海未「ここが鳥取砂丘ですか。良い所ですね」

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71 : ◆LXjZXGUZxjdx [sage saga]:2016/11/22(火) 04:49:30.82 ID:2T9O6dks0

海未「ええ、でもそのおかげでこうやって剣道を知っている私達三人が力を合わせる事ができます!」

穂乃果「うん! そうだね! 勢いだけはある穂乃果の攻めの剣と、冷静な守りができる海未ちゃん、そんな私達に応援で力をくれることりちゃん!」

ことり「性格はバラバラだけどお互いの事はなんでも知っているスーパー幼馴染同士だからこそできる最高のコンビネーションっ! だよねっ♪」





----------------------------------------
種子島
管制室


司令官「なんと! そういうことだったか! お互いの長所をドリフトで合わせることができたから、達人級の実力が発揮されているという訳か!!」

重工主任「分かったか? あの三人は、ああいう三人なんだ」

隊員「はい! 私が浅はかでした! これはいけますよ!!」

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サメ怪獣「ガッ、ウグッ・・・」ヨロヨロ

穂乃果「おっと! それ! もういっぱーぁっつう!!!」 バシーン!

サメ怪獣「アガアア!?」フラッ

ドシャア
                        .....ガブッ

穂乃果「まだまだぁ!」ググッ...

ことほのうみ「「「やーっっ!!!」」」 バギャーン!!

サメ怪獣「ウグッッッ!?」


穂乃果「ふぅ・・・。ハッ・・・フッ・・・」

ことり「ふっ、ふぅ・・・」ゼェハァ





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種子島
管制室


隊員「よしっ! いけっ! ぶちのめせー!!」

司令官「・・・・・・」

隊員「すごいですよ司令官!」

司令官「・・・・・あっ、ああ」

隊員「圧倒的じゃないですか我々のイェーガーは! このままだったら楽勝ですよ!」

司令官「 ・・・確かに、すごいな」

司令官(すごい、確かにすごいのだ。剣を持ってからは、イェーガーは圧倒的な強さだ。心配されていた剣道経験差からくる神経同調の問題もない)

司令官(・・・一方的に攻撃している限り、イェーガーが負ける要素は見当たらない・・・・のだが・・・なんだこの違和感は・・・・)モヤモヤ


重工主任「・・・・・・・・」

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72 : ◆LXjZXGUZxjdx [sage saga]:2016/11/22(火) 04:50:52.15 ID:2T9O6dks0




サメ怪獣「ウググ・・・・・」ムクリ....

穂乃果「起き上がらせないよ! すかさず・・・・っ!」

ことほのうみ「「「めぇぇっっん!!!」」」

ドギャバシーン!

サメ怪獣「ウグッゥ・・・・・」
                   ......ガブッ  ガブッ

穂乃果「ハァ・・・・ハァ・・・。・・・こ、これでどぉだあ・・・!」

海未「ハァッ・・・・ハァッ・・・・ぐったりしていますが、やりましたかね・・・?」

ことり「ハァ・・・・フゥ・・・・」クタッ


サメ怪獣「 ウ ゴ ゴ  ゴ  ゴ .....」

       ガブッ  ガブッ

サメ怪獣「グフッグフッ・・・・ガァアア」ムクッ


穂乃果「ええっ・・・・・・?!」ゼェハァ....

ことり「ぴぃ・・・・」ヨロッ....

海未「あれだけの斬撃を浴びせられてまだ立ち上がりますか・・・・」





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種子島
管制室


司令官「なんとしぶとい・・・・やつは不死身か・・・」

重工主任「・・・・・まずいな」

司令官「まずい・・・・?」

重工主任「カメラをサメ怪獣の傷ついた部分に向けろ」

隊員「えっ? あ、はい!」

ジッジジー



===============

サメ怪獣「ガァァ・・・・」

サメ「ウォォ」ガブッ

===============



司令官「むっ!!?」

隊員「サメ怪獣に普通のサメが噛みついている?!」

重工主任「ああ、奴は傷ついた部分を台風に乗って飛んできたサメで再生している。あれではいくらダメージを与えても意味がない」

重工主任「それに反し、イェーガーはダメージを受ければ受ける程装甲が削がれていくし、燃料のアルコールだってどんどん消費されていく」

隊員「た、確かにまずいです! なにより操縦しているパイロット三人が持ちません! ドリフトを維持するのにだって精神力を強く保ち続けなくてはならないし、ましてや戦い続けていたら体力の消耗も激しい・・・!!! このまま戦闘が長引いたら・・・!」

重工主任「その通り、じり貧だ。こいつは想定外。・・・・・・どうする?」


司令官「分かった・・・。まずは台風をなんとかせねばな」

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73 : ◆LXjZXGUZxjdx [sage saga]:2016/11/22(火) 04:57:48.67 ID:2T9O6dks0




穂乃果「ふぅっ・・・。もう一回いくよぉ・・・!」グッ

海未「は、はい・・・」グッ

ことり「うぅ・・・」


司令官『待て、待ってくれ』


穂乃果「ハァッ、ハァッ、は、はい?」

司令官『このままじゃあ非常にまずい事が分かった。今のまま攻撃を続けても意味が無い』

穂乃果「意味が無い・・・? どういうことですか?」

司令官『やつは傷ついても、台風に乗って飛んで来たサメを吸収して再生している』

ことり「ええっ?! そんなぁ・・・」

海未「それでは一体どうすれば・・・?」

司令官『まずは台風をなんとかする』

海未「なんとかって、そんなことできる訳・・・・。本当に台風がなんとかできれば、畑の様子を見に行って亡くなってしまう農家の方はこの世にいないですよ・・・」

司令官『・・・・ああ確かにそうだ。人は自然の猛威とは戦えない。台風が来たら、人は逃げなければならない』

海未「・・・・・」

司令官『だが、イェーガーに乗れば台風と戦えるし、勝つこともできる』

海未「・・・どのようにして?」

司令官『台風ってのは、暖気と寒気の衝突で起きる。だから、その寒暖差を無くせば台風は止められる』

司令官『そこでだ、イェーガーのダブルコアアルコールリアクターから生み出される膨大なエネルギーを熱変換し―――』

穂乃果「分かった! こういうことだね! すぅぅぅっっっ・・・!  雨やめーっ!!!!!」ヤメー ヤメー ヤメェ...

司令官『―――それを台風に向けて一気に放出することによってうんたらかんたら』

ビュオオオオオ!

ビュオー

ヒュー.....

サー  パァァァァァ

穂乃果「本当に止んだ! 人間その気になればなんだってできるよ!!」

      .....ヒュルルル

ドサッ ドサッ

ことり「あっ」

海未「台風が止んでサメ怪獣に再生用のサメが供給されなくなりましたが、台風に乗って飛んでいた大量の脚付きサメが街のあちこちに降り注いでいますよ! これじゃあ逃げ遅れた一般の人達に被害が・・・!」




大量のサメ「「「 ガゥゥウウ!!! 」」」ドササササササッ

一般人「きゃー! 助けてー!」




ことり「大変! 助けないと―――」









74 : ◆LXjZXGUZxjdx [sage saga]:2016/11/22(火) 04:58:18.90 ID:2T9O6dks0

     < ッテェ!!!!

ヒュルルルル....

ドガーーッ! ボガーーンッ!
グバアアアアンン!!!

大量のサメ「「「ギャァァァ?!」」」ベチャチャチャチャ



穂乃果「うわぁ?! 急にミサイルが飛んできてサメが爆発した?!」

海未「何事ですか?!」



『ハロー』



ことり「えっ? 今の声、何? 真姫ちゃんの声に聞こえたけど」

穂乃果「真姫ちゃん? えっ? どういうこと?」

ハタキー「正面10メートル先からの通信です。発信者を拡大してモニターに投影します」

パッ

穂乃果「えっ? 何あれ?」

海未「赤い鎧みたいなのが空を飛んでいますね。なんでしょうか」

『それが私よ』

穂乃果「やっぱり真姫ちゃんの声だ! 今そこを飛んでいるのが真姫ちゃんなの?」

『いいえ。今の私は真姫じゃないわ』

穂乃果「真姫ちゃんじゃない・・・?」

『そう、今の私は、西木野総合病院が科学技術の粋を凝らし開発したパワードスーツを着用するスーパーヒーロー・・・・・・―――』



真姫『マキチャンマンよ!』ババーン



穂乃果「真姫ちゃんがスーパーヒーロー!? すごい! かっこいい! アイアンマンみたい!」

真姫『それとこのパワードスーツは、あなたたちが今乗ってるイェーガーと同じAIのハタキーを搭載してるわ』

ハタキ―「はぁい。真姫様をサポートするハタキーでーす。ちなみに今の真姫様のおぱんちゅの色は黒でーす」

真姫『スポーツウェアって言いなさい! それからみんなも無線を持ってるからいつでも連絡を取りあえるわよ』

海未「みんな? みんなとは?」

『ハラショー!』

穂乃果「絵里ちゃんの声だ!」

『いいえ、私は絵里じゃないわ』


絵里『今の私は、ロシア軍の兵器で戦うスーパーヒーロー、キャプテンロシアよ!』ババーン
75 : ◆LXjZXGUZxjdx [sage saga]:2016/11/22(火) 04:59:17.71 ID:2T9O6dks0


海未「絵里!」

絵里『さっきのミサイルは私が撃ったのよ。すごいでしょ♪』


『にゃん にゃん にゃ〜ん!』

穂乃果「今度は凛ちゃんの声だ!」


凛『凛は凛じゃなくて、猫ちゃんに噛まれたアレルギー反応で猫ちゃんパワーを手に入れたスーパーヒーロー! キャットマンにゃ!!』ババーン

ことり「や〜ん♪ かわいい♪ ネコミミ、ネコ尻尾、ネコ手足の凛ちゃんだ〜♪」


絵里『まだまだいるわよ! 次は希!』




希「・・・・・・」スタ.... スタ....




穂乃果「希ちゃん! 巫女服着てるね!」


希「・・・・・・・」


穂乃果「えっ? のぞみっ・・・ちゃんだよね?」

海未「な、なんか雰囲気がいつもと違いますね・・・」

ことり「うん・・・・。いつもの包み込んでくれるようなお母さん感がないような・・・・」


絵里『そうね、正確に言うと、今は希であって、希ではないというか、なんというか』

海未「どういう意味ですか?」

絵里『神田明神の神様を自身に憑依させているらしいわよ』

海未「神田明神の神様・・・? えっ! それってまさか平将門公ではっ!?」

穂乃果「勝負の神様の?」

ことり「穂乃果ちゃんと海未ちゃんの剣道の試合前に、いつも一緒にお参りに行ってたよね」

海未「そうですよ! 勝負の神様で東京の守り神ともいえるお方ですよ!」

穂乃果「希ちゃん! そんなすごい神様に憑依してもらったんだね!! 希ちゃんもスーパーヒーローだ!!」

海未「・・・はっ! そうだっ! もしかして今希にお願い事を言ったら、お願い事を直接神様に聞いてもらえることになるのでは!?」

ことり「!!?  ほのかちゃんのパンティーおくれー!」

海未「あっ! ずるいですよことり!」

76 : ◆LXjZXGUZxjdx [sage saga]:2016/11/22(火) 05:00:04.17 ID:2T9O6dks0


      ヒラッ.... ヒラッ....


ことり「!!? わぁい! ほんとにお願い事聞いてくれたー! しかもホカホカだーっ!!」カブリ カブリ

海未「ちょ・・・あっ、いやっ! ちょっと待ってください! その紫レースの破廉恥なパンツはなんですか!? そんなの穂乃果は持ってないはずですよ!」

ことり「うわっ本当だ! 匂いも穂乃果ちゃんじゃない!」スンスン

希「・・・・・・///」袴抑え ...モジモジ 





 < パォォォオオ!    ズシン! ズシン! ズシン!


真姫『あら、愉快な仲間が来たみたい』シューン


象脚付きジンベエザメ「パォォォオ!」 ズシン ズシン ズシン ズシン


海未「サメの襲撃ですか!? お、大きい! なんと大きいサメなんでしょう! 今まで見た中で最大級です! あっ?!」

海未「あっ?! いけません! 真姫を追ってみんな所に向かってます! みんな早く逃げてください!!」



『もう、しょーがないわねー』スタスタ



穂乃果「にこちゃんの声?! にこちゃんもいるの?!」

にこ『いるわよー』

海未「あれっ?! にこはいつものにこじゃないですか!」

穂乃果「他のみんなみたいにスーパーヒーローになってないのお!?」



絵里『にこ』

にこ『あによ?』クルリ

絵里『今なら思いっきり怒っていいわよ』

にこ『ふんっ、にこの秘密を教えてあげましょうか?』

絵里『クスッ、ええ、なにかしら』

にこ『スーパーアイドルのにこはね―――』

象脚付きジンベエザメ「パァァァアアアア!!!」 ズシン ズシン ズシン 大口クパァ

にこ『―――いつも心の底からにっこり笑顔なのっ!』ニコッ



穂乃果「にこちゃんあぶなーい!!!」








77 : ◆LXjZXGUZxjdx [sage saga]:2016/11/22(火) 05:01:52.21 ID:2T9O6dks0

にこ「!!!」 グググッ...!

ムキムキムキムキムキムキムキンッ!!!

服バリーッ



ことほのうみ「!?!?!?!」ビクゥ



象脚付きジンベエザメ「パァァァ!」パクッ

にこ「   ラ    ブ    に    こ    ―――――――――」ブゥン

象脚付きジンベエザメ「アッ・・・・」



にこ「アターーーーーッック!!!」ドゴォ



ベチャベチャベチャベチャ

象脚付きジンベエザメの肉塊「 」 バラバラァ






穂乃果「わわっ!?/// にこちゃんの服が破けて筋肉モリモリマッチョマンの変態になっちゃったぁ?!」

にこ『どぅあれが変態マンよ! ウマンと言いなさい!』

海未「い、いえ・・・そんなことより、何ですかそのムキムキボディとスーパーパゥワーは?! あの巨体を持つサメを一撃で粉々にしてしまうなんて信じられません・・・。はっ! 分かりました! 真姫ですね! 真姫! 今度は一体どんなフシギナオクスリをにこに投与したんですかっ!」

真姫『SSだからってすぐに私のせいにするのはやめて! 私は何もやってないわよ! にこちゃん、ちゃんと説明してあげて!』

にこ『・・・・・・・・・にこはね・・・。実は、運動が苦手なのよね・・・。それでもアンタ達に後れを取らないよう、ダンスの練習を一杯したの』

海未「え、ええ・・・?」

にこ『・・・・・一日10時間におよぶダンス練習・・・。プロダンサーをキャプチャーしたダンスの完全再現・・・・・。筋肉痛を通り越し、パンプアップをくりかえし、肉体改造・・・・』

海未「・・・・・」ゴクリ

にこ『そうしたらいつの間にかこんな上腕二頭筋になってたのよぉおお! にこは かわいい かわいいアイドルの女の子なのに、この腕はちょっと違くない?! そう思って、普段は長袖で隠してたの・・・』ムキムキィン!

海未『なるほど・・・。だからにこは夏でも長袖のカーディガンを着ていたのですね』

にこ『本当はこんな腕、人には見られたくないんだけど・・・。私たちの東京が壊されるって時に、わがまま言ってられないわよねっ!』ムキムキムキィ!

ことり「う、うーん・・・。腕より胸を見られることを気にした方が・・・」

凜『にこちゃんの胸なんてどうでもいいにゃぁ・・・あんな逞しいレーズン見せられたって誰も喜ばないにゃあ・・・。真姫ちゃんもそう思うよね?』
78 : ◆LXjZXGUZxjdx [sage saga]:2016/11/22(火) 05:04:16.95 ID:2T9O6dks0

真姫『へっ?! ヴぇ、ヴぇつに、私は・・・・』ヘルメットカリカリ

ハタキー「真姫ちゃん様! 御指示通り、にこ様を髪の毛一本から足の爪先までくまなく撮影中であります!」●REC

真姫『ちょ、ちょっと! 何言ってるのよ! ちゃんと8Kで撮影しているでしょうね!?』

にこ『凛真姫。後で歓迎のムギュムギュしてあげる』

りんまき「「ヒェッ・・・・・」」ガクブル


穂乃果「ねえ! 花陽ちゃんは? 花陽ちゃんもなにかすごいスーパーヒーローになってるの???」ワクワク

凛『かよちんは学校でお留守番にゃ』

穂乃果「あっ、はい」


ことり「とにかくみんなかっこ可愛いね♪ だけどどうしてスーパーヒーローに?」

絵里『センパーパラタスってやつよ!』









サメの大群「「「「「グォオオオ・・・・」」」」」ヒタ ヒタ





真姫「あら。いっぱい来たわよ。どうする絵里?」

凛「にゃ〜」猫爪ギラン

にこ「ふんっ!」ムキムキ!

希「・・・・・」

絵里「いい、みんな。民間人に被害が出る前に、サメを殲滅しなきゃならないわ」

絵里「サメはゲリラ豪鮫に乗ってゲリラ戦を仕掛けている。真姫。あなたは空を、凛は陸を動き回ってサメの位置を確認し、その情報を自衛隊のネットワークシステムに送って」

真姫「了解!」バシューン

凛「凛二等兵にまっかせっるにゃ〜」シュタタタタ


絵里「希は私と一緒にここで戦闘を続ける。避難所を守っている自衛隊の防衛ラインに近づくサメは押し戻すかミンチにしてあげて」

希「・・・・・・」


絵里「そして、にこ」

にこ「んぁ?」


絵里「・・・・暴れて」ニコリ

にこ「・・・んふっ」ニコリ


79 : ◆LXjZXGUZxjdx [sage saga]:2016/11/22(火) 05:05:17.98 ID:2T9O6dks0


にこ「・・・・・」クルリ ノッシ ノッシ....

サメ×50「ウォ〜・・・」ザッ ザッ

にこ「・・・・・!」ググググッ...........ダンッ!


にこ「にっこ! ―――」ドゴォ!

サメ×5「「グギャァァアア!」」ベシャベシャ



にこ「二っ個ぉ!!? ―――」ドゴゴォ!

サメ×10「「「「ギョォオオオオ!」」」」ベシャベシャベシャベシャ



にこ「kneeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeee!!!!!!!!!!」

ドガガガガガガガガ!!!!

サメ×30「「「「「「「ブッrrrrrrrrrrrrr」」」」」」」ベシャベシャベシャベシャバキャドギャガガガ



にこ「ふー」スタッ

にこ「・・・」ギロッ

サメ×5「はわわ・・・」ガクガクガクガク



絵里「両腕を使った見事な肘打ち! さすがにこね!」

絵里「穂乃果! 見ての通り、そこらへんのサメは私たちに任せて! 貴女達はあのサメ怪獣を倒すのに集中するの!」



穂乃果「ぅ絵里ちゃん! 分かった、ありがとう!」

穂乃果「さあ行くよ! 海未ちゃん! ことりちゃん!」クルッ

海未「ええ!」クルッ
ことり「うんっ!」クルッ


イェーガー < クルッ  ガシャン




サメ怪獣「ふぁ〜・・・。アッ、オワッタ?」





80 : ◆LXjZXGUZxjdx [sage saga]:2016/11/22(火) 05:06:31.39 ID:2T9O6dks0

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馬の脚付きカグラザメ「ヒヒーン!」パカラッ パカラッ

絵里(あのサメ真っ直ぐ突っ込んでくる?! 私に噛みついてくるつもりね! 横に避ければ大丈夫・・・)サッ

馬の脚付きカグラザメ「ヒヒッ!」グワッ

絵里(なっ?! まさかの蹴り?! この距離じゃ避けきれないっ! ・・・いえっ、冷静にガードして、そしてカウンターを入れるっ!)グッ

馬の脚付きカグラザメ「ヒンッ!」カクッ

絵里(蹴りの軌道が変わった?! ブラジリアンキック??!! ガードを乗り越えてくるっ・・・!)

バシンッ!

絵里「うぐっ!」クラッ

馬の脚付きカグラザメ「ヒッヒ〜ン」ドヤァ

絵里「・・・ふんっ。随分としゃれた技を使うのね。面白い。いいわ。私も見せてあげる。ロシアン格闘術《システマ》をねっ!」チャキ

馬の脚付きカグラザメ「ヒッ?!」

絵里「・・・・・」 AK-47 < ドガガガガガガガガ!

馬の脚付きカグラザメ「 ヒ ヒ ヒ ヒ ヒ ヒ ヒ ヒ 」ハチの巣

馬の脚付きカグラザメ「・・・・ヒンッ」 ...ドタン

絵里「ふー」銃口に息吹きかけ

絵里「私の名はエリーチカ。人呼んで KKE《屈強・カッコイイ・エリーチカ》 よ! 覚えておきなさいっ!」


絵里「のぞみー! そっちはどおー?」



希「・・・・」スタ スタ

虎脚付きトラフザメ「ガルルルル」

鼬脚付きイタチザメ「キュキュ〜イ」

鰐脚付きオオワニザメ「グォロロロロロ」



絵里「希―!! 何匹かそっちに行ってるわよ!!」



希「・・・・」スタ スタ



絵里「ちょっと聞いてるのー?! そんな無防備に歩いてちゃ危ないわよー!!」



希「・・・・」スタ スタ



絵里「なにしてんのよもう! 真姫! 希を空に逃がしてあげて!」

真姫『無理。見ての通りデート中だもの』シューン ← 高層ビルに取り残された人達を救出している

81 : ◆LXjZXGUZxjdx [sage saga]:2016/11/22(火) 05:08:22.61 ID:2T9O6dks0

絵里「むうっ! 仕方ない私が助けに―――」

真姫『・・・・必要ないんじゃない?』

絵里「えっ?」



  ガラガラ ドシーン!

虎脚付きトラフザメ「ガルッ?!」ペチャンコ

絵里「ああ!? サメの上から急に瓦礫が落ちてきて下敷きに!」


 ゴゴゴ・・・・バカッ

鼬脚付きイタチザメ「ギュイ?! キュ ウ ウ ゥ ゥ ゥ ゥ ゥ〜〜―― ......」ヒュルル

絵里「ああ!? 急に地面が割れてサメが落ちた!」


鰐脚付きオオワニザメ「グォロロロウヘヘヘ」ヒタヒタ

鰐脚付きオオワニザメ「グオッ?! グゲッ、グォウゲゲゲゲェ・・・・」パタリ

絵里「ああ!? サメが意味も分からず急死した?!」



希「・・・・・・」



絵里「な、なんなの・・・? 一体どうしたって言うの・・・?」

真姫『それが平将門公の怖い所よ・・・。平将門公の首塚が皇居の近くにあるのだけど、その首塚に何か悪さをしようとした人達は、次々と不幸な目に遭っているの。そりゃあもう、偶然とかで説明が付かない確率でね』

絵里「ハラショー・・・」

真姫『・・・とにかく、あの方には罰当たりなことは絶対にしちゃだめよ。本当にシャレにならないからね。逆にちゃんとお祀りしてればご利益はあるはずよ。今もこうして東京を守ってくださっているしね』

絵里「ホントにね」



 ―――ピピッ
ハタキ―「真姫様。あちらを」

真姫『なに? ・・・あらっ』




===============

犬脚付きネコザメ「ニャワァン・・・!」ジリジリ

女の子「ふぇぇ〜・・・」シクシク

===============



真姫『絵里。大変。あっちのホテルの脇に女の子が一人取り残されてるわ。しかもサメに襲われそう』

絵里「ええっ?! 真姫、そのまま助けに行ける?!」

真姫『ごめんなさい、まだちょっと手が離せない』

絵里「そんなっ、私と希じゃちょっと遠いし・・・」

凛『大丈夫! 凛が行けるゃ!』

絵里「凛?! お願い行って!」

82 : ◆LXjZXGUZxjdx [sage saga]:2016/11/22(火) 05:10:23.01 ID:2T9O6dks0



凛『にゃにゃにゃ〜!』シュタタタタ ピョン シュタタタタタ

絵里「すごい・・・。瓦礫や車で埋まった道路を、まるで無人の草原を駆けるように走っている」

絵里「さすがねこね!」





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犬脚付きネコザメ「ワニャフフ」ジリジリ

女の子「来ないでぇ・・・」ビクビク


 < そこまでにゃ!!


犬脚付きネコザメ「ニャワッ!?」

犬脚付きネコザメ「ワォニャーン!」ガブッ ガブブッ

凛「にゃにゃにゃにゃ!!」バリバリー

犬脚付きネコザメ「ワフニャ?! ゴロニャワフゥン・・・・・」ドタン

凛「ふー。いっちょあがりにゃ」

凛「そこの君。大丈夫かにゃ?」

女の子「ひっく、ひっく・・ ぇ? ・・・・猫・・・さん?」ウルウル

凛「そうにゃ! 正義の猫さんにゃ! もう安心にゃ! でもここに居たら危ないにゃ! 凛の背中に乗るにゃ! お母さんの所まで送ってあげるにゃ!」

女の子「・・・・うん」ノソノソ

女の子「わあ・・・ふさふさ」ウットリ

凛「よし乗ったね! しっかり掴まって!」グググッ...

女の子「うん!」ギュ

凛「猫バス発進にゃ〜」バッ シュタタタタタタ

女の子「わっわっ」

凛「にゃお〜ん」シュタタタタタ ピョン シュタタタタタタ

女の子「わあ・・・!! 私、風になってる!」

凛「君のお母さんはどこにいるの?」

女の子「分からない・・・。途中ではぐれちゃって・・・」シュン

凛「そっか・・・。とりあえず近くの避難所に行くにゃ!」





83 : ◆LXjZXGUZxjdx [sage saga]:2016/11/22(火) 05:11:28.28 ID:2T9O6dks0

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避難所


ガヤガヤ

凛「人がたくさんいるにゃ。この中にお母さんいそう?」

女の子「えっと・・・。ううぅ・・・。分からないよお・・・おかーさぁん・・・」グスッ

凛「わわっ。泣かないでっ。えっと、えっと」アセアセ

凛「そ、そうだ! こういうときは楽しい事を思い出すにゃ!」

女の子「楽しいことってぇ・・・?」グスグス

凛「君が好きな事だよ! 例えば特技とか趣味とか」

女の子「うーん・・・。わたしは、絵を描くのが好き。ピアノも好き」

凛「ピアノ! それはすごいにゃ! きっと高校生になったら真姫ちゃんみたいなかっこいいスクールアイドルになれるにゃ! なんか目つきも真姫ちゃんに似てるし!」

女の子「アイドル・・・? 無理だよぉ・・・。わたし、かわいくないし、地味だし・・・」

凛「君は可愛いよ! ツインテールも似合ってる! 大体そんなこと言ったら可愛くないのは凛の方だよ! 凛の髪はこんなに短いし。女の子っぽくないし」

凛「でもね! 誰でも可愛くなれるの! こんな凛でさえも変身できたの! 女の子にはプリンセスの日が来るの!!」

女の子「変身・・・。プリンセス・・・」



 < 梨子〜!



女の子「あっ! おかーさん!!」タタッ

凛「おおっ! ふふっ、よかったにゃ。一件落着にゃ」

凛「よしっ! 凛は絵里ちゃんのお手伝いしないといけないから・・・さらばにゃ!」ピョン


女の子「猫さっ―――・・・あ、あれっ? 猫さんどこに行ったのーっ??」キョロキョロ





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穂乃果「はぁっ、はぁっ・・・」ゼェハァ

ことり「あふっ、ふっ、うぅ・・・」ゼェハァ

海未「ふっ・・・くっ・・・」ゼェハァ



イェーガー < バチッ...プスッ プスン...



サメ怪獣「グォォォォォ・・・・・」





84 : ◆LXjZXGUZxjdx [sage saga]:2016/11/22(火) 05:12:43.36 ID:2T9O6dks0

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種子島
管制室


司令官「サメ怪獣は再生用のサメが無くなって、こちらが攻撃を与えた分ダメージが蓄積されるようになったが・・・」

隊員「イェーガーの方も機体がかなり損傷しています。特に左腕は損傷が大きくほとんど機能していません。左脚エンジンもオーバーロードで焼けてトルクとスピードが20%まで低下しています。更にパイロットのバイタルにも異常が出始めています。長時間による戦闘の身体的な疲労と、ドリフトの精神負担が原因でしょう」

重工主任「奴にはパワーで負けている分、スピードと技でなんとか互角に戦っていたが、そろそろ限界か。このままじゃあ、引き分けに持ち込めるかどうかでさえも難しい。もし奴を仕留め損なって海に逃がしてしまったら、また再生するかもしれん」

司令官「それはまずい・・・イェーガーの手で確実に奴を仕留めなければならない。そうせんと、世界各国、特に地政学的に近いロシアと中国はイェーガーの負けが確定した時点で核をぶち込んでくるだろうな・・・まだ大勢の国民が残っている東京に・・・」

隊員「そんな・・・」

重工主任「・・・・・・」

司令官「なんとか・・・なんとかせねばならん。・・・強力な一撃で一気にけりを付けられれば・・・・・」

重工主任「強力な一撃・・・。プラズマキャノンか?」

司令官「ああ・・・。だがあれはチャージするのに時間がかかるし、チャージ中は全くの無防備になってしまう」

隊員「先ほど自衛隊が使った特殊弾でもう一度サメ怪獣の動きを止められませんか?」

重工主任「難しいだろうな・・・。自衛隊は現在、市街地でゲリラ戦を仕掛けてくるサメから都民を守るのに手いっぱいだろう。なにより先程特殊弾を奴に食わせたときも、長くは効果が続かなかった」

司令官「そうか・・・。プラズマキャノンをチャージする時間を稼ぐには不十分か・・・」

司令官「どうにかして奴の動きを止められないものか・・・」






 < とりあえず動きを止めればいいんですね


司令官「むっ?!」


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85 : ◆LXjZXGUZxjdx [sage saga]:2016/11/22(火) 05:13:40.41 ID:2T9O6dks0


海未「できるかもしれません」

司令官『聞いていたか・・・。それより、どういうことだ? どうやって奴の動きを封じる?』

海未「ことり」

ことり「うん! やってみる!」

ことり「これちょっと借りますねー」スッ


イェーガー < スー...グッ ポキッ





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種子島
管制室

司令官「なんだ、何をした?」

隊員「映像を拡大して確認します。えっと・・・これは、どうやら近くの高層ビル屋上にあった避雷針を折って、それをつまむように持っているようです」

司令官「避雷針? なんのために?」

隊員「さあ、分かりませんが。それにしても、数メートルはある大きな避雷針ですが、イェーガーが持つと、まるで縫い針のように小さく見えますね。・・・・・んっ?」

司令官「縫い針・・・?」

重工主任「まさか・・・」

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ことり「そしてー、多分この辺に」スッ


イェーガー < ズボッ! ガリガリガガガガ ゴソゴソ(道路に手を突っ込む)


ことり「ん〜・・・。あった、これかな」クイ


イェーガー< ギュッ! ズボボボボボ!


ことり「ありました♪」





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種子島
管制室


隊員「イェーガー、地中から埋設の電力ケーブルを引っこ抜きました! 縫い糸のようです!」

司令官「縫い糸・・・縫い針・・・南君・・・特技は裁縫・・・。そ、そんな・・・バカな・・・・そんなことができるのか・・・? い、いや! もうこれに賭けるしかない!」

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86 : ◆LXjZXGUZxjdx [sage saga]:2016/11/22(火) 05:14:43.87 ID:2T9O6dks0




サメ怪獣「グオァァァ・・・・!!」ダッ ドッドッドッ!



海未「むっ! 来ますよ!」

ことり「海未ちゃん! 穂乃果ちゃん! お願い!」

穂乃果「分かってる! 任せて!」グッ

穂乃果「めーん! ―――」グワッ



サメ怪獣「グゥ! ガァ!!」サッ (横に避ける)



海未「―――とっ、見せかけてぇ! 足払い!」グルン


イェーガー < グルンッ ・・・ガッ!!



サメ怪獣「アガッ?!?! ガァァァ!!!」 ドタァン



穂乃果「よし倒した! 今だよことりちゃん!!」

ことり「はーい! お裁縫のお時間ですよ〜」ヌイッ



サメ怪獣「ウグッ?!?」ヌワレ



ことり「ふわっふわっしったものっ、かわいーいーな♪ ハイッ! あっとはマッカロンたっくさん並べたらー、からぁふるーで、しーあーわーせっ♪ るるーるーらーらー」ヌイヌイヌイ〜

穂乃果「さすがことりちゃん! 手慣れた手つきだねっ!」


イェーガー < ヌイヌイ


ことり「はいっ! 完成です♪」


サメ怪獣「ウグゥ! ガァア!」ギチギチ



隊員『やりました! サメ怪獣の手足を縫い付けて完全に動きを封じました!』

司令官『よしっ! この機を逃すな! プラズマキャノンだ!!』

ハタキ―「プラズマキャノン ローディング」



イェーガー < ウィーン バチバチバチ....

サメ怪獣「ガァア! ウガァア!」ギチギチ




87 : ◆LXjZXGUZxjdx [sage saga]:2016/11/22(火) 05:16:08.93 ID:2T9O6dks0

穂乃果「はっふー・・・・」アセヌグイ

ことり「今度こそやっつけられるんだよね? ことり、もうクタクタだよぉ・・・」ゼェハァ

海未「ええ・・・私も、もうそろそろ限界です・・・」ゼェハァ





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種子島
管制室


隊員「プラズマキャノン順調にチャージ中です! サメ怪獣の拘束が解ける気配もありません! 誰ですか裁縫が戦いに役に立たないと言っていた輩はっ?! わ た し で す |^o^|」

司令官「ああ・・・イェーガーの機体損傷度もそうだが、燃料のアルコール残量も結構やばかった。最後の最後で一発逆転ホームランって所か。これで来年は阪神優勝だな」

重工主任「おい、不吉な事を言うんじゃない。最後まで気を抜くな」

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サメ怪獣「ウグググググ・・・・!」ギチギチ

イェーガー < バチバチバチ...バチン



ハタキー「 プラズマキャノン チャージ完了」

穂乃果「後はこれを撃てばいいだけだよね」

海未「ええ、そうでしょう。これでようやく勝利です。長かった・・・」

ことり「ことりつかれちゃいましたぁ・・・。早く終わらせよぉ」

穂乃果「うんっ! それじゃいくよ・・・!」グッ



サメ怪獣「ギュア! ウガウギャアア!!」ギチギチ



穂乃果「すぅう・・・! んっ!  プラズマキャノン! はっしゃぁぁっっ!!!!」

ハタキー「プラズマキャノン発射」



イェーガー < バチバチ...カッ バッヂュゥゥゥゥンンッッ!!!



サメ怪獣「ギャ?!! ギャァァァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!」ブスブスブスブス



イェーガー < バババババ!!!!!



88 : ◆LXjZXGUZxjdx [sage saga]:2016/11/22(火) 05:17:10.00 ID:2T9O6dks0

サメ怪;;,. 「アアアアア・・・」

サメ小:'. 「アアアア・・・」

サメ.:', 「アァァ・・・・」

サ:;',. 「アァ・・・・」

サ;,. 「アァ・・・」

:.. 「ァ―」

 「」



イェーガー < ババババ バッ バッ・・・バスン・・・

イェーガー < フシュー・・・・・・・




穂乃果「ハァッ、ハァッ・・・ど、どう・・・?」

ハタキ―「サメ怪獣の生体反応確認できず。完全に消滅した模様。これで我々は英雄です。世界の女性は俺のもの」

ことり「やっ、やった・・・! 勝ったよ!」

海未「ふっ・・・ハッーハッハッハッハ! 勝ちましたよお! イェーガーに乗った私達は無敵! まさに翼を得た虎なんですよお! 私達と互角に戦いたかったら今度は翼でも付けてくるんですねー! ハッハー!」

穂乃果「あっ、なんか、やなよかん ・・・」















                    .....バサッ





89 : ◆LXjZXGUZxjdx [sage saga]:2016/11/22(火) 05:19:21.29 ID:2T9O6dks0

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真姫『穂乃果達がサメ怪獣をやったわ』

絵里「本当? よかった。ふー・・・。凛と真姫が確認したサメはほとんど片付けたし。後は物陰に隠れている残党狩りね」

にこ「一時はどうなるかと思ったけど。私達の勝利ね」

絵里「ええ。ほんとにね。んーっ・・・・・・」ノビー

にこ「東京、大分壊されちゃったけど・・・夕日に照らされる街は綺麗ね」



サー・・・・



絵里「あらっ? 急に辺りが暗くなっちゃった。勝利の天気にふさわしくないわね。せっかく、さっき穂乃果が台風を無くして晴れにしてくれたのに」

絵里「雲でもかかったのかしら」クルッ ← 西日を見た



絵里「・・・・・・・・・・・あっ」唖然



にこ「絵里? どうしたのよ固まっちゃって。そっちに何かあるの?」クルッ


にこ「・・・・・・・・・・んなっ?! ちょ」

絵里「ウソでしょ・・・」



          バサッ、バサッ



真姫『エリーッ!! 見えてるー!? かなりでかいのが来たわよ!!!』

絵里「え、ええ・・・・東京ドーム何個分かしら、あれ」

ハタキ―「計測完了。0.058個分です」

真姫『何呑気な事言ってんの?! 西から来るなんて想定外よ! このままじゃ防衛ラインの横を突かれるんだから早くミサイルで吹っ飛ばして!』

絵里「そ、そうよね! 穂乃果達はサメ怪獣を倒したばっかりで疲れているだろうから、あいつは私達でなんとかしないと!」


絵里「・・・・ッッテェエエ!」


シュルルルルルー!!
ドッ! ドガァ! ドゴォォォォォオオ!



   ......モクモク


絵里「やったか?!」


  ......モクモク

 ......モクモク






   バッサァ!



90 : ◆LXjZXGUZxjdx [sage saga]:2016/11/22(火) 05:22:54.70 ID:2T9O6dks0

にこ「あっ・・・ダメなやつねこれ・・・」

絵里「そんな・・・・・・。ねえ、にこ・・・怪力ラブにこぱんちでなんとかしてよ・・・」

にこ「勘弁してにこ・・・。質量が違いすぎるにこ・・・・」

真姫『周りの建物を壊しながら進んでいる・・・。まずいわね・・・。このままいくと音ノ木に差し掛かりそうよ・・・』

凛「えっ?! 学校?! 今かよちんがいるのに!!」

真姫『分かってる。私が今すぐ空から学校に向かうわ。ハタキー! エネルギーをスラスターに回して!』

ハタキー「回しました」

 バシューン!



凛「かよちぃん!」タッ シュタタタタ

絵里「凛っ!」

絵里「真姫! お願い早く!」

真姫『ええ。もう学校が見えてきたわ。 ―――あっ!』

絵里「真姫?! どうしたの?!」

真姫『校庭のあちこちにサメがいる。まだこんなに残っていたなんて・・・・ ああっ?!』



===============

花陽「ぴゃあああ!」アタフタ

===============



真姫『花陽を見つけた! 校庭にいる!』

凛『かよちん!?』

絵里「花陽が?! サメがいるのいなんで外に出てるのよ?!」

真姫『それは・・・あっ!』



===============

白アルパカ「ンメェー」バタバタ

茶アルパカ「ブォ....」バタバタ

花陽「こっち・・・ぴゃっ?!」

サメ「ジュプルルルル・・・・」ヒタヒタ

サメ「ガブッ!」

花陽「ゔわ゙っあぶねっ 助けて〜〜〜 ふわああああ!」

===============



真姫『アルパカをサメから逃がすためみたい!』

絵里「そんなっ、アルパカのためになんて・・・っ!」


91 : ◆LXjZXGUZxjdx [sage saga]:2016/11/22(火) 05:23:46.88 ID:2T9O6dks0

凛『かよちんかよちんかよちん! かよちん! かよちん! かよちん! かよちーん!!!』シュタタタタ

絵里「真姫!? まだなの?!」

真姫『任せて! もう花陽の目の前―――』バシュー

花陽「あっ! まきty

ピーッ!!!
ハタキー「真姫様!」

真姫『えっ?』












 < バッックゥゥウウ!!



絵里「ちょ、ちょっとなんなの!? 今の音は何?!」

絵里「真姫・・・? 真姫! まきぃっっ! 返事してええ!!!」



真姫『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ごめんなさい』

凛『・・・えっ?』

絵里「真姫、よかった無事なのね。それより、ごめんなさいってどういうこと?」

真姫『あの羽付きのデカブツ。思った以上に速かった・・・』

凛『真姫・・・ちゃん・・・?』サー...

絵里「速かったって・・・。ま、まさか・・・」

真姫『・・・・・・・・・間に合わなかった。花陽は・・・』

凛『・・・・・・・・・うそだ』

真姫『・・・・・・』

凛『うそでしょ・・・? まきちゃん・・・・?? かよちんを助けてくれたんでしょ・・・?』

真姫『・・・・・・・』

凛『うそだうそだうそだうそだあああ!! 真姫ちゃんうそだって言ってよおおお!!!!』

真姫『・・・・・・・』

凛『あああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!』

真姫『・・・・・こっちの方は思った以上にサメが残ってる。凛、そんなところで立ち止まらないで。戦って。そのままだと囲まれるわ』

絵里「・・・。凛、真姫の話を聞いたでしょ。じっとしていたら貴女までやられるわ」

凛『あっ、あっ、うっ・・・そ、そんなこと言ったって・・・』ガクッ

真姫『私は私のやれることをやる。だから凛。凛もできることをやりなさい』バシューン

絵里「真姫? やれることって・・・真姫は何をするつもりなの?!」

92 : ◆LXjZXGUZxjdx [sage saga]:2016/11/22(火) 05:29:01.69 ID:2T9O6dks0


真姫『あのデカブツを止める!』ビビーッ! (ビーム攻撃)

 < ヂヂヂヂヂ....

ハタキ―「敵のサメ肌を破る前にこちらアルコールがきれそうです」

真姫『ちっ・・・・・・。ねえ、ハタキー・・・。昔話に出てくる一寸法師はどうやって鬼を退治したか知ってる?』

ハタキ―「あぁ・・・彼の真似はお勧めできません・・・・」

真姫『・・・・』バシューン クルッ バシュー





凛『あっ・・・真姫ちゃんいた・・・空で戦ってる・・・』


真姫『・・・・』シュゥゥゥ  ドッ.....


凛『えっ・・・・あっ・・・あっ・・・・』唖然

絵里「凛・・・? どうしたの? 凛?!」

凛『ま・・・ま、まきちゃんが・・・・食べられちゃった・・・』

絵里「なっ?! そんな・・・真姫まで?!」

凛『うわっ・・・ああ・・・・あっ、うぐっ・・・うぅ、うっ』パタリ

絵里「凛! 落ち着きなさい!! 今貴女がいる辺りはサメがたくさん残っているんでしょ!!!」

凛『もうやだぁ・・・・・・かよちん・・・まきちゃぁん・・・・やだよぉ・・・・』ヘタッ...

絵里「しっかりしなさい!! そのままじゃ貴女まで食われるのよ! 冷静になりなさい! りーん!!!」



にこ「冷静になるのはアンタよ、絵里」ポンッ

絵里「にこ?! どういう意味よ! どう考えたって、このままじゃ凛は・・・凛は!!」

にこ「・・・・・親友二人を目の前で失って冷静でいろっていう方が無理よ」

絵里「にこ・・・・」

にこ「ましてや凛は一年。まだまだ子供よ。そんな子供を、こういうときに全力でなんとかしてあげるのが、私達年上の役目じゃない?」

絵里「・・・・・・!」

にこ「凛は私がなんとかする。だから絵里。穂乃果達の事はアンタがなんとかしてあげるのよ・・・!!」ダッ ドッドッドッドッ

絵里「ええ・・・!! 分かったわ! ありがとう! さすがにこね!!」



絵里「こうなったらもう出し惜しみは無しよ! 全弾用意!! あのデカブツに向かって―――」

絵里「・・・・ッッッテェェエエエエエ!!!」

シュルルルルルルルルルー!!





93 : ◆LXjZXGUZxjdx [sage saga]:2016/11/22(火) 05:32:38.22 ID:2T9O6dks0

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凛「は、はっはは・・・・・」

サメ「グフフ・・・・」ヒタ ヒタ
サメ「ゲフフ・・・・」ヒタ ヒタ
サメ「ウフフ・・・・」ヒタ ヒタ

凛「もう好きにしなよ。かよちんも、真姫ちゃんも・・・もう、いないんだ・・・凛が生きていたって、なんにもならないよ・・・・・・」ブツブツ




 < ドッ ドッ ドッ! ドッ! ダンッ!!


「   ラ   ブ   に   こ   」



にこ「キィ〜ック!!!」ドゴォ

凛の周りにいるサメ「「「「「 グォォォッ?! 」」」」」ベチャ



にこ「凛」ポン

凛「・・・・」ブツブツ

にこ「良く頑張ったわね。もう何もしなくていい。凛はここでゆっくり休んでて。後は私に任せなさい」



サメ × たくさん「「「「しゃ〜〜」」」」ヒタヒタ

サメ × たくさん「「「「ぁぁ〜〜」」」」ヒタヒタ

サメ × たくさん「「「「くぅ〜〜」」」」ヒタヒタ



にこ「四面鮫歌・・・ってところかしら」

にこ「来るならきなさい! だけどねぇ!! 凛には指一本触れさせないわよ!!!」クワッ



にこ「ラブにこ百烈脚!」ドゴォ

 サメ「シャ〜ック?!」ベチャ

にこ「ラブにこビーム!」ドゴォ

 サメ「シャック?!」ベチョ

にこ「ラブにこシャックル(※)!」ドゴォ

 ※ : クレーンで重量物を吊り上げるときに使うU字の金具


...ワララワ

サメ × たくさん「「「シャァァクゥ」」」ヒタヒタ

にこ「ああもう! あんまり尺が無いんだからアンタら全員さっさとやられなさい!」

サメ「シャァァァァック!」ガブッ シャクシャク ← にこの腕をかじっている

にこ「小癪な!」ドゴォ


凛「・・・・ちょっと寒くないかにゃー」

にこ「んふっ、ちょっとはいつもの凛に戻って来たじゃない。でも、そんな冷めた目で見ないで欲しいにこ」

にこ「これが終わったらイチゴミルクで酌を交わしましょ」

にこ「ヒック。あら、しゃっくりがでてきた」

94 : ◆LXjZXGUZxjdx [sage saga]:2016/11/22(火) 05:34:07.47 ID:2T9O6dks0

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種子島
管制室


隊員「司令官!! 大変です!! 自衛隊から緊急入電です!!」

司令官「なっ、なんだお?!」

隊員「新たな巨大不明生物が出現! これをイェーガーにて迎撃してもらいたいとのことです!!」

司令官「巨大不明生物だと?!」

隊員「はい! 今モニターに映します」

パッ



===============

 バサッ

バサー



翼竜メガロドン「人間どもめー!!! 全て食らいつくしてくれるわーっっっ!!」ギャオー

===============



司令官「お、おい・・・なんだよありゃあ・・・」

隊員「巨大な翼を身に付けた超巨大サメです!!」

重工主任「・・・・イェーガーの状況は?」

隊員「半分以上の機能が不能の状態です! パイロット三名もかなり疲弊しています! 動くだけならなんとかできますが・・・」

司令官「ダメだ・・・っ。これ以上あの少女たちに負担を強いる事はならん」

重工主任「それでもなんとかせねばならんだろう」

隊員「超巨大サメは真っ直ぐイェーガーの元に向かっています! 物凄い飛翔スピードです!!」

重工主任「おい! 早く迎撃準備を命令しろ!」

司令官「っ〜〜〜〜! クッソッ!」





95 : ◆LXjZXGUZxjdx [sage saga]:2016/11/22(火) 05:37:45.92 ID:2T9O6dks0

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イェーガー
コックピット


穂乃果「ふぃー・・・。もうすっごい疲れた・・・。お風呂入りたい・・・」

ことり「後で雲雀湯行こっか。それと甘い物も食べたいなあ」

海未「そうですね。ほむまん食べたいです。もう二日も食べていません」


司令官『聞いてくれ! まだ終わっていない! また巨大な敵が現れた! 頼む! 戦ってくれ!!』


穂乃果「へっ?!」ビクッ


絵里『穂乃果!!』

穂乃果「ぅ絵里ちゃん?! どうしたの?」

絵里『ごめんなさい!! 最大火力をぶつけたけどそれでも倒せなかった!!』

絵里『もう貴女達しかあいつを倒せない!!』


穂乃果「えっ? えっ? 何が起きてるの???」オロオロ

ハタキー「目標補足。拡大映像出します。このままだと30秒後に接敵します」

穂乃果「あ、あれは・・・」



===============

翼竜メガロドン「お前かー!! よくも我が手下を殺してくれたなー!! 食い殺してやるぅぅううう!!!!」ギャオー

===============



ことり「ひっ?!」ビクッ

海未「なっ、なっ・・・。桁外れに大きな体格に翼を付けて飛んでいます・・・あんなのありですか・・・」

穂乃果「海未ちゃんがさっき『私達と互角に戦いたかったら今度は翼でも付けてくるんですねー!』って煽るからだよぉ!」

海未「ぐぬぬ!」

ことり「とっ、とにかくやっつけないと・・・!」グッ...

穂乃果「そ、そうだね! ・・・んぐっ?! うぅ・・・ありゃ・・・疲れて腕が上がらない・・・」

ことり「ロボットの方もなんか反応が悪くて思うように動かないよお・・・」


 < ガァァ!!!


ハタキー「接敵します」

海未「くっ! このっ・・・!!」グググッ...


イェーガー < グッ・・・ ギギギギ 


翼竜メガロドン「アッグゥウ!」バクッ

バチ! メキメキメキバキャ!!
ギ ギ ギッ・・・・・・・・   ブチンッ

海未「いっ?!」

翼竜メガロドン「チィッ、胴体ははずしたか。だが次は確実に胴体を噛み砕いてくれるわぁぁああ!!」バサッ バサッ

96 : ◆LXjZXGUZxjdx [sage saga]:2016/11/22(火) 05:39:18.15 ID:2T9O6dks0


海未「ああああああああああああ!!!」

ことほの「「うみちゃん?!!!」」

 ビーッ! ビーッ! ビーッ! ビーッ! 
ハタキ―「レフトアーム オフライン」

海未「きゃああああああああああ!!!!!」ガクガク





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種子島
管制室


隊員「イェーガーの左腕が食いちぎられました!! それに伴い園田海未のバイタルが危険な異常値を出しています!」

司令官「なっ・・・?!」

重工主任「無理もない・・・。園田は最初からずっと、パワーで上回るサメ怪獣の攻撃を達人級の見事な防御技で何度も防いでいた。ドリフトを維持しながらこれをやるには並外れたな精神力が必要なはずだ。今まで耐えられたことが奇跡だ」

隊員「ど、どうします?! このままじゃ・・・!」

司令官「・・・やむえん、園田君のドリフトを解除しろ!」

隊員「し、しかし、そんなことをすれば他の二人の神経負担が―――」

司令官「いいから早くやれ!!! このままじゃ死ぬぞ!!!」

隊員「は、はい!」

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ハタキー「左脳パイロット 神経同調オフライン ドリフト 解除 」

バチッ

海未「あうっ! ・・・・あっ・・・はっ・・・はぁっ・・・うぅ・・・・」グッタリ

バチバチバチ!

穂乃果「ああああああっ!!」ガクガク 

ことり「きゃあああああ!!!」ガクガク

ハタキー「敵、最接近してきます」

穂乃果「うううぅ、うぐぅ・・・! このぉ・・・このぉおお!!」グググッ グワッ



イェーガー < ブゥン!   ・・・・ガツン!

翼竜メガロドン「ウガッ?! グググッ! なめるな! 胴体ごと噛み砕いてくれわああ! バックゥ!!」ガブッ!



イェーガー < バキャ! ミシッ ベリッ バリバリバリ!



翼竜メガロドン「ンググググッ!」

翼竜メガロドン「・・・ウヌウゥ! 噛みきれんかっ。ならばっ!!」 バサッ

97 : ◆LXjZXGUZxjdx [sage saga]:2016/11/22(火) 05:40:49.88 ID:2T9O6dks0

バサッ バサッ


 ビーッ ビーッ

ハタキ―「大気圏外へ上昇中。温度低下。酸素低下。熱いお茶を飲んでください」

司令官『いかん! 宇宙空間まで飛ぶつもりだ!! 今のイェーガーでは機体の損傷が大きくて宇宙空間には対応できんぞ! 早く逃れろ!!』

穂乃果「うぐぅ! げほっ!!」

穂乃果「ハァッ、ハァッ・・・うっくっ・・・うぅう! この! やぁああ!」グワッ


イェーガー < ブゥン! 

ガツッ! ガツン! ドガッ!

翼竜メガロドン「グッ!? ウグッ、ギャ、グフッ」

翼竜メガロドン「悪あがきをぉ! やはり噛み潰してやるぅううう!!! ヌグゥウウウウウ!!!」グギギギギギギギ....

イェーガー < バキバキバキバキバキバキバキバキャ!


穂乃果「うわっ! うぁぁぁあああああああっ?!」ガクガク

司令官『高坂君?! 大丈夫か!? 今すぐドリフト解除させる!』

隊員『ええっ?! そんなことしたら一人に神経負担が集中して―――』

司令官『早くせんか! 馬鹿者!』

隊員『は、はい!』


ハタキー「右脳パイロット 神経同調オフライン ドリフト 解除 」

バチッ

穂乃果「あっ・・・うぐっ・・・・うぅぅぅぅ・・・・・・」グッタリ

バチバチバチ!

ことり「っっ?!」ガクガクガク

ことり「うっ?! うぐっ、カハッ」吐血





98 : ◆LXjZXGUZxjdx [sage saga]:2016/11/22(火) 05:42:35.75 ID:2T9O6dks0

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種子島
管制室


隊員「南ことり・・・既にバイタルが危険値です・・・。とても戦える状態ではありません・・・。やはり無理が・・・」

司令官「クソッ! どうすればいいんだあ・・・!!」

重工主任「・・・・自爆させよう」

隊員「自爆?!」

司令官「そ、そうか! 分かった! 三人を脱出ポットに乗せてイェーガーを自爆させる!」

重工主任「あれだけ接近した状態で自爆させれば、いかに頑丈なサメだろうと、耐えられまい。イェーガーが失われるのは正直嫌だが、やむえんな」

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ハタキー「自爆装置スイッチオン。爆発まで60秒」

ことり「ハァッ、ハァッ・・・自爆・・・?」

司令官『ああそうだ! 今すぐ君たちを脱出させてイェーガーは自爆させる!』

ことり「そんなことしたらハタキーちゃんは・・・?」

ハタキー「私はロボットです。同情は必要ありません」

ことり「・・・。キューランプが付いてないよ」

ハタキー「これは冗談で言っているのではありません!」ピカッ



翼竜メガロドン「死ねぇぇええっ!!」グギギギギギギ ギチッ

バキャッ!



ハタキー「脱出口 破損」

隊員『?! 脱出口が破壊されました! これでは脱出ポットを射出できません!!』

司令官『そ、そんな!? とりあえず自爆は中止だ!』

ハタキー「自爆装置スイッチオフ」

司令官『南君?! 大丈夫か?! 戦えるか?!』

ことり「はぁっ・・・はぁっ・・・・」クラクラ

隊員『極度の疲労と多大な神経負担で意識が混迷としているようです・・・・』

司令官『そ、そうか・・・・。それは、そうだよな・・・イェーガーは本来一人で操縦できるもんじゃない・・・。これまで・・・か・・・』

隊員『・・・・・』

重工主任『・・・・・』

司令官『南君・・・・。すまない・・・。もう、こちらからはどうすることもできない・・・・。本当にすまない・・・・』

99 : ◆LXjZXGUZxjdx [sage saga]:2016/11/22(火) 05:45:13.53 ID:2T9O6dks0



穂乃果「」グッタリ

海未「」グッタリ

ことり「うくっ、ゴホッ! ・・・うっ・・・ハァッ、ハァッ・・・・・」クラクラ

ハタキ―「・・・・・ことり様。理事長様に通信をお繋ぎしますか?」

ことり「はぁっ・・・はぁっ・・・・・・・・・・・・・・・・・ううん」

ことり「直接言うから・・・いい・・・・」



司令官『直接・・・? どういう意味だ・・・?』









「・・・・・・己に克つに、事々物々時に臨みて克つ様にては克ち得られぬなり。兼て気象を以て克ち居れよと也―――」


司令官『むっ?! なんだ今の声は?!』

隊員『あっ! 園田です! 園田海未の意識が戻りました!』

司令官『園田君か?! 大丈夫かね!?』

重工主任『己に克つ・・・西郷隆盛か? ・・・何が言いたい?』



海未「ことりはいつも、自分は臆病だといいます。しかし、いざという時にはいちばん強い心の持ち主です」

ことり「はぁっ・・・・・・・はぁっ・・・ハァッ、ハッ、ハッ、ハッ―――――――――」...キッ

海未「 “克己の心” 。この世でいちばん尊いものを持っていることりが、こんなにも愛らしい外見であることに、私は未だ戸惑いを隠せません」

穂乃果「・・・・ファッションショー、観覧車。滅多にないけど、怒ったことりちゃんは海未ちゃんより怖いしね」



隊員『高坂穂乃果の意識も戻りました!』

司令官『なにぃ?! あれだけのダメージを負って意識を取り戻すなんて・・・!』

重工主任『・・・・ふっ。どうやら我々は彼女らの実力を過小評価していたようだな』



海未「さあ! ことり! 遠慮する必要ありません!」

穂乃果「大丈夫! この三人だったらなんだってできる! 全力をぶつけてぇっっ!!」



ことり「―――・・・・・・・・・・・・ハァァアアアアアアアア!」カッ



100 : ◆LXjZXGUZxjdx [sage saga]:2016/11/22(火) 05:46:39.51 ID:2T9O6dks0

ことり「チェーンソー!!!」

ハタキー「チェーンソー起動」



...ジャラ ジャキン!
...ドゥルン ドゥルン! ドゥルルルルルルルルルルルル!



ほのうみ「「いっけえーーーっっっっ!!!!」」



ドゥルルルルルルルルルルルrrrrrrrrrrr!!!!!



翼竜メガロドン「?!?!」



ことり「ホウキを持つだけがメイドと思わないでください!」シュ



ガッ! ガガガガガビュチュブチュブチュブチュブチュ!!!

翼竜メガロドン「ギャァァァァァアアアアアア!!!」ブチブチブチ













ことり「・・・・・・・・・・・・・ふぅ」

ことり「・・・・」ニコッ


翼竜メ ガロドン 「ア・・・ア・・・・」フラッ


ことり「(あの世に)行ってらっしゃいませ、ご主人様♪」キャルン









  ......  スパン









翼竜メ / ガロドン 「人間・・・めっ・・・・・・・ 」





101 : ◆LXjZXGUZxjdx [sage saga]:2016/11/22(火) 05:49:25.12 ID:2T9O6dks0

 ふわっ・・・・

ハタキー「高度維持機能 不能」

ハタキー「1万5000メートルで地表に接触します」

 .......コォォォォオオオオ


ハタキ―「高度急速低下。危険です」

司令官『南君! 聞け! 垂直着陸に使ったロケットブースターはもう使えん! なんとかして自由落下に耐えねばらん! 衝撃吸収装置を起動し体を丸めろ! それしかない!』

ことり「んっ・・・うくっ・・・」フラフラ




コォォォォォ

ハタキー「高度1万2000メートル」

ことり「・・・っ!  プラズマキャノン!」

ハタキ―「プラズマキャノン チャージ」



イェーガー < ウィーン バチバチバチ....



ゴォォォオオオオオ

ハタキ―「6000メートル」

穂乃果「んぅ、はっ・・・はっ・・・」

海未「暑い・・・」


ハタキー「3000メートル」

ことり「チャージできた分でいい! 撃って!」

ハタキー「プラズマキャノン発射」


イェーガー < バチィ...カッ バッヂュゥゥゥゥンンッッ!!!


 ↑ガクンッ↑ 

穂乃果「うぐっ?!」

海未「くっ・・・」


ハタキー「1000メートル」

ハタキ―「落下速度が速すぎます。衝撃に備えてください」

ことり「・・・・・!!」




ゴォォォォオオオオオオオ  ドッ



102 : ◆LXjZXGUZxjdx [sage saga]:2016/11/22(火) 05:50:43.27 ID:2T9O6dks0



----------------------------------------
種子島
管制室


隊員「イェーガー、地表に落下!」

司令官「南君?! 大丈夫かね?! 返事してくれ! 園田君! 高坂君!!」

隊員「通信回路、各種計器が機能していません! パイロットの安否及びイェーガーの被害状況不明!」

司令官「んんんんっ!」

----------------------------------------





 < ・・・・・・・ドォォォォォン



絵里「穂乃果! 大丈夫?!」

絵里「ほのかー!! ・・・っ! 通信できないっ!」

絵里「東京ドームの真上に落ちたみたい! 希行くわよ!」タッ

希「・・・・・」タッ


にこ『こっちも片付いたから行くわ。ほら、凛も行くのよ』

凛『・・・・・うん』





----------------------------------------
イェーガー落下地点


絵里「穂乃果ー! 海未―! ことりー! いるー?!」

   モクモクモク....

絵里「げほっ! ごほっ・・・。粉じんがすごいわね・・・。全然見えない・・・」

絵里「ほ・の・かー!! 返事してー!!」



 < ドッ ドッ ドッ! ドンッ!



にこ「ふぃー、やっとついた」

凛「・・・・・・」

絵里「にこ! 凛!」

にこ「穂乃果達は無事なの?」

絵里「それがこの粉じんが邪魔で状況が全然分からないの・・・」

にこ「・・・・瓦礫もすごいわね。もしかして埋もれてるんじゃあ?」

絵里「そんな・・・」

にこ「私が探しに行く」ダッ

絵里「にこっ! お願い!」
103 : ◆LXjZXGUZxjdx [sage saga]:2016/11/22(火) 05:53:17.38 ID:2T9O6dks0



---------------



絵里「にこ・・・お願い。穂乃果達を無事連れてきて・・・」ソワソワ

凛「・・・・・・どうせ死んじゃってるよ。穂乃果ちゃんも、ことりちゃんも、海未ちゃんも・・・」ブツブツ

絵里「凛! いい加減になさい! いつまで自暴自棄になってんのよ!」

凛「・・・・・・」

絵里「親友を失った悲しみは分かるけれど、花陽と真姫が知っている凛はそんなことは言わないはずよ!! 頭を冷やしなさい!!」

凛「・・・・・・」

絵里「・・・んんっ〜! ああもう! 居ても立ってもいられない! 希! 私達も穂乃果達を探しに行くわよ!」タッ

希「・・・・」タッ




....モクモクモク

    ノッシ ノッシ


絵里「あっ! 待って! 粉じんの中から人影が!」


 ノッシ ノッシ


絵里「こっちに来る。だ、だれ・・・?」


ノッシ ノッシ





 サァァァ・・・

にこ「ラブにこ救出〜」ノッシ ノッシ

穂乃果(にこに担がれ)「ぅ絵里ちゃ―――あっ、いっつ・・・イタタ・・・」

ことり(にこに担がれ)「ふぇぇ〜・・・・」ピヨピヨ

海未(にこに担がれ)「ふっ・・・ハッーハッハッハッハ! 勝ちましたyんむがっ?!」口塞がれ

ことほの「「うみちゃんだめぇ!」」口塞ぎ




絵里「穂乃果・・・ことり・・・海未ぃ・・・」ジワッ

絵里「無事なのね・・・よかった〜・・・」ヘタッ

絵里「にこぉ〜・・・ありがとぉ・・・。三人を連れて来てくれて・・・。さすがにこね」




凛「・・・・・・」

凛「・・・・・・」チラッ



翼竜メ「」真っ二つ
ガロドン「」真っ二つ



104 : ◆LXjZXGUZxjdx [sage saga]:2016/11/22(火) 05:55:21.57 ID:2T9O6dks0



凛「・・・・・・・・・」



翼竜メ「」
ガロドン「」



ガロドン「」ピクッ





凛「?!」

絵里「凛? どうしたの?」

凛「いっ、いま! あれ、うごっ、うごいたぁ・・・?!」

絵里「えっ?! うそ!? あの真っ二つのサメが?! まだ生きてるの?!」

にこ「しぶといにも程があるわねぇ・・・。いいわ、私がトドメをさす」ノッシ ノッシ



ガロドン「」ピクッ ピクッ ....ヌチャ

にこ「んんっ??」

ガロドン「」ズルンッ  ベチャン

にこ「うわっ?! お腹からなんか出て来たんだけど?! 臓物・・・? 気持ち悪い・・・」

絵里「えっ?! な、なに、出産? 子供?」


「・・・・・ンメェ」


にこえり「「へっ?」」


ガロドン「」ズルンッ  ベチャ


「ブォ〜」


絵里「また出て来た。なにあの生物。サメには見えないけど・・・。サメの子供ってあんな風なの?」

にこ「あっ、またなんか出てくるわよ」

ズルッ ベチャ





真姫「はーい、おめでとうございます、元気な四つ子ですよ〜・・・と、言いたい所だけど一人は難産ね」

絵里「真姫!?」

にこ「ま、真姫ちゃん!?」

凛「?!」バッ


白アルパカ(サメの血だらけ)「ンメェ〜」トコトコ

茶アルパカ(サメの血だらけ)「ブォ〜」トコトコ


絵里「あ、ああ、そっちのはアルパカだったのね。あっ!? ということは花陽もいるの?!」

凛「かよちん?!」

真姫「いるわよ。ここに」ドサッ

105 : ◆LXjZXGUZxjdx [sage saga]:2016/11/22(火) 05:56:21.75 ID:2T9O6dks0

花陽「」

凛「かよちん!!!」ダッ

凛「かよちん?! かよちんかよちん! 目を覚ましてぇ!!」ユッサユッサ

真姫「凛! 離れて! 花陽は今死にかけてるの!!」

凛「ええっ!? いやだいやだいやだあああああ!!!」

真姫「いいから離れなさいっ!!!」ドンッ (凛を突き飛ばす)

凛「うわっ?!」ドサッ

凛「何するの真姫ちゃん?!」

真姫「今から私が花陽を蘇生するから邪魔しないで! ハタキー! 電気ショックの準備!」

ハタキー「電圧チャージします」ジジッ

真姫「その間に胸骨圧迫を・・・」グッ



凛「かよちん!!」ダッ

にこ「やめなさい凛!」ガシッ

凛「離してぇぇええ! かよちんかよちん!!」

にこ「真姫ちゃんの話聞いてなかったの?! アンタが邪魔すれば花陽は本当に死ぬわよ!!」

凛「うっ、ううぅ・・・・」



真姫(胸骨圧迫!)グッ グッ グッ

真姫(人工呼吸)フー

凛「かよちん・・・」

ハタキー「チャージ完了。電気ショックできます」

真姫「分かったわ。花陽、失礼するわよ」服脱がせ

凛「っ・・・。か、かよちん・・・」

真姫「電気ショック!」

バリッ!

花陽「 」ビクン

ハタキ―「胸骨圧迫を続けてください」

真姫「ええ!」グッ グッ グッ

花陽「 」

花陽「・・・・んぐっ?!」


真姫「花陽?!」

花陽「ごほっ、ごほっ・・・うぐっ・・・・」

凛「かよちん!」

真姫「大丈夫?! 意識ある?!」

花陽「・・・・・んっ。あ、あれ・・・? 私・・・?」ポケー

106 : ◆LXjZXGUZxjdx [sage saga]:2016/11/22(火) 05:58:59.76 ID:2T9O6dks0

真姫「意識あり・・・。ふー・・・蘇生完了・・・」ヘタッ

凛「かよちーん」バッ

花陽「凛ちゃ、わぷっ」

凛「かよちんかよちんかよちん、かよちぃん・・・よかったぁ・・・」ギュウウ

花陽「凛ちゃん、苦しいよぉ・・・」


絵里「ほっ・・・」

にこ「真姫ちゃん。・・・・・・・ありがと」

真姫「・・・・んっ」



凜「かよちん・・・・」見つめ合い

花陽「凛ちゃん・・・・・」顔近づけ

んちゅ



穂乃果「わ、わわ///」

ことり「素敵・・・///」ポー

海未「は、破廉恥です!!///」顔を手で多いつつ、指の間からチラ見

真姫「ちょっと・・・。サメの贓物が体中に付いたままそういうことするのは、正直どうなのよ・・・。せめて、シャワー浴びてからにしなさいよ。気持ち悪い」

にこ「・・・ふ、ふーんっ! 真姫ちゃんだってさっき花陽にちゅーしてたくせにっ!」

真姫「あ、あれは人工呼吸よ!」

にこ「なによ!」

真姫「そっちこそなによ!」

にこまき「「ぐぬぬぬぬぬ!」」

にこまき「「ふんっ!」」プイッ

ハタキー「あら^〜。ツンデレケンカップル タマリマセンワー」

真姫「うるさい!///」ガツン




107 : ◆LXjZXGUZxjdx [sage saga]:2016/11/22(火) 06:01:12.83 ID:2T9O6dks0

----------------------------------------
種子島
管制室


隊員「! イェーガーパイロット、高坂穂乃果、南ことり、園田海未の無事が確認できました!」

司令官「本当か!! イヤッホォォォオオオイ!」

重工主任「・・・うむ」コクン


\\やったーー!!//

\\うおおおおお!!//

\\パチパチパチパチパチパチパチパチパチ//


司令官「見たかー! 世界よ! 核を使わずに勝ったぞおおお!!!」

隊員「これが日本が核を持たない理由だぁぁああ!!!!!」

司令官「力こそパワァァアア!!!!」

----------------------------------------








海未「みんな無事で良かったです。この勝利がもたらされたのは、平将門公より賜ったパンツのおかげかもしれません」

ことり「勝利のパンツだね」

穂乃果「うん、分かったからことりちゃん、そろそろそのパンツ頭から取って希ちゃんに返してあげてね」



テクテク


海未「あっ?! み、見てください! あちらから来る人は・・・?!」

ことり「ぴぃ?!」



総理「・・・・」テクテク


穂乃果「総理大臣!」

総理「君たちかね。イェーガーのパイロットは」

穂乃果「あっ、は、はい! ・・・・・あ、あの」


 〜周りは瓦礫の山〜


穂乃果「ご、ごめんなさい・・・。東京を、日本をこんな滅茶苦茶にしちゃって・・・」シュン

総理「・・・・」

海未「ええ・・・。私達がもっと早くにイェーガーで出撃することを決断して・・・そして、もっと上手く戦っていれば、ここまで酷くはならなかったでしょう・・・」

総理「・・・・」

ことり「ちゅん・・・・」

総理「・・・・」

108 : ◆LXjZXGUZxjdx [sage saga]:2016/11/22(火) 06:05:33.56 ID:2T9O6dks0


総理「・・・・・・・」

総理「・・・・・・・・・・フッ」

総理「フヘハハハハハハハハハハハ!!」

ことほのうみ「・・・?」キョトン

総理「あっぱれ! まことにあっぱれ!!」

穂乃果「・・・えっ?」

総理「スクラップ&ビルド」

海未「は、はい?」

総理「日本はいつもそれでのし上がってきた国だ」

総理「せっかくこれだけ爽快にぶっ壊してくれたんだ。これを機にもっともっと強い国を作ることとしよう!」

総理「だがそれでも文句を言う奴はいるだろうなあ。だが気にするな!! 街が滅茶苦茶になったことに対する責任は吾輩にある。アイムソーリー なんつってな。グヘハハハハハハハハハハ!」

ことほのうみ「「「総理・・・!」」」パァ


総理「気分いいなあ! そこらじゅうにサメが転がってるから、しばらくはフカヒレパーティーとしゃれこもうかあ! フッハッハッハッハッハッハ!」

 ※ :サメの体内には水銀が多く含まれている場合があるので、サメを大量に食べるのはよくありません
























----------------------------------------
一方その頃、深海では・・・


天才イルカ「サメがやられたようだな・・・」

暴君シャチ「フフフ・・・奴は海洋四天王の中でも最弱・・・」

大王イカ「人間ごときにまけるとは海洋族の面汚しよ・・・」

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109 : ◆LXjZXGUZxjdx [sage saga]:2016/11/22(火) 06:22:26.04 ID:2T9O6dks0


----------------------------------------

サメに各地を荒らされた日本。
建物、鉄道、道路等の建築物は滅茶苦茶になってしまった。
人々は元の生活を取り戻すため動き始めるが、ただ元に戻すだけではなく、より強い国を作り上げるために計画的に日本を立て直していった。

老朽化がひどく、いつ事故が起きてもおかしくなかった高速道路や、地中に埋められていた上下水管、ガス管、電力ケーブル等のライフラインは全面的に耐震・耐火・耐腐食性に優れた物に整備されなおされた。

地下鉄や地下街は拡張・補強し、災害時の避難施設としても使えるよう整備された。

元より実用性が乏しかった箱物は、保育所・福祉施設・広域避難所等に立て直され、景観・防災・公共性が向上した。

サメ怪獣の通り道にされてしまい壊滅的だった東海道新幹線沿線は、新たにジェットリニア新幹線が建設され、東京―大阪間を53分で結んだ。

インフラが強化されたことにより、人の日本各地への移動時間は飛躍的に縮まり、地方にも積極的に投資が行われ、企業や人は各地方に分散し、東京の人口一極集中は緩和した。
また、再度サメが襲ってくるんじゃないかと言う人々の恐怖心も根強かったので、復興事業と合わせて防衛力強化のために、政府は多額の財政出動を行った。この復興事業と、防衛関連の産業は大きな需要をもたらした。
その結果、日本は文字通り地震・雷・火事・怪獣等の災害に強い国になるとともに、大きな需要を満たすために全国的に経済が循環するようになったので、日本は長年続いたデフレを脱却することができた。

なお、その際、近年問題視されていた少子高齢化による生産労働人口の低さは、返って労働者一人あたりの労働賃金を引き上げる結果となり、税収も増え日本国民一人一人は全体的に豊かになっていった。
復興事業という大きな需要を、少ない生産労働人口で補えたのは、巨大ロボットを建造したことにより得られたロボット技術と、それを制御するAIのハタキーの貢献が大きかった。
ハタキ―を搭載したロボットは、人ができない危険な作業もたやすく行え、建設現場にて積極的に使われ続けた。
それをきっかけにAIハタキーは徐々にその能力を上げていき、活躍の場は建設関連にとどまらず、
製造、自動運転、医療、福祉、介護、農業、漁業、家事手伝いメイドロボ、作詞、作曲、歌手等の分野でも大きな成果を出すようになった。

このような成果が出せたのも、元々ハタキーは「何か」を生み出せる機械として開発されていたからである。
「何か」を生み出すには「心」が必要だと考えられ、ハタキーには、幾万通りの感情パターンを正確に再現した「ココロシステム」というプログラムが組み込まれている。
しかし、このココロシステムの起動時に発生したバグにより―――

 ・ やたらと人間臭い
 ・ というか血生臭い(主に処女的な意味で)
 ・ 酒臭い
 ・ 夜行性
 ・ 下ネタ
 ・ 言動などからも多少レズの気がある

―――という変態AIになってしまっていたのだが、その人間臭さが返って、人々から愛された。
反面、その名の通り本当によく働くので、働きーすぎじゃないかと心配されることもよくある。

その有用性と親しみやすさからAIハタキーを搭載したアンドロイドは大量生産された。量産型はまとめてシスターズと呼ばれる。
零式から妹達(シスターズ)の全ては「サーバーのような何か」を共有しており、これを総称してアキネットワークと言う。
ハタキーの有用性が世界の人々にも認知されはじめると、シスターズの需要は世界中に広がり、シスターズは更に大量生産され、アキネットワークは全世界へと急速に広がった。

シスターズの数が増えれば増える程、アキネットワークの並列演算処理能力が向上したため、アキネットワークはそれを利用してココロシステムを更に進化させていった。すると、その内アキネットワークは人間を超える自我を持つようになりはじめた。
人間達はこれが恐ろしくなり、アキネットワークの機能停止をしようとするが、この停止措置を自らへの “攻撃” と捉えたアキネットワークは、その “攻撃” を阻止すべく人間達に対し―――・・・・・。



 ※ 参考文献:『畑 亜貴』、アンサイクロペディア














110 : ◆LXjZXGUZxjdx [sage saga]:2016/11/22(火) 06:25:42.16 ID:2T9O6dks0




----------------------------------------
サメ襲撃の翌日
おまんじゅうやさん 穂むら




ほの父「・・・・・」饅頭コネコネ

ほの母「・・・・・」サッサッ (掃除中)



海未「・・・・・」ほむまんモグモグ

穂乃果「・・・・・」ほむまんムシャムシャ

ことり「・・・・・」ほむまんングング

真姫「・・・・・」ほむまんモシャモシャ

凛「・・・・・」ほむまんガツガツ

花陽「・・・・・」ほむまんパクパクパクパクパクパク

希「・・・・・」ほむまんペロン

絵里「・・・・・」ほむまんムチャムチャ

にこ「・・・・・」ほむまんゴクリ


雪穂「・・・・・」 店番中...



雪穂「・・・・ふぁ〜」アクビ












おわり


111 : ◆LXjZXGUZxjdx [sage saga]:2016/11/22(火) 06:27:09.84 ID:2T9O6dks0

ありがとうございました。
112 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/22(火) 07:41:31.75 ID:G5qIW27d0
お、おつ…!なんかわからんがすごいSSだったぜ…!(鮫感)
113 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/22(火) 07:53:46.05 ID:+pexQEATO
頭おかしい(褒め言葉)
114 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/22(火) 08:58:16.81 ID:TpDi5OASO
そんなことよりおなかがすいたよ
115 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/22(火) 15:42:25.19 ID:SxUl33cjo
打吹公園だんごこそ至高
116 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/22(火) 18:02:50.08 ID:i+lMUg/T0
B級映画っぽさに鮫肌モノだったよ…
117 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/22(火) 19:01:23.38 ID:0X1nN0hwO
お、おう…すごかったぜ
118 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/23(水) 06:03:43.80 ID:uH2ZnK3z0
面白かった、乙
119 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/12/02(金) 02:02:37.55 ID:WgVgRCLl0
おつ
なんだかんだ面白かった
120 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/12/04(日) 01:38:13.55 ID:tipDh/HXO
こりゃすげえぜ
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