【安価・コンマ】力と魔法の支配する世界で【ファンタジー】Part9

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186 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/08/18(火) 02:58:34.75 ID:MA9ILqfxo
おつ
判定高い…これは厳しい…と思ってたらまさかの素クリで一発逆転!
そして敵の攻撃を空間魔法で受け流して後の先で斬る新技すごい…これもまた次元を無視する剣、無元斬りですな
187 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/08/18(火) 12:50:29.07 ID:zzpfH3UPO

カリスさんフメイちゃんと一緒にはしゃいでて草
疑似魔王化してる相手を足止めしたりよろけさせたりしてるリュアンちゃんと聖女さんも地味に強くなってきてるっぽい?
188 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/08/18(火) 18:46:04.83 ID:vavAixRLO
処遇といってもカリスを赦す道理も理由もないのだよね
189 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/08/18(火) 20:03:27.82 ID:RL8X3nkEo
結局強運こそ最強
190 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2026/08/18(火) 22:02:12.87 ID:RKPSPyeu0
カリス氏は恐るべき犯罪者なので、まともに戦うとものすごく強いです。物語的にもクロシュの心情的にもカリス氏は強大な大敵なので、負けイベントと見紛う強さなのは必然でした。しかしクリティカルには勝てませんでした
クロシュ氏が読んだ指南書には、相手の攻撃を躱してカウンターの居合道を叩き込む技が記されていたようです。今回、クロシュ氏はそれを空蝉と組み合わせて会得したようでした。たぶん恐らくリュウトウ氏も同じことができる(あるいは今後できるようになる)と思います。剣術と空間魔法は相性が良いのかもしれません

カリス氏は邪悪な犯罪者ですが、熱心な研究者でもあるため、傑作とするクロシュがすごいことを行うと我が事のように喜んでしまうのかもしれません。その喝采に邪悪な意図などは一切ないと思われます
そしてリュアンちゃんと聖女さんもこれまでの冒険や旅を経て、少しづつ強くなってきているかもしれません。恐らく既にその辺の一般冒険者よりは強いですが、当人らにその自覚は全くないと思われます

実際のところ、カリスを赦してしまうとものすごくいろいろ良くないので、赦すという選択肢はないかもしれません。今回の場合は、カリスを許さないのは前提として、どう処すか、という話になるかもしれません。そしてやはり最も人道的で正しい方法はデロデロであるとヴィア氏は考えています

前回から特にナーフされることもなく邪悪で強い能力を持ったまま再登場したカリス・ノーランド氏でしたが、理不尽なクリティカルパワーには勝てなかったようでした。実際のところ、強運こそ最強という論は正しいです
運を味方に付けたあかちゃんスライムたちは、果たしてどのような選択をするのか――
191 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2026/08/18(火) 22:02:38.64 ID:RKPSPyeu0
 ドッギャァァァァン!!!!

カリス「チッ!」シュバッ


分体ヴィア「逃がしません」シュバッ

白影スライムたち「」モニョニョニョニョッ

カリス「!」ズザッ

ノーランド「逃げ場はない! 年貢の納め時ですよ!!」ザッ


分体ヴィア「では約束の通り、彼女を救済します――いいですね?」

妖精「うん! 奴に時間を与えないで、最期まで何をするかわからない!」

分体ヴィア「はい――!」


カリスに迫る白影スライムたち「」モニョモニョモニョモニョ

カリス「わー! 降参です、降参降参!! 命だけはお助けを!!」アタフタ


妖精「見え透いた命乞いを! 今更そんなのが通用するとでも思ってるの!」

クロシュ「……」


↓1〜 先取2票
1.見届ける
0.自由安価(票数は内容ごと・できないことはできない)
192 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/08/18(火) 22:04:41.08 ID:5Jt6u5goO
0メゾンドクロシュに入れる
193 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/08/18(火) 22:08:30.08 ID:aimDplXBO
1
194 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/08/18(火) 22:19:04.12 ID:RL8X3nkEo
1
195 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2026/08/19(水) 00:26:53.04 ID:qDXlgpvN0
分体ヴィア「では……おやすみなさい、カリス・ノーランド」

白影スライムたち「」モニョモニョ

 モニョモニョモニョモニョモニョモニョ

溶けるカリス「……! なるほど……これがデロデロですか……」デロデロ

分体ヴィア「何か言い残すことはありますか?」

溶けるカリス「言い残すこと……むむ……そういえば、大魔女に殺された時は辞世の句を紡ぐ暇すらもらえなかったんですよね。大魔女って本当に最低最悪の冷血悪女と思いません?」デロデロ

分体ヴィア「……すみません、大魔女さんのことはあまり知らないです」

溶けるカリス「そうですか……。あ、そうだ! クロシュとバーニング……フメイちゃんと少しお話したいな。だめですか?」デロデロ

分体ヴィア「……」チラ

クロシュ「!」
フメイ「!」

妖精「……だめ。クロシュたちを遠隔操作する隠し技とか持ってるかもしれないし」

溶けるカリス「そんな技があるならこうなる前に使ってると思いませんか?」

妖精「……」

クロシュ「……わたしも……少し、カリスと……お話、したい……かも……」

妖精「えっ……!?」

フメイ「……フメイも」

妖精「いや……でも……」

分体ヴィア「……間を障壁で隔てましょう。そうすれば、クロシュちゃんとフメイちゃんに何らかの影響を与えることは阻止されます」

妖精「……わかった」

 対魔法障壁「」ピン
196 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2026/08/19(水) 00:27:39.47 ID:qDXlgpvN0
クロシュ「……」
フメイ「……」

カリス「……ええと。何から言えばいいかな。とりあえず……おめでとう?」

クロシュ「ほえ……?」

フメイ「……?」

カリス「お前たちは、私という親を殺すことによって、自らの性能と有用性を証明したの。一つの生命としては悔しいけど……科学者として、これほど嬉しいこともない。本心からそう思っています」

フメイ「ふうん……」

クロシュ「……どうして……ひどいことばっかり、したの……?」

カリス「ふむ……私としては酷いことをしてきたつもりはないけれど」

クロシュ「?」

カリス「強き生命は、激しい闘争と苦痛の中でこそ生まれ出る。それは、この星に生命というものが生じてから連綿と繰り返されてきた営み。私はそれを少しだけ人為的に行ったに過ぎない……理解できる?」

クロシュ「……」

フメイ「……わかんない」

カリス「私がいてもいなくても、この世は既にお前たちの言うひどいこと≠ナ溢れかえっているってこと。私だけがひどいことを作り出しているなんて思うのは視野が狭い。お前たちは素晴らしい力を持っているのだから、頭の方もしっかり磨きなさい」

フメイ「むー……」

クロシュ「……」

ノーランド「あなたの主張はわかりました。ですが……明確に間違っていることがあります」ヌッ

カリス「む、何が間違っていると言うの? 出来損ない」

ノーランド「……あなたが最高傑作と称したクロシュは……あなたの構築した蠱毒から逃れ、穏やかな環境と頼れる仲間たちに守られて育ち……その才能を開花させました。クロシュの力は、闘争と苦痛の中で目覚めたものではないということです……!」

カリス「!」

ノーランド「あなたのやり方は根底から間違っていたんです。それを認めなさい……カリス・ノーランド……!!」

カリス「……そうね。そうかもしれない」

ノーランド「……意外にあっさり認めるんですね」

カリス「長年続けてきたやり方が根底から間違っていることなんて、研究じゃ茶飯事だからね」

ノーランド「……」

カリス「ま、今更気付いてももう遅いんだけど。もし来世があったとして、記憶は残らないだろうし」

フメイ「……」
197 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2026/08/19(水) 00:30:36.89 ID:qDXlgpvN0
カリス「………ところで。クロシュ、アイスはそこにいるの?」

クロシュ「………アイスちゃんの、欠片が……わたしの中に入ってる……。アイスちゃん自身は……村で、待ってる……」

カリス「ならいるのと同じね。スライムの分体は、本人らも自覚できない程度の細いラインで繋がっているから」

クロシュ「……!」

カリス「アイス……今回の戦いでお前が見せた極寒は本当に見事だった。聞こえているなら、私の賛辞を受け取りなさい」

 モニョモニョモニョ…ポン!

分体アイス「カリス……」ジワワ…

カリス「よくやった。お前もクロシュたちに並ぶ最高傑作の一体です。誇りなさい」

分体アイス「〜〜…!!」モニョニョニョ

カリス「……もし、半年前からそう評価して、お前をもっと大事にしてやっていたら……。お前は私の味方でいてくれたのかな」

分体アイス「……カリスが、そんなやさしい人だったら……みんな、反乱しなかったとおもう……」

カリス「あっ……あっはは、それもそうね! 私としたことが、もう頭も溶けてきたか!」

 デロデロデロ…

溶けゆくカリス「………本当に溶けてきたみたいですね……」デロデロ

分体アイス「カリス……!」

溶けゆくカリス「……あー……こういう時、なんて言えばいいのかな……。わかんなくなってきた……」デロデロ

分体アイス「……」

溶けゆくカリス「………まあ……なんだ。お前たち、生きなさい。生きて証明し続けなさい。カリス・ノーランドの傑作たちは、こんなにも強く、華麗で、魔王的であるのだぞ、と……」デロデロ

分体アイス「……!」

クロシュ「……」

フメイ「……」

溶けゆくカリス「まあ……そんなとこかな……? それじゃ……ばいばい……」デロデロデロ

分体アイス「カリスっ!!」

溶けゆくカリス「……あぁ………くそ……なんで、今更…………。おまえ、たちの……こと………もっ、と…………」デロロロロロロ

 デロロロロロロ―

溶けて消えるカリス「」シュウウウン――…


クロシュ「……」

フメイ「……」

分体アイス「……」グッ

 ☆カリス・ノーランドが溶けて星に還りました

 ◆
198 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2026/08/19(水) 00:31:43.92 ID:qDXlgpvN0
短いですが本日はここまで。次回、真正リーリア滞在最終日編です。お楽しみに。なお次回更新は通常通り土日の予定です、よろしくお願いします

長き戦の果てに大敵カリス・ノーランドを討ち倒し、帰路に着くクロシュたち。恐るべき脅威を倒したにも関わらず、その歩みはしんみりとした静けさに包まれていた。
最期までクロシュたちを作品と称しながらも、その遺言とも言えるようなクロシュたちへの応援は本物だった。少し複雑な気持ちを胸に秘め、あかちゃんスライムたちは静かに歩いていく。
東の果てでは、空が白み始めていた。夜明けが近い。
平穏を取り戻した真正リーリアで、新たな一日が始まる――。
199 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/08/19(水) 01:01:25.57 ID:jrpBTuGTo

流石に何度でもノーランド経由で甦るなんてことはなかったか
200 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/08/19(水) 01:56:40.96 ID:XZt2ZzHvo
おつ
これでリーリア編も終わりかぁ…
北に向かうって言ってたし次はトウゲンかリテン・ヘイブンか
201 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/08/19(水) 22:42:15.47 ID:QYp+LGt5o
おつです

くそ……絶妙なラインで辞世の言葉吐きやがって……主人公の親で悪役として最期まで憎らしいぞカリス・ノーランド
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