな無理をした?どうして、俺やアスナに連絡しなかった…?」
アスナ「俺君…」
俺「…いいや違う。ずっと団員と一線を引いて、関係性を持とうとしなかったのは俺の方だ」
俺「ユナを救うチャンスは幾らでもあった筈なんだ。なのに俺は…!」グッ
アスナ「俺君!」ギュウッ
俺「あ…」
アスナ「俺君だけのせいじゃ無いよ…。そんなの、私だって同じ事考えてたもん…」ギュウッ
俺「アスナ…」
454 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2025/12/29(月) 16:04:33.30 ID:vAxJYm860
俺部屋
アスナ「ごめん。友達の死に急に取り乱したりして…こんなの血盟騎士団副団長がしてちゃいけないよね…」スンッ
俺「いや…」
アスナ「でもごめん…。今だけは…俺君の前でだけは…ッ…うっ…ああぁぁぁ…」ポロポロ...
俺「……。」ギュウッ
俺(初めて出た、身近な存在だったプレイヤーの死…)
俺(それは、俺やアスナの精神を疲弊させるには凄い効果があった…)
俺(このまま時間をかけて第100層まで攻略を続けて行けば、今後もきっといつかこう言う事が起きるだろう…)
俺(それを逃れるには、茅場晶彦との完全決着のデュエルしか無い…)
俺(だが、今の俺ではただ無謀に挑んだ所で無駄死にするだけだろう…)
アスナ「うっ…くっ…」ポロポロ...
俺(彼女の事を守る事も出来ずに……)
1俺は逆に吹っ切れて他の誰が死んだとしても、アスナの事だけは必ず守ろうとアスナを強く抱きしめ返した
2ユナの死を目の当たりにしたからか、半年前以来会っていないリズベットやシリカの方は大丈夫なのかと気になった
3(そう言えば、アルゴの奴蘇生アイテムがどうとか…それが有ればもしかしたらユナを…)
4この悲劇をこれ以上産まない為には力を付けるしか無い…。茅場晶彦に勝てるだけの力を…
安価下
455 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/12/29(月) 17:30:11.30 ID:shsXseM70
2
456 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2025/12/29(月) 19:04:40.52 ID:GvHZZa3P0
第23層
城下町
俺(ユナの死により、俺はリズベットやシリカが何かトラブルに巻き込まれていないか気になり…先ずはリズベット武具店へと来ていた)
リズベット武具店「休業札「」」
俺「臨時休業…?」
俺「今日は休みだったのか…」
俺(だが、フレンドリストからの追跡ではリズベットはこの中に居るのは間違い無い)
俺(…だが、俺はリズベットとシリカとはギルドの解散後に会っていない)
俺(血盟騎士団設立後に押しかけて来たリーテンとは一度会ったが、リズ、シリカ、ユナとはもう半年以上会っていない)
俺(今更、どんな顔をして声を掛けるべきか…)
入口取手「」
俺「…。」
俺(わざわざ臨時休業にしてるって事は今日は人と会いたく無いって事だ…)
俺(なのに無理矢理押しかけるのは、色々と運が絡む事が起きそうだが…)
俺(先ずは今日も普通に8層のダンジョンへ行ってるシリカの方に行くか?)
俺(今シリカのレベルならばソロでも30層は行ける筈。どうして8層なのかが分からんが…)
1決意を固めて中に入る
2先にシリカの様子を見に行ってみる
安価下
457 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/12/29(月) 19:41:49.68 ID:2//0/HDzO
2
458 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2025/12/29(月) 21:07:30.33 ID:GvHZZa3P0
第8層
フリーベン
俺(第8層の主街区は森フロアだ)
俺(ここは地面が存在せず、フロア下は深い水で覆われている)
俺(そこに巨木が沢山生えていて、人工の吊り橋が無数に架けられている。移動手段も枝や吊り橋を使うと言う他の階層とは少し変わったフロアだ)
俺(辺り一面緑で目には優しいが、移動する為に特定の場所に行く手間が面倒でここをホームタウンにしているプレイヤーは少ない)
俺(なのにどうしてシリカがここをホームタウンにしていたか…それは、遠くからシリカを発見してから分かった)
ダンジョン
ピナ「キュイキュイ」パタパタ
シリカ「ふふ。お疲れ様ピナ」
俺(Mobがシリカと一緒に戦って経験値を得てるのか?いや、シリカがMobを仲間にしたのか?)
俺(しかもアレはフェザーリドラ。この層で稀に出現するドラゴン型のレアモンスターじゃないか)
シリカ「じゃあこっちを案内するね」スタスタ
ピナ「キュイキュイ」パタパタ
俺(完全にシリカに懐いてる…)
俺(確かこのゲームでは特定条件を満たせばMobをテイム出来るシステムがあるらしいが…)
俺(その確率も条件も不明だ。攻略組は愚か、中層組でさえモンスターテイムをした奴を見た事が無いレベルなのに…)
俺(シリカ、確か初めて会った時もはじまりの街に居た猫を追いかけた先でレア装備セットを手に入れたって言ってたよな…)
俺(シリカって運属性極振りのプレイヤーなんだ?)
俺(いや、しかしあの年齢でこのデスゲームに巻き込まれたのはそもそも不運か…)
459 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2025/12/29(月) 22:17:17.02 ID:GvHZZa3P0
第11層
砂漠
シリカ「ええいっ!」ブンッ
ウィキッド・バイン「」ザンッ
ピナ「キュイー!」パアアッ
シリカ「ん、ありがとピナ」シュウウッ
ピナ「キュイキュイ!」パタパタ
俺(第8層はシリカのホームタウンと言うより、テイムしたフェザーリドラのホームの層だからあそこをホームにしてたのか)
俺(それで下位層に居るのはあのフェザーリドラのレベル上げ中と言う事…)
俺(今のシリカはあのフェザーリドラを相棒に大事に育ててるんだな…。まぁ元々の気質も十分に安全マージンを取ってダンジョンを回るタイプだったが)
第19層
ラーベルグ
男性プレイヤーA「シリカちゃん、未だフリーならウチのギルド入ってよ」
男性プレイヤーB「竜使いのシリカちゃんだよね?俺等とパーティー組まない?」
男性プレイヤーC「シリカちゃん!僕と結婚して下さい!」
シリカ「ご、ごめんなさい…」タッタッタッ
俺(シリカは中層プレイヤーからモテモテなんだな…。中学生に結婚してはどうかと思うが…)
俺(でもとりあえず…)
シリカ「行こう。ピナ」タッタッタッ
ピナ「キュイ」バサバサ
俺(ギルドが解散してから半年、男性とも普通に話せるようにもなってるし他の人達とも即席でパーティーを組めるようになってる)
俺(特に異性に対してだったが、対人恐怖症はかなり改善されつつはあるんだな)
俺「半年も有ればシリカだって成長するか…」
俺(嬉しいような、少し寂しいような…)
俺(だが新しい相棒も出来て今のシリカは特に何かに困っているって訳では無さそうだな)
俺(…こりゃあ下手に俺が会うより、そっと離れた方が良いか)
コンマ下二桁
31以上序でにこの層で買い物して行ったらニアミスして会ってしまった
30以下成長したシリカの事を見届けてからリズベットの武具店へと向かった
安価下
460 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/12/29(月) 22:17:56.02 ID:HkYQSNcy0
あ
461 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2025/12/29(月) 23:50:53.70 ID:GvHZZa3P0
コンマ02
23層
リズベット武具店前
俺(日中はシリカの様子を見て、夜になってから俺は再びリズベットの武具屋の前に来ていた)
俺(相も変わらず臨時休業のままだが、シリカと違ってリズベットはこの武具店から移動していない)
俺(血盟騎士団のB隊での任務があるから、リズベットが外へ出てくるまで待ってるって訳にもいかないし…)
俺(彼奴の様子を見るには中に入るしか無いか…)グッ
扉「」ガチャッ
カランカラン...
リズベット「すみませーん、外の看板見えませんでしたかー?今日は臨時休業でウチは休みを…ってはぁ!?」
俺「あっ…」スタスタ
アスナ「あ、あれ?俺君?」
俺「アスナも来てたのか…」
アスナ「あっ、うん。今日のA隊の任務が終わったから…」
俺「そうか。えっ…と…」チラッ
リズベット「…。」ムスッ
俺「ひ、久しぶりだな…リズベット」
リズベット「……。」ツカツカツカズイッ
俺「うっ…?な、何?…」
リズベット「あたしも含む他のメンバー達の反対を押し切って、一方的にギルドを解散させた挙げ句…」
リズベット「その後、私達の前には一切姿を見せなくなった元ギルドマスターさんじゃない。どうしたのよ?」
俺「ッ…ショートメッセージは返してただろ?…」
リズベット「へぇ〜5通に1回くらいしか返してなかったのを返してたって言うんだ?」
リズベット「半年振りに、やっと私の前に顔を見せる気になって言う言葉がそれなのね?」
俺「ぐっ……悪かったよ…」
アスナ「クスッ」ニコッ
462 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2025/12/30(火) 18:55:12.58 ID:uT/6v9De0
すみません1に書いてるルールだと3回死んで無いのに
>>426
でデスペナが発生する判定するのはおかしかったです
失敗してるので巻き戻し確認
1
>>401
以降の好きな場所に戻る
2このまま行く
安価下
463 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/12/30(火) 18:59:01.68 ID:1DvP9xSJ0
1
464 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2025/12/30(火) 19:21:29.27 ID:uT/6v9De0
ミスだったので
>>401
以降の好きな場所に戻ります
指定があった場所から再開
465 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/12/30(火) 19:36:40.08 ID:1DvP9xSJ0
401
466 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2025/12/30(火) 19:43:44.76 ID:uT/6v9De0
>>401
(分岐から再開
血盟騎士団本部
廊下
アスナ「最近は、あの攻略大好きキリト君でさえも最近は私達に任せっきりで前線に全っく顔出さなくなったしね」
俺「キリトの奴、そう言えば最近何してるんだろ?…」
アスナ「あっ、そうだ!もうALSもDKBも無くなって、キリト君をビーターだって糾弾する人達は攻略組に居ないんだしキリト君ウチに誘えないかな?」
俺「キリトを?…」
アスナ「うん。最後に会った時、そろそろソロは厳しくなって来たって言ってたじゃない」
俺「そりゃあキリトがウチに入ってくれたら、フロアボスの攻略も更にやり易くなるが…」
俺「こんな風にガチガチの攻略組入る気になるかな?」
アスナ「あ、うーん…」
俺「この血盟騎士団の騎士風の衣装も派手だって嫌いそう」
アスナ「派手かな?私はこの白いマント気に入ってるんだけど…」ヒラヒラ
俺(この血盟騎士団の白マントは、第5層の頃にリズに俺が作って貰ったPK戦を見越して麻痺への抵抗値を上げたマントを前身として団員にもそれぞれ用意されたマントだった)
俺(配られた後はボス戦では麻痺攻撃をして来るボスがほぼ居ない為、麻痺耐性から毒やスタンや呪い耐性への他の抵抗値を上げるのに改良してる者が殆どだが…)
アスナ「それにキリト君も、私達と同じでフレンドリストからの居場所の追跡機能切ってるし直ぐに探すのは難しそうかな…」
俺(確かに今のキリトがソロのままなら、血盟騎士団に入ってくれれば攻略が楽になる)
俺(…それに、副団長として攻略の妨げになりそうなのでアスナには伝えてないがキリトになら俺が疑問に思っている事も…)
俺(しかし、そんな急ぐ事でも無いかもしれない。今はそんな事に時間を割くよりも血盟騎士団の団員との連携や信頼関係を築く事を重視した方が良い気も…)
俺(どうする…)
1アスナと共に初期メンバーのコハルやゴドフリー、それに新しくヒースクリフがスカウトした新人の面倒を見る
2攻略やメンバーの事はアスナに任せてキリトを誘う為探しに行ってみる
安価下
467 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/12/30(火) 19:51:06.60 ID:1DvP9xSJ0
2
468 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2025/12/30(火) 19:52:39.98 ID:uT/6v9De0
血盟騎士団本部
廊下
俺「アスナ、俺キリトを探しに行って未だソロなら誘ってみるよ」
アスナ「え?」
俺「やっぱ彼奴が血盟騎士団に入ってくれたら戦力的にも経験的にも色々助かるだろうしやり易いだろうからさ」
アスナ「でも次の血盟騎士団のフロアボス攻略の予定日って1週間後だよ?」
アスナ「それまでに団員との懇親会を兼ねたフィールドボス討伐のイベントもあるし…」
アスナ「それに団長が新たなメンバーも何人かスカウトしたって…」
俺「団長でも副団長でも無い俺がそれに出席する必要は無いだろ」
アスナ「確かに絶対参加では無いけど…」
俺「血盟騎士団の攻略の方針はアスナに任せるよ。5日探して見つからなかったら俺も本部に戻る」
アスナ「分かった。気を付けてね」
俺「ああ」
俺(血盟騎士団は俺が新たに立てたギルドだが、仲良くする為のギルドでは無かった)
俺(あくまで仕事仲間だ。そりゃあゴドフリーやコハルのような違う場所で出会っていたら普通に友人になっていたかもしれない様な話しやすい奴等も居るが…)
俺(俺にとっての大事な人達はあくまで、元俺のギルドのメンバー達だ)
コンマ下二桁
71以上キリトを探している間、第22層で武具店を開いていたリズベットと先に出会った
31〜70キリトを見つけた
30以下残念ながらキリトは見つからなかった
安価下
469 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/12/30(火) 19:59:49.44 ID:1DvP9xSJ0
あ
470 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2025/12/30(火) 20:03:23.91 ID:uT/6v9De0
コンマ44
1振り直し
2次のサチorキリト判定20%上昇
安価下
471 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/12/30(火) 20:12:53.25 ID:1DvP9xSJ0
2
472 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2025/12/30(火) 20:21:18.58 ID:uT/6v9De0
第20層
主街区
俺(第1層、第5層、第10層等キリの良い階層の主街区は利便性が他の階層と比べると良かったり、景観が良かったり等プレイヤーが生活の拠点としやすい階層で人が集まりやすい)
俺(俺達血盟騎士団も25層にギルド本部を設立しているが、月夜の黒猫団もここ20層の階層を仮拠点として狩りを行いレベリングを行っていたみたいだ)
俺(月夜の黒猫団…未だ10層クリア前、彼等が未だはじまりの街を出たばっかりの頃のビギナーの頃に俺は戦闘の基礎を教える為に少し絡んだ)
俺(…しかし、その中でも本当は戦う事に…死ぬ事に対して恐怖を抱いていたサチとはその後も少し会って話した)
サチ『私、死ぬの怖い…』
俺(だが…)
サチ『私、きっと俺に甘えてばっかりでアスナさんを困らせちゃうから…だからもう大丈夫』ニコッ
俺(サチは、俺とアスナの間柄を知って自ら身を引き…そしてその後は一度も会っていなかった…)
俺(しかしまさか、キリトを探しに来たこんな所で見かけるとはな…)
俺『サチ、こんな事言っても気休めかもしれないがいつか必ず君の事を守ってくれる人が現れると思う!だから、その…』
サチ『ありがとう俺』
俺『…。』
俺(…俺では彼女を安心させてあげられるナイトにはなれなかった)
俺(しかし、キリトなら……何で攻略組のキリトが月夜の黒猫団と言うレベル差の離れたギルドに入ったのは謎だが…)
俺「うん?…」
コンマ下二桁
51以上宿屋を出て行ったサチがフラフラ一人で何処かへ行くのを見かけた
50以下キリトが転移問前に来た
安価下
473 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/12/30(火) 20:26:41.08 ID:1DvP9xSJ0
あ
474 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2025/12/30(火) 20:33:03.62 ID:uT/6v9De0
コンマ08
第20層
転移門前
キリト「…。」スタスタ
俺「よう、キリト」スッ
キリト「えっ?あっ…俺?…」
俺「久しぶりだな」
キリト「あ、ああ…。血盟騎士団のお前がどうしてこの層に?前線組は今更こんな層に用は無い筈だろ?」
俺(流石に最前線攻略組のリーダーがこんな層に居たら疑問に思うか)
俺「ちょっとした用事で遠征だよ。用が終わったら直ぐに帰る」
キリト(20層で用事?…)
俺「ちょっと買い物をな。ギルドの居心地は良いか?」
キリト「えっ?どうしてオレがギルドに入った事を…」
俺「ステータスバーのここのマーク、ギルドに入ったら表示されるんだぞ」
キリト「あ…そうだったのか」
俺「フッ、ビーターのキリトでもこれまでずっとソロプレイヤーだったから知らない情報だったか?」
キリト「ははっ、よせよ…。でも、オレも未だ入ったばっかだけど、皆んな良い奴等で悪く無いな…」
俺「ん、そうか…」
俺(何故キリト程の最前線レベルの奴が、レベル差の離れた中層ギルドの黒猫団に入ったのかは分からないが上手くやってるんだな)
俺「…。」
キリト「??どうした?」
サチ『本当は攻略組なんて目指したく無い…戦うのが怖いなんて言えないよ…』
サチ『私、死ぬのが怖い…』
俺(サチ…)
俺(あの日、俺には無理だったが…キリト程の強者ならば、俺とアスナがこのデスゲームをクリアするまでサチを守ってやれる筈…)
俺(ここでキリトの居場所を否定して黒猫団から引き抜こうとするのは、人手無しのする事だが…)
1しかし今は心を鬼にして、キリトを否定して最前線で力を貸して欲しいと頼む(引き抜きする)
2月夜の黒猫団の事、しっかり守ってやってくれ(引き抜きしない)
安価下
475 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/12/30(火) 20:46:55.04 ID:1DvP9xSJ0
2
476 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2025/12/31(水) 00:55:52.72 ID:qgnkuuVH0
転移門前
俺「キリトが居たら、黒猫団は安心だな」
キリト「えっ?…」
俺「月夜の黒猫団の事、しっかり守ってやってくれ」スタスタ
キリト「あ、ああ。そりゃあ言われなくてもそのつもりだが…」
俺(まぁ、誘える訳無いよな)
俺「それじゃ、俺も任務があるから帰るよ。アスナにずっと負担かけさせる訳にはいかないし」転移門「」スッ
キリト「今話題の血盟騎士団は色々と忙しいんだな」
俺「まぁな。でも、またいつか今度は黒猫団も一緒に攻略組に戻って来る時を前線で待ってるから」シュンッ
キリト「あっ…」
キリト「……。」
キリト「そういやあいつ…オレのステータスバーのギルドマークが、どうして黒猫団の物だって知ってたんだ?…」
477 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2025/12/31(水) 01:01:10.20 ID:qgnkuuVH0
血盟騎士団本部
アスナ「あっ、おかえり俺君。戻ってたんだ」
俺「ついさっきな」
アスナ「キリト君どうだった?」
俺「見つけたけど既に攻略組を目指してる中層ギルドに入ってたよ」
アスナ「キリト君が中層ギルドに!?…その、馴染めるのかしら?…」
俺「俺達の知ってるキリトってちょっとアレだったからアスナの心配も分かるが、でも意外に居心地良さそうだったよ」
アスナ「そうなんだ。キリト君が入ろうと思ったなんて良いギルドの人達だったんだね」
俺「ああ…本当に…」
俺(黒猫団のあのアットホームな感じは、俺も目指していたギルドだ…)
俺(色々な事情が絡んで、俺はギルドを解散せざるを得なくなったが黒猫団はそのまま攻略組に上がって来てほしいな…)
アスナ「キリト君がもう自分の居場所を見つけてたのなら仕方ないね」
アスナ「それじゃここからは最初の予定通り、血盟騎士団の初期メンバーが育つまでは私達で引っ張って行こう」
俺「だな。俺も明日からは通常任務に戻るからB隊の方はまた俺が預かるよ」
アスナ「あっ、それじゃあ早速B隊にはやって貰いたい事があるんだけど────」
俺(こうして、俺達はキリトの勧誘を諦めたが血盟騎士団を率いてその後も30層まで順調に攻略して行った)
478 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2025/12/31(水) 01:26:21.23 ID:qgnkuuVH0
第11層
タフト
ケイタ「じゃ、行ってくる。転移、はじまりの街」シュンッ
ササマル「マイホーム買うってさ、こんなに感動するもんなんだな!」
ダッカー「オヤジくせーんだよ!」
黒猫団メンバー「「「あはははっ」」」
テツオ「なあ、ケイタが家を買いに行ってる間にさ。少し稼ごうよ!」
サチ「あ、家具を買うの?」
ダッカー「じゃあちょっと上の迷宮に行くか!」
キリト「いつもの狩場でいいんじゃないかな?」
テツオ「上なら短時間で稼げるよ!」
ササマル「俺達なら大丈夫だって!」
キリト「そ、そうか…」
キリト(…まぁ、いざとなれば転移結晶もあるしオレも付いていれば28層までなら何とかなるよな…)
サチ「…。」チラッ
サチ(上の階層か…。大丈夫かな…?キリトもちょっと不安そうな顔してるし…)
コンマ下二桁
41以上サチ、最初の頃に世話になった俺を呼ぼうと提案する
40以下サチ、それでもキリトが居れば大丈夫だと信じるが…(黒猫団壊滅)
安価下
479 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/12/31(水) 02:01:49.15 ID:cRDRtm0e0
あ
480 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2025/12/31(水) 09:31:12.71 ID:qgnkuuVH0
コンマ15
ほぼ同じなのでカット
宿屋
俺「黒猫団の皆んながフレンドリストから消えてる…?」ゴクリ...
アルゴ『フレンドリストから勝手に名前が消えた時は、向こうからフレンド登録を消されたか』
アルゴ『それ以外の場合じゃ…そのプレイヤーが死んだ時だナ』
俺(い、いやいや…キリトも付いていながら黒猫団が全滅したなんて有り得ない)ブンブン
俺(だとしたら、向こうにフレンドリストを消されたか?…)
俺(いや、そんな理由が無いぞ。直接会ってないしな…そもそもそんな事を勝手にする連中じゃ無い…)
俺(それなら、やっぱり………黒猫団は…キリト以外が、全滅した…?)
俺「ッ……」
サチ『私、死ぬの怖い…』
俺「サチ…」グッ
俺(キリトですら、守りきれなかったのか…?キリトですら…)
1俺は混乱して黒猫団全滅の真相を知らなければならないとパニックになりながらキリトを探しに行った
2俺は黒猫団全滅を間接的に知り、1日でも早くこのデスゲームをクリアしなければならない…と逆に決意を更に固めた
安価下
481 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/12/31(水) 09:58:00.53 ID:cRDRtm0e0
2
482 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2025/12/31(水) 13:38:09.99 ID:Bq7ra/qS0
同じなのでカット
酒場
アルゴ「それで、俺っちの方はどうなんだよ?何かクロと断定出来そうな証拠は出たのか?」
俺「いいや、近くで見張ってるが全然だ…」
アルゴ「やっぱあの団長、VRゲームが上手いだけの普通のプレイヤーなんじゃないか?」
俺「そうなのかな…。まぁそっちの方が本当は安心は出来るんだが…」
アルゴ「しかし俺っちも大胆だよな。茅場晶彦本人かもと思った人物を自分の攻略組の団長に置くなんてサ」
俺「奴を見張る為には近くに置いておくのが一番良いと思ったんだ」
アルゴ「でもあーちゃんにも、血盟騎士団を作ったその真の理由を教えてないんだろ?」
俺「ああ」
俺「…と言うかアスナは嘘をつくのがかなり下手くそだからな。伝えたら即ヒースクリフを疑っている事にもバレるだろう」
アルゴ「まぁあーちゃんには悪いが、あの子が嘘付けないの子なのはオイラも容易に想像出来るナ…」
俺「もし奴がクロだった場合、何かをしようとしたら巻き込まれるのは俺の近くに居る人達だ…」
アルゴ「その為にあーちゃん以外の仲間を全員遠ざけたか」
俺「ああ…ヒースクリフがクロだった場合、俺の近くに居るのが一番危険だ」
アルゴ「でもその事が裏目に出なきゃ良いけどナ」
俺「…。」
俺(確かにその可能性は大いにあった。特に戦闘スキル自体がないユナや武具スキル全振りのリズベット…)
俺(だが彼女等の居場所はこっちからはフレンドリストで見えている)
俺(リズベットは恐らく23層付近で武具屋を構え、ユナは下位の層を転々として上位層へ来る事はあまり無い)
俺(俺と居るよりも、安全圏に居る彼女等の方が遥かに安全な筈だ…)
コンマ下二桁
91以上C隊のノーチラスからショートメッセージが入った
90以下ノーチラスは俺を頼らずC隊のみで解決しようとしたが…(ユナ死亡。ノーチラス脱退)
安価下
483 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2025/12/31(水) 13:50:40.48 ID:/V8htAnio
あ
484 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2025/12/31(水) 13:53:10.30 ID:Bq7ra/qS0
コンマ48
同じなのでカット
俺部屋
アスナ「ごめん。友達の死に急に取り乱したりして…こんなの血盟騎士団副団長がしてちゃいけないよね…」スンッ
俺「いや…」
アスナ「でもごめん…。今だけは…俺君の前でだけは…ッ…うっ…ああぁぁぁ…」ポロポロ...
俺「……。」ギュウッ
俺(初めて出た、身近な存在だったプレイヤーの死…)
俺(それは、俺やアスナの精神を疲弊させるには凄い効果があった…)
俺(このまま時間をかけて第100層まで攻略を続けて行けば、今後もきっといつかこう言う事が起きるだろう…)
俺(それを逃れるには、茅場晶彦との完全決着のデュエルしか無い…)
俺(だが、今の俺ではただ無謀に挑んだ所で無駄死にするだけだろう…)
アスナ「うっ…くっ…」ポロポロ...
俺(彼女の事を守る事も出来ずに……)
1俺は逆に吹っ切れて他の誰が死んだとしても、アスナの事だけは必ず守ろうとアスナを強く抱きしめ返した
2ユナの死を目の当たりにしたからか、半年前以来会っていないリズベットやシリカの方は大丈夫なのかと気になった
3(そう言えば、アルゴの奴蘇生アイテムがどうとか…それが有ればもしかしたらユナを…)
4この悲劇をこれ以上産まない為には力を付けるしか無い…。茅場晶彦に勝てるだけの力を…
安価下
485 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/12/31(水) 14:27:02.93 ID:x2/dfOsHO
2
486 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2025/12/31(水) 14:32:41.31 ID:qgnkuuVH0
第23層
城下町
俺(ユナの死により、俺はリズベットやシリカが何かトラブルに巻き込まれていないか気になり…先ずはリズベット武具店へと来ていた)
リズベット武具店「休業札「」」
俺「臨時休業…?」
俺「今日は休みだったのか…」
俺(だが、フレンドリストからの追跡ではリズベットはこの中に居るのは間違い無い)
俺(…だが、俺はリズベットとシリカとはギルドの解散後に会っていない)
俺(血盟騎士団設立後に押しかけて来たリーテンとは一度会ったが、リズ、シリカ、ユナとはもう半年以上会っていない)
俺(今更、どんな顔をして声を掛けるべきか…)
入口取手「」
俺「…。」
俺(わざわざ臨時休業にしてるって事は今日は人と会いたく無いって事だ…)
俺(なのに無理矢理押しかけるのは、色々と運が絡む事が起きそうだが…)
俺(先ずは今日も普通に8層のダンジョンへ行ってるシリカの方に行くか?)
俺(今シリカのレベルならばソロでも30層は行ける筈。どうして8層なのかが分からんが…)
1決意を固めて中に入る
2先にシリカの様子を見に行ってみる
安価下
487 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/12/31(水) 17:04:50.01 ID:cRDRtm0e0
1
488 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2025/12/31(水) 22:06:46.10 ID:qgnkuuVH0
リズベット武具店
カランカラン
俺「リズ…?」ソロリソロリ...
カウンター「」
俺「あれ?カウンターには居ない?)
俺「いや、そりゃそうか。休業の札立ててたし…」
俺(俺達元ギルドメンバーは全員武具店の鍵貰ってたから、勝手に入れるだけで本当なら誰も来ない筈だろうしな…)
俺(でも入った時の特有の音で気付きそうなもんだが…とりあえず工房の方見に行ってみるか)スタスタ
工房「」
俺(あ…)
リズベット背中「…。」カ-ンカ-ン
俺(なるほど。何か武器を鍛治してて気付いて無かったのか)
リズベット「…。」カ-ンカ-ン
俺「リズ」
リズベット「……。」カ-ンカ-ン
リズベット「ッ……全然駄目だわ」剣「」ジッ
俺「リズ」スタスタ
リズベット「やっぱ、あんな事があったから集中力が散漫してるのかしら…」
リズベット「いや、そうよね…。元はと言えば、この世界で私が武具店を始めたキッカケもあいつだったし…」
俺「おーい」
リズベット「全く、あの馬鹿。このままクリアまで顔を出さないつもりかしら…」
俺「リーズ!!!」スッ
リズベット肩「」ポンッ
リズベット「ひいっ!?な、何!?」ビクウッ!!
リズベット「……え?」チラッ
俺「よ、よう。久しぶり…」スッ
リズベット「…ッ…ぎゃあアアッ!?!?お化け!?!?」ブンッ
俺「は?…」
槌「」ビュオンッ!!
俺「なっ!?」
俺頭「」ドゴオッ!!
コンマ下二桁
26以上圏内じゃ無ければ即死だった…
25以下圏内なのに武器じゃ無い物で殴られた結果、まさかのクリティカルが入り…(俺死亡)
安価下
489 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/12/31(水) 22:07:40.53 ID:cRDRtm0e0
[
たぬき
]
490 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2025/12/31(水) 22:14:48.21 ID:qgnkuuVH0
すみません判定内容を変えます
コンマ下二桁
71以上ダメージは無かったが、驚いて気絶した(魅力上昇)
26〜70圏内じゃ無ければ即死だった…
25以下圏内なのに武器じゃ無い物で殴られた結果、バグなのかまさかのクリティカルが入り…(俺死亡)
安価下
491 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2025/12/31(水) 22:48:50.83 ID:jSjFWwfQ0
あ
492 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2025/12/31(水) 23:27:40.46 ID:qgnkuuVH0
コンマ83
リズベット武具店
リズベット「あっ!?」
俺「うっ!?」クラクラ...
リズベット「ま、まっず…」
リズベット(色んな事にびっくりし過ぎて、反射で右手に持ってた槌で頭の横フルスイングしちゃった…)
リズベット「あっ、でも良かった!ここ圏内だからダメージは無いみた…い…?」
俺「」ガクッ!!
リズベット胸「俺顔」ムニュッ
リズベット「ちょっ!?あ、アンタね!?久しぶりに顔出したと思ったらいきなり何やって!?///」バッ
俺「」ズルッ
リズベット「へっ…?///」
俺「」ドサッ
リズベット「あ、あれ?…もしかして驚きすぎて、気絶した?…」
俺「」
リズベット「……。」
493 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2025/12/31(水) 23:57:56.36 ID:qgnkuuVH0
リズベット武具店
ベッド「俺「」」
リズベット「はー…」
リズベット(今日は休業の看板出してたのに、何で俺の奴入って来てるのかしら…)
俺「ZZZ…」
リズベット(しかも、もうこの世界ではあたし達とは会わないつもりなんだ…と思ってたら、いきなり顔出すしいったいなんなのよアンタは…)
俺「ZZZ…」
リズベット「…と言うか血盟騎士団の隊長格で最前線に居る癖に、ダメージ判定の無い当たりなのに驚いて気絶するなんて、そんなんで本当にちゃんと務まってるのかしら?」
俺「ZZZ…」
リズベット「…この半年、私達の前にはずっと顔出さなかったアンタがいきなり現れた理由はこの前の件があったからでしょ?」
俺「…。」
リズベット「ユナが事故で死んで、私達の事が心配になったから来たんでしょ」
リズベット「あの時…皆んなの反対押し切って無理矢理解散させたのに、結局私達の事心配してるんじゃない。馬鹿じゃないの?…」
リズベット「そう言えば昔PKに狙われた時もそうだったわね…。一人で全部抱え込もうとして……でもまぁ…アンタのそう言う所に私はどんどん沼にハマって行ったんだけど…//」
俺「…。」
コンマ下二桁
31以上これだけ目の前で一人で話されてたら流石に途中から意識は戻って来ていた
30以下俺、意識は未だ戻って無い
安価下
494 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/01/01(木) 00:06:31.45 ID:WIPHSueto
あけおめ
495 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/01/02(金) 17:27:54.45 ID:Yv5C12H20
リズベット武具店
リズベット「全く、攻略組だなんだって言ってもアンタ自身は何も変わって無いじゃないの…」
俺(リズ…)
俺(…リアルで起きた事なら普通に死亡してた事が起きて、一瞬気絶してたが)
リズベット「…まぁ、そっちの方があたし的には嬉しかったけど//」
俺(これだけ目の前で独り言ベラベラ話されたら目覚ますよ…)
俺(後はいつ起きるかだったんだけど…)
リズベット「シリカやリーテンには未だ会いに行って無いんでしょ?あたしの所に一番最初に来たのって…ねえ、何か理由あるの?…//」ドキドキ...
俺「……。」
俺(…理由は半年振りに話すのなら、リズが一番話しやすそうだったからだけど)
俺(でもリズって、俺を友達やギルドの仲間としてじゃ無く…異性として見てたって事か?…)
リズベット「未だ眠ってるし…アスナも今は近くに居ない…//」
俺口「」
リズベット「ッ…//」ゴクリッ...
リズベット(誰にも気付かれない内なら……//)スッ
俺「…。」
1しかしリズには悪いが俺はアスナ一筋だ。これ以上変な事になって拗れる前に目を覚ましておこう
2よく考えたら、今俺が居るのはゲームの中の事なんだしここは異世界で日本じゃ無い。ここならハーレムルートも許されるのでは…?
安価下
496 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/01/02(金) 22:33:45.86 ID:DHn8yTAfo
1
497 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/01/02(金) 22:40:10.74 ID:UwmBerKN0
2
498 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/01/02(金) 22:58:51.98 ID:Yv5C12H20
リズベット武具店
俺(しかしリズには悪いが俺はアスナ一筋だ。これ以上変な事になって拗れる前に目を覚ましておこう)スッ
俺隣「リズベット手「」」トッ
俺「…?」
リズベット「って、何やってんのよあたしは!?こんなアスナの事を裏切るような真似出来る訳無いじゃ無い!//」ブンブンッ
俺(あっ、俺が逃げる前にリズの奴勝手に止まった…?)
リズベット「そうよ!あたしが今ここに居るのはアスナのお陰でもあるんだから!//」
俺「…。」
俺(何やら反省中か。それならこんな姿見られたく無いだろうし、やっぱ今はもう少し目瞑っておこう)
リズベット「だいたいもし、隠れてキ……してる最中に目とか覚めたら終わりじゃない!?絶対色んな関係が破綻するわ!///」
俺(そりゃそうだ。てかそもそも、何で俺がアスナだけじゃ無くリズともフラグ立ってたんだ?…)
俺(何かおかしくない…?学校じゃそんなモテモテキャラじゃ無かった俺が、ただでさえアスナのような完璧系の美少女と組んでるだけでもおかしいのに)
俺(更にリズのような面白い女の子にも異性として好かれるって…)
俺(この世界、あまりにも俺にとって都合が良過ぎて逆に不気味だ)
俺(はっ…そうか!実はこの世界は全て夢でデスゲームなんかも嘘)
俺(このソードアートオンラインはVRMMOなんかじゃ無くて、VRを使った恋愛SLGだったんだ!)
俺(そうか。なるほど…それなら俺がアスナやリズやシリカ等のヒロイン候補を集めて女の子5人を率いたギルドマスターになったのも納得が行く)
俺(…となるとサチはどっかでフラグをミスって仲間にならなかった感じか)
俺(いいや、そもそもギルド解散ルートはそれなら失敗なんじゃないか?このまま行ってもBADEND直行じゃ…?いや、違うな。だって未だアスナとの関係も…)
俺「ZZZ…」
──────
─────
────
───
──
─
499 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/01/02(金) 23:12:11.70 ID:Yv5C12H20
リズベット武具店
俺「ん?…」パチリッ
アスナ「あ、目が覚めた俺君?」
俺「アス…ナ?…」
リズベット「全く、人の店で何時間寝るつもりよ」
俺「あれ?ここは…」
アスナ「リズの武具屋さん。俺君、疲れて眠っちゃったらしいわ」
俺「俺が疲れて寝てた?…」
リズベット「…。」
アスナ「うん。何か用事でリズのお店に来たらしいんだけど、突然倒れたって…」
俺「え?…」
アスナ「覚えてる?…」
俺「いや、全然覚えて無い…」
アスナ「もしかするとここの所、俺君フィールドボス攻略の特別任務に着く事が多かったから疲労が溜まってたのかな?あまり無理しないでね…」
俺「……。」
リズベット「全く、休業中の人の店に勝手に入って来たと思ったら入口の椅子に座って寝てるんだから」
俺「何だ?じゃあ全て夢だったのか?…」
アスナ「夢?」
俺「あ、ああ…」チラッ
リズベット「何よ?//」
俺「あぁ、いや……実はこのデスゲーム自体が嘘で、ユナが死んだのも夢だったんじゃないかなって…」
アスナ&リズベット「「…。」」
アスナ「俺君…残念だけど、ユナが死んだのは現実だよ…」
俺「ッ…」
リズベット「アンタだって、その為に私が心配になって来たんでしょ?…」
俺「だよな…」
俺(じゃあやっぱ、さっき俺が見たアスナもリズ両方とフラグ立っててモテてた世界線は夢だったんだ…)
500 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/01/02(金) 23:29:56.58 ID:DHn8yTAfo
頭大丈夫?
501 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/01/02(金) 23:52:25.34 ID:Yv5C12H20
undefined
502 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/01/02(金) 23:53:11.51 ID:Yv5C12H20
リズベット武具店
俺「そう言えばどうしてアスナもここに?…」
アスナ「私は俺君と違って、ギルドが解散した後も偶にリズの所へは剣を打って貰ったりしに来てたのよ」
リズベット「ユナが事故で死んだ事を私達が知ってたのも、アスナがその日の内にあたしやシリカやリーテンにもショートメッセージを送って来てたからよ」
俺「そうだったのか…」
アスナ「でも今日は血盟騎士団の任務が終わってリズに武器の修復頼みに来たら、逆に偶然俺君が先に来ていた感じ」
アスナ「まさか俺君が直接リズの店に来るのは予想外だったけどね」
俺「…元同じギルドのメンバーとしての心配もあったが、リズは俺にとっての守りたい人の一人だからな」
リズベット「えっ…//」
俺「リズだけじゃ無い…。シリカやリーテン…それにユナだって守りたかったんだ…」
俺「…でも俺は守れなかった」
アスナ「俺君…」
リズベット「…。」
俺「大事な者を遠くに置いて、俺が頑張れば守り切れると信じていたんだ…」
リズベット「ハァ〜アンタねえ、本当にそう考えてたんだとしたら馬鹿過ぎるわ!」
俺「ええ?…」
503 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/01/02(金) 23:59:05.22 ID:Yv5C12H20
リズベット武具店
リズベット「あたし達はNPCじゃ無いの。それぞれに自分の考えや想いがあって自由に行動してるの。アンタの所有物になった覚えなんか無いわ」
リズベット「ユナが死んだ件は、アンタのせいでも無ければ誰のせいでも無い…言うなれば、色んな運の要素が裏目に出た事故…」
俺「…しかし、あの日俺がはじまりの街からユナを誘わなければユナはこうはならなかったかもしれない」
リズベット「いいや、ユナはあの時誘われなくてもはじまりの街から出ていたって言ってたわよ」
俺「…!」
リズベット「その事はギルドが解散した後もユナと一緒に行動する事が多かったシリカの方が詳しいと思うけど…」
リズベット「でも少なくとも、アンタ一人でどうこう出来た問題じゃ無い」
俺「し、しかし俺は…」
リズベット「もしかすると、アンタと出会わなければもっと早く死んでた可能性だってあるのよ?」
俺「……ッ」
リズベット「アンタは神様なんかじゃ無い。そもそもアンタが神様ならこのデスゲームをもっと早く終わらせてるでしょうが」
リズベット「ただの一プレイヤー。それでも今こうして、あたし達の様子を見に来てくれた事に意味があるんじゃ無いの?」
俺「リズ…」
リズベット「アンタもアスナも、揃って抱え込み過ぎなのよ。もっと肩の力抜いてやらないといつかアンタ達の方が壊れるわよ?」
アスナ「…うん」
504 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/01/03(土) 00:15:43.31 ID:m/u5/I9d0
リズベット武具店
リズベット「まあでも、こうやってちゃんと顔を出すようになったのは大きな進歩じゃない?」
俺「俺はただ…リズやシリカが攻略以外の所で、何か危ない事に巻き込まれて無いか心配になって…」
リズベット「リーテンは攻略組に近い層を拠点にしてレベリングしてるから私達と比べるとちょっとリスクは高いけど」
リズベット「私とシリカはそれぞれ中層組の中でも下の階層に居るから先ず大丈夫よ」
アスナ「シリカちゃんも最近新しいお友達が出来たって言ってたわね」
俺「…今は大丈夫だとしても、今後何かあってもし攻略組の近くの層に来る時は伝えて欲しい」
リズベット「大丈夫だって」
アスナ「リズ、45層からはフィールドのMobの攻撃パターンが変わって既存の3パターン以外にもアイテムを使うMobや武器を持ち帰るMobも現れてこれまでとは同じようには行かなくなってるのよ」
リズベット「え?そ、そうなの?…」
アスナ「血盟騎士団の初期メンバーも2名レベリングの最中に亡くなってるわ…」
リズベット「そんなに手強くなるんだ…」
俺「だから頼む。46層以上に来て圏外へ出るような事が有れば報せて欲しいんだ」
リズベット「……。」
リズベット「…でも、やっぱ二人に守られてるだけなんてあたしは嫌だわ」
アスナ「リズ…」
リズベット「じゃあ条件があるわ!」
俺「条件?…」
リズベット「今後、二人が武器防具を新調したくなったり鍛えたくなったりしたら必ず私の所へ持って来なさい」
リズベット「この世界で一番の鍛治屋が武器防具を観てあげるから」
俺「む、無料で!?」
リズベット「何言ってんの?勿論お金は取るわよ…こちとら商売よ?」
俺「…。」
リズベット「まぁ、少しは友達価格にしておいてあげるから」ニコッ
505 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/01/03(土) 11:55:05.18 ID:oG1qknza0
2ヶ月後
フロアボス部屋
暗黒竜「ガアアアッ!!」
コハル「ッ…!」サッ
俺「よし!よく引きつけたぞコハル!後は俺が……うおおおおおっ!!」ブウンッ!!
暗黒竜「」ズバアッ!!パリ-ン
俺「はぁ、はぁ…竜の方はやったか…。後は竜騎士の方の…」
俺(リズベットやシリカと和解し、俺は本来の強さを取り戻して来ていた)
俺(…いや、それだけじゃ無い。必ず守り切ると改めて誓った信念が俺に力を与えていた)
俺(そしてそれはアスナにも…)
アスナ「スタースプラッシュ!!」ビュンッ!!
リザードマンロード「」ザンッ!!パリ-ン!!
「congratulations!!」
アスナ「はっ、ふぅ…お疲れ様俺君」ストッ
俺「ああ…だがこっちの被害は?」スタスタ
ヒースクリフ「出ていない。血盟騎士団の方はな…」
俺「それなら聖龍連合の方で最初の4人のみか」
俺(第50層は折り返しの層と言う事もあって、血盟騎士団の1軍と聖龍連合の1軍のみの参加で中層ギルドは入れなかった)
俺(竜騎士&暗黒竜と言うRPGでは王道のボスキャラが第50層のボスだったが俺達は何とか突破した)
俺(50層のボス戦へ挑むのに1ヶ月の時間を擁し、ヒースクリフも参加してこの辛勝…)
俺(これまでは1週間も有れば攻略出来てたが、51層からは攻略スピードもかなり鈍化しないと物理的に不可能になって行くだろうな…)
ゴドフリー「しかし、それにしても流石団長ですな。アレだけのボスのブレスの攻撃をガードしてHPがギリギリ黄色にも行って無いとは」
ヒースクリフ「実は最近、防御力の上がるスキルを覚えたのでね…」
俺(防御力の上がるスキル…?基礎ステ以外に防御が上手くなるスキルなんてそんなもんあったっけか?…)
俺(奴の事だし、出鱈目言ってる訳では無さそうだが…)
506 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/01/03(土) 12:20:14.13 ID:oG1qknza0
第47層
フローリア
俺(50層の突破後、俺はアスナと共に47層の景観が良い街にある小さな祠に初詣に来ていた)
アスナ「12月31日までの50層の突破、何とか間に合ったね」
俺「ああ。本当にギリギリだったが…」
俺&アスナ「「…。」」
俺(俺達は血盟騎士団を立てた時に決めていた事がある)
アスナ「突破出来ちゃったんだ…」
俺「…。」
俺「もし年内迄に50層を突破出来なければ、俺とアスナは血盟騎士団の上の立場から退き前線から一時離脱する…」
アスナ「うん…」
俺「正直言って、その世界線に行くのも悪くは無いかと思った事は無いかと言われれば嘘になる…」
アスナ「あっ…//」
俺「だが、血盟騎士団は着実なは成長し50層を突破した」
俺「俺やアスナはもう、血盟騎士団に…攻略組に無くてはならない存在なんだ」
アスナ「そうだね…」
アスナ「でも大丈夫。私は一人じゃ無いから」ニコッ
俺「アスナ…//」アスナ手「」ギュッ
アスナ「ん…じゃあお詣りしちゃおっか//」
俺「ああ」
俺&アスナ「「…。」」パンッ!!
俺(俺の願う事…)
1今度こそ大事な人達を守り切れますように…
2アスナともっと接近出来る年になりますように…
3出来る事ならサチやユナが生きている世界線に行きたかったです…
安価下
507 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/01/03(土) 12:39:17.41 ID:yHbxXnmi0
3
508 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/01/03(土) 12:54:46.01 ID:oG1qknza0
フローリア
俺(この世界に神様が居るとは思わないが…)
俺(でも…もし居たとしたら神様は残酷だ)
俺(俺は出来る事ならサチやユナが生きている世界線に行きたかったです…)グッ
「ショートメッセージが届きました」
俺「ん…?このタイミングでショートメッセージ?…」スッ
アスナ「あ、本当だ?なんだろう?」
「おみくじ「」」
俺「おみくじ?…差出人は運営から?…」
アスナ「あっ、もしかすると私達1月1日にここでお詣りする事で隠しイベントのタスクをこなしたんじゃない?」
俺「そう言うのもあるのか」
アスナ「ねっ、折角だから引いてみない?」
俺「ああ、引いてみるか」スッ
俺(5枚の中から一枚を選べか…?一番端のこれでいいや)ピッ
アスナ「俺君どうだった?私吉だって」
俺「俺は…」
コンマ下二桁
51以上大吉が出た(巻き戻し権利入手)
50以下大凶が出た…
安価下
509 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2026/01/03(土) 13:24:02.78 ID:YgMyBGRFo
あ
510 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/01/03(土) 13:39:00.99 ID:oG1qknza0
コンマ78
巻き戻し権利を使用しますか?
1使用する
2このまま行く(次の編へ)
安価下
511 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/01/03(土) 14:37:16.70 ID:yHbxXnmi0
1
512 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/01/03(土) 15:05:36.16 ID:oG1qknza0
巻き戻し権利を使用します
質問タイムを
1挟む
2直ぐ場所決め
安価下
513 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/01/03(土) 20:22:35.77 ID:1ZPfC0gA0
超巻きの入手方法は?
514 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/01/03(土) 20:31:21.37 ID:m/u5/I9d0
>>513
現状ではありません
515 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/01/03(土) 20:53:35.49 ID:uySOSLYJo
ギルドメンバー1人も死なずにクリアは難しい?
516 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/01/03(土) 21:02:38.70 ID:m/u5/I9d0
>>515
解散した時点で難易度は上がります
運が良いと犠牲者0で行けますが、ユナ>リーテン>シリカ>アスナの順で死にやすくなります
リズは死にませんが和解イベをグリームアイズ戦迄に回収しておかないとキリトがほぼ確定で犠牲になります
517 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/01/04(日) 09:42:54.83 ID:hvBBrmiI0
>>402
以降で指定あった場所から再開します
518 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/01/04(日) 10:57:20.10 ID:e3WVgdh30
472
519 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/01/04(日) 12:29:38.89 ID:VuU55x1vO
472から
第20層
主街区
俺(第1層、第5層、第10層等キリの良い階層の主街区は利便性が他の階層と比べると良かったり、景観が良かったり等プレイヤーが生活の拠点としやすい階層で人が集まりやすい)
俺(俺達血盟騎士団も25層にギルド本部を設立しているが、月夜の黒猫団もここ20層の階層を仮拠点として狩りを行いレベリングを行っていたみたいだ)
俺(月夜の黒猫団…未だ10層クリア前、彼等が未だはじまりの街を出たばっかりの頃のビギナーの頃に俺は戦闘の基礎を教える為に少し絡んだ)
俺(…しかし、その中でも本当は戦う事に…死ぬ事に対して恐怖を抱いていたサチとはその後も少し会って話した)
サチ『私、死ぬの怖い…』
俺(だが…)
サチ『私、きっと俺に甘えてばっかりでアスナさんを困らせちゃうから…だからもう大丈夫』ニコッ
俺(サチは、俺とアスナの間柄を知って自ら身を引き…そしてその後は一度も会っていなかった…)
俺(しかしまさか、キリトを探しに来たこんな所で見かけるとはな…)
俺『サチ、こんな事言っても気休めかもしれないがいつか必ず君の事を守ってくれる人が現れると思う!だから、その…』
サチ『ありがとう俺』
俺『…。』
俺(…俺では彼女を安心させてあげられるナイトにはなれなかった)
俺(しかし、キリトなら……何で攻略組のキリトが月夜の黒猫団と言うレベル差の離れたギルドに入ったのは謎だが…)
俺「うん?…」
コンマ下二桁
31以上宿屋を出て行ったサチがフラフラ一人で何処かへ行くのを見かけた
30以下キリトが転移問前に来た
安価下
520 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/01/04(日) 14:20:39.18 ID:eMd5UTbgO
あ
521 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/01/04(日) 15:13:02.73 ID:l4ijSTvRO
コンマ18
第20層
転移門前
キリト「…。」スタスタ
俺「よう、キリト」スッ
キリト「えっ?あっ…俺?…」
俺「久しぶりだな」
キリト「あ、ああ…。血盟騎士団のお前がどうしてこの層に?前線組は今更こんな層に用は無い筈だろ?」
俺(流石に最前線攻略組のリーダーがこんな層に居たら疑問に思うか)
俺「ちょっとした用事で遠征だよ。用が終わったら直ぐに帰る」
キリト(20層で用事?…)
俺「ちょっと買い物をな。ギルドの居心地は良いか?」
キリト「えっ?どうしてオレがギルドに入った事を…」
俺「ステータスバーのここのマーク、ギルドに入ったら表示されるんだぞ」
キリト「あ…そうだったのか」
俺「フッ、ビーターのキリトでもこれまでずっとソロプレイヤーだったから知らない情報だったか?」
キリト「ははっ、よせよ…。でも、オレも未だ入ったばっかだけど、皆んな良い奴等で悪く無いな…」
俺「ん、そうか…」
俺(何故キリト程の最前線レベルの奴が、レベル差の離れた中層ギルドの黒猫団に入ったのかは分からないが上手くやってるんだな)
俺「…。」
キリト「??どうした?」
サチ『本当は攻略組なんて目指したく無い…戦うのが怖いなんて言えないよ…』
サチ『私、死ぬのが怖い…』
俺(サチ…)
俺(あの日、俺には無理だったが…キリト程の強者ならば、俺とアスナがこのデスゲームをクリアするまでサチを守ってやれる筈…)
俺(ここでキリトの居場所を否定して黒猫団から引き抜こうとするのは、人手無しのする事だが…)
1しかし今は心を鬼にして、キリトを否定して最前線で力を貸して欲しいと頼む(引き抜きする)
2月夜の黒猫団の事、しっかり守ってやってくれ(引き抜きしない)
安価下
522 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2026/01/04(日) 16:29:20.82 ID:Up8hT4jLo
1
523 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/01/04(日) 17:01:37.51 ID:2bjrgrTiO
同じなのでカット
転移門前
キリト「今の攻略を取り仕切っている2大ギルド血盟騎士団と聖龍連合…しかし、どっちも他のギルドと関わらない閉鎖的な空気感がある」
キリト「そこに黒猫団が加われば、その空気感も変えれるかも…いや、彼奴等ならきっと変えれる」
俺「ッ…」
俺(…いいや、黒猫団は一枚岩じゃ無い。サチの問題がある限りは、攻略組に加わるべきじゃ無い)
俺(そうしなければ無駄に命を落とすだけだ…)
俺(だが、そうだ…。黒猫団にはその問題を知っているのはサチから直接相談を受けた俺だけ…)
俺(キリトは俺がかつて黒猫団と少し関わりがあった事を知らないんだ…)
俺『だったら、ケイタ達に言って…』
サチ『皆んな攻略組を目指す為にやる気になってるのに…こんな事、言える訳無いよ…』
俺(サチの誰にも知られたく無い個人的な感情を、俺が勝手に他の人に漏らす訳にはいかない…)
俺(それがキリトだとしても…。だったら…)
俺「フッ、黒猫団を血盟騎士団や聖龍連合と同じ攻略組のレベルまで上げる?キリトが?やめておけ、時間の無駄だ」
キリト「何?…」
俺「昼間少し彼等の戦いを見させて貰ったが、アレじゃ攻略組に来ても使い物にならない」
キリト「なッ…!」
俺「これまで一番多くボス戦を経験して来た俺なら分かる。彼等には才能が無い」
キリト「お、お前…何言って…」グッ
俺「それとも、キリトは彼等を殺すつもりか?」
キリト「ぁ?…」
俺「…下手に彼等に加担して期待を抱かせても、それは逆効果だ。馬鹿な事を考えてるのなら、今の内に手を引いた方が良い」
キリト「ッ……」
コンマ下二桁
61以上少しは響いたが、キリトとは少し気不味くなった…(キリト好感度6に低下。魅力1段階低下)
60以下俺がそんな奴だと思わなかったと失望されて険悪になった(キリト好感度4に低下。魅力1段階低下、カリスマ1段階低下)
安価下
524 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/01/04(日) 17:05:33.45 ID:Ht6VhjQ+o
へい
525 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/01/04(日) 17:33:07.48 ID:aRbOfzBaO
同じなのでカット
宿屋
俺「黒猫団の皆んながフレンドリストから消えてる…?」ゴクリ...
アルゴ『フレンドリストから勝手に名前が消えた時は、向こうからフレンド登録を消されたか』
アルゴ『それ以外の場合じゃ…そのプレイヤーが死んだ時だナ』
俺(い、いやいや…キリトも付いていながら黒猫団が全滅したなんて有り得ない)ブンブン
俺(だとしたら、向こうにフレンドリストを消されたか?…)
俺(俺がキリトに言った、黒猫団には才能が無いって言ってたのが皆んなに伝わったとか…?)
俺(そうだよな。考えられるとしたらそれしか…)
俺(…いいや、冷静になれ。仮にそれが伝わったとしても、消す連中じゃ無かっただろ)
俺(それに…)
俺(あのサチが何の言葉も無く俺を消すなんて…)
俺(だとしたら、やっぱり………黒猫団は…キリト以外が、全滅した…)
俺「ッ……」
サチ『私、死ぬの怖い…』
俺「サチ…」グッ
1俺は混乱して黒猫団全滅の真相を知らなければならないとパニックになりながらキリトを探しに行った
2俺は黒猫団全滅を間接的に知り、1日でも早くこのデスゲームをクリアしなければならない…と逆に決意を更に固めた
安価下
526 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/01/04(日) 18:08:49.08 ID:e3WVgdh30
1
527 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/01/04(日) 18:18:06.18 ID:hvBBrmiI0
同じなのでカット
迷宮区
俺(あの後、単独でキリトを 探していた俺は血盟騎士団に新たに入隊したクラディールと言うプレイヤーの情報でキリトを28層の迷宮区で見かけたと言う情報を入手した)
俺(その情報を信じて、28層の迷宮区の半ばまで来たのだが…)
俺「これは…」
壁「模様「」」
俺「触れる事で開く扉?…」スッ
壁「」ゴゴゴ...
俺「隠し通路って事か」
部屋内「宝箱「」」
俺(真ん中に宝箱が…あからさまなトラップ部屋だな)
俺(まぁ28層くらいのMoBなら仮にここがモンスタートラップ部屋でも今の俺には大した脅威じゃないが…)
俺(今は宝よりもキリトを探してるんだ。余計な事には…)クルッ
包丁「」ビュンッ
俺「なっ!?」カキンッ!!
「よう、相変わらず良い万能速度じゃねえか」
俺「お前は…」
PoH「今更こんな28層に、血盟騎士団の俺様が一人で来るなんてどう言う風の吹き回しだ?」ニヤッ
俺「黒ポンチョの…ラフィン・コフィンか!」
PoH「最近手に入れたこのレア物、お前で試させて貰うぜ」スッ
謎の包丁「」
俺(どうして俺がここに単独で調査に来て居る事が漏れた?…いや、今は…)
俺「くっ…!おおおっ!」バッ
俺(問題無い。例え犯罪ギルドでも攻略組の俺が負ける事は無い!)
コンマ下二桁
61以上俺、部屋の罠は何とか回避するが…(死亡判定へ)
60以下部屋の罠が発動した(俺死亡)
安価下
528 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/01/04(日) 19:40:47.55 ID:e3WVgdh30
あ
529 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/01/04(日) 19:41:55.94 ID:hvBBrmiI0
コンマ55
振り直し
コンマ下二桁
41以上俺、部屋の罠は何とか回避するが…(死亡判定へ)
40以下部屋の罠が発動した(俺死亡)
安価下
530 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2026/01/04(日) 21:36:02.75 ID:Up8hT4jLo
あ
531 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/01/04(日) 21:47:26.45 ID:hvBBrmiI0
コンマ75
迷宮区
包丁「」カキンッ!!
PoH「!?」
俺「でやあっ!」ブンッ!
PoH「フン!」バッ
俺「ッ…」
俺(直撃は失敗した。だが…)
PoH「へっ、流石にKoBのナイト様か」
PoHHPステータスバー「」シュウウッ...
俺「…。」スッ
PoH「こいつも、未強化だとこんなもんか」スッ
俺(何だ奴の武器は?…と言うか、奇襲されてこの部屋内に入ってしまったが…)
俺背後「宝箱「」」
俺(俺の背後にあるこいつは明らかに罠だろう。開けば何らかの罠が発動する…)
俺(今のこの状況では開けられれば俺とて死ぬ可能性がある…)
俺(ここは転移結晶で一旦態勢を立て直すべきだな…)スッ
転移結晶「」
俺「転移結晶が使えない!?まさかここはクリスタル無効化エリアか!?」
PoH「ヘッ!逃げられねえよ!」バッ
俺「ッ…!」グッ
俺(やるしか無い。背後に回らせないようにして戦うしか…)
コンマ下二桁
41以上何とか退けた
40以下しかし、不意に罠が発動されてしまい…
安価下
532 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/01/04(日) 22:01:41.95 ID:7ehYR2QcO
さっさとくたぼれ
533 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/01/05(月) 00:32:11.72 ID:ye+gVCeA0
コンマ95
迷宮区
PoH「そらあっ!」ブンッ
俺(俺の背後の宝を開ければ有利になる事は奴も分かっている筈。ならば…)ブンッ
俺左腕「」ズバアッ!!
PoH左腕「」ズバアッ!!
俺「ぐっ…!」バッ
PoH「ッ…!」バッ
俺&PoHHP「」ヒュ-ン...
俺「フゥ…フゥ…」
俺(お互い片腕欠損の状態異常になったが、これで宝を開けて罠を作動させるには右手の武器を一旦しまわないといけない)
俺(勿論、そんな隙を見せれば俺は躊躇う事無く斬る…)グッ
PoH「なるほど…あん時とは違って、ちゃんとPvPの特訓も積んでたって事か」ニヤッ
俺「これでもう普通に戦うしか無いぞ」
PoH「普通に戦う?へっ!」スッ
俺「…!」
投げナイフ「」ビュオッ!!
俺「くっ…!」カキンッ!!
俺(あの時の麻痺レベル5のナイフか。喰らった所で麻痺耐性特化の俺には少量のダメージしか無いが、反射で反応してしまった)
タッタッタッ
俺「あ…」
「また会おうぜ」タッタッ...
俺「……退いたのか」スチャッ
俺「ふぅ…」
俺(最近ラフィン・コフィンの動きが活発になってるってのは本当だったんだな…)チラッ
宝箱「」
俺(もしかして黒猫団はこんな罠に嵌って?しかし、あの安全第一のケイタがこんな簡単な罠に嵌まるとは考えられないが…)
俺(とりあえず、罠部屋とクリスタル無効化エリアの存在を知ったのは初めてだ…。一応、血盟騎士団の方にも報告をあげておくか)
534 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/01/05(月) 00:34:06.35 ID:ye+gVCeA0
すみません書いてる最中に気付きましたが
>>421
の判定を飛ばしてました
1
>>421
に戻ってやり直す
2このまま行く(ユナ死亡判定から)
安価下
535 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/01/05(月) 00:40:38.07 ID:Mvu4jRPio
1
536 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/01/05(月) 00:45:02.98 ID:ye+gVCeA0
421から
ロンバール
酒場
俺「ど、どうやって…?」ガタッ
アルゴ「少しは落ち着けよ。詳しい経緯は知らないが、リーダー以外全滅したって話を聞いてる」
俺「リーダー以外が?…いや、しかしそのリーダーだって…」
アルゴ「はぁ…最近、20層の主街区の外周で飛び降り自殺があったらしい」
俺「ッ…!」
アルゴ「そのプレイヤーの名前は判別してないが、もしかするとそのプレイヤーこそが…」
俺「…。」ガタッ
アルゴ「うん?…」
俺(キリトを探さないと…。探して、真相を…)スッ
アルゴ「俺っち、馬鹿な事は言わねえ。あんま死人の事を詮索しようとするのはやめとけヨ?」
俺「何?…」チラッ
アルゴ「25層でALSがガセ情報を掴まされて、単独でフロアボスに挑んだ出来事あっただろ?」
アルゴ「アレさ、調べてみたらどうやらガセ情報を吹き掛けたのラフィンコフィンが一枚噛んでたらしいんだ」
俺「……。」
アルゴ「彼奴らは大人しくなんかなっていない。今も虎視眈々と攻略組の邪魔をしようと隙を窺ってんだ」
アルゴ「血盟騎士団の中でもトップ3の俺っちが焦ったら、お前まで死人に引っ張られる事になるゾ」
俺「…忠告、有り難く受け取っとくよ」スタスタ
扉「」カラン...
アルゴ「はぁ…」
アルゴ「月夜の黒猫団とどう言う関係性があったのか知らねえが、あの馬鹿相当動揺してやがるナ…」
アルゴ(何も無いといいが…)
コンマ下二桁
81以上かなり危険なダンジョンで一人でレベリングを行っていたキリトを見つけたが…
41〜80下+アスナに助けられた
40以下見覚えのある者と出会ってしまった…
安価下
537 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/01/05(月) 00:45:50.62 ID:qxbTNeHGO
うい
538 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/01/05(月) 00:58:03.44 ID:ye+gVCeA0
同じなのでカット
迷宮区
俺(あの後、単独でキリトを 探していた俺は血盟騎士団に新たに入隊したクラディールと言うプレイヤーの情報でキリトを28層の迷宮区で見かけたと言う情報を入手した)
俺(その情報を信じて、28層の迷宮区の半ばまで来たのだが…)
俺「これは…」
壁「模様「」」
俺「触れる事で開く扉?…」スッ
壁「」ゴゴゴ...
俺「隠し通路って事か」
部屋内「宝箱「」」
俺(真ん中に宝箱が…あからさまなトラップ部屋だな)
俺(まぁ28層くらいのMoBなら仮にここがモンスタートラップ部屋でも今の俺には大した脅威じゃないが…)
俺(今は宝よりもキリトを探してるんだ。余計な事には…)クルッ
包丁「」ビュンッ
俺「なっ!?」カキンッ!!
「よう、相変わらず良い万能速度じゃねえか」
俺「お前は…」
PoH「今更こんな28層に、血盟騎士団の俺様が一人で来るなんてどう言う風の吹き回しだ?」ニヤッ
俺「黒ポンチョの…ラフィン・コフィンか!」
PoH「最近手に入れたこのレア物、お前で試させて貰うぜ」スッ
謎の包丁「」
俺(どうして俺がここに単独で調査に来て居る事が漏れた?…いや、今は…)
俺「くっ…!おおおっ!」バッ
俺(問題無い。例え犯罪ギルドでも攻略組の俺が負ける事は無い!)
コンマ下二桁
61以上俺、部屋の罠は何とか回避するが…(アスナ到着)
60以下部屋の罠が発動した(俺死亡)
安価下
539 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/01/05(月) 01:15:52.26 ID:VvW3xjd4O
、
540 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/01/05(月) 09:11:57.30 ID:gBXmvXgP0
前回の判定でアスナに助けられてるのに今回でアスナ到着ってどういうことだ?
541 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/01/05(月) 10:19:18.33 ID:ye+gVCeA0
俺死亡(2回目)
分岐から再開
血盟騎士団本部
廊下
アスナ「最近は、あの攻略大好きキリト君でさえも最近は私達に任せっきりで前線に全っく顔出さなくなったしね」
俺「キリトの奴、そう言えば最近何してるんだろ?…」
アスナ「あっ、そうだ!もうALSもDKBも無くなって、キリト君をビーターだって糾弾する人達は攻略組に居ないんだしキリト君ウチに誘えないかな?」
俺「キリトを?…」
アスナ「うん。最後に会った時、そろそろソロは厳しくなって来たって言ってたじゃない」
俺「そりゃあキリトがウチに入ってくれたら、フロアボスの攻略も更にやり易くなるが…」
俺「こんな風にガチガチの攻略組入る気になるかな?」
アスナ「あ、うーん…」
俺「この血盟騎士団の騎士風の衣装も派手だって嫌いそう」
アスナ「派手かな?私はこの白いマント気に入ってるんだけど…」ヒラヒラ
俺(この血盟騎士団の白マントは、第5層の頃にリズに俺が作って貰ったPK戦を見越して麻痺への抵抗値を上げたマントを前身として団員にもそれぞれ用意されたマントだった)
俺(配られた後はボス戦では麻痺攻撃をして来るボスがほぼ居ない為、麻痺耐性から毒やスタンや呪い耐性への他の抵抗値を上げるのに改良してる者が殆どだが…)
アスナ「それにキリト君も、私達と同じでフレンドリストからの居場所の追跡機能切ってるし直ぐに探すのは難しそうかな…」
俺(確かに今のキリトがソロのままなら、血盟騎士団に入ってくれれば攻略が楽になる)
俺(…それに、副団長として攻略の妨げになりそうなのでアスナには伝えてないがキリトになら俺が疑問に思っている事も…)
俺(しかし、そんな急ぐ事でも無いかもしれない。今はそんな事に時間を割くよりも血盟騎士団の団員との連携や信頼関係を築く事を重視した方が良い気も…)
俺(どうする…)
1アスナと共に初期メンバーのコハルやゴドフリー、それに新しくヒースクリフがスカウトした新人の面倒を見る
2攻略やメンバーの事はアスナに任せてキリトを誘う為探しに行ってみる
安価下
542 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/01/05(月) 11:43:46.46 ID:3N4lxHskO
2
543 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/01/05(月) 12:07:08.32 ID:ye+gVCeA0
同じなのでカット
血盟騎士団本部
廊下
俺「アスナ、俺キリトを探しに行って未だソロなら誘ってみるよ」
アスナ「え?」
俺「やっぱ彼奴が血盟騎士団に入ってくれたら戦力的にも経験的にも色々助かるだろうしやり易いだろうからさ」
アスナ「でも次の血盟騎士団のフロアボス攻略の予定日って1週間後だよ?」
アスナ「それまでに団員との懇親会を兼ねたフィールドボス討伐のイベントもあるし…」
アスナ「それに団長が新たなメンバーも何人かスカウトしたって…」
俺「団長でも副団長でも無い俺がそれに出席する必要は無いだろ」
アスナ「確かに絶対参加では無いけど…」
俺「血盟騎士団の攻略の方針はアスナに任せるよ。5日探して見つからなかったら俺も本部に戻る」
アスナ「分かった。気を付けてね」
俺「ああ」
俺(血盟騎士団は俺が新たに立てたギルドだが、仲良くする為のギルドでは無かった)
俺(あくまで仕事仲間だ。そりゃあゴドフリーやコハルのような違う場所で出会っていたら普通に友人になっていたかもしれない様な話しやすい奴等も居るが…)
俺(俺にとっての大事な人達はあくまで、元俺のギルドのメンバー達だ)
コンマ下二桁
71以上キリトを探している間、第22層で武具店を開いていたリズベットと先に出会った
31〜70キリトを見つけた
30以下残念ながらキリトは見つからなかった
安価下
544 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/01/05(月) 15:27:47.78 ID:3BYP5bnAO
はい
545 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/01/05(月) 20:16:41.82 ID:ye+gVCeA0
第22層
コラル湖
俺(キリトを探していた俺は第22層で、探しては居なかったとある人物を見つけた)
リズベット「はぁ〜、迷宮区以外だとMobの湧かないこの層だと全然、客来ないわね」
俺(リズ…?この層をホームにしてたのか…。50メートル先だからこっちには気付いてはいないみたいだが…)
俺(Mobが湧かなくて他の層と比べて安全だから、売り手としては働きやすい層だと思うが…)
リズベット「やっぱ階層変えた方が良いのかしら」
俺(最近はリズ以外にも武器屋が現れ始めて、昔程の大繁盛していない)
俺(それにリズは移動販売をメインにしていて、未だここと言う自分の武具店を持っている訳じゃ無い)
俺(それが客層が付かない原因の一つだろう…)
俺(でも、鍛治の腕は確かだし店を構える階層さえ決めれば固定の客も
付くだろうが…)
リズベット「…今日もお客さんゼロ。もう宿に戻ろうかしら」
俺「…。」
俺(…そういや俺の剣、27層のLAで手に入れた剣は未だ強化してなかったっけ)
俺「ん?…」
リーテン「リズ、防具の修復頼める?」スタスタ
リズベット「あら、リーテンじゃない。久しぶりね」
俺(リーテン?…)
リズベット「うわ、全防具耐久値ギリじゃない。今もソロなの?」
リーテン「ええ。私は私達のギルドのラストソルジャーだから」
俺「…。」
俺(…確かリーテンとはKoBには誘えない理由を示して別れた以来か)
俺(解散したのに未だギルドのメンバーのつもりなのか…)
俺「…。」
俺(もしかするとコミュ強のリーテンならキリトの事を知ってるかもしれないが…)
1リーテンにキリト探しを手伝って貰う
2リズベットに剣の強化を頼む
安価下
546 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/01/05(月) 20:58:19.38 ID:Mvu4jRPio
1
547 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/01/06(火) 00:31:51.47 ID:uCVjlHFT0
第22層
転移門前
リーテン「はぁ…私の願いは無視したのに、キリトさん探しに協力して欲しい…ですか」
俺「あ、ああ…」
リーテン「しかも、キリトさんをギルドに誘う為に…」
俺「うっ…だから言っただろ?血盟騎士団は攻略組第一主義の聖龍連合とは仲があまり良く無いと」
俺「リーテンのタンクとしての実力は認めてる。しかし、PvPとなれば別だ」
俺「戦争は最悪なシナリオだが、もしそうなった場合にリーテンは恋人のシヴァタと戦う事が出来るのか?」
リーテン「…。」
俺「恋人が聖龍連合に居る間は引き取れない」
俺「血盟騎士団に入りたいなら、シヴァタを聖龍連合から脱退させるか…」
リーテン「シヴァと別れるか…?」
俺「ああ。そうだ…そのどちらかの未来を決めれるのなら俺は団長のヒースクリフにリーテンを推薦する」
俺「それを約束した上で今は協力して欲しい。前線は経験者が不足してるから、キリトの力が必要なんだ」
リーテン「…。」
コンマ下二桁
71以上リーテンの決意が固まるまで、共に行動する事になった
70以下キリトの居場所を教えて貰った
安価下
548 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2026/01/06(火) 00:33:47.41 ID:xtWZM35F0
あ
549 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/01/06(火) 00:41:32.80 ID:uCVjlHFT0
コンマ41
同じなのでカット
第20層
主街区
俺(第1層、第5層、第10層等キリの良い階層の主街区は利便性が他の階層と比べると良かったり、景観が良かったり等プレイヤーが生活の拠点としやすい階層で人が集まりやすい)
俺(俺達血盟騎士団も25層にギルド本部を設立しているが、月夜の黒猫団もここ20層の階層を仮拠点として狩りを行いレベリングを行っていたみたいだ)
俺(月夜の黒猫団…未だ10層クリア前、彼等が未だはじまりの街を出たばっかりの頃のビギナーの頃に俺は戦闘の基礎を教える為に少し絡んだ)
俺(…しかし、その中でも本当は戦う事に…死ぬ事に対して恐怖を抱いていたサチとはその後も少し会って話した)
サチ『私、死ぬの怖い…』
俺(だが…)
サチ『私、きっと俺に甘えてばっかりでアスナさんを困らせちゃうから…だからもう大丈夫』ニコッ
俺(サチは、俺とアスナの間柄を知って自ら身を引き…そしてその後は一度も会っていなかった…)
俺(しかしまさか、キリトを探しに来たこんな所で見かけるとはな…)
俺『サチ、こんな事言っても気休めかもしれないがいつか必ず君の事を守ってくれる人が現れると思う!だから、その…』
サチ『ありがとう俺』
俺『…。』
俺(…俺では彼女を安心させてあげられるナイトにはなれなかった)
俺(しかし、キリトなら……何で攻略組のキリトが月夜の黒猫団と言うレベル差の離れたギルドに入ったのは謎だが…)
俺「うん?…」
コンマ下二桁
51以上宿屋を出て行ったサチがフラフラ一人で何処かへ行くのを見かけた
50以下キリトが転移問前に来た
安価下
550 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/01/06(火) 01:26:00.58 ID:IdEjWFJS0
あ
551 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/01/06(火) 10:35:17.74 ID:MeQurJbJ0
夕方
主街区
俺(キリトに声を掛けて返事を聞いたら帰ろうと思ってたが…)
サチ「…。」スタスタ
俺「サチ…?」
俺(こんな時間に宿を出て、一人で何処へ行く気だ?…)
サチ「…。」スタスタ
俺(今回はアスナにB隊を任せた特別任務として来てるから、キリト以外との接触は予定に無かったが…)
俺(サチの奴、もしかして今も…)
俺「……。」スタスタ
橋の下
サチ「…。」
俺「サチ」
サチ「あ……えっ?俺?…」
俺「あ、ああ。えっと、久しぶりだな…」
サチ「うん。半年振りくらいだね」
サチ「そのマント…最前線の血盟騎士団で戦い続けてるってのは本当だったんだね」
俺「あ、ああ…知ってたんだな」
サチ「攻略組を目指してる中層組には攻略組の情報はよく入ってくるからね」
俺「そうなのか…」
俺「って事は、今も黒猫団は攻略組を目指して?」
サチ「うん…」
俺「そう…か…」
サチ「…。」
サチ「…俺とは、もう会えないと思ってたよ」
俺「え?…それは…」
俺(この世界で会えなくなる理由。それは一つしかない…)
サチ「でも、そっか…。こんな所でまた会ってしまうんだ…。変な運命だよね…」
サチ指「膝」グッ
俺「……。」
552 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/01/06(火) 11:15:24.22 ID:MeQurJbJ0
undefined
553 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/01/06(火) 11:17:56.15 ID:MeQurJbJ0
橋の下
サチ「俺はどうしてこの層に来たの?今攻略組が居るのは30層だよね?」
俺「中層組の調査に来たんだ。キリ番の25層、20層、15層は人が集まりやすい場所だから。そしたら…」
サチ「ああ、そうやって血盟騎士団に向いてそうな人を探してるんだ」
俺「まあな…」
サチ「目ぼしい人は見つかった?」
俺「何人かはな」
サチ「それなら私も、一人だけ俺の所に推薦したい人が居るんだけど…」
俺「え?」
サチ「キリトって言うんだけど…聞いた事無い?」
俺「あっ…キリトは…」
サチ「ふふっ、その様子だともう知ってるみたいだね」
俺「…まあな」
サチ「キリトは凄いよ。2ヶ月前くらいに彼がソロで居た所に偶然出会ってウチに入ったんだけど、色々戦いに詳しくって、私なんかと違って戦闘のセンスもあって…」
サチ「彼のお陰で黒猫団はどんどんレベルも上がって成長して行ってる」
サチ「……でも黒猫団に居ても、彼の為にはならないと思うから」
俺「キリトの為にはならない?…」
サチ「うん。キリトは優しいから何も言わないけど、私達のレベル上げに使う時間や攻略に付き合う時間はキリトにとって何のメリットも無いの」
サチ「倒したモンスターの経験値もアイテムも全部私達にくれるから、彼の時間を奪っちゃってるだけ…」
俺「…。」
俺(キリトの奴、最近前線で見かけ無いと思ったら黒猫団に入ってそんな事してたのか…)
俺(そりゃあ確かに俺等と比べてレベリングする時間もあんま取れなくて大変だし、あまり前線へと戻って来なかった訳だ)
554 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/01/06(火) 11:18:39.51 ID:MeQurJbJ0
橋の下
サチ「黒猫団にとってキリトのそれは有難い事だけど、私達じゃ彼に恩を返す事なんて出来ないと思うから…」
サチ「だから攻略組の最前線の人と繋がりを持ってる私が、俺に紹介してあげる事が恩返しになればなって…」
俺「…。」
俺「…でもキリトは、黒猫団にとって重要な人物じゃ無いのか?」
サチ「うん。大事な仲間…強くて、優しくて…ちょっと人間関係不器用だけど良い人だと思う…」
サチ「…。」
サチ「…こんな中途半端な気持ちのまま戦い続けてる私が、未だ生きて俺と再会出来たのもキリトのお陰だと思う」
俺「ッ…!」
俺「だ、だったら…!」
サチ「でもキリトが血盟騎士団に入る事でこのデスゲームが1日でも早く終わって、助かる人が増えるのなら…私はそうするべきだと思う…」
サチ「私達なんかで時間を使わすよりも、もっと有意義に時間を使ってくれた方が私は…」グッ
俺(サチ…)
1サチの言う通りキリトを連れて行く
2恩なんて気にしなくて良い。黒猫団がこのまま成長すれば、何れは攻略組に合流する事になる。それだけでもキリトの功績は大したもんだよ
3…俺はそうは思わない。俺は、サチのような子と出会った事にも今こうして再会した事にも…それも全部意味のある事なんだって思ってる!
安価下
555 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/01/06(火) 11:34:27.16 ID:IdEjWFJS0
3
556 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/01/06(火) 14:58:31.13 ID:MeQurJbJ0
橋の下
俺「…俺はそうは思わない」
サチ「え?…」
俺「俺は…」
俺「サチの様な子と出会った事にも、今こうして再会した事にも…それも全部意味のある事なんだって思ってる!」
サチ「私と出会った意味が…ある?…」
俺「ああ」コクッ
サチ「ッ…分かんないよ!」
サチ「だって私は、俺の隣に居るアスナさん達の様に強い訳でも、戦闘の役に立つ訳でも無くて…戦うのが嫌な弱虫で…!」
俺「それでも、俺はサチと会えて良かったよ」クスッ
サチ「…!」
サチ「どうし──」
ピロンッ
俺「ショートメールか」
サチ「うん…。ケイタが探してる…」
俺「だろうな。こんな時間に居なくなったら…さっさと戻った方が良い。きっと皆んな心配してるぞ」クルッ
サチ「うん…」
俺「それじゃあなサチ。俺もそろそろ戻るよ」
サチ「あっ…あのさ俺…!」
俺「うん?」クルッ
サチ「…またこうして、いつか会って話せる日が来るかな?」
俺「ああ、来るさ。必ず…」スタスタ
サチ「うん…」ニコッ
サチの好感度が8に上昇した
557 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/01/06(火) 15:19:43.46 ID:MeQurJbJ0
同じなのでカット
第11層
タフト
ケイタ「じゃ、行ってくる。転移、はじまりの街」シュンッ
ササマル「マイホーム買うってさ、こんなに感動するもんなんだな!」
ダッカー「オヤジくせーんだよ!」
黒猫団メンバー「「「あはははっ」」」
テツオ「なあ、ケイタが家を買いに行ってる間にさ。少し稼ごうよ!」
サチ「あ、家具を買うの?」
ダッカー「じゃあちょっと上の迷宮に行くか!」
キリト「いつもの狩場でいいんじゃないかな?」
テツオ「上なら短時間で稼げるよ!」
ササマル「俺達なら大丈夫だって!」
キリト「そ、そうか…」
キリト(…まぁ、いざとなれば転移結晶もあるしオレも付いていれば28層までなら何とかなるよな…)
サチ「…。」チラッ
サチ(上の階層か…。大丈夫かな…?キリトもちょっと不安そうな顔してるし…)
サチ(あっ、そうだ)
サチ「ねえ皆んな、ケイタの空いた枠…一人、呼んでもいいかな?」
テツオ「ん?呼ぶって誰を?」
サチ「大丈夫。皆んなも知ってる人」
ササマル「オレ達皆んなも知ってる?あ、もしかして…」
キリト(誰だ?…)
ダッカー「ああ、あの人ならいいんじゃないか?強くなった黒猫団の事見て驚かせようぜ」
サチ「あっ、今はちょっと忙しいから28層の迷宮区の入口で待ち合わせしようって言ってる」ピロンッ
キリト(黒猫団にも親しい奴が居たのか。でも黒猫団のメンバーじゃ無いみたいだし…この世界で出会った奴が。誰だろ?…)
558 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/01/06(火) 15:37:02.96 ID:MeQurJbJ0
数時間後
迷宮区前
俺「すまん待たせた」タッタッタッ
ダッカー「うっほー本物だぁ!」
テツオ「久しぶりっス俺さん!」
ササマル「2時間のみですけど大丈夫でした?」
俺「ああ。大丈夫、偵察隊が情報手に入れてくるまではレベリングくらいしかやる事無かったから」
キリト「…いや、お前だったのかよ…この世界狭いな…」
俺「久しぶりだな。キリトと一緒にダンジョン入るのは」
キリト「ああ。7層のあのイベクエ以来だっけか…」
サチ「あれ?キリトも知り合いだったの?」
キリト「あ、ああ…まぁ…」
サチ「そっか。なら良かった、知り合いならキリトもやりやすいよね」ニコッ
キリト(…気のせいか?なんか最初からオレ等の関係も知ってそうな感じだなサチの奴)
俺「でも28層の迷宮区なんて大丈夫か?…28層と言えばウチのギルドや聖龍連合がレベリングに使ってる階層と1つしか変わらんぞ?…」
ダッカー「大丈夫っスよ。いっつもこれくらいの狩場を使ってるんで」
俺「そんなに?…」
ササマル「今日は俺さんにオレ等がアレから強くなった所見て貰う為に誘ったんですから、何なら後方で見ててくれても大丈夫ですよ」
俺「いや、流石にパーティーには入って…って」
俺「レベル53「」」
俺「でもレベル53はちょっと高過ぎか?…」
テツオ「ご、53はちょっと高過ぎっすね…」
俺「だよな。なら俺は援護に徹するよ。LAは取ってくれ」
サチ「いいの?」
俺「マイホームの家具を買う資金集めだろ?なら今日は俺からご祝儀分だと思ってくれたら良い」
ダッカー「うひょー相変わらず太っ腹」
サチ「ありがと」
俺(サチから、マイホーム買う迄のもし1時間後暇なら一緒に探索したいって誘われただけだったが…)チラッ
サチ「ふふっ」ニコッ
俺(…いや、確かに黒猫団はキリトのお陰で強くなったって言ってたが…そんなに強くなってたのか)
俺(もしかすると本当に攻略組に追い付いて参戦する日も近いのかもしれない…)
キリト「…。」
559 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/01/06(火) 16:08:39.27 ID:MeQurJbJ0
迷宮区
テツオ「どうよ俺さん。オレ等の実力は」スタスタ
俺「ああ、驚いたよ。2層で見かけた時と比べてかなり連携力も高まってる」スタスタ
ダッカー「さっき血盟騎士団もここと近い層を使ってレベリングしてるって言ってましたよね?」スタスタ
俺「あ、ああ」
ササマル「もしかして俺等、マイホームゲットしたら直ぐ攻略組の仲間入り出来んじゃね?」スタスタ
テツオ「マジか!いよいよ黒猫団も攻略組入りって?//」
ダッカー「攻略組ってなったら、俺等黒猫団も血盟騎士団の付けてるようなマントとかで服装統一したいよなぁ」
ダッカー「皆んなどう言う服装にしたいとかある?」
テツオ「ばーか、その前に武器防具の新調からだよ」
サチ「その為にはやっぱりもっとお金貯めないとだね」
俺「はは…」
キリト「実際どうだ?」スタスタ
俺「うん?」
キリト「血盟騎士団を率いてるお前から見て、黒猫団は攻略組でやっていけると思うか?…」
俺「そうだな…。個々のレベルは知らないが…」
俺「戦闘時のタゲ引き、牽制、攻撃の連携力は良い線行ってると思う」
キリト「そうか!未だ早いと思うが、黒猫団が攻略に加われば今の前線組の空気感も変わると思うんだ。だから──」
俺「…確かに今の血盟騎士団と聖龍連合は一触即発で同盟を組んで無い分、かつてのALSやDKBの対立以上に酷いかもしれない」
俺「この空気感を持った黒猫団なら変えられるかもしれんが…」
キリト「が?…」
俺「何かが足りないような…」
キリト「何かって?…」
俺(…いや、気のせいか?ALSやDKBから見た俺の解散させたギルドも外から見るとこんな雰囲気だったのかも…)
ダッカー「お?何だこの模様?」スッ
俺&キリト「「うん?」」
壁「扉「」」ズズズズ...
キリト「隠し扉?…」
俺「こんな所が…」
560 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/01/06(火) 16:29:42.33 ID:MeQurJbJ0
迷宮区
隠し部屋
扉「」ガコッ
俺(攻略組は基本的に攻略最優先で進む為、こう言った隠し通路には手をつけていない事が多い)
俺(しかし…)
部屋の中央「宝箱「」」
俺(部屋の中央に宝がポツンと…。あからさまに怪しい…)
ダッカー「トレジャーボックスだ!?うひょー!」タッタッタッ
テツオ「マジか〜!?」タッタッタッ
ササマル「ラッキー!何が入ってるんだ!?」タッタッタッ
俺「はっ!?お、おい!?」
キリト「待て!?」
ダッカー「へへへへ〜。どれどれ〜?」ガッ
宝箱「」パカッ
部屋内「」ブウ-ン!!ブウ-ン!!
俺「…!」
サチ「な、何?…」
キリト「これは…」
大量のモンスター「「「「」」」」スタスタヒュンヒュン
俺(部屋内に次々とMobが召喚されて行く…)
俺(しかもこの階層に現れるドワーフ族のMobだけじゃ無く、この階層じゃ無く次の階層で現れるゴーレムタイプの奴まで…)
俺「くっ…そうか。ここはモンスター部屋。通常の冒険者なら即死トラップか…」
サチ「即死トラップ?…」ゾクッ
キリト「皆んな!脱出するんだ!」
ダッカー「転移!タフト!」結晶「」スッ
ダッカー「!?転移タフト!」
サチ「クリスタルが使えない…」
キリト「クリスタル無効化エリアか…」スチャッ
俺(クリスタル無効化エリア…。今までそう言うエリアには遭遇した事が無かった…。フロアボス部屋でも…)
俺(しかし、まさかこんな時にで …)グッ
大量のMob「「「」」」
俺「ここの敵、全部倒さないと生き残れないと言う事か…」スチャッ
561 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/01/06(火) 16:57:45.28 ID:MeQurJbJ0
隠し部屋内
俺(27層、28層のMobならレベル50付近の俺やキリトにとってはダメが痛く無いから大した脅威では無いだろうが…)
サチ&テツオ&ダッカー&ササマル「「「「…ッ」」」」スチャッ
俺(恐らく未だレベル30付近のこの4人を同時に守り切るのは厳し過ぎる…)
大量のドワーフ族Mob「「「「」」」」タッタッタッ
キリト「くっ…!」ブンッブンッ!
ドワーフMob「」ズバアッ!パリ-ン!!
ドワーフMob「」ズバアッ!パリ-ン!!
俺(しめた!ドワーフタイプのMobが一番前に出ていたキリトの所へ大量に向かって行ってくれたならば…!)
俺「ゴーレムタイプは俺が引き付ける!ササマルとサチは俺達が撃ち漏らした奴の牽制で足止め!」
俺「テツオ、ダッカーは確実に1匹ずつ仕留め──くっ!」ブンッ
ゴーレムA「」ズバアッ!
俺(クソッ、剣強化に失敗したせいで鋭さが低い…。ゴーレムタイプの奴を突き刺したら引っかかりを感じる…)
ゴーレムB「」ズッ
ダッカー「わ、わあっ!?」タッ
俺「なっ!?馬鹿、ダッカー!?引くな!?そっちは──」
大量のドワーフMob「「「」」」」」
ダッカー「わ、わあああっ!?」背中「」ザクザクザクザク!!!
ダッカー「」パリ-ン!!
俺&キリト「「!?」」
俺「クッソオオオっ!」ブンッ!ズバアッ!
ゴーレムCD「「」」パリ-ンパリ-ン!!
キリト「あああああっ!」ブンッブンッ!
ドワーフA「」パリ-ン!!
ゴーレムE「」パリ-ン!!
俺「…!よせキリト!お前は先にドワーフタイプを…」
ドワーフMob「」ブンッ!!
テツオ「うわあぁぁぁっ!?」パリ-ン!!
キリト「はっ!?」
ササマル「テツオ!?」チラッ
サチ「あ、ああ…」ビクッ!!
ササマル「クッソオッ!」ダッ
ゴーレムG「」ザクッ
俺「よせササマル!?お前は牽制担当だ!ゴーレムタイプに槍攻撃は…くっ!」ブンッ
ドワーフMob「」パリ-ン
ゴーレムG「」ピカ-ン!!
ササマル「!?」
ゴーレムG「」ブンッ!!
ササマル「うわあっ!?」パリ-ン!!
俺「ササマル!?」
俺「くっ…」
俺(駄目だ…。全員咄嗟の状況に落ち着きを保って戦えていない…)
キリト「うああああああっ!!」ブンッブンッ!!
俺(キリトでさえ、かけがえの無い仲間を失い暴走してる…)
562 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/01/06(火) 17:19:31.64 ID:MeQurJbJ0
隠し部屋内
ゴーレムA「」ブンッ!
俺「くっ…!」ブンッ!!
ゴーレムA「」ズバアッ!!
俺(後30体か?クソッ、このままでは全員……いや、落ち着け。この部屋の構造で、生かそうとするなら…)
俺「…!」
ゴーレムD「」ググッ
サチ「うっ…俺…」ググッ
俺「はっ!?サチ!?」タッ
ドワーフ「」タッタッタッ
俺「ッ…邪魔だ!」ブンッ
ドワーフ「」パリ-ン
ゴーレムMN「」サッ
俺「邪魔をするなああっ!」ダッ
部屋内「大量のモンスター「」」
キリト「うううっ!えいっ!!」ブンッブンッ!!
ドワーフ「」ズバアッ!!
ゴーレムB「」ズバアッ!!
キリト「サチ!」
サチ「…!?キリト!」
ゴーレムE「サチ背後「」」ブンッ!!
キリト(ぁ…)
俺(クソッ…駄目だ。こっちも間に合わない…)ググッ
コンマ下二桁
41以上能力を満たしたのか、俺の覚醒スキルが勝手に発動した(サチのみ生存)
40以下誰もマモレナカッタ…
安価下
563 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/01/06(火) 17:33:32.06 ID:IdEjWFJS0
あ
564 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/01/06(火) 18:32:13.50 ID:uCVjlHFT0
すみません判定を変えます
コンマ下二桁
71以上俺の覚醒スキルが発動してサチだけは守り切った(サチ好感度9に上昇、ユニークスキルヒント入手)
31〜70キリトと共にサチだけは何とか守り切ったが…
30以下誰もマモレナカッタ…
安価下
565 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/01/06(火) 18:37:21.63 ID:qrfo42B9O
うい
566 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/01/06(火) 18:49:50.64 ID:uCVjlHFT0
コンマ63
変更したのでもう一度振り直し可能
1振り直す
2これで行く
安価下
567 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/01/06(火) 18:50:41.57 ID:2lV6t8o80
1
568 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/01/06(火) 18:52:27.51 ID:uCVjlHFT0
振り直し
コンマ下二桁
71以上俺の覚醒スキルが発動してサチだけは守り切った(サチ好感度9に上昇、ユニークスキルヒント入手)
31〜70キリトと共にサチだけは何とか守り切ったが…
30以下誰もマモレナカッタ…
安価下
569 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/01/06(火) 18:59:46.86 ID:c4QExEXBO
はよ
570 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/01/06(火) 22:41:56.23 ID:uCVjlHFT0
コンマ86
隠し部屋内
ゴーレム「サチ背中「」」
俺目の前「ドワーフ「」」
俺(ソードスキルを使って目の前のドワーフMobを薙ぎ倒しても、その硬直モーション中にサチの背後で今にも攻撃を振り下ろそうとしているゴーレムにサチがやられる…)
俺(しかし、俺の動作では間に合わない)
キリト「サチ───!?」
俺(ヤケクソに動き回っていたキリトもサチとは距離が遠過ぎる…)
サチ「キリト──!」
ゴーレム「サチ「」」ブンッ
俺(それならもう、俺はこの目で見てるしか無いのか?…目の前で、サチが殺されて行く所を……)
サチ『私、死ぬの怖い…』
俺『俺は…サチの様な子と出会った事にも、今こうして再会した事にも…それも全部意味のある事なんだって思ってる』
サチ『…またこうして、いつか会って話せる日が来るかな?』
俺『ああ、来るさ。必ず…』
ゴーレム腕「サチ背中」ブンッ
俺(俺は…サチを死なせない!!)グッ
俺(約束したんだ。また話そうって!!)
俺目「金色「」」キュイインッ!!
俺「おおおおおっ!!!どけえええ!!」ブンッ!!
キリト「…!」
サチ「俺?…」
ドワーフ「」ズバアッ!!
サチ背後「ゴーレム「腕」」ズバアッ!!
サチ「ッ…!」クルッ
俺「サチ、こっちに来い!」ガシッ
サチ「あっ…」グイッ!
俺「うおおおおっ!」ブンッ!!
ゴーレムBC「「」」ズバアッズバアッ!!
キリト(な、なんだ彼奴の攻撃…?ソードスキル一振りで2体を同時に倒していたのか?もしかして、斬撃の威力が数メートル離れた敵にも貫通した?…)
571 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/01/06(火) 23:23:24.32 ID:uCVjlHFT0
隠し部屋内
俺「今だサチ!こっちだ!」ギュッ
サチ「…!何処に?」グイッ
部屋の角「サチ「」」タッ
サチ「うっ…」ドンッ
俺「そこなら死角から襲われる事は無い。目の前の俺が撃ち漏らした敵に集中しろ!」スチャッ
キリト(そうか。あそこなら人一人くらいなら守れる…!よし、それならオレは彼奴の分まで敵の数を減らす!)ブンッドワーフ「」ザンッ!パリ-ン
俺「それと、これを使って常に緑ゲージを意識しとくんだ!」ピッ
サチ「えっ?…このポーションは?…」ピッ
俺「11層以降クリスタルでのHP回復が主力になった今、中層組にはポーションは時代遅れだろうが血盟騎士団では逆にボス戦以外じゃ滅多にクリスタルを使わないんだ」
俺「これは贔屓にしてる道具屋が改良したハイポーションだ!」ブンッ!
ゴーレム「」ズバアッ!パリ-ン!!
俺「サチの事は…俺が必ず守ってみせる!!」ブンッ!!
ドワーフ「」ズバアッ!!パリ-ン!!
サチ(俺……)グビッ
大量のドワーフ「「「」」」タッタッタッ
俺「何体来ようとここから先へは誰も通さねえ!!えやあああっ!!」ブンッブンッ!!
ドワーフABC「「「」」」ズバアッズバアッ!!
俺背中「」
サチ「俺…」
サチ(君はどうして、そんなにも戦えるの?…)
俺「はあああっ!」ブンッ!!
ゴーレム「」ズバアッ!パリ-ン!
サチ(どうして私なんかの為に、そんなにも必死に……)
俺「ああああっ!」ブンッ!!
ドワーフ「「」」パリ-ン
サチ(これでも、何か意味があるって言うの…?ただ守られるだけの私と出会った事に…?)
俺「ハァ…ハァ…ハァ…くっ、いったいどんだけ出るんだ…」
サチ(いや、違う…?俺だって、好きで攻略組をやってる訳じゃ無い…?)
サチ(もしかして…君も、本当は私と同じ……)グッ
572 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/01/06(火) 23:39:52.54 ID:uCVjlHFT0
隠し部屋内
ゴーレム「」ブンッ
俺「ッ…!」俺顔「」ザシュッ!!
サチ「あっ…」
俺(くっ…流石にサチを守りながら数匹を纏めて相手するのは俺でもキツいか…)
俺(スキル使用後の硬直の際に攻撃を合わされたら避けきれない…)
ゴーレム「腕「」」スッ
俺「チッ…」スチャッ
俺(一旦剣で弾いて…)
俺横「槍「」」ビュンッ!!
ゴーレム腹「槍」ザシュッ!!
ゴーレム「」グッタリ...
俺「!?サチ!?」チラッ
サチ「い、今だよ俺!敵が怯んでる間に」ググッ
俺「…!ああ!!」ブンッ!!
ゴーレム「」ズバアッ!!
サチ「やった!次来るよ!」スチャッ
俺「大丈夫だ。下がってろサチ!」スッ
サチ「大丈夫。俺のくれたポーションでほぼ全快になったから」グッ
俺「いや、だが…」
サチ「前衛を張ってくれたら、牽制くらいは出来るから。私にも手伝わせて」
俺「大丈夫なのか?戦うのが怖いんじゃ…」
サチ「うん。今でも怖いよ…でも、何かを守る為に戦うのは別だから」グッ
俺「サチ…」
俺「…分かった。フォーメーションに組み込む。俺が敵のタゲを引くから動きを止めてくれ」
サチ「分かった!」グッ
俺「行くぞ!」ダッ
ゴーレム「」ズバアッ!!
───────
──────
─────
────
───
─
573 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/01/06(火) 23:54:55.23 ID:uCVjlHFT0
隠し部屋内
キリト「うおおっ!!」ブンッ!!
ゴーレム「」ズバアッ!!
俺「ふぅ……ふー…」
サチ「ハァ…ハァ…」
俺(何とかサチだけは守りきったか。しかし…)
キリト「ハァ…ッ…今ので最後か?…」
俺「もう部屋に敵は居ない。そこの扉は開く筈だが…」
アイスゴーレム「」ドス-ン
俺「こ、こいつは…!」
キリト「まさかイベント用のボス!?」
サチ「さ、さっきのゴーレムより2回りくらい…お、大きい…」
俺「下がれサチ!こいつは31層相当のMobだ。攻撃をくらうと一撃で死亡するぞ」
サチ「う、うん…」スタスタ
俺「…キリト、二人でだが…俺とお前ならやれるな?」スチャッ
キリト「ああ…」スチャツ
俺「行くぞ!」ダッ
キリト「おおおおっ!」ダッ
アイスゴーレム「腕」ブンッ
俺「ッ…!」剣「」キイイインッ!!
俺(くっ…!おっもい!?両手で受け流してもダメージが貫通してきやがる…)
俺HP「」ヒュ-ン
キリト「はああああっ!」ブンッブンッブンッ!!
アイスゴーレム「」ズバアッズバアッズバアッ!!
俺「スイッチ!オオオオオッ!」ブウンッ!!
アイスゴーレム「」ドシュッ!!
サチ(あの二人、同じ直剣使いだけど戦い方も違うんだ。速さと手数だとキリトの方が上だけど、一撃が重いのは俺の方…)
キリト「スイッチ!はあっ!」ブンッパキインッ!!
俺「バーチカルスクエア!」ブウンッ!!
アイスゴーレム「」ズバアッズバアッ!!
俺「これでトドメだ!」振り下ろし「」ブオンッ!!
アイスゴーレム「真っ二つ」バシュウッ!!パリ-ン!!
サチ(さっき俺は黒猫団の連携力は高いって言ってたけど、やっぱり黒猫団とは動きが全然違う。これが攻略組の本気の……)
サチ「皆んな……」チラッ
ダッカー『わぁぁっ!?わあぁっ!』パリ-ン!!
テツオ『うわぁぁっ!?』パリ-ン!!
ササマル『クソオオッ!!…!わぁっー!?』パリ-ン!!
サチ「ッ……」ビクッ!
サチ(皆んな死んでしまったのに、私だけが……)
574 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/01/07(水) 00:23:18.25 ID:ECYic+hi0
タフト
俺(モンスターハウスのトラップに嵌り、黒猫団はテツオ、ダッカー、ササマルの3人が死亡してしまった…)
俺(モンスター全てを倒して生き延びたのはレベルの高かった俺とキリト、そして唯一守る事が出来たサチの3名のみ…)
俺(俺達は黒猫団がホームにしていた第11層タフトまで戻って来ていたが…)
サチ「……。」
俺(リア友で同じ部活の3人を一気に失ったサチは何も話さずに意気消沈し…)
俺(そして…)
キリト「…オレのせいだ。オレが…レベルを偽ったから…」ブツブツ...
俺「キリト…?」チラッ
キリト「…。」
俺(サチと同じくらいにショックを受けていたのが、黒猫団を育てて自信を付けさせたキリトだった…)
俺(そう。確かに黒猫団は強くなった…しかし、フロアボス戦を未経験の彼等には覚悟が出来ていなかった…)
俺(前線ではしばしば目にする事があるが、彼等はずっとサークルのようなノリで狩りを行っていた)
俺(…リーダーのケイタの安全マージンをしっかり取るやり方が、ダッカー達の油断を招き完全に裏目に出てしまった)
俺(もし、あの場にケイタが居ればトレジャーボックスを怪しんで触らせなかっただろう…)
俺(それでも俺達は、あの部屋で何が起きたのかを黒猫団のホームで待っている筈の団長のケイタに報告しないといけない…)
キリト「ケイタへの報告は責任持ってオレがしてくる…」
俺「キリト?…」
キリト「俺はサチに付いていてやってくれ…今一番辛いのは、目の前でリア友を3人も失ったサチだと思うから…」
サチ「………。」
俺(確かにサチはあの部屋を脱出した後も、ずっと指先が震えている…)
サチ手「」ブルブル...
俺(極限状態で戦っている最中はアドレナリンが出て麻痺していたが、圏内に戻って来てから緊張の糸が逸れて感情の波が押し寄せたんだろう…)
キリト「サチはお前の事信用してるから…頼む…」
俺「…。」
1キリトの願い通り俺がサチに付いていてやる
2いいや、今のサチに必要なのは俺じゃ無くキリトだ。ケイタには俺から報告しておくよ
安価下
575 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/01/07(水) 00:24:42.38 ID:zmcchSIh0
1
576 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/01/08(木) 14:58:31.95 ID:VgYtD2XS0
タフト
俺(俺は報告はキリトに任せて、サチに着いていてやる事にした)
俺「サチ…」
サチ「……。」
俺(ただ、着いてやると言っても何て声を掛けるべきか分からない…)
俺(今の俺に出来るのはキリトがケイタを連れて来るまで、一緒に居てやる事くらいだ)
サチ「…。」
サチ「私、さ…」
俺「うん?…」
サチ「黒猫団の中で一番最初に死ぬのは、私だと思ってた…」
俺「…。」
サチ「だってダッカー達には、攻略組に加わりたいって明確な目標があったから…」
サチ「でも私は…私には何も無かった…。ずっと怯えて、本当ははじまりの街から出るのを嫌がって…」グッ
サチ「そんな覚悟すら持って無かった、流されてただけの中途半端な私が…」
俺「いや、サチは別に臆病なだけじゃ無いさ」
サチ「え?…」
俺「本当に臆病なだけなら、今ここに生きて帰れては居ない筈」
俺「…あの窮地の時、ただ守られるばかりじゃ無く俺と共に戦う意志を見せたのはサチ自身だ」
サチ「…。」
俺「ずっと怯えていたサチだが、それでも戦おうと言う意思を示せたのは何かキッカケがあったんじゃないか?」
サチ「私は…ただ…」
ピロンッ
俺「ん?…キリトからショートメール?…」
俺(ケイタへの報告が終わってホームへ来てくれって合図か…いや、違う!?)
俺「ケイタが!?」
サチ「えっ?…」
577 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/01/08(木) 15:31:21.32 ID:VgYtD2XS0
ロンバール
外周
キリト「…。」
俺「キリト!」タッタッタッ
俺(俺とサチは、ダッカー、テツオ、ササマルの3人が死んだ階層の主街区の外周にキリトから呼び出されてそこへ向かった)
サチ「ハァ…ハァ…キリト。ケイタは?…」
キリト「…死んだ」
俺&サチ「えっ?…」
キリト「ケイタはテツオ達の死んだ階層のこの外周から身を投げて自殺した…」
俺「なっ…!?」
サチ「嘘!?」
キリト「…。」
キリト「は、ははっ…あはははははっ」
サチ「キリト?…」
キリト「ケイタの最期の言葉、何だったと思う?」
俺「…?」
キリト「ビーターのオレが、黒猫団に関わる資格なんて無かったんだ。だってさ」
サチ「ッ…!」
サチ「そ、そんな事無いよ。だってキリトは私の事を守って…」
キリト「…いいや、ケイタの言う通りだ」
サチ「え?…」
俺「…。」
キリト「黒猫団はビーターのオレが入るまで、十分に安全マージンを取って行動するケイタによって統率されて来た…」
キリト「…ただこのゲームはハイリスクハイリターンな所があるから、リスクを避けた黒猫団のレベリングの速さは他の攻略ギルドには劣り攻略組とはどんどん差を付けられて行ったんだ」
キリト「でも、黒猫団はそれで良かった…。所詮KoBや聖龍連合の命懸けで攻略を目指してる攻略組と違って、このギルドはたま部活の集まりだっただけのエンジョイギルド…」
キリト「その歯車を狂わせてしまったのはオレだ…。オレが、自分のレベルを偽って黒猫団に入ったから…」グッ
サチ「…ッ」
キリト「オレが入った事で、黒猫団のその法則は崩れて攻略組に近付けるかもしれない…自分達は強いのだと錯覚を起こさせてしまった…」
キリト「その結果がこれだ…。黒猫団が壊滅したのは全てオレのせいだ…」グッ
サチ「キリト…」
俺「…。」
俺(これがエンジョイギルドの成れの果て…。この結末が予想出来たから、あの時俺も俺のギルドを解散させたんだ…)
578 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/01/08(木) 15:54:29.98 ID:VgYtD2XS0
ロンバール
キリト「…。」
「月夜の黒猫団のリーダーがケイタが死亡しました。月夜の黒猫団を引き継ぎますか?」
サチ「これ…」
俺(ギルドリーダーが死んだ為に、サチよりもレベルの高かったキリトにギルド存続の権限が…)
キリト「……。」スッ
「いいえ」ピッ
サチ「あっ…」
「月夜の黒猫団を解散しました」
キリト&サチステータスバー「ギルドマーク」ヒュン...
サチ「黒猫団が解散した?…」
キリト「…。」スタスタ
俺「キリト、これからどうする気だ?…」
キリト「………今は、一人にしておいてくれ」スタスタ
俺横「キリト「」」スタスタ...
サチ「キリト…」
俺「……。」
俺(血盟騎士団のメンバーとしては、フリーになったキリトを誘うべきなのだろうが…)
俺(俺には今のキリトを誘う事は出来なかった…。今前線へ復帰させれば、彼奴は間違い無く早死にしてしまうのが分かりきっていたから…)
俺(今の彼奴の心を癒せるのは俺やアスナでは無く、同じ黒猫団に居たサチだけだ…。しかし…)チラッ
サチ「ケイタだけじゃ無く、キリトまで……」
サチ「黒猫団も解散して、私……全部無くなっちゃったの……?」
サチ「皆んな、居なくなっちゃった…」
俺(リア友4人の死を経験したサチ自身も、今はかなり疲弊している…)
俺(今はキリトを優先するか…それともサチを…)
1サチ、キリトの事を追ってくれ。今のキリトに必要なのはサチだ(キリトを優先する)
2…いいや、サチは一人なんかじゃ無い。未だ俺が居るだろ(サチを優先する)
安価下
579 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/01/08(木) 16:16:11.22 ID:hHkPYNc70
2
580 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/01/08(木) 18:33:12.01 ID:VgYtD2XS0
ロンバール
俺「…いいや、サチは一人なんかじゃ無いさ」スッ
サチ「えっ…」
俺「未だ俺が居るだろ」
サチ「俺…」ウルッ...
俺「俺が必ず、このデスゲームからサチを生きて返してやる。必ず…!」
サチ「ッ…うん……」ポロポロ...
俺(キリトの方も心配だが、今は一人にしてくれと言っていた…)
俺(だがそれは今だけ…。いつになるか分からないが、彼奴ならこの悲劇を乗り越えて前線へ帰って来る)
俺(あの言葉を信じて、俺は今はサチに着いていてやろう)
俺(とりあえず、黒猫団はもう無くなってサチが攻略組を目指す理由はもう無いんだし…前に本人が望んでたはじまりの街へと送るか)
はじまりの街
転移門前
俺「じゃあ俺はこの後血盟騎士団に戻らないといけないから、一旦本部に戻るけど…」
サチ「うん。色々ありがと…ごめんね…」
俺「いや…もし何かあったら直ぐ連絡してくれ」
サチ「大丈夫だよ。はじまりの街だし、何かなんて起きないよ…」
俺「まぁ、そうだと良いが…それでもな」
サチ「うん…」
俺「それじゃ」
サチ「攻略、頑張ってね俺…」
俺「ああ」シュンッ
サチ「……。」
サチ「ッ…」サチ手「」グッ...
581 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/01/08(木) 19:50:07.27 ID:VgYtD2XS0
夜
宿屋
俺(血盟騎士団本部にて、俺は今日起きた事を報告書に出してアスナと共に宿へ戻った)スタスタ
アスナ「でもクリスタル無効化エリアか。俺君はあると思うって言ってたけど、まさかこんな早くから用意されてるなんてね…」
俺「いや、俺もフロアボス部屋にしかまさかあんなデストラップは無いと思ってたよ」
俺「だがまさか、27層であんなトラップがあるなんて…」
アスナ「今後は血盟騎士団の攻略部隊も臨時に対応出来るメンバーを2人ずつは隊に入れて動くべきかしら…」
俺「色々と配置を動かした方が良いのは確かだろうな」
アスナ「それも私がやるのかしら?…」
俺「ヒースクリフはスカウトや他のギルドとの政治で忙しいらしいからな。攻略はアスナに任せてるから、やるしか無いだろ」
アスナ「それは分かってるけど…未だゴドフリーもコハルもリーダーを任せれるくらいには成長しきって無いのよね…」
アスナ「でも私や俺君だけの2パーティーだけじゃあ回らないし…とりあえず今日は早目に寝ましょうか」
アスナ「俺君も色々あって疲れてると思うし」
俺「…まぁそうだな。ごめん」
アスナ「ううん…。私もきっと、俺君のように目を掛けてたギルドが壊滅したら複雑だと思うから…」
アスナ「じゃあ、また明日ね」
俺「ああ、おやすみ」
扉「」バタンッ
俺(俺も自分の割り当てられた部屋に行って休むか)スタスタ
582 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/01/11(日) 14:48:17.40 ID:YFmqRFDb0
宿屋
俺部屋
ベッド「」
俺「…。」
俺(寝る前、俺はどうしたら黒猫団を助ける事が出来たのか考えていた)
俺(中層組の黒猫団4人に攻略組の俺とキリト…)
俺(幾らデストラップだったとは言え、俺があの場でもっと上手くやればダッカー、テツオ、ササマルの3人を助けられていたんじゃないか?…)
俺(……いいや、初めて起きた本当に命を失うかもしれない非常事態で黒猫団全員が混乱していた)
俺(モンスターの数も50は超えていたし、偶然居合わせただけの俺一人ではどうにも出来なかっただろう…)
俺(この結果を変えるには、そもそもあの場で全員が罠を疑うくらい緊張感を持たせて罠にかからない必要があった)
俺(そうするにはどうすれば良かったんだろう…)
俺(自責によって押し潰されて身を投げたケイタはどうだ?…ビーターのキリトに怨みを吐きながら死んだらしいが…)
俺(それこそアレか…。キリトじゃ無く、俺が報告に行っていればケイタも…少なくとも、キリトはまた人間不信になるような言葉を吐かれる事にはならなかったのかも…)
俺「……結局俺は、サチしか助けられなかったのか」
俺「サチしか……」
俺(いいや、本当にサチも助けられたと言うのか?…)
俺(彼女もきっと、この先ははじまりの街で毎日怯えて泣きながら生きて行くだけの……)
サチ好感度9以上
コンマ下二桁
21以上サチが訪ねて来た
20以下そのまま翌朝へ
安価下
583 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/01/11(日) 15:08:56.47 ID:Fuv0xW45O
はい
584 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/01/11(日) 17:06:51.09 ID:YFmqRFDb0
コンマ47
宿屋
扉「」コンコン
俺「ん?」
俺「アスナか?何か今日の内に話し忘れてた事とかあったっけ?」スタスタ
扉「」ガチャッ
サチ「あ…」
俺「え?…サチ?…」
サチ「ご、ごめんねこんな時間に…」
俺「あ、いや…どうした?何かあったらショートメールでって…」
サチ「ううん…そうじゃなくて…」
俺「???」
サチ「…怖かったから。今日だけ一緒に…」
俺「あ…」
サチ「ダメかな?…」
俺「…。」
俺(そうだ…。未だ俺が居るって言ったんだよな…)
俺(アスナへの罪悪感もあるが、せめて今日くらいは…)
コンマ下二桁
41以上アスナは来ずだった
40以下サチを部屋に招いていたらアスナも来て面倒な事になった…
安価下
585 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2026/01/11(日) 17:43:45.05 ID:r+Eaoljto
あ
586 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/01/12(月) 13:03:59.78 ID:96YPdtWPO
コンマ05
ベッド
俺「……。」
サチ「…。」
サチ「ごめんね。突然押しかけて…迷惑じゃ無かった?…」
俺「いや……別に良いさ」
サチ「良かった…」
俺(俺の借りた一人用の部屋の宿のベッドに男女が背中合わせに寝てる…)
俺(サチの足が偶に当たり、普通なら興奮するシチュエーションだが今日だけはそんな気にならない…)
俺(目の前で死んで行く黒猫団を助けられ無かった事に、俺自身も疲弊していたと言う事か…)
サチ「……。」
俺(疲れも酷いし、何なら俺の方がサチより先に寝てしまうかも…)ウツラウツラ...
俺手「サチ手」ギュッ
俺「ッ…!」ビクッ!!
俺「サチ?…」
サチ「……ごめん」
俺「……。」
俺(顔は見えないが、泣いてるのか?…)
サチ「私ね…。今も怖いんだ…」
サチ「モンスターにやられてHPが0になった瞬間のダッカーやテツオの最期の顔が何度もフラッシュバックして…」ブルブル...
サチ「どうして私だけが、生きてるんだろうって……」
俺「サチ…」
サチ「ケイタも皆んなを追って死んだのに…このまま私だけが生きていて良いのか分からないの…」
俺「ケイタの自死はリーダーとして背負い込み過ぎた結果だ。サチには関係無いさ…」
サチ「でもッ!こんな私なんかが生き延びたって…意味なんて何も…!」クルッ
俺「……。」
1…意味ならあるさ。俺はサチが生きててくれて嬉しいよ(振り返ってサチを抱きしめる)
2サチだけがあの場を生きた事にも、きっと意味があるって俺は信じてる…
安価下
587 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/01/12(月) 16:15:44.82 ID:usWlhhFbO
2
588 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/01/12(月) 17:50:06.37 ID:l7/pr95y0
俺部屋
俺(…彼女の震えを止めるには、言葉では届かない。もっと俺がサチに寄り添ってあげる必要があるのだろう)
俺(しかしそれは…)
アスナ『俺君、お弁当一緒に食べよう』ニコッ
アスナ『私が俺君を死なせない!絶対に!!』ビュオッ
俺「……。」
俺(俺にはアスナが居る。だから、これ以上は……)
俺「サチだけがあの場を生きた事にも、きっと意味があるって俺は信じてる…」
サチ「意味…なんてあるのかな?…」
俺「それを探す事こそが、生き延びた者の使命なんじゃないか?」
サチ「私の……」
俺「ああ…」
サチ「うん。頑張ってみる…ありがとう俺…」
俺「いいや…。ごめん、サチ…」ボソッ…
サチ「え?…」
俺「…。」
サチ「…。」
サチ(…フッ)
サチ「あのね俺。今日だけはこのまま手を握ったまま寝ても良いかな?明日の朝、はじまりの街へ帰るから…」ギュッ
俺「ああ…」ギュッ
サチ「ありがと。俺」
俺「…。」
俺(俺は彼女の手を握りながら、いつの間にか人と触れ合う事で逆に俺が安心させられたのか眠っていた…)
サチ「……。」
サチ「さよなら。俺…」ニコッ
──────
─────
───
──
589 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/01/12(月) 17:54:44.84 ID:l7/pr95y0
翌朝
俺部屋
俺「サチ…?」キョロキョロ...
俺(サチと眠った翌朝、俺の部屋にサチの姿は無かった)
俺「先にはじまりの街へと戻ったのか?いや、そんな遅寝はして無いつもりだが…」キョロキョロ
机「クリスタル「」」
俺「記憶結晶?…」スッピッ
サチ『俺、黒猫団の事。そして私の事……色々とありがとう。俺と話したお陰で、私は少しだけ落ち着いたので先にはじまりの街へ戻ります』
サチ『私は今後、俺の言ってた通り私が生き延びてしまった理由を探して生きて行こうと思います』
サチ『…でも、俺がずっと側に居るって思ったら私はきっと今後も攻略組でとても忙しい俺を頼ってしまうのは分かりきってるから…だから、フレンドリストは削除させて貰うね』
俺「なっ…!?サチ!?」スッ
俺(サチがフレンドリストから消えてる?…)
サチ『きっと今頃心配してると思うけど、もう私は大丈夫だから。私に向ける心配は全てアスナさんに向けてあげて』
俺「サチ…」
俺(……そうだ。彼女はずっと、自分が入る事で俺とアスナの関係の事を気にしていてくれていた)
俺(だから、何か勘違いが起きてしまう前に…)
サチ『それから…』
俺「??」
サチ『もし、デスゲームをクリアした時にも私が生きてたら……いつかリアルで会ってお話ししようね。それじゃ、バイバイ。ありがとう俺…アスナさんの事、守ってあげてね』
記憶結晶「」コトッ
俺「サチ……」
俺(こうして、サチはあのデストラップを生き延びたがフレンドリストを削除して俺の前から姿を消した)
俺(攻略組の俺と、そしてはじまりの街へと行ったサチ…。この二つの未来が交錯する事はきっともうこない…)
俺(他の元メンバーと違ってもう2度と、このアインクラッドでサチと会う事は無いだろう…)
590 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/01/12(月) 18:06:15.15 ID:l7/pr95y0
宿屋前
俺「さてと、血盟騎士団本部に顔出して…」スタスタ
アスナ「…。」
俺「あれ?アスナ?…今日はA隊のレベリングじゃ?…」
アスナ「…ええ、そうだったけど早朝俺君の部屋を訪ねようとしたら女の子が出て来たの」
俺「あっ…ち、ちがっ!それは…彼女は!」
アスナ「最初はちょっと驚いたけど、部屋から出て来た子に言われたの…」
俺「うん?」
サチ『俺君の事、私の代わりに守ってあげて欲しいって…私の分まで…』
アスナ『えっ?…』
サチ『私には、俺の隣に立つなんて出来ない事だからお願いね…アスナさん…』
アスナ『ま、待って!貴女は…』
サチ『…。』スタスタ
アスナ「あの子がもしかして例の黒猫団の唯一の生き残りのメンバーの…」
俺「ああ…。サチだ…」
アスナ(月夜の黒猫団の生き延びた一人って、女の子だったのね)
俺「昨日の報告通り、仲間が皆んな死んで行って、サチは生き延びたけど…俺以外誰にももう周りに知り合いが残らなくて…」
アスナ「そっか。だから怖くなって俺君の所に…」
俺「ああ…」
アスナ「やっぱりあの子、そうだったんだ…」
アスナ「…。」
俺「アスナ?…」
アスナ好感度9
コンマ下二桁
91以上アスナ「…でもそれはそれ。これはこれよね?//」
90以下アスナ、俺やサチを信じて納得した
安価下
591 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/01/12(月) 18:30:43.42 ID:+B5teo1Qo
あ
592 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/01/13(火) 13:02:56.66 ID:KSCTzWCg0
コンマ42
同じなのでカット
酒場
アルゴ「それで、俺っちの方はどうなんだよ?何かクロと断定出来そうな証拠は出たのか?」
俺「いいや、近くで見張ってるが全然だ…」
アルゴ「やっぱあの団長、VRゲームが上手いだけの普通のプレイヤーなんじゃないか?」
俺「そうなのかな…。まぁそっちの方が本当は安心は出来るんだが…」
アルゴ「しかし俺っちも大胆だよな。茅場晶彦本人かもと思った人物を自分の攻略組の団長に置くなんてサ」
俺「奴を見張る為には近くに置いておくのが一番良いと思ったんだ」
アルゴ「でもあーちゃんにも、血盟騎士団を作ったその真の理由を教えてないんだろ?」
俺「ああ」
俺「…と言うかアスナは嘘をつくのがかなり下手くそだからな。伝えたら即ヒースクリフを疑っている事にもバレるだろう」
アルゴ「まぁあーちゃんには悪いが、あの子が嘘付けないの子なのはオイラも容易に想像出来るナ…」
俺「もし奴がクロだった場合、何かをしようとしたら巻き込まれるのは俺の近くに居る人達だ…」
アルゴ「その為にあーちゃん以外の仲間を全員遠ざけたか」
俺「ああ…ヒースクリフがクロだった場合、俺の近くに居るのが一番危険だ」
アルゴ「でもその事が裏目に出なきゃ良いけどナ」
俺「…。」
俺(確かにその可能性は大いにあった。特に戦闘スキル自体がないユナや武具スキル全振りのリズベット…)
俺(だが彼女等の居場所はこっちからはフレンドリストで見えている)
俺(リズベットは恐らく23層付近で武具屋を構え、ユナは下位の層を転々として上位層へ来る事はあまり無い)
俺(俺と居るよりも、安全圏に居る彼女等の方が遥かに安全な筈だ…)
コンマ下二桁
91以上C隊のノーチラスからショートメッセージが入った
90以下ノーチラスは俺を頼らずC隊のみで解決しようとしたが…(ユナ死亡。ノーチラス脱退)
安価下
593 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/01/13(火) 13:23:30.06 ID:esKOwwuuO
あ
594 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/01/13(火) 14:27:53.97 ID:+KbplEh90
コンマ06
同じなのでカット
俺部屋
アスナ「ごめん。友達の死に急に取り乱したりして…こんなの血盟騎士団副団長がしてちゃいけないよね…」スンッ
俺「いや…」
アスナ「でもごめん…。今だけは…俺君の前でだけは…ッ…うっ…ああぁぁぁ…」ポロポロ...
俺「……。」ギュウッ
俺(初めて出た、身近な存在だったプレイヤーの死…)
俺(それは、俺やアスナの精神を疲弊させるには凄い効果があった…)
俺(このまま時間をかけて第100層まで攻略を続けて行けば、今後もきっといつかこう言う事が起きるだろう…)
俺(それを逃れるには、茅場晶彦との完全決着のデュエルしか無い…)
俺(だが、今の俺ではただ無謀に挑んだ所で無駄死にするだけだろう…)
アスナ「うっ…くっ…」ポロポロ...
俺(彼女の事を守る事も出来ずに……)
1俺は逆に吹っ切れて他の誰が死んだとしても、アスナの事だけは必ず守ろうとアスナを強く抱きしめ返した
2ユナの死を目の当たりにしたからか、半年前以来会っていないリズベットやシリカの方は大丈夫なのかと気になった
3(そう言えば、アルゴの奴蘇生アイテムがどうとか…それが有ればもしかしたらユナを…)
4この悲劇をこれ以上産まない為には力を付けるしか無い…。茅場晶彦に勝てるだけの力を…
安価下
595 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/01/13(火) 14:40:02.59 ID:7jDQs0two
3
596 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/01/16(金) 00:14:42.60 ID:CUlFwPY20
血盟騎士団本部
俺(そう言えば、アルゴの奴蘇生アイテムがどうとか…それが有ればもしかしたらユナを…)
俺(この世界で死んだ人間はその直後にナーヴギアから出力されたマイクロ派によって脳を焼かれて死に至る…)
俺(…しかし、この世界から出る事が不可能な俺達にはそれを観測する事が出来ない)
俺(実際には直後では無く、死んだ人間はクリアするまで一時的にデータが管理者側のサーバーに保管されてクリア後に一斉に焼かれるのだとしたら?…)
俺(そうだとしたら蘇生アイテムと言うのも…)
俺(…ただそうであって欲しいと希望的な予測だが、もうそれに賭けるしか無いか)
俺(ただ問題は年に1日限定のフィールドボスであると言う事…)
俺(そのレア度から、レアアイテム狙いのプレイヤーの多くがそれを目指すだろう)
俺(年一のレアアイテムと言う事ならば間違い無く聖龍騎士団も精鋭を率いて動いてくる筈…)
俺(そうなれば奴等も攻略組のギルドだ。ソロで対抗は幾ら俺でも厳し過ぎる…)
俺(血盟騎士団で動く事が許されるならば奴等にも対抗出来そうだが、血盟騎士団を私情によって動かす事は俺やアスナは愚か団長のヒースクリフにも許されていない禁止ルールだ)
俺(…だからと言ってフロアボス攻略指揮を一任されているアスナを連れ回す訳にもいかない)
俺(しかし、他に頼れそうな攻略組に匹敵するプレイヤー…)
俺(キリトは黒猫団が壊滅した後、行方不明になったし……リズやシリカは対プレイヤー戦には厳しい…)
俺(エギルももう前線から離れて長いし…リーテンは…)
俺(…もし誘ったとして、聖龍連合と戦う場合になったらリーテンとシヴァタの恋人同士で…)
俺(そうなれば最悪の場合は、取り返しの付かない事が起きる可能性も…)
1リスクが高いが、無茶なレベル上げをしてソロで挑む
2リーテンを誘ってみる
安価下
597 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2026/01/16(金) 00:45:30.71 ID:TJOh03fC0
1
598 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/01/16(金) 01:53:48.90 ID:CUlFwPY20
第48層
俺「…来たな」シャキンッ
大量のアンデット系Mob「「「「」」」」ガシャガシャ...
俺(このエリアに現れるアンデット系のMobは一度に大量に現れる)
俺(そして、面倒なのが状態異常攻撃が異様に多い事と一度倒しても直ぐに次のMobが湧いて復活する事だ)
俺(倒した時の経験値も上手く、現在のレベリングには最効率だが最前線なのもあって1体1体の攻撃力がやけに高い…)
俺(…ハイリスクハイリターンだが俺達はゲームと違い、一度死ねば2度と復活出来ない為にここは血盟騎士団でさえレベリングの場所は使っていない)
俺(だが、ここを一人で戦い抜く事が出来れば12月25日の年一回のレアアイテムも…)グッ
俺「うおおおおおっ!」ダッ
俺(待ってろユナ。こんな所で俺は死なない。そして、俺が必ず…!)ブウンッ!
コンマ下二桁
76以上俺は無茶なレベリングにも成功し、かなり強くなった
75以下俺死亡
安価下
599 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/01/16(金) 02:01:19.86 ID:N83HT5QJO
あ
600 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/01/16(金) 02:21:18.21 ID:CUlFwPY20
コンマ86
1ヶ月後
12月24日22時
第35層
迷いの森
俺「ここか…」
俺(アルゴから買った情報だと、この層の迷いの森の何処かにある捻れた大きな枯れたモミの木にイベントボスが出現するらしい)
俺(…レベル上げには成功した)
俺ステータスバー「64レベル「」」
俺(アスナよりも更に9レベルも高い。逆に高くなり過ぎて、アスナから背負い込み過ぎじゃないかと心配されるくらいだったが…)
俺(今回はそれでも不安なレベルだ…)
俺(恐らくボスの強さはパーティーで挑むレベルに設定されていて、ソロで挑むのは今の俺のレベルでも5分な自殺行為…)
俺(そしてそのボスへ辿り着く前に、戦いを避けては通れないのが…)チラッ
ヒュン...
俺(来たか…。俺と同じ、蘇生アイテムを狙うプレイヤー)グッ
コンマ下二桁
91以上風林火山
71〜90風林火山+大量の聖龍連合
21〜70大量の聖龍連合(リンド、シヴァタ、ヤマタ)
20以下キリト
安価下
601 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2026/01/16(金) 03:03:46.49 ID:DX21oqUio
あ
602 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/01/16(金) 15:05:07.98 ID:CUlFwPY20
コンマ49
迷いの森
ヤマタ「この時間にこの森に居るって事は、レアアイテムを狙ってるって事か」
俺(聖戦士の元ギルドマスターヤマタ…って事は、やはり来たのは…)
リンド「待て。クリスマス限定の蘇生アイテムは我々聖龍連合が頂く」
俺「…。」
シヴァタ「ソロプレイヤーか?よくここまで来れたな」
俺(聖龍連合か…。攻略組の外交問題へ発展させたく無かったから、今の俺は黒マントのフードを装備して顔を隠してる)
俺(リンドやシヴァタは俺と言う事に気が付いて居ないようだな…)
リンド「ソロでこの地に居ると言う事はそれなりに自信があるのだろうが、聖龍連合の名は君も知っている筈だ」
俺「…。」
リンド「我々もこんなクリスマスに争いはしたくない。だが、どうしても引いて貰えないと言うのであれば…」
俺「……。」スチャッ
リンド「なっ!?歯向かう気か?」
ヤマタ「リンドさん、もう良いでしょう。こいつもやる気みたいだし、ちょっと現実見せてやろうよ」シャキンッ
シヴァタ「このデスゲームを早くクリアする為には、レアアイテムは攻略組が使うべきだ。悪く思うな」シャキンッ
俺(武力を翳してレアアイテムを狙う聖龍連合のやり方は変わって無いな。しかし、数がやけに多いな…)
聖龍連合プレイヤー達「「「「」」」」
俺(リンド、シヴァタ、ヤマタの3幹部に15人のプレイヤー…3パーティー)
俺(…それだけこのイベントに全力と言う事か)シャキンッ
リンド「…忠告はした。それでも抵抗すると言うのならば仕方あるまい」スチャッ
コンマ下二桁
41以上俺は強さを見せつけ聖龍連合を退かせた
21〜40俺敗北(死亡判定へ)
20以下俺死亡
安価下
603 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/01/16(金) 15:17:33.49 ID:WohTx0aVO
はよやれ
604 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/01/16(金) 16:31:12.81 ID:CUlFwPY20
コンマ49
迷いの森
俺「ハァ…ハァ…」スタスタ
雪「」サクッサクッ...
俺(聖龍連合はあくまで攻略ギルドの側面として武力行使に出るだけだ。実力が上の奴とのPvPには慣れていない…)
俺(他のプレイヤー達の攻撃を最小限のダメージのみで捌きながら、ヤマタのHPを半分まで削ると恐れをなして次々と逃げて行った)
俺「はぁ……だが、何とか退けたが回復結晶は半分くらい消費してしまったな…」
俺(残りの回復結晶のみで、このイベントボスをソロで倒さなければならない…)
俺(ボスがどのくらいの設定なのか分からないが、攻略組も参加してくるのを見越せばここのボスは35層のフロアボスよりは強く設定されている筈…)
俺(それをソロで……レベルは上げてきたが、用意した結晶も残り少ない。勝率はよくて3割くらいか…。それでも…)
俺「…!ここだ…」
もみの木「」
俺「12月25日の0時…」
鐘「」ゴオ-ンゴオ-ン!!
俺「なんだ?鐘の音?…はっ!?」
背教者ニコラス「」ズドオ-ン!!!
俺「こいつがイベントボスの…!」ゴクリッ...
俺(倒す…!必ずこいつを倒してユナを!!)バッ
コンマ下二桁
71以上俺は無事にボスを倒し遂に蘇生アイテムを入手するが…(ユニークスキル入手)
70以下俺死亡
安価下
605 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/01/16(金) 16:57:44.69 ID:CnPwyila0
お
606 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/01/16(金) 17:11:41.06 ID:CUlFwPY20
コンマ69(俺死亡)
1
>>541
から始める
2
>>592
から再開(セーブ地点)
安価下
607 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/01/16(金) 17:35:20.27 ID:2Cl1bZEco
1
608 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/01/16(金) 17:36:45.84 ID:CUlFwPY20
541から再開
血盟騎士団本部
廊下
アスナ「最近は、あの攻略大好きキリト君でさえも最近は私達に任せっきりで前線に全っく顔出さなくなったしね」
俺「キリトの奴、そう言えば最近何してるんだろ?…」
アスナ「あっ、そうだ!もうALSもDKBも無くなって、キリト君をビーターだって糾弾する人達は攻略組に居ないんだしキリト君ウチに誘えないかな?」
俺「キリトを?…」
アスナ「うん。最後に会った時、そろそろソロは厳しくなって来たって言ってたじゃない」
俺「そりゃあキリトがウチに入ってくれたら、フロアボスの攻略も更にやり易くなるが…」
俺「こんな風にガチガチの攻略組入る気になるかな?」
アスナ「あ、うーん…」
俺「この血盟騎士団の騎士風の衣装も派手だって嫌いそう」
アスナ「派手かな?私はこの白いマント気に入ってるんだけど…」ヒラヒラ
俺(この血盟騎士団の白マントは、第5層の頃にリズに俺が作って貰ったPK戦を見越して麻痺への抵抗値を上げたマントを前身として団員にもそれぞれ用意されたマントだった)
俺(配られた後はボス戦では麻痺攻撃をして来るボスがほぼ居ない為、麻痺耐性から毒やスタンや呪い耐性への他の抵抗値を上げるのに改良してる者が殆どだが…)
アスナ「それにキリト君も、私達と同じでフレンドリストからの居場所の追跡機能切ってるし直ぐに探すのは難しそうかな…」
俺(確かに今のキリトがソロのままなら、血盟騎士団に入ってくれれば攻略が楽になる)
俺(…それに、副団長として攻略の妨げになりそうなのでアスナには伝えてないがキリトになら俺が疑問に思っている事も…)
俺(しかし、そんな急ぐ事でも無いかもしれない。今はそんな事に時間を割くよりも血盟騎士団の団員との連携や信頼関係を築く事を重視した方が良い気も…)
俺(どうする…)
1アスナと共に初期メンバーのコハルやゴドフリー、それに新しくヒースクリフがスカウトした新人の面倒を見る
2攻略やメンバーの事はアスナに任せてキリトを誘う為探しに行ってみる
安価下
609 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/01/16(金) 18:25:08.62 ID:CnPwyila0
2
610 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/01/16(金) 19:07:20.08 ID:CUlFwPY20
血盟騎士団本部
廊下
俺「アスナ、俺キリトを探しに行って未だソロなら誘ってみるよ」
アスナ「え?」
俺「やっぱ彼奴が血盟騎士団に入ってくれたら戦力的にも経験的にも色々助かるだろうしやり易いだろうからさ」
アスナ「でも次の血盟騎士団のフロアボス攻略の予定日って1週間後だよ?」
アスナ「それまでに団員との懇親会を兼ねたフィールドボス討伐のイベントもあるし…」
アスナ「それに団長が新たなメンバーも何人かスカウトしたって…」
俺「団長でも副団長でも無い俺がそれに出席する必要は無いだろ」
アスナ「確かに絶対参加では無いけど…」
俺「血盟騎士団の攻略の方針はアスナに任せるよ。5日探して見つからなかったら俺も本部に戻る」
アスナ「分かった。気を付けてね」
俺「ああ」
俺(血盟騎士団は俺が新たに立てたギルドだが、仲良くする為のギルドでは無かった)
俺(あくまで仕事仲間だ。そりゃあゴドフリーやコハルのような違う場所で出会っていたら普通に友人になっていたかもしれない様な話しやすい奴等も居るが…)
俺(俺にとっての大事な人達はあくまで、元俺のギルドのメンバー達だ)
死亡3回以上によりセーブ地点まで難易度低下(既存の判定のみ)
コンマ下二桁
41以上キリトを探している間、第22層で武具店を開いていたリズベットと先に出会った
11〜40キリトを見つけた
10以下残念ながらキリトは見つからなかった
安価下
611 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/01/16(金) 19:08:40.26 ID:wejulATFO
はい
612 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/01/16(金) 19:13:42.43 ID:CUlFwPY20
同じなのでカット
第20層
主街区
俺(第1層、第5層、第10層等キリの良い階層の主街区は利便性が他の階層と比べると良かったり、景観が良かったり等プレイヤーが生活の拠点としやすい階層で人が集まりやすい)
俺(俺達血盟騎士団も25層にギルド本部を設立しているが、月夜の黒猫団もここ20層の階層を仮拠点として狩りを行いレベリングを行っていたみたいだ)
俺(月夜の黒猫団…未だ10層クリア前、彼等が未だはじまりの街を出たばっかりの頃のビギナーの頃に俺は戦闘の基礎を教える為に少し絡んだ)
俺(…しかし、その中でも本当は戦う事に…死ぬ事に対して恐怖を抱いていたサチとはその後も少し会って話した)
サチ『私、死ぬの怖い…』
俺(だが…)
サチ『私、きっと俺に甘えてばっかりでアスナさんを困らせちゃうから…だからもう大丈夫』ニコッ
俺(サチは、俺とアスナの間柄を知って自ら身を引き…そしてその後は一度も会っていなかった…)
俺(しかしまさか、キリトを探しに来たこんな所で見かけるとはな…)
俺『サチ、こんな事言っても気休めかもしれないがいつか必ず君の事を守ってくれる人が現れると思う!だから、その…』
サチ『ありがとう俺』
俺『…。』
俺(…俺では彼女を安心させてあげられるナイトにはなれなかった)
俺(しかし、キリトなら……何で攻略組のキリトが月夜の黒猫団と言うレベル差の離れたギルドに入ったのは謎だが…)
俺「うん?…」
コンマ下二桁
21以上宿屋を出て行ったサチがフラフラ一人で何処かへ行くのを見かけた
20以下キリトが転移問前に来た
安価下
613 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/01/16(金) 19:52:12.46 ID:CnPwyila0
あ
614 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/01/16(金) 20:01:40.03 ID:CUlFwPY20
コンマ46
橋の下
サチ「黒猫団にとってキリトのそれは有難い事だけど、私達じゃ彼に恩を返す事なんて出来ないと思うから…」
サチ「だから攻略組の最前線の人と繋がりを持ってる私が、俺に紹介してあげる事が恩返しになればなって…」
俺「…。」
俺「…でもキリトは、黒猫団にとって重要な人物じゃ無いのか?」
サチ「うん。大事な仲間…強くて、優しくて…ちょっと人間関係不器用だけど良い人だと思う…」
サチ「…。」
サチ「…こんな中途半端な気持ちのまま戦い続けてる私が、未だ生きて俺と再会出来たのもキリトのお陰だと思う」
俺「ッ…!」
俺「だ、だったら…!」
サチ「でもキリトが血盟騎士団に入る事でこのデスゲームが1日でも早く終わって、助かる人が増えるのなら…私はそうするべきだと思う…」
サチ「私達なんかで時間を使わすよりも、もっと有意義に時間を使ってくれた方が私は…」グッ
俺(サチ…)
1サチの言う通りキリトを連れて行く
2恩なんて気にしなくて良い。黒猫団がこのまま成長すれば、何れは攻略組に合流する事になる。それだけでもキリトの功績は大したもんだよ
3…俺はそうは思わない。俺は、サチのような子と出会った事にも今こうして再会した事にも…それも全部意味のある事なんだって思ってる!
安価下
615 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/01/16(金) 20:15:32.18 ID:CnPwyila0
3
616 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/01/16(金) 20:26:28.76 ID:CUlFwPY20
同じなのでカット
隠し部屋内
ゴーレムA「」ブンッ!
俺「くっ…!」ブンッ!!
ゴーレムA「」ズバアッ!!
俺(後30体か?クソッ、このままでは全員……いや、落ち着け。この部屋の構造で、生かそうとするなら…)
俺「…!」
ゴーレムD「」ググッ
サチ「うっ…俺…」ググッ
俺「はっ!?サチ!?」タッ
ドワーフ「」タッタッタッ
俺「ッ…邪魔だ!」ブンッ
ドワーフ「」パリ-ン
ゴーレムMN「」サッ
俺「邪魔をするなああっ!」ダッ
部屋内「大量のモンスター「」」
キリト「うううっ!えいっ!!」ブンッブンッ!!
ドワーフ「」ズバアッ!!
ゴーレムB「」ズバアッ!!
キリト「サチ!」
サチ「…!?キリト!」
ゴーレムE「サチ背後「」」ブンッ!!
キリト(ぁ…)
俺(クソッ…駄目だ。こっちも間に合わない…)ググッ
コンマ下二桁
11以上能力を満たしたのか、俺の覚醒スキルが勝手に発動した(サチのみ生存)
10以下誰もマモレナカッタ…
安価下
617 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/01/16(金) 20:36:40.26 ID:CnPwyila0
あ
618 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/01/16(金) 20:46:34.83 ID:CUlFwPY20
すみません判定ミス
ここ変更したんでした
コンマ下二桁
41以上俺の覚醒スキルが発動してサチだけは守り切った(サチ好感度9に上昇、ユニークスキルヒント入手)
40以下キリトと共にサチだけは何とか守り切ったが…
安価下
619 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/01/16(金) 21:07:41.83 ID:CnPwyila0
あ
620 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/01/16(金) 21:22:44.31 ID:CUlFwPY20
コンマ83
同じなのでカット
タフト
俺(モンスターハウスのトラップに嵌り、黒猫団はテツオ、ダッカー、ササマルの3人が死亡してしまった…)
俺(モンスター全てを倒して生き延びたのはレベルの高かった俺とキリト、そして唯一守る事が出来たサチの3名のみ…)
俺(俺達は黒猫団がホームにしていた第11層タフトまで戻って来ていたが…)
サチ「……。」
俺(リア友で同じ部活の3人を一気に失ったサチは何も話さずに意気消沈し…)
俺(そして…)
キリト「…オレのせいだ。オレが…レベルを偽ったから…」ブツブツ...
俺「キリト…?」チラッ
キリト「…。」
俺(サチと同じくらいにショックを受けていたのが、黒猫団を育てて自信を付けさせたキリトだった…)
俺(そう。確かに黒猫団は強くなった…しかし、フロアボス戦を未経験の彼等には覚悟が出来ていなかった…)
俺(前線ではしばしば目にする事があるが、彼等はずっとサークルのようなノリで狩りを行っていた)
俺(…リーダーのケイタの安全マージンをしっかり取るやり方が、ダッカー達の油断を招き完全に裏目に出てしまった)
俺(もし、あの場にケイタが居ればトレジャーボックスを怪しんで触らせなかっただろう…)
俺(それでも俺達は、あの部屋で何が起きたのかを黒猫団のホームで待っている筈の団長のケイタに報告しないといけない…)
キリト「ケイタへの報告は責任持ってオレがしてくる…」
俺「キリト?…」
キリト「俺はサチに付いていてやってくれ…今一番辛いのは、目の前でリア友を3人も失ったサチだと思うから…」
サチ「………。」
俺(確かにサチはあの部屋を脱出した後も、ずっと指先が震えている…)
サチ手「」ブルブル...
俺(極限状態で戦っている最中はアドレナリンが出て麻痺していたが、圏内に戻って来てから緊張の糸が逸れて感情の波が押し寄せたんだろう…)
キリト「サチはお前の事信用してるから…頼む…」
俺「…。」
1キリトの願い通り俺がサチに付いていてやる
2いいや、今のサチに必要なのは俺じゃ無くキリトだ。ケイタには俺から報告しておくよ
安価下
621 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/01/16(金) 21:24:40.15 ID:CnPwyila0
1
622 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/01/16(金) 21:26:51.81 ID:CUlFwPY20
同じなのでカット
ロンバール
キリト「…。」
「月夜の黒猫団のリーダーがケイタが死亡しました。月夜の黒猫団を引き継ぎますか?」
サチ「これ…」
俺(ギルドリーダーが死んだ為に、サチよりもレベルの高かったキリトにギルド存続の権限が…)
キリト「……。」スッ
「いいえ」ピッ
サチ「あっ…」
「月夜の黒猫団を解散しました」
キリト&サチステータスバー「ギルドマーク」ヒュン...
サチ「黒猫団が解散した?…」
キリト「…。」スタスタ
俺「キリト、これからどうする気だ?…」
キリト「………今は、一人にしておいてくれ」スタスタ
俺横「キリト「」」スタスタ...
サチ「キリト…」
俺「……。」
俺(血盟騎士団のメンバーとしては、フリーになったキリトを誘うべきなのだろうが…)
俺(俺には今のキリトを誘う事は出来なかった…。今前線へ復帰させれば、彼奴は間違い無く早死にしてしまうのが分かりきっていたから…)
俺(今の彼奴の心を癒せるのは俺やアスナでは無く、同じ黒猫団に居たサチだけだ…。しかし…)チラッ
サチ「ケイタだけじゃ無く、キリトまで……」
サチ「黒猫団も解散して、私……全部無くなっちゃったの……?」
サチ「皆んな、居なくなっちゃった…」
俺(リア友4人の死を経験したサチ自身も、今はかなり疲弊している…)
俺(今はキリトを優先するか…それともサチを…)
1サチ、キリトの事を追ってくれ。今のキリトに必要なのはサチだ(キリトを優先する)
2…いいや、サチは一人なんかじゃ無い。未だ俺が居るだろ(サチを優先する)
安価下
623 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/01/16(金) 21:34:36.57 ID:CnPwyila0
1
624 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/01/16(金) 21:35:29.33 ID:CnPwyila0
やっぱ2
625 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/01/16(金) 21:49:52.86 ID:CUlFwPY20
同じなのでカット
難易度低下で絶対成功になる判定もカット
宿屋
扉「」コンコン
俺「ん?」
俺「アスナか?何か今日の内に話し忘れてた事とかあったっけ?」スタスタ
扉「」ガチャッ
サチ「あ…」
俺「え?…サチ?…」
サチ「ご、ごめんねこんな時間に…」
俺「あ、いや…どうした?何かあったらショートメールでって…」
サチ「ううん…そうじゃなくて…」
俺「???」
サチ「…怖かったから。今日だけ一緒に…」
俺「あ…」
サチ「ダメかな?…」
俺「…。」
俺(そうだ…。未だ俺が居るって言ったんだよな…)
俺(アスナへの罪悪感もあるが、せめて今日くらいは…)
コンマ下二桁
11以上アスナは来ずだった
10以下サチを部屋に招いていたらアスナも来て面倒な事になった…
安価下
626 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/01/16(金) 21:52:24.48 ID:sEqSr4z7o
はい
627 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/01/16(金) 22:10:27.61 ID:CUlFwPY20
コンマ48
ベッド
俺「……。」
サチ「…。」
サチ「ごめんね。突然押しかけて…迷惑じゃ無かった?…」
俺「いや……別に良いさ」
サチ「良かった…」
俺(俺の借りた一人用の部屋の宿のベッドに男女が背中合わせに寝てる…)
俺(サチの足が偶に当たり、普通なら興奮するシチュエーションだが今日だけはそんな気にならない…)
俺(目の前で死んで行く黒猫団を助けられ無かった事に、俺自身も疲弊していたと言う事か…)
サチ「……。」
俺(疲れも酷いし、何なら俺の方がサチより先に寝てしまうかも…)ウツラウツラ...
俺手「サチ手」ギュッ
俺「ッ…!」ビクッ!!
俺「サチ?…」
サチ「……ごめん」
俺「……。」
俺(顔は見えないが、泣いてるのか?…)
サチ「私ね…。今も怖いんだ…」
サチ「モンスターにやられてHPが0になった瞬間のダッカーやテツオの最期の顔が何度もフラッシュバックして…」ブルブル...
サチ「どうして私だけが、生きてるんだろうって……」
俺「サチ…」
サチ「ケイタも皆んなを追って死んだのに…このまま私だけが生きていて良いのか分からないの…」
俺「ケイタの自死はリーダーとして背負い込み過ぎた結果だ。サチには関係無いさ…」
サチ「でもッ!こんな私なんかが生き延びたって…意味なんて何も…!」クルッ
俺「……。」
1…意味ならあるさ。俺はサチが生きててくれて嬉しいよ(振り返ってサチを抱きしめる)
2サチだけがあの場を生きた事にも、きっと意味があるって俺は信じてる…
安価下
628 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/01/16(金) 22:13:59.54 ID:lUlfnbfYO
1
629 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/01/16(金) 23:09:14.05 ID:CUlFwPY20
ベッド
俺「…意味ならあるさ」クルッ
サチ「え?…」
俺「俺はサチが生きててくれて嬉しいよ」ギュウッ
サチ「ぁっ…」ドキッ
俺「…この世界で死んでしまえば、もう2度と話す事も…こうして触れ合う事も出来ない」
俺「死んでしまえば、全て終わりなんだ…」グッ
サチ「……。」
サチ「…この前会った時、俺は言ってよね」
俺「うん?」
サチ「私と会えて良かったって…」
俺「ああ…」
サチ「あの時は聞きそびれたけど、アレっていったいどう言う意味だったの?」
サチ「どうして何の役にも立たない私なんかとも会えて良かったって…」
俺「それは…」
1サチの存在は、俺が攻略組として戦いたいと思う理由そのものだからだ
2今なら分かる。一目惚れだった。俺はアスナじゃ無くサチの事が好きだったんだ…
安価下
630 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2026/01/16(金) 23:21:54.74 ID:TJOh03fC0
1
631 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/01/16(金) 23:39:36.48 ID:CUlFwPY20
ベッド
俺「サチの存在は、俺が攻略組として戦いたいと思う理由そのものだからだ」
サチ「私が…俺の?…」
俺「攻略組に居るとさ、偶に忘れる時があるんだ」
サチ「忘れるって、何を…」
俺「このデスゲームは、ただ単純にフロアボスを協力して倒して行くだけのゲームでは無い」
俺「ボスを倒して攻略して行くのは俺達人間なんだから、攻略と言ってもそこには様々な感情が渦巻いてる…」
俺「攻略組同士で対立したり、作戦が纏まらなかったり…プレイヤー同士で殺し合いにまで発展しかけた事もある…」
サチ「え?攻略組でもそんなに…」
俺「ああ…。だけど、そう言うのが起きるのも仕方の無い事だって分かってはいるんだ…」
俺「つい最近まで俺達は何の訓練も受けてないただの一般人だったのに、突然リアルの命を懸けてモンスターと戦わされる事になったんだから…」
サチ「…うん」
俺「だから、俺も偶に思うんだ…。俺はいったい、何の為にこんな面倒な事を全て抱え込んでまでこんな事をやっているんだろう?」
俺「どうして攻略組なんてやっているんだろう?って…」
サチ(え?…)
俺「……もう俺がこんな面倒な事をやる必要なんて無い。全部誰かに任せて、前線から退いてもゆっくりスローライフを送る方が楽じゃ無いかってさ」
サチ(あっ…やっぱりそうなんだ。俺も好きで攻略組に居る訳じゃ無いんだ…)
俺「でもそうやって逃げ出したくなった時は、よくサチの顔を思い出してた」
サチ「私?…」
俺「うん…。俺よりも臆病で、戦闘が嫌いで…そしてこれまで、この世界で俺が出会って来た中で一番死を恐れていた子…」
サチ「…。」
俺「俺以外の誰かが解決してくれる訳じゃ無い…。ここで俺が逃げれば、サチの様な子がいつか前線で戦う羽目になるかもしれないって…」
俺「それを思い出すと、俺はサチ達の想いを背負って最前線に居るんだ…って力が湧いてくるんだ」
サチ「私の存在が俺の力に……」
俺「そう。だからもしサチがあの時皆んなと一緒に死んでしまっていたら、俺は戦う理由を失くしてきっと最後まで最前線に居る事は出来なかったと思う」
サチ(私のような人を助けたい。それが俺の戦う理由……)
632 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/01/17(土) 00:13:20.48 ID:z9FagrD60
ベッド
サチ「だけど、やっぱり俺が納得してくれてても…私はなんかやだよ…」
俺「うん?」
サチ「だって、結果的には私は俺に守られてるだけ…。俺に何も返せてない…」
サチ「私が生きてる存在が理由だって言われても、結局私が出来ない事を全て俺に背負わせてしまってるだけ…。そんなの、私の方は…」
俺「そうだな。俺は勘違いしてたよ、認識を改めないといけない」
サチ「え?…」
俺「あの時…モンスター部屋で俺がモンスターの攻撃を受けそうになった時に守ってくれたのはサチ本人だ」
サチ「ち、違うよ。アレは…」
俺「サチはただ守られてるだけの女の子じゃ無かった…。サチのこの中にも、私も戦うんだって言う屈強な意思はあったんだよ」スッ
サチ胸「」ムニュッ
俺「あっ!?///」
サチ「えっ?…あ…」
「セクシャルハラスメントを感知しました。対象のプレイヤー(俺)を通報しますか?」
俺「し、しまった!?違うんだ!?無意識でジェスチャーが出て!?///」
サチ「ふふ、そんな心配しなくても通報しないって//」
俺「ご、ごめん!///」クルッ
サチ「??」
俺「やっぱこんな小さいベッドで向かい合わせで話すのは良く無いな…!さっさと寝よう!///」グッ
俺(未だサチの胸の感触が…っていかんいかん。さっさと寝て忘れよう…)
俺「じゃあおやすみサチ!//」グッ
サチ「え?う、うん…おやすみ?…」
俺(羊が1匹羊が2匹…)
サチ「…。」クスッ
633 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/01/17(土) 00:18:20.14 ID:z9FagrD60
数分後
ベッド
サチ「……ねえ俺。それと、もう一つ聞きたい事があったんだけど…アスナさんとは最近どうなの?…」
サチ「…。」
サチ「??」クルッ
俺「ZZZ…」
サチ(あれ?俺、もしかしてもう寝た?…)
俺「ZZZ…」
サチ(あ、本当に寝てる…)
サチ「クスッ…血盟騎士団の任務も忙しいのに、今日は私達の事にまで付き合わせて無理させちゃったかな…」チラッ
サチ胸「」
サチ「…どうせなら、いっそあのまま襲ってくれてた方が私的には楽だったんだけどな」スッ
「倫理コードを解除しますか?Yes」ピッ
サチ「…し、失礼…します?//」スッ
俺背中「サチ」ピトッ
サチ「…///」ドキッドキッ...
サチ「ねえ俺…。私があの時、自分から前に出て戦う勇気を出せたのは君の事を守りたいって思ったからなんだよ?…//」
サチ「…私みたいな弱い子相手にもずっと優しくしてくれてありがと俺」俺背中「」ギュウッ
サチ(一目惚れ、だったのかな…いつからこんなに意識しちゃってたんだろ…//)ドキッドキッ...
サチ(アスナさんとは未だあまり進展してないみたいだし…私も、この気持ちが有れば……もしかすると未だチャンスがあるのかな…?//)ドキッドキッ...
サチ(ただ、近くに居てくれるって分かっちゃうときっと甘えちゃうから…)
634 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/01/17(土) 00:28:44.74 ID:z9FagrD60
翌朝
俺部屋
俺「サチ…?」キョロキョロ...
俺(サチと眠った翌朝、俺の部屋にサチの姿は無かった)
俺「先にはじまりの街へと戻ったのか?いや、そんな遅寝はして無いつもりだが…」キョロキョロ
机「クリスタル「」」
俺「記憶結晶?…」スッピッ
サチ『おはよう俺、黒猫団の事。そして私の事……色々とありがとう。俺と話したお陰で、私は少しだけ落ち着いたので先にはじまりの街へ戻ります』
サチ『昨日俺と話せた事で、唯一生き延びてしまった私が今後やりたい事も決まりました』
サチ『…でも、俺がずっと側に居るって思ったら私はきっと今後も攻略組としてとても忙しい俺を頼ってしまうのは分かりきってるから…だから、フレンドリストは削除させて貰うね』
俺「なっ…!?サチ!?」スッ
俺(あ…サチがフレンドリストから消えてる?…)
サチ『きっと今頃心配してると思うけど、私は大丈夫だから。心配しないで』
俺「サチ…」
サチ『もし私のやりたい事が叶ったら、その時は……ううん。ここから先は叶ってから言おうかな』
俺「???」
サチ『それじゃ俺。次に会える日はいつか分からないけど…またね』
サチ『アスナさんの事もしっかり守ってあげてね』
俺「あ…」
記憶結晶「」ヒュン...コトッ
俺「サチ……」
俺(こうして、サチはあのデストラップを生き延びたがフレンドリストを削除して俺の前から姿を消した)
俺(彼女が今後何をするつもりなのか分からないが、やりたい事が見つかったのならもう心配は要らなさそうだな…)
俺(ただ、攻略組の俺と…そしてはじまりの街へと行ったサチ…。この二つの未来が交錯する事はきっともうこない…)
俺(他の元メンバーとは違ってもう2度と、このアインクラッドで俺がサチと会う事は無いだろう…)
俺(…と、この時の俺は思っていたのだが、この半年後…意外な形でサチとは再会する事になる)
635 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/01/17(土) 00:29:41.96 ID:z9FagrD60
セーブ地点後から
同じなのでカット
酒場
アルゴ「それで、俺っちの方はどうなんだよ?何かクロと断定出来そうな証拠は出たのか?」
俺「いいや、近くで見張ってるが全然だ…」
アルゴ「やっぱあの団長、VRゲームが上手いだけの普通のプレイヤーなんじゃないか?」
俺「そうなのかな…。まぁそっちの方が本当は安心は出来るんだが…」
アルゴ「しかし俺っちも大胆だよな。茅場晶彦本人かもと思った人物を自分の攻略組の団長に置くなんてサ」
俺「奴を見張る為には近くに置いておくのが一番良いと思ったんだ」
アルゴ「でもあーちゃんにも、血盟騎士団を作ったその真の理由を教えてないんだろ?」
俺「ああ」
俺「…と言うかアスナは嘘をつくのがかなり下手くそだからな。伝えたら即ヒースクリフを疑っている事にもバレるだろう」
アルゴ「まぁあーちゃんには悪いが、あの子が嘘付けないの子なのはオイラも容易に想像出来るナ…」
俺「もし奴がクロだった場合、何かをしようとしたら巻き込まれるのは俺の近くに居る人達だ…」
アルゴ「その為にあーちゃん以外の仲間を全員遠ざけたか」
俺「ああ…ヒースクリフがクロだった場合、俺の近くに居るのが一番危険だ」
アルゴ「でもその事が裏目に出なきゃ良いけどナ」
俺「…。」
俺(確かにその可能性は大いにあった。特に戦闘スキル自体がないユナや武具スキル全振りのリズベット…)
俺(だが彼女等の居場所はこっちからはフレンドリストで見えている)
俺(リズベットは恐らく今は23層付近で武具屋を構え、ユナは下位の層を転々として上位層へ来る事はあまり無い)
俺(俺と居るよりも、安全圏に居る彼女等の方が遥かに安全な筈だ…)
コンマ下二桁
91以上C隊のノーチラスからショートメッセージが入った
90以下ノーチラスは俺を頼らずC隊のみで解決しようとしたが…(ユナ死亡。ノーチラス脱退)
安価下
636 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2026/01/17(土) 00:33:30.42 ID:ANxnkqelo
あ
637 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/01/17(土) 00:37:04.63 ID:z9FagrD60
同じなのでカット
俺部屋
アスナ「ごめん。友達の死に急に取り乱したりして…こんなの血盟騎士団副団長がしてちゃいけないよね…」スンッ
俺「いや…」
アスナ「でもごめん…。今だけは…俺君の前でだけは…ッ…うっ…ああぁぁぁ…」ポロポロ...
俺「……。」ギュウッ
俺(初めて出た、身近な存在だったプレイヤーの死…)
俺(それは、俺やアスナの精神を疲弊させるには凄い効果があった…)
俺(このまま時間をかけて第100層まで攻略を続けて行けば、今後もきっといつかこう言う事が起きるだろう…)
俺(それを逃れるには、茅場晶彦との完全決着のデュエルしか無い…)
俺(だが、今の俺ではただ無謀に挑んだ所で無駄死にするだけだろう…)
アスナ「うっ…くっ…」ポロポロ...
俺(彼女の事を、守る事すら出来ずに……)
1俺は逆に吹っ切れて他の誰が死んだとしても、アスナの事だけは必ず守ろうとアスナを強く抱きしめ返した
2ユナの死を目の当たりにしたからか、半年前以来会っていないリズベットやシリカの方は大丈夫なのかと気になった
3(そう言えば、アルゴの奴蘇生アイテムがどうとか…それが有ればもしかしたらユナを…)
4この悲劇をこれ以上産まない為には力を付けるしか無い…。茅場晶彦に勝てるだけの力を…
安価下
638 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/01/17(土) 00:47:41.32 ID:xlncWJ9XO
2
639 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/01/17(土) 08:14:25.51 ID:z9FagrD60
第23層
城下町
俺(ユナの死により、俺はリズベットやシリカが何かトラブルに巻き込まれていないか気になり…先ずはリズベット武具店へと来ていた)
リズベット武具店「休業札「」」
俺「臨時休業…?」
俺「今日は休みだったのか…」
俺(だが、フレンドリストからの追跡ではリズベットはこの中に居るのは間違い無い)
俺(…俺はリズベットとシリカとはギルドの解散後に会っていない)
俺(血盟騎士団設立後に押しかけて来たリーテンとは一度会ったが、リズ、シリカ、ユナとはもう半年以上会っていない)
俺(今更、どんな顔をして声を掛けるべきか…)
入口取手「」
俺「…。」
俺(わざわざ臨時休業にしてるって事は今日は人と会いたく無いって事だ…)
俺(なのに無理矢理押しかけるのは、色々と運が絡む事が起きそうだが…)
俺(先ずは今日も普通に8層のダンジョンへ行ってるシリカの方に行くか?)
俺(今シリカのレベルならばソロでも30層は行ける筈。どうして8層なのかが分からんが…)
1決意を固めて中に入る
2先にシリカの様子を見に行ってみる
安価下
640 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/01/17(土) 09:49:41.97 ID:Gn7UfQQs0
2
641 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/01/17(土) 10:02:11.23 ID:z9FagrD60
同じなのでカット
第11層
砂漠
シリカ「ええいっ!」ブンッ
ウィキッド・バイン「」ザンッ
ピナ「キュイー!」パアアッ
シリカ「ん、ありがとピナ」シュウウッ
ピナ「キュイキュイ!」パタパタ
俺(第8層はシリカのホームタウンと言うより、テイムしたフェザーリドラのホームの層だからあそこをホームにしてたのか)
俺(それで下位層に居るのはあのフェザーリドラのレベル上げ中と言う事…)
俺(今のシリカはあのフェザーリドラを相棒に大事に育ててるんだな…。まぁ元々の気質も十分に安全マージンを取ってダンジョンを回るタイプだったが)
第19層
ラーベルグ
男性プレイヤーA「シリカちゃん、未だフリーならウチのギルド入ってよ」
男性プレイヤーB「竜使いのシリカちゃんだよね?俺等とパーティー組まない?」
男性プレイヤーC「シリカちゃん!僕と結婚して下さい!」
シリカ「ご、ごめんなさい…」タッタッタッ
俺(シリカは中層プレイヤーからモテモテなんだな…。中学生に結婚してはどうかと思うが…)
俺(でもとりあえず…)
シリカ「行こう。ピナ」タッタッタッ
ピナ「キュイ」バサバサ
俺(ギルドが解散してから半年、男性とも普通に話せるようにもなってるし他の人達とも即席でパーティーを組めるようになってる)
俺(特に異性に対してだったが、対人恐怖症はかなり改善されつつはあるんだな)
俺「半年も有ればシリカだって成長するか…」
俺(嬉しいような、少し寂しいような…)
俺(だが新しい相棒も出来て今のシリカは特に何かに困っているって訳では無さそうだな)
俺(…こりゃあ下手に俺が会うより、そっと離れた方が良いか)
コンマ下二桁
31以上序でにこの層で買い物して行ったらニアミスして会ってしまった
30以下成長したシリカの事を見届けてからリズベットの武具店へと向かった
安価下
642 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/01/17(土) 10:23:00.81 ID:QvRA4opDO
あ
643 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/01/17(土) 14:33:34.03 ID:z9FagrD60
コンマ81
ラーベルグ
俺「シリカは問題無さそうだし、そろそろリズの方を見に行くか」スタスタ
男のプレイヤー「クリスタルも売ってるよ〜。NPCの道具屋で買うより安いよ〜」
俺(ん?プレイヤーの道具屋か)
俺「すみません」
男性プレイヤー「はい。いらっしゃい」
俺「回復結晶は売ってるか?」スタスタ
男性プレイヤー「お客さんツイてるね。回復結晶なら5つだけあるよ。だがこれはモンスタードロップからしか出ないレアアイテムだから少し値は張るけど」
俺「一つ幾らだ?」
男性プレイヤー「7500コルだな」
俺(一つ7500…。まぁ安い方か)
俺「よし、じゃあ5つ全部…」
シリカ「すみません!私にも回復結晶売って下さい!」
俺「え?…」
俺(あれ?シリカ?…)
男性プレイヤー「すまないな。回復結晶は今ちょうどこっちの黒いフードを被ったお客さんに全て売った所だ」
シリカ「ぁ…そうですか…」
俺「…。」
俺(血盟騎士団の装備のままだと目立つから顔を覆った黒フードで来てるから、気付いてはいないみたいだが…)
シリカ「あの…すみません。私にも一つだけ売ってくれませんか?…」
俺「ッ…」
シリカ「1万コルまでなら払えますから…」
俺「あ、ああ…。別に1個じゃ無く、5個全て売ってあげても…」
シリカ「ぁっ…いえ、流石にそこまでお金に余裕がある訳では無いので…」
俺「いや、コルは貰わない。ほら」スッ
シリカ「えっ!?いや、受け取れませんよ!そんな無料で全てなんて…」
俺「…気にしなくて良い。好きに使ってくれ」
シリカ「どうして…?」
俺「え、えっとそれは……」
シリカ「それは?…」
俺「えっと…き、君のファンだから……」
シリカ「……。」
俺(あれ?逆に怪しまれてる?…)
俺「ほら。受け取って」グイッ
シリカ「あっ」グッ
俺「それじゃ俺はここで…」クルッスタスタ
シリカ「あっ…」
俺(あまり話すと声でバレるだろうしな…)
644 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/01/17(土) 15:01:25.20 ID:z9FagrD60
ラーベルグ
転移門前
転移門「」
俺(さてと、リズの武具屋は23層だったか)
シリカ「待って下さい!」タッタッタッ
俺「…?」
俺(シリカ?…未だ?…)
シリカ「ハァ…ハァ…。あの…ハァ、本当に私のファンだって言うなら、頭装備のフードを脱いで顔をちゃんと見せてくれませんか?」
俺「……どうして?」
シリカ「その…ちゃんと覚えておきたいんです。誰に優しくして貰ったか等は…」
俺「覚えて貰おうってつもりは無いから…」
シリカ「それなら私はさっきの回復結晶は受け取れません!」
俺「……どうしてそんなに拘る?」
シリカ「それは…この前、この世界で出会って親しくしてた私の大事な友達が死んでしまったから…」
俺(ぁ…)
シリカ「この世界じゃ何が起こるのか分からない…。急にお別れがやってくる時だってあります…」
シリカ「だから私は、お世話になった人達の事くらいはせめてちゃんと覚えておきたいんです!」
俺「……。」
1正体を明かしてユナの事で少し話す
2正体を明かさず去り、定期的に見にくる
安価下
645 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/01/17(土) 15:43:26.48 ID:Gn7UfQQs0
1
646 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/01/17(土) 20:18:45.26 ID:z9FagrD60
転移門前
俺「ユナの死によって得た、シリカなりのこの世界でのルール…」
シリカ「えっ?…」
俺「それが、シリカの辿り着いた答えか…」
シリカ「ど、どうして私の友達の、ユナさんの事を知ってるんですか?…」
シリカ「貴方は…?」
俺「変わったなシリカ」ピッ
シリカ「あ…」
黒フード「」シュンッ
俺「いいや、むしろ変わっていないのは俺の方か…」
シリカ「お、俺さん…!?」
俺「久しぶりだなシリカ」
シリカ「う、嘘…」ゴクリッ...
──────
─────
────
───
──
─
647 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/01/18(日) 11:48:58.80 ID:hUuSOorX0
草原
シリカ「ギルドが解散になってから、私は暫くユナさんと組んでたんです」
シリカ「レベルも近かったし、戦闘的な相性も良かったから…」
シリカ「でもある日、私がピナを……じゃ無くて、このフェザードラゴンをテイム出来てしまって…」
ピナ「キュイ」
シリカ「だから、ピナのレベル上げの為に下層でレベリングする間、ユナさんとはパーティーを解消してたんです…」
シリカ「でも、私がパーティーを解消してる間にユナさんは……あの時、私がパーティーを解消して無ければ…」グスッ...
俺「シリカのせいじゃ無いさ」
シリカ「で、でもっ…!」
俺「…シリカのせいだと言うのならあの時、俺が皆んなが反対する中強行してギルドを解散させた俺がそもそも悪い」
シリカ「いや、俺さんのせいなんかじゃ…」
俺「ギルドを解散させてしまえば、レベルや経験的に俺とアスナ以外は前線には居られなくなる…。前線から遠ざければ、シリカ達の事を守れると信じてたんだ…」
シリカ「ぁ…」
俺「…でも、それは俺の勝手な願望だった」
俺「解散させた後、バツが悪くなって俺はアスナ以外の元ギルドメンバーとは顔を合わせる事すら放棄したんだ…」
俺「そのザマがこれだ…」
シリカ「…。」
俺「…幾ら強くなっても、結局守りたかった人の窮地に駆け付ける事すら出来やしない」
シリカ「そんな事ありませんよ…。だって、ユナさん言ってましたもん…」
シリカ「俺さんとアスナさんが私達と別れて血盟騎士団を作ったのは、2人が優し過ぎるからだって」
俺「ユナが?…」
シリカ「はい…。だからせめて、私達は前線で戦ってくれてる2人の負担にならないように、心配をかけないようにしようって決めてたんです」
俺(一方的にギルドを解散させたのに、リーテン以外一切接触して来ないのは変だと思ってたらそう言う事だったのか…)
シリカ「でも、結局こうやって心配かけちゃってわざわざこんな下層まで様子を見させちゃったんですけどね…すみません…」
俺「いや…。俺の方こそすまなかった…」
俺(様子を見にくるのが遅過ぎた…。本当に大事ならざ、もっとちゃんとその後も気にするべきだったんだ…)
648 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/01/18(日) 12:25:43.77 ID:hUuSOorX0
草原
俺「シリカはこれからどうするんだ?相方のユナは居なくなってしまったが…」
シリカ「私は大丈夫ですよ…。ピナだって居るし…それに最近は中層プレイヤーの人達からもよくパーティーにも誘われるんで…」
シリカ「…それに今の私じゃ俺さん達と更にレベルが開いて、役にも立てないだろうし」
俺(確かに血盟騎士団に入ってから、シリカとはかなりのレベル差が開いた)
俺(レベル54とレベル42…。この差を埋める事は簡単には出来ないだろう)
シリカ「でも、最近は皆んな優しくて…ビーストテイマーって珍しいんですかね?」
俺「ビーストテイマーは攻略組でも見た事が無いし、条件も未だに不明のままだ」
俺「それくらい貴重な職種だが…モテてるのは単にシリカの愛嬌あっての物じゃないか?」
シリカ「ええっ!?いやそんな…//」カアッ
俺「…まぁ、流石にシリカ相手にプロポーズは引いたが」
シリカ「ええっ!?み、見てたんですか俺さん!?///」
俺「まぁ…シリカは普段どんな事をしてるのかなって…」
シリカ「うぅっ…///」
シリカ「でも最近多いんですよね…。そう言うの…」
俺(多いんだ…。でもまあ考えたら、この世界は女性プレイヤーと男性プレイヤーの数の比は1:15くらいだと思う)
俺(デスゲームが始まってから約1年…。色んな意味で女性を側に置きたいプレイヤーが増えるのも生理的な物だと思えば仕方ないが…)
シリカ「だから、ちょっと異性のプレイヤーは怖いので苦手で…」
俺「それがシリカの今の悩みか」
シリカ「はい…」
俺「でも俺とは普通に接する事が出来てるじゃないか」
シリカ「そ、それは俺さんだからですよ!//」
俺「俺だから…?」
シリカ「はい!」
俺(何が違うんだろう…?一緒に過ごした時間とかか?)
649 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/01/18(日) 12:29:29.98 ID:hUuSOorX0
草原
シリカ「あっ…そうだ//」
俺「うん?」
シリカ「俺さん。良かったらで良いんですけど…」
俺「良かったら?…」
シリカ「あぅ…えっと…///」
俺「??」
シリカ「わ、私の…彼氏役とかってなって貰えませんか?…///」
俺「彼氏役?…」
シリカ「も、勿論フリだけですよ!?///」ブンブン
シリカ「私に彼氏が居るって知れば、そう言うプレイヤーも減りそうだし……あ、いや俺さんがフリ出来ないって言うなら本当の彼氏って事になっても…///」ゴニョゴニョ
俺「シリカ…」
シリカ「い、いえごめんなさい!!そんな役を頼むなんて無理ですよね!」
シリカ「俺さんにはアスナさんが居るし、そんなのさせられたら困りますよね!//」ゴクリ...
俺「えっ…と…」
俺(確かにアスナに相談してからじゃ無いと、面倒な事になるだろうしやるなら先ずはアスナに相談だな…)
俺(ただそもそも、役だとしても俺が相手と言うのは少し危険過ぎる気も…)
俺(俺はこの世界で名が知れ渡っている…。それは普通のプレイヤーだけじゃ無く、ラフィン・コフィンとの連中との因縁も…)
俺(下手をすれば、俺じゃ無くシリカが狙われる可能性も…)
俺(だがシリカが本気で悩んでいるのなら力になりたい気も…)
1分かった。アスナに相談してもし許可が降りたら彼氏役やるよ
2…俺がシリカの彼氏役をやるのは色んな意味で危険過ぎる。だが、他に何か困った事があったら、これからは気軽に連絡してくれ
安価下
650 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2026/01/18(日) 14:51:25.36 ID:TNvZs6pu0
1
651 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/01/18(日) 15:23:52.46 ID:hUuSOorX0
コンマ36
草原
俺「分かった。アスナに相談してもし許可が降りたら彼氏役やるよ」
シリカ「ですよね…。えへへ分かってまし…ん?ええっ!?今なんて言いました!?」
俺「いや、だからアスナが大丈夫そうならやっても良いって」
シリカ「ほ、本当ですか!?本当の本当に!?///」
俺「あ、ああ…」
俺(本当に付き合う訳じゃ無いしな…。アスナもこれくらいなら何も言わないだろ)
シリカ「や、約束ですからね!?///」
俺「ああ。アスナと話してみてまた連絡するよ」
シリカ「はい!」
シリカ(このアインクラッドの世界だけでも…お、俺さんと私が恋人に…///)ボ-...
俺「…。」
俺(ユナが死んでもっと落ち込んでるかと思ったが、意外と逞しいみたいだな…)
652 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/01/18(日) 16:24:16.43 ID:hUuSOorX0
リズベット関連は同じなのでカット
リズベット武具店
リズベット「でも、まっこうやってちゃんと顔を出すようになったのは大きな進歩じゃない?」
俺「俺はただ…リズやシリカが攻略以外の所で、何か危ない事に巻き込まれて無いか心配になって…」
リズベット「リーテンは攻略組に近い層を拠点にしてレベリングしてるから私達と比べるとちょっとリスクは高いけど」
リズベット「私とシリカはそれぞれ中層組の中でも下の階層に居るから先ず大丈夫よ」
アスナ「シリカちゃんも最近新しいお友達が出来たって言ってたわね」
俺「…今は大丈夫だとしても、今後何かあってもし攻略組の近くの層に来る時は伝えて欲しい」
リズベット「大丈夫だって」
アスナ「リズ、45層からはフィールドのMobの攻撃パターンが変わって既存の3パターン以外にもアイテムを使うMobや武器を持ち帰るMobも現れてこれまでとは同じようには行かなくなってるのよ」
リズベット「え?そ、そうなの?…」
アスナ「血盟騎士団の初期メンバーも2名レベリングの最中に亡くなってるわ…」
リズベット「そんなに手強くなるんだ…」
俺「だから頼む。46層以上に来て圏外へ出るような事が有れば報せて欲しいんだ」
リズベット「……。」
リズベット「…でも、やっぱ二人に守られてるだけなんてあたしは嫌だわ」
アスナ「リズ…」
リズベット「じゃあ条件があるわ!」
俺「条件?…」
リズベット「今後、二人が武器防具を新調したくなったり鍛えたくなったりしたら必ず私の所へ持って来なさい」
リズベット「この世界で一番の鍛治屋が武器防具を観てあげるから」
俺「む、無料で!?」
リズベット「何言ってんの?勿論お金は取るわよ…こちとら商売よ?」
俺「…。」
リズベット「まぁ、少しは友達価格にしておいてあげるから」ニコッ
俺(そういや、アスナも居るならちょうど良いな。シリカの悩みの事話すか?)
俺(ここだとリズにも聞かれるが…)
1アスナと二人きりになってから相談する
2ここで話す
安価下
653 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/01/18(日) 17:30:17.39 ID:GRj/1aAEo
1
654 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/01/19(月) 11:04:22.08 ID:aDdpZeyxO
帰り道
アスナ「良かったねリズと仲直りできて」スタスタ
俺「仲直り…って言うのかな?元々、ただ気まずいだけだったから…」スタスタ
アスナ「そうやって気にしてたのは俺君だけでしょ?」
俺「ああ…。そうだったみたいだ…」
俺「でもアスナがちょうど居てくれて良かったよ」
アスナ「え?どうして?」
俺「あんな風に一方的に解散して決別した後に会うのは、やっぱ二人きりだと緊張して上手く行かなかったと思うから…」
アスナ「フフッ。俺君の役に立てたなら良かったわ」スタスタ
俺(アスナの機嫌が良いな。今なら行けるか?…)
俺「それとアスナ。ついでにもう一つ、協力……と言うか許可して欲しい事があるんだが…」
アスナ「うん?私で協力出来る事なら何でもするけど?」
俺「実は今日、昼間シリカに会ってさ」
アスナ「シリカちゃんとも会ってたんだ」
俺「ああ。それでシリカは今悩みがあって…カクカクシカジカで彼氏役をしてくれないか?って頼まれてんだが…」
アスナ「シリカちゃんの彼氏役?…」ピタッ
俺「も、勿論ただの役だぞ!中層プレイヤーのアイドル的存在として偶像され始めてるシリカにこれ以上変な層が近寄らない為のストッパーみたいな役割で…」
アスナ「……。」
俺(マズイか?…)ゴクリ...
コンマ下二桁
61以上認めてくれた
11〜60私達はそれどころじゃ無いと反対された
10以下完全に拗らせてしまった…
安価下
655 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/01/19(月) 11:49:07.81 ID:Qsci6hlNO
はい
656 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/01/19(月) 15:44:10.41 ID:OMtXSp5O0
コンマ81
帰り道
アスナ「良いんじゃない別に?」
俺「えっ…?良い、のか?…」
俺(てっきり反対されるのかと思っていたが…)
アスナ「だってシリカちゃんそれで困ってるんでしょ?」
俺「まぁ、そうだけど…」
アスナ「俺君がそうする事で問題が解決するなら、付き合ってあげれば?」
俺「でも彼氏役ってなると、その…」
アスナ「ただの役作りなんでしょ?」
俺「…ああ」
俺(どうしてだろう…。シリカの力になってあげたいって思った筈なのに、何か……)
俺「でも、やっぱ彼氏役をやるって事は定期的に会わなきゃいけないだろうし…」
俺「血盟騎士団の隊長としての任務もあって忙しいし…」
アスナ「それくらい私が代わりに引き受けるわよ」
俺「…そっか」
アスナ「フッ、どうしたのよ?俺君がいいだした事でしょ?…」
俺「…。」
俺(本当に良いのだろうか…?いや、俺はアスナと付き合っている訳では無い…)
俺(だから本当はアスナの許可なんて取る必要無い筈なのに、許可を求めてる…)
俺(そしてアスナに許可も貰ったと言うのに、何処か心が晴れない…)
俺(…何か、順序がおかしいのか?)
俺(許可を得るには普通、先にアスナと…)
1まあ気のせいか。シリカと週一くらいでデートして彼氏役をしよう
2……ごめん、やっぱり彼氏役はやめるよ。だって俺は、本当はアスナの事が…
安価下
657 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/01/19(月) 15:56:47.06 ID:dsWFDNZ8o
2
658 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/01/19(月) 16:36:26.25 ID:OMtXSp5O0
帰り道
俺「……ごめん、やっぱり彼氏役はやめるよ」
アスナ「うん?やめるの?」
俺「ああ…。俺がこんな気持ちのままでシリカの彼氏役なんて務まる訳が無いと思うから…」
アスナ「俺君の気持ちって…」
俺「…。」ゴクリ...
アスナ(ぁ…)
俺「だって俺は、本当はアスナの事が───」
俺口「アスナ手「」」グッ
俺「ムグッ!?」
アスナ「……ごめん。今はやめて俺君」フルフル
俺(あっ…)
アスナ「…ユナが死んで、ユナの分まで攻略を頑張ろうって決めたとこなの…」
俺(アスナ…)
アスナ「なのに…今俺君からその言葉を貰ってしまったら、私の中で決めた決意が緩いじゃう…」
アスナ「もう、ここからは血盟騎士団副団長としてやっていけなくなる…。だから今は…」スッ
俺(そうか…。アスナにはアスナの中のルールがあったのか…)
俺「ごめんアスナ…俺、自分の事ばっかりで…」
アスナ「ううん。そんな事無い!私だって本当は嬉しいの!」
アスナ「嬉しいんだけど…今は心の底からは喜べ無い気がするから…」
俺「そっか…」
アスナ「ごめんね…こんな我儘言って…」
俺「いいや、俺もただ…伝えておかなきゃって思ったから」
アスナ「大丈夫だよ。俺君の事、ちゃんと信じてるから//」
俺「アスナ…//」
アスナ「帰ろっか//」スッ
俺「あ、ああ…」
アスナ手「俺手「」」ギュッ
俺(…時期が早かったが、やはり俺は自分の気持ちに嘘はつけない。シリカにはちゃんと断りを入れておこう)
俺(シリカもシリカで、俺のような偽の彼氏役では無くちゃんと本当の恋人が見つかって欲しいが…)
シリカその後
コンマ下二桁
41以上キリトと会い、キリトと本当の恋人に(キリト56層から戦線復帰)
40以下キリトと会うが俺への気持ちは変わらず
20以下キリトとも会わない(シリカ死亡判定へ)
安価下
659 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/01/19(月) 16:43:31.93 ID:dsWFDNZ8o
ほい
660 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/01/19(月) 17:37:05.99 ID:OMtXSp5O0
コンマ93(シリカ、キリトと恋人に(キリト立ち直り55層から戦線復帰)
2ヶ月後
フロアボス部屋
暗黒竜「ガアアアッ!!」
コハル「ッ…!」サッ
俺「よし!よく引きつけたぞコハル!後は俺が……うおおおおおっ!!」ブウンッ!!
暗黒竜「」ズバアッ!!パリ-ン
俺「はぁ、はぁ…竜の方はやったか…。後は竜騎士の方の…」
俺(リズベットやシリカと和解し、俺は本来の強さを取り戻して来ていた)
俺(…いいや、それだけじゃ無い。必ず守り切ると改めて誓った信念が俺に力を与えていた)
俺(そしてそれはアスナにも…)
アスナ「スタースプラッシュ!!」ビュンッ!!
リザードマンロード「」ザンッ!!パリ-ン!!
「congratulations!!」
アスナ「はっ、ふぅ…お疲れ様俺君」ストッ
俺「ああ…だがこっちの被害は?」スタスタ
ヒースクリフ「出ていない。血盟騎士団の方はな…」
俺「それなら聖龍連合の方で最初の4人のみか」
俺(第50層は折り返しの層と言う事もあって、血盟騎士団の1軍と聖龍連合の1軍のみの参加で中層ギルドは入れなかった)
俺(竜騎士&暗黒竜と言うRPGでは王道のボスキャラが第50層のボスだったが俺達は何とか突破した)
俺(50層のボス戦へ挑むのに1ヶ月の時間を擁し、ヒースクリフも参加してこの辛勝…)
俺(これまでは1週間も有れば攻略出来てたが、51層からは攻略スピードもかなり鈍化しないと物理的に不可能になって行くだろうな…)
アスナ「ねえ俺君。今年の年末年始は…」タッタッタッ
俺(うん?)チラッ
ゴドフリー「しかし、それにしても流石団長ですな。アレだけのボスのブレスの攻撃をガードしてHPがギリギリ黄色にも行って無いとは」
ヒースクリフ「実は最近、防御力の上がるスキルを覚えたのでね…」
俺(防御力の上がるスキル…?基礎ステ以外に防御が上手くなるスキルなんてそんなもんあったっけか?…)
俺(…いいや、確か俺もサチを助けた際にいつの間にか増えてたスキルがあった)
俺(もしかしてソレか?…)
アスナ「…。」ソワソワ
アスナ(俺君、今年の正月はどうやって過ごすのかしら?…)
1特に新スキルの事は気にせずアスナを初詣に誘う
2あるスキルについて調べたいので年末年始等関係無くレベリングする
安価下
661 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/01/19(月) 17:51:07.88 ID:Pwx+BSfSO
1
662 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/01/19(月) 17:57:21.64 ID:OMtXSp5O0
第47層
フローリア
俺(結局、俺はいつの間にか増えていたスキルの事は気にしなかった。もしかしたらただのシステム的なバグか何かなのかもしれない)
俺(そして50層の突破後、俺はアスナと共に47層の景観が良い街にある小さな祠に初詣に来ていた)
アスナ「12月31日までの50層の突破、何とか間に合ったね」
俺「ああ。本当にギリギリだったが…」
俺&アスナ「「…。」」
俺(俺達は血盟騎士団を立てた時に決めていた事がある)
アスナ「突破出来ちゃったんだ…」
俺「…。」
俺「もし年内迄に50層を突破出来なければ、俺とアスナは血盟騎士団の上の立場から退き前線から一時離脱する…」
アスナ「うん…」
俺「正直言って、その世界線に行くのも悪くは無いかと思った事は無いかと言われれば嘘になる…」
アスナ「あっ…//」
俺「だが、血盟騎士団は着実なは成長し50層を突破した」
俺「俺やアスナはもう、血盟騎士団に…攻略組に無くてはならない存在なんだ」
アスナ「そうだね…」
アスナ「でも大丈夫。私は一人じゃ無いから」ニコッ
俺「アスナ…//」アスナ手「」ギュッ
アスナ「ん…じゃあお詣りしちゃおっか//」
俺「ああ」
俺&アスナ「「…。」」パンッ!!
俺(俺の願う事…)
1今度こそ大事な人達を守り切れますように…
2アスナともっと接近出来る年になりますように…
3出来る事ならユナが生きている世界線に行きたかったです…。いや、あの時サチを守れただけでも頑張った方か?
安価下
663 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/01/19(月) 18:11:00.87 ID:NUe41uL9O
1
664 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/01/19(月) 18:31:28.07 ID:LW6zaX7a0
フローリア
俺(ユナの時の様な俺が何も知らない所で誰かが犠牲になるのはもう嫌だ…)
俺(だから今度こそ、大事な人達を守れますように)
「ショートメッセージが届きました」
俺「ん…?このタイミングでショートメッセージ?…」スッ
アスナ「あ、本当だ?なんだろう?」
「おみくじ「」」
俺「おみくじ?…差出人は運営から?…」
アスナ「あっ、もしかすると私達1月1日にここでお詣りする事で隠しイベントのタスクをこなしたんじゃない?」
俺「そう言うのもあるのか」
アスナ「ねっ、折角だから引いてみない?」
俺「ああ、引いてみるか」スッ
俺(5枚の中から一枚を選べか…?一番端のこれでいいや)ピッ
アスナ「俺君どうだった?私吉だって」
俺「俺は…」
コンマ下二桁
91以上大吉が出た(巻き戻し権利入手)
31〜90吉が出た(コンマ振り直し権利入手)
30以下末吉だった
安価下
665 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/01/19(月) 19:00:44.28 ID:5qvno81do
あ
666 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2026/01/19(月) 20:06:39.18 ID:lcfDskowo
あ
667 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/01/21(水) 17:58:35.38 ID:36EFAzHT0
コンマ28
フローリア
俺「末吉…なんか微妙だな…」
アスナ「末吉って結構凝ってるのね。こう言うのって大吉か凶しか入って無いと思ってたわ」
俺「って事はアスナは…」
アスナ「大吉だった」ニコッ
俺「…やはりな。何かそんな気がしたよ」
アスナ「でも私はそんな運なんてアテにして無いわ。確かに運の要素もあるけど、このゲームは運だけで攻略出来るような簡単なゲームじゃ無いから」
俺「ああ…。そうだな…」
俺(しかし、アスナはこう言ってくれてるが俺自身には運の要素もかなり大きいような気も…いや、とりあえず凶や大凶じゃなかっただけマシなのかな…)
俺「まあいいか。あまり気にせずこれからも頑張ろう」
アスナ「うん!」
セーブ地点
668 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/01/22(木) 10:42:53.57 ID:hLZ+1qpy0
第56層
ダナ
俺(アスナとの初詣から3ヶ月、俺達は予想通り攻略ペースが落ちて現在は第56層の攻略を行っている)
俺(この頃になるとフィールドボスの撃破がキーアイテムになっていたり等もするので、フィールドボスも撃破しながら攻略を行っていた)
アスナ「ここに現れるフィールドボスを村に誘い込みます」
キリト「ちょっと待ってくれ。そんなことしたら街の人たちが…」
アスナ「それが狙いです。ボスがNPCを殺している間に攻撃。」
キリト「NPCは岩や木みたいなオブジェクトとは違う!彼らは…」
アスナ「生きているとでも?」
キリト「…。」
アスナ「アレは単なるオブジェクトです。例え殺されてもまたリポップするのですから」
キリト「俺はその考えには従えない。」
アスナ「今回の作戦は私、血盟騎士団副団長アスナが指揮をとることになっています。私の言うことには従ってもらいます」
キリト「ッ…良いのかお前は!?こんなやり方で攻略を行って…」
俺「正攻法でフィールドボスと当たれば、攻略組から犠牲者が出るだろう…」
キリト「だが…!」
俺「キリト、NPCは何度も蘇れるが俺達は違う。一度死ねばもう2度と復活出来ないんだ」
キリト「…。」
俺(第55層の頃から、黒猫団壊滅後に行方不明になっていたキリトが久々に前線へと戻った)
俺(戦闘のセンスは相変わらずで、何ならレベルも俺達よりも少し上で腕は全く衰えていなかったが…)
俺(しかし、ずっと前線で戦い続けている俺とアスナと比べて約半年以上前線に居なかったキリトでは攻略に対しての温度差が生じていた)
669 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/01/22(木) 11:17:43.95 ID:hLZ+1qpy0
作戦会議後
ダナ
キリト「久々に攻略会議に参加したが最近のアスナはいつもああなのか?アレじゃ、息詰まるぜ」スタスタ
俺「攻略指揮を取ってる時だけさ。普段はああじゃない」スタスタ
俺「…ただ、皆んなの命を預かる副団長としての重圧は凄いかかってると思う」
キリト「オレはてっきりアスナが副団長ならお前が団長になってると思ってたが、まさかヒースクリフとはな」
俺「…まぁ、色々あったんだよ」
キリト「ふうん」
俺「キリトこそ、よく前線へと戻って来たな」
キリト「なんだよ?オレが戻っちゃ邪魔だったか?」
俺「まさか。第55層のフロアボス戦で苦戦してた時に遅れて参戦してLAまで取って行くのはちょっと主人公過ぎたぞ」
キリト「よせよ。別に狙って取れた訳じゃ無い」
俺「だがあの速さは見事だった。火力タイプの俺と、クリティカルタイプのアスナじゃ手数が足りてなかったからな」
キリト「と言うかお前、相変わらず火力タイプなんだな…」
俺「うん?ああ…。STRももう400以上行ってるな。この数値は血盟騎士団の中でもダントツトップらしい」
俺「その代わりDEXやAGIが他の血盟騎士団のメンバーより下だが…」
キリト「筋肉馬鹿過ぎる…。それもう完全に最前衛のタンク兼アタッカーの性能してんじゃねえか…」
キリト「その性能ならもう片手直剣辞めて、両手剣や両手斧に転向して攻撃力だけを磨いた方が良いんじゃないか?」
俺「まぁ、それもそうだが…第50層のフロアボスのLAでこの魔剣を入手したんだよ」ピッ
キリト「うん?」
「エリュシデータ」
キリト「うわ。なんだこの必要パラメータの重い剣!?でもステータスだけ見ると第80層相当のレア物じゃないか」
俺「これがドロップしたからちょっと悩んでるんだよな」
俺(ここからはこれを扱えるくらいのパラメータに寄せるつもりだったが、ここでメイン武器転向したらこれは必要無くなる…)
俺(どうする…?)
1ここからはAGIやDEXも上げてエリュシデータを扱える片手直剣のトッププレイヤーを目指す
2エリュシデータはキリトにあげて、俺は両手剣に持ち替える
3選べない(既存のユニークスキルに関心持っていなかったので不可)
安価下
670 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/01/22(木) 12:56:45.84 ID:3ZteOMWcO
2
671 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/01/22(木) 22:15:14.22 ID:vtGwhRHr0
ダナ
俺「キリト、この剣はお前にあげるよ」
キリト「えっ!?い、いいのか!?」
俺「ああ。俺は助言通りこれからは両手剣に転向するからさ」
キリト「マジか…。サンキュー」
俺「その代わり、この世界最強の片手直剣のプレイヤーになれよ。そんで1日でも早くこのデスゲームを終わらせる為に戦ってくれ」
キリト「そりゃ勿論…だが最強か…」
俺「自信が無いのか?」
キリト「いや、そう言う訳じゃ無いが…」
キリト(サチを助ける時に見せた、こいつの斬撃の威力の貫通…)
キリト(…アレは通常のソードスキルには無いスキルだった)
キリト(もしアレが再現性のある技なら、こいつこそ本当は最強の片手直剣のプレイヤーになってたかもだが…)
俺「うん?」
キリト「…何でも無い」
キリト(この感じはアレ以降再現性無かったんだな…。ならいったい、どうしてあんなスキルが起きたんだろう…)
俺「じゃ俺は早速、リズの武具店で両手剣作って貰ってくるよ」スタスタ
キリト「ああ…じゃあまた作戦の時間になったらな」
キリトの好感度が9に上昇した
672 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/01/23(金) 00:49:49.24 ID:jMp6TFBJ0
第56層
渓谷
俺(両手剣へと持ち替えた俺は、早速第56層のフィールドボスに使用してみた)
ジオクロウラー「」シャアアッ
アスナ「マズイ!崖の方へ向かってくるわ!?フォワード隊は後退!」
ゴドフリー「りょ、了解!?」バッ
キリト「いや、こっからならば!」ブンッ!!
ジオクロウラー「」ブシュウッ!!
キリト「どうだ!?」
ジオクロウラー「」シャアアアッ!!
キリト「くっ…!浅かったか!?」バッ
崖「」ガラガラガラッ
キリト「しまった!?地形が!?」ブワッ
コハル「…!キリトさん!?」ガシッ
キリト「さ、サンキューコハル!」
ジオクロウラー「」シャアアッ!
キリト&コハル「「わああっ!?」」
アスナ「そっちへ…行きなさい!!」ビュオッ
ジオクロウラー「身体」ドンッ!!
アスナ「進行方向が変わった。はっ!マズイ、このままじゃ迷宮区へ向かう橋を落とされる…」
橋の上「俺「ッ…」」スッ
アスナ「俺君?…」
俺(やたら硬い暴れ蛇か。俺の両手剣の適性テストには持って来いだ)スチャッ
ジオクロウラー「シャアアッ!!」ビュンッ!!
俺「うおおおおおおっ!!」ブウンッ!!!
コンマ下二桁
66以上俺、両手剣を直ぐに使いこなしてフィールドボスを破壊した
65以下俺、流石に両手剣を直ぐには扱えず逆に両手剣が折れた
安価下
673 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2026/01/23(金) 01:10:53.35 ID:vx2JgbId0
はい
674 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/01/23(金) 01:22:39.47 ID:I0Fil9Hf0
鼻毛
675 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/01/23(金) 09:34:13.40 ID:BT1QbEjeO
コンマ35
リズベット武具店
リズベット「…で、硬いモンスター相手に無理矢理スキル使ったら剣が折れたって訳?」
俺「ああ、最終的にはアスナが倒してくれたがリズの作ってくれた両手剣はポッキリ逝った」
折れた両手剣「」
リズベット「ポッキリ逝ったじゃ無いわよ!?その剣作るのにどんだけ素材を使ったと思ってんのよ!?」
俺「い、いや…」
リズベット「ただでさえアンタの指定する攻撃力の目標値に合わせると特注にしなきゃだから素材集めるの大変なのに…」
俺「でも素材集めは俺も手伝ってるだろ?」
リズベット「もっと大事に剣を扱えって言ってんの!!たった数回の使用で修復不可状態にするなんて有り得ないわよ!」
俺「ごめん…。何か片手剣と使用感違って、これまで通り振ったら全然芯に当たらなくてさ…」
リズベット「はぁ…そもそも、最前線に居るアンタがもう60層を前にメイン武器変えたの自体間違いだったんじゃないの?」
俺「え?…」
リズベット「確かにメイン武器の変更はこの世界じゃよくある事だけど、それは皆んな最前線に居る訳じゃ無いからよ」
リズベット「武器やスキルの扱いに慣れてくるまでは狩場のレベルを下げて練習するものじゃない」
リズベット「でも血盟騎士団でB隊のリーダーしてるアンタにはその時間が無い」
俺「ああ…」
リズベット「まあ中には直ぐ別の武器を使い熟す器用な人間も偶に居るみたいだけど、あんたはそうじゃ無かったんでしょ?」
俺「うん…」
リズベット「キリトはあんたのステータスだけ見て両手剣を勧めたみたいだけど、今のアンタの立場も考えたらあたしは片手剣に戻した方が良いと思うわよ?」
俺「…。」
俺(そう言われてみると確かにリズの言ってる事の方が理に適ってるような気も…)
俺(ただ昔の、もっと生きる事自体に必死だった頃の俺はこんなヘマしなかったような気も…)
1リズの助言通り一旦片手剣に戻して、俺が弱くなったと感じる根本の原因を探る
2…いいや、俺は両手剣のトッププレイヤーを目指したい。だから現状で作れる最強の両手剣を作ってくれないか?
安価下
676 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/01/23(金) 10:39:24.60 ID:2Pig2J8pO
2
677 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/01/23(金) 13:26:47.53 ID:kBuTNbII0
リズベット武具店
俺「…いいや、俺は両手剣のトッププレイヤーを目指したい」
リズベット「両手剣のトッププレイヤーか。まぁ気持ちは分かるけどねえ〜」
俺「だから、現状で作れる最強の両手剣を作ってくれないか?その剣でもう一度…」
リズベット「ん?つまり、前の剣はあたしの作った武器が弱かったって言うの!?」
俺「あ、いや…そうじゃなくて…」
俺(マズイ。リズの地雷踏んだ)ゴクリ...
リズベット「あたしだってねえ!素材が有ればアンタが文句も言えないくらいの両手剣くらい作れるわよ!」
俺「そ、そうなのか…ちなみにその素材ってのは俺が代わりに取ってくるのは?…」
リズベット「いいえ駄目よ。普通のプレイヤーでは入手不可」
リズベット「一流の武具屋が持つマスタースミスのスキルが無いと取れないレアな鉱石なのよ」
俺「つまりリズを直接連れて行かないと取れない鉱石か…。ちなみにその場所は?」
リズベット「それは…」
コンマ下二桁
61以上雪山(第55層。原作通り)
31〜60火山(第60層。最前線)
30以下霧の多い湿地帯(第19層)
安価下
678 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/01/23(金) 16:39:27.54 ID:UkR3G6u0O
無理ゲー
679 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/01/23(金) 21:07:05.21 ID:kBuTNbII0
コンマ54
リズベット武具店
リズベット「必要な鉱石が取れるのは第60層…」
俺「ろ、60層!?現在攻略中の最前線の層じゃないか!?」
リズベット「ええ、そうよ。そしてその中でも危険地帯、火山エリアよ」
俺「火山…」
俺「あのエリアは火山の熱により、オートでHPも減って行くクソエリアだ…」
リズベット「普通に熱いだけじゃないんだ?…」
俺「ああ、だからその特性のエリアと言う事で血盟騎士団の諜報部ですら未だ調査の済んでない未開の地…」
俺(…と言うか60層の攻略には通る必要が無さそうだから、そもそもリスクを負ってまで調査をする事も無いと思う)
俺「敵のMobすら分からない大地をリズを守りながらか…」
リズベット「べ、別に危険そうなら辞めといても良いけど?」
俺「ちなみに今のリズのレベルは?」
リズベット「63レベよ」
俺「なんだ?意外に高いな」
リズベット「そりゃあアタシはトッププレイヤー御用達の一流鍛治屋だし」エッヘン
俺(しかし、それでもリズを連れては不安だ…)
俺(敵も強いし、死のリスクも結構あるだろう…)
1覚悟を決めてリズベットと共に向かう
2諦める
安価下
680 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/01/23(金) 21:25:20.43 ID:FA77b4i30
1
681 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/01/24(土) 14:44:30.14 ID:qii9Cykv0
コンマ43
第60層
火山入口
リズベット「ハァ…あっつい…」スタスタ
俺「目的の場所は火口の近くだったよな?」スタスタ
リズベット「ええ。そこに紅く光る鉱石がある筈なの」
俺「問題は道中のモンスターか…」
リズベット「いや、この暑さもヤバいけど…」
俺(どうしても両手剣のトッププレイヤーになりたかった俺は、危険地帯だとしてもリズベットを連れて強行した)
俺「もう直HPが自動で減るエリアに入る。そしたら更に熱くなる筈だ」
リズベット「ええ…」
俺「戦闘は俺がやるから、リズはポーションの自動回復は切らさないようにな」
リズベット「ハァ…舐めないでよ。あたしだって…」
大量のガーゴイル族Mob「「「」」」バサバサ
リズベット「げっ…」
俺「お出ましだ。下がってろリズ」スチャッ
俺(間に合わせの片手剣でリズを守りながら戦うのはキツイが、ここまで来たらやるしか無い…)グッ
コンマ下二桁
71以上俺達は無事に鉱石の前までやって来た
31〜70とか倒しながら進んだがフィールドボスが出現した
30以下普通に負けた…
安価下
682 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/01/24(土) 15:11:05.75 ID:JuBkmpuaO
あ
683 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/01/24(土) 19:59:13.67 ID:qii9Cykv0
火口付近
マグマ「」ドロッ...
俺「はあっ!」ブウンッ!!
ガーゴイル族Mob「」ズバアッ!!
俺「くっ…ふぅ…ふぅ…大丈夫かリズ?…」チラッ
リズベット「はぁ…あ、アンタの方こそ戦いっぱなしだけど…?」スタスタ
俺「Mobのレベルが低くて戦闘は何とかなってる…。だが、体力的に長居はマズイ…」ポーション「」キュポ
リズベット「そうね…。暑過ぎるわ…取ったらさっさと離脱したい所なんだけど…うん?」
俺「あっ…」
紅蓮石「」
リズベット「あった。これだわ…」
俺「よし、さっさと取って脱出しよう」
リズベット「ええ。そうね」スッ
岩石竜「」ブワッ
リズベット「えっ!?何!?ドラゴン!?」
俺「50層から60層の特殊エリアにはドラゴン系のモンスターが配置されてる事が多い。こいつもその内の一つだろう」
リズベット「解析してる場合じゃ無いわよ!こいつが居ると鉱石が…」
俺「俺が向こうに引きつける!リズはその間に鉱石を取ってくれ!」ダッ
リズベット「わ、分かったわ!」スッ
俺「こっちだデカブツ!」タッタッタッ
岩石竜「」ガアアッ!!
俺(ソロでこいつと普通に戦うのは場所的にもキツイ…。上手く誘導して火口に落とせば…)
俺(失敗すれば俺が落ちるが…いや、やるしか無い)グッ
コンマ下二桁
81以上何とかレア鉱石を取って脱出した
46〜80取ったは良いがリズベットが穴に落とされた
45以下逆に火口に落とされてしまい…(俺死亡)
安価下
684 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/01/24(土) 20:14:55.04 ID:UihAK7/lo
お
685 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/01/24(土) 21:00:02.83 ID:qii9Cykv0
コンマ04(俺死亡)(1回目)
分岐から
作戦会議後
ダナ
キリト「久々に攻略会議に参加したが最近のアスナはいつもああなのか?アレじゃ、息詰まるぜ」スタスタ
俺「攻略指揮を取ってる時だけさ。普段はああじゃない」スタスタ
俺「…ただ、皆んなの命を預かる副団長としての重圧は凄いかかってると思う」
キリト「オレはてっきりアスナが副団長ならお前が団長になってると思ってたが、まさかヒースクリフとはな」
俺「…まぁ、色々あったんだよ」
キリト「ふうん」
俺「キリトこそ、よく前線へと戻って来たな」
キリト「なんだよ?オレが戻っちゃ邪魔だったか?」
俺「まさか。第55層のフロアボス戦で苦戦してた時に遅れて参戦してLAまで取って行くのはちょっと主人公過ぎたぞ」
キリト「よせよ。別に狙って取れた訳じゃ無い」
俺「だがあの速さは見事だった。火力タイプの俺と、クリティカルタイプのアスナじゃ手数が足りてなかったからな」
キリト「と言うかお前、相変わらず火力タイプなんだな…」
俺「うん?ああ…。STRももう400以上行ってるな。この数値は血盟騎士団の中でもダントツトップらしい」
俺「その代わりDEXやAGIが他の血盟騎士団のメンバーより下だが…」
キリト「筋肉馬鹿過ぎる…。それもう完全に最前衛のタンク兼アタッカーの性能してんじゃねえか…」
キリト「その性能ならもう片手直剣辞めて、両手剣や両手斧に転向して攻撃力だけを磨いた方が良いんじゃないか?」
俺「まぁ、それもそうだが…第50層のフロアボスのLAでこの魔剣を入手したんだよ」ピッ
キリト「うん?」
「エリュシデータ」
キリト「うわ。なんだこの必要パラメータの重い剣!?でもステータスだけ見ると第80層相当のレア物じゃないか」
俺「これがドロップしたからちょっと悩んでるんだよな」
俺(ここからはこれを扱えるくらいのパラメータに寄せるつもりだったが、ここでメイン武器転向したらこれは必要無くなる…)
俺(どうする…?)
1ここからはAGIやDEXも上げてエリュシデータを扱える片手直剣のトッププレイヤーを目指す
2エリュシデータはキリトにあげて、俺は両手剣に持ち替える
3選べない(既存のユニークスキルに関心持っていなかったので不可)
安価下
686 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/01/24(土) 21:21:18.78 ID:KJutZF+mO
2
687 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/01/24(土) 21:46:46.68 ID:qii9Cykv0
同じなのでカット
第56層
渓谷
俺(両手剣へと持ち替えた俺は、早速第56層のフィールドボスに使用してみた)
ジオクロウラー「」シャアアッ
アスナ「マズイ!崖の方へ向かってくるわ!?フォワード隊は後退!」
ゴドフリー「りょ、了解!?」バッ
キリト「いや、こっからならば!」ブンッ!!
ジオクロウラー「」ブシュウッ!!
キリト「どうだ!?」
ジオクロウラー「」シャアアアッ!!
キリト「くっ…!浅かったか!?」バッ
崖「」ガラガラガラッ
キリト「しまった!?地形が!?」ブワッ
コハル「…!キリトさん!?」ガシッ
キリト「さ、サンキューコハル!」
ジオクロウラー「」シャアアッ!
キリト&コハル「「わああっ!?」」
アスナ「そっちへ…行きなさい!!」ビュオッ
ジオクロウラー「身体」ドンッ!!
アスナ「進行方向が変わった。はっ!マズイ、このままじゃ迷宮区へ向かう橋を落とされる…」
橋の上「俺「ッ…」」スッ
アスナ「俺君?…」
俺(やたら硬い暴れ蛇か。俺の両手剣の適性テストには持って来いだ)スチャッ
ジオクロウラー「シャアアッ!!」ビュンッ!!
俺「うおおおおおおっ!!」ブウンッ!!!
コンマ下二桁
66以上俺、両手剣を直ぐに使いこなしてフィールドボスを破壊した
65以下俺、流石に両手剣を直ぐには扱えず逆に両手剣が折れた
安価下
688 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/01/24(土) 21:47:04.16 ID:XI2H3KxhO
はい
689 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/01/24(土) 22:40:14.20 ID:QW+tA86e0
コンマ16
リズベット武具店
リズベット「…で、硬いモンスター相手に無理矢理スキル使ったら剣が折れたって訳?」
俺「ああ、最終的にはアスナが倒してくれたがリズの作ってくれた両手剣はポッキリ逝った」
折れた両手剣「」
リズベット「ポッキリ逝ったじゃ無いわよ!?その剣作るのにどんだけ素材を使ったと思ってんのよ!?」
俺「い、いや…」
リズベット「ただでさえアンタの指定する攻撃力の目標値に合わせると特注にしなきゃだから素材集めるの大変なのに…」
俺「でも素材集めは俺も手伝ってるだろ?」
リズベット「もっと大事に剣を扱えって言ってんの!!たった数回の使用で修復不可状態にするなんて有り得ないわよ!」
俺「ごめん…。何か片手剣と使用感違って、これまで通り振ったら全然芯に当たらなくてさ…」
リズベット「はぁ…そもそも、最前線に居るアンタがもう60層を前にメイン武器変えたの自体間違いだったんじゃないの?」
俺「え?…」
リズベット「確かにメイン武器の変更はこの世界じゃよくある事だけど、それは皆んな最前線に居る訳じゃ無いからよ」
リズベット「武器やスキルの扱いに慣れてくるまでは狩場のレベルを下げて練習するものじゃない」
リズベット「でも血盟騎士団でB隊のリーダーしてるアンタにはその時間が無い」
俺「ああ…」
リズベット「まあ中には直ぐ別の武器を使い熟す器用な人間も偶に居るみたいだけど、あんたはそうじゃ無かったんでしょ?」
俺「うん…」
リズベット「キリトはあんたのステータスだけ見て両手剣を勧めたみたいだけど、今のアンタの立場も考えたらあたしは片手剣に戻した方が良いと思うわよ?」
俺「…。」
俺(そう言われてみると確かにリズの言ってる事の方が理に適ってるような気も…)
俺(ただ昔の、もっと生きる事自体に必死だった頃の俺はこんなヘマしなかったような気も…)
1リズの助言通り一旦片手剣に戻して、俺が弱くなったと感じる根本の原因を探る
2…いいや、俺は両手剣のトッププレイヤーを目指したい。だから現状で作れる最強の両手剣を作ってくれないか?
安価下
690 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2026/01/24(土) 22:56:46.55 ID:uJ3mFww90
2
691 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/01/24(土) 23:16:48.91 ID:QW+tA86e0
リズベット武具店
俺「…いいや、俺は両手剣のトッププレイヤーを目指したい」
リズベット「両手剣のトッププレイヤーか。まぁ気持ちは分かるけどねえ〜」
俺「だから、現状で作れる最強の両手剣を作ってくれないか?その剣でもう一度…」
リズベット「ん?つまり、前の剣はあたしの作った武器が弱かったって言うの!?」
俺「あ、いや…そうじゃなくて…」
俺(マズイ。リズの地雷踏んだ)ゴクリ...
リズベット「あたしだってねえ!素材が有ればアンタが文句も言えないくらいの両手剣くらい作れるわよ!」
俺「そ、そうなのか…ちなみにその素材ってのは俺が代わりに取ってくるのは?…」
リズベット「いいえ駄目よ。普通のプレイヤーでは入手不可」
リズベット「一流の武具屋が持つマスタースミスのスキルが無いと取れないレアな鉱石なのよ」
俺「つまりリズを直接連れて行かないと取れない鉱石か…。ちなみにその場所は?」
リズベット「それは…」
コンマ下二桁
61以上雪山(第55層。原作通り)
31〜60火山(第60層。最前線)
30以下霧の多い湿地帯(第19層)
安価下
692 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2026/01/24(土) 23:18:50.68 ID:uJ3mFww90
あ
693 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/01/25(日) 00:45:44.46 ID:nejYmJks0
コンマ68
第55層
雪山
雪「リズベット足」サクッ
リズベット「ううぅっ、さぶぅ…」ガチガチ
俺「おーい、遅いぞリズ」サクッサクッ
リズベット「な、何でアンタは平気なのよ…?」ガチガチ
俺「第51層だったかのフロアボスが猛吹雪の中での戦闘だったからな。そのエリアは主街区も迷宮区も全部凍ってたし寒いのには慣れたんだ」
リズベット「慣れぇ?こんなの慣れるとか無いでしょ…はっくしゅん!」
俺「今攻略組が探索してる層にある火山と比べればマシさ。あそこは近寄るだけで自然にHPが減るしな」
俺「寒さは寒いって感じるだけで状態異常にはならない」
リズベット「あーそう…」
リズベット(こいつ、最前線に浸かり過ぎて完全にゲーム脳になってる…)
俺「しかし、そろそろ山頂だが未だ見えないのか?」
リズベット「どの辺りにあるかまではあたしも…」
ドオンッ!!
俺&リズベット「「!?」」
白竜ゼーファン「」バサッバサッ
リズベット「な、な、何!?」
俺「恐らくこのエリアを守ってる番人だ。下がれリズ」スチャッ
リズベット「う…」サッ
白竜「」ビュオッ
俺(第55層くらいなら、今の俺でもやれるか?…両手剣は折れたから片手剣だが…)グッ
コンマ下二桁
81以上俺、白竜に会心の一撃
11〜80しかし、俺苦戦しているとリズベットが飛び出して穴に…
10以下…しかし、俺喰われる
安価下
694 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/01/25(日) 01:05:51.74 ID:xHLp9G9xo
おわた
695 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/01/25(日) 11:52:36.22 ID:nejYmJks0
コンマ74
雪山
白竜「」バサッバサッ
俺「おおおっ!!」バッ
白竜首「」
俺(行ける。あの首を狙って…)
白竜爪「」ブンッ!
俺「ッ…!」ガッ
俺「くっ…」地面「」シュタッ
俺(クソッ、このレベル帯になると俺の速さが足りないのかこう言う時いつも後手からだ…)
俺「だが次は俺の番だ!」バッ
白竜「尻尾」ビュオンッ!!
俺「うっ!?」サッ
俺「チッ…速度タイプのドラゴンか…」
白竜「」バサッバサッ
俺(これじゃ一撃入れる所か近付く事すらままならない…厄介だな)
696 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/01/25(日) 11:57:15.74 ID:nejYmJks0
雪山
物陰
白竜「」俺「」
リズベット「あれ?俺の奴、結構苦戦してる…?」
リズベット「と言うか、俺が戦ってる所久々に見るけど……なんか…」
リズベット「……。」
白竜「俺「うおっ!?」」ブワッ
リズベット(一人だからかしら?…もしかして、あたしもレベルは高い方なんだし助けた方が…)グッ
リズベット「何モタモタやってるのよ!」バッ
俺「はっ!?リズ!?」チラッ
リズベット「もう見てらんない加勢するわ!」グッ
俺「よせ出てくるな!」
リズベット「え?…」
白竜「突風」ビュオオオオッ!!!
リズベット「なっ!?キャアアアッ!?」ブワッ
大穴「リズベット「」」ヒュ-ン
俺(マズイ!あいつ、大穴に飛ばされて…落下ダメ軽減の装備じゃ無いあいつじゃ、落ちた衝撃で大ダメージくらうぞ?下手すると…)
白竜「背中」バサッバサッ
俺(だが、奴がリズの方を向いたから背中がガラ空きだ。今なら…)
1諦めて先にリズベットを助けに行く
2リズベットが生きてる事を信じて白竜を倒す
安価下
697 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/01/25(日) 12:31:40.85 ID:nIbGrqav0
1
698 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/01/25(日) 15:40:26.54 ID:2DVvatMl0
雪山
俺(チッ…考えるまでも無い!)ダッ
俺「リズー!!」バッ
大穴「俺」ヒュ-ン
リズベット「」ヒュ-ン
俺「くっ…」ググッ
俺(後少し……)
リズベット手「俺手」ガシッ
俺「リズ!」
リズベット「う、うーん…」
俺「ッ…!」チラッ
地面「」
俺(地面までの距離、20メートルくらい。マズイ、着地態勢を取る暇も、こうなったら───)ビュオオッ
グシャアッ!!
リズベット(え…?)
コンマ下二桁
81以上落ちた弾みのせいでリズベットと…(リズベット→俺好感度11に上昇)
06〜80リズベットの下敷きになるもゲージ黄色で生きていた
05以下俺死亡
安価下
699 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/01/25(日) 15:41:01.24 ID:25/MPkiGO
はよ
700 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/01/25(日) 18:17:49.44 ID:nejYmJks0
コンマ24
大穴の中
リズベット「う…ん?…今の音は…?」
俺「大丈夫か?…」
リズベット「あっ」
俺腹の上「リズベット「」」
リズベット「あ、アンタの方こそ大丈夫なの!?」
俺「俺は平気さ。HP高めの装備してるからこれくらい…」ムクリ
俺HP「黄色ゲージ」
リズベット(それでも半分以上削れてるって、もしあたしがそのまま落ちてたら…)ゴクッ...
俺「しかし、厄介な穴に落とされたな」
リズベット「え?…」
俺「穴の深さは40メートルくらいか?幾ら俺でもジャンプしても届かないし、壁をツタって走るのも専門外だしな…」
穴の入口「」
リズベット「じゃああたし達、まさかこっから出られ無いって事!?」
俺「…。」
コンマ下二桁
41以上俺、ちょうど転移結晶を切らしていたが…(鉱石入手)
40以下俺、こう言う事に備えてちゃんと転移結晶を持って来ていた(鉱石入手失敗)
安価下
701 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/01/25(日) 19:26:39.98 ID:nIbGrqav0
あ
702 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/01/25(日) 22:01:32.05 ID:nejYmJks0
コンマ98
大穴
俺「やっぱり俺もちょうど持って無いな…。転移結晶を…」ピッピッ
リズベット「それじゃあどうすんのよ!?」
俺「第1層の地下牢に繋がる回廊結晶ならあるけど…」
リズベット「それ犯罪者を閉じ込める為の物でしょ!?誰か外から開けてくれないと2度と出られ無いし、そんな所行きたく無いわよ…」
俺「はは、だよな…」
リズベット「ちょっとアンタお気楽過ぎない!?出られなくなったらどうするの!?」
俺「別に慌てなくても、俺が行方不明なら明日にもアスナが探しに来てくれる」
リズベット「…何でそう言い切れる訳?」
俺「一応いっつも夜には合流して同じ宿に泊まってるからな」
リズベット「えっ!?そ、それってまさか同じ部屋で!?///」
俺「いや、そんな訳あるか…。普通に別々だよ」
リズベット「ふうん。別々なんだ、私はてっきり…//」
俺「そりゃそうだら。別に俺達は付き合ってる訳でも無いんだし…」
リズベット「えっ!?付き合って無いの!?」
俺「あ、ああ」
リズベット「ええ…」
リズベット(あんなに常に隣に居て、未だ付き合っても無かったんだ…)
リズベット「…何で?」
俺「うん?」
リズベット「どうして付き合って無いの?」
俺「どうしてって……別に、何でもいいだろ…」ストッ
リズベット「何照れてんのよ」
俺「…照れてる訳じゃ無い」
リズベット「じゃあ理由を言いなさいよ」
俺「……。」
リズベット「何よ?」
俺「……俺に、その覚悟が足らないだけさ」
リズベット「覚悟って?…くしゅん!うーさぶっ」
俺「大丈夫か?…」チラッ
リズベット「今日はここで一晩過ごすのよね?…」
俺「ああ。そう言う事になるな」
リズベット「ふぅー…そっか…//」
リズベット(二人きり、なんだ…//)
703 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/01/25(日) 22:18:55.83 ID:nejYmJks0
大穴
俺「…。」ピッピッ
リズベット「何してるの?…」
俺「寒そうだし、何か暖を取れそうな代わりになるアイテムが有ればと思ったんだが……すまん。攻略アイテムばっかだわ」
リズベット「ふふっ、何でアンタが謝るのよ」
リズベット「私は助けてくれただけで十分よ…」
俺「そんなの当たり前だろ?リズは俺にとって大切な人なんだから」
リズベット「えっ?た、大切って…」ドキッ
俺「俺がこの世界で絶対に守りたいって思ってる人間の一人だ」
リズベット「あっ…」
リズベット(あぁ、元ギルドメンバーって意味か)
リズベット(そりゃそうよね。ユナの件もあったし、こいつにとってアレはもう2度と……でも、ちょっとびっくりした//)
リズベット「くしゅんっ!あー、本当さぶっ」ブルブル...
リズベット(でも、アスナが居るこいつには温めてなんて言えないし…耐えるしか無いか…)
俺「…。」
俺(俺は普段装備してるマントのお陰で、それに包まれば寒さは凌げる。だがリズの奴は寒そうだな…)
俺(こうなったら何とか他の方法で温めてやるしかないが…でも俺とリズって友達だけど一応異性なんだよな…)
俺(…どうする)
1手を握って温める
2手を握る以上に身体を寄せて俺のマントの中に入れて温める
3流石にセクハラ扱いが怖いので放置して寝る
安価下
704 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2026/01/25(日) 22:23:39.16 ID:bt5zzxL/0
1
705 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/01/25(日) 23:16:41.65 ID:nejYmJks0
大穴
俺(これくらいなら大丈夫か)ピッ
俺手袋「」スッ
俺「リズ、手出してみろ」
リズベット「え?…」
リズベット手「俺手「」」ギュッ
リズベット「あ…」
俺「俺はずっと手の装備してたからさ、これで少しは暖かいだろ?」
リズベット「うん…。ありがと」
俺「元はと言えば今作れる最強の両手剣を作って欲しいって言い出したのは俺だ。こんな事に付き合わせてしまってすまなかったな」
リズベット「ううん気にしないでよ、あたし自身も自分が納得できるレベルの最高の剣を作ってみたかったから」
リズベット「それに、アンタには昔何度も助けられてたしね」
俺「助けて来た…か…」
リズベット「うん?」
俺「……確かに昔は、何かが起きても誰かを助けたりする力があった筈なんだがな」
俺「でも最近は…」
リズベット「どうしたの?」
俺「さっきの戦いでも見たろ?レベル差があるのに、この層のモンスター1体に対しても苦戦してたザマだ…」
リズベット「1体って言っても、守護竜みたいなイベントモンスターだったし周りに居るMobと比べたら強い方だったんじゃないの?」
俺「だとしてもだ…。ここに居るのが俺じゃ無く、アスナやキリトならきっと簡単に奴を倒せてた筈…」
リズベット「…。」
俺「最近はフロアボス戦でも大した活躍出来てないし、ずっとLAなんて取れてない。レベルもアスナやキリトの方が上だ」
俺「今の俺はただ、ボスとの経験値から血盟騎士団の隊員を指揮してる普通のリーダー役にしか過ぎ無い…」
俺「…何だか最近の俺は弱くなった気がするんだ」
リズベット「いや、それでも血盟騎士団の一隊任されて最前線に居るんだからかなり上澄みの方だと思うけど…」
リズベット「まぁ確かに、言われてみたら昔後ろで見てた時程の圧は無くなったかもね〜」
リズベット「昔のアンタのままだったら、あたしが加勢しなきゃ…って考えるんじゃ無くて戦闘の邪魔にならないようにしなくちゃって感じだったもん」
俺「やっぱり、リズの目から見てもそう思ったか…」
リズベット(それでもあたし等なんかと比べると俺は全然強いけど、攻略組に居ても色々悩みの種はあるんだ)
706 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/01/26(月) 00:01:12.71 ID:p3TsrcIB0
大穴
俺「正直言って、今の俺は自分の限界を感じ始めてる…」
リズ「俺…」
俺「だからステータスの適性的にメイン武器を片手剣から両手剣に変える事で、何か変化が有ればって思ったんだが…」
俺「折角リズに作って貰った剣もいきなり駄目にしてしまった。ただ武器を変えたくらいで、そんな簡単に強くなれる訳なんか無かったんだな…」
リズベット「…。」
俺「アスナとの差も開く一方だ…。こんな調子なら、俺はいつか…アスナにも置いて行かれて…」グッ
リズベット「あたしはそんな事無いと思うけどな」
俺「え?…」
リズベット「だってアスナが強くなりたい理由は、アンタの事を守りたいからだもん」
俺「アスナが俺を?…」
リズベット「そう。だからアンタが強くなればなる程、アスナだってアンタよりも強くなる為に更に努力しなきゃいけないの」
リズベット「この世界の5本の指に入るくらいに強いアンタより強くならなきゃなんだから、アスナだって見えない所でそりゃあもう死ぬ程努力してる筈よ」
リズベット「だから逆にアスナにとっては、アンタが伸び悩んでる今くらいの方がちょうど良いんじゃない?」
リズベット「アスナって真面目過ぎる所もあるし」
俺「…。」
俺「俺の強さはアスナと比例してるって事か…。つまり、俺が彼女を抜こうとすればする程…」
リズベット「アスナは抜かれない様に更に努力するって事よ」
俺「どうしてそんな負けず嫌いなんだろう…」
リズベット「別に負けず嫌いだからじゃ無いわよ」
俺「え?…」
リズベット「ただ…それが今のアスナにとって、この世界で強くなる為の理由だからよ」
俺「アスナが俺より強くなる為の…」
俺(だったら、今の俺が更に強くなりたい理由は……)
1一日でも早くこのゲームをクリアして、この世界に居る人を救いたいから
2アスナの事を護りたいから
3いざと言う時に、俺の大事な人達を守る為の強さが欲しいから
4その他
安価下
707 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/01/26(月) 00:11:54.74 ID:xL22Rxy00
3
708 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/01/26(月) 00:13:14.83 ID:aSTGtfeDo
4もう大切な仲間を失いたくない、そしてアスナと一緒にリアルに帰る
709 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/01/26(月) 00:40:32.58 ID:p3TsrcIB0
翌朝
大穴
光「」スウッ...
リズベット「ん…」ムクリッ
俺「おはようリズ。ちゃんと寝れたか?」
リズベット「あ、うん…あ…」
リズベット身体「俺マント「」」
リズベット(あれ?これ、彼奴の着てた羽毛のマント?…)
リズベット(あたしの毛布代わりにかけてくれてたんだ…//)グッ
俺「フレンドリストを見てみたら、もうアスナも第55層に来てる。多分もう直助けが来るぞ」
リズベット「そうなんだ…。流石はアスナね」スクッ
リズベット「これ、返すわ。ありがと…//」俺マント「」スッ
俺「おう」
リズベット「ん?と言うかそれ何かしら?」
俺「うん?」
リズベット「夜の内は真っ暗で何も見えなかったけど…」スタスタ
俺「何って、ただの結晶だろ?」
リズベット「いや、違うわ。この結晶…これ!クリスタルライトインゴッド!あたし達が探しに来た鉱石よ!」ガシッ
俺「ええっ!?でも、この鉱石はあの竜を倒さないと出てこない筈じゃ…?」
リズベット「ううん。出てこないんじゃ無く、あの竜こそがこの鉱石を産んでたのよ!」
リズベット「やった。手に入った…。これを持ち帰って加工すれば…」
俺「産んでた……?つまりリズがその手に握ってるの、あの竜のウンコって事?…」
リズベット「………ッ!?いやあアアァッ!?///」
俺「待てよ。そのンコがここにあるって事は、この穴はあの竜の根倉…?」
白竜「ギャオオオンッ!!」ビュオッ!!
俺「はっ!?」
リズベット「えっ!?」
白竜足「リズベット「」」ガッ
リズベット「なっ!?」ブワッ
俺「リズ!?」ダッ
白竜尻尾「俺手「」」ガシッ
白竜「」バサッバサッ!!
710 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/01/26(月) 01:08:12.31 ID:p3TsrcIB0
雪山
白竜「ギャオオオッ!!」ビュオオッ!!
俺(リズは竜の足に掴まれ、俺は尻尾に捕まって何とか穴から出れたが…)
リズベット「な、何よこいつ!?いきなり飛んで来てあたしを捕まえて!?」ビュオオッ
リズベット「しかも昨日見た時より気性荒く無い!?」
俺「ッ…恐らく、リズがその結晶を入手した事でこいつの巣を荒らされた判定になって怒ってるんだ!」
リズベット「はあっ!?」
白竜「ギャオオオッ!!」腕バッ
リズベット「痛ッ!?」ビシッ
俺「リズ!?くっ…!こいつ!」
俺(狙いは鉱石を盗んだリズのみか。尻尾に俺が捕まってる事にも気付いてない)
俺(だが…)
白竜「ギャオオオッ!!」ビュオオオッ
俺(高速で飛ぶせいで、これ以上この位置から移動出来ない…。下手に移動すると振り落とされる…)
俺「リズ!抜け出せないのか!?」
リズベット「ッ…この!いい加減に!!」ジタバタ
リズベット「駄目だわ!?背中の服が掴まれてて振り解けない!」
俺(銅の装備を外して、衣服も脱いで裸になれば抜けられるが…流石に女の子のリズには無理な話しか…)
俺(ならば俺がこいつを一撃で葬るしか無いが…)
尻尾「俺「」」プランプラン...
俺(左手はこいつの尻尾を掴む手で塞がってる。つまり、武器を持つ右手のみで奴を仕留めなければならない…)
俺(だがそれも、胴体まで距離がある。一撃でこんな図体の大きい奴を倒せるのか?…)
俺「!?」
白竜口「」パカッ
リズベット「ま、まさか食べる気!?あたしを!?」
俺「リズ!?チィッ…!」グイッ
俺(やるしか無い。俺が守るんだ…リズを!!俺にとっての大事な人を……守る!!)
俺「はああぁぁっ!!」ビュオッ
コンマ下二桁
56以上俺の想いに呼応して再び覚醒スキルが発動して一撃で竜を倒した(ユニークスキル入手)
26〜55何とか喰われる前にリズベットを助け出して着地した(アスナ合流)
25以下俺、代わりに喰われて死亡
安価下
711 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/01/26(月) 01:14:33.45 ID:7yCIRQCzO
はい終了
712 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/01/26(月) 01:14:33.70 ID:xL22Rxy00
あ
713 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/01/26(月) 04:39:21.66 ID:p3TsrcIB0
コンマ45
雪山
俺剣「」ブウンッ!!
白竜顔「ギャアアンッ!!」ズバアッ!!
俺(リズの方へ振り向いた顔面へと直撃させたが…流石竜族か。HPが高いな。だが今なら…!)
俺「リズ、ちょっと我慢しろよ!」スチャッ
リズベット「えっ?…」ガシッ
俺「空中だと奴の方が有利だ。一旦離脱する!」ダンッ
リズベット「ちょっ!?」ブワッ
俺「しっかり捕まってろ!」ガシッ
リズベット「キャアアアッ!?」ビュオオッ
地面「」ドンッ!!
俺「ッ…」ビリッ
リズベット「うっ!?」
俺HP「黄色」ヒュ-ン...
俺(今度はリズを抱いたまま無理矢理足から着地したから、また着地ダメージを大きく…)
リズベット「俺、早く回復を……はっ!?後ろ!?」
俺「ッ!?」クルッ
白竜口「」スウウッ
俺(ブレス攻撃か!?マズイ!俺が避けると俺の背後に居るリズが…)
俺(しかし俺の体力も半分しか…)
「シューティングスター!!」ビュオッ!!
俺&リズベット「「!?」」チラッ
白竜顎「」ドシュッ!!
白竜「」グラッ
リズベット「ブレス攻撃がキャンセルされた!?」
俺(今の技、そしてこの白い閃光のような速さは…)
アスナ「遅くなったわね二人とも!」ダッ
リズベット「アスナ!」
俺「アスナ…」
アスナ「下がってて!この竜は私が倒す!」グッ
リズベット「色々あったけど、アスナが来てくれて何とかなりそうね…」
俺「…。」
俺「……いいや、駄目だ」スクッ
リズベット「うん?」
俺「アスナの事も、俺が守るんだ!」ダッ
リズベット「あっ…」
714 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/01/26(月) 20:25:43.99 ID:p3TsrcIB0
雪山
アスナ「はあぁぁぁっ!!」ビュビュビュッ!!
白竜胴体「」ザザザッ
アスナ「くっ…」シュタッ
アスナ(竜タイプのモンスターはクリティカルが出難いから、私の細剣だと相性が悪い)
白竜「ブレス」ビュオオオッ
アスナ「ッ…!」タッタッタッ
アスナ(やはり狙うなら、あの顔かしらね…)
尻尾「」ビュオンッ!!
アスナ(この尻尾を踏み台にして…)
アスナ足元「」グラッ
アスナ「!?」
アスナ足「氷「」」ツルッ
アスナ「しまった!?足が氷で…はっ!?」
「アスナ!!スイッチ!」ダッ
アスナ(俺君!?)
俺「おおおおおおっ!!」バッ
白竜胸「俺剣」ズドンッ!!
俺「くっ…おおおおおっ!!!」ググッ
コンマ下二桁
76以上そのまま白竜の胴を貫いて撃破した(ユニークスキル入手)
31〜75俺は瞬間的に力を爆発させて白竜を撃破した(ユニークスキルヒント)
30以下俺が相手している間に立て直したアスナと共に白竜を撃破した
安価下
715 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/01/26(月) 20:44:01.68 ID:uCfHOmiSO
はい
716 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/01/26(月) 21:34:07.51 ID:p3TsrcIB0
コンマ68
雪山
白竜「ギャオオオン!!!」ブワッ
俺「くっ…」ブラブラッ...
アスナ「俺君!?」
リズベット「マズイわ!あいつ未だHPが半分しか無いのに、次に落とされたら…」
俺「ッ…!死ね無い…こんな所で俺はあぁぁっ!」
俺(未だ死ぬ訳にはいかない…俺が守るんだ!!アスナも、リズも……俺の大切な人達を!!)グッ
俺「うおおおおっ!!」スッ
俺「ホリゾンタル・スクエア!!」ブウンッ!!
白竜胸「」ズバアッ!!
アスナ「…!」
俺「はあぁぁっ!!」
白竜胸「」ズバアッ!!
アスナ(削り取ってる?竜の硬い鱗の上ごと?…)
俺「でやあっ!!はあっ!」ブウンッブウンッ!!
白竜胸「」ズバアッズバアッ!
白竜心臓「」ドクンッドクンッ
俺「見えた!!それだあぁっ!」ブウンッ!!
白竜心臓「」ズドンッ!!
アスナ「あ…」
俺「はぁ…はぁ…」グッ
白竜「」パリ-ン
リズベット「やった…やったわ!」
俺「うっ…」ヒュ-ン...
アスナ「俺君!?」バッ
アスナ腕「俺「おっ…」」ストッ
アスナ「う…」ガシッ
俺「アスナ?すまない、助かっ…」ストッ
アスナ「もう、馬鹿!何でHPも半分しか無いのにあんな突っ込むのよ!?」
俺「うっ、す、すまない…なんか身体が勝手に」
アスナ「約束した宿屋にも戻らないし、もうバカバカバカ!」
俺「ご、ごめん。よく来てくれたよ…」
717 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/01/26(月) 21:35:10.35 ID:p3TsrcIB0
雪山
リズベット「アスナ。今回はあんまり責めないであげて」スタスタ
俺「あ、リズ…」
リズベット「ここに泊まる事になったのは、それはこいつじゃ無くて、あたしを助ける為だから…」
アスナ「リズを…?」
俺「…いいや、最初に俺があの竜を倒せていれば泊まる事も無かったんだ」
リズベット「あっ、そうよ。何で最初に戦った時より手慣れてたのよ」
俺「手慣れてたのかな?2回目だったってのもあると思うけど…」
俺「…でも、少し分かったんだ」
アスナ&リズベット「「分かった?」」
俺「ああ…」
俺(俺が戦う理由は、大切な人達を護りたいからだ)
俺(だが、今前線に居るのはアスナだけ…そのアスナも俺より強くて、俺に守られる事を必要としていなかった…)
俺(だから俺が今何の為に戦っているのか分からなくなっていた俺は、迷いが生じて剣の腕が鈍ってきていた…)
俺(…だけどそれは違うかった。アスナは俺を守りたくて俺より強くなろうと努力しているだけで、俺は自分の事だけでその部分が見えていなかったんだ)
俺「とりあえず…いつもありがとうな。アスナ」
アスナ「ふえっ!?あ、う、うん…///」
リズベット(はぁ…やれやれ…。結局、精神的な問題だっただけで武器なんて必要無かったんじゃない?)
リズベット「うん?」
リズベット手「インゴッドクリスタル「」」
718 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/01/26(月) 21:49:47.35 ID:p3TsrcIB0
リズベット武具店
リズベット「…で、一応目当ての鉱石は取れた訳だけどどうするつもり?」
俺「そう…だな…」
俺「ここを出た時は両手剣に転向するつもりだったが…リズとの冒険を通して普通に戦えるようになったんだよな…」
リズベット「そうね。あの白竜を一人で倒すくらいなら伸び悩むとか無いでしょ」
俺「ああ…」
俺「…俺に足りなかったのは、俺自身が何をしたいかって言う覚悟の問題だったかもしれない」
リズベット「…正直、鍛冶屋としてアドバイスするならあたしは片手剣のままで良いと思うけどね」
リズベット「転向したら、スキルも振り直しだし武器の使い勝手も変わるわ」
リズベット「何よりあの時のアンタが見せた、かなり堅い敵の防御をも貫通させるくらいの事はもう出来なくなるんじゃない?」
リズベット(…と言うか、片手剣スキルに防御力無視の貫通属性なんかあったかしら?)
俺「しかし、ステータス的には両手剣の方が向いてるんだよな俺…」
リズベット「まぁそりゃそうだけど…」
俺(リズの言う通り、武器を変えたら暫くは俺自身の弱体化を免れないだろう…)
俺(それにあの時使った謎の片手剣のスキルも…)
俺(…しかし、今更片手剣で行くのなら魔剣クラスの強さだったエリュシデータをキリトにもうあげてしまったのがな…)
俺(どうするか…)
1やっぱこのまま片手剣で行くよ。気になる事もあるし
2…いや、やはり今の俺のステータス適性的にも両手剣士に転向するよ
安価下
719 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/01/26(月) 21:51:34.61 ID:xL22Rxy00
1
720 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/01/27(火) 01:21:29.76 ID:5PDJ7/yR0
リズベット武具店
俺「やっぱこのまま片手剣で行くよ。気になる事もあるし」
リズベット「気になる事?」
俺「ああいや、別に大した事じゃないさ…」
リズベット「ふうん。まぁいいけど…それじゃあ折角取ってきたこれも使っちゃうわよ?」
俺「ああ、振り回しちゃったからな。リズの好きにして良いよ」
リズベット「…。」
リズベット「…分かった。じゃああたしの好きにさせて貰うわ。でもちょっと手伝ってくれる?」
俺「うん?あぁ…」
俺(その後、俺はリズが剣を鍛治する所を少しだけサポートした)
リズベット「しっかり支えてなさいよ」スッ
俺「あ、ああ…」グッ
カ-ン!!カ-ン!!カ-ン!!
リズベット「せやっ!」ブンッ!!
鉱石「」カ-ン!
俺「ッ…」グッ
リズベット「ふぅ…未だ火が足りてない!」
俺「お、おう!これを当てれば良いんだな?…」スッ
リズベット「見せて」ジッ
俺「剣っぽくはなって来たと思うけど…?」スッ
リズベット「うーん…」
リズベット「いいえ、未だ全然だわ」
俺「全然なんだ?…」
リズベット「後4回は叩くからまた抑えてて」
俺「あ、ああ」グッ
俺(素材から鍛治して剣を作る所は始めた見たが、剣を作るのも結構手間がかかるんだな…)
俺(リズはいつもこんな作業を…。そりゃ簡単に両手剣潰したら怒るか)
リズベット「集中して。あたしの最高の剣を作るんだから!」
俺「あ、ああ悪い」
カ-ン!カ-ン!...
721 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/01/27(火) 01:45:55.40 ID:5PDJ7/yR0
リズベット武具店
リズベット「はぁ…遂に出来たわ」
俺「この剣は…?」
リズベット「あたしの作った剣の最高傑作…ダークリパルサー」スッ
ダークリパルサー「」
俺「…!この剣…」
俺(アタック値もほぼキリトにあげた魔剣のエリュシデータとほぼ変わらないのに、アレより軽い)
俺(耐久性が若干劣るが、それでも第75層相当の強さがある…)
リズベット「どう?驚いたでしょ」
俺「ああ…。未強化でも既に魔剣レベルの物だぞ?」
リズベット「ふふん//」ドヤッ
キリト「へえ、凄いなその剣。なぁ幾らで売ってくれるんだ?」
俺「あれ?キリト?シリカも…」
シリカ「こんにちは俺さん、リズベットさん」ペコリ
リズベット「あれ?どうしたのよ2人とも?」
キリト「シリカがそろそろ武器を買い換える時期だと思ってさ。そんでオレも序でに剣を見て行こうかと思ったんだが…」
リズベット「ふうん。キリトとシリカが一緒に行動なんて珍しいわね」
シリカ「ぁっ!そ、その…この前キリトさんに偶然出会って色々と助けて貰って…///」
リズベット「へぇ、そうなんだ?」
シリカ「それ以来、よく頼らせて貰ってるんですよ…///」
リズベット(あれ?シリカ、何か顔赤くない?…)
俺(シリカには恋人役を断ってから会って無かったが…あ、もしかしてキリトにやって貰ってるのか?)
キリト「なぁ、そんでその剣は幾らなんだ?」
リズベット「これは…」
俺「キリト、片手剣ならこの前俺がエリュシデータをあげただろ?」
キリト「あ、ああまぁな…。でも、もう一本なんか欲しいかなぁ〜って思ってさ」
俺(ストック用か?まぁ確かにこのレベルのストックが有れば、耐久値気にしなくて済むから助かるだろうが…)
リズベット「残念だけどこの剣は駄目よ。もう先約がいるから」
キリト「チェッ、もう買い手がいたのか」
俺(今出来たばっかりなのにもう買い手が?…)
キリト「それじゃあ代わりの剣とシリカの分のダガーを見せてくれ」
リズベット「それなら別に良いけど…」
722 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/01/27(火) 02:02:48.53 ID:5PDJ7/yR0
リズベット武具店
俺(キリトとシリカはそれぞれ剣とダガーを買って行った)
俺「それじゃあ俺もそろそろ…」
リズベット「待ちなさいよ。ほら、これ」
ダークリパルサー「」
俺「え?…」
リズベット「これは俺の剣よ」
俺「…えっ?俺の?」
リズベット「そうよ。もうアンタの物なんだから…ほら、受け取りなさい//」スッ
俺「ほ、本当に良いのか?こんな業物…同じ素材取って来ても2度と作れないかもだぞ?…」
リズベット「…でしょうね。作ったあたしも驚くくらいの会心の出来だったもの」
リズベット「だからこそ、アンタに使って欲しいのよ//」
俺「気持ちは嬉しいが…分かった。幾ら払えば良い?でも今はあんまり持ち合わせが…」
リズベット「お、お金は良いから!ほら!//」スッ
俺「本当に良いのか?…」ガシッ
リズベット「いいの…。アンタの言ってた護りたい大事な人ってのには、あたしも含まれてるんでしょ?」
俺「ああ…そりゃ勿論」
リズベット「ならこの剣を使って今度こそ護りなさいよ。もう2度とクヨクヨせずに済む筈よ!//」
俺「リズ……分かった。ありがとう」グッ
リズベット「いいから…アスナの事待たせてるんでしょ?ほら、さっさと行きなさいよ!//」グイッ
俺「あ、ああ?」スタスタ
扉「」バタンッ!
リズベット「ふぅ…//」
リズベット(…あたしの最高傑作の武器を使って彼奴が最前線で戦う…。これでこの世界のあたしの夢は叶った)
リズベット(これで恋の方も上手く行ってたらな……。昨日は2人きりだったんだし、チャンスは幾らでもあった筈だけど…//)
リズベット(でもあたしは、アスナが血盟騎士団の副団長として戦ってる理由も努力も知ってる…だから…)
リズベット「フッ、やっぱ…アスナの事は裏切れないわよね…」
リズベット「あたしの分も頑張りなさいよ。アスナ…俺…」
723 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/01/27(火) 21:08:29.87 ID:vQOtHuhX0
血盟騎士団本部
ヒースクリフ「アスナ君から聞いたが、圏外で1日を過ごす事になっていたらしいな」
俺「ああ…昨晩の隊長ミーティングには出られ好きすまなかったな」
ヒースクリフ「それは構わない。フッ…しかし、ラフィン・コフィンに遭遇し無くて幸運だったな」
俺「ああ…。それはな…」
俺(今年になってからラフィン・コフィンの活動はかなり活発になっている…)
俺(奴等は中層組やビギナーだけじゃ無く攻略組の事も狙い、単純なPK以外にも煽動や虚報、対立等の悪質な事を行っているプレイヤー達だ…)
俺(血盟騎士団に入ってから俺は狙われる事が減ったが、寝ている際に手を勝手に使われてデュエルを押されて完全決着の合法PKを行われたり奴等のやり方は、昔と比べてますます悪辣なやり形になっている…)
俺(今の所、血盟騎士団は被害には遭っていないが聖龍連合や風林火山と言った他の攻略ギルドは何人か被害に遭っているらしい…)
ヒースクリフ「第51層以降の攻略難易度の上昇…そしてラフィン・コフィンの脅威の拡大により、血盟騎士団からは離脱者が続出している」
俺「ああ…。今や2軍の筈のC隊迄もフロアボス戦に駆り出されてる現状だったからな…」
ヒースクリフ「そこで、昨日の俺君以外の格隊長には発表したのだが血盟騎士団はメンバーの再編計画を行う」
俺(そういや何かアスナも言ってたっけ?C隊の何人かがアスナのA隊に合流する事になったって…)
俺(クラディールとエルザと誰だったっけな?あんま興味無いから覚えて無いや…)
ヒースクリフ「これが俺君のB隊に新たに編入されるメンバーだ。中には新たに血盟騎士団にスカウトしたばかりの者も居る」
ヒースクリフ「目を通しておいてくれたまえ」B隊メンバー表「「「」」」スッ
俺「分かったよ」
724 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/01/27(火) 21:14:58.19 ID:vQOtHuhX0
血盟騎士団本部
廊下
俺「各隊の再編計画か…。まぁ45層から60層までのこの半年はほぼずっと同じ隊だったし、時期的にそろそろローテーションの時期か」ペラッ
俺(あっ、ゴドフリーの配置が俺のB隊からアスナのA隊側に移ってる。まぁゴドフリーの前衛のステータス的に俺とは役職被りそうだったしその辺を考慮してか)スタスタ
B隊メンバー表「」ペラッ
俺(逆にアスナと被るコハルがこっちに来てたり、大体はA隊C隊とのトレードばっかりだが…でも、そういえば新人も入ってるって言ってたな)
俺(2軍のC隊からじゃ無く、いきなりB隊からの参加ってかなり強いプレイヤーって事か?そんなプレイヤー、よく今まで他の攻略ギルドに発見されずに…)
サチ「俺、久しぶり」
俺「……。」
俺「…サ…チ?」
俺「あ、あれっ?これ、えっ?…どう言う事だ?ここ、血盟騎士団の…」
サチ「うん。合ってるよ」
俺「なっ…え?合ってるって…」
サチ「私も昨日付けで、ヒースクリフさんに血盟騎士団にスカウトされたんだ」
俺「…!」
俺(サチが…血盟騎士団に?…)
B隊メンバー表「サチ「」」
セーブ地点
725 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/01/28(水) 00:17:15.11 ID:iO8tKHyE0
続きから
第61層
コハル「やあっ!」カキインッ!!
猿型MobA「棍棒」ガッ
俺「よくやったコハル!!!」ブウンッ!!
猿型MobA「」ビシュッパリ-ン!!
俺「よしっ!一体削ったぞ」
俺(あっ…B隊の訓練で来たのに無意識に一体俺が倒してしまった……。いや、だが残り4体いる)
コハル「俺さん!」
俺「ッ…!?」
猿型Mob達「「「「」」」」ダッ
俺(チッ…猿人系Mobは此方と同じ様にスイッチしてくるか。このタイミングでのカウンターは今のB隊では合わせられないだろう)
俺(ならここは一旦タンクのセグロにガードさせて…)
サチ「俺!スイッチするよ!」タッ
俺「サチ!?」チラッ
サチ「エクストリーム・ウィンド!」クルッブウンッ!!
猿型Mob「「「「」」」」ガガガッ!ブワッ
俺(…!サチの範囲攻撃がカウンターになってこっちに向かって来てたモンスター達が怯んだ)
俺「今だ!コハル、エイト、セグロ、マックスはサチとスイッチして全員反撃に転じろ!」
コハル達「「「はい!」」」ダッ
俺(これで2体消える。残りのMobは2体残る筈だからまた槍持ちのサチに…)
サチ「ストーム・ペネトレイト!」ブウンッ!!
猿型Mob「」グシャアッ!!
俺「あ…」
サチ「残り1体だよ!」
俺「あ、ああ…」
俺(サチの奴、俺が指示する前にもう自分で勝手に前に…)
俺(……俺の記憶に居るサチと本当に同一人物なんだよな?このサチは…?)
726 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/01/28(水) 00:34:16.55 ID:iO8tKHyE0
第61層
迷いの森
コハル「新人なのにいきなりB隊に配属されるだけあって凄い戦闘センスですねサチさん」
サチ「ありがとうコハルさん」ペコッ
俺「…。」
俺(サチ…。黒猫団の唯一の生き残り…)
俺(メインウェポンは槍のままで変わって無いが、レベル71…俺よりも6レベ低いだけ)
俺(今から8ヶ月前に俺の前から姿を消した時はレベル34だった筈…)
俺(先ず攻略組が道を切り開いてから下の層のプレイヤーへと情報が広がって行くから、中層組でもレベリングはし易くはなってただろうが…いったいどんな風にレベリングしたらここまで上がるんだ?…)
俺(偽物…いや、もしくはAIとかの可能性も…)
サチ「どうしたの俺?」
俺「あ、いや…」
サチ「じゃあ休憩したらまた進む?」
俺「ああ…」
サチ「分かった。この先も頑張ろうね」ニコッ
俺「…。」
俺(…いいや、この感じはちゃんと本物だわ)
727 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/01/28(水) 13:59:56.36 ID:iO8tKHyE0
第61層
コハル「ふぅ、入隊間も無くいきなりB隊に配属されるだけあって凄い戦闘センスですねサチさん」
サチ「ありがとう。えっと…コハルちゃん?」
コハル「ちゃ、ちゃん呼び?」
サチ「あ、ごめん。嫌だった?」
コハル「う、ううん。血盟騎士団だとあんまりそう言う呼ばれ方しないからびっくりしただけ」
サチ「そうなんだ。じゃあ血盟騎士団の事色々教えて欲しいな。コハルちゃんって立ち上げの頃から居たんでしょ?」
コハル「ええ。私で良ければ」
俺(もうコハルと仲良くなってる…相変わらずコミュ力は高いな)
俺(…しかし、驚くべきはあの戦闘センスだ。俺が今まで見て来た槍使いのプレイヤー中では随一の強さをしている)
俺(サチは8ヶ月前に黒猫団が壊滅した後、俺の前から姿を消した時はレベル32…)
俺(今はレベル71…俺より5レベ下なだけ)
俺(この8ヶ月だけで40レベル近く上げて最前線へ加わるなんて、いったいどれ程の無茶なレベリングをしたら…)
俺(…そもそも、俺はサチの戦闘を殆ど見た事が無かった。サチ自身の意思で戦う姿を見たのはあのモンスターハウスで俺と助け合った時だけ)
俺(それまではずっと……)
サチ「どうしたの俺?そろそろ出発?」
俺「ああ。そろそろ出発だが…」
サチ「そっか。じゃあ次も頑張らなきゃね」
俺「…。」
俺(戦闘に対して前向きになってる…)
728 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/01/28(水) 14:22:14.35 ID:iO8tKHyE0
第61層
迷いの森
俺「サチのメインウェポンは両手槍のみなのか?」スタスタ
サチ「あ、うん。一応ね」スタスタ
俺「一応?…」
サチ「あ、でも基本的にはこのトライデント一本だけだから」
俺「えっ!?その武器がトライデントなのか!?」
サチ「あ、うん。イベントクエストの報酬の…」
コハル「ええっ!?凄いそれが噂のトライデントなんですね!?」
俺(トライデントは槍使いプレイヤー専用の48層から53層までの連続イベントクエストの最終報酬で手に入る武器だ)
俺(武器の数値に求められるレベルまで上げると形を変える特殊武器…最大3回まで変化を行うらしいが…)
俺(しかし、そのイベントクエストの受注条件はソロで進めなくてはならず、最後は第55層相当のイベントボスで出て来る大王イカをソロ討伐しなくてはならない)
俺(その為、攻略組の中でも今の段階だと持っている槍プレイヤーは居ない…それをサチが?まさかソロであのイベントクエストをクリアしたってのか?…)
俺「でも別に両手槍に拘らなくても、盾とか使って堅実に戦う方法も…」
サチ「確かに最初は色々試したけど、私は槍系の武器を使うのがやっぱり得意だったみたいでさ」
サチ「火力が高いこのスタイルがモンスターを倒すのには速かったから、この戦闘スタイルに落ち着いた感じかな」
俺「両手槍の方がモンスターを倒すのが速いのはそりゃそうだが…しかしその分、反撃を貰った時のダメージは両手系の武器の方が大きい…」
俺「…死に近付くのは怖く無くなったのか?」
サチ「ううん。それは今でも怖いよ…」
俺「ならどうして前線に?…」
サチ「怖いけど…だけどね。私、気付いたんだ」
俺「気付いた?…」
サチ「怖いのは私だけじゃ無い。皆んな同じだって…でも、それを上回るだけの戦う理由があるから皆んなも戦ってるんだって」
俺「あ…」
729 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/01/28(水) 14:25:27.88 ID:iO8tKHyE0
第61層
サチ「私に頑張る理由の第一歩を与えてくれたのは俺なんだよ」
俺「俺が、サチに…?」
サチ「うん。あの時俺が、私を守ってくれたから私は今ここに立てたの…」
俺「サチ…」
サチ「私はもう、あの時の弱虫だった私じゃない。だから、同じ隊の一人としてこれからはもっと私の事も頼ってね//」ニコッ
俺「ぁ…//」
サチ「私はもう、あの時の弱虫だった私じゃない。だから、同じ隊の一人としてこれからはもっと私の事も頼ってね//」ニコッ
俺「ぁ…//」
コハル(…俺さん、あんまりデレデレしてるとアスナさんに伝わりますよ)ヒソヒソ
俺「い、いやっ!?違う!?別にそんなんじゃ…」
サチ「ん?//」
俺(いや、確かにサチは可愛いっちゃ可愛いんだが…だが…)
ピロリン...
俺「…うん?ヒースクリフからショートメール?」
コハル「団長から?珍しいですね」
俺「ああ…。彼奴は余程の事が無いとメールして来ない奴だったが…」
俺(何か嫌な予感がするな…)ピッ
俺「…!これは…」
サチ「何て書いてあったの?業務連絡?」
俺「いや、48層の迷宮区へ新メンバーを連れてレベリングへ行ってたC隊の隊長のウザーラの隊と連絡が取れなくなったらしい…」
サチ「えっ?…」
俺「俺に調査へ向かって欲しいって…」
コハル「C隊リーダーのウザーラさんってレベル70でしたよね?49層で苦戦するって何かあったのかな?」
俺「…。」
俺頭脳:Max
コンマ下二桁
21以上俺、何か違和感を感じる
20以下俺、そのまま命令通りB隊と共に48層へと向かう
安価下
730 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/01/28(水) 14:25:50.05 ID:aoUPUF7z0
あ
731 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/01/28(水) 17:15:53.00 ID:bfESk7qy0
コンマ05
第48層
迷宮区
俺(俺は、48層くらいのモンスターならばB隊のメンバーなら流石にどうって事無いだろうと思いB隊のメンバーと共にC隊の調査へと向かった)
コハル「C隊、何があったんでしょうね?…」スタスタ
俺「C隊は半分以上が新メンバーで構成されてる為、リーダー以外がこの層はレベリングするなら安全マージンの高い適性レベルだ」スタスタ
俺「リーダーを任されてるウザーラだけはリーダーとしてもう少しレベルが高いが…」
サチ「もしかしたら、私達の時みたいにモンスター部屋に…?」スタスタ
俺「考えられる可能性としてはその辺りかな…」
俺(黒猫団壊滅の時の教訓で、血盟騎士団は迷宮区捜索時はリーダーの指示があるまでアイテムボックス等のアイテムは触らない事になっていたが…)
俺(新人がそのルールを守れずに同じトラップにかかったか…?)
コンマ下二桁
81以上俺、尾行されている事に気付く
80以下B隊そのままモンスターの群れと戦闘に(B隊麻痺)
安価下
732 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/01/28(水) 17:44:53.38 ID:TX6GLiZpO
はい
733 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/01/30(金) 21:59:41.44 ID:ilYgGmCp0
コンマ38
迷宮区
俺「…!」
骸骨騎士の群れ「「「」」」ワラワラ
俺「この迷宮区のモンスターか…C隊の捜索を急ぎたい。全員さっさと蹴散らすぞ」シャキンッ
サチ「うん。分かった」スチャッ
コハル「はい!」スチャッ
俺「俺に続けっ!」バッ
骸骨騎士A「」ズバアッ!パリ-ン!
サチ「やっ!」ブンッ
骸骨騎士B「」ズドッ!パリ-ン!
コハル「えいっ!」ブウンッ!!
骸骨騎士C「」ズバアッ!
俺(48層のMobは血盟騎士団1軍のB隊の前では雑魚に過ぎない)
俺(さっと戦いを終わらせて抜けるつもりだったが…)
紫煙「」モクモク...
コハル「!?これは…」
サチ「この色の煙は毒煙?…」ケホッ
俺「ッ…」サッ
俺(毒煙トラップ?誰かが踏んだのか?…いや、B隊にそんなヘマするような奴居ないと思うが…まぁ考えても意味ないか)
俺(幸いな事に血盟騎士団はレベリング時に万が一に備えて3つの麻痺耐性の薬を携帯している)
俺(その理由は、レベリングの時に誰しもがイレギュラーが起きて死ぬ可能性があるからだ)
俺(一度も死ぬ事を許されないこの世界の状態異常は厄介で、その中でも最も死に繋がりやすい毒、麻痺、睡眠の耐性を一時的に上げる3つのポーションを血盟騎士団は人数分常に用意している)
俺「今毒になるのは怠い。携帯してる毒耐性薬を飲んで一気に突破するぞ」グビッ
コハル達「「はい!」」ゴクッ
俺(これで毒は何とか…)
コハル「あ…れ?…」ドサッ
俺「!?コハル?どうした!?」
エイト「た、隊長…。何故か、睡眠ゲージ…が…」バタッ
俺「何!?」
セグロ&マックス「「」」バタバタッ
俺「セグロ!?マックス!?)
俺(毒を避けたと思ったら睡眠麻痺に?いったい何が起きてる…?)
サチ「俺…」
俺「…!サチ!」
サチ「ッ…」
コンマ下二桁
61以上俺とサチだけが無事だった
21〜70俺だけが無事だった
11〜20新人隊員のサチだけが無事だった
10以下全員眠った…(俺死亡)
安価下
734 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/01/30(金) 22:09:25.28 ID:4iXhgjfmo
おわた
735 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/02/02(月) 23:40:18.90 ID:8neraJhM0
コンマ28
迷宮区
サチ「」バタッ
俺「サチ!?」
サチ「ZZZ…」
俺「どう言う事だ!?どうして俺以外全員睡眠麻痺に…」チラッ
コハル達「ZZZ…」
俺(もしやさっきの紫の煙が毒の煙じゃかった…?いや、間違い無く毒になる状態異常のゲージが上がって行っていた…)
俺(なら何故俺は睡眠にかからなかった?…)
俺「いや、今は原因を考えてる場合じゃない…」
俺(レベル差があると言っても迷宮区で6人中5人が睡眠状態は危険過ぎる)
俺「サチやコハルはリジェネ効果が結構高いから多少は大丈夫だろうが、エイト達は目が覚めるまで守らないとマズイな」スチャッ
「おや?未だ起きてらっしゃる隊員が居るとは」スタスタ
俺「…!」クルッ
モルテ「流石は血盟騎士団だ。非常に優秀な方も居るみたいで」スタスタ
俺「お前は…ラフィン・コフィンのモルテ!?」
俺(こいつはラフィン・コフィンの幹部の一人…)
モルテ「うん?どうしてオレの名前を…?アハァ!おやおや。これは予想して無かったとんだ大物も引っかかったみたいですね」
モルテ「懐かしいですね。19層で戦ったぶりですか俺さん」ニヤッ
俺「ッ…」スチャッ
俺(こいつとは19層の霧のエリアで奇襲されて戦闘した事がある。当時は装備もレベルも俺が上回っていてPvPに負ける事は無かったが…)
俺「皆んなを眠らせたのは…いや、C隊の行方不明もお前がやったのか?」チャキッ
モルテ「フフッ、はははっ。あの時しっかりオレにトドメを刺しておかないからこんなしっぺ返しに遭うんですよ」
俺「ッ…」
俺(そう。あの時、俺は赤ゲージまで減らしたこいつを敢えて見逃した…)
俺(幾らラフィン・コフィンのメンバーとは言え、この世界で他人をPKする事はリアルの殺人にも繋がる…。その事に躊躇いがあったから…)
モルテ「ちょうど良い。あの時の再戦、またしますか?俺さんに負けて強くなったんですよオレ」斧「」スチャッ
俺「…。」
モルテ「来ないのなら此方から行きますよ」ニヤッ
コンマ下二桁
41以上俺、背後からの奇襲も読んでいた
40以下俺、背後から奇襲されて死亡
安価下
736 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/02/02(月) 23:59:57.83 ID:mALXewAPo
\(^o^)/
737 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/02/27(金) 11:23:20.42 ID:TiF83GgR0
コンマ83
迷宮区
モルテ「イッツ、ショウタイム」ボソッ
俺「…。」
俺背中「ナイフ」ビュオッ!
カキインッ!!
俺背中「ダークリパルサー「エストック」」カキインッ
モルテ「…!」
黒マントの男「…!?」
俺「残念だったな」クルッ!ブンッ
黒マントの男「チッ…」バッ
俺(ッ…速い!そしてこの刺剣は…)
黒マント「」ビシュッ...パリ-ン
髑髏マスク「…。」HPバー「」ヒュ-ン...
俺(このマスク…。モルテと組んでたのは赤目のザザだったか。幹部が二人も揃うと厄介だな…)
モルテ「へえ…。よく背後からの奇襲を読めましたね?」
俺「簡単さモルテ。お前の名前はグリーンだ」
モルテ「…。」
モルテステータスバー「緑色」
俺「そんなお前が今回の件の主犯格とは思えなかったし、お前の性格上今の俺と真正面から戦うなんて馬鹿な真似はしないだろ」
モルテ「アハァ、逆に人読みされてたとはこれは一本取られました。いやあ流石。相変わらず良いキレ具合だ」
俺「しかし、下層の頃はレッドだったお前が今やグリーンプレイヤーとはな」
俺(他のグリーンプレイヤーをデュエル以外でPKした事のあるオレンジ…)
俺(通称レッドプレイヤーからグリーンへ戻るには半年間犯罪行為をせず、課せられたアイテムを毎日持って行かないと戻れないかなりしんどいイベントだ)
俺(その面倒さ故に為、大体のラフィン・コフィンメンバーはオレンジなのだが…)
モルテ「ククッ、今時レッドでPKなんて時代遅れなんですよ」
俺「圏外で他のプレイヤーと出会っても、名前を見てグリーンだと分かれば大抵のプレイヤーは油断する…」
俺「…そうやって油断した所をこうやって狩っていたのか!」スチャッ
738 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/02/27(金) 11:54:41.61 ID:TiF83GgR0
迷宮区
モルテ「いやだなぁ。こんな策を使うのは攻略組を狙う時だけですよ」
モルテ「…ましてや、今やナンバーワンギルドの血盟騎士団が相手とあらば尚更ね」ニヤッ
俺(何?こいつ等は最初から血盟騎士団を狙っていた…?)
俺「フン、だがお前等の策は俺が無事だった事でお前等の策は成らなかった」
俺「既にレベル差も装備差もある。真正面から戦ったらお前等に俺は倒せねえよ」グッ
「いーや、方法ならあるぜ」
俺「ッ…!」バッ
俺(この聞き覚えのある声は…)
PoH「よお、久しぶりじゃねえか」スタスタ
俺「ラフコフ首領の…PoH?」
PoH「ヘッ、覚えててくれて歓迎だぜ。その土産にほら、探しもんだ」グイッ
俺「…!」
ウザーラ「くっ…」
ウザーラ首「友切包丁」
俺「ウザーラ!?」
ウザーラ「罠だったんだ…」
俺「罠?…」
ウザーラ「血盟騎士団の内部に、内通者が紛れ込んでる…。耐性強化のポーションの中見が強力な眠り薬にすり替えられていたんだ…」
俺「…!」チラッ
サチ&コハル&他メンバー「「「ZZZ…」」」
俺(そう言う事か。俺だけは昨日ギルドに戻る事無く、圏外でリズと一夜を過ごした。だから持ち出したままの俺のだけは細工されて無かったのか…)
ウザーラ「目を覚ました時にはC隊はオレ以外全員がPKされていた…」
俺「なっ…」
ウザーラ「俺、皆んなの仇を…うぐっ!?」グイッ
PoH「お喋りは終わりだ」ガシッ
俺「貴様…!」
PoH「おっと、それ以上動くと残してやったこいつもPKしちまうぜ。くくっ」スッ
ウザーラ首「友切包丁「」」ズッ
ウザーラ「うっ…」
ウザーラHP「赤色「」」ヒュ-ン
俺「ッ…!」
PoH「だが、ただPKするだけじゃつまらねえ。条件次第ではこいつも、その辺に転がってる奴等も逃してやったって良いぜ?」
俺「条件だと?…」
PoH「装備を脱いで剣を床に捨てろ。お前の命とここに居る6人の命と交換だ」
俺「な、何!?」
PoH「お前は自身の命一つと他の仲間の命六つ。どっちが大事だ?」ニヤッ
俺(くっ…)
739 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/02/27(金) 12:19:47.59 ID:TiF83GgR0
迷宮区
俺(俺の命と、6人の命……いったいどっちを…)
ウザーラ「ッ…悩むな俺!」
俺「ウザーラ…」
PoH「あ?」
ウザーラ「ハァ…ハァ…。今の血盟騎士団には、未だアンタが必要だ」
ウザーラ「アンタが死んで、代わりにオレやここに眠っている他のメンバーが生き残った所で、このデスゲームのクリアは出来るビジョンがオレには見えない…」
俺「ッ…」
PoH「喋るなっつったろ?」グッ
ウザーラ首「」ズシュッ
ウザーラ「がっ…!」
ウザーラHP「赤点滅「」」ヒュ-ン...
PoH「方法は他にもあるんだ。これ以上口を開くなら仕方ねえ。先ずはお前から──」
俺「よ、よせ!?今すぐ装備を脱ぐ」ピッ
俺白鎧&白マント「」スッ
PoH「フン、それでいいんだ」
俺(クソッ…防御力がガクンと減った。流石にこれでは…)
モルテ「あはぁ、滑稽ですねえ俺さん。首領。今回の処刑役はオレにやらせて下さいよ」スチャッ
PoH「良いのか?お前、緑に戻る為に2ヶ月もかかったんだろ?」
モルテ「ええ。ですが、トッププレイヤーの一人のオレさんをこの手で殺せるなんて、燃えるじゃないですか」斧「」スチャッ
モルテ「それに彼には、12層での仮もあるんで」
PoH「ハッ、まあ良いだろう。ならお前にやらせてやる」
モルテ「ありがとうございます」スタスタ
俺「ッ…」
モルテ「そう言う事です俺さん。大丈夫。苦しまないよう一撃でキルしてあげますよ」スチャッ
モルテ「あっ、でもこのゲーム痛覚は無いんでしたっけ?」
俺(もし俺が抵抗すればウザーラは確実に死に、もしかしたらその後未だ眠っているサチ達も…)
俺(血盟騎士団に対しての情は無いが、サチは……)
サチ「ZZZ…」
モルテ「まぁどっちでもいいや。これで終わりですよ俺さん」ビュオッ
1俺の命一つでサチや皆んなが助かるのなら…
2…俺は…ここで死ぬ訳にはいかない!!
安価下
740 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/02/27(金) 13:46:13.66 ID:82PF8/5O0
1
741 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/02/28(土) 08:05:01.70 ID:iMuHX/cd0
迷宮区
俺(俺の命一つで、サチや皆んなが助かるのなら…)スッ
ダークリパルサー「」カラン
地面「」
斧「」ビュオッ
俺(……さよなら。アスナ)
PoH「ヘッ…」ニヤッ
コンマ下二桁
91以上偶然この階層に居たキリト&シリカが助けに入った
90以下俺死亡
安価下
742 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/02/28(土) 08:44:29.63 ID:6uNzob8mo
\(^o^)/終わり
743 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/02/28(土) 09:08:18.43 ID:5RV44ndxO
コンマ63(俺死亡、1回目)
最初の判定までカット
第61層
サチ「私に頑張る理由の第一歩を与えてくれたのは俺なんだよ」
俺「俺が、サチに…?」
サチ「うん。あの時俺が、私を守ってくれたから私は今ここに立てたの…」
俺「サチ…」
サチ「私はもう、あの時の弱虫だった私じゃない。だから、同じ隊の一人としてこれからはもっと私の事も頼ってね//」ニコッ
俺「ぁ…//」
サチ「私はもう、あの時の弱虫だった私じゃない。だから、同じ隊の一人としてこれからはもっと私の事も頼ってね//」ニコッ
俺「ぁ…//」
コハル(…俺さん、あんまりデレデレしてるとアスナさんに伝わりますよ)ヒソヒソ
俺「い、いやっ!?違う!?別にそんなんじゃ…」
サチ「ん?//」
俺(いや、確かにサチは可愛いっちゃ可愛いんだが…だが…)
ピロリン...
俺「…うん?ヒースクリフからショートメール?」
コハル「団長から?珍しいですね」
俺「ああ…。彼奴は余程の事が無いとメールして来ない奴だったが…」
俺(何か嫌な予感がするな…)ピッ
俺「…!これは…」
サチ「何て書いてあったの?業務連絡?」
俺「いや、48層の迷宮区へ新メンバーを連れてレベリングへ行ってたC隊の隊長のウザーラの隊と連絡が取れなくなったらしい…」
サチ「えっ?…」
俺「俺に調査へ向かって欲しいって…」
コハル「C隊リーダーのウザーラさんってレベル70でしたよね?49層で苦戦するって何かあったのかな?」
俺「…。」
俺頭脳:Max
コンマ下二桁
21以上俺、何か違和感を感じる
20以下俺、そのまま命令通りB隊と共に48層へと向かう
安価下
744 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2026/02/28(土) 10:52:17.45 ID:8QkHv+PXo
あ
745 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/03/01(日) 17:37:25.45 ID:45brkJe80
コンマ45
第61層
俺(妙だな…)チラッ
サチ「??」
俺(考えられる可能性として最もありそうなのは、黒猫団の時のような秘密部屋のトラップ辺り)
俺(だが、アレは適正階層+2のモンスターが現れる程度だ)
俺(仮に50層のモンスターの群れに襲われてもC隊とリーダーのウザーラが負けるとは思えないが…)
俺(いや、待てよ。原因がモンスターじゃ無いとしたら…)
俺「……とりあえずこれから直ぐ48層の迷宮区へと調査へ向かう。その前にコハル」
コハル「はい?」
俺「万が一の事を考慮して頼みたい事がある」
48層
迷宮区
コハル「C隊、何があったんでしょうね?…」スタスタ
俺「C隊は半分以上が新メンバーで構成されてる為、リーダー以外がこの層はレベリングするなら安全マージンの高い適性レベルだ」スタスタ
俺「リーダーを任されてるウザーラだけはリーダーとしてもう少しレベルが高いが…」
俺(そろそろこの階層のMobと出会ってもおかしくは無いが…)
コンマ下二桁
81以上俺、尾行されている事に気付く
80以下B隊そのままモンスターの群れと戦闘に(B隊、俺とサチ。コハル隊に別れる)
安価下
746 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/03/01(日) 19:05:05.81 ID:AZm89G4wo
ほ
747 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/03/01(日) 20:26:09.35 ID:45brkJe80
コンマ81
迷宮区
俺「…!」
骸骨騎士の群れ「「「」」」ワラワラ
俺「この迷宮区のモンスターか…。C隊の捜索を急ぎたい。全員さっさと蹴散らすぞ」シャキンッ
サチ「うん。分かった」スチャッ
コハル「はい!」スチャッ
俺「俺に続けっ!」バッ
骸骨騎士A「」ズバアッ!パリ-ン!
サチ「やっ!」ブンッ
骸骨騎士B「」ズドッ!パリ-ン!
コハル「えいっ!」ブウンッ!!
骸骨騎士C「」ズバアッ!
俺(48層のMobは血盟騎士団1軍のB隊の前では雑魚に過ぎない)
俺(さっと戦いを終わらせて抜けるつもりだったが…)
紫煙「」モクモク...
コハル「!?これは…」
サチ「この色の煙は毒煙…」ケホッ
俺「ッ…」サッ
エイト「どうして罠が作動した!?」
コハル「どうしますか俺さん?…」
俺「全員、一時撤退する!転移結晶の準備を」
コハル「撤退?しかし、C隊の捜索は…」
俺「いいや、これは罠だ!」
コハル「罠?…」
俺「既に包囲されてる。全員早く主街区へ避難しろ!」
コハル「は、はい!転移グランザム!」スッ
俺(コハル、マックス、エイト、セグロは転移が始まった。後はサチ…)チラッ
サチ「転移!グランザ───」スッ
コハル「サチさん!危ない!」シュンッ
サチ「えっ?───」
俺「チィッ!!」ブウンッ!!
ダークリパルサー「エストック」カキインッ!!
サチ「あ…」
俺(このエストックは…)スッ
髑髏仮面「…。」エストック「」スッ
俺「ラフィンコフィン幹部の赤眼のザザ!」拳「赤眼のザザ腹」ブンッ
髑髏仮面「ッ…!?」ドゴオッ!!バッ!!
748 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/03/01(日) 21:09:17.44 ID:45brkJe80
迷宮区
サチ「ラフィンコフィンって、確か犯罪者ギルドの…?」
俺「立て赤眼のザザ!お前がC隊を襲ったのか?」スッ
赤眼のザザ「……。」スッ
俺「答える気は無いってか…」スタスタ
サチ「俺の知り合いなの?…」
俺「赤眼のザザ…エストックの使い手の達人だ」
俺「…俺も過去に戦った事があるが、エストックの腕だけなら攻略組をも上回る腕を持ってる」
俺「攻略組のトッププレイヤーとして、今の俺はレベル差や装備差で勝っているからこそこいつと戦えば勝てる気がするが…」
俺「同じ条件ならば俺も勝てる見込みは低いだろう…」
サチ「そんな人が犯罪者ギルドに…」ゴクリ...
赤眼のザザ「……。」スッ
俺(こいつが相手ならばここで転移結晶の使用は難しいな。此方が転移結晶を使用した瞬間に攻撃を加えてくるだろう…)
俺(この状況を凌ぐのなら…)
俺「…サチ、悪いがこいつとは戦わないと前にも後ろにも進めない。こここからはPvPだが俺のサポートを出来るか?」スチャッ
サチ「うん。やってみる…」グッ
赤眼のザザ「……。」スッ
俺「それで、お前はこのまま2対1のままやらせる気か?」
サチ「??」
俺「ずっと俺達の背後を尾行してるもう一人のプレイヤーさんよ」
「あはぁ、バレてましたか」スタスタ
サチ「後ろからも!?」クルッ
俺「モルテ…やっぱりお前だったか」
モルテ「因みに聞くともう一人居るって、いったいいつから気付いてたんですか?」
俺「赤眼のザザ奇襲はして来ても、お前と違って毒だの麻痺だの搦め手は使っては来ない」
俺「…ラフィンコフィンの中ではある意味で純粋に力だけをぶつけてくるプレイヤー。いや、闇に堕ちたフロントプレイヤーと言った所か」
モルテ「なるほど。さっきの毒煙玉の時点で…相変わらずキレの良い頭を持ってますね」
749 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/03/01(日) 21:50:15.75 ID:45brkJe80
展開的にはほぼ同じなのでカット
迷宮区
俺(ここで俺が動けばウザーラが………しかし…)グッ
ウザーラ「ッ…悩むな俺!」
俺「ウザーラ…」
PoH「あ?」
ウザーラ「ハァ…ハァ…。今の血盟騎士団には、未だアンタが必要だ」
ウザーラ「アンタが死んで、代わりにオレや他のメンバーが生き残った所で、このデスゲームのクリアは出来るビジョンがオレには見えない…」
俺「ッ…」
PoH「喋るなっつったろ?」グッ
ウザーラ首「」ズシュッ
ウザーラ「がっ…!」
サチ「あっ…」
ウザーラHP「赤点滅「」」ヒュ-ン...
PoH「方法は他にもあるんだ。これ以上口を開くなら仕方ねえ。先ずはお前から──」
コンマ下二桁
61以上血盟騎士団の援軍が間に合う
60以下血盟騎士団の援軍間に合わない
安価下
750 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/03/01(日) 21:53:20.10 ID:pV07gyICo
キュイン!
751 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/03/01(日) 22:38:52.82 ID:45brkJe80
コンマ10
迷宮区
俺「よ、よせ!?今すぐ装備を脱いで剣を捨てる!」ピッ
俺白鎧&白マント「」スッ
PoH「フン、それでいいんだ」
ダークリパルサー「」カランツ
俺(クソッ…。流石にアスナ達は間に合わなかったか…)
俺「こっちはお前の言う通りに従ったんだ。ウザーラを解放しろ」
PoH「良いだろう」パッ
ウザーラ「くっ…!」ドサッ
PoH「まぁ、この馬鹿は後250秒は麻痺状態だがな」
俺「ちゃんと生きてるのなら問題無いさ」
サチ「お、俺!?何やって…もしかして死ぬ気なの!?」
俺「…サチ、奴等が俺を狙っている間にウザーラを連れてここを離れて逃げろ」
サチ「えっ!?…」
俺「何かあればコハルにはA隊を連れてくるよう言っていたし、アスナ達も此方に向かってきてる筈だ」
サチ「だ、だけど。それだと俺が…」
俺「大丈夫。俺を誰だと思ってるんだ?こんな所で無駄死にはしないさ」
サチ(嘘だ…。防具が外れた今、この3人を相手にしたら俺はきっとまける…)
サチ(そして…)
モルテ「あはぁ、滑稽ですねえ俺さん。首領。今回の処刑役はオレにやらせて下さいよ」スチャッ
PoH「良いのか?お前、緑に戻る為に2ヶ月もかかったんだろ?」
モルテ「ええ。ですが、トッププレイヤーの一人のオレさんをこの手で殺せるなんて、燃えるじゃないですか」斧「」スチャッ
モルテ「それに彼には、12層での仮もあるんで」
俺「…。」
サチ「俺」
俺「頼むサチ。全員が助かるにはこれしか無い」
サチ「ッ…」
PoH「ハッ、まあ良いだろう。ならお前にやらせてやる」
モルテ「ありがとうございます」スタスタ
モルテ「そう言う事です俺さん。大丈夫。苦しまないよう一撃でキルしてあげますよ」スチャッ
俺「…そうか。お手柔らかに頼むよ」
俺(俺の武器は剣だけじゃ無い。エクストラスキルで徒手空拳もある)
俺(これを使えば、モルテくらいならば…)
ザザ「まて…」
モルテ「うん?どうしたんです?珍しいですね、口を開くなんて」
ザザ「その 男は 剣以外も 使う」
俺「ッ…!」
モルテ「…へえ、キリトさんと同じスキルを」
俺(マズイ。さっきザザの奇襲を防いだ時に使った事で読まれている…)ゴクリ...
752 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/03/01(日) 22:59:47.18 ID:45brkJe80
迷宮区
赤眼のザザ「オマエの 手の内ハ 読まれて いる。オレが やる」スッ
俺「チッ…」スッ
モルテ「…。」
モルテ「はぁ、まぁ残念ですがそれならばザザさんに任せるとしますか」
モルテ「まぁオレも、ようやく戻れたグリーンを手放したら次にグリーンに戻るにはもっと時間もかかりますからね」スッ
俺「サチ、ウザーラを早く」
サチ「だ、だけど…」
俺「ッ…」グッ
俺「邪魔なんだ!これ以上、ここに居られたら!」
サチ「ぁ…」ビクッ!!
俺「…血盟騎士団に入ったからにはリーダー命令は絶対に従え。それが血盟騎士団のルールだ」
サチ「…ッ」
サチ「…。」スタスタ
ウザーラ「」ガシッ
サチ(こうなったら、この人を安全圏まで運んで直ぐに私が戻って…)
俺(それでいいサチ…)
俺「PoH、逆にお前がここを離れようとしたら俺は武器を装備して反撃するぞ…」
PoH「フン、心配しなくてもそんなつもりは無いさ。ここでオマエの死を見届けるまではな…」
赤眼のザザ「…。」ビュオッ!
俺「くっ…!」サッ
俺(一撃でもクリティカルを貰えば一瞬で終わる。動きをよく見て反撃の隙を探さなければ…)
赤眼のザザ「…。」ビュビュビュッ
俺「ッ…」サッサッ
サチ(俺…)チラッ
俺肩脇腹「エストック「」」ザシュッ!ザシュッ!!
俺HP「」ヒュ-ン...
サチ(俺のHPが尽きる前に急がないと…ん?)
モルテ「…。」ニヤニヤ
サチ(あれ?どうしてあの人、さっきしまった斧をまた右手に装備して……あっ、まさか!?)
コンマ下二桁
61以上俺、ザザの相手をしながら何とかモルテの方にも注意を向けていたが…
60以下俺、完全に赤眼のザザの相手だけで手いっぱい
安価下
753 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/03/01(日) 23:03:33.80 ID:s40eg7OIO
あ
754 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/03/01(日) 23:34:08.58 ID:45brkJe80
コンマ80
迷宮区
モルテ「…。」
俺「くっ…!」
エストック「俺腕肩腹「」」ピュビュビュッ
俺HP「「」」ヒュ-ン
モルテ(俺さんはキリトさんとは違ってスピード特化型では無く、どちらかと言うとパワータイプの剣士)
モルテ(流石に致命傷を避けるだけで手一杯か)ニヤッ
モルテ(…それなら、後はある程度HPが減った所で…そろそろか?)スッ
モルテ斧「」グッ
エストック「」ビュンツ
俺「ッ…」サッサッ
俺(ここから離れ無いのは右足元にあるダークリパルサーを直ぐ拾って反撃に移す為…)
俺右足「ダークリパルサー」
俺(サチがウザーラを連れてここを離れたら───)タッ
モルテ「あはぁっ!」斧「」グワッ
俺「なっ…!?」チラッ
モルテ「ヘッドには動くなって約束してましたが、オレはそんな約束しませんでしたから」
モルテ「悪く思わないで下さいね」グッ
PoH「…フッ」ニヤッ
俺「ッ…!」
俺(違う。俺が見えているのはモルテの更に背後に居る……)
サチ「────」ダッ
俺(モルテはサチが背後に迫っている事に気が付いてない)
俺(このままだとPvP戦だとバフのかかるグングニールのクリティカルを食らつう可能性が───そうなると最悪…)
1ダークリパルサーを拾い、サチの代わりに俺がモルテを斬り殺す
2モルテの相手はサチに任せる
安価下
755 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/03/01(日) 23:44:16.08 ID:thQe/NV70
1
756 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/03/02(月) 00:26:45.01 ID:nCLjfNGw0
迷宮区
俺(こうなれば、援護が必要無い事をサチに見せて…)右足「」ヒョイッ
俺「ッ…!」ダークリパルサー「右手」パシッ
モルテ「なっ!?」
俺「おおおおっ!!」クルッブンッ
モルテ胸「」ズバアンッ!!!
モルテ「ぁ…」
サチ「えっ…」
俺(あ……れ?…)
モルテHP「黄色」ヒュ-ン...
俺(振り向いた時の回転を活かして、下から上に斬り上げたが…今の音、今の感触……ただのクリティカルじゃ無い…)
俺(ダメージ倍だけじゃ無く、20%の出血ダメージも付与される真クリティカルが…)
モルテHP「赤色」ヒュ-ン...
俺(モルテのHPの減少が止まらない…)
モルテHP「赤点滅「」」ス-...ピタッ
俺「ぁっ──」
俺(止まったが、ここから更に出血ダメージも乗って…)
PoH「…フッ」ニヤッ
モルテ「は…はは。残念だなぁ、ここでゲームオーバーなんて…でも最後に貴方の絶望顔が見れて良か──」
モルテHP「」ヒュ-ン...
モルテ「」パリ-ン
俺(し、死んだ…?俺がモルテをPKした?…)
俺(この世界で死んだ者はリアルでも死ぬ…つまり、相手が犯罪者だったとは言え、俺が人を殺してしまった…?)ブルッ
サチ「お、俺……あっ…」
俺「え?…」
俺名前「オレンジ色「」」
ザザ「…。」
サチ「どうして俺がオレンジに?…」
PoH「グリーンを攻撃したプレイヤーはオレ達と同じオレンジになる。増してや、PKとはレッドじゃねえか」
PoH「モルテの野郎。良い置き土産をして逝きやがる」
PoH「だが、そっちから約束を破ったんだ。こいつには死んで貰うぜ」スッ
ウザーラ「くっ…」
サチ「はっ!?」グッ
赤眼のザザ「…。」ブンッ
サチ「うっ!?」カキインッ!
サチ(近付けない…。あの人、殺されてしまう…)
白い閃光「」ビュンッ!!
PoH「何!?」カキインッ
サチ「あっ…」
アスナ「ラフィンコフィン首領PoH!貴方は、血盟騎士団副団長の私がここで捕まえる!!」スチャッ
757 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/03/02(月) 00:56:45.80 ID:nCLjfNGw0
迷宮区
PoH「これはこれは、あの時と同じシチュエーションって訳か」
アスナ「PoH…貴方はここで!はあぁぁっ!!」ビュビュビュッ
PoH「フンッ!」タッ
アスナ(速い…!)
PoH「だが、1年半前の昔と同じと思ったら大間違いだぜ!」友切包丁「」ブウンッ!!
アスナ「くっ!?」ガアンッ!!
アスナ(何この武器は!?重くて速い!?)
PoH「驚いたか?此奴は他のプレイヤーを斬れば斬る程、力を吸収する魔剣だ」
PoH「お前を斬れば、更に力を増すだろうな!」ブンッ
アスナ「ぐっ!!」ガキインッ!!
PoH「そらどうした?閃光のアスナさんよ!?その程度か!?」ググッ
アスナ「負けない…私は、貴方みたいな人には絶対に…!」ググッ
ダークリパルサー「」ブウンッ!!
PoH右肩「」ビュウンッ!!
アスナ「はっ!?」
PoH「なっ!?」
PoH右腕「友切包丁」ボトッ
PoH「チィッ…」バッ
PoHHP「黄色」ヒュ-ン
俺「…。」スチャッ
PoH「今の斬撃…お前、オレを殺す気だったな?」
アスナ「俺…君?…」
俺「…当たり前だろ?今の俺はもうレッドなんだ。だからもう、他人をPKする事を躊躇う必要も無い」スチャッ
アスナ「あっ…」
俺名前「オレンジ「」」
アスナ「俺君…?」
PoH「へへっ…。ブチギレて壊れやがったか…」
俺「…ギリギリ避けられたが、今度は斬る」グッ
血盟騎士団A隊B隊「「「アスナさん!俺さん!皆んな!!」」」タッタッタッ
PoH「チッ、良い所だったが本隊が到着しやがったか」スッ
友切包丁「」ガシッ
PoH「引き上げるぞ」
赤眼のザザ「…。」コクッ転移結晶「」スッ
サチ「あっ…」
俺「ッ…逃すか!」ダッ
PoH「そう焦んなよ。この借りはキッチリ返してやるからよ」シュンッ
俺「くっ…」
俺(逃げられたか…)
758 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/03/02(月) 01:45:26.04 ID:nCLjfNGw0
undefined
759 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/03/02(月) 01:46:23.51 ID:nCLjfNGw0
undefined
760 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/03/02(月) 01:47:44.38 ID:nCLjfNGw0
第58層
古の城跡
俺(ラフィンコフィンとの戦いで意図せずレッドに堕とされた俺は、主街区のある圏内へと入る事が出来なくなってしまった為)
俺(第58層の圏外で、あの場で起きた事を報告した)
アスナ「それでレッドになるなんておかしいじゃない!だって俺君は正当防衛をしただけでしょ!?」
俺「だがモルテの攻撃は俺に当たらず、俺の攻撃はモルテに直撃してそのままPKとなった」
俺「グリーン同士の戦闘で、システム的には俺が先に攻撃を加えた物と判断されてしまったんだと思う…」
アスナ「そんなの…」
ヒースクリフ「システムの穴を突いたグリーンをレッドへと落とす方法か…。よくもまぁ、次から次へと悪質行為を思い付く…」
ヒースクリフ「しかし、俺君がレッドに堕とされたのは大きな損失だな」
アスナ「そりゃあB隊の隊長ですから…でも圏外で合流出来るのならこれまで通り…」
ヒースクリフ「いいや、事態はそう簡単にはいかないだろう」
アスナ「え?…」
ヒースクリフ「血盟騎士団を創設した際に自分達で決めたルールだ。血盟騎士団ではオレンジプレイヤーを攻略組に入れる事を認めないと」
アスナ「あ…」
俺(当時オレンジだらけで腐敗していた聖龍連合へと向けたルールが、まさか自身に返って苦しめる事になるとはな…)
ヒースクリフ「良くも悪くも、血盟騎士団の創設メンバーの一人で隊長格だった俺君の知名度はかなり高い…」
ヒースクリフ「そんな君がレッドになったと言う噂が広まれば…」
俺「血盟騎士団の士気や、他の攻略ギルドとの関係に支障を来たす…か」
ヒースクリフ「そう言う事になる」
俺「…。」
俺「分かった。なら俺は血盟騎士団を脱退する」
761 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/03/02(月) 01:48:32.07 ID:nCLjfNGw0
アスナ「そんな…俺君?他の方法は無いの?…」
俺「今の血盟騎士団は攻略に失くてはならないギルドだ。俺個人の問題で血盟騎士団に負担をかける訳にはいかない」
アスナ「今回の件はその場に居たサチさん以外には伏せて、俺君がグリーンに戻るまで空席にして貰うとか…」
俺「犯罪関連に詳しいモルテが言ってたんだ。レッドからグリーンに戻すには最低でも2ヶ月はかかるって…」
俺「だとすると俺がグリーンに戻るには3ヶ月近くかかる。隠蔽出来るような期間じゃ無い」
アスナ「だったら、私も…」
ヒースクリフ「いいや、アスナ君は攻略には欠かせない」
アスナ「でも…」
俺「大丈夫だアスナ。俺は必ずグリーンに戻して直ぐに前線へと戻って来る」
アスナ「俺君…」
俺「それまで少しの間、俺不在でも頑張って欲しい」
アスナ「……うん。分かった」
アスナ「ですが団長。今回の俺君の件やC隊が壊滅された事もあります…。ラフィンコフィンには早急に手を打たないと…」
ヒースクリフ「ああ、その事については既に他ギルドと話がついてある」
アスナ「他ギルドともう?…」
ヒースクリフ「今のラフィンコフィンの拠点が分かり次第、他ギルドと討伐組の連合軍を作り此方から打って出る事が決まった」
俺「…!」
ヒースクリフ「攻略とは違いPvPになる可能性が高い。その際は俺君にも声を掛ける。いつでも準備はしておいてくれ」
俺「あ、ああ…」
俺(遂にラフィンコフィンと決着を付ける日が来るのか)
762 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/03/02(月) 10:47:25.67 ID:tvNLz8Ee0
第55層
グランザム郊外
俺「そう言う訳でサチ、俺は血盟騎士団から脱退する…」
俺「あの場で起きた事も誰にも言わないで欲しい」
サチ「俺…」
俺「心配しなくても、サチはもう十分強い。それも俺の後を継いでB隊のリーダーになれる才能はある」
サチ「…俺は本当にこれで良いの?」
俺「仕方無いんだ。血盟騎士団を立ち上げた時にこのギルドのルールを作ったのは俺自身だ」
俺「その俺がルールを破ってまで攻略ギルドに属するのは内部の腐敗に繋がり、やがてはかつてのALSやDKBみたいになってしまうからな」
サチ「そう言う事じゃ無いよう…」
俺「うん?」
サチ「どうしてあの時、私を庇ったの?…」
俺「え…」
サチ「あの時、モルテってプレイヤーを俺がキルしてなければ今の俺の位置に居るのは私だったと思う…」
俺「…。」
サチ「私の為にやった事なのに、どうして俺が全ての責任を被って…」
俺「…いいや、サチは勘違いしてる。別にアレはサチの為なんかじゃ無い」
サチ「ぁ…」
俺「あの時、俺はモルテをPKするつもりは無かった。カウンターで瀕死のダメージを負わせて下がらせるつもりだったんだ」
俺「だが、力加減をミスして真クリティカルが出て出血ダメージの追加ダメージが付与されて…それがPKに繋がった」
俺「俺の腕が未熟だっただけだ。サチは関係無い」フルフル
サチ「ッ…」
サチ(また、優しい嘘だ…)
763 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/03/02(月) 10:48:25.35 ID:tvNLz8Ee0
グランザム郊外
俺「俺もグリーンに戻ったら前線へと戻って来るつもりだが、その為には3ヶ月はかかると思ってる」
俺「その間はサチが、俺の代わりにアスナの事を補佐してやって欲しい」
サチ「私がアスナさんの事を…?必要かな…?」
俺「第50層以降フロアボス戦の難易度はかなり上がって来ている。アスナは強いと言っても、もう個人の力だけでどうこう出来るレベルじゃ無いんだ」
俺「頼むサチ。これはサチにしか頼めない」
サチ「私は…俺にこれまで、いっぱい助けて貰った。だから、その恩を返す事が出来るのなら最初から何でもやるつもりだったから…」
サチ「だから、私が俺の代わりをすればいいんだね?」
俺「ああ。ありがとうサチ」
サチ「…。」
サチ「ただ、その役目を引き受けるその代わりに…」ボソッ...
俺「うん?」
サチ「…。」
サチ「ううん。やっぱりなんでも無いよ…」ニコッ
俺「??」
サチ「もし何か困った事があったら何でも連絡して。直ぐに駆け付けるから」
俺「ありがとう。それじゃいつまでもここに居る訳にもいかないから」
サチ「うん。頑張ってね」
俺「じゃあまたなサチ」スタスタ
サチ「…。」
俺背中「」
サチ(本当なら、私が血盟騎士団を抜けて去らなきゃいけなかった筈なのに…どうして、貴方はいつもそんなに…)グッ
サチ(俺が私に優しくしてくれる程、私は逆に心が痛くなるよ…)
764 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/03/02(月) 11:47:47.88 ID:tvNLz8Ee0
undefined
765 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/03/02(月) 11:48:43.98 ID:tvNLz8Ee0
第48層
リンダース郊外
俺(アルゴから買った情報によると…)
俺(オレンジプレイヤーは60層以下の各階層に設置されているカルマ値回復クエストを受注してそのクエストをクリアしなくてはいけない)
俺(カルマ値はプレイヤーの違法行為の種類によって付与され、俺の場合は最も罪の重いグリーンプレイヤーのPK)
俺(窃盗やハラスメント行為がカルマ値はマイナス50付近で、PKの場合の時の今の俺のカルマ値はマイナス3千付近らしい…)
俺(カルマ値回復クエストの内容は受注した階層により様々だが、少なくともモンスター討伐の依頼も含まれるらしい)
俺(大体がカルマ値×モンスター数らしいから、俺の場合は3千匹近くのMOB討伐を課せられる…)
俺(大体多くても1日100匹討伐が限度だから、そう考えると早くても1ヶ月近くはかかる…)
俺(その為、俺はダークリパルサーを先に研いで貰う事にしていた)
766 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/03/02(月) 11:49:29.45 ID:tvNLz8Ee0
リズベット「お待たせ。これ、頼まれてた物よ」スッダークリパルサー「」
俺「助かるよリズ。これから3千体はモンスター討伐しなきゃだから」
リズベット「3千体って…耐久値は回復してるけど、千超える前に必ず連絡して持って来る事。いいわね?」
リズベット「あれ?でもアンタ主街区の転移ゲート使えないんだっけ?」
俺「そうだな。オレンジプレイヤーは主街区に入れないから…」
リズベット「どうやってこの階層まで降りて来たのよ?」
俺「よく使う主要な都市は回廊結晶で記憶してあるんだ」
リズベット「記憶した場所へ瞬時に何度も飛べるレアアイテムだっけ?」
俺「ああ。第1層の犯罪者を閉じ込める黒鉄宮、第22層の圏外でもモンスターの出ないコラル湖、第48層のリズの武具屋のあるリンダース、第55層の血盟騎士団のギルド本部とかは記憶してあるな」
リズベット「でも回廊結晶って、使用出来る回数も限度があるんでしょ?」
俺「それはまぁな…」
リズベット「はぁ…仕方無いわね…。なら逆に私がいつでもアンタの所に飛べるようにフレンドの追跡機能オンにしときなさいよ」
俺「…いいや、それもダメだ」
リズベット「どうしてよ?元ギルドメンバーとは皆んなと和解したんでしょ…?」
俺「そう言う訳じゃ無くて、血盟騎士団の中にラフィンコフィンとの内通者が紛れ込んでる…」
リズベット「ええっ!?内通者!?」
俺「今回の事はその追跡機能を内通者に悪用されてラフィンコフィンの待ち伏せを喰らった」
俺「だからその内通者がいったい誰なのか判明する迄は、フレンドリストからの追跡は全員オフにしておくように決まったんだ」
767 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/03/02(月) 11:51:47.14 ID:tvNLz8Ee0
リズベット「そう…それじゃあ追跡機能も使えないか…」
俺「ああ。だからもし何か用があったら俺の方からこの街の郊外のここまで来て連絡する」
リズベット「よ、用が無くても別に何でも連絡してもいいのよ!?//」
俺「えっ?」
リズベット「あっ、いやっほら!ウチは出張修理もやってるから!///」
俺「出張修理なんてやってたっけ…?初耳だな…。前までは自分の工房じゃ無いとやる気が出ないとかなんとか拘りがあったような…」
リズベット「さ、最近始めたサービスなの!!//」
俺「そうなのか?」
リズベット「もっと顧客を得る為には、やっぱり自分で足を運ぶ事も大事だと思っただけで…そ、その…//」
俺「ありがとうリズ。じゃあまた気軽に連絡させて貰う」
リズベット「ええ。そうしなさい。話しくらいは聞いてあげるから//」
俺(こうして、リズの元で剣を研いで貰った俺は22層へと飛んだ)
768 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/03/02(月) 12:32:18.67 ID:tvNLz8Ee0
第22層
コラル
俺(この層は全てのエリアが圏外扱いだが、フィールドモンスターが現れない)
俺(その為、俺は比較的安全そうなここの層のカルマ値回復クエストが気になって来てみたが…)
アスナ「どうだったの俺君?」
俺「ここの層のカルマ値回復クエストは特殊だな…」
アスナ「特殊って言うと?」
俺「木を伐採する数や釣った魚の数がカルマ値減少の数に含まれ、モンスター討伐が無い」
俺「まるでこの層で普通にスローライフを送ってくれって言ってるかのようだ」
アスナ「なかなかいいじゃない」
俺「なかなかいい?」
アスナ「だって、ここで普通の生活を送ってるだけで良いんでしょ?」
アスナ「そこにあるログハウスを買ったりして、ただ生活してるだけでグリーンに戻れるんだから」
俺「しかし、アスナが最前線で頑張ってくれてるのに俺一人でそんなスローライフを送るなんて…」
アスナ「だったら私も一緒に住もうか?」
俺「えっ?」
アスナ「い、いや勿論例え話よ!?//」
アスナ「でもそうすれば、俺君も前線の事は考えずに気休めになるかなって…//」
俺「アスナ…」
俺「…。」
コンマ下二桁
41以上俺、最近の出来事により思っていたより心は疲弊していた
40以下俺、PKした事は普通に割り切っていた(メンタル強靭、ドライ俺)
安価下
769 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/03/02(月) 12:42:19.49 ID:vTqBB3iw0
あ
770 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/03/02(月) 15:27:04.86 ID:tvNLz8Ee0
コンマ49
第50層
俺「おおおっ!」ブンッ!
甲冑騎士Mob「」ザシュッ!パリ-ン!
俺「次…!」タッタッタッ
弓騎士Mob「弓」ビュッ!
俺足「」ドシュッ!
俺「くっ…!」
俺HPバー「黄色「」」ヒュ-ン...
弓騎士Mob「」スッ
俺「はああっ!」ブウンッ!
弓騎士Mob首「」ザンッ!!
首「」ゴロッ...パリ-ン
俺「ハァ…ハァ…」ポーション「」ゴクッ
俺(結局、俺はアスナが提案してくれたスローライフを断り騎士型のMobが多数出やすい第50層でモンスターを討伐していた)
俺(だが俺の居るここはパーティー攻略推奨ダンジョン。敵が54層相当と強い上に数がかなり多い)
俺「よし…」スタスタ
俺(だが、此方の方が一日でも早く討伐数を稼げてオマケに経験値も獲れる)
重騎士Mob「巨大剣」ブンッ
俺「ッ…!」ガキインッ!!
重騎士Mob「」グググ…
俺「う…らあっ!!」ガアンッ!!ブンッ!!
重騎士Mob腹「」ズバアッ!!パリ-ン!!
俺(……しかし、ここを選んだ理由はそれだけじゃ無く焦っていたのだと思う)
俺(あの時、モルテをキルした時の感触が妙に手の触感に残っていて身体を動かしていないと2度と立ち上がれなくなるような気がしていた)
771 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/03/02(月) 17:46:03.30 ID:tvNLz8Ee0
第39層
安全地帯
俺(オレンジプレイヤーは主街区にある転移ゲートが使え無いので、層の移動は回廊結晶か転移結晶での移動がメインとなる)
俺(そして寝る時もまた圏内には入れないので、圏外で仮眠を取るしか無い)
俺(圏外には一応安全地帯と言うモンスターの湧かないエリアがあるが、それもPvEでの話しだけだ)
俺(…もし寝ている所を悪質なプレイヤーに見つかれば、キルされる可能性や犯罪に巻き込まれる場合がある)
俺(その為、人の多い節目の階層や利便性の高い階層、高レベルのプレイヤーの多い高階層も危険だと考えて…39層の田舎町を拠点としていた)
俺(この階層は外で寝ても温度的にもちょうど良く、景色も良いお気に入りの階層の一つたったのだが…)
俺「ZZZ…う…ん…」
モルテ身体「大きな斬られた跡」
モルテ『は…はは。残念だなぁ、ここでゲームオーバーなんて…でも最後に貴方の絶望顔が見れて良か──』パリ-ン
俺「はっ!?」ビクッ!!
俺「ハァ…ハァ…」
俺「ッ…」
俺(またあの時の、人を殺した時の感触が……直接斬り殺した訳じゃ無い。ゲームの中の出来事だった筈なのに…)
草むら「」ガサッ
俺「…!」ビクッ!
俺(人の少ないこの層に気配…)ゴクリ...
PoH『そう焦んなよ。この借りはキッチリ返してやるからよ』
俺「…まさか」ダークリパルサー「」グッ
草むら「鴉「」」バサバサ...
俺「あ…」
鴉「」バサバサ...
俺「ただの野生動物…」
俺「はぁ…」ヘナ...
俺(…今日は148匹のMobを討伐したから、残りのカルマ値は2852か)
俺「それにしても鴉1匹に驚くなんて…一人で圏外で寝る事はこんなにも過酷だったんだな…」
俺(前にリズと圏外に泊まった時は、こんな恐怖感じなかったのに…)
俺「背中を預けても安心して寝れる相手か…」
1誰かを呼んでみる
2…いいや、これは俺の償いだ。誰にも甘えず明日はもっと過酷な環境に身を置いて自分を鍛えよう
安価下
772 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/03/02(月) 18:15:50.45 ID:Il/gHTbTo
1
773 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2026/03/03(火) 00:45:49.37 ID:c4xgRGfS0
39層
俺(誰か呼んだら来てくれるかな…)
俺「ただ、問題は誰を呼ぶか…」
俺(候補は3人…アスナ、リズ、サチの3人か…)
俺(アスナははじまりの街から、ずっと俺の相棒でそして強くて可愛くて…そして、ピンチを何度も助けて貰って来ていた…)
俺(血盟騎士団を立ち上げ、彼女が副団長に任命されてからは一緒に居る時間は昔よりは減ったが…)
俺(…いや、原因は他にもある気もするが)
俺(次の候補はリズ)
俺(なんだかんだ話してて楽しいし、俺の使ってるこの世界で唯一の剣ダークリパルサーを作ってくれたのも彼女だ)
俺(そして彼女とは事故だったが、既に一緒に圏外で一夜を共にした事がある…)
俺(最後にサチ…)
俺(恐らく、この世界で俺が出会った中で一番人生に影響を与えたのはサチだと思う…)
俺(出会った頃は臆病で戦う事自体が苦手で、ずっとはじまりの街に居たかった彼女が、今や俺やアスナと同じトップギルドに居る…)
俺(俺の背を追いかけて血盟騎士団に入隊して来た…)
俺「アスナ、リズ、サチ。この中で、今の俺が一緒に居たい人物か…」
俺(全員呼ぶ…のはやめといた方がいいか?…なんとなく修羅場が訪れそうな気もする…)
1アスナにメールする
2リズベットにメールする
3サチにメールする
4ッ…駄目だ。やはり俺は3人の中から一人は選べない…!全員にメールをして呼び出そう
安価下
774 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2026/03/03(火) 11:35:40.34 ID:mmZ1/jUZo
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