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曜「え、みんな黒魔術によってリトルデーモン?」(百合エロ)
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1 :
◆/BueNLs5lw
[saga]:2016/09/11(日) 22:41:26.95 ID:iEwJrApj0
これまでの似たようなss
にこ「私以外、みんなドMウイルスに感染した?」
海未「は? わたし以外、みんな羞恥プレイに目覚めた?」
屋上
善子「ふふふ……堕天使ヨハネ、ついに召喚魔術を使えるようになったわよ!」
ビヨン!
ビヨン!
花丸「あれ、何もってるの?」
ルビィ「善子ちゃん、熱中症? ポカリいる?」
善子「善子言うな!」
ビヨン!
ビヨン!
ルビィ「なあに? ピンクで細長くて……なんだか」
善子「近所のリサイクルショップで掘り出した聖遺物よ!これでサキュバスを召喚し、全てのリトルデーモンを完璧な支配下におくことができる!」
グリグリ!
ルビィ「ピギィっ」
バシっ
善子「あ、聖遺物が!」
コロンっ
曜「こーら、みんな練習終わったら早く帰る……ん? なにこれ?」
ヒョイ
2 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2016/09/11(日) 22:41:57.68 ID:pPIY7Ge2o
>>1
[
ピーーー
]
3 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2016/09/11(日) 22:42:57.56 ID:eXuC4UoAO
>>2
お前が[
ピーーー
]
4 :
◆/BueNLs5lw
[saga]:2016/09/11(日) 22:47:09.31 ID:iEwJrApj0
曜「これって……まさか」
善子「ちょ、ちょっと返しなさいよっ!」
ガシっ
ミョンミョン!
曜「あれ、なんか熱く……」
ピカッ!
善子「ひゃああッ!?」
曜「うおお?!」
ドオオオン!!
曜「おうふ!?」
ドサッ
ルビィ「曜さん?!」
5 :
◆/BueNLs5lw
[saga]:2016/09/11(日) 23:02:08.63 ID:iEwJrApj0
5分後――
曜「……ん」パチ
グッグッグッ
果南「意識が戻った!」
曜「げほッ」
クラクラ
ムク
曜「おや、なにがあったんでありますか……」
善子「や、やっと起きた」へなあ
千歌「曜ちゃん!!」
ガバッ――ギュッ
梨子「良かった……生きてた」ハアッ
ルビィ「良かった、良かったよぉ」ブワッ
花丸「びっくりしたずら……」グスッ
鞠莉「救急車呼ばなくてもノープロブレム! ダイヤ!」
ダイヤ「はあ……心臓が止まりましたわ」
曜「ん? みんな集まって……やだ、照れる」テレ
千歌「5分くらい意識なかったんだよ?! も、もうもう、死んじゃったんじゃって――ううッ」グス
6 :
◆/BueNLs5lw
[saga]:2016/09/11(日) 23:07:51.62 ID:iEwJrApj0
曜「おー、よしよし」
ナデナデ
梨子「何か、爆発音がしたのよね」
曜「えー、確か、ピンクの卑猥な物が爆発したような」
善子「ぎくッ」
花丸「善子ちゃん」
ススッ
善子「ず、ずら丸、何よッ」
花丸「んー?」
善子「さ、先に帰るわ!!」
ダダダッ
曜「ん?」
7 :
◆/BueNLs5lw
[saga]:2016/09/11(日) 23:23:38.46 ID:iEwJrApj0
ダイヤ「大事を取って、今日は早く帰った方がいいでしょうね」
鞠莉「タクシーを呼んでおくから、それで帰りなさい」
千歌「じゃ、じゃあ送って」
果南「千歌は、ダメ。私が、送っていくから」
千歌「うええッ」
梨子「今日は、千歌ちゃんのパートをしっかり練習しないといけないでしょ」
曜「み、みんななんかよく分からないけど、おおげさじゃ」
ダイヤ「果南」
パンパンッ
果南「はいはい。よいしょ」
ガシッ
曜「ふえ?」
果南「おひとりさま、ご帰宅〜」
鞠莉「よろしくデース」
8 :
◆/BueNLs5lw
[saga]:2016/09/11(日) 23:27:45.25 ID:iEwJrApj0
今日はここまでです
9 :
◆/BueNLs5lw
[saga]:2016/09/12(月) 22:44:39.36 ID:hYmsJKd80
―――
――
―
ウロウロ
善子「やばい……やばいやばいんですけどおおお」
花丸「なにが?」
善子「あの聖遺物マジもんだった……って、ズラ丸!?」ギクッ
花丸「善子ちゃん、みんなに迷惑かけちゃだめだよ? それに、あれ、聖遺物なんて神聖なものじゃなくて……明らかに違うものずら」
善子「嘘ッ、だってサキュバス召喚できますってPOPに書いてあったわよ!」
花丸(それを信じちゃうんだ、善子ちゃん相変わらずだなあ。そもそも、サキュバスって、悪魔だから聖遺物なんてものないし……まあ伝えなくてもいっか)
善子「で、でもまさか爆発するなんて……思わなくてッ、も、申し訳ございません!」
ドゲザッ
花丸「謝るのは私じゃなくて、曜ちゃんにね」
善子「は、ははあッ」
花丸「明日一緒に行ってあげるから」
善子「ず、ズラ丸ぅぅぅうう……!」グス
花丸「よしよし」
10 :
◆/BueNLs5lw
[saga]:2016/09/12(月) 23:19:59.20 ID:hYmsJKd80
―――
――
ダイヤ「1、2、3、4、5、6、7、8!」
パンパン!
パンパン!
ダイヤ「千歌さん! 余所見しない!」
千歌「ご、ごめんなさいッ」
梨子「曜ちゃんなら、きっとけろっとして明日また学校来るわよ」
千歌「だ、だよねえ。うん、曜ちゃんを信じてる」
鞠莉「大げさねえ」
ルビィ(あれ、花丸ちゃんがいない?)キョロ
11 :
◆/BueNLs5lw
[saga]:2016/09/12(月) 23:21:10.96 ID:hYmsJKd80
眠いのでここまで
12 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2016/09/12(月) 23:50:26.42 ID:AXh0GDyw0
乙
13 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2016/09/13(火) 00:41:01.07 ID:pp6qCb6a0
あ
14 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2016/09/13(火) 09:31:35.95 ID:QdXxWW29O
きったーい
15 :
◆/BueNLs5lw
[saga]:2016/09/15(木) 00:41:01.57 ID:nNH3SLeQ0
ルビィ「お姉ちゃん、花丸ちゃんてもう帰ったの?」
ダイヤ「ああ、あの子なら善子さんの後を追いかけていかれたような」
ルビィ「ええ……。うーん、じゃあ、ルビィももう帰ろう……」
千歌「じゃあ、私ももう……」
ダイヤ「あなたは特訓ですよ?」ニコ
ガシ
千歌「鬼ィ……ッ」
梨子「あとちょっとだから、頑張りましょう」
鞠莉「みなさーん、いったん、糖分補給しまショウ!」
ハーイ
16 :
◆/BueNLs5lw
[saga]:2016/09/15(木) 01:07:43.12 ID:nNH3SLeQ0
―――
――
曜の家
曜「果南ちゃんごめんね、送ってもらって」
果南「いいって。あれ、曜ちゃん鎖骨に何かついてるかも」
曜「ふえ?」
サス
曜「とれた?」
果南「いや……痣?」ジッ
曜「倒れた時に打ったのかなー?」
果南「かもね。ま、心配かけさせないでよ」
ポンポン
曜「もー、子ども扱いして」
果南「してないしてない。曜ちゃんが子どもだったら、千歌なんて赤ちゃんでしょ」
曜「ひどーい。千歌ちゃんに言ってやろー」
果南「痛くもかゆくもないわ。じゃ、私、手伝いあるからもう帰るけど。お大事に」
フリフリ
曜「あ、うんッ、ありがとうね」
フリフリ
17 :
◆/BueNLs5lw
[saga]:2016/09/15(木) 01:12:57.52 ID:nNH3SLeQ0
そして、翌朝――
TV「全国的に晴れ間が広がっており……」
曜「あっと、もうこんな時間か」
母「昨日倒れたんでしょ? 休まなくていいの?」
曜「全然平気平気。行ってきまーす」
母「あれ、それどうしたの?」
曜「え?」
母「首の」
チョイチョイ
曜「……」
トタトタ
鏡の前――
曜「……つぼみ? みたい」
18 :
◆/BueNLs5lw
[saga]:2016/09/15(木) 01:20:08.53 ID:nNH3SLeQ0
―――
――
学校
2年の教室
お昼休み
曜「え、千歌ちゃん気分悪くて保健室行ったの?」
梨子「ええ、そうみたい」
曜「元気だけが取り柄なのに」
梨子「……あ、あの」
曜「うん?」
梨子「千歌ちゃんがいない間に、曜ちゃんに頼みたいことがあるのだけど」
曜(梨子ちゃんが私に……めずらしい。なんだろう)
曜「ヨーソロ! 何でも言って!」ニコ
梨子「帰りのバスで私にチカンして欲しい」
19 :
◆/BueNLs5lw
[saga]:2016/09/15(木) 01:22:50.74 ID:nNH3SLeQ0
曜「てい!」
バシッ
梨子「あいたッ」
ドサッ
曜「真面目な顔して何言いだすかと思えば。私のツッコミ力がなかったら大火傷するところだからね?」
梨子「冗談じゃないのよッ!」
ガシッ(曜の足を掴んだ)
曜「お、おう」
梨子「本気なの、私は。本気で、曜ちゃんにチカンされたもごごごッ!?」
曜「シャラップ!」
20 :
◆/BueNLs5lw
[saga]:2016/09/15(木) 01:23:41.79 ID:nNH3SLeQ0
眠いのでここまで
21 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2016/09/15(木) 04:04:04.91 ID:I/i5oVNYo
ゴミ
22 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2016/09/15(木) 08:26:50.27 ID:N8aVUUIJo
期待
23 :
◆/BueNLs5lw
[saga]:2016/09/15(木) 20:41:17.27 ID:nNH3SLeQ0
他の生徒「ざわざわ……え、なに?」
他の生徒「今、何か……」
曜「ほら、梨子ちゃんが性犯罪者みたいなこと言うからみんなが驚いてるよ? 気を確かにね?」
梨子「もごもご」
曜「え、なに。って、あ、私が口抑えてるから喋れないんだ」
パッ
梨子「ごめん、私何言ってるのかしらね」
ススッ
曜「どうして、私の手をさりげなく掴んで自分のお尻の方に持っていってるの?」
24 :
◆/BueNLs5lw
[saga]:2016/09/15(木) 20:52:24.35 ID:nNH3SLeQ0
梨子「分からない……」フルフル
曜「警察呼んどく?」
梨子「いいえ」フルフル
曜「これ、指何本?」
スッ
梨子「3本」
曜「うん、正解。梨子ちゃんて、お尻意外と柔らかいんだ」
むにゅ
梨子「きゃッ」カア
曜(これは手に負える事案じゃない)
25 :
◆/BueNLs5lw
[saga]:2016/09/15(木) 21:12:42.08 ID:nNH3SLeQ0
放課後
曜「え、千歌ちゃん帰ったんですか?」
先生「そうなの。ちょっと熱っぽいって本人は言ってたみたい」
梨子「昨日、練習させすぎたせいかもね…」
曜「かなあ」
曜(そんなことで、千歌ちゃんが休むはずがないんだけど)
曜(そして、そうなると、昨日みんなハードな練習をしたから、今日は自主トレ日にしてるので、梨子ちゃんと二人で帰らなくてはいけなくなる)
梨子「帰ろうか」ニコ
曜「うん」
曜(いい笑顔)
26 :
◆/BueNLs5lw
[saga]:2016/09/15(木) 21:15:11.78 ID:nNH3SLeQ0
バス停
曜(ああ、もしかしたら夢かもしれないよね、さっきのこと)
曜「梨子ちゃんさ、ちょっと私のお腹思いっきり掴んでくれない?」
梨子「いいけど?」
ガシィ!
グニュ!
曜「痛い!めっちゃ痛い!」
梨子「だ、大丈夫?」
曜「う、うん――はあッはあッ」
梨子「急にどうしたの?」
曜(それは私の台詞だから!)
27 :
◆/BueNLs5lw
[saga]:2016/09/15(木) 21:18:06.01 ID:nNH3SLeQ0
ブロロロ――
梨子「バス来たわ」
曜「珍しい、けっこう混んでる」
梨子「ほんと」
曜「前の方、ぎりぎり二人立てそう」
プシュー
トタトタトタ
バタンッ
ブロロロ――
28 :
◆/BueNLs5lw
[saga]:2016/09/15(木) 21:27:31.90 ID:nNH3SLeQ0
ギュウギュウ
梨子「曜ちゃん、苦しくない?」
曜「う」
ガタンッ
むぎゅッ
梨子「あッ」
ふにょッ
曜「ごめん、梨子ちゃんッ」
梨子「……」
曜「梨子ちゃん?」
梨子「ごめんね、曜ちゃん。ムラムラしてきたわ」
29 :
◆/BueNLs5lw
[saga]:2016/09/15(木) 21:35:03.98 ID:nNH3SLeQ0
曜「あ、ほらほら、私たちのラッピング船が通ってるよー」
梨子「曜ちゃん」
スッ
曜「え、なにかな」
梨子「ちょっと、ほんのちょっとでいいの。お尻と胸を同時に後ろからさすってくれたらそれだけでいいわ」
曜「しないよ?」
梨子「どうしてッ」
曜「どうしてって、私はこんな可愛い容姿の女子高生だからまだしも、これ、目つきの悪いメタボのおっさんだったら確実に豚箱で豚餌食べないと行けないからです」
梨子「じゃあ、大丈夫でしょ」ニコ
曜「や、やだ。その笑顔には騙されないもんッ。しませんったらしません」
梨子「……」スッ
曜(もお、今日4月1日? 梨子ちゃん、こんなに私のことからかってどうするつもりなんだろ)
30 :
◆/BueNLs5lw
[saga]:2016/09/15(木) 21:40:50.97 ID:nNH3SLeQ0
曜(ここは、むしろあえて乗って、先祖代々受け継がれる渡辺家のテクを披露してやるべきかな)
梨子「どうしても、ダメ?」
曜「ふう、そこまで言うならほんの少しだけ要望に応えてあげる」
梨子「ありがとう」フフッ
曜(でも、これってチカンになるのかな)
梨子「後ろ向いてるね」
クルッ
曜「……」
曜(これほど嬉しくないお願いもないね)
曜(……左手は、胸に添えるだけ。右手はえぐりこむように、スカートの下へと打つべし!)
スッ
プニッ
梨子「ッ……ン」ビクビク
曜(ばれませんようにばれませんように)バクバクッ
31 :
◆/BueNLs5lw
[saga]:2016/09/15(木) 21:43:46.18 ID:nNH3SLeQ0
曜(後は船の操縦と全く同じ要領だね)
サスサス
梨子「ぁ……」ビク
曜「しー……声出しちゃだめだから」
梨子「え、ええ」
曜(……)
サスサス
梨子「……ッ」ビクン
曜(あれ、私何してるんだろう)
32 :
◆/BueNLs5lw
[saga]:2016/09/15(木) 21:44:16.98 ID:nNH3SLeQ0
今日はここまで
33 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2016/09/16(金) 02:42:18.43 ID:zP5Ie+9t0
あ^~いいぞ〜
34 :
◆/BueNLs5lw
[saga]:2016/09/18(日) 22:19:56.56 ID:37lpd/JC0
曜(友だちのため、そう、友だちのためだから何も問題ないはずだよね?)
曜(逆に、私、今人助けしてる?)
曜「いや、なわけない」
梨子「ッ……」
曜「あ、あのもういい?」
梨子「だめよ」
ガシッ
梨子「曜ちゃん、全然なってないわ」
グイッ
トン――
曜「へ、え、梨子ちゃん? ……ッぁ」
梨子「こう、するの」ボソ
クイ
曜(か、壁クイ?)
サワサワ
曜「ンぁ……?!」
梨子「声、おっきいから」ボソ
曜(な、なんで立場が逆転してるの〜ッ)
スリスリ
曜(太もも同士を、こすり合わせるないでよぉ……ッぅ)ビク
35 :
◆/BueNLs5lw
[saga]:2016/09/18(日) 22:34:08.64 ID:37lpd/JC0
梨子「おっきいね……」ボソ
曜「な、なに……がッ」ビク
梨子「ふふ……」
フニョフニョ
梨子「ここ」
くにゅ
曜(……ッ!!)ビクビク
カクンッ
曜「わッ」
ギュッ
梨子「大丈夫、曜ちゃん?」
曜「ら、らいじょうぶ……」
36 :
◆/BueNLs5lw
[saga]:2016/09/18(日) 22:42:18.70 ID:37lpd/JC0
車掌『次、停まります〜』
梨子「今の、できるわよね。曜ちゃんなら」
曜「で、できるけど」ビクビク
梨子「……曜ちゃん?」
曜「む、無理、ごめんね!」
車掌『ドアが開きます〜』
曜「じゃ、また明日!!」
バッ
梨子「そんな、待って曜ちゃんッ」
曜「ごめんね〜ッ」
――――
―――
――
とある海辺
曜「……夢かな」
曜「熱?」
ピト
曜「人肌に温まっておりますな……」
曜「……」
曜(私、初めてチカンしちゃったよ)
曜(お嫁、行けるかな?)
曜「へへへ……」
37 :
◆/BueNLs5lw
[saga]:2016/09/18(日) 22:54:16.50 ID:37lpd/JC0
―――
――
夜
曜「あ、千歌ちゃん体調戻ったかな」
曜「電話してみよ」
スス――
曜「ついでに、梨子ちゃんのこと相談……いやあ、待てよ。あれが、梨子ちゃんの特殊な性癖だったとして、私だけにそれをバラしたとしたら千歌ちゃんに言っちゃまずいんじゃないかな。やっぱり、これは私の胸だけに納めておこう」
曜「明日になったら、戻ってるよね」
スス――
プルルル
ピッ
曜「あ、千歌ちゃん?」
千歌「よ、曜ちゃんッ……ごほッ?」
曜「なんだよー、そんなに驚かなくてもさ」
千歌「あ、ごめん……なにか、あった?」
曜「バカ千歌めー、具合が心配だったからかけたの」
千歌「……あは、ッ……あ、りがと」
曜「なんか、息切れしてる? しんどいなら、切るよ」
千歌「曜ちゃんの声、聞いたら……ッめっちゃ元気出てきたよ!」
曜「それなら嬉しいけど」
千歌「へへッ……ッあの、でも、ごめんねやっぱり切るねッ」
曜「千歌ちゃん?」
千歌「ごめんねッ……」
プッ
曜「あ」
曜(なんで、申し訳なさそうだったんだろ)
38 :
◆/BueNLs5lw
[saga]:2016/09/18(日) 23:09:56.60 ID:37lpd/JC0
曜「はあ、でも今日は完全にキャパオーバーだった」
曜「梨子ちゃん、ピアノコンクールから帰ってきてせっかく仲良くなれたと思ったのに」
ドサッ
モフッ
曜「新しい壁が出現するなんて」
曜「でも、私が我慢すればいいだけだしね。大丈夫大丈夫」
ゴロゴロ――
曜「……あ、梨子ちゃんからメッセージ……ありがとうってきてる」
ゴロゴロ――
曜「明日もよろしく、か」
曜(ほんとに、大丈夫……かな?)
39 :
◆/BueNLs5lw
[saga]:2016/09/19(月) 00:17:55.29 ID:LwO3kqf+0
眠いのでここまで
40 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2016/09/19(月) 01:47:57.99 ID:LeJ/Ku/6o
>>39
止めろアンチ
41 :
◆/BueNLs5lw
[saga]:2016/09/19(月) 06:58:34.40 ID:LwO3kqf+0
翌日
教室
曜「梨子ちゃん、おはよー」
梨子「おはよう。あれ、今日も千歌ちゃんお休み?」
曜「そうなの。電話は出れるんだけど、しんそどうだった」
梨子「そっか。じゃあ、今日は千歌ちゃん抜きで練習しましょう」
曜「うん」
曜(あ、元に戻ってる?)ほッ
曜「ていうか、梨子ちゃん、昨日は大胆だったから私驚いちゃったし」
梨子「え、ああ」
曜「東京では、流行ってたりするの?」
梨子「まさか」フルフル
曜「へ」
ガタッ
梨子「それよりも、曜ちゃん。私、されるより、する方が性に合ってるみたいなの」ニコ
ギュッ
曜「り、梨子ちゃん、ここ教室だからッ」
梨子「あ、ごめんなさい」
カタンッ
曜(お、終わらない悪夢……)
42 :
◆/BueNLs5lw
[saga]:2016/09/19(月) 07:03:25.55 ID:LwO3kqf+0
昼休み
曜「ご、ごめん梨子ちゃん。私、どうしてもお昼に用ができちゃって、すぐ戻ってくるけど先にご飯食べてて」
梨子「待ってるわ?」
曜「ううん、遅くなったらいけないから。じゃ!」
タタタタッ
梨子「……」
――――
―――
理事長室
タタタタッ
曜「はあッ、はあッ……」
曜「こんなこと相談できる相手ってマリちゃんくらいかな……」
43 :
◆/BueNLs5lw
[saga]:2016/09/19(月) 08:01:23.69 ID:LwO3kqf+0
コンコン
曜「失礼しまーす」
ガチャ
鞠莉「ハーイ、どうしたの曜?」
曜「実は、梨子ちゃんのことで相談が」
鞠莉「また、嫉妬ファイアーしちゃったのかしら?」クスクス
曜「違う違うッ、まあ、どっちにしろ言い難い要件なんだけどさ」
鞠莉「ハード? 曜が困るようなことって興味あるわ」
曜「それが、梨子ちゃんが変なんだ。急に、チカンして欲しいって言ってきて、私に胸とかお尻とか揉ませようとするんだよッ。しかも、いつの間にか私の方が襲われる羽目になってるし、もう白昼夢かと」
鞠莉「へえ、どんなことされたのかもっと詳しく知りたいなあ」ニコ
曜「「んん?」
カタンッ
カツカツカツ――
鞠莉「可愛い曜、私もお願いしたらしてくれるのかしら?」
カツカツカツ――
曜「鞠莉ちゃん、え、えっと」
44 :
◆/BueNLs5lw
[saga]:2016/09/19(月) 08:15:38.04 ID:LwO3kqf+0
ガチャン
曜「なんで鍵閉めたのッ?」
鞠莉「邪魔する人がいたら興醒めでしょ?」
シュル
曜「まさか」
シュルル――パサッ
鞠莉「曜、ほんのひと時現実を忘れて、私に甘えていきなさい。うりゃ!」
ガバッ
曜「あんたもか! ひえッ」
ズササッ
鞠莉「避けちゃだ・め」
曜「怖い怖い! 何言ってるの?」
鞠莉「ちょっと、ハグしよ?」
曜「果南ちゃんがいるじゃんッ」
鞠莉「遠慮しないで。果南!」
パンパンッ
ヌ――
果南「はいはーい」
曜「いたの!? いたなら止めて……か、なんちゃん?」
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