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【安価・コンマ】力と魔法の支配する世界で【ファンタジー】Part8
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412 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2026/04/12(日) 19:22:11.09 ID:giH2UbGi0
ソフィアさんをどうにかできれば大山脈編の主要な問題は概ね解決すると言っても過言ではないかもしれません。ワルモノを一人やっつければ解決する問題というのはシンプルで良い問題です。とはいえ今後どのような展開が待ち受けているかは未知数です。気を付けていくのが良いでしょう
大山脈編における戦える人を大勢集めたので、戦力的にはすごく大きいと言えましょう。しかしながら勇者モドキの軍勢も非常に危険で危ないと考えられるため、禁物こそ油断と言えるかもしれません。念には念を重ね、念を加速させていくのが良いと言えるでしょう
413 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2026/04/12(日) 19:25:21.43 ID:giH2UbGi0
―ダウンの家
クロシュ「じゃあ……お話、する……?」
メアリー「!」パァァァ
フメイ「うれしそう」
メアリー「嬉しいです。では何のお話をしましょう……。やっぱり、デロデロ……?」
フメイ「んー……じゃあ、れんあい」
メアリー「……フメイちゃんは……好きな子……あるいは、気になる子がいますか……?」
フメイ「フメイ、クロシュ好き。集落のみんなも好き」
聖女「」ニコニコ
リュアン「」ニコニコ
妖精「」ニヤニヤ
クロシュ「」パァァァ
セイン「」コク
フメイ「……聖女とリュアンと妖精のことは、別に好きじゃない」
聖女「」ガーン!
リュアン「」ガーン!
妖精「」ガーン!
クロシュ「」オロオロっっっ
セイン「?」
メアリー「ふふ……でも、嫌いでもない……そうですね……?」
フメイ「まあ……」
メアリー「……フメイさんのそのお気持ちは、とても尊く素晴らしいものです。しかし……恋愛とは、違うものかもしれません……」
フメイ「そうなの?」
メアリー「恋愛は……増殖≠ニいう、生命の根源的営為に根ざした欲求、衝動の一種です」
フメイ「?」
クロシュ「?」
セイン「?」
リュアン「……???」
聖女「……」
妖精「……」
414 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2026/04/12(日) 19:27:54.95 ID:giH2UbGi0
メアリー「……スライムらしい言い方をするなら……相手と混ざり合い、新たな生命を成して、仲間を増やそうとする営み……です」
フメイ「それってデロデロのこと?」
メアリー「……混ざり合う、というところは少し似ていますが……。デロデロは、全てを一つにしたら、もう新たな命は生まれません。ですから……最初は似ていても、結果は全く異なります」
フメイ「そうなんだ」
セイン「新たな生命というのは、分体とは違うのか?」
メアリー「そうですね……。スライムの分体は、どちらかと言うと本体の延長上にある物体と言えますから……新たな生命とは、言いにくいのです。でも……長い間本体から離れていた分体が、独立して別個のスライムに成る事例もありますので……完全に分けて考えるべきでもありません……」
セイン「そうなのか」
クロシュ「えっと……どうして、混ざって、増えたいの……?」
メアリー「……それが生命の根源的営為だから、としか言えません」
クロシュ「こんげんてきえーい……」
セイン「レインは、サインと混ざり合って増えたかったということなのか?」
メアリー「そういうことになります」
フメイ「ソフィアも?」
メアリー「はい」
クロシュ「どうして……サインさんと、混ざりたかったのかな……?」
フメイ「レインに聞いてみる?」
妖精「どうだろう……。今のレインなら、怒ったりはしないと思うけど……」
メアリー「……クロシュさんは……新たな生命が誕生することを、どう思われますか?」
クロシュ「ほえ……?」
メアリー「生命は……苦しみを、避けられません……。生まれてしまえば……必ず苦しみ、のたうって……最期には、死ぬのです……。そんな、哀れな存在を……新たに生み出す営みは……害悪でしかないと、思いませんか……?」
クロシュ「……」
*
415 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2026/04/12(日) 19:32:53.44 ID:giH2UbGi0
―クロシュの夢 会議室
楽観クロシュ「んーん……おもわない!」
中庸クロシュ「……そうなの?」
楽観クロシュ「うん! だって……ミネルヴァさん、しあわせそうだった……!」
中庸クロシュ「……でも……ミネルヴァさん、すごく悩んでた」
楽観クロシュ「悩んだけど、最後には産むって、決めた! あいちゃん……ミネルヴァさんと、旦那さん……混ざり合って、できた……赤ちゃん……。きっと……ミネルヴァさんと一緒に……しあわせになる……!」
中庸クロシュ「……そうなったら……いいよね……」
悲観クロシュ「……ならないよ」モニョッ
楽観クロシュ「ほえ……!?」
悲観クロシュ「……わたしたちが、通りかからなかったら……ミネルヴァさんも、赤ちゃんも……ひどいこと、なってた……」
楽観クロシュ「んゅ……」
悲観クロシュ「たまたま……運が、良かっただけ……。きっと……未来は、かなしみが待ってる……」
楽観クロシュ「そんなこと、ないもん!」
悲観クロシュ「ある……」
楽観クロシュ「だって……わたしも……生まれてきたから、フメイちゃんと……みんなと、会えたもん!!」
悲観クロシュ「んゅ……」
楽観クロシュ「生まれなきゃ……しあわせに、なれないの!」
悲観クロシュ「でも……生まれなきゃ……くるしみも、かなしみも、ない……」
楽観クロシュ「……くるしい、かなしいより……いっぱい、しあわせになればいいの!」
悲観クロシュ「……じゃあ……しあわせに、なれずに、死ぬ命は……どうすれば、いいの……?」
楽観クロシュ「ほえ……」
悲観クロシュ「……魔族革命で……魔族の人たちに、蹴り殺されてた、人間の赤ちゃんのこと……覚えてる……?」
楽観クロシュ「……!」モニャッ
悲観クロシュ「あの子、きっと……しあわせも、よろこびも、あんまり知らないまま……死んでった……」
楽観クロシュ「……」
悲観クロシュ「……あの子だけじゃ、ない……。世界中に……そういう命、溢れてる……」
楽観クロシュ「んゅゅ……」モニャニャ
悲観クロシュ「それでも……生まれるのが、いいって……おもう……?」
楽観クロシュ「んゅゅゅ……」モニャニャニャ
混沌クロシュ「とうぜん」モニョッ
悲観クロシュ「んわ……」
混沌クロシュ「生まれてすぐ死ぬよわむしが悪い。しあわせは、強くて強いやつが勝ち取るものだもん」
悲観クロシュ「んゅ……」
秩序クロシュ「ちがうよ! 弱いことは、悪くないの!」モニョッ
混沌クロシュ「む……出た、おりこうなわたし……」
秩序クロシュ「みんなで仲良くして暮らせば……きっと、みんなで、しあわせになれるもん!」
楽観クロシュ「わ〜! おりこうなわたし、いいこと言った!」キャッキャ
混沌クロシュ「むむ……! おまえ、生まれるの賛成じゃないの!」
楽観クロシュ「あぇ……? えっと……なんだっけ……?」
中庸クロシュ「……」
悲観クロシュ「……あなたは、どうおもうの……?」
中庸クロシュ「………わかんない」
416 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2026/04/12(日) 19:33:36.93 ID:giH2UbGi0
クロシュ「………わかんない」
メアリー「……え?」
クロシュ「?」
メアリー「あ……失礼。てっきり……導師クロシュは、私に反対してくるものだと……」
クロシュ「……えっと……こういうこと……簡単に、結論出しちゃ……だめ、なんだって……」
メアリー「なるほど……。導師クロシュは、思慮深いお方なのですね……」
クロシュ「……メアリーさんは……やっぱり、誰とも……混ざりたく、ない……?」
メアリー「そうですね……。恋愛的な意味で、特定の誰かと混ざりたいとは……思いません……」
クロシュ「そうなんだ……」
メアリー「ですが……デロデロになりたいという思いは、大きい方だと思っております」
クロシュ「そうなの?」
メアリー「はい。デロデロは……恋愛的な意味での混ざりたいとは、異なるものです。デロデロの本質は、慈悲なのです。相手への執着も、見返りも求めない……無償の愛と言い換えることもできましょう。そんな大いなるデロデロに……私は還りたい……」
クロシュ「……!」ピコン!
デロデロ…ポン!
スライムクロシュ「〜〜」モニョモニョ
メアリー「……どうされたのですか、導師クロシュ。突然スライムの姿にお戻りになって……」
ピョンッ! モニョッ
メアリー「わっ!」
メアリーにくっついたスライムクロシュ「〜〜♪」モニョニョ
メアリー「一体……どういう……?」
デロデロ…モニョモニョ
メアリー(スライムの導師クロシュが、溶けて……私を包みこんで……。こ、これはまさか……デロデロ……!?)
メアリー(……いえ、違う……。体が溶ける感覚はない……。これは……)
メアリー(デロデロの……疑似体験……?)
↓1コンマ
01-05 うっかりデロデロにしかけた……
06-75 楽しかった
76-95 心の氷をデロデロにした
96-00 クロシュ教
417 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/04/12(日) 19:35:03.05 ID:PLmgMv090
あ
418 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/04/12(日) 19:36:26.87 ID:LmlSQ7mBo
んわー?!
419 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2026/04/12(日) 21:55:18.54 ID:giH2UbGi0
デロデロ…デロデロデロ…
メアリー(きもち……いい……)
メアリー(………いしき……とけ、て…………)
めありー(…………あ…れ……? これ……ほんと、に………でろ…でろ……)
デロデロデロ…モニャニャニャ!!
ピョンッ!!
スライムクロシュ「〜〜!!」モニャニャ!!
全裸メアリー「ぁ……ぅ……」ビクン…ビクン…
妖精「え、えええっ!?」
フメイ「な、何!?」
聖女「何が……起きたのですか……!!?」
*
スライムクロシュ「〜〜…」デロデロ
メアリー「……」
フメイ「えっと……クロシュが……メアリーと、デロデロごっこしてたら……ほんとに、デロデロになりそうになった……ってこと?」
聖女「はい……そのようです……」
妖精「まったくもう! 遊びでデロデロにしかけるなんて……! ちゃんと反省してね!」
スライムクロシュ「〜〜…」デロロ…
メアリー「……おやめください……。導師クロシュに……悪気はなく……」
妖精「悪気の有無は関係ないの! 人を一人デロデロにしかけるなんて……一歩間違ったら、取り返しのつかないことになってたかもしれないんだよ!」
メアリー「……いいえ。導師クロシュは……私の、願いを……叶えようと……」
妖精「だからそんなのは関係ないの!!」
メアリー「うぅ……」
メアリー(…………)
メアリー(デロデロは……やはり……)
メアリー(とても温かくて……気持ち良くて……天に昇るかのような……心地でした……)
メアリー(ああ……導師クロシュ……! やはり、あなたは……)
メアリー(クロシュヴィアに先立って世界を救う――真なる、デロデロの導師……!)
メアリー(どうか、どうか……その御心を……正しきことの為に……)
★メアリーのクロシュ好感度が大きく上がりました
◇
420 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2026/04/12(日) 21:57:25.85 ID:giH2UbGi0
―竜神村 広場
吹雪「」ビュオオオオオオ――
アッシュ「おう! みんな、準備はできてるか?」
妖精「ちょっとアクシデントもあったけど、ひとまずこっちは大丈夫だよ」
クロシュ「う、うん」
アインズ「アクシデント……? まあ問題ないなら良いが」
リーシア「昨日のペペロンチーノがまだ効いてますねぇ。体がポカポカです〜」
ヴィトナ「このぽかぽか……香辛料のお陰、と聞いた。香辛料、どこで採れる?」
レイン「この辺りには自生していないわ。行商人とかから買うしかないわね」
ヴィトナ「むう……」
ユウリ「およ? 主ら……わらわに黙って遠足とは、頂けぬぞよ」ヌッ
フメイ「出た」
聖女「ここのところ毎日来ますね……」
妖精「……私たち、もしかして取り憑かれた?」
アインズ「……かなり気に入られてるのは確かだ。適当にあしらってやってくれ」
ユウリ「ふむ……では、今宵はわらわの返魂術を味わわせてしんぜようぞ」
妖精「まだ昼間だよ。あとここにいる誰もまだ死んでない」
ユウリ「むう……誰ぞ、黄泉返らせたき者はおらぬか?」
アッシュ「蘇らせたき者……」
レイン「……下らないわね」
リュアン「否定する気は、ないですけど………」
アインズ「……わざわざ言うまでもないと思うが、リビングデッドとしての蘇生など碌なものではない。再会を願うほどの愛しき相手であれば尚のこと……このような邪法を試みるべきではない」
クロシュ「………」
フメイ「……クロシュ、蘇らせたいやつ、いるの?」
クロシュ「あ……んーん。えと……その子……完全に……消えちゃった、から……」
聖女「……デロデロ教徒ちゃんのこと、ですね」
クロシュ「うん……。不死鳥の、炎でも……きっと……」
ユウリ「ほう? 詳しく聞かせるぞよ」ヌッ
クロシュ「んわっ」
妖精「詳しく聞かせても、無理なものは無理だと思うけどなぁ……」
↓1コンマ
01-66 だめでした
67-99 なぜか世界樹の石炭パワーを得た
00-00 ???
421 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/04/12(日) 22:01:32.57 ID:M/DoYXANo
ぜろぜろ
422 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2026/04/12(日) 23:01:06.98 ID:giH2UbGi0
ユウリ「むむむむむ……ぞよ!!」カッ!!
シュウウウン…
クロシュ「?」
フメイ「?」
セイン「…」
リュアン「えっと……不発、ですか?」
ユウリ「むむう……。魂なくして反魂も何もないぞよ……」
妖精「普通に考えて、遺体も魂も残っていない者を蘇らせるなんて不可能だからね……。もしそれで何かが蘇ったとしても、それは意図してた相手とは全く別の何かだよ」
聖女「不発に終わって良かった……と思うのが良いのでしょうか……」
ユウリ「わらわ、まだまだ研鑽の余地ありぞ……!」
◇
423 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2026/04/12(日) 23:03:25.96 ID:giH2UbGi0
―樹氷の森
吹雪「」ビュオオオオオオ――
妖精「流石に村の外はかなり吹雪が厳しい……!」
リーシア「ペペロンチーノのぬくもりが残っているうちにさっさと行きましょう〜」
アインズ「……ん? あれは……」
雪に埋もれかけている通気ダクト「」
雪かきするドワーフ「えっほえっほ」ドサドサ
アッシュ「ありゃロンドンの旦那じゃねえか!」
ロンドン「ああん? アッシュの小僧と……随分大所帯だね?」
*
雪かきされた通気ダクト「」
妖精「わざわざ雪かきしてくれたの? ありがとう」
ロンドン「いやぁ、あたしらもここに隠れてる悪党に散々煮え湯飲まされてんのよ。んな折に面白ェダクトがあったもんだから、ちょいと整備してたってわけ。まさかアンタらが発見したもんだったなんてねェ」
アインズ「ドワーフたちの坑道探索はどうなっている?」
ロンドン「ああ……正直言って死ぬほど芳しくないね。位置の目星は大体付けてんけど、警備の兄ちゃんたちが強すぎんよ。坑道のこたぁウチらのが詳しいから、死人は出ちゃいねんだけど……。何人かはこっぴどくやられてブルっちまってさァ……。はァ〜天下に轟いたドワーフ帝国の末裔が情けねェったら……」
アッシュ「古ドワーフが坑道で遅れを取るほどだと……」
ロンドン「んでウチら、今真っ二つに割れてんのよ。山を捨ててどっかに落ち延びるか、最後の最後まで戦い続けるかってね。んでぎゃあぎゃあ喚きながら日がな言い争ってっから、あたしはあたしであの悪党を出し抜く道を探ってたってワケ」
ヴィトナ「群れの為か……! ロンドン、偉いな……!」
ロンドン「まァ……群れの為っちゃ群れの為、かねェ……? あたしゃあの悪党がのうのうとしてやがんのが胸糞悪ィってだけなんだけど」
アインズ「……提案があるのだが」
ロンドン「おう。協力してやんよ」
アッシュ「はやっ!? 俺の時は取り付く島もなかったぞ!?」
ロンドン「あのタコ腕蜘蛛野郎女をぶちのめす為なら手段は選んでられねェってことよ」
アインズ「話が早くて助かる。リーシアも構わないか?」
リーシア「もちろんです〜。ダクトは私も初めてでしたから、ドワーフの方がいてくださると心強いですねぇ〜」
☆坑道突撃隊にロンドンが加わりました
アッシュ「……ところでロンドン、さっきドワーフ帝国って言ってたよな? もしかして……やっぱりドワーフの古代都市が――」
ロンドン「お、それ聞いちゃう? あたしの口からネタバレ言っちゃって良いん?」ズイッ
アッシュ「うっ……そ、それは……むむ……」
フメイ「? 聞いちゃだめなの?」
アッシュ「だ……だめではないが……ロマンが……」
セイン「決着を付ける時、じゃないのか?」
アッシュ「違うんだ! ロマンとの決着は……厳しく険しい冒険の果てに……辿り着くべきで……」
クロシュ「……??」
リュアン「……でも、ちょっとわかる気がします。自分の目で確かめたいですよね……」
アッシュ「そうだ! リュアンちゃん……君は冒険者の素質がある!」
リュアン「ええ……そ、そうなんですか……」
レイン「……で、古ドワーフの都市って実在するの?」
ロンドン「それは――」
アッシュ「あああ〜!! 言うな言うな言うな!!」
↓1コンマ
01-60 古代の情報
61-90 ↑+ドワーフ流鍛冶指南
91-00 ↑+古代パイルバンカー
424 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/04/12(日) 23:11:33.23 ID:gxQ+qnszO
あ
425 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2026/04/12(日) 23:23:32.34 ID:giH2UbGi0
フメイ「そうだ。これ」スッ
熱を失った炎鉱石「」ポン
ロンドン「おん? こりゃ……炎鉱石?」
フメイ「この前、坑道で見つけた」
妖精「これ、少し前まで温まってた形跡があるんだけど……どうして冷めちゃったのか、ロンドン知らない?」
ロンドン「ん〜……? なんでだろ……あっ、あれかなあ」
フメイ「あれ?」
ロンドン「古代都市まで行ってみりゃわかるよ。今回ついでに案内したげよっか」
フメイ「いいの?」
ロンドン「ものはついでってやつ。あのくそったれが居座るようになってからお参りもしてねェし、丁度良い機会よ」
フメイ「わかった。ありがと」
クロシュ「ありがと、ございます……!」
セイン「ありがとう。頼む」
アッシュ「」ズーン…
リュアン「聞こえちゃったんですね……」
聖女「……自分の目で確かめるまでが冒険ですよ! ね、妖精さん!」
妖精「そ、そうだね! 自分自身で体感するまでは、まだわかんないし!」
アッシュ「そうだな……よし! 俺は……この左腕で、真実を掴む!!」グッ
☆古代の情報を得ました
ダクトダンジョンのルートが少し変化しました
◇
426 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2026/04/12(日) 23:40:45.31 ID:giH2UbGi0
というわけで本日はここまで。次回、通気ダクト突入編です
メアリーちゃんと恋バナをしてみたり、生命誕生の是非について考えたり、メアリーちゃんをデロデロにしかけてしまったり、ユウリさんの反魂術が不発に終わったり、ロンドンさんと再会して坑道突撃隊に加わったり、古代都市のネタバレを食らったりしました
ダクトへ向かって雪を踏みしめながら、いろいろなことを思う。フメイちゃんに好きと言われて嬉しかったこと、フメイちゃんが妖精さんたちを好きじゃないと言っておろおろしたこと、れんあいのこと、生命のこと、デロデロのこと、メアリーさんのこと、デロデロ教徒ちゃんを救えなかったこと……。とりとめのない気持ちは、どこに向かうでもなく、雪のように降っては消えていく。
どうしてレインさんは、サインさんを好きになったのだろう。
どうしてソフィアさんは、サインさんのそっくりさんを造っているのだろう。
どうして生命は――存在するのだろう。増えたいのだろう。誰かを好きになるのだろう。
あかちゃんスライムには少し難しかった。
☆努力目標が追加されました
・愛について考える
それでは本日もありがとうございました。次回もよろしくお願いいたします
427 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/04/13(月) 00:59:09.20 ID:uZxLXW2xo
おつ
愛とは何か…まさしく哲学ですね
428 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/04/13(月) 02:56:00.30 ID:kP9fDw9HO
乙
恋バナ(哲学)がフルスロットルすぎるがこのスレだと平常運転な気もしてきた
久しぶりのクロシュ会議にぎやかになっとる
そしてクロシュちゃん地味に服だけデロデロにするスライムになってない?
429 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/04/13(月) 20:19:58.73 ID:oTcDe1aNo
おつですスライムはこわいいきものです!
430 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/04/18(土) 08:38:02.66 ID:2j1yb5940
おつ
ユウリさんむしろいい匂いしそう
431 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2026/04/18(土) 19:45:06.14 ID:F580j0ur0
大山脈編ではサインさんにお熱だった人が複数いるため、愛について自分なりの見解を出しておくと良い場面があったりするかもしれません。しかしわからないものを無理にわかろうとするとトンチンカンな答えを出してしまうこともあるため、信頼できる人に相談するのも良いでしょう。クロシュさんの今後の活躍にご期待くださいませ
メアリーちゃんはまだ十代半ばの若い女の子なので、恋バナをする年頃と言えます
そして今回のクロシュ会議では、悲観と楽観という新たな対立軸が登場しました。クロシュ氏も物事を多角的に考えようとがんばっているのかもしれません
言われてみればメアリーちゃんの服だけデロデロに溶かしていましたが、実はあれはデロデロにしかけたメアリーちゃんをクロシュ氏が必死に再構築した結果だそうです。ものすごく慌てていたため、服にまで気が回らなかったのかもしれません
多くの知的種族にとってスライムは比較的害の小さい生き物ですが、全くの無害とまでは言えないかもしれません。野にいるスライムは行き倒れた旅人や冒険者を捕食することがあり、そういったケースから冒険者の目の敵にされることもあるようです(行き倒れた者はスライムが食べなくてもどの道死ぬため、逆恨みであるという指摘もあります)
ユウリ氏はアンデッドのリビングデッドですが、今のところ腐敗臭はないそうです。それが彼女の反魂術による優れた防腐措置なのか、大山脈の低温環境のお陰かは判然としておりません。なおヴィトナ氏曰く、ユウリ氏は腐敗臭とも違うヘンな匂いがするそうです。そのためか、一人で大山脈をほっつき歩いていてもオオカミやクマや氷竜に襲われることがないそうです
432 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2026/04/18(土) 19:49:11.51 ID:F580j0ur0
―大坑道 通気ダクト 踏破率[0/10] 満腹度[15/12]
ゴオオオオオ……
地下深くへと続く縦穴「」ゴオオオオ…
クロシュ「……!」
リュアン「これが……通気ダクトの内部……!」
フメイ「暗い……」
鉄骨の足場「」カンカン
聖女「狭いですけど、足場があって良かったです」
ロンドン「整備の為に設えられたんだろね。まァ整備する奴ももういなくなっちまったわけだけど」
リーシア「皆さん、足元にお気を付けください。踏み外したら真っ逆さまです」
アインズ「底が見えん。落ちたらタダでは済まんな」
アッシュ「フッ、俺はこの義手があるから落ちてもすぐ掴まれるぜ」グッパッ
レイン「私は飛べば良いわね」バサッ
妖精「どう? 敵の気配はある?」
セイン「モドキの気配は感じられないが、別の動きがある」
ヴィトナ「……鉄のマモノ、か?」
ロンドン「ゴーレムかもしれんね。気ィつけて進んでくよ」
↓1コンマ
01-05 踏破率+3、強敵
06-30 踏破率+3、敵襲
31-50 踏破率+3、古代のパン(満腹度+2)
51-70 踏破率+3、古代の地酒(満腹度+4)
71-95 踏破率+3、古代の弩砲(戦闘時1度だけコンマ+40)
96-00 踏破率+3、???
433 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2026/04/18(土) 19:52:37.76 ID:2j1yb5940
あ
434 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2026/04/18(土) 20:30:54.47 ID:F580j0ur0
―大坑道 通気ダクト 踏破率[3/10] 満腹度[14/12]
カン コン カン コン …
リーシア「そこ、脆くなっています。気を付けて」
クロシュ「わ!」サッ
錆びた足場「」ボロ
妖精「あ、ありがとう。クロシュが落っこちちゃうとこだった」
リーシア「いえいえ。そのためのガイドですよ」
フメイ「お〜」
クロシュ「ありがと、ございます……!」
リーシア「……」ニッコリ
聖女「リーシアさん、良いガイドさんですね」
ロンドン「だねえ。こりゃあたしはいらなかったかな?」
リーシア「いえいえ、ダクトは私も初めてなんです。勉強させてください」
ロンドン「ん〜、まあ特に勉強することもないと思うけど――おっ」
台座に備え付けられた弩砲「」ドン!
アインズ「これは……クロスボウか? かなりデカいな」
ロンドン「これは侵入者迎撃用の大型弩砲。こう見えて持ち運びできる」
リュアン「ええっ!? こんなに大きいのを!?」
ロンドン「おう。よっ」グッ
グググ…バキッ!
外された弩砲「」ポン!
ロンドン「ほれ」
アッシュ「バキって音しなかったか?」
ロンドン「気のせいだろ。はいこれ持っていきたい人〜」
レイン「こんなデカいのどうやって持ち運ぶのよ」
ロンドン「まあ……気合で?」
アッシュ「無理があるぞ……」
クロシュ「!」ピコン!
クロシュ「わたし……それ、食べていい……?」
ロンドン「えっ? 美味しくないよ? 多分」
フメイ「クロシュ、食べて持ち運べるの?」
クロシュ「うん。たぶん」
ロンドン「え、どういうこと?」
デロデロ…モニョモニョモニョ…ゴックン!
スライムクロシュ「〜〜♪」
フメイ「こういうこと?」
ロンドン「こういうことかあ」
アッシュ「いや、どういうことだ!?」
☆古代の弩砲を収納しました
本日の戦闘時1度だけアクティブ技として使えます。コンマ+40の効果があります
↓1コンマ
01-05 踏破率+3、強敵
06-35 踏破率+3、敵襲
36-65 踏破率+3、古代のパン(満腹度+2)
66-95 踏破率+3、古代の地酒(満腹度+4)
96-00 踏破率+3、???
435 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/04/18(土) 20:34:11.76 ID:JqQVfoD4O
あ
436 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2026/04/18(土) 21:25:34.38 ID:F580j0ur0
―大坑道 通気ダクト 踏破率[6/10] 満腹度[13/12]
カン コン カン コン …
アインズ「……ずっと同じ景色が続くな」
レイン「気が滅入ってくるわね……。これ、ソフィアの隠れ場所に通じてるの?」
ロンドン「多分、恐らく」
ヴィトナ「クロシュ、大丈夫か? 息、苦しくないか?」
クロシュ「うん!」
妖精「クロシュは地下が好きなんだって。ヴィトナこそ大丈夫?」
ヴィトナ「ああ。吹雪の日は、私たちもみんなで穴ぐらにこもる」
クロシュ「わあ……!」
聖女「ボレアスルクスの皆さんが穴ぐらでぬくぬくする光景……想像すると胸が温かくなります」
リュアン「ヴィトナさんの群れには、小さい子もいるんですか?」
ヴィトナ「ああ。子供、皆で守ってる」
リュアン「わあ……! きっとすごくかわいいんだろうなぁ」
フメイ「……! ねえ、あれ」クイクイ
セイン「ん? あれは――」
年代物の一斗缶「」ポン
年代物の一斗缶「」ポン
年代物の一斗缶「」ポン
年代物の一斗缶「」ポン
アッシュ「……中身は……まだ入ってるな。一体こいつは……」
ロンドン「おっ、そりゃ昔の酒だよ。飲んでみる?」
フメイ「お酒!」
クロシュ「!」モニョッ
アッシュ「一体何年前のだ!?」
ロンドン「さあ。酒は腐らんから飲めるぞ」
フメイ「フメイ、飲んでいい?」
ロンドン「お、行く?」
アッシュ「待て待て待て、腹壊すぞ!?」
クロシュ「わたしたち……だいじょうぶ!!」
妖精「まあ……クロシュとフメイは実際大丈夫だと思うけど……」
アッシュ「マジか」
ロンドン「じゃあ軽く飲んでこう」
*
437 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2026/04/18(土) 21:26:55.64 ID:F580j0ur0
モニョモニョ…グビグビ…
空になった一斗缶「」カラン
空になった一斗缶「」カラン
空になった一斗缶「」カラン
空になった一斗缶「」カラン
スライムクロシュ「〜〜♪」モニョニョ グビグビ
フメイ「ん〜……まあまあ」グビグビ
セイン「……」ゴクゴク
ロンドン「お〜……流石はスライムたちだね。ドワーフにも引けを取らない酒豪っぷり」グビグビ
リュアン「クロシュちゃん……相変わらずお酒好きなんだ……」
ヴィトナ「クロシュたち、アレを飲めるのか……!?」
聖女「ヴィトナさんはお酒が苦手ですか?」
ヴィトナ「ああ。あれ、まずい」
妖精「だよね! なんであんな毒物をあんなに美味しそうに飲めるのか……。いやまあ、あの子たちはスライムだから種族の違いだってことはわかるけどさあ!」
レイン「……普通にマズいわね。ドワーフ酒」チビチビ
アッシュ「あんたも飲んでるのか!?」
レイン「悪い?」
アッシュ「いや……腹壊さねえか?」
レイン「少しなら大丈夫でしょ」
アインズ「……」
リーシア「アインズさんは呑まないんですか?」
アインズ「……ああ、いや……。興味はあるが、今はやめておく。酒に酔って討たれた竜の話も多いしな」
リーシア「ご賢明な判断です。まだまだ先は長そうですし、慎重に行きたいですねぇ」
☆古代の地酒を飲んで満腹度が4増えました
↓1コンマ
01-05 踏破率+3、強敵
06-50 踏破率+3、敵襲
51-95 踏破率+3、古代のパン(満腹度+2)
96-00 踏破率+3、???
438 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/04/18(土) 21:31:09.37 ID:kAOvfFJHo
はてな
439 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2026/04/18(土) 22:58:04.49 ID:F580j0ur0
―大坑道 通気ダクト 踏破率[9/10] 満腹度[16/12]
金属扉「」
アッシュ「扉だ!」
ロンドン「んー、多分こっから古代都市に出られる気がする」
アッシュ「……」
アインズ「ソフィアの隠れ家は?」
ロンドン「古代都市から近いとこか……あるいは古代都市のどこかを占領している、というのがあたしらの見解だね」
妖精「このダクトには全然ソフィアの手の者がいなかったし、ノーマークだったのかな?」
ロンドン「かもね。だとしたらかなりウマいけど」
アインズ「とにかく行くか。この扉、開けても大丈夫か?」
ロンドン「大丈夫じゃない?」
リーシア「私なら、扉を開けた途端ドガン!って感じの罠を仕掛けますねぇ……」
ロンドン「心配性だねェ〜。んじゃまああたしが先頭で開けてやんよ」スッ
ガチャッ ギィィ…
ロンドン「ほら、大丈夫」
アインズ「扉の先は……かなり広い通路のようだな」
広い通路「」オオオオオ―
*
スタスタ… トコトコ… パタパタ…
聖女「本当に広い通路ですね……」
リュアン「向こう側に、小さな灯りが見えます。あれは……あれも扉ですか?」
ロンドン「だね。やっぱり古代都市に繋がる通路だ」
フメイ「だって。良かったね、アッシュ」
アッシュ「おう……」
ヴィトナ「……ここ……少し、油臭い」
クロシュ「あぶら?」
ヴィトナ「ああ。これ、鉄のマモノの……」
ダァン!
ギンッ!!
クロシュ「!」
ラティアの大盾「」ガシン!
フメイ「クロシュ!」
セイン「大丈夫か!?」
クロシュ「う、うん」
妖精「リュアン、全体を照らして!!」
リュアン「あっ、はい!!」
光「」パァッッ!!
天井や壁に貼り付いた無数の警備ゴーレムたち「」
440 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2026/04/18(土) 22:58:44.53 ID:F580j0ur0
アインズ「なっ……」
リーシア「……!」
アッシュ「ゴーレム野郎か……!!」
レイン「魔力感知できないというのは本当だったのね……! チッ、油断していたわ!」
ロンドン「はあ、めんど」ジャキッ
銃口を向ける警備ゴーレムたち「」ジャキッ
妖精「来る!!」
――戦闘 警備ゴーレムの群れ――
▽坑道の闇によりクロシュたちのコンマ-50!!
☆リーシアとロンドンの〈坑道ガイド+〉により低下を無効化しコンマ+50!!
◆坑道突撃隊 満腹度[16/12]
コンマ+170(連携+15、薄明+15、閃光+40、坑道ガイド+50、増員+50)
会心+40(閃光+40)
◇パッシブ(条件を満たすと自動発動)
・連携(常にコンマ+15)
・残火(敗北時1度だけ復活、発動後コンマ-20永続)
・結界(1度だけ劣勢・痛恨を無効)
・埋火(敗北危機のとき、コンマ+20、会心+20)
・追風(優勢時、次ターンコンマ+10)
・変天(痛恨時1度だけコンマの1桁と2桁を入れ替える)
・薄明(最初のターンコンマ+15)
・閃光(常にコンマ+40、会心+40)
・坑道ガイド+(坑道戦闘時コンマ+50、低下を無効化)
・増員(常にコンマ+50)
◇アクティブ(判定時に書き込むと発動。同時使用は原則不可)
・冷獄(腹-1、氷属性、敵コンマ-20永続、耐性無視、他のアクティブ技と同時使用できる)
・俊足(腹-1、会心+20)
・空蝉(腹-3、使用ターン劣勢・痛恨を無効。連続使用不可)
・居合(腹-6、コンマ+20、会心+20、結界無視)
・星屑(腹+3、コンマ+30、残り2)
・弩砲(コンマ+40、残り1)
◆警備ゴーレムの群れ
コンマ+100(地の利+40、数の利+40、連携+20)
☆コンマ差により自動的に勝利します
*
ドカッ バキッ ボムギッ
ドッギャァァァァン!!
警備ゴーレムたちの残骸「」プスプス
ロンドン「さて、行くか」パッパッ
リュアン「あ……あっという間に」
ロンドン「そりゃまあ、あいつらの弱点なんか知り尽くしてんのよ。こっちは」
リーシア「見かけは恐ろしいですけど、動きのパターンは同じですからねぇ」
セイン「ロンドンとリーシアの指示で難なく対処できた。感謝する」
アッシュ「まさか、適当にジャンプしてるだけで弾に当たらなくなるなんてな……」
スライムクロシュ「〜〜」モニョモニョ モグモグ
フメイ「……それは、流石にあんまりおいしくないんじゃないの」
スライムクロシュ「〜〜…」モニョニョ…
↓1コンマ 吸収判定(吸収効率+10)
01-60 分解した
61-90 隠密のコツを取り戻す
91-00 射撃のコツを掴む
441 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/04/18(土) 23:04:55.64 ID:sghMygsio
掴め
442 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2026/04/18(土) 23:18:16.75 ID:F580j0ur0
スライムクロシュ「!」ピコン!
モニョモニョ…ピョン!
フメイ「あれ? クロシュ?」キョロキョロ
妖精「どうしたの?」
フメイ「クロシュが見えなくなっちゃった」
妖精「ええっ!? あっ!」
スゥ――
半透明スライムクロシュ「〜〜」モニョモニョ
フメイ「あ、出てきた」
妖精「クロシュ、まさか――」
モニョモニョ…ポン!
半透明クロシュ「んへへ……透明、なれる……!」
☆クロシュが隠密のコツを取り戻しました
◇
443 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2026/04/18(土) 23:18:45.33 ID:F580j0ur0
というわけで本日はここまで。次回、ついに古代都市に到着する編からとなります
通気ダクトを通り地下深くへと進むクロシュ一行。飲み食いしつつ、恐ろしい警備ゴーレムを倒しつつ、古代都市は目前に迫る。古代都市で待ち受ける真実とは、一体何なのか――
それでは本日もありがとうございました。次回もよろしくお願いいたします
444 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/04/19(日) 09:59:54.87 ID:HBES9Usuo
結構あっさり古代都市辿り着いたし後はソフィアふんじばったらエンディングね
445 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/04/19(日) 14:41:47.44 ID:LrQzKY4yO
べろべろ酔っ払い妖精さんはないのですか!
446 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2026/04/19(日) 17:30:46.08 ID:oXK8oguZ0
坑道探索についてはいろいろと一筋縄ではいかないイベントを考えていたはずが、そのことをすっかり忘れていつも通りのダンジョン探索にしてしまったそうです。反省しなければならないかもしれません
そしてソフィア氏をどうにかできたら大山脈編完!となるかもしれません。しかしソフィア氏も恐るべき人物なので、そう簡単にふんじばられてはくれないかもしれません。慎重に行くのが良いでしょう
通常の妖精類は基本的に毒に弱く、妖精さんも例外ではありません。もし耐毒結界を張っていなければ、空気中に漂うお酒の匂いだけでふらふらになってしまうと言われています。妖精さんを酔わせたい場合は、水鉄砲などでお酒をぶち当てるだけで酔わせられるかもしれません。なおそんなことをすると後で本気で怒られる可能性があるので注意が必要です
447 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2026/04/19(日) 17:31:14.64 ID:oXK8oguZ0
スタスタスタスタ…
アッシュ「かなり降りてきたな……」
リーシア「皆さん、大丈夫ですか? 疲れておりませんか?」
クロシュ「うん!」
フメイ「うん」
リュアン「はい」
聖女「私も大丈夫ですよ」
アインズ「流石は旅人か。無論私も平気ではあるが、ただの人であるお前たちもこの距離を降りてきて平気でいられるとはな」
レイン「リュアン、意外と足腰が強いのね」
リュアン「まあ……一時期はずっと旅をしてたので……」
妖精「一日中触手から逃げ回ってられるくらいには体力もあるんだよね、リュアン」
ヴィトナ「そうなのか!?」
アッシュ「やっぱり向いてるぞ、冒険者」
リュアン「そうなんですかね……」
ロンドン「まあとにかく休憩はいらないってこったな。どっちにしろ多分もうすぐだよ」
金属扉「」ガチャッ ギィィィ――
448 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2026/04/19(日) 17:32:31.10 ID:oXK8oguZ0
https://gzo.ai/i/sZvFQPR.png
―古ドワーフ帝国地底都市 踏破率[10/10] 満腹度[15/12]
フメイ「わ……わ、わ……!!」
クロシュ「わぁぁ……!!」
アッシュ「おお……おお……おおお………!!」
リュアン「……これが……古代、都市……!!」
ロンドン「おう。ようこそ、古ドワーフ帝国の街へ」
☆通気ダクトを通り、古ドワーフ帝国の地底都市へ至りました
◇
妖精「今日はもう遅いからこの地底都市で一晩休んでいくことになった」
妖精「アインズとレインとリーシアは、ロンドンから聞いた情報をもとにソフィア攻めの経路確認と計画を話し合っている」
妖精「アッシュは一人でどこかに行った。ようやく辿り着けた古代都市だ……いろいろ思うことがあるんだろう」
妖精「ヴィトナは私たちと一緒にいる。もしかしたら私たちのことも群れの仲間と認識してくれているのかもしれない」
妖精「そして私たちは、ロンドンに連れられてある場所に案内されている――」
449 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2026/04/19(日) 17:33:05.16 ID:oXK8oguZ0
―地底都市郊外 溶岩湖
冷えて固まった広大な窪み「」
ロンドン「これ何かわかる?」
クロシュ「?」
セイン「?」
ヴィトナ「?」
リュアン「えっと……すごく広くて、窪んだ地形……ですかね」
ロンドン「まあそうだけど。元々ここにはさ、溶岩が溜まってたんだよ」
フメイ「!」
妖精「ここが冷えちゃったから……地上の温泉も凍っちゃったってこと?」
ロンドン「そういうこと」
フメイ「……なんで、冷えちゃったの?」
ロンドン「……デロデロだよ」
フメイ「え?」
ロンドン「ここにはさ……大勢のバーニングスライムが暮らしてたんだ。でも、キミら以外のスライムはみーんなデロデロに溶けて消えちゃったろ?」
フメイ「!」
妖精「バーニングスライムは滅んだはずじゃ……!?」
ロンドン「山の外じゃそういうことになってるらしいね」
聖女「……ここに、生き残りが身を寄せていたのですね……」
ロンドン「本人たちにその自覚があったかどうかは知らんけどね。あいつらの発する熱は、この周辺から地上に至るまでをじんわり温めてたんだ」
フメイ「……」
リュアン「それが……山が冷えた、真相……」
ロンドン「ああ。こればっかりは、ソフィアってやつをぶん殴ったところでどうにもならん。溶けたバーニングスライムたちが元に戻ったりしない限りね……」
クロシュ「……レッドちゃん……」
妖精「……レッドの仲間……いたんだね」
クロシュ「………」
妖精「……レッド自身も、もうデロデロになっちゃってるかも、だけど……」
クロシュ「………星の、中で………会えた、かな……?」
妖精「……そっか。そうだね……会えたかもね」
☆異常気象の原因を突き止めました
*
450 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2026/04/19(日) 17:33:50.94 ID:oXK8oguZ0
―古ドワーフ地底都市 中央広場
テント「」バサッ
フメイ「せっかく古代都市に来たのに、テント張っちゃうの?」
ロンドン「埃まみれの古代の宿屋ならあるよ。そこにしたい?」
フメイ「やだ」
妖精「都市の維持とかを行うゴーレムは稼働してないの?」
ロンドン「さあ……。ご先祖様たちが何を考えて、防衛用ゴーレムの自動生産稼働ばっかり整えたかなんてあたしにゃわからんよ」
聖女「……維持よりも、この地を他者に荒らされることの方が厭わしかった……のかもしれません」
リュアン「維持しても、使う者がいなければ意味がない……という風にも、考えたのかもしれないですね……」
ロンドン「まあそんなとこじゃないの。別にあたしは何とも思わんから、ここにあるもんは好きに持ってっていいよ」
セイン「いいのか?」
ロンドン「誰にも使われずここで朽ちてくよりは、あんたたちみたいな良い奴らに使われた方が嬉しいだろ。道具もさ」
クロシュ「……ん!」
古ドワーフ帝国地底都市で野営します。この自由行動は滞在14日目の分として扱います
↓1〜3 自由安価 野営中何をする?
451 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/04/19(日) 17:34:52.48 ID:qBuwAjXm0
妖精、夢でクロシュ脳内会議に参加
452 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/04/19(日) 17:36:52.62 ID:HBES9Usuo
レインにソフィアとの因縁というか腐れ縁というか思い出話をきく
453 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/04/19(日) 17:54:30.39 ID:1f5rSNrN0
レインとのやり取りやメアリーのデロデロへの依存ぶりを思い出し、リュアンがデロデロ化に対して考え始める。
454 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2026/04/20(月) 00:48:43.08 ID:QpHN78dF0
―古ドワーフ地底都市 中央広場
焚き火「」パチパチ
妖精「作戦会議は終わったの?」
アインズ「ああ。もう少し実地調査する必要があるがな」
レイン「フフ……ソフィアを叩き潰すのが楽しみだわ」
クロシュ「……レインさん……ソフィアさんのこと、よく知ってるの……?」
レイン「いいえ」
妖精「あれ、そうなの? 昔からの知り合いみたいな言い方だった気がするけど」
レイン「あんな人間の小娘など、昔からの知り合いなわけないでしょう。奴と初めて会ったのは戦場よ。セイントレアとリーリアの、ね」
セイン「敵同士だったのか」
レイン「ええ。奴はセイントレアに兵器を供与して、自らも戦場に立ってデータ収集を行っていた。何度も戦場で相まみえたけれど、ついぞその首を獲ることはできなかったわ。奴のせいでどれだけのリーリア民が命を奪われたことか……」
フメイ「でも、サインとデロデロになれたのはレインの方だったんだよね?」
アインズ「ほう……」
リュアン「ちょ、ちょっとフメイちゃん……!///」
フメイ「え? なんかだめなこと言った?」
レイン「フフ……だめではないわ。その通り……あのガキ、いつもサインに色目を使っていたけれど、結局サインとデロデロになることは叶わなかったのよ。この私と違ってね!」ニンマリ
リュアン「わ、わぁ……」
アッシュ「勇者サインがエルダーサキュバスと恋に落ちたって噂、眉唾だと思ってたがマジだったのか……!?」
レイン「大マジよ!! サインの隣に立つ私を見た時のあの小娘の顔、今でも覚えてるわ!! いつものスカした顔が凍りついて、背中のアームだけが忙しなく猛ってた! アッハッハ、無様で滑稽で今でも笑えるわ!!!」
ドワーフ酒の一斗缶「」カラン
リュアン「あっお酒! レインさんいつの間に……!」
レイン「いいじゃない! 今日はもう寝るだけでしょ!」
リュアン「ま、まあそれはそうですけど……」
クロシュ「レインさん……サインさんと、デロデロになって……こども、ほしかったの……?」
レイン「えっ……!? まあ……当時はそこまで考えていなかったと思うわ……」
クロシュ「そうなの?」
レイン「ええ……。ただ……あの人がいて、私がいて……それ以外のことを考える余裕は、なかったわ……」
クロシュ「一緒に……いたかった……?」
レイン「……そうね。私はサキュバスだから、そんなプラトニックを気取るつもりはないけれど……でも、ただ一緒にいたい、傍にいたい……なんてピュアな気持ちを抱かせてくれたのは、彼が最初で最後……。フフ……サキュバスとしては、失格ね……」
リュアン「いえ……失格じゃないと思います」
アッシュ「俺もそう思うぞ! 誰かを愛する心に合格も失格もあるかよ!」
レイン「フフッ……私の一割も行きてないガキ共が、一丁前に慰めのつもり?」
妖精「まあ……そういうサキュバスがいても良いんじゃない、と思うよ」
レイン「年寄りに言われちゃ仕方ないわね」
妖精「誰が年寄りだって!?」
ワイワイ キャッキャ
455 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2026/04/20(月) 00:49:09.20 ID:QpHN78dF0
クロシュ「……」
クロシュ(あい……愛……)
クロシュ(レインさんは……サインさんとデロデロになって、こどもが欲しかった……わけじゃないんだって……)
クロシュ(ただ一緒にいたい……そばにいたい……ぴゅあなきもち……)
クロシュ(……ソフィアさんも、そうだったのかな……?)
クロシュ(でも……レインさんは、ソフィアさんのこと、嫌いみたい……)
クロシュ(……三人、一緒じゃ……だめだったのかな……?)
クロシュ(うーん……またあとで、考えよ……)
☆愛について考えました [1/3]
◇
456 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2026/04/20(月) 00:50:39.36 ID:QpHN78dF0
―テント内
吊り下げランプ「」ユラユラ
リュアン「……」ムー…
クロシュ「リュアンちゃん」モニョッ
聖女「考え事ですか?」ヒョコ
リュアン「あ、クロシュちゃん、聖女さん。えっと、はい。今一度デロデロの是非について考えてて」
クロシュ「わ!」
聖女「デロデロについてですか」
リュアン「はい。レインさんとサインさんのこと……リーリアの絶望に満ちた最期のこと……メアリーさんのお話……。いろいろ聞くと……もしデロデロさえ実現していれば、そんなかなしみは生まれなかった――なんて思ってしまう自分がいるんです」
聖女「そうですね。デロデロが実現していれば……かなしみは生まれません」
リュアン「……クロシュヴィア様を止めることは、本当に正しいのでしょうか? それは……この世界で繰り返されるかなしみを、容認することになりませんか」
聖女「……そう言えるかもしれません」
リュアン「……メアリーさんの気持ちも……わからなくはないんです。私自身、かつて自分の内に生じたかなしみに押し潰されそうになりました……。私はなんとか持ち直せましたけど……持ち直せず、立ち直れない人もいる……。デロデロ教には、大勢いました……」
クロシュ「……!」
リュアン「でも……デロデロになりたくない人がいるのも、わかっているんです。他者と混ざり合うのが怖い、嫌だって気持ちは、私もわかります。そんな人たちの気持ちを無視してデロデロを押し付けるのも……間違っているように思うんです」
クロシュ「……」
リュアン「この世界は……どうするのが、良いんでしょうか……。どうすれば……みんな、救われるんでしょうか……」
聖女「……誰もが救われる答えは、ないのかもしれません。命というものが、この世に生じた瞬間から……」
リュアン「……命なんて、存在しなければ良かったのでしょうか」
聖女「……メアリーさんもそのように仰っていましたね。それも一つの答えかもしれません……」
リュアン「………でも……私は、否定したくありません。それを否定したら……クロシュちゃん、フメイちゃん、聖女さん、妖精さん……皆さんが存在することまで……否定することに、なってしまう気がする……。そんなの、嫌です……」
聖女「ふふ……私も、同じ気持ちです。理屈の上では、たぶん正しいのだろうと解しているのですが……どうしても、感情が受け入れいられないのです。メアリーさんなら、その感情も命の根源的営為に根ざした不合理な情動に過ぎないと仰るかもしれませんが……」
リュアン「……この気持ちも……愛なのでしょうか」
聖女「誰かを想う心……誕生を祝福し、しあわせを願う心……それが愛でなかったら、何だと言うのでしょう」
リュアン「……!」
クロシュ「……!」
リュアン「……ありがとうございます。なんだか……胸に、すっと落ちました」
聖女「わ、本当ですか? それなら良かったです」
リュアン「はい。私、もっとどうあるべきか考えていこうと思います。もしかしたらまたご迷惑をおかけするかもしれないですけど……」
聖女「ふふ、いつでもお聞き致します。そのための聖職者なんですよ」
クロシュ「……」
聖女「クロシュさんも、わからないこととかがあったら何でも聞いてくださしね。何でも答えられるわけではありませんが、なるべくがんばってお答えしますから」
クロシュ「ん!」
クロシュ(だれかを、おもう心……。お誕生を、祝う心……。しあわせを、願う心……。それが、愛……)
クロシュ(じゃあ……わたし、みんなのこと……愛してるのかも……)
クロシュ(……でも……れんあいっていうのは……これと、違う……?)
クロシュ(レインさんも、ソフィアさんも……サインさんのこと、好きだったけど……)
クロシュ(二人で、一緒に……サインさんをしあわせにしようって……ならなかった……)
クロシュ(きっと……まだ、何か……むずかしいことが、ある……)
クロシュ(うーん……)
クロシュ(また明日考えよ……)
☆愛について考えました [2/3]
◆
457 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2026/04/20(月) 00:51:42.38 ID:QpHN78dF0
―クロシュの夢 会議室
中庸クロシュ「愛って……何だとおもう?」
楽観クロシュ「おいしいもの!」
秩序クロシュ「えっと……なんだろ……」
混沌クロシュ「どうでもいい。食えなさそうだし」
悲観クロシュ「……かなしみの、裏返し」
ワイワイ モニョモニョ
妖精「ん、ん〜……ここは……」
クロシュたち「!!」モニョニョニョ
中庸クロシュ「妖精さん!」
秩序クロシュ「帰してあげなきゃ……!」
楽観クロシュ「わ〜! んへへ、遊ぼ、遊ぼ」キャッキャ
混沌クロシュ「妖精さんはわたしの!」モニョッ
秩序クロシュ「めっ! 妖精さんは、誰のものでもないの!」モニョニョ
混沌クロシュ「ばーか! おまえたちは会議ごっこでもしてればいいの!」モニョニョ
楽観クロシュ「じゃあ妖精さんはわたしの!」キャッキャ
悲観クロシュ「………妖精さんは……わたしと、いっしょがいいよね……?」モニョニョ
モニョモニョモニョモニョ
中庸クロシュ「……われながら、ひどい……」
妖精「え、ええ……これはどういう状況なの……」
*
458 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2026/04/20(月) 00:52:30.02 ID:QpHN78dF0
妖精「なるほど……ここは前に来たクロシュの夢よりも、さらに少し深いところなんだ」
中庸クロシュ「うん。わたし自身が意識しないくらいの小さな葛藤も、ここで毎日整理してるの」
楽観クロシュ「うん〜。最近一番強いの、わたし!」モニョッ
秩序クロシュ「わたしもまあまあ強いもん!」モニョッ
悲観クロシュ「……わたしは、強くも弱くもないけど……絶対に、消えない……」
混沌クロシュ「むむ〜……。最近のわたし、いい子すぎる……」
妖精「なるほどね……。でもこんなところに私が入り込んじゃって大丈夫? 変な影響とかない?」
中庸クロシュ「どうだろ……。まあ、大丈夫じゃないの」
楽観クロシュ「だいじょうぶだいじょうぶ! んへへ、今日はここで一緒にいよ?」
秩序クロシュ「でも、妖精さんの身に何かあったら大変だよ……。帰してあげた方が……」
混沌クロシュ「じゃあ妖精さんはわたしのってことで」
秩序クロシュ「何がじゃあなの!」プンスコ
悲観クロシュ「……妖精さん……わたしと、一緒にいよ……?」
妖精(中庸を司るクロシュ……この中のまとめ役みたいな感じかな。まとめ役だからか、他よりもしっかりしてる感じ。でも性格や雰囲気はクロシュというよりフメイみたいだ。クロシュにとって、フメイは頼りになるお姉ちゃん的な存在なのかもしれない)
妖精(秩序を司るクロシュ……この中だと一番真面目で優しい心の持ち主みたい。クロシュが見せる優しさの源流なのかもしれない。性格もクロシュっぽいけど、イリスの影響を感じる口調だ)
妖精(混沌を司るクロシュ……この中だと一番攻撃的で傍若無人みたい。表でクロシュがそういう素振りを見せることはほとんどないけれど、内面にはそういう部分もあるんだね。性格はブラッドを彷彿とさせる)
妖精(楽観を司るクロシュ……この中だと一番楽天的でほんわかしている。最近一番強いと言っていたけど、確かに最近のクロシュに近い感じかもしれない。スライムらしさを感じられる性格だ)
妖精(悲観を司るクロシュ……この中だと一番悲観的で、静かな雰囲気だ。かなしいことがあって傷ついている時のクロシュに近い感じがする。口調は……どことなく、クロシュヴィアのような雰囲気がある……)
妖精(こうして見ると面白いけど……)
スライムクロシュたち「〜〜」モニョモニョモニョモニョ
スライムクロシュたちにモニョモニョされる妖精「……」
妖精(……こいつら、なんでこんなに私をむにむにしたがるんだ……? まあいいけど……)
☆クロシュ会議室で妖精さんと遊びました
◆
459 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2026/04/20(月) 00:53:14.01 ID:QpHN78dF0
―明け方
クロシュ会議室
スライムクロシュたち「……」zzz
妖精「……」zzz
「クロシュよ……クロシュよ……」
スライムクロシュたち「〜〜!!」モニャニャニャ!!
妖精「な、なんだあ!?」ガバッ
「よくぞここまで来た……」
妖精「ええ!? 誰!?」
モニョモニョモニョ…ポン!
中庸クロシュ「……前に……わたしを、呼んだひと……?」
「そうだ……。山の地下深くで、そなたの到来を待ちわびていた……」
混沌クロシュ「こんなとこに呼びつけて、なんのつもりなの? 食われたいの?」
「そなたの糧となっても良い。だがその前に、話を聞いて欲しい」
楽観クロシュ「なんのお話? ごはん?」
「……地底都市の中央広場に、さらに下へと降りる階段がある。そこへ来るのだ」
悲観クロシュ「……どうして……? わたしに……何を、させたいの……?」
「……この星に関わることだ……」
秩序クロシュ「う、うん! 大事な、お話なんだね……! わかった……!」
「ありがとう……。では……待っている……」
ヒュウウウン――
妖精(大きな気配が消えた。クロシュは何者かに呼ばれてしまったようだ)
妖精(……しかしなんだろう、今の奴は。どことなく、世界樹に近い力を感じたような……)
妖精(悪い存在ではないと思うけど、私もクロシュと一緒に行こう)
◆
460 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2026/04/20(月) 00:53:42.63 ID:QpHN78dF0
―古ドワーフ帝国 地底神殿
トコトコトコトコ パタパタパタ
妖精「……こっちで合ってる?」
クロシュ「うん。たぶん」
セイン「一体何者なんだ? クロシュを呼び付けたのは」
クロシュ「……わかんない」
フメイ「なんで呼ばれたの?」
クロシュ「わかんない……」
リュアン「だ、大丈夫かな……? 罠だったりとかは……」
妖精「私も聞いてたけど、そういう小狡い真似をするような相手ではなさそうだった」
聖女「一体何なのでしょうか……」
クロシュ「!」
セイン「ここは――」
大きな祭壇「」
祭壇に腰掛けた巨人の石像「」ドン!
フメイ「わ!」
リュアン「大きな……石像です!」
妖精「い、いや……あれは、まさか……!!」
『よくぞ来た……。クロシュとその仲間たちよ……』
フメイ「!?」キョロキョロ
聖女「えっ……!?」
セイン「まさか……石像か!」
巨人の石像→マグヌス『そうだ。我はマグヌス――かつて巨神と謳われし、山の神である――」
妖精「山の……巨神!!」
マグヌス『眠ったまま話す非礼、容赦願う。まずは話を聞いて欲しい――』
*
妖精(巨神マグヌスの話をまとめると――)
(彼は神話に謳われる巨神その人らしい。竜神村で祀られる龍神とは相争う仲だったという)
(龍神との最終決戦で深手を負い、地の深くへと自ら封じられたのだそうだ。当時は神々が世を去りゆく時代でもあったらしく、彼も丁度良い機会と見て表舞台から姿を消すこととしたらしい。完全に世を去らず自己封印という形に留めたのは、後の世で巨神の力が必要な事態が訪れた時の為だそうだ)
(今がまさに、その神の力が必要な事態――と巨神マグヌスは言う)
(覚醒の切っ掛けは、半年前の世界めくれ。それまでも星脈を通じて世界の動向は見守っていたらしいが、あの世界めくれによって意識だけが覚醒してしまったそうだ)
(そして今現在。クロシュヴィアによる星脈乗っ取りとデロデロ計画を危惧し、その対抗者として最も有望なクロシュをここへ呼び寄せたのだという)
*
461 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2026/04/20(月) 00:55:19.83 ID:QpHN78dF0
マグヌス『――このままでは、世界の行く先は緩やかな破滅である。我はそれを、是認できぬ――』
クロシュ「ほえ……」
リュアン「ま、待ってください! クロシュヴィア様は、世界を破滅させたいわけではなくて……!」
マグヌス『全ての生命が一つに統合され、新たに芽吹かぬ星など――破滅と言わずして、何と言えよう』
リュアン「うぅ……」
マグヌス『かの者――クロシュヴィアは、時を越えて破滅をもたらす存在。止めねばならぬ――」
フメイ「……少し大げさじゃないの。時を超えて破滅だなんて。魔王じゃあるまいし」
マグヌス『かの者は魔王に非ず。されど、魔王の力を持ち得る』
セイン「……? どういうことだ?」
聖女「まさか……クロシュヴィアさんが魔王化するんですか……!?」
マグヌス『否。かの者は魔王になれぬ』
妖精「え、そうなの? えっと、精神が安定してるから?」
マグヌス『魔王化とは、神の力……いや、呪いの一端であるゆえ』
妖精「そうなの!!?」
マグヌス「この世界に生きる全ての生命は、ある禍神に呪われている。魔王化は、その作用の一つである」
妖精「ちょ、ちょっとそれ詳しく――」
マグヌス「これ以上は我も知らぬ。我が世に生じるより以前のことだ」
妖精「そ、そっか……」
フメイ「まあ、魔王にならないんなら良いんじゃないの」
妖精「それもそう……あれっ? 全ての生命が呪われてるならなんでクロシュヴィアは――」
462 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2026/04/20(月) 00:58:03.02 ID:QpHN78dF0
マグヌス『そろそろ本題に入ろう――。クロシュよ――我の力を預かってはくれぬか』
クロシュ「ほえ……」
マグヌス『神の力なくば、かの者に抗し切れぬ。そなたらが如何な実力者であろうとも、止めること能わず』
クロシュ「そうなの?」
マグヌス『そうなのだ』
クロシュ「そうなんだ」
マグヌス『受け取って欲しい。そなたが望むならば、我を喰らっても構わぬ』
クロシュ「……」
マグヌス『答えを』
クロシュ「……えっと……マグヌスさん……。その、ちからで……ここ……あっためられる……?」
マグヌス『む……? 可能だ。我の力は、生命の熱。造作もない……とまでは言えぬが、かつてここにいた燃えるスライムたちの代わりは務まろう』
クロシュ「!」
マグヌス『………だがここで熱源となれば、そなたに力を与えられぬ……』
クロシュ「でも……マグヌスさん、生命のこと……好き、なんだよね……?」
マグヌス『……』
クロシュ「わたし……クロシュヴィアちゃんと……喧嘩したいわけじゃ、ない……。お話して……やり方、変えよって……お願い、したいだけ……。だから……ちから、いらない……」
マグヌス『………』
クロシュ「え、えと……だめ……?」
マグヌス『……フッ。だめではない。そなたが、星の運命を背負う者と称された理由の一端……垣間見た。であるなら――我は、山の生命の為に燃える薪とならん』
クロシュ「わあ……!」
マグヌス『そして、これは餞別である。受け取るが良い』ゴゴゴゴゴ――
生命の波動「」ポワポワポワ――
クロシュ「んわわ……!?」
煤けた不死鳥の羽根「」チリチリチリ…
ポン!!
くすんだ不死鳥の羽根「」メラ
マグヌス『すまぬ。完全な状態に戻せなかった』
クロシュ「んーん……! ありがと……!」
☆巨神マグヌスが山の地下で熱を供給してくれます。
☆世界樹の薪ポイントが [5/8] になりました。
煤けた不死鳥の羽根がくすんだ不死鳥の羽根に変化しました
パッシブスキル〈残火〉で復活した際のコンマ低下がなくなりました(行動不能はあります)
◆
463 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2026/04/20(月) 01:03:17.44 ID:QpHN78dF0
というわけで本日はここまで
地底都市でのんびり野営した後、謎の声に導かれた先で出会ったのは大きな巨神だった。巨神マグヌスはクロシュにものすごく大きな期待をしていたが、あかちゃんスライムはどちらかと言うとよくわかっていなかった。
果たしてクロシュは、いつかクロシュヴィアを説得できるのか――
それでは本日もありがとうございました。次回もよろしくお願いいたします
464 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/04/20(月) 01:25:06.91 ID:+H+MrCYRo
おつです
クロシュ脳内会議で各クロシュが今までの関係者に似ているの、人との関わりの中で色々な考えを吸収した感があってすごく好き
全員妖精が好きなのはそりゃ物語冒頭のどん底からずっと一緒にいたからですよ貴女
465 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/04/20(月) 01:53:23.31 ID:ur1mSB2zo
おつ
魔王化は原罪のようなものか…
全てを救うには神にでもなるしかないというのは話の通例だが結末は果たして
466 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/04/20(月) 09:15:03.70 ID:eRteqIWBO
ソフィアよりレインを選んだのは胸か魅惑魔法か勇者
467 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/04/25(土) 07:23:40.95 ID:8dK581pNO
乙そのうち妖精ベースの脳内クロシュ産まれそう
468 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2026/04/25(土) 21:03:17.94 ID:qfPlLx2z0
クロシュは様々な人と出会い、その関わりの中で多くを学び、影響を受けています
クロシュの心の中の各クロシュについては、影響を受けた人物の性格などが反映されることもあるようです。そして現在進行系で成長しているため、クロシュさんの今後の活躍にご期待いただければと思います
クロシュの中には様々な考えの軸がありますが、どの軸においても妖精さんが好きなのは変わらないようです。穀潰しのあかちゃんだった時からいろいろ世話を焼いてくれた妖精さんのことはすごく信頼しているのかもしれません
魔王化は原罪のようなものと考えることもできるかもしれません(特に意識していませんでしたが、言われてみると確かにそうかも……と思いました)
クロシュさんもリュアンちゃんもクロシュヴィアちゃんも幽界樹の精霊さんも、全てを救いたいという気持ちは共通しているようです。しかしながら全てを救うのは実際とても難しく、もしそれを成し遂げることができたならば即ちその者こそ真の神である、と逆説的に考えることも可能かもしれません。そしてこの物語がどこへ向かっていくのかは今のところ闇に包まれています
勇者サインさんがレインさんを選んだ(?)理由については、実のところよくわかっておりません。そして実のところレインさん自身もなぜ自分が選ばれたのかわかっていないようです(これを指摘すると怒る可能性があります)。巷で言われているような高潔な勇者像と異なり、勇者サイン氏は本当のところは豊満な女性を好む普通の男の子だった可能性もあるかもしれません。サイン氏は既に語る言葉を持たないため、その真相は永遠に闇に包まれてしまったと言えるでしょう
クロシュ氏の考えの軸に、妖精さんらしい性格のクロシュが新たに生じる可能性もあると言えばあるかもしれません。今後クロシュさんが妖精さんから新たな視点や考え方を学ぶか、あるいは妖精さんらしさを獲得する必要が出てきた場合に、そういったことが起こるかもしれないと言えるでしょう。今のところクロシュ氏は世話を焼かれる側ですが、もし誰かの世話を焼く側に回ったら妖精さんらしさが必要になることもあるかと思います(妖精さんは世話焼き妖精なので、世話を焼くのが得意なようです)
469 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2026/04/25(土) 21:05:24.61 ID:qfPlLx2z0
―地底神殿
アインズ「気温低下の原因が判明してさらに解決しただと……!?」
クロシュ「うん」
妖精「そこにいる山の神がどうにかしてくれるって」
マグヌス『……』
アインズ「……あれが、山の神?」
妖精「うん。さっきまで喋ってたんだよ。おーい、お話できる?」
マグヌス『――すまぬ、少々驚いていた』
アインズ「頭の中に……直接声が……!」
妖精「驚いてた……?」
マグヌス『我が好敵手の……命脈を継ぐ者の到来に。そこの灼髪の子よ』
アインズ「……!? 私か……!?」
マグヌス『知らなかったか。無理もなし。あれから永き時が流れた――奴もまた、世を去って久しいことだろう』
妖精「……ん? 巨神の好敵手、って……龍神のこと?」
クロシュ「そうなの?」
マグヌス『然り。力と闘争こそ生命の根源と捉え、この星を幾度も破壊と混沌に陥れようとした暴れ者よ』
アインズ「……」
妖精(悪竜の悪竜らしさって龍神由来のものだったんだ……)
マグヌス『そなたもまた、彼奴のように闘争こそを全てとする者であるか?』
アインズ「知らん。戦いは嫌いではないが……それが全てなどとは思わん」
マグヌス『そうか』
アインズ「闘争こそ全てだと言うのなら、その龍神とやらはなぜ血を残した?」
マグヌス『戦の駒として使う為、彼奴は無数の眷属を創造した。その生き残りが現在まで繋いだ命が、そなたであろう』
アインズ「……」
マグヌス『だが……そなたが平穏に生まれ、今日まで無事に生きてきたことを踏まえると……そなたの親は彼奴と相入れぬ者だったのだな』
アインズ「……そうかもな」
マグヌス『例え好敵手と言えど、命脈が繋がっていたことを好ましく思う。その命、なるべく大事にせよ』
アインズ「言われなくとも。無駄死にする気はない」
妖精(龍神と比べると……セレナディアはあれでも平和的で優しい方だったのかも……。話を聞く限り、美味しいものを食べること以外にはあまり興味がなかったらしいし)
妖精(でもその妹のセレスティアは……龍神由来の性質が濃かったのかも……)
妖精(まあ何にしても、悪竜姉妹は既にいない。今も生き残ってるのは、たぶんアインズだけだ)
妖精(龍神の最後の末裔がこれからどう生きていくのか……それは彼女自身が、これから決めていくことだろう)
◆
470 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2026/04/25(土) 21:06:20.61 ID:qfPlLx2z0
―地底都市
トンカントンカン…
昇降機「」ポン!
ロンドン「よ〜し、おわり」
ヴィトナ「これ、なんだ」
ロンドン「乗ってみりゃわかるよ」
リーシア「皆さん集めて来ましたよ〜」
アッシュ「なんだなんだ? そろそろ帰るんじゃないのか?」
ロンドン「お前さんたちに文明の利器ってやつを見せてやろうと思ってね」
リュアン「文明の利器、ですか……?」
レイン「この箱が?」
ロンドン「そうさ。ほれ乗りな」グイグイ
クロシュ「うん」
フメイ「どうなるの?」
ロンドン「お楽しみさ」
*
ロンドン「全員乗った?」
聖女「はい、全員乗ってます」
ロンドン「忘れ物はないね? じゃあ――ほい」カチッ
ガコンッ
ギュオオオオオオオオッ!!!!
クロシュ「んわああああああ!!?!?」
フメイ「わああああああ!!?!?」
妖精「あわあああああ!!?!?」
セイン「っ!!?」
高速上昇していく昇降機「」ギュオオオオオオオッ!!!!
◇
―通気ダクト 地上付近
ギュオオオオオオ――
昇降機「」ガコン プシュー――
スライムクロシュ「」デロデロ…
リュアン「う〜ん……」クラクラ
聖女「はへぇ……」ピヨピヨ
ロンドン「はい、お帰りはあちらよ」
妖精「昇降機なら先に言ってよ!!」
ヴィトナ「し、しぬと、おもった……」
アッシュ「今回の探索で一番やばかったぜ……」
リーシア「……なるほど……これ、使えそうですねえ」
アインズ「……ああ。ソフィアへの奇襲に有効活用できそうだ」
☆通気ダクト〜古ドワーフ都市を踏破しました
昇降機により日帰り可能となり、自由行動で行き来できるようになりました
↓1コンマ ダンジョンクリアボーナス
01-60 古ドワーフ鍛冶指南書
61-90 ↑+弩砲お持ち帰り
91-00 ↑+古代パイルバンカー
471 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/04/25(土) 21:16:01.38 ID:G08hqZJ7O
あ
472 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2026/04/25(土) 21:55:36.23 ID:qfPlLx2z0
ロンドン「……ああそうだ、ほいこれ」スッ
古ドワーフ鍛冶指南書「」ポン
クロシュ「ほえ?」
ロンドン「お前さんなら学べることもあるかと思ってね、とっといたんだ」
クロシュ「そうなの?」
ロンドン「おう。ゴーレムたちとの戦いで、なんか黒くてデロっとした刃を振り回してたろ? あれ見て思ったんだよ、お前さんならもっと上を目指せるってね」
クロシュ「わ!」
ロンドン「まあ犯行予告の日にゃ間に合わないかもしれんけど、人生……スライム生はその先も続くわけだ。そしたら、次の戦いで活かしゃあいい。どうよ?」
クロシュ「ん……! えと、ありがと、ございます……!」
ロンドン「おう。つっても今はソフィア対策優先だよ。渡しといて言うのもアレだけども」
☆古ドワーフ鍛冶指南書をもらいました
1日ごとに武装製作経験が1増えます(レベルが上がるまで)
◆
473 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2026/04/25(土) 21:58:50.55 ID:qfPlLx2z0
―竜神村 滞在15日目
◇クロシュ [あかちゃんスライム]
武: 盾:ラティアの大盾 飾:
武: 防:ぬののふく 飾:煤けた不死鳥の羽根
◇フメイ [バーニングハート]
武: 盾: 飾:
武: 防:火鼠の衣 飾:
◇妖精 [世話焼き妖精]
武: 盾: 飾:
武: 防:木綿のドレス 飾:
◇リュアン [お嬢様]
武:黒曜鋼のナイフ 盾: 飾:守りのペンダント
武: 防:旅人のドレス 飾:
◇聖女 [運命変転修道女]
武:木の杖 盾: 飾:
武: 防:ロイエの修道服 飾:
◇セイン [勇者スライム]
武:魔銀の剣 盾: 飾:
武: 防:旅人の服 飾:
◯所持アイテム
[道具] [装備品] [大事なもの]
運命賽の欠片*2 大きな巻き貝 冒険者証(ランク1)
運命賽*5 サボテンドラゴンの花 メルルの帽子
会心賽*1 暗黒優待券
反魂丹*1 クロシュヴィア伝説
ステライト鉱石 避難所のドアノブ
ヒヒイロカネ 星の粉
光属性の中級魔導書 オリシン王家の栞
炎スライムの秘伝書
運命変転の魔導書
身代わりのお守り*1
星屑*1
古ドワーフ鍛冶指南書
◯現在の目標
・クロシュヴィアの行方を追う
・山越えの手段または道筋を探す
◯努力目標
・リュアンの離脱を阻止する(達成!)
・坑道に潜む者の正体を暴く(達成!)
・異常気象の原因を突き止める(達成!)
・愛について考える(2/3)
◯個人目標
・世界樹の石炭 [5/8]
・武装製作経験 [4/6]
・僧侶を連れて帰る(聖女)
◯経験値
・クロシュ 近接[03/12] 魔法[02/12] 防御[02/09]
・フメイ 近接[02/06] 魔法[16/16] 防御[05/09]
・リュアン 近接[01/06] 魔法[05/09] 防御[01/06]
・聖女 近接[02/04] 魔法[05/09] 防御[01/06] ?[2/?]
……………………………………………………………………………………
□竜神村
村内:ダウンの家、広場、鍛冶屋、食堂、温泉、道場、祠、他
村外:樹霜の森、坑道入口、坑道通気ダクト、他
……………………………………………………………………………………
□坑道突撃隊
・ヴィトナ ・レイン ・リーシア
・アッシュ ・アインズ
……………………………………………………………………………………
☆ダンジョンでの探索と戦いを終え、全員がいくつかの経験を得ました
474 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2026/04/25(土) 22:00:38.43 ID:qfPlLx2z0
―朝
ダウンの家
妖精「ソフィアの犯行予告まで、自由に動ける日はあと2日しかない。そういうわけで――」
アインズ「明日の日没後、通気ダクトの昇降機を使って古代都市に移動してそこから近い地点にある奴の拠点を襲撃する」
クロシュ「!」
フメイ「お〜」
聖女「わ……!」
リュアン「襲撃……!」
セイン「勝算は?」
アインズ「奴が増援を呼ぶ前に倒せれば、問題なく勝てるはずだ。どちらにしろその翌日は予告の日……持ち越すことは許されん」
妖精「問題は……増援を呼ぶ前に倒せれば、ってとこだよね。情報通りならかなり用心深いはず……完全な奇襲に成功しても、増援を絶対に阻止できるとまでは言い切れないと思う」
セイン「もし複数のモドキを相手にすることとなれば、勝利は絶望的だ」
フメイ「強かったよね。1人でも厳しいし」
レイン「何か良い対策はないの?」
妖精「うーん……私たちもいろいろ考えてはいるんだけど、良い案が浮かばなくてさ……」
セイン「だが僕たちも逃げる気はない。個人的な私怨だが……ソフィア・ロスチャイルドを許すことはできない」
アインズ「……お前たちは、カリス・ノーランドという悪党に造られた者なのだそうだな」
セイン「ああ。あのような者を野放しにするのは……かつての自分たちを見殺しにするのと同じだ」
クロシュ「うん……」
フメイ「……絶対、燃やす。フメイも、許さない」
妖精「まあそういうわけだから、この村を置いて逃げ出したりはしないよ。今日と明日、できることをやろう」
アインズ「……ああ。すまない、頼りにさせてもらうぞ」
竜神村滞在15日目。17日目にソフィアの犯行予告があるため、16日目の行動終了後に襲撃を行います
↓1〜3 自由安価 何をする?
475 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/04/25(土) 22:01:54.30 ID:mmXS2wWu0
ユウリと温泉に入りながらソフィア対策の相談してみる
476 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/04/25(土) 22:03:18.92 ID:6s0oc2KgO
クロシュ、脳内で妖精っぽい自分の精製に挑戦
477 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/04/25(土) 22:12:20.97 ID:Q2rCQHaGo
ダウンとソフィアとも仲良くなれる手段ないか相談しつつ、愛とは何か議論
478 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2026/04/25(土) 23:07:25.49 ID:qfPlLx2z0
ダウン「ねえねえ、みんな聞いた!? 温泉が復活したのよ!」
クロシュ「!」
フメイ「そうなの?」
ダウン「そうなの! 明日の夜戦いに行くなら、今から入っておくときっと効くわ!」
聖女「では……せっかくですからいただきましょう、温泉!」
*
―竜神村 温泉
カポーン―
湯けむり「」モクモク
スライムクロシュ「〜〜…♪」デロデロ
スライムセイン「……♪」デロデロ
スライムフメイ「〜〜…♪」デロデロ
妖精「巨神マグヌス……もう温泉まで復活させてくれたんだねえ」ポカポカ
聖女「体の芯まで温まるようです……。温泉、良いですね……」ポカポカ
リュアン「……えっ!? えっえっ……!?///」
妖精「……ん? どうしたの、リュアン。早く入らないと体冷やすよ」
リュアン「あ、いや、えっと……そのぉ……///」チラッ
スライムセイン「!」モニョッ
光の残像「」パヒュンッ
スライムフメイ「!?」モニョッ!?
スライムクロシュ「??」モニョニョ?
妖精「あれ? セイン、どうして急に光速移動でどっかに行っちゃったの?」
聖女「……はっ! まさか、セインさん――」
リュアン「あ、ああ……違うんです! ごめんなさい、セインくんが出てく必要はないんです……! 戻って来てください!!///」
妖精「あ、ああ……気を遣って出てったのか……。スライムなんだから別に良いのに」
*
スライムセイン「……すまない。本当に僕も一緒で大丈夫か」モニョモニョ
リュアン「は、はい……。セインくんは……スライムなので……!///」
スライムクロシュ「?」モニョニョ
フメイ「何の話してるの?」
聖女「あー、ええと……その、人間の乙女心は、ちょっと複雑でして……」
妖精「聖女は平気なんだ」
聖女「まあ、はい。セインさんはスライムさんですから」
リュアン「な、なんでそんな簡単に切り替えられるんです……!?」
聖女「ふふふ、これでも聖職者ですので」
*
479 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2026/04/25(土) 23:08:28.34 ID:qfPlLx2z0
カポーン―
隅っこで温泉の外を向くスライムセイン「……」デロロ
一緒に外を向くスライムクロシュ「〜〜♪」デロデロ
一緒に外を向くスライムフメイ「〜〜♪」デロデロ
リュアン「ふー……真の正しい世界……真の正しい世界……」ブツブツ
妖精「そういう使い方もあるんだ……その言葉……」
聖女「聖句のようなものなのかもしれませんね……」
スタスタ
ユウリ「温泉ぞ!」
妖精「あ、ユウリだ」
聖女「ユウリさんですね。温泉……入りに来たんでしょうか」
妖精「いや……リビングデッドにとって、この温泉はすごく毒なんじゃ……? 温度が高いのももちろんだけど――」
生命力に溢れた温泉「」ポワポワ
妖精「これ、巨神の生命力で温められた湯だからアンデッドとは相性最悪だと思う……」
ユウリ「ひ、卑怯ぞ……。アンデッド差別ぞ!!」
妖精「そ、そんなこと私に言われても……」
ユウリ「前の温泉は、防腐に気を遣えば問題なしであったぞ……。今も問題なしに決まっておるぞ!」シュバッ
聖女「わあ!! 一気に飛び込んで――」
バシャァァン!
↓1コンマ
01-05 消滅しかけた
06-60 普通のソフィア対策
61-90 機能的ソフィア対策
91-99 決定的ソフィア対策
00-00 ?????
480 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2026/04/25(土) 23:34:59.61 ID:qfPlLx2z0
というわけで本日はここまで。このレスは安価に含まれません
ドワーフの地底都市より帰還したクロシュたちは、来たるべき戦いに向けて対策を練りつつ復活した温泉に入る。ぬくぬくと温かいお湯に浸かりながら、クロシュはセインちゃんと一緒に入ることを恥ずかしがるリュアンの行動を不思議に思った。ヒトは、スライムよりも複雑で難しい生き物らしい。レインさんとソフィアさんが同じ人を好きでいるのにいがみ合っていることも、複雑で難しい。世の中は、あかちゃんスライムにとって難しいことだらけだ。
それでは本日もありがとうございました。次回もよろしくお願いいたします
481 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/04/25(土) 23:49:36.04 ID:Q2rCQHaGo
あ
482 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/04/26(日) 01:42:47.92 ID:holZRUrvo
ゆ、ユウリさーん!?
おつでした
リュアンちゃんの感覚がこちら(読んでる俺ら)に近いのかな
483 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/04/26(日) 11:15:56.07 ID:VqSeCr80o
ここにきてクロシュヴィアの介入はなさそうかメアリー放置プレイ継続
484 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2026/04/26(日) 20:55:52.55 ID:Cu+Z2ov30
ユウリさんは消滅しかけることとなってしまいました。自由行動などでパーティ外キャラクターが何度も連続で選出されると、禍神に目を付けられやすくなるという噂があります。禍神が何なのかは今のところよくわかっておりませんが、運命神と並んで未だ飽きずに世界への干渉を続けるはた迷惑な悪い神のようです
リュアンちゃんは、この世界の文明圏における同世代の者たちと比べると少し大人びたところもありますが、概ね一般的な感覚を持っています。そしてメタ的なことを言えば、パーティメンバーが全員スライムや妖精だと人間感覚から乖離しすぎてしまうかも……という危惧があったのかもしれません(聖女さんは聖女なので、ちょっと普通の人とは離れてしまっています)
メアリーちゃんは独断専行していたらしいので、救援については望み薄かもしれません。クロシュヴィア様はどうしてそんなに冷たいのかと思うかもしれませんが、メアリーちゃんに冷たくしているわけではなく、クロシュちゃんたちに敗れたとしても悪いようにはならないだろうという甘々な判断があります。また、もしかしたらクロシュヴィア様は別件で忙しいのかもしれません。メアリーちゃんはいつも暇そうにしているので、お話してあげると喜んで応じてくれるかと思います
485 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2026/04/26(日) 20:57:48.31 ID:Cu+Z2ov30
シュワシュワ…
ブクブクブク…
聖女「沈んだまま上がって来ません……」
妖精「……あっ、浄化されてる」
フメイ「浄化されるとどうなるの?」モニョッ
妖精「反魂術が解けて、尋常な生命として星に還ると思う」
フメイ「ふうん」
セイン「……そのままにしてやった方が良いのか?」
妖精「ど、どうだろう……。そもそもどうして自分をリビングデッド化させたのかも知らないしなあ……」
聖女「言っては何ですが、当人も既に忘れてそうなんですよね……」
妖精「うん。目的も自分自身も見失ったまま、永い時を無為に生き続けることが果たして良いかどうかは……ちょっと私にもわからない……」
リュアン「でも……けっこう楽しそうに過ごしてましたし、まだこの世に存在していたいのではないでしょうか……?」
妖精「まあそれはそうかも……」
クロシュ「……」
↓1〜 先取2〜3票
1.温泉の外に出してあげる(2票必要)
2.星に還してあげる(3票必要)
※クロシュの普段の考え方により、選択肢によって必要な票数が異なる場合があります
486 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/04/26(日) 20:58:25.42 ID:6Y8XXjnB0
1
487 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/04/26(日) 20:59:56.36 ID:VqSeCr80o
1
488 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2026/04/26(日) 22:42:15.59 ID:Cu+Z2ov30
クロシュ「」バシャバシャ
ザバァン!
ユウリ「」グッタリ
クロシュ「……だいじょうぶ?」ユサユサ
リュアン「え、えっと……回復魔法……はだめだよね。リビングデッドだし……」
妖精「この温泉自体がすごい回復効果のあるお湯になってるからね……。アンデッドには大ダメージだと思う……」
聖女「ええと……では、死の魔法をかける必要が……?」
妖精「……わ、わからない。こんなケース、今まで生きてきて初めてだし……」
フメイ「おーい。死んじゃった?」ユサユサ
セイン「死んでいる」
クロシュ「……不死鳥の火で、焼いてみる……?」
妖精「それやったらトドメになると思う」
クロシュ「わ!」
ユウリ「う、う〜ん……」
クロシュ「!」
リュアン「意識が……!」
聖女「ユウリさん、大丈夫ですか。自分がわかりますか?」
ユウリ「〜〜…」ブツブツ
セイン「何か……言っている?」
フメイ「何て言ってるの?」
ユウリ「いつのまに 身をふる雪と なりぬらん あとに残らぬ 道しるべかな―――」ブツブツ
聖女「これは……詩です!」
リュアン「もしかしてユウリさん……生前の記憶が……!?」
ユウリ「はっ!!?」ガバッ
フメイ「あ、起きた」
クロシュ「だいじょうぶ?」
ユウリ「……ここは……どこぞ?」キョロキョロ
妖精「竜神村の温泉だよ。さっき自分で飛び込んで、死に……消えかけたんだよ。覚えてない?」
ユウリ「……夢を、見ていた気がするぞよ」
フメイ「夢? どんな?」
ユウリ「忘れた」
リュアン「あの……先ほど詠んだ詩は?」
ユウリ「詩? なんのことぞ?」
妖精「ひとまず温泉に入る前と変わらなそうだね。良かった良かった」
☆ユウリの消滅を阻止しました
☆生命力温泉に入ったことで、明日の終わりまで最大満腹度+5、〈復活反動無効〉を得ました
◇
489 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2026/04/26(日) 22:55:32.28 ID:Cu+Z2ov30
―ダウンの家 居間
紅茶「」ホカホカ
ダウン「……えっ? ソフィアちゃんと仲良くできないかって?」
クロシュ「うん……」
レイン「急に何を言い出すの。あれはカリスと同類の、最低最悪の外道畜生よ。仲良くなる必要も、価値もないわ」
クロシュ「でも……サインさんの、こと……好きだった……」
ダウン「!」
レイン「……」
クロシュ「おんなじ、人……好きなのに……どうして……殺し合いに、なっちゃったの……?」
レイン「……世界は、あなたが思っているほど単純ではないのよ。私はリーリア軍の者で、奴はセイントレア軍の者だった」
クロシュ「でも……レインさん、サインさんと仲良しに、なれた」
レイン「それは……」
クロシュ「二人とも、サインさん、好きなら……三人で、仲良く……」
ダウン「クロシュちゃん……。残念だけど、そういうわけにはいかないの……」
クロシュ「ほえ……?」
ダウン「私たちはね……好きな人と、二人きりで愛し合いたいって思ってしまう種族なのよ……。そこに、他の誰かはいて欲しくないの……」
クロシュ「そうなの……?」
妖精「うん。多くの知的種族はそんな価値観で生きてるんだと思う。私やクロシュ……つまり妖精やスライムみたいに、そうじゃない種族もいるけどね」
クロシュ「そうなんだ……。でも……えっと……どうして……?」
ダウン「そうねぇ……。例えば……その人を独占したい、自分だけのモノにしたい……そういう気持ち、わかるかしら?」
クロシュ「……」ムムム
妖精「例えば、フメイがクロシュを差し置いて他の誰かと遊んでたら、どう思う?」
クロシュ「……ちょっと、さびしい……」
フメイ「フメイ、クロシュを差し置いて他の誰かと遊んだりなんかしないけど」ヌッ
クロシュ「!」パァァァ
妖精「た、例え話だよ! でもその、寂しいって気持ちが……なんていうのかな、もっと深く、重くなったやつ……みたいな?」
ダウン「そ! うふふ、流石は大母様。他種族の恋愛もお手の物なのね」
妖精「他種族の価値観も理解しとかなきゃ種族混合国なんて作れないからね」
ダウン「クロシュちゃんとフメイちゃんも、恋愛感情がどんなのかわかってくれた?」
フメイ「完全にわかった。フメイ、クロシュに恋愛してる」
クロシュ「わ!」
妖精「まあ……これがこの子たちの理解できる限界かも……」
490 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2026/04/26(日) 22:56:50.79 ID:Cu+Z2ov30
フメイ「つまり、レインはサインがいないと、寂しかった」
レイン「ええ、そう」
クロシュ「サインさんも……レインさんが、いないと……さびしかった……」
レイン「その通り」
クロシュ「……ソフィアさんも……さびしかった……?」
レイン「まあ……そうね」
フメイ「なんでソフィアのこと、仲間はずれにしたの?」
レイン「……やっぱりそこに戻るのね」
フメイ「フメイ、クロシュのこと好きだけど……例えば妖精が、クロシュと遊べなくて寂しがってたら、一緒に遊んでやってもいい」
妖精「なんで私なの、そこで出るのが」
フメイ「あ……戦争でひどいことしたから……仲間に入れたくなかった?」
クロシュ「でも……サインさんも、戦争で、ひどいことした……」
フメイ「あそっか。じゃあやっぱり変。レインとサイン、いじわるだった?」
ダウン「違うのよ。恋愛となると、他に誰も入れたくなくなっちゃうの。お互いに、お互いだけを見て、お互いだけを特別にしたくなるの。そういうものなのよ」
クロシュ「……??」
フメイ「……恋愛のこと、またわかんなくなった」
☆愛について考えました
わからないということがわかりました [3/3]
努力目標を達成しました
ところでソフィアさんと仲良くなる作戦は――
↓1選択
1.思いつかない……
2.とにかく発想してみる(コンマ)
0.自由安価(できないことはできない)
上記選択で2を選んだ場合
01-80 結局思いつかない……
81-95 いい考え
96-00 決定的な考え
491 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/04/26(日) 23:05:07.80 ID:wxqfZU9CO
0お食事会に誘う
492 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2026/04/26(日) 23:35:10.42 ID:Cu+Z2ov30
クロシュ「ソフィアさん……ごはんに、誘って、みる……?」
レイン「地下の奥深くに隠れ潜んでる奴をどうやって誘うのよ……」
クロシュ「んゅ……」
ダウン「戦いが終わった後なら良いかもしれないわ。ソフィアちゃんも、きっとずっと一人ぼっちで退屈な食事を摂っているでしょうから」
レイン「は? 食事に誘う為に奴を生かせと?」
ダウン「ええ。死んで終わりなんて、だめでしょ? リュアンちゃんがあなたにそうしたように」
レイン「……」
妖精「まあ……できれば生かして捕らえたいっていう意見には私も賛成。私たちは殺しをしたいわけじゃないし――」
クロシュ「うん! お話、すれば……わかる、かも……」
レイン「ソフィアに限って言えば、話せばわかるなんてことはないと思うけど。お前たちがそうしたいのなら好きにすれば良い」
クロシュ「!」パァァァ
レイン「ただし、手加減する余裕がなければ私は躊躇なく殺しに行く。あんな奴の為に……こちらの命を危険に晒す必要はないわ」
妖精「うん、わかってるよ。ありがとう」
クロシュ「ありがと、ございます……!」ペコリ
レイン「フン……」
☆戦いの後、生きていればソフィアを食事に誘うことになりました
それに伴い、突撃隊はソフィアを殺さない方針となります
(危機的状況など、手加減できなくなることもあります)
◇
493 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2026/04/26(日) 23:35:50.34 ID:Cu+Z2ov30
―クロシュの夢 会議室
中庸クロシュ「……」
楽観クロシュ「どうしたの?」モニョッ
中庸クロシュ「……」
指差し「」スッ
未詳スライムクロシュ「〜〜」モニョモニョ
楽観クロシュ「わ! あたらしいわたし!?」
中庸クロシュ「わかんない。わたしが……新しい考え方、必要としてるのかも……」
秩序クロシュ「新しい考え方……!」
混沌クロシュ「ふうん……使えるわたしだといいけど」
悲観クロシュ「かなしみのこと……わかってくれるわたしなら……」
未詳スライムクロシュ「〜〜」モニョニョニョ―
↓1コンマ
01-60 まだその時じゃない
61-90 世話焼きクロシュ
91-00 太母クロシュ
494 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/04/26(日) 23:41:56.06 ID:RtK9yvcRO
あ
495 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2026/04/27(月) 00:38:38.15 ID:sWQa1qK70
未詳スライムクロシュ「〜〜〜」モニョニョニョ――
デロデロ…
溶けていく未詳スライムクロシュ「」デロロロ
楽観クロシュ「溶けちゃった」
中庸クロシュ「まだ、その時じゃなかった……ということ……」
秩序クロシュ「必要になったら、きっとまた出てくるよね」
混沌クロシュ「これ以上必要な考え方なんてあるの?」
悲観クロシュ「……生まれなくて、良かったとも……おもう……」
◯新しい考え方はまだ芽生えませんでした
必要な時が来れば、自ずと形作られるかもしれません
◇
496 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2026/04/27(月) 00:39:07.89 ID:sWQa1qK70
―竜神村 滞在16日目
◇クロシュ [あかちゃんスライム]
武: 盾:ラティアの大盾 飾:
武: 防:ぬののふく 飾:煤けた不死鳥の羽根
◇フメイ [バーニングハート]
武: 盾: 飾:
武: 防:火鼠の衣 飾:
◇妖精 [世話焼き妖精]
武: 盾: 飾:
武: 防:木綿のドレス 飾:
◇リュアン [お嬢様]
武:黒曜鋼のナイフ 盾: 飾:守りのペンダント
武: 防:旅人のドレス 飾:
◇聖女 [運命変転修道女]
武:木の杖 盾: 飾:
武: 防:ロイエの修道服 飾:
◇セイン [勇者スライム]
武:魔銀の剣 盾: 飾:
武: 防:旅人の服 飾:
◯所持アイテム
[道具] [装備品] [大事なもの]
運命賽の欠片*2 大きな巻き貝 冒険者証(ランク1)
運命賽*5 サボテンドラゴンの花 メルルの帽子
会心賽*1 暗黒優待券
反魂丹*1 クロシュヴィア伝説
ステライト鉱石 避難所のドアノブ
ヒヒイロカネ 星の粉
光属性の中級魔導書 オリシン王家の栞
炎スライムの秘伝書
運命変転の魔導書
身代わりのお守り*1
星屑*1
古ドワーフ鍛冶指南書
◯現在の目標
・クロシュヴィアの行方を追う
・山越えの手段または道筋を探す
◯努力目標
・リュアンの離脱を阻止する(達成!)
・坑道に潜む者の正体を暴く(達成!)
・異常気象原因を突き止める(達成!)
・愛について考える (達成!)
◯個人目標
・世界樹の石炭 [5/8]
・武装製作経験 [5/6]
・僧侶を連れて帰る(聖女)
◯経験値
・クロシュ 近接[03/12] 魔法[02/12] 防御[02/09]
・フメイ 近接[02/06] 魔法[16/16] 防御[05/09]
・リュアン 近接[01/06] 魔法[05/09] 防御[01/06]
・聖女 近接[02/04] 魔法[05/09] 防御[01/06] ?[2/?]
……………………………………………………………………………………
□竜神村
村内:ダウンの家、広場、鍛冶屋、食堂、温泉、道場、祠、他
村外:樹霜の森、坑道入口、坑道通気ダクト、他
……………………………………………………………………………………
□坑道突撃隊
・ヴィトナ ・レイン ・リーシア
・アッシュ ・アインズ ・ロンドン
……………………………………………………………………………………
497 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2026/04/27(月) 00:40:31.24 ID:sWQa1qK70
―朝
ダウンの家
窓の外「」キラキラ
ダウン「降雪はなし……予報でもしばらく雪は降らないみたいよ」
アインズ「地下と言えどダクトまでは外だ。雪が降らないでくれるのはありがたい」
レイン「今日の日没後、襲撃をかけるのよね」
アインズ「ああ。懸念点はまだ残っているが……これ以上後ろにはずらせない」
妖精「勇者モドキ……結局まだ対策は立てられてないんだよね……」
レイン「……有効な手立てはないの? お前たちはソフィアの同類であるあのカリス・ノーランドを打倒したのでしょう?」
妖精「カリス打倒のほとんどは大魔女のお陰だし……」
レイン「具体的にはどんな手段を取ったの?」
妖精「大魔女の用意した解呪の術式を使って、カリスの手駒にされてた子供たちをこっちに引き込んだんだよ。あの子たちは呪いさえなければカリスに従う必要がなかったから」
セイン「……その術式を、あのモドキに使うことはできないのか?」
妖精「あれはカリス謹製の呪いだろうから、同じものをソフィアが使っているとは思えない……。モドキたちがどういう意識でソフィアに従ってるのかもわからないし……」
フメイ「……アイスみたいに、ソフィアを好きだったら……困る……」
レイン「もしそのような精神操作を施していたなら、ソフィアのことを心底軽蔑するし一切手加減できなくなるわ」
セイン「剣を交えた時、意思を感じなかった。恐らく完全にソフィアの意のままに操られている」
レイン「それはそれで反吐が出るわ。やっぱり殺して良いかしら」
リュアン「レインさん……」
レイン「……わかってるわよ。可能な限り生かす……。殺して終わらせるやり方じゃ……新たな悲劇と苦痛を生み出すだけだって、わかってる……」
聖女「レインさん……!」
アインズ「山を荒らした責任を取って貰わねば困るからな。私も生かして捕らえることについて異議はない」
クロシュ「わあ……!」
アインズ「だが、それはこちらが優位であった時の話だ。現状ではまだ不安要素が多い……対策は最後まで練るぞ」
クロシュ「ん!」
妖精「一番重要なのは、やっぱり勇者モドキ対策だけど……どうしたものか……」
クロシュ「……」
クロシュ(カリス対策……ソフィアさんにも使えること、ある……?)
クロシュ(勇者モドキさんは……あれ、えっと……どうしたんだっけ……? 確か、セインちゃんの中の、勇者さん?と……お話して……? うーん……忘れちゃった……)
クロシュ(……あとは……おいしいもの、食べれば……なんとか、なる!!)
竜神村滞在16日目。この行動終了後、ソフィアへの襲撃を行います
↓1〜3 自由安価 何をする?
498 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/04/27(月) 00:45:49.59 ID:kCivDCAoO
メアリーを可愛がりにいき、一緒に連れていくか提案
499 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/04/27(月) 00:54:41.27 ID:FQj2dNWzo
モドキをレインがサキュバスらしくうふーんと籠絡できないのかと冗談言いつつ対策を講じる。あとダウンも突撃隊来てくれないか勧誘。
500 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2026/04/27(月) 00:58:42.97 ID:sWQa1qK70
本日はここまで。このレスは安価に含まれません
ついに犯行予告の前日となってしまった大山脈編。消滅しかけたユウリさんを助けたり、愛について考えた結果何もわからないことがわかったり、ソフィアさんをごはんに誘うことにしたり、新たなクロシュの考え方が芽生えなかったりしました。
ソフィア・ロスチャイルドとの戦いの行方はどうなるのか。決戦に向けて戦士たちは策を練り、あかちゃんスライムはごはんのことを考える――
それでは本日もありがとうございました。次回もよろしくお願いします
501 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/04/27(月) 01:07:42.47 ID:iciaRUVFo
決戦に備えて英気を養う為に突撃隊みんなで宴会をする
502 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2026/05/02(土) 23:21:35.80 ID:r3ZFb/tD0
―ダウンの家 客室
クロシュ「メアリーさん……いっしょに行く?」
メアリー「はい、もちろんです」
クロシュ「わあ……!」
妖精「待った。デロデロにする気じゃないの」
メアリー「そうですが、それが何か?」
妖精「前にソフィアも話せばデロデロをわかってくれるかも、とか言ってたのは何だったの」
メアリー「私も自分なりにソフィア氏のことをいろいろ調べてみまして、救いがたき者だということがわかりました。野放しにしておけばさらなる苦痛と悲劇を生みましょう」
妖精「そ、それは……現時点じゃちょっと反論できないけど……」
メアリー「であれば、デロデロにするのが最善かと。大いなるデロデロの一部となれば、もはや悪にはなり得ません」
妖精「まあ……確かに……。でもクロシュは、一緒にごはんを食べたいって」
メアリー「……導師クロシュは寛大です。しかし……その寛大さが、新たなるかなしみが生まれる隙となることを……どうかわかってください……」
クロシュ「……!」
メアリー「私を連れていってくだされば、必ずや導師クロシュの御力となることをお約束致しましょう。もちろん皆様に危害を加えたり、無理にデロデロを押し付けたりは致しません。魔法を解禁するタイミングは妖精さんにお任せ致します」
妖精「う、うーん……」
↓1選択
1.連れて行く
2.連れて行かない
503 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/05/02(土) 23:35:35.88 ID:HMkoYEt1O
1
504 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2026/05/02(土) 23:39:20.84 ID:r3ZFb/tD0
妖精「まあ、私が手綱を握ってれば大丈夫かな……?」
メアリー「!」パァァァァ
クロシュ「メアリーちゃん……ちゃんと、言うこと、聞いてね……?」
メアリー「はい、もちろんです。導師クロシュの仰せのままに――」
☆メアリーを連れて行くことにしました
戦力が上がりますが、敵味方のデロデロリスクも上がります
◇
フメイ「ねえ、サインってレインに一目惚れしたんだよね」
レイン「ええ。私の魂にね。決してサキュバス的な色香に魅了されたわけではないわ」
フメイ「なら、モドキもレインに一目惚れするんじゃないの」
レイン「!?」
ダウン「あらぁ……それは盲点だったわねぇ」
セイン「そうなのか?」
レイン「し、知らないわよ。考えたこともない」
ダウン「でもやってみる価値はあるんじゃない? もしサインくんと同じ嗜好だったら可能性はあると思うわ」
レイン「……そんなの……よ、良くないわ」
フメイ「良くないの?」
レイン「そうよ! だって、例えモドキだとしても……もし私を好きになんかなっちゃったら……そんなの……良くないでしょう!!」
ダウン「心を弄ぶのが私たちサキュバスの本来の生態なんだけどねぇ……。レインちゃんったら、すっかり純情になっちゃって……」
セイン「なら、ダウンに頼めるか?」
ダウン「えっ?」
セイン「レインと姉妹で似た雰囲気のダウンなら、モドキを魅了できるかも――」
レイン「だっ、だめよ!! 姉さんはもっとだめ!! 私より遥かにだめに決まってる!!!」
フメイ「そうなの?」
レイン「そうなの!!!!」
ダウン「あらぁ……せっかくだから私も突撃隊に加わろうと思っていたのだけれど……」
レイン「姉さんは万が一の時の為にここの防衛をしていなさい!! あの狡猾なソフィアのこと、何を仕掛けてくるかわからないわ!!」
ダウン「はいはい、わかったわ」
☆レインがモドキ対策を考える気になりました
*
505 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2026/05/02(土) 23:41:21.26 ID:r3ZFb/tD0
フメイ「ところでセインはレインとかダウンのこと、好きにならないの?」
セイン「? 僕は勇者サインとは違う」
フメイ「それもそっか」
セイン「ああ。スライムがベースになっている僕には、恐らく他種族のような恋愛感情や性欲は発生し得ないのではないかと思う」
フメイ「でも、スライムもごく稀に他種族みたいにめらめらな恋愛をすることがあるんだって。妖精が言ってた」
セイン「そうなのか……? フメイがクロシュにしているような?」
フメイ「うーん……よく考えてみたけど、フメイのは恋愛とは違うような気もする」
セイン「そうかもしれない」
フメイ「恋愛って何なんだろ」
セイン「そういえば以前カリスが、恋愛は性欲の別側面と言っていた」
フメイ「うへぇ、カリスが? じゃあきっと間違ってるよ、それ」
セイン「気持ちはわかるが、感情的に否定するのは得策ではないと思う。カリスの知識量は相当なものだった」
フメイ「まあそうだけど……。じゃあ、性欲ってなに?」
セイン「山賊とかが女性を襲ってどうのこうの、という事件を聞いたことはないか?」
フメイ「あ〜、フメイとクロシュも昔よく変なやつらに襲われそうになった。あれ、性欲だったんだ」
セイン「たぶんそうだ。ちゃんと撃退したか?」
フメイ「消し炭にした」
リュアン「わ、わぁ……セインくんとフメイちゃんが……物騒なお話を……」
聖女「セインさんの性欲についての知識も、ちょっと偏りがありますね……。カリス・ノーランドの教育でしょうか……」
ダウン「みんな〜お夕飯ができたわよ〜」
リュアン「あっ、今夜は宴会なんでしたよね」
聖女「はい。今夜の作戦に向けて英気を養う為にたくさん食べて飲むのだそうです」
リュアン「……今から食べ過ぎたら、逆に動きにくくなりませんか?」
聖女「まあ……皆さんは戦い慣れてらっしゃいますし、特にクロシュさんたちはスライムさんですから、食べれば食べた分だけ強くなれる……のだと思います」
リュアン「スライムさん……好きなだけ好きなものを食べられるのは、ちょっと羨ましいです……」
☆この後たくさん飲み食いしました
明日の終わりまで余剰満腹度+3、戦闘コンマ+5を得ました
◆
506 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2026/05/03(日) 00:35:02.07 ID:GfJvogyR0
―通気ダクト
昇降機「」ギュオオオオオン――ガゴンッ
*
スタスタスタ トコトコトコ パタパタパタ
*
―大坑道 ソフィア占拠区画付近
アインズ「ここから先は奴の占領地となる。皆、準備は良いか?」
クロシュ「ん!」
ロンドン「作戦のおさらいをしようか。この先で私たちは二手に分かれる。暴れまわって警備を引き付ける陽動部隊と、ソフィアの無力化を図る実行部隊。人選は――」
妖精「私たち旅の一行にメアリーとレインを加えたのが実行部隊で、それ以外が陽動……でもこれだと実行部隊に戦力が偏りすぎない?」
リーシア「ご心配なく〜。陽動部隊の目的は戦いに勝つことではなく、敵の注意を引き付けて引っ掻き回すことですので。ドワーフのロンドンさんと坑道ガイドの私に、素早いヴィトナちゃんとベテラン冒険者のアッシュさん、そして強くてタフなアインズさんに殿を任せれば完璧というわけですね〜」
ヴィトナ「ああ。逃げ回って生き残るの、得意だ」
アッシュ「おう。俺も生き汚さにゃ自信があんぜ!」
アインズ「心配はいらん。例え勇者の剣であろうとも、我が竜角の槍で凌ぎ切って見せよう」
竜角の槍「」シャキン
ロンドン「てなわけ。最悪モドキとの正面戦闘を避けらんないあんたたちの方が負担激重なんよ」
リーシア「ですね……。モドキ対策は大丈夫ですか?」
レイン「……ええ。私に少し考えがあるわ」
フメイ「!」
セイン「レイン……決心してくれたのか」
レイン「出くわさないのが一番よ。後はなるようになる。それだけ」
ロンドン「ここから突っ切れば一気にソフィアまで辿り着けるはず。後はどれだけ奴を手早く始末できるかだねえ」
メアリー「……私にお任せ頂ければ……ソフィア氏を、一撃で無力化して差し上げられます……」
アインズ「……一応聞いておくか。このメアリーという女は、何者だ?」
妖精「あー……ええと、まあ、ちょっとした助っ人だよ。少しでも戦力の足しになればと思って……」
アインズ「信用できるのか? 不穏な気配を感じるが」
妖精「私が許可しないと魔法が使えないように封印してあるから大丈夫」
アインズ「なら良いが……」
レイン「あなたたちが連れてた捕虜よね」
アッシュ「あっ、セイントレアの王女様か……!?」
メアリー「そのお話はまたの機会に」
ヴィトナ「……クロシュたちの仲間、なったのか?」
メアリー「そうです」
ヴィトナ「そうなのか! なら、仲間だ」
メアリー「はい。仲間です」ニコニコ
妖精「仲間にした覚えはないけど……まあ一時的な仲間ってことでいいか」
*
507 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2026/05/03(日) 00:36:19.99 ID:GfJvogyR0
アインズ「では――陽動部隊、先んじて出陣する!」シュバッ
ロンドン「あたしらに続けェ!」シュババッ
シュババババッ
レイン「さて、私たち実行部隊も行きましょうか」
クロシュ「ん!」
フメイ「ん」チリチリ
セイン「ああ」
聖女「はい……!」
リュアン「い、行けます!」
妖精「いつでも」
メアリー「真の正しい世界の為に――」
レイン「行くわよ――首を洗って待っていなさい、ソフィア……!!!」シュバッ
◇
508 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2026/05/03(日) 00:39:04.44 ID:GfJvogyR0
本日はここまで。次回ソフィア決戦編。お楽しみに
509 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/05/03(日) 02:58:30.53 ID:xdrynTwIo
おつおつ
できることはやった、あとは(コンマ)神に祈ろう
510 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/05/03(日) 10:46:35.41 ID:tTOedo6Oo
メアリーが不穏ですな
511 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2026/05/03(日) 20:25:03.76 ID:GfJvogyR0
クロシュさんたちはできることを概ねやりきったと見て良いかと思います。後は実際コンマ次第と言えるかもしれません。運命神はきまぐれなので気を抜かずに進むのが良いでしょう
メアリーさんはデロデロを良しとし、曇りなき善意で動いているようです。クロシュさんも正しいと思うことをするのが良いでしょう
そして本日は急用が入ったため、更新は見送りとなりました。明日更新できたらする予定です。よろしくお願いします
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