【咲-saki-】京太郎「清澄の怪異?」久「ええ」

Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

1 : ◆pjALZHgaVSgG [sage saga]:2016/03/02(水) 01:08:16.95 ID:b8ZG54rg0

ホラー風、短編集、なんでもありです。

ゆっくり更新。

それでは、はじまりはじまり・・・・・


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1456848496
2 : ◆pjALZHgaVSgG [sage saga]:2016/03/02(水) 01:10:03.19 ID:b8ZG54rg0

「めりいさん」


ううう・・・・・と最初はそう聞こえたーーーーーような気がした。

ううう・・・とか、ぐぐぐ・・・とか、何か動物の鳴き声めいた、妙な音。

鳥? いや鳥とは違う。

人の声?・・・そう言われるとそんな気がする。


ふと目を開ける。

朦朧としつつ辺りを見回す。

暗い部屋・・・部室だ。

月明りがほんの少しだけ差している。


俺は今、部室のベッドで横になっている。

・・・・・うう、うううう。

目を開けてなお、音が聞こえている。


「んぅ。」

女の人の声だ。

ギョッとしたが、すぐに平静を取り戻す。

何だ、隣で寝てたのか。

横へ顔を向けると、こちらに背を向けて、部長・・・竹井久が寝息を立てている。

3 : ◆pjALZHgaVSgG [sage saga]:2016/03/02(水) 01:11:10.59 ID:b8ZG54rg0

突然、

ウ"ィィィィィィィィ、ウ"ィィィィィィィィ、

バイブが鳴る。勿論、ケータイのだ。


ピッ

「もしもし、キョウチャン?私今、・・・・・うう・・・・」

「何?咲か?どうしたんだ?」

隣の久を起こさないように、小声で話す。


うう・・・・・うう。

あぁ、うるさい音だ。

一体どこから聞こえてくるんだ?

さらに朦朧とし始めた意識の中で考える。


「今、・・・ううっ・・・にいるの」

「なんだって?よく聞こえない?」

煩い音のせいか、こちらの神経までおかしくなりそうだ。

4 : ◆pjALZHgaVSgG [sage saga]:2016/03/02(水) 01:12:30.53 ID:b8ZG54rg0




「だから、今キョウチャンの、 と な り に い る よ。」ブチッ




「ひっ!!」

声にならない声を出す。

ベッドの隣の空間・・・暗闇に目を凝らす。


・・・・ううう。


暗闇の中で何かが光って見えた。

刃物? 刹那、全身が委縮する。

あ、あれは、まさか、・・・・・いや、咲がそんな事するはずがない。

、と頭の中で否定・・・する。

5 : ◆pjALZHgaVSgG [sage saga]:2016/03/02(水) 01:14:14.64 ID:b8ZG54rg0

ううっ・・・・・・う・・・

すぐさま、隣で寝ていた久を起こそうとする。

「おい、久、起きろ。」

久の体を揺さぶる。

ぐわんと、まるで人形のように久の体が回転し、ベッドから落ちる。

「あ、・・・・・ああぁ・・・・・」

な、なんで、こんな・・・・・恐怖のせいか、驚愕のせいか、声が出ない。


弱い月明りだが、しかし、その部分だけははっきりと見える。

首から・・・久の首から・・・・・異様なものが飛び出している。

うぅ・・・・・ううう・・・・・いや、何かが首に突き刺さっている。


・・・・・包丁だ・・・うう・・・


恐怖でねじ曲がった久の顔、そしてその口から「・・・・うう・・・・んぅ・・・・ううう」
6 : ◆pjALZHgaVSgG [sage saga]:2016/03/02(水) 01:15:16.40 ID:b8ZG54rg0

コトッ、コトッ、コトッ

何者かが、闇の中から月明りのもとへと姿を現す。


「あぁ、あぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・・・」



カン
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/03/02(水) 01:16:05.33 ID:8YH5dGfVO
信者の方に「新スレあったの気づかなかったけど荒らしてくれたから気がつけたわ」と感謝されたので今回も宣伝します!

荒らしその1「ターキーは鶏肉の丸焼きじゃなくて七面鳥の肉なんだが・・・・」

信者(荒らしその2)「じゃあターキーは鳥じゃ無いのか?
ターキーは鳥なんだから鶏肉でいいんだよ
いちいちターキー肉って言うのか?
鳥なんだから鶏肉だろ?自分が世界共通のルールだとかでも勘違いしてんのかよ」

鶏肉(とりにく、けいにく)とは、キジ科のニワトリの食肉のこと。
Wikipedia「鶏肉」より一部抜粋

信者「 慌ててウィキペディア先生に頼る知的障害者ちゃんマジワンパターンw
んな明確な区別はねえよご苦労様。
とりあえず鏡見てから自分の書き込み声に出して読んでみな、それでも自分の言動の異常性と矛盾が分からないならママに聞いて来いよw」

>>1「 ターキー話についてはただ一言
どーーでもいいよ」
※このスレは料理上手なキャラが料理の解説をしながら作った料理を美味しくみんなで食べるssです
こんなバ可愛い信者と>>1が見れるのはこのスレだけ!
ハート「チェイス、そこの福神漬けを取ってくれ」  【仮面ライダードライブSS】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1456676734/

8 : ◆pjALZHgaVSgG [sage saga]:2016/03/02(水) 01:17:51.24 ID:b8ZG54rg0

以上、「めりいさん」でした。

徐々に近づく恐怖も怖いけど、いきなり隣に来てもいいじゃないか・・・・・


次の怪異話の構想を練ってきます。

アイデア?要望?等があればコメントしていただけると嬉しいです。

それでは・・・・・・ううぅ・・・・

9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/02(水) 01:22:43.66 ID:XmiTK9ENo
ヒエッ
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2016/03/02(水) 02:09:05.41 ID:GvEIHOAe0
うーん、結局最後まで「うぅぅ」って何が言ってたのかよくわからんな
久死んでるし電話は切れてるし、他に何か鳴るようなものあったかな
11 : ◆pjALZHgaVSgG [sage saga]:2016/03/02(水) 02:46:49.32 ID:b8ZG54rg0

>>10

人というものは意外と生に執着するものです。

久はまだ・・・・・ぎりぎり・・・・・ね。

12 : ◆pjALZHgaVSgG [sage saga]:2016/03/02(水) 02:47:44.58 ID:b8ZG54rg0

>>9に捧ぐ。

「ヒエッ」


「あ、染谷先輩! おはようございます・・・って、もうお弁当食べてるんですか?」

「おお、咲、おはよう。弁当は2つ持ってきてるけん、大丈夫じゃ。」

そういう問題じゃないような・・・・・


そこで目線を下ろし、ふと気づく。

13 : ◆pjALZHgaVSgG [sage saga]:2016/03/02(水) 02:49:08.87 ID:b8ZG54rg0

「あれ、その腕の包帯・・・?怪我でもしたんですか?」

「ん・・・?・・・ヒッ・・・・・
  (一瞬、染谷先輩の顔が歪んだ・・・・・気がした。)
  ・・・・・怪我?まぁ、そんなもんじゃ・・・。」

「どうじゃ、包帯の下・・・・見てみるか?・・・・咲?」

染谷先輩がこっちを真っ直ぐと見据えて・・・・・いない!!

「あ・・・・・・・あぁぁ・・・・・・・」

恐怖で言葉がうまく出せない。

14 : ◆pjALZHgaVSgG [sage saga]:2016/03/02(水) 02:50:13.90 ID:b8ZG54rg0

染谷先輩の目は、あぁぁぁ・・・、ギョロギョロと四方八方を・・・・・不規則に向いている。

今にも目玉が取れんばかりに・・・・・左右の目が別々に・・・・・あぁぁ・・・・・


「どうしたんじゃ?咲? 大丈夫か?」

気が付くと、"いつもの"染谷先輩が心配そうな面持ちでこちらの顔をのぞき込んでいる。

「あ、あぁ、い、いえ、大丈夫です。」

何だか恐ろしくなり、そそくさとその場を離れる。

15 : ◆pjALZHgaVSgG [sage saga]:2016/03/02(水) 02:51:13.66 ID:b8ZG54rg0

放課後になり、何事もなく部活が始まった。

染谷先輩は実家の雀荘"Roof-top"の手伝いがあると言い、先に帰っていった。

そして、部活も終わり帰宅する。

16 : ◆pjALZHgaVSgG [sage saga]:2016/03/02(水) 02:52:37.36 ID:b8ZG54rg0

部長、京ちゃん、優希ちゃん、和ちゃんの順に別れ、一人で歩く。


住宅地に差し掛かったあたりで突然、

キェェェェェェェァ、ア"ァァァァァァァァァァ、ギェァァァァァァァ、

おぞましい声・・・・・の様なものが聞こえてきた。


付近は、夕焼けで全ての家、屋根、木・・・・が紅く、紅く染まっている。

まもなく訪れるであろう闇を渇望するかのように、その声・・・・・

  ・・・・・キェェェェェェェェェェ・・・グァァァァァァァァァァ・・・・・

は、こだまする。


全身に力が入り、半ば走るような状態で帰路を急ぐ。

17 : ◆pjALZHgaVSgG [sage saga]:2016/03/02(水) 02:54:48.71 ID:b8ZG54rg0

・・・・・ガァァァァァァァァ、ヒァァァァァァァァァ・・・・・

しかし、その声の発生源へと徐々に近づいていっている・・・・・ような気がする。

「あ、あそこだ!!」

何故かしら、本能めいたもので、その声・・・・キィィィィィィィィィィ・・・・なるものの発生源を直感した。


「なあんだ、武道場か・・・・・」

大方、剣道でもやっているのだろう。

剣道は声をきちんと出さなければ、判定されない・・・・・確かそんなルールがあった・・・・・はず。

恐怖もなくなり、道場前を過ぎる時に横目で中を覗く。

18 : ◆pjALZHgaVSgG [sage saga]:2016/03/02(水) 02:56:09.89 ID:b8ZG54rg0

「ッ!!!!」

染谷先輩!!??


入口の僅かな隙間からではあるが、その姿が染谷先輩・・・めいたもの・・・であることは確信した。

こんなところで何を・・・・・。


  ・・・・・キィェェェェェェェェ・・・・・ビィィィィィィィィ・・・・・・


この声がまたおぞましいものに聞こえてきた。


本能が中を覗いてはいけないと言っている・・・・・気がする。

177.48 KB Speed:0   VIP Service SS速報R 更新 専用ブラウザ 検索 全部 前100 次100 最新50 続きを読む
名前: E-mail(省略可)

256ビットSSL暗号化送信っぽいです 最大6000バイト 最大85行
画像アップロードに対応中!(http://fsmから始まるひらめアップローダからの画像URLがサムネイルで表示されるようになります)


スポンサードリンク


Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

荒巻@中の人 ★ VIP(Powered By VIP Service) read.cgi ver 2013/10/12 prev 2011/01/08 (Base By http://www.toshinari.net/ @Thanks!)
respop.js ver 01.0.4.0 2010/02/10 (by fla@Thanks!)