海未「ここが鳥取砂丘ですか。良い所ですね」

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1 : ◆LXjZXGUZxjdx [sage saga]:2016/11/22(火) 02:27:47.13 ID:2T9O6dks0



ことり「うん。良い所だね。鳥取名物の因幡の白ウサギお饅頭もおいしいし」モグモグ

海未「ええ、おいしいです。ですが私はやっぱり穂むらのおまんじゅうが一番ですね。帰ったらすぐに食べたいです」モグモグ

海未「穂乃果も因幡の白ウサギお饅頭頂いたらどうです?」

穂乃果「砂にだーいぶ」バサァ

海未「何をやっているんですかあなたは」




タクシーの運転手「こらーだめしょタカシ君。砂とっちゃあ」



海未「おやおや、あれを見てください。鳥取砂丘の砂を黙って持ち帰ろうとする輩が怒られていますねえ」

ことり「いっぱいあるからちょっとくらい いいんじゃないの?」

海未「ダメなんです! それがダメなんです!」

海未「だから穂乃果! こっそり砂をポケットに入れようとしないでください!」

穂乃果「し、しっしっしししてないよっ?!」パッパッ




ズモモモ



ことり「あっ! あっ! あれみて、あそこ」クイックイッ

海未「どうしました?」


ズモモモモモ


穂乃果「おおっ? 砂が盛り上がって移動してるね。なんだろうあれ?」

海未「はて、なんでしょうか。モグラ?」

ことり「こんなところにモグラさんがいるの? へえ! 私モグラさんって見たことない。どんなお顔してるのかなあ? かわいいだろうなあ。見たいなあ。出てきてくれないかなあ」ウキウキ


2 : ◆LXjZXGUZxjdx [sage saga]:2016/11/22(火) 02:28:49.16 ID:2T9O6dks0



ズモモモ モ モ モ モ モ  モ


グバァ!!


ことほのうみ「!!?!?!?!」ビックゥ


一般観光客男性「うわぁ!? なんだ地面からサメが出て来たぞぉ!!」


ホオジロザメ「パクゥッ!」ガブリ



一般観光客男性「ギャー!!! 脚を喰われたあ!!??」血ブッシャア

一般サーファー男性「おい大丈夫か! いま助けr」

メジロザメ「ブォウ!」ガブリンチョ

一般サーファー男性「うげえ!! 俺も喰われたあ!!」血ブシャ

一般観光客女性「キャァァァァアアアア!!!」

一般地元民爺「ワニじゃあ! 白ウサギを襲ったワニじゃあ!」



穂乃果「あわわわわわわわ」ガクガク

ことり「・・・・」無表情

海未「何を突っ立てるんですか! 早く逃げるんですよ!!!」スタダッ



 <うわああ!!

 <にげろおおお!!

 <たすけてくれえええ!!!
 
 <ぎゃあああああああああああああ!!!

 <3匹いるぞおおお!!

 


ズモモモ


穂乃果「うわっうわっ! 1匹こっち来てない?!」タッタッ

ことり「ぴぃぃぃ(;8;)」タッタッ

海未「どこか建物に・・・! あっ! あそこのコンビニに入りましょう!」タッタッ

タッタッタッ

ことり「あっ」コケッ ズテン

ことり「やんっ・・・」

海未「ことり?! 大丈夫ですか?! 早く起き上がってこっちにきてください!」

ことり「う、うん!」グイグイ

ことり「あ、あれ、あれあれ・・・」グイグイ

穂乃果「ことりちゃんどうしたの?! 早く!!」

ことり「有刺鉄線が脚に絡まって取れないのぉ!!」ガシャガシャ
3 : ◆LXjZXGUZxjdx [sage saga]:2016/11/22(火) 02:29:53.79 ID:2T9O6dks0

ズモモモ モ モ モ

海未「もうすぐそこまで来てますよ!」

穂乃果「待ってて今助けるから!」タタタ

グバァ!

穂乃果「うわ出たあああ!」



海未「くっ! このっ! それ以上ことりに近づくと言うのなら・・・!!」

海未「園田正拳突きぃぃい」ドゴォ

ホオジロザメ「グゥオオゥ?!」グラッ



穂乃果「今取ってあげるから!」

ことほの「「んしょんしょ!」」ガシャガシャ

ことり「ダメっ、全然取れないよぉ・・・」ナミダメ



海未「園田えn―――」グッ

ホオジロザメ「グワウ!」ブゥン

バシーン!

海未「ぬ゙ふぅ!?」吹っ飛ばされ



穂乃果「スカート脱いで!」

ことり「えっ、あ! う、うん!」ヌギヌギ

ことり「取れた!」

穂乃果「逃げるよ!! 海未ちゃんも早く!」

海未「うっく! は、はい!」ムクッ

海未「さあ、走って!」


ホオジロザメ「グウウウ!」

ズボッ  ズモモモモ

穂乃果「また地面に潜って追ってくる?!」

海未「走って走って! 早く早く! 止まらないで! 後ろを見ないで!! もっと速く走るんです!!!」


4 : ◆LXjZXGUZxjdx [sage saga]:2016/11/22(火) 02:31:16.60 ID:2T9O6dks0




----------------------------------------
コンビニ


ティッローン♪ ティッローン♪

店員「いっしゃいしゃっせー」


穂乃果「はっ、はっ・・・なんとか・・・」ゼェハァ

ことり「はぁ、ひぃ・・・逃げ切れたね・・・」フラフラ



メリッ...

ミシッ....



海未「しっ! 静かにしてください」ボソッ

穂乃果「えっ・・・?」

海未「あのサメ、地面に潜っていて、目は見えないはずなのに、確実かつ正確に私達の後ろを追ってきました」ボソボソ

海未「ということは、おそらく音や振動で人の居場所を感知して、そこへ襲い掛かってきているのです」ボソボソ

海未「ですから、サメがどこかに行くまで静かに、音を立てずに、動かないでじっとしてください・・・・」ボソボソ

ことり「うん、わかった」ボソボソ

海未「いいですか。絶対に音を立ててはいけませんよ」ボソボソ

穂乃果「うん・・・」ボソボソ

海未「絶対ですよ。絶対」ボソボソ

ことり「・・・・」ゴクリ










ピーッ! ピーッ!



ことほのうみ「?!?!?!」ビックッ

店員「唐揚げが揚げ揚げたててでーす。いかがっすかー」かがっすかー」


メリメリミシッ!

グバァア!

ホオジロザメ「アーン!」パックンチョ

店員「うわあ?! なんdGYAAAAAAAAAA!!!! 俺は揚げたてじゃねえええええ!!!」

5 : ◆LXjZXGUZxjdx [sage saga]:2016/11/22(火) 02:32:02.87 ID:2T9O6dks0

ことほのうみ「「「ひぃぃぃい!」」」

ホオジロザメ「ムシャムシャ」ゴクン

ホオジロザメ「グォォォオオン」クルリ

穂乃果「わわわわ、こっち見てる!」

海未「くっ! こうなったら戦うしかありません!」

海未「なにか武器になるものを探してください!」

穂乃果「分かった! えっとえっと」ガサゴソ



☆★☆★全品100%OFFセール実施中!!★☆★☆



穂乃果「バットがあった! これで叩くよ!」ギュ

海未「ショットガンがありました! こいつでハチの巣にしてやります!!」ガシャコン

ことり「えっと・・・えっと・・・・・。あっ、丸椅子でもいいかなぁ?」構え


ゴゴゴゴ!

ホオジロザメ「グギャオォォォオオオォォオ!」


穂乃果「うわぁ! きたぁぁああ!!」

穂乃果「えいっ! えいっ!」バシバシ

ホオジロザメ「グッ、ギャ」


海未「フカヒレスープにしてチャーハンに添えてやりますう!!」 ズド-ン ガシャコン ズド-ン

ホオジロザメ「グォ」


ことり「いまです! いまです!」丸椅子でバコンバコン

ホオジロザメ「ギョェオ! グォォォエェェ!!」グラグラ

ズボッ ズモモモ....

6 : ◆LXjZXGUZxjdx [sage saga]:2016/11/22(火) 02:32:47.83 ID:2T9O6dks0


穂乃果「やった!! 尾ひれを巻いて逃げていったよ! ことりちゃんの鼻(※)への執拗な丸椅子殴打アタックが決め手となったみたいだねっ!」

 ※ :サメは鼻が弱点

海未「ふっ・・・ハッーハッハッハッハ! 勝ちましたよお! それにしても逃げるなんて臆病者ですねえ! 今度は容易に弱点を叩かれないように脚でも付けてフットワークを上げてきたらどうですぅ?! ハッハー!」

ことり「ちゅん♪」


海未「さて、これからどうしましょう、外に出るのは危険ですし・・・」

穂乃果「とりあえず屋上に出るのはどうかな。多少は安全だと思うけど」



---------------
コンビニの屋上


穂乃果「はい、ことりちゃん、ズボンあったから持ってきておいたよ」

ことり「えっ?」

いちごパンツ「イヤン」

ことり「あっ、私、有刺鉄線に脚に絡まってからずっとパンツ丸出しだった///」

ことり「ありがとう///」ハキハキ

海未「パンツの丸出しくらいなんでも無いですよ。あっちには内蔵丸出しで倒れているおじさんがいますし」



内蔵丸出しおじさん「」デローン



穂乃果「ああっ、かわいそうに・・・サメに襲われたんだ・・・」

海未「気の毒ですが、私たちは屍を乗り越え生き抜いていかないと」

穂乃果「うん・・・・。ねえ、あのサメ、まだ近くにいるかなあ?」

海未「どうでしょう・・・。ちょっとそこにあったスコップを地面に投げてみますか」

ポイッ

カラン





7 : ◆LXjZXGUZxjdx [sage saga]:2016/11/22(火) 02:34:19.83 ID:2T9O6dks0

ズモモモモ!

ホオジロザメ「パックゥン!」ガブリ

ズモモモモモ....


穂乃果「うへぇ・・・まだいたよぉ・・・」

海未「参りましたね、あんな近くで待ち伏せられてしまっては、完全に身動きが取れません・・・」

穂乃果「これからどうする?」

海未「そうですね、プランを練りましょう。どうすれば脱出できるか」

ことり「脱出もいいけど、ここはコンビニでお水と食べ物はあるから、助けが来る間、籠城もできそうだね」

海未「なるほど。うーむ・・・」

穂乃果「はぁ、持久戦かなあ」寝転がり


ことり「サメさんに家はないのかなあ・・・・・」

海未「あるなら早く帰ってほしいですねえ・・・」




ズモッ モモモ モモモ


穂乃果「あれ? サメ移動してない?」

ことり「あっちの小屋に向かっているみたい」

海未「あっ、ああ! いけません! あそこの小屋は園田道場の島根支部です! 今ちょうどお父様とお母様がいて鍛錬しているはずです!」

穂乃果「ええっ?! 大変だよそれ!!」


ズモモモモモモモモモ


穂乃果「まっすぐ向かってる! 早く知らせないと!」

海未「あうあうあう、どうしましょうどうしましょう」オロオロ アタフタ

ことり「ここに無線機があるよ!」

海未「でかしました! それでお父様に知らせましょう!」

ことり「でも無線の免許持ってる人いる?」

海未「早く! スクールアイドルなら無線機くらい扱えるでしょうが!」

ことり「うん! わかった!」

カチカチ
ジッジジー

ことり「非常、非常、非常、UMTITI, UMTITI, Uniform Mike Tango India Tango India.こちらはMINAKOTO, Mike India November Alfa Kilo Oscar Kilo Oscar 南ことりです、感度ありますか、娘さんをください、応答願います、どうぞ」

海未父『非常、非常、非常、了解です、MINAKOTO、こちらUMTITI, Uniform Mike Tango India Tango India. RSレポート59 ファイブナイン返します、どうぞ』

海未「お父様! 地下から出てください! 無線を持ってお母様と一緒に屋上に行ってください! 説明は後でしますから!」

ジジッ

シーン


海未「あ、あれ・・・? 返答がありません! お父様! お父様!」ガタガタ

ことり「海未ちゃん、海未ちゃん、最後に『どうぞ』って入れないと」

海未「ど・う・ぞ!!!!!!!!!!!!!」



8 : ◆LXjZXGUZxjdx [sage saga]:2016/11/22(火) 02:36:05.51 ID:2T9O6dks0




----------------------------------------
園田道場 鳥取支部


海未父「屋上に行くぅ? なんでそんなこと言うんだ?」

海未母「いいから言う通りにしましょうよ。なんか変ですよ」

海未『お父様お願いします! 今すぐそこを出て屋上に行ってください! アレが地面の下にいます! 思ったよりずっとでっかいバケモノです! それが今そっちに向かってるんです!』


海未父「?!」ガタッ

海未母「?!」薙刀構え


海未父「・・・・・」窓チラ

海未父「・・・・・?」


海未父「何にも見えねぇぞ、一体何の話をしているんだ?」

海未『だから! 地面の下にいるんです! 地面の下! 土の中! 土の中を走るでかいバケモノなんです! 分かったら早く逃げてください!!!!』




ドドドド....



海未両親「?!」


メリッ....

ミシミシッ.....



海未両親「!!!?」オロオロ



ガタッ...ガタガタガタガタガタガタンガタン! ガコン!








    バカァァァンン!!  



9 : ◆LXjZXGUZxjdx [sage saga]:2016/11/22(火) 02:36:50.45 ID:2T9O6dks0



ホオジロザメ「ギャァォォォオオオオオ!!!」




----------------------------------------
コンビニ屋上


海未父『なんだこりゃああ???!!!!!!!!』

海未「あ、ああ・・・そんな・・・。もうだめです・・・・。あれだけ鉛玉をくらっても死ななかったバケモノなんですよ・・・。いくらお父様でも・・・・うぅ・・・・・・」絶望

ことり「海未ちゃん・・・」ギュ

穂乃果「海未ちゃん・・・」ギュ


 〜〜道場からの音〜〜

 < ドゴォ

 < バ-ン

 < ドゴーン



穂乃果「戦ってる・・・」

海未「うっ、うっ、ひぐっ・・・お父様・・・お母様・・・」ポロポロ




----------------------------------------
園田道場 島根支部



海未父「園田猿臂ぃぃい!」ドゴォ

ホオジロザメ「グェェエ!」


海未母「皮を剥いでおろし金にしてやりましょうかあ?!」ズバズバ ピキッ

海未母「ちぃっ! 刃が欠けました!」

海未母「替刃!」

海未父「ああ、ほらっ!」ポイッ

パシッ ガション


ホオジロザメ「ウゴゴゴゴ・・・グバァ」パックッ

海未父「うぉおおお?! 脚を噛まれた!! うあー!!」

ドタッ ズデン
ズリズリ


海未父「くそっ! このっ!! このっ?! 離せっ!」バシンバシン


海未母「フカヒレスープにしてぇぇ・・・・・っっ!!!」グルングルン...

海未母「きぃちゃんにごちそうしますッッッ!!!」」  ズバンッ!


10 : ◆LXjZXGUZxjdx [sage saga]:2016/11/22(火) 02:37:35.97 ID:2T9O6dks0


ホオジロザメ「アンギャオゥェェオオオウェオオ!」ジタバタ ジタバタ

海未父「よしっ! 抜けた!!」タッタッ



海未父「もっと強力な武器はないか?!」キョロキョロ



ガラス製のショーケース「強力な武器あるで」

海未父「これだ!」



ガシャ-ン!

バシュ
ガチュ
ザンッ


\\デェェェェェェェェン//


海未父「70口径水平二連装象撃ち弓!!! そんなに腹が減ってるならこいつでも食らいやがれぇえええ!!!!」ギリギリ...


バカァァアアンン!!!!!


海未母「きゃあ ><」耳塞ぎ

ホオジロザメ「ギャァアアアアアアア!!! ア ア ア ア ア ア ア ァ ァ ァ ァ  ァ  . . ....」グラグラ...

海未父「はぁっ・・・はぁっ・・・・は、はは」



ドターン・・・・・・



海未母「お父様・・・」寄り添い

海未父「ふっ・・・ハッーハッハッハッハ! 勝ったぜえ!! 俺の道場を襲うなんて10年早いんだザマァミロー! ハッハー!」

海未母「うふっ、うふふ」




11 : ◆LXjZXGUZxjdx [sage saga]:2016/11/22(火) 02:38:24.93 ID:2T9O6dks0




----------------------------------------
コンビニ屋上


海未父『殺したぞー! 聞こえるかー! バケモノを殺したぞー! どうぞー!』

海未「!!!!」パァ

ことほの「「いえーい!」」ハイタッチ

海未「聞こえます! とりあえずおめでとうございます! ちなみに後2匹います。どうぞ」

海未父『なんだってぇ?!! よし! ここは俺に任せろ!』

海未「分かりました! 穂乃果! ことり! もう安心です!」

穂乃果「よかったぁ〜・・・」




クゥ...

穂乃果「あっ/// 安心したらお腹減って来ちゃった///」

ことり「クスッ、もう穂乃果ちゃ〜ん♪」

海未「少し食事をしましょうか。腹が減っては戦はできぬです」

穂乃果「下に降りるの? でもサメは後2匹いるけど、大丈夫かな〜・・・?」

海未「ええ、ですから、音を立てないようにゆっくり降りましょう」




---------------
コンビニ一階


コソコソ

穂乃果「パン〜、パンが食べたいの〜」コソコソ

パンの棚「空っぽや」

穂乃果「あるぇ? パン、一個もないぃ・・・」シュン

海未「おにぎりが食べた・・・い、けど、ないです・・・」シュン

ことり「ちーずけーきない・・・」シュン

穂乃果「あれ、あれっ・・・?」キョロキョロ

穂乃果「ねえ、なんだか食べ物全然置いて無くない?」

ことり「うん・・・仕入れが遅れているn――――――――ピッ」ビクン

海未「ことり? どうしんむが」口抑えられ

ことり「しーっ! しーっ!」コソコソ

穂乃果「・・・・?」キョトン

ことり「んっ! んっ!」(あっち! あっち見て!)チョイチョイ

ほのうみ「・・・・?」クルリ


モシャモシャ
ガツガツ


12 : ◆LXjZXGUZxjdx [sage saga]:2016/11/22(火) 02:39:31.28 ID:2T9O6dks0


ほのうみ「・・・!!!!」ビックッ



脚付きメジロザメ「バクバク」 ← 缶詰ごとシーチキン食ってる



海未(なっ?! な、な、な、なななぁあ?! サメに脚が生えて歩き回って食べ物を食い漁ってますぅ?!?!)ボソボソ

穂乃果(なんでぇ?!)ボソボソ

海未(恐らく・・・私達に地上でやられたことをきっかけに、地上でも容易に活動できるよう、この短時間で進化したのでしょう・・・)ボソボソ

穂乃果(そんなあ?! さっき海未ちゃんが『逃げるなんて臆病者ですねえ! 今度は容易に弱点を叩かれないように脚でも付けてフットワークを上げてきたらどうですぅ?!』って煽るからだよぉ!!)ボソボソ

海未(ぐぬぬ!)

ことり(どうするのお?! このままじゃことり達がサメさんのおやつになっちゃうよぉ・・・)オロオロ

海未(落ち着いてください、プランを練れば大丈夫です)

穂乃果(とりあえず屋上に戻る・・・?)

海未(いえ、それはダメです。今下手に動いたら気が付かれます。それでもし、屋上まで追われたら逃げ道が無くなってしまいます)

穂乃果(それじゃあ、こっそり外に出る? でもそれはそれで、入店音の『ティッローン♪ ティッローン♪』が鳴って気付かれちゃうかな)

海未(ええ、ですから扉が開くと同時に、全力で走り抜けましょう!)

海未(3・2・1・0 のタイミングで一気に駆け抜けますよ!)

穂乃果(ええっ! 本当に外へ走って逃げるのっ?!)


海未「3・・・」ボソッ

ことり「ゴクリ...」



海未「ニ―――」











脚付きオナガザメ「ウグォォォ!!!」バコーン


穂乃果「うわぁ?! 別のサメが裏口からきたあ!」



13 : ◆LXjZXGUZxjdx [sage saga]:2016/11/22(火) 02:40:30.84 ID:2T9O6dks0



海未「?! ゼロです!」スタダッ

ことり「ぴぃぃ!」スタダッ

穂乃果「ええっ?! ちょっとまってよ! うわっと?!」コケッ スタダッ



ティッローン♪ ティッローン♪


脚付きメジロザメ「ブォッ?」クルリ


脚付きメジロザメ「ブガァァアアア!」ヒタヒタヒタヒタヒタヒタ

脚付きオナガザメ「ウゴォォォオ!!」ヒタヒタヒタヒタヒタヒタ



穂乃果「うわあ! 2匹とも追ってきたあああ!! 素早く動く生脚が気持ち悪い!」タタタ

海未「とにかく走るんです!」タタタ

穂乃果「どこに逃げるのっ?!」タタタ

海未「とこに逃げましょう!!!!」タタタ

穂乃果「ええっ?! 考えてないの?! 全然プラン練ってないじゃん!!!」

ことり「あっ! あそこの桟橋に水上飛行機が停まってるよ!!」

海未「でかしました! あれに乗って逃げますよ!!」

ことり「でもどうやって飛ばすの? 飛行機の免許持ってる人いる?」

海未「何言ってるんですか! スクールアイドルなら飛行機くらい飛ばせるでしょうが!」

ことり「うん! わかった!」


脚付きオナガザメ「ガブッガブッ!」パクパク

穂乃果「いたっ! いたっ! お尻噛まれたああ!!」タタタ

海未「人間には二つもお尻があるんです! 一つくらいなんですか!!!! いいから走るんですよ!!!!!」タタタ

穂乃果「ひぃぃぃぃん;;!」タタタ



 〜〜水上飛行機の所まで走ってき三人!〜〜



脚付きメジロザメ「ブフッ! ブフッ!」ヒタヒタ

脚付きオナガザメ「ウガッ! ウガッ!」ヒタヒタ



海未「ことり! 早く飛ばしてください!」

ことり「飛ばしてっていわれてもっ・・・! 飛行機のドアには鍵がかかってるよ!」ガチャガチャ

海未「大丈夫! 離れてください! 私がマスターキーを持ってます!」スッ ← ショットガン構え


ことり「えっ?」


14 : ◆LXjZXGUZxjdx [sage saga]:2016/11/22(火) 02:41:58.59 ID:2T9O6dks0


ガシャコン ズドーン!

チャリーン

  ....パカ



ことり「WAO、開いた」

海未「さあ、ことり早く! 穂乃果は私としばらくサメの足止めです!」ガシャコン

穂乃果「うん!」ギュ ← バット構え



ことり「ああ、ダメ!」

海未「どうしたんです?!」ズドーン ガシャコン

 脚付きメジロザメ「ブギャッ!」フラッ


ことり「こんなの飛行機じゃない! 羽の付いたカヌーだよ!」

海未「だったら漕げばいいでしょう!」ズドーン ガシャコン

ことり「そんなぁ・・・」

穂乃果「ことりちゃーん!! はやくぅぅーーーっ!!」バシバシ

 脚付きオナガザメ「ウンゲッ! フンギャ!」ヨロッ


ことり「うぅ・・・何なのこの飛行機! 古すぎる! 計器が見えないのぉ!」カチャカチャ

海未「早くエンジンをかけてください!!!」ガシャコン ズドーン

穂乃果「いそいでーーっ!!!」バシバシ

ことり「わかってる! わかってるぅ〜♪ やってるよぉお!」スタータークイックイッ


羽の付いたカヌー「ハァ? 誰が飛ぶかよwww」プスプスプークスクス


海未「SHIT!」

海未「動け! 動けってんです! このポンコツがぁ!!」ガツン! ガツン!


羽の付いたカヌー「痛い;; 飛ぶから叩かないでぇ・・・」ブルンブルン


ブルルルルルル!

海未「この手に限ります」


脚付きメジロザメ「ブグヒヒヒ!」ヒタ ヒタ

脚付きオナガザメ「ウゴギュギュイ!」ヒタ ヒタ


海未「穂乃果! もういいです! 早く乗ってください!」

穂乃果「うん! よいしょ!」スタッ

脚付きメジロザメ「バウアアッ!」ヒタヒタヒタヒタ

穂乃果「乗らせないよ! めーんっ!」バシ

脚付きメジロザメ「ブグゥ?! ウゥ・・・」クラクラッ


15 : ◆LXjZXGUZxjdx [sage saga]:2016/11/22(火) 02:43:42.93 ID:2T9O6dks0


脚付きオナガザメ「ウヌウウウ!」ピョ〜ン

穂乃果「あわわ! 一匹飛び乗ってくるう?!」

海未「・・・・・」スッ

ガコッ

脚付きオナガザメ「アガッ?!」 口の中にショットガン

穂乃果「おおっ?!」












海未「さっさと失せろ、ベイビー」カチッ



ズドン!







脚付きオナガザメ「アガッ・・・ガッ・・・・・・」フラッ 海にざぶーん

羽の付いたカヌー「私、飛んでる!」ブルルルン ふわぁ

穂乃果「やったあ!」

海未「ふっ・・・ハッーハッハッハッハ! 勝ちましたよお! こっちには大空を飛ぶことりがいるんですーっ!! 悔しかったら飛んで追ってきやがれってんですぅ海洋生物―!! ハッハー!」

穂乃果「はぁ・・・助かったぁ・・・・」クタッ

海未「このまま音ノ木坂まで飛んで帰りましょう」

ことり「うん! わかった!」







16 : ◆LXjZXGUZxjdx [sage saga]:2016/11/22(火) 02:44:40.43 ID:2T9O6dks0

----------------------------------------
しばらくして、
上空


ヒュー ガタガタ
ピカッ バリバリー

海未「風が強くなってきました。雷も出てきてますし。台風でも近づいているのでしょうか。大丈夫ですかことり?」

ことり「大丈夫。これくらいよくあることだよ」

海未「ならいいですが」



穂乃果「・・・・」ウツラウツラ

穂乃果「・・・・・・」....カクッ zzz


穂乃果「・・・・ハッ」ガバッ

穂乃果「いけないいけない。ことりちゃんがちゃんと操縦してるんだから、穂乃果だけが寝ちゃダメだよね」

穂乃果「窓の外でも見てようかな」チラッ



ビュオ-

ビュオ-

ビュオ-


ピカッ バリバリー



穂乃果「黒い雲の上を飛んでる。風も強いなあ」



ビュオ-

ビュオ-

ピカッ バリバリー
               シュン
ビュオ-



穂乃果「!?」

穂乃果「い、今何かが横切ったような・・・・」目ゴシゴシ 頭ブンブン

穂乃果「むむむむ・・・・」ジー



17 : ◆LXjZXGUZxjdx [sage saga]:2016/11/22(火) 02:46:31.67 ID:2T9O6dks0



ピカッ バリバリー

ビュオ-
                    シュン
ビュオ-
            フワァ....
ビュオ-


穂乃果「・・・・・」

穂乃果「・・・・・・・・・・」窓のブラインドをそっ閉じ

海未「穂乃果? どうしました?」

穂乃果「う、うん・・・なんかありえなものが見えた気がして・・・」

海未「疲れているんですよ、休んだらどうですか?」

穂乃果「うん・・・・ごめんね、そうする・・・」


ピカッ ゴロゴロー

ことり「乱気流で少々揺れるかも! シートベルトをしっかり締めて!」

穂乃果「あっ、う、うん!」カチャカチャ

ガタガタ グラグラ

海未「これが少々ですか? かなり揺れてるんじゃあ」

ことり「この程度なら心配ないよ。もっとひどいのはざらにあるからね」






.......ガタン

...............ガコン






穂乃果「・・・・・・」

穂乃果「・・・・・・・・・・・」ソワソワ

穂乃果「・・・・・・・・・・・・・・・」ソワソワソワ


穂乃果「・・・・・・・」窓開け、チラッ



ビュオ-


ビュオ-


ビュオ-




18 : ◆LXjZXGUZxjdx [sage saga]:2016/11/22(火) 02:48:00.10 ID:2T9O6dks0







ピザデブ脚付きオンデンザメ「バァ」






穂乃果「!!!!?!?!?!」ガタガタン!

海未「穂乃果?」

穂乃果「いるいる! やっぱり!! いる!! 飛行機の羽に乗ってるうう!! 見たでしょ!!!」

海未「なんのことです?」

穂乃果「サメ!!! サメだよ!!! 私達を追ってきたんだ!!!! あれを見て!!」

海未「はぁ? 何言ってるんですか」

穂乃果「いるの! ほら、窓の外見て! いるから!!!!! ほら!!!!」グイグイッ

海未「ちょ、ちょっと、そんなに引っ張らないでください」



ビュオ-

ビュオ-

ビュオ-



海未「何にも見えないじゃないですか」

穂乃果「本当にいるんだって!!!」

ことり「落ち着いて、乱気流なんてよくあることだから」

海未「これ以上騒がれると不安になります。やめてくださいね」パッ

穂乃果「うっ、うぅ・・・・・・・・分かった・・・ごめん・・・大丈夫・・・」

穂乃果「・・・・」


穂乃果「・・・・・・・・」



穂乃果「・・・・・・・・・・・・・」チラッ
 

ビュオ-

ビュオ-

ビュオ-

ピカッ ゴロゴロピシャーン





19 : ◆LXjZXGUZxjdx [sage saga]:2016/11/22(火) 02:50:37.94 ID:2T9O6dks0






            〜雲の中〜



  サメの大群「「「「「「グォォォォオオ・・・・・・・・」」」」」」








穂乃果「あわわわわわわわわわわわ・・・・」ガタガタ




ビタァァン!!!


このほのうみ「?!?!?!??!?」ビックッ



ピザデブ脚付きオンデンザメ「バォオオオ!!」アグアグ


穂乃果「ほらあ!! いたでしょおお!!!! 台風の風に乗ってサメが追ってきたんだよお!!!!」

海未「そんなバカなあ?! サメが空を飛ぶわけ・・・」

穂乃果「海未ちゃんがさっき『こっちには大空を飛ぶことりがいるんですーっ!! 悔しかったら飛んで追ってきやがれってんですぅ海洋生物―!!』って煽るからだよお!」

海未「ぐぬぬ!」



プロペラ <ブルルルル

ピザデブ脚付きオンデンザメ「バウ?」グググ

プロペラ <ブルルルル

ピザデブ脚付きオンデンザメ「バァァァアア!?」吸い込まれ

プロペラ <ブルルルル、ガッ!!! ガガガガガ


ことほのうみ「!?!?!??!」


ザシュザシュザシュザジャシュ

ピザデブ脚付きオンデンザメのミンチ「」バラバラ〜

ボカァン!


穂乃果「エンジンにサメが巻き込まれて爆発したあ?!」

海未「シャークストライクです!!」




ジジッ

ことり「メーデー! メーデー! メーデー! 第2エンジンを失いました! 緊急着陸を要請! 現在2万フィートまで降下中!」


20 : ◆LXjZXGUZxjdx [sage saga]:2016/11/22(火) 02:52:10.10 ID:2T9O6dks0


ジジッ

無線『こちら種子島空港管制室。緊急着陸を許可します』



海未「んんんっ?! ちょっと待ってください! 今種子島と言いましたか?! この飛行機は鳥取から東京に向かって飛んでいたはずですよね!? 方向が全然違いますけどなんで?!」

ことり「分かんない!!!!!!」

海未「そうですか!!!!!!!!!!!」




     .....ヒュルルル


ヒョロガリ脚付きカスザメ「ゴォォオ!!」

 ヒュルルル ガシャアアン!

ほのうみ「「うわああ! 正面の窓が割れたああ!! サメが入ってくるう!!」」

ヒョロガリ脚付きカスザメ「ゴァ! ゴァッ!!」ガブッガブッ


ことり「うるさいです!」ペシッ

ヒョロガリ脚付きカスザメ「ゴゥッ!? ゴ、ゴォ〜〜〜―――----・・・・.........」ヒュルルル〜〜・・・・

穂乃果「WAO・・・」

海未「やりますねぇ・・・」




ジジッ

ことり「滑走路が見えます! このまま着陸します! 滑走路を開けてください! かなりきつい状況です!!」


ジジッ

無線『了解、消防隊を待機させる』






海未「滑走路が見えてきました! しっ、しかしスピードが速すぎませんか?!」

ことり「わけない、機首を上げて減速するよ」ググググ

海未「着陸装置は?!」

ことり「うん、出したよ」

ビーッ! ビーッ!

海未「警報が・・・!! このままじゃ失速します! 機首を下げてください!!!」

ことり「速度350、330、320、295、280・・・・」

海未「は、早く機首を下げてっ・・・!!」


ことり「・・・・そろそろ下げるとするか」グイーッ...

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