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都市伝説と戦う為に、都市伝説と契約した能力者達…… Part13
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単発:こんなに「たわわ」って打ったの初めてな気がする
[sage]:2022/01/27(木) 16:39:56.72 ID:U8kVXGly0
都市伝説とか都市伝説契約者とか能力者とかそこら辺関係なく、大体男はみんなおっぱい好きだよ!と言う物語である。
あぁ、夜も遅い時間になってしまった。
その青年は、早足で夜道を歩き帰路についていた。
別に仕事で忙しくなった訳ではない。友人達と遊んでいたらうっかりこんな時間になってしまっただけの事だ。
仕方ないのである。うっかり色々盛り上がってしまったのだ。ついでにちょっと帰りのバスの時間を一時間間違えてしまっていただけだ。仕方ない。
曇り気味の夜空。月明かり星明りは乏しく、繁華街から離れると電灯の明かりも乏しくなる。
それでもまぁ慣れた道だ。流石に迷うほど馬鹿では……。
「……あれ、ここさっき通ったっけ?」
前言撤回。この青年は結構なレベル高めの馬鹿かもしれない。少なくとも記憶力はそこまで優秀ではない。
えーっと?と現在地点を見失い、まぁ歩いてりゃそのうち家につくだろ!とお馬鹿さん特有の気楽さで歩き続けていた、その時だった。
「……ん?」
前方から、誰か来る。たっゆんたっゆん。重たそうな二つの果実を揺らし、青年の前方から歩いてくる。
(う、うぉおおおおお……!すごい…………すごく……大きいです……!)
青年がこんな感想をのんきに抱いたのは、青年が馬鹿だからではない。青年でなくとも、結構な確率でこの感想を抱くであろうから青年が馬鹿と言うせいではない。
たわわだった。それは見事にたわわだった。何曜日であろうと関係ないのないたわわが、そこにあった。男女問わず、ここまでたわわな胸を持った人物がいたらうっかり見とれる、そんなたわわだった。
前一行でどれだけたわわと言う単語を使ったか数える気にもならないたわわな胸。青年が見とれても仕方ない事だ。
たわわな胸を持ったその女は、にこりと微笑む。雲の切れ間から覗いた月明かりが照らすその笑顔はとても美しく。しかし青年は女の胸元しか見ておらず。
いつの間にかその胸元が超ドアップで視界にやってきていた事にも、馬鹿故か気づけず。
「おぶぅっ!!??」
ぼよんっ、と。振り子かな?と言うレベルのそのたわわな胸に青年は顔を挟まれた。視界が暗くなる。たわわな胸と言う肉に挟まれ、音もよく聞こえない。
……そう、青年の首から上は、女のたわわな神々の生み出したもう谷間の間に挟まれていた。
男ならばさぞや嬉しい現場であろう。しかし、ぎゅうぎゅうと力強く挟み込まれ呼吸がうまくできない。このままでは窒息死してしまうだろう。
女は笑う。艶やかに嗤う。女は確かに殺意を持って、青年の頭部を自身の胸元で挟み込んでいた。
何故、そのような事を行うかと言えば、女がそういう存在だからだ。たとえ己が本来語られる国でなかろうとも、本能に忠実に動く……それが都市伝説と言うものだ。
「ハンツ=テテク」。マレーシアに伝わる怪異。その名はマレー語で「胸のお化け」を意味する。別名「ハントゥ・コペク」。意味は「乳首お化け」。
本来はここまで若く美しい姿はしていない。もっと年老いた鬼婆のような、よくて中年女性くらいの年頃の姿をとるはずの存在。二本に来たらなぜかぴっちぴちに若返ってしまって解せない。
解せないが、それでも「ハンツ=テテク」がとる行動は変わる事はない。
子供や若者が夜遅い時間に外を出歩いているのを見つけては、胸の中に閉じ込めて窒息死させる。もしくは何処かへと連れ去り神隠しにする。人に害なす化け物だ。
余談だがマレーシアと国境を接したマレーシアにも、名前違いで似たような怪異が存在するという。おっぱいは国境を越えていた。
ぎゅうぎゅう、ぎゅうぎゅうと。挟み込む、挟み込む。呼吸を奪い、命を奪うために抑え込む。
「…………?」
……妙だ、と、「ハンツ=テテク」は疑問を感じ始める。
おかしい。そろそろ死んでもおかしくないのだが……今宵、獲物に選んだ青年は、まだ、死んでいない。どこか、女の胸元を堪能するかのように深呼吸のような動作すらしている。そんな事をしても呼吸はできない状態だというのに。
「ハンツ=テテク」は、己が襲っているこの獲物が都市伝説契約者であると気づけていない。だが、それは「ハンツ=テテク」が馬鹿と言う訳ではない。仕方ない。
この青年が「馬鹿」だから仕方ないのだ。「馬鹿は死ななければ治らない」……逆説的に、馬鹿であるが故にこの青年は死なない。
流石に、こうして窒息状態が続けば苦しいのだが。それでも、苦しかろうともこの状態からの脱出を選ばない程度には馬鹿でありエロいが故に青年は死なない。ちなみに青年が自分自身が契約者であると気づいているかどうかも不明である。馬鹿なので。
ぎゅうぎゅうぎゅうぎゅうぎゅうぎゅうぎゅう。
死のぱふぱふを続ける「ハンツ=テテク」。この戦いは永遠に終わらないものかと思われた。が。
さっばーんすっくーん、と、肉と肉がこすれるような音と共に。
「やっぱり、お洋服は慣れまセーン。胸元が苦しいデース」
「ここまでぼいんぼいん用の服とか、この国だとレアだしなぁ。アメリカとかの方があると思う……ってか、結局サイズあう下着なくてノーブラ状態なのに胸苦しいとか、本当、服に慣れてな……」
男女二人、会話しながらそこに到達してしまった事で。この戦いは終わりへと向かい始める。
「ハンツ=テテク」に負けないほどのたっゆんたっゆんバストを持った、掌だけ雪のように白い南国美女と、それに付き添っていた男。
二人は、青年を胸元に挟む「ハンツ=テテク」を見るや否や。
「「変態だーーーーーーーっ!!!???」」
盛大に、盛大に。夜道に二人分の叫び声が響き渡った。
変態呼ばわりされ、流石の「ハンツ=テテク」も慌てる。
「!?な、何を…………何が、変態だというのだ!?」
「変態だーーーーっ!!??路上でぱふぱふプレイしてる変態だーーーーーっ!!??」
「ぱふぱふプレイ!?」
「変態デース!!路上で男性に胸元押し付ける変態デース!!!!」
「違う!!!と、言うかそっちの女!貴様も怪異だろう!ワタシの事を言えるのk」
「へんたーい!!おまわりさーーーーん!痴女です!!!痴女が出ました!!!!」
「痴女デース!!今の私はお洋服を着たので痴女卒業!よって私は痴女カウントされない!!でも別の痴女が出没してマース!!!おまわりさーーーんっ!ポリスメーン!!!!」
ばかばかしい叫びは、しかし確実に辺りに響き渡り。さしもの「ハンツ=テテク」も、警察官やら何やら人が集まってきては逃げ出すしかなく。
胸元に長時間挟まれ続けた青年は、警察からの事情聴取に「天国……でした……」としか答えず。
この混沌とした出来事は、後の何かに繋がる事もなく、そこそこよくある都市伝説事件として片付いたのかもしれないし、片付かなかったのかもしれない。
終
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