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勇者「淫魔の国で風邪をひくとこうなる」
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63 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sega]:2017/01/24(火) 13:55:17.07 ID:uL7qW27sO
乙
しかし昼休みに見るもんじゃないな、椅子から立てん
64 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/01/25(水) 00:19:53.09 ID:3aTVaTgV0
まだかー!!
65 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/01/25(水) 00:34:28.03 ID:T1TDY1640
まだー?
66 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/01/25(水) 00:37:42.45 ID:dscQm7aGO
くっさ
67 :
◆1UOAiS.xYWtC
[sagesaga]:2017/01/25(水) 00:59:09.77 ID:iCugq6SKo
今日の分投下始めます
68 :
◆1UOAiS.xYWtC
[sagesaga]:2017/01/25(水) 01:04:12.75 ID:iCugq6SKo
>>56
より
*****
そして、変化がまた起きたのは二日後のことだ。
勇者(……眠れない)
大事を取って休まされていた晩になる。
妙に明るい満月の夜で、そのせいなのか妙に体がざわついて眠れない。
似たような事は過去にあっても、こんな胸騒ぎまでは無かった。
それに――――
勇者「くそっ、またか!」
ズキズキと痛むような、酷い昂ぶりが襲った。
二度めになれば慣れはしても、無視はできない。
かれこれ二時間もの間、鎮まる気配がない。
寝ようとしても、寝つけないまま、落ち着かないまま、ただ時だけが過ぎる。
勇者(……仕方ないな、少し……歩いてこよう)
69 :
◆1UOAiS.xYWtC
[sagesaga]:2017/01/25(水) 01:05:14.35 ID:iCugq6SKo
もう、歩いても支障はない。
この城内の沈黙と性欲の昂ぶりは、どうも冬の事件を思い起こさせる。
城に前触れなく現れたインキュバスと、その魔力。
女性を眠らせ、精気を少しずつ吸い取り集める能力だった。
あれと同時に唯一の男だった勇者は妙に昂ぶってやまなかった事もある。
だが――――その杞憂は、すぐに消えた。
何かないか、と思って入った厨房に、サキュバスが起きていたからだ。
サキュバスA「あらら……こんな所で何をしておいでですの?」
勇者「お前こそだ。……何だ、その酒瓶」
サキュバスA「何、と申されても……寝酒としか」
勇者「何だ、お前も眠れないのか?」
サキュバスA「えぇ。お酒もお肌には悪いのでしょうが……眠れぬよりはまし、ですわね」
勇者「……」
サキュバスA「いや。陛下、ご提案がございます」
70 :
◆1UOAiS.xYWtC
[sagesaga]:2017/01/25(水) 01:06:07.64 ID:iCugq6SKo
勇者「え?」
サキュバスA「今から、出かけて……呑みに参りませんこと?」
勇者「今から……?」
サキュバスA「大丈夫、まだ日を跨いだばかり。それに、少し歩きますし……ね? 娑婆の空気を吸いに行くのも、立派な“治療”ですわよ?」
勇者「しかし」
サキュバスA「……陛下。ここは“淫魔の国”です。淫魔の国で、夜遊びをなさらないなんてそちらの方が不謹慎ですのよ」
勇者「…………」
腹は、減っていた。
外に出たいとも、軽く酒を入れたいとも思っていた。
何も断る理由はないし、いつか堕女神に注意された事もあったがあれはあくまで、“独りで出歩くな”という意味合いの事だ…………と、勇者は認識していた。
結局。
――――――断る理由は、なかった。
71 :
◆1UOAiS.xYWtC
[sagesaga]:2017/01/25(水) 01:08:40.63 ID:iCugq6SKo
*****
勇者「すまない、火酒を一本。温野菜と魔界牛のグリル、それとオーク風ソーセージを一皿と……」
サキュバスA「グラスと氷を私の分も追加で。あとは……海老と蛸、海鮮のサラダもありますけれど」
勇者「…………いや、俺はいい。しばらくはいい」
サキュバスA「かしこまりました。まぁ、私は食べますが」
勇者「じゃあ何で訊いたんだ……。とりあえず注文は以上で。請求書は城へ送ってくれ」
給仕「はい。しばらくお待ちくださいね、国王陛下どの?」
勇者「国王陛下はよせよ。今ここにいる俺は、ただの人間だ」
72 :
◆1UOAiS.xYWtC
[sagesaga]:2017/01/25(水) 01:09:27.79 ID:iCugq6SKo
眠れない日に抜け出してここへ来るうちに、彼女らの上に立つ王だというのに、常連になった。
料理の全てが逸品であり、酒もまた人界では呑んだ事もない美酒ばかりだ。
店主も給仕も、務めるのは年経た“狐”が魔族となった、ふさふさの尾を持つ美女だ。
金色とも白色ともつかない、強いて言えば“きつね色”の髪を束ね、尾を生やしているが本数にばらつきがあった。
彼女らはどちらかといえば、雇用関係よりは師弟関係に近いらしい。
サキュバスA「人間界では……ブラッドソーセージと呼ぶのでしたか?」
勇者「だったかな。俺も食べたことはあっちでは一度しかないかな」
サキュバスA「あら、意外ですわね。注文するからには好物かと」
勇者「というか……食べたいと思っても、その地に長くいられなかったからさ」
サキュバスA「“急き立てられた根無し草”のつらい所ですのね」
73 :
◆1UOAiS.xYWtC
[sagesaga]:2017/01/25(水) 01:10:46.55 ID:iCugq6SKo
奥のカウンター席に座って店内を見回すと、思っていたより客は少ない。
冬も終わって屋内に籠もりがちだったラミアも出て歩くようになって、様々な種族でいつもはごった返しているのに。
今、店内にいるのは勇者とサキュバスA、いつもの給仕と料理番、サキュバスが二、三人だけだ。
勇者「俺は、世界中を旅したけど……世界をじっくりと味わう事はできなかったんだな」
サキュバスA「世界は“飲み物”ではなく“美食”でしたのに。……ともあれ、今はまず腰を据えて乾杯としましょうか。“元”勇者の人間どの?」
勇者「ああ。……乾杯」
氷の浮かぶ琥珀色の火酒。
それを充たされたグラスには――――ある魔法がかかっていた。
ガラスに彫り込まれた細工がひとりでに動き、物語を演じている。
サキュバスAのグラスの中では、山羊角の生えた女が木の下で旅人をかどわかす様が、
まるで生きているかのようになめらかに動いて語られている。
“無声劇のグラス”はまた、場面ごとにその細工の色までも変わる。
情熱的な場面では赤く、たとえば哀しみに沈む場面では青くなると聞く。
しかし、悲劇を演じるグラスは存在しない。
喜劇であったり、淫魔におあつらえの場面であったりはしても、酒に哀しみを背負わせる事は、人間も淫魔も同じく嫌っているに違いない。
74 :
◆1UOAiS.xYWtC
[sagesaga]:2017/01/25(水) 01:12:07.22 ID:iCugq6SKo
そして、勇者の掲げ持つグラスの中の世界では……どちらかといえば拙いが味のある絵柄で、
姫君をさらった暴竜へ立ち向かう勇敢な少年の冒険物語が演じられていた。
勇者「……効くな、これは」
一口含むだけで、口の中が焼けるようだ。
強烈な酒精と火を吐くような辛さ、しかしその奥深くにあるのは、深遠な甘さ。
どこか潮の香りのするような味わいは、荒波とともに吹く熱い海風を吸い込むような後味を残した。
氷が解けてゆけば丸くはなるし、少しずつ間を置いて飲めば柔らかくなる。
しかしサキュバスAは乾杯直後で半分ほど空けてしまっていた。
サキュバスA「これは……良い酒を仕入れております。私も飲むのは59年ぶりです。
もっとも、最高の出来栄えだったのは2275年前。あれは当たり年でしたわね」
勇者「……気になっていた事がある」
サキュバスA「何でしょう」
勇者「お前は……妙に、数字に細かいな」
75 :
◆1UOAiS.xYWtC
[sagesaga]:2017/01/25(水) 01:13:29.24 ID:iCugq6SKo
サキュバスA「そうでしょうか?」
勇者「その……気を悪くするかもしれないけど、数万年生きていると、十年単位の時間なんてどうでもいいのかと思ってたんだ」
サキュバスA「あら、そうでもありませんわよ。どれだけの生があったとしても、今この瞬間の長さは皆同じ。
酒が喉を下りるのも、噛み締めた肉汁がほとばしるのも、一瞬。“時間“はすなわち思い出です。
……それに、誕生日を迎えるのも、一年にたったの一度。つまりは……今日」
勇者「え……って事は」
サキュバスA「ええ。私……今日で、20940歳になりましたのよ」
言って、サキュバスAは霜の降りたような海魚の薄切りと葉野菜をまとめて口に運んだ。
どこか得意げで満ち足りたような表情は……いつもの彼女とは違って、不敵さがない。
76 :
◆1UOAiS.xYWtC
[sagesaga]:2017/01/25(水) 01:13:55.67 ID:iCugq6SKo
サキュバスA「……そういう訳ですので、今日の酒代は無料とする訳には」
給仕「いくわけないだろ。二万数回目の誕生日はおめでとうと言ってやるけどさ」
サキュバスA「あら……いけず」
給仕「こっちだって生活があんの。……まぁ、少しぐらいまけてやってもいいよ。八掛けにしてやる」
サキュバスA「それはどうもありがとうございます」
給仕「いいからその分酒でも頼みな、サキュバスさんよ」
サキュバスA「それでは、火酒をもう一本いただきましょうか。もう少しスムーズな口当たりのがあれば、それを。」
給仕「あいよ」
77 :
◆1UOAiS.xYWtC
[sagesaga]:2017/01/25(水) 01:14:33.18 ID:iCugq6SKo
もう一度火酒を含むと、解けた氷で薄まって、だいぶ飲みやすく変わっていた。
しかし喉越しは相変わらず焼かれるようで、胃に下りてからも余韻が残る。
グラスの中の世界は、半ばまで減った火酒の琥珀色を背景に、ドラゴンと“勇者”が戦っている場面に変わっていた。
勇者「誕生日、おめでとう。……すまないな、贈れるものもない」
サキュバスA「ふふっ、お構いなく。陛下と共に過ごせるだけで、私には過ぎたる幸せですもの」
相変わらず――――彼女は本心が見えない。
勇者「そう言われるとな。……ところで、手洗い場は?」
サキュバスA「お酷い。私の言葉があまりに居心地悪いからといって……」
勇者「違う! 飲めば行きたくもなるだろ。それで、どこだ」
サキュバスA「ありませんわよ」
勇者「……はぁ?」
78 :
◆1UOAiS.xYWtC
[sagesaga]:2017/01/25(水) 01:15:57.91 ID:iCugq6SKo
サキュバスA「お手洗いなど、ありません」
勇者「いや、無いはずがない」
サキュバスA「……陛下、サキュバス族がお手洗いに行くはずなんてないでしょう、常識的に考えていただかないと」
勇者「え……、え?」
給仕「……いや、ウソつくなよあんた。陛下、外出て建物を右側に回った離れですからね」
サキュバスA「いきなりボケを潰さなくても良いでしょうに」
給仕「陛下が一瞬本気にしただろ。それで十分じゃないのさ」
サキュバスA「……まさか、本気になさったの?」
――――――何も、言えなかった。
79 :
◆1UOAiS.xYWtC
[sagesaga]:2017/01/25(水) 01:17:18.65 ID:iCugq6SKo
手洗いに立つと……ますます酷くなる。
飲んでいても、話していても、治まりがつかず……むしろ、悪化の一途を辿る。
勇者(……! 何だ、これ……いったい、何時間……!?)
血が引かない。
見てみると、いつにも増して硬く、そして大きく太く変わっていた。
勇者(しかも……何だ、これは)
左手に、奇妙なアザが浮き出ていた。
指の骨をたどるように、黒く太い線が五本。
その縁は紫色に輝いて不気味な光を放っているが、痛くも痒くもなく、他の身体の不調も無い。
収まらない勃起と、左手の紋様。
それが関係ない事とはどうも思えなかった。
勇者(まさか……呪いか?)
80 :
◆1UOAiS.xYWtC
[sagesaga]:2017/01/25(水) 01:17:53.87 ID:iCugq6SKo
勃起のせいでしづらくなっていた排泄を終えて戻ると、サキュバスAが、蕩けた目で迎えた。
サキュバスA「んふっ……。陛下、随分とお時間がかかりましたのね?」
勇者「……大丈夫か?」
サキュバスA「ええ、大丈夫ですわ。……でも……そう、ですわね。陛下の御顔を、もう少し……間近で……」
勇者「どう見ても大丈夫じゃないぞ」
サキュバスA「んふふふ……」
見れば、もう解けてなくなってしまったグラスに直に注いで、原酒のままで傾けていた。
氷を浮かべてさえも喉が焼けるように強い火酒を、直でだ。
81 :
◆1UOAiS.xYWtC
[sagesaga]:2017/01/25(水) 01:18:51.54 ID:iCugq6SKo
勇者「おい、そんな飲み方するなって!」
サキュバスA「え? ……あぁ……すみません、気がつかず……」
勇者「違うって! 俺のに注げとは言って……やめ、こぼれるこぼれるこぼれる!」
サキュバスA「あらぁ……もったいなぁい……」
勇者「口をつけてすするな!」
サキュバスA「んふっ……美味しい」
勇者「……おい、一体何があったんだ?」
給仕「何でしょうねぇ……。こいつ、そんな弱くないのに……こんな量じゃ酔わないはずですよ」
サキュバスA「ひっどぉい……酔って、まぇんって……」
勇者「酔ってる奴はみんなそう言うんだよ!」
給仕「ベタベタな酔い方ですねぇ。水持ってきます?」
勇者「頼む」
サキュバスA「えぇ……? お水なんて飲んだら、酔いが醒めちゃうじゃないですかぁ……」
勇者「醒めろって言ってんだ!」
82 :
◆1UOAiS.xYWtC
[sagesaga]:2017/01/25(水) 01:19:32.21 ID:iCugq6SKo
結局、とっぷりと更けた夜の街を、サキュバスAを背負って城へ帰る事になった。
うなじには酒臭く熱い吐息がかかり、しっとりと湿ったこそばゆさが背筋をその度に走る。
勇者「……何でこうなった?」
サキュバスA「んふふ……申し訳ありませぇん、陛下ぁ……」
勇者「まぁ、いいよ。少しかかるぞ。寒くないか?」
サキュバスA「お優しい……陛、下……」
勇者「ちょっと一杯ぐらいのはずだったのに。どうして……」
サキュバスA「……はしゃいで、しまい……ました」
勇者「え?」
サキュバスA「私、が……貴方と、二人きりで……誕生日、祝杯を、挙げられ……て……嬉しかった、のです……か?」
勇者「……俺に訊くなよ」
83 :
◆1UOAiS.xYWtC
[sagesaga]:2017/01/25(水) 01:20:14.28 ID:iCugq6SKo
背中越しにサキュバスAの体温と、必然として当たる感触が伝わる。
酔い潰れてしまった彼女の声はか細く、どこか健気で……普段の掴みどころのなさは形を潜める。
サキュバスA「……陛、下……ぁ……んふっ……」
勇者「っ!」
後頭部に鼻先をうずめられ、そのままくしゃくしゃと飼っている猫にでもするように嗅がれる。
生暖かく熱い吐息の逃げ場がなく、頭皮が湿るのを感じて背中が粟立った。
サキュバスA「……お風呂……入った方が……良い、ですわ……」
勇者「うるさい悪かったな、病み上がりだ。明日入るよ」
サキュバスA「でも……好き……この、匂い……」
勇者「……ああ、そう」
84 :
◆1UOAiS.xYWtC
[sagesaga]:2017/01/25(水) 01:21:20.79 ID:iCugq6SKo
サキュバスA「……思い出しますわね……。あの日……の……」
勇者「あの日?」
サキュバスA「兵士を……看取った、事が……あって……」
勇者「ちょっと待った……縁起の悪い話じゃないよな」
サキュバスA「……彼、は……まるで、安心して、眠るみたいで……目が覚めたら、何をしようか、っと……考えていた、ような……っ」
勇者「サキュバスA?」
サキュバスA「っ……ぅ…っふう……んっ……」
勇者「大丈夫か?」
サキュバスA「ん、くっ……うぅぅぅ……」
勇者「…………いいさ、拭け」
85 :
◆1UOAiS.xYWtC
[sagesaga]:2017/01/25(水) 01:22:38.60 ID:iCugq6SKo
服の背中が、押し付けられたサキュバスAの顔を通して湿っていくのを感じた。
小刻みに震え、その中にしゃくりあげるような波も混じっていた。
密着した背中からは心臓の鼓動も伝わる。
サキュバスA「陛下……ごめ、なさい……う、うぅっ……もう……」
勇者「……サキュバスA?」
サキュバスA「もう、耐え……られ……」
それはもう嗚咽ではなくなっていた。
もう……間合いに入ってしまっていたと気付き、勇者の顔は青ざめた。
勇者「耐え……? おい、耐えられないって……まさか!」
サキュバスA「んぐっ……うぷっ……」
勇者「待て! 待てコラ! 今下ろすから!」
サキュバスA「…………おえっ」
勇者「待っ」
86 :
◆1UOAiS.xYWtC
[sagesaga]:2017/01/25(水) 01:23:28.91 ID:iCugq6SKo
本日分投下終了です
もう少しアレシーンはお預けだ、悪いな
それではまた明日
87 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/01/25(水) 01:25:52.59 ID:0bf6nYqu0
乙
泥酔サキュAたそ〜
88 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/01/25(水) 01:51:50.19 ID:dmFKWzWG0
乙
もうってことはそういうことだよね
89 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/01/25(水) 02:03:21.03 ID:nm/U2IPy0
乙
食べ物ほんと美味そうに書くよね
90 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/01/25(水) 02:09:27.15 ID:cAA0Tnbuo
兵士の話と繋がってて面白い
乙
91 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/01/25(水) 02:19:05.24 ID:MhYOO0Hso
乙
ああもう、酒飲みたくなったじゃないか
92 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/01/25(水) 02:56:15.05 ID:XA5pj7VE0
乙
サキュAの貴重な泥酔シーン
93 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/01/25(水) 07:08:15.46 ID:rArJ/kwU0
サキュバスAが弱ってんの珍しい
94 :
◆1UOAiS.xYWtC
[saga]:2017/01/26(木) 00:38:40.45 ID:NOr4kny+o
どうもこんばんは
それでは投下開始
95 :
◆1UOAiS.xYWtC
[saga]:2017/01/26(木) 00:40:33.49 ID:NOr4kny+o
>>85
から
*****
堕女神「おかえりなさいませ、陛下。随分とお元気そう――――うっ……」
勇者「言いたい事は分かる。説明もする。怒られる。だけど、その前に」
堕女神「……浴場ですね。それと彼女も一旦どこかへ寝かせて」
勇者「うん。……とりあえず、部屋まで運ぼう。こいつの部屋は分かる」
堕女神「その間に……お召し替えの準備を致します」
勇者「ああ、頼む」
最も堕女神に見つかる可能性の高いルートを選んだのに勝手口の扉を開けるなり、
そこには凄まじい読みの冴えで待ち伏せ、微笑んでいる堕女神がいて。
しかし用意していた言葉も凍りつかせて、彼女の顔は引きつった。
酔い潰れて勇者の背におぶさるサキュバスA、しかも、その姿は――――。
勇者「……なぁ、俺……一応、ここで一番偉い人だよね?」
堕女神「えぇ、まぁ……はい」
96 :
◆1UOAiS.xYWtC
[saga]:2017/01/26(木) 00:42:05.58 ID:NOr4kny+o
サキュバスAを私室まで送り届け、ベッドに寝かせてから大浴場を目指した。
服から刺すようなものが立ち上って、首回りから鎖骨、服の胸元までがべっとりと濡れる。
旅の途中で“魔法使い”が毒に倒れた時にもこうなった事があるが、流石に酒でこうされた事は一度もない。
脱いだ服を置かれていた籠に入れて、さすがに誰も入る者のいなくなった湯に浸かる――――前に、身体を清める。
手近にあった桶で湯を組み、全身に浴びると、ようやく解き放たれた。
石鹸と香油でいつもより念入りに体を洗い、二度、三度と繰り返す。
サキュバスAにやられた分だけではなく、風呂に入れなかった数日間の分も含めて、
頭髪も泡が立ち、指が入るようになるまで幾度も洗う。
あれだけ火酒を乾したのに、酔いはもうすっかりと抜け……というよりも、一気に醒めさせられた。
勇者(酷い……いくらなんでも、酷すぎる……)
湯船に身を浸しても、まるで気分は晴れなかった。
そして、裸になってみればイヤでも目が行く。
“自分自身”は、酒場に行く前に起きてからずっと、飲んでいる間も、あの目に遭っても、城に帰るべく歩いていても、今も。
ずっと――――滾ったままだった。
勇者(これも……いくらなんでも変だ。普通じゃない)
左手に浮き出た不気味な紋様も、湯の中で奇妙にたゆたっていた。
97 :
◆1UOAiS.xYWtC
[sagesaga]:2017/01/26(木) 00:42:49.70 ID:NOr4kny+o
*****
堕女神「……陛下。私は今どういう気持ちでいるとお思いですか?」
勇者「…………いや、その」
堕女神「安静にしているよう申した筈です。それなのに貴方は抜け出し、酒場に出掛けた。……病み上がりのその御身体で、です」
勇者「……はい」
堕女神「酒場に赴く事は禁じておりませんが、ご自愛下さいと申しました。飲酒はお体に良い事ですか?」
勇者「いえ……」
堕女神「お分かりになられているのなら、何故ですか?」
勇者「……つい。サキュバスAも、無理に俺が誘ったんだ」
98 :
◆1UOAiS.xYWtC
[sagesaga]:2017/01/26(木) 00:43:48.68 ID:NOr4kny+o
堕女神「それともう一つ。今は何時ですか」
勇者「……昼」
堕女神「そう、昼です。もう少々で昼食のお時間です。私から陛下へ苦言を申し上げている最中です。……それなのに、貴方は」
勇者「はい……」
堕女神「なぜ――――“昨日の晩から、ずっと勃起が治まっていない”などというお話を?」
勇者「…………」
堕女神「陛下。私の話を聞いておられますか?」
時刻は翌日、昼の執務室。
机の向こうに堕女神が立ち、じっくりと説教を受けている最中。
一晩明けても、まだ“それ”は……屹立していた。
99 :
◆1UOAiS.xYWtC
[sagesaga]:2017/01/26(木) 00:44:45.00 ID:NOr4kny+o
勇者「本当なんだ、信じてくれ。昨日の晩からずっと……!」
堕女神「……陛下。いくらなんでも苦しいとは思われませんか?」
勇者「違っ……本当だって!」
堕女神「いえ……本当であれば、確かにお苦しいのでしょう。ですが申し上げたように、このようなお話の逸らし方はいくらなんでも……看過いたしかねます」
勇者「そうじゃないって!」
その時、執務室の扉が開く。
サキュバスA「……陛下……」
堕女神「申し訳ございませんが、今は取り込み中です、後に……」
青い肌をことさらに二日酔いで蒼白にさせて、サキュバスAがいつになく疲弊したまま入室してきた。
彼女は、溺れたようによどんだ目のまま、勇者が机に隠していた左手を視線で示す。
100 :
◆1UOAiS.xYWtC
[sagesaga]:2017/01/26(木) 00:46:09.44 ID:NOr4kny+o
サキュバスA「陛下の……言っている事は、本当です……わ」
堕女神「え?」
サキュバスA「陛下、左手を……机の、上に……」
勇者「あ、あぁ……」
謎の紋様の浮いた左手を出し、二人に見えるようにかざす。
それを見ると堕女神は目を丸くして驚き、サキュバスAは、にやりと笑った。
サキュバスA「……極まれに、この国に迷い込んだ人間の男が罹患する、あるタチの悪い風邪がございました。
名前は特に付けられておりませんでしたが……私たちは、単純に“淫魔熱”と呼んでおりました」
堕女神「……それは?」
サキュバスA「一日、二日は咳や熱、頭痛と腹痛といった症状。ところがそれが治まると、後遺症で……“あちら”が滾ったままで決して治まらない。寝ていても起きていても、ずっとです」
勇者「まさか一生このままって事か!?」
サキュバスA「……いえ。治療法はございます」
堕女神「どのような……」
サキュバスA「セックスです」
101 :
◆1UOAiS.xYWtC
[sagesaga]:2017/01/26(木) 00:47:09.72 ID:NOr4kny+o
堕女神「……は?」
サキュバスA「左手の紋様がカウントである事は分かっております。それが消えるまで射精すれば良いのです。
……お疑いのようでしたら、城の書庫に詳しい文献が……」
勇者「え、え……? 放っておくとどうなる?」
サキュバスA「……さぁ。これまでの罹患者は三〜五十回で治りましたし。
とりあえず……一度、抜いてみて……紋様の減少を見てみましょうか?」
堕女神「お待ちください、このような場所で……」
サキュバスA「大丈夫。……脱ぐ、必要は……ございません。触れる、必要も」
ほんの少し体調を取り戻したサキュバスAの指先が、妖しい光を放つ。
軽く握っていたその手を、きゅっ、と握り締めた時、光が強まり――――。
勇者「うっ……!」
何の前兆もなくズボンの中で、弾けるように……達してしまった。
102 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/01/26(木) 00:47:18.15 ID:PA5MOo8yo
待ってましたぁ
103 :
◆1UOAiS.xYWtC
[sagesaga]:2017/01/26(木) 00:49:16.20 ID:NOr4kny+o
堕女神「陛下!?」
勇者「お前、今……! 何した……!?」
サキュバスA「簡単です。因果律を書き換え“射精した”という結果だけを作り出しました。
いわば因果を超えた性技、抵抗は不可能。フォースとともにあれ」
勇者「変な技を使うなって前も言ってる!」
サキュバスA「ちなみにこれもイタズラにしか使えなくて……習得難度だけが高くて。私も使いこなせるようになったのはつい最近の事」
堕女神「それはそれとして……陛下、お手を拝見いたします」
勇者「……見たところ……減ってないな?」
依然として変わらないまま、紋様はその手に残る。
不気味にうねる五本の線に、何も変化はない。
104 :
◆1UOAiS.xYWtC
[sagesaga]:2017/01/26(木) 00:50:28.21 ID:NOr4kny+o
サキュバスA「もう一回、かけましょうか?」
勇者「おい」
堕女神「…………? いえ、変化が……」
堕女神が縦に細い瞳孔を更に絞るように、赤黒の眼で左手の紋様を食い入るように見つめる。
やがて、確かに紋様は変化した。
小指の骨をなぞるような一本線がほどけて、指の骨を刻むように九本の太線になる。
そして、最も指に近い側に……九個の点が更に打たれた。
勇者「……線が九本、点が九。つまり……これは?」
堕女神「線が十の区切りだとして、点は一。つまりは百が、九十九になったのかと」
サキュバスA「……残りの太い紋様は四本。それぞれが百だとすると、あと……四百九十九回射精するまで、
陛下の勃起は治まらないようですわね」
勇者「はぁ!?」
105 :
◆1UOAiS.xYWtC
[sagesaga]:2017/01/26(木) 00:53:03.57 ID:NOr4kny+o
サキュバスA「さすがは陛下……。記録も更新いたしましたわ。つまりまだまだ長く愉しめるという事に」
勇者「ふざけるなよ、あれ……ヒーリング……何とか、で治らないのか!?」
サキュバスA「お試しになるのも構いませんが、たぶん……普通に一回分としてしかカウントされませんよ。
まぁ、別に困るものでもないではありませんか。いつかは全て消費しますわよ」
勇者「困るよ。……動きづらいし、その……用も足しづらい。痛いし……」
吐き出せば少しの間はマシになるとはいえ、単純に行動の邪魔になる。
立っていても座っていても寝ていても邪魔で、何より、気分的に非常に情けないものがある。
サキュバスA「そんな重大にお考えにならないで。ボーナスステージと思って楽しめばよろしいかと」
堕女神「……陛下、ひとまずお休みになって下さい。私はその間に書庫にて調べて参ります。サキュバスA、余計なことをしないように」
サキュバスA「はぁい。……それでは、私もこれで。少し、下町の淫具店等で話を聴いてきましょう。
心配なさらずとも、陛下が絶賛勃起中という事は伏せますので」
勇者「そんな話聞こうとする時点で察される気がするんだけどな……まぁいい、任せた」
106 :
◆1UOAiS.xYWtC
[sagesaga]:2017/01/26(木) 00:53:53.60 ID:NOr4kny+o
今日の分投下終了です
それではまた明日
107 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/01/26(木) 00:55:51.34 ID:0gy8n/J8O
乙!
勇者が果てて死んでしまうww
108 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/01/26(木) 01:00:26.30 ID:3cIF2PLz0
乙
サキュA、やっぱりやりやがったかww
文字通り、タチの悪い風邪すぎるわぁ…
109 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
:2017/01/26(木) 01:10:00.26 ID:yzgjczDk0
一体何日かかるんだ…
110 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/01/26(木) 01:21:25.73 ID:gEawUjoA0
ホモショタさえ出さなければ何発でもいい
111 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/01/26(木) 01:39:26.15 ID:PA5MOo8y0
後499回…だと…?ゴクリ
112 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/01/26(木) 06:44:02.35 ID:5/d09jySo
連発しすぎたらちんこ爆発しそう
113 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/01/26(木) 07:06:04.98 ID:rZavTyOw0
【悲報】勇者射精のし過ぎで死亡
114 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/01/26(木) 09:09:56.15 ID:6kTjXxJ+o
前作読んできた
素晴らしい作品だった
こうなったら国民全員と寝るしかないな!
115 :
◆1UOAiS.xYWtC
[saga]:2017/01/27(金) 00:31:05.14 ID:VIbTRNcHo
それでは、投下始めたいと思います
>>105
より
116 :
◆1UOAiS.xYWtC
[sagesaga]:2017/01/27(金) 00:31:40.55 ID:VIbTRNcHo
*****
勇者「……それで、どうだった? まずサキュバスA」
サキュバスA「はい。かつて魔界、この国に迷い込んでしまった旅人は……だいたい三日ほどで使い果たして治って人間界へ帰りましたし。
……それと、下町で他の治療法が無いかも訊ねたのですが……」
勇者「何かあったか?」
サキュバスA「それが……」
117 :
◆1UOAiS.xYWtC
[sagesaga]:2017/01/27(金) 00:36:55.02 ID:VIbTRNcHo
*****
淫具店主「セックスだね。何か買ってく? 触手化ポーションでアレの本数を増やせば一気に削れるよ? 数倍よ、数倍。
あ、精力増強剤いる? 強力すぎて、三分に一回射精しないとタマタマが破裂するけど」
酒場店主「夜伽ね。陛下にいつもご贔屓いただきありがとうと伝えてね。……それと、頑張ってねと。何でしたらうちのお店に来ていただければ一晩で……ふふ」
書店主「あらあら……陛下ったらもう……ふふっ」
書店主娘「……わ、分かりません! 分かりませんから! おち、ん……って……! 知りませんよ!」
ラミア母「……え、こんな時期に? うそ? 陛下って……季節感があまり……」
ラミア子A「ぼっきって何?」
ラミア子B「おちんちんが……硬くなることだったっけ?」
ラミア子A「へー……お母さんの鱗とどっちが硬いのかな? 見に行っていい? ママ」
118 :
◆1UOAiS.xYWtC
[sagesaga]:2017/01/27(金) 00:38:11.49 ID:VIbTRNcHo
*****
サキュバスA「……とまぁ、こんな具合に」
勇者「途中から完全に言いふらしてるよな? 言いふらしてるよな??」
サキュバスA「いえ、私からは別に……。陛下の御人徳では?」
勇者「……社会的に抹殺されていってる気がするんだ」
サキュバスA「大丈夫。私を含めて、この国の者は陛下に対して幻滅する事などございませんもの」
勇者「ああ、そう……」
サキュバスA「ちなみに昨晩、通りを見ていた者からちょっと噂が広まって、
陛下と私が繋がりながら歩いていたとか陛下が『待て、まだ耐えろ!』と絶叫していた……とか頭がフットーしかけてたとか」
勇者「もう殺せよ! ちくしょう!」
119 :
◆1UOAiS.xYWtC
[sagesaga]:2017/01/27(金) 00:38:43.96 ID:VIbTRNcHo
サキュバスA「大丈夫です、すぐに噂は消えますから。……何でしたら、実際にそうした遊びをしていただいても私は一向に構いません」
勇者「うるさい!」
サキュバスA「何も照れなくとも」
勇者「……で、堕女神の方は」
堕女神「はい、陛下。……城で働く者達にも訊ねましたが……やはり、答えは同じです」
勇者「……はぁ……」
サキュバスA「まぁ、ともかくしてみましょうか。それで……」
堕女神「私が」
サキュバスA「え?」
120 :
◆1UOAiS.xYWtC
[sagesaga]:2017/01/27(金) 00:39:16.53 ID:VIbTRNcHo
堕女神「私が引き受けます。……まず、陛下の御身体に何が起こっているのかを調べねば……なりませんから。よろしいですか、陛下?」
勇者「他に方法は、あるのか無いのか分からないんだな」
堕女神「はい。僭越ながら……よろしくお願いいたします」
サキュバスA「結局……する事はやっぱり普段と変わらないじゃありませんの」
勇者「……まぁ、そうなったな」
サキュバスA「……なら、少し……一手間……」
堕女神「サキュバスA? 何か?」
サキュバスA「ああいえ、別に何でも。それでは……今夜はひとまず堕女神様と……」
勇者「……何か企んでないだろうな?」
サキュバスA「いえ、滅相も。それでは、私はこれにて失礼いたします」
121 :
◆1UOAiS.xYWtC
[sagesaga]:2017/01/27(金) 00:40:19.67 ID:VIbTRNcHo
*****
それからも、期待はしていても……やはり、治まる事は無かった。
少しだけ大きいサイズのズボンを穿くようにしても、膨れ上がったそれは単純に邪魔でならない。
歩きづらく、用も足しづらく、妙に感覚が鋭敏になり、挙句に、それに追い付くように悶々とした気分まで出てきた。
休んでいても何かしていても、食事をしている時でも、それは去らない。
勇者(……情けない。情けなさすぎる)
歩く時はいつも前かがみでなければならないというのが、その情けなさに拍車をかけた。
勇者「……一日二十回するとしても、二十五日。一ヶ月近くこのままなのか……」
堕女神「一日百回ならたったの五日ですね」
勇者「死んじゃうだろう、それ」
堕女神「ほんの冗談です」
122 :
◆1UOAiS.xYWtC
[sagesaga]:2017/01/27(金) 00:41:12.79 ID:VIbTRNcHo
勇者「もしかして、まだ怒ってるか」
堕女神「お体を大事になさってくださいと私は申しました」
勇者「悪かった、本当に」
堕女神「…………反省なさっておいでなら、……お体で、お返しくださいね」
勇者「もしかして、昨晩……部屋に?」
堕女神「何の事なのか分かりかねます」
昨晩、城の裏手の勝手口で出くわした堕女神は――――思えば、髪型も作り、透けるような真新しいドレスを着てはいなかったか。
今になって、その姿が蘇る。
寝室の前まで着いて、抱き寄せながら扉を開けると。
サキュバスC「お? よォ。聞いたぜ? ……って、何だ。テメーもいんのかよ」
123 :
◆1UOAiS.xYWtC
[sagesaga]:2017/01/27(金) 00:41:50.74 ID:VIbTRNcHo
ベッドの上に、無作法に寝そべりながら出迎えたのはサキュバスC。
凶鳥のような脚甲を半ばベッドからはみ出させ、サイドテーブルの上に数本の酒瓶を並べ、そのうち一本は彼女の手の中だ。
堕女神はその姿を認めて、靴音高く歩み寄って行った。
堕女神「……何故ここにいるのですか?」
サキュバスC「はァァ? サキュバスの用件なんて一つっきゃねーだろ、胸に二つも詰まってる脳ミソで考えてみやがれ」
堕女神「ご足労痛み入りますが、お引き取り下さい。貴方の出番はございませんので」
サキュバスC「コッチの台詞。テメーこそ帰って寝な」
堕女神「面白い事ばかり仰いますね。たまには真面目な事を喋ってはいかがでしょう?」
サキュバスC「やんのか、コラ」
堕女神「ふむ、ご自分で決められないのですか?」
サキュバスC「……っし。殺るか」
124 :
◆1UOAiS.xYWtC
[sagesaga]:2017/01/27(金) 00:42:28.76 ID:VIbTRNcHo
勇者「待て、待て二人とも! サキュバスC、お前は何でここに来たんだ!?」
サキュバスC「さてね。さっきも言ったろ、サキュバスが忍び込んで何がいけねェんだよ」
堕女神「城の寝室に外から忍び込むのは暗殺者でしょう」
サキュバスC「あー、そうさ。ただし死因は腹上死だぜ」
堕女神「……自供により、賊とみなしました。粛清いたします」
勇者「だから、待てって言ってるだろ! 落ち着け!」
サキュバスC「おいおい、“おーさま”よォ。そーんな様子で止めに入っても全然説得力ねェぜ?」
勇者「……俺のせいじゃないのは分かってるんだろ」
125 :
◆1UOAiS.xYWtC
[sagesaga]:2017/01/27(金) 00:43:24.89 ID:VIbTRNcHo
サキュバスC「まァね。……そういうワケで、診てやるよ。おねーさんに任せときゃ安心だぜ? 一晩で治してやる」
堕女神「いえ、私が。もう一度言います、お引き取りください」
勇者「……はぁ」
サキュバスC「……よーし、じゃあこうしようや。アタシとお前、どっちが奴から絞り取れるかってのはどうだ?」
堕女神「いけません、そんな……陛下を何と心得ているのですか?」
サキュバスC「審判だよ。それとも何だ、自信ねーか」
堕女神「いいえ。……勝つと分かっている勝負は“いじめ”です。そのような事はしたくありません」
勇者「おい……」
サキュバスC「……奇遇だねェ。アタシも、“いじめ”なんてしたくねェんだけどな?」
堕女神「は?」
サキュバスC「あ?」
勇者「…………」
126 :
◆1UOAiS.xYWtC
[sagesaga]:2017/01/27(金) 00:44:32.88 ID:VIbTRNcHo
今日の分、終わりです
いつになく煽っていくスタイルの堕女神を書くのは割と楽しかった
それではまた明日
127 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/01/27(金) 00:48:05.96 ID:ynLqLn4JO
乙乙
サキュバス達が可愛い可愛いです
128 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/01/27(金) 00:51:22.59 ID:VoQzai3M0
乙ー
この2人は相変わらずウマが合わないなww
129 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/01/27(金) 00:53:26.89 ID:jGhktRBSO
乙
サキュCきたあああああ
130 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/01/27(金) 01:40:59.13 ID:WPV1umTy0
素晴らしい
乙
131 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/01/27(金) 03:00:01.10 ID:J3t2Of02O
乙
明日が楽しみ
132 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/01/27(金) 06:29:04.05 ID:Wem+DBgFO
乙
書店主娘があざといw
133 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/01/27(金) 11:34:31.85 ID:JqwJx2OOo
やっと……感想を書き込めることができた。
表現力とか構成力とか秀逸すぎる
134 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/01/27(金) 14:33:58.47 ID:OKPKZUNoO
ローバーに任せりゃいいんじゃないか(名案)
135 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
:2017/01/27(金) 22:10:01.90 ID:xwhJvxb80
堕女神、サキュAとBは風貌が想像できるんだけど、Cが想像できない。
なんかいい参考画像はないだろうか?
136 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/01/27(金) 22:12:56.09 ID:Pj+TMVjlo
参考画像に頼らずしっかり想像するんだ……!!
137 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
:2017/01/28(土) 00:11:42.30 ID:ZXhuC1hr0
初めて追いつけた…、最高すぎる
138 :
◆1UOAiS.xYWtC
[saga]:2017/01/28(土) 00:22:04.11 ID:hgeX/z7To
それでは、始めます
こっちに時間を使いすぎてなろう分の書くのが追いつかなかったマヌケみ……
>>125
より
139 :
◆1UOAiS.xYWtC
[sagesaga]:2017/01/28(土) 00:23:56.00 ID:hgeX/z7To
*****
――――どうして、こうなった。
ただそれだけの言葉が幾度も去来し、目の前の光景にかぶさって見えた。
堕女神「日が昇るまでです。いいですね?」
サキュバスC「ああ、いいぜ。……まずはアタシだ」
片や、下着姿の堕女神。
片や、同じく下着のサキュバスC。
二人はそれぞれ、白と黒の……色が反対ながらも、どこか似た意匠のものを身に着けていた。
恐らくは同種の色違い。
上は、レースで飾り立てたもので……サキュバスCも負けてはいないものの、軍配は堕女神に上がる。
下は側面を紐で結ぶタイプのもので、どちらもよく似合う。
特にサキュバスCの方は真鍮の義足が蝋燭の光を照り返し、どこかアンバランスで、背徳的で雅な光を放つようだった。
雪のように白い堕女神の脚線とはまた異なる色気は、この剣呑な寝室で見てすら引き寄せられる。
サキュバスC「うっわ……何だこれ、ガッチガチじゃん。お前、こんなんで一日過ごしたのかよ」
剥き出しにされていた、反り立つモノへまずサキュバスCが指先を触れた。
140 :
◆1UOAiS.xYWtC
[sagesaga]:2017/01/28(土) 00:25:23.87 ID:hgeX/z7To
勇者「っ……」
サキュバスC「相変わらず立派なモン持ってんじゃねーの。……なぁ、どうしたい?
どうして欲しいんだ? 舐めて欲しいか? 手がいいか? それとも……」
サキュバスCは――――いつになく嬉しそうに、蛇の囁くように問い詰めてくる。
指先は屹立をなぞり、身を乗り出すように覗き込んできて。
透明に近い水色の瞳は、淫魔そのものの魔力を宿していた。
堕女神「……陛下」
左手側、顔のすぐ近くでもう一つの声がした。
そちらへ顔を向けると、顎に、堕女神の指先が触れて、優しく引き寄せられる。
目を閉じた彼女の顔が近づき、唇が重ねられた。
堕女神「んっ……は、ふっ……っ!」
柔らかくほのかに湿った唇は、いつにもまして天上の味がした。
更に、彼女の方から舌を差し伸ばしてくるのが分かると、口の中で迎え入れ、もつれ合わせた。
舌をなぞり、唇を擦り合わせると彼女の身体がぴくぴくと跳ねる。
堕女神は特に唇の感覚が鋭敏で……時には、それだけで達してしまう事すらあった。
サキュバスC「……オイ、アタシの番だって……言ってたよな?」
堕女神「ん、ちゅっ……。ええ、ご自由にどうぞ。私はこちらで自由にしますので、お構いなく」
141 :
◆1UOAiS.xYWtC
[sagesaga]:2017/01/28(土) 00:26:00.70 ID:hgeX/z7To
サキュバスC「そうかよ。……じゃ、こっちだって遠慮しねェぞ」
面白くなさそうな表情は、すぐに露悪的なものへ変わる。
サキュバスCは息を深く吸い込むと――――そのままの勢いで、屹立したモノを喉の深くまで銜え込んだ。
勇者「くぁっ……!」
前触れもなく飲み込まれた、獲物だった。
何が起こったのか分からないまま、背筋を快感が走り抜けて――――堕女神とのキスから離れ、悶える。
唾液の糸が繋がりながら、天蓋を仰ぐ。
やがて視界を戻せば、そこには――――
サキュバスC「ん、ふっ……ろーあ? ひもひ、いいらろ?」
142 :
◆1UOAiS.xYWtC
[sagesaga]:2017/01/28(土) 00:27:23.77 ID:hgeX/z7To
してやったり、といった表情で、銜えたまま上目遣いに見つめていた。
無作法にも“口の中に食べ物が入ったまま”喋る様子は、彼女の性格をそのまま表すようだ。
堕女神はそれを見て一瞬眉を顰め、気を取り直したように首筋を甘噛みしてくる。
痛いとも痒いともつかない奇妙なこそばゆさが薄い首の皮膚から伝わり、またしても背筋が震えた。
加えて彼女の手は頭を抱きかかえるように回され、右の耳介をこりこりと按摩するように指先を遊ばせてきた。
その指先には、ぬめりと――――微かな花の香りが漂う。
堕女神「……香油を持って参りましたので、御耳のマッサージでもいたしましょうか。お暇でしょう、し」
143 :
◆1UOAiS.xYWtC
[sagesaga]:2017/01/28(土) 00:28:49.18 ID:hgeX/z7To
たっぷりと含みを持たせたまま、堕女神は言って……香油をまとった手で、右の耳を優しく解きほぐしてくれる。
触れてはいても、羽衣が触れるような絶妙な力の具合で。
たおやかな指先に耳たぶをなぞられ、軟骨を優しくほぐすようにこりこりと揉まれ、
耳元でぬめる香油の水音が心地よく眠気さえ誘う。
反対側の左耳は彼女の舌が這わされ、耳朶を唇で挟まれ、吸われ、
そして耳孔に向けて堕女神の細い息が吹きかけられた。
勇者「んっ……あっ……堕……」
――――耳は、五感の内の一つを担う。
湿る粘膜を持つ目や鼻、唇と違って乾いたままで振動と空気の流れを拾って、感覚へと変える器官だ。
音は人のみならず獣や虫にとってすら貴重な情報であり、それを届ける敏感さは言うまでもない。
堕女神の指が蠢くたびに、身体の奥に滓のように残っていた疲れも、気だるさも、溶けていく。
脳の奥までとろんと蕩けさせるような、耳への愛撫。
負けじと繰り出される、モノへのサキュバスCの舌と唇。
144 :
◆1UOAiS.xYWtC
[sagesaga]:2017/01/28(土) 00:30:12.77 ID:hgeX/z7To
サキュバスC「んぶっ……く、ふっ……! お、ら……! いへっ……いっひあえ、ぉ……!」
殊更に音を立てるような、下品な口淫。
啜り込むような高い水音は、堕女神に溶かされている耳にそれでも飛び込んで来る。
ただただ無遠慮に、行儀悪くしゃぶるような口淫は、慈しむような堕女神のそれとも、
弄ぶようなサキュバスAとも、献身的なサキュバスBとも違う。
がぽ、がぽ、と間の抜けた音が響き、口を放すたびに、唇が置いてけぼりをくらって引っ張られ、ほんの一瞬だけすぼめたような顔になる。
いつも強気で底意地の悪い顔をしているサキュバスCは、それを止めればどこか頼りなく倦んだ美形に変わる。
それが、荒々しいフェラで崩れていくのはどこか退廃的で――――彼女の身に着ける、黒いレースの下着とも絶妙に噛み合った。
振り乱される銀髪が彼女の目にかかり、目元の表情が見えなくなるのもまた、それに拍車をかけた。
堕女神「んちゅっ……。どう、ですか? ……ふー……」
風を受けたような音がして、耳の奥に“女神”の吐息が吹きかけられた。
身体が粟立つようにぞくぞくとした快感は、ほんの一瞬、魂が抜け出てしまったと思うほどだ。
サキュバスCが根元まで銜え込むのとそれは同時で――――決定打がどちらであったのかは、分からない。
分からないまま、達してしまう。
勇者「っぐっ、うぅぅぅ! あっ……!」
145 :
◆1UOAiS.xYWtC
[sagesaga]:2017/01/28(土) 00:31:41.80 ID:hgeX/z7To
全てを振り払うようにびくびくと身体を震わせて、サキュバスCの口の中へ、いつ果てるとも分からない長い射精が撃ち込まれた。
彼女は、幾度もえずきながら喉を鳴らして、勝利の美酒を嗜むように、にやにやとした上目遣いのまま、飲み込んでいった。
やがて――――射精の波が終わると彼女は口を放し、拭い、舌で口の周りをぺろりと舐め上げてから、八重歯を覗かせながら訊ねた。
サキュバスC「へっ。……まずアタシに一点だな?」
堕女神「いえ。――――私に入りました」
サキュバスC「あぁ!? フザけてんのか、てめェ!」
堕女神「私です。……ですよね、陛下?」
サキュバスC「いや、アタシだ! アタシの方が良かっただろ!?」
堕女神「陛下、ご決断を」
詰め寄ってくる二人を見て……虚脱感の余韻は、もう消えてなくなってしまった。
146 :
◆1UOAiS.xYWtC
[sagesaga]:2017/01/28(土) 00:32:13.65 ID:hgeX/z7To
今日の分終了です
ではまた明日
147 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/01/28(土) 00:33:11.54 ID:EZ9isKba0
乙ー
148 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/01/28(土) 00:36:54.62 ID:hMxK429O0
乙!
これが夜が明けるまで続くのか…
149 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/01/28(土) 00:44:04.21 ID:Nhfg2QB6o
うまみ派は文才があるな!
乙です
150 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/01/28(土) 01:28:58.29 ID:o2J6Hgb+o
乙
勇者が受けにまわるときか
151 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/01/28(土) 02:21:52.77 ID:KueBIYDO0
乙
やっぱりこっちに時間食われてたか
152 :
◆1UOAiS.xYWtC
[sagesaga]:2017/01/28(土) 03:09:37.17 ID:hgeX/z7To
>>151
時間もそうだけど集中力も……。
こっちやろうとすればあっち気になり、あっちしようとすればこっち気になり
中途半端はイカンです
153 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
:2017/01/28(土) 16:01:06.95 ID:qB5d3mhb0
おれリアルタイム遭遇おめでとう
154 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/01/28(土) 19:33:26.59 ID:taMhUiKA0
>>153
ハゲろsage
155 :
◆1UOAiS.xYWtC
[sagesaga]:2017/01/29(日) 00:57:25.02 ID:Y2eVxg/Vo
それでは今夜も始めます
>>145
より
156 :
◆1UOAiS.xYWtC
[sagesaga]:2017/01/29(日) 00:58:51.75 ID:Y2eVxg/Vo
そして、今度は。
堕女神「……それでは、陛下。私がお務め致します」
ほんの数分ほどの小休止の後、堕女神が下着を脱ぎ捨て裸身となって、身を晒した。
今夜は二人きりでなく人目があり、しかもそれが……反りの合わない、サキュバスCのものだ。
自然、彼女は身構えてしまう。
が――――突き刺さる視線の性格は、はたから見ていても違った。
堕女神「……何ですか?」
サキュバスC「あ? え、アタシ……か? いや、別に……何も」
157 :
◆1UOAiS.xYWtC
[sagesaga]:2017/01/29(日) 00:59:42.21 ID:Y2eVxg/Vo
毒気は無かった。
それどころか、違う意味での生ぬるさを伴った、しかし悪くしたものではない視線だ。
サキュバスCは見とれてしまった事を不覚に思うように顔を背け、目頭を押さえた。
ベッドに寝そべったまま、先ほどのサキュバスCの野生的な口淫と堕女神の耳への繊細な愛撫の余韻をかき集めて浸っているも、
硬さはまだ失われていない。
それどころか、ますます高まってしまい……硬度も、大きさも、むしろ増した。
堕女神「それ、では……私が……吐き出させて、差し上げますね」
影の衣のような艶めく黒髪をなびかせ、堕女神は膝立ちのまま“入り口”にあてがい、少しずつ――――腰を下ろした。
158 :
◆1UOAiS.xYWtC
[sagesaga]:2017/01/29(日) 01:00:16.23 ID:Y2eVxg/Vo
堕女神「んはぁ、あぁぁぁっ……! か、硬……い……!」
蜜に濡れていた秘部は、何の抵抗もなく、いつものようにそれを迎え入れた。
無数の濡れた肉の粒が一つ一つ、まるで意思を持つ生き物のように、“侵入者”を撫でる。
しかも今夜は淫魔の熱病の余韻か、感覚が鋭い。
屹立にまとわりつく肉のうねり、伝わる彼女の脈拍、そのひとつひとつまでも数え上げられてしまいそうなほどだ。
堕女神「んっ……ふふっ。私の、中……きっと……貴方の、形に……されてしまって、ますね。
もう、貴方だけの……もの、ですよ」
159 :
◆1UOAiS.xYWtC
[sagesaga]:2017/01/29(日) 01:01:00.31 ID:Y2eVxg/Vo
彼女が、そんな蠱惑的で熱っぽい事を口にするのは、もしかすると……“観客”への対抗意識がそうさせたのかもしれない。
ずぶっ、ずぶっ、と呑み込んでいく秘部はみっちりと隙間なく埋まって、広げられた膣口の肉は紙のように薄くなり、
引けば裂けてしまいかねないほどに見えた。
かすかに立ち、覗かせているクリトリスの色は……巻貝の中でつくられた桃色の真珠を思い出すように艶美を醸し出している。
堕女神「あ、んっ……! だ、駄目…… もう、まだ……そんな、イ……!」
まだ、七割。
残り三割がまだ入り切っていない状態のまま――――彼女は、早くも迎えかけていた。
括約筋が収縮を繰り返して、きゅっ、と締め付けてくる感覚が……少しずつ、速まる。
160 :
◆1UOAiS.xYWtC
[sagesaga]:2017/01/29(日) 01:02:00.07 ID:Y2eVxg/Vo
堕女神「……! す、すみません……陛下……少し、だけ……落ち着かせて、くださ……」
サキュバスC「いや、そんな必要はねーな」
勇者「お前……何する、つもり……!」
サキュバスC「いいから、アタシに合わせな。さもなきゃ、折れちまうぞ。いいな? 3、2、――1、っと!」
堕女神「え!? 何、し――――きゃぁっ!?」
サキュバスCの合図に合わせて……慌てて、後ろへ引き倒された堕女神を追うように身を起こした。
そうされた彼女は、サキュバスCの胸に背中を預けるように寝かされ、それを正常位に近い姿勢で見下ろす事になった。
堕女神「……サキュバスC、何のおつもりですか?」
サキュバスC「なに……手伝ってやるよ。いや、邪魔された分のお返しかな?」
後ろから堕女神を抱きかかえたまま、サキュバスCの手は、ふたつの果実へ伸びる。
161 :
◆1UOAiS.xYWtC
[sagesaga]:2017/01/29(日) 01:03:41.00 ID:Y2eVxg/Vo
堕女神「っ! な、何するん、です……あふぁっ……」
サキュバスC「うっわ……何だ、この重さ……ヤッベ……肩凝んねーのかよ? 足元とか見えねーだろ、こんなの……」
堕女神「や、め……!」
サキュバスC「スゲ……指埋まってんぞ。しかも、何だ……手に吸い付いてきて、離れね……やべェぞ、これ……」
まるで未知の物に触れるような、しかし見定めるような様子でサキュバスCは無防備な堕女神の乳房を揉みしだく。
口にするのは――――直接言えはしなかったが、勇者が思い浮かべていたものとほぼ同じだ。
それが無遠慮な彼女の口から、感心したように次々と放たれる。
耳のすぐ近くで、笑われるでもなく客観的に言われていく事で……堕女神の肌は紅潮していく。
堕女神「やだ、み、見ないで……見ないで、ください……陛下……!」
かぶりを振って、どうにか片手で顔を隠そうとするも、おぼつかない。
ちっとも顔を隠せないまま、更にサキュバスCの検分は続く。
162 :
◆1UOAiS.xYWtC
[sagesaga]:2017/01/29(日) 01:05:20.84 ID:Y2eVxg/Vo
サキュバスC「……ん、何だこれ? 右のデカパイの下……? こんなトコにあんのかよ。絶対見えねーだろ……」
サキュバスCは、目ざとく――――否、手ざとくそれを見つけ出す。
堕女神の右の乳房、その下。
脱いでいてさえ決して見えない、肌との境目に小さなほくろはある。
堕女神と勇者だけが知っていた、彼女の小さな秘密だ。
堕女神「や、ぁ……言わないで……言わないで、くださ……」
話を逸らしてやろうとして――――残っていたモノの三割、いや衝撃で少し抜けた分の四割までを収めていく。
組み敷かれ、後ろから好き放題に乳房を揉まれたままの堕女神へ、介錯するように突き刺す。
堕女神「あぁぁっ! 陛、下……だめ、そんな……深いっ……ひゃぁぁ!」
サキュバスC「ははっ。元気だな、ほら、もっといい声で啼いてやれよ。ほら」
ぐにぐにと好き勝手に柔肉を揉まれる中、、サキュバスCの両人差し指の尖った爪が、乳房の突端――――乳首に触れる。
つんつんと触れるたびに彼女の身体は小さく震えて、それがまたサキュバスCの嗜虐心に火をつけた。
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