【R-18】私「なんか異世界に召喚された。」【安価】

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2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/27(水) 07:35:11.53 ID:QvKfTl7y0
私「ちょ、ちょいいい!?勇者ってなんぞや!?魔王ってどゆこと!?」

国王「む、勇者様はご存知ないのですか?」

私「ご存知もなにも、どっちもゲーム内の存在でしょーよ!?」

召喚士「え、いま「げぇむ」とおっしゃいましたか?」

私「い、言ったけども?」

召喚士「ま、まさか・・・!?」

大臣「どうしたのかね、召喚士?」

召喚士「あ、あなた様は異世界人なのですか!?」

私「は、え!?」
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/27(水) 07:36:16.26 ID:QvKfTl7y0
兵士長「召喚士殿、その「げぇむ」とやらは何なのですかな?」

召喚士「い、異世界の文化の一つでして、」

召喚士「こちらのような世界を舞台とした冒険を、」

召喚士「擬似的に体験できるものだとか・・・。」

私「ま、まあ、そんな説明であってますけども・・・。」

召喚士「と、ということは!?」

召喚士「あなた様はやはり異世界人なのですね!?」

私「え、ええ、多分・・・?」

国王「おお!それは頼もしいですなあ!」

私(ええ・・・?)
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/27(水) 07:37:26.13 ID:QvKfTl7y0
私(なんやかんや言われたのを要約すると。)

私(「この世界」はいま、魔族と人間とで戦争を繰り広げているらしい。)

私(魔族の頂点に魔王が君臨し、彼らの指揮を執っているそうだ。)

私(そして現在、人間側が若干押されており、)

私(その対抗策として、各国で勇者召喚の儀が行われているのだと。)

私(そして、異世界人についてだが・・・。)

私「え?異世界人って私以外にもいるのですか?」

国王「ええ、全人類と比べると極僅かですがな。」

私「でもいるにはいるんなら、私なんて大して珍しくは──。」

召喚士「それが違うのです!」

私「!?」ビクッ
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/27(水) 07:38:29.75 ID:QvKfTl7y0
召喚士「異世界人というのは、普通偶然やってくるものなのです。」

召喚士「召喚に耐えられるほどの魂となると、滅多にいないのですよ!」

私「その、魂が強いとどうなるんです?」

国王「魂の強さは、そのまま本人の強さを表すのですじゃ。」

大臣「魂が強いほど、強くなれるというわけですな。」

兵士長「さらに!異世界人は大抵、」

兵士長「我々では持てぬ特殊能力を持っているのですよ!」

私「と、特殊能力・・・?」

召喚士「なかには持たない方もおりますが、」

召喚士「持たない方は身体が強化されているなど、」

召喚士「とにかく私達とは、一線を超えた強さをお持ちなのです!」
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/27(水) 07:39:42.84 ID:QvKfTl7y0
私(つまり、召喚に耐えるほどの魂を持ちなおかつ異世界人である私は、)

私(相当強くなれるってことか。)

私「それで、私に勇者として、魔王を倒してほしいと?」

国王「はい、その通りでございます!」

大臣「魔王を倒した暁には、」

大臣「この国の統治権を差し上げましょうぞ!」

私「え、そんな簡単にあげていいんですか!?」

国王「・・・我々には、もう後がありませんのじゃ。」

国王「魔王は強大な力を持っており、」

国王「我らのような小国ではどうしようも・・・」
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/27(水) 07:41:06.01 ID:QvKfTl7y0
私「他国とは、協力しないのですか?」

兵士長「できることならそうしたいですとも。」

大臣「しかし、他の国々からの要求は、」

大臣「この国を私物化させてしまうようなものばかり・・・。」

国王「我が国は、小さいながらも永きにわたって、」

国王「繁栄してきた国なのですじゃ。」

国王「我ら一族の誇りにかけて、国を、民を守らねばなりませぬ!」

国王「勇者様、どうか!」

私「・・・・・。」
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/27(水) 07:42:41.38 ID:QvKfTl7y0
私(・・・つまらない人生だと思っていた。)

私(同じ顔の人達と同じように過ごし、世界にゆっくりと殺されていく。)

私(そんな人生だと思っていた。)

私(・・・・・でも。)

私「──承知しました。その話、お引き受けしましょう。」

国王「おお!行ってくださるのですか!?」

私「はい。勝つ保証はありませんがね。」

大臣「それでも構いませぬ!」

兵士長「断られるよりよっぽどマシです!」

召喚士「勇者様、ありがとうございます!」

私(・・・まあ、こうやって死ぬのも悪くはないな。)

私(頼られるのも、悪い気分ではない。)
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/27(水) 07:43:43.16 ID:QvKfTl7y0
私「では、早速出立いたしますね。」

国王「お、お待ちください!装備を手配しておりますゆえ!」

私「装備?」

国王「はい!こちらにございます!」

私(・・・フルアーマーに鉄剣、それに盾か。)

私(ゲームみたいに木の剣とかじゃなくてよかった。)

大臣「全て魔法がかかっていまして!」

大臣「鎧と盾には軽量化、剣には電撃魔法が付与されております!」

私「試着してみても?」

大臣「どうぞどうぞ!」
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/27(水) 07:45:17.10 ID:QvKfTl7y0
私(ふむ、鎧はジャージみたいに軽いな。)

私(盾も片手で持ち上がる。)ヒョイ

私(・・・剣は重いが、これから鍛えていくか。)ズッシリ

国王「おお、よくお似合いですぞ!」

私「ありがとうございます・・・。」テレッ

大臣「旅費として1万G用意しましたので、お受け取りください!」ジャラ

私「ありがとうございます、大切に使わせていただきます。」

私「・・・じゃあ、行ってきますね。」

国王「──ッはい!どうぞ、お気をつけて!」

私「・・・はい!」
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/27(水) 07:46:47.26 ID:QvKfTl7y0
私(で、城を出たわけだが。)

私「あの、なぜ召喚士さんまで?」

召喚士「勇者様のお供をすると、自分で決めておりましたから!」

私「そっ、そうですか・・・。」

私「あの、それとその勇者様ってのやめてもらえますか?」

私「恥ずかしくて・・・。」

召喚士「それでは、なんとお呼びすれば?」

私「普通に、「私」でいいですよ。」

召喚士「それでは、私様とお呼びしますね!」

私「・・・はい。」

召喚士「ではこれからどうしますか、私様?」

私「んと・・・。」

1 道具屋に行く
2 酒場で仲間を集める
3 街の外で戦ってみる
4 情報を集める

安価下
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/27(水) 07:47:07.87 ID:KKKJg2bAO
2
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/27(水) 07:48:23.13 ID:I3Alc53FO
王道に行こう
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/27(水) 07:50:08.49 ID:QvKfTl7y0
私「とりあえず、仲間でも集めましょうか。」

召喚士「酒場でしたら、腕利きの者が集まっておりますよ!」

私「ふうん・・・。」

私「じゃあ、行ってみましょうか。」

召喚士「はい!」

私(できれば、接近戦が得意な人とかがいいなあ。)

私(私は運動苦手だし。)
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/27(水) 07:53:53.44 ID:QvKfTl7y0
〜始まりの街・酒場〜

ガランゴロン

女将「はい、いらっしゃい!」

私「あの、牛乳二つお願いします。」

女将「はい、20Gいただくよ!」

私「ん・・・。」チャリン

女将「まいど!ちょっと待ってな!」

私「・・・いかにも酒場って場所ですね。」

召喚士「そりゃあ、酒場ですから!」
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/27(水) 07:58:02.87 ID:QvKfTl7y0
ゴロツキ「おいおい嬢ちゃんよお。」

私(誰のことだろう?)

ゴロツキ「てめえだよてめえ!」

私「あ、私ですか。」

ゴロツキ「こんなとこはてめえみてえなガキが来るとこじゃねえんだよ!」

ゴロツキ「帰ってママのおっぱいでも吸ってな!」

召喚士「!お前、勇者様に向かってぶれムグッ!?」

私「ダメ、召喚士さん。」ギュッ
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/27(水) 08:02:36.47 ID:QvKfTl7y0
召喚士「ぷ、ぷはあ!ど、どうしてですか!」ヒソヒソ

私「もし魔王が、勇者の情報を集めてたらどうするんですか?」ヒソヒソ

私「私が成長する前に、殺られるかもしれないじゃないですか。」ヒソヒソ

私「それに個人的に、勇者という立場を振りかざしたくは」ヒソヒソ

私「ないんです。」ヒソヒソ

召喚士「し、しかし・・・。」

私「あんな人に腹を立てていては、」

私「召喚士さんも同レベルということになりますよ?」

召喚士「うう・・・。」
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/27(水) 08:08:01.81 ID:QvKfTl7y0
ゴロツキ「おい!聞いてんのかクソガキ!」

私(とはいえ、このままじゃ迷惑だし。)

私(なんとかしないと・・・。)

女将「おい、あんた!なにしてんだい!」

私「!」

ゴロツキ「ちっ!」

女将「うちはねえ、悪人じゃない限りどんなお客でも歓迎なんだよ!」

女将「それともなんだい、そんなに出禁をくらいたいのかい?」

ゴロツキ「ぐっ・・・。」

ガランゴロン

女将「全く、あんたらも少しは言い返したらどうなんだい?」

私「はい・・・。」

女将「やれやれ。ほら、牛乳だよ。」

ドンッ

私「ありがとうございます。」ゴキュ
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/27(水) 08:11:14.29 ID:QvKfTl7y0
召喚士「全く、私様は優し過ぎます!」

私「そうですか?」

召喚士「そうです!」

私「それより、仲間探しましょうよ?」

召喚士「はあ、わかりましたよ・・・。」

召喚士「あ、あの人なんか良さげじゃないですか?」

私「ん?」

職業、外見、性格、その他付け足したいこと

安価下
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/27(水) 08:11:51.43 ID:nrkn/9rG0
冗談好きなクールな黒騎士 女
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/27(水) 08:15:35.01 ID:nrkn/9rG0
>>20
髪型はツーサイドアップを追加で
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/27(水) 08:16:04.37 ID:QvKfTl7y0
私「黒鎧の騎士さん、か。」

召喚士「ほら、声かけてみましょうよ!」

私「いきなり声かけて、変に思われない?」

召喚士「酒場じゃよくあることです!ほら!」

私「うわ・・・!」

私「・・・あの。」

黒騎士「・・・私になにか用か?」

私「はい。あの、私達、一緒に冒険する人を探してるんです。」

私「仲間になっていただけませんか?」
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/27(水) 08:19:47.28 ID:QvKfTl7y0
黒騎士「・・・魔族の私に仲間になれとは、」

黒騎士「酔狂な人間もいたものだな。」

私「へ!?」

黒騎士「・・・冗談だ。」グビッ

私「ほっ・・・。」

黒騎士「・・・という冗談かもしれん。」

私「ひえっ!?」

黒騎士「・・・これも冗談だ。」

私「そ、そーですか・・・。」
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/27(水) 08:24:37.52 ID:QvKfTl7y0
黒騎士「・・・先程の、仲間の件だが。」

黒騎士「受けてやってもいい。」

私「え、いいのですか?」

黒騎士「お前の反応が気に入った。」

黒騎士「からかいがいがありそうだ。」

私「からかわないでください!」

黒騎士「ふふ。では、よろしく頼むぞ。」カチャリ

私(な、中身美少女やないかい!)

黒騎士「私は黒騎士という。よろしくな。」

私「私といいます、こちらこそ!」
25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/27(水) 08:29:39.89 ID:QvKfTl7y0
私「というわけで、仲間になった黒騎士さんです。」

黒騎士「よろしく頼む。」

召喚士「召喚士です!どうもよろしく!」

黒騎士「ああ。」

黒騎士「・・・君、美味しそうだな。」

召喚士「!?」

黒騎士「・・・冗談だよ。」

召喚士「ま、まあ冗談なら・・・。」

黒騎士「それより、次はどうするんだ?」

私「うーんと・・・。」

1 道具屋に行く
2 街の外で戦ってみる
3 情報を集める
4 能力を確かめる

安価下
26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/27(水) 08:30:29.47 ID:hFxmDSw3O
4
27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/27(水) 08:37:01.48 ID:aYW3D4/70
汚れや開発度数のステータスはあるのだろうか
28 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/27(水) 08:39:39.48 ID:aYW3D4/70
汚れや開発度数のステータスはあるのだろうか
29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/27(水) 08:40:03.08 ID:QvKfTl7y0
私「そういえば、私の能力ってなんなのでしょうね?」

黒騎士「能力?ということは、私は異世界人なのか?」

召喚士「はい!僕が召喚しました!」

黒騎士「なるほど。各国が勇者召喚の儀を行っているという噂は、」

黒騎士「本当だったのか。」

召喚士「う、噂になっているのですか!?」

黒騎士「魔王の勢力も拡大してきているしな。」

黒騎士「勇者を求めて各国が躍起になっているというのは、」

黒騎士「有名な話だぞ?」

召喚士「そ、そうなのですか・・・。」
30 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/27(水) 08:43:45.90 ID:QvKfTl7y0
私「それで、召喚士さん。」

私「能力って、どうしたら分かります?」

召喚士「それは、実際に使ってみなければなんとも・・・。」

私「いや、肝心の使い方がわからないのですが。」

黒騎士「・・・戦ってみたらどうだ?」

私「待ってなにワクワクした顔で剣構えてんですか。」

黒騎士「・・・冗談だ。」

私「さっきから冗談が過ぎます!自重してください!」

黒騎士「努力する。」
31 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/27(水) 08:45:50.81 ID:QvKfTl7y0
>>27
そういったものは用意していませんが、
今後は大人な展開も予定しています
32 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/27(水) 08:46:32.07 ID:3NYIrCK3O
一人称私のキャラが二人称私を使うと笑ってしまう
33 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/27(水) 08:53:50.08 ID:QvKfTl7y0
召喚士「でも、黒騎士さんのアイディアはいいかもしれませんよ。」

召喚士「命の危機を感じれば、咄嗟に能力を使用できるかも。」

私「そのために自分の命は賭けたくないです。」

黒騎士「大丈夫だ、寸止めするから。」

私「全然心配です!」

黒騎士「ふんっ!」

私「え、ちょま」

ビュンッ

私(・・・すげえゆっくりに見える。)

私(ここで、死んじゃうのかな。)

私(・・・いやだ。)

ドクンッ

私(いやだ。)

ドクンッ

私(いやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだ)

ドッドッドッドッドッドッドッドッドッ

私「いやだあああああ!」

ガキィィィィィン!

召喚士&黒騎士「!?」
34 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/27(水) 08:57:12.07 ID:QvKfTl7y0
私「・・・う、え?」

召喚士「わ、私様大丈夫ですか?」

黒騎士「こ、怖がらせてすまない!怪我はないか?」

私「う、うえええ・・・。」

召喚士「わ、私様・・・?」

私「ごわがっだよおおお!うあああん!」

黒騎士「す、すまない!本当にすまない!」
35 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/27(水) 09:03:16.00 ID:QvKfTl7y0
〜10分後〜

私「うう、ぐすっ・・・。」

召喚士「お、落ち着きましたか?」

私「う、うん・・・。」

黒騎士「面目ない・・・。」

私「黒騎士さん、そんなに落ち込まなくてだいじょぶですよ。」

私「私は怪我してないし、わざとやった訳じゃないですよね?」

黒騎士「それに、それなら勧めた召喚士さんも同罪だし。」ジロッ

召喚士「も、申し訳ありませんでした・・・。」

私「はあ。まあ、怒ってはいませんけれども。」

私「おかげで能力もわかりましたし。」
36 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/27(水) 09:08:30.29 ID:QvKfTl7y0
召喚士「わ、分かったのですか?」

私「はい、多分。」

私「私、黒騎士さんの剣が迫ったとき、死にたくないって思ったんです。」

私「そしておそらく、その結果黒騎士さんの剣が弾かれたのだと思います。」

黒騎士「私は、身体に触れる寸前で止めようと思っていたんだ。」

黒騎士「しかし止める前に、薄いバリアのようなものに弾かれてしまった。」

召喚士「バリアを張るのが、私様の能力ということですか?」

私「いえ、そういう訳ではないと思います。」

召喚士&黒騎士「?」
37 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/27(水) 09:13:17.99 ID:QvKfTl7y0
私「なんというか、あのときのバリアは、」

私「私の死にたくないという願望に対して発動したように感じたんです。」

黒騎士「願望?」

私「はい、例えば・・・。」

「きゃー!」

泥棒「へへっ!こいつはもらってくぜ!」

召喚士&黒騎士「!」

私「・・・ちょうどいいところに。」

召喚士「ちょ、ちょうどって、早く捕まえないと!」

私「・・・転べ。」

泥棒「うわ!?」ドテッ

召喚士&黒騎士「!?」
38 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/27(水) 09:16:00.86 ID:QvKfTl7y0
警備兵「おらっ!さっさと歩け!」

泥棒「くそっ!何も無いところで転ぶなんて・・・。」

黒騎士「・・・ま、まさか、」

召喚士「私様の能力って・・・?」

私「はい、











『願望を具現化する能力』だと思います。」
39 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/27(水) 09:16:54.00 ID:nrkn/9rG0

例えばあっちむいてホイしたら首の骨ごと曲がって即死させるとかな
40 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/27(水) 09:17:44.44 ID:/xUW15A9O
お、なろうかな?
41 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/27(水) 09:21:02.27 ID:QvKfTl7y0
私「しかし、便利ではありますが簡単に発動してしまうのが難点ですね。」

私「使いどころには気をつけないと・・・。」

召喚士「い、いや凄いじゃないですか!?」

黒騎士「・・・反則級の能力だな。」

黒騎士「戦闘なんぞ、皆殺しにしたいと思っただけで終わってしまう。」

私「そう簡単には殺しませんよ・・・。」アキレ

「くくっ。しかし、それが我に通じるかな・・・?」

全員「!?」
42 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/27(水) 09:25:26.62 ID:QvKfTl7y0
「どうも初めまして、勇者殿。」

魔王「我が魔王だ。魔族の王を務めている。」

召喚士「な!?」

黒騎士「・・・お前が、魔王。」

魔王「なあに、そんなに警戒しなくても良い。」

魔王「危害を加えに来たわけではないのだ。」

召喚士「そんな言葉が信じられますか!」

黒騎士「おい私!大丈夫か!?」

私「ええ、まあ。」

私(いや、大丈夫じゃない。)

私(・・・私好みのガチムチキタコレ。)
43 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/27(水) 09:34:24.15 ID:QvKfTl7y0
私(程よく焼けた小麦色の肌、がっしりした筋肉、精悍な顔つき。)

私(男、いや漢と呼ぶに相応しい外見。まさに漢の中の漢。)

私(さぞ下の方も立派であろう・・・。)ゴクリ

私(だがしかし!それが女を抱くのに使われることはない!)

私(なぜなら私の玩具となり果てるからだ!)

私(漢として最高の肉体をもち、魔王として強者に君臨し!)

私(しかし女の私に敗北し、雌として犯される!)

私(そのときのことを考えると、涎が・・・。)ジュルリ

私(ああ、あのバリトンボイスがどんな風に啼くのか、)

私(今から楽しみだ・・・。)

※この間、僅か3秒である。
44 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/27(水) 09:42:11.55 ID:QvKfTl7y0
私「それで、魔王様。」

私「危害を加えに来たのでないのなら、一体何用なのでしょうか?」

召喚士「わ、私様!?相手は魔王ですよ!?」

私「敵とはいえ一国の王でしょう。」

私「この程度の礼儀は当然です。」

魔王「くくっ。なるほど、なかなか面白い。」

魔王「なあに、貴様を激励しに来ただけだ。」

魔王「我と並ぶ程の強者になってみせろ、とな。」

黒騎士「お前は魔王だろう、なぜそんなことをする必要がある?」

魔王「退屈していただけのことよ。」

魔王「我は強い。故に、我と戦える者はなかなかいない。」

魔王「言ってみれば、こやつはただの退屈しのぎだ。」

私「・・・・・。」
45 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/27(水) 09:49:06.18 ID:QvKfTl7y0
魔王「しかし、願望を具現化とはな・・・。」

魔王「思っていたよりも楽しめそうだ・・・。」ニヤリ

私「・・・・・。」

魔王「・・・そうだ、我の加護を与えてやろう。」

黒騎士「!?」

召喚士「お、お逃げください私様!」

私「・・・私に加護を与えることで、魔王様になんのメリットがあるのですか?」

魔王「先程も言ったろう、ただの退屈しのぎだ。」

魔王「我の加護があれば、魔物や魔族の言葉が分かるし、」

魔王「倒した敵が仲間になることもあるぞ?」

私「加護を通して、私を操ったりとかは?」

魔王「神でもなければそんなことはできん。」

魔王「我とて万能ではないのだ。」

私「・・・・・。」
46 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/27(水) 09:55:51.44 ID:QvKfTl7y0
私「・・・わかりました。加護を受けましょう。」

召喚士&黒騎士「!?」

召喚士「な、なに考えているのですか!?」

黒騎士「敵からの加護を受けるなど、お前正気か!?」

私「手札は少しでも多い方がいいでしょう?」

召喚士「し、しかし!」

魔王「くくっ。話がわかるな。」

魔王「では、我に口づけをしろ。そうすれば加護を与えたことになる。」

黒騎士「くちづ・・・!?」カァァ

私「ん・・・。」

チュ

魔王「ん。」

私「ん、む・・・。」ヌルッ

魔王(!?こやつ、舌を・・・!?)

私「は、ふ、ん・・・。」ヌチャヌチャ

魔王「ん、ぐ!」グイッ

私「ふあ・・・?」
47 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/27(水) 09:59:11.35 ID:KKKJg2bAO
私(大久保佳代子)
48 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/27(水) 10:02:25.40 ID:QvKfTl7y0
魔王「は、あ。これで、加護は与えたぞ・・・?」

私「どうもありがとうございました。」

黒騎士「わ、私!」

召喚士「大丈夫ですか!?」

私「はい、問題ありません。」

魔王「ふ、再び相見えるのを、楽しみにしているぞ・・・!」ビュンッ

召喚士「あ!」

黒騎士「くそっ、逃げられたか・・・。」

私(唇、結構柔らかかったな・・・。)ニヤッ
49 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/27(水) 10:13:49.08 ID:QvKfTl7y0
〜最果ての地・魔王城〜

ビュンッ

側近「おかえりなさいませ、魔王様。」

魔王「ああ。」

側近「いかがでしたか、新たな勇者達は?」

魔王「まあ、玉石混交と言ったところだ。」

魔王「見込みがあるのは、2人。」

側近「2人、ですか。」

魔王「ああ。1人は北の帝国、もう1人は東の小国だ。」

側近「?北はわかりますが、東ですか?」

魔王「喜べ、召喚に耐える異世界人だぞ。」

側近「・・・なるほど。久々に楽しめそうですね。」ニコッ

魔王「ああ・・・。」

魔王(・・・だが、奴のあの行動。)

魔王(不気味だ・・・。)

魔王(・・・あの女には、注意した方が良いかもしれんな。)
50 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/27(水) 10:22:16.08 ID:QvKfTl7y0
〜始まりの街・広場〜

私「えっくし!」

黒騎士「どうした、風邪か?」

私「いや、誰かが私の噂してるのかもです。」

召喚士「それより、魔王の呪いを解かないと!」

私「呪いじゃなくて加護です。」

召喚士「魔王からなら同じようなものでしょう!?」

私「いざとなれば私の能力で中和しますから、心配しないでください。」

召喚士「そ、そこまでいうなら・・・。」

黒騎士「格が違いすぎて無理だったりしてな。」

召喚士「ええ!?」

黒騎士「冗談だ。」

召喚士「もう黒騎士のこと信じられません!」

黒騎士「す、すまない・・・。」

私(言えない。黒騎士の言ってることホントって言えない。)

私「さて、と・・・。」

1 道具屋に行く
2 街の外で戦ってみる

安価下
今日はここまで
51 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/27(水) 10:25:41.02 ID:UAtc55SqO
1
回復手段ほしいな
52 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/04/27(水) 10:28:59.28 ID:hbMTdWlMO
夜もないのか
53 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/27(水) 18:56:43.06 ID:QvKfTl7y0
今日はここまでと言ったな。
あれは嘘だ。

私「そういえば、この中で回復魔法使える人っています?」

黒騎士「私は使えないな。」

召喚士「僕もです。」

召喚士「でも、私様の能力で回復すれば問題ないのでは?」

私「いざとなればそうするけど、そうバンバン使わないですよ。」

私「この能力は万能過ぎなんです。使いすぎて噂になれば、」

私「誰かに付け狙われるかもしれないじゃないですか。」

黒騎士「それに関しては、私も賛成だ。」

召喚士「そ、そうですね・・・。僕が浅はかでした。」

私「気にしないでください。次気をつければいいし。」

黒騎士「それで、その話をしたということは、回復アイテムを買うのか?」

私「はい、そうです。」

私「ちょうどそこに道具屋もありますし、買っておきましょう。」
54 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/27(水) 19:02:26.18 ID:QvKfTl7y0
〜始まりの街・道具屋〜

道具屋「いらっしゃい!」

私「すいません、回復薬おいくらですか?」

道具屋「普通のは1瓶5G、性能がいいやつは20Gだ!」

私「それじゃあ、普通のを5瓶お願いします。」チャリン

道具屋「おう、まいどあり!」
55 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/27(水) 19:10:12.87 ID:QvKfTl7y0
私「買ってきましたよー。」

召喚士「私様が買いに行かなくても、僕が行きましたのに・・・。」

私「勇者だからって、人を顎で使うような真似はしたくありません。」

私「それに、私達は仲間なんですから余計にです。」

私「あと、せめて様付けはやめてください。」

召喚士「・・・わかりました。これからは私さんと呼びますね!」

召喚士「その代わり、私さんも敬語をやめてください。」

私「・・・うん。」

黒騎士「じゃあ準備もできたし、そろそろ行くか。」

私「はい!」

黒騎士「・・・召喚士にはタメ口なのに、私には敬語なのか?」ムスッ

私「あ、んと・・・。行こうか、黒騎士!」

黒騎士「ああ!」パァァァァ

私&召喚士(わかりやす・・・。)
56 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/27(水) 19:16:30.28 ID:QvKfTl7y0
〜始まりの平原〜

私「よし、行っくぞー。」

黒騎士「この辺りはスライムや一角兎など、弱いモンスターが多い。」

黒騎士「お前は戦闘したことがないらしいが、ここなら安心して狩れるぞ。」

私「うん!」

召喚士「2人とも、油断は禁物ですよ。」

私&黒騎士「はーい。」

私「ところで、次の目的地は?」

召喚士「第1の村ですよ。」

私「ほいさー。」

コンマ判定
100〜70 なにも起こらず村に着く
69〜30 敵と遭遇し戦闘
29〜00 夜になり野宿

安価下
57 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/27(水) 19:19:16.02 ID:UsTLeIvzO
A
58 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/27(水) 19:23:41.95 ID:n7Hq0WuIo
59 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/27(水) 19:33:49.04 ID:QvKfTl7y0
私「あ、夜になっちゃった・・・。」

黒騎士「今夜は野宿だな。」

召喚士「僕はテント立てておきますね。」

私「立てれるんだ・・・!」

召喚士「ただのお荷物じゃないんです!」ドヤッ

黒騎士「それじゃあ、私達は獲物を捕らえてこよう。」

黒騎士「夜は魔物達も活発化するから、注意しろよ?」

私「オッケー!」
60 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/27(水) 19:38:22.12 ID:QvKfTl7y0
〜10分後〜

私「はっ!」

ドシュ!

一角兎「」

私「やったあ!」

黒騎士「よくやったな。」

黒騎士「初めての戦闘で仕留められるとは、」

黒騎士「なかなか才能があるかもしれないぞ?」ナデナデ

私「えへへ、ありがと!」

黒騎士「解体はさすがに辛いだろうから、私がやろう。」

黒騎士「さあ、帰るぞ。」

私「うん!」
61 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/27(水) 19:48:04.44 ID:QvKfTl7y0
私「たっだいまー!」

黒騎士「ただいま。」

召喚士「おかえりなさい。」

私「みてみて召喚士!私が狩ったやつだよ!」ズイッ

召喚士「よく頑張りましたね。」ナデナデ

私「えへへ・・・。」テレッ

黒騎士「それじゃあ、サクっと解体して焼くか。」

召喚士「そうですね。」

〜30分後〜

私「おいひい!」モグモグ

召喚士「気に入ってもらえてよかったです。」

私「んぐんぐ、ゴクッ。ごちそーさまでした!」

黒騎士「お粗末様。」

私「んー、今日は色んなことあったね!」

召喚士「そうですね。黒騎士さんと出会ったり、」

黒騎士「魔王が来襲したりな。」

召喚士「そういえば、体は大丈夫ですか?」

私「不都合なしだよ!」

召喚士「これからもそうだといいのですが・・・。」

私「んと、そうだ!聞きたいこといっぱいある!」

黒騎士「もう夜も遅いですから、一つだけだぞ。」

私「うん!」

1 他国の勇者について
2 召喚士について
3 黒騎士について
4 魔王軍について

安価下
今日は本当にここまで
62 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/27(水) 19:49:19.19 ID:TMP0OmKBO

3
63 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/27(水) 20:27:41.93 ID:SNRnG7rKo
おつ
64 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/28(木) 19:59:20.98 ID:my4c5rBf0
私「うち、黒騎士の話聞きたい!」

私「その、言える範囲でだけど。」

黒騎士「・・・つまらない話だぞ?」

私「それでもいーから!」

召喚士「僕も少し興味がありますね。」

召喚士「無理じゃない程度でいいので、お話していただけませんか?」

黒騎士「・・・はあ。」

黒騎士「わかった、話そう。」
65 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/28(木) 20:00:25.19 ID:my4c5rBf0
黒騎士「まず、私は魔族と人間のハーフなんだ。」

召喚士「・・・・・。」ウタガイノメ

私「そ、そうなの!?」

黒騎士「・・・いや、冗談だ。本当は北の帝国出身だ。」

召喚士「!?」

私「もー黒騎士!」

黒騎士「すまん。反応がおもしろいから、つい・・・。」

召喚士「・・・北の、帝国?」
66 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/28(木) 20:01:37.36 ID:my4c5rBf0
私「ん?召喚士はなにか知ってるの?」

召喚士「ええと、ですね。」

召喚士「この世界には、大きく分けて五つの国があるんです。」

召喚士「僕達が出発したのは、小さいながらも林業で栄える東の国。通称
『翠の国』です。」

召喚士「南は、農業と漁業とで栄える『黄の国』。魔族による被害が1番小さい国です。」

召喚士「逆に西は1番危険で、『紫の国』と呼ばれています。魔法が発展しているのが特徴です。」

召喚士「そして中央に、武に長けた者が集う『紅の国』があります。」

召喚士「最後に、北・・・。」

黒騎士「・・・通称、『黒の帝国』。」

黒騎士「五つの国の中で随一の技術力をもつ国だ。」

黒騎士「私はその国の出身なんだよ。」
67 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/28(木) 20:03:03.48 ID:my4c5rBf0
私「ふうん、そうなのかー。」

召喚士「問題はここからでして。」

召喚士「実は黒の帝国は、他の国にあまり良く思われていないのです。」

私「どうして?」

黒騎士「黒の帝国は、他国に比べて独裁色が強い。」

黒騎士「それに国民性とも相まって、傲慢かつ好戦的な人間が多いんだ。」

黒騎士「それが、他国の悩みの種となっているらしい。」

黒騎士「私は、そんな祖国に嫌気がさして・・・。」

私「飛び出してきたってわけね。」

黒騎士「ああ。」コクリ
68 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/28(木) 20:11:10.88 ID:my4c5rBf0
黒騎士「・・・軽蔑したか?」

黒騎士「私が、そんな国の出身だと知って。」

私「?なんで軽蔑する必要があるの?」

私「黒騎士は黒騎士だよ。黒の帝国がどうであろうが、そのことは変わらない。」

黒騎士「!」

召喚士「僕もです。」

召喚士「まだ短い時間しか過ごしてないけど、」

召喚士「黒騎士がいい人であるとわかるには、十分でしたから。」

黒騎士「・・・ありがとう。」ニコッ

召喚士「さあ、今夜はもう寝ましょうか。」

私「ん・・・。私も眠くなってきた・・・。」ウトウト

黒騎士「私が最初に番をしよう。」

黒騎士「お前達は身体を休めていろ。」

私「うん・・・。任せた・・・。」

コンマ判定
99〜60 何事もなく夜を明かす
51〜20 敵来襲
19〜00 ムフフな夢をみる

安価下
69 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/28(木) 20:18:13.92 ID:PYNkI4mcO
70 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/28(木) 20:19:15.17 ID:E36M+iXU0
71 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [[saga]]:2016/04/28(木) 20:37:27.33 ID:DHiYPndv0
さてどうなる?
72 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/28(木) 20:42:29.72 ID:my4c5rBf0
〜翌朝〜

私「んん・・・?」

召喚士「あ、おはようございます。」

私「!?」ガバッ

召喚士「!」ビクッ

私「・・・夢じゃなかった。」

召喚士「夢だと思ってたんですか・・・。」アキレ

私「ま、まあ少しは・・・。」
73 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/28(木) 20:48:38.19 ID:my4c5rBf0
私「黒騎士は狩り?」

召喚士「ええ。そろそろ戻ってくる頃かと・・・。」

黒騎士「呼んだか?」

私「あ、黒騎士!朝ご飯なあに!?」

黒騎士「魚をとってきた。」

召喚士「確かに、2食続けてお肉はキツイですしね。」

私「あはは!美味しそー!」

〜1時間後〜

私「よっしゃー!しゅっぱーつ!」

召喚士「元気ですねえ・・・。」

黒騎士「あとから疲れないか心配だ・・・。」

コンマ判定
99〜70 何事もなく村に着く
69〜30 敵(魔物)と遭遇
29〜00 敵(人間)と遭遇

安価下
74 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/28(木) 20:49:28.28 ID:Jq7K1WcBO
75 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/28(木) 20:57:15.55 ID:my4c5rBf0
黒騎士「!私、危ない!」

私「へ?」

ドスッ

ガキィィィン!

私「ひぃ!?」

私(バリアなかったら危なかった・・・!)

??「ちっ・・・。」

召喚士「な、何者ですか!?」

襲撃してきたやつ
職業(人間限定)・外見・性格・その他付け加えたいこと

安価下
76 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/28(木) 21:05:17.90 ID:DHiYPndv0
誰も安価ないなら
黒戦士・魔王似のガチムチ・男・故郷を捨てた黒騎士の処分を国から託された
77 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/28(木) 21:13:55.04 ID:my4c5rBf0
??「ふん・・・そうだな、冥土の土産に名乗っておこうか。」

黒戦士「俺は黒戦士・・・そこの騎士の処分を依頼された者だ。」

黒騎士「なっ!?」

召喚士「く、黒騎士さんを!?」

私(くっそなんで敵がエロい身体なやつばっかなんだよ・・・!)

黒戦士「なるほど・・・。勇者と共に行動しているというのは、」

黒戦士「確かなようだな。」

黒騎士「だが、彼らと今回のことは関係ない!」

黒騎士「私の問題に、2人を巻き込むな!」
78 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/28(木) 21:16:50.28 ID:wiWtwdhP0
安価がまともで良かった
79 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/28(木) 21:22:02.40 ID:my4c5rBf0
私「・・・黒騎士、それは違うよ!」

黒騎士「!?」

私「これは、黒騎士だけの問題じゃない。」

私「私達の問題なんだ!」

私「確かに、当事者は黒騎士だけなのかもしれない。」

私「もし黒騎士が、自分だけでケリをつけたいって言うなら、」

私「私は手を出さない。」

私「でも、仲間が殺されそうなのを黙って見てるほど、」

私「私はおとなしくないんだよ!」

黒騎士「私・・・!」

召喚士「僕達は部外者ですから、事情もよく知りませんし、」

召喚士「首を突っ込むべきではないかもしれません。」

召喚士「でも、黒騎士。」

召喚士「僕達は、仲間です。」

召喚士「あなたは1人でずっと頑張ってきた。」

召喚士「今くらい、仲間を頼ってもいいのではないですか?」

黒騎士「召喚士・・・!」
80 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/28(木) 21:25:23.78 ID:wiWtwdhP0
だけどどっちの黒騎士か見分けつかない
81 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/28(木) 21:27:51.97 ID:Jq7K1WcBO
ナイトとウォーリアーだから違うっちゃ違う
82 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/28(木) 21:30:07.29 ID:my4c5rBf0
黒騎士「・・・ありがとう。」

黒騎士「正直、こいつ相手では私もきついと思っていた。」

黒騎士「手を、貸してくれるか?」

私&召喚士「もちろん!」

黒戦士「ふん、何人来ようと同じこと。」

黒戦士「ついでに勇者も葬ってくれるわ!」

戦闘説明
戦闘では勝利が確定となっています。
安価では勝利の方法をお願いします。

それぞれの戦闘能力
@私
『願望を具現化する』能力を使う。
A召喚士
様々な魔物を召喚する。本気になれば小型のドラゴンを召喚可能(ただしかなり疲労する)。
B黒騎士
剣を使う。一流の剣術の使い手。

勝利方法
安価下
83 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/28(木) 21:31:22.26 ID:wiWtwdhP0
>>81
ごめん今気付いた
84 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/28(木) 21:33:29.61 ID:WXuM46nro
えげつなく
私の願望で黒戦士素っ裸にして金縛り状態にする
85 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/28(木) 21:34:26.45 ID:Oc2QpFORO
召喚士によるザコ大量召喚による波状攻撃
86 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/28(木) 21:39:23.08 ID:my4c5rBf0
>>84 でいきます

私(でも怪我させられたら元も子もないし、)

私(ここは私の能力で、ばっさりいきますか!)

私「じゃ、いくよっ!」

黒戦士「ふっ。そんなに死にたいなら、貴様から殺してやろう!」ザッ

召喚士&黒騎士「私様/私!」

私(能力発動!)

私(黒戦士を素っ裸にして金縛りだ!)

ボワン!

黒戦士「なっ!?」カァァァ
87 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/28(木) 21:42:25.08 ID:my4c5rBf0
召喚士「え、ええ!?なんですか今の!?」

黒騎士「・・・私。お前の能力か?」

私「うん、そうだよ!」

私「装備品を全て消して金縛りって念じたんだけど・・・、」

私「やり過ぎちゃったみたい・・・。」

黒騎士「ま、まあわざとじゃないならいいが・・・。」

私(服も装備品だし、嘘は言ってないな。うん。)
88 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/28(木) 21:48:40.23 ID:my4c5rBf0
黒騎士「・・・それで、こいつはどうする?」

黒戦士「く、くそっ・・・。」カァァァ

私「殺さないけど、ある程度のオシオキは受けてもらうよ。」

私「2度と、私達に手を出さないようにね。」

召喚士「命を狙われて殺さないなんて、やはり私様は甘過ぎです・・・。」

召喚士「まあ、文句はありませんけども・・・。」

黒騎士「私も異論はないが、その仕置きは誰がするのだ?」

私「もちろん私だよ。」

私「私の仲間に手を出したんだもん。オシオキは当然私がする。」

私「仲間に手を出したこと、後悔させてあげないと・・・。」ニヤアッ

召喚士&黒騎士「!」ゾクッ

黒騎士「・・・わかった。」

召喚士「気をつけてくださいね・・・。」

私「うん。」
89 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/28(木) 21:52:17.66 ID:DHiYPndv0
黒戦士逃げてーーーーー!(まってましたその展開
90 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/28(木) 21:55:57.79 ID:my4c5rBf0
私「そうだ。黒戦士の尊厳のためにも、オシオキは別の場所でやるね。」

黒騎士「別の場所?」

私「うん。」

私「世界創造(ワールドクリエイト)。」

ズゥン・・・・・・・・・

召喚士「!?と、扉・・・!?」

黒騎士「いったい、どこから・・・!?」

私「この向こうは、私が創った異世界に繋がってるの。」

私「オシオキはそこでする。」

私「2人はここで待ってて。」

黒騎士「あ、ああ。」

召喚士「わかりました・・・。」

私「うん。」

私「それじゃあ行こうか、黒戦士。」

黒戦士「・・・ちっ。」

私(さあて、どんな風に犯してあげようかな♪)

オシオキ内容
グロは禁止、スカトロは小までならOK
オシオキする相手の逆転はなし

安価下
今日はここまで
91 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/28(木) 21:58:22.99 ID:trIKG5LNo
貝合わせ
92 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/28(木) 22:00:20.33 ID:41WPLkx7O
良いイチモツを持ってたので私の能力でイケなくして生ディルドー
93 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/28(木) 22:00:57.90 ID:DHiYPndv0
黒戦士を性転換させるのか!
94 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/28(木) 22:01:27.79 ID:trIKG5LNo
あ、ちゃんと読んでなかったから黒騎士と黒戦士間違えた…
>>90は無効でお願いします
95 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/29(金) 07:14:53.88 ID:aLLX4nrL0
>>92 でいきます

〜異世界内部〜

私(うーん、そうだなあ♪)

私(この人のモノ、結構立派だし・・・。)

私(・・・そうだ!)ニヤッ

黒戦士「・・・おい、いったいどうするつもりだ?」

私「ニシシ・・・。」

スリッ

黒戦士「ッ!?」ビクンッ
96 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/29(金) 07:16:04.86 ID:aLLX4nrL0
私「すごいねえ、黒戦士のココ・・・。」

私「ちょっと擦られただけでムクムクしてきてる・・・。」クスクス

黒戦士(ちっ、最近ヌいてなくて・・・。)

私「ふふ、ほれほれほれ・・・♪」スリスリ

黒戦士「ふ、うっ・・・!」

ビキーン!

私「アハッ♪あっという間にガッチガチだね・」

黒戦士「う、う・・・。」
97 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/29(金) 07:17:31.55 ID:aLLX4nrL0
私「でもねえ、これで終わりじゃないんだよなあ・・・。」ニコリ

黒戦士「ッ、なに、する気だ・・・!」ゾクッ

私「・・・・・。」ジイッ

私「・・・・・よし。」

黒戦士「は・・・?」

私「んしょっと。」スリスリ

黒戦士「!?う、あ・・・!?」

黒戦士(や、やべえ!気持ちいくて・・・!)

黒戦士(も、イク・・・!)

私「くくっ・・・。」ニヤア

黒戦士「!?」

黒戦士「な、んだ、これえ・・・!?」

黒戦士「イ、イケな・・・!?」

黒戦士「う、うあああああ!」

私「ニヒヒヒヒ・・・。」
98 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/29(金) 07:18:40.26 ID:aLLX4nrL0
私「さっき君の瞳を見つめた時ねえ、能力を発動したんだ。」

私「君をイケないようにするって願って、ね。」

黒戦士「く、そお・・・!」

黒戦士「今す、ぐぅ!それ、を、解きやが、れぇ・・・!」

私「んー、やだ!」

黒戦士「な!?」

私「だって、黒戦士はこれからあ・・・。」スルスル

黒戦士「な、なに、して・・・?」

私「私の玩具になるんだもん♪」ズブウッ

黒戦士「ッ〜〜〜〜〜!?」ビクビクゥッ
99 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/29(金) 07:20:11.97 ID:aLLX4nrL0
私「ふ、あ・・・。気持ちいい・・・。」

私(能力で、初めてだけど気持ちいいって願っておいてよかった♪)

私「あはは!やっべえ腰とまんねえ!」ズンッズンッ

黒戦士「ひ、ああ!?や、やめ!やめやがあああ!?」ビクビクゥッ

私「あれ、黒戦士も気持ちい?」

黒戦士「ち、がっ!こなの、きもひよくなんれ・・・!」ガクガク

私「の割には、腰揺れてるよね?」

私「舌もまわってないし。」

黒戦士「こ、これは・・・!」

私「んー、まいいや。」ズチュ

黒戦士「ひぃやあ!?」
100 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/29(金) 07:21:55.90 ID:aLLX4nrL0
私「ん、くう・・・!」

黒戦士「ひ、い、やあ!こじどまんなああ!?」

私(おお、意外とあっさり堕ちたな!)

私「ニシっ!やっぱ気持ちいいーんじゃん!」

黒戦士「あっ、ひっ!きもひいい!きもひいいれふからあ!」

黒戦士「いかへて!いかへれぐだざいい!」

私(イカせて、か。)

私(まあ、イケないのはさすがにかわいそうだよな。)

私(どうやってイカせてあげよう・・・。)

1 自分がイッたあとイカせる
2 自分がイクのにあわせてイカせる
3 自分がイッたあと足コキでイカせる
4 その他(痛みを伴うものはなし)

安価下
101 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/29(金) 08:03:10.91 ID:y7FlMYVVO
10連続射精
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