【R-18】平和になったその後に【安価】

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35 : ◆uda3OPHnPE [sage saga]:2016/06/26(日) 17:45:34.69 ID:a7wa6OnWO
ロズ「ごめんください」ガチャ

 休憩室へ躊躇なく直撃。ドアを開いて中を覗きこむ。いつものつまらなそうな顔で、彼女はお付きのメイドさんを探そうとする。

エリー「あら?」

 中の様子を窺う。その直後、一人のメイドと目が合った。
 茶髪のロングヘア。前髪を目の上辺りで揃えて切った、特徴的な髪形の彼女。分かりやすく白黒のロングスカートのメイド服を着ており、頭にはカチューシャ。服の上からでも抜群のスタイルが見てとれた。
 おっとりとふわふわとした雰囲気の彼女。けれどロズを見ると美しい笑顔のまま、ロズの背筋が凍ってしまいそうな威圧感を放つ。

ロズ「間違えた。出直す」

エリー「ロズ様。間違ってませんよ」ガシッ

 このままでは調教されかねない。慌ててドアを閉めようとするが、エリーがそれよりも早くドアを掴み、止める。

ロズ「……間違ってない、って?」

エリー「お付きのメイド。それは私です」

ロズ「……」

 答えは分かっていた。分かっていたけれど確認せざるを得なかった。恐る恐る問いかけると、ニッコリと笑ったエリーから思った通りの答えが。ロズは絶句した。
 このメイド、エリーは優秀だ。
 見た目はかなりいいし、家事などの腕も文句ない。頭もいいし気が利く。
 ただその性癖にロズは頭を悩ませていた。
 何故か彼女、ロズをいじめる対象にロックオンしているのだ。性的に。相手は魔王の娘なのに。
36 : ◆uda3OPHnPE [sage saga]:2016/06/26(日) 17:46:32.57 ID:a7wa6OnWO
エリー「さ、どうぞ。今は二人きりですのでご遠慮なさらず」

ロズ「……なにもしないからね?」

 念を押して、部屋の中へ。テーブルと仮眠用のベッド、台所。快適に生活ができそうな広い部屋にはエリーとロズの二人のみ。
 迷わずテーブルの椅子に座り、ロズはリュックを下ろした。

エリー「ええ、分かっております。今は何もしません」

 エリーはその隣に着席。にこにこと笑いながら意味深な言葉をもらす。

ロズ「今は?」

エリー「ええ、今は。実は魔神様よりロズ様の性教育を任されており……」

ロズ「ちょっと文句言ってくる」ガタッ

エリー「お待ち下さい」

 逃げようと席を立つ。が、やはり止められてしまう。
 立ち上がったロズを正面から抱き止めたエリー。彼女は笑みを深め、するっと手をロズの股間へ。

エリー「痛いものはあまりしないのでご安心を。むしろ女性を孕ませる、気持ちよくなるための教育です」

ロズ「信用、できない……ね」

 大きな胸をロズに押し付け、手は彼女のものを上下にゆるく刺激する。
 耳元で囁かれる言葉に、与えられる刺激。あっという間にロズのそれは大きくなってしまう。

エリー「信用できないならば、期待してしまっているここへ証明してあげましょうか?」

 服の上からロズのそれが掴まれる。ロズのことを抱き締めた手は彼女の背中を撫で、押し付けられた胸は柔らかそうに形を変えている。
 間近で感じる彼女の熱っぽい吐息、体温。今すぐ押し倒したくなるのをぐっとこらえ、ロズはなんとか答えた。
37 : ◆uda3OPHnPE [sage saga]:2016/06/26(日) 17:48:30.66 ID:a7wa6OnWO

ロズ「……しょ、証明?」

エリー「ええ。どうですか?」

 あくまで選択権をロズに委ねるエリー。彼女は戸惑うロズの前で妖しく笑う。焦らすように肉棒を指先で撫で、ロズの言葉を誘う。
 ロズの口からねだらせようとしているのは、ロズ自身も分かっていた。が、耐えることはできず。

ロズ「……して、もらおうかな。証明」

 ロズは彼女へ証明を求めた。
 エリーがしていることが誰にもバレず、メイドとして働けているのはロズが何も言わないおかげ。
 なんだかんだと彼女との行為をロズは楽しんでしまっているのだ。

エリー「して……ください?」

ロズ「うっ……してください」

 恥ずかしそうに言われた言葉に、エリーはゾクゾクと身体を震わせた。そして、彼女の足元に膝をつきロズのスカートを下ろす。

ロズ「っ……!?」

エリー「やはり立派ですね……もうこんなにギンギンに」

 驚くロズをよそに、エリーが下着を下へずらし、男性器を露にさせる。女性であるロズに付いた男性のそれ。
 原因は分からないが、魔族であり魔王の血筋で、かつ双子の姉妹というイレギュラーな出生が関係しているのでは……と言われている。
 華奢な彼女のスタイルに反し、ペニスは男性の平均を越えるであろうサイズ。
 加えて、ロズ自身の魔力の大きさの影響で、触れた人物へ与える快感も、受ける快感も強い。
 直線手で触れたエリーが微かに身体を震わせているのも、その影響だろう。
38 : ◆uda3OPHnPE [sage saga]:2016/06/26(日) 17:49:22.33 ID:a7wa6OnWO
エリー「先走りももう……」

 手でゆるく扱き、うっとりとした様子で眺めていた彼女。その先端から透明な汁が出ると、口を開いてくわえた。

ロズ「うぁっ!?」

 初めての感覚にロズは反射的に腰を引いてしまう。が、エリーはロズの腰に手を回し離さず、むしろ自分から近づいてロズのものを根元近くまでくわえた。
 温かくぬめぬめとした口内に包まれ、先端を舌が撫でる。
 痛みなどはなく、ただただ快楽が強い。まともに立ってなどいられないほどに。

エリー「ん、ちゅ……じゅ、ぷ」

ロズ「ぁ、あ……っ、エリーっ」

 そこへ、更なる快感の波が。深めにくわえこんだエリー。彼女が頭を動かし、口でロズのものを扱きはじめた。
 唾液と唇、口内、舌が彼女の男性器に絡まり、卑猥な音とともに快楽をもたらす。戸惑うようなロズの反応に、エリーは目を細め動きを早める。

エリー「ん、んっ……ちゅぱっ、ぷぁ」

 喘ぎも混ざった声。彼女自身も興奮しているのか、脚を開いて腰を下ろすとロズの靴へ股間を擦りつける。
 普段見せないエリーの姿にロズの興奮も増す。

ロズ「っ、ぁ……出る、出ちゃ、ぁっ!」

 あっという間にロズは達してしまった。
 エリーの口内へ勢いよく出される精液。それを一口飲み、エリーはたまらず吸い付く。

エリー「ん、ぅ――おいし……」

ロズ「くあっ、エリー……それ、っあ」

 どく、どくと何度か男性器が震え、白濁が放たれる。口からあふれるほどの量を全て飲み切り、エリーは秘所から蜜をあふれさせた。ロズの精液が、それに含まれた魔力が彼女を絶頂に導いたようだ。

エリー「ぷは……はぁ、っ」

 口を離し、精液で汚れた口内を見せるエリー。彼女はロズの前でゆっくりと精液を味わうように飲み込んだ。
39 : ◆uda3OPHnPE [sage saga]:2016/06/26(日) 17:50:12.86 ID:a7wa6OnWO

エリー「ふぅ……いかがですか? こうして、女体に慣れる練習を」

ロズ「……よすぎて逆に怖い」

エリー「ふふ、気のせいですよ?」

 何事もないかのようにロズの服を直し、立ち上がるエリー。彼女はロズのリュックを背負い、にっこりと笑う。

ロズ「気のせいって……。あ、誰かさんのせいで靴がべとべと」

エリー「ロズ様?」ゴゴゴゴゴ

ロズ「我慢できる? してあげてもいいんだよ?」

エリー「はぁ……経験ないくせに」フッ

ロズ「こ、このやろう……!」

 なんて悪ふざけをして。

エリー「ということで、教育はこれからに期待ですね。街への移動はゲートが繋がっています。目的地の城に出るでしょう」

ロズ「城ね……ってことはあっちの首都?」

 真面目な話に移行。下着の位置をそれとなく直して、エリーに問いかける。さっきまでロズのものをくわえていたエリーは、今はなに食わぬ顔で立っている。

エリー「そうですね。王都。王様のいる大きな街です」

ロズ「そ。楽しそうだね。じゃあ行こうか。準備は万全なんだ」

エリー「ええ。ロズ様がよろしいならば」

 頷いて、エリーは荷物を手に歩き出す。
 休憩室を出て上へと向かい……そして、怪しげな一室の中へ。

エリー「ゲートです。これを通れば目的地へあっという間」

ロズ「便利だよねぇ……貴重品なんだけど」

エリー「けど……本当にいいんですか? なんか、聞いていた話よりも移動が早いんですけど」

ロズ「……? 特にやり残したこともないけど」

 首をかしげてロズが言えば、エリーはのんびりと長めに思考しポンと手を打つ。
40 : ◆uda3OPHnPE [sage saga]:2016/06/26(日) 17:51:29.26 ID:a7wa6OnWO

エリー「……あ、分かりました。ロズ様、城の皆さんに挨拶は……」

ロズ「してないよ?」

エリー「……王としての自覚が……」

ロズ「いいの。ボクの姉さんが魔王やるし、ボクが挨拶するものもおかしいし」

エリー「そうは言ってもですね……」

エリー(リズ様不憫……)

ロズ「さ、行こうか」

エリー「は、はぁ……分かりました」

 まだ釈然としてなさそうなエリーの前へ。躊躇なく光り輝くゲートの中へと足を踏み入れる。
 次いでエリーもゲートへ。
 彼女らの視界を光が覆いつくし……気づいた時にはゲートを背に見知らぬ場所に立っていた。

ロズ「……着いた?」

エリー「みたいですね。気味悪い場所ではないですし」

ロズ「あぁ、ゲートの部屋薄気味悪かったよね」

 周囲を見回し、頷き合う。魔王城のゲートの部屋から見事移動できたらしい。二人は本で囲まれた大きな部屋の中にいた。

ロズ「……で。出迎えとかないの?」

エリー「さぁ? 聞いておりません」

ロズ「適当だなぁ……。まぁいいや。王様とは知り合いだし」

 適当と嘆いた彼女が適当に歩き出し、部屋を出る。立派な扉を開けて閉め、廊下らしき場所を左、右、と見た。
 魔王城に負けず立派なお城だ。感心しながらロズは、偶然廊下を通りがかった人物へ声をかける。
41 : ◆uda3OPHnPE [sage saga]:2016/06/26(日) 17:52:28.83 ID:a7wa6OnWO

ロズ「魔王だ。王に会いに来た」

 分かりやすいように魔力を少し解放。スーツを着た男性はロズの方を振り向き、青ざめた。

男性「ま、魔王――っ!? あ、ゲートか」

ロズ「なんだ、あんまり驚かないんだ」

 ゲートのことを知っているということはそれなりに偉い立場なのだろう。魔力を抑え、ロズは呟く。

男性「敵だったのは何年か前ですからな。流石に少し馴れてきました」

ロズ「そか。あのさ、ボクらがこの街に住むことになってるのは聞いた?」

男性「ええ、聞いております。おそらく王様から説明があるかと」

ロズ「よし、じゃあ早く済ませよう? 休みたいし」

 フレンドリーに話しつつ、男性の案内で王のいる部屋へと通される。
 謁見の間。魔王城にもあるような、重苦しい雰囲気の大袈裟な広間は、どうやら人間の世界でも当たり前のものらしい。

男性「さぁ、どうぞ」

ロズ「うん。……けど王様は準備してたのかな? こんな突然来たのに謁見の間で話なんて」

エリー「どうでしょう? 行けば分かりますよきっと」

ロズ「そうだけどね。ま、行くしかないか」

 開かれた大袈裟なドアを通り、謁見の間に。やはり大袈裟な豪華さのそこを進み、ロズは前、王座に座る人物を見る。

アリシア「……」

 そこには懐かしい人物が。
 何年か前のことだが、ロズはよく覚えている。勇者とともに旅をしていた強者で、実力に不釣り合いなほど恐ろしく美しい女性。
 小さな王冠を頭に乗せ、肩と胸元が出た赤と白のドレスの下に、白の薄手のワンピース。ドレスは足元の辺りまで裾が伸びているが、腰の辺りまであるスリットのお陰で動き難そうではない。
 王族にしては多めの露出だが、彼女の気品のせいかそれほど品がないようには見えない。
42 : ◆uda3OPHnPE [saga]:2016/06/26(日) 17:57:48.64 ID:a7wa6OnWO

ロズ(うわぁ……二十歳超えて綺麗になったなぁ)

エリー「ロズ様。鼻の下が伸びています」

ロズ「っと。気のせいだよ」キリッ

ロズ「――って、なんでいるのさ」

エリー「それほど厳格な場でもない感じがしたので」

 けろっとした顔で答えるエリー。確かにアリシア意外には誰もおらず、それほど重苦しい場でもない。
 けれど――

ロズ「王族の人の前にメイドは……」

アリシア「気にしなくていいわよ」

 立ち止まり、こそこそ話しているとアリシアが口を開く。

アリシア「お話するくらいですもの」

 そして王座を降り、二人のそばまで歩いてやってきた。

アリシア「久しぶり、と初めまして。アリシア・フォン・リンベルン。この国の王女よ」

エリー「ど、どうも初めまして。ロズ様のお手伝いをしているエリーです」

ロズ「……久しぶり。元気そうだね」

アリシア「ええ。それなりに。……さて、仕事をしに来たのよね? 魔王派……言うなれば魔神派に反発するグループの捜索。戦いが終わってもお互い大変ね」

ロズ「しょうがないよ。居るかも分からないらしいし、のんびりと探してくつもり」

アリシア「それがいいですわ。この街は広いもの」

 こくりと頷いて、アリシアはロズのことを見た。じーっと、観察するような目でロズのことを見つめる。
 ……どうしたのだろうか。


 ↓1、2
   アリシアとエリーの好感度を判定。コンマの末尾で判定し、最大が10。0が出ると10っす。9、10で恋愛感情あり。若干危ない人に。
 アリシア、エリーの順
43 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/06/26(日) 17:58:33.59 ID:9IWFy/SPO
44 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/06/26(日) 18:00:53.50 ID:qzRx2/LxO
王女さまチョロいっすね
45 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/06/26(日) 18:01:20.02 ID:pLpubEY6O
ほいさ
46 : ◆uda3OPHnPE [saga]:2016/06/26(日) 18:58:06.52 ID:a7wa6OnWO
アリシア 9/10
エリー 10/10


アリシア(……不思議よね。なにこの子。魅了の魔法……なわけないわよね)ジーッ

エリー(ロズ様。ロズ様の全てを管理して……へへへ)

ロズ(なんでだろう、身の危険を感じる)

 二人からの熱視線を浴び、身震いするロズ。彼女は分かりやすく愛想笑いを浮かべ、首をかしげてみせる。

ロズ「えっと……それで、ボクらはどうすれば?」

アリシア「ぐっ……! あなた達の活動拠点を用意したわ。平和のため有効に活動してください」

エリー(呻いた……)

エリー「拠点……お家ですか?」

アリシア「ええ。それなりに広い物件を用意したわ。魔神さんから住む人数が増えるだろうからと」

ロズ「あのやろー……」

エリー「い、色々考えているんですよ。多分」

アリシア「魔神様だものね。私もたまに協力させてもらうわ。平和のために頑張りましょう」

ロズ「うん。ありがとう、アリシア」

アリシア「同じ王だもの。同然ですわ 」

 フッと笑い、アリシアは銀色の綺麗な鍵をロズに手渡す。

アリシア「拠点の鍵よ。場所はこの城から出て真っ直ぐ通りを行って……見つければすぐ分かると思うわ」

ロズ「うん? 分かるならいいけど」

 引っ掛かるものが多々あるが、見つかるならば問題ない。鍵をしっかりしまっておき、頭を軽く下げる。

ロズ「色々ありがとう。ボクも平和のために頑張らせてもらうよ」

ロズ「……前は何もしなかったから」

アリシア「……ええ」

 なごやかな雰囲気で話していた二人の顔に、ふっと影が落ちる。
 何かある……とは思ったが、エリーは黙って見守った。

ロズ「それじゃ、早速行ってくるよ」

アリシア「え? お茶とか……そ、そうね。幸運を。応援しているわ」

エリー「ではロズ様。行きましょう」

ロズ「うん」

 きりっとした顔で二人を見送るアリシア。並んで去っていく二人を見つめながら、アリシアは小さく呟いた。

アリシア「メイド……羨ましい」
47 : ◆uda3OPHnPE [saga]:2016/06/26(日) 20:16:19.80 ID:a7wa6OnWO

ロズ「……で」

 見つければ分かる。その言葉の通り、拠点らしき場所はすぐ見つかった。
 大通りのいわば一等地。店が並ぶ中にそれはぽつんとあった。

ロズ「……これなに?」

 アリシアが用意した拠点。
 それは大きなお屋敷。二階建てのお庭付き、十人以上楽々住めそうなお家である。
 でも何故だろう。少し、いかがわしい雰囲気があるのは。

エリー「拠点、ですかね。見た目で判断すると……宿屋ベース?」

ロズ「あぁ、なるほど。確かに……」

ロズ(いかがわしく見えるのは……そういう仕事してたか、そういう目的を持ったカップルが来るからか。一等地で空いてるってことは前者?)

 いずれにせよ、住むには不自由ない。
 ありがたく使わせてもらうことに。

エリー「では一通り掃除をしておきますね。ロズ様は……お休みになるか、外へお出かけされてはいかがですか?」

ロズ「いいの? 多分、掃除はされてるだろうけど……細かいとこ掃除するのも大変だろうし」

エリー「はい。お掃除好きですから気にしないでください」

ロズ(こういうところはいいメイドなんだよねぇ……)

 遠い目をししみじみと思うロゼ。
 いい笑顔で彼女を見るエリーを前に、ロズはどうしようか思考をはじめた。

1 休む
2 王女に会いに
3 仕事を探しに
4 街をぶらつく
5 街の外へ
6 街の入り口へ

 ↓2
48 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/06/26(日) 20:23:34.44 ID:/RD7y1C0o
3
49 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/06/26(日) 20:23:46.66 ID:nKBc6BSuo
3
50 : ◆uda3OPHnPE [saga]:2016/06/29(水) 01:59:29.22 ID:93IPpJ9IO
仕事を探しに


ロズ「……なら、出掛けてくる」

 仕事を探そう。
 エリーのメイドっぷりを痛感したロズは、自分の仕事を探すことにした。
 これから魔王派の情報を探すにしても、仕事で得ることのできる情報は多いだろう。
 仕事が集まれば自然と人が、情報が集まるというもの。
 単に仕事しないと罪悪感がある、という理由もあるのだが。
 恥ずかしさからどこへ何をしに行くかは告げず、ロズは自分を見送るエリーへ手を振り、仕事がもらえそうな場所を探した。

 ↓ コンマ末尾判定 1、2、3、4、5 ギルドへ
    6、7、8 お仕事掲示板
    9、0 人を頼る
51 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/06/29(水) 02:00:45.13 ID:L6GSVlT9O
52 : ◆uda3OPHnPE [saga]:2016/06/29(水) 02:14:52.93 ID:93IPpJ9IO
3でギルドへ

すみませんが、眠くなってしまったのでここまでで
53 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/07/05(火) 05:20:22.94 ID:xyLUul3yo
まあそんな気はしてたけど早速エタったね
54 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/07/05(火) 06:11:22.17 ID:gSuzH85PO
エタらせたいのかなんなのか知らんが
1週間も経ってないのにエタ扱いは早すぎ
55 : ◆uda3OPHnPE [saga]:2016/07/06(水) 23:49:02.63 ID:3KJ0hw6NO
ロズ「ここがギルドかな……」

 冒険者らしき格好をした人物らを追って、歩くことをしばらく。ロズは見事目的のギルドへと到着した。

ロズ「ここならボクに似合った仕事も見つかるかな……」

 ギルド。そんなシンプル極まりない文字が書かれた看板がかかっている建物には、多くの冒険者らしき人達が出入りしていた。
 これだけ多種多様な人が来ているのだ。魔王にもできる仕事があるはず。

ロズ「さ。早速入ろうかな」

 いつまでも観察しているわけにもいかない。頷くとロズはギルドの中へと入っていく。大きな冒険者の後ろをついていき、ドアをしっかり閉じておく。
 外からでも立派な大きさだとは分かったけど、中に入ると尚更その巨大さが窺えた。
 簡単な酒場も兼ねているのか飲酒、食事をしている人やカウンターで受付と話をしている人、来ている人が多様なら皆の目的もまたそうなのだろう。

ロズ「……」

 さて。ロズはまずカウンターへ向かうことにした。仕事を探しにきたのだ。受付へ相談して仕事を紹介してもらうのが手っ取り早いだろう。

???「ああん? なんでこんなお使いみたいな仕事しかないんだ?」

 と思ったのだが、カウンターに並んですぐ聞こえた声にロズは考えを改めた。
 カウンターで受付と話しているらしい女性。綺麗なスタイルで、鱗に包まれた手や脚、尻尾。長めの白い髪……トカゲかドラゴンか、区別はつかないが、実力の高さは窺えた。
 整った顔立ちを不機嫌そうに歪ませた彼女は、カウンターをドンと叩く。
56 : ◆uda3OPHnPE [saga]:2016/07/06(水) 23:49:58.11 ID:3KJ0hw6NO

???「あたしの希望聞いてたか? 討伐、護衛。種類は問わないからとにかく戦える仕事をくれって」

 前のめりになり文句をつける女性。ロズはそんな彼女の、姿勢により強調されている大きめな尻を眺めていた。
 仕事に文句をつけるのは大切なこと。生活がかかっているのだ。ロズはじっくり待つつもりである。

ロズ(軽装だなぁ……片方の肩、胸、片手にだけ鎧で、素材も軽そうだ。鱗があるからかな。……いやでも、ずいぶんショートなパンツで太もも露出させてるし、肩とかも出てるし……女の子らしくはないけど、色気が)

 決して、女性の観察に夢中になっているわけではないのだ。

受付「い、いえ……依頼はあることはあるんですよ。希望も理解しています。けれど、あの、キアロさんに護衛の依頼は回さぬよう言われておりまして……討伐の依頼は現在なくて」

キアロ「な、なんでだっ! 実力はこのギルドの冒険者の中でも上だろ!」

受付「上ですけど巻き込みが激しくて、苦情が……」

キアロ「……ぐぐぐ」

 なにやら雲行きが怪しくなってきた。
 おどおどと説明をする受付の前で唸る女性。臀部と尻尾を凝視していたロズは、顔を上げる。
 と同時にキアロと呼ばれた女性の腕がカウンターへと叩きつけられる。
 大きな音。カウンターが壊れはしないが、注目を浴びるには充分な騒音だった。ざわざわと賑やかだったギルドが、静まり返る。

キアロ「いいから紹介しろ!」

 短く端的な要求。けれど声からは殺気を感じ……受付は顔を青ざめさせる。
 仕事に文句をつけるのは大切なこと。だがその文句を言う立場がない人物が、ワガママを通そうとするのはただの迷惑行為でしかない。
 ロズは周囲を見回す。ギルド内に誰もこの状況を解決しようとしている人物はいない。
 なら、することは決まっている。ロズは一歩踏み出し、

ロズ「自業自得みたいだけど?」

 躊躇なく口にした。
 ギルド内がざわつく。16にも満たないような見た目の少女が、人間ではない、力を振りかざしている人物へ挑発的な言動をとる。どうなるかは目に見えていた。
57 : ◆uda3OPHnPE [saga]:2016/07/06(水) 23:52:52.91 ID:3KJ0hw6NO

ロズ「そこまでにしておいたら? 今度は紹介できる仕事が全部なくなるよ?」

キアロ「……誰だ? 見ない顔だけどよ」

 鋭い視線がロズへと向けられる。振り向いた彼女の顔を見て、ギルドにいた冒険者が何人か呻く。
 関係ない人間が威圧されるほどの圧力。それを真っ向から受けて尚、ロズは真顔でいた。

ロズ「ロズ。仕事を貰いに来た通りすがり。じっと待ってようと思ったけどさ、君が迷惑かけてたみたいだから止めようと思って」

キアロ「子供が邪魔するな。黙って見てろ」

ロズ「……戦いたいなら、ボクが相手になるよ」

 ロズの突拍子もない言葉に、ギルドのざわつきが大きくなる。それにつられるようにして、彼女の前に立つキアロは身を震わせ怒りを強める。

キアロ「お前……大人を馬鹿にしてるとぶっ飛ばすぞ」

ロズ「馬鹿にしてはいない。対等な場所に立っているだけ。人に、ボクに迷惑かけるなら相応の手段をとるってだけ」

 百人が百人、子供だと答えそうな見た目の少女。彼女の物怖じしない様子にキアロは何かを感じとったのだろう。ゆっくりと、慎重に武器を手にする。

キアロ「そこまで言うなら、試させてもらうぜ!」

ロズ「……」

 臨戦体勢。けれどやはりロズはちっとも表情を変えない。それどころか、姿勢も棒立ちのままキアロを眺めている。
 ただらぬ雰囲気に、冒険者らが彼女達から距離を置き――

キアロ「っ! 」

 直後、キアロがロズへと切りかかった。
 短剣を上から下へ。逆手で持ったそれを無駄のない動きで振り下ろす。
58 : ◆uda3OPHnPE [saga]:2016/07/06(水) 23:53:49.02 ID:3KJ0hw6NO
ロズ「……」

 そこでようやくロズが動く。片足を半歩下げ、まるで武器を持っているかのように振りかぶり――キアロの短剣が弾かれた。

キアロ「……は?」

 何が起こったのか、それを理解できた者は果たしてその場にいたのだろうか。ロズの動きを目の当たりにしたキアロですら、理解するのには時間がかかった。
 何かを手にしたかのように振りかぶったロズ。彼女はそのままキアロの攻撃に合わせて手を振り――そして、武器を弾いて防いだ。
 一瞬の出来事。殆どの人間にはロズが手を、見えない武器を使って攻撃を防いだように見えただろう。
 けれど実際は違う。
 キアロの動体視力は彼女の動きを、火花のように刹那で現れては消えた武器を捉えていた。

キアロ「お前、かなりの使い手だな」

ロズ「……」

 何も答えず、今度はロズが前に出る。手を前にかざすロズ。すると彼女の手に剣が現れる。柄、刃、どれも黒一色で造られた剣。不気味な、けれど美しいそれを握り、肉薄。斜め上へ振るう。

キアロ「チッ……」

 恐らくは魔法による剣の創造。となると厄介な効果がついているに違いない。舌打ちし、キアロは短剣を剣の軌道上に置き、防御を試みる。
 剣が近づくタイミングで力を込め――
59 : ◆uda3OPHnPE [saga]:2016/07/06(水) 23:54:41.16 ID:3KJ0hw6NO
キアロ「……!」

 ――何かを感じとり、上半身を後ろに反らす。
 防御はそのまま、身体だけ反らしたキアロ。彼女の不可解な行動に疑問を抱く人物は少なからずいたが、次の瞬間その行動は正しかったのだと分かった。
 完璧に防御できる位置にあった短剣。それをまるでなかったかのように、ロズは剣を振りきったのだ。

ロズ「……よく避けたね」

 戦いがはじまってから初めて口を開いたロズは、感心した様子で言う。
 武器をすり抜ける攻撃。最初からかわそうと思えば回避することもできるだろう。が、防御しようと思ってしまえば間違いなく攻撃が決まる。
 キアロはその最悪な選択肢をとったはずだった。

キアロ「お前の目が嫌な感じがしたからな」

ロズ「直感、か」

 目の前にいるのは野性的な人物。あり得なくはなく、むしろ納得することができた。言ったら怒られるだろううが。

ロズ「なら、何も感じる暇もなく」

キアロ「上等――!」

 ふらっと前に出るロズ。彼女を迎い打つべくキアロもまた前へ。二人が武器を振りかぶり、そして交差。すれ違い様に攻撃を交わす。
 まるで演劇のような戦いに観戦者らは唾をのんだ。

 ……が、決着はあっさりしたもので。

 戦いの決着を待つ皆の前。くるっと気軽く背後を振り向いたロズは、涼しい顔をして手を振った。

ロズ「……よっこいしょ」

キアロ「ぐっ!?」

 剣とは呼べない、最早ハンマーのような形をした黒い塊でキアロの頭の横っ面を殴打する。ごすっ、と鈍い音とともにキアロはうつ伏せに倒れた。

ロズ「……よし、勝利」

 剣を消し、手叩いて汚れを払う。
 並外れた実力のキアロが、あっさりと。お互いに本気でないことは知れていたが、それでも驚愕するべきことであった。

ロズ「さ、仕事ちょうだい」ズン

受付「うええっ!? あ、あの……」

ロズ「……なに?」

受付「えっと……キアロさん、どうするんですか?」

ロズ「……」

 考えてなかった、とロズは振り向く。倒れているキアロ。意識はないようだが、このまま放置……というのはいかがなものか。

1 放置
2 お持ち帰り
3 介抱

 ↓1
60 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/07/06(水) 23:55:39.92 ID:tXdoldxLo
1
61 : ◆uda3OPHnPE [saga]:2016/07/07(木) 00:04:43.75 ID:RDGCkRukO
ロズ(……知らん)

 自業自得。そう言ったように、トラブルを起こしたのはキアロ。気にすることはない。

ロズ「じゃ、仕事を」

 くるっと振り向き、また受付へ。
 キアロを放置することに決めたであろうロズへ、受付はそれ以上なにも言わなかった。



【キアロと出逢った】
62 : ◆uda3OPHnPE [saga]:2016/07/07(木) 00:17:05.97 ID:RDGCkRukO
エリー「あ、おかえりなさい」

 ロズが適当な仕事をもらって、拠点へと帰ると、既にそこで生活する準備が整っていた。
 元々を知らないが埃など一つも見当たらず、荷物も玄関には見当たらない。

ロズ「ただいま。掃除とかどう?」

エリー「大丈夫ですよ。ロズ様の部屋と……僭越ながら私の部屋も用意しました。荷物はそこへ。後で案内いたします」

ロズ「了解。それじゃ、ご飯食べたいな」

エリー「はい。ではこちらへ……」

 エリーの後についていき、ロズは今日のことをあれこれ振り返る。
 魔王派の人間がいないか探り、いるならば悪事を働く前になんとかする。
 それだけといえばそれだけなのだが……なにかしらあるような気がする。
 でなければ、魔王の娘である自分が街に出されるなんてこと、有り得ないだろうから。

ロズ(なにか行動を……起こそうかな)

 魔神のためにも、自分は何かした方がいいのだろう。だから、


1 部屋に招く(対象:エリー、アリシア)
2 街を散策
3 呑みに行こう

 ↓2
63 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/07/07(木) 00:21:03.36 ID:wZ41TkOCo
2
64 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/07/07(木) 00:38:26.25 ID:NsZ0FVQfo
65 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/07/07(木) 11:38:59.22 ID:MGK326TSO
乙です
次は誰が出てくるかな?
66 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/07/19(火) 09:06:55.98 ID:OArgerpUo
エタったならちゃんと依頼出しとけよ
67 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/07/29(金) 12:15:51.66 ID:0ACfqhLBo
まだ慌てるような時間じゃない
68 : ◆uda3OPHnPE [sage saga]:2016/09/15(木) 02:32:26.51 ID:lpITNryUO


 夕食後。

ロズ「ふう、美味しかった」

 食事を終えたロズは星が輝く夜の街を適当に歩いていた。
 目的は特にない。気ままな散歩気分でのんびりと。

ロズ「……平和になったんだよね」

 魔物の心配はなくならないが、魔族による侵攻はなく、人間の敵は少なくなった。ゆっくりとすぎる時間を感じながら、ロズは小さく呟いた。


 直下でコンマ判定
 1、2、3で???
 4、5、6で???
 7、8、9で???
 0、ゾロ目でR-18イベント
69 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/09/15(木) 02:44:42.11 ID:8+0Ht2r+O
70 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/09/15(木) 23:52:25.69 ID:XEsOkLY9o
久しぶりに更新来たと思ったらぞろ目だと……
71 : ◆uda3OPHnPE [sage]:2016/11/15(火) 02:18:45.83 ID:RT0S6VbmO
 申し訳ない。すごく遅れてます。
 ゾロ目を記念して、R-18イベの相手を↓1で初対面のキャラで指名お願いします。そのキャラは好感度高めです。また、好感度が高いのでメイド、王女でも大丈夫。

 プレイやシチュエーション希望も可。スカとかマニアックなのは苦手なので、書けないと思ったものはこちらが考えてなにか書きま。
72 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/15(火) 02:39:31.01 ID:OGV87ft4O
女王様とsmプレイ
73 : ◆uda3OPHnPE [sage saga]:2016/12/20(火) 06:48:58.47 ID:4Pi1ZooPO
 女王様 9/10


 夜の街を気ままに進んでいく。大通りからふらっと路地へ。人気のない通りを適当に進み、すれ違う人を眺めて、道にところせましと並ぶ建物を見て。
 なんてことはない都会の風景。けれど魔王の城で長い時間を過ごしてきたロズには珍しいものであった。
 しばらくは飽きそうにないくらいに。
 だからだろう。

ロズ「……ひとけがない」

 まったく人がいない裏路地に気づかぬ内に入り込んでしまったのは。

ロズ「暗い……夜に来る場所じゃないね。昼にも来ないけど」

 つまり普通なら来ない場所である。何もないし。
 キョロキョロと辺りを見回し、ため息。来た道を戻ろうかと振り向いた時。

??「……」

 無言で歩いてくる人物が一人。綺麗な女性だった。ロングの暗い茶色の髪を揺らし、抜群のスタイルを見せつけるかのように堂々と歩いている。
 ……が、彼女の姿を見てロズは違和感を覚えざるを得なかった。
 ちょうど身体の中心、縦のラインが空いている胸の谷間やへそが丸見えな黒のボンテージのビスチェ。下は同じくボンテージのショートすぎるパンツに網タイツ、ガーター。
 裏路地とはいえ街の中。間違いなく変質者である。
 人間の街にはこのような変態もいるのか、などとロズが呆気にとられていると彼女は手をヒラッと振り、微笑。

??「こんばんは、お嬢さん」

ロズ(普通に挨拶してきた……)

??「ねえ、私と遊ばない? 見たところ女性に興味はあるみたいだけど」

 ニヤリと笑みを変えロズの前へ。胸を寄せて近づいてくる。
 大きな膨らみが両腕に押さえられ、溢れんばかりにその存在をアピールする。こんな怪しい状況だというのに、ロズは思わず見とれてしまった。
74 : ◆uda3OPHnPE [sage saga]:2016/12/20(火) 06:49:50.13 ID:4Pi1ZooPO

??「ふふ、素直な子。さあいらっしゃい」

 胸を凝視するロズの腕に抱きつき、女性は強引に彼女を連れていこうとする。
 あからさまに怪しい。けれどロズは抵抗しようとも思えず、女性の色香にふらふらとついていってしまった。

ロズ(い、いいよね? もし危なかったら戦えばいいし、本当に遊べるなら儲けものだし、いいんだよね?)

 実力はある。あるのだが……女性経験の少なさ故か、こんな簡単な色仕掛けに頭は一杯。下半身をしっかり反応させ、ロズは女性が誘うままに一軒の家へ入った。



??「さあここよ」

 家に入る。彼女がパチンと指を鳴らすとランプに火が灯った。
 そこは普通の空き家に思えた。
 ベッドや机はあるのだが生活感は皆無で、二つの家具以外に何もない。ただ掃除はされているようだ。
 とりあえずアジトで大人数の仲間にぼこぼこ……なんてことはないらしい。内心ホッとするロズである。

??「ベッドに座って」

ロズ「う、うん」

 いよいよか。ロズはドキドキしながら言われるままベッドに座り、下半身の膨らみを手でそれとなく隠す。
 普通の女性が彼女の身体のことを知ったらどう思うのか――なんてことは頭からすっぽりと抜けていた。
 今はただ緊張と期待のみ。
75 : ◆uda3OPHnPE [sage saga]:2016/12/20(火) 06:50:52.59 ID:4Pi1ZooPO

??「あぁ、そうそう……」

 そわそわするロズの前。ベッドの下から何かを取り出した女性は彼女の隣に座り、にっこりと笑う。

??「私のことは女王様って呼ぶように」

 その手には革製のバンド。嫌な予感にロズが後退りしようとすると、彼女はロズを素早く抱き締める。

ロズ「わぷっ!?」

女王様「気持ちいい? これからもっといいことをしてあげる……」

 ロズの顔に押し当てられる膨らみ。服の隙間から直に当たるそれは柔らかく、女性のいいにおいが間近から香ってくる。
 急なことに呆けて胸の感触に夢中になっていたロズだが、触れようと手を動かそうとして気づく。

ロズ(……拘束されとる)

 手が後ろに回された状態でがっちり拘束されていた。早業である。

女王様「気づくのが遅いわね。よっぽど女が好きなのかしら?」

 くすくすと女王様は笑い、ロズの額を軽く押しベッドへ倒す。仰向けに倒れるロズ。彼女は即座に勃起したそれを隠そうとするがもう遅く、女王様に脚を押さえられ止められてしまう。

女王様「……あら? あなた男だったの? なら不要かしら」

ロズ(な、なにが!?)

 ぞっとするような冷たい声で言い、無造作にスカートを脱がす彼女。そのまま下着も外し、露になった男性器と蜜を流す秘所をまじまじと見つめる。
 間近で性器を凝視される。恥ずかしいことではあったが、なおのことロズの男性器は固さを増してしまう。
76 : ◆uda3OPHnPE [sage saga]:2016/12/20(火) 06:52:02.51 ID:4Pi1ZooPO

女王様「初めて見たわね……人間じゃないのね、あなた」

女王様「天使でもなさそうだし……まぁいいわ。可愛いし、いやらしいし」

 ぴんと指で男性器を弾く彼女。痛みと快感にロズの口から吐息がもれる。

女王様「見られて興奮するなんて大した変態さんね。さて……それじゃあ約束だから、気持ちいいことするわよ」

 そう言って彼女はロズの身体を起こし、ベッドのボードに背をつかせ座らせる。それから靴を脱ぎ、タイツに包まれた脚を露に。ベッドの上に立つ。
 何をされるのか。ドキドキしながら待つロズを見てくすっと笑い、彼女は足で男性器に触れる。

女王様「さあ、これも気持ちいい?」

 そしてそのまま親指と人差し指の二本でゆっくりと擦りはじめる。
 綺麗な足が男性器の筋を上下になぞる。刺激こそ少ないが興奮してしまい、ロズの男性器がびくんと跳ねる。

ロズ「っ、ぁ……」

 縛られ局部を晒され弄られ、面白そうに彼女へ見下される。羞恥と興奮が入り混ざり、声を押さえようとしているロズの閉じた口から小さな呻きがもれる。

女王様「まさか気持ちいいの? こんなはにぴんと立たせて、足で触られても悔しくないのね」

ロズ「あぅっ、ん……っ」

 ペースが早まりぞくぞくと背筋を震わせるロズ。弱い刺激による焦燥が興奮を高め、徐々に快感も強くなってくる。
 恥ずかしいと思っても耐えられそうにはなかった。
 先端から流れる先走りで湿りも増し、段々と射精が近づいてきてしまう。
77 : ◆uda3OPHnPE [sage saga]:2016/12/20(火) 06:52:58.31 ID:4Pi1ZooPO

ロズ「っ、ふー……っ、はぁ、ぁ」

 それでも声は押さえようとロズは必死に耐える。先走りが流れる男性器をびくびくと震えさせ、とろんと蕩けた目で彼女の秘部を自然と見上げ、それでもなお耐えようとしている少女。
 笑みを浮かべた女王様はぞくぞくと身体を震えさせ、ロズの男性器を踏みつけた。

ロズ「っう!? あぁっ! ん、う――っ!」

女王様「そんなに身体をよじらせて、こんなことされても気持ちいいの? ほら、ほら!」

 ぐりぐりと指の先で竿を擦られ、痛みと強い快感がロズを襲う。高まりきった男性器は踏まれる刺激で堰を切り、頭が真っ白に染まるほどの快感をもたらした。

ロズ「あっ、あ――出る! イッ、イク――ッ、ん、ううっ!」

 身体をびくんと跳ねさせ、我慢していた声を上げて絶頂してしまうロズ。女王様の足とベッドのシーツの間、勢いよく精液が放たれる。
 どろどろと汚れる足。それを見つめる女王様はふと自分の身体に走る快感に気づく。

女王様「っ……!? この子の精液……」

 精液が足にかかる。それだけのことに身体が反応しているのが分かった。男性では有り得ない量の魔力が含まれていることも。

女王様「へぇ……ほら、綺麗にしなさい」

ロズ「ん、ぁ……ちゅ、ちゅぱ……」

 射精の快感で半ば放心状態のロズは口の前に持ってこられた足の指を舐め、びくっと震える。抵抗はなく自分の精液で快感を得ているらしく、目を蕩けさせ夢中で舐めてくる。

女王様「ふふ、滑稽ね……。でももっと見たくなったわ」

 一通り舐めさせ、彼女はロズをベッドへ仰向けに寝かせる。そしてロズが絶頂の余韻から我に帰る前に、彼女のものを胸で挟んだ。服は脱がず隙間から谷間へ挿入。全ては入りきらず、精液で濡れた先端が胸の間から顔を出す。
78 : ◆uda3OPHnPE [sage saga]:2016/12/20(火) 06:53:53.50 ID:4Pi1ZooPO
undefined
79 : ◆uda3OPHnPE [sage saga]:2016/12/20(火) 06:54:25.42 ID:4Pi1ZooPO

女王様「ちゅぱ……。ん、やっぱりかなり美味しいし、気持ちいいわね……」

 その拍子に彼女の口から唾液の糸を引きながら男性器が抜き取られる。
 気を失ったというのにまだペニスは大きく勃起しておりおさまる気配がない。

女王様「素質はあるみたいね……十分に」

 精液を舐めとり、火照る身体を確めるように触れて小さく呟く。気を失った彼女の頭を撫でると、女王様は服を整えた。

女王様「けど魔王の娘を拐うのは面倒ね。今は魔神が動くだろうし」

女王様「また、楽しませてもらうことにするわ」

 そして振り返らずに家から出ていき、ロズをそのまま放置。家にはぐっすりと眠るロズだけが残された。
80 : ◆uda3OPHnPE [saga]:2016/12/20(火) 07:17:55.16 ID:4Pi1ZooPO
undefined
81 : ◆uda3OPHnPE [sage saga]:2016/12/20(火) 07:49:30.03 ID:4Pi1ZooPO
 拠点。

ロズ(……ひどい目に遭った)

 汚れをなんとか払い、服を着直してそそくさと早歩きで帰還したロズは、ふうと小さく息を吐いた。
 いきなり女性に連れ込まれ気を失うほどの責めを受け――今も興奮してしまうほど淫靡な出来事ではあるが、同時に恥ずかしさもすごい。

ロズ(忘れよう……うん)

ロズ「ただいま」

 ガチャとドアを開け拠点の中へ。するとそのすぐ近くにエリーが立っていた。

エリー「お帰りなさいませ」ペコリ

ロズ「……今日はもう休む」

エリー「あら、そうですか? ではお部屋へ」

 きょとんとしたエリーはロズへ背を向け歩き出す。案内してくれるらしい。ロズも彼女へとついていき、二階へ。立派な廊下を歩いて突き当たりの部屋へと入る。

エリー「ここがご主人の部屋です」

ロズ「……大きいね」

 部屋は普通の自室にするような部屋の広さの三倍はあった。家具は一般的で隙間が大きく更に広い印象が強まる。そして更に印象的なのが、部屋の中心に置かれた十人ほどは寝れそうな大きなベッド。
 いかがわしい空気満点である。
82 : ◆uda3OPHnPE [sage saga]:2016/12/20(火) 07:50:01.83 ID:4Pi1ZooPO

ロズ「……これは?」

エリー「ええ、まぁ……王女様が」

ロズ「……多分魔神発信だ」

 ため息。なにはともあれ用意されたのだから仕方ない。案内ありがとう、とエリーに告げてロズはベッドへ向かう。
 ぽすり、と倒れるようにベッドへ寝転がり体勢を直すと仰向けに。

ロズ「……ふむ」

 中々寝心地がいい。柔らかいしふかふかしていて暖かい。

ロズ「……エリー。なんでいるの?」

 ――エリーが一緒になってベッドの上にいるのが気になるが。

エリー「教育の時間ですから」

 ベッドに腰かけた彼女はにっこりと笑う。教育。女の子を孕ませるための……なんて言っていたが、本当にやるのか。
 ロズはごくりと唾を飲む。

ロズ「えと……何するの?」

エリー「そうですね……決めていただいていいですよ」

ロズ「決めて……いいんだね 」

 ドキドキと高鳴る胸。寝る気はすっかりなくなって、ロズは真剣に何を頼もうか考えはじめた。


1 筆下ろしを
2 前戯を
3 エリーにおまかせ

↓1


【ということで、だいぶ時間がかかりましたが女王様登場、及びイベントシーン

拠点の仲間との夜パートはエリーだけなので、相手は強制的にエリーです】
83 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/12/20(火) 07:55:04.08 ID:Hcgcn+ILO
3
84 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/12/22(木) 00:53:08.96 ID:oVLeKN5Qo
乙です
他のキャラの登場も楽しみ
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