妖狐の国の座椅子あふたー

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2 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/18(土) 21:07:48.06 ID:at/aFzqy0


祝言の日から一ヶ月。

あの忙しくていろんなことがあった一週間と比べて、その日々はまったりと特に騒がしいこともなく過ぎていった。

男「んー…?」

まだ少し肌寒い朝、俺は何かが木に突き刺さる音で目が覚めた。
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/18(土) 21:08:27.40 ID:at/aFzqy0
男「くぅこ〜?」

くぅこ「はっ、主殿。起こしてしまったでごじゃるか?」

襖を開けて縁側へ出ると、庭でくぅこが木の板を的に手裏剣を投げていた。

男「いや別にいいんだけどさ。体の方はもう大丈夫なのか?」

くぅこ「てんこ殿のお陰でもうすっかり元気でごじゃるよ。本日より護衛任務に戻るでごじゃる」

くぅこは胸をトンと叩いて任せろと言わんばかりに張り切っていた。
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/18(土) 21:09:28.13 ID:at/aFzqy0
男「ははっ…無理はするなよ」

くぅこ「心得たでごじゃるよ。主殿はまだもう少し寝ててもいいでごじゃるよ?」

男「いや、折角だからもう起きとくよ…二度寝して深眠りし過ぎててんこさんに叩き起こされるのもアレだしな」

俺は縁側に腰をかけながら半笑いでそう言った。

男「手裏剣投げ、見せてくれよ」

くぅこ「…これは修行の一環で見せ物ではないでごじゃるが」

くぅこは少し恥ずかしそうにそう言うと木の板から手裏剣を引き抜きもう一度距離を取った。
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/18(土) 21:10:45.27 ID:at/aFzqy0
くぅこ「せぃっ!」

彼女がもう一度投げた手裏剣は板の中心部に墨で描かれた円に見事命中した。

男「おお〜」

俺が軽く拍手をあげると彼女は何とも言えない様子で俺の顔を見た。

くぅこ「こんなもの見てて楽しいでごじゃるか?」

男「俺の世界にはダーツっていうスポーツがあってな…それ見てる気分」

くぅこ「なるほど。主殿の世にも忍者がいるでごじゃるか」

男「いやまあそのダーツやってる人は忍者じゃないんだけど…」

くぅこ「抜け忍ということでごじゃるか」

男「いや、多分そうでもないと思う」

…俺の語彙力が無いせいか、俺はあちらの世界の文化を伝えるのに度々手を焼くことがある。

もっと真面目に大学行ってればなって…
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/18(土) 21:11:30.26 ID:at/aFzqy0
くぅこ「忍道を志さない者が投てきを極めるとは…理解苦しむでごじゃる」

くぅこ「主殿の世では謎の才に満ち溢れた者ばかりでごじゃるな。主殿もその例にもれないでごじゃるよ」

くぅこ「主殿も『だーつ』やってたでごじゃるか?」

男「いや…」

男(偏見だけど日本じゃリア充や意識高い系の嗜むスポーツって印象あるよ俺は…)

くぅこ「そうでごじゃるか。主殿の凛々しき投てき…少しばかり見てみたかったでごじゃるな…」

彼女の残念そうな顔を見ると俺は頭を抱えられずにはいられなかった。

男(ぼっちでもダーツやっとけばよかったぁ…)

男(カッコよく的に当てて『主殿!格好いいでごじゃるよ!』とか言われてみたかったなぁ…)

こういう具合に俺のあちらでの後悔の念は積もるばかりである。

…だから尚更こちらでは後悔しないように生きていこうと決めたわけだが。
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/18(土) 21:12:40.94 ID:at/aFzqy0

男(ちょっとやってみようかな)

男「くぅこ、俺もちょっとやってみるよ。手裏剣の投げ方教えて」

男(今からでも遅く無い!隠れて練習してチョーカッコいい主殿見せてやるからな!)

くぅこ「ふぇ…?何故唐突に…まあ、いいでごじゃるが…」

男「貸して貸して」

彼女の持っていた手裏剣を何気なく手に取った。

くぅこ「あっ!安易に持つと危な…」

手裏剣の四箇所の刃先が俺の手のひらに同時に食い込んだ。


「ぎゃっ…ぎゃああああああああ!!!!」



8 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/18(土) 21:14:27.10 ID:at/aFzqy0
…………

妖狐姫「…で、わらわを愛でるためのその手を勝手に負傷したというわけか」

妖狐姫「正にあほうじゃな」

いくら包帯があってもさすがに薬品を塗ったばかりの臭い手で妖狐姫を撫でることはできない。
彼女は心の底から機嫌を悪くしていた。
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/18(土) 21:15:15.08 ID:at/aFzqy0
てんこ「旦那様…その手が自分だけの手ではないということを、もう少し自覚して欲しいな」

男「返す言葉もありません」

くぅこ「せっしゃが付いていながら…申し訳ないでごじゃるよ…」

妖狐姫「よい。うにゅは何も悪くないぞ?全てはそのあほうの自業自得じゃ」

くぅこ「せっしゃが付いていてこれだと、せっしゃが居なかったらどうなってしまうのか心配でごじゃるよ…」

くぅこの憐れみの視線が心に突き刺さる。

男(やめてくれ…そんな目で俺を見ないでくれ…)

自分でもよく分からないが俺はくぅこの前では必要以上に格好をつけようとする所がある…

だから逆に彼女にこうも下げた目で見られると辛いのだ。
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/18(土) 21:18:17.02 ID:at/aFzqy0
くぅこ「でも今日からまたせっしゃが隣にいるから大丈夫でごじゃるな!」

駄目だ…くぅこは完全に保護者感覚だ。

妖狐姫「いやくぅこ…まだじゃな」

くぅこ「ほぇ?」

完全に今日から復帰する気満々だったくぅこを妖狐姫が止めた。

妖狐姫「その、なんじゃ…わらわは今までうにゅに頼り過ぎておる節があった…」

妖狐姫「その結果前のような悲劇を生んでしもうた…。あれはわらわのせいじゃ。反省しておる」

妖狐姫が珍しく人に向かって頭を下げた。

くぅこ「やっ!頭を上げて頂きたいでごじゃる!あれはせっしゃの慢心から生まれた油断もあってのこと…仕方ないでごじゃる」

妖狐姫「まあそう下手に出るでない。そこでじゃな…うにゅには普段の感謝の気持ちも込めて本日は休暇を取ってもらいたいのじゃ」

妖狐姫「偶にはその忍者装束を脱いで一般の街娘のように街で羽を伸ばしてもよかろう?」

男(なるほど。妖狐姫も偶にはいいこと言うじゃないか)

てんこさんやくぅこが我がままに振り回されながらもこのお姫様についてきたのは、彼女のこういうところを知っていたからかもしれない。
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/18(土) 21:19:17.17 ID:at/aFzqy0
くぅこ「とっ、とんでもないでごじゃるよ!ただでさえこの一月、布団の中でこもっているばかりだったというのに…」

くぅこ「何か任務を貰えなければ満足に羽を伸ばすことなど、かえってできないでごじゃるよ…」

社畜の鑑である。

妖狐姫「ふむ…ならそうじゃな…」

妖狐姫は顎に指を添えて少し考えると何かいいことを思いついたのか拳で手のひらをポンと叩いた。
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/18(土) 21:21:47.80 ID:at/aFzqy0
妖狐姫「そのあほうを街に連れていくのじゃ。そやつはまだ街に対しての馴染みが薄いからの。よい機会じゃろ、そやつにいろいろ教えてやるのじゃ」

くぅこ「え…そんなことしていいでごじゃるか…?」

妖狐姫「…そのような薬臭い奴の上に座ろうなどとは思わんわ。座椅子、うにゅは一日反省するのじゃぞ」

男「はいはい…」

妖狐姫「こういうときくらい真面目な返事をせんか!」

男「はぃ…」

男(母ちゃんかよ…)

てんこ「声が小さい!」

男「はーい!!」

男(先生かな?)

くぅこ「伸ばさぬ方がいいでごじゃるよ」

男「はい…」

男(優しいお姉ちゃんやこれは…)

…俺には、なんか保護者みたいな人がいっぱいいた。
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/18(土) 21:24:25.02 ID:sdB+pUJqO





くぅこあふたー





14 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/18(土) 21:25:00.15 ID:sdB+pUJqO
なうろうでぃんぐ…


(-ω-)
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/19(日) 00:33:41.70 ID:d1ZZMcIso
アフター待ってた!
期待
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/19(日) 02:28:47.30 ID:FxR4MWQA0
頑張れくぅこ
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/19(日) 11:10:34.12 ID:GJrNSWZeo
くぅこいっちゃん好きや頑張れ
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/19(日) 21:36:49.60 ID:dZW5ECPs0
くぅこあふたー待ってたよ〜(* ̄∇ ̄*)
19 : ◆hs5MwVGbLE [saga]:2017/03/21(火) 04:35:59.35 ID:a893jECy0
………………

くぅこ「ま、待たせてすまにゅでごじゃる…」

屋敷の門の外でくぅこが出てくるのをまっていると、花柄で紺色の着物を着たくぅこが門から出てきた。

私服らしい私服の彼女を見るのは初めてだったが…

くぅこ「へ、変ではないでごじゃるか…?」

男「可愛い」

良くも悪くもそれしか出てこなかった。

向こうで女の子との絡みが無いに等しかった俺を許して欲しい。

くぅこ「か、かたじけにゃい…」

それでも素で照れながら喜んでくれるとは…

何故俺は向こうの世界でこんな女の子に出会えなかったのか。
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/21(火) 04:36:28.24 ID:a893jECy0
男「ただ、もうちょっと派手なくぅこも見てみたかったなって。桃色とか赤色とか」

くぅこ「暖色の衣装は落ち着かないでごじゃるよ…」

男「まあそっちの方がくぅこらしくていいかもな」

男「それじゃあ行こっか。今日は一応くぅこの休暇だし、くぅこの行きたいとこ連れて行ってくれよ」

くぅこ「しょーち」
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/21(火) 04:37:02.68 ID:a893jECy0
…………

屋敷から少し離れると俺が転移鳥居をくぐって一番最初に出た街の繁華街のような場所に着た。

今日も大勢の人がいる。

あの日と比べると商人が増えて華やかさが増した。
いや、これがこの街の本来の姿だったのかもしれない。
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/21(火) 04:37:49.39 ID:a893jECy0
男(やっぱり人が多いところってちょっと苦手だけど…)

前の世界にいたころよりかは耐性がついた。

前の世界にいたころはこういう場所に出ると、人がいっぱいいる中に自分だけ浮いているような気がして嫌だった。

他の人は家族や友人や恋人と仲良く話しながら歩いているのに、俺だけは一人だったから…なんとなく疎外感を覚えていたのかもしれない。

男(ということは今俺が大丈夫なのはなんとなくこの空気に溶け込めている気がするからってことか…?)

一人じゃないから、くぅこと一緒だから…ってことか。

くぅこは…俺のなんなんだろうな。

主従関係って言ったらそれが正解だろうしそれまでなんだけど…別の言い方をしたら何が一番近いんだろう…。

前までは妹や友人って感じだったけど、今はそれもちょっと違う気がする。
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/21(火) 04:38:50.69 ID:a893jECy0
男(やっぱり…)

くぅこ「…主殿?」

男(こい…び…)

『むぅ〜』

そこまで考えたところで頭の中に誰かさんのふくれっ面が横切ったのでやめた。

くぅこ「どうかしたでごじゃるか?」

男「なんでもないよ」

それでもやっぱり…そういう雰囲気を作りたい自分がいるわけで…

男「手、繋ごっか」

くぅこ「ふぇっ!?ひ、ひめしゃまに見られたら…まずいでごじゃるよ…」

男「今は誰も見てないよ」

くぅこ「そ、それもそうでごじゃるな…しかし…」

ちょっと強引に手を繋いだ。
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/21(火) 04:39:17.24 ID:a893jECy0
くぅこ「あ…」

男「嫌だったか?」

とか聞くけどここで真顔で「嫌」とか言われたら多分一週間くらいへこんでたと思う。

ってか泣きながら屋敷に走ったと思う。

俺くぅこ大好きすぎだと思う。

妖狐姫に殴られても仕方ないと思う。
25 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/21(火) 04:39:51.54 ID:a893jECy0
くぅこ「…嫌ではないでごじゃるが」

男「なんかデートみたいだな」

くぅこ「『でーと』?また知らない単語でごじゃる」

男「なんかこうやって、仲の良い男の人と女の人が二人きりで出かけること…?かな?」

くぅこ「仲の良い男女…恋仲ということでごじゃるか…?はっ!」

くぅこ「はっ、はわわっ…こ、これは違うでごじゃるよっ!けして主殿とそういう仲になりたいとかそんなのでは…」

くぅこ「ない…で、ごじゃるよ…」

紅い顔をそらした彼女の言葉は詰まっていた。
耳はぴょこぴょことしていて、尻尾は左右に揺られていた。

この世界の住人の真意は本当に分かりやすい。
彼らはそのことに気がついているのだろうか。

まあ言わないけど…。
26 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/21(火) 04:40:39.24 ID:a893jECy0
男「俺は別に良いけどな…」


男「くぅこと恋人でも」


つい、調子に乗って戯言が出てしまった。

くぅこ「なっ…!」

くぅこ「駄目でごじゃるよっ!冗談でもそのようなこと、言ってはいけないでごじゃるっ!」
27 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/21(火) 04:41:10.65 ID:a893jECy0
男「あ…」

くぅこは怒っていた。

くぅこは本当にいい子だから…自分の気持ちを抑えているのだ。


男「…ごめん」

くぅこ「せ、せっしゃも…いきなり怒鳴ってしまって…申し訳ないでごじゃる…」

男(なんか浮かれちゃってたな…)

二人とも、大通りの中で立ち止まって黙り込んでしまった。


それでもお互い、手は離さなかったけど…



28 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/21(火) 04:41:47.60 ID:a893jECy0
くろこ「あれ?くぅこじゃん。普通の着物なんて珍しいね」

俺たちの沈黙を断ち切ってくれたのは普通の街娘の格好をしたくろこだった。

くろこは忍者装束でもあまり忍者という感じがしないが…着物は派手で若干胸元を開いて着崩した様子は正にこの世界のギャルだ。

くぅこ「くろこ殿…久しいでごじゃるな」

男「くろこじゃないか」

くろこ「ふーん。なんか主人が変わって姫様から兄ちゃんになったってのは聞いたけど…本当だったんだ。一緒にいるの初めて見たからさ」
29 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/21(火) 04:42:16.11 ID:a893jECy0
くぅこ「先日は主殿がお世話になったでごじゃるよ」

くろこ「あっ!その件なんだけどさ、まだ兄ちゃんからお代もらってないんだよね!くぅこ団子奢ってよ!」

くぅこ「せっしゃも丁度茶屋に向かっていたところでごじゃるよ」

くろこ「んじゃ付いていこーっと」

俺たちはくぅことくろこの行きつけの茶屋へ向かった。
30 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/21(火) 04:42:54.45 ID:a893jECy0
…………

三人で団子を食べているとくろこが突然とんでもないことを言い出した。

くろこ「姫様ってまだ全然子どもって感じだけど…兄ちゃんは姫様とはもうヤッたの?」

くぅこ「はにゃっ!?」

男「んっ!?ごぅっ…」

思わず団子を喉に詰まらせてしまった。

男「んっー!んっー!」

くぅこ「主殿ー!お、お茶でごじゃるよ!」

男「ごくっ…ぷはっ…はぁ、はぁ…おまっ、いきなり何言い出すんだよ…」

くぅこ「そっ、そうでごじゃるよ…まだ明るいでごじゃる…」

くろこ「いや、子どもって言ってもやっぱ夫婦だからもう済ませてるのかなーって…」

くろこは竹串を噛みながら真顔でそう言った。

男(これが最近の女の子というやつか…)
31 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/21(火) 04:43:21.98 ID:a893jECy0
ちなみに答え合わせをするとだ

男「…まだそういうことはしてない」

俺たちの初夜は大変微笑ましいものだった。

…………………………

男「妖狐姫〜?もう俺も寝ようと思うんだけど」

妖狐姫「んにゅ…くぅくぅ…」

男「起きないとほっぺぷにぷにしちゃうぞ〜ほれほれ」

妖狐姫「んっ…んぅ…くぅくぅ…」

男「起きないな。もう俺もこのまま寝るか」

…………………………

今思うとだ

男(保育園かな?)
32 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/21(火) 04:43:57.79 ID:a893jECy0
くぅこ「当たり前でごじゃるよ…まだ姫様には早いでごじゃるよ」

男「俺も、そう思う」

くろこ「そんなこと言って実は兄ちゃんが腰抜けなだけだったりして…ぷぷっ」

男「なっ!お前なー」

くろこ「なんか兄ちゃんそういうの慣れてなさそうだし、アタシが相手してあげよっか?…お金くれたらさ」

くろこは大きく開いた胸元をさらにひらひらさせながらにやにやと笑った。

男「かっ、からかうなよ」

俺は頬づえをつきながらそっぽを向いたが目線だけは釣り糸に引っかかった魚の様に彼女の胸元に引き寄せられていた。

男というのは何故こうも脳みそと他の部分が違う生き物になることが多いのだろう。

…設計ミスってますよ神様。
33 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/21(火) 04:44:24.16 ID:a893jECy0
くぅこ「や、やめるでごじゃるよくろこ殿。主殿も困っているでごじゃる」

くろこ「くぅこもしかして妬いてんの?」

くぅこ「むぅ…くろこ殿は相変わらずでごじゃるな…主殿!出るでごじゃるよ」

男「うぇっ?あっ、くぅこ?」

くぅこはくろこから逃げるようにして俺の手を引くとお代を払って茶屋から飛び出した。

くろこ「…くぅこも相変わらずだね。…可愛い」
34 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/21(火) 04:45:07.13 ID:a893jECy0
……………


くぅこ「まったく…くろこ殿は失敬でごじゃるな。主殿は腰抜けではないでごじゃるよ」

くぅこ「主殿、先ほどのくろこ殿の話は気にする必要はないでごじゃる」

くぅこ「姫様にはまだお早い話でごじゃるし、その、せっしゃもまだ殿方と…そういう経験はないでごじゃるゆえ…」

くぅこ「はわっ!せ、せっしゃは一体何を…今のは聞かなかったことにして欲しいでごじゃるよっ!」

茶屋を出たあとのくぅこは一人慌ただしく俺を励ましてくれた。

まあ、気にしてないんだけど…。
35 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/21(火) 04:45:34.11 ID:a893jECy0
男「ははっ…もういいって」

男「で?次はどこ行く?」

くぅこ「あっ…広場の近くのうどん屋でごじゃるよ!あそこのきつねうどんはなかなかのものでごじゃる」

男「よく食べるな〜」

くぅこ「腹が減ってはなんとやら…でごじゃるよ!」
36 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/21(火) 04:46:20.57 ID:a893jECy0
…………………

くぅこ「満足でごじゃるよ〜」

男「なんかくぅこって見た目以上に食べるんだな…」

くぅこは大きいどんぶりのきつねうどんを三杯ほどペロリと平らげていた。

一体彼女の小さな身体のどこにそんな大きな胃袋があるのだろうか…

くぅこ「忍者は任務の中でまともに食事を取れる時間が少ないでごじゃるゆえ、こういうときに沢山食べておくでごじゃるよ」

くぅこ「…本当は食べなくても動けるのが理想でごじゃるが」

くぅこ「でもさすがに食べ過ぎてしまったでごじゃるな…これも寝たきりだったせいでごじゃる」

男「ちょっと広場で休んで行くか」

俺は憩いの広場の木でできたベンチに並んで腰掛けた。
37 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/21(火) 04:47:12.53 ID:a893jECy0
ふと下を見ると自分の膝が空いていることに気づく。

男(そういえば今日は、まだ誰も乗せて無かったな)

妖狐姫を乗せていることが殆どとなった俺の膝は、空いていると何処か寂しそうに見えた。

くぅこ「…主殿?」

男「くぅこ、座る?」

くぅこ「ふぇ?し、しかしっ…せっしゃ今食事を終えたばかりの身、重たいでごじゃるよ…」

男「大丈夫だよ。妖狐姫も食ったあとよく座ってるし、ってか寝てるし…」

くぅこ「恥ずかしいでごじゃるよ…」

男(うっ…)

目線を下にそらして恥じらうくぅこが可愛らしくて、逆に彼女を意地でも乗せたくなった。
38 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/21(火) 04:47:52.41 ID:a893jECy0
男「修行。ご無沙汰だったろ?」

くぅこ「…それもそうでごじゃるな。では、お言葉に甘えて」

くぅこが久しぶりに俺の膝椅子の上に乗った。

彼女の身体を抱えるようにして両腕で抱く。

男「手、包帯してるけど…いいか?」

くぅこ「かたじけないでごじゃる」

くぅこ「んっ」

くぅこ「こうして主殿に撫でて貰えるのも久しぶりでごじゃるよ…」

男「尻尾と同時に撫でても大丈夫になったんだな」

くぅこ「修行の成果でごじゃるよ」

彼女の銀色の尻尾は気持ちよさそうにゆらゆらと揺れていた。
39 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/21(火) 04:48:34.77 ID:a893jECy0
くぅこ「のどかでごじゃるな〜」

くぅこ「こうしてまた主殿の手の温もりに包まれただけでも、まだ生きててよかったと思えるでごじゃる」

くぅこ「せっしゃは幸せ者でごじゃるよ」

くぅこは少し首をこちらへ向けて笑顔でそう言った。
40 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/21(火) 04:49:04.77 ID:a893jECy0
男「くぅ…こ…」

男「っ…」

くぅこ「あっ…あまり張ったお腹をさすらないで欲しいでごじゃるよ…」

男「この中にうどん三杯分かー」

くぅこ「やぁ…降りるでごじゃるよぉ…」

男「ごめんごめん」

しかしだ…俺もただ彼女をからかいたかったわけではない。

男(なんだろう…すごくドキドキする…)

それくらいの冗談でごまかさなければ、この謎の高揚感がくぅこにバレてしまいそうだったから…

以前までの修行ではこんなことはなかったのに。
41 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/21(火) 04:49:35.43 ID:a893jECy0
男(もしかして俺は…)

彼女に、恋をしてしまったのだろうか…

俺は自分を必要としてくれている妖狐姫とこれからも寄り添って行こうと決めた。
その気持ちは今も変わらないし、もちろん妖狐姫のことも好きだけど…

このくぅこへの気持ちは、妖狐姫へのとは少し違う。

自分の存在価値とか自分を認めてくれる人に応えたいとか、そんなんじゃなくて…

もっと単純で、純粋な気持ち…

男(只々、『好き』なだけ)
42 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/21(火) 04:50:09.20 ID:a893jECy0
そのことに気がついてしまうと急に全てを意識してしまう。

今俺の膝椅子の上にくぅこが乗っていて、俺は彼女に触れていて、彼女の柔らかいお尻が、自分の上にあって…

総括すると、こんなにも…近くて…

もっと彼女に触れていたくて…
43 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/21(火) 04:50:44.56 ID:a893jECy0
男「くぅこ!」

くぅこ「ふぇ?何でごじゃるか?」

男「今日は休日だから、いっぱい甘えてもいいぞ」

くぅこ「だっ、駄目でごじゃるよ…姫様の主殿にそんなことはとても…」

男「休日くらい主従とか家来とか忘れて自分のやりたいこといっぱいしようぜ」

くぅこ「何を言っているでごじゃるか!休日でも関係ないでごじゃるよ!せっしゃは主殿の家来でごじゃる」

どこまでも律儀というか実直というか…。

いや、俺が軟弱過ぎるのか?
44 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/21(火) 04:51:21.68 ID:a893jECy0
男「ふーん。じゃあ今日も俺が命令したら言うこと聞くんだな?」

くぅこ「それはその通りでごじゃるが…」

男「言ったな?もう取り消せないからな!」

くぅこ「なっ!?一体何をする気でごじゃるか!?とても悪い顔をしているでごじゃるよ!」

男「それじゃあ主人からの命令…」


男「今日一日は我慢するな!全力で俺に甘えろ!」




45 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/21(火) 04:52:06.27 ID:a893jECy0
くぅこ「ふぇ…しょ、しょれは…」

男「できるよな?」

くぅこは俯いて小さすぎる声で何やら言い訳を言っていたがやがて吹っ切れたように顔をあげると沸騰したような紅い顔で口を開いた。

くぅこ「あ、主殿は鬼畜でごじゃるな…命令なら仕方ないでごじゃる…」


くぅこ「や、屋敷に戻ったら…いっぱぃ…抱擁して…なでなでして欲しぃでごじゃる…」



男「承知した!」

俺はくぅこを膝から降ろすと立ち上がり、彼女の手を引いて駆け出した。

くぅこ「わっ!」

男「あとちょっと買い物済ませて、屋敷に帰るか!」
46 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/21(火) 04:52:38.88 ID:a893jECy0
………………

てんこ「なんだ?もう帰ってきたのか」

男「やっぱりあんまり屋敷の人間が外に出てたら目立つかなーって思いまして…」

てんこ「まあ旦那様は尻尾を持たぬからな。それもそうか」

てんこ「で?何故くぅこと手を?」

くぅこ「こ、これは…主殿と街ではぐれたらと…」

男「休日だから!」

てんこさんにそう伝えると俺は走って部屋へと戻った。

てんこ「…?妙だな」
47 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/21(火) 04:53:09.00 ID:a893jECy0
なうろうでぃんぐ…

(-ω-)
48 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/21(火) 08:32:43.96 ID:keLmDD5Ho
くぅこ可愛いんじゃ
しかし主より先に進むのか...姫間に挟んでアフター2とかかな
49 : ◆hs5MwVGbLE [saga]:2017/03/22(水) 03:46:05.01 ID:Vr0jTPuL0
…………

寝室の襖を閉じるとほぼ同時にくぅこを抱きしめ座り込んだ。

ペットをあやすようにわしゃわしゃと彼女の髪を撫でる。

くぅこ「んっ…主殿…本当にいいでごじゃるか?」

男「いいも何も、命令だからな」

くぅこは俺の服を握ると顔を前に押し付けた

くぅこ「主殿っ!主殿っ!」

俺の胸の中、いつもの堅苦しい空気を失った普通の女の子がそこにいた。
50 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/22(水) 03:46:49.56 ID:Vr0jTPuL0
くぅこ「お慕いしているでごじゃる…」

男(…やばっ)

命令のせいとはいえ少しだけ大胆になったくぅこを俺はもっと乱してみたくなった。

揺れる尻尾を揉むようにして撫でると彼女は快感に身を震わせた。

くぅこ「ひぁっ…んっ…それはぁ…らめでごじゃるよぉ…」

男(もしかして感じてる?)


くぅこ「んっ…んっ…はむっ…」

押し寄せる快感に耐えるためか、それとも単に甘えているのか、くぅこは俺の首筋を甘く噛んだ。
51 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/22(水) 03:48:04.61 ID:Vr0jTPuL0
男「うぁ」

くぅこ「ぺろっ…れろっ…主殿の味がするでごじゃる…」

男「珍しくいたずらっ子だな」

くぅこ「…せっしゃこの一月ずっと我慢していたでごじゃる…そしてこれからも…この気持ちを抑え続けようと思っていたのに…」

くぅこ「主殿はひどいでごじゃるよ…責任をとって欲しいでごじゃる…」

男「ごめん」

蕩けた顔で俺を見上げる彼女の口を、俺はついに我慢の限界を超え口で塞いでしまった。
52 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/22(水) 03:48:33.83 ID:Vr0jTPuL0
くぅこ「んむっ…ちゅっ…ちゅっ…」

くぅこ「ちゅるっ…るるっ…」

男「ぷはっ…」

くぅこ「…せっしゃ嬉しさと恥ずかしさで溶けてしまいそうなほど…全身が熱いでごじゃるよ…」

男「ならもう、溶けてしまえばいいさ」

彼女のはだけた着物の胸元に手を入れた。

くぅこ「ひぃあっ…あっ…んぅ…」

彼女の慎ましい胸は激しい心臓の鼓動を隠しきれず俺の手のひらにそれを伝えた。
53 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/22(水) 03:49:55.86 ID:Vr0jTPuL0
くぅこ「小さくて申し訳ないでごじゃるよ…」

男「俺はくぅこの全部が好きだから小さくても関係ないよ」

胸の突起をくりくりと指ではじく。

くぅこ「あっ…ひゃっ…あぁっ…」

尻尾と同時に弄ると彼女は俺を強く抱きしめて爪を立てた。
54 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/22(水) 03:50:49.35 ID:Vr0jTPuL0
くぅこ「あっ…らめっ…らめでごじゃるぅ…」

さらに尻尾を強く握るとくぅこは大きく身体をはねて痙攣した。

くぅこ「ひゃああああっ!?あっ…あっ…」

男「気持ちよかった?」

耳元でそう囁くと彼女は目をぎゅっと瞑りこくこくと無言で頷いた。

もはやくぅこの仕草何もかもが可愛くみえてくる。
全てが俺にとって誘惑の術となっているのだ。
55 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/22(水) 03:51:55.74 ID:Vr0jTPuL0
俺は二人で背中を流しあったあの日を思い出していた。


………………



『我慢できなくなったら…どうなってしまうでごじゃるか…?』


………………


男(その答えの続き…今なら…)

俺はあの日と同じように彼女を押し倒した。
56 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/22(水) 03:52:42.81 ID:Vr0jTPuL0
くぅこ「ひゃんっ…主殿…」

男「くぅこ…」

俺の欲望の塊は熱をもって肥大化していた。

この熱を…くぅこに押し付けたい…
くぅこをめちゃくちゃにしてしまいたい…

男(でも…)

ここまで来てやはり俺は腰抜けなのか、頭の中に妖狐姫への罪悪感がわいてきた。
57 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/22(水) 03:53:45.37 ID:Vr0jTPuL0
くぅこ「主殿…修行でごじゃるよ…」

男「えっ?」

くぅこ「今からすることは…姫様のための修行でごじゃる」

くぅこはそう言うと妖狐姫の姿に変化し、膝と手を畳に着くと尻尾を振ってお尻を突き出した。

くぅこ「はぁ…はぁ…」
58 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/22(水) 03:54:28.49 ID:Vr0jTPuL0
男(こ、これは…修行…)

くぅこの腰に手を置くとお尻がぴくんっとはね、彼女の濡れた秘所からは透明の液体が糸を引いて落ちた。

興奮に揺れる尻尾が俺の中の雄を煽る。

煽られた雄を彼女の太ももで挟み込みゆっくりと又に擦り付ける。

くぅこ「んぁっ…」
59 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/22(水) 03:55:12.26 ID:Vr0jTPuL0
くぅこから垂れ続ける液体がモノに絡み、前後運動を潤滑なものにした。
もう少し上に傾けると本当に挿れてしまいそうだ。

男(くっ…これだけでも…すごいっ)

くぅこ「あっ、あんっ…あっ…あっ…」

上に強く擦り付けると敏感なくぅこは高い声で喘いだ。
60 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/22(水) 03:55:45.15 ID:Vr0jTPuL0

くぅこ「はぅ…んっ…」

片方の手で尻尾を掴んで徐々に動きを加速させる。

くぅこ「ひぃぁ…やぁ…ぁ…」

くぅこ「はぁっ…んっ…ふぁっ…んはっ…」

男「くぅこの太ももすっげぇ柔らかくて…気持ちいい…」

くぅこ「あくっ…んぅ…主殿の…あったかぃでごじゃるぅ…」

くぅこは太ももの間隔をさらに狭めた。
彼女の柔肌が俺を優しく包みこむ。
61 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/22(水) 03:56:17.07 ID:Vr0jTPuL0
男「うっ…くっ…」

二人から出た粘液がにちゃにちゃと練られ、官能的な音が俺の脳内を痺れさせた。

気がつけば俺の腰はくぅこを求めて勝手に動いているようだった。

彼女の肌に自分の臭いをすり込もうとする様はまさに獣のオスだ。
62 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/22(水) 03:57:20.09 ID:Vr0jTPuL0
くぅこ「はんっ!あっ…ぁっ…」

弾力のあるお尻が腰に当たっては跳ね返る。

男「もっ…出すぞっ!」

俺はくぅこの太ももの間から引く抜くと手で扱きながら彼女のお尻に白濁液をぶちまけた。

男「うっ」

くぅこ「ひゃっ…あちゅい…」

さすがに集中力を切らしたのか、くぅこは元の姿に戻ると畳に力なく崩れた。

くぅこ「はぅぅ…」

男「ハッ…ハッ…」

くぅこ「主殿…せっしゃ…」
63 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/22(水) 03:57:56.78 ID:Vr0jTPuL0
「旦那様?夕食の用意ができているぞ」

襖の外側からてんこさんの声が聞こえた。

くぅこ「ひゃっ、ひゃぃ!」

「なんだ、くぅこもそこにいるのか」

男(まずっ!)

男「ちょっ、ちょっと待っててください!すぐ行くので!」

「あまり姫様を待たせるなよ」

てんこさんの足音は遠ざかって行った。
64 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/22(水) 03:59:25.94 ID:Vr0jTPuL0
男「ふぅ…くぅこ、行こっか」

くぅこ「しょ、しょーちでごじゃるよ」

男(さすがにこれは言い訳できないよな)

はだけた着物のくぅこを横目に俺は胸を撫で下ろした。
65 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/22(水) 04:00:20.07 ID:Vr0jTPuL0
………………


妖狐姫「くぅこ、本日は羽を伸ばせたかの?」

くぅこ「お、おかげさまでごじゃるよ」

夕食を食べながらも何故かくぅこはもじもじと太ももをこすり合わせて落ち着かない様子だった。

そういえばてんこさんが来る前、彼女は何を言おうとしていたのだろう。

てんこ「くぅこ?厠なら行ってきていいぞ」

くぅこ「大丈夫でごじゃるよ」
66 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/22(水) 04:01:09.38 ID:Vr0jTPuL0
妖狐姫「ふん…。座椅子、うにゅはしっかりと反省したのかの?」

男「まあ…」

妖狐姫「なんじゃ!うっすい返事じゃのう!」

くぅこ「姫様、主殿は本日せっしゃが連れ回してしまって少々疲れてしまっているのでごじゃるよ」

男「そう、そんな感じ」

てんこ「相変わらず体力がないのか…それでも殿方なのか?」
67 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/22(水) 04:01:38.68 ID:Vr0jTPuL0
妖狐姫「ふんっ!とにかく…夕食が終わった後はまたしっかりとわらわの座椅子を務めるのじゃ!」

男「え、今日一日はもういいんじゃないの?」

てんこ「旦那様…姫様は昼間からずっとご立腹なのだ。やはり旦那様がいないと落ち着かないご様子だ。癒して差し上げろ」

てんこさんが耳打ちした。

男(ふーん。つんつんしてるけどやっぱり根は甘えん坊のまんまなんだな)

夕食を食べ終えた後、俺は妖狐姫の部屋に残った。
68 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/22(水) 04:02:15.38 ID:Vr0jTPuL0
………………

男「手使ってもいいのか?」

妖狐姫「よい。その手がなければうにゅに価値なぞないのだからなっ」

男(まだつんつんしてんな)

男「そーかいそーかい」

包帯を巻いた手で妖狐姫の頭を撫で回す。
69 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/22(水) 04:02:46.43 ID:Vr0jTPuL0
妖狐姫「んっ…」

男「これでちょっとは落ち着いたか?」

妖狐姫「…手がなければ無価値というのは言い過ぎじゃな。取り消そう」

妖狐姫「うにゅは座椅子じゃなくともわらわの夫なのだからの」

まったく…分かりやすいツンデレだ。

男「俺も勝手に怪我してごめんな。次からはもっと気をつけるよ」

妖狐姫「分かればよいのじゃ。分かればの」
70 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/22(水) 04:03:28.66 ID:Vr0jTPuL0
妖狐姫「のぅ…座椅子…」

男「ん?どうした?」

妖狐姫はいつもの高飛車な物言いから、いきなりしおらしく俺に声をかけてきた。

妖狐姫「わらわとうにゅは…めおと…なのじゃろう?」

男「まあ、そうだな。一応な、ちゃんと祝言あげたし」
71 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/22(水) 04:04:07.08 ID:Vr0jTPuL0
妖狐姫「しょの…わらわとうにゅの子供はいつになったらできるのじゃ?」

男「うぇっ!?」

男(な、なぜよりによって今日そんなピンポイントなことを…)

男「あーえっと…うーん…」

男「妖狐姫は、子供欲しいの?」

妖狐姫「そ、それはまだよく分からぬが…」
72 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/22(水) 04:04:53.44 ID:Vr0jTPuL0
妖狐姫「仲の良い夫婦にはコウノトリとやらが子供を授けてくれるのではないのか?」

男「……は?」

妖狐姫「てんこが言っておったのじゃ!仲の良い夫婦にはコウノトリとやらが子供を運んできてくれるらしいのじゃ!」

俺は手のひらで額を叩いた。

勝手に決めつけていた。

あっちの世界では教育がしっかりしていたから知ってて当たり前みたいな世の中だったし
妖狐姫は同年代の女の子よりかはずっと大人びてるから全部知っているものだと思っていた。
73 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/22(水) 04:05:30.11 ID:Vr0jTPuL0
妖狐姫「座椅子…?なんじゃその人を哀れむような目は」

男「妖狐姫、それてんこさんから聞いたのいつ?」

妖狐姫「うにゅと籍を入れて三日ほどだったかの」

男(てんこさんおい)

顔を真っ赤にして適当にごまかしたてんこさんの顔が容易に想像できる…
74 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/22(水) 04:06:28.11 ID:Vr0jTPuL0
妖狐姫「わらわとうにゅはまだ仲睦まじい関係ではないということかのぅ」

男「ははっ…どうだろうな…」

妖狐姫「座椅子…わ、わらわは…」

妖狐姫「うにゅこと、愛しておるからの…」

男「え…」

こんなにも素直でまっすぐな妖狐姫は、久しぶりに見たかもしれない。

妖狐姫「…じゃからできるだけ怪我なぞして欲しくはないのじゃ」

男「ありがと…」
75 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/22(水) 04:07:01.50 ID:Vr0jTPuL0

そらから暫く妖狐姫を優しく抱いて撫でていると、彼女は静かに寝息を立てて眠ってしまった。

妖狐姫「むにゅ…ざいしゅ…すぅ…すぅ…」

男(なんかこの無垢な寝顔見てると…)



てんこさんの気持ちも、ちょっと分かる気がするよ…



76 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/22(水) 04:07:28.50 ID:Vr0jTPuL0
なうろうでぃんぐ…


(-ω-)
77 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/22(水) 09:58:01.00 ID:k6Wg0ZWxO
俺のマグナムがヤバい乙
78 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/22(水) 10:14:24.89 ID:w+FdIpXSo
匂いで情事がバレて修羅場というわけじゃあなかった
79 : ◆hs5MwVGbLE [saga]:2017/03/23(木) 06:24:00.04 ID:9czsn9290
……………………

くぅこ「主殿、もう眠るでごじゃるか?」

夜、寝室に戻って布団を被っていると枕の方からくぅこが俺の顔を覗き込んできた。

男「久しぶりにいろいろあったからな。疲れた」

くぅこ「勿論姫様にもでごじゃるが、主殿も本日は付き合っていただき感謝するでごじゃる。久しく街娘の気分になれて楽しかったでごじゃるよ」

男「俺も楽しかったよ。ありがとう」

ふとくぅこの姿を見ると彼女はもういつもの忍者装束に戻っていた。
80 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/23(木) 06:24:34.34 ID:9czsn9290
男「あれ、もう着替えちゃったんだな。まだ日は変わってないのに」

くぅこ「…名残惜しいでごじゃるが、忍者の仕事はこれからでごじゃるゆえ」

いつもの忍者装束、いつもの真面目なくぅこ。

しかし彼女はまだどこか我慢している顔をしていた。
81 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/23(木) 06:25:29.39 ID:9czsn9290
男「くぅこ、もういいのか?」

くぅこ「ふぇ?」

男「甘えるの」

くぅこ「そ、それは…せっしゃもまだ主殿に甘えていたいでごじゃるが…主殿ももう就寝ということで、迷惑はかけられないでごじゃる」

男「布団、入るか?」

俺は少しよると掛け布団を上げて空いた場所を叩いて見せた。

くぅこ「主殿…」

男「今日はまだ終わってないぞ。我慢しない約束だったろ?」

くぅこ「…失礼するでごじゃる」

くぅこは少し狭い布団の中をごそごそと潜りんだ。
82 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/23(木) 06:26:07.63 ID:9czsn9290
くぅこ「狭くないでごじゃるか?」

男「狭いほうがくっつけていいだろ?」

…いいのは俺の方だが。

くぅこ「主殿の吐息がかかってしまうほど近いでごじゃるよ…」

人肌同士の密着による体温の上昇からか、くぅこの顔はうっすらと桃色に火照っていた。

男(…なんかえろい)

今日のこともあって変に意識してしまう。

男(やばい…なんか話さないと…)

また俺の中の劣情が爆発してしまいそうだ。
83 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/23(木) 06:26:46.87 ID:9czsn9290
男「そうそう聞いてくれよ。さっき話してたんだけどさ、妖狐姫の奴まだコウノトリが赤ちゃんを運んできてくれると思ってたんだぜ?」

男「まだ早い以前の問題だったな」

くぅこ「そ、そうでごじゃるか…大変でごじゃるな…」

男「てんこさんがそう教えたんだってさ。しかも結構最近らしいし…あの人から教えるのは無理だろうな」

くぅこ「では主殿が姫様に教えてあげるでごじゃるか?」

男「まあ、近いうちにな…このまま間違ったこと信じさせてるのも可哀想だし」
84 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/23(木) 06:27:32.60 ID:9czsn9290
くぅこ「…なら主殿はまぐわいに慣れておかなければならんでごじゃるな」

男「まあそうだなー……ってくぅこ?」

くぅこの様子が何か変だ…思えば夕飯から落ち着いてなかったが…

顔は蕩けていて息も荒い。
尻尾もぱたぱたと激しく振られている。

まるで発情した動物のようだ。

くぅこ「しょ、しょれにっ…主人のせーよくを処理するのも家来の仕事でごじゃる…」

男「く、くぅこ…?」

なんかくぅこがくぅこじゃないみたいだ…。
85 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/23(木) 06:28:10.25 ID:9czsn9290
くぅこ「主殿ぉ…」

くぅこは俺の手をとって自らの股ぐらに押し付けた。

男「わっ…」

布ごしのはずだが俺の手はぬるりとした液体に触れた。

くぅこ「せっしゃ夕方から身体の疼きが治らないでごじゃるよ…先ほども風呂場で一人慰めていたでごじゃるが…それでも治らないでごじゃる」
86 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/23(木) 06:28:52.33 ID:9czsn9290
くぅこは親指を加えるとねだるような視線を送りながら言った。

くぅこ「主殿の…欲しいでごじゃる…」

男「え、そっ、それは…はむっ!?」

腰抜けな俺が戸惑っているとくぅこから強引に口づけされた。

くぅこ「ん、ちゅぅ…くちゅるっ…んちゅ…」

男「んっ、うむっ…んぱぁっ」

くぅこ「はぁ…はぁ…ちぇっちゃと修行…嫌でごじゃるか?」

男「あーもうっ!」

くぅこ「はわわっ!」

俺はくぅこの両肩を持って彼女を仰向けにすると覆いかぶさった。
87 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/23(木) 06:29:34.21 ID:9czsn9290
男「嫌なわけ…ないだろ…」

くぅこ「えへへ…嬉しぃでごじゃる…」

くぅこはシミになったふんどしの紐を解くと、足を上げて花弁を開いた。

犬の服従にも似たそのポーズに俺はさらに興奮した。

くぅこ「ここに…主殿の…ご立派なものを…挿れて欲しいでごじゃるよ…」

男「ここで、いいんだよな…」

俺は彼女が開いてくれた場所に今までに無いくらい膨張したものをあてがった。
88 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/23(木) 06:30:15.51 ID:9czsn9290
くぅこ「んっ…」

くちゅりと音がなると同時にくぅこが軽く喘ぐ。
俺はゆっくりと腰を沈めていった。

くぅこ「あっ…あッ…」

男「ぐっ…」

びしょびしょに濡れていたからかくぅこの聖域は意外にも簡単に俺を受け入れた。

あともう少し力を入れれば奥に届きそうだ。
89 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/23(木) 06:30:54.21 ID:9czsn9290
男「ちょっと休むか?」

俺はくぅこを心配してそう聞いたが彼女は首を横に振った。

くぅこ「そのまま…一気に挿れて欲しいでごじゃる…」

男「そうか…ならっ!」

くぅこ「はうっ!!」

俺は一気に腰を落とした。
先の方で彼女の一番奥を叩くのを感じた。
90 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/23(木) 06:31:38.81 ID:9czsn9290
くぅこ「はっ…うぅっ…ぐっ…」

男「くぅこ!涙が…」

くぅこ「はぁっ…はぁ…!にゃんのこれしき…耐えられなければ忍道は歩めないでごじゃるよ…」

くぅこ「でも少しばかり…主殿の接吻が恋しいでごじゃる…」

男「いくらでも」

俺たちは繋がったままもう一度口づけした。

くぅこ「ちゅっ、れろっ…はむっ…ちゅっちゅっ…」

お互いの愛を交換しあうように舌を絡めた。

口を動かしながら彼女の全身を触る。
何処を触ってもびくびくするくぅこは全身性感帯のようだった。

そのまま暫くお互いが息苦しくなるまで、口づけを続けた。
91 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/23(木) 06:32:31.39 ID:9czsn9290
くぅこ「んはっ…はぁ…はぁ…主殿…動いて欲しいでごじゃる…」

俺は静かに腰を上下し始めた。

くぅこ「んぁっ…あんっ…ひぅうんっ…」

男(くぅこの中ぬるぬるしてて…あったかい…)

くぅこ「あぁっ…あっ…あっ…あっ…」

くぅこ「あふっ…んっ…んっ…」

腰を落とす度にくぅこの中からは透明の液体が溢れ、布団にそれを染み込ませていた。
92 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/23(木) 06:33:07.46 ID:9czsn9290
俺も最初はぎこちなかったが、次第に腰使いにも慣れてきた。

男「ちょっと速くするぞ」

くぅこ「んっ…はんっ…ぁん…」

腰を動かす速度を少し上げた。

加速すると同時に俺とくぅこの肌がこぎみよくぶつかる音が部屋に響く…

くぅこ「はぁ…はぁ…あんっ!あんっ!」

くぅこ「主殿ぉ…しゅきっ…しゅきっ!」

くぅこの喘ぎ声もさらに高いものへと変わっていく。
93 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/23(木) 06:33:39.81 ID:9czsn9290
男「俺もだぞ。くぅこ」

身体を密着させてさらに奥を刺激する。

くぅこ「ひんっ!…んっ…はっ…」

男「ふっ…ふっ…」

くぅこ「あ、主殿っ!少し止まって欲しいでごじゃるっ!」

突然くぅこからのストップがかかった。
94 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/23(木) 06:34:24.67 ID:9czsn9290
男「っと…痛かったか?」

くぅこ「もう痛くはないでごじゃるが…快楽に溺れ…大事なことを忘れてしまっていたでごじゃるよ…」

男「大事なこと?」

くぅこ「これは主殿の修行でごじゃる。やはり姫様の姿でなければ…今変化するでごじゃ…」

男「駄目だ」

くぅこがそう言って手を合わそうとした瞬間俺は彼女の手を掴んでそれを止めた。
95 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/23(木) 06:35:20.40 ID:9czsn9290
くぅこ「ふぇ?」

男「俺、くぅこの姿のままがいい…」

くぅこ「しっ、しかしそれでは意味が…」

男「今は『くぅこ』としたいんだ…」

くぅこ「はわ……」

男「駄目、か?」
96 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/23(木) 06:36:33.32 ID:9czsn9290
くぅこ「あっ…あぁっ…」

男(うぁっ!?)

急にくぅこの中がきゅんきゅんと締め上げられた。

男(な、なんだ?ちょっと危なかった…)

くぅこ「はぁ…はぁ…主殿ぉ…ちぇっちゃ…嬉しすぎて少しばかりたっしてしまったでごじゃるよ…」

男(あ、ああっ…)

恥ずかしそうに口を手で覆う彼女を見た俺の視界は一瞬ぐらついた…



俺の中の、獣の檻が崩壊したような気がした。




97 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/23(木) 06:37:26.48 ID:9czsn9290
くぅこ「ひゃあぁ!?」

男「くぅこっ!くぅこっ!」

くぅこが愛しくて愛しくてたまらなくなった俺は彼女の腰を持って激しく打ち付けた。

くぅこ「あっ!やっ!はげしっ…!激しぃでごじゃるよぉ!」

男「ごめっ…もっ…止められそうにないっ!」

くぅこ「ひぎっ!あっ!あぁんっ!」

くぅこ「らめっ!らめぇ!きもちいいでごじゃるぅ!」

突けば突くほどうねるように締め付けられる…もしやあまりの敏感さにずっとイッてるのだろうか。
98 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/23(木) 06:37:56.99 ID:9czsn9290
俺はくぅこの涙を拭うと彼女の口から垂れる唾液を舐めとり、そのまま舌を彼女の口の中へと入れた。

その間も腰の動きは止まらない。

俺たちは一瞬口づけしてはお互いを見つめあい、そしてまた口づけすることを繰り返していた。

くぅこ「ぷはっ…いぃっ…んぅ!んっ!んっ!ぷはっ!」

俺たちはこのまぐわいの本来の目的をも忘れて愛し合っていた。
99 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/23(木) 06:38:28.82 ID:9czsn9290
そして俺もとうとう限界を感じてきた。

押し寄せてくる射精感…

このこみあげてくる俺の種子は、今目の前でよがるメスを…くぅこを孕ませようとするため出ようとしているのか…

そう思うと尚更興奮した。
これは生物の性だろうか…
100 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/23(木) 06:39:23.32 ID:9czsn9290
くぅこ「あぁっ!なにかおっきぃのくりゅっ!くりゅでごじゃるよぉ!」

男「俺もっ!そろそろヤバイっ!抜くぞっ」

くぅこ「!!やらぁっ」

男「なっ!?」

引き抜こうとするとくぅこは足でがっちりと俺の腰を固定した。
101 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/23(木) 06:39:59.97 ID:9czsn9290
くぅこ「やぁでごじゃるっ!抜いちゃやらぁ!」

男「ちょっ!くぅこ!?やばいってっ!」

男「でっ、出るっ!」

くぅこ「ひゃああああっ!!!」

俺はくぅこの一番奥に押し当てるとそこに大量の濃い種子をはき出した。

ドクンッドクンッと脈打つ欲望はくぅこをじわじわ内側から犯した。
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