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初夏のアライ実験
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1 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage saga]:2018/04/26(木) 00:53:39.01 ID:TNiWWlEu0
このssには不快になるような表現があります。
三部作の予定で「初夏のアライ実験」は第一部の内容とするつもりです。
ss初心者、書き物初めてなので多めにみててね。
いろいろな理由で更新が遅れることが多いと思います。
2 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage saga]:2018/04/26(木) 00:59:00.84 ID:TNiWWlEu0
晩春の季節。森の中で新たな生命が生まれようとしていた。
アライさん「…う、産まれるのだぁ…!」
人間界であまりに増えすぎてしまった‘害獣‘アライさんの誕生である。ヒトの形をして、ヒトの言葉を話すが、アライさんはヒトの心を理解できない。よって、獣のように森にすみ、暮らしているのである。
夏休みが始まった。ある一人の大学生が車で山を登っていた。某県内の山のふもとに暮らす祖父を訪ねたのであった。
ワンボックスの軽自動車のエンジンを止め、木造建築の家のインターフォンを鳴らした。
おじさん「よく来たな、俺君」
俺「ああ、お世話になるね、おじさん」
おじさん「夏休みの間はここを自分の家だと思って、ゆっくりするといい。ただし、俺には畑作業を手伝ってもらうよ。」
俺「もちろんやるよ。」
俺は久々に会った祖父との会話を弾ませ、家に入っていった。祖父の家は古いが、実に清潔感のある立派な一軒家であった。まだこの時は、俺は平凡な夏休みを送るのだと思っていた。しかし、このひと夏は俺の人生を大きく変えるものとなるのだが、もちろんそんなことは知る由もない…
3 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage saga]:2018/04/26(木) 01:00:28.02 ID:TNiWWlEu0
おじさん「おう、俺君。畑に行くぞ。起きろー」
初夏の朝に独特な、清々しい目覚めであった。
俺「すぐに支度するよ」
祖父のトラックに乗りながら会話をしている。
おじさん「そういえば、昨日わなを仕掛けておいたんだったな。俺君、もしかしたらかかってるかもしれないぞ」
俺「かかってるって何が?イノシシやアライグマとか?」
おじさん「へへっ。惜しい。今はアライさんがかかる時期なんだ。やつらは今の時期、繁殖を終えて子育てをするからな。食料を求めてよく畑を荒らすんだ」
アライさんと呼ばれる害獣はテレビでよく見かけるが、生で見たことはない。
畑にて…
おじさん「おい!俺!かかってるぞ、アライだ!」
俺は出会ってしまった。俺の人生を変えてしまう存在に。眼前にはアライさんがいた。
アライさん「ヒトなのだ!おいお前ら−、アライさんをここから出すのだー!」ガンガン
第一印象は‘‘うざい‘‘であった。
おじさん「俺君、面白いものを見せてあげようか」
4 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage saga]:2018/04/26(木) 01:02:28.21 ID:TNiWWlEu0
俺「?」
おじさん「アライさん、どうしたんだい。大丈夫か」
祖父は腰を下ろしてアライさんに話しかける。
アライさん「見てわからないのかー!このあみあみのかごから出られないのだ、アライさんの危機なのだ!」
おじさん「かわいそうに、今出してあげよう…ただし、一つ条件がある」
アライさん「そんなのどうだっていいのだ!早く出すのだ!」
おじさん「ふん、そうかい…こっちの言うことを聞かないならアライさんの言うことも聞いてあげないね」
アライさん「げぇ!?き、聞くのだ!だから助けるのだ!」
俺には祖父が何をしたいのかさっぱりわからなかった。
おじさん「アライさんの住処を教えてくれないか?アライさんの友達になりたいんだよ」
アライさん「分かったのだぁ!とにかく出すのだ!」
祖父がガチャガチャとわなの入り口を開けたその時!
アライさん「やったのだぁ!逃げるのだぁ!」
俺は、唖然とした。アライさんが逃亡宣言をしたこともそうだが、そのアライさんは体がわなから出るよりも早く、その言葉を口にしたからだ。
おじさん「今…なんて言った?逃げるだって?」
祖父は腰まで出かかったアライさんの体をふんじばった。
アライさん「ぴぃぃぃぃぃいい!?」グシャッ
おじさん「ヒトを出し抜こうとしたわけだ…」
祖父は自分の体重をかけ、圧迫する。
アライさん「ごめんなひゃい!謝るから助けるのだぁ!」
おじさん「…わかったよ。じゃあ、アライさんの住処を教えてくれるね?」
俺「なるほど…アライさんの子どももついでに狩れるというわけだ。」
5 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage saga]:2018/04/26(木) 01:03:45.22 ID:TNiWWlEu0
アライさん「ここなのだ」エッヘン
アライさんはなぜか威張っている。結局、罠かごから出してもらえてないというのに。
俺「木の空洞の中?」
俺が近づくとネチョっとしたものを踏んづけた感触を感じた。
おじさん「あちゃー。俺君、やっちゃたね。アライさんは糞を自分の巣の外に放る習性を持つんだ」
アライさん「当然なのだ!アライさんはなぁ、きれい好きなんだぞぉ!お前はまぬけなのだぁ!」ゲラゲラ
偉そうな態度にむかっ腹が立つが、しかとした。
アライさん「おーいチビたち!出てくるのだ!」
そこで俺はまた唖然とするような光景に出会った。
アライちゃん1「なのあー!」ヒューーボテッ
アライちゃん2「おかーしゃんのこえなの…らぁ!」ヒューボテッ
アライちゃん3「ぽんぽんがくーくーいってるのら。はやくおまんまたべゆのら…のらーー!」ボテン
アライちゃん4「おねーしゃたち、きょうはアライしゃんにもまんまちょーだいなのだ…」ヒョコッ
…受け身も取れないアライちゃんがボトボトと落っこちてくる。
アライちゃん1「うあああああああぁぁあっぁん!!いじゃいいいぃぃぃぃぃ!!」
アライちゃん2「いもーと!アライしゃんの上からさっさとどくのだぁ!」ポカポカ
アライちゃん3「いじゃいのらぁ!あらいしゃんをたたいちゃ、やなのらぁ!」グスグス
6 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage saga]:2018/04/26(木) 01:04:55.09 ID:TNiWWlEu0
アライちゃん4「…ひとしゃん、おかーしゃはどこなのだ?」
おじさん「ここだよ」
そういって祖父はかごの中のアライさんを見せる。
アライさん「チビたち!今すぐこのヒトを倒すのだぁ!こいつら、アライさんを閉じ込めた巨悪なのだ!」
俺「!?」
アライちゃん1「そんなことゆってないで、はやくおまんまよこすのあ!」
アライちゃん2「いもーと!アライしゃんにあやまゆのら!」ポカポカ
アライちゃん3「やべてぇ!おかーしゃ、こいつガイジなのらぁ!ころしゅのらぁ!」アタマカカエ
アライちゃん4「そんなことよりおまんまーーー!」ンギャーー
おじさん「俺君、こいつらをどう思う?」
俺「どうって、馬鹿としか言いようがない。この幼齢で言葉を話すのはすごいけど…」
おじさん「こいつらの言語習得はフレンズ化の影響だよ。しかし、思いやりという概念が十分に発達しないまま、アライグマの生命力を頼りに大繁殖してしまったんだ」
歪な存在…駆除の対象…俺はこの生物に対してそんな思いを持ち始めた。
7 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage saga]:2018/04/26(木) 01:07:34.93 ID:TNiWWlEu0
続く
8 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/04/26(木) 01:29:40.20 ID:ALL3q0WRo
乙です
どういう路線でいくのか…
9 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/04/26(木) 02:00:08.66 ID:oYfs41F50
乙です。新たなアラ虐SSが誕生して嬉しい
10 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/04/26(木) 07:10:16.92 ID:mVdwi9bG0
乙です!
めっちゃ楽しみにしてます
11 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/04/26(木) 22:03:30.79 ID:+5Lt+Z4/0
あらたなアラ虐爆誕! ほんと人気ものだなww
12 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage saga]:2018/04/27(金) 00:03:24.26 ID:pXx8816O0
おじさん「よし、このアライちゃん達も持って帰るか」
そういって、祖父は乱暴にアライちゃんを罠の中に詰め込んだ。
アライちゃん1「おかーしゃ、おまんまもってないのあ?」
アライちゃん2「そんなことより、あらいしゃんたちのききなのら!」
アライちゃん3「おかーしゃ、あらいしゃんのぽんぽんがくーくーゆってるのら。かわいそうらと思わないのら?」
アライちゃん4「あらいしゃんはいちゅもおねーしゃたちにおまんまくわれてるのら!」
アライちゃん1〜3「「「うるしゃいのら!」」」バキッペシッゲシッ
アライちゃん4「ゔぁあああああああん!!いじめゆなーー!!」
アライさん「みんなヒトにつかまってしまったのだ…危機なのだ!」
おじさん「黙らないと今すぐに殺すぞ」
アライファミリー「「「「「ぴぃぃぃぃぃぃぃいい!!」」」」」
13 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage saga]:2018/04/27(金) 00:04:51.82 ID:pXx8816O0
俺と祖父が畑仕事をしている間、アライさんたちは放置された。
アライさん「なんでさっき、ヒトを攻撃しなかったのだ?アライさんたち全員殺されるのだ…」
アライちゃん1「さっきはきからおちていたかったのあ!おかーしゃのせいなのあ!」
アライちゃん2「そうなのら!そのうえ、いもーとにのしかかられたのら!」
アライちゃん3「おねーしゃはしゅぐぼーりょくをふるうのら、あたまおかしいのら!」
アライちゃん4「やだーーーー!しにたくないのらーーーー!!」
アライちゃん1「…!!そ、そうなのあ!あらいしゃんのかわいしゃでひとしゃんをほねぬきにするのあ!」
アライちゃん2「ひとしゃんはあらいしゃんたちをかわいがるのかー?」
アライちゃん1「あたりまえなのあ!みんなでこびうるのだ!」
アライちゃん3「さすがおねーしゃなのら!ひとしゃんがきたらかわいさあぴーるすゆのら!」
アライちゃん4「いちばんかわいいのはあらいしゃんなのら!のあーー!」
アライさん「お前たち…。一理あるのだ。チビたちのかわいさは天下一品なのだ!天下とるのだ!」
アライちゃん‘s「「「「てんかとるのりゃ〜!!!」」」」
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