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【安価・コンマ】力と魔法の支配する世界で【ファンタジー】Part9
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136 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/08/16(日) 00:48:32.12 ID:3TTdnpqEo
1
137 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/08/16(日) 00:50:05.21 ID:QofPASLY0
>>135
すみません番号を入れ忘れました。
1
138 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2026/08/16(日) 00:59:33.46 ID:aEwg0s7X0
妖精「うーん……慣れない道具を使おうとしたら失敗するかもしれないし、今日は買わないでおこうか」
大魔女ホーク「それが賢明ね。使い慣れた道具を研ぎ澄ましておくのも大事よ」
ワン「ではまたご入用の際はいつでもお声掛けください!」ワオン!
◆
139 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2026/08/16(日) 01:00:04.85 ID:aEwg0s7X0
本日はここまで。次回は夢の中でカリス対策会議編です。お楽しみに
140 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/08/16(日) 01:28:41.06 ID:yMuOixQVo
おつ
やっぱりアルツ氏は織り込み済みだったか
真正リーリアの在り方は傷を覆い隠してるだけだものなぁ
死と同義のデロデロよりはマシだけど…
141 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/08/16(日) 02:17:57.30 ID:J63qNT4Go
おつでした
やっぱり妖精ママだよ
メアリーの言語化上手くて複雑で厄介な感情持ってるの伝わるなあ
142 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/08/16(日) 09:42:18.72 ID:3TTdnpqEo
もうやることはカリス対策一辺倒でいいから楽になった
143 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2026/08/16(日) 18:19:01.51 ID:aEwg0s7X0
アルツ医師がどのように考えていたかは定かではありませんが、ひとまず加護の運用については今後よく話し合うようです
加護とは痛み止めのようなものであるという意見もあります。適切に運用すれば生活の質を向上させますが、濫用すれば予期せぬ副作用があるかもしれません。今後は改善されていくことでしょう
なおデロデロは半永久的に途切れることなく救済を維持できるため加護よりも強度が高いはず、とメアリー氏は考えています
妖精さんは年長者のため、実際のところ自分をクロシュたちの保護者だと思っている節があります。前回の旅ではローガンおじさんのような中年男性もいましたが、今回の旅では幼女と少女と聖女しかいないためその傾向がより顕著になっています
メアリーさんはこれまでの人生で散々自らの思いや感情と向き合って来たので、他の人々よりも思考や感覚の言語化が少し得意なのかもしれません。なお当人にその自覚は全くなく、基本的に自分の言葉は他者に伝わらないものと思っています
残るはカリスをやっつけることだけです。真正リーリアのあれこれについていろいろ考える必要もないので、実際楽かもしれません
そして残る自由行動数もあと僅かです。カリスへの対処に失敗した場合、なにかひどいことが起きる可能性もあります。その点を留意し、高度の柔軟性を維持しつつ臨機応変に行動していくのが良いでしょう。あかちゃんスライムたちは復活せし狂い科学者カリス・ノーランドを無事撃破できるのか――
144 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2026/08/16(日) 18:20:30.76 ID:aEwg0s7X0
―クロシュの夢
集会所
中庸クロシュ「ではこれより……カリス対策会議を始めます」
楽観クロシュ「わ〜」パチパチパチ
秩序クロシュ「わ、わあ……」パチパチパチ
混沌クロシュ「ん」パチパチパチ
悲観クロシュ「……」
クロシュ「わ……!」パチパチパチ
フメイ「ほえ〜」パチパチパチ
妖精「ええ……?」パチパチパチ
楽観クロシュ「でもヴィアちゃんがデロデロにしちゃえば終わりじゃないの?」
中庸クロシュ「相手は、あのカリス・ノーランド……。ヴィアちゃんはすごいスライムだけど、油断はできない」
悲観クロシュ「楽観はばかだから無視でいいとおもう」
楽観クロシュ「ばかって言う方がばかだもん!!!!」
ギャオギャオ プンスコプンスコ モニョモニョモニョ
中庸クロシュ「えーと……。カリスとの戦いについて、何か良い案とか、気になることとか、ある人は挙手してください」
秩序クロシュ「は、はい!」ビシッ
中庸クロシュ「はい、秩序のわたし……」
秩序クロシュ「え、えっと……流れで、ヴィアちゃんがデロデロにすることになっちゃったけど……。本当にいいのかなあ……?」
混沌クロシュ「何がだめなの? もう決まったことを今更ひっくり返すなんて、秩序のわたしの癖に秩序を乱すつもり?」
秩序クロシュ「んわわ……」モニャニャ
中庸クロシュ「……表のわたしはどうおもう?」
クロシュ「ほえ……? え、えと……わ、わかんない……。妖精さんが……いいって、言ったから……」
妖精「そう。その件については私が独断で了承したことだから」
中庸クロシュ「……ん。わかった。妖精さんが、そう言うなら……その通りにする。秩序も、それでいい?」
秩序クロシュ「うん……。妖精さんが決めたことなら……」
妖精「ありがと」
145 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2026/08/16(日) 18:21:07.37 ID:aEwg0s7X0
中庸クロシュ「じゃあこの議題は、おわり……。次、何かある人」
混沌クロシュ「はい。早く力を取り戻したいんだけど、どうするのが良いとおもう?」
中庸クロシュ「力を……。うーん……妖精さん、どうおもう……?」
妖精「えっ? いっぱい食べてたくさん寝て、少しづつ取り戻していくのが一番じゃないかなあ」
混沌クロシュ「それじゃ間に合わないよ。みんなのこと、守れない」
妖精「そ、そう言われても……」
フメイ「クロシュ、みんなのこと守りたいの?」
混沌クロシュ「……べ、別に。強いスライムが、他のスライムを守るのは、当然のこと。ぎむってやつ」
秩序クロシュ「え、じゃあ妖精さんや聖女さんやリュアンちゃんのことは?」
混沌クロシュ「わたしの友達はみんなスライムだもん、守るに決まってる」
妖精「ええっ!? クロシュみんなのことそんな風に思ってるの!?」
中庸クロシュ「待って……。混沌はあくまでわたしの中の一側面だから、わたしの全てがこの考え方を採ってるわけじゃない」
秩序クロシュ「ついでに言うと……混沌はわたしの中で、そんなに大きくない」
混沌クロシュ「むむ〜! わたしが大きくなれば悪いやつらをみんなやっつけてみんな守れるのに!!」プンスコ
フメイ「じゃあクロシュのことは、フメイが守る」
混沌クロシュ「わわ〜!」キャッキャ
楽観クロシュ「んわわ〜!」キャッキャ
秩序クロシュ「わぁ……!」キャッキャ
中庸クロシュ「ん……」モニョモニョ
悲観クロシュ「……♪」モニョモニョモニョ
クロシュ「んへへ……」ニコニコ
妖精「フメイのことはクロシュの全てが大好きなんだねえ」
カリス対策の話し合い結果
↓1コンマ
01-60 戦闘時コンマ+5
61-90 戦闘時コンマ+10
91-00 ???
146 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/08/16(日) 18:41:03.89 ID:WGYAEsmJO
わ
147 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2026/08/16(日) 20:02:59.00 ID:aEwg0s7X0
フメイ「カリス、一人だけで戦うことはないと思う」
秩序クロシュ「やっぱり……わたしたちみたいな、子を……従えてるかな……?」
フメイ「……どうだろ。カリスでも、設備とかなしに3日で生き物を造るのは難しい気がする」
悲観クロシュ「……でも……あの、カリスなら……できるかも……」
妖精「ちゃんとした生き物を造るのは難しくても、単独行動時に即席の戦闘用生物を造るくらいのことはできてもおかしくないかも」
混沌クロシュ「ならこっちも遠慮なくデロデロ攻撃でやっつけちゃお」
楽観クロシュ「みんなでかかれば簡単だとおもう!」
ワイワイ キャッキャ モニョモニョ
クロシュ(カリス対策、進んだ)
クロシュ(明日、がんばろ)
☆カリス対策が進み、戦闘コンマに+10を得ます
◆
148 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2026/08/16(日) 20:03:26.96 ID:aEwg0s7X0
―真正リーリア首都 滞在17日目
◇クロシュ [あかちゃんスライム]
武:竜角の大槍 盾:ラティアの大盾 飾:
武: 防:ぬののふく 飾:くすんだ不死鳥の羽根
◇フメイ [バーニングハート]
武: 盾: 飾:
武: 防:火鼠の衣 飾:
◇妖精 [世話焼き妖精]
武: 盾: 飾:
武: 防:木綿のドレス 飾:
◇リュアン [お嬢様]
武:黒曜鋼のナイフ 盾: 飾:守りのペンダント
武: 防:旅人のドレス 飾:
◇聖女 [運命変転修道女]
武:木の杖 盾: 飾:
武: 防:ロイエの修道服 飾:
◇ミスティ [氷の魔法使い]
武:氷の短刀 盾: 飾:虹晶の耳飾り
武: 防:氷竜革のローブ 飾:
◯所持アイテム
[道具] [装備品] [大事なもの]
運命賽の欠片*2 大きな巻き貝 冒険者証(ランク1)
運命賽*5 サボテンドラゴンの花 メルルの帽子
会心賽*2 魔導機関銃 暗黒優待券
反魂丹*1 クロシュヴィア伝説
ステライト鉱石 避難所のドアノブ
ヒヒイロカネ 星の粉
炎スライムの秘伝書 オリシン王家の栞
運命変転の魔導書 竜角の短剣
古ドワーフ鍛冶指南書
身代わりのお守り*1
星屑*1
日属性基礎
明石流剣術指南書
◯現在の目標
・クロシュヴィアの行方を追う
◯個人目標
・世界樹の石炭 [6/8]
・武装製作経験 [6/6]
・僧侶を連れて帰る(聖女)
◯経験値
・クロシュ 近接[12/12] 魔法[03/12] 防御[03/09]
・フメイ 近接[03/06] 魔法[16/16] 防御[06/09]
・リュアン 近接[02/06] 魔法[07/09] 防御[02/06] 日[8/8]
・聖女 近接[03/04] 魔法[06/09] 防御[02/06] ?[2/?]
……………………………………………………………………………………
□真正リーリア首都
市街:宿泊所、配給所、広場、市場、食事処、茶屋、薬局、治療院、
図書館、博物館、総統庁、他
郊外:畑、果樹園、牧場、湿原、他
……………………………………………………………………………………
□会える人
同行者:メアリー、ルルナ、アルバ
現地人:ゲラート、アルツ、リリア、クリュナー、ノーランド
滞在者:レイル、ワン、エレノア、ザイル、ヴィア
149 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2026/08/16(日) 20:04:15.49 ID:aEwg0s7X0
―朝
宿泊所 客室
湿原の地図「」バサッ
妖精「というわけで、カリス攻撃作戦の内容だけど……」
リュアン「デロデロ攻撃以外はまだ何も決まってないんですよね……」
ミスティ「正面突破はどうかしら?」
妖精「どうだろう……。カリスのことだから奇襲くらいは想定してるだろうし、敢えて正面突破っていうのは逆に意表を突ける可能性も……なくはない、かもしれない」
大魔女ホーク「包囲網を作りたいところだけど、ここにいる人員だけじゃ流石に無理ね」
聖女「協力を呼びかけてみるのもありかもしれません」
フメイ「フメイ、思いっきり燃やすだけ」
スライムクロシュ「〜〜!」モニョッ
◯現在の努力目標
・カリス?の正体を探る (達成!)
・真正リーリア見聞を広める(達成!)
・カリスの遺物を見つける (達成!)
・大きなデロデロを探る (達成!)
・リリアを治療する (達成!)
・カリスをどうにかする
真正リーリア首都滞在17日目。18日目に大魔女がカリスへの対処を実行
↓1コンマ 本日のランダムイベント
01-90 何もなし
91-00 血スライム
↓1〜3 自由安価 何をする?
※この行動終了後、カリス攻撃作戦を行います。作戦内容は自由行動で指定可能ですが、無指定の場合は現在の人員+協力者で正面から堂々の攻撃となります
150 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/08/16(日) 20:05:35.58 ID:EhAKT93K0
強そうな人や協力できそうな人を探してみる
151 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/08/16(日) 20:07:26.66 ID:1tYkSlf+0
包囲網を作るため
>>130
のザイルやレイルを含め協力者を募る
152 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/08/16(日) 20:08:37.32 ID:tug4PBy4O
景気づけに酒をがぶ飲みするクロシュとフメイ
153 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2026/08/16(日) 20:43:06.66 ID:aEwg0s7X0
妖精「協力者は多ければ多いほどいいよね。いろいろ声をかけてみよう」
レイル「呼んだ〜?」ヌッ
妖精「レイルはもう人数に入ってるよ」
レイル「知ってた。んじゃザイルとかにも声かけて来てあげよっか?」
聖女「……レイルさんが行くと、逆に断られてしまうのでは?」
レイル「いや、私が一番可能性が高いと思う。ああ見えてザイルってお姉ちゃんっ子だから」
妖精「ええ……?」
フメイ「お手伝いって、今のところ誰と誰だっけ?」
クロシュ「えっと……ルルナちゃんと、エレノアさんと、アルバさんと、わんわんちゃん……?」
フメイ「わ、そんなにいたっけ!」
クロシュ「うん!」
分体ヴィア「そしてカリス討伐の要となるデロデロ担当の私と、メアリーです」
メアリー「はい。どのような状況になろうと、導師クロシュは私の命に替えてもお守り致します……」
クロシュ「わわ……」
フメイ「メアリー、死んだらクロシュが悲しむ」
メアリー「はっ……申し訳ありません……。今のはただの慣用的比喩表現であり……もちろん導師クロシュを悲しませるような真似は絶対にしないと約束します……!」
クロシュ「うん……!」
分体ヴィア「メアリー、少し見ない間に面白い人になりましたね」
ノーランド「そしてもちろん打倒カリス・ノーランドには私も行きます」
クロシュ「ノーラちゃん!」
ノーランド「……本音を言えば、少し怖い。でも、カリスの復活は私が撒いてしまった種です。ケジメを付けなければなりません」
フメイ「カリスとおんなじ顔なのに、カリスよりマジメでえらい!」
ノーランド「……ちょっと複雑な気分です」
協力者探し1
↓1コンマ
01-30 ザイル
31-60 ↑+レイン
61-90 ↑+ダウン
91-00 ↑+血スライム
協力者探し2
↓2コンマ
01-30 ゲラート+アルツ
31-60 ↑+クリュナー
61-90 ↑+リリア
91-00 ??
154 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/08/16(日) 20:52:47.07 ID:vZGBZeGpO
たかーく
155 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/08/16(日) 20:54:21.07 ID:3TTdnpqEo
はてな
156 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2026/08/16(日) 23:01:39.64 ID:aEwg0s7X0
レイル「ザイル連れてきたよ〜」
スタスタ…
ザイル「……カリス・ノーランドが復活したというのは本当か?」ザッ
クロシュ「!」
妖精「うん。本当」
ザイル「ならばオレも連れて行け。奴には返し切れない借りがある」
リュアン「……妹の、リーリアさんのお話……聞きました。仇討ちということですか」ヒョコ
ザイル「……リーリアの命を奪った者が、のうのうと生きているのは許容できん。それだけだ」
リュアン「……」
レイル(言っちゃえリュアンちゃん!)
リュアン(いやいや……カリス打倒作戦の協力者に突っかかるような真似はしません。少なくとも今は……和を乱すべきじゃないです)
レイル(……まあ、それもそうね。ザイル、ああ見えておこちゃまだから逆ギレして帰っちゃうかもだし)
リュアン(ええ……)
ザイル「……レイル、今オレを侮辱したか?」
レイル「した」
ザイル「……」
レイル「私に侮辱されたくらいで帰るなんて言わないよね? リーリアの為だもんね?」
ザイル「オレ自身の為だ」
レイル「へえ、そこの切り分けはできるようになってたか。少しは成長したみたいね」
ザイル「……」
リュアン「いやいやなんでそこで喧嘩売るんですかレイルさん!! 明日一緒に戦うんですよ!?」
レイル「アッハハごめんごめん、姉として一応ね?」
ザイル「フン、貴様らの作戦とやらに協力するつもりはない。オレはオレで動く」
レイル「あ〜拗ねちゃった」
妖精「……流石に怒っていいかな?」
レイル「ごめんなさい」
☆ザイルの協力を得ます
*
157 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2026/08/16(日) 23:02:35.60 ID:aEwg0s7X0
ゲラート「悪しき天才科学者復活の報、我も耳にした。助太刀致す!」ドン!
クロシュ「ゲラートさん!」
アルツ「昨日ぶりだな、君たち。カリス・ノーランドの件、僕たちも同行して構わないか?」
妖精「もちろん! でも変わった組み合わせだね? 自警団のゲラートと医者のアルツって」
アルツ「ああ、それについては……少し事情がある」
ゲラート「うむ。恥ずかしき話であるが……この我、先日加護を失いし折に、正気までをも失いかけたのである」
聖女「ええっ正気を!?」
ゲラート「本来の我は、血と死線を何よりも好む残忍な戦狂いであった。それがこの国で暮らしていく内に、平和と優しさの価値を知り……心穏やかに過ごせるようになったのだ」
クロシュ「!」
妖精「それって――」
ゲラート「そして加護を失いし先日……我は封じられていた戦への渇望を思い出してしまった」
聖女「ええっ……! だ、大丈夫だったのですか……!?」
ゲラート「フッ、大丈夫ではなかった。故に我は、治療院にてアルツ殿の治療を受け、心を鎮めていたのだ。そうしている内にリリア殿は無事お目覚めになられ……加護も元に戻ったようであった」
妖精「そ、そう……。それなら良かったけど……」
ゲラート「だが我の戦への渇望は、未だ燻り続けている! それはなぜか――」
アルツ「ゲラートに対する加護の影響を半分程度に減らしたからだ。今後の加護の運用方針を決める上で、必要なデータを取る為に」
ゲラート「話を聞いた上で、喜んで志願した次第! 我の戦欲が役に立つというのであれば天晴である! 加えて言えば――ククク、やはり戦を前にすると心が震えて止まらぬ……!!」
妖精「ほ、本当に半分減らしたの? なんかだいぶやばそうに見えるけど……」
アルツ「治療院に来た当初は、全身を真っ赤に染めて蒸気を吹き出しながら戦への欲を抑え込んでいた。それに比べればかなり落ち着いていると言えるだろう」
聖女「……でも、加護を失っても自分をお抑えになったのですね。ゲラートさん……ご立派です!」
ゲラート「む……加護の影響というのはわかっているが、我もこの数年で平和の尊さをよく理解したのだ。命を削り合う戦も心震える素晴らしきものであるが……流れ行く雲を見つめて暮らし、時に街へ近づいた獣を追い払うだけの生活も悪くないものであった。戦とは、守るべき平和あってこそのものであるのだと……この国に来て、初めて気付けたのだ」
聖女「わあ……!」
ゲラート「故に、それを奪わんとする狂い科学者への義憤もまた真なり。この戦狂いの経験を活かせるならば、我は喜んで四振りの刃となろう」
アルツ「そういうわけだ。僕自身もカリス・ノーランドに対しては思うところがある……全面的に協力させてもらおう」
☆アルツとゲラートの協力を得ます
クロシュ「リリアちゃんは……だいじょうぶ?」
アルツ「ああ。この作戦について話したら自分も行くと言い出したが、流石に止めた。病み上がりのリリアに無茶をさせるわけにはいかない。クリュナーが見ていてくれるから、問題もない」
妖精「そうだね。それがいいと思う」
◆
158 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2026/08/16(日) 23:04:10.56 ID:aEwg0s7X0
―昼
宿泊所
ワン「お酒の大売り出し中です! 決戦の前に一杯いかがでしょうか!?」ワオン!
妖精「ちょっと! これから戦いだってのにお酒なんて殺す気なの!?」
ワン「キャオン!?」キャンキャン!
ゲラート「ハハハハ、良いではないか妖精殿! 戦の前に一杯やるのも武士の嗜み! ワン殿、一杯もらおう!」ヌッ
ワン「かしこまりました!」ワオン!
トクトクトク…
酒の注がれたお猪口「」ポン!
クロシュ「わあ……!」
フメイ「おお〜……」
ゲラート「うむ! これは何という酒なのだ?」
ワン「これはですね――」
↓1コンマ
01-30 黒泥酒
31-60 蒸留酒
61-90 精製エーテル酒
91-00 白金ユキイチゴワイン
159 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/08/16(日) 23:12:37.67 ID:EKzxJ7oaO
ここらでそろそろクリティカルをだね…
160 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2026/08/16(日) 23:37:31.58 ID:aEwg0s7X0
ワン「精製エーテル酒です!」ワオン!
妖精「えっ!?」
ゲラート「聞いたことのない酒であるが、飲めばわかろう!」バッ グイッ
グビッ
ゲラート「うお……うおおおおっ!!? 魔力が……漲る……!!!」ゴゴゴゴゴ
妖精「ちょ、なんてもん出してんの!!? 精製エーテルなんて普通の人間が飲んだら――」
ワン「ゲラートさんはアシュラなので大丈夫です!」ワオン!
妖精「……」
グイッ グビグビグビ
スライムクロシュ「〜〜♪」モニョモニョ グビグビ
フメイ「ん〜……シロップある?」グビグビ
ワン「はい、どうぞ!」スス
シロップ瓶「」ポン!
フメイ「ん」
トクトクトク グビグビグビ モニョモニョモニョ
妖精「……まあ、美味しく飲めるならいいか」
☆美味しいお酒(?)を飲んで余剰満腹度を6獲得しました
◆
161 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2026/08/16(日) 23:39:07.42 ID:aEwg0s7X0
本日はここまで。次回、カリス・ノーランドとの戦い編です
また、明日は遅れてきたお盆休みなので少し更新する予定です。よろしくお願いします
162 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/08/16(日) 23:42:30.16 ID:Ed0pO9E3O
乙
コンマが奮わない中カリス戦どうなるか
163 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/08/16(日) 23:51:44.64 ID:3TTdnpqEo
仲間集めはできたけど作戦は正面突破どうなるやら
戦争は数だよ
164 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/08/17(月) 02:57:08.12 ID:PBY4hxW80
おつ
165 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2026/08/17(月) 19:23:15.25 ID:J94ynIjY0
本日は運気が冴えないようです。しかしながら実際に作戦開始した後のコンマがどうなるかは今のところ全くの未知数と言えるため、もしかしたらこれから運が良くなるかもしれません。迅速かつ慎重にいくのが良いでしょう
包囲の為の仲間集めという名目でもあったので、正面突破だけでなく包囲網も作っていく作戦になるようです。実際のところ包囲網を完璧に構築できるほどの人員は足りていない可能性がありますが、人員不足は技量とコンマでカバーするのが良いでしょう
では更新していきたいと思います。よろしくおねがいします
166 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2026/08/17(月) 19:23:46.34 ID:J94ynIjY0
―夕方
スノウタウン廃墟 包囲率[0/100] 満腹度[20/14]
ヒュオオオオオ――…
崩れた街門「」
無人廃墟の街並み「」
瓦礫の山「」
フメイ「ん。とにかく真っ直ぐ行って、カリスを見つけたら焼く! って作戦でいいんだよね?」
妖精「まあ単純に言えばそう。でもある程度の人員を確保できたから、包囲網も構築する。カリスを逃さないように」
メアリー「……あの……私も導師クロシュの背中をお守りしたいのですが……」
妖精「メアリーの白影スライム召喚って包囲網の構築にすごく向いてるから……って話はさっきしたでしょ」
メアリー「……わかっています。言ってみただけです」
フメイ「メアリー。クロシュのことはフメイたちが守るから。安心して」
メアリー「はい。よろしくお願いします……。導師クロシュも、どうかご無事で……」
クロシュ「ん!」
ミスティ「私たちも包囲に回るわ。私の氷も包囲網作りには向いてるから」
妖精「うん、ありがとう。……ごめん、カリスと直接対決の機会なのに」
ミスティ「いいのよ。私にとって、カリスとの戦いは半年前に終わったことだから。これはただの後始末」
エレノア「スノウタウンの地形なら私たちが一番詳しいだろうから、適材適所。カリスのことは絶対に逃さないから、安心して」
ノーランド「ええ。包囲網、任せましたよ」
エレノア「……あなたたちも。カリス・ノーランドの討伐……必ず完遂してよね」
ザイル「オレはオレで動く。邪魔をしてくれるなよ」バサッ
レイル「ザイルのことは私が見張るから安心してね〜」バサッ
妖精「まあ……戦力になってくれるなら何でもいいよ。よろしく」
*
妖精「よし……じゃあみんな、準備はいいね? 作成開始!」
◯包囲率を上げてカリスをどうにかできれば作戦成功です
敗北またはクロシュの満腹度が0になると作戦失敗です
☆参加人数により包囲率の基本上昇値が27になります
↓1コンマ
01-10 包囲率+27、強敵
11-30 包囲率+27、敵襲 満腹度-3
31-50 包囲率+27、敵襲 満腹度-2
51-70 包囲率+36、敵襲 満腹度-1
71-90 包囲率+36、支援 満腹度+1
91-00 包囲率+54、???
167 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/08/17(月) 19:27:00.61 ID:Uc+Bg1Zl0
あ
168 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2026/08/17(月) 19:55:05.47 ID:J94ynIjY0
スタスタ トコトコ パタパタ
妖精「! 何か来る!」
フメイ「!」チリッ
人影?「」ヨタヨタ
人影?「」ヨタヨタ
人影?「」ヨタヨタ
聖女「人……!?」
ノーランド「いいえ、あれは――生命魔法で形作られた構造物!」
リュアン「な、なんですかそれは!?」
ノーランド「水魔法使いが水魔法を使う時、本物の水ではなく魔力で編んだ仮物質の水を作り出しますよね。あれの生命魔法版です!」
妖精「理屈はわかるけど……! 仮物質だとしても生命をそんな簡単に構築できるの!?」
ノーランド「眼の前を見てください、現実です! カリス・ノーランドなら、できるということです……! ただ……私にも、あれがどのように成り立っているのか全くわかりません……! 私だったら、仮の生命なんて魔力的にも体力的にも1体までが限度です……!!」
フメイ「あ、あれ……何やってるの……!?」
影人「ハラヘッタ…ハラヘッタ…」ウロウロ
影人「ロクチョウメノ…ジョンセンパイガサァ…」ペチャクチャ
影人「ハヤク…オオキクナアレ…」
朽ちた空のジョウロ「」カラカラ
リュアン「ま、まさか……!!」
分体ヴィア「ここで……亡くなった人々……?」
聖女「な、なんてこと……」
妖精「カリス・ノーランド……!!!」ググッ
影人「……」シュタッ
朽ちた鉈「」
影人「……」シュタッ
朽ちた手斧「」
影人「……」シュタッ
朽ちた杖「」
クロシュ「わわ……!」
フメイ「武器持って集まってきた!」
妖精「くっ……やるしかない!!」
ノーランド「本当に……私の創造主ってやつは……!!」ギリリッ
分体ヴィア「……お任せください。彼らの魂は、救いのデロデロに導きます……」モニョモニョ
◯影人たちへの対処により満腹度が1減りました
◯包囲率が36上がりました
―スノウタウン廃墟 包囲率[36/100] 満腹度[19/14]
↓1コンマ
01-10 包囲率+27、強敵
11-30 包囲率+27、敵襲 満腹度-3
31-50 包囲率+27、敵襲 満腹度-2
51-70 包囲率+36、敵襲 満腹度-1
71-90 包囲率+36、支援 満腹度+1
91-00 包囲率+54、???
169 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/08/17(月) 20:13:41.15 ID:JjsVam2FO
あ
170 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2026/08/17(月) 20:44:43.63 ID:J94ynIjY0
シュバッ シュババッ
影人「」シュババッ
影人「」シュババッ
影人「」シュババッ
フメイ「あっち行け!」シュボッ!
ドガァンッ!!
分体ヴィア「哀れです……。救われてください」モニョッ
デロデロデロ…
影犬「ワオン…」シュバババッ
影猫「フシャーッ…」シュタタタッ
影熊「ガオオン…」ドスンドスンッ
聖女「つ、次々に来ます!!」
ノーランド「カリス・ノーランドがこの廃墟群に潜伏した理由は……間違いなくこれです……! ここでなら、ほとんど無尽蔵に兵力を補えるんだ……!!」
リュアン「10年前、カリス・ノーランドはここで何をしたんですか……!?」
ノーランド「わかりません……! その記憶は私の中にない……!」
廃墟の物陰から現れる影人「」ヌッ
廃墟の物陰から現れる影人「」ヌッ
廃墟の物陰から現れる影人「」ヌッ
妖精「とにかく倒しながら進むしかない……!」
クロシュ「う、うん!」
◯満腹度が3減りました
◯包囲率が27上がりました
―スノウタウン廃墟 包囲率[63/100] 満腹度[16/14]
↓1コンマ
01-10 包囲率+27、強敵
11-30 包囲率+27、敵襲 満腹度-3
31-50 包囲率+27、敵襲 満腹度-2
51-70 包囲率+36、敵襲 満腹度-1
71-90 包囲率+36、支援 満腹度+1
91-00 包囲率+54、???
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