都市伝説と戦う為に、都市伝説と契約した能力者達…… Part13

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330 :次世代ーズ 31 「おさそい」 5/5 ◆John//PW6. :2019/01/23(水) 21:58:13.77 ID:wVaou1aSo
 

「ねー、ソレイユちゃん、ほんとにやるのー?」

「自信があるわ! アイツは明日、必ずこの道を通る!
 100%の確立よ! 断言していいわ! 作戦は成功する!」

「むぅー」


 「本当に作戦を実行するのか」という意味で訊いたのだが
 「本当に作戦は成功するのか」の方で取られてしまった
 仕方がない、ソレイユは頑固だし一度決めたら中々考えを変えないタイプだ
 仕方がない、のだがそれ故にメリーは心配しているのだ
 そもそもソレイユが目を付けた“彼”が、あの変態クマの正体である確証はない
 それを確かめてからでも遅くはない筈なのだが、彼女は何故か“彼”こそ変態クマであると信じ切っている


「そういえば学校で千十と話しててね、今度友達を紹介したいって言われて」

「え、お友達ー?」

「そそ、しかも契約者で、男子よ。多分『組織』所属じゃないかもって話
 勿論私のことは黙っててほしいってことにしたけど、でもまさか男子苦手な千十がね
 珍しいこともあるものだわ」

「男子のお友達ー」

「まあどんな奴なのか知らないけど、ちょっとは興味あるわね
 千十が嬉しそうに話すくらいだからさ」

「わたしも会ってみたいなのー」

「そのうちね」


 よし、ソレイユは立ち上がった
 明日の準備が完了したようである


「あの変態クマに触手で全身を撫で回された屈辱……、一度たりとも忘れちゃいないわ」


 彼女の言葉に怒りと決意が籠った
 ソレイユの決意は固い。最早メリーが説得する余地がない程に


「明日の放課後決行するわ! いざ爆殺! 変態クマ!!」
「あっ……爆殺はやり過ぎだと思うのー」



















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