提督「という訳なんだ、うむ」 ビスマルク「……」

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745 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/01/01(日) 11:02:01.38 ID:1kNYwyCF0
プリンツ(仲間が私に食い殺されるというあり得ない光景を目撃した奴らは我先にと逃げ出した)

プリンツ(やつらの後ろ姿を睨み付けていると砲弾が降り注ぎ、何人かが倒れる。暫くして、声がかけられる)

ビスマルク「プリンツ!!無事!?」

プリンツ(私は、ゆっくりとそちらへ向き直る。狂おしい感情、その混沌の嵐におかしくなりそうだった)

プリンツ「私をそう呼ぶな。お前に助けられるなんて、これほどの屈辱は初めてだ……!!」

ビスマルク「っ…… とにかく、何とか生きてるみたいね。無事でよかった」

プリンツ「黙れ!!」

ビスマルク「っ!!……」ビクッ

プリンツ「この売女が!!穢らわしい雌豚が!!いつまでもアトミラールの心のなかに巣食う呪いの元凶が!!」

プリンツ「お前などに助けられたことがまた、私にとって呪いになる!!なんで私を助けた!!」

ビスマルク「貴方が死にそうだったからよ!!」

プリンツ「屈辱の中で生き残るより、名誉ある戦死を遂げる方が私にとって遥かにましだった!!」

ビスマルク「……!!死んでしまったら、何もかもお終いなのよ……?それでいいの?」

プリンツ「っ!!」ビクッ

ビスマルク「……私が気に食わないのは分かるわ。私も、自分が大っ嫌いだもの。でも、それでもお願いだから助けられて頂戴」

ビスマルク「私は、貴方に死んでほしくない。アトミラールだってそう思っているわ。だから、お願い」

プリンツ「アトミラール……アトミラールぅ……」ポロポロポロ

ビスマルク「プリンツ、お願いよ……!!」

プリンツ「なんで……なんであんなことをしたんですか?ビスマルク姉さま……!!」ガシッ

ビスマルク「っ!!」

プリンツ「あれさえなければ、私は……貴女が……!!」ギロリ

プリンツ(大好きなままで!!)

プリンツ「あ、アトミラールと貴女を……!!」ツゥー

プリンツ(祝福できたのに!!)
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