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勇者「淫魔の国で風邪をひくとこうなる」
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◆1UOAiS.xYWtC
[sagesaga]:2017/02/22(水) 00:09:20.21 ID:4nrabF/bo
勇者「ふうっ……! が、はっ!」
いったいどれほどの量が精道を通り、鈴口から放たれているのか――――目視はできない。
盛り上がっていく彼女の下腹部を超えてでしか分からないため、果たしてどんな馬鹿げた量の精液が吸い取られたのか、
手がかりは左手の紋章だけだ。
数夜で消えるはずの、“十”を示す線形が呆気なく消えていく。
またしても十回分以上に相当する量の精液が、ほんの一瞬で吸い込まれてしまった。
がくがくと震える腰、背筋から脳天までを突き抜ける熱い快楽。
十数秒にも匹敵する時間を、ただ射精するためだけに費やす、危険な恍惚感。
補充したばかりの体力も精力も、またしても空にされた。
備えはしていたのに……既に、これは危険な泥仕合となってしまった。
隣女王「ふふふふふふふ。とっても気持ちよかったですよ? でも……」
再び倒れかかるも、直前で手を突いて彼女を押し潰してしまう事を防ぎはした。
間近には彼女の小さな胸が呼吸とともに揺れていた。
勇者「…………えっ!?」
頬に、冷たい感触が確かにあった。
彼女の手が。
確かに拘束し鎖でつないでいたはずの、冷えた手が。
隣女王「お疲れでしょうし、今度は私が動きます」
彼女を縛るものは、もう――――ない。
今度は、勇者の背が……隣女王のあらゆる体液で濡れたシーツを舐めた。
咄嗟に二本目の小瓶へ伸ばした手を、隣女王は黙って見送る。
それを乾すと同時に、今度は勇者の腕が鎖に繋がれていた。
隣女王「……もう、逃がしませんよ?」
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