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相葉夕美「宿花」
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2 :
◆U.8lOt6xMsuG
[sage saga]:2018/03/07(水) 23:11:49.71 ID:KUguIUDb0
柔らかな暖かさの中、私は目を覚ました。
服はベッドの縁に脱ぎ捨てられたままで、下着だけを着けている状態。肌に直接触れる毛布がちくちくする。
左手が繋がれていることに気がついて、その方へ目をやると、指を絡ませ握られた私の手と私のプロデューサーさんの寝顔が目に入った。彼はまだ目を覚ましていない。
彼を起こさないように毛布を持ち上げ中をのぞき込むと、白いシーツにぽつんと赤黒い染みがある。この染みと、さっきからしている下腹部の痛み、そして隣で寝ているプロデューサーさん。これらの要素が、昨晩のアレは夢や幻ではなく、事実であることを私に突きつける。
ああ、私、プロデューサーさんとセックスしたんだ。
今さらになって自覚した事実が、私の心にのしかかる。呼吸をする度に体に入り込む空気は、少しじめっとしていた。
3 :
◆U.8lOt6xMsuG
[sage saga]:2018/03/07(水) 23:12:52.17 ID:KUguIUDb0
今回はここまでです、続きはまた
遅筆ですがどうかよろしくお願いします
4 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/03/07(水) 23:13:10.83 ID:OM6ouEWvO
| ////////////\ \ \
| ///////////////\ ヽ ヽ
| /_______//////ヽ ',
| /ー'ー'ー'ー'ー'ーそ<///∧ | |
. l ,/ / │|||`そゝ-∧ | |
l/ / / ||||│  ̄ ̄| | | んぐぅ…!
♥
んんっ…
♥
ぉえっ…ジュプジュプ…ジュンッ…
♥
|i i / ‐┼十十┼┼ / i! |--、 | んぐっ
♥
んぐっ
♥
(喉奥まで…犯され…
♥
息…出来ないぃっ…
♥
)グポッグポッ
|| | / ./ } / / / / 〃 i| ハ } | はい…ヌチュヌチュ…私のおっぱいは…男の人を悦ばせる為だけの…やらしい肉塊ですわ…
♥
んっ
♥
ズリッ…ズリ…
ハ | / / 斗fや厂}/ / / /'/ | んっ…んむっ
♥
ジュポジュポ…さーめんと…ちんかふ…胃にくらはい…
♥
/ ヽ|i | 込 `ー" / / /´ | ん…ん…んむ…んっ、んん〜っ!ピクッ…ピクピク…
♥
(チンカスの果肉入りの…濃いのが…直接…
♥
)ゴクッゴキュッ…
/ ヽ|/ i|"} /// //| / | ぷはぁっ…あっ…
♥
トローン…せーえき…おいひいれふ…
♥
もっとぉ…
♥
はむっ、んっ…ちゅる…ちゅるちゅる…んふぅ…
♥
/ 乂 \ く く / / | i|
/ \{ ヽ-- \\ / | l i|
〈〈 |\_ イ)/ ∧ | ∨
| >、ン / } / / ‘, | `、
\ | ,..  ̄ ̄ ̄ _ ,ノ ノ / /| ヽ |
. \ | / >―――<__ / / | \ | ‘,
\ .| i| / __/:::::::ヽ ―/ / ヽ \ ‘,
ヽ ├――./  ̄ ̄`ヽ、/ /゙゚'''‐-\ \ ‘,
. ヽ |::::::::/ / / \ _ \ ‘,
、::/ / i| \ \ ‘,
. ∨ ,=、 { i| \ ヽ ‘,
|\ i:{ ヾ、 ヽ |ヽ \ ヽ ‘,
| \ | | ‘:.\ \ ヽ | ヽ | ‘,
|\ \ | |: : \ \ \ 、 | | | | ‘,
| \ \ | ヽ \ \ ヾ | | | | i
| \ \ \ ヽ \ ヽi} | | | | |
|\ \ \ ` ├―… ‐ ==7 / | | | | | |
|ヽ \ \ ` | / / | | | | | |
l \ \ | / / | | | | | |
5 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/03/07(水) 23:13:50.02 ID:OM6ouEWvO
>>188
___
/ __、 `ヽ、
/ ////////,\ ヘ\
/ ////////////'∧ ヘ `、
___ / //  ̄ ̄ ̄ `< } ヘ
-‐―/ ノノ ⊥ ,/ 〃/ { \ハ | i ',
/ / Y⌒゙'  ̄ __) 〃 i| | i/ヽ_ |/ \ヽ } | | あっ…
♥
おちんちん…欲しいんです…
♥
せーえきの臭い…ふあぁ…
♥
――< / { _/ //i i| |/ヽ \{ 于_ヽ i | | んあぁっ
♥
指っ!きもひ…っ
♥
頭…壊れそうですわ…
♥
キュンキュン
♥
. \ / / /{ i | | | iト|x=ミ ノ 戈ソ}!V / | ごめんなさぁい!雌豚れふぅ
♥
んっ、あっ
♥
雌豚まんこに…おちんちんくらはいぃっ
♥
l / / ヽ _ | | | ト、 Y ::::: :::::: / / i| あああぁぁっ
♥
…ぁ…きてますわぁ…
♥
欲しかった…おちんちん…私の中に…んあぁぁっ
♥
| / / | | ヽ! \ヽ 「 ̄ヽ ,/イ / l ||
l / ′ \ー | ヽト、 乂___ノ( ( / /| i| ||
| / |/`ー―――――- _.. ―| i{ \__.. ゝ′ // | i| ,ハ
| / | / ̄ ̄ r=ミ__ ̄>/\ / 〉 / / / | i| / \
l/ |/ __/:ゞ:':: ¨'' …‐- ¨二_ / ヽ― { { iL i| 〃{
|′ / ̄ / ―\ <´ \! | \
. || / . -―― \ _ >┐ | ヽ
. ||__ ! / / / ,l \
′ / ̄ ̄ ̄ハ ... / .::::rッ:::. / ___/ ハ \
. / / / \ _.. ´ | ::::::´:::: {<( / ヽ
// / / / / ! /イ\ \ / | ヽ
/ / / / / 〃 ヽ_ノ\_〉 / _,L -┴‐
.'// / // ./ ヽ (( / / / _
. / // // / -―― 、` ... . . / / i //
'_∨_l_>-‐ ´ , ’ ヽ x</ / | | /,ィ
′ / ,, / ', ,</ / / /| ヽ|/ \ ,-
/ / / |-<./ / / / / i| ∨/ /
/ / ハ / / / __/_|_L ┴―‐{
/ / ハ / / x=
/ / / // x=≦
6 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/03/07(水) 23:15:08.58 ID:OM6ouEWvO
_,. -‐…‐- 、
/ _,.、 ヽ
, ' . -‐''^´:::::::.\ \
/ /.::::::::::::::::::::::::::::.\ ヽ
,′ i:::::::::_ -‐===‐ヘ '.
, |::/ {、_ハ_ ∨ i いっ!いたいっ…
♥
乳首…取れちゃいますわぁ…あぁっ
♥
i 「 ∧{,ノ {/∧ハト、 } l んあぁっ
♥
へ、変態でごめんなさぁい…
♥
んんっ
♥
乳首…とっても気持ちいいんですのぉ…
♥
| i/l≦ト、 V行テト-/ /| i | | あっ、あっ、んあぁ
♥
も、もうだめですわ…来ちゃいます…
♥
体の奥から来ちゃううぅぅっ
♥
ジュパァ…トロトロ…ピクピク
♥
{ 、 |八,ィテ心ー- ゝ ̄u/ イ|i | |\ ぁっ…あぁ…おっぱいだけで…イッちゃいましたわ…
♥
∧ \人ゞ´ 、 ""/ イァ! || ヽ
/ 、 \ "" ___ くく├'| |八 .
i ', トミ _ ̄〉{i⌒ソ \ヾ |ニ=- ミハ
| ハ|i ∨ / `=′/Y_| ′ ヽ
|/⌒ー弌 〈_≧=u'゙ } / |'.
{ { \ ヽ∧ / / /. |∧
| ' ヽ 〉、 / 〈 ∠. -‐┐ | 、
| ! / / `¨¨¨7 ノ ヽ | \
| { __}ィ゙ / ,′ / ∠=¬' | ヽ、
|厂 ___彡' ヽ{ u └=ァ ∠._} | i \
| { \ ,} ::::ッ{_二⊇} | l )
|,ゝニ二ア ノ ::::::: 〃 厶 | l 〃
|{ ∨ 〃 `7 ノ '. |八
| \ \:′ u 、 // u } | )
l ≫=i. ≧=‐‐=≦{ |. |
l (( 八::::::: , |) | |
l ト ニ⊇)ゞ゙::::.:. .イ イ | |
l { 厂 } ≧=r‐ ; | i l
人( l ヽ. l | | l
7 :
◆U.8lOt6xMsuG
:2018/03/16(金) 22:42:32.58 ID:UHuL5gE80
遅くなりました、再開します
8 :
◆U.8lOt6xMsuG
[sage saga]:2018/03/16(金) 22:43:31.79 ID:UHuL5gE80
プロデューサーさんが私に触発されたとかで、自宅のベランダでガーデニングを始めた、という話が事の発端だった。プロデューサーさんは「ガーデニングの先輩」として、私にアドバイスを頼んだり、成長過程の写真を見せてくれたり、育った花を事務所に持ってきたりした。
手伝えることは何でもやった。だって、プロデューサーさんがガーデニングに興味を持ってくれたことが嬉しくて仕方なかったから。…ううん、それだけじゃないね。プロデューサーさんだから、っていうのもあった。
好きな人に、自分の好きなことを知ってもらいたかったしね。だから、必要以上に色々と。
そのうち、プロデューサーさんの家に訪れるようになった。いつかはPさんの家に行ってみたいって思ってたし、直接見てみたい、何てもっともらしい理由をつけて、家に上がり込んで。
で、ただ観察してアドバイスして終わり、じゃなくて、家事を手伝ったりご飯を作ったり、持ち込んだDVDを一緒に見たり…なんて、そんなことを繰り返して。いつからか、半同棲状態になって、この部屋に入り浸って。
そして、昨日、いつもより距離が近くて、そういう雰囲気になって、で……。
「…………」
昨晩のことは、今思い返しても顔から火が出そう。
9 :
◆U.8lOt6xMsuG
[sage saga]:2018/03/16(金) 22:45:24.21 ID:UHuL5gE80
ああ、ヤっちゃったんだ。私、本当にPさんと……。
…夢中というか必死というか、そもそも初めてでそういうのは全然知らなかったけど、私変じゃなかったよね?
あのときは何か吹っ切れていたけど、今思い返してみれば、恥ずかしいことを言ったり恥ずかしいところを見られたり…触られたり…。
自分でも触れたことのないところにアレが入るなんて、本当はちょっと怖かったけど、Pさんがゆっくりと、優しくシてくれたおかげか、痛みも聞いたほどはなかった。
うん、優しくキスされたり、ゆっくりとおっぱいをいじられたり、いっぱい「好き」って言われたり、言ったり…
「…何でニヤけているの?」
「っ!」
急にした声に体をびくっとさせる。薄く開いた目をPさんが私に向けている。起きちゃったみたい。
それから、私は布団を引っ張っておっぱいを隠した。下着を着けているけれども、明るいところで見られるのはまだ慣れない。
10 :
◆U.8lOt6xMsuG
[sage saga]:2018/03/16(金) 22:46:15.92 ID:UHuL5gE80
ここまでです、続きはまた
遅くなりますすいません
11 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/03/16(金) 23:42:23.37 ID:TQaviyNvO
見てるよ
12 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/03/17(土) 02:55:35.63 ID:9Xd+jpZjo
我こう言うの大好き
13 :
◆U.8lOt6xMsuG
:2018/03/20(火) 23:34:32.86 ID:JakH57ow0
Pさんのシャツを借りて、私はキッチンに立つ。私が昨晩まで来ていたものは、洗濯機の中放り込んだ。動く度に近くから香る彼の匂いが安心感をもたらしてくれる。彼シャツ、ってやつかな? 私には大きくて、着心地が良いとは言えないけど、とても良い気分だ。
「いただきます」
「いただきます」
冷蔵庫に入れておいたエディブルフラワーのサラダ、半熟の目玉焼き、フレンチトースト。これがPさんに初めて振る舞う朝食のメニュー。シンプルだけど、Pさんの冷蔵庫にある材料じゃこれくらいしか作れなかった。晩ご飯とかだと材料を持ってこれるからいいんだけどね。
「美味しいよ、ありがとう夕美」
Pさんはそんなことを言いながら、私の料理を食べる。やりとりが新婚さんみたいで何か好きだ私。
14 :
◆U.8lOt6xMsuG
:2018/03/20(火) 23:35:07.33 ID:JakH57ow0
ご飯の後は、二人でいっぱいおしゃべりした。ベランダの植物のこととか、私がPさんの事をどう思っていたのかとか、Pさんが私のことをどう思っていたのかとか、色々と。
「ずっと我慢してたの?」
「うん…担当アイドルに手を出すわけにはいかないって、ずっと」
Pさんは私にそう言った。ずっと好きだったんだ、ってそれから私に言ってくれた。
好きだ、って昨晩いっぱい言ってもらえたけど、やっぱり何度言われても良い。それに、Pさんが前からずっと私のことが好きだったなんて。好きな人に、ずっと好かれていたなんて。そう思うと、とっても嬉しい気分になった。
私もお返しに、じゃないけれど、前から今までPさんのことがずっと好きだって伝えた。Pさんは照れて顔を伏せた。あまり見ない、Pさんの新鮮な反応になんでかこっちも照れちゃった。
15 :
◆U.8lOt6xMsuG
:2018/03/20(火) 23:35:56.59 ID:JakH57ow0
「…そろそろ、洗濯が終わった頃かな」
Pさんが立ち上がって、洗濯機の方へ体に向きを変えた。私も手伝おうと、立ち上がって後について歩く。あそこの痛みは、もうほとんど無かった。
洗濯機から取り出して、籠に入れて運んで、ベランダまで持って行く。ベランダに咲いた花たちを見ながら、洗濯物の皺を伸ばして干していく。途中、花を見つめすぎて固まっちゃうと、Pさんにからかわれちゃった。
シーツに付いていた血の跡は、洗われてもう薄くなっている。私もPさんも、それに関しては何も言わなかった。
16 :
◆U.8lOt6xMsuG
[sage saga]:2018/03/20(火) 23:36:31.51 ID:JakH57ow0
私とPさんは、今日も明日もお休み。時間はたっぷりある。だから二人でのんびりと、何もせずに過ごした。会話も動きもないけど、この静かな空気が心地良い。
「どこかに行く?」
「ううん、このままで」
Pさんは私が退屈して無いか気にかけてくれたけど、私は今のままで十分満たされていることを伝える代わりに、手を握った。Pさんの隣で暖かさを感じながら、窓の外を眺める。春の日差しが、部屋に入り込む。ぬるま湯に浸かってるような気分だった。
「暖かいね」
「春だからな」
「それだけじゃないよ」
握っていた手の指を絡ませて、肩により掛かるように体を預ける。ああ、やっぱり暖かい。
17 :
◆U.8lOt6xMsuG
[sage saga]:2018/03/20(火) 23:37:18.08 ID:JakH57ow0
今回はここまでです、続きはまた
次回から性描写が入ります、ご容赦を
18 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/03/21(水) 21:58:57.56 ID:0sXymRgVo
あくしろよ
19 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/03/21(水) 22:46:38.51 ID:T0X7wwvhO
出る!
20 :
◆U.8lOt6xMsuG
:2018/03/23(金) 01:03:52.59 ID:52+vmhuu0
何もしない時間を、ただただ過ごす。ソファーのずっと座ってる部分は、熱を持ちだしていた。Pさんはいつの間にかぐっすりと寝てしまっている。まだ寝足り無かったのかな、なんて思いながら、私はじっと顔をのぞき込んだ。
寝足り無いだけじゃない、日々の疲れも眠ってしまった要因のようだ。目の下にあるクマの濃さが、Pさんの疲れを表しているようで。きっと、私がアイドルとして輝くために頑張ってくれているのだろう。その証の様なクマの濃さが、私は嬉しかった。
けれど同時に、好きな人がここまで疲れていると言うことに、一種もどかしさを覚える。Pさんがこうなっていることに、私から何か出来ないのだろうかと考える。
……でも、いつもよりクマが濃いような、いつもより疲れの色が深いような? 何でだろう、と考えてすぐに答えを得た。昨晩のことがあったじゃないか。
そういうことについて右も左も分からない私はPさんに全てを委ねて、Pさんは私に気遣って、まあぐだぐだなところもあるにはあったけれど、記憶にずっと残り続けるであろう夜になった昨晩。もしかしたら、Pさんはそれでいつもより疲れているのかもしれない。ううん、きっとそうなのだろう。
普段の業務に加え、一線を越え、私に気遣った、そのときの疲労が、今彼を眠りに就かせているのだろう。
そう思うと、ことさらにもどかしくなった。
Pさんの寝顔に、私の顔を寄せる。Pさんが疲れている原因が、私だとしたら。昨日はしてもらうばかりだったのが、Pさんを眠らせているのだとしたら。
今度は私からしてやろうと思った。
21 :
◆U.8lOt6xMsuG
[sage saga]:2018/03/23(金) 01:05:16.44 ID:52+vmhuu0
握っていた手を離し、Pさんの頬へ添える。私が触れても、Pさんは寝息を乱さない。
まずは頬へ。それから唇へ。
二度の、啄むようなキス。唇と唇が触れる音、感触が、昨晩のことを思い起こさせ、私の体を内側から熱くする。
もっとしたくなって、啄むくらいじゃ足りなくなって、唇の間から舌を入れ込む。中のぬるさは昨日のままだった。唾液に味ってあるのかな? わからないけれど、Pさんの口の中はとっても美味しい。
柔らかな日差しの中、私の吐息と水音が部屋の中で反響する。それが私を、更にいやらしい気分にさせるようで。
Pさんのズボンから、張り詰めたような突起が起き上がっているのが見えた。唇を離した私は、布の上から右手でそれを撫でる。それは、手を動かす度にピクピク痙攣して、どんどん大きくなる。
昨日、私の中に入り込んできたもの。私の初めてになったもの。これがそうだっていうのが、未だに信じられない。
……フェラ、だっけ? オチンチ…男の人のあれを、舐めて気持ちよくさせるの。
昨日は、私の恥ずかしいところをPさんにいっぱい舐められちゃったし、お返しと言うことで。私もしてみたかったとか、興味があるとか、そういうことじゃなくて、あくまでお返し。だって恥ずかしかったけど、いっぱい気持ちよくさせられたし。なら、Pさんにも気持ちよくなってもらわないとダメだよね?
ベルトに手をかけて、硬くなっているそれを外に出そうとする。おぼつかない手でそれを外していると、頭をくしゃりと撫でられた。それに体をびくっとさせて、顔を上げる。
「夕美?」
「Pさ…え、いつ起きて」
「今」
薄く目を開けたPさんは、口元のヨダレを拭いながら私を見る。
「で…何をしようとしてたの?」
当然の疑問を投げかけられる。混乱している頭の中で、「この状況で取り乱していないPさんもすごい」と、どこか他人事のように思った。いや、Pさんも混乱しているのかもだけど。
私は、ベルトから手を離して、正座するような姿勢で、Pさんに答える
「昨日は…私がシてもらって、ばかりだったから」
「から?」
「今度は、私からPさんに、シようと…」
包み隠さずに言う。どうせ隠しても、すぐにバレそうだし。その間にずっと問い詰められて、もっと気まずい気分になるのは嫌だし。でも、最後の方はごにょごにょしてちゃんと言えなかったな。
顔を伏せていると、ぐいっと体を持ち上げられた。そのまま、ソファーに座るPさんに向き合うようにして座らせられる。
頭をまた撫でられながら、今度はPさんから近づいてきて、キスをされた。舌のざらざらした感触。唾液のぬめるような甘さ。感じたばかりのものを、不意に味わわせられる。
「…………可愛い」
Pさんはボソリと、聞こえるか聞こえないかくらいでそう零して、また私の口を塞ぐ。可愛いって、ただその一言だけで、私の頭は沸騰するくらい熱くなった。もう何も考えられない。
Pさんの出した舌を受け入れて、口の中でにゅるにゅると絡ませ合う。力一杯Pさんを抱き締めて、ぎゅっとくっつく。Pさんのあれが、私のあそこに触れてる。とても熱い。
「……ベッドに行く?」
唇を離したPさんに訊かれた。私は、ただうなずいた。
22 :
◆U.8lOt6xMsuG
[sage saga]:2018/03/23(金) 01:06:06.68 ID:52+vmhuu0
いいのかな、こんなお昼から、こんなコトして。でも、私もPさんも、もう止まれなかったと思う。
私のあそこは、もうべとべとに濡れていて、パンツのクロッチ部分に大きな染みを作っていた。
換えられたばかりのシーツには、Pさんの匂いしかなかった。
「私からしよう」と思っていたのに、いざこうなったらそうはできなくて。私はまた、Pさんにシてもらうのだろう。仰向けになった私の上へ、Pさんが覆い被さるようにくる。あそこをいじられながらキスされて、もっともっと濡らしてしまう。
パンツを下ろされて、上体を起こしたPさんのあれを、私のあそこにあてがわれる。先端が触れるだけで熱いそれを、Pさんがどんどん中へ侵入させてくる。私の中でアレが進む度に、「あっ」とか「んぅ」って声が漏れちゃう。
昨日みたいな痛みはなかった。昨日よりも気持ちよかった。
全部入ったところで、Pさんは体を倒して、覆い被さるように私へキスをする。私はただ口を開いてそれを受け入れる。
腰をパンパン打ち付けられながら、じゅるじゅるキスされて、ビクビクと体を震えさせちゃう。Pさんが何かをする度に、あそこがきゅうきゅう締め付けてしまうのを止められない。
「夕美っ…痛くない?」
心配そうにしたPさんが、私の瞳をじっと見つめながら尋ねる。
痛くないよ、気持いいよ、もっと激しくして。
しどろもどろになりながら、私はこう言った。ちゃんと言えた自信は無い。
Pさんは、一層強く激しく私に腰を押しつける。口の中でいっぱい舌を絡ませてくる。いつの間にか、空いた手でおっぱいも触っている。硬くなった乳首を、指先でつままれる。くすぐったさと気持ち良さが同時に襲ってきた。
まだ2回目なのに、こんなに感じるなんて、私って変態だったのかな。でも、こんなに変態でも、Pさんに求められるならいいや。
23 :
◆U.8lOt6xMsuG
[sage saga]:2018/03/23(金) 01:06:32.50 ID:52+vmhuu0
もうどれくらい時間が経ったのだろう。体に力が入らない。Pさんにあそこを突かれる度に、意識がどこかに吹き飛ぶ感覚がする。
「夕美…!もう…!」
Pさんは、もうイっちゃいそうらしい。私なんて、さっきからずっとイキっぱなしなのに。
このまま中に出すのかな。昨日みたいに。そうしてほしいな。Pさんは私がお薬飲んでいることも知ってるはずだし、それに昨日も中に出してくれたし。もし出来ちゃっても、Pさんなら責任とってくれるよね?
Pさんの腰裏へ足を回して、蟹挟みのようにして抱きつく。全然力が入らないけど、これはどうしてかすんなり出来た。
足の中で、Pさんの体が震える。私の中で、Pさんのアレが、熱いものを吐き出している。ビクビクと熱い液体を吐き出すそれを、私のあそこは一切逃さないように締め付けていく。
全部出し終わっても、私はPさんを離せなかった。ずっと繋がっていたかった。Pさんも、ずっと私から離れなかった。
24 :
◆U.8lOt6xMsuG
[sage saga]:2018/03/23(金) 01:07:12.43 ID:52+vmhuu0
「いや、多かれ少なかれ疲れるでしょ」
終わった後。ベッドでイチャイチャして、シャワーを浴びて、シーツをまた洗って、ソファーに座ってテレビを見ながら。
私は昨晩のアレでPさんが疲労困憊になっているんじゃと思って…と、一連の行動について説明した。
Pさん曰く、「セックスは体力を使うもの」ということで、全く疲れていない私の方が不思議らしい。
「…そういうものなの?」
「そういうもんなの」
テレビの内容なんか他所に、私達はおしゃべりをする。もうそろそろお昼ご飯時だって言うのに、お腹はあんまり空いていない。
Pさんに寄り添って、テレビを眺める。ああ、やっぱりこの暖かさが、一番心地良い。今度は、Pさんだけじゃなくって、私も一緒に居眠りしちゃった。
ベランダの花からする微かな香りと、隣の人の香りが、私の心に入り込む。夢のような心地よさの中、私は彼とのまどろみを楽しんだ。
25 :
◆U.8lOt6xMsuG
[sage saga]:2018/03/23(金) 01:09:52.52 ID:52+vmhuu0
ここまでです、ありがとうございました
弟が地獄の番犬ことケルベロスに噛み殺されて三年が経ちました。今でもケルベロスのペニスは三本なのか、それとも一本なのか疑問です。弟を噛み殺したのはメスでしたから。
26 :
◆U.8lOt6xMsuG
[sage saga]:2018/03/23(金) 01:12:24.48 ID:52+vmhuu0
また、完全に私事ですが、3月11日のシンデレラステージではお世話になりました
おかげさまで完売致しました、本当にありがとうございました
27 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/03/24(土) 10:35:29.07 ID:8SWKG4Mgo
ビュルビュル
28 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/03/24(土) 11:33:16.13 ID:clvjMwU80
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