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京太郎「このプロキツい……」良子「ないないノーウェイノーウェイ」

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781 :1レスだけ ◆HAYARIDvxk [saga sage]:2019/06/07(金) 23:07:06.27 ID:0lO8Hrs0o


こんばんは
>>1です

なにやら本編にもシノチャーらしき人がおもちもちで出たらしいですね
どうやら他の大人組もおもちの上方修正が必要みたいですね


なにがとはいいませんが現状
嘉穂さん > 和 = 美月さん > はやりん > 戒能さん > 曖奈さん > シノチャー > 久 = まふふ = 杏果さん >> 咲 >> ぺったんこ組

くらいで設定しています

なにか変更したほうが良い箇所があればアドバイスください

ただすこやんが最強なのはかわらないですしすこやんルートがないのもかわりません
亀更新なのに恐縮ですがよろしければアドバイスお願いします


おやすみなさい


782 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/08(土) 08:44:55.91 ID:bpDNQVFqo

曖奈さんの将来が不明だからそこを除けば大体一致かな
783 :1レスだけ ◆HAYARIDvxk [saga sage]:2019/06/14(金) 22:58:40.86 ID:fFOdsqHWo


こんばんは
>>1です


おもちはカップだけでなく体積が大事だと紳士の友人が言っていました
なので基本的には>>781で今後は書いていく予定です

おやすみなさい
784 :1レスだけ ◆HAYARIDvxk [saga sage]:2019/06/15(土) 08:03:19.03 ID:dmh9a8Kpo


「まずは私からですね……」


消え入りそうなとろける声で和がささやく
左腕を包み込んでいた豊満な乳房はわずかな移動にもかかわらず大きく揺れる


「失礼します……」


しっかりと正対し三つ指をついてお辞儀をする
その対象がそれに値するほど高尚なものかはわからないが


コクリと軽くうなずき先程お辞儀をしたものを両乳房で挟み込んでいく
そして俺の視界が残っていたのはここまでだった


「せっかくだから味も見てもらわないとね♪」


「大きさじゃ勝てないけど味じゃ和に負けないわよ?」


そういっておっぱいアイマスクと2つのおしゃぶりが当てられたからだ
柔らかさだとか味だとか形だとかの違いを味わう余裕などない
窒息しないように懸命に吸い付くのが精一杯だ


「二人共ずるいです……」


かろうじて外気を感じ取れる亀頭を優しく舌先で愛撫してくれる和
懸命に乳房を両腕で動かしながら俺を気持ちよくしようとしてくれている


そんな健気な和を自ら汚してしまうことに罪悪感と優越感めいたものを覚えてしまう


『ごめん, 和』


おしゃぶりで言葉にならないが心の中で誤りつつ思い切り射精してしまったのだった……




785 :1レスだけ ◆HAYARIDvxk [saga sage]:2019/06/15(土) 12:09:54.40 ID:dmh9a8Kpo


ようやくおっぱいアイマスクから解放されて視界が戻ってくる
目の前の惨状は紛れもなく俺が引き起こしたものだ


「ごめん, 和」


先程は心の中でつぶやいた言葉を今度は直接口に出した


「謝らないでください」


そういって微笑む和にどきりとしてしまう
その顔から胸にかけて白濁液で汚されていることにわずかばかりの罪悪感とそれを大いに上回る優越感を覚えてしまう


「それにしてもすっごい量ね」


「さすがにおじさんでもこんなに出たことないかなあ」


和の大きな胸の谷間すらあふれるほどだったのだ
出したのはたしかに俺だが俺だってこれほど出た経験はそうそうない


「私が気持ちよくしてあげられたのなら嬉しいですから」


どこか勝ち誇ったような表情の和


「たしかに和のおっぱいは美味しそうよね」


「今ならクリームのトッピングだもんね」


「お二人とも……目が怖いですよ……?」


そんな和の胸は俺の精液ということに目をつむればたしかに美味しそうだ


「「いただきます」」


「ま, 待ってください!」


二人に地面に押し倒され卑猥な音を立てながら文字通りむしゃぶりつかれるのだった




786 :1レスだけ ◆HAYARIDvxk [saga sage]:2019/06/15(土) 23:27:11.15 ID:dmh9a8Kpo


「や, やめてください……」


悩ましい声で哀願する和
それではかえって嗜虐心を掻き立ててしまうらしい


「どうして激しくなるんですかぁ……」


『自業自得』


和には申し訳ないがこれほどまでにふさわしい言葉はないだろう
いや違うか


『上の口ではそう言いつつも下の口は正直だなあ』


これもまた今の和にふさわしい言葉だ
マングローブには白濁した雪が積もっているような有様だ


「ふみゃん!?」


和の下の唇に口づけするとかわいらしい喘ぎ声が上がった


「おしっこの匂いがするぞ?」


「そんな……オカルト……ありえません……」


和の代名詞ともいえるセリフだがいつもの凛とした印象はまったくない
精一杯の虚勢に嗜虐心を掻き立てられたのは俺だけではなかったらしい


「まってください……」


さすがに3人には勝てなかったらしい
弱々しいつぶやきのあと最後の力を振り絞るような力強い奔流が俺を襲った
だけど不思議なことに嫌な気持ちはしなかった




787 :1レスだけ ◆HAYARIDvxk [saga sage]:2019/06/16(日) 12:57:45.46 ID:eMKGiHtAo


だらしなく足を広げて仰向けになっている和
肩で呼吸するたびに震える体がとてつもなく艶っぽい


「「「ごちそうさまでした」」」


3人の挨拶が自然と重なった
和にはもはやなにも言い返す気力すらなさそうだ


快楽に溺れきった表情
呼吸にあわせて上下する豊満な乳房
なにかで濡れていてきらめく乳首
呼吸を感じさせるくびれた腰回り
そしてサラサラと愛液が染み出してくるワレメ


有り体に言えばエロい
そうすれば当然……


「京太郎くんのおちんちんまた大きくなってるね♪」


「和のおまたなめながら感じちゃうなんて変態さんみたいよ?」


「お二人には言われたくないです」


せめてもの俺の反撃だ


「まあまあ, 和ちゃんみたいにはできないけど気持ちよくしてあげるから」


「そうそう……ね?」


期待してしまうあたり我ながらかなりちょろい
……そのせいでこのあと大変な目にあうなんて想像だにしていなかったが



788 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/16(日) 17:43:15.65 ID:EFVbGV8s0
乙です
大会当日の朝なのに皆さん自重しませんね
だがそれがいい
789 :1レスだけ ◆HAYARIDvxk [saga sage]:2019/06/22(土) 22:46:22.51 ID:Qa+wv+owo


「私の膝枕どうかな?」


「気持ちいいです」


「おじさんにもしてあげたいんだけどねえ……」


そういってため息をついたのに合わせて胸が揺れた
2つの乳房は重力に逆らい俺の目の前で揺れている


「やっぱり授乳手コキプレイって憧れるのかな?」


「ええ, まあ……」


興味が無いといえば嘘になる
実際に経験したことはないが見たことはある
それに興味を抱くのは至極当然だろう


「じゃあせっかくだからやってみよっか♪」


そういって精一杯に腕を伸ばし俺のリー棒を小さな手で包み込む
押し付けられる胸にもたらされる圧迫感とわずかな窒息感が心地よい


「ちゃんと私のおっぱいを舐めなきゃダメだよ?」


半強制的に口にねじ込まれた乳首に懸命に吸い付く
慕さんに対して横になっていないおかげだろう


「私も気持ちよくしてあげなきゃね」


俺のリー棒を包み込む手がゆっくりと上下運動をはじめた






790 :1レスだけ ◆HAYARIDvxk [saga sage]:2019/06/23(日) 12:31:18.29 ID:QQJDp1JSo


「男の子ってこんな感じでおなにぃするんだよね」


身長差のせいで目一杯手を伸ばしてリー棒をしごく慕さんがきいてくる
しかし授乳中なので答えることができない
せめてもの反応に一層強く吸い付いた


「もう, 甘えん坊さんなんだからぁ」


視界がおっぱいアイマスクのせいで奪われていて表情はわからないが声色は楽しそうだ


「またおちんちんがビクってなったね♪」


俺の息子は正直者らしい
とはいえ感じているのは慕さんも同じみたいだ


クチュ……


今敏感になっている俺の耳はその音を聞き逃さなかった
普段自分でしていることを他人にしてもらうと気持ちいいのはシャンプーに似ている
気持ちいいの意味が違うかもしれないが……


「そろそろ限界みたいだしラストスパートだよ」


リズミカルなピストンに射精感がどんどん高まっていく
限界を迎える前にせめてもの抵抗に強く吸い付いた


「そ, それは反則だよ!」


俺の射精が終わったあと背中がじんわりと温かくなっていくのだった




791 :1レスだけ ◆HAYARIDvxk [saga sage]:2019/06/28(金) 23:12:51.79 ID:tFoA5x86o


「おねーさんのいげんがだいなしだよ……」


ようやく視界を取り戻した俺の目に映る慕さんは目に見えて落ち込んでしまっていた
足元に広がる黄色がかった水たまりがより幼い印象を与え悲壮感をいっそう強めている


言葉に困り先輩と和に助けを求めるが二人共俺の力になってくれそうにない
だからといって俺にどうにかすることができるわけでもないが


「キレイにしてほしいな♪」


震える声で精一杯明るい慕さんの言葉
そんな言葉に3人で顔を合わせてうなずいた


仰向けになった慕さんの脚を広げその間に顔を近づけていく
精液というクリームのトッピングを受けた豊満な乳房は二人が担当してくれるみたいだ


「なんだか緊張しちゃうね」


先程まで口で愛撫していた乳首もサラサラと液体が湧き出す秘裂も劣情を駆り立てるには十二分すぎた
そしてそれは俺が男だからというわけではなく同性である二人にとっても同様らしい


『上の口はともかく下の口は正直だな』


二人揃って四つん這いになっているせいであけっぴろげになっている股間からはしっとりと愛液が湧き出している
ほんのりと水音が奏でるハーモーニーをかき消すように吸い付くとツンとしたアンモニアの匂いが鼻をついた
それすらも愛おしいと感じられるのだから不思議なものだ




792 :1レスだけ ◆HAYARIDvxk [saga sage]:2019/06/29(土) 12:00:44.27 ID:MpFezB5vo


「……ぁんッ……ひゃぅッ!」



必死にこらえているだろう喘ぎ声がところどころ漏れる
せめて年上としての矜持だけは守ろうという決意の現れなのだろうか


最も敏感であろう箇所を同時に責められ情けない声を懸命にこらえている
それに嗜虐心を掻き立てるのはどうやら俺だけではないらしい
クリームに彩られたいちごに吸い付く音がさらに卑猥になりさらに卑猥な声があがるようになった


不思議なことに俺の興味は慕さんに対しては弱くなっていた
目の前で愛液を垂れ流しつつヒクヒクと蠢く膣口をさらしている二人がいるのだ
自然とあてがわれた指がするりと飲み込まれた


「「ひゃうん!?」」


様々な感情が綯い交ぜになった喘ぎ声が重なった
そしてそれはおねーさんのプライドを取り戻す最大の好機になったらしい


「「はうッ!?」」


せめてもの抵抗に思い切り胸を揉みしだいたらしい
まったくの無抵抗なところに上下からの攻撃
効果はバツグンみたいだ


とはいえ二人共やられっぱなしというわけにはいかない
懸命に自らの最大の反撃に転じたのだろう
あがる水音が先程より卑猥に感じるのは気の所為ではないだろう





793 :1レスだけ ◆HAYARIDvxk [saga sage]:2019/06/29(土) 23:11:55.81 ID:MpFezB5vo


女同士のプライドを賭けた戦いを指と舌で盛り上げる俺
六つの口という卑猥な楽器を操るさながら指揮者といったところだ


手段こそ違えど胸と股間という弱点を同時に責められているのだ
さすがにそうそう長くもちそうにないらしい


声色と水音に限界が感じられた頃


「おお……」


一番の特等席で3人の絶頂を眺め思わず感嘆の声が漏れた
全身の力が抜け肩でかろうじて息をしている3人からはまだ愛液が染み出している
このまま飾っておきたいほど妖艶で美しい


とはいえそうしておくわけにもいかない
さすがに湯気のおかげで温かいとはいえこのままでは間違いなく風邪をひいてしまうだろう
そうなった場合責任の大部分は俺だ


「失礼します」


慕さんの膝下と背中に手を入れて抱えあげる
いわゆるお姫様抱っこで湯船へと浸からせる
少なくともそのままにしておくよりはいいだろう


沈み込んでいないのを確認しつつ先輩と和も浴場へ浸からせた
湯気のせいか朱の差したほほに思わず欲情してしまったのは内緒だ


「ふぅ……」


一仕事終え一息つくと3人も人心地ついたらしく一安心だ




794 :1レスだけ ◆HAYARIDvxk [saga sage]:2019/07/02(火) 23:04:58.52 ID:0vAEZiP0o


「やっぱりおっぱいって浮くのね」


なんとなくの静寂を打ち破ったのは久先輩のそんな言葉だった
眼の前の立派な4つの浮袋を見ればそんな感想が出るのも当然だろう


「でも大きくても肩が凝ったり胸が凝ったりして大変だよ?」


「それに大勢の人に視線を向けられてしまいますし……」


「ふーん……」


美乳ではあるが巨乳ではない先輩と紛れもない巨乳の二人では意識の差があるものらしい
といっても俺がまざれるような話題ではないのだが


「私も須賀くんにおっぱいを揉んでもらったら大きくなるかしら?」


「え?」


「せっかくだからお願いするわね?」


とびっきりの笑みを浮かべながら俺の膝に座ってくる
振り向いてのウィンクには拒否を許さない無邪気さがいっぱいだ


「合法的にセクハラできるんだからちゃんと気持ちよくしてくれないと訴えちゃうんだからね♪」


「あ, あはは……」


嘘かホントかわからないが先輩の言葉にうなずくしかなかった……





795 :1レスだけ ◆HAYARIDvxk [saga sage]:2019/07/03(水) 22:54:23.81 ID:81nxGR7Fo


「じゃあ私がやり方を教えてあげるね」


ようやく慕さんが大人のプライドを取り戻したらしい


「知ってるんですか?」


「閑無ちゃんと悠彗ちゃんが詳しくて教えてもらったからね」


「な, なるほど……」


「経験者からのレクチャーなら効果がありそうね」


「そんなことはないと思いますが……」


期待が高まる先輩と懐疑的な和
二人の現状を知っている俺としては和の方を持ちたいところだ


「えっと……まずは下から持ち上げるように揉み込んでいくの」


そういって自分の胸の下に手を入れ持ち上げる真似をしている
パチャパチャという水しぶきが効果がありそうだと思わせてくれる


「はやくはやく」


「わ, わかりました……」


慕さんとは違い持ち上げるほどはない先輩の胸を持ち上げるようにこね回していく


「えっと……痛くないですか?」


「もう少し強くてもいいわよ」


「わかりました」


とりあえずおとなしく従ったほうがいいだろう
実際, Mっけのある先輩には効果覿面みたいだしな




796 :1レスだけ ◆HAYARIDvxk [saga sage]:2019/07/04(木) 22:46:42.05 ID:1y1tAcEJo


体を震わせているのが水中だとよくわかる
先程もそうだが二人きりのときはともかく今この場で感じている素振りを見せるのは恥ずかしいらしい
そんな澄ました態度は壊したいと思ったっていいじゃないか


慕さんに言われるままに先輩の胸を揉んだりこねたり引っ張ったり刺激したりする
効果のほうはともかく気持ちよくはなっているらしい
もはや喘ぎ声を我慢すらできていないのがその証左だ


先輩が限界に近づくにつれて俺にも限界が迫っていた
できるかはともかく我慢しようがある上の口
対してある意味生理現象とすら思える愛液が染み出してくる下の口
体の震えとともに潤滑液となってリー棒を的確に責め立ててくる


そしてついに訪れた限界
先輩の甲高い声を号砲として水中から勢いよく二本の噴水が飛び出した


たっぷりの潤滑液と柔らかな恥肉
剃ったばかりのチクチクした毛の感触
悔しいけれど理性では抗えないほどとても気持ちよかったのだ……


「こんなの……クセになっちゃいそう……」


絶え絶えの呼吸で絞り出す先輩


「……はい」


そう返すのが精一杯だった


「またおねがいね?」


「はい」


自分でも驚くほど自然にそう答え互いに酸素を求めあうように濃厚な口づけを交わしたのだった




797 :1レスだけ ◆HAYARIDvxk [saga sage]:2019/07/05(金) 22:59:02.48 ID:ddBuP1EHo


「あー気持ちよかった」


膝の上で気持ちよさそうに伸びをしている先輩の言葉に同意した


「でもこれじゃダメね」


「なにがですか?」


「だってこういうマッサージとかって続けないと意味ないと思わない?」


「なるほど……」


たしかにマッサージとかは続けないと効果がないような気がする


「じゃあこれからも定期的にお願いね」


「「え?」」


驚きの声を上げたのは俺だけでなく和もらしい


「それとも須賀くんは私のおっぱいをマッサージするのはいやなのかしら?」


「そんなことはないですけど……」


「だったら問題はないわね」


ツンと上を向いた乳首は胸を張ったせいかさらに上を向いていた
どうやら納得いかないのは和も同感みたいだ




798 :1レスだけ ◆HAYARIDvxk [saga sage]:2019/07/06(土) 23:01:05.64 ID:qg6hf0zho


「だったら和ちゃんもマッサージしてもらったほうがいいんじゃないかな?」


3人の視線が慕さんに向けられる


「だっておっぱいは凝っちゃうしさっき京太郎くんに触ってもらったら気持ちよかったんでしょ?」


「たしかにそれならしかたないですね」


声と声色がこれほどまで食い違うとは……


「あら?須賀くんに頼んだら須賀くんがセクハラになっちゃうんじゃないかしら?」


「される私が嫌がっていなければセクハラには当たりません」


「でも須賀くんが嫌な場合はどうかしら?」


意地悪な視線とウィンクを振り向いて送ってくる
居を突かれたらしい和とは余裕の差がありありと見て取れる


「そんなことないですよ」


「そうですよね!そんなオカルトありえませんもんね!」


「よかったわね, 和」


「はい!」


満足げな和を見つつ白いクラゲが漂う湯船で他愛もない会話をしながらしっかり温まったのだった




799 :1レスだけ ◆HAYARIDvxk [saga sage]:2019/07/07(日) 11:49:30.75 ID:svInz23Xo


下着を着けずに浴衣を着た3人と別れて部屋に戻る
さすがに咲も起きたみたいで布団の中に姿はない


しかしそんなことは問題ではない
最大の問題は『尿意』だ
かなり限界に近いがあの場でするよりよっぽどましだっただろう


「いきなり何!?」


部屋にいなかった咲はそこにいたらしい
突然の乱入者に戸惑っているみたいだが今はかまっている暇も余裕もない


「何してるの!?」


浴衣をはだけトランクスからリー棒を取り出す
座っている咲にかからないように照準を合わせるとすぐに始まった
それが呼び水になったのかはわからないが2本の水流が便器内で跳ねる音が狭い空間に響き渡った


「ふぅ……」


一仕事終えて一息ついても咲のほうは終わらないらしい
それほどまでに我慢していたのだろうか?
ともかく一仕事終えたリー棒を降ってトランクスの中に戻した


そうこうしていたら咲の方も終わったらしい
とはいえワレメからはまだしずくが滴っている


「なんで撫でてくるの?」


「なんとなくな」


「わけわかんない……」


少なくとも今朝の出来事を鑑みればこうしたくなるのはある意味当然かもしれない
咲には内緒だけどな





800 :1レスだけ ◆HAYARIDvxk [saga sage]:2019/07/07(日) 22:26:21.52 ID:svInz23Xo


「それより京ちゃんのおしっこかかっちゃったんだけど」


「ごめん……」


無意識だったが思ったより散ってしまっていたらしい


「私のをなめてキレイにしてくれたら許してあげてもいいかな」


そういっていたずらめいた笑みとともに足を広げる咲
それでも顔を出さない小さなワレメはたしかに濡れている


「ああ, わかった」


そう答えてひざまずく俺に驚いたような声を咲があげた
どうやら咲が想定していたリアクションとは違っていたみたいだ


「少し臭うぞ」


「そんなことないもん!」


鼻をツンと突くアンモニアの臭いに若干辟易しつつワレメに残るものを舐め取っていく


「ま, まって……」


普段の咲とは違う艶っぽい声
そんな声に俺が奏でる下品な音を重ねていく


「まって!きれいになった, なったかぁ……」


そんな咲の弱々しい哀願とは対称的な力強い奔流
咲はといえば肩でかろうじて呼吸をしているような有様だ


『キレイになっただろう?」


「う, うん……」


そう答えた咲の姿は……エロかった




801 :1レスだけ ◆HAYARIDvxk [saga sage]:2019/07/08(月) 23:21:38.88 ID:xNm84ZGZo


その後咲と風呂に入って着替え朝ごはんに向かった
先程の三人もそれぞれしっかり着替えていた
さすがに下着はつけているだろう


3人が作ってくれた朝ごはんを食べて杏果さんの運転で会場に向かう
裏口から入るのはもはや当たり前になりつつある


「軽く今日のルール確認をしとくかの」


染谷部長の言葉に咲とうなずく


「準決勝は半荘5回でその合計ポイントで競うんじゃ」


「男子は上位1名が女子は上位2名が決勝に進むことになるわね」


「半荘ごとに30分の休憩があるならエネルギー補給はこのタイミングだじぇ」


「ただし2回目の半荘が終わった段階で昼食休憩が1時間入りますね」


「席順は各半荘ごとに決め直すの」


「オカもウマもないからその点は注意よ」


「そして咲ちゃんは会場に迷わないように注意だじょ」


「さ, さすがに大丈夫だよ……」


「咲さん……」



若干の不安要素こそあるがさすがにそこは咲を信じるしかないだろう
お昼ご飯はまた杏果さんたちが届けてくれるみたいだ


「ま, 細かいこと考えずに気楽に行ってきんさい」


控室で応援してくれる4人と別れ会場に向かう
もちろん咲をトイレに連れて行って会場まで送り届けたのは言うまでもないのだが





802 :1レスだけ ◆HAYARIDvxk [saga sage]:2019/07/08(月) 23:23:15.62 ID:xNm84ZGZo


こんばんは
>>1です


スレタイになっているのに出番がないプロがいるらしい
例のごとく闘牌描写はできないのでカット気味にお送りします


いつものように感想とか好きなシチュエーションとかあると思います
ただ>>1がおもらし好きというデマを流すのはやめましょう



おやすみなさい



803 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/07/09(火) 22:08:24.72 ID:RLxNiXJSo
じゃあおもらしじゃなくて意図的に放出させようそうしよう
804 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/07/10(水) 11:27:51.40 ID:8KbjcfbUo
おもちが足りないキャラが無謀にもパイズリに挑戦
805 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/07/12(金) 13:13:17.08 ID:Cn/scVauo
慕ちゃんならパイズリできるかできないか微妙そうでいいかもわからんね
806 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/07/12(金) 18:17:20.53 ID:/ykETGIwO
上半身にリー棒や我慢汁こすり付けてる内に
欲情止まらなくなってフェラや飲精の
中毒になる咲ちゃんやタコスとな
807 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/07/15(月) 18:44:37.71 ID:4Thxmzm/O
番外で久しぶりにプロのプレイを見てみたい
808 :1レスだけ ◆HAYARIDvxk [saga sage]:2019/07/16(火) 22:57:01.21 ID:izeDMk6co


咲と別れて会場に入るとすでに他の3人は場決めを済ませて座っている


「重役出勤とはいいご身分じゃねえか」


そういって対面になる師匠が起家である俺に笑いかける


「どこぞの剣豪といっしょですよ」


俺なりの精一杯の抵抗だ
笑った師匠を見るにお気に召してくれたらしい


重々しい雰囲気に飲まれないようにしていると試合開始のブザーが鳴った
挨拶をしてさいを振ると7が出た
師匠の山に手を伸ばして配牌を始める


「お」


出親で配牌二向聴は悪くないだろう
現に5巡目にはテンパイしリーチから3巡目には和了できた


「ツモメンタンピンドラは4,000オールです」


裏ドラこそ乗らなかったものの先制攻撃としては十分だろう
16,000点のアドバンテージは大きくそのままリードを守って最初の半荘はトップだった
2半荘めこそ師匠にトップを譲ったがほぼ原点を維持して午前中を終わった僅差ではあるがトップに立っていたのだった





809 :1レスだけ ◆HAYARIDvxk [saga sage]:2019/07/17(水) 23:00:38.41 ID:udKOJ+pfo


「ただいま戻りました」


2回目の半荘が終わったということで昼休みのために控室に戻る
僅差とはいえ1位という現状は予想外らしくみんなの反応もいろいろだ


「まあまあ, 積もる話もあるじゃろうがまずは腹ごしらえからじゃ」


染谷部長の言葉にテーブルを見るとすでにお昼の用意は整っていた
正直言ってお腹も空いているので部長の提案はありがたい


空いていた咲の隣に座ると和が俺の分を用意してくれた
挨拶をして蓋を開けてみると思わず声が出てしまった


「基本的には私達が作ったのよ」


「火の通すのは白築さんにお願いしました」


朝ごはんを用意してくれた二人は得意げだ


「取材陣の評判もよかったしのう」


「さすがのどちゃん, 私の嫁だじぇ!」


「私は優希のお嫁さんになった覚えはありませんよ」


「そんな!?あの約束はどこにいったんだじょ!」


「そんな約束ありません」


「あ, あはは……」


咲も現状2位ということで勝ち残り圏内ということでどこか表情に余裕がある
ちなみに対局相手が誰かはやっぱり教えてくれないみたいだ


「じゃあ……行ってくるね」


「おう」


進行が男子よりはやい咲をちゃんとトイレに行かせて会場に送り届けて自分の会場に向かう
最後だった午前中とは違い今度は一番乗りだった
おかげで心地よい緊張感とリラックスの中で午後の対局を迎えられたのだった




810 :1レスだけ ◆HAYARIDvxk [saga sage]:2019/07/18(木) 23:04:17.03 ID:v3pO5QBvo


「悪いね, 待たせちまって」


「いえ, まさしく重役出勤がふさわしい方ですから」


師匠の軽口に答える余裕もある
愉快そうな師匠が座ったのを確認して席決めだ


「チッ, ラス親か」


わざとらしい対面に座った師匠の舌打ち
少なくともその言葉を額面通りに受け取る人間はこの場にいないだろう


そして, 悪い想像は得てして当たるものだ


「ま, こんなもんだな」


オーラス
積み上げた芝棒をあわせて卓のほぼすべての点棒を独占した師匠
ゆうゆうと引き上げる師匠を呆然と見送るしかない


とはいえいつまでもこうしているわけにはいかない
約2時間半も戦い抜いて疲労はピークだ
いつの間にか空は暗くなっていた


「はあ……」


なんとかソファに座って一息つく
僅かだった俺のリードはとうに消し飛んでいた


順位としては2位
ただ1位との間にはあまりにも深い深い溝があった




811 :1レスだけ ◆HAYARIDvxk [saga sage]:2019/07/19(金) 23:30:54.69 ID:yri2OkGyo


控室に戻る前にトイレに寄ることにした


「あら, 須賀くんもトイレ?」


「ここ男子トイレですよ」


「ほら, 連れションっていうじゃない?」


「……そうですか」


先輩に反応する気力すらも残っていないのが本音だ


「暗示放尿って知ってる?」


「……は?」


「悪いことなんておしっこにして出しちゃえばいいのよ」


ね?と微笑みかけてくるが生返事が精一杯だ


「なんなら見本を見せましょうか?」


「え?え?」


入り口に立っていた先輩が俺の隣の小便器に向かいあう
そのまま一思いにスカートを脱ぎショーツごとタイツを足元までずり下げた


よかった, さすがに制服を着るときは下着を着けたんだ
そんな現実逃避じみた感想を思い浮かべていると下半身を露出した痴女が俺の隣にいたのだった




812 :1レスだけ ◆HAYARIDvxk [saga sage]:2019/07/26(金) 22:59:06.41 ID:Cx4I5IeLo


「私だけこんなかっこうなんてまるで変態みたいじゃない」


みたいじゃなくまんま変態の痴女です
そうつっこみたいのを我慢する


「わかりました」


とはいえ下半身を露出する必要はない
いつもしているようにチャックをおろしトランクスから一物を取り出すだけだ


「男の子って楽でいいわね……」


俺にとっては当たり前のことでも先輩にとってはそうではないらしい
とはいえ下半身を凝視されるのは恥ずかしいものがある


「私のえっちなかっこうを見てるのにおちんちん固くしてないなんて失礼じゃない?」


「知りませんよ……」


さすがにそれは言いがかりだろう


「でも男の子ってお互いのおちんちんの大きさを見比べて見栄を張るためにわざわざ大きくするんじゃないの?」


「どんなイメージですか……」


お互いに男子トイレで下半身を露出しているという奇妙な状況
話している内容もとても健全とはいいかねるものだ


それでもなんとなくリラックスできているような気がするのだから不思議なものだ




813 :1レスだけ ◆HAYARIDvxk [saga sage]:2019/07/27(土) 22:47:25.79 ID:GW4Z4bHTo


「そろそろ限界なんだけど」


「……俺もです」


トイレで下半身を露出しているというこの状況
体が冷えてくれば当然尿意は促される


下半身丸出しの先輩と対局を終えたばかりの俺
限界はほぼ同時に訪れたらしい


あ, という小さなつぶやきとともに先輩の噴水が始まる
朝顔に受け止められる水音に触発されたのか俺からの噴水も始まる


おおよそ上品とはいいかねる水音による二重奏が男子トイレに響き渡る
ポタポタという余韻を残したフィナーレにスタンディングオベーションで答えた観客がたった一人だけいた


「私がいうのもなんだけどおしっこ姿にそんなに興奮するのはどうなの?」


「……不可抗力です」


「ま, そういうことにしておいてあげるわ」


そういって先輩が便器と俺の間にしゃがみこむ
まだ先端にしずくが残るリー棒をためらいなく咥えこんだ


「ま, 待ってください!」


俺の静止など先輩の精子への渇望の前には無意味なものでしかなかった




814 :1レスだけ ◆HAYARIDvxk [saga sage]:2019/07/28(日) 22:19:18.07 ID:GCMJRFUwo


俺のモノを口いっぱいに頬張り満足気に笑みを浮かべる先輩
そんな先輩を止めてしまえばまるで俺が悪者ではないか
お互いに『せいし』を求めているという意味ではお互い様なのかもしれないが


「や, やめてください……」


「ろうして?」


上目遣いの先輩は自らには一切の非がないと信じて疑っていないみたいだ
本能では俺も気持ちよくなりたいのだから先輩の行動に非があるとはいえない
だけど理性ではそれはダメだと全力で警告してくれている


「誰か……来てしまうかも……しれませんしッ!」


俺の物言いが気に入らなかったのか一際強く先輩が搾り取ってくる
それだけでは飽き足らず自らの秘部もいじっているらしい


「グチュリグチュリ」


「ヌチャヌチャ」


先ほどとは異なる水音での二重奏がトイレで奏でられる
五感を責めてくる先輩の作戦は効果てきめんだ


「で, 出ますッ!」


せめてもの俺の心づもりのはずだったがどうやらそれは逆効果だったらしい
飲み込みきれなかった精液を顔で受け止めつつ先輩は満面の笑みを浮かべていた
その足元には小さな泉ができていたのだった




815 :1レスだけ ◆HAYARIDvxk [saga sage]:2019/07/29(月) 22:28:22.26 ID:fPaGvjiQo


「こんなに出すなんてよっぽど私におちんちんなめられて気持ちよかったのかしら?」


「……はい」


清々しいまでのドヤ顔に苦々しくもうなずくしかない
気持ちよかったのは覆しようのない事実だしな……


「でももう大丈夫ね」


「え?」


どういうことだろう?


「おしっこだけじゃなくってザーメンだって私にたっぷり出したんだから悪いものは全部出たんじゃないの?」


「な, なるほど……?」


「タイトル戦の準決勝の休憩時間っていう大事な時間に私みたいな美人の先輩にこんなことしてもらう余裕があるんだったら大丈夫に決まってるじゃない」


「…………なるほど」


「なにか引っかかる間があったけど許してあげるわ」


「ありがとうございます」


未だに俺の足元にしゃがみ込む先輩にお辞儀をしてお礼をいう


「じゃあ, 先に戻って第4局に行ってらっしゃい」


「先輩はどうするんですか?」


「……えっち」


どうも口にするのは恥ずかしいことをするみたいだ
先輩にもまだ恥じらいが残っているらしいがその基準はよくわからない
とはいえ気持ちが軽くなったのは事実だ


『ありがとうございました』


心の中でもう一度お礼を言ってから下半身全裸の先輩と別れて部屋に戻ってから第4局へと赴いたのだった





816 :1レスだけ ◆HAYARIDvxk [saga sage]:2019/07/30(火) 22:33:30.23 ID:STt2chtzo


会場へと戻ると他の3人はすでに揃っていた


「あのまま逃げ出したんじゃないかって心配になったぞ」


トップの師匠が楽しそうに笑いかけてくる


「通算では2勝1敗で俺が勝ち越してるんですから勝者の余裕ってやつですよ」


「だけど総合順位は俺のほうが上だけどな」


「オーラス終了時点までその席預けておきますよ」


「はっ, 抜かせ」


口調とは裏腹に師匠は心底楽しそうだ
余裕かはともかく精神的にリラックスできているらしい
先輩のおかげだろうか?
その先輩は結局俺の休憩が終わるまで戻って来なかったのだが


「まあいい, 始めるか」


「ええ」


時計の針が真っ二つに両断する頃本日4半荘目の火蓋が切って落とされたのだった





817 :1レスだけ ◆HAYARIDvxk [saga sage]:2019/08/01(木) 22:26:03.87 ID:zEu3waNfo


「お, 今度は独占できるかな」


また俺の対面になった師匠が不敵に微笑む
それもそうだろう


点棒を独占するという宣言
凡人ではそれはトラッシュトークでしかない
しかし俺の対面に座るこの人にはそれができる
それをまざまざしく見せつけられたのが前局だ


「だったらその前に俺が独占してやりますよ」


「ほう, やれるもんならやってみな」


「ええ」


この場は圧倒的に師匠が有利だ
おそらく中継の解説者でなくてもはっきりわかるだろう
だが可能性はゼロではない
だったら悪あがきだろうがベストを尽くすだけだ


先程の出来事が功を奏したのかはわからない
だけど流れは俺の方に来ているみたいだ


東1局から数えて師匠の喰いタンに流されるまでまさかの5連荘
さすがに点棒を独占とまではいかないが圧倒的に有利に場が進んでいた


「さて, 巻き返すか」


いずれも安い手とはいえ自らの連荘で東場の親番を迎えた師匠
芝を積ませるわけにはいかない
おそらく今日一番の勝負どころだ




818 :1レスだけ ◆HAYARIDvxk [saga sage]:2019/08/03(土) 22:49:45.22 ID:FW5fQrkvo


「つ, ツモ……3,900, 2,000は4,600, 2,700です」


ようやく師匠の連荘が止まった
積まれた芝の差はそのまま師匠と俺たちの実力差だ


「いやあ俺ばっかりいい思いさせてもらっちゃって悪いね」


言葉とは裏腹にまったく悪びれている様子はない
勝負である以上そんな必要は皆無である


とはいえ師匠の親を流してこれから南場だ
逆転はともかく点差を縮めていくしかないだろう


「あの, 少々よろしいでしょうか?」


大会実行委員会の人がおずおずと入ってくる
なにかあったのだろうか?


「実は須賀選手に関してなのですが……」


「なんですか?」


なにかルール違反でもしてしまったのだろうか?
委員の人が説明を続ける


「実はプロでない須賀選手がこれ以上参加するのは条例違反になってしまいまして……」


「えっと……つまり俺はここで失格ってことですか?」


「さすがにそれは良くないのでこの半荘終了時点の順位をもって準決勝終了という決定になりました」


俺以外の3人が納得している以上俺もうなずくしかない
つまり, 残り4局で師匠をうわまわれということだ


「15分の休憩を挟んでから南場1局0本場から再開をお願いします」


そういって出ていった委員の人に続くように部屋を出ていってしまい会場には俺だけが取り残されたのだった




819 :1レスだけ ◆HAYARIDvxk [saga sage]:2019/08/04(日) 22:08:12.53 ID:vCaUnuBKo


一人でここにいても悪い方向にばかり考えが進んでいく
少なくともこの場にいないほうがいいだろう


「ふぅ……」


悪い空気を吐き出すように深呼吸して外へ出る
とはいえ控え室に戻る気にもならない
適当にぶらぶらして戻るか


「逃げるんだったら車出してあげようか?」


「杏果さん?」


「そろそろ咲ちゃんのほうが決着がつきそうだからみんなを一足先に迎えに来たの」


「そうですか……」


杏果さんの口ぶりから察するに咲のほうは俺とは違って勝ち上がれそうなのだろう


「どうする?今だったらみんなといっしょでもいいし気まずいんだったら一足先に旅館に連れて帰ってあげるよ」


「そうですか……」


「はやりちゃんに無様な負けざまを見せるくらいなら潔く逃げちゃえば?別にはやりちゃんじゃなくても京太郎くんのことを好きな人はいっぱいいてくれるみたいだよ?」



「それは……」


「それが嫌だったら頑張るしかないんじゃないかな」


「……え?」


「だってさ, 大沼プロを止められるのってもう京太郎くんしかいないんだよ」


「たしかに……」


「だったらさ, せっかく祝勝会のためにごちそう用意してるんだからそれを無駄にしないためにももう少しだけ頑張っておいで」


「……はい!」


手を振ってくれている杏果さんと別れトイレに寄って会場へと戻る
少なくとも『諦める』という選択肢は完全に消え去っただろう




820 :1レスだけ ◆HAYARIDvxk [saga sage]:2019/08/05(月) 22:37:12.95 ID:w11IOmdto


南場1局0本場からの再開
6巡目に3,900をツモって俺の親番になる
さらにそこから2連荘してさらに師匠との差を縮めた


「だが本当に難しいのはここからだな」


「ええ」


あいかわらず師匠との差はまだまだある
だが, それより大きな問題がある


「誰かがツモったら終局のこの状態でどうやって点差を詰めていくつもりだ?」


師匠の言うとおりだ
俺の上家と下家の二人はもはやリーチすらかけられないほど点棒が残っていないのだ
つまり, 俺が師匠に勝つには誰にも和了させずに師匠から直撃を奪い続けるしかないのだ
俺の親番が終了したと同時に師匠の勝ち上がりが確定するのも同然なのだ


「全員がテンパった状態で流局して芝棒を積み重ねていけばできるんじゃないんですかね?」


「ま, できるもんならやってみな」


「言われなくてもそのつもりですよ」


状況は圧倒的不利
99.99%ここからの逆転は不可能だろう
でもだからといって諦めようというつもりはまったくない


そんな俺に麻雀の神様が微笑んでくれたのか唯一にして最後の大きな大きなチャンスが舞い降りたのだった




821 :1レスだけ ◆HAYARIDvxk [saga sage]:2019/08/06(火) 23:05:46.76 ID:y2oFJC+to


配牌で四四八九@D東東東南南西西という絶好のものだ
しかしこのままではダメだ
せめて北を引き込んで小四喜, あわよくば大四喜まで見えている


そんな希望はたやすく打ち砕かれた
3巡目までに北が2枚切られてしまったのだ
それでも8巡目に待望の北を引き込んだ


そしてそこから2巡後西を引き込んで


四四四九東東東南南南西西北西


四暗刻単騎小四喜のトリプル役満
和了すれば師匠すらもトバして俺がトップだ
もちろんリーチをかける必要はまったくない
しかし, このあと誰かがテンパったときの迷いを消してしまいたい


「リーチです」


九萬を横にしてリーチを宣言する
順当にいけばあと7枚ツモるチャンスがある
この7枚でツモれなければ逆転の機会は二度と来ないだろう


しかし世の中はそううまくいかないらしい
6枚ツモっても残り1枚の北を引き込むことができない
このまま終わるのか……


否が応でも諦めという気持ちが押し寄せてくる
そして迎えた俺にとってのラスヅモは


北ではなかった……




822 :1レスだけ ◆HAYARIDvxk [saga sage]:2019/08/07(水) 23:01:53.67 ID:AQXBPhkoo


「え……」


引いてきた牌は東
俺の当たり牌ではないが


「か, カンです!」


3枚の東と暇引いてきた東を晒して嶺上牌へと手を伸ばしていく
しかし手が震えてしまうのだ
この嶺上牌ですべての運命が決まる
そう思うとたった1枚の嶺上牌に自分の運命を託すのが怖くなったのだ


伸ばしたてを胸に当てて深呼吸する
おそらく咲なら確実に当たり牌を持ってくることができるだろう
そんな咲と決勝で戦うために


もう一度大きく深呼吸する
もう右手は震えない
親指で感触を確かめる


「ツモ四暗刻単騎小四喜トリプル役満は48,200オールです」


この瞬間
俺の決勝進出が決まったのだった



823 :1レスだけ ◆HAYARIDvxk [saga sage]:2019/08/08(木) 22:43:34.36 ID:ccXJQrgzo


対局を終えた会場に記者たちがなだれ込んでくる
口々に質問をしてくるが同時に聞き分けられそうもない
運営の人が注意や制止をしても聞く耳を持たないらしい


「ちょっといいか」


そんな師匠の一言で会場に静寂がもたらされる
この場にいる記者にとって一言一句聞き逃がせないのだろう


「この和了をまぐれとか棚からぼたもちだなんて思うんじゃねえぞ」


「え?」


どういうことだろう?


「おまえは落ちてきたぼたもちを取ることのできる場所でしっかり準備してたってことだろうが」


「はい」


「だったら, 男子たった一人の代表としてこのまま優勝しちまえよ」


「はい!」


ありがとうございましたと師匠に頭を下げてお礼をいう
運営の人の指示にしたがって移動をはじめると杏果さんが手を振ってくれている


「みんなは先に咲ちゃんと帰ってるから」


「じゃあ明日の決勝まで会わないほうがいいんですかね」


「そのことなんだけどね……」


重々しい口調で杏果さんが告げる咲の結果


「咲が……オーラスでまくられて3位……?」


にわかには信じられない結果だった……





824 :1レスだけ ◆HAYARIDvxk [saga sage]:2019/08/09(金) 22:49:13.83 ID:H/wCGB7Wo


旅館に到着する
晩ごはんより今は咲のほうが心配だ


部屋に戻ると暖房がついていないのかかなり寒い
そして電気もついていないせいで真っ暗だ


「咲!」


部屋にいるはずの幼馴染の名前を読んで部屋にはいる
手探りで電気をつけるとたしかに咲はそこにいた


「咲!」


もう一度強く呼びかけるがやっぱり反応はない
うつろな目に俺は映っていないらしい


「咲!」


さらに叫んで体を揺すってみるがまったく反応はない
むしろそのまま消えてしまうんじゃないかと心配になるくらい冷たい


このまま咲が死んじゃうんじゃ……
そんな悪い予感すらよぎってしまう


「ごめん!」


一言謝って咲の服を脱がしていく
自らの肌がさらされているというのにまったく反応はない


脱がし散らして素っ裸になった咲を抱えあげて風呂場へと向かう
かけ湯もそこそこに咲を湯船へと浸からせたのだった




825 :1レスだけ ◆HAYARIDvxk [saga sage]:2019/08/10(土) 22:53:11.66 ID:K6WcWCLjo


しゃがみこんで咲をつぶさに観察していると少しずつだが顔に朱が差していく
少なくとも雪みたいに白かった危険な状態は脱したようだ


「大丈夫か?」


人心地ついたらしい咲におそるおそる尋ねてみる
無言ではあるが小さくうなずいてくれる
少なくとも俺の言っていることがわかるみたいだ


「私ね……負けちゃったの……」


湯の音でかき消されそうなほどか細い声で咲がつぶやいた


「嶺上開花で和了しようとしたら……槍槓されてまくられたの……」


「そうか……」


皮肉なことに俺の逆転の決め手になった嶺上開花が咲にとっては敗北の引き金となってしまったのだ
そのダメージは計り知れないだろう


「決勝で戦えなくてごめんね……」


そういって涙を流し始める咲
そんな咲を俺は抱きしめてやることしかできない
制服の胸元が濡れてしまったがそんなことは気にせず咲を抱きしめて頭をなでてやることしかできなかった……




826 :1レスだけ ◆HAYARIDvxk [saga sage]:2019/08/11(日) 21:58:12.31 ID:OK1JGKono


「大丈夫か?」


ひとしきり泣いて落ち着いた咲に尋ねる


「うん, 制服汚しちゃってごめんね?」


「まあ替えも持ってきてるし大丈夫だろ」


「そっか」


そういって咲が笑みを作った


「ところでこんなに遅くなったけどやっぱり京ちゃんも負けちゃったの?」


「たしかに圧倒的不利だったけど逆転勝ちしたっての」


「あの状況から!?」


「ああ, 最後は嶺上開花でな」


「むう……つまり私の能力は京ちゃんに取られちゃったってこと?」


「そんなオカルトありえないだろ……」


「でも今朝京ちゃんに精液飲ませてもらってない」


「関係ないだろ……」


「ううん, 一流のアスリートはルーティーンを大事にするっていうもん」


「ええ……」


話している状況や内容こそアレだが咲が元気になってくれたみたいで一安心だ
そんなときお腹の音が鳴り二人してまた笑ったのだった




827 :1レスだけ ◆HAYARIDvxk [saga sage]:2019/08/12(月) 22:22:29.95 ID:D6BFgS4ho


露天風呂から戻りお互いに浴衣に着替える
咲が下着を着けていなかった気がするが気のせいだろう
着替え終わるとそのまま連れ立って食堂へ向かった


「見事になにもないね……」


「だな……」


夕食の残りにでもありつこうという俺達の目論見はまんまと外れてしまったみたいだ


「とりあえずなにか作るしかないみたいだね」


「そうだな」


厨房になにかないか確認してみる
本格的なものは無理でも今お腹を満たすには十分なものが作れそうだ


「私京ちゃんのあんかけチャーハンが食べたいな」


「俺が作るのか?」


「うん, 夏に作ってくれるって約束したでしょ?」


「そんなこともあったな……」


つい最近のことのように思えるから不思議だ


「ほら, 私も手伝うから, ね?」


「わかったよ」


決して咲の笑顔にほだされたわけではないことだけ言っておく




828 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/08/13(火) 08:54:11.86 ID:0voah4kkO
最近更新多くて嬉しい
決勝は久しく出番のなかったヒロインの登場かな
829 :1レスだけ ◆HAYARIDvxk [saga sage]:2019/08/13(火) 22:38:49.66 ID:cCIXMBJGo


「こっちのシュウマイはお弁当の残りだよね?」


「なんでも慕さんたちの手作りらしいぞ」


「しかもそれをわざわざ直前に蒸してもってきてくれたんだよね」


おそらく昼も使っただろう蒸し器をつかってシューマイを蒸す
さすがに直接火にかけるようなことはしない


「じゃあ私はスープを作るね」


「じゃあ俺はあんかけチャーハンのあんから作るか」


お誂え向きにあった2枚のおそろいのエプロンをそれぞれ着ける
浴衣の上だからまさしくペアルックだがあえて触れないでおく


「エビとカニでいいか?」


「うん」


もしかしたら明日なにかに使うためなのか下ごしらえのしてあったエビとカニを使わせてもらう
オイスターソースと中華スープの素を使ってかきたま汁の要領で水溶き片栗粉でとろみをつける
厨房らしく火力は強くにんにくと醤油が香るパラパラチャーハンが手早く作れた


「こっちもそろそろできるよ」


青梗菜を使って咲のほうもたまごスープが完成したみたいだ


「「いただきます」」


たった二人の夕飯がはじまった




830 :1レスだけ ◆HAYARIDvxk [saga sage]:2019/08/14(水) 22:58:11.00 ID:1lly4dvpo


「ここのお料理もとっても美味しいんだけどやっぱり京ちゃんの料理は一味違うね」


「ほめてもなにも出ないぞ?」


「ほら, 食べ慣れた味のほうが美味しいって感じるらしいからそれだって」


「たしかに一理ある気がするな」


「でしょー」


あんかけチャーハンに青梗菜のたまごスープにお昼の残りのシューマイ
献立自体はここでの普段と比べれば貧相だ
ただ味自体に遜色ないように感じるのは食べ慣れた味だからなのかもしれない


あたたかくて美味しいものを食べると元気が出る
ただ, 今日の場合はその元気が1箇所に集中している


「食欲のあとは性欲って欲望に忠実すぎないかな」


咲が俺のリー棒を見て呆れたようにつぶやく


「少なくともその原因の咲にいう資格はないと思うぞ」


「私?」


「さっきからチラチラ色々と見えて結構ヤバい」


「ふーん」


緩めの胸元やはだけるたもと
下着を着けていないせいでさらに効果抜群だ


「仕方ないなあ」


口ぶりとは裏腹に心底嬉しそうな咲に導かれるように大浴場へと向かう
なんとなくムカついたのでほっぺたをムニーってしてやって溜飲を下げた



831 :1レスだけ ◆HAYARIDvxk [saga sage]:2019/08/15(木) 22:14:16.10 ID:mdbHEdn/o


もはや『女』とかかれた暖簾をくぐるのになんの違和感も抱かなくなってしまっている
それほどまでにこの生活に慣れてしまった


「やっぱり先におちんちんスッキリしたほうがいいよね?」


質問の体こそしているが回答は求めていないらしい
さも当然というように俺の足元にひざまずき袂をはだけトランクスを膝まで一気にずり下げた
ボロンという擬音がピッタリの勢いで飛び出したそれはお腹にあたりペチリと小気味よい音を立てた


「疲れてるときにこうなるのは知ってるけどさすがに限度があるんじゃないかな?」


口調こそ呆れているが表情はお手本のような満面の笑みだ


「ちなみに今日これが何回目なの?」


「……はじめてだ」


「私に嘘を吐き通せると思う?」


「……5回め……です」


「誰にしてもらったかは聞かないでおいてあげるから感謝してね?」


「あ, ああ……」


意図的か偶然か緩められた胸元
なだらかではあるがたしかにあるふくらみが的確に俺に劣情を催させていく


「いただかまーす♪」


そんな俺の限界が近いことを知ってか知らずか咲は俺の逸物を咥えこんだのだった




832 :1レスだけ ◆HAYARIDvxk [saga sage]:2019/08/16(金) 23:08:50.71 ID:Pu+FBOe0o


喉奥に亀頭が届くのがわかるくらい深く咥え込む咲
ゆっくりと顔を前後させることで的確に俺のものに刺激を与えてくる


窄めた唇による全体への愛撫
そこへ咥えられる歯の甘噛によるメリハリ
さらに舌での裏筋をゆっくりと丁寧になぞってくる


「ひもひいいへほ?」


質問ではなく確認
俺を気持ちよくしているという確信があるのだ


「あ, ああ……」


チラチラと見えるなだらかな乳房とツンととがり存在を懸命にアピールする桜色の乳首
すべてを使って俺を射精へと導こうとしているのだ


ヤバい……
せめてもの抵抗に肛門を締める


「ふーん……」


かえって咲の嗜虐心を掻き立てるものだったらしい


「知ってる?私だっておっぱいでしてあげられるんだよ?」


「……え!?」


思いも寄らない咲の発言に戸惑ってしまう
そんな俺をあざ笑いながら正座から膝立ちになる咲


「おちんちん乳首に挟まれて感じちゃうんだ」


唾液か我慢汁かはわからないが潤滑液のおかげで咲が楽しそうに乳首で両サイドから刺激してくる


「ま, 待ってくれ!」


そんな俺の願いが届くことはない
咲の顔に受け止められた精液はむき出しになっていたなだらかな双丘を伝っていくのだった……




833 :1レスだけ ◆HAYARIDvxk [saga sage]:2019/08/17(土) 22:45:34.81 ID:5AeJnRJEo


へたり込みそうな俺の浴衣を脱がせて浴場へと手を引いていく咲
嬉々として浴場へと向かう咲に抗える力はもはや残っていない


「あ, 雪」


両手を広げて手のひらで雪を受け止める咲
そこに振ってくる雪のように白い肌
そこを伝うのは白濁液なのだが


「やっぱり私の裸じゃおちんちんおっきくならない?」


どことなく不満げに見えるのは気のせいだろうか


「いや, その……見とれちゃってさ」


「ふーん?」


降り積もる雪のように白い肌
ほんのりと上気した頬のように赤い乳首
そんな肌や乳首を汚す白濁液を柔らかく受け止める産毛のクッション
可能なことならいつまでもこうして眺めていたいくらいだ


「へくち」


「……とりあえず体洗って入るか」


「うん」


俺の提案に賛成する咲
さすがにこのままでは寒いしな……


お互いの体を洗い合う
そのまま隣り合って湯船へと浸かったのだった




834 : ◆HAYARIDvxk [saga sage]:2019/08/18(日) 23:03:00.00 ID:vhgHiwtMo



「やっぱりお風呂って気持ちいいね〜」


「そうだなー」


気持ちよさそうに伸びをする咲に倣って俺も伸びをする
伸ばした腕に積もる雪が心地よい


「さっき私がしてあげたのとどっちが気持ちいい?」


「な”!?」


耳元で囁かれた予期せぬ質問に戸惑う


「京ちゃんに聞くよりおちんちんに聞いたほうがいいかな」


そういって柔らかく包み込んでくる咲
俺が制止したとしても聞かないだろう
精子を奪おうとしているのだからある意味当然なのかもしれないが……


「さっきみたいにおっきくないの?」


「当たり前だろ……」


硬さこそあれど大きさが十分でないのが不満らしい
だからといってどうこうできる問題でも無い気がするのだが



835 : ◆HAYARIDvxk [saga sage]:2019/08/18(日) 23:03:46.93 ID:vhgHiwtMo



「もしかして欲求不満なのか?」


「な, なにいってるの!?」


反応をみるに図星らしい


「そういえば朝しなかったもんな」


「セクハラだからね!?」


「そんなに欲求不満なら自分ですればよかったのに」


「自分でしたことなんてないもん!」


「……まじで?」


「だって……京ちゃんにしてもらうより気持ちよくなれないから……」


「そ, そうか……」


さすがに面と向かってこんなことを言われるのは面映ゆい
ただまっすぐな視線を向けてくれる咲から目をそらすことができない


「私を……気持ちよくしてほしいな……」


俺のリー棒を握っているのとは反対の手で俺の手を自らの秘部へと導いていく
お湯の中なのにしっかりと濡れていることが伝わってくる


「ああ」


そう答えるのに合わせるように俺のリー棒がピクリと跳ねて咲が笑った
かわいい


836 : ◆HAYARIDvxk [saga sage]:2019/08/18(日) 23:04:51.36 ID:vhgHiwtMo



すのこの上にバスタオルを敷いて俺が仰向けになる
先ほどまでの熱が吸い取られていく感触が心地よい


「お, 重くないよね?」


「もう慣れてるしな」


四つん這いになった咲が俺に覆いかぶさってきた
かわいらしいお尻が目の前にくる


「もう濡れてるぞ」


「私そんなにエッチじゃないもん」


さらさらとした愛蜜が秘裂から染み出している
一雫たりともこぼさないようにたっぷりと時間をかけて舐め取っていく


「ま, 待って……」


かわいらしい喘ぎ声とともに哀願が聞こえてくる


「気持ちよくしてほしいっていったのは咲だろ?」


「そ, それはそうだけど……」


「だったらもっと気持ちよくしてやらないとな!」


そういって舌での愛撫を再開した
甲高い喘ぎ声と盛大な潮吹きとともに咲が絶頂に達したのはまもなくのことだった



837 : ◆HAYARIDvxk [saga sage]:2019/08/18(日) 23:05:34.17 ID:vhgHiwtMo



「京ちゃんのいじわる……」


「俺は咲に頼まれた通りにしただけだけど?」


「いいもん, だったら仕返しするもん」


そういってしっかりといきり立っているリー棒を咥えこんだ


「返り討ちにしてやるよ」


小さいながらもしっかりと存在をアピールしているクリトリスを唇で挟んだ
舌先で愛撫してやるとまた咲がかわいらしくあえいでくれる


「ま, 負けないもん!」


片手で袋の方を弄び始める
握り, 転がし, 撫で, そして舐める
普段自分ではしない刺激は効果抜群だ


「そっちがその気なら……」


「お, おっぱいはダメ……!」


両手で両乳首を責めてやる
挟み, 摘み, 引っ張り, 押し込む
別々の刺激に咲からかわいらしい声が上がる


そんなある意味最も下品な戦いは
両者の顔への噴水という引き分けという決着に終わったのだった……


838 : ◆HAYARIDvxk [saga sage]:2019/08/18(日) 23:06:05.97 ID:vhgHiwtMo



「気持ちよかった〜」


「だなー」


気持ちよさそうに伸びをしている咲
俺もそれに倣って伸びをする


「あーあ, 明日京ちゃんと決勝で戦えると思ったんだけどなー」


「槍槓なんてめったに出る役じゃないんだろ?」


「少なくとも私がされたのは加治木さん以来かな」


「なるほどなぁ……」


「やっぱりトッププロだけあって一筋縄じゃいかなかったね」


「だろうな」


「他人事みたいに言ってるけど明日京ちゃんが戦う相手だからね?」


「う……」


「あ, じゃあお守りをあげよっか」


「お守り?」


「うん, 少なくとも放銃はしなくなるんじゃないかな?」


「そんな都合のいいお守りがあるのか?」


「うん, 部屋に戻ったら渡してあげるね」


「お, おう……」


その後たわいない話をして体を温めて二人であがったのだった



839 : ◆HAYARIDvxk [saga sage]:2019/08/18(日) 23:07:01.82 ID:vhgHiwtMo



脱衣所に上がって体を拭いてやると咲は浴衣を羽織る


「前締めないのか?」


「見られたって減るもんじゃないもん」


「減るほどないしな」


「たしかにAカップだけどまだまだ可能性はあるもん!」


「はいはい」


咲に倣ったわけではないが俺も浴衣を羽織る
おかげでお互いに前半身が丸見えだ


「やっぱりちょっと寒いね」


「まあ, そうなるな」


自然と体を寄り添わせて部屋に戻る
ありがたいことに誰にも出会うことはなかった



840 : ◆HAYARIDvxk [saga sage]:2019/08/18(日) 23:07:51.12 ID:vhgHiwtMo



「それでお守りってなんだ?」


「えっとね……」


「……え?」


足を広げた咲が自分の陰毛を一本引き抜いたのだ


「処女の陰毛って日本海軍で弾除けのお守りとして重宝されたらしいよ?」


「そ, そうなのか」


「私が処女なのはもちろん知ってるだろうしいいと思わない?」


「うーん……」


「まあまあ, ほら巾着に入れておくから持ってって」


「わ, わかった……」


なかば強引に押し付けられたお守りだが一応受け取っておく
効果があるかどうかはともかく信じたほうが心が楽だ


「体冷えちゃったからおしっこ行きたい」


どちらともなく全裸になりトイレに向かう
おかげでもう一回シャワーを浴びる羽目になったのだがスッキリした気分で眠りにつくことができたのだった





つづく



841 : ◆HAYARIDvxk [saga sage]:2019/08/18(日) 23:11:38.22 ID:vhgHiwtMo


こんばんは
>>1です
あとは決勝戦だけです


明日から出張という旅行に一週間ほど行ってきます
なので更新はおやすみします
今までの好きなシーンなどを書いておいていただけると>>1が喜びます


ちなみに咲ちゃんとの慰めックスからの嬉ションでのお嫁さんルートとか考えてましたが自重しました
おしっこ好きとかいうあらぬ誤解をされてしまいますしね!


決勝の相手ですが実はまだ一人しか決めていません
プロ勢の誰かの予定です
なにか意見とかあったらください



おやすみなさい



842 :1レスだけ ◆HAYARIDvxk [saga sage]:2019/09/17(火) 22:40:17.88 ID:m5K267UYo


翌朝, 下半身の極一部の違和感に目を覚ますと目の前にはお尻があった
そのおしりの持ち主は俺が起きたことにまだ気づいていないらしい
そんなおしりはいつか染谷部長のお宅の雀荘で見たエプロンドレスで体を彩られていた


「おふぁよう」


口に含んだモノをそのままに挨拶をしてくれる持ち主


「お, おう……」


寝起きでまだはっきりしていないせいか中途半端な生返事が精一杯だ
そんな俺に怒ったのかわからないが全身を大きく震わせながら俺のリー棒に刺激をしごいていく
反撃のチャンスを完全に失った俺はただただメイドさんの導くままに射精してしまうのだった


「やっぱり朝一番は元気だね」


「もう少し起こし方ってもんがあるんじゃないのか?」


ようやくまとまりはじめた頭で俺のリー棒を押しつぶすお尻の持ち主に抗議してみる


「でもこんなシチュエーション好きでしょ?」


「……まあな」


裸エプロンの奥さんに朝勃ちを処理してもらう
男なら一度は憧れるだろうシチュエーションだ


「だからってわざわざ部屋に戻ってきて脱ぐ必要ないだろ」


布団の脇に咲が身につけていただろう服が丁寧にたたまれていた


「さすがに旅館の中を下着を着けずに歩くような変態さんじゃないもん」


「お, おう……」


それをやった人間がいるとは言わないほうがいいだろう……
843 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/09/17(火) 23:59:57.13 ID:opTamtgN0
良子さんが相手なら、良子さん勝利で良子さんルート有ですか?
すこやんがNGなのは分かります
844 :1レスだけ ◆HAYARIDvxk [saga sage]:2019/09/18(水) 22:48:00.11 ID:wd4mFTXTo


エプロンドレスを着たままの咲を抱えあげて浴室へ向かう
いわゆる駅弁という体勢だ


「脱がなくていいのか?」


「こっちのほうがえっちでしょ?」


あっけらかんと答える咲


「まあ……そうだな」


少なくとも否定はできない事実だ


「えへへー」


勝ち誇ったように笑う咲
かわいい


「おかげんはどうですかー?」


全裸の俺の背中を流してくれるエプロンドレス姿の咲
新妻にしてもらいたいこと間違いなく上位に入るシチュエーションだ


「咲はいい嫁さんだなー」


「もう, 褒めてもなんにも出ないからね?」


そんな咲は上機嫌だ
このままだったら咲にされるがままだ


「だったら今度は咲も気持ちよくしてやらないとな!」


「ふぇ?わ, 私は大丈夫だよ!」


油断していた咲を膝に座らせてエプロンドレスの中に手を滑り込ませる
咲を気持ちよくさせることなんてまさしく朝飯前だ


「なるほど……咲は褒めたらおしっこを漏らすんだな」


「きょ, 京ちゃんのバカ……」


俺の膝の上で盛大に失禁した咲が快楽に耽りながらそうつぶやいたのだった……




845 :1レスだけ ◆HAYARIDvxk [saga sage]:2019/09/20(金) 23:08:56.22 ID:U6W8buUho


「京ちゃんっていじわるだよね」


「藪から棒になんだよ」


「私だからいいけど女の子にあんなことさせたら普通に犯罪なんだからね?」


「お, おう……」


「……してるんだ」


「…………ノーコメント」


「でもそれぐらい余裕があるほうがいいのかもね」


「え?」


「だって勝ちたい勝ちたいって思い続けるより部員とみんなとえっちなことするくらい余裕があるほうが強そうじゃない?」


「たしかに……」


「人間としては最低だけどね」


「はい……」


「あ, でも安心して」


「え?」


「誰かに刺されちゃったらちゃんと看病してあげるから」


「いやな約束だな……」


「もっとも私が刺しちゃった場合はごめんね♪」


「あ, あはは……」


かわいく舌を出して笑ってこそいるがとても冗談には聞こえなかった……


「じゃあ朝ごはん食べに行こっか」


「そ, そうだな……」





846 :1レスだけ ◆HAYARIDvxk [saga sage]:2019/09/24(火) 23:24:27.34 ID:L78zguT+o


風呂から上がりいつもどおりの制服姿に着替える


「今度はエプロンドレスは着ないのか?」


「さすがにビショビショのまま着たら風邪引いちゃうからね」


「なるほど……」


そんな他愛ないをしている間に身支度がととのった
朝ごはんを食べようと思うとちょうど配膳も終わったところみたいだ


「おはようございます」


空いている俺の隣に座った咲とは反対側に座る和が挨拶をしてくるので俺も返す
和も朝風呂を浴びたのかしっとりと濡れた髪の毛が妙に艶っぽい


『いただきます』


みんなで声を合わせて挨拶をしてからまずは味噌汁に手をのばす


「……うん?」


「どうかしましたか?」


和が心配そうに声をかけてくる


「いや……咲の味付けだったからちょっとびっくりしてさ」


「せっかくの決勝戦だったら朝は食べ慣れたもののほうがいいでしょ?」


「なるほど」


「それに昨日のお返しもあるし……」


「ふーん……昨日はいったいなにがあったのかしらね〜」


とてつもなく不敵な笑みを浮かべる咲
昨夜のことは根掘り葉掘り聞き出されてしまうのは間違いないだろう
一緒にお風呂に入ったことはなんとかごまかせたのは不幸中の幸いだろうか




847 :1レスだけ ◆HAYARIDvxk [saga sage]:2019/10/02(水) 23:41:31.92 ID:XvZG+pNVo


みんなで会場に送ってもらう
珍しく雪は降っておらず清々しい朝だ


さすがに決勝の日ぐらいはと正面から入っていくと無数のフラッシュが眩しいが心地よい
いよいよここまで来たのだという実感がわいてくる


「選手の入場の妨げになるような取材はお控えくださーい」


係員さんの声に珍しく従っている記者たち
先頭を歩く俺はさながらお殿様気分だ


「すごかったね」


控室へとたどり着くだけで咲は疲れてしまったらしい


「でも今日は咲ちゃんに全然取材がなかったじょ!」


「たしかに須賀くんに注目したいのはわかりますが咲さんだって十分すぎます!」


「まあまあ, 視聴率を考えると仕方ないじゃろ」


「それともここに咲がいるってアピールしたほうがよかったかしら?」


「やめてください!」


咲のその言葉こそが久先輩の言葉の正しさを雄弁に物語っていた





848 :1レスだけ ◆HAYARIDvxk [saga sage]:2019/12/22(日) 23:36:20.56 ID:6Vi9Whceo


「ところで今日ってどんなルールなんですか?」


「まだ発表されてないわよ?」


俺の質問に久先輩が答えてくれた


「まだ……ですか?」


「雀竜王戦は毎年決勝戦開始時にルールが発表されるのが恒例じゃからの」


「そうだったんですか……」


染谷部長の言葉にうなずく


「選手用の資料の中になにか入ってないんですか?」


「いや, 控室の場所と禁止事項くらいしか書いてなかったぞ」


「特に変わった条件はないじぇ」


優希と和がざっくりと確認してくれる


「ただそんな変なルールはないんじゃないかな」


「だといいんだけど……」


ある意味当事者になりえた咲も気にはなっていたみたいだ


「とりあえず待つしかないですね」


そういってお茶でも飲もうと思ったときだった


「やあみんな!雀竜王だよ!」


突如ついたモニターにやたらテンションの高い雀竜王が映っていた





849 :1レスだけ ◆HAYARIDvxk [saga sage]:2019/12/23(月) 23:44:43.02 ID:Gu6NnAGho


「麻雀ブームが続いてるみたいだけど一番わかりやすい『強さ』ってなにかな?」


カメラの向こうに問いかけているみたいだ


「答えは単純だ, 最も点棒を稼げる雀士が最も強い雀士だ」


「なるほど」


多少の温度差こそあるもののある程度納得いく答えだ


「だったら一番点棒を稼げる雀士こそが雀竜王にふさわしいってことだ」


思わず生唾を飲み込む


「持ち点十万で初めて誰かがトブまでのサバイバル, そのとき最も点棒を持っている雀士が雀竜王だ」


そういって雀卓に無造作におそらく10万点分だろう点棒を広げた


「誰かがトブまで半荘ではなく全荘, つまり西入, 北入までしていく」


「そして全荘ごとに30分の休憩を挟んでまた起家を決めて誰かがトブまで打っていく」


「火力とタフさを最も持つ雀竜王に最もふさわしい雀士を決めようじゃないか」


「では最初の全荘は今から30分後に開始とする!」


「性根を据えてかかってくるがいい!雀竜王として返り討ちにしてやろう!」


そういってモニターが消えたのだった……





850 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/12/30(月) 08:51:54.74 ID:wN072OvlO

おっ、やってるやってる続きが楽しみだ!!
851 : ◆HAYARIDvxk [saga sage]:2019/12/30(月) 23:12:18.75 ID:X0CrTDHMo


「さて, 行ってきますね」


みんなの声に見送られて一人で決勝戦会場へと向かう


「須賀京太郎選手ですね, こちらでお待ち下さい」


「はい」


そういって個室に通される
なんでもテレビの実況の都合で順番に入場していくらしい
仰々しい選手紹介つきということだが, 自分がどんなふうに紹介されるのか楽しみでもあり不安でもある


といっても俺本人が生でみることはできないんだけどな……


「それでは入場してください」


「はい」


今の俺の姿が映されていると思うと面映い
とはいえ突っ立っているわけにもいかない


「西か」


めくった牌に描かれた椅子へと腰掛ける
どうやらトップバッターだったらしくこの部屋の中には自分ひとりだ


「……ふー」


心を落ち着けるために一度大きく深呼吸した
心なしか落ち着けたような気がする



852 : ◆HAYARIDvxk [saga sage]:2019/12/30(月) 23:30:01.87 ID:X0CrTDHMo


そうしていると扉が開き二人目の挑戦者が入ってきた


「お, 北だねい」


そういって着物姿の女性は俺の右側, すなわち下家に腰を下ろした


「本当にここまで来るなんて思わなかったねい」


そういって扇子で口元を隠しケラケラと笑う女性
言いたいことはあったがその前に扉が開き次の挑戦者が入ってきた


「南!」


そういった女性は俺の左側, すなわち上家に腰をおろした


「驚愕!」


プンスコと怒ったような表情で一言だけ
俺の知る限りそんな女性は一人しかいない


「え?え?」


咲を倒す程の実力者ということに疑いの余地はまったくない
だからといって目の前の現実をすべて受け入れられるかといえばそれとこれとは別問題だ


そんな現実に戸惑っていると扉が開き一人のシルエットが現れた


「東とは縁起がいい」


唯一空いていた席に腰掛けた男性


「さて, 今最も点棒を稼げる雀士を決める戦いを始めようか」


現雀竜王 向村雄一が重々しく決勝戦の開始を告げたのだった




853 : ◆HAYARIDvxk [saga sage]:2019/12/30(月) 23:38:59.57 ID:X0CrTDHMo


「大丈夫?京太郎くん?」


もはや声すらも出せない
それほどの満身創痍だった


全荘3回を終えて俺の手元には1万点棒は一本も残っていなかった
5千点棒が一本だけでも残ったのは奇跡としか言いようがない


それほどまでの惨敗だったのだ


『プロの前に無様な姿を晒したマグレ野郎』


時間のおかげで往生際悪く生き延びた俺に興味を示す記者は一人もいない
拮抗する3人の誰が俺の首を斬り飛ばすのか
そんなことにしか興味がなさそうだ


「とりあえず疲れたと思うからまずは少しでも寝て」


そのまま布団に倒れ込んだ俺に杏果さんが布団をかけてくれる


「今は食欲がないかもしれないけどお腹が空いたら言ってね?お粥ぐらいだったらすぐ作ってあげるから」


ありがとうございます


そういったつもりが声にならなかったらしい
制服のままだということすら気にしないまま
そのまま夢の世界へと沈み込んでいったのだった……




つづく




854 : ◆HAYARIDvxk [saga sage]:2019/12/30(月) 23:43:00.10 ID:X0CrTDHMo


以上です

2019年もおつきあいありがとうございました
かなり遅くなっていますが最後までプロットはできているのでエタることなく完走できそうです


次回は励まし編です

せっかくなのでアンケートをとっていきます

1. スーツが似合うクールビューティーのおねえさん

2. 時々英語が交じるちょっとおちゃめなおねえさん

3. 陥没乳首に天然のパイパンというおねえさん

4. スレタイになっているのにここまで名前すらも出てきていないおねえさん

見たい人の番号と一緒に感想的なものがあると>>1が喜びます


年内の更新はここまでです

おやすみなさい
良いお年を




855 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/01/01(水) 14:40:39.36 ID:nGXJdDbi0
乙でした
王道の1と迷ったけど、3で
4は誰のことですかね、う〜ん、わっかんねぇ〜
856 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/01/01(水) 19:26:15.56 ID:uJyU1ImUO

う〜んこれは悩むなぁw3か4で悩んだけど3でw
物語も終盤に入って楽しみに読んでます。はやりんとの関係がどうなるのか非常に気になってます!!
857 : ◆HAYARIDvxk [saga sage]:2020/01/31(金) 23:54:36.24 ID:bALB4Hewo


「……ぅん」


手探りでスマホを見つけ時間を見る
ちょうど日付が変わった頃らしい


「気持ち悪……」


汗のせいでベタつく体がかなり不快だ
せっかくさっぱりするなら誰もいないだろう大浴場がいいだろう


先程より軽くなった体で最低限の照明しか灯っていない廊下を大浴場へと進む
仮にこの照明がなかったとしても多分夜目が利きはじめた今なら迷わず大浴場くらいたどり着けるだろう


『女湯』


そんな暖簾は少なくとも今はなんの意味もない
ここから先は立入禁止であろう唯一の宿泊客でもある俺すら自由に出入りできるのだ


かごにタオルと浴衣があるのを確認してぱっぱと服を脱ぎ捨てる
制服の煩わしさから一刻もはやく解放されたかったのだ


このとき脱衣所を確認する余裕が少しでも俺にあれば……


開放感にあふれた俺がそんな気が回す余裕などなかったとしてもしかたないだろう


「グッドイブニング, 京太郎くん」


「良子……さん……?」


舞い始めた雪と見紛うほどの白い肌
その持ち主を認めた途端, 慌てて右手のタオルで股間を隠したのだった……





858 : ◆HAYARIDvxk [saga sage]:2020/01/31(金) 23:55:21.21 ID:bALB4Hewo


あけ
おめこ
とよろ


今年もよろしくお願いします
アンケートで決まったんだからしょうがないですよね!


おやすみなさい




859 :1レスだけ ◆HAYARIDvxk [saga sage]:2020/02/01(土) 23:27:11.65 ID:L7BxDrk2o


「失礼します」


かかり湯をしてひとこと良子さんに断りをいれて同じ湯船に浸かる
特に深い意味はないがなんとなく向かい合うかっこうだ


そうなると必然的に目の前の良子さんが視界に入ってしまう



十人が十人間違いなく美人だと認める整った顔立ち
雪かと見紛うほどの白い肌
そして湯船に浮いてしまうキレイな球型の豊満な乳房
眼福とはこういうことをいうのだろう


いつまでもこうしていたい
そうすれば今日の出来事は雪と同じように溶けて消えてなくなってしまうだろう


「少しお話しませんか?」


「お話……ですか……?」


「イエス」


そういって良子さんが抱きしめてくる
いや包み込むというべきだろうか


「このままで聞いていてください」


顔を胸に包まれながら優しい声が降り注いできたのだった





860 :1レスだけ ◆HAYARIDvxk [saga sage]:2020/02/07(金) 23:59:19.85 ID:hahaA6bDo


「プロとアマの違いってなんだと思いますか?」


俺を自らの胸に抱き寄せたまま良子さんが尋ねてくる
心地よい感触のせいか頭が回らず答えが思い浮かばない


「答えは『安定感』です」


「え?」


「運という最大の不確定要素がある以上まったくの初心者にもグランドマスターを倒すチャンスがあります」


うなずく


「しかし勝ち続けることはインポッシブルです, 少なくとも和了ならともかく1位で半荘を終えるのは絶望的です」


悔しいが今日1日身をもって実感したことだ
疑いようのない事実だ


「たとえ調子や運が悪くてもチャンスが来るまでしのぎきり, 最終的に勝利する, それができるのがプロフェッショナルです」


「はい……」


そう絞り出すのが精一杯だった……


「そんななか……ナイスファイトでした, よく頑張りましたね」


そういって頭をなでてくれる


「は……い……」


いつの間にか涙が溢れてとめられない


「今は見られる心配もナッシングです, 私の胸を貸すくらいしかできませんが思い切り泣いてください」


一層強く抱きしめられたその瞬間俺の中の最後の堤防が決壊した……





861 :1レスだけ ◆HAYARIDvxk [saga sage]:2020/04/11(土) 23:35:42.83 ID:BKcjAQMvo


「スッキリできました?」


俺を抱きしめて頭をなでながら良子さんが尋ねてくる


「はぃ」


そう振り絞るのが精一杯だ


胸に顔をうずめて泣きじゃくる
はっきり言って今の俺はかなりかっこ悪いな……


「かっこ悪くなんてないですよ」


「……え?」


ひょっとして声に出てたのだろうか?


「好きな女の子の前で精一杯カッコつけるのはグッドですが……そればかりだと疲れちゃいますよ」


「……はい」


「幸い私達だけのシークレットにできるのでどんなにかっこ悪くたってノープロブレムです」


そういってまた抱きしめてくれる
収まったはずの涙がまた溢れてきたのだった




862 :1レスだけ ◆HAYARIDvxk [saga sage]:2020/07/10(金) 22:33:32.80 ID:/1XL4oWBo


「だいぶクールダウンできましたね」


「はい」


上から聞こえる優しい声に頷く


「では今度はこちらですね」


そういって完全にいきり立つ俺のリー棒を優しく右手で包み込んでくれる


「すいません……」


「ノープロブレムです, むしろ安心しました」


「え?」


「少なくとも帰ってきたときよりはだいぶマシになってますから」


「もしかして……」


「イエス」


優しい声色なのに今の俺にとってはある意味死刑宣告だった……





863 :1レスだけ ◆HAYARIDvxk [saga sage]:2020/07/11(土) 23:35:42.43 ID:weNrFXWTo


「あの……この体勢はさすがに恥ずかしいんですが……」


「リラックスにはこれがベストです」


「そうでしょうか?」


「大阪に実例がいますからね」


そう目の前のおっぱいが揺れた


足湯状態の良子さんの太ももに頭を乗せる
いわゆる『膝枕』というやつだ


バスタオルを敷いているとはいえひんやりとした床
ただその冷たさがなお一層熱を持つそこを鎮めるにはちょうどいいかもしれない


「あとは……」


「え?」


豊満な乳房でのしかかってくる良子さん
太ももとおっぱいというある意味夢のサンドイッチだ


「気持ちよくなってくださいね」


そういって俺のリー棒をゆっくりとしごき始めるのだった





864 :1レスだけ ◆HAYARIDvxk [saga sage]:2020/07/13(月) 22:38:50.46 ID:6sPvy0o+o


「気持ちいいですか?」


小刻みに体を揺らしながらしごいてくれる良子さん
ほんのり顔を出した恥ずかしがりやのち首の程よい刺激がアクセントになって気持ちいい


だけど高校生にもなってこれはどうなのだろうか?
そんなことを考えられるだけの理性は残っているはずだった


「おねえさんに甘えてくださいね?」


そういって耳に息を吹きかけられた瞬間俺の中の理性は崩れ落ちた


「大きなベイビーですね♪」


完全に顔を出した乳首に夢中になってむしゃぶりつく
チュパチュパという下品な水音がどんどんを俺を掻き立てていく


「……ぅん」


喘ぎ声をこらえながらかたや頭をなでながらかたやリー棒をしごいてくれる
そんな快感のまま射精に導かれていった


「気持ちよかったですか?」


「はい……」


紛れもない俺の精液が良子さんの胸を伝って滴っていた




865 :1レスだけ ◆HAYARIDvxk [saga sage]:2020/07/25(土) 23:59:20.95 ID:YL9w7YQ6o


子供をあやすように頭をなでてくれている良子さん
嬉しくもあるがさすがになされるがままというのもなんとなく悔しいと思ってしまう


「良子さん」


「ワッツ?」


「喉乾きました」


「たしかに結構バスにいましたもんね」


頷くたびに胸が揺れている


「なにかドリンクを……」


取りに行こうと立ち上がろうとした良子さんの腕を掴む


「俺, 良子さんのジュースがいいです」


「さすがにそれは……」


「だめですか?」


「わ, わかりました……」


湯の音にかき消されてしまいそうな儚い返事だった




866 :1レスだけ ◆HAYARIDvxk [saga sage]:2020/07/26(日) 23:53:57.09 ID:O9BdSBbIo


「こ, こうですか……?」


椅子に腰掛け足を広げてくれる良子さん
なんとなくだが正座して正対する


前のめりになりながら『飲み口』へと顔を近づけていく
そして改めて『飲み口』をしっかり観察する


「おお……」


思わずそんな声が漏れてしまう


ビラビラの気配すらない一本筋
ぽってりと膨らんだ美味しそうな土手
サラサラと染み出している『ジュース』


俺の興奮を掻き立てるには十二分すぎるくらいだ


「失礼します」


サラサラと流れてくる愛液を舌先ですくい取っていく


「……うん」


僅かではあるが漏れ出る喘ぎ声


そんな声は俺が舌を沿わせるたびに漏れ出る控えめな喘ぎ声がとても耳障りが良いのだ





867 :1レスだけ ◆HAYARIDvxk [saga sage]:2020/08/29(土) 00:30:04.23 ID:5lx8X3DLo


とはいえいつまでもなめるだけというのも味がない
よだれを垂らしているぽってりと膨らんだ厚みのある唇に唇を押し付ける


「ひゃう!?」


不意の口づけにかわいらしい喘ぎ声とも悲鳴ともとれる声があがる
そんな声をもっと聞きたいと思いつつも唇に吸い付いていく


「ふりーず!ふりーずです!」


どうやら良子さんも気持ちよくなってくれているらしい
もっともっとと懇願してるれるのははっきり言って嬉しい


ジュルジュルと下品な音を立てながらさらに唇に吸い付いていく
湧き水をすくい取るというよりも搾り取っているみたいだ


かなり気持ちいいのか次第に前かがみになってくるせいで頭が心地よいクッションに包まれる
喘ぎ声が甘い息とともに降り掛かってきてますます興奮をかきたててくれる


「ダメ!ダメです!」


そんな悲痛な叫びに唇を離したときだった


「見ないでください……」


「え?」


唇から勢いよく放たれる噴水が俺の顔を襲う
ツンと鼻をつく独特の匂い
そして足元にできていく黄色がかった泉


声を押し殺して泣き出してしまう良子さん
『おもらし』という事実は泣き出すには十二分すぎるだろう





868 :1レスだけ ◆HAYARIDvxk [saga sage]:2020/09/13(日) 22:12:47.62 ID:2ZQUOzBko


とりあえず俺にできることをしよう


四つん這いになり犬さながらに良子さんの股間にむしゃぶりつく
ツンとした刺激臭が鼻をつくが不思議と苦にならない


「ふ, ふりーず……」


そんな声が聞こえる気がした
しかしそんな声に耳を傾ける余裕はない


だんだん硬度を帯びてきた俺のしっぽが地面に擦れて気持ちいい
小刻みに腰を振りながら舌で唇を舐め取っていくのだ


「わ, わかりました!わかりましたから!」


俺の頭を胸に抱え込み甘い声を漏らしながら懸命に哀願してくる良子さん
そんな声はかえって俺の興奮をかきたててくるのだ


「その……私また……」


先ほどとは明らかに違う噴水が
しかし先程と同じ場所から上がった


「ふぅ……」


奇しくもそれは……同時に噴き出した俺の白濁液と混ざっていったのだった




869 :1レスだけ ◆HAYARIDvxk [saga sage]:2020/09/16(水) 22:24:54.71 ID:ozotg+V0o


「そろそろあがりませんか?」


「そうですね」


無言で床を掃除したあと湯船で他愛のない話をして体を温めた
さすがにこれ以上はいろいろな意味でのぼせそうだ
良子さんも同様らしい


「……あ」


バスタオルで体を拭いていた良子さんが声をあげた


「どうかしました?」


「着替えをフォゲットしました……」


「……あ」


着の身着のまま大浴場へとやってきたのだ
制服こそあるものの替えの下着や浴衣など持ってきていない


「どうしましょう……」


少なくとも予備の浴衣があるというラッキーはなかった


「上だけでも羽織ってさっさと部屋に戻るしかなさそうですね」


「イエス」


こうしてボタンすら留めていない露出魔が出現したのだった……





870 :1レスだけ ◆HAYARIDvxk [saga sage]:2020/09/19(土) 23:55:07.92 ID:c1QQAP0ko


なんとか誰にも会わずに薄暗い廊下から部屋へと戻ることができた
もしも出会ったとしたらその人は被害者か加害者かはわからないのだが……


襖を開けると電気も暖房もつけっぱなしだったらしい
一刻も早く暗くて寒い廊下から避難できたことは感謝だ


「なんでしょう?」


後ろ手に襖を閉めた良子さんが怪訝な顔をしている


「いや, その……」


「あまりジロジロ見られるのは恥ずかしいのですが……」


「……すいません」


雪の薄明かりの中で見た姿と今見た姿
そんなギャップから目を反らせる人間はいるだろうか


「とにかく今は少しでも寝てリカバリーを図りましょう」


そういって痴女スタイルのまま布団に潜り込み俺を手招きしている


「そうですね」


たしかに眠気には抗えない
電気を消して布団に潜り込んだ


「グッナイ, 京太郎くん」


「おやすみなさい……」


俺の頭を胸で受け止めて優しく頭をなでてくれる良子さん
心地よい眠りへと落ちていったのは当然だろう……





871 :1レスだけ ◆HAYARIDvxk [saga sage]:2020/09/20(日) 23:32:40.19 ID:bcsG9W7to


翌朝, 目を覚ますと閨には俺だけだった
昨晩の感触を思い出しつつまだ寝ぼけたままでトイレへと向かった


「あの……」


「す, すいません!」


袖を通してこそいるがボタンを留めていないブラウス姿
用を足すためか腰掛けた彼女の均整の取れた肢体は顕になっている


半ば習慣化しつつあったが少なくともこの状況はよろしくない
あわてて逃げ出そうとしたときだ


「それ……大丈夫ですか……?」


同じように羽織っただけの俺のカッターをつまんだ良子さんが尋ねてくる
少し下に向けられた視線の先には俺より一足早く目を覚ましたリー棒がある


「ええ, まあ……」


なんとかお茶を濁してその場から離れようとする


「私に任せてください」


そう言うが早いか口いっぱいに俺のものを咥え込み上下にしごき始める


「ま, 待ってください!」


せめてもの俺の抵抗だったが快楽に抗うことはできない
結局なすすべなく放尿が始まった良子さんの顔をその肢体を白く濁してしまったのだった




872 :1レスだけ ◆HAYARIDvxk [saga sage]:2020/09/22(火) 00:02:24.63 ID:5O3yv7Tbo


さすがにそのままというわけにもいかず部屋に備え付けの露天風呂に二人で入る
痴女スタイルと全裸の違いにまた興奮をかきたてられるのは仕方ないだろう


「あいかわらずビッグですね……」


「すいません……」


そうは言いつつも寝そべった俺の顔の前でお尻を振りながら丁寧に胸で挟んでしごいてくれる良子さん
ひんやりとしたバスタオル越しの床と温かい良子さんの舌の対比が気持ちいい


「……私のはなめなくて大丈夫です!」


怒ったようにいうのがかわいらしい
上の唇で俺のリー棒を気持ちよくしてくれるのならば下の唇は俺が面倒みてあげなければならないだろう


「もう……」


そう言いつつも満更でもないみたいだ
ほとんど同時に絶頂に達し洗い流して湯船で冷えかけた体を温める


「あ……」


問題は風呂から上がったときだ


「どうかしました?」


「その……着替えが……」


「あ」


荷物のある俺とは違い良子さんはブラウスを羽織っただけでこの部屋に来たのだ


「とりあえず予備の浴衣で戻るしかなさそうですね」


「イエス……」


下着すら着けない全裸に浴衣を着る良子さん
しっとりと張り付くのがまた色っぽい


「京ちゃん, 起きてる?」


どうやら朝ごはんに迎えに来てくれたらしい咲
そんな咲が部屋を見て察したかのように大きなため息をついたのだった




873 :1レスだけ ◆HAYARIDvxk [saga sage]:2020/09/23(水) 23:53:29.68 ID:aEP1UZfMo


『いただきます』


食堂へつくとみんなが揃っていて準備万端だ
幸いなことにあまり待たせてはいなかったらしい


咲と良子さんの間に挟まれて朝ごはんを食べる
とはいえ他愛のない会話もなく重苦しい空気だ


「いやあ, 昨夜は何も食べなかったからお腹ペコペコですよ」


なんとか場を和ませようと明るく振る舞おうとするが効果はないらしい
それもそうだろう
昨日の無残な結果
気を遣うなというのは到底無理な相談だろう


「ノープロブレムですよ」


そんな重苦しい空気を打ち破ってくれたのは俺の隣の良子さんだった


「少なくとも点棒が残っている限りリザインはまだアーリーです」


「はい」


「少なくともまだそんなのノーウェイですよね?」


「おふこーすのーうぇいです」


そんな俺の中途半端に笑いが起きた
和気藹々とはまではいかなくとも重苦しい空気の払拭には成功したのだった






874 :1レスだけ ◆HAYARIDvxk [saga sage]:2020/09/24(木) 23:10:45.19 ID:0tvJ/tNko


朝食を終え出かけるための準備をするために一旦部屋に戻る
解説の仕事があるらしい良子さんも俺たちと一緒に出かけるみたいだ


「あ, 良子さん」


先程のお礼を言おうと思って声をかける
どうやら聞こえなかったらしい


「良子さん」


もう一度呼びかけて肩を叩こうとしたときだ


「はい?」


振り返ったせいで空振った手首が帯を解いてしまう


「「あ」」


はらりと落ちる帯
ひらりと開かれる浴衣


「……見ました?」


「……すいません」


慌てて浴衣を戻すが後の祭り
下着を着けていないせいで均整の取れた裸体がばっちり見えてしまったのだった




875 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/25(金) 00:18:16.62 ID:XWr4RQEg0
乙です
良子さんエロいとしか言いようがない
876 :1レスだけ ◆HAYARIDvxk [saga sage]:2020/09/25(金) 23:02:12.52 ID:ZeCkLVvro


良子さんの裸体に名残を惜しみつつ部屋へと戻る


「きゃー京ちゃんのえっちー」


襖を開けると浴衣をはだけた咲がいた
良子さんと違ってパンツは穿いていたが


「なんだその棒読みは」


「うーん……お約束?」


そういって首をかしげる咲
かわいいのは事実だが先程の良子さんと比べてしまうと……


「まあその……ドンマイ」


「さすがに失礼すぎないかな?」


理由はわからずとも咲はむくれてしまった


「そのわりにはおちんちんおっきくなってるじゃん」


良子さんのあんな姿を見たからとはいろいろな人の名誉のために黙っておこう


「もう, 京ちゃんはしかたないなあ」


微塵もそうは思えない楽しそうな口調で手慣れた様子でトランクスをずり下げた咲は甘勃ちのモノを楽しそうに咥えこんだ





877 :1レスだけ ◆HAYARIDvxk [saga sage]:2020/09/27(日) 00:00:34.48 ID:He3jgzkRo


甘勃ち気味だったはずなのにしっかりと咲の口の中で大きくなってしまう
時折見せる勝ち誇ったような咲の上目遣いがかわいいと思ってしまったのが悔しい


そんな俺の気持ちを知ってか知らずかさらに強く吸い付く咲
小さな口に懸命に咥え込む健気な姿にどんどん射精感が高まっていく


「咲, ごめんそろそろ……」


引き抜こうとした俺の足にしがみつきがっしりとホールドする咲
とどめとばかりの強い吸い込みにそのまま根本から引き抜かれるのではないかと思ったほどだ


3回目とは思えないほどの量と粘度に思わず咲がむせてしまう


「大丈夫か……?」


「うーん……さすがにこれは予想外だったかなぁ……」


ケホケホと咳き込みながら咲が答える
口の端から漏れ出している精液は粘度のせいでなかなか垂れていかない


それでも重力には逆らえず起伏に乏しい咲の体をゆっくりと伝っていく
色素も膨らみも薄い乳首の先端に達したとき俺の中の何かが外れた気がする


「シャワー浴びなきゃ……」


「……そうだな」


「ふぇ!?」


予想外の行動だったらしい
足首までパンツをずりさげられ仰向けにされたせいで身動きをうまく取れない咲
しっとりと湿った割れ目に下品なまでに音をたてながらむしゃぶりついてやった




878 :1レスだけ ◆HAYARIDvxk [saga sage]:2020/09/27(日) 22:23:56.83 ID:He3jgzkRo


「結局シャワー浴びなきゃいけなくなったじゃん……」


むくれている目の前の咲の髪の毛を洗ってやる


「咲が漏らしたもんなー」


「漏らしてないもん!」


見事な噴水のカウンターを受けたのでドローだ


「こんなことしてていいのかなあ……」


「今更ジタバタしたってどうにもならなしなー」


「それはそうかも知れないけどさ……」


「とりあえずトバされない限りチャンスはあるだろ」


「かなり絶望的だと思うよ?」


「まあなんとかなるって」


「京ちゃんがそういうんだったら私も信じるよ」


「おう」


膝に座らせた咲の乳首をいじりながら湯船で体を温める
せめてもの抵抗なのか自分の割れ目を俺の股間にこすりつけてくる


「きょ, 京ちゃん!」


限界が近い咲の両膝の下に手を入れて抱えあげ思いっきり股を開いた状態で同時に絶頂に達した
そのまましばらくへたり込んでしまったせいで準備がギリギリになってしまったのだった……




879 :1レスだけ ◆HAYARIDvxk [saga sage]:2020/09/28(月) 22:18:55.81 ID:eKuqdUlao


「逃げずにちゃんとくるなんて感心だねい」


「立派!」


杏果さんに会場まで送ってもらい控室に向かおうとすると咏さんと理沙さんに出会った


「まだまだトバされてませんからね」


「たしかに諦めないことは大事だねい」


そういってケラケラ笑う咏さん


「大事!」


しきりに頷く理沙さん


そんな二人は俺は眼中にないみたいだ
現状で10万点以上差があるのだからある意味当然だろう


「ま, せめて東場くらいはもってくれないと盛り上がらないぞ」


3人の視線が一斉に声の主の方に向く
暫定1位でもある現雀竜王だ


「しぶとくあがいてやりますよ」


そういって控室へと戻っていった
心臓の鼓動が速くなっていたのはどうしてだろう
ただ, 顔はふてぶてしく笑っていたことは自分でもよくわかった




880 :1レスだけ ◆HAYARIDvxk [saga sage]:2020/09/30(水) 00:28:10.30 ID:M7Ogt8n8o


「京太郎の生還にーかんぱーい」


『かんぱーい』


染谷部長の音頭に合わせて部屋中のいたるところからグラス同士のぶつかる音が聞こえる
ちょっとしたお祭り騒ぎだ


「まさか須賀くんが今日も生き残るなんてね〜」


元部長がケラケラと笑いながらいう


「さらに言えば今日だけの収支ならトップですよ」


「といってもまだまだ3万点ぽっちじゃ勝利にはほど遠いじょ」


「まあまあ, トバされなかっただけでも上出来なのにさらに増やせたんだから」


気心の知れた1年生トリオは容赦があるのかないのかよくわからない


「まあ和了の仕方を考えなくて言い分楽っちゃ楽だな」


「でもその中で少しずつでも点棒を拾っていくのは大切だと思うな」


「ただ世間的には京太郎くんは眼中にないからあんまり宣伝ができないんだよねえ……」


「いっそのこと負けて立ち直れなくなったところを助けに入るとかいいんじゃない?」


「しかし少しでもホープがあるならばギブアップはまだまだですよ」


大人たちの言っていることも尤もだ
ただ, 何も食べられなかった昨夜と違って今夜はしっかりご飯を食べられたのは大きな一歩だ





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