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【安価】魔王「勇者に復讐する」
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11 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga sage]:2018/02/09(金) 23:12:30.71 ID:Prg7SE/pO
カリカリすんなよ
12 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/02/09(金) 23:14:42.88 ID:yDNouZBMo
下半身脳でよく考えて安価取らないからこうなる
13 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/02/09(金) 23:16:08.00 ID:O5+cqlpKO
開幕からこんなのじゃもう更新ないだろうな
14 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga sage]:2018/02/09(金) 23:16:28.76 ID:Prg7SE/pO
書きようによっていくらでもできることあるだろ
ローブが無くなることで、服着てない間はパワーアップできるけど〜とかみたいな話も書けるし
何でこんな程度の安価で。そんなに難しいの?
15 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/02/09(金) 23:17:25.49 ID:cyZohNkTO
余所のスレでも注意されてたageガイジ君かな?
16 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/02/09(金) 23:17:53.06 ID:W9RGVzLL0
お前が一方的に悪いってわけでもないがとりあえず黙れ
>>1
が何も言ってないのに不毛な議論を続けるな・・・
17 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/02/09(金) 23:18:17.44 ID:4jK5aEOl0
そうやって変に反応するから駄目なんじゃないの
お前のほうがカリカリしてんじゃん
18 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/02/09(金) 23:18:28.92 ID:8fVzgmeBO
自分を正当化しようと必死すぎない?
19 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2018/02/09(金) 23:19:52.22 ID:sQvFWFcLo
魔王「きゃぁああっ!?」
魔王「…………」
レベル:99
ちから:7
すばやさ:10
たいりょく:14
みのまもり:9
かしこさ:967
うんのよさ:317
さいだいHP:14
さいだいMP:4
E魔封じの書
E魔封じの盾
E
E
E魔封じの指輪
魔王「やったわ…厄介な装備が2つも…!」
魔王「ステータスは戻ってないみたい…」
魔王「やっぱり全部外さないと元にはもどれないみたいね」
魔王「でもこれは大きな一歩よ!」
魔王「毒をもって毒を制す!呪いの装備の解呪には呪いの装備!」
魔王「どうか期待を裏切らないで…」パラパラ
@謎の召喚魔法の呪文
A本の中に入る呪文
Bドレスアップの呪文
C本が襲い掛かってくる呪文
D自由安価
安価下2
20 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/02/09(金) 23:21:27.38 ID:4jK5aEOl0
3
21 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/02/09(金) 23:21:31.34 ID:IDEGYYUDO
2
22 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2018/02/09(金) 23:55:47.49 ID:sQvFWFcL0
Rは保険 エロパート導入は自由安価に頼りがちになります
更新ペースは………エタらないようには努めますので…
魔王「これは古代の人語かしら、意味わかんないけど何となく読める…」
魔王「"あらたに ぼうけんのしょを さくせいしますか"…」
魔王「?? "はい" ?」
魔王「!これは解る… "名前を設定してください"??」
魔王「名前?私は魔王よ、名前なんて…」
魔王「?? "「まおう」で よろしいですか"…"はい"……」
魔王「ん…続きは…真っしろ…―――きゃあああ!!」
魔王「………」
魔王「…」
魔王「ここは…」
@王妃「産まれました!元気な女の子です!」
Aエルフ「ううっ…この私が魔族の子など…!!」
B村長「な!?今時子流しか…むごいの」
C自由安価
23 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2018/02/09(金) 23:56:16.04 ID:sQvFWFcL0
安価↓2
24 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/02/09(金) 23:59:23.33 ID:cEsY++DZO
2
25 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/02/09(金) 23:59:39.47 ID:Y/fvlqyh0
1
26 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/02/09(金) 23:59:58.61 ID:bSwICokBo
4
私の可愛いまおう。今日はおまえがはじめてお城に行く日だったでしょう。
27 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/02/10(土) 00:02:31.56 ID:q869xXqUo
↓2とかやってもスナイプされるか二台持ち無双になるだけだし
>>1
が締め切るまでのレスで締切レスに一番コンマが近いのとかのがよくね?
28 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/02/10(土) 00:08:27.74 ID:9zfb3xNy0
それこそスナイプしろと言ってるようなものじゃん
29 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2018/02/10(土) 01:00:46.13 ID:RBTBiRAm0
勇者「おおっ!やったな王妃!」
王妃「ええ勇者!やったわ!」
魔王「………」
王妃「そうだ…勇者、この子の名前は考えてきたの?」
勇者「ああ! …よしよし…、お前は マオ だ!俺がパパだぞー」
王妃「マオ…いい名前ね…」
勇者「だろう?これなら男の子でもしっくりくるしな、ずいぶん前か決めてたんだ」
勇者「……それにしもおかしい…」
王妃「ど、どうかしたの?」
勇者「いやこの赤ん坊、産まれたてだってのにちっとも泣きゃしないと思ってな」
王妃「そういえばそうね」
魔王(――――ハッ!!ここで怪しまれるのはまずい)
魔王「お、おぎゃ…」
魔王(ええい!二人してそんな目で凝視されると…気恥ずかしくて仕方ない///)
魔王(だめだ躊躇してどうする!魔王としてのプライドなんてとうに捨てた身!)
魔王(渾身の泣き演技をその目に焼き付けよ!!)
魔王「ん゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛」
魔王「ど゛う゛し゛て゛な゛ん゛だ゛よ゛お゛お゛ぉ゛お゛!!!ん゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛あ゛!!!!」
魔王「転゛生゛す゛る゛っ゛た゛っ゛て゛勇゛者゛の゛子゛供゛は゛な゛い゛だ゛ろ゛ぉ゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛!!!」
王妃「げ…元気な子ね…」
勇者「独特の泣き方だね」
魔王(すっごいスッキリしたぁ…)
30 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2018/02/10(土) 01:01:11.35 ID:RBTBiRAm0
それからしばらく、私はあれこれ考えることをやめていた
生理的欲求を我慢することなく、腹が減ったら泣き叫び、尿は垂れ流しで泣き叫ぶ
どうせできることなんて何もないんだから、今くらい自由に身を任せたっていいだろう
思えば生前(?)は常に命の危険が隣り合わせ
気の休まる時間なんて無いに等しかった
一見欲望のままに暴れまわっていただけだったが、その心身は着実にストレスによって蝕まれていたんだと思う
自分でもビックリするほどのタガの外れ具合だ
魔王「あー、あー」グイグイ
メイド「あららどうしたのマオちゃん、お腹すいた?」
魔王「うーうー」
メイド「違う?おしっこ?」
メイド「ん、汚れてない、 お股かゆいかゆいかな?」
魔王「ん゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛」プッシャァアァァ
魔王「ア゛ア゛ア゛ッ゛!ア゛ア゛ア゛ッ゛!」ギャッギャッ
メイド「うううう…」ベッショリ
魔王「ニヤニヤ」
魔王(まてよ…勇者の赤ん坊って…意外と使えるかも)
王妃「そう…、いままでご苦労様と伝えておいてください…」
勇者「またお手伝いさんがやめてったのか」
王妃「ええ、わんぱくに育つのはいいけど、この子は行き過ぎよ」
勇者「まだ1歳だぞ?気にしすぎじゃないのか?むしろ俺は簡単に投げ出す使用人に腹が立つね」
魔王「キャッキャッ」
勇者「ほら、こんなにいい子じゃないか」
王妃「あなたはこの子の本性を知らないからそんなことが言えるのよ…」
魔王「クイクイ」
勇者「どうしたーマオ」
魔王「」ブルルルル
勇者「あら〜たくさん出しちゃったねぇ… パーパがきれいきれいしてあげまちゅよ〜」
勇者「はい完成、 あたらしいおむつきもちいい?んん〜?」
魔王「アウアウ」
勇者「たかいたかいかな〜?……ん、ちがう?」
魔王「パーパ、パーパ」ナデナデ
勇者「あぁ^〜」ナデナデ
王妃「どうしてあなたにだけ…」
31 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2018/02/10(土) 01:43:20.45 ID:RBTBiRAm0
私は赤ん坊の特権を利用できる期間、夫婦仲を引き裂くことに専念した
その努力は、歯も生え揃わぬ内に実る
勇者め、せっかく国王に即位寸前まで成り上がったのに
自らその身を退くことになるとは、さぞ歯がゆかろうて
「聞いたか、ウチらんとこの王妃、1年ちょいで早くも破局の危機だってよ」
「ああ聞いた、聞くところによると使用人含めた王妃側に虐待があったらしいぜ」
「まじかよ最低だな」
「見かねた勇者様はついには王女を遠征に同行させたらしい」
「もう帰ってこねえって噂だぞ」
「そんなことしたら下手すりゃ指名手配ものじゃねえか」
「状況が状況だしな、王室はこれ以上信用を失うわけにもいかないし、それはないだろうよ」
ふ…ふふふ…
こうも事が思い通りに運ぶと痛快よね
勇者の旅に同行することで経験値を稼ぎステータスを上げ、奴の息の根を止め得る力を手にする
そして2人きりの時を見計らって勇者を殺る!
勇者ほどの人物が死ねばただでは済むまいが私はまだまだ赤子の身…
当然ハナから身の潔白は約束されてるようなもの…!
せいぜい適当な人間かモンスターの襲撃による死亡で処理されるはず
魔王「キャッキャッ」
勇者「おっ、パパとのお出かけ楽しいかぁそうかそうか!」
32 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2018/02/10(土) 02:18:16.45 ID:RBTBiRAm0
子連れ勇者、人々は彼をそう呼んだ
彼は英雄譚に事欠かない
曰く、かつて魔王を破り世界を救った
曰く、王室への婿入りを蹴った
曰く、港々に女あり
曰く、人間を嫌うエルフの女すら手籠めにした
曰く、淫魔とのガチンコバトルファックで勝利した
曰く、三日三晩休憩なしで女人の町の住人全員の相手をした
曰く、赤ん坊を抱えて尚、比類なき最強の戦士
そんな彼は今日も赤ん坊を背に世直し行脚の旅に赴く-----
魔王「行脚て」
勇者「は?」
魔王「いやあんたいつ出家したのよ」
勇者「家出ならしたけどな!ハハハ!」
勇者「マオは博識だなあ」
魔王「そりゃあ魔王(賢さ:967)だもの、もっと敬いなさい」
勇者「そうだなマオはお利口さんだもんなぁパパも鼻が高いぞぉ」
勇者「…」
魔王「…」
勇者「なあ、いつの間におーーーー」
魔王「ラリホォオオオオオオオオオ‼‼」
勇者「マ゚ッ」
魔王「危なかった…」
33 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2018/02/10(土) 02:28:48.23 ID:RBTBiRAm0
魔王(1歳8ヶ月 Lv.25)「もういつでも殺れると思って油断したわ」
勇者「zzz」
魔王「…」
魔王「…まあ、今日のところは」
魔王「まだまだ街まで遠いし、私も眠くなってきたし…」
魔王「それまでは……せいぜい利用してあげるから……」
@そして、月日は流れ…
A勇者「お!街が見えてきたぞ」魔王「頃合いね」
B魔王「な!?敵!!」
C自由安価
安価下2
34 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/02/10(土) 02:34:33.65 ID:122BA7Sp0
1
35 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/02/10(土) 02:35:34.81 ID:AcrTPeQQO
3
36 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2018/02/10(土) 02:58:42.63 ID:RBTBiRAm0
魔王「!!この感じ…敵!」
魔王「強力な聖水にも躊躇う素振りがない…まずいわね」
魔王「勇者を起こすしか…」
魔王「おら!起きろ勇者!」ゲシゲシ
魔王「くっ…全然起きない…」
魔王「悪く思わないでね勇者!」
魔王は メラミを 唱えた!
ミス! 勇者は ダメージを うけない!
魔王「畜生!!」
ゴゴゴゴゴ
魔王「あああ!テントが!!」
敵の正体
@魔物じゃなかった、野盗の類
A人語を解さぬ魔獣
B人語を解する上級悪魔
C自由安価
@〜B諸設定添えていただければ助かります
安価下2
37 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2018/02/10(土) 03:02:40.26 ID:pCP3CMNlO
2
38 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/02/10(土) 03:19:00.66 ID:0kOj32xmO
4 魔王の気配を感知してきた魔法使いの少女
39 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/02/10(土) 05:57:56.64 ID:0nhYxPB4O
自由安価とるやつがことごとくつまらないからもう自由安価禁止にすれば?
40 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2018/02/10(土) 06:07:09.86 ID:RBTBiRAm0
ちょっと時間が遡って
辺境の里
「あややや、勇者の凱旋で賑わってるというのに…」
「御神体は魔王生きてますって言ってますね」
「不吉な…」
「お!帰ってきたか!どうじゃった勇者のほうは」
「ハイ、勇者さんたちにこのことを進言したら、水を差すな!ってあしらわれました」
「私らでどうにかするしかないみたいですね」
村娘「聞いた少女ちゃん?」
少女「どうしたのそんな慌てて」
村娘「魔王捜索の任だよ」
少女「上は大変みたいねー」
村娘「他人事じゃないよ、私たちも動員されてるで」
少女「はぁ?」
村娘「今回の戦争で高位の術者さんが大分やられちゃったし仕方ないね」
少女「出遭ってしまった」
魔王「あだ…、あだ…」
少女(赤ん坊のフリをしてるけどコイツは間違いなく魔王…)
少女(どうする…これは罠か…はたまた絶好の機会か…)
魔王(これ間違いなく正体バレてるよね…)
@魔王「先手必勝!」
A少女「先手必勝!!」
B魔王(さすがに今の身体じゃ無謀ね)
少女(これは罠に違いない、いったん退きましょう)
C自由安価
安価下2
41 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/02/10(土) 06:18:56.96 ID:Ok/Ftp70O
1
42 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/02/10(土) 06:19:07.75 ID:4TNZtpSfO
4 盾にした勇者が死んだ
43 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2018/02/10(土) 07:16:29.45 ID:RBTBiRAm0
少女(いったん退く…?)
少女(いや、弱気になるな…!罠ならどうせ逃げたって無駄だ!)
少女(私は…私にできることをするんだ!!)ゴゴゴゴ
魔王「っ…!よ、よせ!!」
魔王(無謀に突っ込まなくて良かった…)
少女「聞け魔王!いくら貴様が魔王といってもこいつをまともに受け止める勇気があるか!!!」ゴゴゴゴゴ
魔王「いや…わるい冗談だし」
少女「ハッ!!無理でしょうね!!所詮貴様は臆病者よ!!!」ゴゴゴゴ
魔王「普通に無理だし…」
イ オ ナ ズ ン
少女「 極 大 爆 裂 呪 文 !!」
里の遣い1「なんだァ!?」
里の遣い2「ありゃあ嬢ちゃんのイオナズンや!只事やないで!」
少女(みんな…あとは任せました……)
少女(…………変ね、反撃が来ない……?)
魔王「あれ……生きてる?? ……って 」
魔王「勇者ぁ!?」
勇者「まったく…騒々しい朝だ」
勇者「おぉマオ……ケガはないかい……」
魔王「良かった…あんた全然目覚めないからもうお終いかと…」
魔王(あ、マズ…)
勇者「マオ……こんなに汚れてしまって…綺麗な髪が……可哀…、そう…に……」
魔王(あぁ……もう……)
魔王(…………)
魔王「あんたは私の宿敵なのよ…命懸けで私を守って死なれたとなっちゃあ世話ないわ…」
少女「わざわざ人間を盾にして防ぐとは…卑劣な…!」
魔王「それにしたってこの人間つよくない…?」
里の遣い1「嬢ちゃん!無事か!?」
里の遣い2「奴が魔王か!畜生!やりずれぇ姿しくさってからに!」
魔王「増援まで来た…」
44 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2018/02/10(土) 07:51:41.76 ID:RBTBiRAm0
数日後
辺境の里
「長老!なぜ奴を生かしておくのですか!」
「奴の許しがたい所業を考えれば、即刻極刑に処すべきだ」
「まさかやけど…奴が赤子の姿やから変な同情感じてるんやないですか!?」
「もしかしたら人間の赤ん坊に取り付いてるだけかもしれんやろ」
「ばってん腐っても魔王ぞ?いつワシ等の想定外をしくさるか分らんぞ」
「赤ん坊一人の命と全人類の命、天秤にかける必要もないでっしゃろ」
「なんや!そがんゆう奴は本質は魔族と大差ないやんけ!恥を知れ!」
「貴様こそなんだ、有事の際何もでけへんくせになぁ 偽善者が、恥を知れ恥を」
長老「まあまぁ、どうじゃ、ここはひとつ儂の話を聞いてくれんかの」
「綺麗ごとは聞き飽きてるぞ!」
「静粛にしろ静粛にぃ!」
長老「まずお主らに問いたいのじゃが…魔王が現れる条件について知るものはおるか?」
長老「考えたことも無いという風じゃな」
長老「結論から言うと、先代の死じゃ」
長老「そもそも魔王というものは同族間の競争を勝ち抜いてきた者に与えられる称号ではない」
長老「先代も、先々代も、そのまた昔…創世神と対立した初代魔王まで皆…魔王は生まれながらにして魔王なんじゃ…」
長老「だとすれば、じゃ… 現役魔王を無力化している今をどう捉える?」
長老「今こそ!古より続く忌々しい魔族との闘争の歴史に終止符を打つ、またとない機会じゃろう!」
長老「皆の者、 これより奴を封印をより盤石なものにするために尽力してゆこうぞ」
45 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2018/02/10(土) 07:58:58.12 ID:RBTBiRAm0
辺境の里 地下牢
@看守「お前今日から奴の世話係な」罪人「えぇ…」
A魔王(ヒミツ歳)「頃合いね」
B自由安価
安価下2
46 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/02/10(土) 08:04:40.46 ID:mO9J8iYDO
1
47 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/02/10(土) 08:04:50.72 ID:rquvMG670
3気弱そうな少年「だ…誰!?」
48 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/02/19(月) 23:13:48.80 ID:iTV3mMZ5O
花子に潰された
49 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
:2018/02/20(火) 08:25:22.29 ID:OgxqLjJ0o
続き書いていい?
50 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/02/20(火) 09:02:50.28 ID:ODEixqcDO
待ってた
51 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2018/02/20(火) 10:20:05.21 ID:OgxqLjJ0o
辺境の里の地下牢
かつては人間同士でも戦争が相次いでいたらしく、当時は敵の捕虜や戦犯の収容所として活気に満ちていた。
しかしもう昔のお話
シーンと静まり返った廊下に微かな雨漏りの音が響く。
看守「暇だなー」
罪人の居ない牢屋の看守なんて楽なもんだ。
せいぜい好奇心に駆られて忍び込んできた村の子供たちをあしらうくらいだ。
………と、看守室の扉開いた。
そこには見るからに奴隷ですというような、ボロボロの布を纏い薄汚れた少年。
看守「終わったのか。………ああお前、次からもう報告とか要らないから、あんまうろつくなよ」
少年「…………すみません。」ガチャン
奴は所謂忌み子というやつだ。
魔族とのハーフか、はたまた何かしら不吉な奇形を患っているのか知らない。
もともとは戦争孤児の一人だったが、そいつらを匿っていた神職の連中が彼を見たとき、この世の終わり見たいな顔をしたらしい。
紆余曲折を経てこの地下牢に幽閉されることになった。
外に出さなければどう扱ってもいいと言われてたので、取り敢えず清掃全般の雑用を押し付けている。
ガチャン
再び戸が開く音がした
看守「何だお前またーーーー」
長老「おお看守、お主のとこにもう一つ忌み子を持ってきたぞ」
そこには何故かギチギチに拘束された赤子を抱えた長老がいた。
看守「えぇ…」
正直俺は信仰とかないから宗教上の理由で厄介者になってる奴を特にどうこう思わない。
もはや忌み子呼ばわりされている赤子より、そんな小さな子どもの自由を奪ってこんな所に持ってくる大人の方が忌み嫌われるべきじゃないのではなかろうか。
長老「よいか、こいつは悪魔の子じゃ。嫌、悪魔そのものじゃ。絶対に外に出すな。」
長老「あとこの拘束具は絶対に外すなよ。くどいようだがこいつは誰よりも悪魔じゃ。赤子の姿をしておるが、その気になれば世界を滅ぼし得る奴じゃ。」
長老「じゃあな、くれぐれも監視は厳重にな。」
看守「悪魔はどっちなんだか」
手の中に収まった赤子に視線をやる。
年相応の愛らしい顔、とてもじゃないが世界滅ぼす顔には見えない。
看守「まいったな、赤ん坊の世話なんてできねえよ」
看守「あいつにまかせるか」
ギイイイイ。
金属のきしむ音。
僕の部屋は地下牢の一室だが、もう何十年も改装が施された形跡はなく、いたるところにガタがきている。
戸のつがい部分は錆びついて久しく、開ければこのように狭い部屋に不快な音が響き渡る。
………ん、開ければ?
視線を扉のほうにやると、何やら看守が赤ん坊を抱えて突っ立っていた。
看守「おまえ、今日からこいつの世話係な」
52 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2018/02/20(火) 10:37:23.84 ID:OgxqLjJ0o
少年「この子は?」
看守「よくわがんね」
看守「突然長老に押し付けられた。取り敢えず忌み子らしい。」
少年「……」
看守「そんな顔をするな。忌み子の気持ちなんて知ったこっちゃないが、取り敢えず今は同じ境遇の仲間が増えたと喜んどけよ。」
少年「……一体僕らがなにをしたって……それにこの子はまだ赤んじゃないか……」
看守「おっそうだな、そんな可愛そうな赤ん坊だからな、是非とも慈悲で包んであげてくれたまえよ」ギイイイイ
少年「あっ待って」
少年「………」
看守「いっけね拘束具のこと何も言ってなかっった」
看守「まあいいや」
少年「にしても酷いなあ、赤ん坊の手足を縛るなんて」
少年「……どれ、」ガッチャンコ
魔王「ぷはぁ」
少年「よしよし辛かったね…」
魔王「ホントに死ぬかと思ったわ」
少年「」
魔王「まあ、当然の反応よね」
魔王「ああそういえばもうこんな動きにくい姿でいる必要もないわね」ポワー
魔王(Lv.25)「む…まだ全盛期には程遠いわね…」
魔王の見た目年齢とかスタイル等など 安価↓
53 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/02/20(火) 10:45:54.62 ID:ODEixqcDO
外見年齢は10代前半
見た目も年齢相応
54 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2018/02/20(火) 11:05:19.82 ID:OgxqLjJ0o
魔王「なんだその目は!ホントはもっとえっっろい大人の魅力溢れるお姉さんで!身体とかこうバインバイーンで…」
少年「いやそういうことじゃなくてですね」
魔王「む…、私としたことが開放されて浮ついてるわね」
魔王「礼を言うわ少年、こんかいばかりは流石の私も諦めたからね」
魔王「そうね…喜びなさい、あなたには私の部下として仕えさせてあげるわ。どうせ行くとこないんでしょう」
少年「
>>55
」
人いないと思うので連取りとか気にしないで
55 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/02/20(火) 11:08:24.16 ID:hACGtoC8O
わかりました、よろしく
56 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2018/02/20(火) 11:34:23.05 ID:OgxqLjJ0o
少年(なぜかこの女の子からはただならぬもの……善いものじゃないけど果てしない大人物のオーラを感じる……)
少年(知りたい……この人のことを……そして見てみたい……この人目に宿る野心の全容を……)
少年(どうせこのままじゃ何もできず獄死が関の山なんだ)
魔王「……存外に固い決意みたいね」
魔王(これはとんだ拾いものかもしれないわ)
少年「ところで、僕はこれからどうしたら」
少年「えっと、」
魔王「魔王様と呼びなさい」
少年「はい……魔王、様。……えへへ、魔王様……///」
魔王「とんだ拾いものね…」
魔王(無意識にチャーム漏らしてんのかしら)
魔王「そうね、結論から言うとまだ何もないわ」
魔王(今の力で下手に行動しても返り討ちは目に見えてるし……)
魔王(今この場でできることといえば……)
どうしよう安価↓×いくつかくらいまで
57 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/02/20(火) 12:37:24.50 ID:o76yeFJFO
少年を詳しく調べる
58 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/02/20(火) 12:42:46.91 ID:eTvPd9EGo
魔翌力補給のため、セッ!
59 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/02/20(火) 13:57:14.00 ID:0D1mg6oS0
看守も味方につける
60 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/02/22(木) 08:26:34.77 ID:O8JXj1v/O
俺がヨツンバインで魔王専属の乗り物になる
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