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【安価・コンマ】力と魔法の支配する世界で【ファンタジー】Part9
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658 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2026/10/26(月) 01:05:21.36 ID:hEYQoYbt0
―表酒場
ワイワイ ガヤガヤ
クーちゃん「まあ……酒とご飯を食べるのが目的なんだから、わざわざ闇酒場に行く必要はないわよね」
聖女「闇酒場……?」
クーちゃん「なんでもないわ! 別に酒以外にも美味しいものはあるはずだから、聖女とリュアンと妖精も遠慮せず食べなさいよね」
妖精「ん、じゃあ遠慮なく」
リュアン「わあ、ありがとうクーちゃん……!」
クーちゃん「フッ、あなたたちも我が友クロシュの仲間だもの。我が暗黒商店が復活した暁には最上級待遇のVIP客としてオモテナシするわ。楽しみにしておきなさい!」
妖精「調子が戻ってきたねえ」
聖女「ふふ、本当に楽しみにしておきますね」
*
安エール「」ドン!
ビール「」ドン!
ラム酒「」ドン!
クロシュ「〜〜♪」モニョニョ グビグビ
フメイ「〜〜♪」グビグビグビ
クーちゃん「ちょ、ちょっと飲み過ぎじゃない!? い、いや会計が怖いとかではなくて……健康に悪いわよ!!?」
妖精「まあ、スライムにとって酒は水みたいなもんだから……」
クーちゃん「そうなの!?」
ヤマイモフライ「」カリッ
リュアン「これ……カリカリで美味しいです!」モグモグ
メアリー「これは……似たものを王宮で食べたことがありますが……。こちらの方が、より濃厚で……味が濃く……健康に悪そうです!」パクパクモグモグ
聖女「ヤマイモのフライですね。子供たちの大好物ですが……献立に入れる際はバランスに気を遣う必要があります。でもこのお店のヤマイモフライは本当に美味しいですね……!」モグモグ
「……む!? 君たち!」スタスタ
クロシュ「!!」モニョニョ
聖女「そ、その声は――」
妖精「ローガン!」
ローガン「クロシュくん、妖精くん! それに聖女殿!」
フメイ「あ、ユーシリアの下っ端騎士」
ヴィルト「……」ヌッ
リュアン「ヴィルトさんも!? 良かった、探してたんです!」
ヴィルト「ああ。お前たちも……この酒場に来ていたんだな」
メアリー「ヴィルトさん。クーちゃんの違約金問題は解決しました。もうお金は大丈夫です」
ヴィルト「!? もう1000万集まったのか……!?」
リュアン「あ、ええとですね……。マフィンファミリーの方々といろいろあって……」
クーちゃん「――私が話すわ。私にはそうする責任がある……と思う」
カクカクシカジカ
*
659 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2026/10/26(月) 01:09:18.15 ID:hEYQoYbt0
ヴィルト「そうでしたか……。それなら良かったです」
ローガン「私もヴィルトくんからクーくんの危機と聞いて、支援を考えていたが……必要なくなってしまったようだな」
クーちゃん「私……正直、もう終わりだって思ってた……。こんなに私のことを助けようとしてくれる人がいるなんて、思いもしなかったわ……。本当に……ありがとう、ございました」ペコリ
ヴィルト「いえ……大して力になれず申し訳ありませんでした」
クーちゃん「いやいや、そんなことないわよ!? ていうか私への恩返しって一体何なのよ、全然思い出せなくて夜しか眠れなかったわよ!?」
ヴィルト「……昔のことです。気にしないでください」
クーちゃん「いや逆に気になるから!!!!」
妖精「しかし武器の密輸か……。ローガンも面倒な任務を抱えてるね」
ローガン「そうなのだ。ただでさえ情勢が不安定なこの時勢に、困ったものでな……」
リュアン「武器の密輸って……エインヘリアルさんが言ってたあれでしょうか……?」
妖精「だろうね……」
ローガン「ケンブツ子爵と彼にまつわる情報は有力な手がかりだ。感謝する」
フメイ「どうする? どうせだし、悪い武器商人ってやつ燃やしてく?」
妖精「ん〜……放置すべき問題でないのは確かだけど、ローガンだけでなく大魔女帝国のエージェントも動いてるし、わざわざ私たちが関与しなくてもいずれ解決しそうな気がする」
メアリー「ですが……ただでさえ情勢は混沌としています……。追い詰められた者が何をしでかすか、予想は付きません。何より……白影スライムたちが引き起こす混乱に乗じて、世界に仇をなすなど……全く看過できぬ悪鬼畜生の所業です……。我々も事態に介入し、可及的速やかに犯人にデロデロの救済を与えるべきかと……」
妖精「いや、なんでメアリーが私たちの方針に口出ししてるの……。放っておくわけにもいかないから一緒に連れてってるだけで、あなたは私たちの旅の仲間ってわけじゃないんだよ」
メアリー「!!!」ガーン!!!
ローガン「……どういう関係なのだ? はたから聞くとちょっとひどい言い方に聞こえたが……」
妖精「メアリーは私たちをデロデロにしようとした危険なデロデロ主義者なんだよ。元は敵だったってこと」
ローガン「なるほど……」
フメイ「まあでも、もう仲間でもいいんじゃないの。もうデロデロ教っていうよりクロシュ教だし」
クロシュ「そうなの?」
リュアン「まあ……そんなような感じはします」
メアリー「……み、皆さん……」ウルウル
妖精「まあ……別にいいけど。でも方針はもうちょっと慎重に決めたい。もし私たちが関与するならちゃんと連携は取りたいし、他に考えるべきこともいろいろあるからさ」
ローガン「うむ。今は違約金問題が解決して間もないのだろう? それならまずはゆっくり羽根を伸ばすのが良い」
ヴィルト「……」
聖女「ヴィルトさんはこれからどうするのです?」
ヴィルト「……記憶はかなり戻ったんだが」スッ
翡翠の賽「」ポン
ヴィルト「肝心の……これを返すべき相手は思い出せていないんだ」
聖女「なんと……。でもかなり思い出せたのなら良かったです」
ヴィルト「フッ……。そうだな……」
フメイ「? あんまり嬉しくないの?」
ヴィルト「ああ、いや……。記憶があると、それはそれでいろいろ考えてしまうこともある。だから、手放しに嬉しいとは言えないのかもな……。もちろん二度と忘れたくもないが」
クロシュ「そうなんだ……」
ヴィルト「ひとまず、今は俺もローガンを手伝うことにする。彼にも恩があるからな」
妖精「義理堅いんだねえ」
ローガン「うむ。ヴィルトくんはエバンスくんにも劣らぬ一本筋の通った伊達男だ。頼りにしている」
☆リテン・ヘイヴンを中心に違法武器が出回っていることを知りました
☆今後、自由行動などでローガンやヴィルトと共に密輸犯捜査を手伝うことができます
◇
660 :
◆eAA16RTlRw2e
[saga]:2026/10/26(月) 01:09:45.55 ID:hEYQoYbt0
本日はここまで。今のところ平和です。次回もよろしくお願いします
661 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/10/26(月) 01:58:54.26 ID:dTgaxL82o
おつでした
つかの間でも平和を満喫したい
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[ Aramaki★
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