【安価・コンマ】力と魔法の支配する世界で【ファンタジー】Part8

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757 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/05/30(土) 17:28:48.52 ID:bYvMcXwNO
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758 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2026/05/30(土) 20:49:15.49 ID:vemRFMwp0
 年表『』

フメイ「年表……9年分しかない」

妖精「旧リーリアが滅んだのが10年前で、真正リーリアが発足したのが9年前。だから9年分しかないんだろうけど……」キョロキョロ

聖女「……旧リーリアの歴史とか年表は、どこにもないですね……」

妖精「図書館には歴史書が残っていたけれど……こっちの博物館は真正リーリアが発足して以降に建てられたものなのかも。平和を重んじる真正リーリアにとって、力と闘争による拡大を是とした旧リーリアの歴史は博物館に展示する価値がない……と判断されたんじゃないかな」

ルルナ「……ちょっと、かわいそうですね……。なかったものとして扱われるというのも……」


 平和記念碑『真実にして正当なる永遠の平和』

聖女「真実にして正当なる永遠の平和……と彫られています」

リュアン「なんというか……抽象的ですね……」

妖精「こういうのは、平和への願いを形あるものとして保存・維持するためのもの……だと思う。記録とかは他の媒体に残せるから、この石は感情や祈りが込められてるんじゃないかな」

クロシュ「……?」


クロシュ(感情……祈り……おもい……ぱわー……)

クロシュ(この石……形は、ちゃんとしてるけど……ぱわー、あんまり感じない……)

クロシュ(……)

クロシュ(……リリアちゃんが、お祈りしてた、小さい碑は……)

クロシュ(小さくて……形も、不格好だったけど……。ものすごく、つよいぱわーがあった……)

クロシュ(どうしてだろう……?)

 *

熱心にザリガニ彫刻を調べるワン「」スンスンスンスン


フメイ「ワンワン、ザリガニの匂いかいでる」

妖精「わあ、本当だ……」

聖女「彫刻ですけど、ザリガニの匂いがするんでしょうか?」

クロシュ「えっと、匂いじゃないけど……ザリガニのぱわー、ある……!」

ルルナ「え、ぱわー?」

クロシュ「うん……! すごい芸術は、ぱわー、ある……! あれも……ぱわー、感じる……!」

リュアン「じゃあワンさんは、ザリガニのぱわーを感じてるの?」

クロシュ「……えと……たぶん、そう……」


妖精「そういえば芸術都市にもガラスのザリガニ細工があったよね」

クロシュ「うん。たぶん同じ作者とおもう」

妖精「ザリガニ芸術家、この国でザリガニを彫っていったんだ……」

 ☆博物館を見学しました

 ◇
759 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2026/05/30(土) 20:49:48.81 ID:vemRFMwp0
―真正リーリア市街

 ワイワイ ガヤガヤ

クロシュ「〜〜」キャッキャ
フメイ「〜〜」キャッキャ

妖精(まあ……とりあえず気晴らしにはなったかな。さて、今後の予定は――)


 ドカッ!

クロシュ「んわっ!」グラッ

白衣の隻眼ゴブリン「おわっ!」グラッ

 宙に飛ぶ大荷物「」ブワッ―
  大荷物から飛び出ていく小瓶類「」ポーン―


妖精「わっ、まずい――」

 モニョポン!

スライムクロシュ風呂敷「」バサッ!!

  ポトポトポト―
 クロシュ風呂敷に包まれて無事だった大荷物と小瓶類「」ポン!


フメイ「おお〜!」

リュアン「わあ……!」


白衣の隻眼ゴブリン「おあ、良かった……! すんません、ちょいと急いでたもんで……!」

 モニョモニョ…ポン!

大荷物を載せたスライムクロシュ「〜〜?」モニョモニョ

白衣の隻眼ゴブリン「えっ? いやいや無事にキャッチしてもらっただけでもありがてえのに、そこまでしてもらうわけにゃ……」

荷物を載せたスライムクロシュ「〜〜」モニョニョ

白衣の隻眼ゴブリン「確かに、ゴブリンのおれにゃデカすぎて運びづれんだけども……」

荷物を載せたスライムクロシュ「〜〜」モニョモニョ

白衣の隻眼ゴブリン「わ、わかった。まあ実際、助かるっちゃすげえ助かんよ。すまんね、スライムの嬢ちゃん」

荷物を載せたスライムクロシュ「〜〜♪」モニョニョ


リュアン「ゴブリンさん……スライム語がわかるんですか……!?」

白衣の隻眼ゴブリン「えっ? ああ、まあ。おれぁゴブリンだかんなぁ」

聖女「ちなみに今の流れは、荷物をキャッチしたクロシュさんが、そのまま荷物運びをお手伝いすることになったというものです。やはり地道な人助けをしていくのが一番ですね」

 ◇
760 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2026/05/30(土) 20:50:13.07 ID:vemRFMwp0
―治療院

荷物載せスライムクロシュ「〜〜」モニョモニョモニョ

 大荷物「」ドスン

白衣の隻眼ゴブリン「アルツの旦那ぁ、ノーラからのお届けモンでっせ!」

 スタスタ

目つきの悪いマスクの青年→アルツ「ご苦労。だがそのスライムは誰だ?」スタスタ

白衣の隻眼ゴブリン「この子たちは荷物運びを手伝ってくれたんす!」

妖精「中身には触れてないから安心してよ。医者ならスライムの清潔さも知ってるよね?」パタパタ

アルツ「ああ。だがスライムは体表面に接している物質をうっかり捕食してしまうリスクがある。荷物運びを任せる相手として適切だったとは言い難い」

白衣の隻眼ゴブリン「す、すいやせん。おれの知ってるスライムは、みんな荷物運びが上手だったもんで……」

アルツ「まあいい。滞在者に労働をさせてしまったのなら、報酬を出さなければならないな。今手持ちの配給券は……」ガサゴソ

妖精「いやいや、報酬なんていいよ! そういうのが欲しくて手伝ったわけじゃないしさ」

スライムクロシュ「〜〜」モニョモニョ

アルツ「そうか。であれば……診察でも受けていくか? 丁度今は患者が途切れている」

妖精「特に誰かが不調ってこともないしなあ……」

フメイ「じゃあ、お話する?」

妖精「そうだね。今患者がいないなら、この国のこととかいろいろ聞いても良い? 私たち先日ここに来たばかりでさ」

アルツ「承知した。僕に答えられる範囲で答えよう。また、患者が来た時は患者を優先させてもらう」


お話の内容
↓1〜2選択
1.アルツについて
2.白衣の隻眼ゴブリンについて
3.運んだ荷物について
0.自由安価(できないことはできない)
761 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/05/30(土) 20:51:54.34 ID:ykRWgPTIo
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762 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/05/30(土) 20:52:57.49 ID:CWCEeXr40
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763 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/05/30(土) 20:53:09.31 ID:nYTPKvGHO
0信用できそうな人知らない?
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