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【安価・コンマ】力と魔法の支配する世界で【ファンタジー】Part9
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294 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/08/29(土) 21:08:01.69 ID:0ouIZMbS0
劇場に行ってみる
295 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2026/08/29(土) 21:36:28.09 ID:75dkGCK/0
―定期船カロン号 中等客室
スライムクロシュ「〜〜♪」モニョッモニョッ
フメイ「〜〜♪」キャッキャ
グラッ
スライムクロシュ「!?」モニャッ!?
フメイ「んわっ……」
グルグルグル
フメイ「んぇ……」クラクラ
スライムクロシュ「〜〜!?」モニャニャ オロオロ
リュアン「わ……フメイちゃん、大丈夫!?」
聖女「ど、どうしました!?」
妖精「あー……船酔いだね。これは」
リュアン「フメイちゃんも船酔いするんですか!?」
妖精「一応ヒト型だから、ヒトと同じ原理で酔うんじゃないかなあ」
聖女「船酔い……命に別状はないんですよね!?」
妖精「ないない。でもせっかくだし医務室に行っておこうか。場所の確認もしたいしね」
◇
296 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2026/08/29(土) 21:38:13.03 ID:75dkGCK/0
―カロン号 医務室
カーテンの向こう「グガァー、グゴゴ…」zzz
カーテンの向こう「」zzz
床に広がる血溜まり「」
フメイ「うぅ〜……」ゲッソリ
顔色の悪い医者「……船酔いだね。お薬出しとこうか」
妖精「この子スライムなんだけど、船酔いの薬って効く?」
顔色の悪い医者「えっスライム? なら擬態を解いてスライムの姿に戻ってごらん」
フメイ「……」
デロデロ…ポン!
スライムフメイ「〜〜?」モニョニョ
顔色の悪い医者「どうだい、治っただろう」
スライムフメイ「〜!」モニョッ!
妖精「あ、なるほど! スライムの姿に戻れば船酔いの原因も消えちゃうんだ!」
顔色の悪い医者「そう。こっちとしては人と同じ船酔いをするレベルで擬態できるこのスライムの技量に驚きだがね」
スライムクロシュ「〜〜♪」モニョニョ
リュアン「あ、あの……! 和やかにお話してますけど……こっちの患者さん大丈夫なんですか!?」
カーテンの向こう「」zzz
床に広がる血溜まり「」
顔色の悪い医者「ああ……大丈夫らしい。今のところ死ぬ気配はないね」
聖女「ええ……」
顔色の悪い医者「彼、全身から血を吹き出して真っ青になりながら走って来てこの船に乗り込んだ。それで駄賃と治療費を支払ったら力尽きて倒れたんだよ。起きたら血で汚したベッドと床を掃除してもらわないとね」
妖精「そ、そう……。なんかヘンな気配だと思ったけど、まあそういうヘンな奴もいるか」
カーテンの向こう「グガァー、グゴゴ…」zzz
スライムフメイ「〜〜?」モニョモニョ
聖女「あちらのカーテンの向こうから発せられる音は何? とフメイさんが聞いています」
顔色の悪い医者「あれは……ただの酔っ払いだね。早く起きて出ていって欲しいんだがね」
☆医務室に入院している人物の情報を得ました
◇
297 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2026/08/29(土) 23:36:17.94 ID:75dkGCK/0
―定期船カロン号 中等客室
リュアン「リテン・ヘイヴンのことについておさらいしましょう……! こ、この船はやっぱり怖いです。ちゃんと勉強しておかないと……!」
妖精「まあ……医務室でいきなりヘンな血溜まりを目撃しちゃったもんね。警戒に越したことはないし一度おさらいしておこうか」
*
妖精「――というのが、リテン・ヘイヴンの大まかな現状(
>>252
)」
聖女「その、抗争している有力者というのは……どのような方々なのですか?」
メアリー「私がお答えしましょう。リテン・ヘイヴンで最も大きな力を持っているのは、皆さんもご存知のロスチャイルド家です」
リュアン「で、出た! またロスチャイルドです!」
妖精「またロスチャイルドかぁ……。初めて会ったレーティア以外まともな奴が一人もいない気がする……」
メアリー「リテン・ヘイヴンで最も規模の大きな企業がロスチャイルド・インダストリー社で、その最高経営責任者を務める人物こそが現在のロスチャイルド家を実質的に取り仕切っているシュヴァイツェル・ロスチャイルド氏です。リテン・ヘイヴンで彼女に逆らえる人物は恐らくいません」
フメイ「ふうん。そいつがロスチャイルドの親玉なんだ」
メアリー「とはいえシュヴァイツェルCEOは多忙の身でしょうから、私たちが関わる機会はないでしょう」
妖精「まあそうだね。ロスチャイルドの親玉なんてこっちも関わりたくないし」
メアリー「有力者たちの抗争というのも、実際にはロスチャイルドの掌の上なのではないかと言われています。真実は定かではありませんが」
◇
298 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2026/08/29(土) 23:36:49.00 ID:75dkGCK/0
―夕方
カロン号上層 劇場
棒「」
ウサ耳の踊り子「アハァ〜ン♡」クルクル
ワーワー!! ウオオオオオオ!! リラチャーン!!
顔を覆いつつ指の隙間から見るリュアン「わ……!!///」
妖精「へ〜、棒をあんな風に使うんだ。面白い踊りだなあ」
聖女「クロシュさんとフメイさんは見ちゃいけません」バッ
メアリー「聖女さんに同意です。導師クロシュには不要な情報です」バッ
目隠しされるクロシュ「わ……」
目隠しされるフメイ「え〜、なんで」
ワーワー!! キャーキャー!! ウオオオオオ!!
見物貴族「おや? 女性だけとは珍しい団体さんですな?」ヌッ
妖精「ああん?」
クロシュ「?」
メアリー「……」
フメイ「誰?」
リュアン「ふ、フメイちゃん! 妖精さんも! この人、たぶんお貴族様だよ!」
フメイ「だから何」
見物貴族「はっはっは、威勢の良いお嬢さん方だ。嫌いではないがね」
聖女「は、はあ……。私たちに、何かご用でしょうか……?」
見物貴族「用がなければ話しかけてはいけないかな?」
聖女「そんなことはありませんが……」
見物貴族「そう身構えないでくれたまえ。同じ船に乗る仲間として親睦でも深めようと思っただけさ。おい君、最高級ワインをついでくれ」
給仕奴隷クーちゃん「……はい」トボトボ
クロシュ「!?」
妖精「えっ……あなた……」
給仕奴隷クーちゃん「えっ……あっ、えっ……!? ええっ!?」
見物貴族「む? 君たち……知り合いなのかな?」
給仕奴隷クーちゃん「……ちっ、違います! 全然知り合いじゃありません!」バッ
最高級ワイン「」トクトクトク
ワイングラス「」ポン!
給仕奴隷クーちゃん「で、では私はこれで……! 何かあれば奴隷商人にお申し付けくださいっ……!」トトトッ
299 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2026/08/29(土) 23:38:10.76 ID:75dkGCK/0
見物貴族「……全く、躾のなっていない子だ。だが……クックック、だからこそ燃えると思わないかね?」
妖精「……あいつをどうする気?」
見物貴族「奴隷商人と交渉して買い付ける気だが? クク、それとも君たちが身代わりにでもなってくれるのかな?」
妖精「下衆が……」
見物貴族「ハハッ、私を侮辱したな? 私の権力があれば君を侮辱罪でしょっぴいて奴隷堕ちさせることもできるんだが?」
ワイングラス「」クイッ グビッ
見物貴族「フゥー、やはりこのワインは美味い……。妖精の奴隷というのも良いな……手足と羽をピン留めして標本にする……というのはありきたりすぎるかな。オオキイムカデと同じ虫かごに……お、オゴッ……」
吐血「」ゴボッ
妖精「えっ何……!?」
見物貴族「な、なんだ……これ、はわ……ゴボボーッ!!!」
大量吐血「」ドババーッ!!
ドチャッ!
倒れた見物貴族「」
クロシュ「……!?」
リュアン「え……えっ……!?」
妖精「い、一体……何が……」
聖女「……はっ、手当しないと!!」
フメイ「こんなやつ死んで当然じゃないの」
キャァァァァァァ!!! サツジンダー!!! キャァァァァァ!!!!
クロシュ(楽しい、劇場は……大変なことに、なっちゃった……)
クロシュ(わたしたちは、直前まで、お話してたから……いろいろ、たくさん、聞かれた……)
クロシュ(貴族の人……毒殺、なんだって……)
クロシュ(クーちゃんが……運んできたワインに……毒が、入ってたみたい……)
クロシュ(だから……クーちゃんが、悪いことに、なっちゃった……)
クロシュ(時間、経っちゃったから……貴族の人……たぶんもう、不死鳥の火でも……生き返せない……)
クロシュ(どうしよう……)
◆
300 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2026/08/29(土) 23:40:01.40 ID:75dkGCK/0
―カロン号 船倉
鉄格子「」ガション
奴隷クーちゃん「……」グスッ
クロシュ「クーちゃん……!」
妖精「クーちゃん……奴隷の身分が辛かったからって……貴族を毒殺っていうのは……」
奴隷クーちゃん「ち、違う……私じゃない……。本当に、私じゃないの……! 私じゃ……ないのに……」グスッ ポロポロ
妖精「ご、ごめん……」
奴隷クーちゃん「……ごめんなさい……。久しぶりの、再会なのに……私、こんなことになってて……」グスッ
妖精「……何があったの?」
奴隷クーちゃん「マフィアのシマでうっかり商売しちゃったのよ……」
妖精「ああ……」
奴隷クーちゃん「ね、ねえ……私って、やっぱり殺されるのかな。貴族に手を出した馬鹿なガキとして、海に放り出されて……サメの餌になっちゃうのかな……!?」
妖精「落ち着いて。クーちゃん、本当にやってないんだよね?」
奴隷クーちゃん「やってないわ! し、信じて……くれるわよね……? ねえ、クロシュなら信じてくれるわよね!?」
クロシュ「うん!」モニョッ
奴隷クーちゃん「!!」パァァァァ
妖精「私も信じるよ。クーちゃんがやってないなら、真犯人は別にいるはず。それを解き明かせばクーちゃんの濡れ衣を晴らすことができる。だから安心して。私たちは、クーちゃんを絶対に見捨てないからさ」
奴隷クーちゃん「〜〜!」ジワワ ポロポロ
クロシュ「真犯人……見つける!」モニョッ
奴隷クーちゃん「ありがと、う………お願い、します……」ポロポロポロ…
聖女「罪のない少女に濡れ衣を着せる卑劣な犯行……許せません! 私も頑張ります!」グッ
リュアン「……正直、あの貴族の人に同情はできないですけど……このままじゃ、クーちゃんって人が可哀想すぎます。私にもできることが、あるはずです……!」
メアリー「……アレは旧体制派のセイントレア貴族……。ああいう下衆を粛清できていないことがセイントレアの無能さを表しています。役立たずのセイントレアに代わり、このメアリーが必ずや真犯人を暴き立てましょう……」
奴隷クーちゃん「〜〜〜…。あ、あり…がとう……。こんなに……こんなに、私のこと……庇おうとしてくれる人がいるなんて……夢じゃないわよね……?」ポロポロポロ
フメイ「クーちゃんって何」ツンツン
奴隷クーちゃん「わひゃっ!? つ、つんつんしないで! クロシュにそっくりな顔のあなたこそ何なのよ……!?」
フメイ「フメイはフメイだけど」
クロシュ「フメイちゃんは……フメイちゃん! クーちゃんは……クーちゃん!」
奴隷クーちゃん「何の説明にもなってないじゃない!!」
☆目標が設定されました
・クーちゃんの濡れ衣を晴らせ
※定期船は船旅5日目にリテン・ヘイヴンに到着します
到着までに濡れ衣を晴らせないと目標失敗となります
◆
301 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2026/08/29(土) 23:40:34.13 ID:75dkGCK/0
―リテン・ヘイヴン定期船カロン号 船旅2日目
◇クロシュ [あかちゃんスライム]
武:竜角の大槍 盾:ラティアの大盾 飾:
武: 防:ぬののふく 飾:くすんだ不死鳥の羽根
◇フメイ [バーニングハート]
武: 盾: 飾:
武: 防:火鼠の衣 飾:
◇妖精 [世話焼き妖精]
武: 盾: 飾:
武: 防:木綿のドレス 飾:
◇リュアン [お嬢様]
武:黒曜鋼のナイフ 盾: 飾:守りのペンダント
武: 防:旅人のドレス 飾:
◇聖女 [運命変転修道女]
武:木の杖 盾: 飾:
武: 防:ロイエの修道服 飾:
◯所持アイテム
[道具] [装備品] [大事なもの]
運命賽の欠片*2 大きな巻き貝 冒険者証(ランク1)
運命賽*6 サボテンドラゴンの花 メルルの帽子
会心賽*3 魔導機関銃 暗黒優待券
反魂丹*1 旧世樹の杖 クロシュヴィア伝説
炎スライムの秘伝書 避難所のドアノブ
運命変転の魔導書 星の粉
古ドワーフ鍛冶指南書 オリシン王家の栞
日属性基礎 竜角の短剣
明石流剣術指南書 白金のペンダント
ヒヒイロカネ
ステライト鉱石
白金ステライト
◯現在の目標
・クロシュヴィアの行方を追う
◯個人目標
・世界樹の石炭 [6/8]
・武装製作経験 [6/6]
・僧侶を連れて帰る(聖女)
◯経験値
・クロシュ 近接[02/24] 魔法[05/12] 防御[05/09]
・フメイ 近接[05/06] 魔法[16/16] 防御[08/09] 炎[00/00]
・リュアン 近接[04/06] 魔法[00/12] 防御[04/06] 日[00/16]
・聖女 近接[01/06] 魔法[08/09] 防御[04/06] 運[03/??]
……………………………………………………………………………………
□リテン・ヘイヴン定期船カロン号 観光案内
上層:上等客室、展望バーラウンジ、カジノ、劇場、展望浴場、
操舵室、船長室、甲板
中層:中等客室、食堂、厨房、医務室
下層:下等客室、奴隷監置区画、貨物室、動力室
……………………………………………………………………………………
302 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2026/08/29(土) 23:41:59.00 ID:75dkGCK/0
―朝
カロン号 中等客室
妖精「事件から明けて最初の朝……。クーちゃんは第一容疑者として奴隷監置区画に拘束されている」
聖女「船がリテン・ヘイヴンに到着するまでの間にどうにかしないとまずいですね……。自由に動けるのは今日と明日と明後日の3日だけしかありません……」
リュアン「……昨日は大見得を切ってしまいましたけど……私たちだけで真犯人を解き明かすなんて可能でしょうか……?」
妖精「可能か不可能かじゃない。やるしかないんだ。そうしなきゃクーちゃんが死ぬよりも悲惨な目に遭うことになる……」
メアリー「……最悪、私のセイントレア王女という肩書を使って無理矢理どうにかするという手段もあります。あまり使いたくはない手ですが……」
妖精「……まあ、最悪の場合はちょっとその手を頼るかもしれない……。よろしくね」
フメイ「探偵!? フメイたち、探偵ってこと!?」
クロシュ「わぁ……!」
リュアン「フメイちゃん、遊びじゃないんだよ……。人も一人死んでるし……」
クロシュ「わ……ごめんなさい……」ショボン
フメイ「えー。スライムが死んだって人間は大して気にもしないのに」
リュアン「はっ……私、無意識の内に人間を特別扱いしてた……!?」
妖精「いや、まあ……人間の社会で生きている以上、その感覚は当然だし問題ないことだよ。でもフメイの気持ちもわかってあげてね。知的種族は、自分たちのことを特別視して他の種族のことを軽視しがちだから」
妖精「まあとにかく、今調べたい情報はこんな感じかなあ」カキカキ
・使われた毒について
・被害者の素性や客室について
・現場にいた人々に話を聞く(奴隷商人、酒飲み魔女、ウサ耳)
クロシュ「そうなんだ」
妖精「もちろんこれ以外にもやれることはあると思う。とにかく動いて情報を集めよう!」
◯現在の目標
・クーちゃんの濡れ衣を晴らせ
□リテン・ヘイヴン定期船カロン号 観光案内
上層:上等客室、展望バーラウンジ、カジノ、劇場、展望浴場、操舵室、船長室、甲板
中層:中等客室、食堂、厨房、医務室
下層:下等客室、奴隷監置区画、貨物室、動力室
船旅2日目。リテン・ヘイヴン定期船の中等客室に宿泊します
↓1〜3 自由安価 何をする?
※ミステリーっぽい流れですが全然ミステリーではありません。適当に動けばそれなりになんとかなります
303 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/08/29(土) 23:43:14.69 ID:REMWOPMlO
食堂で腹ごしらえしつつ情報収集
304 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/08/29(土) 23:43:27.16 ID:/p0o7jqao
現場百回聞き込み調査
305 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/08/29(土) 23:43:45.32 ID:dKtuvUUGo
使われた毒を堪能しつつ調べる
306 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2026/08/29(土) 23:50:01.70 ID:75dkGCK/0
>>293
さんと
>>305
さんが同じIDであり自由行動安価の連取りとなるため、申し訳ありませんが
>>305
は無効とさせていただきます。ご了承ください
というわけで再安価です
↓1自由安価
307 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/08/29(土) 23:53:36.79 ID:AmVM0LXk0
とりあえずカジノでしつつ聞き取り調査
308 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/08/29(土) 23:58:55.35 ID:AmVM0LXk0
>>307
少し訂正
とりあえずカジノしつつ聞き取り調査
309 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2026/08/29(土) 23:59:14.50 ID:75dkGCK/0
というわけで本日はここまで。次回はご飯を食べながら食堂調査編、現場で聞き込み編、カジノで聞き込み編です。お楽しみに
310 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/08/30(日) 00:20:00.40 ID:zIwz1X3jo
乙
やはりセイントレアは邪悪
311 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/08/30(日) 01:16:05.53 ID:3QKjbfKgO
乙
ロスチャイルドとの因縁もこの章で決着つきそうね
312 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/08/30(日) 01:21:15.55 ID:wokTxHwQo
おつ
これは…自殺ですね(迷推理)
こういう場って怪しい人が一杯だから皆犯人に見えるやつ
313 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/08/30(日) 08:18:58.38 ID:+8XXX2eso
おつです
お労しいクーちゃん何だろう……すごく輝いてる
丁寧に時間掛けて捜査しなきゃ
314 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/08/30(日) 14:17:29.57 ID:MmAV2XoA0
乙
名探偵クロシュ誕生だ。
>>302
で言ってだけど期限内に犯人を見つけられない場合は王女の力を使う事になるのかな。
315 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2026/08/30(日) 18:21:44.67 ID:cMuRgQFE0
セイントレアが他種族融和路線に舵を切ったのは数ヶ月前のことなので、内部はまだまだゴタついているのかもしれません。旧体制派の貴族らが今後の身の振り方をどうするかは今のところ闇に包まれています。そして王府は今現在、白影スライムへの対応に追われているため粛清も進んでいないようです
ロスチャイルドとの因縁……考えて見ればクロシュたちはフェルメールちゃんを離反させたりソフィアちゃんをデロデロにしたりなど、ロスチャイルド家にとって迷惑行為を繰り返していると言えるかもしれません。闇の巨大家系がクロシュたちのリテン・ヘイヴン来訪についてどのような反応を見せるかは今のところ予測不能です
見物貴族氏がどのような運命で毒死に至ったのか、今のところはっきりとした背景情報はわかっていません。クロシュたちはこれから調査によってそれを解き明かしていくこととなります。なお今のところ出会った人自体はあまりいないので、まずは人を知っていくことから始めることになるかもしれません
クーちゃんさんは調子に乗った悪徳商人モドキでしたが、捕まって奴隷となり殺人容疑をかけられている今はとてもよわよわになっています。ちょっと優しくすればコロッと縋って来てしまう危なさがあると言えるかもしれません。丁寧に捜査し、情報を集めて濡れ衣を晴らしてあげるのが良いでしょう
期間内に真犯人を見つけられなかった場合、なんらかのパワフルな手段でクーちゃんを助けざるをえないことになるかもしれません。メアリーちゃんの王族の威光をひけらかすことになるか、それ以外の手段になるかは実際にその状況になってみないとわかりません。そうならないようにするのが良いでしょう
316 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2026/08/30(日) 18:24:30.12 ID:cMuRgQFE0
―食堂
ワイワイ ガヤガヤ
妖精「賑わってるなあ。昨日の事件なんて誰も気にしてないみたいだ」
魔女帽をかぶった茶髪ウェーブロングヘアの女「そりゃあそうですよぉ〜。殺人なんてリテン・ヘイヴンじゃ日常茶飯事ですもん」ヌッ
クロシュ「わっ!」
妖精「酒くさっ! 誰!?」
魔女帽をかぶった茶髪ウェーブロングヘアの女→エインヘリアル「おおっと申し遅れちゃいましたねぇ。わたくしはエインヘリアル……見ての通り、しがない旅の魔女ですわ。お見知りおきを、緑の国の太母様」
妖精「私のこと普通に知ってるし……」
エインヘリアル「妖精の見分けが付かない凡俗とは違うのです〜」クイッ
安エール「」ピチョン…
エインヘリアル「ああ、切れちゃった……」
聖女「お節介かもしれませんが、飲み過ぎは体に毒ですよ」
エインヘリアル「修道女さんは真面目ですねぇ〜」
妖精「んで、酔っ払い魔女が私たちに何か用なの? 私たち昨日の調査で忙しいんだけど」
エインヘリアル「どうして太母様ご一行が悪徳貴族殺人事件の調査なんてしてるのかな〜って気になっちゃいましてねぇ」
クロシュ「クーちゃんの、濡れ衣……晴らす!」
聖女「はい! 私たちは濡れ衣を着せられた方の無実を証明する為に動いているのです。真実は明らかにされなければなりません」
エインヘリアル「なるほど……あの可哀想な奴隷の子を助けたいと! ネオダークヒーロー様たちは噂通りの方々なのですねえ……!」
妖精「なに、嫌味?」
エインヘリアル「とんでもない! このエインヘリアル、胸を打たれまして候……! であるならこの私も人肌脱ぎましょう!」
フメイ「手伝ってくれるの?」
エインヘリアル「………ただ、その……お酒が切れて、力が出ないのです。もしわたくしの助けが必要なら、とりあえずお酒を恵んで頂けるとですねぇ……」
妖精「そこまで言って乞食!?」
エインヘリアル「違います、取引です! 取引!」
メアリー「胸を打たれて一肌脱ぐ、という言葉は何だったのでしょうか……」
リュアン「ま、まあでも悪い人ではなさそうです。お酒くらいなら……」
クロシュ「うん!」
フメイ「お酒代、無駄になるんじゃないの?」
エインヘリアル「このエインヘリアル、お恵みを頂けたら決して無駄には致しません! だい……私が崇拝致しております神の如きお方に誓って、申し上げます!」
妖精「崇拝してる神の如きお方ってなんだかやけに迂遠な言い回しだなあ……。まあ人の信仰をとやかく言う気はないけどさ」
エインヘリアル「お仕事に関わるので具体的なお名前を挙げることはできないのです! ご容赦を!」
聖女「あ、ここの厨房は自由に使って良いそうです。食材も販売してますし、せっかくですからお酒だけと言わずお昼ごはんもご一緒にいかがでしょう?」
エインヘリアル「えっ良いんですか!?」
妖精「まあ1人分増えるくらいなら大した出費にもならないしね」
↓1〜2 追加する食材を1〜3つ選択
肉類:トリ肉、ケモノ肉、触手肉
魚介:ウミタニシ、ウミザリガニ、アンチョビ、マグロ
野菜:レタス、長寿トマト、タマネギ、ゴボウの根、マイタケ
穀物:リーリア小麦、ヤマイモ、オオキイ豆、甘もろこし
果実:どんぐり、リンゴ、ミカン、バナナ、ココナッツ、干しイチゴ
卵乳:トリの卵、オイシイミルク、クリームチーズ、北国バター
特殊:ゼラチン、甘々シロップ、岩塩、角砂糖、香辛料、星の粉
酒類:安エール、ビール、ラム酒、高級ワイン、マジカルスピリタス
※酒類が選択されなかった場合、自動的に安エールが追加されます
317 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/08/30(日) 18:26:17.52 ID:54UyxQO/O
触手肉ビール
318 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/08/30(日) 18:27:06.95 ID:GVyP2LLw0
オイシイミルク 干しイチゴ 甘々シロップ
319 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2026/08/30(日) 22:06:27.77 ID:cMuRgQFE0
こんがり触手肉「」ポン!
ビール「」ポン!
甘々イチゴミルク「」ポン!
クロシュ「わあ……!」
妖精「イチゴミルク! 美味しそう!」
フメイ「今日の献立は……フメイ!」ドン!
聖女「お手伝いは聖女とリュアンさんでした」ペコリ
リュアン「味は……ちゃんと美味しいです!」
メアリー「素晴らしいです! とても美味しそうです!」パチパチ
*
スライムクロシュ「〜〜♪」モニョモニョ モグモグ グビグビ
エインヘリアル「ビールにはシンプルな味付けの焼き肉が合いますですねぇ!」モグモグ グビグビ
フメイ「………肉とビール、合うけど……イチゴミルク……合わないかも……」モグモグ
聖女「大丈夫ですよフメイさん……この触手肉の焼き加減は完璧ですし、イチゴミルクもミルクとイチゴとシロップが見事に調和しています。合う料理と合わない料理の組み合わせを覚えていきましょう……」
妖精「どうせお腹に入っちゃうんだしそこまで気にしなくても良いんじゃないの?」モグモグ ゴクゴク
リュアン「妖精さん、料理上手ですけど食べ方はそんなにこだわらないんですね……」
妖精「美味しいに越したことはないと思うよ。でも気にしすぎても栄養は増えないんだから」
スライムクロシュ「〜〜♪」モニョモニョ モグモグ グビグビ
メアリー「……導師クロシュが食事をなさる御姿……いつ見ても素晴らしいです」
聖女「メアリーさんもわかりますか? スライムの子たちがごはんを食べる姿の良さが……!」
メアリー「はい。言うなれば、小さなデロデロの縮図です……」
☆美味しいものを食べて元気になりました
明日の終わりまで余剰満腹度を2得ます
*
320 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2026/08/30(日) 22:06:53.15 ID:cMuRgQFE0
エインヘリアル「ふぃ〜、ごちそうさまでしたぁ〜」ヒック
妖精「ん、ごちそうさまでした。それで、酒代くらいの情報は期待しても良いんだよね?」
エインヘリアル「ええ、もちろん。まずは皆さん、昨日の被害者についてどこまでご存知?」
リュアン「えっ? えっと……セイントレアの、貴族……?」
メアリー「小貴族アクトゥク家当主、ケンブツ子爵です。セイントレア平原南西に位置する小さな港町アクトゥクポートを治めています。歴史は古く、領地は小さいですが表に裏にかなりの財産を保有していると見られます」
フメイ「ほえ〜そうなんだ」
メアリー「はい。以前セイントレアにおける海外の玄関口としてどちらが相応しいかウォーターポートと争っていたのですが、ウォーターポートがロスチャイルド・インダストリーと提携して機械都市テンペスターを建設したことにより敗北したという過去があります」
エインヘリアル「詳しいですねぇ! そうです、彼は敗北貴族のケンブツ子爵……。地方貴族の一人である彼が、なぜこの船に乗ってリテン・ヘイヴンへ向かおうとしていたのか……。そこに秘密がある……! かも、しれませんねぇ……」
妖精「……えっ? 終わり?」
フメイ「ほとんどメアリーの解説だったけど」
エインヘリアル「……も、もちろん終わりではありません! 我々はケンブツ子爵について、ある情報を掴んでおります……!」
リュアン「ある情報……?」
聖女「それは……何ですか?」
エインヘリアル「こちらをご覧ください!」スッ
毒殺された貴族と短い白髪の中年男性が倉庫街で会話をしている写真「」ペラッ
リュアン「この白髪のおじさんは……?」
エインヘリアル「彼はガイスト・シュヴァルシュタイン。元々はセイントレア・メカニクスのテンペスター本社に務める工学研究者でした。しかし数ヶ月前にセイントレア・メカニクスを退職し、現在はリテン・ヘイヴンでフリーの兵器開発者をやっていることが確認されています」
妖精「兵器開発者!?」
メアリー「なるほど……地方の小貴族が、フリーの兵器開発者と何らかの取引を行っていたと……。あまりにきな臭い話ですね……。全く、セイントレア王家は何をしているのか……」
エインヘリアル「今は世界中で白影スライムの対応が急務となっているんで、セイントレア王家の責任を問うのは少し酷ですよぉ……。まあ、何か起きてからでは遅いんですけどね?」
妖精「本当に何かあってからじゃ遅い……。すぐにセイントレア王家に報告すべきことじゃないの?」
エインヘリアル「ええまあ、それはそうなのですが……私はその、ただの旅の魔女ですのでぇ……。最終的に報告する義務はないというか、それを決めるのは私じゃないというか? へへへ、つまりあっしは悪い魔女ってことでごわすねぇ」
リュアン「……でも、この取引を行っていた貴族の方は昨日毒殺されたんですよね? それって……」
エインヘリアル「はいそうです! もし何か恐ろしい取引が進んでいたのだとしたら、彼が殺されたことにより一定の遅延が発生するのは間違いありません。最悪取引そのものが無かったことになりますね。さて、真犯人の動機が見えて来たのではないでしょうか?」
妖精「……こいつらの取引を妨害して、兵器の密輸を阻止する為?」
エインヘリアル「はい、それを踏まえた上でさらに情報を集めてみると良いと思いますよぉ」グビッ
ビールジョッキ「」ピチョン…
エインヘリアル「あ、切れちゃった……。それじゃ私はそろそろお昼寝の時間なんで、お暇させていただきますわねぇ〜」スクッフラフラ…
フメイ「行っちゃった」
聖女「でも、大きな情報を掴むことができました……!」
リュアン「地方貴族の密輸……これ、もしかしてものすごく大変な事件なんじゃ……?」
メアリー「大変な事件ですね……。名探偵リュアンさん、期待しています……」
リュアン「ええ……そ、そういうのはクロシュちゃんの方が相応しいかと」
クロシュ「?」
☆被害者の情報を得ました
◇
321 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2026/08/30(日) 22:07:47.61 ID:cMuRgQFE0
―カロン号 劇場
ポールとロープで区切られた事件現場「」
人型に縁取られた白線「」
現場を捜査する船長「」ガサゴソ
現場をうろうろする船員「」ウロウロ
座って頭を抱える奴隷商人「」
リュアン「船長さんや船員さんたちが捜査を行っています……」
聖女「こういう時には、船長さん自らが指揮を取って捜査するんですね……」
フメイ「あそこで頭抱えてるの、誰だっけ」
妖精「あれは確か、クーちゃんを奴隷として扱ってる奴隷商人だよ」
メアリー「自分の奴隷が殺人事件を起こしたとなると……当然彼にも責任が及びますね……。最悪、奴隷と同等の……つまり、殺人の罪を問われることになります……」
クロシュ「……クーちゃん、悪くない」
聖女「はい。……つまり、あの人も悪くないということです」
フメイ「でも、クーを奴隷にしたのもあいつなんでしょ。なら悪いんじゃないの」
聖女「……そういう意味では、悪い人かもしれません。ですがそれは殺人の罪とは別の悪さと考えなければならないのです」
*
船長「……む? 君たちか。君たちの疑いはもう晴れているぞ」
妖精「いや、そうじゃなくて調べに来たんだよ。私たちも納得いってないから」
クロシュ「うん! クーちゃん……悪くない、とおもう!」
船長「ふむ……。しかし重要参考人とはいえ、部外者を捜査に加わらせるわけにはいかないのだ」
フメイ「えー、だめなの?」
船長「ああ。この船上では、私たち船乗りが兵士であり、刑事であり、捜査官なのだ。例え君たちが本気で捜査を望んでいるのだとしても、素人の手が入れば現場は歪んでしまう。ご理解いただきたい」
*
322 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2026/08/30(日) 22:08:37.25 ID:cMuRgQFE0
奴隷商人「くそっ、このままじゃ俺も奴隷堕ちだ……。監獄島行きなんかになったら最悪だぞ……くそっくそっ……!! なんで俺がこんな目に……!」
妖精「……おーい。ちょっといい?」
奴隷商人「うおっ!? あ、ああ……昨日の重要参考人か。はっ、もしかして自首しに来たのか!?」
妖精「そんなわけないでしょ……。私たちも昨日の事件に納得できないから、調査に来たの。断られちゃったけど」
奴隷商人「んだよ……。はあ、調査でもなんでも勝手にしてろ……。俺はもうお先真っ暗なんだ……。ああくそ、巨乳エルフを買って田舎に隠居して慎ましく幸せに暮らすっていう俺の夢が……」ブツブツ
妖精「何言ってんだこいつは……」
クロシュ「………クーちゃんのこと……わるいって、おもう……?」
奴隷商人「……あ? クーちゃんってあの黒髪ちんちくりんのことか?」
クロシュ「うん」
奴隷商人「いいや、あいつは犯人じゃねェ。嵌められたんだ。大方、俺とあいつは罪をおっかぶせても問題ねえガキ奴隷とザコ奴隷商人とでも思われたんだろうよ……。クソッふざけやがって!」
リュアン「え、えっと……どうしてクーちゃんが犯人じゃないって、思うんですか?」
奴隷商人「奴隷商人としての直感だ。奴隷を見る目だけァあんだよ俺は」
妖精「嫌な目だなあ……」
奴隷商人「真面目なこと言うと、そもそも奴隷に毒を入手する手段はないはずなんだ。奴隷監置区画から出入りする時に毎回ボディチェックはしてるし、怪しいもんを持ってりゃ当然わかる。ボディチェック用のスキャン魔法だって習得したんだぞ、俺は……! あの日あいつは怪しいもんなんて持ってなかった……!」
メアリー「……厨房を出入りしたり、この会場を行き来したりする間……常に見ていたわけではないですよね?」
奴隷商人「うぐっ……そ、それはそうなんだが……。でももしあいつが毒を盛ったってんなら、それはあいつに毒を渡した奴がいるか、あるいは手に取れる場所に都合良く毒が落ちてたってことだろ!? それは……俺の責任じゃなくないか!? そもそもあのガキに毒を毒と気付ける知識があるのか!?」
クロシュ「クーちゃん……行商だったから、けっこう、知ってるかも……」
奴隷商人「うぐぐっ……! お、おいお前たちあのガキの味方なんじゃねェのか!? さっきから逃げ道潰しばっかしやがってよ……!?」
クロシュ「ご、ごめんなさい……」
妖精「でも大事なことなんだよ。可能性を一つ一つ検証していかないと、あの子の潔白を証明することもできないでしょ?」
奴隷商人「くそっ……。おい、本気であいつの濡れ衣を晴らすってんなら協力は惜しまねェ。俺にできることがあれば言え」
クロシュ「!」
妖精「本当? じゃあせっかくだし手伝ってもらおうかな?」
奴隷商人「おう。あ、無理なもんは無理だからな。無茶言うんじゃねぇぞ……」
なんかやってもらおう
↓1〜 先取2票
1.被害者の客室に不法侵入捜査!
2.事件に使われた毒ワインの毒見!
3.クーちゃん解放!
0.自由安価(票数は内容ごと、できないことはできない)
323 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/08/30(日) 22:09:36.86 ID:Lr0zBVAH0
1
324 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/08/30(日) 22:11:12.75 ID:+8XXX2eso
2
325 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/08/30(日) 22:11:37.96 ID:qY6GwbScO
3
326 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/08/30(日) 22:12:48.20 ID:zIwz1X3jo
1
327 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2026/08/30(日) 22:19:49.33 ID:cMuRgQFE0
クロシュ「!」ピコン!
フメイ「なんかいいこと思い付いた?」
クロシュ「うん! えっと……被害者の……貴族のおじさんの、お部屋……調べてきて、ください……!」モニョッ
奴隷商人「は……!? む、無理に決まってんだろ!? 事件現場じゃないとは言え上層の高等客室だぞ!? 勝手に入ったりすりゃ本当にお尋ね者になっちまうだろうが!」
妖精「でも、このままじゃクーちゃんの有罪が確定してあなたも同罪になっちゃうよ? できることはなんでもしないと」
奴隷商人「うぐっうぐぐっ……! わかったよ、やりゃ良いんだろ!? ケッ、若い頃必死に練習した忍術でやってやんぜ……!!」
↓1コンマ
01-60 つまみ出された
61-90 こっそり透明クロシュが支援して成功した
91-00 本当に忍者だった
328 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/08/30(日) 22:27:12.27 ID:0ccdTIsGO
にんにん
329 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2026/08/30(日) 23:21:37.93 ID:cMuRgQFE0
バァン! ゴロゴロゴロッ
満身創痍の奴隷商人「ぐふっ……」バタッ
警備船乗り「アンタも重要参考人なんスから、下手にうろつかないで欲しいッス。今回は見逃してやるッス」
*
奴隷商人「」ズーン…
聖女「ま、まあまあ……元気を出してください。お咎めなしで良かったじゃありませんか……」ヨシヨシ
奴隷商人「もうだめだ……。帰りたい……」グスッ
妖精「でもこれで高等客室の警備体制とかは把握できたね。クロシュ」
クロシュ「んへへ……うん!」
リュアン「……えっ!? クロシュちゃん、まさかその為にあの人をけしかけたの……!?」
メアリー「ふふ……全て導師クロシュの計画通り、ということですね……」
フメイ「そうなの!?」
クロシュ「そうなの?」
☆高等客室の警備体制を把握しました。以後判定なしで潜入捜査できます
*
330 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2026/08/30(日) 23:24:40.11 ID:cMuRgQFE0
―カロン号 カジノルーム
ワイワイ ガヤガヤ ギャァァァァ モウダメダ
ウサ耳踊り子→リラ「ハァーイ♪ 昨日の重要参考人さんたち、遊びに来たの〜?」
リュアン「わっ……き、昨日の踊り子さん……!」
妖精「ええと……昨日のことで聞き込みに」
リラ「キミたち以上に昨日のことに詳しいコはここにいないぞっ」
リュアン「た、確かに……。私たちは昨日あの人が倒れる瞬間を間近で見てたわけですもんね……」
リラ「で〜も〜……。たった一人、例外がいる……って言ったらどうする?」ニヤニヤ
クロシュ「!」モニョッ
聖女「その例外の方は、どこに……!?」
リラ「ウフフ……わちきに勝ったら教えてしんぜようかニャ?」ニヤニヤ
フメイ「ウサギなのにニャなの?」
リラ「ウサ!」
妖精「ウサギはウサって言わないと思うんだけど……」
*
331 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2026/08/30(日) 23:26:06.13 ID:cMuRgQFE0
リラ「とゆーわけで勝負は一発! ルーレットで決めよ〜!」
クロシュ「るーれっと?」
リラ「色と数字を当てるゲームだよ〜! め〜ちゃシンプルでスライムちゃんでもすぐにできるカジノの定番だよ〜!」
クロシュ「わあ……!」
妖精「えーと……どういうルールなんだっけ?」
リラ「ここに色と数字がたくさんの枠で分けられたお皿がありますね? それでぇ、このお皿を回します! そ〜れぐるぐる〜!」
ルーレット「」クルクルクル
クロシュ「!」モニョニョ
フメイ「わ……!」
リラ「そしたらボールをぽーん!」
白いボール「」コロコロコロコロ
クロシュ「〜!」モニョニョニョ
フメイ「わわ……!」
リラ「そしたらだんだんルーレットが遅くなってってぇ……止まります!」
ルーレット「」クル…クル…
白いボール「」スポン!
リラ「ボールが入ったのは――赤の12番!!」
クロシュ「んわわ……!」モニャニャ
フメイ「わわ……!」
リラ「つまりこれはボールがどこに落っこちるのかを当てるゲームってことで〜す!」
クロシュ「んわわ〜!!」モニャニャニャ
フメイ「わわ〜!!」
妖精「……あなたたち雰囲気ではしゃいでない?」
リュアン「で、でもこれって難しすぎませんか!? 数字が0から36ということは……当たる確率は37分の1ってことですよね!?」
リラ「大丈夫! 色だけとか偶数奇数だけの予想でもおっけ〜なんだよ〜」
リュアン「な、なるほど……それなら約2分の1ですね……」
リラ「他にも賭け方はいろいろあるんだけど、初めてならシンプルにいこっ! クロシュちゃんは黒と赤のどっちにする!?」
クロシュ「!」モニョッ
クロシュ(わたしか……ブラッドちゃん!)
クロシュ(どうしよう)
聖女「……」
聖女(……赤か黒くらいなら……意外と変えられるかも……)
聖女(でも、運命を変えるのはズルですよね……)
聖女(どうしよう……)
↓1選択
黒 or 赤
↓2選択
1.運命を変える
2.運命を変えない
※どちらを選んでも運命賽は消費しません
↓2コンマ
偶数 黒
奇数 赤
332 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/08/30(日) 23:30:21.30 ID:zvLFvyvhO
黒
333 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/08/30(日) 23:35:11.72 ID:8NNoW07MO
2
334 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/08/30(日) 23:36:11.68 ID:sp5FN9J4O
あ
335 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2026/08/31(月) 00:55:24.38 ID:eMd0ccxF0
聖女(いえ、やっぱりやめておきましょう。取り返しのつかない事象ならともかく、こういった遊戯でズルをするのは良くないです!)
クロシュ「じゃあ……わたしの色……黒!」
リラ「じゃあウサは赤にするウサ〜!」ポン!
ルーレット「」クルクルクル
白いボール「」コロコロコロ
フメイ「わわわ……!」
リュアン「ど、どうなるのでしょうか……!」
メアリー「運命よ……導師クロシュに味方を……!」
ルーレット「」クル…クル…
白いボール「」コロ…コロ…
妖精「ど、どうなる……!?」
聖女「ドキドキします……!!」
ルーレット「」クル…
白いボール「」スポン!
黒「」ポン!
クロシュ「!」
聖女「……!」
フメイ「んわわ〜!」キャッキャ
リュアン「わああ! 黒です、黒!」キャッキャ
妖精「ふ〜……。2分の1に当たったくらいではしゃぎすぎでしょ、みんな」
メアリー「ふふ……妖精さんも、ぎゅっと拳を握って見守っていたではありませんか……」
聖女(……もし変えていたら、素直に喜べなかったかもしれません)
聖女(ふふ……変えなくて良かったです、運命)
リラ「わわ〜負けちゃった〜! それじゃ約束通り知ってることを洗いざらい話しちゃいます!」
リュアン「えっ? 知ってる人のことを教えてくれるって――」
リラ「わちきのことウサニャ!」
妖精「なんかそんなような気はしていた」
☆リラとの勝負に勝ちました
*
336 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2026/08/31(月) 00:57:08.30 ID:eMd0ccxF0
リラ「ほんで……昨日のことだったかニャ?」
妖精「そうだよ、しっかりしてよ」
リラ「ああそうだそうだ、昨日のことだね! ワタクシ、劇場でポールダンシングをさせていただいておりましたのですわ!」
妖精「……」
リュアン「これは……だめかもしれないですね……」
リラ「ああ、冗談です冗談! 真面目に話しますウサ!」
メアリー「……そもそもリラさんは何を知っているんですか?」
リラ「ワインに毒を仕込んだトリックをですわ!」
妖精「ええっ!?」
リュアン「どういうことです!?」
リラ「ワタクシ、ステージの上で踊りながら見ていたのですわ。あのワイン……あの奴隷ちゃんが注ぐまで未開封でしたの!」
妖精「いやいや……未開封なのに毒なんて仕込めるわけ……」
リラ「ええ。そんなことできるはずがない――ですから捜査をしている船乗りの方々は、開封済みだったと思い込んでしまったのですわ。ですが……あの高級ワインは未開封でしたの! 昨日の注文記録を調べればすぐにおわかりいただけますことよ? あらら、こんなところにその注文記録が!」
注文記録「」ペラッ
妖精「……この記録によると……昨日の高級ワインの注文は1件だけ……あの貴族の名前しかない! この注文記録本物なの!?」
リラ「ロスチャイルド商会のハンコが押してありますわねぇ……」
メアリー「……ロスチャイルド商会の印鑑は、偽造が極めて難しい最高精度の魔紋鋳造技術が使われています……。これは……本物です……。なぜこの踊り子さんがそれを持っているのかはわかりませんが……」
リラ「イェア〜♪」
妖精「ば、馬鹿な……! それじゃあ……毒を仕込めたのはクーだけだったってことになっちゃうじゃない……!!」
リラ「チッチッチ……それは早とちりが過ぎるってもんでっせ嬢ちゃん。あっしが最初に言ったことをお忘れかい?」
クロシュ「ワインに、毒を仕込んだ……トリック!」
妖精「ええっ……!? 未開封のワインに毒を仕込んだとでも言うの!?」
リラ「せや。どやったと思う?」
クロシュ「……空間魔法?」
リラ「惜しい! 正解は――マジカルサイコキネシス!! 超能力です!!」デデン!!!
妖精「…………は?」
リラ「あ、何言ってんだこいつって顔」
妖精「……いやまあ、空間魔法なら確かに未開封のワインボトルの中に毒を転移させることも不可能じゃないとは思う。でもそんなことをすれば間違いなく魔法の痕跡が残る。船上捜査のプロである船乗りたちがそんな証拠をみすみす見逃すとは……」
リラ「だ〜か〜ら〜、魔法じゃなくて超能力!! 痕跡なんて残らないのよ〜ん!」
妖精「………頭が痛くなってきた」
リラ「も〜頭が固いよ妖精ちゃ〜ん。超能力っていうのはねェ……例えばこんなやつだ!」
指パッチン「」パチン!
妖精「……ん!? あれ、リラはどこに――」
背後から妖精の体を掴んでモミモミするリラ「ここだよ〜ん」バッ
妖精「んわわわわ〜〜〜〜〜!?!!?!??」ジタバタ
*
337 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2026/08/31(月) 00:58:35.11 ID:eMd0ccxF0
妖精「……け、気配も魔力の移動も何も感じなかった……。ほ、本当に……超能力……!?」
リラ「おわかり頂けたかしらァん?」
妖精「………ま、まあわかった……。でも、もし犯人がそんな無法な力を使ったんだとしたら……捕まえようがなくない?」
リラ「そうウサねえ」
妖精「っていうか……あなたが犯人じゃないの!? トリックも知ってる、超能力も使える……容疑しかない!!」
リラ「バレちゃった♡」
リュアン「えっ……!? じゃあ……犯人なんですか……!?」
リラ「フフ……あーしが犯人だとしてぇ、キミたちにあーしが犯人だって立証できるかな?」
聖女「! なるほど……超能力の完全犯罪性をわかっていたから……あっさりバラしたのですか……!」
リラ「あ、そうなるのかニャ? ごめん、ノリでバラしたわ」
聖女「ええ……」
リラ「でもあの奴隷ちゃんにはちょっと悪いことしちゃったウサねぇ……。リラ反省反省〜」
妖精「こいつと話すの疲れてきた……」
メアリー「我慢しましょう……。真犯人のようですから……」
リラ「でも素直に捕まっちゃうってのもつまんないな〜。あーしの目的とかぁ、被害者の裏取引の証拠とかぁ、その辺しっかり抑えてきたら自首してあげても良い系〜」
リュアン「ええと……つまり、捜査を続けろということですか?」
リラ「イグザクトリー! あ、イグザクトリーってインダストリーと似てない?」
妖精「わかった。あなたが納得する証拠とかをいろいろ抑えて来たら自首してくれるってことで……良いんだね?」
リラ「そうかも!」
妖精「いや、そこは断定して欲しいんだけど……。ていうかむしろ、あなたは捕まっても良いの?」
リラ「ウサを捕まえておける檻ってあるニャ?」
妖精「そ、そういうことね……。わかった……」
☆真犯人を特定しました
証拠を集めることで、真犯人に自首させることができます
◇
338 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2026/08/31(月) 01:00:25.97 ID:eMd0ccxF0
本日はここまで。次回は船旅3日目編となります。お楽しみに
339 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/08/31(月) 01:14:54.73 ID:LbAxOLxwo
真犯人が先に分かるという変化球
340 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/08/31(月) 02:16:18.65 ID:p6HCX+odo
おつ
うーん…例え証明出来てもスッキリしないというか…事件らしい緊張感が無い犯人だぜ…
341 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/08/31(月) 06:39:39.70 ID:u6weuPMU0
乙です
聖女が運命を変えてたらリラの超能力でバレてたのかな
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