【千年戦争アイギス】王子「アーニャに愛され過ぎてつらい……」 【R-18】

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96 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/12/31(土) 01:27:04.20 ID:AB4Y48YW0
「俺はアーニャのことが心から好きで愛しているし、アーニャも俺のことを同じように想ってくれている」

「この心に芽生えた頃から、その気持ちは変わっているつもりはないし、アーニャも俺に対する気持ちはそれ以上に強くなっていると言ってくれた」

「好きになってから、俺は俺でいたし、アーニャはアーニャでいてくれた」

「だから、それで充分なんだ。そうだろう? アーニャ……」

「王子さま……」


涙が止まった。形を崩していた蒼が、少しだけ熱情を持って俺の顔に近づいてくる。


「王子さま、ずるいです……」


アーニャの方から三度目のキスを交わすと同時に、俺たちは互いの服に手をかけていた。
97 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/12/31(土) 01:27:34.38 ID:AB4Y48YW0
「はっ……、はっ」


俺は、右手でアーニャの胸を揉みながら左の手で彼女の胸元を露わにしようと試みていた。

アーニャの寝間着は薄い生地で、この瞬間も右の手は彼女の膨らみと熱を感じ取っている。左手は、たった今胸元のリボンを解くことに成功したようだった。

アーニャが不快に感じないよう、乱暴になりすぎないように、それでも夢中で俺はアーニャの胸を触り続ける。

彼女がおとなしくしていたこの二日間安静させていた欲望も活力を取り戻していたようで、俺は下半身に痛いほどの張りを感じていた。
98 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/12/31(土) 01:28:31.93 ID:AB4Y48YW0
「んっ、にゃぅっ」


俺がアーニャの乳房に舌を這わせる一方で、アーニャは俺の唇を貪りながら同様に俺の服を脱がせようと苦心している。

アーニャと違い、今の俺はボタンもないシャツのような寝間着だった。


「んんっ。んっ、んぅ」


少しの間格闘して、上を脱がすことは難しいと悟ったのだろう。アーニャは手の動きを変え、一方を服の下から俺の胸へ滑り込ませると同時にもう一方の手で俺の股間を愛撫し始めた。
99 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/12/31(土) 01:29:03.92 ID:AB4Y48YW0
「……っ」


アーニャに触られ、思わず身体が緊張する。アーニャの指が動くと共に、それは一層硬度と熱を強めていった。


「ふ……ふふっ」


妖艶な笑い声を発すると、アーニャは舌で俺の口内を蹂躙する。


「んん……ぷっ、ちゅぶっ、ちゅっ」


ディープキスを続けながらも、彼女の手は俺の胸と、肉棒を擦ることをやめない。

俺は考えることをやめ、それ以外のことを忘れるかのように露わになった彼女の胸を揉み続けた。
100 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/12/31(土) 01:30:17.28 ID:AB4Y48YW0
「王子さま……」

「あ……」


アーニャの舌は俺の口元を離れ、その下の首筋へと落ちた。

その舌は表皮の上から俺の神経を刺激し、敏感な部分を的確になぞっていく。


「……んっ。おぃし……」


俺の汗を舐めてつぶやくアーニャの舌は、温かさと生温さと冷たさとを数瞬の間にもたらす淫靡の象徴であった。

まるで味見でもされているかのような感覚に、頭がはじけそうになるのを懸命に耐える。

俺の中で高まる熱は、今にも爆発しそうなぎりぎりの状態だ。その中で彼女を愛撫し、愛撫され続けることは気が遠くなるほど辛く、甘美な体験だった。
101 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/12/31(土) 01:31:28.33 ID:AB4Y48YW0
俺は左手で胸を撫でまわしながら、右手でアーニャの股間に触れた。


「はっ……!」


アーニャが身体を震わせたのがわかった。人差し指で触れた陰部からは、俺と同等以上の熱と、湿度が感じられる。

その熱源を、夢中になって俺は弄り続ける。

指を立てたり、掻いてみたり、俺は一心不乱で貪るようにアーニャの秘部を撫で回した。


「おうり、ひゃまっ」


彼女の声が跳ねるのを聴き、征服欲と優越感が充足するのを実感する。

しかし、それは近付きつつある限界を誤魔化すためのブレーキにはなりえなかった。
102 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/12/31(土) 01:32:12.18 ID:AB4Y48YW0
「なあ、アーニャ」

「はい」

「そろそろ……」

「……はいっ」


横向きで向かい合っていた体位を変え、俺は膝で身体を支えてアーニャの上に覆いかぶさる格好になる。

俺は膝立ちで、アーニャは寝ころんだ状態で、互いに正対しようとしていた。
103 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/12/31(土) 01:32:50.46 ID:AB4Y48YW0
「何度見ても、アーニャの身体は綺麗だな」

「王子さまに、何時までも見続けてもらいたいですから」


俺は上着を脱ぎ、アーニャは下着を解いた。


「王子さまのお身体は、傷だらけです。……でも、そのひとつひとつが愛おしくてたまりません」

「その一言が……ひとつひとつのアーニャの言葉が、俺にはとても愛おしい」


俺は下着を捨てて、少しだけ夜の冷やかさを感じた。

上半身をほぼ露わにしたアーニャも、似た感覚を感じているのかもしれなかった。
104 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/12/31(土) 01:33:28.71 ID:AB4Y48YW0
「……アーニャ。いくぞ」


完全に裸となった俺は、硬度を保ち続ける己の分身に手を添えてしかるべき方向へ狙いを定める。


「……きて」


聞くが早いか、俺はアーニャの最奥に自身を潜り込ませていた。
105 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/12/31(土) 01:34:03.25 ID:AB4Y48YW0
「……ぅっ、くっ」


アーニャの中はあたたかった。この数日で幾度となく味わい尽した彼女の秘所は、この瞬間にも俺の感覚を犯し尽くそうとしていた。


「はぁ……っ」


その吐息が、手や胸を伝わる彼女の震えが、たった数瞬でどれだけ俺の心を高め、苛んだだろうか。

挿入と同時に俺は神経を肉襞に埋め尽くされ、柔らかな満足感と蠱惑的な熱量に責め続けられていた。
106 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/12/31(土) 01:35:36.94 ID:AB4Y48YW0
「アーニャすまん、もうっ」


ぎりぎり。本当にぎりぎりの崖っ淵に立たされた気分で俺は告げた。


「お前の中が、気持ちよすぎて……っ。入れてすぐで悪いけど、いってしまいそうだ……」

「王子さま……」


短い呼びかけから続いたアーニャの言葉は、貼りついてくるような粘り気と、背徳的なな心地よさとを伴って俺の耳に届いた。
107 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/12/31(土) 01:41:40.38 ID:AB4Y48YW0
「受け止めます。あたし。王子さまをぜんぶ受け止めるから。好きなだけ……」

「ア……ニャ…………」


快楽の熱波で朦朧とした意識の中、俺はアーニャの甘い言葉に聞き入っていた。


「いーっぱい、好きなだけ。あたしの身体で、好きなだけ気持ちよくなってください、王子さま」

「あたし、王子さまのことが大好きですから。いつでも、いつまでも、愛してますから」


アーニャが両足を俺の腰に絡めてきているのが分かった。

その所作から、俺の全てを受け止めるという言葉が嘘でないことが伝わってくる。


「だから、好きなだけ出してください、ぜぇんぶ、あたしが受け止めてあげますから……」


正常位のまま俺を見上げるアーニャが、下から手を伸ばす。

彼女は温かさと慈愛とを込めた手で俺の肩を抱き、そして、こう言った。
108 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/12/31(土) 01:42:19.55 ID:AB4Y48YW0

「王子さま。どうぞ、いってください」





「あ…………」
109 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/12/31(土) 01:42:46.08 ID:AB4Y48YW0
「……アーニャっ!」


俺は身体を震わせ、身体中の末端から熱が放出されていくのを感じ取った。


「アーニャっ……! アーニャ……っ!」

「アーニャっ……うっ……!」

「アーニャぁ……っ!」


俺の中のすべてを抱いた白い濁流、そのすべてが彼女の中に注ぎ込まれていることがすさまじい快楽と共に俺の脳に伝わっていた。
110 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/12/31(土) 01:43:19.01 ID:AB4Y48YW0
「アーニャ、アーニャ……っ!」

「アーニャ……好きだ……!」

「アー、ニャ……。アーニャぁ……!」


それ自体は一瞬で終わったにも関わらず、彼女の中に精を放ったことによる悦楽は永遠に等しいものを俺の中に残そうとしていた。


「アーニャ、アーニャ、アーニャ……」

「アーニャ、アーニャっ……!」

「アーニャ……好きだ……っ!」


アーニャの胸に抱き締められながら、俺は自分でも意識しないまま稚拙な愛情表現とアーニャの名前を何度も何度も繰り返した。
111 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/12/31(土) 01:45:11.75 ID:AB4Y48YW0

「王子さま……」

「アーニャ……」


抱き締められた格好で、どれだけ時間が経っただろう。

俺は、アーニャの胸に顔を埋めながら飽きることなく彼女の名前と愛の言葉を口にし続けていた。アーニャは、先ほどの宣言通りそれらを全て受け止めた上で俺を抱き続けてくれている。


「アーニャっ……アーニャっ……!」

「王子さま……」

「アーニャ、好きだっ……。大好きだ……っ!」

「あたしもです、王子さま。……愛しています」


アーニャの手や胸から伝わる仄かな熱と、己の分身を包む彼女のあたたかさに甘え、俺はそのままアーニャの身体に触れる幸福感を味わい続けるのだった……。
112 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/12/31(土) 01:46:33.88 ID:AB4Y48YW0
「うふふっ。……出ちゃいましたね? 王子さま」

「ああ……」


言いながら、俺は小さくなったペニスを膣口から抜き出し、アーニャの上に覆い被さっていた身体を布団とシーツの上に投げ出した。


「……気持ちよかったですか?」

「もちろん。……よかったよ」

「えへっ。嬉しいなぁ」


心の底から嬉しそうにつぶやくアーニャの声を聞くと、胸中に、にわかに多幸感が湧いてくる。

横向きでベッドに向かい合ったまま、アーニャの顔を見る。彼女の美しい瞳が、暗がりでもはっきりと目に映った。
113 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/12/31(土) 01:47:38.72 ID:AB4Y48YW0
「……ね、王子さま」

「なんだ?」

「その…………」


アーニャが口を開きはしたものの、その声音は尻すぼみに小さくなっていく。
114 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/12/31(土) 01:48:07.18 ID:AB4Y48YW0
「なあアーニャ、どうしたんだ」

「…………」

「遠慮しなくていい。なにか、言いたいことがあるんだろう?」

「……だって、恥ずかしい……です」

「ふっ」


思わず笑ってしまったのは、その感情に俺も心当たりがあったからだ。

臆面もなく愛の言葉を口にしながらも、母親に甘える赤ん坊のようにアーニャに身を預けた先ほどの行為を思い返すと、いかんともしがたいむず痒さを覚えてしまう。
115 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/12/31(土) 01:48:42.38 ID:AB4Y48YW0
「そうじゃなくて……」

「じゃあ、なんなんだ?」


そう言うと、俺は自然にアーニャの頬を撫でていた。

無意識的にとも言うだろうか。とにかく、アーニャに自分の愛情を伝えると共に、彼女の抱く不安を和らげてやりたい気持ちがあった。

そんなことを考えていたせいか、俺はアーニャの問いかけを聞き逃してしまっていたた。


「……も、ですか?」

「? ……ああ、すまん。もう一度言ってくれ」

「ですから、その……」
116 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/12/31(土) 01:49:08.96 ID:AB4Y48YW0



「もう一度、王子さまとしてもいい……ですか?」



117 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/12/31(土) 01:49:49.32 ID:AB4Y48YW0
思わぬ問いかけに、うかつにも俺は言葉を失ってしまっていた。


「……や、やっぱり、難しいですよね。……ごめんなさい」

「いや……」



アーニャが『恥ずかしい』と言っていたのは、このことだったのだ。

元をただせば今回の問題が起こったのは彼女からの過剰なスキンシップによるものであったし、それらを乗り越えてから互いにあれだけ盛り上がった後で二度目を要求するというのは、彼女にとって素直には口にしがたいことだっただろう。

とはいえ……。


「ここでそのまま断ったら、男がすたるよな」

「へっ?」
118 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/12/31(土) 01:50:22.60 ID:AB4Y48YW0
「アーニャ、そんなに恥ずかしがるな。それがアーニャの素直な気持ちなんだろうし、そのことで負い目を感じる必要なんてない」

「そうですけど……でも、」

「でももなにもない。アーニャがしたいっていう気持ちが自然なものなら、いま俺が抱いてる、アーニャと交わりたいという気持ちも自然なものだ」

「王子さま……」

「アーニャ。お前がしたいって言うのなら、俺は全力でその思いに応えるよ」

「……っ!」
119 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/12/31(土) 01:51:14.22 ID:AB4Y48YW0
アーニャが身を震わせているのがわかった。できれば、それが喜びに類する感情によるものであって欲しいと俺は思った。

今の言葉は、彼女の気持ちを和らげると同時に二回戦へと盛り上げてやりたいと思ってのものだったが、まさか泣いてはいないだろうか……と、少し不安になる。


「泣いてません。……でも、王子さまのお言葉は嬉しかったですし……ちょっとだけ、泣きそうになりました」

「そ、そうか」

「……でも、本当にいいんですか? 本当の本当に……?」

「ははっ、疑い深いな。ここまで言ったんだから、大丈夫さ」

「えっ!!」

「……って、本当は言いたいんだがな……」
120 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/12/31(土) 01:52:26.04 ID:AB4Y48YW0
今しがたまで、それも最近にはないくらい高まったのもあって、正直俺の欲棒はダウンしかけているというのが現状である。

彼女をその気にさせた手前もあるし、無論なんとしてでもやる気を復活させたい気持ちではあるが……。


「だったら、あたしが頑張りますね」


言うが早いか、アーニャは瞬く間に布団の中へ潜り込んでいく。


「アーニャ? ……ぉうっ」


気付いたときには、情熱的な彼女の奉仕が始まっていた。
121 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/12/31(土) 01:54:44.95 ID:AB4Y48YW0
アーニャの舌は、最初にペニスの鈴口をなぞった。

柔らかくなっている竿が握られているのがわかると同時に、先端から根元へかけて、生々しく、ぬめつくような熱が中っているのを感じた。


「……っ。……っ、っ!」

「むっ、ぅ……く」


彼女の舌は独特のリズムで、的確に俺の分身を責めてくる。

その感触に、俺は何故だかトカゲのような敏捷な爬虫類のイメージを想起していた。

しかし、この熱さは爬虫類からは決して感じえないものだ。
122 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/12/31(土) 01:55:47.51 ID:AB4Y48YW0
「んむっ。……っん、……っ」

「アーニャ、これ、なんだか変だ……!」


ただの快楽とは違う、気持ち悪さと紙一重になっているかのような不安定な気持ちよさ。

感覚の奔流が激しすぎたためか、気付けば俺は目をつむっていた。

より一層の視界の暗さに殊更思うことはなく、それ以上にアーニャに征服されているかのような感情が俺の胸に宿った。


「……っ、ちゅばっ」

「……!」


俺のペニスは、アーニャの口内に呑み込まれた。

熱く、激しい触感が俺の感覚を支配する。彼女の手による、袋に対しての小刻みな愛撫もその感覚を助長していた。
123 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/12/31(土) 01:57:45.22 ID:AB4Y48YW0
「んくっ、んっ、ん、んっ、むっ……っちゅ」


アーニャの唇は、規則正しく激しいリズムで俺のペニスをなぞった。

膣に出し入れしてるときと似ていて、それでいて全く違う熱感に惑わされる。

アーニャの口技が演出する感触は言い様のないものであり、彼女によってペニスそののものが吸い上げられ、引き戻される感覚はまさしく俺の性欲を引き出すためだけのものであった。

アーニャの奉仕は続く。


「んっ。……ちゅっ、ちゅっ、ちゅば、ちゅっ、ちゅぶっ」


唾を多く含んだことをうかがわせる、この淫猥な音もアーニャの計算の内だろう。

まさに彼女の思惑通り、興奮とともに俺のペニスの硬度は高まっていくのだった。
124 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/12/31(土) 01:59:04.88 ID:AB4Y48YW0
「……ん。……っ、ん……」

「……っぁ!」


瞬間。忘れかけていた、爬虫類を思い起こさせるあの独特な感触が俺を襲った。

目を開けると、アーニャが再び舌先で鈴口を弄り始めていたのであった。


「んっ、んっ、っ…………」

「アーニャ……なんていうか、すごいな、お前…………」

「えへへ。じゃあ次は……いったん、こうしてみましょうかっ」


アーニャの指が、ペニスを囲うのに的確な輪形を作っていることを俺は肌で感じ取った。
125 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/12/31(土) 02:03:34.54 ID:AB4Y48YW0
アーニャの握力は、一般女性と比較するとかなり強い方だろう。が、その手は優しく、それでいて確かな熱と圧力を伴って俺のペニスを包んでいた。


「ほらっ、これ、気持ちいいですかっ!?」

「うぁっ! ……ニャ、これ、やば……っ」


アーニャの手は容赦なく動き、ペニスに射精を促した。

ちゅこちゅこと淫猥な音を立てる手技が、フェラチオよりも強く、優しく締め付けてくるような圧力を以って俺の快感を強めていく。

思わず、俺は身悶えするかのような動作でシーツを掴み、視界を閉じていた。

そうして完全な暗闇に身を委ねたとき、下半身に加えられる刺激は更に強まった気がした。

俺は次第に、自らの分身がアーニャの手に握られているということ、それ自体がとてつもない快楽であるという思いに支配されていくのであった。
126 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/12/31(土) 02:04:34.16 ID:AB4Y48YW0
「すっごく硬くなってるのがわかりますよ。……王子さまぁ。気持ちいいですか?」

「ああっ、いい。それいいぞ、アーニャっ」

「ふふ……」


閉じていた目を開ける。

アーニャの声は聞こえるものの、表情は布団の影に隠れて見えないままだ。

それが却って俺の性感を高めており、また、彼女が言葉を発したり、呼吸をしたりする際の吐息すらも俺の性欲を高めていた。


「確かに固くなりましたけど……もう少し、かなぁ」

「ぁぁ……。好きに、してくれ…………」

「……はい。好きにしますねっ」


アーニャの口唇が、またも俺のペニスを包んだ。俺は再び目を閉じる。
127 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/12/31(土) 02:05:27.06 ID:AB4Y48YW0
「んぷっ。……こえ、ぷ はっ。……んっ、おうりさまの、…………ちゅ、ちゅ……おひんひん、たべてるみらいれ…………むっ、…………ふき、らんれす……!」


俺のペニスを口に含みながらの舌足らずな言葉が、ますます俺の興奮を加速させる。


「アーニャ…………、いやらしい、な……」

「はひ……。……んっ、……ちゅぶっ、いやらひいあたしは、ひらい、でふかぁ? ……ちゅぷ」

「嫌いなわけ……ないだろっ! むしろ、好き……だ、ぅっ!」

「んん……ちゅっ、うえひぃ…………ちゅっ」


瞬間、熱が俺のペニスを離れていったのがわかった。

吐息の音が近くなっているような気がして、ふと目を開けると、そこにアーニャの顔があった。
128 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/12/31(土) 02:07:36.89 ID:AB4Y48YW0
「王子さまっ。……元気に、なりましたね……」

「あぁ。アーニャが上手だったから、な」

「えへへ……。王子さまにしてあげるときは、どうすれば気持ちよくなってもらえるのか、いつもあたしなりに考えながらしてきましたから……」


その勤勉さには感銘を受けるが、それが却って俺の身体に無理を重ねさせることに繋がっていたことを思うと、皮肉めいたものを感じてしまう。


「それで、王子さま…………大丈夫、ですか?」

「おう。アーニャが頑張ってくれたしな」

「そんな……。あんなこと言いましたけど、結局あたしはあたしのために王子さまにしただけで……」

「俺も、アーニャに応えたいって言っただろう? どっちのためにしたことだろうと、お陰で俺は復活だ」

「王子さま……」


そう話している間にも、アーニャの手が俺のペニスを愛撫し続けているのは……。果たして彼女の奉仕精神によるものなのか、或いは肉欲によるものなのか。

どちらが真実かは少し気になるが、いずれにせよそれが微笑ましく思えたのは確かであった。
129 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/12/31(土) 02:08:06.83 ID:AB4Y48YW0
「じゃあ、あの……元気になりましたし……。……挿入れます、ね」


アーニャは愛撫していたペニスを握り直し、俺の身体の上に跨った。

先端が彼女の性器に触れる。次の瞬間、俺のペニスは彼女の中に潜り込んでいた。


「んっ……」

「っく……!」


騎乗位。

その体位で二度目の行為に及ぶことを、俺も、アーニャも、まるで予めそうと決められていたかのように自然と受け入れていた。


「王子さまぁ……っ。王子さま、王子さま……っ」

「っ、っ……!」


アーニャの重みが、俺の身体にのしかかってくる。

体格では大幅にこちらが優っているとはいえ、竜人の身体能力によって生み出される俺への荷重はそれ相応のものがあった。

しかし、そんなものが苦になるはずもない。
130 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/12/31(土) 02:09:04.38 ID:AB4Y48YW0
「アー、ニャっ……。気持ちいい、ぞ……」

「王子さまっ! あたしも、あたしもぉ……っ!」


二回戦にあたって俺はアーニャの性器に手で触れていなかったが、結合部から微かに聞こえる水音から察するに彼女も充分に興奮してくれているようだ。

それに気をよくした俺は、腰に跨るアーニャを見ながら重力に逆らうようにして腰を振り始めた。


「あんっ、あぁっ! 王子、さまはぁ……動かなくて、いいです、から……ぁんっ」

「でもっ、こっちの方が、二人ともいいんじゃっ、ないか!?」

「そうですけど、……あっ!」
131 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/12/31(土) 02:11:00.38 ID:AB4Y48YW0
上にまたがった相手が上下運動を繰り返してる最中に下から突き上げるのは簡単ではない。

しかし、一度呼吸を合わせて腰の動きを同調させることに成功すれば、それによって得られる快感を倍加できるのが騎乗位の醍醐味だった。


「王子さま、お願いですから、腰振らないで、くらさいぃぃ……!」

「アーニャ、リズムが乱れて……」

「で、ですから、っぁ……」


息も絶え絶えになりながら、アーニャは動きを止めるように願う。

それを見て、なおこの動きを続けてやりたいという悪戯心が芽生えてしまう。

が、すぐにアーニャが腰を動かすのを止めたため、流石の俺も行為を中断することにした。
132 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/12/31(土) 02:11:38.71 ID:AB4Y48YW0
「あたしがわがまま言い過ぎて、迷惑かけちゃったから」

「そのことはもう……」

「でも、今こうしてるのも、あたしのわがままですから……」

「だから、今だけはあたしが王子さまに楽をさせてあげたい、って……。…………ダメ、ですか?」


そんなわけないだろう、と言いたくても口に出せなかったのはなぜだろうか。

また、これも自分ではわからないことだが、この瞬間、気付かぬ内に俺はアーニャにキスを求めていた。
133 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/12/31(土) 02:12:04.23 ID:AB4Y48YW0
「んっ……」

「む……。……アーニャ、好きだ」

「へっ? あ、あたしも大好きですけど、どうしてこのタイミングで……?」

「なんでだろうな……。とにかく、自分でもなぜかわからないけど、アーニャのことが愛おしくなった……」

「……っ! 王子さま……!」


今度は、アーニャからキスをされていた。
134 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/12/31(土) 02:12:32.89 ID:AB4Y48YW0
舌を相手の口に入れるディープキスでも、相手の口唇を舐め上げる獣のようなキスでもない、シンプルなフレンチキスだ。

だがそれは、同時に「シンプル」の一言では済まされない何か、言い知れぬ情感の込められたキスだった。俺は、アーニャの中に侵入している分身がより硬くなるのを感じた。


「……動きますね」

「ああ」


アーニャが体勢を確認し、俺を見詰める。

どちらからともなく、俺たちはベッドの上で手を繋いだ。


「んっ…………んっ! っふ! んっ……」


アーニャの腰使いはいやらしく、また勢いのついたもので、的確かつ情熱的に俺のペニスを絞り上げていく。

アーニャの中に引きずり込まれる吸入感と、そこから押し出されるような排出感、それらのコラボレーションによって生まれる快感は、他の誰でもない、アーニャとすることでしか得られないものだと思った。
135 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/12/31(土) 02:13:29.48 ID:AB4Y48YW0
「王子さまっ、王子さま、王子さま……!」

「ああ、アー、ニャ……っ!」

「王子さまっ。すきっ。だいすきっ、ぃ、ぅ……っ!!」

「アーニャ? ……っ!?」


不意に両手を走った痛みは、アーニャがその手を、強く握り締めていたことによるものであった。


「ごめんなさい、王子さま……。あたし、今すごく気持ちよくなって、王子さまの手、ぎゅっ! って握っちゃいました……」

「正直、痛かったぞ。……でも、アーニャが気持ちよくなれたなら、よかったよ」

「王子さま……。やっぱり、王子さまは優しいですね……」

「そうかな?」

「そうですよ。……ねえ、王子さま。聞いてくれます?」

「ん? なんだ?」
136 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/12/31(土) 02:15:07.99 ID:AB4Y48YW0
アーニャは俺に跨ったまま……互いの性器を交わらせたまま、ベッドに手を突いて俺を見下ろしている。

この短い間に、何度となく目を惹かれた蒼い瞳が今も美しく輝いている。

彼女の表情に視線を向けた恰好で、暗闇でもはっきりわかるアーニャの微笑みに思わず俺は目を奪われた。





「王子さま。愛しています」





それが、寝室での彼女らしからぬ落ち着きを伴った声色だったのもあるだろう。そのときのアーニャの言葉は、今まで耳に入ってきたどんな言葉よりも、強く、強く俺の心に刻み込まれた気がした……。





・・・・・・・・・・・
137 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/12/31(土) 02:15:41.64 ID:AB4Y48YW0
アーニャ「王子さま、本当にありがとうございました」

王子「礼を言われるようなことじゃないさ」


本心からそう答える。

予期せぬ二度目の情交に消耗したのは確かだが、それを決して後悔しない程度にはアーニャと気持ちを通じ合えたのだから。


アーニャ「……でも、王子さまがまだ……」

王子「いや、まあ。俺も二度目はまだだけど、充分によかったから……」


事実、俺は射精をしてこそいないもののアーニャの言葉と挙動とに充分な満足感を得ていた。

しかし……。
138 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/12/31(土) 02:19:25.28 ID:AB4Y48YW0
アーニャ「王子さまっ、……あんっ」クチュッ

王子「!? アーニャ、なにして……」

アーニャ「王子さま、まだ元気ですから。あたしが責任もって、最後まできちんとしてさしあげますねっ!」

王子「アーニャ、待っ……! ほんと、大丈夫だから!」

アーニャ「あと少しなんですよね!? あたしが動きますから、王子さまはそのままでいいですよっ」ジュップジュップブッチュポッ!

王子「だから待っ、腰振るのやめ…………なっ、なんでイッたばかりでそんな激しく動ける、ん、だ……?」

アーニャ「王子さまのことが、あっ、大好きですから!」ジュプ、ジュプッ!

王子「説明に……なって、な……!」

アーニャ「んっ、……それっ、それっ!」グリュグリュ

王子「アーニャ、やばい、それ本気でやばい……!」

アーニャ「どうですかっ? あたしの腰使い、上手って言ってくれましたよねっ……?」グリュリュ...ジュプジュプッ

王子「だからやばいってやば、……あっ!!!!」ビクビクッッ

アーニャ「んっ! ……ふふふっ」





アーニャ「今、あたしの中で『びくびくっ』て元気に跳ねてくれたのがわかりましたよ。王子さま……♪」

王子「あっ、あっ、あっ、あぁぁぁ……………………」
139 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/12/31(土) 02:20:47.19 ID:AB4Y48YW0
・・・・・・・・・・・





……ねえ王子さま。聞いていますか? あたし、王子さまと出会ってから今まで……本当に、本当に楽しいことばかりでした。

もちろん、痛い思いをしたことや苦しい経験だってありました! ……でも、今ではそれもひっくるめて全部、王子さまの所へ来てからの思い出として受け止められているんです。

だからあたし、王子さまに会えてよかったって。心の底からそう思えるんです。

これからも、迷惑をかけてしまうことがあるかもしれませんけど……。ずっとずっと支えていきますから。だから、ずっと一緒にいてくださいね?

最後に、その……。……先ほど言ったことを繰り返すのは、少し恥ずかしい気もするんですけれど……。

でも、やっぱりこれがあたしの中で一番正直で、一番強い気持ちですから。聞いてください。





・・・・・・・・・・・

140 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/12/31(土) 02:22:12.04 ID:AB4Y48YW0
アーニャ「王子さま。愛しています」

王子「…………」

アーニャ(寝ちゃったのかな? もう遅いし、あたしも寝よっと)

王子「…………」

アーニャ「おやすみなさい、王子さま……」チュッ

王子「…………」





王子「…………ぁ、」
141 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/12/31(土) 02:23:17.96 ID:AB4Y48YW0



王子「アーニャに愛され過ぎてつらい……」







おしまい
142 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/12/31(土) 02:32:28.35 ID:AB4Y48YW0
以上で完結でございます。読んでくださったみなさま、真にありがとうございました

結構な分量を書いたことに我ながら驚いたのですが、アイギスの二次創作はやってみたら思った以上に楽しかったです

このSSで主役に据えた王子たちはもちろん、モブ要員としてのひとことだけでも書いていて楽しいキャラクターばかりでした
143 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/12/31(土) 10:10:41.91 ID:PkBJ5tWm0
乙。
144 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/12/31(土) 19:09:57.08 ID:07ivcejUO
おつおつ
145 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/01/06(金) 04:01:14.32 ID:3vU8b1sdo
おつなり
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