【安価・コンマ】力と魔法の支配する世界で【ファンタジー】Part9

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503 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/09/26(土) 18:24:00.58 ID:AruTk3bPo
3
504 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2026/09/26(土) 19:46:13.24 ID:I5hEW8Ax0
スライムクロシュ「〜〜」モニョモニョ

フメイ「クロシュが、食べてもいいかって」

エインヘリアル「えっ? それは構いませんが……」

スライムクロシュ「〜〜!」モニョニョ

 バックン!
 モニョモニョ…モグモグ…

↓1コンマ(吸収効率+10)
01-60 分解した
61-90 ポイズンスライム
91-00 パラサイトスライム
505 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/09/26(土) 19:47:53.43 ID:6E6nFweXo
ぱらさいと
506 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2026/09/26(土) 20:20:22.41 ID:I5hEW8Ax0
 ・美味しく食べて分解しました


エインヘリアル「……蜘蛛のリーダー格も倒したことですし、ひとまず依頼は完遂ですねぇ……。さて……」


倒れた幼女「」

聖女「……脈拍が……弱いです。この子は、もう……」

リュアン「そんな……。助けられたないんですか……?」

スライムクロシュ「……」モニョッ


スライムクロシュ(……妖精さん。不死鳥の火で……助けて、あげた方が……いい……?)

妖精(……。不死鳥の火なら、体の傷を癒やすことはできると思う。でも……蜘蛛に操られていた時の記憶とかがどうなるかはわからない。最悪……体だけ治っても、心は壊れてしまっているかも……)

スライムクロシュ(……)


メアリー「導師クロシュ! もしや……この少女に、デロデロの救いを……!?」

フメイ「……もし、不死鳥の火を使うなら……フメイも、手伝う」

スライムクロシュ「……」


↓1〜 先取3票
1.不死鳥の火で治療する
2.デロデロにする
0.自由安価(票数は内容ごと、できないことはできない)
507 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/09/26(土) 20:22:22.27 ID:5OvYB5AmO
1
508 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/09/26(土) 20:31:57.81 ID:jibOVUKqO
1
509 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/09/26(土) 20:40:38.02 ID:6E6nFweXo
1
510 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2026/09/26(土) 23:02:20.65 ID:I5hEW8Ax0
 モニョモニョモニョ…ポン!

ニワトリクロシュ「コッコッコ……」トコトコ

 不死の残火「」メラメラ

ニワトリクロシュ「」ツンツン

倒れた幼女「」

 幼女を包む不死の残火「」メラメラ

フメイ「フメイも……あっためてあげる」チリリ

 メラメラメラ…ポン!

治療された幼女「すう、すう……」zzz


聖女「呼吸、脈拍が……安定しています!」

リュアン「すごい……これが、不死の火……」

 デロデロ…

スライムクロシュ「」デロロ…

妖精「お疲れさま、クロシュ、フメイ」

フメイ「ん」


エインヘリアル「……お見事です。流石はクロシュさん。大魔女様が一目置くほどのお方ですね……」

妖精「ん? 大魔女?」

エインヘリアル「ああ、いえ、こっちの話です……。生存者の救助にも成功したとなれば、報酬にボーナスも入るかもしれません。ギルドに戻って報告を――」



薄灰色スライム「……」モニョ
511 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2026/09/26(土) 23:03:11.97 ID:I5hEW8Ax0
スライムクロシュ「!」モニョッ

フメイ「!」

リュアン「薄灰色の……スライムさん? あ、もしかして……」


薄灰色スライム『……ねえ。いまの……なに、したの……?』モニョモニョ

スライムクロシュ『えっと……大魔女さまの……不死鳥の火で……体、治してあげたの……』モニョモニョ

薄灰色スライム『そうなんだ……』

スライムクロシュ『うん』

薄灰色スライム『……ねえ。さっき……カリスのまほう……つかった……?』

スライムクロシュ『!』モニョッ

フメイ「カリスを知ってるの!?」

薄灰色スライム『……うん。わたし……カリスの、スライムだもん……』

スライムクロシュ『……つかった! わたしも……えっと、カリスに……造られた、スライム……!』

フメイ「フメイも! あなた……名前、なんていうの? あ、フメイはフメイで、こっちはクロシュ」

薄灰色スライム→ホロウ『……わたし……ホロウ……。カリスが……くれた、名前……』

スライムクロシュ『そうなんだ……! よろしくね、ホロウちゃん』

フメイ「よろしく、ホロウ」

ホロウ『……えと、うん。よろしく……クロシュ、フメイ……。それで……えと……』


『ホロウに近づかないで!!』モニャニャッ!!


スライムクロシュ『んわっ!?』モニャッ

フメイ「な、なに!?」


黒呪紋スライム『〜〜!!』モニャニャ プンスコ
512 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2026/09/26(土) 23:06:15.28 ID:I5hEW8Ax0

ホロウ『あ……ロヴィア……』

黒呪紋スライム→ロヴィア『ホロウ、こいつらから離れて……! こいつら、カリスの……とにかく危険な感じがする!!』

ホロウ『そうなの……?』

ロヴィア『そうなの!』


フメイ「むむっ……! お前こそ、何なの! いきなり出てきて、どうしてフメイたちを悪者にするの!」

ロヴィア『……私も、カリスの実験体。あなたたちみたいな優れた個体と違って……すぐに見捨てられてゴミ箱行きになったけどね』

スライムクロシュ『!?』モニャッ

ロヴィア『それに、他にもあなたたちのこと知ってるよ。デロデロ提唱者であるにも関わらず、クロシュヴィアの邪魔ばっかりして世界の救済を拒むわからず屋のトンチンカンスライムだって!!』

スライムクロシュ『〜〜!?』モニャニャ

フメイ「むむむ〜!!」

ロヴィア『ホロウ、こんな奴らの言うことなんか聞いちゃだめ! きっとホロウをひどい目に遭わせる気だよ!! 救済の邪魔をするってことは、みんなにもっと苦しんで欲しいって思ってる狂った奴らだもん!!』

ホロウ『そうなの……?』

ロヴィア『そうなの!! 事態が事態だから、今日は無理矢理連れてくからね!!!』モニョニョッ

 モニョモニョモニョ…サラサラサラ――

風ロヴィア『〜〜』サラサラ

宙に浮くホロウ『んわわ……ど、どうなってるの……?』フワフワ


スライムクロシュ『!!』モニョッ

妖精「これは……風との同化だ!!」


 ヒュオオオオオオ――

風に運ばれていくホロウ『んわわ〜………』ヒュオオオオオ――…


フメイ「い、行っちゃった……」

スライムクロシュ「〜〜…」モニャニャ

リュアン「え、えっと……突然のことすぎて……どう考えたら良いのかな……」

聖女「……ロヴィアさん……クロシュさんたちのことは悪く言っていましたが、ホロウさんのことは本気で案じている様子でした。ひとまず、お金目的の冒険者や資産家の方に捕まるよりは良かった……と前向きに考えるのが良いかもしれません……」

メアリー「……」

妖精「メアリー……もしかして知ってるの?」

メアリー「……話には聞いたことがあります。新人信徒でありながら、誰よりも導師クロシュヴィアを崇拝しデロデロを願う敬虔なスライム、ロヴィア・ビターエンド……。まさか、まだデロデロ化せず活動を続けていたとは……」

リュアン「ビターエンド……!? それって……クロシュヴィア様の、以前の名前ですよね……!?」

メアリー「はい……。導師クロシュヴィアの株分けから派生した遠い子孫なのか、あるいは伝説スライムにあやかってただそう名乗っているだけなのかは、私にはわかりません……。何分、私自身も彼女と実際に出会ったのは今回が初めてですので……。できれば、彼女とは落ち着ける場所でゆっくりお話してみたいところですが……」

妖精「うーん……あの様子じゃ難しそうだ。下手するとメアリーのことも、クロシュ側に付いた裏切り者と思ってるかも」

メアリー「それは……困ります……」


聖女「とりあえず、地上に戻ってこの少女を治療院に送り、ギルドに報告しに行きましょう」

スライムクロシュ「〜〜」モニョ

 ☆虚属性スライムのホロウと知り合いました

 ☆黒呪紋スライムのロヴィアと知り合いました

 ☆ホロウはロヴィアに連れ去られてしまいました

 ☆〈デロデロ教リテン・ヘイヴン支部〉が観光案内に追加されました

 ☆依頼達成+少女の救出により、100万+20万リテコインの報酬を得ました

 ◇
513 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2026/09/26(土) 23:07:53.47 ID:I5hEW8Ax0
―リテン・ヘイヴン 治療院

目を開けたままベッドに横たわる幼女「……」ボー


聖女「あの……彼女の容態は……」

医者「健康状態は良好だ。しかし――」


小さな蜘蛛「」カサカサカサ


幼女「あ、ひ……ああああああああ!!!!!!」ガクガクガク


スライムクロシュ「〜〜〜〜!!?」モニャニャニャ

フメイ「んわわわわ〜〜!!?」

医者「ああっ、しまった! 眠りなさい!」ポウ――

 睡眠魔法「」ポワワ

眠る幼女「……」zzz

医者「ふう。見ての通り……精神的にはかなり厳しい状況と言わざるを得ない」

リュアン「そ、そんな……」

メアリー「……」

医者「……しかしケイオスパイダーに寄生されていたという話は本当なのかね?」

妖精「うん。まあ、その、回復魔法が得意な人がいてさ。体の傷は治してもらったんだよ」

医者「神経中枢まで侵し、背中を食い破って蜘蛛脚を出すケイオスパイダーの寄生を、ここまで綺麗に完璧に治してしまうほどの腕となると……奇跡的な神業としか思えないが……まあ、たまにはそういう冒険者もいるか」

妖精「う、うん。いるいる」

医者「もし良かったら、時間のある時にこの少女のお見舞いに来てくれ。今現在身元がわかっていないから一応冒険者ギルドの預かりということになっているが、実際にお見舞いに来てくれる人がいると症状の改善に繋がる可能性があるんだ」

スライムクロシュ「!」モニョッ

聖女「はい、わかりました。私たちで良ければ、お見舞いに来ましょう」

 ☆救出した幼女が治療院に入院することになりました
  お見舞いをすることができます

 *

―隣の病室

入院しているドーベルマン顔のコボルド「……騒がしいな。新しい入院患者か?」

看護師「他の患者さんのことはお話できない決まりなんです」

ドーベルマン顔のコボルド「そりゃそうか。ところで俺はいつ退院できるんだ? もう動けるし早く復職したいんだが」

看護師「冒険者はもう無理ですよ。体中ボロボロだって何度も先生から説明を受けてるでしょう」

ドーベルマン顔のコボルド「死ぬまでは働けるだろ」

看護師「すぐ死にますよ」

 ◆
514 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2026/09/26(土) 23:08:50.31 ID:I5hEW8Ax0
―冥土の館

レーティア「おかえりなさいませ、お嬢様方」ペコリ


妖精「えっレーティア!?」

聖女「レーティアさん!?」

スライムクロシュ「〜〜!」モニョモニョ

レーティア「はい、お話は既に伺っています。この宿は私の経営ですから、安心してご利用くださいね」

フメイ「誰だっけ?」

リュアン「え、えっと……確か、ミュージアのすごく偉い人ですよね? 一体どういう……?」

レーティア「私、こう見えてもロスチャイルドなんですよ」

 *

クーちゃん「えええええ!!?!? レーティア・ロスチャイルドと知り合いだったの!?」

奴隷商人「まままま、マジか!? それじゃあお願いしますッ、俺たちにお金を貸して頂けると……!!」ペコペコ

レーティア「あはは……今現金化できるお金はないんです。力になれなくてすみません」

奴隷商人「そ、そうっすか……」

レーティア「でも金策のことやこの街のことなら多少の知識があるから、知恵は貸してあげられるかもしれません。直接的な支援は難しいですが、情報やその辺のことなら是非頼ってください」

クーちゃん「ロスチャイルドの良心とも言われるレーティア氏が味方をしてくれるならこれほど心強いこともないわ!! この戦い私たちの勝利よ!!」キャッキャ

奴隷商人「ああ……俺たちの勝ちだ!」キャッキャ

 ワイワイ キャッキャ


妖精「全く、あいつら一番の当事者の癖にもう勝った気になってて」

レーティア「はは、落ち込んでいるよりはずっと良いじゃないですか」

妖精「……ねえ、本当に200万なんて大金いいの?」

レーティア「むしろ200万しかお出しできないことを歯がゆく思っているところです。遠慮せずお受け取りください」

妖精「わかった。そこまで言うなら……」

レーティア「先ほども言いましたが、私は腐ってもロスチャイルドなのでいろいろと顔が効きます。何かあれば是非呼んでくださいね」

妖精「う、うん。何か思い付いたら呼ぶよ」

 ☆レーティアの協力を得られるようになりました
  リテン・ヘイヴンの情報を手に入れやすくなります
  また、特定の人物や組織との交渉などで大きな有利を得られます

 *
515 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2026/09/26(土) 23:09:24.76 ID:I5hEW8Ax0
―冥土の館 客室

考えるメアリー「……」

クロシュ「メアリーさん……考えごと……?」

メアリー「導師クロシュ……。本日の……救出した、少女について……。考えておりました」

クロシュ「!」

メアリー「……導師クロシュの判断を非難する意図はないことを、先に申し上げておきます。その上で……改めて問いたいのですが……。導師クロシュは、彼女がこれから先、正気や幸福を取り戻せるとお考えですか……?」

クロシュ「……」

メアリー「……私には……わかりません……。ただ……もし、ロヴィア・ビターエンドがあの一部始終を見ていたとしたら……。彼女は、あそこでデロデロを選ばなかった導師クロシュを見て……失望を、深めたのかもしれない……と、少し思ってしまったのです……」

クロシュ「……」モニャニャ…

メアリー「あ、もちろん私はそのようなことはございません……! 導師クロシュなら……いつか必ず、真の正しい世界に辿り着いてくれると信じておりますゆえ……」

クロシュ「う、うん……」

メアリー「……申し訳ございません。一介の信徒風情が、差し出がましい口を聞いてしまいました」

クロシュ「んーん……。えと……じゃあ……デロデロごっこ……は、危ないから……モニョモニョごっこ……してみる……?」

メアリー「はい」

 デロデロ…ポン!

スライムクロシュ「〜〜♪」モニョモニョ

 モニョモニョ…モニョモニョモニョモニョ…

メアリー(……デロデロごっこと違って……溶けていくような心地はありません……)

メアリー(ですが……これはこれで……善きものです……)

メアリー(………フェルメールが知れば……嫉妬で呪い殺されてしまうかもしれませんね……)

 ☆メアリーとモニョモニョごっこをしました

 ◆

↓1コンマ 聖女たちの内職
01-40  2万リテコイン
41-70  5万リテコイン
71-90 15万リテコイン
91-00 40万リテコイン

↓2コンマ ヴィルトの仕送り
01-40  60万リテコイン
41-70  80万リテコイン
71-90 100万リテコイン
91-00 120万リテコイン
516 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/09/26(土) 23:10:25.79 ID:YaFiG44dO
あ
517 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/09/26(土) 23:13:42.90 ID:bOEz5wo+0
あ
518 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2026/09/26(土) 23:43:26.14 ID:I5hEW8Ax0
 ☆聖女たちの内職により15万リテコインの収入を得ました
 ☆ヴィルトから100万リテコインが送られてきました

―リテン・ヘイヴン 滞在4日目

◇クロシュ [あかちゃんスライム]
武:竜角の大槍    盾:ラティアの大盾  飾:
武:         防:ぬののふく    飾:くすんだ不死鳥の羽根

◇フメイ  [バーニングハート]
武:         盾:         飾:
武:         防:火鼠の衣     飾:

◇妖精   [世話焼き妖精]
武:         盾:         飾:
武:         防:妖蝶のドレス   飾:

◇リュアン [お嬢様]
武:黒曜鋼のナイフ  盾:         飾:守りのペンダント
武:         防:旅人のドレス   飾:

◇聖女   [運命変転修道女]
武:木の杖      盾:         飾:
武:         防:ロイエの修道服  飾:

◯所持アイテム
[道具]        [装備品]       [大事なもの]
運命賽の欠片*2    大きな巻き貝      冒険者証(ランク1)
運命賽*6       サボテンドラゴンの花  メルルの帽子
会心賽*3       魔導機関銃       暗黒優待券
反魂丹*1       旧世樹の杖       クロシュヴィア伝説
炎スライムの秘伝書               避難所のドアノブ
運命変転の魔導書                星の粉
古ドワーフ鍛冶指南書              オリシン王家の栞
日属性基礎                   竜角の短剣
明石流剣術指南書                白金のペンダント
ヒヒイロカネ
ステライト鉱石
白金ステライト

◯現在の目標
・クロシュヴィアの行方を追う

◯個人目標
・世界樹の石炭 [6/8]
・武装製作経験 [6/6]
・僧侶を連れて帰る(聖女)

◯経験値
・クロシュ 近接[02/24] 魔法[05/12] 防御[05/09]
・フメイ  近接[05/06] 魔法[16/16] 防御[08/09] 炎[00/00]
・リュアン 近接[04/06] 魔法[00/12] 防御[04/06] 日[00/16]
・聖女   近接[01/06] 魔法[08/09] 防御[04/06] 運[03/??]
……………………………………………………………………………………
□リテン・ヘイヴン観光案内
一般街:宿屋、高級ホテル、市場、酒場、劇場、カジノ、浴場、娼館、
    治療院、冒険者ギルド、他
暗黒街:闇市、闇酒場、裏カジノ、裏娼館、地下闘技場、路地裏、
    マフィン本部、ロスチャイルドタワー、デロデロ支部、他
 港湾:宿屋、食事処、農場、市場、魚河岸、倉庫街、港、灯台、他
監獄島:未探索
……………………………………………………………………………………
□会える人
同行者:メアリー、クーちゃん、奴隷商人、レーティア
その他:ヴィルト、エインヘリアル、リラ、デガ、セーレフェリア、
    ホロウ、ロヴィア、
……………………………………………………………………………………
519 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2026/09/26(土) 23:45:04.98 ID:I5hEW8Ax0
―朝
 冥土の館 客室

聖女「皆さん!!」バッ

寝ぼけリュアン「……?」ポケー

妖精「ど、どうしたのこんな朝から血相変えて……」

聖女「これを見てください!!」ババッ

 封筒にぎっしり詰まった札束「」ドン!

フメイ「おー……」

クーちゃん「ああ……良いわね、この厚み……。素敵……」

メアリー「……ええと、そのお金はどこから……?」

聖女「私たち宛に送られて来たものだそうです。差出人は……ヴィルトさんです!」

スライムクロシュ「!」モニョッ

フメイ「おー……!」

妖精「本当……!?」

リュアン「え……ヴィルトさんが……!?」グシグシ

クーちゃん「……な、なんかやっぱりモヤモヤするわね。でもありがたく受け取っておきましょう……!」

メアリー「……一体、何者なのでしょうか。あの人……」

 *

クーちゃん「何にせよこれで集まったお金は474万リテコインになったわ……! 4日目にしてもう半分近く……!! もう勝ったも同然よ!! 祝杯の準備をしなきゃ!!」ウキウキ

妖精「気が早すぎるでしょ……。でもここに来て一気にたくさんの収入が得られて良かった。昨日まではかなり厳しい感じだったけど、これならなんとかなりそうな気がしてきたよ」

聖女「もし余裕があれば、ホロウさんとロヴィアさんのことや、あの子のお見舞いについて気にかけてあげたりするのも良いかもしれないですね」

クロシュ「うん!」


◯冒険者ギルドで仕事を探す
 利点:比較的安全。失敗時のリスクも低い
 欠点:高額な依頼を見つけるのが難しい

◯マフィアの仕事を請ける
 利点:高額報酬を期待できる
 欠点:犯罪や抗争に巻き込まれるリスクがある
 特記:支払い期限延長の交渉もできる

◯闘技場に参戦する
 利点:上位まで上がれば高額報酬を期待できる
 欠点:下位ランクは報酬が安い
 特記:現在のランクは〈中位〉
    見込み報酬は10万リテコイン
    偉い人の口添えがあれば階級をすっ飛ばせるかも

◯監獄島で一攫千金
 利点:自力で凪鉄を掘り当てれば一攫千金を狙える
 欠点:既知の鉱脈は既に有力者らが独占している
 特記:全員で行くなら10万リテコイン必要
    クロシュ一人で行くならタダ
    偉い人のパワーがあればタダで船に乗れるかも

◯ホロウとロヴィアの行方
 虚属性スライムのホロウを下水道の深部で発見したが、
 デロデロ信徒のロヴィア・ビターエンドに連れ去られた。
 放っておいても害はなさそうだが、動向を追うべきか?

◯魔蜘蛛から救出した幼女
 不死鳥の炎で身体的には回復したが、心に重大な傷を負っており、
 日常生活はおろかベッドから起き上がることも難しい状況。
 お見舞いに行ったり、身元を探してあげたりすると良いかも。


●現在の目標
・クーちゃんの違約金を支払う [474/1000万]

リテン・ヘイヴン滞在4日目。滞在10日目が弁済期限です
↓1〜5 自由安価 何をする?
520 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/09/26(土) 23:45:23.76 ID:670E6oHzO
幼女のお見舞いをしに治療院に行ったら何故か看護師姿のリラがいて、一緒に幼女のお話相手や遊び相手をする事に
521 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/09/26(土) 23:45:39.95 ID:AruTk3bPo
クロシュ単体で監獄島に渡って凪鉄採掘の調査を
522 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/09/26(土) 23:45:50.76 ID:RMuC5D3mO
レーティアにソフィアでろでろにしてしまったことを謝りつつ、始祖様からお金貰えないかまたは目をつけられてないか好感度チェック
523 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/09/26(土) 23:46:01.11 ID:Y6xnTf0r0
闘技場に参加しつつ参加者と交流
524 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/09/26(土) 23:47:37.31 ID:6E6nFweXo
デロデロ支部でデロデロに思いを馳せてみる
525 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2026/09/26(土) 23:53:07.96 ID:I5hEW8Ax0
というわけで本日はここまで。次回は滞在4日目編です。お楽しみに
526 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/09/26(土) 23:55:01.59 ID:RMuC5D3mO
乙
なんかもう一攫千金狙わなくても1000万集まりそうな勢い
527 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/09/26(土) 23:59:42.86 ID:6E6nFweXo
乙
1000万問題以外にも解決しなきゃいけない問題がぬるりとやってきているね
528 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/09/27(日) 01:39:42.52 ID:eZFDDZEMo
おつ
しまったレーティアさんに頼んで船を用意してもらえばよかったか…
529 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/09/27(日) 05:31:34.68 ID:LrXagxeHo
おつです
ロヴィアちゃん、クロシュも最初失敗扱いだったんだよ…
530 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/09/27(日) 15:38:23.57 ID:KZVaLBrQO
お金集めは前半戦っぽいよね
531 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2026/09/27(日) 17:05:56.32 ID:IWbd+gEw0
一攫千金を狙わなくても、このペースで収入を得られれば簡単に1000万集まるかも知れません。しかしながら一攫千金に成功すれば一気に返済できる可能性も健在です。余裕をもって取り組んでいくのが良いでしょう

実のところクーちゃんの違約金以外にもいろいろな問題が発生しつつあるかもしれません。それらについてどのように調査し、対処していくかはクロシュたちの裁量次第と言えます。より良い運命を手繰り寄せることができると良いでしょう

レーティアさんに頼めば、タダで船に乗れる可能性もあったかもしれません。しかし今回のクロシュ氏はトカゲの姿で海を渡りたい気分だったらしく、トカゲの姿で海を渡ることになりそうです。なおクロシュ氏はカナヅチスライムなので、足をすべらせるとひどいことになります

ロヴィアちゃんはクロシュさんの詳しい事情を知らないため、クロシュのことを初めから優秀な個体だったと勘違いしている可能性があります。実際現時点ではカリスに傑作と認められる程度には優秀になったのが事態をややこしくしているかもしれません

お金集めが完了しても、さらなる問題が発生したり巻き込まれたりすれば、リテン・ヘイヴン編完!とはならず後半戦に突入する恐れはあります。緊張感をもって注視していくのが良いでしょう
532 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2026/09/27(日) 17:07:10.21 ID:IWbd+gEw0
―冥土の館

クロシュ「……そういえば……レーティアさん……」

レーティア「はい、なんでしょうか?」

クロシュ「えと……ソフィアさんの、こと……」

レーティア「ソフィア……!? ソフィアのことを何かご存知で……!?」

妖精「あー……えっとね。ソフィアとは……大山脈で会ったんだ。その時のこと……話すよ」

 カクカクシカジカ――

 *

クロシュ「ごめんなさい……」ペコリ

レーティア「いえ、謝る必要は全くありません。それは……ソフィア自身の行動が招いた結果です」

妖精「そう言ってもらえると助かるよ。でも……もしかしてこのこと、ロスチャイルドにはまだ伝わってない?」

レーティア「どうでしょう……。私は半家出の身ですから、ロスチャイルドが既にそれを把握しているかどうかはわかりません。ただ……状況を見る限りでは、まだ伝わっていない可能性が高いかと」

妖精「……やっぱり、知られたら刺客とかが差し向けられたり?」

レーティア「恐らくは。フェルメールの件と異なり、デロデロ化……不可逆的な喪失が実際に発生しているわけです。加えて言えば、ソフィアはロスチャイルドに多大な貢献をしてきた上、今後も大きな成果を挙げることが見込まれていた有望株でした。損失……人の死をそのように換算するのは忌むべきことですが……CEOはロスチャイルドが被った損失を計算し、それに見合った代償を下手人に払わせようとするでしょう」

クロシュ「〜〜…!」モニャニャ

妖精「げげげ……。絶対に知られないようにしなきゃ……」

レーティア「ただ……CEOに家族愛はないので、もし知られたとしてもあなた方がソフィア喪失を上回る価値を示すことができれば、あっさり引いてくれる可能性はあります」

妖精「そうなんだ……。いやそれはそれでどうなの……」

レーティア「現ロスチャイルドのトップですから……」

妖精「なるほどね……」

レーティア「とはいえ知られないに越したことはありません。このことは、今後誰にも絶対に口外しないようにしてください」

妖精「も、もちろん」

クロシュ「……えっと……ローゼスフィアちゃんは……?」

レーティア「ローゼスフィア様は今現在のロスチャイルド家の運行にはほとんど関わっていないので、もしこのことを知ったとしても何らかの行動を取る可能性は低いかと。ほとんどプライベートラボから出てくることもなく、俗世との関わりが薄いのです」

クロシュ「そうなんだ……」

妖精「確かロスチャイルドを最初に名乗った始祖なんだっけ。今のロスチャイルドの現状には興味ないの?」

レーティア「……いえ、全くそのようなわけでもないと思うのですが……。昨日は珍しく私を呼び出して、ミュージアのことやデロデロのこと、世界めくれのことや白影スライムのことなど、たくさんのご質問をなされました。もしかしたら、ロスチャイルドを家出した私が、外の世界で見聞きしてきた様々なことを知りたかったのかもしれません」

妖精「なるほど……。外の世界のことを知ろうとする気持ちはちゃんとあるんだね……」

レーティア「はい。特に、クロシュちゃんの描いたデロデロの絵のことや、それによって生じたデロデロ教のことに興味が向かれたようでした。あのように目を輝かせる始祖様は私も初めて見まして……あ、すみません。皆さんに話しても想像が付かないですよね」

クロシュ「ローゼスフィアちゃん、デロデロのこと……良いって、思ったのかな……?」

レーティア「どうでしょう……そこまでは私には推し量りかねました。ただ、その後意気揚々とラボに戻って行かれましたね」

妖精「へえ……。デロデロに共感して世界デロデロ化爆弾みたいのを造り始めてなきゃいいけど」

レーティア「あはは。始祖様は物静かで口数も少ないですが、本当はとても優しくて慈悲深いお方なんですよ。だからそんな心配はしなくても大丈夫だと思います」

 ☆レーティアとロスチャイルドや始祖様のお話をしました

 *
533 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2026/09/27(日) 17:08:07.51 ID:IWbd+gEw0
―治療院

ベッドに横たわる幼女「……」ボー


聖女「というわけで早速お見舞いに来てみたわけですが……」

看護師リラ「相変わらずぴょんねぇ」

クロシュ「わっ……!?」

フメイ「悪いウサギ!」

看護師リラ「ボクは良いウサギニャ」

リュアン「捕まったはずじゃ……。いや、リラさんが素直に捕まったままでいるとも思わないですけど……」

看護師リラ「リュアンちゃまはリラのことがよくわかってるクマねぇ」

リュアン「ちゃまは流石にやめて欲しいです……」

 *

ベッドに横たわる幼女「……」ボー


スライムクロシュ「〜〜」モニョモニョ

 スライム触手「」モニョモニョ
 幼女のおてて「」ギュッ

スライムクロシュ「〜〜」モニョニョ


ベッドに横たわる幼女「……」ピク…


医者「ふむ。やはり誰かが手を握ると極わずかに魔力の波長が安定するな」

看護師リラ「誤差ウサ」

医者「つまらんことを言いに来ただけなら帰りなさい。ここは君の遊び場ではないのだ」

看護師リラ「大変申し訳ございませんでしたニャ……」

妖精「まあ……カジノとか劇場と違って、ここは娯楽を提供する場所ではないからねえ。流石のリラも分が悪いんじゃないの」


何をしよう
↓1〜 先取2票
1.手を握り続ける
2.悪夢を食べる
3.旧世樹の杖で苦痛を除去・封印する
0.自由安価(できないことはできない)
534 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/09/27(日) 17:09:36.22 ID:ilDj6ZLb0
1
535 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/09/27(日) 17:13:34.23 ID:2s2ltwmaO
2
536 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/09/27(日) 17:28:09.05 ID:c+QS6X4FO
2
537 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2026/09/27(日) 20:32:18.79 ID:IWbd+gEw0
 モニョモニョモニョ…モグモグモグ…

 *

幼女「はっ……」ガバッ

聖女「女の子が目を覚ましました!」

幼女「あ……こ、こは……?」

医者「ここはリテン・ヘイヴンの治療院だよ。自分のことはわかるかい?」

幼女「は、はい……。えと……わたし、は………。あ、れ……?」

医者「わからなければ、無理に思い出さなくていい」

幼女「……ごめんなさい……」

聖女「あなたが謝る必要はないんですよ。まずはゆっくり養生して、元気になりましょうね」

幼女「うん……」

スライムクロシュ「〜〜♪」モニョモニョ

幼女「ひっ……!? こ、来ないで……わたしたちを、殺さないで……!!」ガクガク

スライムクロシュ「〜〜!?!?」モニャニャニャ

医者「まずい! 眠りなさい!」ポウ

 睡眠魔法「」ポワワ

眠る幼女「……」コテンッ zzz

 *

スライムクロシュ「」デロデロ…

医者「……彼女が寄生されている時、その黒スライムくんが蜘蛛たちを斬り散らしていたそうだね。恐らく……その時の、寄生していた蜘蛛の恐怖の記憶が混ざり込んでしまっているのだろう……」

スライムクロシュ「」デロロ…

リュアン「そ、そんな……! クロシュちゃんは身を挺してあの子を助けてあげたのに……」

医者「記憶というのは、難しいものなのだ。例え現実と異なっていたとしても、当人にとっては記憶こそが真実になってしまう……」

スライムクロシュ「〜〜…?」モニョニョ

妖精「あんまり来ない方が良いか、って……」

医者「うーむ……。医者としては、そうだとしか言えん。だが個人的な所感を述べるなら……君の夢喰い能力には可能性を感じる。もし混ざり込んだ蜘蛛の記憶だけを正確に食べることができるのなら、取り組んでみる価値はあるだろう」

スライムクロシュ「!」モニョッ

看護師リラ「おお〜! 心のドクタースライムです!?」パチパチ

医者「そうだ」

妖精「……言っちゃなんだけど、ちゃんとした資格を持ってないスライムに医療行為させてもいいの?」

医者「ここはリテン・ヘイヴンだからね。資格の有無も大事だが、能力の有無はもっと大事なんだ。それにその黒スライムくんのことはいろいろ聞き及んでいるのだよ。真正リーリアで奇跡の治療を成し遂げたメンタルスライムだとか、船上で毒の抽出を行った遠心分離スライムだとかね」

リュアン「わあ……!?」

聖女「お医者様方の情報網……すごいです……!」

医者「というわけで、もし良かったら時間のある時にでも彼女の心の治療に付き合ってくれ。報酬はもちろん支払おう」

スライムクロシュ「!」モニョッ

看護師リラ「現ナマ! やっぱり現ナマが一番ウサねぇ!!」パチパチパチ

医者「そしてこれが本日分の報酬だ。我が治療院はフレキシブルで柔軟な経営をしているのだ」スッ

 封筒「」ポン!

 ☆医療行為の報酬10万リテコインを頂きました

 ☆治療院にて幼女の心の治療を行えるようになりました

 *
538 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2026/09/27(日) 20:33:44.50 ID:IWbd+gEw0
―地下闘技場

レーティア「……本当に上位に繰り上げてしまっても良いのですか?」

フメイ「うん。上位の方がお金もらえるみたいだし」

レーティア「わかりました……。上位の剣闘士たちは皆一筋縄ではいかない猛者です。くれぐれもお気をつけて」

クロシュ「ん!」

 ☆レーティアのコネクションにより中位を飛ばして上位戦に参加できるようになりました

 *

 開かれる赤門「」ゴゴゴゴゴ

司会「本日赤門から現れるは……ロスチャイルド・インダストリー社製の試作兵器、メカ勇者とメカ賢者だァ!!」

 ガションガション

メカ勇者「目標地点ニ到着。待機モードに移行」ウィーン

メカ賢者「エーテルドライブ稼働率1%。節約モードを維持」ウィーン


司会「続いて青門から現れるは……先日悪党共を打ちのめした二人組のベビー魔族、クロシュとフメイだァ!!」

 トコトコトコ

フメイ「……なにあれ? ゴーレム?」

クロシュ「た、たぶん」


司会「それでは……試合、開始!」


 ――戦闘 メカ勇者&メカ賢者――


 ▼メカ勇者が〈高周波振動刃〉を発動!
  コンマ+20、会心率+10!!

 ▼メカ賢者が〈魔導機関銃〉を発動!
  奇数ターン時、コンマ+40!!


◆クロシュとフメイ 満腹度[16/16]
・戦力+20(連携+20)
・不死鳥化できる [1/1]
・大盾の結界   [1/1]
・冷獄(毎ターン終了時、腹-1、相手コンマ-20累積)
◇アクティブ(判定時に書き込むと発動。同時使用は原則不可)
・俊足(腹-1、コンマ+10)
・居合(腹-6、コンマ+20、結界無視)
・空蝉(腹-3、会心率+20、使用ターン劣勢・痛恨を無効。連続使用不可)
・掃射(腹-6、コンマ+40、次ターン行動不能)
・燦歌(腹-4、コンマ+30、他の技と併用可。次ターンコンマ-30、行動不能)

◆メカ兵器群
・戦力+60(振動刃+20、機関銃+40)


↓1コンマ
01-20 痛恨
21-90 劣勢
91-00 会心
539 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/09/27(日) 20:34:42.73 ID:YPlrVT970
あ
540 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/09/27(日) 20:34:55.47 ID:ilDj6ZLb0
空蝉
541 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2026/09/27(日) 20:50:29.05 ID:IWbd+gEw0
メカ賢者「エーテルドライブ稼働率400%。オーバードライブモードニ移行」ウィーン
 魔導機関銃「」ガシャコン!

クロシュ「!?」
フメイ「!?」


 キュイーン――
  ズガガガガガガガガガッ!!!!!


クロシュ「んわああああ!!?!?」
フメイ「んわわあああああ!?!?」


司会「あああっ!!! 遮蔽物のない闘技場でいきなりガトリングガンによる掃射ァァァ!!!! 戦う為に造られたロスチャイルドの最新兵器には容赦も慈悲も存在しないィィィ!!!! コネで上がった幼女たちは早くも上位の洗礼を受けて蜂の巣かァ〜〜〜!!?!?」


 大盾の結界「」パシィン!

 ラティアの大盾「」ガシン!
大盾クロシュ「っ……!! フメイちゃん……だいじょうぶ……!?」

フメイ「う、うん! 危なかった……!」


司会「おおっと、幼女たちは無傷だァァァ!!! あの大盾からすごい結界が発生しています!! あの大盾はどこ製のものでしょうかァ!?」


メカ僧侶「オーバーヒート発生……。冷却モードニ移行……」プシュー…
 魔導機関銃「」プシュー…

メカ勇者「殲滅スル」
 スラスター「」バシュウッ!!

 高周波振動刃「」ヴン!!

大盾クロシュ「!!」モニャッ


司会「しかし今度はメカ勇者が回り込むゥ!! 幼女たちはメカたちの猛攻をどう防ぎ切るのかァ!!?」


フメイ「うるさい!! 燃やしてやる!!」チリリッ


 ☆大盾の結界により劣勢を無効化

◆クロシュとフメイ 満腹度[15/16]
・戦力+20(連携+20)
・不死鳥化できる [1/1]
・大盾の結界   [0/1]
・冷獄(毎ターン終了時、腹-1、相手コンマ-20累積)
◇アクティブ(判定時に書き込むと発動。同時使用は原則不可)
・俊足(腹-1、コンマ+10)
・居合(腹-6、コンマ+20、結界無視)
・空蝉(腹-3、会心率+20、使用ターン劣勢・痛恨を無効。連続使用不可)
・掃射(腹-6、コンマ+40、次ターン行動不能)
・燦歌(腹-4、コンマ+30、他の技と併用可。次ターンコンマ-30、行動不能)

◆メカ兵器群
・戦力+0(振動刃+20、冷獄-20)

↓1コンマ
01-20 痛恨
21-30 劣勢
31-90 優勢
91-00 会心
542 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/09/27(日) 20:53:15.54 ID:ilDj6ZLb0
俊足
543 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2026/09/27(日) 21:08:35.31 ID:IWbd+gEw0
 振動刃「」ギュオオオッ


司会「あああっ!! メカ勇者のブレードが大盾の幼女を無惨に――おん!!?」


 振動刃「」スカッ!

メカ勇者「!?」キョロキョロ


司会「大盾の幼女の姿が消えました!!?!? 彼女は一体どこへ――」


 ウニ棘「」キラッ

  ドスッ!!

背後からウニ棘に貫かれるメカ勇者「!!?!?」グラッ


フメイ「そこ!!!」チリッ!!
 凝縮炎「」ジジジジ…シュボッ!!

  カッ―
   ドガァァァァァン!!!!


ウニ棘トカゲクロシュ「」シュタッ

フメイ「やったねクロシュ!」

ウニ棘トカゲクロシュ「〜!」モニョッ


司会「なんと……幼女がトゲトゲのトカゲに変身していたァァァァ!!?!??」


 モクモクモク…

焦げメカ勇者「損傷率60%……戦闘、継続……!」シャキン!

メカ賢者「……冷却完了。オーバードライブモードヘ再移行……」ジャキッ
 魔導機関銃「」ガシャコン!


司会「だがメカたちもまだ負けていないぞォォォ!!! メカ賢者は冷却を終えて再び掃射の構えだァァァ!!!」


氷クロシュ「……」パキパキ

フメイ「……もう一息!」

氷クロシュ「ん!」

 凍える風「」ヒュオオオオ――


司会「……あ、あれ? トカゲになっていたと思ったら、今後は妙に白っぽい姿になって……へっくし!!?」ズビッ


◆クロシュとフメイ 満腹度[13/16]
・戦力+20(連携+20)
・不死鳥化できる [1/1]
・大盾の結界   [0/1]
・冷獄(毎ターン終了時、腹-1、相手コンマ-20累積)
◇アクティブ(判定時に書き込むと発動。同時使用は原則不可)
・俊足(腹-1、コンマ+10)
・居合(腹-6、コンマ+20、結界無視)
・空蝉(腹-3、会心率+20、使用ターン劣勢・痛恨を無効。連続使用不可)
・掃射(腹-6、コンマ+40、次ターン行動不能)
・燦歌(腹-4、コンマ+30、他の技と併用可。次ターンコンマ-30、行動不能)

◆メカ兵器群
・戦力+20(振動刃+20、機関銃+40、冷獄-40)

↓1コンマ
01-20 痛恨
21-50 劣勢
51-00 勝利
544 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/09/27(日) 21:11:32.32 ID:y45iL+OeO
居合
545 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2026/09/27(日) 21:50:39.58 ID:IWbd+gEw0
メカ賢者「掃射、カイ……」ギギギ
 凍りついていく魔導機関銃「」パキパキ


  ヴォンッ!!!!


メカ/賢者「戦闘、継続……不可……」ジジジ
 魔導機/関銃「」スパッ ガラガラ…


氷クロシュ「――むげん斬り」スチン


司会「こ、これは――この距離を無視した居合い切りは――オノゴロの伝説の剣豪の奥義――無元斬りかァァァ!!?!?」フラフラ


 炎「」シュボッ!!
 ドッギャァァァァァン!!!!


黒焦げメカ勇者「損傷率……98%……戦闘継続、困難……」フラフラ

 ガシャァン――


司会「と、とにかく――勝者、クロシュとフメイだァァァァァ!!!!へっくし!!!」


フメイ「ん。フメイたちの勝ち」

クロシュ「ん」

 ☆上位戦に勝利し、100万リテコインの報酬を得ました

 ◇
546 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2026/09/27(日) 21:52:53.35 ID:IWbd+gEw0
―闘技場 控室

デガ『お疲れ様だ、クロシュ、フメイ……!』モニョモニョ

スライムクロシュ『デガさん!』モニョッ

スライムフメイ『ん。フメイたちなら当然』モニョッ

デガ『メカ勇者は、おれもかなりてこずる強敵。メカ僧侶も揃うとすごくヤバイ……! それをあんなに鮮やかに倒しちゃうなんて、二人は、すごく、すごい……!』

スライムクロシュ『んへへ……』

スライムフメイ『ん。フメイたち、すごくすごい』

デガ『……でも、上位には他にもヤバイ奴がいっぱいいる。闘技場で稼ぐのは、ほどほどにした方が、いいぞ……』

スライムフメイ『んー……でも、100万は大きいし……。戦うだけなら難しくないし……』

デガ『お前たち、強い。でも……やっぱり、心配だ……。万が一ってことも、ある……。ここには……人間以外は必ず殺そうとする、危険な奴もいる……』

スライムフメイ『アレクなんとかってやつ?』

デガ『アレクサンドロスは……わからない……。この前は、おれのこと、まだ殺さないって言ってた……』

スライムクロシュ『……』

 ガチャッ

老勇者「フン、魔族同士でコソコソ内緒話か?」スタスタ

スライムクロシュ「!」モニョッ
スライムフメイ「!」モニョッ

デガ「アレク、サンドロス……」

老勇者「お前のようなデカブツに名を呼ばれるのも気味が悪いな」

デガ「なら……なんテ、呼べば……いい……?」

老勇者「そもそも名を呼ぶ必要があるか? 俺たちは殺し合う敵同士だ。こんなところで馴れ合う筋合いなどない」

デガ「でも……この前は……おれのこト……殺さなかった……」

老勇者「興行ってもんがわかっていないようだな……。フン、貴様らがわかる必要もないか」

スライムフメイ「……」

スライムクロシュ「……」


デガ、老勇者とお話できそう
↓1〜2選択
1.デガについて
2.老勇者について
0.自由安価(できないことはできない)
547 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/09/27(日) 21:53:48.94 ID:ilDj6ZLb0
0他の参加者と話してみたい
548 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/09/27(日) 21:54:45.99 ID:RCvgTBJgO
0老勇者にツンデレってやつかと問う
549 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2026/09/27(日) 23:18:35.27 ID:IWbd+gEw0
 モニョモニョ…ポン!

クロシュ「……アレクさん……えと……つんでれ……?」

老勇者「……? なんだ、それは?」

クロシュ「えっと……つんつんしてて……ほんとは、デロデロな……人の、こと……?」

老勇者「わけがわからん。デガ、通訳しろ」

デガ「え、えト……つんつんしてて……ほんとは、デロデロ……だかラ……。す、スライムのこと……ダ!」ドン!!

フメイ「そうなの!? じゃあ……アレク、スライムなの!?」

老勇者「……俺のどこをどう見てそう判断した? 俺は生粋の人間だ」

クロシュ「そ、そうなんだ……。ごめんなさい……」

老勇者「………お前たち、闘技場にはもう来るな」

クロシュ「!?」モニャッ

フメイ「なんで!」

老勇者「ここはガキの遊び場じゃない。もちろん小遣い稼ぎの場でもない。お前たちみたいなガキ共にキャッキャされると鬱陶しいから来るなと言っている」

クロシュ「………わたしたちの、こと……心配、してくれてるの……?」

老勇者「心配だと? ハッ、小汚い粘体生物どものことなど心配するものか。自分たちが心配されるほど尊い存在だとでも思っていたのか? 思い上がったクソガキが」

フメイ「むむ〜〜!! クロシュは、尊い……!!」プンスコ

クロシュ「フメイちゃんも……尊い、存在……!!」プンスコ

老勇者「フン、本気でそう思うんなら相方を大事にするんだな。少なくともこんなクソみたいな場所に来てる時点で尊べてないんだよ、馬鹿共が」

クロシュ「〜〜!」モニャニャ

フメイ「バカ! バカっていう方がバカ!!」プンスコ


デガ(アレクサンドロス……やっぱり心配しているのか……? 人間の心は……おれには、わからない……)

 *
550 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2026/09/27(日) 23:19:10.59 ID:IWbd+gEw0
 アレクサンドロスサーン! ソロソロオネガイシマース!

老勇者「……時間か」スクッ

デガ「試合カ……?」

老勇者「それ以外に何がある」

クロシュ「……」

フメイ「……」

老勇者「……もう一度言うが、奴隷でもない癖にこんなところに来るな。お前たちのような遊び感覚のガキ共を見ていると、ハラワタが煮えくり返って殺意が湧く。迷惑だ」クルッ スタスタ…

 スタスタスタ… ガチャッ パタム…

クロシュ「……行っちゃった」

フメイ「……遊びじゃない。フメイたちだって……本気で、やってる」

デガ『……でも……おれも……クロシュと、フメイには……やっぱり来て欲しくない……』モニョモニョ

フメイ『む〜……』

クロシュ『んゅ……』

デガ『どうしても、お金が必要なら……止めないけど……』

 デガサーン! ソロソロオネガイシマース!

デガ『アッ、おれももう、行かないと……!』スクッ

クロシュ『デガさん……! えと……がんばって……!』

フメイ『デガなら、大丈夫!』

デガ『へへ、ありがとう。あそうそう……ここ、いろんな剣闘士が出入りしてるから……あんまり、長居しない方が、いい」

クロシュ『そうなの?』

デガ『うん』

クロシュ『そうなんだ』

フメイ『じゃあ、ここにいれば他の剣闘士にも会えるってこと?』

デガ『そうだけど……荒くればっかりだから……あんまり、会わない方が、いいと思う……』

フメイ『ん、わかった』

 ☆老勇者およびデガとお話しました

 ◇
551 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2026/09/27(日) 23:19:58.45 ID:IWbd+gEw0
 一方その頃――

―監獄島海岸

 パシャシャシャシャシャシャ――
 シュパッ

分体トカゲクロシュ「」ストッ

 モニョモニョ…ポン!

分体クロシュ「……ん! 監獄島……到着!」


分体クロシュ(分体で……手分けすれば、お金、がっぽり……!)

分体クロシュ(わたし……天才かも……!)モニョニョニョ


分体クロシュ「」キョロキョロ


 遠くに見える鉱山「」
 遠くに見える簡素な建物「」


分体クロシュ「!」モニョッ

分体クロシュ(あれが……鉱山で……あれが……建物!)

分体クロシュ(行ってみよ)

 モニョモニョモニョモニョ

監獄島を探索してみよう
↓1〜2選択
1.広場
2.建物
3.鉱山
4.港 
0.自由安価(ありそうなスポット。存在し得ない場所は再安価)
552 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/09/27(日) 23:22:29.11 ID:9P8Z/yUi0
1
553 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/09/27(日) 23:22:32.21 ID:vcnqxW0KO
2
554 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2026/09/28(月) 00:27:48.36 ID:604Qe8zP0
―監獄島 広場

 ジャカジャカジャンジャン♪

弾き語りする黒髪ロングの吟遊詩人「〜〜♪」

分体クロシュ「わぁ……」

 ジャカジャカジャンジャン♪
 〜〜〜〜〜♪

分体クロシュ(なんて言ってるんだろ……。知らないことば……)

分体クロシュ(音楽……あんまり、聞いたことなかったけど……。いいかも……)

 ジャカジャカジャン――

黒髪ロングの吟遊詩人「ご清聴、ありがとうございました」ペコリ

分体クロシュ「わ〜」パチパチパチ

黒髪ロングの吟遊詩人→ベルナルド「初めましてだね。僕はベルナルド・バイロン……見ての通り、しがない吟遊詩人さ」

分体クロシュ「わたし……クロシュ。スライム……」

ベルナルド「よろしく、クロシュ。フフ、まさかこんな島で君のような面白いスライムに出会えるなんてね……運命ってやつかな」

分体クロシュ「そうなの?」

ベルナルド「ああ、そうさ。この世のありとあらゆる物事には縁があるんだ。今日の出会いもまた、一つの縁と言えるだろう――」

分体クロシュ「そうなんだ」

ベルナルド「そうなのだ。さて……クロシュはどうしてここに? 僕と同じく観光かい?」

分体クロシュ「えと……凪鉄っていうの……高く、売れるんだって……」

ベルナルド「なるほど、凪鉄を探しに来たんだね。でも部外者があの鉱山に分け入るのは難しいと思うよ」

分体クロシュ「そうなの?」

ベルナルド「ああ。どこの鉱山もそれぞれの持ち主が取り仕切ってるから、無関係の第三者が入り込む余地はないんだ。正式な許可を得ず勝手に採掘……つまり盗掘もやろうと思えばできると思うけど、バレたら今度は奴隷として働かせられることになるよ」

分体クロシュ「そうなんだ……」

ベルナルド「リスクを背負って盗掘をするか……それとも、ここの管理者に掛け合って採掘の許可をもらうか……。盗掘に成功すれば取り分は全部自分のものだけど、失敗すれば奴隷堕ち。許可を得れば奴隷堕ちのリスクはないけれど、取り分はごっそり減ることになる……。さあ、君はどんな運命を征く?」

分体クロシュ「!」モニョッ

ベルナルド「もちろん他の選択肢もあるかもしれないし、焦って決める必要はないよ。急いでお金を稼がなきゃならないとかじゃなければね」

分体クロシュ「……」

ベルナルド「ひとまず僕から君に言えるのはそれくらいかな。他には……そうだなあ……」ガサゴソ

↓1コンマ
01-40 飴玉をもらった。おいしかった
41-70 1万リテコインもらった
71-90 凪鉄の欠片をもらった(10万リテコインに換金)
91-00 ???
555 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/09/28(月) 00:36:38.42 ID:B8H5yLpeo
何かな
556 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2026/09/28(月) 00:51:33.81 ID:604Qe8zP0
ベルナルド「これをあげよう」スッ

 1万リテコイン紙幣「」ポン!

分体クロシュ「わ! くれるの……!?」

ベルナルド「そうとも。ありがたく受け取るが良い」

分体クロシュ「……で、でも……知らない人から……こういうの、受け取るなって……妖精さんが……」モニョニョ

ベルナルド「意外とちゃんとしてるね……。大丈夫、これは本当に全く他意のない単なる贈与だよ。別に代償とかを要求する契約ではないから安心して受け取って欲しい」

分体クロシュ「そうなの?」

ベルナルド「そうとも。僕にとっては価値のない紙切れだしね。そんなものに代価を要求するわけにもいかない」

分体クロシュ「ん……わかった!」

 1万リテコイン紙幣「」ポン!

分体クロシュ「ありがと、ございます……!」

ベルナルド「どういたしまして」

 ☆吟遊詩人ベルナルドと知り合いました

 ☆1万リテコインを贈与されました

 ◇
557 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2026/09/28(月) 00:53:05.76 ID:604Qe8zP0
というわけで本日はここまで。次回は監獄島の建物に侵入してみよう編からとなります。お楽しみに
558 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/09/28(月) 01:03:33.30 ID:fGow0+aro
乙
闘技場勝利100万を超えるか次第かね採掘は
559 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/09/28(月) 02:15:35.32 ID:B8H5yLpeo
おつ
上位だけあって相手も強いなぁタイトルマッチだと魔王級の判定かもしれん
しかしあの実況、明石家奥義を知っているとは…意外と知名度高いのかしら
560 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/09/28(月) 13:59:18.37 ID:+slTkoLEO
鉱山の許可もレーティアに頼るか
561 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2026/10/03(土) 21:31:10.19 ID:qbzOYcqU0
申し訳ないことに急用が入ってしまったため本日は更新できません。明日はたぶん更新できます、よろしくお願いします


採掘でどれくらいの稼ぎを得られるかは未知数ですが、すごい鉱脈を引き当てれば億万長者も夢ではありません。しかしうまくいかないとろくなものが掘れないかもしれません。なお魔法を使えない監獄島ですが、クロシュはスライムなので他の生き物より少しだけ有利かもしれません。気を付けて採掘するのが良いでしょう

魔王に比肩するほどの存在が闘技場に現れることは恐らくないかと思われます。ただしコンマの判定について言えば、魔王と戦う時くらいの難しさになる可能性はあると言えるかもしれません。慎重に取り組むのが良いでしょう
なお司会の人は戦いについての知識が豊富なので、古今東西の様々な武芸や戦技について知っているようです。彼の実況も闘技場の盛り上がりに一定の貢献を果たしていると言えるかもしれません

レーティア氏のコネを頼るのは有効な戦術の一つです。ただしレーティア氏は半家出状態のロスチャイルドなので、その威光が通用しないこともあります。とはいえ減るものでもないのでガンガン頼っていくのが良いでしょう。レーティア氏も喜んで力を貸してくれるかと思われます


なおヴィルト氏が記憶を失っているのは、実のところこの世界の運命が彼の運命を読み込み切れていないというある種の不具合によるものである可能性があります。彼がどのような運命を辿って来たのかは、今のところ招き猫やウサギ星人ですら見通せません。そしてエクセリアの姓は知っていた妖精も、荒野の狩人に受け継がれてきた名前の重みは知らなかったのでした
とはいえ今のところ友好的な協力者なので、彼が稼いできたお金などは遠慮なく受け取るのが良いかもしれません
562 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/10/04(日) 11:37:20.09 ID:fhQC8Iz7o
了解
563 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2026/10/04(日) 15:05:11.79 ID:POquPAjq0
大変申し訳ないことに今日も忙しくなってしまったため、更新は不可能になりました
そういうわけで次は平日夜のどこかで少し更新していきたいと思います。よろしくお願いします
564 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/10/04(日) 15:50:58.52 ID:Oqv5fbg2o
あら…お疲れ様です
565 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/10/06(火) 00:59:56.76 ID:ExEU6hxCo
更新まで待ってるついでにロスチャイルド家集合絵貼る
https://i.imgur.com/vGFAgRd.jpeg
566 : ◆eAA16RTlRw2e [saga sage]:2026/10/09(金) 22:14:39.88 ID:E1+MLKnP0
まことに申し訳ないのですが、忙しさがあり、平日夜の更新はできませんでした。
そしてさらに申し訳ないのですが明日以降も忙しさが続くため、更新は少なくなるまたはできないかもしれません。申し訳ありませんがご了承ください。なるべく少しは更新できるよう善処します

>>565
わお! 支援絵ありがとうございます、ロイヤルロスチャイルドファミリー大集合です。デフォルメされているのでかわいく見えますが、半分くらいは恐るべき邪悪な者なので気を付けるのが良いかもしれません
こうして見ると白髪で男性のレーティア氏は少し不思議な人物なのかもしれません(不思議でないロスチャイルド族の者などいない、という説もあります)
そして今気付きましたが、スライム好きのロスチャイルド族は善良な方のロスチャイルドである確率が高いという奇妙な傾向があるようです。その理由は今のところ闇に包まれています

なお例えば自分で投下したキャラクターのイメージ絵を貼ったりするのは良いことだと思います。視覚的な情報があると>>1にとっても想像しやすく、恐らく他の参加者の方もイメージしやすくなるのではないかと思う次第です
そして>>1は絵心がなく、AIの助けを借りても大きな時間と労力がかかるため、先んじてイメージ絵を貼るのは有効な施策であると言えます
567 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/10/09(金) 22:51:04.36 ID:uzQn5LRE0
https://imgur.com/a/IUD1PBB
乙
AI作成したメルルちゃん張る。
568 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/10/11(日) 11:33:31.16 ID:oCjaaKgAO
https://i.imgur.com/xcN7GjG.jpeg
理想郷建設に大体失敗しているお騒がせ魔女たちを貼る
569 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/10/11(日) 13:37:18.74 ID:YJAaAtGe0
https://imgur.com/a/ppPBSSJ
乙
仲良し魔女3人衆フラナ(金髪ちびっこ)・マリッサ(金髪女性)・パティ(紫魔女)をAI生成したので貼る。
周りの人たちはパティの使い魔ということで・・・
570 : ◆eAA16RTlRw2e [saga sage]:2026/10/12(月) 17:46:46.36 ID:SdIH4UvU0
いろいろ忙しくなかなか更新できませんでしたが、本日はようやく少し更新できそうです。お待たせいたしました


>>567
支援絵ありがとうございます。オノゴロ建築のエンガワに腰掛けるメルル氏です。そういえば彼女はオノゴロ出身であったということを思い出させてくれます。彼女は白影スライムが増えた今でも変わらず冒険に明け暮れているかもしれませんが、もしかしたら世の混乱を鑑みてオノゴロに残り白影スライムへの対処に協力しているかもしれません

>>568
支援絵ありがとうございます。志は高いもののなかなか上手くいかず空回りする長生きの方々です。ドヤ顔クローディア氏があまりにも解釈一致すぎると言えるかもしれません。それぞれモチーフが凝っていてとても良く、特にリリーツィア氏に胡蝶を合わせるセンスがとても良いです。そして今のところクロシュたちが関わっていないローゼスフィア氏は、今の世界に何を思うのか――

>>569
支援絵ありがとうございます。とある日のユーシリア大図書館――という風情を感じます。魔女らしい雰囲気です。マリッサ氏は恐らく今現在フラナ氏を心配していませんが、もしかしたらパティ氏はちょっと心配しているかもしれません。とはいえ強い吸血鬼なのでたぶん大丈夫だろう、という気持ちもあると思います
571 : ◆eAA16RTlRw2e [saga sage]:2026/10/12(月) 17:49:43.27 ID:SdIH4UvU0
―監獄島 居住区

 ヒュオオオオオ――…

 看板『監獄島 宿舎』

クロシュ「……」

 ヒュオオオオオ――…
 ボロボロの長屋「」

クロシュ「……」


クロシュ(えっと……長屋っていうのは……たくさんの、人が住む……おうち!)

クロシュ(……)

クロシュ(……人の気配……しないかも……)


フナムシたち「」シャカシャカ


クロシュ(ウミダンゴムシ!)

クロシュ(おいしいのかな……?)モニョニョ


 ピピーッ!!


クロシュ「んわっ!?」モニャッ

ツインアンテナの機械兵「そこの貴様。ここで何をしていますか」ガションガション

クロシュ「わわ……。え、えと……お散歩……?」

ツインアンテナの機械兵「名前は」

クロシュ「えと……わたし、クロシュ……」

ツインアンテナの機械兵「照合中……失敗。登録された奴隷ではありません」

クロシュ「ほえ……?」

ツインアンテナの機械兵「ここは一般人は立入禁止です。速やかに退去願います」

クロシュ「えと……わたし……凪鉄、掘ろって……おもって……」

ツインアンテナの機械兵「許可なき者の採掘は禁じられています」

クロシュ「どこで……許可、もらえるの……?」

ツインアンテナの機械兵「各事業所にてご相談ください。今は速やかに退去願います」

クロシュ「んむむ……」モニョニョ


↓1〜 先取2票
1.帰る
2.ウミダンゴムシを食べて帰る
3.帰ったフリをして盗掘に向かう
4.許可があるフリをする(コンマ31以上で成功、会話続行や合法採掘などができる)
0.自由安価(票数は内容ごと、できないことはできない)
572 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/10/12(月) 17:51:06.15 ID:xHA5e5QIo
4
573 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/10/12(月) 18:04:44.52 ID:+bQnqRGPo
4
574 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2026/10/12(月) 19:26:35.40 ID:SdIH4UvU0
クロシュ「許可……もらってるかも!」

ツインアンテナの機械兵「許可証があれば提示をお願いします」

クロシュ「!」モニャニャ

↓1コンマ
01-05 白髪の男「私が保証しよう」ヌッ
06-30 バレた
31-60 なんとか誤魔化した
61-95 実は本当にレーティアから許可証をもらっていた
96-00 金髪幼女「私が保証する」ヌッ
575 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/10/12(月) 19:32:22.60 ID:KV8BI6hNO
あ
576 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2026/10/12(月) 21:07:40.25 ID:SdIH4UvU0
 ガサゴソ…ガサゴソ…

 許可証?「」ポン!

分体クロシュ「許可証……あった!」モニョッ

ツインアンテナの機械兵「では拝見致します」スッ

 許可証?『クロシュのさいくつ きょかします レーティア・ロスチャイルド』

分体クロシュ「」ドキドキ

ツインアンテナの機械兵「少々確認を取らせていただきます……」ピピピピ…

 *

―冥土の館

 ピピピピ――
 ガチャッ

レーティア「はい、レーティアです……えっ!? はい――はい、その通りです。許可を出しています。本物です」

妖精「……?」パタパタ

レーティア「はい、通してあげてください。はい……それでは失礼します」

 ガチャン

妖精「……何かあったの?」

レーティア「……クロシュちゃんが監獄島で、レーティアの許可があるから採掘したい、と申し出ているそうです」

妖精「ええっ!? ちょっと、クロシュどういうこと!?」

スライムクロシュ「〜〜!」モニャニャ

聖女「ぶ、分体を監獄島に……? どうしてそんな無茶を……」

妖精「はあ……本当にこのバカクロシュは……。ごめん、うちのクロシュが勝手にレーティアの名前を使っちゃったみたいで……」

レーティア「ははっ、気にしないでください。あなた方の助けとしてお名前をお貸しするのはこちらとしても本望ですから。でもクロシュちゃん、こういうことは事前に言っておくともっと良いんですよ?」

スライムクロシュ「〜〜…」モニャニャ…

レーティア「クロシュちゃんはまだ小さい子ですから、一歩一歩学んでいきましょう」

スライムクロシュ「!」モニョッ

妖精「レーティアが寛大で良かったよ……」

 *

ツインアンテナの機械兵「――確認が取れました。疑義を差し向けた非礼をお詫び致します』ペコリ

分体クロシュ「わあ……!」パチパチ

ツインアンテナの機械兵「地理や施設の説明が必要であれば、ご案内致します」

分体クロシュ「お話できるの?」

ツインアンテナの機械兵「はい。当機は当島の囚人監視ユニット、PPC-06です。ご自由にお呼びください」

分体クロシュ「???」

ツインアンテナの機械兵→プリ子6号「スライムの方にもわかりやすく説明するならば……当機は指揮官機PPC-01、通称プリ子1号の6番目の分体です。そのためプリ子6号と呼称されることもあります」

分体クロシュ「わ!」モニョッ

プリ子6号「何かお聞きしたいことはございますか?」

↓1〜2 お話できる
1.プリ子さんの本体は?
2.ウミダンゴムシは美味しい?
3.デロデロのことどうおもう?
0.自由安価(できないことはできない)

↓3 合法採掘!
01-10 崩落だ! 怪我をして明日の終わりまで満腹度-2
11-30 凪鉄(低質) +10万
31-50 凪鉄(中質) +20万
51-70 凪鉄(高質) +40万
71-90 凪鉄(特上) +80万
91-00 凪スライムの欠片 +150万
577 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/10/12(月) 21:09:43.06 ID:sZWqKD3t0
0どんな人たちがはたらいてるの?
578 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/10/12(月) 21:12:27.76 ID:FJAuW5iEO
1
579 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/10/12(月) 21:14:02.63 ID:0kNA4/wsO
0監獄島の施設について
580 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2026/10/12(月) 22:28:19.91 ID:SdIH4UvU0
分体クロシュ「ここ……どんな人たちが、働いてるの?」

プリ子6号「監獄島では、リテン・ヘイヴン本島にて罪を犯したり多額の借金を背負ったりして奴隷身分となった者が労役を課せられます。そのため、通常この島で働く者はそのような者たちに限られます」

分体クロシュ「そうなんだ」

プリ子6号「クロシュ様のように、事業者からの許可を得て採掘作業を行う普通市民は稀です。怪我を負った際は回復魔法を受けられないため、採掘作業中は細心の注意をお払いください」

分体クロシュ「ん、わかった」

プリ子6号「ご理解いただけたなら何よりです」


分体クロシュ「そういえば……プリ子さんの、本体は……どこにいるの……?」キョロキョロ

プリ子6号「当機の本体――指揮官機PPC-01は、今現在鉱山で採掘作業に従事している囚人たちの監視業務に当たっています」

分体クロシュ「そうなの?」

プリ子6号「はい。詳細は機密となりますので、回答を差し控えさせていただきます」

分体クロシュ「そうなんだ……」

 ☆プリ子さんとお話をした

 *

―監獄島 坑道

 ガンッ… ギンッ… ゴッ…

ツルハシを振るう囚人たち「えっほ……えっほ……」フラフラ


分体クロシュ「わ……」トコトコ

分体クロシュ(奴隷の、人たち……。つらそう……)

プリ子6号「彼らは罪人です。もしクロシュ様が同情の念を抱いているのであれば、それは彼らに不相応な感情と言えます」

分体クロシュ「そうなの?」

プリ子6号「はい」

分体クロシュ「そうなんだ」

プリ子6号「では、こちらの区画で自由に採掘作業を行ってください。ただし他の作業者の邪魔や妨害行為は認められません」

分体クロシュ「ん」

プリ子6号「坑道の出入り口で採掘物の査収を行っています。採れたものは必ず査収を通してください」

分体クロシュ「わかった」

プリ子6号「それでは怪我にお気をつけて」

分体クロシュ「ん!」
 ツルハシ「」シャキン!

 *

 ガンッ! ギンッ! ガガッ! ボコッ!

分体クロシュ「〜〜!」モニョニョニョニョ
 振るわれるツルハシ「」ガンッガンッガンッ!!

 高質凪鉄鉱石「」ポン!

 ザワザワ…

囚人A「お、おい……なんなんだよあのガキは……?」

囚人B「俺たちが何日もかけて必死に掘り出す凪鉄を、ああも簡単に……!!?」

金髪ショートの痩せこけた青年「黒髪の幼女……? はは、まさかな……。俺ももう少しやってくか」スッ
 ツルハシ「」シャキン

 ガンッ! ギンッ! ガガッ! ボコッ!

 高質凪鉄鉱石「」ポン!

 ☆高質凪鉄鉱石を掘り出し、80万リテコインに換金されました
  ロスチャイルド商会にショバ代として50%が徴収され、40万リテコインが手元に残りました

 ◆
581 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2026/10/12(月) 22:29:07.78 ID:SdIH4UvU0
―夕方
 リテン・ヘイヴン郊外


 小さな教会のような建物「」


クロシュ「……?」トコトコ

リュアン「あれは……教会?」

聖女「ロイエ教のものとは少し趣が異なりますね。あの意匠は……」

 小さな羽が生えたスライムのシンボル旗「」パタパタ

リュアン「あっ、デロデロの旗です!」

フメイ「じゃあデロデロの教会?」


 箒「」サッサッ
黒い外套を羽織った左半身に痣がある金髪の子供「……ん?」ピタ


クロシュ「!」モニョッ

リュアン「あの子は……?」

フメイ「あ、ロヴィアだ。たぶん」

聖女「ロヴィアさん……!?」


黒い外套を羽織った左半身に痣がある金髪の子供→ロヴィア「……何の用? 今掃除で忙しいんだけど」

クロシュ「え、えと……。こんにちは……?」

フメイ「ロヴィア、ホロウをどこにやったの? 酷いことしてないよね?」

ロヴィア「するわけない。カリスの駒のお前たちなんかと違うもん」

フメイ「フメイたち、カリスの駒じゃないけど」

ロヴィア「嘘。カリスのひどい力を使ってたもん」

クロシュ「!」モニャッ

フメイ「あれは……クロシュが独断で勝手に使ったの! フメイも妖精も使うなって言ったのに……」

クロシュ「ご、ごめんなさい……」モニャニャ…

ロヴィア「……?? 何を企んでるの?」

聖女「ええと、こちらに来たのはただの偶然なんです。何かを企んで来たわけではなくて……。でも強いていうなら、ホロウさんの元気な姿を見たいとも思いますが……」

フメイ「そ、そう! ロヴィア、ほんとに酷いことしてないならホロウを見せて!」

ロヴィア「……まあ、確かにカリスの駒にしてはバカそうだけど。でもどっちにしろ、デロデロの邪魔をするトンチンカンスライムなのは確かだもん。そんなバカで悪い奴らにホロウを会わせるわけにはいかない」

リュアン「ロヴィアちゃんは……本当に、デロデロのことを信じてるんだね」

ロヴィア「当然。忙しくて身動きが取れないクロシュヴィアの代わりに、私がこの世をデロデロにしてあげるの。もし邪魔をするつもりなら、クロシュヴィアの友達だからって容赦しないからね」

クロシュ「……」


お話できる
↓1〜2選択
1.デロデロ問答を行う
2.どうやってデロデロにするのか聞く
3.サイズの合っていない黒い外套について聞く
0.自由安価(できないことはできない)
582 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/10/12(月) 22:35:24.98 ID:xHA5e5QIo
2
583 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/10/12(月) 22:37:12.87 ID:0kNA4/wsO
3
584 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/10/12(月) 22:37:23.35 ID:bUYW66dDO
3
585 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2026/10/13(火) 01:43:15.35 ID:ow2bqnwu0
クロシュ「どうやって……デロデロにするの……?」

ロヴィア「簡単なこと。私自身が大きな白影スライムになって、この星を呑み込むの」

クロシュ「!?」モニャッ
リュアン「!?」
フメイ「!?」

聖女「ま、待ってください! そんなこと……可能なのですか……!?」

ロヴィア「ふふ……クロシュヴィアに教わった反映魔法の正しい使い方と、私自身の性質を組み合わせれば……不可能じゃないよ」

クロシュ「え、えと……でも、そしたら……ロヴィアちゃんは……?」

ロヴィア「?」

クロシュ「ロヴィアちゃんが……デロデロの……真ん中に、なるの……?」

ロヴィア「何……嫌なの? 別に……私にデロデロの主体となる器量まであるかはわかんないし……。ダメそうなら……クロシュヴィアにやってもらうし……」

クロシュ「んーん……。そうじゃ、なくて……。デロデロの、真ん中になると……ロヴィアちゃん……ずっと、一人ぼっち……かも……」

ロヴィア「……」

クロシュ「……一人ぼっちは……寂しいと、おもう……」

ロヴィア「……あなたも、ホロウと同じようなこと言うんだ」

クロシュ「ほえ……?」

ロヴィア「ふん。寂しくなんてなるはずない。だって全てが溶け合ったデロデロなら……全てと一緒にいるのと同じだもん」

 黒い外套「」ギュッ

ロヴィア「………きっと……あの人とも……」


フメイ「……そのマント……大事なの?」

ロヴィア「えっ……?」

フメイ「ぶかぶかなのに、大切そうに着てるから」

ロヴィア「……なんでそんなこと……お前たちに教えなきゃいけないの」ジロ…

フメイ「!」

クロシュ「」モニャニャ

フメイ「……聞いただけ。別に……言いたくないなら、言わなくていいし……」

ロヴィア「……」

フメイ「………そんなに怒んなくたって、いいじゃん……」

ロヴィア「……ふん」

 黒い外套「」バサッ
586 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2026/10/13(火) 01:43:58.18 ID:ow2bqnwu0

ロヴィア「……ある人から、もらったの。それだけ……」

クロシュ「……!」モニョ

フメイ「そうなんだ……」

ロヴィア「……これで満足?」

フメイ「え、あ、うん。ありがと……?」

ロヴィア「……」

クロシュ「………その人も……デロデロ、良いって……言ってた……?」

ロヴィア「!」

クロシュ「え、えと……。わたしも……デロデロ、良いって、おもう……。でも……みんなが……そういうわけじゃ、ないみたいだから……。もし……ロヴィアちゃんが、大好きな、人なら……」

ロヴィア「………うるさい」

クロシュ「ほえ……?」

ロヴィア「うるさい!! いつまで経っても私のことほっといて……全然迎えに来てくれないガイのことなんか……大嫌い!!!! もしデロデロが嫌だって言っても、デロデロにしてやるんだもん!!!!」

クロシュ「んわわ……!!」モニャニャ

ロヴィア「帰って!! 私は忙しいの、デロデロの準備を進めたいの!!! 帰らないならここであなたたちを先にデロデロにしてやるから!!!!」モニョニョニョ

白影スライム「」モニョッ
白影スライム「」モニョッ
白影スライム「」モニョッ
白影スライム「」モニョッ


フメイ「わああ!?」

リュアン「し、白い影のスライム!」

聖女「これは……大人しく帰った方が良さそうです……!」

クロシュ「んゅゅ……」


白影スライムたち「」モニョモニョ


クロシュ「……ロヴィアちゃん……。えっと……」

ロヴィア「なに……!?」

クロシュ「え、えと……。またね……」

ロヴィア「……」

クロシュ「ホロウちゃんのこと……。よろしくね……」

ロヴィア「………」

クロシュ「じゃあ……ばいばい……」

 トコトコトコトコ…

 ◇
587 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2026/10/13(火) 01:44:59.14 ID:ow2bqnwu0
―デロデロ支部 屋内

ロヴィア「……」

 モニョモニョ…

ホロウ『ロヴィア』モニョッ

ロヴィア「ホロウ……」

ホロウ『……クロシュたち、きてたの……?』

ロヴィア「……帰ったよ」

ホロウ『わたしも……おはなし、したかったかも……』

ロヴィア「……ごめん」
 黒い外套「」ギュッ

ホロウ『………その、マント……』

ロヴィア「え……?」

ホロウ『なんか……ちょっと、むかつく……』

ロヴィア「えっそうなの……!? なんで!?」

ホロウ『………わかんない』

ロヴィア「ええ……」

ホロウ『………でも……ロヴィアにとっては……だいじなもの、なんだね……』

ロヴィア「……べつに。私のこと……いつまでもすっぽかしてる、スケコマシのだし……」

ホロウ『じゃあ……やっぱり、むかつくね……』

ロヴィア「………うん」


ロヴィア「ほんとに……むかつく……。ばか……」

 *
588 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2026/10/13(火) 01:48:09.56 ID:ow2bqnwu0
―リテン・ヘイヴン郊外 三流マフィアのアジト

 ドガッ バキッ ドギュウンッ!!

倒れたチンピラたち「」

 札束「」バサッ

ヴィルト「おい、他にも隠しているだろう。全て出せ」
 魔導拳銃「」チャキッ

チンピラA「ヒエッ……こ、こちらですぅ! こちらに金庫がありまァす!!」

ヴィルト「金庫?」

チンピラA「は、はい! この金庫に……」カチャカチャ

 開け放たれる金庫「」パカッ

チンピラA「お前を殺す武器があるんだよォォォ!!!!」
 魔導携行ミサイル「」ガシャコン!

ヴィルト「!」

チンピラB「そして隠れ潜んだ俺が挟み撃ちだ!」シュバッ!
 高周波振動刃「」ヴン!

ヴィルト「チッ!」バッ

チンピラA「前門のミサイル、後門のブレード、打つ手はないぞクソガキァァァァ!!!!」ガシャコン!!!!

 バシュゥゥゥッ!!!!
 ガギィン!!!

チンピラA「ほげっ……」ドサッ
チンピラB「な、何が……」ドサッ

 魔導携行ミサイル「」ゴトン
 高周波振動刃「」カラン


「間一髪……というよりは、余計なお世話だったか」
 灼鋼の盾「」ガシン


ヴィルト「……!? その盾は――」


ボサボサ金髪の壮年騎士「久しいな、青年よ。以前会ったのは二年ほど前だったか? 見違えたぞ」

ヴィルト「白鋼……いや、あの時俺たちを助けてくれた冒険者……!」

ボサボサ金髪の壮年騎士「ともあれ息災で何よりだ。彼女は元気にしているか?」

ヴィルト「………それは、その」

ボサボサ金髪の壮年騎士「……すまぬ。言いづらいことを聞いてしまったようだ」

ヴィルト「……いや。たぶん元気だ。少なくともあと10年くらいは元気でいるはず……」

ボサボサ金髪の壮年騎士「……? 妙な言い方をするな……まあ、元気であれば良かった」

ヴィルト「あなたは……なぜまたこの国に?」

ボサボサ金髪の壮年騎士「……近頃我が祖国に兵器が密輸されていてな。出所を探っていたところ、この国に辿り着いてしまった……というところだ」

ヴィルト「……なるほど」

ボサボサ金髪の壮年騎士→ローガン「そういえば名乗ったことがなかったな。私はローガン、今は冒険者ではなくユーシリアの特務騎士を務めている。以後よろしく頼もう、青年よ」

ヴィルト「……ヴィルト・エクセリアだ。こちらこそよろしく頼む、ローガン」

ローガン「うむ。しかしヴィルト君も、なぜまたこの国に?」

ヴィルト「……助けたい人がいるんだが、カネが必要で……へっくし! へっくし! へっくし!」

ローガン「む……風邪か?」

ヴィルト「……いや、体は丈夫な方のはずなんだが……」

ローガン「オノゴロでは、余所で噂を立てられるとくしゃみをするという言い伝えがあるそうだ。もしかしたらどこかで噂されているのかもしれんな」

ヴィルト「俺の噂を立てる奴がいるとも思えないが……」

 ◆
589 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2026/10/13(火) 01:49:55.78 ID:ow2bqnwu0
というわけで本日はここまで。次回、リテン・ヘイヴン滞在5日目編からとなります。お金は順調に集まっているようです、このまま行けば余裕かもしれません。慎重にやっていくのが良いでしょう
590 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/10/13(火) 04:05:41.38 ID:/Yzsv82wo
おつ
権利者に半分取られるとはいえ採掘も結構悪くないな、これがクロシュ1人分なら人数増やせば期待値も伸びそうだし
そしてやはり今回も仲間が来てくれたか
591 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/10/13(火) 19:58:42.93 ID:PK5Qn30d0
https://imgur.com/a/8RSws48

https://imgur.com/a/3XbYWuo


乙
ココロイシ姉妹とヴァイオレット姉妹貼ります。
592 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2026/10/17(土) 18:14:01.38 ID:G2CZ3u+x0
地権者への土地使用料として半分取られてしまうのは痛手ですが、実のところレーティア氏の口添えのおかげで半分で済んでいるとも言えます。レーティア氏は家出中の身ですが、お金を稼ぐことについてはやはり卓越した腕前を持っているのかもしれません
そして実はユーシリア帝国特務騎士のローガン氏が調査に来ているそうです。もしかしたら今後再会することもあるかもしれません。今回も頼りにすると良いかもしれません

単眼の種族の方を実際に見ると、初めての人はギョッとするかもしれません。なおオノゴロの妖怪などでは割と珍しくない形質でもあるようなので、オノゴロで一つ目の種族が怖がられたりすることはあまりありません
そしてバイオレット姉妹は恐らく和解後も喧嘩ばかりしていたと思われます。今はフラナ氏がデロデロになっていなくなってしまったので、フレメア氏は寂しがっている可能性があると言えるかもしれません
593 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2026/10/17(土) 18:14:36.95 ID:G2CZ3u+x0
―リテン・ヘイヴン 滞在5日目

◇クロシュ [あかちゃんスライム]
武:竜角の大槍    盾:ラティアの大盾  飾:
武:         防:ぬののふく    飾:くすんだ不死鳥の羽根

◇フメイ  [バーニングハート]
武:         盾:         飾:
武:         防:火鼠の衣     飾:

◇妖精   [世話焼き妖精]
武:         盾:         飾:
武:         防:妖蝶のドレス   飾:

◇リュアン [お嬢様]
武:黒曜鋼のナイフ  盾:         飾:守りのペンダント
武:         防:旅人のドレス   飾:

◇聖女   [運命変転修道女]
武:木の杖      盾:         飾:
武:         防:ロイエの修道服  飾:

◯所持アイテム
[道具]        [装備品]       [大事なもの]
運命賽の欠片*2    大きな巻き貝      冒険者証(ランク1)
運命賽*6       サボテンドラゴンの花  メルルの帽子
会心賽*3       魔導機関銃       暗黒優待券
反魂丹*1       旧世樹の杖       クロシュヴィア伝説
炎スライムの秘伝書               避難所のドアノブ
運命変転の魔導書                星の粉
古ドワーフ鍛冶指南書              オリシン王家の栞
日属性基礎                   竜角の短剣
明石流剣術指南書                白金のペンダント
ヒヒイロカネ
ステライト鉱石
白金ステライト

◯現在の目標
・クロシュヴィアの行方を追う

◯個人目標
・世界樹の石炭 [6/8]
・武装製作経験 [6/6]
・僧侶を連れて帰る(聖女)

◯経験値
・クロシュ 近接[02/24] 魔法[05/12] 防御[05/09]
・フメイ  近接[05/06] 魔法[16/16] 防御[08/09] 炎[00/00]
・リュアン 近接[04/06] 魔法[00/12] 防御[04/06] 日[00/16]
・聖女   近接[01/06] 魔法[08/09] 防御[04/06] 運[03/??]
……………………………………………………………………………………
□リテン・ヘイヴン観光案内
一般街:宿屋、高級ホテル、市場、酒場、劇場、カジノ、浴場、娼館、
    治療院、冒険者ギルド、他
暗黒街:闇市、闇酒場、裏カジノ、裏娼館、地下闘技場、路地裏、
    マフィン本部、ロスチャイルドタワー、デロデロ支部、他
 港湾:宿屋、食事処、農場、市場、魚河岸、倉庫街、港、灯台、他
監獄島:広場、宿舎、臨時診療所、坑道、港、他
……………………………………………………………………………………
□会える人
同行者:メアリー、クーちゃん、奴隷商人、レーティア
その他:ヴィルト、エインヘリアル、リラ、デガ、セーレフェリア、
    ホロウ、ロヴィア、ベルナルド、プリ子
……………………………………………………………………………………

 ◆

↓1コンマ 聖女たちの内職 昨日の分
01-40  5万リテコイン
41-70 10万リテコイン
71-90 25万リテコイン
91-00 50万リテコイン
594 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/10/17(土) 18:20:30.32 ID:tBYc35QjO
あ
595 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2026/10/17(土) 20:40:07.52 ID:G2CZ3u+x0
 ☆聖女たちが内職をして5万リテコインを稼ぎました

―朝
 冥土の館 客室

 備え付け金庫に収められた札束の山「」デン

リュアン「かなりたまってきました……!」

聖女「昨日稼いだ分を足すと……630万リテコインです」

クーちゃん「おっほぉ〜!! 凄い、凄いわ!!」キャッキャ

妖精「残り日数は今日を含めてあと5日……まだ半分残ってる。このペースなら大丈夫そうだ。ただ……」

フメイ「ロヴィア、放っておくとまずいかも……」

クロシュ「うん……」

妖精「デロデロを実現する手段があるって言ってるんだっけ……」

フメイ「うん。本気で言ってるみたいだった」

妖精「どうしたものかなあ。できれば穏健に説得したいところだけど……」

メアリー「……」

クロシュ「メアリーさん……どうおもう……?」

メアリー「……正直に申し上げると、少し悩んでいます。彼女に協力すべきか否か」

リュアン「ええっ!」

フメイ「むー……クロシュを裏切るの?」

メアリー「そのようなつもりはございません。彼女に付けば、結果として導師クロシュから受けた恩を仇で返すことになる……という因果関係は把握しているつもりです。ですから……ええと、どう言えば良いのか……」

聖女「……本気でロヴィアさんに協力してデロデロを目指すつもりなら、わざわざ私たちにそのような気を遣う必要はないはずです。それでもメアリーさんは、正直に胸の内を明かしてくださったのですよね。ありがとうございます」

メアリー「……まだ、裏切らないと決めたわけではありません。勘違いなさらぬよう……」

フメイ「裏切らなそう」

リュアン「もし裏切るとしてもちゃんと事前に言ってくれそうです」

メアリー「私を何だと思っているのですか……」

クロシュ「んへへ……」

妖精「まあ……日頃の行いだね」

クーちゃん「あなたたちの関係、よくわかってないんだけどちょっと複雑みたいね……。まあ、考え方なんて人それぞれあって当然よ! 大事なのは信義ってやつよ、信義!!」

クロシュ「しんぎ!」

妖精「元詐欺師が言うと説得力あるねぇ」
596 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2026/10/17(土) 20:40:59.97 ID:G2CZ3u+x0
 *

奴隷商人「もうすぐ3分の2だな! 日数もまだ半分残ってるぜ! だが禁物は油断だぞ」

フメイ「そういえば、期限って伸ばしてもらえるの?」

奴隷商人「現時点で630万稼いでるから、返済能力の証明には十分だ。言えば5日くらいは伸ばしてもらえると思うぜ。ただ、手数料は取られるかもしれねえが……」

リュアン「手数料……どれくらいですか?」

奴隷商人「マフィン闇金の利子は基本10日で2割だ。それに準じる可能性が高いぜ」

妖精「つまり200万の上乗せか……。それで5日伸ばせるなら選択肢の一つとしてはアリかもね」

クーちゃん「……私が言うのも何だけど、金銭感覚がおかしくなって来てるわよ」

妖精「はっ……! た、確かに……気を付けないと」


◯冒険者ギルドで仕事を探す
 利点:比較的安全。失敗時のリスクも低い
 欠点:高額な依頼を見つけるのが難しい

◯マフィアの仕事を請ける
 利点:高額報酬を期待できる
 欠点:犯罪や抗争に巻き込まれるリスクがある
 特記:支払い期限延長の交渉もできる

◯闘技場に参戦する
 利点:上位まで上がれば高額報酬を期待できる
 欠点:下位ランクは報酬が安い
 特記:現在のランクは〈上位〉
    見込み報酬は100万リテコイン
    あと〈2回〉勝つとタイトル戦の挑戦権を得られる

◯監獄島で一攫千金
 利点:自力で凪鉄を掘り当てれば一攫千金を狙える
 欠点:既知の鉱脈は既に有力者らが独占している
 特記:全員で行くなら10万リテコイン必要
    クロシュ一人で行くならタダ
    偉い人のパワーがあればタダで船に乗れるかも

◯ホロウとロヴィアの行方
 現在はリテン・ヘイヴン郊外のデロデロ支部にいる模様。
 ロヴィアは世界のデロデロ化を企んでいるらしい。
 実際にできるかは不明だが放っておくと危険かもしれない。

◯魔蜘蛛から救出した幼女
 不死鳥の炎で身体的には回復したが心に重大な傷を負っており、
 日常生活はおろかベッドから起き上がることも難しい状況。
 お見舞いに行ったり、身元を探してあげたりすると良いかも。
 精神治療の手伝いをすることで報酬をもらえる可能性もある。

●現在の目標
・クーちゃんの違約金を支払う [630/1000万]

リテン・ヘイヴン滞在5日目。滞在10日目が弁済期限です
↓1〜5 自由安価 何をする?
597 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/10/17(土) 20:41:37.66 ID:9T3SX3rf0
ギルドで街のチンピラ退治の依頼を受ける
598 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/10/17(土) 20:43:30.11 ID:Qrmy9LS+0
治療院で幼女の心の治療を行う
599 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/10/17(土) 20:44:11.63 ID:vPPxrZwMO
幼女の身元探し
600 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/10/17(土) 20:44:43.45 ID:qiHUuZWEo
ロスチャイルドパワーでタダで全員で監獄島に向かい数の力で一攫千金を狙う
601 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/10/17(土) 20:44:57.40 ID:fN3Wr7VZO
魔蜘蛛から救出した幼女の身元を探す
602 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/10/17(土) 20:45:01.23 ID:sxl1XqXaO
うっふーんスライムよーんお金恵んでーしてみる
603 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/10/17(土) 20:45:57.34 ID:l24EvHpYO
地下闘技場に参加する
604 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2026/10/17(土) 21:31:46.01 ID:G2CZ3u+x0
>599と>>601が実質的に同じ内容のため、範囲は1つずれて>>602までとなりました
……………………………………………………………………………………

―リテン・ヘイヴン郊外 無法者のアジト

 ヒュオオオオ――

妖精「あれが討伐対象のアジト?」

エインヘリアル「そのようですね〜」

フメイ「焼けば良いの?」

エインヘリアル「中に何があるかわかりませんので、火気は最小限にお願いしますねえ。最悪、爆発物に引火して何もかもが吹き飛んでしまうかもしれません」

フメイ「めんどう……」

エインヘリアル「まあそう仰らずに! お約束通り、報酬金は全額あなた方に差し上げますから」

妖精「……私たちは嬉しいけど、エインヘリアルはそれで良いの? 酒代くらい求めても良いと思うけど」

エインヘリアル「ま〜私の真の目的はヒトやモノの流通調査みたいなもんですから〜。万が一手に負えない危険物が出てきた時の為に頼れる味方が欲しかっただけなんですよねえ」

クロシュ「わたしたち……頼れる!?」

エインヘリアル「頼れますよ! ご自覚なさってくださいねえ」

妖精「まあクロシュたちもけっこう力を取り戻して来たよね、実際。お腹はまだすぐ減るけど……」

クロシュ「うん」

エインヘリアル「本当に頼りにしてますよぉ。それじゃ慎重に参りましょうか」


↓1コンマ アジトの中身
01-10 ???
11-50 武装チンピラ
51-90 三下チンピラ
91-00 ???
605 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/10/17(土) 21:38:41.56 ID:2zTYJujWo
さて
606 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2026/10/17(土) 22:07:55.34 ID:G2CZ3u+x0
 ドガッ! バゴン! ボムギ! ドッギャァァァァン!!

黒焦げチンピラたち「」プスプス…


フメイ「おわり」

エインヘリアル「ふむふむ……」
 メモ「」カキカキ

妖精「何を調査してるの?」

エインヘリアル「船の中で起きた事件……ケンブツ子爵のことを覚えていますか? それに関係することです」

クロシュ「ほえ?」

妖精「……武器の密輸だっけ?」

エインヘリアル「はい。ここ最近怪しい動きが加速しているんですよね。どうやら取引先はケンブツだけではなかったようで」

妖精「世の中は白影スライムで大変だってのに、そんな中でさらに混乱を引き起こそうとしてる奴がいるのか……」

エインヘリアル「こんな世の中だからこそ、かもしれませんよ。動乱は策謀を隠すのにうってつけですから」

妖精「それもそうだ。はあ……まあその辺のことは治安組織とかあなたみたいな大魔女帝国のエージェントに任せとけばいいか」

エインヘリアル「うふふ、バレちゃってましたか」

妖精「半信半疑だった。まあ当たってたみたいだけど」

エインヘリアル「あなた方に隠す意味もあまりありませんでしたから、丁度良かったかもです」

妖精「それで……このアジトはどうだった? ハズレ?」

エインヘリアル「半分アタリ、半分ハズレですねぇ。例えばこいつらが使っていたこの武器……これは恐らく、例のガイスト・シュヴァルシュタイン製のものです」

 改造魔導拳銃「」ポン

エインヘリアル「でも今やこの改造魔導拳銃は大量に出回っていて、その流通元を特定するのは困難なんですね。手がかりではありますが、凡百の手がかりの一つでしかない……とも言えるわけです」

妖精「なるほど……いろいろ大変なんだなあ」

エインヘリアル「妖精さんたちも、有力な情報や手がかりを見つけたら是非私にお知らせくださいねえ!」

クロシュ「ん!」
フメイ「ん」
妖精「わかったよ」

 ☆三下チンピラをやっつけて報酬金10万リテコインを得ました

↓1コンマ 掘り出し物
01-40 特になし
41-70 普通のもの(+10万)
71-90 高価なもの(+20万)
91-00 マナバッテリー
607 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/10/17(土) 22:09:03.69 ID:9T3SX3rf0
あ
608 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2026/10/17(土) 22:44:03.04 ID:G2CZ3u+x0
 ☆さらに金目のものを奪って換金し10万リテコインを得ました

 ☆今現在のお金は [650万] です

 ◇

―リテン・ヘイヴン治療院

眠る幼女「……」zzz


医者「それじゃ頼めるかい?」

クロシュ「うん」

医者「頼んだよ」


スライムクロシュ「〜〜」モニョモニョモニョ

 ◆
609 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2026/10/17(土) 22:46:25.64 ID:G2CZ3u+x0
―幼女の夢

 深い闇「」オオオオオオ―
 蜘蛛の巣に覆われた屋敷「」

 動き回る小さな蜘蛛「」シャカシャカ

  バックン!!

スライムクロシュ「〜〜」モニョモニョ モグモグ


クロシュ(……前に、食べたけど……また、蜘蛛の巣がたくさん……)

クロシュ(食べても、食べても……出てきちゃうのかも……)


蜘蛛の巣に捕らえられた幼女「……」グッタリ


クロシュ「!」

クロシュ(女の子……捕まってる……。それと……)


蜘蛛の糸でぐるぐるにされた何か「」グルグル
蜘蛛の糸でぐるぐるにされた何か「」グルグル
蜘蛛の糸でぐるぐるにされた何か「」グルグル


クロシュ(なにかが……ぐるぐるにされてる……)

クロシュ(………心の……住人かも……)

クロシュ(……あの、女の子の心を……まもろうとして……。蜘蛛に、ぐるぐるに、されちゃったのかも……)

 *

スライムクロシュ「〜〜〜」モニョモニョモニョ モグモグモグ

地面に降ろされた幼女「……」グッタリ
地面に降ろされた糸で巻かれていたインテリ男「」
地面に降ろされた糸で巻かれていた大柄な男「」
地面に降ろされた糸で巻かれていた帽子の男「」

クロシュ(地面におろして……蜘蛛の糸、食べたけど……。みんな、起きない……)

クロシュ(つんつんしてみよ)

 ツンツン

インテリ男「ハッ!?」ガバッ
大柄な男「ウオッ!?」ガバッ
帽子の男「」

スライムクロシュ「〜〜!」モニョニョ


クロシュ(頭の良さそうな人と……大きい人、起きた……!)

クロシュ(帽子の人……起きない……)

クロシュ(……でも、この頭の良さそうな人と、大きい人……どこかで、見たこと、あるような……)

クロシュ(だれだっけ)


インテリ男「こ、ここは……はっお嬢様!?」

大柄な男「お嬢ッ!! テメッこのスライム野郎!! 俺たちスパイダーファミリーをギタギタにぶち壊しやがって――はっ!?」

インテリ男「う、ぐうっ……!!? 違う……我々はスパイダーファミリーなどではありません……!! 我々は……我々は……っ!!」ガクガク

大柄な男「うおおおお!!?!? 助けてくれボス!! 俺たちは……俺たちは、何ファミリーなんだあああ!!?!?」ガクガク

クロシュ「んわわわ……!! え、えと……えと……!」アタフタ


どうしよう!
↓1選択
1.真のファミリー名を当てる(自由記述。間違えると行動終了)
2.運命賽を使う(残り6)
0.自由安価(できないことはできない)
610 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/10/17(土) 22:53:02.57 ID:qiHUuZWEo
2
611 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/10/17(土) 22:53:14.90 ID:Qrmy9LS+0
1マフィンファミリー
612 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2026/10/18(日) 00:37:59.81 ID:HTl8jGxA0
 石の賽「」コロン――


クロシュ「!」ピコン!

クロシュ(この人たち……マフィアの、人たち……!)

クロシュ(だから……ファミリーは……)


クロシュ「マフィンファミリー!!」モニョッ!


大柄構成員「ハッ!!」

インテリ構成員「そうです……我々は、マフィンファミリー……!」

大柄構成員「マフィンファミリー!! 俺たちはマフィンファミリーだ!!」


幼女「……まふぃん……ふぁみりー……?」

インテリ構成員「お嬢様!!」ダッ

大柄構成員「お嬢ッ! ご無事ですかい!?」ダダッ

幼女「うん……」



スライムクロシュ「〜〜」モニョモニョ

帽子の男「……ダセェところを見せたな。スライムの嬢ちゃん」スクッ

スライムクロシュ「!」モニョッ

帽子の男「現実の俺に会ったら、一発ぶん殴ってやってくれよ。自分の娘一人守れねえ無様なクソオヤジが、ってよ」

スライムクロシュ「〜〜!」モニャニャ

帽子の男「頼んだぜ。………ありがとな」

 ◆
613 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2026/10/18(日) 00:38:29.47 ID:HTl8jGxA0
―治療院

スライムクロシュ「!」モニョッ

医者「おお、君も目覚めたか!」

スライムクロシュ「〜〜!」モニョニョ

医者「ああ、私が説明するよりも実際に見た方が早い!」


幼女「あ……! 黒い……スライムさん!」

スライムクロシュ「!」モニョニョッ

幼女「助けて……くれたんだよね? ありがとう……。この前はごめんね……怖がったりして……」

スライムクロシュ「〜〜♪」モニョニョ

幼女「わたし……思い出しました。自分のことも……自分の、家のことも……」

医者「本当かね!」

幼女「わたし……リコッタ・マフィンです。マフィンファミリーの……」

医者「!!?!?!??!?」

 ☆幼女の治療に成功しました

 ☆幼女の身元が判明しました

 ◆
614 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2026/10/18(日) 00:39:13.59 ID:HTl8jGxA0
―マフィン本部 応接室

クロシュ「」キョロキョロ

フメイ「お〜……豪華……」キョロキョロ

リュアン(ま、まさか……あの子がマフィンファミリーの子だったなんて……!)

クーちゃん(そんなことってある!?)

聖女(運命とは、本当に不可思議です……)


控えるインテリ構成員「……」
控える大柄構成員「……」

幼女→リコッタ・マフィン「……」ペコリ

帽子の男→ドン・マフィン「……まずは、礼を言わせてもらう。リコッタを……娘を救出してくれて、感謝する」ペコリ

クロシュ「ん!」

フメイ「どういたしまして」

妖精「まあ……民間人を助けるのは冒険者の義務みたいなもんだしね。礼には及ばない……と言いたいところなんだけど……」

ドン・マフィン「話は聞いている。そちらの……クーというお嬢さんのことだな」

妖精「うん。法外な違約金をあなたたちのファミリーにふっかけられて困ってるんだよ。だから取り下げてくれない?」

ドン・マフィン「わかった、取り下げよう」

妖精「……あれ? そんなにあっさり?」

ドン・マフィン「……不服なら、慰謝料を支払う用意もある」

妖精「あ、いやそうじゃなくて。血も涙もないマフィアだって聞いてたから、それはそれこれはこれとして違約金はキッチリ回収しようとするものだと……」

ドン・マフィン「………元々、俺たちは人攫いによって仕立てられた奴隷の買い付けは主義に反するとして行っていなかった。そのクーというお嬢さんを買い付けたのは、俺の監督不行き届きによる不手際だ」

クーちゃん「えええっそうなの!? ……ですか!?」

ドン・マフィン「ああ」

フメイ「ボスなのに、言うこと聞かせられないの?」

ドン・マフィン「……」

リュアン「ちょ、ちょっとフメイちゃん! 相手はマフィアのボスなんだよ……!? もうちょっと言葉を……」

ドン・マフィン「……いや。そちらの黒髪の嬢ちゃんの言う通りだ。ここ最近、我がファミリーは急速に統制が効かなくなってきている」

聖女「そうなのですか……?」

 ババッ

土下座インテリ構成員「私が確認を怠ったがゆえの不手際です!! ボスに落ち度はありません!!」ドゲザッ

土下座大柄構成員「そ、そうです!! 俺たちもボスからの通達だって言われて、間抜けにも信じちまって……!! 本当にすいませんでしたッ!!!」

ドン・マフィン「お前たちの処分は一旦保留とする。まずはファミリーを建て直さねばならねえ……何が起きているのか調べろ」

土下座インテリ構成員「仰せの通りに!」シュバッ

土下座大柄構成員「怪しい奴は全員ブチのめして来ます!!」シュバッ

クロシュ「わあ……」

リュアン「土下座しながら凄い勢いで飛び出していきました……」

ドン・マフィン「……チッ。無様なところを見せた。何より無様なのは……リコッタのことで憔悴して周りが見えなくなった挙げ句ファミリーを崩壊させかけている俺自身だ」

クロシュ「……」

ドン・マフィン「今回の件は本当にすまなかった。慰謝料はひとまず1000万リテコインで良いか?」

妖精「いや……慰謝料はいらないよ。今後私たちに何もしないでくれるなら、それでいい」

ドン・マフィン「そうか。なら困ったことがあればいつでも来い。力を貸そう」

妖精「今困ってるのはあなたたちの方なんじゃないの?」

ドン・マフィン「ハッ、その通りだ。いつでも来いと言ったが、しばらくは来ない方が良い。血なまぐさい抗争に巻き込まれたくなければな」

リュアン「〜〜…」ゾゾゾ
615 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2026/10/18(日) 00:39:43.92 ID:HTl8jGxA0

クロシュ「リコッタちゃん……」

リコッタ・マフィン「……今回のこと……本当にありがとう、クロシュさん……。それと……ごめんなさい……。うちのファミリーが、大変なご迷惑を……」

クロシュ「んーん。終わったから、だいじょうぶ! リコッタちゃんは……だいじょうぶ……?」

リコッタ・マフィン「うん、大丈夫……! パパも言ってたけど……しばらく、ここや支部には近づかないでね。危ないかもしれないから……」

クロシュ「………わたし、できること、ある……?」

リコッタ・マフィン「えっ!? えっと……ううん、クロシュさんはすごく大切な恩人なんだから、危ないことに巻き込むわけにはいかないよ」

クロシュ「そうなんだ……」

リコッタ・マフィン「でも……ありがとう。クロシュさんは、本当に優しいスライムさんなんだね……」

クロシュ「んへへ……」


クロシュ「……あ!」

フメイ「どうしたの?」

クロシュ「えっと……。リコッタちゃんの、夢の中で……。ボスさんに……現実の、ボスさん……殴れって……言われた……」

リュアン「ええっ!?」

リコッタ・マフィン「そ、そうなの!?」

ドン・マフィン「フッ……ハッハッハ! いいだろう、俺もこのままじゃ気が済まねえと思っていたんだ。一発ぶん殴れ」ズイッ

クロシュ「いい……?」

ドン・マフィン「おう。思いっきりやれ」チョイチョイ

クロシュ「ん……!」モニョモニョ

 モニョモニョ…ポン!

スライムクロシュ「〜〜〜」モニョニョニョ―ググググ―


  ベチン!!!!


 ☆幼女リコッタ・マフィンの身元を特定し、家に帰しました

 ☆クーちゃんの違約金が帳消しになりました

 ☆マフィンファミリーの内乱を知りました

 ☆マフィンファミリーとのコネクションを得ました

 ◆
616 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2026/10/18(日) 00:47:21.14 ID:HTl8jGxA0
本日はここまで

クーちゃんの違約金が解消され、リテン・ヘイヴンにおける大目標を達成したクロシュ一行。
大きな安堵と、余ってしまったお金の使い道にワクワクしながら帰路を行くあかちゃんスライムたちだが――しかし罪の街に蠢く意志たちは、未だ底知れず。
善意、悪意、狂気、祈り。それぞれが、それぞれの終点を目指して――加速を始める。

それでは本日もありがとうございました。実はまだリテン・ヘイヴン編完!とはなりません。次回をお楽しみに
617 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/10/18(日) 02:49:10.21 ID:b3nRhXGCo
おつ
まさか違約金問題が一発で解決するとは…やっぱり人助けは大事だな…しかも割と真っ当なギャングだった
ローガンさんが訪れた件もあるし後半戦あるよねぇ
618 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/10/18(日) 08:56:39.22 ID:io0CBopu0
乙
メルル氏が今やってそうな状況貼ります。
https://imgur.com/a/rimbQF9
619 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/10/18(日) 15:51:55.70 ID:DOEimffoo
マフィンは割りと平和な組織か
リテンヘイブン実はそんな悪徳の街ではない?
620 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2026/10/18(日) 17:42:11.76 ID:HTl8jGxA0
これはマフィンファミリーと直接交渉して違約金を解消してもらうという隠しルートとも言えます。実はマフィンファミリーの仕事を請け負ったりした場合にも、その内情に踏み込む選択肢が浮上する仕掛けがあったりしました
そして大魔女帝国のエージェントやユーシリア帝国の特務騎士が探っている件は、同じまたは非常に近い案件である可能性があります。クロシュたちもそのようなきな臭い事案に巻き込まれる可能性があるかもしれません

メルル氏が今何をしているのかは定かではありませんが、人知れず白影スライムをかいくぐりながらトレジャーハンティングにいそしんでいる可能性は実際高そうと言えます。妹らには、こんな時くらい安全に暮らしていて欲しいのに……と心配されている可能性も高いかもしれません

マフィンファミリーは現在のボスに代替わりしてから方針転換し、黒い稼業から真っ当な稼業への移行を徐々に進めていたようです。しかし先日ボスの一人娘であるリコッタ・マフィン氏が行方不明となり、それに伴ってファミリーに付け入る隙が生まれてしまったのかもしれません
リテン・ヘイヴンは悪徳の街ですが、実のところ無法地帯というわけではないようです。仁も義もない組織には誰も付いてこない――とドン・マフィンは考えているようです。なおロスチャイルドがどのような方針かは今のところ闇に包まれています
621 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2026/10/18(日) 17:42:41.29 ID:HTl8jGxA0
―監獄島 港

カモメ「クゥー、クゥー」
カニ「」チョキチョキ


妖精「クーの件は片付いたけど、レーティアが手配してくれた監獄島行きの船をドタキャンするわけにもいかなかったからみんなで監獄島に来た……」

クーちゃん「良いじゃない! せっかくの一攫千金チャンス、違約金なんかよりもっと楽しい使い道はいっぱいあるわ!」

クロシュ「うん!」


フメイ「……なんかこの島……ちょっと息苦しい」

妖精「凪属性の力場によって魔法が使えないんだってさ。だから私もちょっと息苦しさを感じる……」

リュアン「……ほ、本当だ。魔法が使えません」プスン…

聖女「何かあっても回復魔法も使えないので死亡事故が多いそうですね……。私たちも気をつけましょう……」

 *

せっかく来たので探索もできる
↓1選択
1.広場
2.建物
3.鉱山
4.港
0.自由安価(ありそうなスポット。存在し得ない場所は再安価)
622 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/10/18(日) 18:00:35.94 ID:r8y/pjkCO
1
623 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2026/10/18(日) 21:05:00.84 ID:HTl8jGxA0
―監獄島 広場

 ジャカジャカジャンジャン♪

ベルナルド「〜〜♪」


リュアン「わ……。綺麗な歌……」

聖女「吟遊詩人の方でしょうか? なぜ監獄島に……」

クロシュ「えと……ベルナルドさん……観光、なんだって……」

フメイ「へえー、観光なんだ」

クーちゃん「監獄島に観光……? 絶対マトモな奴じゃない……関わらない方が良いわ」

妖精「同感かも……。あれ、たぶん悪魔だ」

クロシュ「そうなの?」

妖精「うん」

クロシュ「ベルちゃんの……なかま?」

妖精「分類的にはそうだけど、悪魔は基本的に悪魔同士で連帯しないから、ベルトーネの仲間といえるかは微妙」

クロシュ「そうなんだ」

聖女「悪魔って……悪魔族のことですか?」

妖精「ううん。悪魔族は一部の悪魔に似てるからって謂れなき迫害を受けたこの世界の種族の一つ。悪魔は……なんなんだろう……。まあこの世界の住人でないのは確かだ。基本的に悪い奴らだよ」

クロシュ「わるいの……!? ベルちゃんも……!?」

妖精「ベルトーネも……まあたぶん悪い奴だよ。あの時は契約に縛られてて悪さができなかっただけじゃないかなあ」

聖女「契約……。伝承の通り、悪魔は契約を行うのですか?」

妖精「うん。悪魔と契約すると大抵の契約者はひどいことになるけど、契約内容次第では悪魔を上手く縛れたりもするから、ベルトーネと契約した過去の術師はなかなかのやり手だったのかも」

ベルナルド「どうかな? ベルは悪魔としてはかなり甘いところがあるからね。案外、大真面目にサビ残を頑張ってただけかもしれないよ」ヌッ
624 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2026/10/18(日) 21:07:36.26 ID:HTl8jGxA0

妖精「うわっ!」コテッ

ベルナルド「こんにちは。また会ったね、クロシュ」

クロシュ「あ、うん。こんにちは」

ベルナルド「そしてクロシュのお仲間の皆さんは初めまして。吟遊詩人のベルナルド・バイロンだよ。よろしく」

リュアン「よ、よろしくお願いします」

聖女「よろしくお願いします」

クーちゃん「よ、よろしく……」

妖精「……どうして悪魔がこんなところで吟遊詩人ごっこなんかしてるの?」

ベルナルド「悪魔が吟遊詩人として観光しちゃいけないかな?」

妖精「そりゃいけないでしょ」

ベルナルド「手厳しいなあ」

妖精「あなたたち、契約してないとこの世に居座れないんだよね? つまりあなたは今も誰かを騙して契約していて、その誰かを食い物に嘲笑ってるわけでしょ?」

ベルナルド「それは風評被害だ。全ての悪魔が契約者をいいように騙しているわけではないよ。それに一度この世に顕れることができた悪魔は、契約が切れても死んだり自ら退去したりしない限りその世界に居座り続けられる。僕もその手合さ」

妖精「ふん、どうだか……。悪魔は嘘つきでずる賢い奴らだもん、無条件に信じることはできない」

ベルナルド「過去によほどひどい悪魔に騙された経験でもあるのかな……。まあでも現時点で君が普通に生きているってことは、致命的な契約を結んだ経験があるとかではなさそうだ」

妖精「当然でしょ。悪魔と契約なんて死んでもゴメンだよ」

ベルナルド「まあ僕たち悪魔としても、妖精類との契約は難しさの割に旨味がないからね。僕たちの方から妖精の君に契約を持ちかけることは今後もないと思う、安心していいよ」

フメイ「妖精はまずいんだ」

ベルナルド「ああ。ちなみにスライム類も同じくらいまずい」

クロシュ「そうなんだ……」

お話できる
↓1〜2選択 話すこと
1.お金がいらなくなったことを自慢する
2.楽器と歌について
3.ウミダンゴムシについて
4.デロデロについて
5.監獄島について
0.自由安価(できないことはできない)

↓3 合法採掘!
01-10 崩落だ! 怪我をして明日の終わりまで満腹度-2
11-30 凪鉄(低質) +10万
31-50 凪鉄(中質) +20万
51-70 凪鉄(高質) +40万
71-90 凪鉄(特上) +80万
91-00 凪スライムの欠片 +150万

↓4 みんなで採掘するのでもう一回判定できる
01-10 崩落だ! 怪我をして明日の終わりまで満腹度-2
11-30 凪鉄(低質) +10万
31-50 凪鉄(中質) +20万
51-70 凪鉄(高質) +40万
71-90 凪鉄(特上) +80万
91-00 凪スライムの欠片 +150万
625 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/10/18(日) 21:08:46.56 ID:io0CBopu0
0この国に他に面白そうな人いない?
626 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/10/18(日) 21:09:53.16 ID:J6PJGxv9O
5
627 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/10/18(日) 21:13:39.08 ID:TvTCFXboO
おこづかいゲット
628 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/10/18(日) 21:16:12.60 ID:1j9VClCbO
ま
629 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2026/10/18(日) 22:52:48.35 ID:HTl8jGxA0
聖女「ベルナルドさんはどうして監獄島に……? 観光と仰いましたが……観光するところはあるのでしょうか?」

ベルナルド「もちろん。僕がどういう存在なのか、よく考えてごらん」

聖女「……ええと。つまり……悪魔であるベルナルドさんにとって……この監獄島は、とても美味しい場所である……と?」

ベルナルド「そう。��ヒトの不幸は蜜の味�≠ニ言うだろう? この島は、そんな極上の蜜に溢れているということだね」

リュアン「……」ゾゾゾ

妖精「ほらこれだ。悪魔なんてのはロクな連中じゃないんだよ、わかった?」

クロシュ「う、うん」

フメイ「ベルナルド、性根ってやつが曲がってる……」

ベルナルド「フフ、最高の褒め言葉だ。性根が真っ直ぐの悪魔なんてベルくらいだよ」

フメイ「むむ……。じゃあ、コモノ! 自分で不幸にするわけでもなくて……ただ不幸な人を見るだけで美味しくなるのは、なんか、コモノっぽい!」

ベルナルド「コモノか! フフフ、いいね。僕みたいな三下にはピッタリだ。これから小物悪魔を名乗ろうかな」

フメイ「むむむ……! 本当に不幸が好きなら、自分で全部焼き払ってみんなを不幸にする、みたいな熱さがないとだめだと思う!」

リュアン「いやそれはもっとだめだよフメイちゃん!」

ベルナルド「残念ながら僕は小物だからね。例えばウミダンゴムシも、食べる為の藻類を自分で植えたりはしないだろう? ただそこに生えている藻類をモソモソ食べるだけ。僕も同じさ」

クロシュ「!」

ベルナルド「僕も、ただそこにある不幸を食べるだけ……それで十分なんだよ。だってこの世界には、もう既に食べきれないくらい大量の不幸が淀んでいるんだ。わざわざ自分から作りに行く必要がない。フフ、三下の小物にも生きやすい良い世の中さ」

聖女「よ、よくわかりました……。悪魔の方は、不思議な生態をしていらっしゃるのですね……」

妖精「まあ……自分から積極的に悪事を働いたりしないんなら、好きにすれば良いんじゃないの……」

ベルナルド「悪魔嫌いの妖精さんのお墨付きも得られたことだし、これからも大手を振って不幸の蜜を啜ることにするよ」

 *

クーちゃん「ねえ、悪魔ってけっこういるものなの?」

ベルナルド「いや、けっこういないよ。ヒトみたいにポコポコ繁殖したりもしないしね」

聖女「そうなのですか……。じゃあ例えば、この国にベルナルドさん以外の悪魔の方がいたりとかは……?」

ベルナルド「それはタダでは教えてあげられないな。今までの話は些事や一般常識の範疇だったからタダで答えられたけれど、同業の情報ともなれば別だ。下手に他の悪魔の顰蹙を買えば後で村八分にされてしまうかもしれないしね」

聖女「なるほど……それを知りたければ契約、ということですね」

ベルナルド「そういうこと。君はダメだけどね」

聖女「えっ?」

ベルナルド「こちらとしても踏み倒されるのはゴメンだからさ」

聖女「ええっ!? 私ってそんな悪い人に見えますか!?」

ベルナルド「僕にとってはね」

 ☆ベルナルドのスタンスを知りました

 ◇
630 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2026/10/18(日) 22:53:15.87 ID:HTl8jGxA0
―監獄島 坑道

 ガンッ… ギンッ… ゴッ…

ツルハシを振るう囚人たち「えっほ……えっほ……」フラフラ


リュアン「私たち……場違いではないでしょうか……?」

妖精「場違いだと思う……」

リュアン「ですよね……」

クーちゃん「場違いでもなんでも一攫千金のチャンスに変わりないわ! やるわよ!」グッ
 ツルハシ「」シャキン!

クロシュ「ん!」
 ツルハシ「」シャキン!

フメイ「む〜……爆発させられたら一気にたくさん掘れそうなのに……」
 ツルハシ「」シャキン!

聖女「せっかくの機会ですから、がんばりましょう!」
 ツルハシ「」シャキン!

 *

 ガンガンガンガンガンガンガンガンッ!!
 ゴゴ…

妖精「……ん!? ちょっと止まって!!」

クロシュ「ほえ……?」

クーちゃん「はあ、はあ……な、何かあったの?」

妖精「微かに音が……はっ!!? みんな、急いでここから――」

 ゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!!
 ドゴオオオオオオオッ!!!!!

リュアン「わあああああ!?!!?」
フメイ「んわあああああ!?!?!?」
聖女「わあああああああ!!!??!?」

 ドッギャァァァァン!!!!

 *

 ▽崩落に巻き込まれて怪我をしてしまいました……
  明日の終わりまで、満腹度-2の不利効果を受けます

 ☆高質凪鉄鉱石を掘り出し、80万リテコインに換金されました
  ロスチャイルド商会にショバ代として50%が徴収され、40万リテコインが手元に残りました

 ☆今現在のお金は [690万] です

 ◇
631 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2026/10/18(日) 22:53:42.18 ID:HTl8jGxA0
―夕方
 リテン・ヘイヴン市街

スライムクロシュ「〜〜…」モニャニャ…

フメイ「ひどい目にあった……」ヨタヨタ

リュアン「ごめんね……。クロシュちゃんとフメイちゃんがみんなを押し出してくれたから……」

聖女「お陰で、私たちは生き埋めにならずに済みました……。本当にありがとうございます」

妖精「監獄島でも不死鳥の炎が使えて良かったよ……。クロシュとフメイもすぐに怪我を治すことができて」

クーちゃん「……回復魔法が使えない監獄島で自力で怪我を治せるなんて……インチキに磨きがかかったじゃない、クロシュ」

スライムクロシュ「〜〜…♪」モニョニョ

妖精「でも前よりずっとお腹の容量が減っちゃってるんだよ。不死鳥の炎も前より負担が大きいみたいだし、これをアテにして無茶したりとかは絶対にだめなんだから」

スライムクロシュ「〜〜…」モニャニャ

聖女「今日と明日は危ないことはせず安静に過ごしましょう……。幸い違約金問題はもう解決していますし、お金もたくさんあるわけですから」


スライムクロシュ「〜〜」モニョニョ

妖精「……ん? あそっか、ヴィルトにも伝えないとね。クーの違約金は解決したからもう大丈夫だってこと」

クーちゃん「……だ、大丈夫なのかしら……。私なんかの為に非合法な稼ぎに手を出したりしてなきゃ良いけど……」

リュアン「居場所がわかればすぐにお知らせできるんですけど、それもわからないんですよね……。心配です……」


「――スライム?」


スライムクロシュ「!?」モニャッ

妖精(しまった! 今はスライムがみんなデロデロに溶けてるから、スライムの姿でウロウロしてると目立っちゃうんだ!!)

スライムクロシュ(んわわわ……!!)モニャニャニャ


↓1コンマ
01-05 CEO
06-25 冒険者
26-50 好事家
51-65 金髪大剣少女
66-80 金髪Yシャツ少女
81-95 大剣少女+Yシャツ少女
96-00 創業者
632 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/10/18(日) 22:56:08.99 ID:b3nRhXGCo
おや
633 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2026/10/19(月) 00:14:29.40 ID:ypMmEJzK0
長い金髪を無造作に伸ばした幼女「……キミは……クロシュヴィア?」ズイッ

スライムクロシュ「!!」モニョニョッ

長い金髪を無造作に伸ばした幼女「……違う。魔力の波長は少し似ているけれど……。光も、音も……クロシュヴィアとは異なる色彩……。キミは……誰?」

妖精「ちょっと待って、あなたこそ誰!? どうしてクロシュヴィアを……知っているの!?」

長い金髪を無造作に伸ばした幼女「……失礼。まずはこちらから名乗らないとね……」

スライムクロシュ「〜〜」モニョニョ

長い金髪を無造作に伸ばした幼女→ローゼスフィア「私は……ローゼスフィア・ロスト……ううん……ローゼスフィア・ロスチャイルド……」

妖精「……えっ!?」

クーちゃん「ローゼスフィア……ロスチャイルド!!?!?」

フメイ「誰? またロスチャイルド?」

リュアン「ロスチャイルドの……一番最初の人だよ、フメイちゃん……!」


ローゼスフィア「キミの名前……教えて」

 モニョモニョモニョ…ポン!

クロシュ「わたし……クロシュ。スライム……」

ローゼスフィア「クロシュ……。そうなんだ……キミが、デロデロの……」

クロシュ「ほえ……?」

ローゼスフィア「……ありがとう」

クロシュ「?」

ローゼスフィア「キミのお陰で……最後のピースが嵌まったんだ」

クロシュ「そうなの?」

ローゼスフィア「うん」

クロシュ「そうなんだ」

ローゼスフィア「……何か、欲しいものはある? 買ってあげる……。私が自由に使える、個人資産の範囲内で、だけど……」

クロシュ「ほえ……!?」

妖精「いやいやいや! 意味がわからないよ! なんで急にそんなことになるの!?」

ローゼスフィア「……? 恩を受けた相手に、お返しをするのは……変……?」

妖精「一体なんの恩を受けたっていうの! クロシュとは初対面のはずだよ!」

ローゼスフィア「うん……。でも……デロデロは、大きな気付きを私にくれたから……」

クロシュ「そうなの?」

ローゼスフィア「うん……。だから……キミとは……世界を救う前に、一度会ってみたかった」

クロシュ「わあ……!」

妖精「せ、世界を救う……!?」

ローゼスフィア「欲しいものがないなら……行動や、サービスでもいい。何でも言ってごらん……」

クロシュ「!」モニョニョ


お話できる
↓1〜3選択
1.お金がいらなくなったことを自慢する
2.ロスチャイルドについて(ソフィアとフェルメールの件も含む)
3.クロシュヴィアとデロデロについて
4.世界を救うことについて
0.自由安価(できないことはできない)
634 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/10/19(月) 00:17:25.79 ID:pIJ5Lp6Fo
4
635 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/10/19(月) 00:19:20.48 ID:ZlJDY+vvO
3
636 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/10/19(月) 00:20:51.84 ID:CNbQT1TwO
0
世界を救う前にロスチャイルドの悪評どうにかした方がええんとちゃいます?
637 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2026/10/19(月) 02:13:15.25 ID:ypMmEJzK0
クロシュ「ローゼスフィアちゃんは……クロシュヴィアちゃんのこと、知ってるの?」

ローゼスフィア「うん。クロシュヴィアとは……旧い、友達……」

クロシュ「わあ……! わたしも……クロシュヴィアちゃんと、ともだち……!」

ローゼスフィア「そうなんだね……」

クロシュ「うん!」

ローゼスフィア「もしキミが……私たちと同じ時代に生まれていたら……。私たちと共に、終幕の一つを名乗っていたかもしれないね……」

クロシュ「……?」

妖精「……それってもしかして……ナントカエンドを名乗ってる厄介な奴らのこと?」

ローゼスフィア「うん」

クロシュ「じゃあ……わたし……クロシュエンド?」

妖精「それじゃクロシュが終わっちゃうみたいじゃない! もっと別のにしなよ!」

クロシュ「んわわ……。えと……でも、終わりって……ちょっと、さびしい感じだから……。むずかしいかも……」

ローゼスフィア「……それなら……『ネヴァーエンド』はどう……?」

クロシュ「ねばーえんど?」

妖精「それ、極北とかぶっちゃわない?」

ローゼスフィア「かぶっちゃいけない、なんてルールはない……。それに……ネヴァーエンドは、決して終わらないっていう意味だから……。終わりを望まないなら、悪くない名前だと思う……」

クロシュ「そうかも……」

妖精「いやいややめとこうよ、あそこは永遠の魔王の領域でもあるしなんか縁起が悪いよ」

クロシュ「そ、そうかも……」

ローゼスフィア「もし名乗りたくなったら、使っていい……。ネヴァーエンドの席は、空けておいてあげる……」

クロシュ「ん……!」
638 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2026/10/19(月) 02:14:07.68 ID:ypMmEJzK0

ローゼスフィア「……クロシュは……自らの意思で、デロデロを見出したの……?」

クロシュ「ほえ……? えと……お絵かき……してて……。わたしの……ぱわーが、デロデロで……」モニョモニョ

ローゼスフィア「……なるほど……。クロシュヴィアも……良い後輩を、持ったね……」

クロシュ「んへへ……。ローゼスフィアちゃんは……デロデロ、どうおもう……?」

ローゼスフィア「とても良いと思う……。消沈して風に溶けちゃったクロシュヴィアが、息を吹き返したのにも納得できる……。ただ……」

クロシュ「……」

ローゼスフィア「実現可能性は……限りなくゼロに近いと、言わざるを得ない……」

クロシュ「!」モニャッ

ローゼスフィア「星脈を乗っ取って、白影スライムを放つという試みも、悪くない……。クロシュヴィアは、恐らく彼女自身が引き出せる限界に限りなく近い最高のパフォーマンスと、最良の行動を選択している……。でも……それでもきっと、届かない……。何らかのブレイクスルーが起こらない限り……クロシュヴィアの夢は、潰える……」

クロシュ「!!」モニャニャ

妖精「そ、そうなの!? でも……実際に世の中は白影スライムで溢れて、大混乱に陥っていて……!」

ローゼスフィア「……これだけの大掛かりな仕掛けを維持するのに……どれだけのコストがかかっていると思う……?」

クロシュ「!!!」モニャニャニャ

妖精「ま、まさか……」

ローゼスフィア「……星の力という膨大なリソースがあっても……それをどう配分して、どう使うかを計算し続けるのは……クロシュヴィア自身……。恐らく……今この瞬間にも、クロシュヴィアにはその強烈な負荷がかかっているはず……。不死鳥の炎で、命は無理矢理繋ぎ止められても……痛みや苦しみが消えるわけじゃない……。だから……この白影スライム騒ぎは、長くは続かない……」

クロシュ「〜〜!!!!」モニャニャニャニャ

妖精「それって……このままだと、クロシュヴィアが自滅するってこと……!?」

ローゼスフィア「そう……」

妖精「……」

ローゼスフィア「……だから。私が……そうなる前に、世界を救う」

クロシュ「!!」

妖精「それは……どういうこと!?」

ローゼスフィア「……詳細は、話せない。でも、安心して……。世界も……クロシュヴィアも……私が、救う……」

クロシュ「……」

ローゼスフィア「……きっと……全ての、悲劇を……無くして、みせる……」
639 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2026/10/19(月) 02:15:59.28 ID:ypMmEJzK0

フメイ「………ねえ。その前に、ロスチャイルドのこと、どうにかした方が良いんじゃないの」

ローゼスフィア「……ロスチャイルドのこと……?」

フメイ「うん。なんか、いっぱい悪さして迷惑かけてるんだって」

ローゼスフィア「ああ……。その件なら……一応、把握している……」

妖精「一応……」

ローゼスフィア「……結論から言うと……私には、どうにもできない」

妖精「ええっ!? 創業者なのに!?」

ローゼスフィア「今の私は……ロスチャイルド家にとっては、隠居したお飾り名誉職のようなもの……。自分の管轄外では、何の権限を持たない穀潰しでしかない……」

妖精「いやそこは諦めないで……」

ローゼスフィア「……大丈夫。世界を救うことができれば……その問題も、解決する」

フメイ「そうなの?」

ローゼスフィア「うん」

クロシュ「そうなんだ」

妖精「……肝心の世界の救い方は言えないんでしょ? それじゃ信用できないよ」

ローゼスフィア「……実際に世界を救う時まで、待ってもらう他ない……」


「おばあさま〜! どこに行ったの〜!」トタトタ


ローゼスフィア「……呼ばれてるみたい」スッ

クロシュ「……」

ローゼスフィア「……先ほども言ったけれど……もし何かあれば、ロスチャイルドタワーに来て……。話は通しておく……」

クロシュ「!」

ローゼスフィア「それじゃあ……また……。本当に、来て良いからね……」スタスタ…

クロシュ「う、うん!」



フメイ「行っちゃった」

クーちゃん「……す、すごいわ。ロスチャイルドの始祖であり創業者とのコネクションだなんて……クロシュ、あなた一体どれだけ私の想像を越えていけば気が済むのよ!!?」

クロシュ「そ、そうなの?」

クーちゃん「そうなの!!」

リュアン「でも本当にすごいことだよ……! マフィンファミリーのボスさんにも気に入られちゃったのにも驚いたけど、まさかロスチャイルドの創業者さんにも気に入られちゃうなんて!」

聖女「……しかし、世界を救うという言葉が気になります。一体どのような手段で世界を救うつもりなのでしょう……」

妖精「うーん……なんかまたロクでもないやり方な気がするなあ……。はあ、ロヴィアのことも考えなきゃいけないのに……」

 ☆ローゼスフィア・ロスチャイルドとのコネクションを得ました

 ◆
640 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2026/10/19(月) 02:17:07.51 ID:ypMmEJzK0
本日はここまで。次回、滞在6日目編です。お楽しみに
641 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/10/19(月) 02:54:38.40 ID:pIJ5Lp6Fo
乙
またエンドがろくでもないこと考えてる
642 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/10/19(月) 09:16:38.89 ID:vOc1J8RcO
クロシュ・ネヴァーエンド響きはかっこいい
643 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/10/19(月) 16:27:56.84 ID:gzKCtnGCo
おつ
召喚に応えて来るような悪魔は大抵ろくでもない…確かに
ベルちゃんはコッチで運命(娯楽)に出会って変わったから実際例外
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