他の閲覧方法【
専用ブラウザ
ガラケー版リーダー
スマホ版リーダー
BBS2ch
DAT
】
↓
VIP Service
SS速報R
更新
検索
全部
最新50
勇者「幼馴染がすごくウザい件」
Check
Tweet
65 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/03/23(木) 17:57:00.59 ID:rmumnJMYO
>>100
までに終わるのかい?
66 :
◆y7//w4A.QY
[sage]:2017/03/23(木) 20:15:28.07 ID:7IE/7chP0
>>65
どうしようかなーと思ってます
終わらそうと思ったらいつでもできるのでとりあえず書きたいネタやりきるか飽きるまでは続くと思いますよ
67 :
◆y7//w4A.QY
[sage]:2017/03/23(木) 21:57:06.33 ID:7IE/7chP0
カケル「(それにしても、でけえおっぱいだな)」
ちょっと俯いて、豊満な胸を直視してしまう。谷間ができている乳房は手におさまりきらなそうで、抱き心地の良さそうな肉付きもちょうどいい。
トモエ「……なんだ。しっかり効果でてるじゃない」
視線に気がついても恥ずかしそうにも、嫌がる素振りも見せなかった。ただ、俺の肩をぽんぽんと叩いて、なぜか、安堵した表情をしている。
トモエは柔らかく、優しく微笑んで、あぐらをかいている俺にまたがって腰を下ろした。
トモエ「どう? 私の身体」
腕がぬっと伸びてきて首にまわされる。そして、身体をわざとらしく密着させ、顔に押しつけられるふたつのふくらみ。
その柔らかさといったら童貞にはかなりの破壊力だった。
少し、ほんの少し身動きするだけでふにふにとした感触がダイレクトに伝わってくる。
トモエ「おっぱいに挟まれて気持ちいい?」
たしかに気持ちいいし良い匂いがする。だが、若干、息苦しくもあった。逃げようとすると、両手でさらに乳房を押しつけ、ふふんと笑う。
ミラ「カケルになにやって……っ!」
言い終わる前にミラの両の手足がパキパキと石化した。驚愕と、やられたと悔しさを滲ませる。ぬかりなく、ベニも同時に石化させられていた。
トモエ「雑魚はそこで見てなさい。自分でイジりたいでしょうけど、我慢してね?」
俺の首に人差し指を這わせて、鎖骨、胸、腹へと下がっていく――。トモエは視界を落とし、盛り上がった部分をジッと見つめる。
トモエ「うふふ、勇者も男」
荒い息と、悩ましげな声が耳元で囁かれる。大きな、やわらかな乳房が、俺の顔に当たり、変形して歪み、マシュマロのような弾力ではじけている。
68 :
◆y7//w4A.QY
[sage]:2017/03/23(木) 22:21:42.91 ID:7IE/7chP0
カケル「(気に入らねえ)」
俺が童貞だと見抜き完璧にバカにしているんじゃないのか。穿った考えと俺の中で先ほどからくすぶっていた劣等感による怒りがまさに爆発しようとしていた。上目遣いで見ると、トモエはクスリと笑って耳たぶに熱い息がかかる。
トモエ「極上の体験をさせてあげるわ。私にまかせて」
まかせてだって? やっぱり童貞だと気がついてて、筆下ろし宣言しやがったなこいつ。
カケル「(気に入らねえ気に入らねえ気に入らねえ気に入らねえ!)」
禁欲をモットーにしているわけじゃない。このような状況は普通であれば大歓迎だ。しかし、今の現状をかえりみるに、セックスが終わったら待っているのは死だろう。それならば、最後に気持ちいい思いをして死ぬのも悪くない。
しかし、最後の最後がバカにされたセックスなんてのは嫌だ。俺が嫌いなことのひとつ、人から上から目線で見られること、この項目に目の前のメスブタは思いっきり引っかかっていた。
カケル「(なめるなよ……)」
身体能力や魔法ではかなわない。
――だが、今からやることはなにか、それはセックスという動物的行為である。経験のない俺が唯一、努力と知恵で勝てるかもしれない土俵に上がりこんできたことに内心でほくそ笑んだ。
トモエ「いいのよ。我慢なんかしなくて、今は2人で楽しみましょう?」
どうやら、考えているのをまた勘違いしたらしい。トモエはズボンの上から俺の陰茎をしごき、ぼろん、と手で掴んで取り出した。
トモエ「まぁ……いいおちんぽ……」
手のひらで包み、脈うつ感触をたしかめて、ふーっと息を吹きかける。指の一本一本が陰茎に絡みついて、カリ首や裏筋を這い回る。
はっきり言ってかなり気持ちいい。俺も負けてはいられないとトモエの乳首を刺激しだした。
トモエ「あ、んぅ、あん、あぁんっ」
感度が良いらしい。少しつまんだだけで、身体を反り、目がとろんとしてきていた。
トモエ「あ? え? 少しさわられただけで」
敏感なのは好都合だ。経験のない俺にとって、プラスな材料だった。きゅう、と乳首をつまんでひっぱる。瞬間、身体をビクッと震わせる。
トモエ「いや、まって、あんっ、あぁ」
手からはみ出そうなほどのやわらかで重たい胸をぐにぐにと揉む。こんなにしっかりと丸い形を保っているのに、指で押すと、簡単にふにゃふにゃと形を変える。女性の身体の神秘だ。
トモエ「こ、この……」
ここで手を緩めてはいけない。目的は俺がイクことではないからだ。さあ、行こう。敵は弱みを見せている。ならば攻める時だ。
押しだすように両手で胸をぐっと掴むと、露出度の高い服を引っ張り、乳首をださせる。俺はそれにしゃぶりついた。
トモエ「あ! んあ、あ! なんか、おかしい、吸っちゃだめ! いや、あ、そんな強く……、あ、あ、んあ! ああん!」
トモエは乳房に吸い付く俺を必死に引きはがそうとするが、俺はさらに強く吸い付き、抵抗する。
69 :
◆y7//w4A.QY
[sage]:2017/03/23(木) 22:43:17.38 ID:7IE/7chP0
トモエ「あ、あ、あ、あああー!」
乳首を吸っているだけで、それ以外は全く刺激を与えていない。それなのに、トモエの表情は恍惚とし下半身はがくがくと痙攣しだした。
耳の奥にひっかかるような、甘い嬌声をあげ女が鳴いている。この時、はじめて、トモエの表情から余裕が消えていくのを見た。
まるで、なにか得体の知れないものを見ているような、しかし、快楽に抗えないのだろう。強く目を瞑り、必死に耐えているのか。
試しに、少し甘噛みをしてみたり、口の中で乳首を転がしてやる。
トモエ「ひっ⁉︎ う、うそ、きちゃう、まって、まって、まってぇぇ、あぁぁぁ」
激しい波と電撃がトモエの身体に走っているようだった。つま先をピン、とはり、しばしの間を置いて、俺の膝に生温い水の感触がある。
カケル「(こ、こいつ、小便漏らしてね?)」
尿道口から黄色い液体が、じんわりと広がっていっていた。おそらく、イッたのだろう。乳首に刺激を与えられた。たったそれだけのことで。トモエは赤い顔と荒い息の後、睨んで俺を見る。
トモエ「はぁっはあっ、なにかやったな! 勇者!」
とんでもない言いがかりだ。俺は無能中の無能。落ちこぼれ組である。なにかしたくてもできやしないが正解。トモエが離れようと立ち上がろうとする。しかし、足腰に力がはいらなかったのか、その場にへたりと倒れてしまった。
カケル「(ふはは。なんという無様なやつだ)」
バカにしたやつにやり返すのは実に気持ちがいい。これではどちらが悪かわからなくなってくるが、俺は俺のやりたいことをやる。それは最初からなにも変わってない。まわりが勝手に勘違いしてるだけだ。
逃げようとするトモエの両足を掴み、左右に広げ、じっくりと観察してやる。すると、ひくひくと濡れた秘部は小便なのか、それとも愛液なのかわからないが濡れていた。
トモエ「いや、まって、今はまだ……っ!」
70 :
◆y7//w4A.QY
[saga]:2017/03/23(木) 23:06:34.91 ID:7IE/7chP0
下着をずらし、指を膣の中に挿入する。
トモエ「まってって言ったぁ……っ!」
うねうねと絡みついてくる指の感触のせいで説得力がない。きゅうきゅうと締め付けるそこは、触れた個所から溶けていくかのようにどろどろと濡れていく。
トモエ「イッたばっかりなの! これいじょ、んあ、はぁ、刺激しないれぇっ!」
舌足らずな声で懇願するが、そんなもの、興奮させるだけだ。言葉を無視して腰を動かす。それほど勢いはつけていないのに、じゅぷじゅぷと淫らな水音は簡単に響きだす。止めどなく膣から愛液がどろどろと溢れてきていた。さらに指の出し入れを激しくする。
膣は何度も収縮と緩和を繰り返していて、そのままガクガクとトモエの全身が震えだした。
トモエ「し、知らない、こんなの知ら……あっだめだめ、イク、だめえええぇっ!」
ぷしゃ、と今度は潮をふいた。自分の顔を両手で掴み、白目を剥きそうになっている。いや、ここまで感じられると俺、若干ひいてきたわ。簡単すぎるだろ。
ミラ「カケル……」
ベニ「す、すごい」
外野もなにやら高揚させ発情期にはいっているらしい。その顔は明らかにメスになっていた。お前らの相手なんかしたくないわ。
まずは目の前のこいつ。屈服させてこそ俺が生き残る道も見えてくるというもの。
トモエ「ふぅふぅ……な、なんなの、なんなのよぉ……これぇ……」
膣口はクパクパとまだ痙攣していた。もうここまですればいきなり殺される心配もないだろう。身体を持ち上げ、うつ伏せにする。
トモエ「う、うぅん……な、なにする気……」
ぷりんとした丸みのある尻の肉を左右に指で広げると、アナルが見えた。きゅうっとすぼまった形の綺麗だ。そのまま舌を這わせてやる。
トモエ「ん……そっち、私、まだっ……」
尻をパシン、と思いきり叩く。
トモエ「あひぃっ! ご、ごめんなさい」
71 :
◆y7//w4A.QY
[sage]:2017/03/23(木) 23:45:13.96 ID:7IE/7chP0
ジュン、と愛液がまた溢れだした。この反応、もしかしてこいつ、マゾじゃないのか。
思わず手がでてしまったが、もしそうなら勝ったも同然。にやりと笑いかけてやると、トモエの表情が曇った。なにをされるかわからないという不安があるようだ。
トモエ「あっ……」
アナルに指をぐぷっと潜らせる。苦痛でも覚えたかのように、表情を歪めるが、生憎下半身は喜んでいることを主張している。溶けたようにドロドロの秘部は熱く、俺の指の動きに合わせてひくひくと蠢いていた。
トモエ「ん、んっ、あっ、あっ、人間なんかに」
指の動きに合わせてトモエが腰を揺らす。戸惑いと快楽がトモエの思考を破壊していく。アナルに指を出し入れしながら、秘部を舌で舐めあげることにした。
濃いピンク色のひだをチロチロと舐め、愛液をすくうように吸いつく。
トモエ「ま、あ、やあ、あ! あ、ふあ! んあ、ああああ!」
狂ったように叫んだかと思えば、なにかを諦めたかのように、沈んでいく声。こいつ、感じることを受け入れだしたな。
トモエ「も、もう許して、イキたくないぃぃ」
腰をくねらせ、指と舌から逃げようと歯をくいしばる。とどめとばかりにかたくなったクリトリスを噛んだ。
トモエ「そこはぁっ⁉︎ イグぅぅぅっ!」
ひゅーひゅーとか細い息をしている。意識があるのかわからないが、がくがくとカエルのような格好で全身を震わせていた。
トモエの髪を引っ張り口下手な俺ができる、最小限の言葉で囁く。
カケル「お前がほしい」
なにか間違った言い方をした気がするが、俺が生き残るのに必要だ。であるならば、この欲望に身をまかせてもらって本日はお帰りください。そうすれば、俺は勇者でないから狙われる心配もないし。
トモエは驚いた目をしてバッと振り返り俺をまじまじと見た。
トモエ「ふ、ふざけないで、誰が人間なんかの……」
やはり、まだまだ征服させねばならないようだ。俺としも無理やりなんてのはレイプしてるみたいで好きじゃないから穏便に済ませたかったのだが。
トモエ「おちんぽ、まさか、今いれるの? 私を堕とそうとしてるのね……」
72 :
◆y7//w4A.QY
[sage]:2017/03/23(木) 23:51:33.46 ID:7IE/7chP0
あかん眠い、今日はここまで
73 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/03/24(金) 00:06:29.39 ID:rucdjhKR0
勇者補正すげー!
74 :
◆y7//w4A.QY
[saga]:2017/03/25(土) 12:01:21.42 ID:FmZTuUXi0
ベニ「――今、謎が解けた」
ミラ「え……?」
ベニ「あの女は魔に属する者。それは疑いようがない。でも、あの感じ方は異常」
ミラ「たしかに……私も気持ちよかったけど、あそこまでは……」
ベニ「今のは聞かなかったことにする。おそらく、私達の高ぶりから推測するにサキュバスの類。それもかなり高位な存在」
ミラ「あ、はいっ、す、すみません……」
ベニ「カケルはあの女よりも高位な存在。だから、抗えない」
ミラ「えーと? でもそれだったら、私達も同じようになるってことですか?」
ベニ「そうだけど、厳密には違う。カケルの存在を強く感じるには、相手もカケルの実力に近くなければならない」
ミラ「どうして?」
ベニ「強くないと、相手との実力差を実感できないから。近くなれば近くなるほど、カケルとの力の差を肌で感じる。全体像が見えてしまう」
ゴクリ、とミラが唾を飲み込む。
ミラ「それじゃ、一般の、例えば村にいた人たちがカケルに陰口を言ってたのも」
ベニ「魂レベルで凄さの片鱗がわからないから。蟻が空まで突き破る大きさの巨人を見ても、なにか壁があるとぐらいしか認識できない。肩書きがあれば別だろうけど」
ミラ「じゃ、じゃあ、カケルってあいつよりもさらに強いってこと?」
ベニ「あいつが私達に言った、格が違うという言葉がそっくりそのままあの女にかえってきてる。魂が屈服したがってる証」
ミラ「そ、そんなに凄いんですね……」
ベニ「もしかしたら……カケルが無口なのは、そのせいなのかもしれない」
ミラ「え?」
ベニ「カケルの発する言葉は私達にとって気の本流を感じるのと同じなのかも。ほんの些細な一言でさえ、私達みたいな実力者の魂を掴んで惹きつけてしまう。カケルもそれがわかっていて……」
ミラ「そ、そんな。私、これまで、カケルが無口だとか愛想がないとかひどいことばっかり!」
ベニ「ミラはカケルの幼馴染。ずっと一緒にいた。だから、カケルはミラのことを大切に思って」
ミラ「――……私、なにも知らなかった……」
ミラとベニは、カケルを、己を殺し孤独な人生を自ら選び歩んできた男を想い視線を交わした。
「強い」と一言で終わらせればそれまでだが、一端に強さと言っても様々な形がある。腕っ節の強さ、負けん気の強さ、忍耐力の強さ。人知を超えた神にも等しい力を手に入れたらどうなるか。
――人間は、清廉潔白な生き物ではない。
邪な考えを持つし、気分によって浮き沈みする。誰しもが持つ隙を極力抑え生きてきたのは並大抵のことではないはずだ。カケルのように綺麗なままでいられるだろうか、そう考え、目を伏せた。
ミラ「私達は、勇者のために、カケルのために何ができるのでしょうか」
カケルは、この世に遣わされた希望そのもの。
これまでの勇者が成し遂げられなかった魔王打破ですらも達成してしまうに違いない。
しかし、ここまでの実力差が露見してしまうと、足手まといになるだけだ。それはベニも同じ気持ちだった。
ベニ「五大魔術師なんて言われてる自分が恥ずかしい。世界は広いね」
自嘲的な乾いた笑みが、ミラに向けられる。一筋の涙が、ベニの頬を流れていた。
75 :
◆y7//w4A.QY
[sage]:2017/03/25(土) 12:39:18.64 ID:FmZTuUXi0
カケル「(外野がぶつくさうるせぇっ!)」
どうも、また勝手なことを言っている雰囲気がする。意識を向けそうになるが、痛いほどはりつめて脈打つ陰茎を掴むと持ち直した。
トモエ「な、なによ、いれないの? こすりつけるだけ……な、んて」
この女の寝そべった後ろ姿――。
口ではまだ強がっているが、足腰に力がはいらないのは明白であり、秘部はくわえこみたそうに波うっている。擦るだけで下手をすれば射精してまいそうな熱さと気持ちよさだった。
わざとではない。童貞にとって、知識はあれどなかなかに挿入しずらい体位であった為に手間どっていた。
しかし、悟られてはまずい。このままでも気持ちいいので秘部の表面だけを陰茎でヌルヌルと腰をふり続けた。
トモエ「あんっ、あんっ、じ、焦らしてるっ、焦らされてるっ」
子犬がきゃんきゃんと鳴くような矯声があたりに響き、トモエは口からヨダレをたらしていた。頭がくらくらする興奮がある。さらさらとした髪が乱れてるたびに女の匂いがたまらない。心臓が痛いほど脈打って、耳元でシンバルをけたたましく、鳴らされているようだ。俺も、この快楽に没頭することを決めた。
トモエ「ほ、ほし、硬い、だめっ言わないんだからぁっ、ぜ、ぜったい、いれてなんてぇえぇっ」
すべすべした尻を撫でまわし、指で尻穴をほじってやる。時折、秘部の穴にも陰茎がはいりそうな感触があった。
トモエ「ま、魔王さ、ま、お助け、んっ、ください、
、サキュバスの、王の、私がぁっ! ぅ……うぅっ……」
鼻水をたらして、トモエは涙をうるうると目にためていた。どうやら、かなりプライドを傷つけているらしい。こいつ、サキュバスの王とか痛いこと言ってるから、もしかして自分が責められ慣れてないんじゃないのか? いつも自分優位で男を弄んでいた?
トモエ「も、もうやぁっ……いやなのぉ……あんっあん、お尻の穴でも感じるぅぅ」
76 :
◆y7//w4A.QY
[sage]:2017/03/25(土) 13:19:58.62 ID:FmZTuUXi0
口では嫌がっていても、むにっと手で尻肉を開けば閉じていた秘部が、ぱっくりと開く。
むわぁっと、まるで口のなかのように、そこは赤く濡れていて、光っていた。
おれは指でさらに押し開く。
すると、秘部の下側、膣の入り口まで覗けるようになり、そこは呼吸でもするようにひくひくと蠢いていた。なんとなくやってみたが、これなら入れる場所もわかるし、挿入できそうだ。
トモエ「ご、ごめんなさい、魔王さま、も、我慢できません、クリもかたくされちゃって、尻穴にも、これから犯されるなら、いっそ、もう」
自分に言い訳をはじめていた。それは、納得させるという諦め。トモエのとろけた表情は、快楽がほしいと物語っていた。今まで自分が操っていた快楽に飲まれるのだ。秘部の縦線に陰茎を押しつける。すると、亀頭の先端がなにか、肉の壁をおしのけて埋まっていく感触があった。トモエがわずかに腰を浮かせた。ここに間違いないだろう。
トモエ「らめぇっ、入り口ばかりされて子宮おりてきちゃう、ガマンできないっ……いれて、いれてくださいっ」
バシン、とまた尻をたたく。
トモエ「きゃうっ! ゆ、勇者さまのぶっといおちんぽをわたくしのおまんこにいれてくださいぃぃっ!」
おうとつがある肉の壁をペニスが押し開き、ぬるぬると奥へ入っていった。脱童貞の瞬間である、しかし、俺にとっては生き残る為の命がけセックスという考えが頭の片隅にあるからなのかイマイチ嬉しくない。
根本まですっかり入ってしまうと、トモエは何度も細かく身体をふるわせる。
トモエ「あ、ああぁぁぁ〜〜、きたぁ、ぶっといやつ、身体がよろこんで、いれられただけなのにぃ、いくにょ、とまらにゃい〜」
つくたびに、ぴゅっぴゅっ、と潮をふいている。膣の入り口がぎゅうぎゅうと締まり、膣全体が蠕動するようにペニスを締めつけていた。トモエなかは熱く、ぬめぬめとした液体であふれていて、無数のひだが前後左右からペニスをこする。
トモエ「あふぁ、あんっ、あたまっ、きれる、なにも、かんがえられっ」
トモエは泣くように言って、腰を自らも揺らしていた。ペニスが膣のなかでぐいぐいと動き、やわらかな肉の壁にこすれて刺激にある。熱い肉と肉の交わりだ。俺はトモエの腰を掴み、腰を根元から奥までズルズルと打ち続けた。
腰をぶつけるたび、ぱん、ぱん、と肉を叩く音が響く。
はちきれそうなまっ白な乳房はぶるんぶるんと前後に揺れ動き、おれは手を伸ばしてそれを鷲掴みにして、乳首をきゅっとつまみ上げた。
トモエの膣はきゅんきゅんとよく締まる。
まるで何十本という指でいっぺんに陰茎をしごかれているような快感だった。
トモエ「あっ、あっ、あっ、あっ、すごいなみ、くる、もう、またイク、いくいくいくいくぅ」
全身が魚のようにびくんと跳ね上がり、膣の締めつけはさらに強くなる。
足の指まで緊張させたトモエの身体をしっかり抱きかかえ、俺は腰の動きを止めず、むしろ自分の射精に向けてさらに早めた。
トモエ「えへ、えへへへっ、これ、しゅごい、いったままでつかれるの、しゅごい」
達したばかりの敏感な身体を肉棒が貫く。
ぴりぴりと電気が走るようなクリトリスの包皮をぐいと向き、撫で回す。
大きすぎる快感はトモエの神経回路をちりちりと焼いて、全身を凶暴に暴れさせた。
カケル「うっ」
俺が小さくうめくと、トモエの瞳に、正気の色が戻る。
トモエ「あ、だめっ! 外に! 外にだして! 今、イキすぎて子宮おりてきてるからぁっ! 孕んじゃうからぁっ!」
トモエの足がバタバタと本能的におれから逃げようとする。
俺は腰をしっかり掴んで逃がさないようにしながら、力任せにがしがしと突き上げた。
トモエ「あっあっ、人間に、種つけ、やだぁっ! 魔王さま、わたし、こいつのものに、なっちゃうぅ!」
脈打つ陰茎が膨らみ、射精が間近だと悟っているトモエは唾を飲み込み、カチカチと歯を鳴らし、怯えきっていた。空気をもとめてあえぐ。
トモエ「やだやだやだやだやだやだやだ、たすけてたすけてたすけてたすけてたすけてぇ!」
俺は腰からペニスを駆け上がってくる精液を、そのままトモエの膣の奥深くに放った。
トモエ「いやああああああっああっ――」
射精されているのを感じるのか、トモエはぞくぞくと身体をふるわせ、握り拳をぎゅうと握りつぶした。
精液が勢いよくトモエのなかへ注ぎ込まれていく――どくどく、どくどくと、悪い薬のようにトモエの体内へ注がれ、混ざり合っていく。
トモエ「はぁ、はぁ、あぁ、だされた。サキュバスの王が、人間に、種づけされたぁ」
射精を終え、おれはゆっくり腰を引き抜いた。
ペニスは愛液にまみれてコーティングされたようにきらきらと光り、飛び散った愛液で内股までぐっしょりと濡れていた。
トモエ「勇者、人間の王はお前だったの……ね……」
そこまででトモエは力なく息をはき、がくり、と気絶してしまった。
77 :
◆y7//w4A.QY
[sage]:2017/03/25(土) 13:33:39.44 ID:FmZTuUXi0
とりあえずここまで
78 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/03/25(土) 20:16:43.18 ID:5gfEQedg0
これは100までには終わらないな
違いない
79 :
◆y7//w4A.QY
[sage]:2017/03/25(土) 21:51:32.86 ID:FmZTuUXi0
もうちょっとで全体でいうとこの序章〜旅立ちまでっていう感じになります
で、そこで一旦句切ろうかなと思ってます
文字を詰めすぎてあんまりにも話が進んでなくてまだ予定していた登場人物すらでてきてません
80 :
◆y7//w4A.QY
[sage]:2017/03/25(土) 22:37:34.62 ID:FmZTuUXi0
カケル「はぁ……」
まるで今までの出来事が嘘のように、トモエは床をベッドにして、裸の状態で膝を抱えて横になっている。
悪夢のような、官能的な出来事がようやく終わったと、俺は疲れ切った表情でその場にへたりと座りこんだ。
血がすーっと引いて、次第に動悸がおさまってきた。張り詰めていた緊張と気力がここにきて切れたのかもしれない。
ゴソゴソと手探りで腰巾着から、あらかじめすり潰しておいた煎じ薬を飲むと、幾分かは疲労感がマシになったが、顔の筋肉はまだつっぱっているのがわかった。自分で思っていたよりもいっぱいいっぱいだったらしい。
ミラ「カケルっ!」
手をひらひらとあげて応える。あ、そういやこっちの2人は両手足が石化したままだったな。
ベニ「そいつ、起こして」
ぎょっ、と目を剥く。なぜに? また襲いかかってきたらもうセックスバトルみたいな誤魔化しは通用しないぞ。
ベニ「大丈夫。サキュバスには魂に刻まれたから、私たちを守る必要はない。足手、まといで、ごめん」
俺のたどたどしい態度からなにかを察したのだろう。歯切れが悪く、足手まといとかわけのわからないことを言っているが、ベニは苦笑して、気恥ずかしそうに俯いていた。
カルア「……う……ぅ……」
俺たちの話声以外に物音がひとつとしてしない広間からクレーターができた底から呻き声が聞こえる。そうだった。すっかり存在を忘れていたがボコボコに殴られたこいつもいたんだった。放置してたらマジに死んじまうだろうな。
このまま死なれちゃ夢にでてこられでもしたら目覚めが悪い。
仕方ない、起こすか。
できれば放置しておきたかったのだが、ベニの言葉を信じよう。髪を乱雑にかき上げ、そうと決まれば早々にトモエの頬をペシペシと叩いた。
トモエ「……ん……」
なるべく、機嫌を損ねないように細心の注意を払った。かなり優しくしたということだ。
何度か叩いたあと、俺の手に反応して、トモエがうっすらと閉じていた瞳を開く。
トモエ「あ……わたし……あのまま……」
内心俺はビクビクだ。レイプまがいの行為をしたことといい、いつ復讐されてもおかしくない。しかし、トモエは床を見つめるだけで何かをしてくるという気配はなかった。ただ、無気力というか、諦めたように笑みを浮かべていた。
俺にとってみれば、これは奇妙な光景だった。
さっきのセックスは屈服させるために行ったことではあるが、実力差は埋まるものではない。ちんぽの力で勝ったはいいものの、腕力とか魔法でこられたらその瞬間に俺は詰む。
それぐらいわからないわけではないだろう。
トモエ「わたしをどうするつもり……?」
はて? どうするもこうするも俺の命を握ってるのは俺じゃないのだが?
トモエ「サキュバスは、種つけされた相手には死ぬまで逆らえない。……あなたも知っているんでしょう?」
初耳だった。これが魂に刻まれるって意味か。
トモエ「魔王さま、愚かな人間に敗北してしまいた。どうぞ、この世に絶望を……」
深い息をはいて、遺言のようなものを呟きはじめていた。ふぅん、いや、待てよ。この女、実力的には申し分ない。
――なんと言っても五大魔術師を圧倒するほどの力だ。だとすれば、俺のボディーガードをお願いしたりできないだろうか?
村に帰った後は、もう悪さをしないと約束させて解放すればいい。俺も若干罪悪感があるし、それでお互いにいいんじゃないかな。
だから、もう一度、肩に手をあてて――。
カケル「(村に帰るために)お前がほしいんだ……」
真摯に呟いた。
トモエ「私を慰めものにでもする気? 人間の相手なんか」
カケル「そうじゃない」
それきり、押し黙ってしまった。トモエは一言も口を発せず、視線を合わせようともしない。しかし、ひどく悩んでいるようにも見える。やっぱり、だめなのかな。
トモエ「人間なんて、屑よ。魔族にしてきた仕打ちをあなたがなかったことにできるつもり⁉︎」
ガシャン!
凄まじい気の流れを感じ、トモエがいる辺りの床が割れた。おお、恐ろしい。ちょっと怒気をはらんだだけで大理石を破壊するなよ。
81 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/03/25(土) 23:01:08.26 ID:brFe2R59o
ぷよぷよのシェゾみたいだなwww
お前が…欲しい!
82 :
◆y7//w4A.QY
[sage]:2017/03/25(土) 23:50:03.15 ID:FmZTuUXi0
金切り声をあげて、あきらかに苛立ちを含んでいた。俺はといえば、恐ろしくて身体が硬直していた。小便漏らしてないだけたいしたもんだね。
トモエ「勇者にこんなこと言っても無駄ね。私を慰めものにするつもりもない。そうでしょ? 私を純粋にほしいのね……」
別段驚いた様子はなく、何も言わない俺を呆れ半分という感じで、苦笑で返していた。また、妙な成り行きである。とにかく、ここは機嫌を損ねないのが大事だ。怒ってる人に否定をしちゃいけない。ゆっくりと頷いた。
トモエ「サキュバスをほしいだなんて、瞳の力がなく言ったのはあなたがはじめて」
淡々とトモエは続ける。
トモエ「わかった。あなたを我が王と認める。今後はマイマスターと呼ぶわ」
ベニ「魔王はどうするつもり?」
厳しい声で質問を投げかけるとトモエは眉を釣りあげた。
トモエ「……あら、まだいたの」
ベニ「ここから動けないから、いる。魔王もあなたの王だよね?」
トモエ「魔王さまは私が好きで従っていただけよ。そのカリスマ性にね。魂が屈服して従っていたわけじゃなかった」
ベニ「魔王って、まさか、女?」
トモエ「察しがいい。その通り、だから私の魂はまだ無垢なままだった。でも、それも過去の話、これからはマスターに身も心もささげる。サキュバスはね、性に奔放だけど、それは主人が現れるまでの話なの魂に刻まれれば、一途でもある」
パチン、と指を鳴らすとベニとミラの石化が解けた。
ミラ「あ……」
トモエ「ほら、解いたわよ。雑魚でも我がマスターの糧になりなさい」
ちょっと待て。今なんつったこいつ。茫然として、開いた口がふさがらなかったが、まずはひとつずつ、疑問を整理しなければならない。何から尋ねるべきか、しばらく迷ってから、言った。
カケル「魔王には?」
トモエ「元々、私たちは弱肉強食の世界。弱いものは淘汰され、強いものが生き残る。あぁ、人間のように陰湿ややり方はしないわよ? 勇者に負けて従うのなら、それで納得されるわ。いえ、むしろそれほどならと喜ぶかも」
カケル「どういうことだ?」
トモエ「マスターは間違いなく、歴代最強の勇者だもの。魔王さま、いえ、魔王は、暇つぶしに飽きて、好敵手の登場を心待ちにしているのよ」
うわぁ、なにそれ。
トモエ「でも、私も一度魔王城に帰る必要がある。残ってる仕事があるから」
ちょ、ちょ! いなくなるの⁉︎ それじゃ意味ないじゃん!心の揺れ動きようなど知らずにトモエは、改めて俺を見上げる格好で顎に手を添えた。
トモエ「うふふ、心配そうな顔をしないで。危険なことはなにもないから」
俺は自分の身の安全を心配しとるんじゃい!
トモエ「でも、そうね。私の覚悟を、サキュバスに種つけした意味を知ってもらうためにはこれじゃ足りない。そこを動かないで」
ミラ「な、なにする……っ!」
トモエ「儀式に近づくなっ!」
駆け寄ろうとしたミラにトモエのけたたましい喝が炸裂する。言葉に力をのせたのか、ミラはその場に直立不動のままビーン、と立ち止まった。もちろん俺も。
トモエ「命に息吹を。生命に力を」
すると、トモエから光があふれ、髪が輝きだしていた。
われわれは神の名の下に平等なのだ。
さあ、互いに手をとり、よろこびの園へと進もう。
呟くような声で、静かに言葉を紡ぐ。これは、どこかで聴いたことがある。精霊神をたたえる賛美歌だ。
ベニ「その呪文はっ!」
唐突に慌てはじめたベニが割りこむ隙間もなく、トモエの髪は白銀になり、瞳は紫から澄んだ色をした金色へと変化していた。もはや、これは魔ではない、あきらかに神聖な儀式のような雰囲気がある。
83 :
◆y7//w4A.QY
[sage]:2017/03/26(日) 00:00:22.47 ID:+afMFJY80
今日はここまで
84 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/03/26(日) 00:39:19.84 ID:TmSQ8+qS0
乙
85 :
◆y7//w4A.QY
[sage]:2017/03/26(日) 12:47:18.47 ID:+afMFJY80
賛美歌。
神話の時代、大地を生み出した際残されたもっとも硬い金属と太陽の元となったドラゴンの炎をもちいて、大地に生まれた生き物達が精霊神に捧げるため作詞されたと言われる唄である。
昼が人の世界ならば、夜は神の世界。太陽の光を閉ざし静かに横たわる神はこの唄を聞いて、実りを与えたという伝説だ。しかし、そうした表向きの意味以外に、もう一つ、裏の顔がある。
この唄を詠唱することによって生まれる、禁呪文「リバース」である。
魔族が使うことにより、存在が反転する。つまり、魔から神聖な者へと裏返るのだ。呪文を使用するためにはいくつかの制約がかせられる。
ひとつ、魔族が使用すること。
ひとつ、心の底から願うこと。
ひとつ、力の封印を受け入れること。
これらの条件を全て満たした時のみ、効果は発動する。魔族にとって神族は、気性も、性質も、ありとあらゆる意味で正反対の位置にある。お互いに持ち合わせている敵対心よりもそりが合わない者同士なのだ。ゆえに、リバースを使う、それはなりたくない自分になると同時にこれまでの自分を否定することにも繋がる。
死よりも重い選択である。
そんな大それたことを、一時の気の迷いではないと、覚悟と誓いを持ってトモエははじめたのだ。
全ては、カケルの側にいるためだった――。
伝説の存在である勇者は神の代理人でもある。そちらの都合を考慮すれば、神属性である方がいい。
カッと瞳から、口から、耳の穴から、まるでレーザーのような閃光を放つ。
トモエ「ああぁぁっ! 神よ! 魔族たる私は誓う! この者の為に生き、生涯尽くすことを!」
言葉と共に地に拳をつきたてた。
ズズーンという、重い衝撃音とともにトモエの身体に輝く粒子が纏われる。そこには、着ている衣服は露出度の高いものから、極力身を隠したものへと、まるで袴のような白と赤を基調にしたものへ変化していた。
そして、眩いほど輝くさらさらの白銀の髪、金色の瞳。体型に変化はないが、雰囲気がガラリと変わっている。
トモエ「はぁ……さようなら、魔族の私」
そっと、カケルに近づいてトモエは手を重ねる。うすいヴェールのような微笑みでそのまま撫でた。
トモエ「よろしくお願いします。マスター」
桜色の唇がカケルの鼓膜を震わせる。誰もが、声がでなかった。裏返しはここに成ったのだ。これよりさらに数万年後、トモエの意志を継ぐ子孫が、ある島国で巫女と呼ばれることになる。
しかし、それはまた別のお話――。
86 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/03/26(日) 13:36:07.02 ID:+afMFJY80
- 謁見の間 扉前 -
フラン「……ぜぇ……ぜぇ……この、結界、破れない……ぜぇぜぇ……」
大きな円を描いた魔法陣の内側に円と線をつないだ小さな魔法陣が描かれ、その中心にオリハルコンが置かれ、その周囲に12の宝玉と呼ばれるプレートが置かれている。もっとも大きな大円の魔法陣の外に小さな魔法陣がもう一つ。仕掛けておいたのはトモエである。これが、誰も謁見の間に入ってこない理由だった。
兵士「あの、大丈夫ですか?」
恐る恐る声をかける。この場には既に数百人が駆けつけていた。通路に入りきらない数も含めればもっといる。剣士、魔法使い、それぞれが戦闘態勢なのは言うまでもない。その先頭に立っているフランが先ほどからずっと魔法を唱えたりしているのだが、結界はビクともしない。
フラン「こんな強力な結界、どうしたら……」
その時だった。魔法陣の中央に置かれたオリハルコンが小さく震え、地の底から魔翌力を吸い上げるかのような音が響いたのは。
とっさにフランが杖をふりかざし、場の制御に精神を張り巡らせる。
ゴゥと豪炎があがる。
慣れた仕草で気の流れを操り、そのエネルギーを増幅された方向へと導いていく。
フラン「バランスが崩れた! 中でなにか動きがあったんだわ! 総員! 撃てっ!」
号令を合図に次々に結界に各属性の攻撃魔法が打ちこまれる。すると、小さなほころびはやがれ亀裂へと発展し、徐々にではあるがひび割れの範囲を広げていっていた。
兵士「おぉっ、いけるっ!」
剣士達は唾を飲み、いつでも戦えるように鞘から刀身を抜き出す。瞳には闘志がやどり、やる気まんまんである。
フラン「撃ち方やめ!」
火と水の魔法の余波で、あたりに水蒸気の煙がもうもうとたちこめる。しばらくの後、煙が晴れると結界はもはや、維持しているのがやっとの状態であった。
フラン「ここに古より蘇れ精霊よ、太古の炎よ、純粋なる穢れなき炎よ、焼きつくせっ!」
直径10メートルはあろうかという巨大な火球がフランから放たれる。トドメの一撃だった。直撃と同時に、ガラスのようにパリン! と、音を立てて割れる。
そして、フラン達は謁見の間に雪崩れ込んだ。
87 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/03/26(日) 14:16:00.78 ID:+afMFJY80
- 30分後 謁見の間 -
ベニ「――と、いうわけで、四天王の1人はカケルの信徒になった」
フラン「はぁ」
ジョル「いやはや、面目ないのぅ。手も足もでんかったわい」
カルア「は、はいぃ」
時は少し進み、見渡す限りの人の波に、俺は酔いそうだった。部屋の広さに対して、人口密度が濃い。皆、口々に魔王の直属の側近である四天王という言葉に恐れ慄いている。発端であるトモエは、玉座の裏に全身石化されたジョルを解除して王にかけてある催眠を解くと、すぐに飛び立った。空まで飛べるというのだから村に途中で降ろしてほしかったが、それを言う暇はなかった。
ジョル「勇者どのがおらんかったら、この国は滅びておったのぅ」
フラン「にわかには信じられないけど、私達が手も足も出ないレベルなの?」
カルア「間違いまりません。極大魔法でさえ、片手であしらわれました」
フラン「……悪夢ね……」
ベニ「でも、希望もある。それは、カケル」
全員の期待の籠もった注目を集める。はっきりいってセックスで勝ったなんて詳細を知られると思うと恥ずかしい。
バンドギア王「そこまでにしておくのであ〜る。勇者が困っておるであろう。この国を、民を救ってくれて礼を言わせてほしいのであ〜る」
いえ、ちんこぶっさしただけですからね!
フラン「王様。魔王軍が予想以上の強さだとわかったのなら、勇者さまに真の力を取り戻していただかねば」
バンドギア王「洗礼を行なってやりたいのだが、それは困難なのであ〜る」
ジョル「先ほど、あの女が乱入してくる前にワシと王様で検討していたが、ここに今、伝説の剣がないそうじゃ」
ベニ「えっ?」
バンドギア王「剣は、打ち直しが必要だったのであ〜る。ゴダイク王国に保管されておるはずであ〜る」
王には後悔の念が浮かんでいた。ちょっと待って。ここで洗礼をして俺が人違いだと証明できないとなると――
バンドギア王「勇者と五大魔術師達は、ユミル姫も同行させて、これからゴダイク王国に向けて出発してほしいのであ〜る」
――そう、俺が気がついた通りの言葉を言われた。やっぱり、そうなるんじゃねぇか! ばかやろう、もう付き合ってられるか。こんな命が何個あってもたりないようなのから俺は降りる。そう考え、いの一番に振り返り、人混みの波を掻き分け、帰ろうとする。
すると、移動することさえ苦しいだろうに、人の並が、まるでモーゼの十戒のように縦に割れ、俺が通る道を開けてくれた。
カケル「(な、なんだ?)」
異様な雰囲気を感じ取り、警戒心を丸出しにする。
フラン「王様、勇者様は最初からそのつもりだったようです」
ジョル「誰よりもはやく決断し、行動する、まさしく勇者じゃの」
ベニ「……私達も、あの背中においつく、もっともっと強くならなくちゃいけない」
カルア「はい。勇者さまに栄光を、平和のために行きましょう!」
ミラ「私も、頑張ってついていく!」
ギギギ、と錆びた音がなるように振り返ると、満足気な頷きをしている王とバカどもがいた。
カケル「(か、勘弁してくれええぇぇ〜〜っ!)」
心の中で声にならないさけびは、いつまでもいつまでも止むことはなかった。
88 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/03/26(日) 14:20:36.62 ID:+afMFJY80
これにて、旅立ちまで完ということで、区切りになります。
五大魔術師の残りの1人とか、魔王四天王の残りの3人とか予定していた登場人物が全てでているわけではないので、続きはどうしようかなーと考えてます。
ここで終わりということにしてもいいと思うので、しばらく時間置いてから続けるかどうか決めます。
89 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/03/26(日) 15:26:24.91 ID:M8EM7cxDo
>いえ、ちんこぶっさしただけですからね!
ワロタ
個人的にはとても続けてほしい
90 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/03/26(日) 22:43:11.40 ID:aK76nBUYo
面白いので続けて欲しい
91 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/03/27(月) 01:32:16.79 ID:136yPjkSo
続けて、どうぞ
92 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/03/27(月) 02:22:48.58 ID:+44EHf/9O
全部同じ松尾でわろた
93 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/03/27(月) 18:34:50.47 ID:VTSi2DMgo
書籍化できるくらいの量書いてください
94 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/03/28(火) 10:03:37.70 ID:TQjqY1ELo
…ふぅ
続けたまえ
95 :
◆y7//w4A.QY
[sage]:2017/03/28(火) 20:34:36.39 ID:+DgGkP3j0
レスありがとうございます。
続けるか考えたんですが、ここで終わりにしておきます。たぶんあんまり人気もなさそうですし、なによりこれはこれでそういう短編としてキレイに終わってるとも思えるんで。
HTML化依頼だしておくのでこれにて終了ということでお願いします。
96 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/03/29(水) 01:33:19.84 ID:ibmo6NIIo
まじかよ お疲れ様です。
魔王とカケルとの絡みがどんなものかすっごい気になってたからこれで終了なのは個人的に残念です。
97 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/03/31(金) 00:44:48.39 ID:ChuzgUPsO
面白かったのにちょい残念だな
気が向いた時にでも続き書いていいのよ?
お疲れさま
98 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/04/16(日) 19:24:16.56 ID:prcFTYA9o
続きはよ
121.89 KB
Speed:0
[ Aramaki★
クオリティの高いサービスを貴方に
VIPService!]
↑
VIP Service
SS速報R
更新
専用ブラウザ
検索
全部
前100
次100
最新50
新着レスを表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
書き込み後にスレをトップに移動しません
特殊変換を無効
本文を赤くします
本文を蒼くします
本文をピンクにします
本文を緑にします
本文を紫にします
256ビットSSL暗号化送信っぽいです
最大6000バイト 最大85行
画像アップロードに対応中!
(http://fsmから始まる
ひらめアップローダ
からの画像URLがサムネイルで表示されるようになります)
スポンサードリンク
Check
Tweet
荒巻@中の人 ★
VIP(Powered By VIP Service)
read.cgi ver 2013/10/12 prev 2011/01/08 (Base By
http://www.toshinari.net/
@Thanks!)
respop.js ver 01.0.4.0 2010/02/10 (by fla@Thanks!)