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提督「臆病で愚図」
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2 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2015/05/09(土) 04:27:52.00 ID:wxJnz1M60
━━━━臆病の愚図め
3 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2015/05/09(土) 04:28:53.23 ID:wxJnz1M60
目が覚める.
やわらかい感覚が私の身体にかぶさっていた.
提督(妙高か…)
一糸纏わぬ姿の妙高が私の身体に覆いかぶさっていた.
うつ伏せに眠るのは良くないと聞くが,艦娘には関係ないのだろうか.
自分の一物がぐじゅりとした感触を伝える.
朝立ちしたそれが妙高の膣内に入っているらしい.
腰を小刻みに動かしながら,周りを見渡す.妙高が小さく喘ぐ.
妙高と同じく,裸体の那智,足柄,羽黒が寝ていた.
全員疲れているのか,ぐっすりと寝ているようだ.
提督(…)
とりあえず,勃起したままでは困るので,一回射精することにしよう.
4 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2015/05/09(土) 04:29:40.99 ID:wxJnz1M60
その前に妙高と体制を逆にすることにする.
周りを起こさないように,ゆっくりと,慎重に,行う.
妙高,重いぞ.
女性に「重い」という言葉は失礼に当たるそうだが,重いものは重い.少しは軽くなれ.
妙高と体制を逆にした.妙高が下,私が上だ.
妙高がぼんやりと,薄く目を開けている.起きたのだろうか.・・・まあ,あれだけ動けばな.
その顔は,艶やかで,美しい.
だが関係ない.腰を動かす.
突くというよりは,こするように.
妙高の目が覚める.
妙高「て,提と,っん・・・」
黙らせるために,唇を奪う.舌を挿れ,からませる.
身体を押し付け,妙高を押さえつける.
5 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2015/05/09(土) 04:30:20.13 ID:wxJnz1M60
妙高の表情が蕩ける.
私に抱きつき,足をからめる.
だいしゅきほーるどという体位らしい,曙が同じようなことをしたとき,漣が傍らでそう言っていた.最近の子はよくわからん.
そういえば,霞や満潮もやっていたな.流行なのだろうか,
動きにくいから,普通に股を開いててほしいのだが.
6 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/05/09(土) 20:23:24.99 ID:afX6l6bTo
霞ちゃんがだいしゅきホールドとか胸熱
7 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/05/09(土) 20:56:09.14 ID:Zc+3+IxY0
早く憲兵掘れよ
8 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/05/10(日) 12:29:24.19 ID:XshBNcgDo
5Pしたのか
9 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2015/05/10(日) 19:15:20.11 ID:aThQy9rp0
妙高の膣内,特に背中側の内壁をこするように動かし,執拗に責める.
それに呼応するように膣内が収縮を繰り返し,断続的に私のを締め付けてくる.
腕や足に力が入り,さらに強く抱きしめられる.
瞬間,膣内が今まで以上に締まり,妙高の身体が震えた.
私は妙高に声を上げさせないために,唇を押しつけ,肉棒を最奥に突き入れる.
妙高(っ♡♡♡♡♡)
提督(ぐっ)
その肉棒を食らい尽くさんとする締め付けに耐えられず,奥にぶち撒ける.
射精と共に,強烈な解放感が体をめぐった.
10 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2015/05/10(日) 19:43:10.99 ID:aThQy9rp0
射精が続く間,抱きしめる力が徐々に弱まる.
一分ほどの射精の終わりごろには,私に絡まっていた手足の力はほとんどなくなっていた.
唇を離し,倦怠感の残る体を起こして肉壺から肉棒を引き抜く.
私のものが妙高の中から出る瞬間,膣の内壁を亀頭のかえり部分がこすった.
妙高「あっ♡」
妙高が声を上げる.抜くまで口を塞いでおくべきだったか.
幸い,那智たちが起きる様子はなかった.
放心し,膣口から精液を垂らす妙高を放置し,私はベットから降りようとする.
一回射精したおかげで私の息子も落ち着いたようだ.
夕張と明石に改造を受けた当初は,何日も出し続けなければ落ち着かなかったものだが・・・
ともかく,妙高たちが起きるまでに外に出よう.久々に一人で時間を過ごしたい.
そう考えながら,降ろした片足が床につこうとしたとき,腕を掴まれた.
「…どこにいくのですか,提督」
11 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/05/14(木) 16:15:40.52 ID:LDOOT/FtO
はよはよはよ
12 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2015/05/19(火) 07:17:43.98 ID:FvMZC94Z0
振り向くと,まだ息の整っていない妙高が私の腕を掴んでいた.寝てればいいものを・・・
重巡というだけあって力が強い,振りほどくことはできなさそうだ.
提督「シャワーを浴びにいくだけ「私もいきます」
即答.
提督「・・・二人は狭いぞ」
妙高「浴室の前でお待ちします」
提督「それじゃ意味がないだろう」
妙高「提督を一人にはできません」
頑として聞かない.
提督「・・・ちゃんと部屋には戻ってくる」
諭すように,言う.
妙高「・・・嘘です」
私の手を掴む力が,強くなる.
妙高「嘘です嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘ウソウソウソウソウソウソウソウソウソウソウソウソウソウソウソウソウソウソそうやって提督は私たちを置いていきました私たちを捨てました嫌です嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌イイコデイマスカラナンデモシマスカラソバニイテクダサイオイテカナイデステナイデ━━━━」
「ソバニイテ・・・」
提督「・・・」
13 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2015/05/19(火) 07:18:57.91 ID:FvMZC94Z0
私の腕を掴んだまま,妙高は俯く.
その姿は,はじめて怒られた子供のようで,弱々しく,抱きしめれば折れてしまいそうだった.
細く,緊張をほぐすように,息を吐いた.
私をこの鎮守府に縛りつけ,常に誰かが私を監視するようになっても,彼女たちの心はいまだ不安定なままだ.
一線を越えてからは落ち着いてきたように見えたが,一人になろうとすると今のように決壊する.
・・・不安と恐怖によるものか,妙高の手が,震えて,冷たくなっているのを感じた.
というか,腕が痛い.妙高,力入れすぎ.
このままでは腕が千切れかねないので,妙高を落ち着かせることにしよう.
古今東西,泣きそうな女の子は男が黙って抱きしめてやるというのが相場だ.今回もそれに倣うとしよう.
ちなみに,それとなく同じようなことを言ったとき,漣に「イケメンにかぎる,ワロスwww」とか言われた.不細工でもいいだろ・・・
妙高の傍まで近づき,空いている手で妙高を抱きしめる.
妙高が顔を上げる.その顔には不安がありありと表れていた.
そしてその目は,海の底のように暗く,濁っていた.
妙高の手の力が弱まる.掴まれていた手で髪を梳き,頭を優しくなでる.柔らかく,艶のある髪を指で味わう.
なでる間,妙高の表情が変わる.不安な表情が少しずつ薄れ,眠りにつくような安らいだ顔へと変わっていく.
妙高が私の胸に顔を埋める.そのまま眠りについてくれるといいのだが.
抱きしめ,なで続ける.
しばらくすると,妙高が再び顔を上げた.残念ながら,眠ってはくれなかったらしい.
妙高の顔は,なにかもの欲しそうな,期待を含んだ表情になっていた.
胸の鼓動が,柔らかな二つの乳房を伝って,心臓に流れてくる.
期待に応えるように唇を近づける.妙高は目を閉じ,口付けを抵抗することなく受け入れた.
14 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2015/05/19(火) 09:23:22.13 ID:FvMZC94Z0
キスをし,妙高が目を閉じている間,横目で周りを見回す.
いい加減そろそろ起きるのではないかと思ったが,那智たちは変わらず安らかな寝息を立てている.
図太いな,こいつら.こちらとしてはありがたいが.
視線を戻し,息苦しくなる前にそっと唇を離す.
提督「・・・落ち着いたか」
妙高「・・・はい」
提督「シャワーを浴びた後は散策に出る.お前もついてこい」
妙高は小さく頷く.
肩を抱き寄せたままベットを降り,そのまま個室に備え付けられた浴室へと向かう.
浴室の前の更衣室に着くと,妙高が口を開いた.
妙高「・・・それでは,提督,わたしはここで」
提督「時間の無駄だ.一緒に入るぞ」
女のみそぎなど待ってられない.妙高を抱き寄せたまま,私は浴室に入った.
15 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/05/19(火) 10:56:51.90 ID:zd23KScGO
雰囲気がエロくてすっげえ良い
期待
16 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2015/05/23(土) 22:03:25.63 ID:N1WPo9QI0
シャワーの水温を調整する間,妙高が髪をほどく.
ほどいた髪の銘々は,一本は肩に掛かって鎖骨を隠し,一本は肩を撫でて垂れ下がり,重力に従い,各々の位置を定めていく.
結びがほどけたその髪は,なんとなく透き通った川を想像させた.
・・・先ほど髪を梳いたときにも思ったが,やはり姉妹だけあって髪質がよく似ている.
ただ,遠目から見ると,足柄だけは色が若干異なるように見えるのだが,元となった艦で何か違いがあったのだろうか.
軍艦については詳しくないし,なにより,艦娘についてはいまだ謎が多すぎる.
詮無きことを考えながら妙高を見つめていると,妙高が私の視線に気づいたのか,顔を赤らめた.
いまさら何を恥ずかしがっているのだろうか,この太眉女は.
そのだらしない身体に水をぶっかけてやろうかと思ったが,後が怖いのでやめておこう.
17 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2015/05/24(日) 00:20:15.25 ID:cFUruC7f0
さて,シャワーの水も適温になったようなので,さっそく体の前面の汗を水で流す.
背中もやろうとしたところで,妙高に声を掛けられた.
妙高「提督,お背中のほうは,私が」
返答はせず,黙ってシャワーヘッドを手渡す.
妙高が背中を洗う間,私は体前面を洗剤を使って洗う.
本当は汗を流す程度でいいのだが,体に匂いが残っているといちいちうるさい娘が多いのだ.
体全体に洗剤を適量付け,洗う.
提督「妙高,シャワーを」
体をシャワーですすぐため,シャワーヘッドを要求し,後ろにいる妙高に手を差し出す.
しかし,いつまで待っても一向に手渡されない上に,返答が一切ない.
提督「妙高━━━」
妙高「提督,傷,残ってしまいましたね・・・」
またそれか.
18 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2015/05/24(日) 00:23:11.36 ID:cFUruC7f0
私の体にはいくつか弾痕がある.
といっても,過去に戦場で銃撃を受けたとか,深海棲艦の砲撃がかすめたとか,そういった誉れあるものではない.
初代のバカに後先考えずに突撃して,結果としてつけられたものだ.
本来なら,妙高達が気にすることではない.
そう,気にすることではないはず・・・なのだが,こうやって浴室で一緒になるなど,お互いの身体をじっくり見るようになると,毎回のように気にする娘が出るのだ.
時雨は言い聞かせないといつまでも傷痕を触り続けるし,電は見るたびに泣きそうになる.
綾波は・・・なぜか笑顔で「おそろいですね」とか言ってくる.こんなお揃いあってたまるか.
とにかく,毎回毎回傷痕のことを掘り返されるのだ.正直,うんざりしている.
なにより,過去の思い出すようなことは,彼女たちの精神に良くない.
本土の主治医に頼んで,瘢痕の専門医でも紹介してもらうか.まあ,本土に行けるチャンスがあるのかどうか不明だが.
そもそもあの主治医,いまでもあの病院にいるのか・・・?
19 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2015/05/24(日) 20:40:29.77 ID:BGVK+UFB0
妙高が私の傷痕を指先で優しくさする.
海軍所属の者には似つかわしくない,滑らかで,柔らかな感触だった.
彼女は何を考えているのだろうか,私には見当もつかないことだ.
提督「気にしてはいない,お前も気にするな」
妙高「はい・・・」
シャワーヘッドを妙高から受け取り,自分の体についた洗剤を流す.
提督「散策の時間がなくなる.さっさと身体を洗え」
妙高「はい,あっ」
突如,妙高が声を上げた.
提督「どうした」
妙高「・・・提督に,注いでいただいたものが・・・垂れてしまいました・・・♡」
シャワーをぶっかける.
妙高「きゃっ,て,提督!」
・・・まったく.
20 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2015/05/27(水) 18:24:09.32 ID:7AFpBwil0
シャワーを浴びた後,妙高が髪を結んでいる間,部屋に脱ぎ散らかした妙高の服を拾い,自分の着替えをタンスから出す.
服を妙高に渡し,先に着替える.
着替え終わった後,妙高が身支度を整えている間に書置きのメモを作っておく.
何をしに,どこへ,誰と,いつまでに,と可能な限り詳細に書く.
メモを,那智たちを起こさぬよう,枕元にそっと置く.これで何とかなるだろう,たぶん.
ベットから離れる際,彼女たちが安らかに眠っているのを確認する.
左から,羽黒,足柄,私と妙高の空きスペース,那智と並ぶ.
羽黒は赤子のように少し縮こまって寝ていて,足柄はガッツポーズのように片腕を突き出している.
那智は右腕を頭の近くにおき,左腕をなにかを掴むかのように伸ばしている.
姿勢はともかく,寝顔は全員問題なさそうだ.
3人の様子を確認し終え,私はドアに向かう.
ドアの前で待っていた妙高を後目に,私は部屋の外に出た.
ドアを抜ける瞬間,ベッドの上で眠る彼女たちに対し,思う.
良い夢を見ていてほしい,と.
21 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/05/29(金) 00:07:43.89 ID:fpInKh0Wo
乙
22 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2015/06/09(火) 12:13:38.48 ID:DmjsVkq60
部屋を出た後は寮につながる渡り廊下を避け,外に出る.
港から離れた海岸に向け,砂利道を踏みしめ突き進む.
妙高も後ろから付いて来ているが,歩調を合わせることはしない.
むしろ,できる限り突き放すように,歩みを速める.
とはいえ,歩きで突き放せる娘ではない.一定の距離を保ったまま,彼女は私の後ろについてくる.
しばらく歩き続けると,ジョギングコースとして使われている道に到着した.
この時間になると太陽も地平線から顔をすっかり覗かせている.
少し疲れたため,近くにあった木材のベンチに腰掛ける.座面の砂を払おうとしたが,ほとんど掛かっていなかった.
前の環境整備の日からは時間が経っているし,誰かが定期的に掃除しているのだろうか?
私がベンチに腰掛けると,妙高も同様にベンチに座る.
提督(近い)
近いというか,くっついている.おまけに肩にもたれかかってきた.
電車で帰宅中のOLか,こいつは.
そんな妙高を煩わしく思いながら放置し,海を眺める.
夜明けの海を見たかったが,すっかり日が昇ったこの時間ではそれは望むべくもない.
ただ,今日の海は風もほとんどなく,波の音もとても穏やかだ.帰港日としてはいい日だろう.
そう思っていると,左腕に柔らかい感触が伝わってきた.
気になって見ると,妙高の右腕が私の腕に絡まっていた.腕と共に身体をくっつけているため,右の乳房が布を伝って私の左腕にその豊かさを伝えている.
妙高の左手が私の左太腿を這い,内股をなぞるようにさする.なにしてんだ,こいつ.
妙高「提督・・・今は二人きりですので・・・その,よろしければ・・・」
よろしければなんだ.こんなだだっ広い場所でニャンニャンしようというのか.海は人を開放的にするとはいうが,そんな開放感は求めていない.
すっかり発情しきったメスの顔で,私からの許可を待つ妙高.身体は先ほどよりさらに強く触れ,それどころか身体を小刻み動かして,私にその肢体の感触をこれでもかと伝えてくる.やめてくれないか.
このまま放置すると,妙高に襲われかねない.かといって拒否しようとするものなら,自閉か癇癪かパニックを起こしかねない.
景色を見ながらのんびりしたかっただけなのだ.正直,まったく気が乗らない.
妙高の左手が,私の一物を服の上からさすり始める.もう我慢がきかないといったところか.
提督(・・・仕方ない.とりあえず,一発出しておけばいいか)
そう考え,妙高のスカートに手を掛けようと・・・
「司令!」
23 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2015/06/09(火) 22:49:10.30 ID:AOoOT5nY0
声が聞こえた瞬間,妙高に伸ばした手を戻し,声がした方向に顔を向ける.ついでに手を戻す際,股間に寄せていた妙高の手を妙高の膝に返す.
手を戻した際,妙高が眉間に皺を寄せて非常に不満そうな表情をしていたが,知ったことではない.
「やっと,会えた・・・」
提督「おはよう,陽炎」
陽炎は膝に手をつき,荒い息継ぎをしている.本館からそれなりに離れた距離とはいえ,こいつにしては珍しい.
陽炎は呼吸を整えたあと,乱れた髪を直し,整容を行う.身だしなみを整える余裕があるところをみると,急用ではなさそうだ.
身なりを整えた陽炎は私に柔らかな微笑みを向ける.
陽炎「おはよう! 司令.今一人かしら?」
遠目から見ても妙高が傍にいるのは明らかなはずだが,どういった意図でその質問をしたのだろうか.
凛々しい顔立ちから見せる,名前から想像するものとは逆の,明るい表情を見せる陽炎.
疑念を抱く余地のない,彼女らしい表情だ.先ほどの質問も深い意味はないだろう.
返答代わりに,マナー違反ではあるが,人差し指の指先を妙高に向け,机を叩くように指を二回動かす.
私の指の動きを見て,妙高に視線を向ける陽炎.
視線が妙高に移動した途端,表情が抜け落ち,目が半眼になる.
陽炎「・・・おはようございます.妙高さん」
24 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/06/10(水) 00:34:06.48 ID:7vAtoHPw0
終わりかな?乙
25 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/06/10(水) 01:03:01.59 ID:M9Ue+U6S0
良いゾ〜これ
26 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/06/10(水) 01:03:27.74 ID:/zavCSW4O
良いゾ〜これ
27 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2015/06/14(日) 17:59:07.00 ID:/6GJHtNh0
妙高「・・・ええ,おはようございます.陽炎さん」
妙高はそういって挨拶を返すと,私の左腕を両腕で抱きしめる.
上腕が谷間に収まる形になり,マッサージでもされるように内外の上腕筋が乳房に揉まれる.
腕を抱きしめる力が思いのほか,強い.
妙高の表情を横目で確認すると,陽炎と同様に目が半眼になっていた.
違うところを挙げるならば,唇を強く結び,不機嫌と苛立ちを隠さず,陽炎を睨みつけているところか.
まるで縄張りに入ってきた異物を排除しようとする獣のようだ.らしくもない.
視線を戻して陽炎を見る.
嗤っていた.
いや,見間違いだ,嗤ってはいない.半眼は変わらずだが,口の片端を釣り上げ,妙高を見下げ,嗤うかのような表情をしているだけだ.なぜだ.
28 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2015/06/14(日) 22:57:00.52 ID:SUiQMm3x0
陽炎がゆっくりと口を開く.
陽炎「妙高さん,そんなべたべたべたべたべたべたべたべたべたべたべたべた司令にくっついたら迷惑じゃないですか.動きにくいし,汗がつくと不愉快だろうし.まるで血を吸って這いずる蛭みたいですよ」
その言葉を聞いた妙高は,一転,三日月を並べたような表情になり,返す.
妙高「秘書艦を任された以上,常に提督のお傍に身を置くのは当然でしょう? 陽炎さんこそ,こんなところまで提督を追いかけてくるなんて,汚物に突然湧いた蛆みたいでびっくりしましたよ」
その言葉を聞ききながら陽炎は,表情はそのまま,左手で右上腕の肘前窩付近を掴み,右手で頬杖をついて,返す.
陽炎「こんなことで一々驚いていて秘書艦が務まるんですか? べたべたくっつくだけで ・・・ああ,そういえば蛭って,火を近づけると熱さに耐えきれずに血を吸うのをやめて地面に落ちるそうですよ.やっぱり害虫は火で焼き殺すが一番ですね,火で」
妙高「ああそうですか,また一つ賢くなりました,ありがとう.お返しにとは言いませんが,蛆も虫が近寄らないよう清潔に保ってさえいれば湧くことはないそうですよ.常に清潔しておかないといけませんね.虫一匹近寄らないように綺麗に,綺麗にね」
陽炎の表情が,目を除いて,笑顔になる.
陽炎「そうですね,清潔って大事ですよね.せっかくだから掃除でもします?」
妙高「あら,なにを掃除するつもりですか?」
陽炎「もう,わかっているくせに,からかわないでくださいよ」
妙高「あら,そう,ごめんなさい・・・ふふ」
陽炎「ほんとですよ,ふふふ」
妙高・陽炎「「ふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふ」」
提督(・・・・・・・・・)
何なんだ,これは.どうしろというんだ.
29 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2015/06/14(日) 23:03:52.70 ID:SUiQMm3x0
・本日 ここまで
・口調がむずかしい・・・
30 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/06/14(日) 23:14:02.65 ID:NYc8aKROo
なんだかよく分かりませんが良い雰囲気ですね
31 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2015/06/19(金) 17:00:55.82 ID:VC9vP8R80
妙高「・・・・・・・・・」
陽炎「・・・・・・・・・」
先ほどの笑い声はどこへ行ったのか,能面のような表情でお互いを見合って沈黙する二人.
おかしい.川内と大鯨から,娘たち同士で仲違いをしているという話はなかったはずだ.
大鯨の話は参考程度に留めるにしても,川内の情報が誤っているとは考えづらい.おべっかを言うようなやつでもないし.
だとすると最近関係が悪化したということだろうか?
妙高の瞳の色が,黒色から藍色へ変わる.
陽炎の瞳の色が,狐色から深緑へ変わる.
32 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2015/06/19(金) 17:02:35.39 ID:VC9vP8R80
最近のことで,彼女たちの間に亀裂が入るような出来事があっただろうか.
日常生活,訓練,任務・・・知る限りの彼女たちに関する記憶を探ってみても,思い当たる節がない.
仮に私が把握していなくとも,聡い足柄が妙高の様子に気がつかないとは思えないし,陽炎なら不知火か黒潮あたりが気に掛けるはずだ.
周りの娘たちが把握していれば,指導係か大鯨の耳に入る.そうでなくとも川内が見逃すとは思えない.
個々人の私生活を覗く趣味も口を出す権利もないが,艦隊の士気に関わる内容はできる限り伝えるように言っているのだが.
川内たちからしてみれば,この程度は士気に影響しないとの判断だろうか.
だが,陽炎と妙高だぞ? 見過ごせる二人ではないはずだが.
妙高からミシミシとナニカが食い破るような音を感じた.
陽炎からザワザワとナニカが這い出るような音を感じた.
33 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2015/06/19(金) 17:03:46.11 ID:VC9vP8R80
・・・まさかとは思うが,私が原因ではないよな?
私のことで妙高と陽炎が不安定になるのはわかるが,飽くまで私が関わったときだけだったし,その矛先もほぼ間違いなく私自身に向けられていた.
振り返ってみても,娘たち同士で諍いが起こることはなかったし,むしろ協力しあって仲は良かったはずだ.
仮に私が原因だとしたら,妙高と陽炎の心境に何か変化があったということだろうか.だとしてもなぜここまで険悪なのか.
だめだ,原因がまったくわからない.
妙高の瞳の色が,藍色から輝く青へ変わる.
陽炎の瞳の色が,深緑から輝く青へ変わる.
まずい.
34 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2015/06/19(金) 17:49:58.32 ID:VC9vP8R80
提督「陽炎,私に用事はないのか」
とにかくこの状況はまずい.根本的な問題の解決は後にして,一時的にでも矛先を変えなければ.
今のこの二人に通じるかどうか不明だが,まずは話を逸らしてみる.
私の言葉に反応し,妙高と陽炎が私のほうを見る.
二人の瞳の色が元の色合いを少しだけ取り戻す.うまくいったか?
提督「時間が惜しいのだが・・・」
散策に出ておいて言うことではないが,この場をうやむやにするため陽炎を急かす.
35 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2015/06/21(日) 09:39:34.46 ID:9Q6xXZwk0
陽炎「ごめんね,司令.すぐ終わるから.そのあといっぱいお話しようね」
申し訳なさそうな笑顔でニッコリと私に言葉を返す.
にべも無く返され,陽炎と妙高は再び睨みあいになる.陽炎は両腕を下げ,リラックスした態勢になる.妙高は私にくっついたままだ.
駄目だったか・・・仕方ない,少し強引な手段に出よう.この娘たちが喧嘩するよりましだ.
というか,今のこいつらが喧嘩しようものなら,辺り一帯がクレーターだらけになりかねない.
提督「おい」
敢えて怒気を孕んだ声を挙げる.妙高と陽炎がビクリと肩を震わせる.
引いて駄目なら押してみろ.こちらから攻める.
提督「私は時間が惜しいと言ったんだ,陽炎.言っている意味がわからなかったか」
間髪いれず,気分を害したという体裁を装い,毒が潜む言葉を吐く.
妙高と陽炎が恐る恐る私のほうを見る.瞳の色が戻り始めていた.
提督「お前らのせいで最悪の気分だ.不愉快極まりない」
火に油を注ぐような発言だが,今までの彼女たちの反応を顧みればこれでいいはずだ.
陽炎は何が起きたのかわからない顔をし,妙高は困った笑顔をしていた.
第三者がいきなり口をはさんできて,しかも嫌悪感を露わにしているとなれば,そんな表情にもなる.
妙高「あの,ていと「離れろ」
妙高の発言を遮り,左腕を挙げて妙高の拘束から逃れる.
先ほどの陽炎のように,あしらわれてしまってはいけない.多少強引でも主導権を維持しなければ.
提督「妙高,離れろ,黙れ.これ以上私を不快にさせるつもりか」
妙高の張り付いた笑顔が一変する.
目が見開き,瞳孔が拡大収縮を繰返し,口は金魚のように無意味に開閉を続け,顔面が蒼白になる.いかん,やりすぎた.
陽炎「し,司令・・・?」
提督「なんだ,くだらない口喧嘩について,なにか弁明でもあるのか」
陽炎の表情が強張る.右手首を左手が掴む.
陽炎「く,口喧嘩なんてしてないわ」
提督「口喧嘩でなければなんだ,なにが違う?」
なんでさらに責めるような台詞を言っているんだ,私は.
陽炎「あっ,えっ,えっと・・・そ,そうっ! ちょっとからかっただけなの! 朝から二人きりでうらやましいな〜,なんて! そしたらちょっと過熱しちゃったていうか,その・・・えっと・・・」
今にも泣きそうな表情をなる陽炎.そろそろ落とし所を考えて,彼女たちを慰めなければ.
提督「だとしても他でやれ.貴重な時間を潰しやがって」
だからなんでさらに責めるような台詞を言っているんだ,この口は.陽炎が涙目になってんじゃねえか.
陽炎「・・・ごめんなさい」
普段の向日葵のような明るさは鳴りを潜め,俯き,軽く握った手の指先をあてどなく触れ合わせる陽炎.
妙高は口を阿呆のように空けたまま,うつろな目でどこを見ているのかわからない顔していた.洒落になってないぞ.
提督「まあ・・・いい.私も言いすぎた.・・・すまなかったな,陽炎,妙高」
早くフォローしなければ.妙高もそうだが,このままでは陽炎もリピートし続けるラジカセになってしまう.
どうするもこうするもない.
いいからスキンシップだ!!
36 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2015/06/21(日) 09:43:38.20 ID:9Q6xXZwk0
・午前はここまで
・話が進まない orz
・sageないほうがいいでしょうか?
・要望 改善等 ありますか?
37 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/06/21(日) 10:00:37.58 ID:ydwOvSUWo
お好きなペースで続けてくらはい
期待してます
38 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/06/21(日) 10:49:06.82 ID:pk41qXKdO
このまま依存した感じの艦娘がみたいです
乙
39 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/06/21(日) 15:42:42.21 ID:1MFZ9myCo
乙!
面白い
40 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2015/06/21(日) 16:49:44.19 ID:pmuUOJ610
呆然としている妙高を引き寄せ,首筋に歯形が残るよう噛みつき,気つけをしてやる.
妙高「あっ♡」
妙高の首を甘噛みしている間,逃げないよう左腕で妙高の身体全体を抱きしめる.
ズズズッと首筋の肌を吸い,唾液をべっとりと残して唇を離す.
虫刺されのような赤い跡,そして歯形が残っていることを確認し,顔を上げて妙高の表情を見る.
私の視線からそっぽを向いた状態だが,目と閉じ,少し悔しそうな顔をしている.
むしろ,運動後の息が上がったときの表情と言ったほうが正しいか.
なにせ,抱きしめた左腕からは,妙高の心臓が早鐘を打っているのがはっきりと確認できるのだから.
妙高が横目で私を見る.
妙高「てい,とく・・・」
潤んだ瞳と,瑞々しい唇.
提督「妙高,いいぞ」
私が言葉を言い終えるや否や,私の両肩を掴み,体重を預け,私の首筋に顔を当てる.
お返しとばかりに首筋を思い切り噛まれ,吸われ,舐められる.痛い.
所有者であることを主張するかのように何度も噛まれ,飲み干すように何度も吸われ,慰めるように何度も舐められる.
唇を離した後,ミルクを飲む猫のように首筋を舐められる.
鏡がないからわからないが,おそらく噛んだ際にできた傷とそこから出る血を舐め取っているのだろう.
妙高は,獲物を捕らえ,久々のご馳走にありつく飢えた獣のように,延々と私の傷を舐め続けた.
陽炎に視線を移すと,妙高と私の行為に反応したのか,面を上げて,驚いた表情をしていた.
私と視線が合うと,胸の前で手を組み,少し怯えた顔をする.
子猫のように私を舐め続ける妙高はこれでいい,次は陽炎だ.
提督「陽炎,こっちに来なさい」
できる限り,優しく,暖かく,陽炎を呼ぶ.
陽炎の唇が,嬉しそうに歪んだ
41 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2015/06/21(日) 21:49:01.66 ID:pmuUOJ610
陽炎は,灯りに誘われる蝶のように,私に近づく.
そのまま私の右膝に跨り,シーソーに乗る子供のように私の足の付け根部分に両手を置く.
陽炎「んっ♡」
私の膝に座った瞬間,陽炎は口に手を当て,片目を閉じ,何かに耐える表情をする.閉じた口から声が漏れてしまってはいるが.
提督(どこか怪我でも・・・ん?)
陽炎が膝に跨ってから,膝に堅い感触を感じる.ちょうど陽炎の股の部分からだ.
タンポンかナプキンでも着けているのだろうか? いや,だとしても堅すぎる.
まさか,悪性の腫瘍でもできたのか.
提督「陽炎,大丈夫か」
右腕で陽炎の左肩を掴み,身体を起こさせる.
陽炎「えっ? 大丈夫よ? どうして?」
陽炎は少し顔を赤くし,息を荒くしながら不思議そうに私の顔を見る.おかしい.
提督「熱はないのか? 身体に腫れ物は?」
陽炎「? ないわよ? 健康診断の結果は司令も目を通しているでしょ?」
提督「・・・まあ,そうだが」
確かに,先ほど声が漏れた時も痛そうな様子ではなかった.
堅い感触も,自分のズボンの皺部分か,陽炎のスパッツの縫い目部分を勘違いしたのだろうか.
だとしても,頬の紅潮や荒い息遣いの説明ができないのだが.
陽炎「大丈夫だって,そんなことより・・・」
陽炎は左肩を掴んでいた私の右腕を両手で包み,優しく握る.
陽炎「さっきはごめんね.司令,いつも忙しいのに.大切な時間,潰しちゃって・・・お詫びに私,なんでもするから.司令が望むなら,なんだって・・・」
そう言って上目遣いに,私に暗い瞳を向けながら,妖しく微笑む陽炎.
私は掴まれたままの右手を陽炎の左頬に寄せ,優しく頬を撫でた.
提督「気にするな,私も言いすぎた.お互い様だよ,そうだろう,陽炎?」
そう言いながら,右手を頬から喉元になぞるように移動させ,猫をあやすように撫でる.
陽炎の両手が私の右手から離れ,再び右足の付け根部分に陽炎の両手が置かれる.
陽炎「・・・うん」
ぼんやりとした表情になった陽炎は,股を私の膝にぺったりとくっ付け,両手を軸にして身体を前後に動かす.
自然と,私の膝で陽炎の股間が擦れる形になる.おいこら.
42 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2015/06/21(日) 21:49:45.06 ID:pmuUOJ610
陽炎「んっ♡ あっ♡ しれぇ♡」
目を瞑り,一心不乱に股間を擦る陽炎.駄目だ,こいつ,もう自分の世界に入ってやがる.
陽炎「しれぇ♡ しれぇ♡ あっ,んっ,しれぇ♡」
いきなりオナニーを始めた陽炎の股間にひざ蹴りをぶっ放してやりたい気分だが,やむをえない.
こういう場合,放置するより協力して,さっさといかせてやるのが一番だ.
提督「いけない娘だな,陽炎.私に黙ってそんなことを始めるなんて」
右手を喉元から首筋へ,首筋から鎖骨へと陽炎の肌に触れながら移動させる.
陽炎は顔を上げ,私を見る.
だらしなく開いた口,恍惚とした顔色を私に向ける.
陽炎「だってぇ♡ あっ♡ しれぇがぁ♡」
提督「だって,なんだ? 若いころからこんなことを覚えてしまって・・・陽炎,お前の将来が不安になってしまうよ」
鎖骨から胸へと右手を移動させ,親指と人差し指で陽炎の左胸を挟み上げる.陽炎が「んっ」と声を上げる.
突然,首筋を舐めていた妙高が私に再び噛みつく.痛みで顔が少し引きつる.
先ほどまで私と陽炎の行為を無視していたくせに,どうしたんだこいつは.
陽炎「いいのぉ♡ んっ♡ こんなことするのはぁ♡ しれぇだけだもんっ♡ 」
嬉しい半面,悲しいことを言う陽炎.
提督「そうか,では,一生私のものにしておかないといけないな.どこにも,だれにも渡さないように,ずっと,な」
陽炎「うん♡♡♡ ずっとぉ,ずっといっしょぉ♡♡♡」
陽炎の動きが,息遣いが激しくなる.
陽炎「しれぇっ♡♡♡♡♡しれぇっ♡♡♡♡♡しれぇっ♡♡♡♡♡しれぇっ♡♡♡♡♡」
提督「陽炎,いいぞ,見ていてやる・・・・・・逝け」
瞬間,陽炎の目が見開き,背筋が反り,顔が空を見上げた.
陽炎「ああああああああああああぁっ!♡」
ビクビクと身体を震わせ,啄ばむように舌を出し,絶頂の声をあげる.
膝にじんわりと湿った感触が現れる.後で洗濯だな.
絶頂の余韻に浸りながら,息を整える陽炎.
その状態でしばらくぼんやりしていた陽炎は,突如私に身体を預ける.
私は右手を陽炎の背中に回し,息が整うまでやさしく背中をさすり続けた.
陽炎の息が整い始め,妙高が首筋から顔を離した頃になって,ふと気になっていたことを思い出した.
提督「陽炎,私に用があるのだろう?」
43 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2015/06/21(日) 21:53:06.74 ID:pmuUOJ610
・本日 ここまで
・えろ は むずいね・・・
・今回から sageなしにしました
・要望 改善等 あれば どうぞ
44 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/06/22(月) 01:51:46.16 ID:CgRjgwJmO
おっつおっつ。
雰囲気も良いし、艦娘からの一方的なアプローチかと思ったら、提督からの叱責とかにワクワクしちゃいました。
45 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2015/06/29(月) 22:25:21.46 ID:VVq5MIxJ0
私がそう言うと,陽炎はゆっくり顔を上げる.
息は整ったようだが,彼女の顔にはまだ赤みが残っていた.
今の陽炎は,少女というより女のようだ.
左肩に重さを感じた.大方,姿勢を戻した妙高が私の肩に体重でも掛けているのだろう.相変わらず重い娘だ.
陽炎「ん……そうだった」
陽炎はそう言うと,私にもたれかかったまま,顔を少し右に向け,ベストの右ポケットに手を伸ばす.
まだ身体に力が入りにくいのか,たどたどしく右手を動かし,ポケットの位置を探る.
ポケットを見つけた陽炎は,透明で厚みの薄い四角の筺体を取り出すと,私の右肩を支えに起き上がった.
それに伴い,私も陽炎の背中に回していた右腕を自分の体に戻し,右腿の上に置く.
陽炎「はい,司令」
陽炎は両手で筺体を掴み,私に差し出す.
私は右手でその筺体を受け取り,中身を見る.同時に左肩からこする感触があったので,妙高も顔を動かして見ているのだろう.
筺体の中には円盤状の記憶媒体が入っているようだ.というかディスクだな,これ.
提督「これは?」
陽炎を見ながら,私は筺体の端を親指と人差し指で掴み,顎下の位置で前後に揺らしながら,尋ねる.
陽炎「ふふ」
陽炎が,網を張る蜘蛛のように,薄く笑う.
目は下弦の月,口は三日月に,猫手を唇左下に付ける,
餌を捕らえた女郎のようだ.嫌な予感しかしない.
陽炎は,私の膝に跨ったまま地面に足裏を着け,立ち上がる.
そして,スカートの下から手を入れると,スパッツをスカートより下,大腿直筋までゆっくり降ろす.
スカート内部から粘性のある液体が糸のように垂れて,スパッツの内側,陽炎の陰部が当たる部分に繋がっていた.おい,下着はどうした.
陽炎は太腿真上のスカートを両手でそれぞれ摘むと,手を上へと移動させ,スカートの裾をたくし上げた.
陽炎の陰部が露わになる.毛,剃ったんだな.
涎を垂らすように濡れている陽炎の陰部に,異物がある.
その異物は円筒形の物体であり,陽炎の体内に,陰唇を押し広げ,突き刺さっていた.
入りきらなかった異物の底の部分が,陽炎の陰部から顔を覗かせるように出ている.
どう見てもディルドです.というか,さっきの膝の堅い感触はそれか.
おまけに,張形と陰唇の隙間から一本のコードが伸びている.それはベルト部分を廻り,スカートの内側に取り付けられているロータリスイッチにまで伸びていた.
どう見てもローターです.もうやだこの娘.
陽炎は再び頬を上気させ,ねぶるような視線で私を見る.
美しい海,青い空,穏やかな朝の陽ざしを背景に,一人の娘が恥部を晒している.なんとも不気味な光景か.
陽炎「司令,どうかな?」
提督「なにがだ」
陽炎「これ,大変だったのよ? さっきだって,走っているときに膣内がこすれて……ちょっとイッちゃったんだから♡」
知るか.というか,珍しく息が上がっていると思ったらそれが原因か.
提督「……陽炎,はしたないから,下を履きなさい.そもそもお前のそれと,私のこれに,何の関係がある」
手に持った筺体を見せ,陽炎の行動を咎める.
私を挑発するにしても唐突すぎる.それに今はそんな気分ではない.
陽炎「私ね,これを着けて昨日一日過ごしたの.それには,その様子を撮影した映像が入っているから♡」
……うわぁ……いらねえ.
46 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/06/30(火) 02:28:50.27 ID:IgnKFxfLo
じゃあ俺にくれ
47 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2015/06/30(火) 08:38:01.51 ID:DaSbhY7V0
いま気づいたが,さっき妙高と睨み合いしている時も,陽炎はそれらの性具を着けていたということになる.
そのことに気づいたら,なんというか,こいつら相手に肝を冷やしていた自分がひどく滑稽に思えてきた.
そんな私の気も知らず,陽炎はスカートから手を離し,私の腰を支えに前傾姿勢になって顔を近づけ,言葉を続ける.
陽炎の顔を見ると,瞳孔が開いており,興奮しているのがわかる.脳内麻薬でも出てんのか.
陽炎「それね,すっっっごいんだからっ! 周りからの蔑んだ視線とか,露出とか,オナニーとかもばっちり映っているからっ! きっときっと司令も満足してくれるわっ!」
非番の日になにしてんの,この娘.そして満足って何をだ.おまけに周り視線ってなんだ,他の娘がいるところでやったのか.
提督「……黒潮は何も言わなかったのか」
私がそう言うと,陽炎は何かを達成したかのように右手で拳を作り,狙い澄ましたかのような表情になる.
陽炎「撮影してくれたわ!」
黒潮,お前もか.
比較的まともな黒潮まで悪乗りしたら,だれが陽炎の暴走を止めるというのか.
陽炎「そうそう,黒潮で思い出したけど,あの子とのレズセックスの映像も入っているから!」
もう駄目だな.
陽炎「司令,それでいっぱいしこしこオナニーしてね♡」
すごい良い笑顔で何を言っているんだお前は.実の父親がいたら卒倒しているぞ.それと妙高,殺気を出すな.
提督「……こういうのは感心しない.休みに何をするかは勝手だが,迷惑行為はご法度だぞ.あといい加減履きなさい」
私が言えた義理ではないが,鎮守府の雰囲気が悪くなるようなことだけは避けてほしい.
しかし,昨日娘たちから訴えがなかったということは,疑いの眼差しはあっても,陽炎の行為がばれることはなかったということか.
それとも皆,見て見ぬふりをしただけか.どちらにしろ,後始末のために調査は必要だな.
陽炎「むう……べとべとする」
陽炎は,ノリの悪い親友に気分が削がれたような表情で,スパッツを履く.
膣液がスパッツの股布部分についているためか,履いた際に不快感を露わにした.自業自得だ.
提督「ところで,陽炎」
陽炎がスパッツを履き終わったところで,尋ねる.
陽炎「ん? なに?」
スパッツとスカートとベルトの位置を調整していた陽炎は,腰に手を当てたまま,私のほうを向く.
私は下に降ろしていた右手を掲げ,掴んでいた筺体を再び陽炎に見せる.
提督「不知火を,これに巻き込んではいないだろうな?」
なぜか,空気が,凍りついた気がした.
48 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/06/30(火) 11:33:29.58 ID:czK7WrDAO
どうしても句読点が凄く気になってしまう
49 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2015/06/30(火) 18:46:04.71 ID:ipb5PMEh0
陽炎から冷気を感じる.
冷却された砲塔の牙が向けられている,と錯覚してしまうほどに.
陽炎の表情は私が尋ねた瞬間から変わっていない.何一つ.
そして陽炎はまるで時間を止めたかのように動かない.
なんだ? 私は何かよくないことでも言ったのか.
提督「陽炎?」
私の言葉に反応して,陽炎が動き出す.
陽炎「あっ? ああっ! 不知火のこと!? もう〜司令ったら! 大丈夫よ,司令のお気に入りに手を出したりなんてしないって!」
陽炎は,仕方ないなあといった表情で私の質問に答えた.
・・・お気に入り,ねえ.鈴谷も同じことを言っていたが,どういう意味なんだか.
提督「ならいい.とにかく,今後こういうのは控えることだ.なにかあったら困るのはお前たちだぞ?」
陽炎は左肘を右手で掴むと,顔を私からそむける.
陽炎「だって,司令に喜んでほしかったし・・・」
提督「その気持ちだけで十分だ.余計なことはしなくていい」
すると陽炎は顔をそむけたまま,目線だけ私に向け,睨みつけてきた.
陽炎「なによ司令こそ,感心しないなんて言っておいて,以前私たちにもっといかがわしいことをさせたじゃない」
おい,やめろ馬鹿.私の左腕に触れている妙高の力ががががっ痛い痛い痛い
提督「・・・なんのことだ」
私の言葉を聞いた途端,陽炎は目を釣り上げ,前屈みになり,猫が威嚇するかのように両手を出して,私を正面から睨む.
陽炎「司令ってば! もう! 忘れるなんてひどいじゃない! 私なんて思い出すだけで濡れちゃうのに!」
お前の股の具合など聞いちゃいない.妙高,抓るな.
提督「悪いが,思い出せんな」
陽炎「なんでっ!? このベンチよ! このベンチ! 司令,わかっていてここに来たんじゃないの!?」
こんなところにあるベンチなど,気まぐれでジョギングしたときにしか見ないだろうに.
陽炎「吹雪なんて『素敵なことをした場所だから』って毎日このベンチを掃除しているのに!」
ここの掃除をしてくれていたのは吹雪だったのか.どおりできれいなわけだ.
それにしても,吹雪だと? それに素敵なこと? 一体何の・・・まさか.
提督「お前と・・・吹雪が秘書艦だった時か?」
私が覚えていたことを知って機嫌が直ったのか,陽炎の表情が喜色に染まる.
陽炎「そうそう! 時雨と夕立も一緒だったときよ.なんだぁ,覚えているじゃない」
提督「ああ・・・うん,なんとなく思い出した」
夜だったから景色が違ってわからなかったが,そうか,このベンチだったか.
妙高「提督・・・いったい,いつ,どこで,だれと,なにを,どう,なされたのですか」
今度は妙高から冷気を感じる.生半可な釈明を許さないその威圧感に思わず答えそうになる.
だが言えない,中学生にしか見えない娘たちと青姦放尿露出犬プレイをしましたなんて,口が裂けても言えない.
おまけに,このベンチに手をつかせて,尻を向かせ,娘たちの体内に後ろから種をしこたま仕込んだなんて,なおさら言えない.
言った途端,たぶん首が落ちる.
50 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2015/06/30(火) 20:55:24.54 ID:ipb5PMEh0
私が妙高にどう弁解しようか思考していると,陽炎がからかうような表情で妙高に向く.
陽炎「妙高さん.もしかして知りたいんですか?」
妙高「えっ?」
意外なところからの申し出だったのか,妙高は一瞬呆気に取られる.
そんな妙高を尻目に,陽炎は畳みかけるように言葉を続ける.
陽炎「でしたら,ここであの夜のこと,実演してあげますよ」
そういって陽炎は左腕を私の右肩に掛け,右手で胸元のリボンに手を掛ける.
気を取り直した妙高は,陽炎を左手で制止する.
妙高「ま,まってください」
陽炎「なんですか? 私と司令がしたこと,知りたいんですよね?」
陽炎は妙高の揚げ足を取り,さらに責める.
それに対し妙高は,唇を結んで陽炎を睨みながら,私の左腕を引っ張り,陽炎から私を引き離す.
妙高「駄目なものは,駄目です. それは秘書艦の,私の役目です」
私の右肩で身体を支えていた陽炎は,重心を後ろに移動させ,私の肩から手を離す.
身体を直立にした陽炎は右手人差し指を唇に当て,見定めるような視線で妙高を見る.
陽炎「ふーん,でもそれって「陽炎」
これ以上こいつらのイタチごっこには付き合っていられない.いい加減切りをつけよう
提督「みんなで決めたことだろう? それは守ってくれ」
陽炎は一瞬眉間にしわを寄せるが,すぐにやれやれとわざとらしく溜息をついた.
陽炎「・・・司令が,そう言うなら」
妙高が睨む中,陽炎は胸元のリボンを結びなおす.
リボンが結び終わった後,陽炎は私の持っている筺体に指を差す.
陽炎「それじゃ,司令,ちゃんとそれ見といてね♡」
引出しの肥やしにでもしておくよ.
念押しをした陽炎は再び顔を私に近ける.妙高が私の左上腕を強く抱きしめたので,肘を曲げて妙高に触れてやる.
陽炎「今度の秘書艦のときは,それよりもーーーとすごいことして,司令を満足させてあげるから♡ 他じゃ味わえない,ここでしか味わえないことを,毎日,どこでも,好きなだけ経験させてあげるから,だから━━━━━」
陽炎「ドコニモ イッチャ ダメヨ?」
耳元でそう囁いた陽炎の瞳は,暗く,濁っていた.
51 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2015/06/30(火) 21:00:20.07 ID:ipb5PMEh0
・本日 ここまで
・句読点の位置が ところどころ おかしいですかね orz
・感想 要望 改善等 あれば どうぞ
52 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/06/30(火) 22:30:15.65 ID:rUZo3qIWO
おかしいってかカンマとピリオド使うのはここじゃ珍しいってだけじゃない?
まあ乙です
53 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/06/30(火) 23:39:55.59 ID:POKyR2vJO
乙
犬プレイいいね
夕立や時雨に首輪をつけてあんなことやこんなことをさせるだなんて…
ムラムラしてくる
54 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2015/07/03(金) 23:32:08.86 ID:9ub/UI0Y0
ジョギングコースに沿って本館に戻る陽炎を見送った後、私はこれからどうするかを考えあぐねていた。
書置きに示した時刻までまだある。もう少し海を眺めていたいが、右手にある筺体を早く何とかしたいという気持ちもあった。
思い切って「バカヤロー!」と叫びながら海に投げ捨ててやろうか。深海の連中に見つかったら、ただでは済まないだろうが。
そんな考えが一時頭を過ったが、馬鹿げていると斬り捨て、筺体を胸ポケットに仕舞う。
かげろう の すけべぇなどうが を てにいれた!! <ゴマダレ〜
・・・夕張や漣の真似をしてみたが、駄目だな。どうやら私に冗句の才能は無いようだ。
そもそもなぜごまだれなのだろうか。・・・いけない、頭が混乱している。
息をゆっくり吐きながら周りを見渡し、頭を冷やす。
穏やかで美しい景色を見ながら、その景色にそぐわないものを見つけた。
提督「どうした妙高、神妙な顔をして」
目線を左下に向けて顎を引き、軽く握った右手の人差し指第二関節を唇下に当て、左手を腿の上に乗せた態勢になっている妙高。
妙高は、大規模作戦決行前夜に内地の家族へ思いを馳せる一兵卒のような表情をしていた。
妙高「提督は、なぜ、ロリコンなのでしょうか・・・」
真面目な顔から出てきた台詞がそれか貴様。しかもその言葉、小児性愛の意味で使っているだろ。
妙高「私は、なぜ、駆逐艦ではないのでしょうか・・・」
妙高は自らの存在を確認するように自分の胸を両手で触りながら、うわごとのように呟いた。
触られた妙高の胸は、つきたてのお餅のように形を変える。電に謝れ。
考え込む妙高を見ながら感じたが、朝からこいつの様子がおかしい。
いつもだったらスキンシップはもっと控え目で、陽炎の挑発にも簡単には応じなかったはずだ。
こういう不安定な状態は今まで経験がない。私が気づいてないだけかもしれないが。
とりあえず、いくつか質問をするか。原因が見つからなくても、その糸口は掴みたい。
そう考え、まず――
「おっ、司令はんに妙高はんやぁ〜」
今度は誰だ。まあ、こんな特徴的な話し方をする娘はすぐわかるが。
それにしてもこのベンチ、厄介事を呼ぶ呪いでも掛かっているのか。
一か月近くこのベンチに座っている気分なんだが・・・
55 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2015/07/05(日) 02:35:33.78 ID:wPAdLaRJ0
提督「おはよう、黒潮」
私と妙高が通った砂利道から来た黒潮に挨拶をする。
黒潮「おはようさん、司令はん、それと妙高はんも」
妙高「おはようございます、黒潮さん」
妙高も姿勢を正して黒潮に挨拶する。先ほどの変な雰囲気がなくなっている。
黒潮か、ちょうどいい、一旦元に戻った妙高のことは後にして、昨日の陽炎について聴くか。
「黒潮、見つかりましたか?」
不知火も来ていたのか・・・どうやら陽炎のことも後回しになりそうだ。
不知火「! 司令、妙高さん、おはようございます」
不知火は私たちに気づくとすぐに姿勢を正し、綺麗に敬礼をした。
目線も、肘の角度も、姿勢その他も、素人目にもわかるほど立派な敬礼だ。
私もそんな風に敬礼できたら、霞を落胆させずに済むのだろうか。
提督「ああ、おはよう、不知火」
それはともかく、不知火の調子だが、悪くはなさそうだ。よかった。
あと、妙高はともかく、私相手にそこまで畏まらなくてもいいのだが、まあ不知火らしくていいか。
妙高「・・・おはようございます、不知火さん」
陽炎のときと同じように、含みのある挨拶を不知火に返す妙高。変なことをするなよ。
不知火「妙高さん、陽炎を見ていませんか」
不知火は、敬礼をやめ、しかし気をつけの姿勢のまま、妙高に陽炎の居場所を尋ねる。本当に真面目だな。
妙高「先刻までここで話していました。つい先ほど本館に戻ったようですが」
妙高は陽炎が戻っていった方向を指差す。
黒潮「あちゃー、すれ違いになってもうたか」
黒潮は上を向いて頭を抱え、大袈裟な反応をした。お前が気づかないとは思えないがな。
提督「なにか用があったのかい?」
不知火が私のほうに向き直る。青天を詰め込んだような彼女の瞳を視ると、なぜか後ろめたい気持ちになる。
不知火「はっ、本日陽炎と朝食をとる予定でいたのですが、食堂におりませんでしたので、こちらまで探しに参りました」
あいつ、妹たちを放ってここに来たのか。
妙高「態々探しにいらっしゃらなくても・・・食堂で待つなり、先に食事を済ませるなりしても良かったと思いますが?」
なんだか険のある言い方をするな、妙高。不知火のストレスにならなければいいが。
不知火「間宮さんから、陽炎が急にこちらへ走っていった、とお聞きしましたので」
黒潮「心配になってなぁ〜」
不知火は変わらず真顔で、黒潮は飄々として妙高の言葉に応じる。
提督「なるほど。陽炎についてだが、別に大した用事ではなかったよ、少しからかわれたぐらいだ・・・朝から大変だったろう、陽炎には後で私から言っておくよ」
昨日のことも含め、気になることが一つ増えたしな。誰が陽炎を手引きしたんだか。
不知火「お気遣いありがとうございます。しかし、司令にそこまでしていただくわけには・・・」
黒潮「せや、気にせんといてぇ〜」
黒潮は変わらずだが、不知火の雰囲気が少し変わる。財布を忘れて年下に奢られてしまったお姉さんみたいだ。
提督「そうか? まあ、お前達がそう言うのだったらな。ただ、何かあったら言って欲しい」
私の言葉が終ると、不知火は「はい」といって小さく頷いた。
56 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2015/07/05(日) 02:37:35.68 ID:wPAdLaRJ0
陽炎の件は終わりか。そう私が思った直後、黒潮が不知火の肩を指でつついた。
黒潮「不知火」
呼び掛けに応じて、不知火の顔が黒潮のほうを向く。
不知火「どうしました、黒潮?」
黒潮「うち、陽炎追いかけて食堂で引き止めておくから、不知火は司令はんとの用を済ましいな」
黒潮は不知火に近づいて小声で言う。不知火も私に用があるのか。
それを聴いた不知火は一瞬黙るが、すぐに答えた。
不知火「・・・わかりました。ありがとう、黒潮」
その言葉を聴いて黒潮の顔がほころぶ。
黒潮「かまへんかまへん、ほななぁ〜司令はん、妙高はん」
黒潮はほころんだ顔をそのまま私と妙高に向けた。
妙高「はい、また後ほど」
提督「点呼に遅れるなよ」
黒潮「はいなぁ〜」
そうして、後ろを振り向いた黒潮は本館に向かって駆け出す。
しかしすぐ止まって、身体を少し傾け私のほうに振り向いた。
黒潮「あっ、そや司令はん」
面白いことをいま思い出したと言わんばかりの口ぶり。
提督「なんだ」
嫌な感覚。
黒潮「陽炎からもらったもの、ちゃんと見といてなぁ〜」
目も口も薄く笑って、黒潮は楽しそうに私を見た。
・・・やはりすれ違ったのはわざとか、黒潮。
そう思いながら、本館に戻る黒潮を私は見送った。
57 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2015/07/05(日) 02:42:48.96 ID:wPAdLaRJ0
・深夜は ここまで
・句読点を 点と丸に しました 読みやすく なったかな?
・行数制限を また受けた orz
・感想 要望 改善等 あれば どうぞ
58 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/07/05(日) 04:36:32.44 ID:JPSZx6hx0
提督はぬいぬいとえっちぃことはしてないのかな?凄くエロ描写うまいから期待せざるを得ない
59 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/07/05(日) 09:02:15.74 ID:F1RaVWfYO
乙です
句読点についてはそんな気にしなくてもいいと思います
情報分野関係の人は句読点代わりに全角カンマ・ピリオドをよく使ってた気がするんで…理由までは知りませんが
60 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/07/05(日) 09:21:22.46 ID:r/XocESQ0
皆病んでるのかな?面白い
ところで黒潮と陽炎のレズプレイ見たいです。
オナシャス!
61 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2015/07/05(日) 20:04:23.43 ID:fkbJny2q0
提督「不知火、用があるのなら座ったらどうだい? 少し狭いかもしれないけど」
黒潮がいなくなった後、残った不知火に対し、私は手のひらを上に向けて、ベンチの空きに座るよう提案する。
不知火「ありがとうございます。ですがすぐ終わりますので」
丁重に断られてしまった。少し残念だ。
不知火「ところで、司令はなぜここに?」
相変わらずの無表情で私に尋ねる不知火。
提督「朝早くに目が覚めてしまってね、せっかくだから散策に出ていたんだ」
不知火「そうですか・・・」
私の返答を聞くと、不知火は私の隣にいる妙高に不思議そうな視線を送る。
提督「妙高とは途中で会った。一人だけで歩くのもあれだから、せっかくだからと思ってね。そうだったな、妙高?」
不知火に、私と彼女たちの関係は知ってほしくない。疑われている可能性はあるのだろうが、せめて表に出すことはしたくない。
だから敢えて、偶然に見せかける。不知火とは、このままの関係でいたい。
妙高「・・・はい、私も、提督を一人にさせるのは危なっかしいと思っていましたので」
ねめつけるような視線で私を見る妙高。なんだ、嫌味か?
不知火「そうですか・・・ところで、司令」
不知火は、表情を変えぬまま妙高の言葉を聞いた後、改めて私に尋ねる。
提督「どうした?」
不知火「左の首筋が赤くなっておりますが、お怪我を? それに妙高さんも・・・」
冷や汗が、出た。心臓が、飛び出しそうになる。
しまった、さっき妙高につけられた傷をすっかり忘れていた。
提督「へえ、それは気付かなかった。虫に刺されたのか、それとも枝葉にでも掠ったのかもしれないね」
平静を装って、はぐらかす。不知火に訝しまれたくはない。
妙高「・・・」
なにか言えよ妙高。
不知火「虫、ですか・・・しかしその傷は・・・」
駄目だ、完全に怪しまれている。いや待て、まだ疑われている段階だ。だから、ここで言い訳を重ねるのは失策だ。ならば・・・
提督「なんだ、気になるのかい不知火? なんだったらもっと間近で見るなり、触るなりして確かめてみるかい?」
私はそう言ってベンチから立ち上がろうとする。さあ、どう来る?
不知火「えっ!? いっ、いえ、そこまでは」
不知火は目を見開き、顔を朱に染め、両手で私の行動を制する。
提督「ん? そうか? まあ、気にするほどの傷じゃないよ。教えてくれてありがとう、不知火」
なんというか、初々しいな。
だが良い、この男慣れしてない乙女な感じが、良い。
おまけに、いつも表情の変化が少ない不知火だから、新鮮さがあってなお良い。
不知火「は、はい。そ、それより司令、陽炎からなにか貰ったようですが?」
また地雷が来た。おのれ陽炎、黒潮。
62 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2015/07/05(日) 21:20:34.09 ID:fkbJny2q0
・本日 ここまで
・次が長すぎて 今日中に 書けない すまぬ・・・すまぬ・・・
・感想 要望 改善等 あれば どうぞ
63 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/07/06(月) 00:58:47.87 ID:0bEqya2/O
もしかして不知火は病んでない?
64 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2015/07/08(水) 00:59:19.74 ID:+ybdqUq9O
妙高も陽炎も姉妹ごとドロドロしてる鎮守府なのに
不知火は例外的にまともそう
「お気に入り」って、敢えて初心なまま育てるとかそういう意味かな
65 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/07/08(水) 01:47:27.72 ID:nzdpS1P8o
壊れてないからお気に入りなんじゃね
66 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2015/07/09(木) 18:30:08.01 ID:LPqC/bHd0
提督「ただの甘味の要望だよ。詳細はまだ見てないけどね」
これなら違和感はない、はずだ。いや、甘味の要望を私に出す時点でおかしいが、甘いもの好きの陽炎なら上官相手に直訴しても変ではない、はず。
まあ、食事内容の良し悪しは士気や体調にも直結するので、どんどん出していってもらいたいところではある。新作が出るたび、廊下で競争するのはいただけないが。
不知火「新しい甘味ですか?」
食いついてきた。そういえば不知火も甘いものは好きだったな。
提督「新作が出るかどうかは間宮さん次第だよ、それに取り寄せられる食材にも限りがあるからね」
不知火「そうですか・・・」
目に見えて落ち込んでいる。後で間宮さんに頼みこもう。
それにしても色々話がそれてしまったが、不知火の用とはなんなのだろうか、一向に話が出てこないのだが。
ただ、このまま落ち込んでいる不知火に話を急かすのは冷たい気がする。
提督「それより不知火、最近の調子はどうだい? 昨日はしっかり眠れたかい?」
不知火は再び私を真っ直ぐに見る。
不知火「はい、昨晩は2200に就寝、本日0600に起床しました」
睡眠時間は問題ないか。だとすると起床時が気になるな。
提督「しっかり眠れているようだね。夢は見たかい? それと起きた時、身体がだるいとか、気分が悪いとかは?」
不知火「体調については問題ありません。夢は・・・見ていないかと思います」
提督「そうか、夢は覚えてないことも多いからね、気になるようであれば陽炎か黒潮に後で聞いてみるといい、夢の内容で自分の意識や不安がわかることもある。
不知火「はい」
私もあとで妙高に尋ねてみるか。薬の数も確認しないとな。
提督「訓練のほうはどうだい、那珂はしっかりやっているかい?」
不知火「はっ、那珂教官からは日々渾身のご指導をいただいております。正直なところ、訓練では自分の力不足を痛感するばかりです」
提督「卑下することはないさ。むしろ訓練で力不足を感じられるのなら良いほうだよ。実戦ではそんなことも言っていられないしね。那珂を手本に、よく学ぶといい。訓練に関して、ほかに何かあるかい?」
不知火「他には特に・・・いえ、一つだけ」
提督「構わないよ、言ってくれ」
不知火「その・・・那珂教官のあの、気質というのでしょうか、常時高揚状態というようなあの調子には、時々付いていけなくなります」
提督「・・・・・・・・・ああ、うん、まあ、あれは仕様みたいなものだからね・・・一応私から言ってみるよ。まあ、先に謝っておくけど、期待はしないで欲しい」
不知火「・・・はい」
確かに、那珂の気勢は周りに活気を与えてくれるものだが、不知火のような冷静な気質の娘には合わないかもしれない。
ただ、不知火は感情が表に出にくいので、雰囲気を暗くせず、かつ機微に敏い那珂をつけたつもりだったのだが、失敗だったか。
あとで熊野に様子を聞いてみて、その後那珂に相談だな。
提督「他には?」
不知火「それ以外は特にありません」
提督「そうか、よろしい。生憎、那珂から許しが出てない以上、まだ不知火を任務に付けることはできない。仮にできたとして、まずは警備や哨戒任務がほとんどになるだろう。それについてはどう思っている」
不知火「不満がないといえば、嘘になります」
正直な娘だ。
不知火「ですが、司令の、鎮守府の為であれば、ゴミ処理から便所掃除まで、全力を尽くす次第です」
提督「冥利に尽きる言葉だ、嬉しい限りだよ。よろしい、私からは以上だ・・・そういえば、私に用があるんだったね、時間を取らせてしまってすまなかったね」
不知火「不知火こそ、貴重なお時間をいただき、誠にありがとうございます」
67 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2015/07/09(木) 18:32:41.33 ID:LPqC/bHd0
・本日 これだけ
・まだ 次が 書けない orz
・感想 要望 改善等 あれば どうぞ
68 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2015/07/11(土) 01:59:38.80 ID:xHk7Nsq/0
不知火は軽く会釈をした後、今までの仏頂面が嘘のように少し顔を赤らめ、顔を少し俯かせて上目遣いになり、胸の前で蕾を作るように両手の指を合わせる。
不知火「それで、その、用事なのですが・・・司令、その、声のほうを・・・」
・・・・・・それだったか・・・・・・
提督「・・・ああ、耳を貸しなさい、不知火」
私が許可を出すと、不知火は耳を向けて私の正面に立ち、目を閉じて、祈るように胸の前で手を握る。
私はベンチから立ち上がり、中腰になって口を不知火の耳に近付ける。
口と不知火の耳の間に、右手の手のひらを垂直に添えて、声を通す片側だけのトンネルを作る。
私の息が不知火の耳に掛かったのか、不知火は手を強く握り、唇を強く結ぶ。
提督『不知火、今日も、頑張ってくれ』
私が囁くと、不知火は寒さに耐えるように身体を震わせ、熱に浮かされたように小さな吐息を口から出す。
私は不知火から顔と手を離し、中腰をやめ、直立姿勢になる。
その間も不知火は、余韻に浸るように、祈りの姿勢を崩さない。
しばし後、不知火は目をゆっくり開けて姿勢を正すと、私から二歩三歩と下がる。
不知火「・・・ありがとうございます」
そういって、不知火は深々と私にお辞儀をした。
提督「・・・ああ」
・・・・・・・・・・・・・・・感謝されるようなことなど、なにもしていない。
むしろ、後遺症のようなものを残してしまったことを、後悔している。
不知火は、私の声を聴くと、とても落ち着くらしい。
長い間聴かないでいると、体調を崩してしまうほどに。
これが、いつから発症しているものか、何をやって残ったものか、おおよそ目星はついている。
だか、不知火のこの後遺症のようなものが、どんなものなのか、どうすれば、治るのか、私には、まったくわからない、わからなかった。
調べても、調べても、調べても、調べても、出てこない。出てくるのは、インチキな催眠術や、架空の魔法や、お伽噺や気色悪く気味悪い妄想ぐらい。
どうすればいいのか、わからない。どうしたらいいのか、わからない。
不知火はいつか、普通の女の子になるのに。戦争が終わったら、普通の、普通の、普通の女の子に、なるのに。
このままでは、いけないのに。
不知火が私を、真っ直ぐに見つめている。
不知火の青天を詰め込んだような瞳を視ると、後ろめたい気持ちになる。なぜか、などと付けて言い訳したくなるほどに。
あの時、どうしたらよかったのだろうか。これから、どうすればいいのだろうか。
ただ、不知火にこれをする度に、いつもこう思う。
素人が、医者の真似ごとなど、するべきではなかった、と。
不知火「━━━━━司令?」
69 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/07/11(土) 12:21:42.65 ID:/8BOyxlL0
不知火とお医者さんごっこ?(難聴)
70 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2015/07/11(土) 22:59:38.17 ID:/sThkJod0
提督「ん? ああ」
不知火「司令、大丈夫ですか? 何度か呼び掛けたのですが」
不知火が憂いを帯びた表情で私を見ていた。
どうやら、少々もの思いにふけっていたようだ。
提督「・・・そうか、すまない、少し考え事をしていてね。大したことじゃない」
不知火「・・・そうでしたか」
不知火は私の返答に納得しなかった様子だったが、すぐにいつもの表情に戻る。
元の表情に戻った不知火は、一旦何かを言おうと口を少し開いて、しかし、ためらうように口を閉じた。
不知火は一度目を閉じ、そしてすぐに開いて、私を視る。
不知火「あの、司令、少しお伺いしたいことが・・・」
提督「ん、なんだい?」
不知火の用は終わったと思うが、まだ何かあるのだろうか。
不知火「司令は朝食をこれからどちらで?」
提督「まだ決めていないが、どうして?」
朝食のことを聞かれて、拍子抜けしたとともに、安堵した。なにか重要なことでも聞かれるのかと思って、一瞬身構えてしまった。
不知火は私の言葉を聞くと、視線と表情はそのまま、下腹部の前で両手を組み、親指をせわしなく動かす。
不知火「その・・・もしよろしければ、ご一緒にいかがでしょうか」
・・・まさか不知火からお誘いを頂けるとはな。
71 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2015/07/11(土) 23:04:33.54 ID:/sThkJod0
提督「それは」
妙高「申し訳ありませんが、提督はやるべき事がありますので、朝食は私室でお召し上がりになります。そうですね、提督?」
妙高が、私と不知火の傍らに立ち、会話に割って入った。
不知火「そうなのですか?」
提督「いや、それは」
妙高「提督」
妙高が私の言葉を妨げる。傍から見れば、仕事をすっぽかそうとする上司を諌めているようにしか見えないだろう。
妙高が何を考えているのかはわからないが、私と不知火の食事を阻止したいようだ。
不知火からのお誘いは、正直、とても嬉しい。
だけど、今は不知火から少しでも離れたい気分でもあった。
それに、部屋には那智たちを待たせているのだ。不知火と食事をしていたら、きっと書置きに示した時間を過ぎてしまうだろう。
そんな私の逡巡をどう感じ取ったのだろうか、妙高が不知火を鋭く睨む。
その眼差しは、子を盗られた鬼子母神のような、忠告では済まない何かを含むものだった。
妙高、なぜそんな目つきを不知火に向ける。不知火がいったい何をしたというのだ。ただ食事のお誘いをしただけではないか。それは仲間に向けていいものではない。
それともお前にとって、不知火は仲間ではないのか。私の娘を、お前は蔑ろにするのか。
不知火はまだ、気づいていない。
不知火の視線はまだ私に向いている。しかし、このままでは気づくのは時間の問題だろう。
提督「すまないね、不知火、妙高の言うとおり、この後も用があるのでね。また機会があったとき、誘ってくれるかい」
不知火の親指が動きを、止める。
私の言葉を聞いた不知火は、顔を伏し目がちにしながら頭を少し下げる。
そしてすぐ、瞼を開きながら再び顔を上げ、姿勢を正し、私を視る。
不知火「はい、不知火こそ、差し出がましい真似をいたしました」
そう言うと、不知火は再び私に敬礼をした。
不知火「それでは、司令、失礼いたします」
提督「ああ、点呼に遅れないようにね」
そう言って、去っていく不知火を私は見送った。
72 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2015/07/12(日) 00:14:10.14 ID:nqHtnOmr0
提督「妙高、先ほどの視線はなんだ」
不知火に向けた眼差しについて、妙高に問い詰める。
妙高「? 何のことでしょうか?」
シラを切っているのか、それとも無意識か、妙高は首をかしげる。
女性らしいたおやかな仕草、不知火に向けていたものとはまるで逆の、優しく暖かみすら感じられるような仕草。
だけど今の私には、それが上辺だけの、媚びた態度にしか見えなかった。
そう感じた途端、私の中で、何かが切れた。
妙高の髪の毛を、右手でわし掴む。
妙高「あっ!?」
妙高は痛みで一瞬左目を閉じ、私の右手首を左手で掴む。
提督「いい加減にしろ、ふざけているのか」
妙高「一体なんの」
妙高の右頬を左手で叩く。
妙高「てい、とく・・・?」
妙高は呆然とした表情で私を見て、右頬に庇うように右手を添える。
提督「私がなにも気づいていないと思ったか、お飾りの提督には何もできないと思ったか」
妙高が困惑と怯えを含んだ表情を私に向ける。
提督「私に対してなにをしようが構わない、暴行しようが、強姦しようが好きにすればいい。だが仲間を、私の娘を虐げることは許さん。お前の不知火に対するあの態度はなんだ。殺すと言わんばかりのあの目線はなんだ!」
私の発言は滅茶苦茶だ。根拠なんてない。思い込みだけで妙高を責めている。正気じゃない。
妙高の顔は恐怖に震えていた。顔が青ざめ、唇が震える。
仲間を虐げるなと言っておきながら、私は妙高を傷つけている。
妙高「わ、わた、わた、わた、わた、私、そ、そ、そ、そんな、そ、そんなことは、わ、わたし」
妙高は壊れた録音機のように口ごもる。それがさらに私の神経を逆撫でした。
妙高の頭をベンチの座面に叩きつける。妙高が痛みでうめく。
73 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2015/07/12(日) 00:15:14.32 ID:nqHtnOmr0
妙高はベンチにもたれかかる形になり、右頬が座面でへこむ。
提督「・・・妙高」
低く、暗く、重く、名を呼ぶ。
妙高は体罰に怯える赤子のように両手で頭を抱え、顔ごと隠す。
妙高「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい」
妙高は座面に頭を着けたまま、壊れたスピーカのように謝り続ける。煩い。
私は妙高の頭をベンチの座面にさらに押しつける。
提督「謝るのをやめろ、耳障りだ。私はお前の謝罪を聴きたいのではない。お前がなぜ不知火にあんな視線を向けたのか、その理由を聴きたいんだ。わかるか、妙高」
妙高が嗚咽をあげて、身体を震わせて、泣き始める。
提督「泣く余裕があるのならさっさと話せ、その位も出来んのか、役立たずめ」
妙高は抱えていた右手で顔に触れる。涙で濡れ、怯えた顔が現れる。
妙高「だ、だって、だって・・・ひぐっ・・・て、提督、提督と、ふたり、二人きりになれたのに」
二人きりだと、なにをいっている。これだから狂った女は。こういう壊れた奴は叩いて叩いて叩いて叩いて叩いて直してやらねばならない。
妙高「な、なのに、し、不知火さんたちに、て、ていとく、提督、盗られちゃうって、そんなの、いやで」
涙でかすれた声で、叫ぶ。
妙高「提督と、二人きりでいたいのに!」
提督(・・・)
妙高から、手を、離した。
私は、なにを、しているのか。
彼女たちが不安定になるのは私のせいだ、それなのに私がおかしくなってどうするのか。
妙高だって、大事な私の娘なのに。
妙高はベンチで泣き続けている。
74 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/07/12(日) 08:01:07.93 ID:YLT0WKPRO
提督も錯乱してるなあ
75 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2015/07/12(日) 10:32:16.18 ID:OYJcgCIw0
二人きり、か。そういえば、妙高と二人きりになる機会は久しくなかった気がする。
非番や休日における護衛の指定も、妙高には最近してなかったし、秘書艦になったときは大体他の娘が傍にいる。
そうやって二人きりになれずに積もったもの・・・独占欲とでもいうのだろうか。ベンチに座った時、誘ってきたのも、陽炎が来たとき、らしくもなく警戒していたのも、それが原因かもしれない。
妙高は、まだ、ベンチで泣き続けている。
なぜ、この娘の気持ちに気づいてやれなかったのか。もう何度も娘たちを泣かせているのに。
私は妙高の背後から手をまわして抱きしめる。
抱きしめるぐらいしか、私にはできない。
妙高の顔を覆っていた両手が下がる。
妙高「・・・てい、とく?」
提督「すまない、妙高。お前がそんなさびしい思いをしているとは気づかなかった。私はお前にひどいことをしてしまった」
妙高が小さく嗚咽を漏らす。彼女の身体は震えて、冷たくなっていた。
妙高「おこって、ないですか?」
提督「怒ってなどいない。むしろ怒られるのは私だ。すまない、妙高」
妙高がほんの少し、顔を私のほうに向ける。
妙高「みょうこうのこと、きらいになって、いませんか?」
提督「嫌いになど、ならない」
妙高が私に振り向き、私に抱きつき、私の唇を奪う。
唇から、妙高の冷たくなった体温を感じる。
しばらく唇を重ねて、息苦しさで一度唇を離す。妙高が私に迫り、息苦しくなるまでまた唇を重ねる。また離して、また触れ合う。
ベンチの前、その地面に座り込んで、抱きしめ合って、唇を重ねて。
そうやって再び唇を離したころには、妙高と私の間に唾液の橋が出来上がっていた。
妙高「私、怖かったです。提督に、また、捨てられてしまうのではないかと、そう思って、ただただ怖かったです」
提督「お前たちを捨てたりなどしない」
妙高「でも、でも、提督、私がお誘いしても全然なびいてくれなくて、私、自分に魅力がなくなってしまったのだと思って、何の価値もなくなったら、きっと、提督に捨てられてしまうって」
提督「馬鹿を言うな」
妙高の右頬に左手で触れる。妙高の涙を左指で拭う。右頬は赤くなっているが、顔に傷が残ることはないだろう。
提督「お前みたいな美人、見れただけでも儲けものだ。魅力がない、などということはない」
妙高「でも・・・提督は」
提督「他に気懸りなことがあっただけさ。さっき部屋でお前を抱いたのを忘れたのか」
妙高「忘れておりません。提督との契りは一時たりとも忘れません」
妙高はより強く私を抱きしめ、私の胸元に顔をうずめる。私は妙高の背中に手をまわし、再び抱きしめる。
どうして私は妙高を傷つけたのか。
提督「妙高、すまなかった。許してほしい」
妙高「許しません」
妙高が胸元から顔を離し、俯いたまま、そう言葉を投げる。
提督「・・・どうしたらいい」
妙高が顔を上げる。涙の跡が残る顔で、意を決したような表情を私に向ける。
妙高「陽炎さんにしたことを、私にもしてください」
黒真珠のような瞳で、私を視る。
妙高「贔屓なんてずるいです。私も、思い出すだけで身体が疼くような、そんな想い出が欲しいです」
私は「わかった」と答えた。
76 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2015/07/12(日) 10:41:49.79 ID:OYJcgCIw0
・本日 ここまで
・誤字脱字が ひどい orz
・まとめて 投下するほうが いいかな?
・感想 要望 改善等 あれば どうぞ
77 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/07/12(日) 11:01:33.46 ID:kIoeYgrfO
乙
スッゲー興奮する
78 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/07/12(日) 21:33:05.80 ID:j3VUl/y5O
かつて妙高がこれほど可愛いSSがあっただろうか
どこか共依存っぽい感じがいいね
79 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/07/14(火) 23:49:57.22 ID:xvXSyv78O
乙です
1レス1レスが重くて満足できるから
途切れ途切れでも頻繁に投稿してくれた方がいいと思います
80 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2015/07/20(月) 21:36:46.56 ID:ImSK+Hmn0
さて、妙高に陽炎と同じことをしてやることになったわけだが、
妙高「あの、提督・・・」
現在、妙高はタイトスカート、ストッキング、そしてパンツを脱ぎ、股を開いて屈んでいる。
提督「どうした、妙高」
下半身に何も着けず屈んでいるためか、妙高の大陰唇が開き、小陰唇が花のように広がっている。
妙高「その、陽炎さん達が具体的に何をしたのか聞いていなかったので・・・それにこの格好は・・・」
ちなみに陰核周りの毛は彼岸花のように生えていて、それ以外のIライン、Oラインとか呼ばれる部分は処理をしてあるようだ。
提督「おしっこだ」
妙高「え?」
提督「おしっこ、排尿だよ。ここでするんだ、妙高」
妙高は口を横に伸ばして開き、目を見開く。
妙高「ほ、本当にそんなことを陽炎さんたちにさせたのですか!?」
提督「そうだ。実際は服など着ていなかったが」
妙高「裸で!?」
妙高が顔を赤らめる。
提督「さあ、妙高、青い空に美しい海、輝く太陽、見渡す限りの地平線、絶好の放尿日和だぞ。さあ」
妙高は口をパクパクと動かし、肩をわなわなと震わせる。
妙高「む、無理です! いくらなんでもこんな場所で! しかも、て、提督の前で・・・」
恥部まで晒しておいて、今更何を言うのか。
提督「無理じゃない、これでも譲歩しているほうだぞ? 陽炎たちは四つん這いになって、それこそ犬がするようにさせたからな」
妙高「でもっ、でもっ!」
提督「でもも、くそもない。吹雪も陽炎も時雨も夕立も、みんな綺麗な黄淡色のおしっこを見せてくれたんだ。重巡のお前ができないことはない。さあ」
妙高はあうあうと呻く。じれったい。
提督「妙高」
出来るだけ冷酷に、重く、妙高の名を呼ぶ。
提督「さっさと出せ」
妙高が私の声で背筋を硬直させる。
妙高「あっ」
蛇口につながったホースの水が地面で跳ねる音、それと同時に透明の尿が妙高の股から現れる。
提督「無色か。昨日は酒でも飲んだか、妙高」
妙高に尿の色を指摘する。
昨日と言えば、私は昨晩の記憶がないが、一体何をしていたのだろう。
妙高「い、いやぁ」
恥ずかしさからか、妙高は両手で顔を隠す。その間も尿はお構いなしに流れ、アンモニア臭が鼻をつく。
提督「酒の飲み過ぎは注意だぞ、妙高」
妙高の顔から鼻水を啜る音が聞こえた、どうやらまた泣いてしまったようだ。意地悪をし過ぎてしまったか。
81 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2015/07/21(火) 23:21:32.90 ID:43w/2/LV0
尿の勢いが治まり、妙高に股から小さな滴が垂れるようになった頃、
提督「すまない、妙高。お前が余りにも可愛らしかったもんでな」
そういって私は妙高の頭を優しく撫でる。
妙高は鼻を啜りながら、私を睨む。
妙高「提督の、ばか」
反論できない。
提督「悪かったよ、妙高。でも、陽炎と同じことをしてくれと言ったのはお前だぞ」
妙高「そうですけど・・・」
妙高は決まりの悪そうな顔になり、目を背ける。
提督「それにだ・・・」
妙高の前に移動し、屈んで目線を合わせる。
妙高「提督・・・?」
不思議そうな顔をする妙高の目線が私に移った瞬間、妙高の膣内に右手の中指を入れる。尿道口近くに残っている滴が手に掛かる。
予想通り、膣内は濡れていた。
妙高「! あっ、やっ! 提督、だめ、駄目です!」
右手首を掴む妙高の制止を振り切り、中指の腹を手前の膣壁に当てる。
妙高「んっ・・・提督、だめっ・・・」
手首を妙高の左手に掴まれているため、中指の関節を曲げて膣壁を擦る。
炊きたての米粒を潰さないように優しく、爪で傷つけないようゆっくりと、探るように指先で円を描く。
妙高「あっ、だめっ・・・です、んっ、きたな、んっ・・・きたない、あっ・・・きたない、です、から」
そう言いながら、妙高の左手は私の右手を引っ張り、指先を膣の奥へと誘導する。
妙高は目を瞑り、口を開いて涎を垂らしながら荒い息を吐く。
脚が身体を支えられなくなったのか、私の左肩を右手で掴み、身体を支える。
妙高「ていとく・・・てい、とく・・」
制止する気も失せたのか、今や妙高の左手は、逃さない、と言わんばかりに私の右手を強く掴んでいる。
そんな妙高の気持ちなどお構いなしに、私は右手を引き、妙高の膣内から指を抜く。
妙高「あっ・・・」
切ない顔をする妙高を尻目に立ち上がる。私の左肩に乗っていた妙高の右手が、立ち上がる私の体に引き摺られ、置いて行かれて、肩、左胸、左腹、左腿と未練がましく触れていく。
立ち上がった私は、妙高を見下げる。
妙高「ていと、く・・・?」
提督「さて、陽炎にしたことはまだあるんだぞ、妙高」
妙高の表情は、目は薄く、口を小さく開け、夢の続きを望んでいるかのような、ぼんやりとしたものになっている。
提督「妙高、ベンチに手をつけて、尻をこちらに向けろ」
ご馳走を目にした獣のように、妙高の唇が、涎を垂らしながら、歪んだ。
82 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/07/21(火) 23:45:34.92 ID:4NNILBlzO
もう提督に見られてないと排尿できなくなるまで調教してほしい
83 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2015/07/22(水) 21:25:07.33 ID:xSUm7zTz0
ベンチの座面に手をついた妙高は、お尻を上げて私のほうに向ける。妙高の膣口から粘液が溢れ、少し黒ずんだ花弁を濡らす。
妙高がこちらに振り向き、口をだらしなく開いて涎を垂らし、蕩けた顔を向ける。妙高は私を見て取ると、おねだりするようにお尻を振り始めた。
私はその左尻を左手で叩く、小気味良い音が鳴る。
妙高「あっ!」
提督「急かすな、妙高」
私はズボンから自分の陰茎を出す。まだ半勃ちではあるが、膣内に挿入するには問題ないだろう。
妙高の視線が私の陰茎に釘付けになる。もう一度、今度は右手で右尻を叩く。
妙高「ひゅいぅっ!」
提督「前を向いてろ、妙高。陽炎たちもそうやって待っていたんだぞ」
妙高「ひゃい、いいこにしますから、はやくぅ」
尻を叩く。
妙高「いひぃっ!♡」
提督「急かすなと私は言ったはずだぞ、妙高。ワンワン吠えやがって・・・お前は犬か何かか?」
妙高「ごめんなひゃいっごめんなひゃいっ、おとなひゅくひみゃふからぁ」
そう言って妙高は前を向く。妙高の膣口から蜜が更に垂れる。なぜだか、先ほどより濡れていた。
陰茎を持ち上げ、妙高の膣口にあてがう。
妙高「あ♡」
亀頭部分を膣口が咥え込み、膣内から溢れる膣液で亀頭が濡らされ、潤滑油となって陰茎を膣内へと呑み込もうとする。
だがそれ以上陰茎を前には進めさせず、上下に動かして小陰唇を亀頭で擦る。
そうして暫く亀頭部分で妙高の恥部の感触を味わっていると、妙高が恐る恐る顔を私のほうに向ける。
妙高「ていひょく、なんで?」
このまま挿入してしまったら、陽炎たちと同じではなくなってしまうからだよ。
提督「そういえば、陽炎たちとこのベンチで何をしたのか教えてなかったな・・・そこで問題だ、妙高。私と陽炎はこの状態から一体何をしたと思う?」
妙高「ひょ、ひょんなの・・・」
妙高は恥ずかしいのか、俯き、私から顔を背ける。恥じらう表情は良い、下半身に血が集まる。
提督「そんなの、なんだ? わかっているのなら早く答えろ。私のが萎えてしまうぞ?」
妙高「・・・しぇ」
提督「ん?」
妙高「しぇっくしゅ、しぇっくしゅです!」
提督「セックスか、セックスとは具体的にどうするんだったかな?」
妙高「わ、わらひのにゃかに、てぃとくのをひれみゃひゅ!」
提督「お前のどこに、私の何を入れるんだ?」
妙高「・・・・・・・・・んこ」
提督「聞こえないぞ、妙高」
妙高「わたしのおみゃんこに、てぃとくのおひんぽをいれるんです!! にゃかにいれて、かきみゃぁして、ひかせてくだひゃい!!」
提督「大正解」
陰茎を膣奥まで一気に挿れる。
妙高「おっ!? お゛お゛っ! ん゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛っ♡」
膣内に挿れた瞬間、妙高はがくがくと震えて仰け反り、白目を剥き、吐く出すように口を窄め、獣のように喘ぎ声を挙げて逝った。
それに伴って妙高の膣が一気に収縮し、鈴口に子宮口が吸いつく。
急激な膣内の締まりによる刺激と、精液を吸いとるような子宮口の予想外の動きに耐え切れず、私は膣奥に射精した。
・・・挿入した瞬間射精するとは・・・我ながら情けない・・・
84 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/07/24(金) 07:24:29.18 ID:39A0lMvaO
早い、早すぎる
これも明石か夕張の趣味か何か?
85 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2015/07/25(土) 09:55:44.80 ID:icStOzk80
絶頂で気をやったのか、妙高はベンチに虚ろな目で顔を擦りつけてもたれ掛かっていた。
射精による陰茎の脈動に合わせて、時折妙高の身体が小刻みに震える。
情けなく射精し続けながら、精を吐き出したおかげが、少しずつ頭がはっきりとしていく。
それとは対照的に、部屋でした時と違い、陰茎は射精しながら、しかし射精前よりも更に張り詰めていく。
じっとしているのも勿体無いので、妙高の腰を掴み、自分の腰を前後に振って、未だに射精し続ける陰茎を動かし、膣内を掻き回すことにする。
妙高「あっ、あっ、あっ、あっ、あっ」
妙高の意識が飛んでしまっているためか、筋肉が弛緩しており、膣内の締まりはそれ程良くはない。
しかし私の動きに合わせて、妙高が喘ぎ声を奏でる様は中々面白い。暫くこのままでいいだろう。射精はまだ収まらないが。
妙高「あっ、あっ、あっ、あっ、あっ・・・お゛っ!? ・・・あっあっ、あっ、あっあっあっ」
陰茎が前後に出し入れされる度、膣内に出した精液が掻き出され、妙高の陰核へと伝って行く。
それにしても挿入した瞬間の射精か・・・綾波と初めてした時のことを思い出すな。
今は笑い話で済むが、当時は挿入する場所がわからなかったり、挿入する前に萎えてしまったり、「大丈夫です! 綾波も初めてですから!」といって気遣われたり、「7.7mm機銃みたいで可愛いですね!」とか「速射砲ですか?」とか言われたり・・・
前言撤回、やっぱ今でも酷い思い出だ。精神が旋盤加工の如く削れていくのがわかる。
妙高「あっあっあっあっあっあっあっあっあっあっあっあっあっあっあっあっあっあっあっあっあっあっあっあっあっあっあっあっ」
改造のおかげで大きさは変わったが、早漏は変わらずだ。元々そういった改造ではないのだが。
むしろなぜ大きさが変わったのだろうか・・・夕張は「素材が原因」と言っていたが。
まあいい、大きさが変わったのは寧ろ嬉しい位だ。それより問題なのは明石の趣味のほうだ。
妙高「あっあっあっあっあっあっあっあっあっあっあっあっあっあっあっあっあっあっあっあっあっあっあっあっあっあっあっあっあっあっあっあっあっあっあっあっあっあっあっあっあっあっあっあっあっあっあっあっあっあっあっあっあっあっあっあっ、お゛お゛っ!? お゛あっ・・・てぃひょく・・・?」
腰を動かしている最中、少し深めに入れた一撃が子宮頸部を揺らしたのか、呻き声を挙げて妙高が意識を取り戻す。
妙高はベンチに頬をつけ、涎を垂らしながら、呂律の回っていない声で私を呼んだ。
86 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2015/07/25(土) 09:56:30.75 ID:icStOzk80
提督「おはよう、妙高。気分はどうだ?」
妙高は目を細め、口の端を嬉しそうに吊り上げる。
妙高「・・・きほちひぃ♡」
荒い息を上げながら、赤子のように応える。
提督「そうか、そろそろ出すが、どこがいい?」
妙高「にゃかっ!」
提督「わかった」
もう一度深く突き入れる。
妙高「おほぉっ!♡」
腰を再び前後に振る。先ほどより激しく。
膣液と精液が陰茎で掻き回される音と肌と肌が打ち合う音が混ざる。それが私の耳にまで届く。おそらく妙高の耳にも。
妙高「お゛っ♡ お゛っ♡ お゛っ♡ お゛っ♡ お゛っ♡ お゛っ♡ お゛っ♡ お゛っ♡ お゛っ♡ お゛っ♡ お゛っ♡ お゛っ♡ お゛っ♡ お゛っ♡ お゛っ♡ お゛っ♡ お゛っ♡ お゛っ♡ お゛っ♡」
液体と肌の音に、妙高の気持ち良さそうな汚い喘ぎ声が更に混ざる。
粘膜をこれだけ擦って痛がらないあたり、さすが艦娘といったところか。
妙高「お゛っ♡ お゛っ♡ お゛っ♡ お゛っ♡ お゛っ♡ お゛っ♡ お゛っ♡ お゛っ♡ お゛っ♡ お゛っ♡ お゛っ♡ お゛っ♡ お゛っ♡ お゛っ♡ お゛っ♡ お゛っ♡ イクっ♡ イぎみゃひゃっ!!♡」
提督「わかった。ちょうど私も限界だ」
膣内を抉りながら、限界が来たところで妙高の腰を掴んでいた腕に力を入れ、自分の腰を打ちつけると同時に引く。
提督「出すぞ」
妙高「いくっ、いぐううううううううううううううううっ♡♡♡♡♡」
膣壁がうねりながら陰茎を締め付け、子宮口が再び鈴口から精液を絞りとりに来る。
陰茎が膣内に引っ張られ、妙高の尻が私の腰で平らに凹む。
長い長い射精をさせられる。
本日で三回目の膣内射精であった。
87 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2015/07/25(土) 10:02:24.39 ID:icStOzk80
・本日 ここまで
・今まで通り 出来上がり次第 投下します
・エロくない orz
・他の R18 ss は すごいなぁ
・感想 要望 改善等 あれば どうぞ
88 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/07/25(土) 10:15:38.25 ID:EDTexnRAO
あっあっの連発だとハンタのクチュクチュを思い出してしまう
89 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/07/25(土) 14:27:13.33 ID:lA6FN9AJO
乙
あっあっあっの部分もハートマークつけたほうが良かったかも
90 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/07/26(日) 05:07:32.49 ID:kmat8YtvO
退行した声を録音して素面の妙高に聴かせてみたい
乙
91 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2015/08/01(土) 23:05:07.97 ID:NbTcGx390
提督「ふぅ・・・」
陰嚢の中身を絞り取るような射精が終わり、腰を少し引いて一息つく。
陰茎を少し引いただけにも関わらず、妙高の膣口から、瓶から蜜が零れたかのように精子が溢れてくる。
妙高「・・・」
妙高は再びベンチの座面に顔を着けている。涙と鼻水と涎で汚れた顔は何とも幸せそうだ。というか、また気絶してんのか、こいつ。
萎れるように身体をベンチに預ける妙高とは対照的に、私の陰茎はまだ萎える様子がない。
このままもう一度攻めてもいいが、腰が疲れた。ベンチに座らせてもらおう。
提督「よっ・・・っと」
猫が伏せるような姿勢になっている妙高に覆いかぶさり、その両肘を引っ張り、上半身を起こす。重たい。
妙高「あっ♡」
妙高の身体を引き起こした際、私の陰茎が再び膣奥へと侵入する。
提督「妙高、向きを変えるぞ」
項垂れている妙高から返事はなかったが、お構いなしに実行する。
妙高「あっ♡ ・・・あぁっ♡ ・・・んっ♡ ・・・」
一歩一歩よちよちと向きを変える度に、陰茎が左右の膣壁を少し押し、その度に妙高が小さく喘ぐ。重い。
後ろにベンチが来たところで、妙高を思いっきり引っ張りながら一気に座る。
妙高「ん゛お゛っ♡」
座った勢いで陰茎が子宮を突き上げ、妙高の喉から音が漏れる。
膣が陰茎の上になったことで、膣口から垂れる精液が陰嚢を伝っていく。
妙高「てい、とく・・・?」
妙高が首を後ろに向ける。起きたか。
提督「三度目のおはようだな、妙高」
妙高の両肘から手を離し、お腹部分を優しく抱きしめ、身体を密着させる。
妙高「はい・・・あの、この状態は・・・」
妙高は自分の下腹部を視て、私に尋ねる。膣口が先ほどより締まる。
提督「疲れたから座った」
妙高「・・・そうですか・・・んっ♡」
妙高の身体が小さく跳ねるように震え、表情が少し強張る。
提督「苦しいか?」
妙高「いえ・・・その・・・提督のものが、まだ堅いので・・・ん♡」
妙高の右手が下腹部を撫でて、膣壁から陰茎の裏スジ部分に優しい圧を感じる。
提督「・・・ああ、それな、身体には倦怠感があるんだが、こいつだけは元気でな」
妙高の腰に手を当て、左右に少し動かし、陰茎で膣内を揺らす。
妙高「んんっ!♡ 提督、動かさないで、ください・・・♡」
妙高が左手で私の左手首に触れる。
92 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2015/08/01(土) 23:09:35.70 ID:NbTcGx390
提督「悪い悪い、お前の膣内の感触を思い出したら、ついな」
妙高「・・・気持ち良かった、ですか?」
妙高が再び私のほうに振り向く、乱れた髪から汗が流れ、耳の付け根部分から首筋へと滴が伝っていく。
提督「まあな、挿入した途端射精してしまったからな」
妙高が頬を朱に染め、少しはにかむ。
提督「それにしても、今日のお前は凄いな。逝った途端子宮口が精子を絞り取りに来たぞ」
妙高の腰を下に押し、陰茎で子宮口を押す。
妙高「んぅ♡ 奥、グリグリしちゃ、駄目ぇ♡♡」
陰茎からの刺激を受けてか、精を獲ようと膣内が再びうねり始める。
提督「すまんすまん、お前のいやらしいマンコを思い出したらついな・・・そういや、他の妙高もこんな膣内をしてるんかね」
独り言のように、くだらない疑問を投げかける。
妙高「そんなの、知らないですぅ♡」
妙高はM字に脚を開いてベンチに両足を着け、腰を少し上げて私からの刺激から逃れようとする。
私は両手に力を入れ、妙高の腰を更に下へと押し込む。
妙高「んああぁっ♡」
妙高の口から熱い吐息が漏れる。
提督「そうか、ならもし新しい妙高が来たら、試しに比べてみるか」
妙高「駄目です!」
急な大声と共に妙高がベンチに立ち上がり、膣内から陰茎が現れる。
膣から精液を零しながら、妙高は私と対面になる位置に向きを変える。
私を見下げる妙高の目尻に涙が溜まり、表情は怒りと不安に彩られている。
妙高「提督と、提督のこれとしていい妙高は私だけです!」
妙高は私の陰茎を左手で掴むと、そのまま腰を降ろして、膣内に挿入する。
妙高「んんっ!!♡」
目を瞑り、口を噤み、声を漏らし、私を正面から抱きしめる。
胸で体をベンチに押しつけられる。汗とシャンプーの香りがする。
妙高「んっ♡ 絶対・・・渡さない・・・」
そのまま強引に唇を奪われる。口の中に舌が入ってきて、私の舌に甘えてくる。
相変わらず重く、しかし柔らかい。嫌いじゃない。
互いの唾液を十分に交換し合った後、唇を離す。
提督「・・・おいおい、自分に嫉妬しているのか。我儘だな、お前は」
妙高「提督が、あっ♡、節操なしだからいけないのです!」
激しく腰を動かす。
妙高「だから、提督の節操なしおチンポが他の娘に手を出さないように、私のおマンコで精子を全部絞り取ります!♡」
妙高の背中に手を回し、抱き合う。
提督「そうか、期待しているぞ、妙高」
妙高を撫でる。
妙高「・・・はい♡」
再び、唇を重ねた。
93 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2015/08/01(土) 23:49:24.45 ID:NbTcGx390
━━━━━数十分後
妙高「〜っ!♡、♡♡♡♡〜♡、♡、♡♡、♡」
現在、妙高は私の右肩に顔を付けており、口から涎を垂れ流している。その涎で私の服に染みができている。汚ねえ。
あれから妙高と対面座位でしていたわけだが、七、八発目辺りで飛んだのか、それから糸が切れた人形のように反応がない。
いや、反応はあるにはあるのだが、声を掛ける度に身体を震わせるのを反応と言っていいのだろうか。
抱きしめる力も殆どなく、妙高の身体全体が私の体にもたれ掛かっている状態だ。
精液も垂れ流し状態で、膣から流れ、ベンチから垂れた精液が私の足元で水溜りを作っている。因みにズボンは途中で脱いだ。
まあ、心臓の鼓動と息遣いは感じられるので、死んではいないだろう。
提督「妙高・・・妙高、聞こえてるか」
妙高「♡」
駄目だこれ。
ただの肉穴に成り下がった妙高で陰茎を扱きながら、時間を確認する。
提督「そろそろ時間か・・・妙高、これで最後にするからな」
妙高「♡♡♡」
妙高の身体が震えるのと同時に膣が締まり、精液が更に溢れる。せめて言葉で返答してくれないか。
提督「・・・ほれ」
妙高「〜〜!!!!♡♡♡♡♡」
何度目かの射精かは忘れたが、とりあえず出す。
・・・疲れた。
94 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/08/02(日) 19:10:00.06 ID:PZYiaNqgO
乙です
女を肉穴にするシチュよりも
女が自ら肉穴になるシチュの方が良いですよね
95 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2015/08/02(日) 21:29:28.25 ID:S22s/8DA0
精液を妙高の肉穴に吐き出しながら、妙高と共にそのままゆっくり横に倒れ、ベンチに寝そべる。
妙高の頭をベンチに擦らないように後頭部を手で支え、態勢を変えて妙高を仰向けに寝かせる。
寝かせたところで尿道に残った精子が妙高の肉袋に出し終わる。
半勃ち状態まで落ち着いた陰茎を引く抜く際、妙高の顔を覗うことができた。
・・・・・・・・・見なかったことにしよう。
それより後始末のほうが問題だ。兎に角拭く物が欲しい。
膣内から引き抜いた私の陰茎は、鈴口から妙高の膣口と精液の橋を作っており、竿の部分はふやけ、精液と膣液が混ぜ合わさったものでぬらぬらと輝き、汚れている。
陰茎は自分の下着で拭くことにしよう、ズボンを直接履くことになるが、部屋に戻って着替えればいい。
妙高はどうするか。
ベンチの傍らに立ち、妙高の様子を確認する。
逆さになったヒキガエルのような格好の妙高は、布袋からヨーグルトが漏れるかのように膣口から止め処なく精液を垂れ流している。
妙高の下腹部、陰毛より少し上部分に左の手のひらを当て、少し強めに押す。
妙高「んっ!♡」
妙高の足が浅いくの字を描き、膣内から精液が噴出する。
お腹が張っているように見えたので試しに押してみたが、案の定膣内に溜まっていた精液が出た。
出せるだけ出しておこう、そうしたほうが後始末も楽だ。
もう一度押す。
妙高「ああっ♡」
今度は泥汚れを洗い流すように出る。それでも結構な量だ。
妙高「・・・あっ・・・提督の、赤ちゃんが」
妙高が目を覚まし、顔を上げてお腹のほうを薄目で見た。赤ちゃんてなんだ。
提督「妙高、部屋に戻るぞ、準備をしろ」
寂しそうな顔をする妙高のお腹を更にもう一度押す。
妙高「あっ?!♡」
垂らすように精液が出てくるのと同時に、妙高の身体が小刻みに震えた。
瞬間、妙高の膣口より上の部分から、黄色い液体が虹を描くように放出される。
妙高が股を閉じようとしたので、内側から足の付け根部分を押さえて股を開かせておく。手に飛沫が掛かるが、妙高の脚が汚れるよりは良い。
妙高「やだ・・・見ないで」
林檎のように赤くなった顔を妙高は両手で覆い隠す。そう言うなら、股を閉じるのを止めてくれ。
放尿が終わり、妙高の方を向くと、恍惚とした表情が目に入った。
手を顔の横に添え、頬は上気し、端が釣り上がった口は半開きになり、半分開いた瞼には虚ろな瞳が宿っている。
妙高「・・・あはっ♡・・・また、見られちゃった♡・・・」
96 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2015/08/02(日) 21:31:42.15 ID:S22s/8DA0
・本日 ここまで
・次から エロは 短めにします
・感想 要望 改善等 あれば どうぞ
97 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/08/03(月) 08:51:10.05 ID:GECt8Hryo
乙
べネ! ディ・モールト・べネ!!
98 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/08/03(月) 23:41:15.11 ID:W9MlTzyLO
直接的なエロよりも修羅場が多い方が依存系ハーレムのssとしては楽しめる、
ので期待してます
……少数派かもしれませんが
99 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2015/08/08(土) 22:53:39.50 ID:JgzQm7iA0
その後、恍惚と放心する妙高を何とか起こして身体を拭き、スカートを履かせることができた。
スカートを着用している間、妙高が「責任を・・・」とか「提督のも」とか「大きいほうも・・・」とか言いながら、電波状況の悪い無線機のように時々小さく笑っていたが、聞かなかったことにしよう。
汚れたベンチは、吹雪には悪いが、そのままにしておいた。正直、今の状況ではどうしようもない。
身体を拭くのに使ったそれぞれの下着についてだが、余りにも汚れていてどうしようか困っていたところ、妙高が私のも含めて自分のストッキングに包んでしまった。それでいいのか。
私の下着を掴んだ際、妙高は無表情で暫く下着を見つめていたが、何を考えていたのだろう。それと、ストッキングに包んだ後、ストッキングの上から混ぜ合わせるように私と妙高のものを揉んでいたが、どんな意味があったのだろう。知りたくないが。
妙高「提督、お待たせ致しました」
妙高が執務をこなしている時と同じ表情で私に告げる。
提督「ああ」
再び、砂利道を踏み締め歩いて行く。
100 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2015/08/09(日) 19:15:04.26 ID:c0mcYQUT0
提督「妙高、先程は済まなかった」
歩きながら、隣に歩く妙高に謝る。
妙高「? 何のことでしょうか」
妙高が足を止め、不思議そうに首を傾げる。今度は嫌悪感はなかった。
提督「暴力を振るったことだ。本当に済まなかった」
妙高に対し、頭を下げる。
妙高「もう気になさらないでください。それに、償いは既に頂きましたから・・・」
妙高は愛おしそうに下腹部を擦る。まるで胎児を慈しむ母親のような表情だ。
胎児と言っても、解体後ならばともかく、艤装に寄生されている状態で受精は不可能なはずなので、そういう気分に浸っているように見えただけだが。
提督「・・・そうか」
妙高「・・・やはり、不知火さんのことが心配ですか」
どうしてそこで不知火の名前が出る。
妙高「差し出がましいかもしれませんが、不安になることはないと思います」
提督「・・・なぜ、そう思う」
妙高の瞳を視る。
妙高「以前に比べて、頻度は下がっておりますから。それに、不知火さんの様子も落ち着いてきています」
提督「そうなのか・・・?」
余り変わっていないような気がするが。
妙高「はい、提督がここに帰っていらしたころに比べれば、格段に。当時は毎日のように不知火さんに会われておりましたから」
そんなに会っていたのか。思い出してみれば、再任当時は泣いたり暴れたりする娘たちをあやすのに精一杯だったから、日付の感覚なんてほとんどなかったな。
そう考えると、確かに今の不知火が訪ねてくる頻度はその頃に比べれば格段に減っていると言える。
提督「・・・そうか、良くなっていたんだな・・・」
抜本的解決にはなっていないのだろうが、少しだけ体の重みが取れた感じがした。
妙高「はい、ですから、提督、一人で思い悩まないでください、常に私たちが傍におりますから・・・」
そう言うと妙高は私の右手を優しく握り、身体が触れそうな距離まで近づいてくる。
提督「・・・ありがとう、妙高」
妙高「はい、あっ」
妙高は私の手を掴んでいた自分の腕を見て、驚いたように少し目を開く。
妙高「私ったら・・・失礼しました」
手を離そうとする妙高の左手を逃がさないように掴み返す。
妙高「あの、提督?」
妙高が困惑した顔で私の顔を視る。
提督「駄目か?」
妙高が首を振る。
手を繋いだまま、再び歩き始める。
101 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2015/08/09(日) 19:22:15.35 ID:c0mcYQUT0
提督「そうだ、妙高」
妙高「・・・はい、何でしょうか?」
頬を桜の花弁で染めていた妙高が、私の方を向く。
提督「少し先の話になるが、どこかの休み、護衛をお前に任せたいと思う」
妙高「提督、それは・・・」
提督「嫌か?」
妙高は首を横に振る。
握っていた手の力が少し強くなる。
妙高「そんなこと、ありません・・・嬉しいです」
妙高の瞳が潤む。泣かないでくれよ。
提督「そうか。それまで、待っていてくれるか?」
妙高「はい・・・一日千秋の思いで、お待ちしております」
それは言い過ぎだよ、妙高。
幸せを含んだ妙高と共に、部屋へと戻っていく。
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