【安価】オリジナル魔法少女【コンマ】

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261 : ◆rXvExd.sNw [sage]:2016/09/02(金) 07:47:11.44 ID:gLOi6A0KO
5ですね了解しました


明日の夜から続きを始めたいと思います
その後から募集を開始しますから投稿したい人は>>2を参考に設定を考えておいて下さい

262 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/09/02(金) 17:46:46.61 ID:/58V8Aco0
これって1〜4のキャラはどうなるんですか?
263 : ◆rXvExd.sNw [sage]:2016/09/02(金) 20:42:29.87 ID:gLOi6A0KO
残念ながら選考漏れです…

>>71のとおり、なるべく登場させたいと思っていますが…保証はできません
264 : ◆rXvExd.sNw [sage]:2016/09/02(金) 20:43:35.58 ID:gLOi6A0KO
その他提案や疑問等があればどうぞ
265 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/09/03(土) 00:48:19.91 ID:zq4Ybj2oO
何人くらい募集するの?
多分採用は一人だと思うけど
266 : ◆rXvExd.sNw :2016/09/03(土) 20:55:04.68 ID:DRt3kssRO
ごめんなさい
更新は明日の昼にします…
前回に続いて遅れてしまいごめんなさい


今日は宣言通り新キャラの募集だけやります
22時半から行いたいと思っていますが…
人いますか?いたら返事が欲しいです
267 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/09/03(土) 20:58:14.43 ID:+Ipf1mwA0
22:30か...
覚えておこう...
268 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/09/03(土) 21:06:25.62 ID:MntLW9R10
おるよ
269 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/09/03(土) 21:11:46.95 ID:qUy79jEcO
ほいさ
270 : ◆rXvExd.sNw [sage]:2016/09/03(土) 22:32:28.79 ID:DRt3kssRO
では募集を開始します!

時間は23時30分まで
IDを変えての投稿はやめて下さい


あと念を押しますが
【能力】
【スキル】
は要りません!
271 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/09/03(土) 22:32:56.42 ID:JFi+/nh7O
【名前】 一色 二菜(いっしき にな)
【年齢】 15
【武器】 ランプ状の武器から出る闇魔法
【性格】 普段の人格は冷酷な人間を気取っているがポンコツ臭が漂っていてあまり迫力がない
たまに何かのスイッチが入った時に本来の性格がある心優しい博愛主義的な人格になるが、この時は性格と裏腹に非常に冷たく威圧的な印象になる
【容姿】 敵らしい黒い衣装と魔法少女らしい白い衣装がそれぞれ左右の半身ごとに組み合わさっている
変身時にオッドアイ化
【必殺技】 上記性格解放時の光魔法全体攻撃、非常に強力だが魔法少女よりも同じ悪役を傷つける
272 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/09/03(土) 22:33:43.85 ID:MntLW9R10
【名前】
  リリス・パペッティア
【年齢】
 12
【武器】
 モーニングスター
【性格】
 常に表情をコロコロと変えるので逆に感情が読めず、事を起こす際もあえて回りくどい手段をとったり
 不利益を生む行動を起こして遊ぶことがある
【容姿】
  道化のメイクに白の水着じみた薄着
【必殺技】
 お人形遊び  相手の本名を呼んで遊びに誘い、相手が了承の返事をすることでその相手を人形にする
        リリスは人形を傷つけることができず、魔法少女ならば時間が経過すると元に戻る
        一度人形にした相手に姿を変えることができる
273 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/09/03(土) 22:34:15.08 ID:+Ipf1mwA0

【名前】
倉田 千鶴 (くらた ちづる) ♀
【年齢】
16
【武器】
マシンガン
【性格】
皮肉屋
人をおちょくったり煽るのが好き
褒められたり逆におちょくられるとデレる
基本はSっぽいがデレるとMになる
押しに弱い
【容姿】
身長156
黒髪のボブ
冷めた目
胸はBカップ
服装は大体ニーソミニスカパーカーが基本
【必殺技】
周囲に無数のマシンガンを出現させ、一斉射撃
274 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/09/03(土) 22:34:50.23 ID:0lcq+PnMO
【名前】
星河 世界(ほしかわ せかい)
【年齢】
13歳程度の体、実際の年齢は不明
【武器】
自身では攻撃せず専ら無尽蔵の力を与えることによって味方を強化、回復する
体の周囲に光の塊が十数体浮いていてこれに力を与えて攻撃させることも可能
この塊は一体の力が魔法少女一体の強さに相応するもの、攻撃手段はレーザーと体当たりのみと単純
【性格】
外面は少し物静かな普通の地味な女の子
内面は思慮深く慈しみに満ちて常に何かに悩んでいる。過去に自分の起こしたことで何らかの後悔があった形跡あり
【容姿】
衣装らしいものはなく青白い光の塊になった体だけが浮いている
透けた体の中心に黒い核のようなものが埋まっている
双方とも物理的に傷つけることはできない
【必殺技】
因果の否定
現実に起こったこと消滅させることを引き換えに膨大な魔翌力を生み出す
使うことを嫌っているため滅多に使わない
275 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/09/03(土) 22:40:10.89 ID:qUy79jEcO
【名前】
春風 瀬名(はるかぜ せな)
【年齢】
17歳
【武器】
両手持ちの巨大チェーンソー
【性格】
普段はいつもオドオドしている気弱な性格だが、獲物のリコイルスターター(紐を引っ張ってエンジンを点火するあれ)を引くと一転
狂気的な笑みを浮かべたヒャッハー系に変貌する(変身を解除すると元に戻る)
【容姿】
明るい栗色のロングヘア、童顔でロリ巨乳(コンプレックス)
変身後は全体的に露出が上がり、特に胸部は申し訳程度にサラシが巻かれただけでとても危ない
【必殺技】
強力な自己暗示をかけ、自身を強化する
やろうと思えば感覚強化や痛覚遮断すら可能らしいが、彼女はもっぱら「戦闘用の別人格」を作り恐怖心を消すことに使っている
276 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/09/03(土) 22:43:07.65 ID:niXT972cO
【名前】 埴生 鈴 はにゅう れい
【年齢】 14
【武器】 鎖と鉄球
【性格】 奴隷扱いを耐えながら命令に忠実に行動
【容姿】 元は魔法少女だったと思われる服の一部、及び鎖と鉄球に一体化した拘束具
【必殺技】自分を傷つけることで攻撃翌力強化
277 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/09/03(土) 22:56:05.69 ID:MmW88RLhO
名前
九十九 京
年齢
18
武器
クナイ
性格
己というものを持たず主君の命に絶対服従する
相手の言葉に答えるだけで自ら口を開くこともない
甘いものが好き
容姿
誰も見たことがないがわりと派手な容姿らしい
必殺技
影法師 不可視化する ただの光学迷彩と科学的魔法的あらゆる方法で観測できない代わりに自分からも干渉出来ないタイプの2パターンがある
278 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2016/09/03(土) 23:07:04.91 ID:mTNyrnhTO
【名前】
久世 杏(くぜ あん)
【年齢】
17歳
【武器】
ラウンドシールド(変形機構付き)
【性格】
素直で常に前向き、めげない
相方の復讐を快く思っていないので止めようとしている
貧乳を気にしている
【容姿】
身長144cm
Bカップ
金髪ショート
【必殺技】
祈りの盾…指定した一人の防御力を大きく上げるが、自身の防御力が大きく下がる
279 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2016/09/03(土) 23:30:47.21 ID:f2YhsTBZ0
名前 遊城 有 ゆうじょう あり
年齢 16歳

武器 子供のおもちゃみたいな
性格 人懐っこく、みんなに優しい。ただ、こどもみたいなざんこくさ

ちびで、ロリ。

必殺技
けん玉しゅーと

けん玉で相手を殴る。
280 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/09/03(土) 23:31:14.54 ID:f2YhsTBZ0
すまん下げ忘れた
281 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/09/03(土) 23:32:07.67 ID:SvOPqOrtO
遅いがな
282 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/09/03(土) 23:37:51.43 ID:DRt3kssRO
予想以上に集まりました
応募ありがとうございます!


1.一色 二菜
2.リリス・パペッティア
3.倉田 千鶴
4.星河 世界
5.春風 瀬名
6.埴生 鈴
7.九十九 京
8.久世 杏
9.遊城 有


この中から>>1が数人選んで、その後コンマを使って決めます
283 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/09/03(土) 23:39:47.68 ID:DRt3kssRO
選考中です…
少々お待ち下さい…
284 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/09/03(土) 23:52:35.01 ID:DRt3kssRO
1.倉田 千鶴
2.九十九 京
3.久世 杏

上記3人から決めます
>>下コンマ
1〜3で倉田さん
4〜6で九十九さん
7〜9で久世さん

0は無効でその下のコンマで決めます
285 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/09/03(土) 23:53:04.95 ID:9z1Zn4dxO
286 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/09/03(土) 23:53:31.88 ID:9z1Zn4dxO
すまん誤爆
287 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/09/03(土) 23:54:14.01 ID:MntLW9R10
まあコンマ判定だからいいんじゃない?
288 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/09/03(土) 23:57:46.19 ID:DrrS0ttZO
選考対象どれも悪役感ないな
289 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/09/03(土) 23:59:57.78 ID:DRt3kssRO
九十九 京さんで決定しました!

選考漏れの方ごめんなさい…
登場できるよう努力はしますが保証はできません


ではまた明日の昼に
290 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/09/04(日) 00:01:37.37 ID:oNbcHX730

まあ好きなようにやればいいと思うよ
291 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/09/04(日) 00:03:40.05 ID:k7xn5nHIO


>>288
仮面さんが今のところ悪役感ほとんど無いしね
292 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/09/04(日) 00:07:45.67 ID:Cc7H3OkF0

倉田さん落ちたか...
明日楽しみに待ってる
293 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/09/04(日) 12:28:39.64 ID:EIjN9fKGO
13時30分から再開したいと思います
294 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/09/04(日) 13:32:12.03 ID:EIjN9fKGO
では始めます
295 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/09/04(日) 13:34:25.28 ID:EIjN9fKGO

いつも、セットしているアラームの音を聞く前に勝手に起きてしまう
そのまま、ゴロゴロとだらけながら時間を潰しアラームが鳴るのを待つ


ピピピッ!ピピピッ!ピッ


有耶「んん…よ〜ぉし!」ググッ


アラームが鳴るまで動く気がしない私の朝は毎朝こうだ
296 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/09/04(日) 13:35:24.45 ID:EIjN9fKGO

アラーム自体結構早めにセットしてあるので、時間的余裕はかなりある。そのため、ダラダラと支度をしても何の問題もないのだ



有耶「ふぁ…そろそろ行こっか」



洗顔等と着替えを済ませ、一度部屋を出る。目的地は隣の部屋だ



有耶「入るよ真央ねぇ」
297 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/09/04(日) 13:36:13.39 ID:EIjN9fKGO

返事を期待しない挨拶をしてから部屋に入る
相変わらず物が少なくて妙に生活感のない部屋だ



有耶「さて、…おはよー!!朝だよ!!」シャッ



大きめの声で起こしながらカーテンを勢いよく開ける
朝日が部屋に満ちると、布団から苦しそうな声が聞こえてきた
298 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/09/04(日) 13:38:17.05 ID:EIjN9fKGO

真央「うぅん……今日ハ…ムリ……」


有耶「何言ってるの!ほら!遅刻しちゃうよ!」ユサユサ


真央「ヤメロ…Zzz」


有耶「もー寝ないで…よ!」バサッ!


真央「ウッ…」



弱々しい抵抗を無視して布団を剥ぎ取ると、そこにはいつもと違う光景があった



有耶「ちょっ!な、なんで服着てないの!」



真央は全裸で寝ていた
透き通るような白い肌や大きめの乳房を朝日が照らす
299 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/09/04(日) 13:39:36.92 ID:EIjN9fKGO

真央「サムイ…」


有耶「そりゃそうだよ!なんで裸なの!?」


真央「ンー…覚えてナイ。ふぁ…オハヨウ有耶」


有耶「はい、おはよ!じゃ、さっさと服着て準備してよ?」


真央「ン……」


有耶「二度寝したら置いてくからね〜!」
300 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/09/04(日) 13:41:41.25 ID:EIjN9fKGO

朝のやり取りを終えて部屋に戻り朝食を作る
因みにお昼は私は給食で、真央は学食だ



有耶「〜♪」



鼻歌を歌いながら料理をしていると叔母さんが部屋にやってきた



叔母「おはよう有耶、真央はちゃんと起きた?」


有耶「あ、おはようございます!真央ねぇは多分…起きてます」


叔母「あの子もいい加減、自分で起きられるようにならないとねぇ…」


有耶「ははは…ですねぇ」
301 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/09/04(日) 13:43:25.46 ID:EIjN9fKGO

叔母「じゃ私はもう出掛けるから、遅刻しないようにね?」


有耶「うん!行ってらっしゃい!」


叔母「行ってきま〜す」バタン


有耶「…さて、そろそろかな?」



ガチャッ



真央「ン〜…」
302 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/09/04(日) 13:44:29.77 ID:EIjN9fKGO

叔母さんと入れ替わるように、真央が眠たそうに目を擦りながら入ってくる
制服に着替えてはいるが、ネクタイはまだ結んでいないし、シャツのボタンも掛け違っている。オマケに髪はまだボサボサだ



有耶「ちょうどご飯出来たところだから…ってうわっ凄い格好してるよ」


真央「そのうち直ス…イタダキマス」


有耶「いただきます!」
303 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/09/04(日) 13:45:45.94 ID:EIjN9fKGO

特に会話もなく、TVを見ながら朝食を食べる
食べ終わると有耶は片付けを始め、真央は身だしなみを整え始めた
二人が支度を始めてから数分後



有耶「準備できた?」


真央「ああ、ちゃんとしてるダロ?」



そう言って真央はその場でクルリと回る
身だしなみはちゃんと整っているようだが…



有耶「うん、カバン忘れてる」


真央「エ?」
304 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/09/04(日) 13:47:53.64 ID:EIjN9fKGO

学校



有耶「おはよー」


「あっおはよう!」


「よっ」


有耶「はぁ…月曜日かぁ〜。月曜日ってなんか嫌じゃない?」


「え、そう?私好きだよ」


「あー超ワカル。金曜まで遠いよね」
305 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/09/04(日) 13:49:01.44 ID:EIjN9fKGO

有耶「だよね〜。…学校大好きちゃんはやっぱ違うね」


「その呼び方やめてくれる?なんかすっごくバカにされてるみたい」


「え?バカじゃん」


有耶「うん」


「うぅ…ひどい!…あっそうそう聞いて!」


「おっ元気になった」


有耶「どうしたの?」
306 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/09/04(日) 13:49:50.75 ID:EIjN9fKGO

「あのね!今日転校生が来るらしいの!」


有耶「転校生?」


「このクラスにか?」


「うん、先生が話ししてるの聞いたから間違いないよ!大ニュースだよ!」


「そりゃ…本当なら大ニュースだけど」


有耶「いくらなんでも急過ぎじゃない?聞き間違いじゃ無いの?」
307 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/09/04(日) 13:51:45.37 ID:EIjN9fKGO

「本当だって!今日の給食のプリン掛けてもいいよ!」


「あっごっそさん。有耶じゃんけんで決めようぜ」


有耶「うん。あっプリンありがとう学校大好きちゃん!」


「ぐぬぬ…」



ガラッ



先生「よーしお前らおはよう。ちゃっちゃか席につけ〜」



先生の一言でそれぞれが席に戻る



先生「んじゃ出席…を取る前に、お前らに大事なお知らせがある」


先生「入っておいで!」



先生がそう言うと、教室の扉を開けて一人の少女が入ってきた
…少し後ろの席から学校大好きちゃんの嬉しそうな声が聞こえてきたが有耶はあえて振り向かなかった
308 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/09/04(日) 13:55:10.79 ID:EIjN9fKGO

先生「はい、今日から君たちと一緒に学んでもらうことになる転校生を紹介します。んじゃ自己紹介よろしく〜」


「はい。…初めまして!私の名前は【アクティリス・シファー】と申します。長いのでご気楽にアークとお呼び下さい!」



アクティリス・シファー…アークと名乗った少女は短いポニーテールを揺らしながら頭を下げた
身長は低め、顔立ちは西洋のものっぽく可愛らしい
そして何より目立つのが、赤色と青色の瞳…オッドアイだった
309 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/09/04(日) 14:03:28.79 ID:EIjN9fKGO

パチパチと拍手に混じってざわざわと話し声が聞こえてくる
…その中にプリン!プリン!という声も混ざっていたが気にしないでおこう



先生「はい、アクティリスさんありがとう。で、席なんだけどなぁ」



ふと思い出してみると今この教室には空いている席は無い
彼女の席はどうするのだろうか?と、思っていると



先生「この子の机と椅子は外に用意してある。で、そろそろやろうと思ってた席替えを今からします」



その一言にクラスのざわつきが大きくなる
中にはブーイングも混ざっているようだ



先生「はいはい静かに!どう?いいタイミングだろ?」


「全然良く無いです!」


「急過ぎじゃないですか?」


先生「残念だけどこれ決定だから。はいはい!時間が無いからぱっぱとやるよ〜」
310 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/09/04(日) 14:11:32.08 ID:EIjN9fKGO

流れるようにクジを引いて、席替えが始まった
私は廊下側で前から二番目だった席替えが窓側の一番後ろに移動した
そして…


アーク「今日から隣同士だね!よろしく!」



例の転校生は私の隣にきた



有耶「私は都岐有耶!よろしくね!」


アーク「よろしく!都岐さん」


有耶「有耶でいいよ〜」


アーク「そお?じゃ有耶!メールと番号教えてよ」


有耶「いいよ〜」


「あっ私も!」


「仲間外れはよくないなぁ…はいこれ私の」


アーク「あっありがとう!」



私の友達二人は前にきた。こうして賛否両論の席替え(私は賛成!)は幕を閉じた
311 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/09/04(日) 14:23:20.26 ID:EIjN9fKGO

ブブッ

有耶「ん?メールか…アークちゃん?」



アークが早速メールを送ってきた
隣にいるんだから直接話せばいいのにと思いながら中身を見ると、直接話せないようなことが書いてあった


『こんにちは魔法少女都岐有耶さん。私は傘波支部所属のエージェント、アクティリス・シファーと申します』

『これからあなたのそばでバックアップをさせてもらいます。まず最初に今日の放課後時間を少し頂けますか?』

『この地区の管轄の魔法少女を紹介します』



携帯から目を離し、アークを見る
アークは私を見つめてニッコリと笑うと



アーク「よろしくね、有耶♪」


有耶「は、ははは…よろしく…」



私は驚き、引きつった笑顔で返事をした…
312 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/09/04(日) 14:32:00.55 ID:EIjN9fKGO
アクティリス・シファー 14歳

身長150cm
Bカップ
黒の短めのポニーテール
赤と青のオッドアイ

【性格】
傘波支部所属のエージェント。少しだけやんちゃでノリがいい
仕事面は意外に優秀で、14歳ながらエージェントとして活動できるほど
目標にしているのは一之久忍>>245
人の胸に顔を埋めるのが大好き
313 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/09/04(日) 14:44:36.88 ID:EIjN9fKGO
次回安価
本部直属の魔法少女、最後の一人は誰?



1.神流木 蜈蚣 >>12
2.入山 日向>>26
3.雨笠 穏乃 >>27


>>318
314 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/09/04(日) 14:45:18.72 ID:EIjN9fKGO
今日はここまでですありがとうございました
315 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/09/04(日) 14:48:38.52 ID:oNbcHX730

毎回安価が遠いけど何か理由があるのかな?
316 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/09/04(日) 14:50:19.13 ID:bqV2kmljO

今回はまぁまぁ近い
3
317 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/09/04(日) 14:52:56.80 ID:9znV76XO0
2
318 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/09/04(日) 14:53:00.17 ID:7iIce5SMO
3
319 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/09/04(日) 14:53:08.29 ID:bqV2kmljO
3だ!
320 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/09/04(日) 14:56:09.21 ID:4sX4uTTfO
この選別の中に>>12を入れた意図がわからん
321 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/09/05(月) 00:16:48.37 ID:H1z7+rTjO
変身後ってどんな感じなんだろうか
こっち系?
http://i.imgur.com/8CqS1J7.jpg

それともこっち系?
http://i.imgur.com/Q1SkuzQ.jpg
322 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/09/08(木) 19:32:49.86 ID:GTVm6COYO
明日の22時頃から再開したいと思います
323 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/09/09(金) 22:10:42.01 ID:beapKEB+O
こんばんは
では始めたいと思います
324 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/09/09(金) 22:12:01.59 ID:beapKEB+O

放課後
私はアークに連れられて駅前の喫茶店にやってきた



アーク「はい、アイスココアお待たせー!」


有耶「あ、ありがとう」


アーク「んじゃとりあえず…かんぱーい!」


有耶「え?あっうん、かんぱーい…ゴホッ!これブラックコーヒーじゃん!」


アーク「あっごっめーん間違えちゃった☆」


有耶(絶対わざとだ…こいつめ…)
325 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/09/09(金) 22:14:02.00 ID:beapKEB+O

アーク「はい!今度こそアイスココア!」


有耶「んもー」


アーク「あはは!…じゃっそろそろ例の話しよっか?」


有耶「例の…ってつまり魔法少女のこと、だよね?」


アーク「うん。まず、有耶のように巻き込まれて…望まないで魔法少女になった人はこれまでいないんだよね」


有耶「そうなんだ…」


アーク「有耶はこれからシャード達に狙われるようになる。けど戦いたくないなら、私たちは有耶専属の護衛魔法少女をつける用意があるから安心して?」



私の心にふと、あの強い想いがこみ上げてくる



有耶「私は…戦いたい。襲われてる人たちがいるのなら助けたいよ!」
326 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/09/09(金) 22:15:22.33 ID:beapKEB+O

アーク「ありがとう。でも即答はダメだよ!今は割と平和だけど、死んじゃう可能性も十分にあるんだから」


有耶「うん。でも私は大丈夫」


アーク「ダーメ!ちゃんと家に帰って考えなさい!」


有耶「はーい…」


アーク「よろしい。こほん…通常、魔法少女は私たちエージェントが適性のある子を見つけて、お願いして、それでokが貰えて初めてなれるんだよ」


有耶「へぇ〜」


アーク「もちろんこれは契約という形だね。まぁざっくり言えばお金が貰えます」


有耶「お金…お給料ってことね」
327 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/09/09(金) 22:16:26.19 ID:beapKEB+O

アーク「他にも変身しなくても使える魔法の習得とか、就職の斡旋とか…まぁいろいろあるかな」


有耶「私でも勉強すれば魔法が使えるようになるの?」


アーク「誰でも…って訳にはいかないけど、まぁ魔法少女の適性がある人たちはみんなちょっと勉強すれば使えるようになるかな?」


有耶「そうなんだ…」


アーク「魔法少女は18歳まで、19の誕生日を迎えると変身できなくなるんだ。ここが魔法少女の【引退】だよ」


有耶「あっそうだ。途中で魔法少女ってやめられないの?」
328 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/09/09(金) 22:20:04.90 ID:beapKEB+O

アーク「うーん…やめられるといえばやめられるけど…」


有耶「えっなに?なにかあるの?」


アーク「まず、施術にかなりの時間がかかるね。ざっと2ヶ月」


有耶「にっ2ヶ月!?」


アーク「しかも【魔法少女に関することと、過去2年間の記憶】が消えてしまう…だからこれはオススメできないかな」


有耶「2年間の記憶…」
329 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/09/09(金) 22:21:12.46 ID:beapKEB+O

アーク「有耶は…選択権が無かったからね。でも安心して!私たちは君のバックアップを全力でするつもりだから!」


アーク「その中の最大のバックアップは…有耶専属のエージェントが付きます!」


有耶「それってアークのこと?」


アーク「そだよ!これからよろしくね!」


有耶「う、うんよろしく」


アーク「あっ!ちょっと頼りないとか思ったでしょ!」


有耶「えっ?い、いや〜そんなことないよ」
330 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/09/09(金) 22:22:40.62 ID:beapKEB+O

アーク「本当?」ジト…


有耶「ホントホント!」


アーク「ならいいけど…。おっと忘れるところだった…はい、どうぞ!」


有耶「なにこの封筒?」


アーク「有耶はもう契約しているからね、その前金ってやつだよ」


有耶「う、受け取れないよ!私まだ何もしてないし!」


アーク「お命がかかってるからねぇ。まぁ今もらっても困る!って子は結構いるから、こっちで預かっておこうか?」
331 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/09/09(金) 22:25:08.66 ID:beapKEB+O

有耶「その方がありがたいかも…」


アーク「じゃそうするね〜。勿論いつでも渡せるから入り用になったら言ってね!」


有耶「分かった…。ち、因みにいくらぐらいなの?」


アーク「えっとねぇ…ごにょごにょ」


有耶「」


アーク「あれ?有耶?」


有耶「」


アーク「おーい」
332 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/09/09(金) 22:26:00.48 ID:beapKEB+O

有耶「そ、それはだめだよ」プルプル


アーク「いやいや、命かかってる仕事だからね。こんなもんだよ」


有耶「そうなのかな…」プルプル


アーク「そうだよ」


有耶「あはは…すっごーい」プルプル


アーク「あっそれ毎月入ってくるからね」
333 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/09/09(金) 22:27:38.43 ID:beapKEB+O

有耶「」カチーン


アーク「あっ固まっちゃった」


有耶「わ、私そんな大金もらってどうすればいいのぉ…」カチーン


アーク「成果報酬もあるからね。ラルバ級を倒してもお小遣い程度だけど…ウォーリア級は結構もらえるよ」


有耶「ね、ねぇ!もうお金の話はやめない?」


アーク「えぇ〜お金の話が一番面白いのに…」


有耶「面白くないっ!」
334 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/09/09(金) 22:28:21.61 ID:beapKEB+O

アーク「それにしても遅いなぁ」


有耶「誰かを待ってるの?」


アーク「うん。ここの管轄の魔法少女がそろそろ来るはずなんだけど…」







「いやいや、さっきからいるじゃんか」
335 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/09/09(金) 22:31:09.40 ID:beapKEB+O
いつの間にか、私の隣に見知らぬ女の子が座っていた
灰色のショートボブに藍色の瞳
そして…その豊満な胸は彼女の軽装もあって、とても目立っていた
336 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/09/09(金) 22:31:53.53 ID:beapKEB+O

有耶「うわぁっ!いつの間に!?」


アーク「おわっ!びっくりしたぁ!」


「あはは!成功♪成功♪」


アーク「ちょっとシャムハトさん!イタズラはやめてくださいっていつも言ってるじゃないですか!」


シャムハト「いやーごめんごめん!なんかいやらしい話してたしさ、入りづらくって!」


有耶「い、いやらし…」
337 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/09/09(金) 22:33:03.18 ID:beapKEB+O

アーク「お金はいやらしくありませーん。…こほん!有耶、この人がここの管轄の魔法少女、シャムハトさんだよ」


シャムハト「よろ〜♪」ゴクゴク


有耶「あっそれ私のアイスココア!」


シャムハト「ごっそさん!はいお金」


有耶「お、お金はもういいんですよぉ〜!」


アーク「はぁ…」(まぁシャムハトさんと組んでいればまず、怪我すらすることもないでしょ)
338 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/09/09(金) 22:34:39.34 ID:beapKEB+O

シャムハト「わかった!わかった!じゃあ新しいやつ買ってくるから!ちょっと待ってて!」ガタッ


有耶「あっ別に…行っちゃった。なんか、すごい人だね」


アーク「…気をつけてね。あの人イタズラ好きだから、気を抜くと何されるかわかったもんじゃないよ」


有耶「そ、そうなんだ」


アーク「なんでも昔、本部の旻さんにイタズラして、今でも顔を見るたびに大喧嘩するらしいよ」
339 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/09/09(金) 22:35:17.57 ID:beapKEB+O

有耶「うわ…あの人優しそうなのに…そこまで怒らせるって何したんだろ」


アーク「さあねぇ…って旻さんが優しそう…?どこが?」


有耶「え?いやなんとなく」


アーク「あの人超〜怖いよ!基本無口だし、仕事の話しかしないし」


有耶「そうかな?」


アーク「そうだよ!」
340 : ◆rXvExd.sNw [sage]:2016/09/09(金) 22:36:24.49 ID:beapKEB+O

シャムハト「お待たせ〜。はいアイスココア!」


有耶「あっありがとうございます?」


シャムハト「いえいえ〜さぁさぁどうぞ!」


有耶「頂きます…ゴホッ!これブラックコーヒーじゃないですか!!」


アーク「シャムハトさん」


シャムハト「なに?」


アーク「それ、今日二回目です」


シャムハト「マジで?」


アーク「マジです」
341 : ◆rXvExd.sNw [sage]:2016/09/09(金) 22:37:47.86 ID:beapKEB+O
私は苦さに咳き込みながら、この魔法少女に若干の不安を覚えていた…



因みに、結局アイスココアは飲めませんでした
342 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/09/09(金) 22:42:03.17 ID:beapKEB+O
シャムハト 18歳

身長170cm
Fカップ
灰色のショートボブ
藍色の瞳

【性格】
あらゆる格闘技に精通している接近戦のプロ。特殊スキルがない代わりに基本スペックが高い
自分で技名を叫んで攻撃する
イタズラをする事が大好き。その為に変身したり、必殺技まで使ったりする
過去にあった事は全く気にしない
引退が近い

【武器】
無し

【能力】
攻撃力…高い
防御力…高い
スピード…高い
魔力…普通

【スキル】
無し

【必殺技】
陶酔の手練れ…触れた相手の感情や感覚、精神力を操作し、5分間泥酔状態にする。自身に使用することも可能
343 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/09/09(金) 22:47:42.30 ID:beapKEB+O
次回安価
有耶が帰る途中にあったのは誰?

1.真央
2.ミレイユ
3.旻の相方
4.誰にも会わなかった


>>347
344 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/09/09(金) 22:48:34.08 ID:beapKEB+O
今日はここまでです
ありがとうございました
345 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/09/09(金) 22:49:05.90 ID:sYzU7c0C0
1
年上ほど能力高めっぽい?
346 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/09/09(金) 23:08:43.56 ID:V3OgWouwO
2
347 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/09/09(金) 23:08:51.06 ID:vQ+fuP6CO
3
348 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/09/09(金) 23:09:48.30 ID:V3OgWouwO
乙子
349 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/09/11(日) 20:37:39.39 ID:1rNOff1g0
a
350 : ◆rXvExd.sNw [sage]:2016/09/12(月) 23:15:23.81 ID:3wKeyoOLO
明日の22時ころから再開したいと思います
351 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/09/13(火) 23:01:19.14 ID:FMwMbnGWO
一時間遅れました…
始めたいと思います
352 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/09/13(火) 23:03:35.35 ID:FMwMbnGWO

喫茶店でそれぞれ連絡先を交換した後、私達はシャムハトさんと別れた
今私は、アークが呼んだ迎えの車で帰路についている



アーク「ホントにここでいいの?もっと家の近くまで送るのに」


有耶「うん買い物したいから。送ってくれてありがとう!」


アーク「気をつけてね。じゃあまた明日!」


有耶「うん!ばいばーい!」
353 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/09/13(火) 23:04:33.13 ID:FMwMbnGWO
黒塗りの車を見送った後、行きつけのスーパーに向かう
…それにしてもまたあの高そうな黒塗りの車だったなぁ
354 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/09/13(火) 23:05:50.07 ID:FMwMbnGWO

30分後、私は買い物を終えて再び帰路につく
叔母さんのおつかいと、足りなくなった日用品を買ったので、少し荷物は重めだ
帰ってから何をしようか考えながら歩いていると、後ろから声をかけられた
355 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/09/13(火) 23:07:04.55 ID:FMwMbnGWO

?「あ、あの!都岐有耶さんだよね?」


有耶「え?そうですけど。あ!旻さんの…助手?さんだよね」


?「うんそうだよ。えっと…今日は、師匠からお届け物をするついでに様子を見てこいって言われてて」ゴソゴソ


?「はいどうぞ」スッ


有耶「えっとこれは?」
356 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/09/13(火) 23:07:54.04 ID:FMwMbnGWO

?「えーっと…あっそうそう非常ベルだよ。命の危険を感じたら遠慮なく押してくれって」


有耶「非常ベル…?因みに押したらどうなるの?」


?「え?うーん…どうなるか聞いてないし、わからない」


有耶「はぁ…」
357 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/09/13(火) 23:08:44.21 ID:FMwMbnGWO

?「見た所平気そうだね。エージェントと管轄の魔法少女にはちゃんと会えた?」


有耶「あっうん。ちゃんと連絡先も教えてもらったし、それは大丈夫だよ」


?「そっか。じゃあ非常ベルも渡したし、今の所は特に心配いらないね」


有耶「うん。…ねぇちょっと聞いてもいい?」


?「え?うんどうしたの?」
358 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/09/13(火) 23:09:31.58 ID:FMwMbnGWO

有耶「あなたってエージェントなの?魔法少女なの?」


?「私?エージェント兼魔法少女…かな?」


有耶「ってことはこっちの世界の人なんだね」


?「そうだよ。ってよく考えたら自己紹介とかしてなかったね」


彩香「私、綾原 彩香(あやはら さいか)。中学二年生だよ」


有耶「あっ私と同い年だ。いつ魔法少女に?」
359 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/09/13(火) 23:11:20.63 ID:FMwMbnGWO

彩香「大体2ヶ月前だよ。私は、グリモア適性が低かったらしくって、まだ完全に魔法少女の力が覚醒してないんだ」


彩香「なんでも、訓練すればいずれ完全覚醒する…らしい」


有耶「へぇー。じゃあそれで、旻さんは彩香を助手にして色々教えてるんだ」


彩香「うんそういうこと。…ねぇ有耶!私たち魔法少女になって日が浅い同士、仲良くやれると思うの。だからさ、番号教えてくれない?」
360 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/09/13(火) 23:12:19.15 ID:FMwMbnGWO

有耶「うんいいよ!初心者同士仲良くやろう!」


彩香「やった!じゃあこれからよろしくね?有耶!」


有耶「よろしく、彩香!」



二人の魔法少女は夕日の光の中、意気投合する
やがて二人は別れ、それぞれの帰路についた…
361 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/09/13(火) 23:14:27.80 ID:FMwMbnGWO

某所



仮面「…一回目の襲撃で得られた情報ハ以上ダ」


大和「本部付きが出てくるの早すぎない?何か、仕掛けがありそう」


瀬名「た、対策も早い…です。もうすでに…各支部に護衛の魔法少女をつけたようです…よ」


リリス「それさぁ…護衛と本部付き同時に相手しなきゃならないってこと?はっ無理ゲーじゃん」


京「…」
362 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/09/13(火) 23:15:27.35 ID:FMwMbnGWO

仮面「…作戦は今思案中ダ。しばらく待ってクレ」


リリス「はぁ…また待ち?もう、その辺の魔法少女人質にとって本部付き誘い出してボコればいいじゃん!よくない?流石私。天才だよ!」


大和「ねーねーぎゅーして」


仮面「マタカ…ほら」ぎゅー


大和「えへへ」
363 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/09/13(火) 23:16:15.01 ID:FMwMbnGWO

瀬名「姉妹みたい…ですね」


リリス「おい無視すんな」


仮面「その作戦はダメダ。関係ない奴ハ巻き込まないようにスルと最初に言ったダロ?」


リリス「魔法少女の時点で無関係じゃないでしょ。ボケたこと言わないでくれる?」


仮面「ダメダ」
364 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/09/13(火) 23:17:07.32 ID:FMwMbnGWO

リリス「…あっそ」


仮面「ヤハリ本部付きが厄介ダナ…」


瀬名「…あ、あの人を引き入れるのは…どうでしょう」


リリス「あいつ?ムリムリ」


大和「どちらかと言うと向こうに付きそうじゃない?」
365 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/09/13(火) 23:18:10.10 ID:FMwMbnGWO

仮面「…とにかく、少し時間をクレ。その間各自、慎重に情報を集めてホシイ」


リリス「はいはーい。いつも通りね」


大和「分かったよ!」


瀬名「が、頑張ります…」


京「主の命ずるままに…」


仮面「…デハ解散」
366 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/09/13(火) 23:19:08.62 ID:FMwMbnGWO

皆が帰り一人になる。フードと仮面を取り、一人思考を巡らせる



仮面(今一番怖いノハ、リリスの暴走ダ。あいつは味方扱いしてはイケナイ)


仮面(本部付きか…こちら側デまともに相手をできるのは私と京ダケ)


仮面(やはりあいつがホシイ…こちら側に引き入れる作戦モ立ててみルカ)
367 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/09/13(火) 23:19:58.59 ID:FMwMbnGWO

今後について考えていると携帯が鳴った
着信の相手は、私の最愛の相手だ



仮面「モシモシ…ああ、もう少しシタラ帰るヨ…ああ分かっタ、帰りに買って行コウ」


仮面「じゃあ少しだけ待っててクレ」


真央「有耶」
368 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/09/13(火) 23:23:18.58 ID:FMwMbnGWO
綾原 彩香 (あやはら さいか)14歳

身長155cm
Dカップ
茶髪のツーサイドアップ
変身後はノーパン

【性格】
大人しく健気でやや地味
旻を師匠と呼び慕う。彼女の前ではやや自己主張が激しくなる
まだ力が覚醒しておらず、完全に変身できない

【武器】
無し

【能力】
攻撃力…非常に低い
防御力…非常に低い
スピード…非常に低い
魔力…非常に低い


【スキル】
眠りの繭…状態異常を無効化する。また、自分の受けた傷を少しづつ治していく

【必殺技】
無し
369 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/09/13(火) 23:34:24.81 ID:FMwMbnGWO
影崎 真央(かげさき まお) 17歳

身長166cm
Cカップ
白のゆるふわロング
赤色の瞳

【性格】
滅多に感情を露わにせず口数も非常に少ない
仕事はただ黙々と処理することを好む
ややカタコト気味

【武器】
大鎌

【能力】
攻撃力…非常に高い
防御力…非常に低い
スピード…早い
魔力…やや高い

【スキル】
・聞こえざる宣告…テレパシーを発信する。受信はできない
・ライトニングウィップ…光の鞭を作り出す。捕縛している相手から魔力を奪うことができる
・死の操演…大鎌を離れていても操作することができる

【必殺技】
マテリアルスライサー…生物以外の物を離れていても切り裂くことができる。対象の質量や大きさが大きくなればなるほど消費する魔力が増える
使用する際には他人に対象を宣告しなければならない
370 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/09/13(火) 23:39:06.12 ID:FMwMbnGWO
次回安価
次の日、シャードが発生する場所は?
1.旧校舎
2.駅前
3.デパート

>>375
371 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/09/13(火) 23:39:48.83 ID:FMwMbnGWO
今日はここまでです
ありがとうございました
短くてすみません
372 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/09/13(火) 23:40:00.55 ID:VNzbiwRL0

なんかいっぱい出てた……

3
373 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/09/13(火) 23:49:26.29 ID:UL/ghn5k0

1
374 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/09/14(水) 11:14:15.28 ID:GOaerJHeO

2
375 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/09/14(水) 15:17:40.75 ID:D1J/szcvO
1で
376 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/09/18(日) 14:24:56.88 ID:Gjc+tTDRO
明日の20時ころから再開したいと思います
377 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/09/18(日) 18:20:13.64 ID:TAc5moxMO
備えよう
378 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/09/19(月) 21:07:43.96 ID:TPoN8nwxO
一時間遅れてしまいましたね…すみません

では始めたいと思います
379 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/09/19(月) 21:09:23.28 ID:TPoN8nwxO

本部、開発課

彩香は軽い足取りで師匠の元へと向かう。行き先は本部3階の開発課だ
旻は、空いた時間を魔力を使った義手の開発や、念力の訓練などに使っている



彩香「師匠戻りましたよー!」


忍「…お帰りなさいませ彩香様」


旻「…ふぅ。で、どうだった?」


彩香「無事エージェントと魔法少女に会えたそうです。表情も明るかったですし問題なさそうです」


旻「あそこは…傘波だからシャムハトか。実力は折り紙付きだし問題無いだろう。…性格には難ありだが」
380 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/09/19(月) 21:10:53.24 ID:TPoN8nwxO

彩香「師匠、義手の方はどうですか?」


旻「義手か。悪く無いが…まだ重いし、大きい。動作は今の所問題ないが」ガシャガシャ


彩香「ロボットみたいでかっこいいですね。ロケットパンチとかできないんですか?」


旻「できるわけないだろ…。将来的には見た目も目立たないものにしていく予定なんだが…まだまだ先になりそうだ」
381 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/09/19(月) 21:12:40.51 ID:TPoN8nwxO

忍「…旻様、まもなく念力の訓練のお時間です。そろそろお片づけをなさった方がよろしいかと」


旻「ん、もう時間か」


彩香「まだ念力の訓練してるんですか?」


旻「自力で生活できるレベルまではきてるが…もう少し高めたいからな」


彩香「ちゃんと休まないとダメですよ」
382 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/09/19(月) 21:14:01.79 ID:TPoN8nwxO

旻「お前の知らない所でちゃんと休んでるよ。それより、もう結構いい時間だぞ?帰らなくてもいいのか?」


彩香「うぅー…わかりました、今日はもう帰ります」


旻「…前にも言ったが毎日来なくてもいいんだぞ?」


彩香「え?嫌ですよ!私は毎日師匠に会いたいんですから!」


旻「そ、そうか」


忍「…」


旻「お前もしっかり休めよ」


彩香「わかりました!ではまた明日!」


忍「お疲れ様でした」
383 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/09/19(月) 21:15:36.90 ID:TPoN8nwxO

彩香は、帰ってからのことを鼻歌交じりに考えながら再び軽い足取りで本部を後にする


彩香(やっぱり師匠はかっこいいなぁ…)


彩香(いつか、私も師匠みたいになれるかな?)


彩香(それはムリなんだろうけど…)


彩香(でもいつか、認めて欲しいから、ちゃんと努力しないとね!)
384 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/09/19(月) 21:16:45.93 ID:TPoN8nwxO

本部、第2会議室

旻は、忍を連れて二人の待つ会議室に向かう
念力の訓練…というのは程のいいごまかしだ
入り口で忍を待たせ、会議室に入ると既に座っている二人から非難の視線を感じた



ミレイユ「…あら?随分と遅いですね。もうとっくに時間は過ぎていますわよ?」


旻「いやすまない。ちょっとした用事があってな」


「いつものことだから気にしてない…」
385 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/09/19(月) 21:18:23.72 ID:TPoN8nwxO

ミレイユ「いや気にしなさいな穏乃。本部の魔法少女である私達が時間にだらしないのはどうかと思いますわ!」


穏乃「今更どうしようもないし…」


旻「…さて、私からは御津呉支部襲撃の件についてだ」


穏乃「なにか進展あった?」


旻「犯人については無しだ。とりあえず事後処理の報告をするぞ」
386 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/09/19(月) 21:20:34.12 ID:TPoN8nwxO

旻「御津呉支部は廃止。エージェント達は新設された【古湊(こみなと)支部】に移動することになった」


旻「古湊支部の護衛は真田と神流木に命じてある。その他、東西南北の主要な支部に護衛をつけた」


旻「東区の古湊は今言った通り。西区の【傘波(かさなみ)】はシャムハトと宮本」


旻「南区の【月潮(つきしお)】は上条翠と入山」


旻「そして北区の【灯鐘木(とうしょうぎ)】は…須戸部と久世だ」


ミレイユ「えっ!あの二人!?」
387 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/09/19(月) 21:22:40.01 ID:TPoN8nwxO

穏乃「久世さんはともかく…須戸部は了承したの?」


旻「幾つか条件を出してきたが…まぁなんとかなった」


穏乃「条件?」


旻「前からあいつが言っていた【戦闘禁止区域】を正式に認めること、あとはそれに関する細かな規定を出してきた」


穏乃「…」
388 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/09/19(月) 21:23:31.33 ID:TPoN8nwxO

旻「今後支部襲撃が起こった場合は、護衛の魔法少女が対処し、私達の誰か一人が現場に急行することになった」


ミレイユ「…」


旻「小規模支部は随時廃止し、この際規模の縮小を図る。もともと支部は多すぎたからな」


ミレイユ「シャード出現率も激減してますからねぇ…襲撃が無くてもいずれはこの流れが来てたのでしょう」


旻「あとはこの資料…この前の襲撃の時に戦った魔法少女の情報が書いてある。目を通しておいてくれ」
389 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/09/19(月) 21:24:39.73 ID:TPoN8nwxO

穏乃「どれ…武器は大鎌を使用、対人戦闘に慣れていて高い実力を持つものと思われる…」


ミレイユ「身長は165程度、黒のフード付きのローブと仮面、及び手袋を着用…」


旻「敵は複数の可能性も否定出来ない。二人とも注意してくれ」


旻「それと最後に…護衛と私達には敵対魔法少女の捕獲命令が出ている。無傷…とまでは言わないが、生きて連れて来いとのことだ」


ミレイユ「捕獲ですか…」
390 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/09/19(月) 21:25:43.63 ID:TPoN8nwxO

穏乃「私達は対人戦の訓練やってるけど…護衛は大丈夫かな?躊躇が命取りになる」


旻「問題ない人選だと考えているし、それを想定して護衛を二人つけている」


旻「他に何かあるか?」


ミレイユ「いえ私は特に」


穏乃「私も」


旻「じゃあ私からは以上だ」
391 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/09/19(月) 21:27:18.95 ID:TPoN8nwxO

ミレイユ「私からは一つだけ。シャード出現率の低下の原因についてですが…やはり一月前の結界強化が効いているものと思われますわ」


旻「こっちは順調なんだがな…」


穏乃「ウォーリア級がパッタリ出てこなくなったのが気になる」


ミレイユ「恐らくシャード達も慎重になっているのでしょう。ウォーリア級とは膠着状態になっていると言わざるおえませんね。私からは以上です」
392 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/09/19(月) 21:28:44.97 ID:TPoN8nwxO

穏乃「私からも一つ。先日旻から預かったグリモアだけど、過去にロストしたものだと判明した」


旻「ロスト?」


穏乃「もとの持ち主とともに行方不明になっていたみたい。持ち主の名前は…【メタ】」


ミレイユ「メタ…って【あの二人】のエージェントでしたわよね」


穏乃「もしかしたらメタとあの二人はどこかで生きているのかもしれない」


旻「そんなことがあるのか…?そうだとして、有耶に預けた意味がわからないな」


ミレイユ「謎ですわね…何か理由がなければグリモアを預けたりなんてしないでしょうし…」


穏乃「…とりあえずあのグリモアの出処はわかった。あとは本人しかわからないよ」


穏乃「以上終わり」
393 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/09/19(月) 21:30:24.40 ID:TPoN8nwxO

旻「じゃあ今日はこれで解散だな。いや昨日から忙しかったし…流石に疲れた」


ミレイユ「お疲れ様。ご褒美に肩を揉んであげますわ」


旻「あぁ〜……このまま寝そうだ……」


穏乃「私は先に行くよ。それじゃ」


ミレイユ「さようなら。あっ旻起きなさい!寝ちゃダメよ!」


旻「んー……」
394 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/09/19(月) 21:32:09.98 ID:TPoN8nwxO

ミレイユ「はぁ…全く、無理するからこうなるのですわ。忍、入ってきて」


忍「…失礼します」


ミレイユ「悪いんだけど、旻を部屋まで運んでくれるかしら?」


忍「あぁ寝てしまったのですね、わかりました。旻様は一度寝てしまうとなかなか起きませんからね」


ミレイユ「もう少し私達を頼ってくれてもいいのですけどね」



忍は魔法を使って旻を浮かばせる
旻の体は音もなくふわりと宙に浮かぶ



忍「それではミレイユ様、失礼致します」


ミレイユ「お願いしますわ」
395 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/09/19(月) 21:34:23.40 ID:TPoN8nwxO

次の日
学校

今日は何事もなく平和な1日だった
朝は、いつも通り真央ねえを起こして
昼は、友達と談笑しながら食べて
授業中は、ウトウトしながらノートをとって
そして放課後



有耶「ごめん!今日は先に帰ってて!」


「ん?」


「どしたのさ?」


アーク「何か用事?」
396 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/09/19(月) 21:35:40.51 ID:TPoN8nwxO

有耶「うん。実は今日、クラス委員で旧校舎に荷物を運ばなきゃいけなくって」


「なーんだ」


「うーん…じゃあまた明日だね!」


アーク「一人で大丈夫?」コソコソ


有耶「え?いや一人じゃないし大丈夫だよ?」コソコソ


アーク「いやそうじゃなくって…」コソコソ
397 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/09/19(月) 21:36:35.39 ID:TPoN8nwxO

有耶「あっ!…うん大丈夫!心配しないで」コソコソ


アーク「…わかった。じゃ怪我しないようにね」コソコソ


「じゃーな有耶」


「お先〜」フリフリ


有耶「うんばいばーい!」フリフリ
398 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/09/19(月) 21:37:13.49 ID:TPoN8nwxO

三人と別れて旧校舎に向かう
今私達が使っている校舎は6年前に建てられたもので、とても新しい
旧校舎は校舎の裏側にあって、今は倉庫兼部室棟となっている



有耶「すみませーん少し遅れました」


先生「よし人も集まってきたし、始めるか!まずは────────」
399 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/09/19(月) 21:39:10.41 ID:TPoN8nwxO

今回運ぶのは生徒会の使っていた資料や簿冊などのようだ
正直どうして取っておくのか理解できない
オマケに、それらが詰められた段ボールは結構重たいのだ

1時間かかって、ようやく結構な量の荷物は運び終わった



先生「いやぁご苦労さん!じゃこれお礼ね、一人一本」



そう言って先生はいつの間にか後ろに用意してあった箱を前に出し、ジュースを配りはじめた
400 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/09/19(月) 21:40:56.00 ID:TPoN8nwxO

先生「あっ!都岐さんちょっとこれ、お願いできるかな?」チャリ


有耶「これは?」


先生「文章庫のカギ、ちょっとしめてきてくれる?」


有耶「えっ!私ですか!?」


先生「頼むよ、ジュース2本やるからさ」


有耶「は、はぁ…わかりました」


先生「うむよろしい」
401 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/09/19(月) 21:41:53.85 ID:TPoN8nwxO

カギを受け取って旧校舎に向かう
旧校舎に入ると先ほどまで聞こえていた部活動の音が止んでいて、静寂に包まれていた
まるで人がいないように



有耶「?」



静かすぎると思いつつも文章庫に向かう
途中で人に会うこともなく目的地に到着した



有耶「まぁもう遅いしみんな帰っちゃったのかな?」



カギを締めながら独り言を言う
その時、人の気配を感じた
402 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/09/19(月) 21:42:38.10 ID:TPoN8nwxO
すぐ隣から
403 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/09/19(月) 21:43:37.82 ID:TPoN8nwxO

有耶「わっ!ビックリしたぁ!」


「…」



ぼぅっと立つこの男子生徒を一目見て思い出したことがある
この前のおまわりさんだ



有耶「あ…」


「ギギッ…!」



あの時とは違い、彼の体は瞬く間に膨れ上がり、爪と牙は獣のように太く鋭くなってゆく
ギョロリと光る瞳は敵意をこちらに向けている
404 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/09/19(月) 21:44:18.75 ID:TPoN8nwxO

有耶は再び現れたシャードを前に、ただ変身していくのを眺めていた…
405 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/09/19(月) 22:06:35.28 ID:TPoN8nwxO

雨笠 穏乃 (あまがさ しずの)15歳

身長147cm
Aカップ
茶髪の肩甲骨辺りまで伸びたポニーテール

【性格】
本部直属の魔法少女の一人
物静かで優しい性格だが、家ではだらしなく下着姿で生活している

【武器】
日本刀

【能力】
攻撃力…非常に低い
防御力…高い
スピード…普通
魔力…普通


【スキル】
陽炎…残像を作り出し敵を幻惑する
剣鬼…魔力を消費して自身の攻撃力を上げる
赤鬼…攻撃を受けると攻撃力が上がる
青鬼…敵が強化されると攻撃力が大きく上がる


【必殺技】
明鏡止水…3分間自身の全ての能力を上げる。また、スキルの効果も上がる
終了後、スペックダウンする
406 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/09/19(月) 22:16:49.61 ID:TPoN8nwxO
おまけ



チュンチュン


旻「…忍、ここはどこだ?」


忍「私の部屋です」


旻「…忍、どうして私は裸なんだ?」


忍「洗濯の為に私が脱がせましたが、お着替えがありませんでしたので仕方なく部屋を暖めて毛布を掛けておきました」


旻「…」


忍「…?」


旻「…はぁ、いやいい。それより早く服をくれ」


忍「その前にシャワーを浴びられてはどうでしょうか?」


旻「…わかった」


忍「では…」ぬぎ


旻「まて、なんで脱ぐんだ!」


忍「…お背中をお流ししようと思いまして。さ、こちらです」


旻「あっちょっとまて、こら…」
407 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/09/19(月) 22:18:07.95 ID:TPoN8nwxO
次回安価
有耶の行動は?

1.旻の言いつけを守り退避する
2.変身して戦う
3.非常ベルを押す

>>411
408 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/09/19(月) 22:18:47.45 ID:TPoN8nwxO
今日はここまでです
ありがとうございました
409 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/09/19(月) 22:21:15.10 ID:MtImsfgi0
1
410 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/09/19(月) 22:21:42.33 ID:TgUS1vKz0
2
411 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/09/20(火) 00:03:36.61 ID:D3jvZ+JTO
なんか聞き覚えがあると思ったら、あの二人+一人行方不明になってたのか
変な目に遭ってないといいんだが、安価は1で
412 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/09/20(火) 10:20:34.81 ID:uzCmLEoAO
すみません…名前を間違えておりました


>>386

旻「南区の【月潮(つきしお)】は上条翠と入山」
          ↓
旻「南区の【月潮(つきしお)】は上六条と入山」


訂正します…
413 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/09/22(木) 14:10:21.38 ID:KukGrD9cO
24日(土曜日)の21時頃から再開したいと思います
414 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/09/24(土) 22:53:57.21 ID:FCH6P+jEO
すいません更新は明日の9時からにします…
415 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/09/25(日) 20:58:15.60 ID:7onSD0ywO
昨日はすみませんです…
では始めたいと思います

416 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/09/25(日) 20:58:57.14 ID:7onSD0ywO

夕方の旧校舎、夕日が完全に姿を変えた彼を赤く染める。まっすぐに私を見つめ、そしてこちらに向けて走り出した
彼が一歩踏み出すたびに、木の床が大きく軋む。その音でどれだけのパワーを持つのか想像できた


私は戸惑いから判断が遅れ、行動を起こす前にシャードは振り上げた手を下ろしてきた
反射的に屈んでなんとか回避、転がって立ち上がりそのままシャードとは反対方向に走り出す
417 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/09/25(日) 21:00:02.92 ID:7onSD0ywO

有耶「へ、変身!」



走りながら魔法少女へと姿を変える
応戦しようと刀に手を掛けたとき、ふとあの人の言葉が頭に過ぎった



旻『最後に…魔法少女になったことで、有耶君はこれからシャードに狙われるだろう。だがまだ戦うべきではない、もし出会ったのなら逃げることだ』


有耶『逃げる…ですか?』


旻『そうだ。これは必ず守ってほしい。わかったか?』


有耶『…わかりました』

418 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/09/25(日) 21:01:06.60 ID:7onSD0ywO

私には、魔法少女として経験がなさ過ぎる…というか全く無い
追ってくるシャードが、ラルバなのかウォーリアなのかすらわからない。そんな状態で戦うのは危険過ぎる
そう判断した私は逃げの手を打つ事にした





有耶(『これ』使えるかな?)
419 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/09/25(日) 21:02:11.91 ID:7onSD0ywO

有耶の…
式 神 召 喚『分 身』
420 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/09/25(日) 21:02:57.81 ID:7onSD0ywO

袖からヒトガタの紙がヒラリと飛び出す
それは瞬きの一瞬で私そっくりの分身に姿を変えた



分身「…」


有耶「やった、うまくいった!後ろの足止め、よろしく!」


分身「ん、わかった」



返事の後、分身は身を翻しシャードに向かって走り出した
私は振り向くことなく走り、そして旧校舎から脱出した
421 : ◆rXvExd.sNw :2016/09/25(日) 21:04:55.86 ID:7onSD0ywO

分身「さて」


「ギアア!」


分身「あしどめ」
422 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/09/25(日) 21:05:57.36 ID:7onSD0ywO

分身の…
封 印 剣 !

シャードの右足を封じた!



「ギアアァァァ!!!」


分身「おとなしくしてて」
423 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/09/25(日) 21:07:25.60 ID:7onSD0ywO

旧校舎を出て後ろを見る
ズシンズシンとシャードの暴れる音が聞こえる
分身の足止めが上手く効いているようだ



有耶「ふぅ…これでいいよね?」


シャムハト「止めは?刺さないの?」


有耶「うわっ!シャムハトさん!?」


シャムハト「やぽ♪」
424 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/09/25(日) 21:08:33.62 ID:7onSD0ywO

急に湧いて出たシャムハトさんに驚いて、思わず大きな声を上げてしまった
当の本人はニコニコと人の良さそうな笑みを浮かべてこちらを見ている



有耶「どどうしてここに?」


シャムハト「いや私んとこの管轄だし?」


有耶「は、はぁ…」


シャムハト「それより!なんで止め刺さないの?」


有耶「え?」


シャムハト「君の分身、ぼぉーっとしてるけど」
425 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/09/25(日) 21:11:51.51 ID:7onSD0ywO

気づくと確かに物音は止んでいる
足止めをしているにしては静かすぎる



有耶「あはは…まだよく扱い方がよくわからなくって」

シャムハト「ふぅん。じゃあ自分でやっちゃえばいいのに」


有耶「私、戦闘を禁止されてて…」


シャムハト「はぁ?誰に?」


有耶「えっと…旻さんです」
426 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/09/25(日) 21:12:32.09 ID:7onSD0ywO

シャムハト「はぁ〜っ…有耶、今は私がついてるからさっさとトドメ刺してきて!」


有耶「えっ?でも」


シャムハト「いいからいいから!」


有耶「はぁ、わかりました」


シャムハト「全く…」
427 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/09/25(日) 21:13:34.65 ID:7onSD0ywO

シャムハトに促されトドメを刺しに旧校舎に戻る
そこには四肢を弓で射抜かれたシャードが弱々しく暴れていた
体中の傷から黒い煙を上げている
分身は壁にもたれかかりながらそれを眺めていた
428 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/09/25(日) 21:15:21.74 ID:7onSD0ywO

分身「あしどめ、いじょうなし」ビシ!


有耶「うわ、ちょっとグロ…じゃなくてあなた、私より強いんじゃないの?」


分身「わたしは、うやとおなじ」


有耶「えぇー…わたしこんなのできないよ」


分身「できるまちがいなく。…とどめさす?」


有耶「うん、お願い」


分身「わかった」
429 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/09/25(日) 21:17:10.63 ID:7onSD0ywO

そう言って分身は弓を引きしぼる
少し溜めた後、矢を放つ
矢は正確に眉間を捉え、シャードは断末魔を上げることなく力尽きる

黒い煙が晴れると男子生徒が倒れていた
ふと気づくと、シャードの暴れた後が消えて、放課後の音が聞こえてきた
私はそれを聞いて慌てて変身を解除する
変身を解除したと同時に分身も消えてしまった
430 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/09/25(日) 21:18:10.10 ID:7onSD0ywO

有耶「ふぅ…終わった。さて、どうするかな」



倒れている男子生徒をどうしたものかと迷っていると携帯が鳴る
アークからだった



アーク『あっもしもし?怪我はない?』


有耶『うん大丈夫だよ』


アーク『ホントに?』


有耶『心配しすぎだよ〜。あっそうそう一つ困ってるんだけど』


アーク『えっ!?何どうしたの!?』
431 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/09/25(日) 21:20:58.22 ID:7onSD0ywO

有耶『いやシャードから解放した人をどうしたものかと…』


アーク『ああ、それなら心配しないで』


アーク「私が何とかするから」



電話をしながらこっちに向けて来ていたらしい
廊下の角を曲がってアークが姿を表す



有耶「ほんと?じゃあお願いできる?私先生に鍵を返さなきゃいけないから」


アーク「まかせて!」


有耶「ありがとう!じゃあまた後でね」
432 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/09/25(日) 21:21:35.43 ID:7onSD0ywO

倒れている彼をアークに任せ、自分に与えられていた仕事を片付けることにした
ジュースを配っていた場所には既に人影は無かったが、職員室で無事先生を見つけ、鍵を返した

校門を出ると、シャムハトさんとアークが待っていてくれた



アーク「お疲れ様、有耶」


シャムハト「よっお疲れちゃん。ちょっとお茶してかない?」
433 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/09/25(日) 21:24:18.52 ID:7onSD0ywO

シャムハトさんの誘いを受けて、私とアークは後に続いて駅前の喫茶店まで来た
私はやはりアイスココアを(今度は自分で買ってきた)、シャムハトさんとアークはブラックコーヒーを買って席に着いた



シャムハト「でさ、今回が初めてだっけ?戦うの」


有耶「いえ、二回目です。一回目は事故みたいな感じで」


シャムハト「ふーん」


有耶「それにしても…アークちゃんは帰ったんじゃ」


アーク「帰るわけないでしょ?ずっと物陰で見守ってたわ」
434 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/09/25(日) 21:27:44.14 ID:7onSD0ywO

有耶「うわストーカー」


シャムハト「ストーカーだぁ…」


アーク「酷くない?…こほん、それより有耶」


有耶「うん?」


アーク「どう?1日考えてみて。考えは変わらない?」


有耶「…うん、変わらないよ」


アーク「そっか…わかった!」


シャムハト「うーん…」


有耶「シャムハトさん…?」
435 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/09/25(日) 21:28:50.79 ID:7onSD0ywO

難しい顔をしながら、コーヒーを飲みつつ何かを考えているようだ
アークは頭に「?」を浮かべて答えを待っている
私は何となくこの少しの間を窮屈に感じて、ココアを飲みながら時間を潰すことにした
シャムハトさんは、よし、と何かを決めたように呟くとコーヒーを置いた



シャムハト「今週の土曜日、ちょっと訓練とかやってみない?」


有耶「訓練…ですか?」


シャムハト「そ、訓練」


アーク「…」
436 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/09/25(日) 21:30:26.15 ID:7onSD0ywO
突然の申し出に戸惑いながら、私はシャムハトさんの藍色の瞳を見ていた…
437 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/09/25(日) 21:43:46.13 ID:7onSD0ywO
今日はここまでです
ありがとうございました
438 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/09/27(火) 03:29:40.11 ID:cIutX7dgO
遅くなったけど次回安価貼るよ!


視点移動先は誰?

1.ミレイユ
2.穏乃
3.旻
4.???

>>441
439 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/09/27(火) 07:18:48.14 ID:hFswP9k9O
安価下
440 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/09/27(火) 08:08:41.28 ID:SDCG5sUu0
4
441 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/09/27(火) 11:56:23.37 ID:s7xa68F00
これは4しかなかろう
442 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/10/03(月) 12:05:38.97 ID:ElB8iz9eO
今晩22時くらいから再開したいと思います
443 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/03(月) 15:00:53.62 ID:KciFpzD6O
備えよう
444 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/10/03(月) 22:29:18.05 ID:ElB8iz9eO
こんばんは
では始めたいと思います
445 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/10/03(月) 22:31:00.95 ID:ElB8iz9eO

東区、御津呉町


夜、夏も終わり夜の寒さが肌で感じられるようになった。街の靄のかかった星空を眺めながらそんな事を考える

ビルの屋上で足をバタつかせながら相棒の連絡を待つ。今日は狩りの日だ
久しぶりにウォーリア級を見つけ、浮かれながら追い回していたものの見失ってしまった
446 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/10/03(月) 22:31:55.61 ID:ElB8iz9eO

もう少し行けば北区、例の奴の縄張りだ
そこに逃げ込まれたらもう手出しはできない
あそこのキチガイは無駄に強い

なぜキチガイかって?
だってあいつは──────────
447 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/10/03(月) 22:32:53.70 ID:ElB8iz9eO

ザザッ

『ポチ!降りてらっしゃい。見つけたわ』


「誰がポチやねん」


『急がないとマズイよ。さっさとして』


「はいはい、ご主人様」


『あと15秒、脇から通りに出てくる。相変わらず人間に化けたまま』


「あいよ」
448 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/10/03(月) 22:34:01.79 ID:ElB8iz9eO

立ち上がり、大小二振りを引き抜く
我が愛刀たちは待ち望んだ出番に歓喜しているように手によく馴染んでいた
目を閉じ、前のめりに重力に身を預ける

無線の相手…神流木蜈蚣は私の相棒で、たまに人の事をペット扱いして来る無礼者だ
同じ学校、同じ学年、同じクラスでおまけに魔法少女になったのも同じ日…ここまでくると腐れ縁と言わざるおえない
449 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/10/03(月) 22:35:17.07 ID:ElB8iz9eO

目を開けると、ちょうど追っている二人組みが通りに出てきた
ビルの側面を蹴り二人に向かって跳ぶ
そして───────



スタッ

結「おいおいお〜い。どこいくのさぁ」


男の子「くそっ!なんなんだよお前ら!」


女の子「逃げて!私が囮になるから!」


結「ふーん。いやいや美しいねぇ。私達の友情にくらべたら…さ」


蜈蚣「何遊んでるのポチ。さっさと仕留めないと…あいつの縄張りに片足突っ込んでるよ」
450 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/10/03(月) 22:36:25.36 ID:ElB8iz9eO

結「マジ?てかポチやめーや」


男の子「!」


女の子「挟まれた…!」


結「おらシャード!とっとと変身しねーとどっちもぶっ殺すぞ!」


男の子「は、はぁ?何言ってるんだよお前!」


女の子「し、しゃーど?何言ってるかわからないよ!もうやめて!人違いだよ!」
451 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/10/03(月) 22:37:32.47 ID:ElB8iz9eO

蜈蚣「…」シュッ



蜈蚣の袖から飛び出したナイフが女の子の右腕を掠める



女の子「痛…!」


男の子「大丈夫か!…この!よくも!」


女の子「なに…これ…」



蜈蚣がニヤリとご満悦な笑みを浮かべる
傷跡からは黒い煙が上がり、右腕は徐々に形を変えていく
452 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/10/03(月) 22:39:56.20 ID:ElB8iz9eO

男の子「お前…それ…」


女の子「ち、違う!私は……うぅ!!頭が!!」


男の子「お、おい!大丈夫か!?」



女の子は左腕で頭を抱えて膝をつく。男の子はそれをオロオロと手も出せず見ているだけだ



結「やぁぁっとやりやすくなった。いくら私でも人型のままは目覚めがちと悪いからな」


蜈蚣「君、離れてたほうがいいよ」


男の子「ち、近寄るな!」
453 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/10/03(月) 22:41:01.89 ID:ElB8iz9eO

女の子「…行って」


男の子「はぁ?なに言ってるんだよ!」


女の子「私、本物の私じゃなかった…!」ポロポロ


男の子「わけわかんないこと言うなよ!早く立てよ!」


女の子「私は…思い出した…の…シャード…だったの…!」


女の子「逃げて!!!」
454 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/10/03(月) 22:42:32.52 ID:ElB8iz9eO

女の子は絶叫とともに異形の化け物に姿を変える
そして私の方に向かって走り出した



ウォーリア「ああああ!!!せめてあの子だけは!!」


結「おいおい馬鹿言うなよ。誰が人殺しなんてするか」



一閃
ウォーリア級といえど半覚醒状態の奴に遅れを取れるほど私は弱くない
黒煙を上げながらウォーリア級は倒れた
455 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/10/03(月) 22:43:31.21 ID:ElB8iz9eO

ウォーリア「かは…」


結「最初っからお前しか狙ってねーよ」


ウォーリア「じゃあ…あの子は…無事に家に帰れるの…ね……よかった…」


男の子「あ、ああ!あああ!!」



男の子はウォーリアに駆け寄る
ウォーリアは最期の力を振り絞って女の子の姿に変身する
456 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/10/03(月) 22:47:14.08 ID:ElB8iz9eO

女の子「……ご…めん…騙すつもり…なんて」


男の子「まてよ、待てよ!まだダメだ!!」


女の子「私忘れてた…の…自分が……化け物だってこと…」


男の子「化け物だなんて…そんなこと…」


女の子「たのし…かっ…た…よ」ポロポロ


男の子「どんな姿だってなんだってお前はお前なんだよ!」


女の子「…ありが



スパッ
457 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/10/03(月) 22:47:53.13 ID:ElB8iz9eO

蜈蚣が止めを刺した

首を

切り落として
458 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/10/03(月) 22:48:56.92 ID:ElB8iz9eO

結「うわ…趣味悪…」


蜈蚣「どうせ記憶消えちゃうんだし、時間の無駄でしょ?私早く帰りたいし」



いつの間にか男の子は気を失っていたようで、道に倒れている

女の子の姿は
その存在はもうこの世界から消えていた
459 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/10/03(月) 22:49:43.03 ID:ElB8iz9eO

結「しかし、久しぶりのウォーリア級…熱いねぇ」


蜈蚣「あなたお金なんて使わないでしょ?貰ってあげる」


結「黙れ貧乳」


蜈蚣「…しね」


結「はいはい。後100年生きたら死んでやるよ」


蜈蚣「今すぐに……危ない!」
460 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/10/03(月) 22:50:20.95 ID:ElB8iz9eO

蜈蚣の一言でとっさに回避行動をとる
私たちがいた所に強力な魔弾が着弾する



「お前達、ここがどこかわかっているのか?」


結「でたなキチガイ」



上から一人の魔法少女が降りてくる
全身真っ黒の服と装備に身を包んでいるその人は、かの有名なキチガイ─────
須戸部智冬だ
461 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/10/03(月) 22:51:14.07 ID:ElB8iz9eO

蜈蚣「あら?まだ貴女の縄張りには入ってないはずだけど?」ギロッ


智冬「ここはもうすでに俺の地域だ」


結「はぁ?いやまだウチらんとこだし」


蜈蚣「あまり、穏やかではないね」


智冬「そうか…一つ頭を下げれば許してやったが」
462 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/10/03(月) 22:52:11.61 ID:ElB8iz9eO

それぞれが武器を構え戦闘体制に移行する
私は大小を
蜈蚣は全身に仕込んだ暗器を
智冬は大鎌を


静寂の中、最初に動いたのは四人目の魔法少女だった
463 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/10/03(月) 22:52:57.69 ID:ElB8iz9eO

「ストーップ!待った待った!!」



突然、私達のド真ん中に降ってきた魔法少女は私達を制するように手を上げてあっちを見たりこっちを見たりしている

金髪の短い髪を揺らしながらぴょこぴょこと動く姿がこの場の緊張感を殺した
464 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/10/03(月) 22:54:00.80 ID:ElB8iz9eO

智冬「杏!邪魔する気か!」


杏「待ってよ智冬ちゃん!そんな怒らなくてもいいじゃん!」


蜈蚣「…はぁ結、帰りましょう」


結「そうだな」



少し和やかになってしまった空気に私も興醒めしてしまったので、蜈蚣の提案に乗ることにした
465 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/10/03(月) 22:54:42.79 ID:ElB8iz9eO

智冬「待て!今度一歩でも入ってみろ!確実に消してやるからな!」


杏「こら!汚い言葉禁止!」


夫婦漫才を後ろに聞きながら帰路に着く
チラリと横を見ると蜈蚣が少しふくれていたので声をかける
466 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/10/03(月) 22:56:00.75 ID:ElB8iz9eO

結「なに?なんで怒ってんの?」


蜈蚣「別に…なんでも」


結「ふーん…そ」



そっけない返事をした蜈蚣が再び前を向きなおした時には、もう機嫌が直っていた

こいつは昔から面倒くさい奴だ
少しのことで機嫌がコロコロ変わるから、私以外にはこいつとうまくやれる奴はいない…と思う

そんな驕りにも似た優越感を感じながら私は蜈蚣と言葉を交わすことなく、無言のまま帰った…
467 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/10/03(月) 22:57:09.85 ID:ElB8iz9eO
須戸部智冬という少女には妹がいました
彼女は姉に似て賢く、しかし性格は優しかった
468 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/10/03(月) 22:58:43.38 ID:ElB8iz9eO

智冬はいつも妹の憧れでした
行動を真似てみたり、一緒に何かを食べに行くといつも同じものを注文したりしました
髪型がサイドテールなのも同じ理由です

事実、妹は智冬に似ていました
しかし、決定的に違うところがあったのです

それは…
普通の人に比べ、とても病弱。というところでした
469 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/10/03(月) 23:00:35.77 ID:ElB8iz9eO

智冬は妹のその体質を治したかった
そんな時、魔法少女の話が舞い込んできたのです
一筋の希望が見えたのでしょう。この世界の医療ではダメでも、異世界の医療なら────

穏乃、という魔法少女とコンビを組みシャードを何体も何体も倒しました
やがて能力が評価され、本部付きにならないかという話がやってくるところまできました
後一歩でした
470 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/10/03(月) 23:02:19.92 ID:ElB8iz9eO

気づいた時にはもう遅かったのです
妹はシャードに取り込まれ、連れ去られてしまいました。それは、智冬と穏乃を消そうとするシャードの罠でした

シャードをボロボロになりながら殲滅した二人
妹を取り返した時には手遅れだったのです
完全に取り込まれた妹を智冬は見ることができませんでした
471 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/10/03(月) 23:04:32.12 ID:ElB8iz9eO

しかし

妹はシャードである事を忘れていました
この世界での戦いで、数例しか確認されていない、【完全擬態】という現象が起こったのです

いつもとなにも変わらない妹
智冬に手を掛けることは、当然できませんでした

けれど
穏乃は違ったのです
472 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/10/03(月) 23:07:02.10 ID:ElB8iz9eO

シャードに強い恨みを持つ穏乃は容赦なく妹に襲いかったのです
当然、智冬は妹を守りました

二人は死闘を演じ、智冬は穏乃を死の寸前に追いやってしまいました





それから智冬は、北の自分の地域に他の魔法少女が立ち入る事を禁止したのです
妹を守るために…
473 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/10/03(月) 23:30:10.30 ID:ElB8iz9eO
真田 結(さなだ ゆい)15歳

身長170cm
Dカップ
黒髪ロング

【性格】
古湊支部の護衛魔法少女
尊大で傲慢、しかし自分の力量を過信せず相手を冷静に観察する
神流木蜈蚣とは小さな頃からの付き合いで、喧嘩をした事がない程仲が良い

【武器】
大小二振り

【能力】
攻撃力…普通
防御力…やや高い
スピード…普通
魔力…非常に高い


【スキル】
盾割…盾や魔法障壁に対して特攻ダメージを与える
影移し…攻撃した相手の全身に影を纏わせる呪いを掛ける


【必殺技】
魔力最大解放…小太刀と大太刀を融合させ、魔力が尽きるまで自分の能力を上げる
自分で解除することはできない
474 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/10/03(月) 23:45:25.09 ID:ElB8iz9eO
次回安価
シャムハトと有耶の訓練にやってきたのは誰?

1.彩香
2.穏乃
3.ミレイユ


>>478
475 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/10/03(月) 23:46:01.07 ID:ElB8iz9eO
今回はここまでです
ありがとうございました
476 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/03(月) 23:57:53.50 ID:KciFpzD6O

つまり智冬の妹は肉体が人外化しただけで、
元と変わらない外見と記憶を保持している(本人は人外化の自覚なし)という事でOK?
477 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/04(火) 00:03:02.71 ID:Ki//dtGS0

478 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/04(火) 00:05:20.40 ID:BrKoJFqYO
479 : ◆rXvExd.sNw [saga]:2016/10/04(火) 00:10:20.75 ID:aMs4QSrkO
>>476
OK

病弱という体質まで完璧に擬態しています
480 : ◆rXvExd.sNw [sage]:2016/10/09(日) 20:03:57.75 ID:4+8fwRFzO
火曜日の22時ころから再開したいと思います
481 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/21(金) 21:04:31.91 ID:vG2fkDwE0
再開しない?
482 : ◆rXvExd.sNw [sagesaga]:2016/12/03(土) 20:29:06.73 ID:BhKh1RsZO
お久しぶりです
間(2ヶ月間)を空けてしまってすみません…

近いうちにちょこちょこと再開しようと考えていますので、まだ見ておられる方がいればお待ち下さい。
483 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/12/04(日) 08:05:24.90 ID:g0TSSBGho
おかえり
484 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/12/04(日) 19:24:39.27 ID:9DX+D15s0
おかえり
舞ってる
485 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/12/11(日) 01:42:07.17 ID:ECnDiPmK0
まってる
486 : ◆rXvExd.sNw [sage]:2016/12/11(日) 19:42:18.14 ID:x8bvBw1CO
明後日(13日火曜)の夜から再開したいと思います
487 : ◆rXvExd.sNw [sagesaga]:2016/12/13(火) 23:53:38.56 ID:EYeCO7cUO
再開します
488 : ◆rXvExd.sNw [sagasage]:2016/12/13(火) 23:54:43.05 ID:EYeCO7cUO

某所

寒さ強まる深夜に、道化師と黒髪の少女の密会が行われていた
コロコロと表情を変えながら話す道化師。それを少女は無表情で聞いていた
少女からにじみ出る強烈なプレッシャーなどないかのように、道化師は話を続けた



リリス「じゃーこれでけいやく完了!だね」


「もし…約束を違えた時は…わかっているだろうな?」


リリス「大丈夫だって。余計なことはしないよ」


「しかし…まさか我々と手を組もうとは…な」


リリス「敵の敵は味方…ってね。あっそういえば、名前を聞いてなかったね」


「名前…?そうだな…」


「…」


「では『リーパー』…と名乗っておこうか」


リリス「はいはい、リーパーさんね。これから一緒にあいつらぶっ殺そうね!」


リーパー「…話は済んだ。帰らせてもらう」


リリス「つれないなぁ…ウォーリア級はみんなこうなのかな?」


リーパー「…私をそこらの奴と一緒にするな」


リリス「ほうほーう。腕には自信ありですか」
489 : ◆rXvExd.sNw [sagesaga]:2016/12/14(水) 00:08:43.93 ID:aRT770NPO

リーパー「…お前は随分とおしゃべりだな」


リリス「てへへ、それが取り柄なもんでしてねぇ」


リーパー「…口を滑らせて…作戦を台無しにしそうだ」


リリス「…今更この話は無かったとか、つまらねぇこと言うなよ?」


リーパー「…契約は成立している。ただ…その可能性を危惧しているだけだ」


リリス「大丈夫だって。私見た目の通り口は堅いからさ!」


リリス「じゃあ頼みましたよ『ハイ・ウォーリア』のリーパーさんっ」


リーパー「…」



30分にも満たない短な密会は、契約成立という形で幕を閉じた
取り残された道化師は虚空に向かって話しかける



リリス「ハハハ…生温いやり方でやってられるかよ。私たちにもめちゃくちゃにする権利があるはずだしね」


リリス「まっていろ…薄汚いルリアムどもめ…」


リリス「ふふふ」



独り言を話す道化師の表情は誰にも知られず、闇に飲まれ消えていった
490 : ◆rXvExd.sNw [sagasage]:2016/12/14(水) 00:10:52.52 ID:aRT770NPO

土曜日、早朝



有耶「んん…朝…」



今日がいつもの土曜日なら、いま体を起こす必要はなく、このまま睡魔に身を任せる事ができる
しかし、残念ながら今日は予定がある。シャムハトさんとの約束だ
朝の寝起きのテンションでは乗り気はしないが、約束は約束。体を起こして家を出る準備をする
491 : ◆rXvExd.sNw [sagesaga]:2016/12/14(水) 00:12:15.59 ID:aRT770NPO

1時間かけて、ダラダラと準備をして家を出る。目的地は待ち合わせ場所の学校だ
今日の事を考えながら歩いていると、いつの間にか学校が見えてきた

校門で待つアークの姿を見つけて歩みをそちらに向ける
アークもこちらを見つけたようで、手を振りながら小走りで近づいてくる

ちなみに、家まで迎えにこようか?という申し出があったが、家の前にあの黒塗りのやつを止められるのは勘弁して欲しかったので、丁寧にお断りさせてもらった
492 : ◆rXvExd.sNw [sagasaga]:2016/12/14(水) 00:13:36.76 ID:aRT770NPO

アーク「おはよう!」


有耶「おはよう…ふぁ」


アーク「夜更かしでもした?眠そうだけど」


有耶「ううん気にしないで。休みの日はいつもこんな感じだから」


アーク「もしかして家では結構だらしなかったり?」


有耶「ひみつ」


アーク「ふふっそうなんだ」



軽く挨拶をしてアークに続いて歩き出す



有耶「…こほん。そういえばここからはどうやっていくの?徒歩?」


アーク「ううん。少し歩いてから車で移動する予定」


有耶「え、車ってあの黒塗りのやつ?」


アーク「有耶が嫌がるし、今回は違うよ」
493 : ◆rXvExd.sNw [sagasage]:2016/12/14(水) 00:26:52.37 ID:aRT770NPO

有耶「そうなんだ…よかった」


アーク「でもなんであの車いやなの?」


有耶「うーん…なんか高そうだし、ヤクザが乗ってそうだもん」


アーク「なんという偏見…車が泣いてるよ」



程なくして公園に着く
そこには黒塗りの車ではなく、小さめの青い車が駐まっていた



アーク「さーさー乗って乗って!」グイ


有耶「わっちょ!押さなくても」



アークに押されながら後部座席に乗り込む
運転席にはキッチリとスーツを着込んだ女性が座っていた
アークは助手席に座ると車は間を空けず発車した



アーク「あっ朝ごはんとか食べてきた?」


有耶「え?ううん。いつも休みの日は食べないことが多いし」


アーク「用意しようか?これから体動かすわけだし」


有耶「うーん…」


アーク「遠慮しないでいいからね」


有耶「ううんいいよ。いつも通りの方が調子いいと思うし」


アーク「そっか。傘波支部には15分ほどで着くから気が変わったらいつでも言ってね」


有耶「うんわかった。ありがとアーク」


アーク「えへへ!どういたしまして!」
494 : ◆rXvExd.sNw [sagesaga]:2016/12/14(水) 00:31:08.22 ID:aRT770NPO

旧校舎での戦闘以降、シャードと出くわすことなく平和な週末を過ごした
シャムハトさんの待つ傘波支部でどんなことをするのだろうか?
今日の事を車に揺られながら考える

けれどもさっぱり想像がつかず私は目を閉じて休日の睡魔に身を預けた…
495 : ◆rXvExd.sNw [sage]:2016/12/14(水) 00:33:08.40 ID:aRT770NPO
少し短いですが、今回はここまでです
安価はまた様子を見て出したいと思っていますので…
496 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/07/13(木) 01:55:52.69 ID:Anq9WYqBO
いつか来るのだろうか?
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