アライさんのような害獣が生きたいと思うこと自体罪なのだ5

Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

68 : ◆8qmuaCjNUw [saga]:2018/02/03(土) 21:08:15.86 ID:4ADaEq230
>>67さん
以後そのようにします。
ちょっと感情的になってしまっていたのかも…。

申し訳ありません。
69 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/02/03(土) 21:10:19.24 ID:tBHHGpYh0
悪いのは荒らす人。
いじめは虐められる人が悪いんじゃなくて、虐めることが悪いのと同じ
70 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/03(土) 21:19:39.72 ID:QZV1fN8Go
わざわざ来て一言くれるとか日常の作者は本当に人が出来てるな
71 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/03(土) 21:22:29.92 ID:CZqtKy1BO
つまりわたアラ作者が一番悪い
72 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/04(日) 01:34:00.48 ID:9juknLHSO
かまってちゃんとかコジキチ川本恒平40歳児そのものやん
どこまでも惨めだなあ
73 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/04(日) 10:09:12.08 ID:jTL4HA5XO
荒らしてもらえて助かったな
これで「アライさんが人間に迷惑をかけていないと言いつつ害獣のアライグマを繁殖させている矛盾」
について答えずにスルーできる
案外乗っ取りも自作自演なんじゃないの?
74 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/05(月) 01:37:35.94 ID:9eT3a06SO
続きはようみたい
寝て待つのじゃ
75 : ◆8qmuaCjNUw [saga]:2018/02/06(火) 02:44:35.45 ID:tvY3357N0
遅くなりました。

続きを書き込みます。
ちょっと、今回は動きが少ない話です。
76 : ◆8qmuaCjNUw [saga]:2018/02/06(火) 02:46:22.61 ID:tvY3357N0
ザワザワ…

大姉アライさん「アライさんと小姉アライさんは連名で―『家族』の形態を『チビ隊』ごとの宿営地中心から―、
『千人隊制度』へ移行することを強く提起するのだ!!!」

一同アライさん「「「!!!!」」」パチクリ

貧乏籤アライさん「(『せんにんたいせいど』って何なのだ?
今回の事態を受けて『家族』の編成を変えるってことは伝わったのだけど…)」

一同アライさん「「「………」」」チラチラチラ

大母アライさん「…」ギョロリ!

一同アライさん「「「………」」」ビクッ!

『家族』の幹部たる姉アライさん達は、やや聞きなれない単語を耳にして戸惑いの表情を浮かべている。
―きっと『千人隊制度』というのは、先行文明…つまり人間の制度から、引用したものなのだ!
大姉アライさんが今回のような変事に備えて―
もしかしたら、文字の読み書きに堪能なタヌキ『アライ』ちゃん辺りの力を借りながら―準備を進めていたのだ…―


姉アライさん達「…」

そこまでは、流石に理解できる。

しかし―
77 : ◆8qmuaCjNUw [saga]:2018/02/06(火) 02:49:09.03 ID:tvY3357N0
ドングリ姉アライさん「大姉さん。千人隊制度とはどんな制度なのだ?
そもそもアライさん『家族』は、今のところ成獣全部で300匹ちょっとだから―千人?千匹?の隊は作れないのだ」


姉アライさんの中でも、やや年上なドングリ姉アライさんがもっともな質問を投げかける。

大姉アライさんはその質問に答えようとするが…


大母アライさん「貧乏籤アライさん!ところで、今の『家族』はどういう制度であるのだ?」

貧乏籤アライさん「??!!」

その回答は、やや唐突に放たれた大母アライさんの言葉に遮られる。


貧乏籤アライさん「え…。え〜〜と…。『家族』の一番偉いアライさんは大母さんで…みんなのお母さんなのだ。
大母さんと血縁が近い蛇張村集落部出身アライさん、血縁が薄い蛇張村山岳部出身アライさん、
血縁が無いか有ってもとても薄い蛇張村村域外出身アライさん。
みんな『家族』に加わる際、『母子姉妹の誓い』をして、大母さんの『子分』、チビになったのだ!!!」

大母アライさん「…」コクリ
頷いて先を促す。

貧乏籤アライさん「『家族』で次に偉いのは姉アライさん達なのだ!人間の国で云う大臣なのだ。
姉アライさんは『家族』の立ち上げ、拡大に功績を立てたアライさん。
及び『家族』に参加を誓った元『顔役』アライさんなのだ。
『顔役』アライさんが地域個体群・血縁個体群を率いて『家族』に参加を表明し、『姉号』を大母さんから貰い、
直後に皆で参加・服属を拒んだマヌケを打ち滅ぼす。そうやって、『家族』は拡大してきたのだ」

一同アライさん「「「………」」」コクリ
そうだったのだ。ほんの少し前の出来事なのに、色んなことがあって―凄く遠いところまで来た気さえするのだ…
78 : ◆8qmuaCjNUw [saga]:2018/02/06(火) 02:51:29.37 ID:tvY3357N0
貧乏籤アライさん「次に偉いのは恩寵アライさん達なのだ。
恩寵アライさんは大母さんや姉アライさん達の近親アライさんの中から選ばれた親衛隊なのだ。
大母さんの側にお仕えしながら、勉強して、やがて次の姉アライさんになったりする予定と聞いているのだ!」

恩寵アライさん「「「……」」」コクリ
恩寵アライさん達は黙って、一斉に頷く。

大母アライさん「…」チラリ
鏃アライさん「…」
タヌキ『アライ』ちゃん「…」

大母アライさんは、今の話の『例外組』に視線を向ける。

ややあって、それに気づいた貧乏籤アライさんは慌てて言葉を続ける。

貧乏籤アライさん「い…、今言ったのは『普通』の『家族』のお話なのだ…。
姉号、恩寵アライさんの選任の権は大母さんに有るのだから…。
個々のアライさんの『忠誠』や『能力』を見込んで、一本釣り的に称号・席次をあげることもあるのだ。
『異なるけもの』に『家族』への忠誠を条件に『アライ号』をあげて…、傘下にすることもある、
と聞かされているのだ。そのこと自体にアライさんは文句はないのだ!!!」

ワタワタしている貧乏籤アライさん。
鏃アライさんは体の傷が癒え切る前から、戦いに参加して、もう首級を幾つも挙げている。
タヌキ『アライ』ちゃんは大事な先生役をしてくれている。
―ひょっとして、外様扱いして、怒らせてしまったのだ…―

大母アライさん「フン!お前の文句など誰も聞いていないのだ!!!さっさと話しの『続き』をするのだ!!!」

貧乏籤アライさん「…」ホッ!
大母アライさんが、貧乏籤アライさんの失言を心配ごと吹き飛ばしてくれる。
―良かったのだ…。でも、次って?もうお終いなのだ…。後は子分アライさんが居て。それで終わりなのだ…―
79 : ◆8qmuaCjNUw [saga]:2018/02/06(火) 02:54:21.32 ID:tvY3357N0
ハァァァァァァ―

大母アライさんは溜息を吐く。
『家族』の制度を聞いたのにこれでは良いとこ50点ではないのだ?

大母アライさん「保母アライさんは?チビ隊は?お前、戦時以外はどう過ごしているのだ?」

貧乏籤アライさん「…」パァン!

貧乏籤アライさんは手を打ち鳴らしながら、答える。

貧乏籤アライさん「これはアライさんのうっかりなのだ!え〜〜と。
普段普通に過ごしていたから…言葉にするのが難しいのだ…。う〜〜ん」

首を捻り出す貧乏籤アライさん。
案外、『群れの制度』というものは、上から数える形式の分かりやすいものはすらすら話せても、
一旦慣れてしまった『普段の仕組み』というものは言葉にし難い。

仮に―それがアライさん達にとって、これまでの暮らしを一変させるものであったとしても。

ドングリ姉アライさんは話の流れを読んで―大母さんの意図をある程度察知し―、助け舟を出す。

ドングリ姉アライさん「子分アライさんは、『家族』に加わる際、チビを質子として差し出しますのだ。
そうして、差し出されたチビ達とそれを守り保護する保母アライさんで『チビ隊』を組んでいるのだ。
チビ隊は『家族の代母』たる小姉アライさんの指揮下にあり、
『チビ隊』+居残りアライさん(実母アライさんの一部)が戦時には後営の役割をしていますのだ。
戦いや大規模な移動―疎開など―が終わって地域の平穏が戻れば、
平定した地域の縄張り・巣などの調整をして…。
現状、手隙の実母アライさんを含めた『チビ隊』ごとに各宿営地に分住していますのだ」

チラリ!
ドングリ姉アライさんは一同に一度、視線を遣る。

ドングリ姉アライさん「アライさんにとって血縁を後代に残すのは最優先事項なのだ。
チビ隊は出来るだけ、守りやすい場所、逃げやすい所に配置するよう気を付けて―来たつもりだったのだ…」

ドングリ姉アライさんの胸に一抹の苦い思いが過ぎるが―
それに対して、貧乏籤アライさんはケロッとした顔で合いの手を打つ。
80 : ◆8qmuaCjNUw [saga]:2018/02/06(火) 02:56:34.03 ID:tvY3357N0
貧乏籤アライさん「そうそう。アライさん達は戦いや『儀式』、『家族』のお役目が無い時はチビ隊ごとに…、
ちょっと小さな塊ごとになっているのだ。
勿論、教育のためにタヌキ『アライ』ちゃんや賢い姉アライさん達が回って来るし、
使者・伝令・斥候・巡回のアライさんは廻って来るのだけど。何か普通に過ごしていたら―」


大母アライさん「…」
『普通に過ごしていたらそうなっていたのだ』
それはそうなのだ。
大母アライさんとて、次々と起こる事象に対処しながら、ここまで急増した『家族』を率いてきたわけで…。
流石に全部の制度を前もって設計した―と言う訳ではない。

何とか、平定戦を乗り切り、『家族』の動員を解除した時。
各々の巣やえさ場や宿営地を割り振った時。
アライさんは基本構造が『母子』の社会構造―つまり、何よりも子育てが生活の中心であるから。
だから―自然とその割り振りは『チビ隊』ごととなった。
保母アライさんは、基本蛇張村村落部出身アライさん(=大母さん・小姉アライさんの血縁)中から、
選任しているが、他のチビ隊メンバーは各血縁個体群・地域個体群に大体一致している。
割り振った宿営地も、調整こそすれど、出来るだけ各個体に馴染みがある地域になる様に配慮していたから――
『普通』に惰性で分住生活が進み出していた。
81 : ◆8qmuaCjNUw [saga]:2018/02/06(火) 02:59:58.88 ID:tvY3357N0
小姉アライさん「(それはそれで結構なことだと思っていたのだ…。
もともと、アライさんは強く結合した群れは作らないけもの。せいぜい、母子・血縁個体群程度。
必要に迫られてそれを転換したのだけれど…。
戦時と『儀式』と教育と―場合によっては狩りや餌集め―で共同活動が可能になれば、
普段の日常に関しては、ある程度これまでの暮らしぶりを温存しても良い―とも考えていたのだ)」

大姉アライさん「(ただ、この分住形式。
結構、成り行きでそうなってしまったから、いろいろ不味い面もあるのだ。
特に保母アライさんの立場の曖昧さは問題なのだ。小グループのリーダーなのか、チビの保母止まりなのか。
斥候と見張りを重視するよう命令はして居たのだけど、それをどのアライさんが長となって指揮・監督するのか。
まだ、大母さんが直卒している本営や各姉アライさんが率いる宿営地、班はましなのだけど…)」

『チビ隊』は小姉アライさんの管轄。
その筈だったのだけれど―
チビ隊が戦時の一時的な『保護・人質』機能から、知らず知らずのうちに分住の単位になるにつれ、
とても一匹では目が届かなくなっていったのだ。

大母アライさん「…」
ジロリ!ジロリ!

左右に目を遣り、問題の所在を各姉アライさんが認識し始めた頃合いを見計らい―
大母アライさんは断を下す。

大母アライさん「各分住地のアライさんを再編するのだ。それぞれに長とそのまた上の長と更にその上を定め、
戦時と平時両方を統べさせるのだ。
アライさん達は『家族』で生きることに慣れて来たから『チビ隊』と云う単位は大幅に縮小させ、
基本幹部アライさんのチビのみで構成するようにするのだ」

恩寵アライさん達「「「『家族』の編成制度に変更を加えるのだ!!!」」」
82 : ◆8qmuaCjNUw [saga]:2018/02/06(火) 03:03:28.63 ID:tvY3357N0
山姉アライさん「なるほどなのだ!それで例の…『千人隊制度』って言うので問題の解消を図るのだ?」

大母アライさん「…」コクリ
大母アライさんは一つ頷くと大姉アライさんを促す。

大姉アライさんはやや緊張した面持ちで説明を始める。

大姉アライさん「え〜〜。『千人隊制度』というのは古代から遊牧国家で伝統的にとられていた
十進法区分に基づいた兵政一体の社会制度なのだ。

この制度を選んだ理由は山野に伏し、厳しい自然・気候に生活を左右され、
未だ文字に不慣れな『家族』の生態と、
かなり後代まで文字を持たず、同じく厳しい気候・自然条件に左右され
離合集散が激しいドライな気質の民を統べた遊牧国家にある種の共通点をアライさんが感じたからなのだ」


そう大姉アライさんは語り出す。

大姉アライさん「そう言った共通点から―
アライさんが兎も角、急いで取り入れる軍制・政制としてはこれが適合していると感じるのだ。

その詳細としては『家族』の全てのアライさんをまず10匹ずつの隊に分け、
10匹のうち1匹が『十匹長アライさん』として他の9匹の指揮官に任ぜられるのだ。

更に、その『十匹長アライさん』10匹のうち1匹に『百匹長アライさん』の称号を与え、
百のアライさん全体がその指揮下に置かれるのだ。

アライさん達『家族』は今は成獣300匹ほどなのだけど、
もし千匹、万匹になっても同じように同格のアライさん10匹ごとに順次『長』を選任していくのだ。

このような編制に従って、平時は宿営地ごとに生活を営み、
緊急の際は上位の『長』アライさんから下位の『長』アライさんに命令を下し、
或いは報告を上げる様にするのだ。

各『長』のもと、10匹のアライさんは共同の責任で死命進退を共にするのだ!!!」
83 : ◆8qmuaCjNUw [saga]:2018/02/06(火) 03:06:12.78 ID:tvY3357N0
一同アライさん「「「……」」」シ―――ン
貧乏籤アライさん「…」シ―ン

シ―――ン

大姉アライさん「(へっ…?不評なのだ?!説明が分かりにくかったのだ???)」

大姉アライさん「も…勿論、各長を選ぶときは今の称号・役柄と対応させながら考慮、兼務させ…」

貧乏籤アライさん「しゅ…しゅごいのだ…」ブルブル

大姉アライさん「???」

山姉アライさん「これで…天下が取れるのだ…」
洞姉アライさん「無敵の軍団が出来上がるのだ…」

一同アライさん「「「一兆円を手に入れたよりも嬉しいのだぁぁぁぁぁぁぁ」」」コスリコスリシッポフリフリ


大母アライさん「(取れるか!ガイジか!!!
取り合えず、分かりやすくてやれそうな制度が今はこれというだけなのだ!!!
大体…一兆円がどれだけなのかこいつ等分かるのか?)」


一同アライさん「「「天下が取るのだぁぁぁぁぁぁ」」」コスリコスリシッポフリフリ
一同アライさん「「「地果て海尽きるところまで至るのだぁぁぁぁぁ」」」コスリコスリシッポフリフリ

何か変な高揚感に包まれている一団にちょっとドン引きしながら、
大母アライさんはタヌキ『アライ』ちゃんに視線を投げかける。
―後で一兆円ってどれぐらいか聞くのだ!―

タヌキ『アライ』ちゃん「うぉぉォォォォォ!!!」シッポフリフリ

大母アライさん「??!!」
―マヌケか?!此奴まで場酔いしているのだ―
84 : ◆8qmuaCjNUw [saga]:2018/02/06(火) 03:09:10.93 ID:tvY3357N0
かなりドン引きである。
ずっと山野に伏していた野良アライさんが新制度の導入を―
如何にも実行出来たら、『強そう』に聞こえるアイデアを―喜び勇む気持ちは何となく理解できる。

そもそもアライグマは好奇心旺盛であれやこれやと試みるのが好きな生き物なのだから―

彼らに人間の制度を真似ることに大きな抵抗感はない。
面白そうな―あるいは生存に役立ちそうな―ものは積極的に取り入れ、ダメだったらまた、考えるまでなのだ。

そして、この制度は―やっと読める様になり始めたマンガから経た知識で―
強勢を誇った遊牧国家が基盤にしていたという事もあり、アライさんの琴線に妙に触れたらしい。

一同アライさん「「「!!!」」」コスリコスリシッポフリフリ


大母アライさん「…」
―これはちょっと重症なのだ…。人間に一撃を加えられた所だからこそ、
如何にもなアイデアに飛びつき喜び過ぎている。制度変更に変な抵抗を示されるよりはましなのだが…―

制度は定めて、任じて『ハイ!お終い』ではない。
『試み』『行い』『省みなければ』―それが不十分だったから、そもそも今回の事態になったのだ!!!


大母アライさん「血の轍を踏ませねば…」ボソッ!

そう呟いた大母アライさんの声は深い暗闇に飲まれて行った。
耳が良い同族の鼓膜にさえ、捕らえられることなく―

85 : ◆8qmuaCjNUw [saga]:2018/02/06(火) 03:09:48.54 ID:tvY3357N0
今日はここまでです。

二三日以内に続きを書き込めればと思います。
86 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/06(火) 06:07:12.67 ID:h7trQpwHO
設定ブレまくってないか?
こんな雰囲気に流されて凶暴化する奴らが人間に迷惑かけたことないわけないだろ
縛られるのが嫌で人間と離別していたのに軍隊化したら本末転倒だろ
87 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/06(火) 11:06:18.96 ID:sqsIERIJO
>>86
軍隊化ってよりは単なる班分けの詳細化って感じだからいいでしょ
問題はまた無駄に役職を増やしてごっちゃごちゃにするとこだろ、本当に分かりにくい

そういう意味では前スレで降格して「元」になった保母アライとかは今まで出てきてた奴らと同じ個体だったのかそれとも別だったのかも分からん
88 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/06(火) 13:16:19.64 ID:vDe9UDnY0
ヨチガイジの扱いどうすんだよってのもあるな
ヨチラーと生アライグマをそれらのみで10匹束ねても無意味極まりないし、10人組のうち1から2名をヨチラーにしたりしたら足手まといこの上ないし、ヨチラーは番外として10人組のうちいくつかを育児専門にするなら今までと何も変わらない
精々非常事態にさしあたって誰がその場の指揮官になるか明示化されるぐらいで、たまたまそいつが場を離れてた場合マウントの取り合いでgdgdになるぞ
89 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/06(火) 14:31:06.82 ID:cnwzPt7O0
1兆円はちょっと笑ってしまった
90 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/02/06(火) 17:14:41.98 ID:zt2yjlHN0
血の轍とは一体何だろう。わざとアライさん達には勝てない敵をぶつける気かな。
91 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/06(火) 23:16:46.59 ID:4NJxBA0NO
>>82
この制度を選んだ理由は山野に伏し、厳しい自然・気候に生活を左右され、
未だ文字に不慣れな『家族』の生態と、
かなり後代まで文字を持たず、同じく厳しい気候・自然条件に左右され
離合集散が激しいドライな気質の民を統べた遊牧国家にある種の共通点をアライさんが感じたからなのだ」

擬似家族の集まりなのに「離合集散が激しい」奴らの真似するのヤバない?
ポーズとはいえ子供死んだ時血流して悲しんだのにドライな気質と似てるって言って良いの?
92 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/08(木) 18:49:05.82 ID:ugGAnMjaO
            \  人  /   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
          _   (__)  _ < うんこうんこうんこ!
              (__)     \________
           / ( ゚∀゚ ) \              
               ̄ ̄ ̄     人
                      (__)
                人  ∩ (__)  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\∩ (__) \( ゚∀゚ )< うんこうんこうんこうんこ!
  うんこ〜〜〜!   >( ゚∀゚ )/ |    / \__________
________/ |    〈 |   |
              / /\_」 / /\」
               ̄     / /
                    ̄
93 : ◆8qmuaCjNUw [saga]:2018/02/09(金) 02:46:53.84 ID:r1/Dw+4i0
続きを書き込みます。

>>92さん
全文を改めて読んでくだされば、お分かりかと思いますが、
遊牧国家を形成した民の『離合集散が激しいドライな気質』を真似しようと大姉アライさんは言ってはいません。

(人間の諸国家諸文明の中では)厳しい環境に生きるがゆえに血縁と実利を重視し、現実主義的な(『離合集散が激しいドライな気質』)
遊牧国家の構成諸族民とアライさんにある種の共通点を見出し、そう云った気質の諸族をも統べることが出来た制度は選ぶに足るのでは…。と提案している場面です。
94 : ◆8qmuaCjNUw [saga]:2018/02/09(金) 02:48:50.73 ID:r1/Dw+4i0
某日

青年団長「これは、万里の長城だな…」

蛇張村安全エリアを取り囲む電気柵を見回し、素直な感想を彼は述べる。

佐藤「もしくは、ベルリンの壁とでも言ったところでしょうか」

自分達を守ってくれているのは分かるのだが―どうも視覚的に―受け入れがたい。

青年団員1「このエリアを足掛かりにして、故郷を復興していくんですよね?」

青年団長「ああ。そのためのプロジェクトも動き出しているぞ」
―課題も多いが。しかし、踏み出さねば―

青年団員2「そして、帰還記念式典…」

青年団長「うむ。村長だけでなく、県知事、今回の作戦にお力をお貸し頂いた県兵の皆様もいらっしゃるらしい。
どちらかと云うと感謝祭に近いニュアンスもあるかな」

佐藤「俺たちも、式典のボランティア頑張るぞ」

青年団員1、2「「はい」」
95 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/09(金) 02:52:37.19 ID:DsKDbTRLO
        うんこ ワッショイ!!           
     \\ うんこ ワッショイ!!  //
 +   + \\ うんこ ワッショイ!!/+
                 +    ブリブリ
   +     人      人      人     +
         (__)    (__)    (__)
  +    (__)   (__)   (__)     +   
.   +   ( __ )  ( __ )  ( __ )  +      
      ( ´∀`∩ (´∀`∩) ( ´∀`)          
 +  (( (つ   ノ (つ  丿 (つ  つ ))  +
       ヽ  ( ノ  ( ヽノ   ) ) )
       (_)し'  し(_)  (_)_)
96 : ◆8qmuaCjNUw [saga]:2018/02/09(金) 02:52:40.74 ID:r1/Dw+4i0
県兵の追い出し作戦が終了して暫く経つ。
今日までの間、村民たちが怠けていた―という訳ではもちろんない。

この日は村の有志が役場から許可をもらい、村民の『里帰り』支援を実施している。
そのおかげで、セルリアンとの戦いの中運良く家を失わずに済んだ方は、数十年ぶりの帰宅がかなった。
もう世代が変わっているご家庭も多いが―

慌ただしい避難のなか、大事なご位牌やご仏壇、家族の思い出のアルバム等を持っていく暇さえなかった方も多い。

せめて、セルリアンや火事場泥棒、そして家々に住み着いていたというアライさん等の野生生物・フレンズに
一片の情があることを願うばかりだった。

そして、現実は―
彼らに少しだけ優しかったようだ――


村民1「う…う…。おじいちゃん、ただいま…。今から、お祖母ちゃんの所に連れて行ってあげるね」シクシク
ご位牌を手に真っ先に気持ちを伝える人。

村民2「家の中が空っぽになってたのに、アルバムだけは残ってた…」
村民2の夫「不思議なこともあるものだな」
村民2「見て!お祖母ちゃん。こんなに若い…」

過ぎし日の中にいる大事な人と心を交わす者。

勿論、中には現金な人もいる。

村民3「爺さん家。あれじゃもう住めないよ。いっそペチャンコになるかしてた方が補助金多かったかも…」
村民3妻「そこらへんは大丈夫よ。どの家もそんなものだから。
それより―いっそ内部をリフォームして民宿しましょうよ。
この村『セルリアンとの古戦場跡』で世界遺産狙ってるんですって。
ミリオタ?廃墟マニア?の人が観光に来るかも…」
村民3「そんなに上手くいくかな…」

『里帰り』に来た何組もの村民達は、或いは故人と心を交わし、
或いは、今を生きるため『郷里』という資源をどう生かすか考えを巡らしている。

97 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/09(金) 02:53:11.28 ID:DsKDbTRLO
       人
      (_)
      (___)
     (,,・∀・)  ウンコー
      ( O┬O
  ≡ ◎-ヽJ┴◎  キコキコ




       人       
      (__)      
      (__)      
ウンコー  (・∀・,,)     
     O┬O )      
キコキコ ◎┴し'-◎ ≡



61 :
              人
             (__)
             (__)
       ウンコー  (・∀・,,)
            O┬O )
_| ̄|○  キコキコ ◎┴し'-◎ ≡




   人                      <ウンコー !     
  (__)              (,,・∀・)
 (__)                ( O┬O
_| ̄|○i|!         ≡ ◎-ヽJ┴◎  キコキコ
98 : ◆8qmuaCjNUw [saga]:2018/02/09(金) 02:55:22.31 ID:r1/Dw+4i0
一方―

ジ―――ン

青年団長「シクシク…う…う…」

基本、情に厚い青年団長は、村人達が失われた40年以上もの歳月を越えて『里帰り』がかなったこと、
そして、彼ら彼女らをこの地で待ち続けた『祖霊』達に再会が叶ったことに胸を熱くしている。

青年団長「良かった…。本当に…」

佐藤「しかし…。奇妙なこともあるものです」

青年団長「???」

佐藤「皆のお話では、火事場泥棒(?)に家々から物品が盗られたことは間違いないのに。
宗教関係物や思い出の品には手が付けられていないなんて…」

青年団長「泥棒も人の子。さすがに良心が咎めたのだろう。もう何十年も前の話だ…」

佐藤「(火事場泥棒の中には最近持ち出されたっぽいのもあるのだが…。
ボランティアを装った不逞の輩の仕業かな)」


青年団長「さて…。そろそろ引き上げの時間だ」
帰りのバスの出発時間を確認しながら青年団長はスピーカーを、佐藤はトランシーバーを取り上げる。

青年団長「村民の皆さん。バスの出発時刻まであと、20分になりました。名残は尽きぬところですが、そろそろ本日の一時帰宅を終了します」



避難区域が解除されたとはいえ、『村民』達には各々に帰る場所がある。
数十年の避難生活で手に入れたもう一つの故郷・職場・家族。

制度によって『宙ぶらりん』にされ続ける時期は終わった。
自分たちは、これから、これまでお世話になった新しい故郷を大事にしつつ、
ご先祖から受け継いだ蛇張村も少しずつでも復興させていかなければならない。
―きっと長い道のりになる―

99 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/09(金) 02:55:33.90 ID:DsKDbTRLO
         人
        (__)
       (__)┏━┓      / ̄ ̄ ̄
   o、_,o (・∀・ ) §ウ§_ 〜 < 毎度〜
   =○=⊂  )││ン | 〜   \___
   /___/| /  丿 | |_コ._|
  γ,-/| |UU'// 丿ノ     〜
   | |(),|_| ||/二)
   ゝ_ノ ̄ ̄ ̄ゝ_ノ=3ブベベ
100 : ◆8qmuaCjNUw [saga]:2018/02/09(金) 02:56:51.92 ID:r1/Dw+4i0
青年団長「(帰還式典自体は役場主体。村役場…完全に吹き飛んでいたな。まだまだ、当分、仮庁舎だろう)」

まあ、役場が隣町でもなんとかなる。それより、まずは旧村民の団結がこれから一層大事だ。
離散村民会と協力しながら―比較的、蛇張村付近に暮らしている自分達青年団が復興の先駆けにならないと!!!


ブルルルルゥー!!!


力強い排気音とともに、村民たちを乗せたバスは荒れた道を下っていく。
―この道もいずれ舗装しなおさねば!!!−
101 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/09(金) 02:57:00.00 ID:DsKDbTRLO
        *∵☆★☆☆*☆*☆☆★☆∴*
      ※∴★☆☆*°°|°°*☆☆★∴※
     *.∴☆☆☆°°°°|°°°°☆☆☆∴ *
    *∴☆★☆°\°☆☆★☆☆°/°☆★☆∴
   .. ※☆☆*°°★°° 人   ★ °°*☆☆※  *
   ∴☆★☆°°☆     (__)   ☆ °°☆★☆∴
   ∴☆☆*°°☆    (__)   ☆°°*☆☆∴
   ※☆★☆――★  ∩ ・∀・)∩  ★――☆★☆※   ⌒★
   ∵☆☆*°°     〉    _ノ   °°*☆☆∵ *
   ∵☆★☆°°☆   ノ ノ  ノ      ☆°°☆★☆∵
   ※☆☆☆*°°★ し´(_)  ★ °°*☆☆☆※ *
   *∵☆★☆°/°☆☆★☆☆°\°☆★☆∵
      ∵☆☆☆°°°°|°°°°☆☆☆∵    うんこーーー!!!
      ※∵★☆☆*°°|°°*☆☆★∵※
      *...☆∵☆★☆☆*☆*☆☆★☆∵☆    .ζ
         ※∴∵☆★☆★☆★☆∵∴※      ☆
102 : ◆8qmuaCjNUw [saga]:2018/02/09(金) 02:58:33.08 ID:r1/Dw+4i0
『すべての道はローマに通ず』
国道はやがては首都に、県道はこの県の県庁所在地に。

その県庁内の一番立派な部屋―知事室−の頑丈な扉を少し乱暴に叩く音が響く。

ゴン!ゴン!ゴン!

県知事「はい。何事かね!」

ガチャ!ペコリ!

最低限の礼儀は守り、入ってきた男は県知事に一礼する。
県知事は相手の無作法な態度に少し眉を上げる。まあ、取り立てて注意するほどではないが―

県知事「県議殿。面会の約束はございましたかな?」

県議「先ほど急遽…」

県知事「ふむ…」
陳情でも持ってきたのだろうか…。自分も暇な人間という訳ではないのだが…。

103 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/09(金) 02:58:52.44 ID:DsKDbTRLO
      / ̄ ̄ヽ
     / /~ ̄ヽヽ
     | .|    | |
     |. | ・∀・| |  ベンキー!!
     ゝヽ  .ノノ
     ヽ, ̄ ̄ ̄ ̄)
     人     Y´
     し (___)
104 : ◆8qmuaCjNUw [saga]:2018/02/09(金) 03:01:42.03 ID:r1/Dw+4i0
県知事「どうぞ。そちらにお掛けになって…」
県議「失礼します」

そうこうしているうちに秘書がお茶を持ってくる。

県知事「県議殿。ゆっくりお話を伺いたいが、それはまたの機会として。今日は要点のみを…」
県議「知事!!!」
県知事「…」ビクッ!

急に大声を出さないで欲しい。

県議「先の蛇張村での県兵の作戦に陸自の…アライさんが加わっていた、というのは本当ですか?」

何だそのことか…。

県知事「ああ。私も後から…。国も油断も隙もあったものじゃないの」

県議「それから―知事が県として陸自アライさん隊に感謝状贈呈を検討されているというのは?」

耳が早いな。

県知事「それも本当だ。国には私も思うところあるが―自衛隊にはお世話になっているし―
陸自アライさんの働きにも報いたい。実験部隊ということだから、贈呈のタイミングは防衛省と協議…」

県議「正気の沙汰とは思えません!!!」

県知事「!!??」

正気の沙汰ではない―とは随分な良い様だな…。

県知事「県議殿。何か誤解が御有りでは…。私はいやしくも県民の代表ですぞ。或いは言い間違いですかな?」

ことを穏便に済まそうと知事が出した助け舟を―

県議「正気の沙汰ではないと申し上げました!
例え子孫アライさんと云えども、アライさんを褒めるなど百害あって一利なし。まして野良の奴らは…。
アライさんは…本質的にテロリストですよ!!!」

県議は付き返す。
105 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/09(金) 03:01:58.18 ID:DsKDbTRLO
      ミ
     ミ  
       \\\
              おやすみなさいベンキー
     ( ̄ ̄ ̄ ̄ ̄)
     ヽ, ̄ ̄ ̄ ̄) バタン
     人     Y´  
     し (___)
106 : ◆8qmuaCjNUw [saga]:2018/02/09(金) 03:02:23.37 ID:r1/Dw+4i0
どうしたのだ?最近の若い政治家は何でも言うことが過激すぎる。
年寄りの自分にはついていけない。

『アライさんはテロリスト』そう断言する県議の顔を、知事はやや困惑したように見つめている。

短兵急なことを。
さて、どう答えたものか。
107 : ◆8qmuaCjNUw [saga]:2018/02/09(金) 03:03:23.91 ID:r1/Dw+4i0
今日はここまでです。

また、二三日程度で書き込む予定です。
108 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/09(金) 03:05:27.53 ID:DsKDbTRLO
うんこ祭りと聞いちゃ黙っていられねえ・・・ ウンコー!!!    
  |  /  /  |便|/ // /         人    
  |/  /.  _.| ̄|/|/|/          ( _ )
/|\/  / /  |/ /           (___)
/|    / /  /ヽ     人       /〔 糞 〕〕つ
  |   | ̄|  | |ヽ/l    (__)     `/二二ヽ
  |   |  |/| |__|/   (__)     / /(_)  人
  |   |/|  |/      ( ´∀`)   (_)    ( _)
  |   |  |/      // /  ^ ̄]゚        (`   )
  |   |/        ゚/ ̄ ̄_ヽ         ⊂〔〔 糞 〕
  |  /         /_ノ(_)          ┌|___|
  |/          (__)             (_ノ ヽ ヽ
/                                (_)
109 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/09(金) 06:45:53.58 ID:BPrnldkko
アイツら土足だろうに足跡で誰か入ったか分からないのか?それに大母が纏める以前は全く荒らされてなかったの?不思議な地だな
110 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/09(金) 10:05:49.05 ID:36FNSlYaO
人が住まないと住居はすぐ朽ちるって言われてるけど無事っぽいここの家は一体どうなってるんだ……
それに荒らされ具合も大母一派以外も前後で色々してただろうに無事とか違和感バリバリだわ
111 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/09(金) 13:00:20.99 ID:N5kw0MOaO
そういえば大母ってどこで仏具の種類とか覚えたんだっけ
112 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/09(金) 14:48:19.47 ID:DtbIKFY5O
お得意の手回しラジオかテレビの盗み見から得たんだろ、某「ハワイで親父に教わった」を地でやってるようなもんだしもう突っ込むだけ野暮だろ……必要な知識はいつの間に勝手に覚えてるよ
ってかその仏様の知識も「アラスコで衝撃を覚えた」とか言って取り入れてたけど結局危機回避能力に優れた大母SUGEEEEやりたかっただけになってるよな
113 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/09(金) 14:59:36.16 ID:MufmAHv3O
テロリスト呼ばわりされたからそれについて言及するパートに入ったみたいだけど
結局「熊の擬態は骨格的にバレバレで無理がある」っていう指摘はアライグマはお前が言うほど目悪くない!で終わりなの?
骨格的に無理っていうのはどうしようもないの?
114 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/09(金) 15:06:39.56 ID:MufmAHv3O
TTTとかの病的なアラアンチがそれを見逃すはずがないってのもどうなるんだろう
115 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/09(金) 15:22:40.95 ID:DtbIKFY5O
>>117
「幽霊の正体見たり〜」なんて言うし揺さぶりをかけられてパニック状態だったし多少形が変でも誤認するのは別におかしくは無いんじゃないかな
視力は知らん、他の夜行性動物と同等とか言ってるけど「アライグマに限らず夜行性の動物は基本的に視力が悪い(犬猫で0.3〜0.1)」ってのは無視してるし
116 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/09(金) 16:18:18.28 ID:MufmAHv3O
>>115
じゃあヘルメット代わりにサングラスかけてバイクで爆走するレベルの暴挙っていう指摘には何も反論してないってことか。
ただでさえ視力悪いのに毛皮被ってさらに視界を悪くして山から転げ落ちるように駆け抜けたら木にぶつかって首の骨折って終わるだけだとも言われてたけど。
まぁ主人公補正でなんとかなるんだろうが
117 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/09(金) 16:38:40.68 ID:DtbIKFY5O
身体の造りとかの設定も違うしその辺は「ウチはウチ、よそはよそ」って考えておいた方がいいと思うぞ
向こうでそう言った=こっちもそうだって訳じゃないし
118 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/09(金) 16:59:19.48 ID:mY4NJ5ZrO
体の造りで思い出したけど野性解放ってどうなってんだろ。
あったらそれら一切使わずに人間を手玉に取りまくってる大母の勝ち確みたいなもんだが
119 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/09(金) 17:01:15.62 ID:BC0beStb0
うんこAA貼ってる奴って本当にアンチ?
夜中の3時近くにこんな過疎スレで都合よく書き込み妨害ってできるものなのかね?
今までのアンチも作者が同情してもらうために自演してたんじゃないの?
120 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/09(金) 17:14:57.21 ID:q8T6O6YHo
凄ェ!さすが大母様ァ!
121 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/09(金) 17:28:14.33 ID:mY4NJ5ZrO
さす大
さすアラ
お好きな方でどうぞ
122 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/09(金) 19:04:15.62 ID:rmxoNadzO
>>113
逆に考えるんだ
この世界の人間達に、変装を変装と見抜く知能があると思うか?

123 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/09(金) 21:26:50.85 ID:Lpag0ZXP0
「ウチはウチ、よそはよそ」
このスレでは禁断の言葉
124 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/09(金) 22:14:36.25 ID:5Tq2QSpq0
このスレ限定で禁句なん?どういう理屈かさっぱりじゃ
125 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/09(金) 22:19:22.18 ID:mY4NJ5ZrO
投下されてから一週間も経っていないよそのネタを引っ張ってきて
本当はこうだ!アライさんは本当はこうだ!お前らは甘く見ている!この作者のやり方でうまくいくはずがない!
この作者の考えはおかしい!こうだ!こうだ!こうだ!!
っていうやり方で有名になったと言っても過言じゃないからなぁこのスレ
126 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/09(金) 22:30:22.09 ID:mY4NJ5ZrO
連投失礼。
「本当はこう。現実はこう。普通に考えたらこう」っていうネタで成り上がってきてるから「よそはよそ」を認めるとこのスレの9割がたが無意味になる。
投下直後から突っ込みが大量に入るのはそういうネタでやってきたからこそリアルを追求し続けろっていう声でもある。
なのにアライさんに関しては不自然に贔屓されているのが目に見えているって所から不満を感じている人はいるんじゃないかと勝手に考える。自業自得というか因果応報というか
127 : ◆8qmuaCjNUw [saga]:2018/02/09(金) 22:38:55.91 ID:r1/Dw+4i0
作者です。

ただいま続きを執筆中。

ちょっと、ご質問が溜まっているようなのでお答えしますね。

>>109さん。>>110さん。

これは、自分が簡潔に書きすぎたせいかもしれませんが…、普通に『足跡』もついているし、『荒らされて』いますよ。

そもそもこの村民たちは自分のお家が長年放棄され、アライさんや他の(イノシシやらタヌキ、ハクビシン等)野生動物の住処に
されていた、と云う前提で訪れています。当然、混乱期や放棄後には人間の火事場泥棒もいたことでしょう。
『それでも、もし…幸運にもかつての日々の縁(よすが)が少しでも残っていれば』と。

だから、逆に『足跡』があろうが、昔の家財が消えていようがそこまでは気にせず(というより、事前に村民が知りえる情報ではそれが普通のこと)、思い出の品が残っていたことを喜んでいる、という訳です。

人間の泥棒にとってもアライさんにとってもアルバムとかはあんまり価値のない、標的にならないものですし。
『ピッカピッカ』の仏具はアライさんにとっても『お宝』かも知れませんが…、
なら尚のこと『アライさんのお家』に保管するはず…。

と云うところに、大母アライさんの持ち出し禁止令が下り今に至る、と。

また、住居の無事さに関してですが―、全然無事ではないです。
シリーズが長くなってしまったので仕方ないですが、そもそも何とか原型を留めている家屋が避難前の3分の1以下と記述した記憶があります。興味があればご確認をお願いします。

実は>>110さんのご指摘について、そのまま記述された場所があります。

>>96の『村民3「爺さん家。あれじゃもう住めないよ。いっそペチャンコになるかしてた方が補助金多かったかも…」
    村民3妻「そこらへんは大丈夫よ。どの家もそんなものだから。
    それより―いっそ内部をリフォームして民宿しましょうよ。
    この村『セルリアンとの古戦場跡』で世界遺産狙ってるんですって。
    ミリオタ?廃墟マニア?の人が観光に来るかも…」
    村民3「そんなに上手くいくかな…」 』

という部分。

村民3(夫)が『あれじゃ住めない(荒れ具合。老朽化で)。いっそ、家がなくなった方が補助金が多かった』と嘆くと、
奥さんは『どの家(家庭=他の村民)もそんなもの』と答えています。

家が残ろうが残るまい(ペチャンコ)が補助金は変わらない=それだけ資産評価が出ないほどヤバイ。

そして、逞しい奥さんは『外側だけは残して、お金儲けしよう!』と提案しますが、
旦那さんに『そんなには上手くいかないのでは』とツッコまれています。

こうしたやり取りで、読者の方も村民の置かれた状況を察して下さるものと思っていたのですが、少し説明不足であったようです。

今回の一時帰宅は作中の描写道り、云わば『遺品回収』が目的の有志活動。
何十年も放棄せざるを得なかったお家にそのまま住めるとも、内部に残した物品が全部無事とも訪れた人は誰も思っていない。
そんな中でのワンシーンであることを思い出していただければ、より理解がしやすいのではないでしょうか。
128 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/09(金) 23:01:13.34 ID:QWc6+FBXo
>>126
現実的にだとかより最早ただの逆張りアンチSSになってるし今更だね
129 : ◆8qmuaCjNUw [saga]:2018/02/09(金) 23:33:32.47 ID:r1/Dw+4i0
続きです。

>>111さん。>>112さん。

え〜〜と。これもシリーズが長くなったので仕方がないのですが…。
大母アライさん、大姉アライさん等村落部出身アライさんは、蛇張村で行動圏が完結していたわけでは無く、
しばしば餌集めやら、好奇心やらで人里にも行き来していた、と書いていたはずです。

そうした日々を送れば、当然、お墓参りをする人を見かけることもあったでしょうし、
毎日仏壇にお経を読み故人に話しかけるご遺族の声を聴くこともあったでしょう。
『お前さんが逝って、○○年になるが、ワシは変わらず暮らしているよ』等。

学校にもし忍び込む機会があれば、ブッダやイエスのエピソードを聞く機会さえあったかもしれない。

さて、そんな情景を思い浮かべていただいたところで、後は読者の皆さんのご想像にお任せします。

『アライさんの様なバカは仮にそう云う機会が在ったとしても、その情景の意味を推察出来はしない。作者はアライさん贔屓。
アライさんSUGEEEEしたいだけ』とお考えになるのも結構ですし。

『いや、少なくとも他のフレンズやヒトなら仮に育った文化が違っても、ある程度場数を踏めばそれの意図するところくらいは、
察知する。アライさんが特別YOEEEE補正が掛かっていないなら、アライさんの中にもそれを(共感よりは損得勘定からでも)理解する個体はいるだろう』と感じるのも自由です。

どうぞ、ご自由に想像の翼をはためかせてください。


>>115さん。

良い所にお目を付けられました…。
このSSのスタンスに『動物の擬人化とは果たして何だろう。けものがフレンズになることは幸せなのだろうか』と云う問いがあることは何度かご説明したことと思います。

さて、夜行性動物は目が悪い―と書いて、>>115さんはあの優しい微笑みのキャラクターを思い出しませんか。
『私、夜行性だから』

実は、現実のアライグマの特徴を反映し、このSSのアライさんは『やや色盲気味。視力は明確にはし辛いが多分人間でいうBかC以下』
ぐらいの感覚で書き始めました。

ただ、それで書いているうちにちょっとした疑問が…。
よく考えたら、かなりの哺乳類が目が悪い(あくまで人間基準)。そして、夜行性、ないし半夜行性。

しかし―アニメでは特段にフレンズの目が悪い描写はなく、『アライさん目が悪いネタ』を採用しているSSも他のフレンズ関しては
概して視力を問題視していない…。

もしかして、フレンズになったら別に目は問題ないのでは?
或いは――アライさんに弱点を付け、YOEEEしたい人間の気持ち(マウントを取りたい人間の心)を鏡のように映しているのでは…。とも思えてきて―。

一応、当SSの設定では『やや色盲気味。視力は明確にはし辛いが多分人間でいうBかC以下』のノリで行きますが、
もし、>>115さんがよろしければ、私と一緒に考えていただけないでしょうか。
『なぜ、自分は(一時的にしろ)アライさんが目が悪いことを強調していたのか。他のフレンズの視力にはツッコミ疑念を一切抱かず』そう考えると見えてくるものもきっとあるでしょう。

自分は『うぉ!人間ってよく考えたらすごい所あるじゃん!!!』とSSを書きながら何時も実感する毎日です。

ああ、クマのお話は、これの応用です。
クマは耳と鼻は良いのですが―目はかなり悪い動物です。
でも、別に木にぶつからずに走れていますね。

『転がるように黒い塊が山から下ってきた。よく見るとクマ。駆け降りるのを遠めに目の当たりにし、慌てて逃げかえった』と云う
ツキノワグマと人間の実際の遭遇事案を下敷きにあのエピソードを書きました。

TTT会員達が見たのは、藪を駆け降りるクマの『黒い大きな影』。聞いたのは轟くような吠え声。
しっかりと全身を隈なく間近で観察などはしていません。入山以降ずっと彼らは地域を騒がせていた巨大クマを心配していたので…。

そういう風に書いたはずなので、どうかご確認をよろしくお願いします。

ちなみに他の作者様のお話の中はどうか存じませんが…。
当SSはしばしば、『アライさんはイメージとは異なり、チンパンジー・ツキノワグマ並みの脅威に成り得る』とかなり初期から、記していたはず…。首の力だの手(前足)の力だのと云ったお話はそちらもご参考にしてご想像いただければ、と思います。
130 : ◆8qmuaCjNUw [saga]:2018/02/09(金) 23:45:58.43 ID:r1/Dw+4i0
そうだ…。

あと>>129はあくまで、自分がSSを書く上での所感でほかの作品・作者様にケチを付けている訳ではありません。

自分が書いて居るうちに、こんな心境になった。こんな気づきがあった。この物語に触れた方はそれをどうお考えですか…。
というささやかな問いかけにすぎません。


読者の方のご質問には極力お答えしようと思っているのですが、レス数や以前の荒らしの件もあってどこまでお答えすればいいのか、
分からなくなってしまうことがあります。知らずに地雷を踏んでしまっているのかも。

どの人がどういう意図で反応を返してくれたのか…。

もし、気分を害した方がいれば、申し訳ありません。
131 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/09(金) 23:59:32.40 ID:BPrnldkko
他のSSでは他のフレンズに関して問題視してないって、虐待スレなんだから対象だけが下位の存在になるのは当たり前では?
人気取りしたくてアラ虐の体で設定真似たのが首絞めてるだけじゃん
132 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/10(土) 00:08:26.50 ID:rnT6IKWio
>>127
大母一派が現れる以前・以後にそいつ等以外のアライさんはいなかったのか?荒らさなかった(仏具を持って行かなかった)のか?ってことじゃねーの
133 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/10(土) 00:15:01.67 ID:URw2OcoM0
アラ虐SSにアライさん以外のフレンズの細かい描写を求めるのか…
134 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/10(土) 00:18:55.75 ID:hwB8C9A7O
うちのSSでも途中でそれに気付いて、眼が悪い設定は消したな
むしろ夜目が利くってことで人間より視力強いぐらい
135 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/10(土) 00:26:23.46 ID:WWslaT1tO
極端な例だけどバッタの能力を持った改造人間を造るとして「衝撃を受けると足がもげる」みたいなその個体の欠点までそのままつけるか?って話だよな
普通は人間とバッタ両者の良いとこ取りにするのが常識的な考えだよな……上っ面だけ取ろうとするから>>1は浅いしペラいのよな
136 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/10(土) 01:44:07.74 ID:sUP89vb5O
また>>1の回答を利用してわたアラ荒らす奴が出たのか
137 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/10(土) 01:54:23.77 ID:6UxJbvqjO
わたアラ作者の自演だぞ。そうやってこっちを荒らそうとしてるんだ。
あいつ元々ここの荒らしだし、それくらいやる
138 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/10(土) 02:03:31.21 ID:sUP89vb5O
お前の被害妄想なんて聞いてないわ
139 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/10(土) 03:46:56.36 ID:3zsQsdmU0
自演の証拠や根拠はあるのでせうか?何もないけど信じろと?
きっとこの先も説明もしないまま自演だと主張しつづけるのだろうね
140 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/10(土) 07:27:26.99 ID:G/YdvKgYO
というかわたアラが荒れてこっちになんかデメリットあるの?
作品間の対立は>>1だって認めてるんだし勝手に荒れるなり死ぬなりなんなりすればいいじゃん。
作品愛がないまま虐待だけしたいレイシストだって判明しちゃったんだし、このまま潰れるのがけもフレっていうジャンルのためじゃない?
むしろ今がアラ虐っていうジャンルを[ピーーー]良い機会じゃない?
141 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/10(土) 07:30:56.63 ID:EV6ddsdQO
>>もし、>>115さんがよろしければ、私と一緒に考えていただけないでしょうか。
『なぜ、自分は(一時的にしろ)アライさんが目が悪いことを強調していたのか。他のフレンズの視力にはツッコミ疑念を一切抱かず』そう考えると見えてくるものもきっとあるでしょう。

本当にコイツは一体何を言っているんだ……なんで>>1が「アライさんだけ視力が悪いことを強調し、他のフレンズのことはは考えなかったのか」をこっちが考えなきゃいけないんだよ……
そんなの>>1が何も考えてない馬鹿だったか、アラ虐路線で人気に乗っかろうとしてただけだとしか考えられんわ
それとも毎度のこじつけ言い訳みたいに何か深い()意味でもあんの?
142 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/10(土) 10:01:45.87 ID:j99yTsW+O
投稿して1日以上経つのに誰も乙しないwwwwwwwwwwwwww

http://livedoor.blogimg.jp/karapaia_zaeega/imgs/f/9/f98ba463.jpg
これは福島の炉心溶融から4年後の写真
建物もそうだが40年も経ってたら道路を車で走れんし
水道や電気などのインフラも完全に死んでるから
人が住めるようになるまで更に10年はかかる

自衛隊法第6章「自衛隊の行動」(第76条〜第86条)にあるが、
自衛隊は外部からの武力攻撃とか人命救助以外に対しては
関係自治体からの要請なしに出動できない
2014年、秩父の大雪の際に自衛隊が孤立世帯に対する支援を提案したけど
自治体が要請しなかったから支援できなかった、って話は有名
『異世界なので法律や組織の権力図が違います』ってんなら
紛らわしいから現実の組織の名前塚わなでくれ

結局のところ、>>1が叩かれているのって
読者に対するマウントが激しすぎるからなんだよね
昨晩の投稿だって『自分は悪くありません、理解できない読者が悪いんです』
って気持ちが文章からにじみ出ている
143 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/10(土) 11:08:25.04 ID:EV6ddsdQO
補足説明感より言い訳感が凄いよな
144 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/10(土) 11:09:57.05 ID:sUP89vb5O
>>140
43レスもコピペ連投して荒らしてる本人は言う事が違うな
どうせレイシストだって根拠も脳内にしか無いんだろ?

>>137
連投してる本人が来てるけど、これもわたアラ作者の自演なのか?
145 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/10(土) 11:17:27.29 ID:ttKCXxjWO
>>144
頭が悪いから人間を2人以上覚えられないんじゃないか?
数字を数えられないから、『自分が気に入らない奴』を1人としてひとまとめにするしかないのでは
146 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/10(土) 13:35:03.32 ID:URw2OcoM0
>しばしば餌集めやら、好奇心やらで人里にも行き来していた、と書いていたはずです。

これは確かにあったけど、ここから

>そうした日々を送れば、当然、お墓参りをする人を見かけることもあったでしょうし、
>毎日仏壇にお経を読み故人に話しかけるご遺族の声を聴くこともあったでしょう。
>『お前さんが逝って、○○年になるが、ワシは変わらず暮らしているよ』等。

>学校にもし忍び込む機会があれば、ブッダやイエスのエピソードを聞く機会さえあったかもしれない。

ここまでの想像は流石に読者には出来ないかな
現実世界で暮らしてる人間ならあり得なくはないだろうけど、
創作作品のアライさんがそんなことまで前提にされてるとは普通思わないからね
内臓コスコスみたいに曲りなりにも学習したという描写があればまだ分かる
147 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/10(土) 13:54:56.20 ID:URw2OcoM0
あ、でもその後にご想像にお任せします的な言葉が連続してるということは、
結局のところ補完は読者任せにして、説明を放棄してるだけなのか?
148 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/10(土) 16:04:42.29 ID:dmIklQ/IO
「わざわざ書かなくとも自分の考えが読めない読者が馬鹿」ってことなんだろ
突っ込みが入ると「想像して下さい」だの「考えれば分かる」だのばっかりだもの
149 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/10(土) 17:06:41.15 ID:zSQo4mQn0
そもそも、補足しないと理解されない物語ってどーなん?
ただの自慰やろ(直球)
150 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/10(土) 17:26:35.26 ID:o26DclSQ0
SSなんて元々[田島「チ○コ破裂するっ!」]だろ……それを否定するやつはいないと思うぞ
頭の中の情景や設定を文章にして伝えるって難しいからしゃーない、自分は100%分かってるけど相手は0%だから思ってる以上に他人には伝わらん
だから分かりにくい文章ってのは細かく書くのを横着してるか「これくらいなら書かなくても分かるだろ」って下に見てるか、普通に伝えるのが下手かのどれか
151 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/10(土) 17:41:44.51 ID:aPWUVd1HO
いや>>1は否定するかもしれんぞ、プライド高いからな
自分は他とは違う高尚な作品を書いてると思ってそう
152 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/10(土) 19:43:18.89 ID:vNVjJhA20
>>146
うーむ。確かに好奇心旺盛ならもっと情報を仕入れようとしてアルバムとかも荒らすんじゃないか?

それにたぬきちゃんの描写で確かいきなり他の星に飛ばされたみたいな話だった気がするけど俺たちだって訳の分からん星に飛ばされたら荒らしはせずとも物色はするな

そしてその後アルバムとかを元に戻せる心があれば有害指定にはされんだろ
何と書こうと作者の自由だから批判する気は無いが「実はアライさんたちは理性的でもあった」とかは萎えるぜ?
153 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/10(土) 20:07:51.77 ID:k90tZt6FO
残ってるとは言ってるけど荒らされてないとは言ってないし持ってかれて無いだけで床に散乱くらいはしてんじゃね
154 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/10(土) 20:18:16.18 ID:o26DclSQ0
>>1「描写が少なかったかもしれませんが少し考えれば想像できると思います」
155 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/10(土) 20:22:21.53 ID:YjGjcT310
>>152
人間ならそうだけど獣の価値観と害虫と呼ばれるモラルしかないのに
人間の文化は理解できないだろう
ましてや大母アライさんの元にで軍隊アリ並みに統率取れた動きをしてる奴らだから
非合理的な行動と一笑に伏すかもしれん
156 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/11(日) 19:53:51.12 ID:FBRNPKIRO
このスレ見て「よく考えた」人のやることがよそのスレを150近く荒らしで埋めることなのか
157 : ◆8qmuaCjNUw [saga]:2018/02/12(月) 00:39:17.84 ID:YPEDiorm0
続きを書き込みます。
158 : ◆8qmuaCjNUw [saga]:2018/02/12(月) 00:41:34.39 ID:YPEDiorm0
県知事はマジマジと県議の顔を見つめ、やがて一つ頷く。

県知事「県議殿。少しお疲れの用ですぞ。一度出直すことをお勧めします」

スゥ―

目の前のテーブルに置かれた湯呑を示しつつ、知事は口を開く。
色々と知事も忙しい身。
要領を得ない嘆願は控えて―それを飲んだら事務所で再考してほしい。

そんな知事の反応を見て、県議はますますボルテージが上がる!
自分がわざわざ足を運んだのに、この老害の頑固者め!!!
後援者の方々が心配した通りだ。
―大方、次の知事選で『フレ信票』『アラ信票』『愛護票ならぬ愛誤票』を逃すのが惜しいのだろうが―

県議「(そうはいくものか!!!)」

ガタン―

頭に血が上った県議は激情半分、パフォーマンス半分で吠え声を上げる。

県議「これはこれは!!!失礼ながら知事は、我が県の現状を正しく認識しておられない様ですな!!!
県民の代表者たる身分でありながら…。アライさんの悪辣さは世人の知るところ。
空き家や下手すれば民家に住み着き、畑やゴミを漁り、
終いには追い出しに掛かった県兵に火炎瓶まで投げつける!!!
山や森に住みつき、野生動物・野生フレンズまで襲い、森に立ち入った子供に牙をむいた事例さえ…。
これをテロリストと呼ばず何と呼ぶのです!!!」

159 : ◆8qmuaCjNUw [saga]:2018/02/12(月) 00:44:03.95 ID:YPEDiorm0
ハアハアハア…

県議「(我ながら…パフォーマンスが過ぎたかな…。いや、政治家と言うのはこういう積み重ねが大事。
有権者は案外よく見ている)」

肩で息をする県議。『ちょっと言い過ぎ』を軽く後悔しながら相手の出方を探る。


チラリチラリ…


県知事「(そろそろ終わりか。まあ、ここまで足を運んで『吠え声』一つ上げずに帰れば…。
流石に県議殿も後援者に面目が立たんだろうて…)」

知事は知事で、相手の『吐露』が終わるのを待ちながらタイミングを見計らう。
若手の啖呵を受け止めるのも上位の『老人』の役割―これがなかなかしんどい。

―もういいかな―


県知事「そうですな―。何と呼ぶかと問われれば―
普通に『野生動物』『けもの』ないしは―『害獣』と呼ぶ外ないでしょうな」

知事は努めて落ち着いた声で話しかける。

県議「…」キョロキョロ
若手の県議はやや毒気の抜かれたような顔をしつつ、拳の下ろし所を失い戸惑う。

―作戦は成功―

県知事「さあ。一旦腰を降ろして、どうぞお茶の冷めないうちに」

県議は暫く、席を蹴ったものか話を続けるべきか迷った末。
ストンと腰を降ろしお茶を啜り始める。

県議「…」ズズズゥ

知事は少しそれを見守った後、ゆっくり口を開く。

県知事「さて、そろそろよろしいですかな」

160 : ◆8qmuaCjNUw [saga]:2018/02/12(月) 00:46:00.68 ID:YPEDiorm0
県知事「県議殿。あまり短兵急な物言いは責任ある立場としてよろしくありませんぞ。
県民・国民の皆さんと私は心配事を常々共有しているつもりですが…。
一般の方が『アライさんはテロリスト同然の脅威だ』と話す事と、
仮にも公職に就いている者が『アライさんはテロリストだ』と公言することでは意味が違ってくるのです」

県議「それはどういう意味ですか?」

知事の諭すような声に少し気分を害しながら、県議は問い返す。

県知事「平たく言うと―『アライさんはテロリストだ』と発言し、そう認識をすることは、
人間側、ことに日本国のみに不利益に働く―という事です」

県議「…」パチクリ!

県議は知事をおかしなことを話す人の様に見つめる。
この知事は、老害ではあってもアラ信ではなかったはずだが、何処かで思想汚染でもされたのだろうか?

ハァァァァァァ

知事は知事で県議の鈍さに溜息を吐く。
此奴はまだ若い身の上なのに―何という政治センスの無さ、迂闊さだろう―これでは一生田舎の政治家止まりだぞ。

161 : ◆8qmuaCjNUw [saga]:2018/02/12(月) 00:49:16.88 ID:YPEDiorm0
県知事「良いですかな。
これは刑法と民法の基本ですが、『法的な権利を行使し或いは義務を負えるのは法人のみ』
『在る者に刑罰が科せられるのは、その者に期待可能性が有ったから』こそ!」

ジロリ!

県議「…」!!!

流石に高校や大学の授業で習ったことを思い出したのだろう。
県議は少しの間、黙考する。

県議「(『法的な権利を行使し或いは義務を負えるのは法人のみ』これはそのまんまの意味だ。
木石がアパートを借りることは出来ない。人間がアパートを借り荷物として石を置くことは出来ても。
ヒトがヒトを木刀で叩き殺しても、木が殺人罪にはならない。ヒトが殺人罪に問われる)」

飼い犬が他人に噛みついたら。
野良犬なら、野生動物なら…。
同じことだ。『ヒトのみが権利を行使し、責任を負い、賞罰を受ける』

ただし――フレンズと人間との関係が締結された日本国では―一応フレンズにも擬制的な人権が認められている。
ヒトの社会から離脱しない限りは――。

その範囲や扱いの詳細を巡り未だに各勢力・学説・政治的立場の諍いは絶えないけれども。

162 : ◆8qmuaCjNUw [saga]:2018/02/12(月) 00:51:48.47 ID:YPEDiorm0
県知事「期待可能性とは―まあ、老いぼれのワシが話すより辞書を引く方が早いが…。
要は『適法な』―正しい―行動をその者に期待できる可能性のことじゃな。
『貴方は正しいことも、悪い事も自分の意思で出来た―にも拘らず、悪い事をした。だから罰を下しますよ』と。
従って、期待可能性が無いか少ない、少年や一部の精神・知的障害者―心身喪失・衰弱者―は刑を減免される。
正当防衛や緊急避難が許されるのも同じ理屈じゃな」

『暴漢に襲われ、他に適法に身を守る手段がないから止むを得ず反撃した』
『船が沈没し、自分が助かるには他人を蹴り落とすしかなかったからそうした』

どちらも、期待可能性がその場では無かったと云う理由で免責され得る(ただし、より細かくは諸説あり)。


さて――

この若者に学校の講義を思い出してもらったところで…。

県知事「『アライさんはテロリスト』そう公職にある者が発言するという事は、換言すればどういう事かな?」

県議「…」パクパク
県知事「ん?」

キョロキョロ

『テロリスト』
特に同時多発テロ以降の人間の歴史、政治史においてこの言葉は頻繁に使われるキーワードとなっている。
しかし―意外なことに『テロ』『テロリスト』と云う言葉の定義は今も見解が分かれている。

最大公約数を取れば―『恐怖心(テロル)を引き起こさせることにより特定の政治的目的を達成するため
(組織的)暴力の行使をする人物または集団―と言ったところだが――

163 : ◆8qmuaCjNUw [saga]:2018/02/12(月) 00:56:04.18 ID:YPEDiorm0
目を泳がせ始める県議に噛んで含める様に知事は続きを話す。

県知事「『アライさんはテロリスト』と公言することは…。
アライさんは犯罪を『主体』となって犯せるヒトに準じた高度知的生命体と云わば公認するということ。
自分の意思で強くなることも、思いやりを持つことも、賢くなることもできる
―期待可能性が有る存在であると―言外に『公』が認めるということ。まあ、ヒトと完全に同格かは兎も角…」

じっと知事は県議の目を見つめる。

その言葉を発するということは、つまり、アライさんに『人権』と云うか『法的責任』を仮想的とはいえ、
想定しているわけだ。
それを想定しながら、『付与していませんでした』『一方で根滅政策やってました』では―
ヒトの側に政治責任が生じてしまう。それが強制力はない道義的・倫理的なものだとしても。

県知事「故にテロリストとは―。ちょっと軽率な言葉だな」

『アライさんはテロリスト』つまり、政治的目的の達成を目指そうとしていると―
そんな高度なことが可能な生き物だと『アライさん』を認定することは―
ほぼイコールで、アライさんは性向の違いは有れど、『本当は』ヒトと同格に成り得る、
同格な筈の存在だと認めるも同然。

そして『テロ』という概念の中には―『白色テロ』という分類も含まれる。
164 : ◆8qmuaCjNUw [saga]:2018/02/12(月) 00:59:29.80 ID:YPEDiorm0
県知事「県議…。わざわざ、ブーメランを投げて『アライさんに有利な状況』を作る必要はありますまい」

県議「ブーメラン…」

『アライさんはテロリスト』と云えばその瞬間に、
アライさんは『人間が先に、或いは並行して白色テロを、ジェノサイドをして居たのだ!』と主張するだろう。

当然、そんな声は無視しても良い。良いのだが…。
無視できるのは個々に孤立した『野良のアライさん』の声までだ。


日本国内のアラ信・フレ信・人間と共存の道を選びその支配下で平穏に暮らしているフレンズ、フレンズ協会、
ジャパリパークのアライさんとその子孫。

200か国を超える国際社会―勿論その中には日本と利害が対立し、
日々『批判カード』を血眼になって探す国々も含まれる―。


彼らの声までは無視できない。痛みを覚悟で押し切ることは出来るかも知れないが…。

フレンズが関わる問題は、アライさんに限らずだが、本当にデリケートな問題なのだ。
何といっても、未だに流動的で―ヒトもフレンズも―現在進行形で揺れ動いている。

165 : ◆8qmuaCjNUw [saga]:2018/02/12(月) 01:03:10.79 ID:YPEDiorm0
県議「それは…。確かに…。ご懸念は理解できました。
法学解釈や政治的な―歴史的な―文脈に沿うと厄介な面も有るとは言えるでしょう」

『特定有害フレンズ防止法』は人類衰退期の混乱期に急ぎ足で制定された諸法の一つ。
制定時から、既に半世紀近くが経つ。

当時はフレンズ(アニマルガール)を国内でどう位置付けるか定まっておらず
(現在も若干の混乱は続いているが)、その上、空路・海上輸送もセルリアンの出没で脅かされ始めていた。

そんな中、国内資源、特に農作物を守ることは至近の課題。
害獣行為を当時行っていたアニマルガールの中でも、アライさんは最も悪目立ちし、
おまけに元種が外来種で――その上、人によっては何とも小憎らしく感じる外見・言動をしていた。
性格も志向もヒト社会との相性も最悪―少なくとも当時の人はそう感じた。

『では取り合えず、此奴を対象にして様子を見よう。他の案件も山ほどある。忙しい忙しい』

それから、幾年月。
法律は一度作ると後が大変だ。
ジャパリパークのアライさんに関する例外規定の改正時は、国会も路上もドッタンバッタン大騒ぎしていた。


だから―

県議「知事が及び腰になるのも分かります。しかし、県民の不安は肌感覚のもの。
どうご説明なさるつもりですか?」

県知事「ふむ」

多少歩み寄る姿勢を見せ始めた県議の質問に対し、今度は県知事が考え込む番である。

知事であっても、本格的な対応は議会と県職員の協力が無い事には。
一朝一夕に対策案が出来上がるわけでもなし。
166 : ◆8qmuaCjNUw [saga]:2018/02/12(月) 01:07:44.32 ID:YPEDiorm0
県知事「捕獲奨励金の額を少し調整するよう考えているところだ…。
それから、県内外市町村の鳥獣害情報交換会議を出来るだけ緊密に。
火炎瓶にはワシも驚いたから、そういうことも在ったと県警や駆除業者、猟友会にも周知しておかなくては。
後は、県民の皆様に情報発信の強化を。
アライさん・アライちゃんを含め、野生動物には濫りに近寄らず、刺激せず、何かあれば役場に連絡を、と」

県議「(絵に描いたような『お役所仕事』だな。新鮮味が欠片もない。それが悪いと言う訳ではないが…)」
県議「アライさんの『新型被害』に関する対応は如何なさるおつもりですか?」

県知事「新型の被害など…起こっていないじゃろう」

そうか!
そこに認識のずれがあったのか。

県知事「別にアライさんに限らず野生のけものは悪知恵が働くものじゃし…。
空き家や民家に住み着き、畑やゴミを漁るのは困ったものじゃが…一般的な野生動物の生態の一部じゃ。
人間としては対処せねばならんがの。
火炎瓶云々は特異なケースじゃし、それとて、野生のけもの―例えばサルとかも身に危険を感じれば、
手近な物を投げつけるじゃろう。
山や森のけもの同士―野生動物・野生フレンズ同士―喰ったり喰われたり、縄張り争いをするのは、
見る分には辛く悲しいが、これもけものの性じゃて。
不用意に攻撃したり、近づく人間に牙をむくのも同じことじゃ」


知事にしてみれば、県議の『テロリスト』発言はむしろ異常なものに思えてしまう。
知事のもとに報告が上がっているアライさんの『害獣行為』はどれも、『テロ』とは無関係な、
ただ、餌を求め、ねぐらを求め、偶発的にヒトと衝突する野生のけものの行動の範疇に留まっている。

気になることと言えば、最近少しアライさんの個体群が大きく成り気味ということぐらいだが―
まあ、血縁個体で固まる習性もあるそうじゃし、異常ということはないと専門家会議も言うていた。
167 : ◆8qmuaCjNUw [saga]:2018/02/12(月) 01:09:35.11 ID:YPEDiorm0
県議「…」

県議は猶、何か話そうとするが―今度こそ時間切れだ。

コンコン!

控えめなノックの音がする。

県知事秘書「知事。次のご予約が」
県知事「分かった」

チラリ!

知事は話しを打ち切ることを詫びる様に軽く頭を下げ、県議も不承不承ながらそれに答える。

県知事「もし、本当にアライさんがテロだの反乱だのやれるようなけものなら…」

知事は立ち上がりながら、締めの言葉を掛ける。

県議「…」スクゥ―

県議も同時に立ち上がる。

県知事「その時はその時。上が―国が―和睦なり戦なりその両方なりを決めるじゃろう。
ワシ等はまずは身近な人々を権限の範疇でしっかりサポートしていくのが仕事じゃで…」

県議「一応、私の懸念は伝えましたから…」

これまで手堅く県政を纏めて来た『ご老公』にそう言われれば、血気盛んな若手県議も引き下がらざるを得ない。
ご老人には過激な言葉での説得は逆効果に働いてしまったようだ…。

334.56 KB Speed:0.2   VIP Service SS速報R 更新 専用ブラウザ 検索 全部 前100 次100 最新50 続きを読む
名前: E-mail(省略可)

256ビットSSL暗号化送信っぽいです 最大6000バイト 最大85行
画像アップロードに対応中!(http://fsmから始まるひらめアップローダからの画像URLがサムネイルで表示されるようになります)


スポンサードリンク


Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

荒巻@中の人 ★ VIP(Powered By VIP Service) read.cgi ver 2013/10/12 prev 2011/01/08 (Base By http://www.toshinari.net/ @Thanks!)
respop.js ver 01.0.4.0 2010/02/10 (by fla@Thanks!)