ヒッパー「あんたがアズールレーンの指揮官ね?」 指揮官「っ……いかにも」

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55 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/08/05(日) 11:59:39.00 ID:2janEJBSO
ここからそういうシーンがあるんでしょ
>>1に書いてあるじゃん「エログロ」って
56 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/08/05(日) 12:17:29.08 ID:Zp6QaWspO
つまりここから猜疑と絶望、憎悪に満ちたドロドロのスプラッタシーンが始まると
57 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/08/05(日) 15:14:14.78 ID:Ldr36Wgw0
指揮官「勿論だ!!そんなことあり得ない!!俺が君たちのことをそんな風に思っているとでも思ったか!?」

オイゲン「指揮官……!!」

ヒッパー「ふんっ!!思ってないわよ!!ただ確認しただけ!!」

「ふふっ♪じゃあ聞くわ、指揮官!!答えて頂戴。お前はこの子たちをお前の一生の伴侶にするのかしら?」

「「っ!!」」

指揮官「なっ!?」

「そういうことじゃないの?お前は確かに言った。そんなことあり得ないと。それはつまり、お前はその二人を異物とは思っていない」

「そしてその二人が望むような、一生の伴侶になるということでしょう?自らのつがいにするということでしょう?」

指揮官「……!!」

指揮官(まくしたてるように一方的に言いたいことを言うセイレーン。二人を異物と思っているということに対しての反論をデリケートな話題にこじつけてきやがった!!)

「即答できないのね!!それはなぜ!?考えてみなさい、二人とも!!なぜ彼は即答しないの!?それはそんなこと考えてすらいなかったからよ!!」

「「!?」」ゾワッ

指揮官「っ!?違う!!そうじゃない!!」

指揮官(その上、絶句している間にさらに一手打たれてしまう。セイレーンの言葉に慌てて反論した)

指揮官(しかしオイゲンとヒッパーはショックを受けたように目を見開いて俺を見つめている)

「違う?そうじゃない?じゃあどういうことかしら?ねえ?教えてくれる、指揮官?この子たちを妻にするの?」

指揮官(このままじゃ不味い。完全にセイレーンのペースに飲まれかけている。冷静に考えればセイレーンの言っていることが無茶苦茶だと分かるはずだ)

指揮官「ふざけるな!!それは今関係ないことだ!!そもそも、お前の言っていることは」

「逃げるな!!答えろ!!それでも男かしら!?否定か肯定、どちらかの簡単な質問でしょう!!」

「「……」」ジッ

指揮官(そこを指摘しようとする俺の言葉を大声で怒鳴りながら遮るセイレーン。そして俺の方を窺うヒッパーとオイゲン。……二人とも心を乱されすぎているようだ)

指揮官(セイレーンの言っていることが勢いだけの無茶苦茶だということに思い至っていない。それどころか俺の返答を待っていた)

指揮官「くっ……!!それはとても大事なことだ……今ここで、しかもお前のような奴がいるのに話すようなことではない……」

「ふふふ……聞いたかしら?今ここで話すようなことではないらしいわよ。あなた達にとってこれほどの運命の分岐路はそうそうないというのにね?」

指揮官「っ!?」

ヒッパー「ど、どういうことよ……!?」

オイゲン「……」

「お前たちが私を倒せば、元のあるべき場所へ戻れる。それはつまり、他のまっとうな人が……女がいる世界へ」

「「……」」

「何度でも言ってあげる。まっとうな女と比べてあなた達のような得体のしれないフネが選ばれると本気で思っているのかしら?」

指揮官「俺は、オイゲンとヒッパーを得体のしれないフネだなんて思っていない!!大切な存在だ!!」

「けどその大切な存在とやらはこの子たちの望むものかしら?想像してみなさい、哀れな雌よ。その男がほかの女のモノになることを」
58 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/08/05(日) 15:23:33.57 ID:Ldr36Wgw0
「ほかの女に愛を囁き、腕に抱き、唇を重ね、性を交わすことを!!そのときお前たちに何が残る!?満たされない苦しみだけでしょう!!」

「望んだ愛は手に入らず!!決して胸に抱かれることも、舌を絡ますことも、大切なところにその男を迎え入れることもできない!!」

「いくら望んでもお前たちの腹はその男の子を孕むこともできず!!女の幸せを知ることもない!!その時後悔してももう遅い!!」

ヒッパー「っ!!そ、そんなの……!!」ギリッ

オイゲン「……何が言いたいの」ジッ

「ふふ……今なら確実にその男をお前たちのつがいにすることができるわ。ここでその男を襲ってしまいなさい」

「「!!」」ピクッ

提督「!?」

「罪悪感があるでしょう、だから二人で仲良くね。一人では耐えられなくても二人でなら耐えられるわ」

「快楽で篭絡して、献身で絆して、孕んでその男に自覚させなさい。その男をお前たちのものにしてしまいなさい」

「「……」」

指揮官「ふざけるな!!この子たちがそんなことするわけないだろう!?」

「どの口でそんなことが言えるのかしらね!?お前は女の気持ちがわからない!!その二人がどんなにお前を想っているのか!!」

「本物の死の恐怖を……そして殺す恐怖を……魂が穢れていくことの恐怖をお前は知らない。お前にとってそれは想像を絶するもの」

「それに苛まれながらもお前の為に命を賭して戦うその二人の想いに対して、お前は果たして報いているのかしら?」

指揮官「っ」

指揮官(……痛いところを突かれた。俺は、報いることができていない……セイレーンの言うとおりだった)

「いないでしょう?だから、報いてあげるべきね。二人の望むモノを……お前自身をあげなさい」

ヒッパー「し、指揮官……」

オイゲン「指揮官……」

指揮官(俺の名を呼ぶその声には、期待と不安、葛藤が入り混じった揺らぎに満ちていた。そこに戦意は見当たらない)

指揮官「ひ、ヒッパー……オイゲン……」

指揮官(このままでは不味い……!!だが、どうすればいいのか……追い詰められ、混乱していると自覚する。考える時間が必要だった)

「……心はとうに決まっているでしょうに。ヒトというの面倒なのね。いいわ、背中を押してあげる」スッ

「「っ!!」」

指揮官「っ!!それはもう壊れているはずだ!!」

「いいえ、壊れていないわ。さあ、二人とも。自分に素直になりなさい。そして為すべきをなしなさい」

ガシャンガシャン

指揮官(壊れたはずの精神操作用の装備を二人に向けて掲げるセイレーン。そして聞こえる大きな音……二人が、装備を落とした音だ)
59 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/08/05(日) 15:26:40.52 ID:Ldr36Wgw0
オイゲン「ご、ごめんなさい……ごめんなさい、指揮官……でも……でも抗えないの……私……セイレーンに操られているみたい……」

指揮官「お、オイゲン……!!そんな……」

ヒッパー「そうよ……こ、これは……セイレーンの……セイレーンのせいなの……だから……仕方ないわよね……?」

指揮官「ヒッパー……!!どうして……」

指揮官(ふらふらとこちらへ歩み寄ってくる二人。そしてそれを邪悪な笑みで見ているセイレーン)

指揮官(二人とも何事かを決心したような真剣な、そして興奮したような表情をしている。瞳に妖しい光が燈っていた)

指揮官(あの洗脳装置は壊したはずだ……二人は洗脳されていない……つまり、二人はセイレーンに唆されてしまったのだ!!)

指揮官「目を覚ましっんむぅ!?」

オイゲン「ん……んふっ……んちゅぅ……」

ヒッパー「あむ……はむはむ……んふぅ……」

指揮官(まるで獲物を狩る肉食獣のような身のこなしで俺に抱きつき、押し倒してくるオイゲンとヒッパー)

指揮官(いつの間にか俺たちの後ろには大きなベッドがあった。仮想世界はセイレーンの想い通りという訳かと考えている間にも唇を唇でふさがれる)

指揮官(二人に啄まれていた。二枚の熱い舌が顔や咥内を舐り、俺の舌を絡めとる。唇で俺の口を貪るように食む。捕食だった)

指揮官(オイゲンとヒッパーの柔らかいほっぺたが俺のほほに押し付けられている。甘い少女の匂いはしかし、二人とも全然違う)

指揮官(共通しているのはいい匂いだということだけだった。男を狂わせる魔性の匂いだ。それが溶け合って、脳を溶かす。押し付けられるからだもまた、全く違った)

指揮官(豊満な胸を惜しげもなく押し付けてくるオイゲン。押しつぶされてつぶれる胸は極上の柔らかさと抵抗を俺の体に伝えてきた)

指揮官(ヒッパーもささやかな胸を必死に主張している。貧乳だ。だがしかし、確かにある柔らかなふくらみ)

指揮官(外見が中学生ぐらいのヒッパーがそんなことをするという背徳的な快感が背筋を奔る。2人の手が俺の下腹部へとのびた)

指揮官「っ!!だ、ダメだ!!」ドンッ

プリンツ「んぁ……っ……」

ヒッパー「んきゃっ!?っ……!!」

指揮官(何とか二人を押し戻す。傷ついた表情で俺を見つめる二人に心が痛んだ。俺だってこんなことしたくない。しかし……)

指揮官「こんな風になんて……んぐっ!?」

オイゲン「お願い、指揮官……何にも言わないで……ただ、私たちを受け入れて……ヒッパー!!」バッ グググ

ヒッパー「分かってるわよ!!指揮官、安心しなさいよ!!全部私たちが何とかしてあげるから!!」ゴソゴソゴソ シュルシュル

指揮官(オイゲンに口を塞がれる。縋るような震え声。ヒッパーは焦りを含んだ怒鳴り声をあげてジャケットを脱いだ)

指揮官「んん〜!!」

ヒッパー「おとなしくしなさいって!!っ……よし!!縛った!!オイゲン、あんたもその痴女服脱いで口塞ぎなさいよ!!」

オイゲン「痴女……?今は聞かなかったことにしておいてあげるわ、ヒッパー。口塞いでなさい」
60 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/08/05(日) 15:34:15.35 ID:Ldr36Wgw0
指揮官(両手をおそらくヒッパーの服で縛られる。そして俺の口を押えるのがヒッパーに代わった)

指揮官(見上げるヒッパーの顔は上下逆さだ。寝そべる俺の頭側から俺を見下ろしているからだ)

指揮官(きれいな白い肌に、ヒッパーらしい格調高い上品なブラ。そんなものを見せつけられて、男として反応してしまう)

指揮官(しかし理性で何とか本能を押さえつける。ヒッパーはすっかり発情してしまった好色な眼差しをしていた)

指揮官「んん〜!!」

ヒッパー「暴れんなっての!!抵抗しても無駄よ!!天国見せてやるからおとなしくしてなさい!!」

オイゲン「んっ……っ……待たせたわね」

ヒッパー「っ!?な、なんでストッキングとガーターベルトだけになってるのよ!?この痴女!!」

指揮官「!?」カァッ

指揮官(声につられてみてしまった。理性に直撃弾をもらった。女を抱きたいという本能にさらなる燃料が投下される)

指揮官(ヒッパーの言う通り、オイゲンはほとんど全裸だった。雪のような白い肌に豊満な胸、桜色に色づいたその先端まで丸見えだ)

指揮官(右胸の黒子は妖艶な色気を醸し出している。引き締まった腹部に、女性らしい丸みを帯びた腰回り)

指揮官(カモシカのような太もも、その間には一筋の綺麗なスジが……パイパンの秘所が惜し気もなく晒されていた)

オイゲン「これからセックスしようって時に何言ってるの?ああ、ガキには刺激が強すぎるかしらね」

ヒッパー「ガキィ!?妹のくせに!!」

オイゲン「いいから黙っていなさいな」

指揮官「んん……!!」

指揮官(声にならない俺の声にヒッパーに冷めた視線を送っていたオイゲンが俺を見る。吸い込まれそうな琥珀の瞳と暫し視線を交わした。オイゲンが微笑む)

オイゲン「指揮官」ニコッ グイッ

指揮官「むぐぅっ!?」ズポッ

オイゲン「ごめんなさい……あなたの答え……もう待てないの……そして、私が望む答え以外はもう……受け入れられない……」

指揮官(その黒い布は滑らかな舌触りだった。そして濃厚な女の味と匂いが染みついている。オイゲンが俺の口に詰めたのは明らかにオイゲンのショーツだった)

オイゲン「あなたが私を変えた……いえ、狂わせたのよ、指揮官?だから……セキニン、とってね……?」ニタァ

指揮官(恐怖と、そして余りの蠱惑的な美しさにぞっとする。オイゲンが自らの服を俺の口に巻き付かせ、縛った)

オイゲン「Gut, では始めましょうか。安心して、指揮官。そういう経験はないけど予習は完璧よ……気持ちよくしてア・ゲ・ル」

指揮官(耳元でささやかられる。オイゲンもまた、すっかりスイッチが入ってしまっているようだった)

指揮官「っ……!!」

ヒッパー「脱がすわよ、指揮官。……っは♪細いけどホントいい体してるわよね。んっ……ちゅぅ……」
61 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/08/05(日) 15:38:47.25 ID:Ldr36Wgw0
指揮官「んぅ!?」

オイゲン「はむぅ……んっ……たくましい胸板……はぁ……女なら誰でもこんな胸に力強く抱かれたいと思うでしょうね……」

指揮官「んん!!」

指揮官(ヒッパーとオイゲンが露になった俺の胸に抱きつき、愛おしく手で撫で、甘えるように頬ずりし、熱い吐息を吹きかけ、ねっとりと唾液に濡れた舌を這わせてくる)

ヒッパー「男の人もここがよくなるんでしょ?んっ……ぺろぺろぺろ……知ってるんだから……はむはむ……」

オイゲン「ちゅぅうう……っは……指揮官の全部、私が開発してあげるから……シて欲しいこと何でもしてあげる」

指揮官(くすぐったさに身を捩る。二人が俺の乳首を舐めたり甘噛みしたり、挙句の果てに吸ってきたのだ)

指揮官(しかしそのくすぐったさの奥にある何かに気が付いてしまった。それは知ってはいけないものだと男としてのプライドが警告している)

ヒッパー「私に身をゆだねなさいよ。言ったでしょ、天国見せてあげるって。初実戦だけど私なら完璧にこなして見せるわ。他の女じゃ満足できない体にしてあげる」

オイゲン「快楽を受け入れるのよ、指揮官。大丈夫、私の前ならどんな面を見せてくれてもいいわ。絶対に失望したりしない。いいえ、むしろ見せて頂戴」

指揮官(容赦ない乳首責め。自分の体が開発されているのが分かった。オイゲンとヒッパーのモノにされていく)

「「っ!!」」ピトッ ピクッ

指揮官(こんな風に襲われ、極上の雌から愛撫されて、体を擦り付けられて、甘くささやかれて、耐えられるわけがなかった)

指揮官(俺の雄の象徴は固く怒張してしまっていた。それに手を伸ばし、触れたオイゲンとヒッパーが息を吞む)

オイゲン「あはっ……こんな大きくしてくれたのね?それに硬い。私たちをちゃんとそういう対象として見てくれてるのね」

ヒッパー「わ、私がこんなことするのはあんただけなんだからね!!光栄に思いなさいよ!?」

指揮官(興味津々といった様子で撫でたり擦ったりしてくる。ベルトが外され、ズボンがずり下げられた)

オイゲン「熱っ……」

ヒッパー「こ、こんな大きいのが……入るの……!?」

指揮官(冷たい指がモノに触れる。まるでどのようなものなのか確かめるように撫でまわされた)

指揮官(その時点でも甘い快楽が伝わってくる。オイゲンとヒッパーのような美少女が俺のモノを……それだけで興奮した)

オイゲン「っ!!これは……いつの間に……使えってことかしらね……」

ヒッパー「なんか見透かされてるみたいで気分悪いけど……まあ、いいわ。使ってやろうじゃない」

指揮官「……?っ!?」

指揮官(どこから取り出したのか、それともそこに配置されたのか……愛撫や手コキを止め、体を起こした二人を見る)

指揮官(目に入った光景は、無言で何かアイコンタクトをとると、それぞれローションと薄い医療用のゴム手袋を手にするオイゲンとヒッパーだった)

オイゲン「温かくなってる。ホント、至れり尽くせりね。指揮官、ぬるぬるして気持ちがいいでしょ?すぐもっと気持ちよくしてあげるわ」

指揮官(オイゲンが人肌に温められたローションを俺のモノに垂らす。そして俺のモノを握り、扱いてきた。喘ぎ声が漏れる)

指揮官「んんんん!!んんんん!!」ビクッビクッ

オイゲン「……♪」ニタァ
62 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/08/05(日) 15:41:54.49 ID:Ldr36Wgw0
指揮官(強烈な快楽が襲ってくる。にちゃにちゃと下品な音が響いていた。オイゲンがサディスティックな微笑みを浮かべて俺を見下ろしている)

ヒッパー「指揮官。私は何事であれ、相手に主導権を握られるのは好きじゃないのよ。こういうことでもね」ピッ

指揮官「っ!?」

ヒッパー「だからちゃんと調べて、備えていたの。いつかこういう日が来たとき、主導権を握る方法を」

ヒッパー「実践するのは初めてだけど、安心しなさい。これは男にとって普通にするのよりはるかに気持ちのいいことらしいから」ニタァ

指揮官(手袋をしっかりとはめたヒッパーが妖しい笑みを浮かべる。そしてその手が……俺のそこに触れた)

指揮官「っ!!んん!!んん!!」

ヒッパー「安心しなさい、ローションたっぷり使ってるし、ゆっくり入れてあげるから痛くないわ。ほら……ね……!!」ヌププププ ゾクゾクゾク

指揮官「んっーーーー!!」ビクン

指揮官(ヒッパーの指がぬるりと入ってくる。異物感が半端なかった。そのままどんどん奥へ侵入してきた)

指揮官(そして指が中をゆっくりとかき回す様に動く。まるで何かを探す様に。瞬間、刺すような快楽が奔った。腰が突き出るように浮く)

指揮官「んんんん〜〜〜〜〜〜!!」ビクン ビュルルルルルルル

指揮官(それに加えてオイゲンの激しい手コキのせいで耐えることもできずに出してしまっていた。終わってから自分が悲鳴をあげていたことに気が付く)

オイゲン「んっ……これが射精……すごい勢いね。こんなたくさんザーメンが……」

ヒッパー「あはっ……!!見つけた。ここね?ここなのね?ふふっ……」ペロリ

指揮官(オイゲンがしげしげと俺の下腹部にぶちまけられた白濁液を見つめていた。ヒッパーは悪魔のような笑みを浮かべ、ちろりと舌で唇を舐める)

指揮官「っ……」

オイゲン「んっ……ぺろっ……ふーん。こんな味なのね」

ヒッパー「っ!?な、舐めるの!?」

指揮官「!?」

指揮官(精液を指で掬いためらうことに口にするオイゲン。しばらく咥内で味わってからごくんと飲み込んだ)

オイゲン「ええ、舐めるわよ。指揮官のだもの。私は全然平気。お前と違ってね、ヒッパー」

ヒッパー「はぁ!?私だって指揮官のなら全然平気だし!!んっ、じゅるるっ……。ほらね!?」

指揮官(そして対抗するように俺の下腹部に口付けし、精液を啜るヒッパー。それを飲み込むと涙目でオイゲンを睨む)

指揮官「……!!」

オイゲン「そう。さて、指揮官?まだ全然大丈夫よね?だって、ぜんぜん萎えていないもの。今度は手じゃなくて……口でしてあげる」

ヒッパー「待ちなさいよこの娼婦!!交代よ交代!!次は私でしょ!?おとなしく私に譲りなさい」

オイゲン「……私は、娼婦は娼婦でも指揮官専用の娼婦よ。はぁ……まあいいわ。なら私もこっちを口でしてあげる。勿論、綺麗にしてからだけどね?」ツンツン
63 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/08/05(日) 15:44:49.26 ID:Ldr36Wgw0


オイゲン「さあ、準備万端ね。お待たせ、指揮官?」

ヒッパー「何よ、こんなにおっきくしちゃって本当は期待してるんじゃないの!!指揮官ってマゾだったってわけ!?」

オイゲン「ふぅん?安心して、指揮官。それなら私が指揮官のご主人様になってあげるから」

指揮官「んん……!!」

指揮官(屈辱的な洗浄を受けた俺はもはや人としての尊厳を失った。それでも、何とか抵抗しようとする)

ヒッパー「へぇ、違うって言いたいの?腰を引いて拒否してるつもり?けど残念、そんなことしたって無駄よ」

指揮官「んん!!」

指揮官(長座体前屈するような体勢をとってささやかな抵抗をしていた俺に、獰猛な笑みを浮かべたヒッパーは四つん這いになって雌豹のように這いよってくる)

指揮官(下はもう全部脱がされている。まるでファーストキスのように緊張と性愛が混ざり合った表情で俺の下腹部に顔を寄せた)

指揮官(ヒッパーの眩い金髪がすぐ目の前にある。肺いっぱいに吸い込みたくなる濃厚な甘い匂いが漂ってきた)

指揮官(さらに肩甲骨や背骨の浮き出た肉付きの少ない背中は引き締まっており、無駄の一切ないその肉体はまるで美しい彫刻のようだった)

ヒッパー「んっ……ちゅっ……ぱくっ」

指揮官「んふっ……!!」

指揮官(必死の抵抗も虚しくヒッパーにモノを咥えこまれてしまった。俺の股間に顔をうずめたヒッパーが喉を鳴らす)

指揮官(熱い舌がモノを舐めまわした。先端やカリの部分をまるで飴でも舐めるかのように舌でころがす)

指揮官(熱いヒッパーの咥内と蕩けるような快楽のせいで、まるでモノが消化されてしまうかのような錯覚を覚えた)

オイゲン「ヒッパー?沈められたくなかったら一度口を放しなさい。指揮官が横になってくれなきゃ私が奉公できないのよ」

ヒッパー「っ……いいところだったのに……ほら、これでいいでしょ?」

オイゲン「ええ、そうね。じゃあ指揮官、可愛がってあげるわ」

指揮官「んんんん!!」

指揮官(横向きにされた俺の尻にオイゲンの顔が押し付けられ、熱くぬめったものが伸びてきた)

指揮官(それが俺の肛門に侵入してくる。ヒッパー柔らかくされていたそこは侵入を拒めない。……以前からオイゲンの舌は長いと思っていた)

指揮官『オイゲン、ソフトクリームが解けて垂れているぞ』

オイゲン『ん、ぺろっ……ありがとう、指揮官』

指揮官『っ……あ、ああ』

指揮官(赤くテカる長い舌が色っぽいと思っていたが、今、その舌が俺の中に……探して蠢いている。ヒッパーが見つけてしまったそこを求めて)

指揮官(一方、前のモノには変わらずヒッパーが食らいついていた。性格も外見も似つかない姉妹だが、舌の長さは姉妹らしい)

指揮官(長い舌が容赦なくモノを舐っている。いやらしい水音がするのも構わず強く吸われた)

指揮官(長くはもたないことは明確だった。こんな状況でもしオイゲンの舌がそこを探し当ててしまったら……)

指揮官「っ!!」ビクン

オイゲン「!!」ピクッ

指揮官(体が跳ねてしまう。見つけられてしまった。そして、おそらくそこを刺激するのにも十分な程にオイゲンの舌は長かった)
64 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/08/05(日) 15:49:08.50 ID:Ldr36Wgw0
オイゲン「……!!」ゾクゾク ニタァ

指揮官(オイゲンの舌がまるでもったいぶるかのようにソコを軽く舐める。もはやすべてがオイゲンの思うがままだった)

ヒッパー「……んっ」グッ

指揮官「っ!?」ピクッ

オイゲン「んっ」グイッ

指揮官「んっ!!んんんんんん!!」ビュルルルル ビクンビクン

指揮官(ヒッパーがいきなり舌を尿道に挿入しようとしたのだった。敏感なそこを強く刺激されたことで、隙ができてしまった)

指揮官(オイゲンがすかさず弱点を正確に狙い撃ちにしてくる。耐えられるわけがなかった。俺は気が付いたらヒッパーの口の中にぶちまけていた)

ヒッパー「んぐっ!?んっ……ごくっ……じゅるるるる……ごくん……っは……ご馳走様、指揮官」

指揮官「ふー……ふー……んん……」

オイゲン「っは……ふふっ……満足してくれたみたいでよかったわ、指揮官。……もうそろそろ前座は十分よね?」ペロリ

ヒッパー「覚悟決めなさいよ。女にここまでさせたんだから、あんたも男として私たちに応えなさい。私たちを女にしなさい」ジッ

指揮官「……!!」

指揮官(にじり寄ってくるオイゲンとヒッパー。二人ともすっかり発情しきっていた。拘束されている俺に、もはや抗うすべはなかった)



オイゲン「今日はパパとママたちはやることがあるから、二人で仲良くお部屋でおねんねしてるのよ。何かあったらベルを鳴らしなさい」

ヒッパー「ちゃんと寝ないと大きくなれないわよ?だから夜更かししないこと。いい子だからちゃんと寝られるわよね?」

「「はーい」」

オイゲン「あんたが言うと説得力があるわね、ヒッパー?」

ヒッパー「黙りなさい、オイゲン。さあ、行くわよ、パパ」

指揮官「ああ。いい子にしてるんだよ。お休み」

「「お休みなさい」」

指揮官(娘たちが天使のような笑顔を浮かべる。俺と、オイゲンとヒッパーの間に生まれた子たちだ。二人ともそれぞれ母親の生き写しだった)

指揮官(ハーフだとは思われないほどに。ただ、髪や目の色に俺の血の影響がある。間違いなくこの子たちと俺には血のつながりがあった)

オイゲン「お休み。……さて、これからは大人の時間ね、指揮官♪溺れるくらいに愛して蕩かして可愛がってあげるわ」ニタァ ペロリ

ヒッパー「お休み。……あの子たちも大きくなったし、そろそろ二人目ってのもいいかもしれないわね、指揮官?」ニタァ ナデナデ

指揮官「っ……!!」

指揮官(子供たちの寝室の扉を閉めた瞬間から、二人が本性を露にする。オイゲンは妖艶な笑みを浮かべて舌なめずりした)

指揮官(ヒッパーは嗜虐的な笑みを浮かべて俺のモノを撫でる。俺は連れられるがままに寝室へと連れ込まれた)
65 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/08/05(日) 15:52:09.17 ID:Ldr36Wgw0
ヒッパー「へばってんじゃないわよ指揮官!!ほら!!こうやって振るのよ腰は!!このヘタクソ!!」パンパンパン

指揮官「ああああああ!!」ビクッビクッ パンパンパン

オイゲン「あぁん!!そんな、こと、ないわ、指揮官!!とってもすごいぃ!!こんなのダメ!!おかしくなっちゃう!!」キュンキュン

指揮官(ヒッパーにバックからペニバンで掘られながらオイゲンを正常位で抱いている。快楽で狂ってしまいそうだった)

指揮官(新しい世界の扉は二人に蹴り開けられてしまっていた。後ろを掘られることで俺はこの二人のモノなのだと認識させられる)

指揮官(オイゲンの中は激しく俺のモノを搾ってきており、ヒッパーは容赦なく俺を突いてきていた。俺はとうとう限界を迎えメスイキしながら射精する)

指揮官「っはぁああああああああ!!」ビクンビクン ビュルルルル

ヒッパー「あはっ!!イったわねこのヘンタイ!!ほら、射精も手伝ってあげるわ!!前立腺グリグリされて全部吐き出しちゃいなさい!!」グリグリ

オイゲン「あぁああああああっ!!出てる!!出てるわ指揮官!!指揮官のザーメンたくさん注がれてる!!」 ビクンビクン

指揮官(ヒッパーに精液がトコロテンのように押し出されていく。絶頂を迎えたオイゲンが俺を強く抱きしめた。気絶するほどの快楽だった)

指揮官「あぁ……ぁ……」

オイゲン「んっ……ふぅ……指揮官、大好きよ……愛しているわ……私がずっと守ってあげるから……」ダキッ ギュッ

ヒッパー「はぁ……はぁ……ふふっ……指揮官、あんたは私のモノよ……その印をつけてあげるわ。がぶっ……んっ……」

指揮官(脱力する俺をオイゲンが優しく愛を囁きながら抱きしめてくる。ヒッパーがディルドを引き抜き、満足げに優位を宣言しながら肩を甘噛みしてきた)

ヒッパー「……そろそろ回復してきたわね?それじゃあ二回戦始めましょうか。この私に種付けできるんだからありがたく思いなさい」ニタァ

オイゲン「今度は私が貴方を味わう番ね。大丈夫、いっぱいよくしてくれた指揮官にご褒美たくさんあげるから」ニタァ

指揮官「っ……!!」ゾクゾク ギンギン



オイゲン「私のおっぱいたくさん可愛がってくれたから、私も指揮官のココ可愛がってあげるわ」コリコリ

指揮官「あっ!!あっ!!あぁっ!!」ビクッビクッ ズッチュズッチュズッチュ

ヒッパー「んっ!!ふんっ!!認めてあげるわ指揮官!!あんたのコレ……最高だって!!っ……そろそろ……!!」

指揮官(背中にオイゲンの双峰を感じる。仰向けに寝そべるオイゲンは俺を後ろから抱きかかえるようにして勃起した乳首を愛撫し、弄んでいた)

指揮官(そしてその俺にヒッパーが騎乗位で跨り腰を振っている。そのたびにオイゲンのペニバンが中を刺激してきていた)

指揮官「うっぁああああああああ!!」ビクンビクン ビュルルルル

オイゲン「イったのね?ほら、ヒッパーに存分に種付けして思い知らせてやりなさい。手伝ってあげるから」グリグリ

ヒッパー「っ〜〜〜〜〜〜!!くひっ!!いぁっ!!あぁああああああ!!出てる!!出てるぅ!!指揮官の……いっぱい……!!」 ビクンビクン

指揮官(限界を迎えた瞬間、オイゲンに腰を突き上げられ、前立腺を押しつぶされる。俺の腰も飛びあがるように跳ね、ヒッパーの子宮口を突き上げイかしながら精液を大量に注ぎ込む)

指揮官「っ……ぅ……」

ヒッパー「あぁ……指揮官……キス……キスして……んっ……ちゅっ……んふっ……れろれろ……にゅるにゅる……」

オイゲン「ふふっ。頑張ったわね、指揮官。ご褒美に撫でてあげるわ。たくさん注いでもらって私たちも大満足よ」ナデナデ

指揮官(絶頂を迎えたヒッパーがしなだれかかってきてキスをねだり、舌を絡ませてくる。オイゲンが俺をねぎらいながら頭を撫でてきた)
66 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/08/05(日) 15:54:57.60 ID:Ldr36Wgw0
指揮官(淫蕩な夜が終わり、三人で眠りに落ちた翌朝。オイゲンとヒッパーはシャワーを浴びると朝の支度を始める)

指揮官(そして何事もなかったかのように子供たちを起こすと微笑みかけるのだ。その横顔は確かに母親のものだった)

指揮官(俺は子供たちを幼稚園へと連れていく。両手に花だった。元気に歌いながら歩く娘たちが微笑ましかった)

指揮官(あの日、オイゲンとヒッパーに犯されてしまった俺は元の世界に戻った後も二人のモノとなっていた)

指揮官(俺を犯したことで二人は恋慕や愛情に加えて支配欲や占有欲を抱いたようだった。今や二人は俺を自分たちのモノと考えている)

指揮官(現実世界では俺たちはセイレーンの攻撃で行方不明となっていた。それをいいことにオイゲンもヒッパーも戦争に戻ろうとはしなかった)

指揮官(二人は俺を連れて誰も俺たちのことを知らないような辺境の地へと逃げた。すべてを捨ててひっそりと生きていくことを選択したのだ)

指揮官(今、俺は二人に飼われるようにして生きている。俺たちはきっと道を間違えた。こんなはずじゃなかった。だが、もう取り返しがつかない)

指揮官(あれから時間が経ちすぎた。遠く流れてくる戦争のニュースを確認することももう止めた。それに、俺たちには家庭が……守るべき子供たちができてしまった)

指揮官(後悔に苛まれる。しかし同時に幸せも感じていた。オイゲンやヒッパー、そして子供たちのことを心から愛している)

指揮官(今日もまた家族五人での生活を生きていく。そのうちさらに二人増えることになるだろう。俺は……)

END
67 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/08/05(日) 16:14:50.26 ID:okovNKXHo
乙です。短めだけど相変わらず面白かったー。またお願いします。ペニバンって痛そうですよね?
68 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/08/05(日) 20:02:37.22 ID:Ldr36Wgw0


「認めましょう。その男は確かに誠実で良い人だわ。だからこそ、私の言葉を否定できない!!なぜなら、それが本当だから!!その男はお前たちを異物と思っている!!」

ヒッパー「う、嘘よ!!そんなの信じない!!お前は出鱈目を言っているわ!!そうでしょ、指揮官!?」キッ バッ

オイゲン「し、指揮官……そんな訳……ないわよね……?そんな風に思っているわけないでしょう……?」カタカタカタ

指揮官「っ!?」チラッ

指揮官(怒鳴るようなヒッパーの声と、震えるか細いオイゲンの声。まさか……!!そちらを見ると二人が動揺した様子で俺を見ている)

指揮官(信じられなかった。あの二人がセイレーンの口車に乗せられるなんて!!)

指揮官(しかし、もうこうなっては俺は二人に何らかのアクションを取らなくてはならない。殻たちに自律戦闘を命じ、二人に向き直る。俺は……)

指揮官「俺は、二人を信じている」

「「!!」」ハッ

指揮官(二人の目を真っすぐと見つめ、ただそれだけ伝える。そして殻たちの指揮に戻った。セイレーンが声を張り上げる)

「何を言うかと思えば!!聞いたかしら、二人とも?その男ははぐらかしているだけよ!!それこそが答えと言えるんじゃないかしら!?」

ドゴォンドゴォン

「うぎっ!?」ドガァンドガァン

オイゲン「……醜く喚き散らして無様よ」

ヒッパー「さっさと沈みなさいよ、カス!!」

「っ……ふふ……あははははは!!お前たちは愚かだわ!!だからこそ面白い!!いいわ、かかってきなさい!!沈められるものなら沈めてみろ!!」

オイゲン「なるほど、まだ余力を残していたのね。はぁ……目障りなんだけど」

ヒッパー「ふん!!無駄な足掻きよ!!これ以上私の視線に映るなっての!!」
69 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/08/05(日) 20:11:45.91 ID:Ldr36Wgw0


「っ……これまでね……」

オイゲン「っ……鎧袖一触……とはいかなかったわね」

ヒッパー「ユトランド沖の半分くらいはやばかったわ……」

指揮官「オイゲン、ヒッパー、よくやってくれた」

指揮官(今度こそ決着がついたようだった。光の粒子へと変わっていくセイレーンとこの世界。ちゃんと戻れるのだろうか?いや、きっと戻れる)

「感情……想い……まったくもって理解不能……だからこそ面白い……それこそが、もしかしたら……」

「あともう一つだけ……実験を……ふふっ……もう操作はできない……でも……心のリミッターを解除するぐらいなら……」スッ

「「っ!!」」ドクン

「獲物を仕留めた後が一番油断する時……張りつめた緊張が解けた瞬間こそ最後の……見させて……もらう……」

指揮官(何事か呟いていたセイレーンが完全に消え去る。世界も白く変わっていく。もうすぐこの世界も溶けきって消えてしまうだろう)

指揮官「終わったな……っ!?」

オイゲン「……」ギロリ

ヒッパー「……」キッ

指揮官(オイゲンとヒッパーが向かい合う。殺気を放ちながらにらみ合っていた。いったいどうしたんだ!?)

指揮官「オイゲン、ヒッパー!?」

オイゲン「……指揮官、勝ったわ」ジッ

ヒッパー「約束よ。答えを聞かせて」ジッ

指揮官「!?」

指揮官(俺の呼びかけに、二人が俺の方に向き直った。そして真剣な表情で俺を見つめる。覚悟を感じた。思わず息をのんでしまう)

指揮官(選んでもらえるはずという期待と選ばれないかもしれないという不安が手に取るように分かった。しかし後悔だけは全くない)

指揮官(ここで答えを出さなくてはならなかった。それがこの勇敢で美しい少女たちに俺が払うべき敬意であり、見せるべき誠意だ。俺は……)
70 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/08/05(日) 20:31:27.19 ID:okovNKXH0
まさかのマルチエンド方式……!ありがとうございます!!
71 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/08/05(日) 20:37:02.29 ID:wm/Aj9CPO
やったぜ。
今度こそハッピーエンドを…
72 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/08/05(日) 21:29:22.78 ID:Jamz4Gh2O
ハッピーエンドになればいいな……
73 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/08/06(月) 09:20:39.04 ID:oBOwMWk80
指揮官「……俺は、ヒッパー、君が好きだ」

ヒッパー「っ!!」パァッ

オイゲン「……!!」ガーン

指揮官(俺の言葉にヒッパーが歓喜の笑みを浮かべる。……そして、オイゲンが信じられないというように目を見開いて顔を歪めた)

指揮官「あの日、君はセイレーンに撃たれた俺の命を救ってくれた。その上、精神操作を受けた状態なのに俺に協力してくれた」

指揮官「君からしてみれば俺は気が狂ったように見えたはずなのに。それがどれだけ嬉しく、救いになったか言葉にできない」

ヒッパー「指揮官……!!」

オイゲン「っ……」サッ

指揮官(ひとたび言葉にしてしまえばもう止まらなかった。……顔を伏せてしまったオイゲンのことは、今は努めて考えないようにする)

指揮官「確かに、君と俺はアズールレーンとレッドアクシズ……本来敵同士だ。ここでの出来事は、いわば夢幻なのかもしれない」

指揮官「だが、それでも……それでも俺にとってそれは実際に起こったことだ。夢幻じゃなく現実なんだ」

指揮官「ヒッパー、君は強がりで、恥ずかしがりで、けっこう短気で、不機嫌になることも多い」

オイゲン「!!」ピクッ

ヒッパー「えっ、はぁ!?何いきなり罵倒してんのよこのバカァ!!何!?何なの!?あんた私をからかってんの!?」ガーン

指揮官(俺の悪口ともとれる言葉にヒッパーは大きなショックを受けたようだった。ひどく動揺し、声が震えている)

指揮官「そんなわけあるか!!聞いてくれ!!っ……君には欠点も少なくないと思う。けど、それでも君が好きなんだ!!」

オイゲン「……」

ヒッパー「っ……!!」ドキッ

指揮官「実は仲間想いだし、面倒見が良くて、頼りがいがあるんだよな。なんだかんだでよく気がついて気にかけてくれる」

指揮官「欠点なんか気にならないくらい君には良いところもたくさんある!!俺は、そういった全部をひっくるめて君が好きなんだ!!好きになってしまったんだ!!」

指揮官「だからヒッパー!!……俺と一緒に生きてくれないか?他の全てより俺を選んでくれないか?どうか俺と結婚してくれないか?」

ヒッパー「っ……このっ……!!あんたバカなんじゃないの……!?私みたいな面倒な奴を選んで……!!」ウルッ

指揮官(俺のプロポーズにヒッパーは感極まったようだった。涙目になり、か細い声で俺を罵りながら自分を卑下している)

指揮官「バカかもしれないが、それでも一番大事なことは分かる。俺はもう君がいないと生きていけないということだ」

ヒッパー「っ……あんた私にそんだけ言うんだから、もちろん自分もそうする覚悟はあるんでしょうね……!?他の全てより私を選ぶ覚悟はできてるんでしょうね……!?」

指揮官「ああ、もちろんだ」

指揮官(ヒッパーの問いに堂々と答える。それを聞いたヒッパーは両手で顔を覆ってしまった。そしてくぐもった声で答える)
74 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/08/06(月) 09:23:29.05 ID:oBOwMWk80
ヒッパー「っ!!ぐすっ……たわよ」ポロポロ

指揮官「……ヒッパー?」

ヒッパー「分かったわよ……!!」

指揮官「……!!それはつまり……?」

ヒッパー「っ!!察しなさいよバカ!!あんたに私の全部あげるって言ってんのよ!!心も体も!!全部もうあんたのモノよ!!」キッ

指揮官(聞き返す俺にヒッパーは顔を覆っていた手をどかすと怒ったように俺を睨みつけながら怒鳴る)

指揮官(しかしその声はとても嬉しそうで、顔がにやけてしまうのを不機嫌そうに眉間に皺をよせ、歯をむくことで抑えようとしていた)

指揮官「ヒッパー……!!」

ヒッパー「その代わりあんたの全ては私のモノだからね!?私にあんた以外の全てを捨てさせたんだから責任取って死ぬまで私を愛しなさいよ!?」

指揮官「たとえ死が俺たちを分かつとも心は永遠に共にある」

ヒッパー「あぁ、もぅ……!!」フニャ

指揮官(俺の言葉にもはやヒッパーは顔が綻ぶのを抑えきれていなかった。とてもうれしそうに花のような笑顔を浮かべながらこちらへ一歩踏み出す)

オイゲン「っ……!!っ!!」ギリッ キッ ダン

ヒッパー「うっ」バシュッ

指揮官「……ぇ?」

指揮官(あと数歩だった。あと数歩でヒッパーは間違いなく俺の胸に飛び込んできていたはずだった)

指揮官(そこで響く銃声。ヒッパーの胸から紅い花が咲いた。そのまま崩れるように前のめりに倒れる)

ヒッパー「……」ドサリ

指揮官(うつ伏せで地面に倒れたヒッパーを呆然と見つめていた。広がった金髪。俺の方に差し出されたように伸びている手)

指揮官(しかしもうヒッパーは微動だにしていなかった。広がる紅い血だまりが俺を現実へ引き戻した)

指揮官「……!!ヒッパー!!」ゾワワ ダッ

ヒッパー「」グッタリ ドクドク
75 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/08/06(月) 09:25:43.62 ID:DBQjsO/n0
まぁそりゃそうなるわな
76 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/08/06(月) 09:26:13.10 ID:oBOwMWk80
指揮官(抱き起こしたヒッパーは力なくぐったりとしている。抱えながら仰向けにさせた。制服が真っ赤に染まっていく)

指揮官(白く細い喉元が丸見えになっていた。頭が重力に引かれるままに仰け反ってしまっているのだ)

指揮官(開かれた口からも、鼻からも呼吸を感じられなかった。半分閉ざされているエメラルドのような双眸には光がない)

指揮官(瞳孔が開ききっていた。とめどなく溢れてくる血も、体もまだ温かいのに、ヒッパーはもう息絶えていた)

オイゲン「ふふ……ふふふふ……あはははははははは!!」ツゥー

指揮官(涙を流しながら狂ったように嗤うオイゲン。目を見開いて狂気の形相を浮かべている。その目は暗く濁っていた)

指揮官(琥珀の瞳はまるで蜂蜜の底なし沼のようにねっとりとしており、捉えたものを決して逃がさず溺死させようとしているようだ)

指揮官(かつて好きだった彼女に、しかし今、俺は殺意に近い憤怒を抱いている。俺はヒッパーの遺体をそっと横たえ、オイゲンに詰め寄りながら声の限り叫ぶ)

指揮官「なぜ殺した!?オイゲン!!なぜだ!!」キッ

オイゲン「何故!?もちろんそれが敵だからよ!!そうでしょう、指揮官!?私たちはアズールレーン!!それはレッドアクシズ!!目を覚ましなさいよ指揮官!!」キッ グッ ドガッ

指揮官(だがオイゲンは、愛するものを殺されて激昂する俺に劣らないほどの激情を込めて怒声をあげた。引き絞った拳、俺はオイゲンに殴り飛ばされる)

指揮官「うぐっ!?つぅ……!!」ドサッ

オイゲン「はぁ……はぁ……っ……全部悪い夢だったのよ、指揮官。少し休みなさい。そうすればきっと私たち元に戻れるわ」ジッ

指揮官「ぐぅっ……」

指揮官(聞こえたオイゲンの声はぞっとするような冷たい声だった。暗転していく視界。涙を流しながらじっと俺を見下ろすオイゲン)

オイゲン「だって……邪魔者も泥棒ネコももういないもの!!最高の気分だわ!!うふふ……あはははははははは!!」

指揮官「オイ……ゲン……」ガクリ

指揮官(気が遠くなっていく中、最後に聞こえたのはオイゲンの狂気の、しかしどこか物悲しげな笑い声だった)

END
77 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/08/06(月) 09:50:43.49 ID:jYAyDyANO
ハッピーエンドじゃないなんて……こんなの……許せないよねっ!!
78 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/08/06(月) 10:17:32.39 ID:KYZDfeZmO
あえて「それはないだろ…」と思う選択肢もきっちり選ぶゲーマーの鑑
79 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/08/06(月) 13:49:20.00 ID:iyTh3O4so
これって実は鏡面海域で起こってる現象で映画バニラ・スカイみたいに指揮官は延々と悪夢を見てるだけってのはないですよね……?
80 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/08/06(月) 16:54:03.32 ID:oBOwMWk80
指揮官「……俺は、オイゲン、君が好きだ」

オイゲン「指揮官……!!」ポロポロポロ

ヒッパー「っ!!」ズキン

指揮官(俺の言葉にオイゲンが両手で口を押える。涙が零れた。ヒッパーは歯を食いしばり目を伏せる。手が強く握られていた)

指揮官「初めて会ったとき、君は怖いぐらいに美しかった。妖艶で、余裕があって、けどどこか愁いを帯びていて」

指揮官「異次元の存在のように感じられた。あまり笑わないって聞いたら、君は言ったよな?笑わせられるか試してみるかって」

オイゲン「……ええ、そうだったわね」

ヒッパー「……初めて会ったとき」ボソリ

指揮官(ずっと心に秘めていた想いを言葉にする。ヒッパーが押し殺した声でそう呟いた。肩が震えている)

指揮官「あの時、君は少し微笑んでいた。けどそれは作り笑いだって俺にも分かった。俺はどうにか君の本当の笑顔を見たくなったんだ」

指揮官「そのために頑張った。君も、だんだん俺に心を開いてくれた。ふとした瞬間に君が異次元の存在じゃないと感じられるようになっていった」

指揮官「それが嬉しくて……気が付いたら、俺は君を好きになっていたんだ。それまでの畏れ敬うような感情が、変わっていた」

オイゲン「っ……」キュン

ヒッパー「っ……」ギリッ

指揮官(俺の告白をオイゲンは頬を染めて聞いていた。嬉しそうにはにかみ、俺を見つめる。愛が込められていた)

指揮官「いつしか隣を見れば君がいて、綺麗に微笑んでいて、甘くささやいてくれるようになっていた。君が俺を想ってくれていると感じられた」

指揮官「だが俺は完璧ではないが居心地のいい関係に甘んじてしまっていた。万が一を恐れて……でも、一度セイレーンに君を奪われて、それで気が付いた」

オイゲン「……何に、気が付いたの?」

ヒッパー「……」

指揮官「俺は君がいなくては生きていけないってことだ。もう二度とあんな事ごめんだ。だから……オイゲン、結婚してくれ」
81 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/08/06(月) 16:58:04.56 ID:oBOwMWk80
オイゲン「指揮官……いいの……?私は指揮官に……ひどいことを言ったわ……それに……あなたが殺されそうだったとき、私は……」キュッ

指揮官(俺のプロポーズに、しかしオイゲンは目を伏せる。辛そうに表情を歪めた。そして縋るような上目遣いで俺を見つめ、弱音を吐く)

指揮官「オイゲン、もう全部忘れろ。あれはセイレーンが見せた悪い夢だったんだ。そんなことは重要じゃない。重要なのは君の気持ちだよ」

オイゲン「……い、いいの?」

指揮官「勿論だ。オイゲン、俺は、君に俺を愛してほしい。共に生きてほしい。ずっと一緒に居てほしい」

オイゲン「で、でも私……面倒くさい女よ……?変にかっこつけちゃうし、すごい嫉妬しちゃうし、斜に構えちゃうし」

指揮官(本当は受け入れたいと全身全霊で俺に訴えかけてきている。しかしあの時心に刺さった棘がオイゲンを躊躇わせていた)

指揮官「オイゲン、そんなのとっくに知っているよ。君の良いところも悪いところも全部まとめて好きなんだ」

指揮官「だから君にも俺の良いところも悪いところも全部まとめて受け入れてほしい。愛してほしい」

指揮官(オイゲンの心に刺さっていた棘を強引に引き抜き、畳み掛ける。もはやオイゲンは自分の想いを抑えられていなかった)

オイゲン「っ……!!喜んで、指揮官……!!」

指揮官(今までで一番の笑顔を浮かべて俺のプロポーズを受け入れてくれる。最高の気分だ!!今すぐにでもオイゲンを抱きしめ、キスしてやる!!)

ヒッパー「っ!!」スチャ ダン

指揮官「ぐっ……」バシュッ ドサッ

オイゲン「……?」

指揮官(気が付いたら仰向けに地面に倒れていた。何が起きたのか分からない。体も動かない。一体どうしたんだ?)

ヒッパー「そうよ……あんたの言う通り……これは全部セイレーンが見せた悪い夢……全部、まやかしよ……!!」カタカタカタ

オイゲン「……し、きかん?」

指揮官(震えるヒッパーの声が聞こえる……何と頭を動かすと、何が起きたのかわからないという感じのオイゲンが見えた)

ヒッパー「私たちは本来敵同士だもの……!!だから……この気持ちも全部全部嘘なのよ!!私があんたを好きなのも悪い夢なのよ!!」キッ ポロポロポロ

指揮官(そして涙を流しながら怒りと悲しみの混ざり合ったやるせない表情を浮かべて俺を睨むヒッパー。震える手には拳銃が握られていた)
82 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/08/06(月) 17:11:05.44 ID:oBOwMWk80
指揮官「……っ」ガクリ

オイゲン「……ぁ。あぁ……!!いやぁああああああああああ!!」ゾクン ポロポロポロ

指揮官(何が起きたのかを理解した。オイゲンの悲痛な絶叫が聞こえる。だが、俺はもうオイゲンに触れることはおろか声をかけることもできない)

ヒッパー「っ……うぅ……うぅうううう……!!どうして……どうして私……こんな……っ……もういやぁ……!!」カラン

指揮官(ヒッパーの呻くような言葉には激情が込められていた。それは怒りであり、悲しみであり、そしてもしかしたら後悔だ)

オイゲン「あぁ……いやぁ……っ……よくも……よくも……!!よくもやってくれたわねヒッパー……!!絶対に赦さない……!!」ギロリ

指揮官(そして聞こえるオイゲンの……今まで聞いたことがないような恐ろしい声。憎しみと殺意に満ちた底冷えするような声だった)

ヒッパー「っ!?ひっ!?」ビクッ

オイゲン「殺す!!殺す!!殺す!!殺してやる!!」バッ

ヒッパー「こっち来んな!!」ジリッ

オイゲン「あぁああああああ!!」ドン

ヒッパー「っぁ!!や、やめっ」ドサッ

オイゲン「死ねヒッパー!!苦しんで!!のたうちまわって!!死んでしまえ!!」ドゴッ ドゴッ ドゴッ

ヒッパー「うっ!!ぐぅ!!いやぁああっ!!あぐぅ!!やめて!!やめてぇ!!」

オイゲン「足りない!!足りない!!この程度じゃ!!全然!!足りない!!もっと!!もっとだ!!」ジャキン ドスッ ビチャッ ドスッ ドスッ ドスッ

ヒッパー「うぐっ!!ぐふっ!!うぁ……あぁ……ぁ……っ……」ビクン ビクッ ビクッ ガクッ ピクッ ピクッ

オイゲン「っ……はぁ……はぁ……っ……ふふっ……あはははははは!!……指揮官……っ……指揮官……!!うぅ……うわぁああああああ!!」ポロポロポロ

指揮官(だんだんと弱々しくなり消えていくヒッパーの断末魔、オイゲンの狂気の歓声。そして最期に聞こえたのはオイゲンが俺を呼ぶ悲痛な声と慟哭だった)
83 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/08/06(月) 17:12:02.75 ID:oBOwMWk80
END
84 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/08/06(月) 18:58:37.04 ID:liRXUSqoo
ハムマン・雪風「救いはないのだ?!」
85 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/08/06(月) 20:24:17.49 ID:1Tpjtqej0
憎んでいる、ハッピーエンドにならない結末を(震え)
86 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/08/06(月) 22:16:51.96 ID:xdtd1mwk0
オマエにハッピーエンドは許さない
87 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/08/07(火) 03:17:01.94 ID:oRAs65MRO
一番最初はハッピーエンドだったじゃん(白目)
88 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/08/07(火) 22:04:05.95 ID:cErYw2sAO
えっ
もしかしてこれで終わり?
89 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/08/08(水) 03:15:08.43 ID:eEOlRWRX0
ヒッパー「あぁ、もぅ……!!」

指揮官(顔がにやけてしまうのを不機嫌そうに眉間に皺をよせ、歯をむくことで抑えながらヒッパーがこちらへ一歩踏み出す)

オイゲン「っ……!!……」ギリッ ガクリ

ヒッパー「バカ!!バカ!!このバカ!!気障すぎるのよ!!Ich liebe dich!!Ich liebe dich sehr!! Für immer!!」バッ ダキッ ギュッ

指揮官「ヒッパー……!!愛している!!絶対に幸せにすると誓おう!!」

指揮官(ヒッパーと抱き合う。ヒッパーの華奢な体を強く強く胸に抱けば抱くほどにこんな体でずっと戦っていたなんて信じられなかった)

指揮官(一方のヒッパーも痛いほどに強く俺の体を抱きしめていた。俺の胸に顔を擦り付け、ひたすら甘く愛を伝えてくる)

オイゲン「……離れなさい、指揮官」スッ

「「っ!!」」

指揮官(ぞっとするほど冷たい声音。オイゲンがこちらに銃を向けていた。激情を理性でねじ伏せているようだ)

指揮官(そう分かるような、努めて作った無表情の仮面をつけていた。しかしまなざしは射貫くように鋭い)

ヒッパー「指揮官……!!」バッ

指揮官「ヒッパー!?ダメだ、俺が」

ヒッパー「頭冷やしなさいよマヌケ!!あんたより私の方が強いし慣れてる!!」

指揮官「っ……」

指揮官(俺の前にまるでオイゲンから俺をかばうように両手を広げて立ちふさがるヒッパー。武器を構えないのは刺激しないためだろうか)

指揮官(それを見て泣きそうな顔をするオイゲン。だが、すぐに無表情の仮面をつけるとゆっくりと静かに話し始める)

オイゲン「ヒッパー……お前とはセイレーンを倒すために一時的に協力していただけよ。それが終わった今、私たちは敵同士に戻る」

ヒッパー「はっ!!そうね、冷血女!!これで遠慮なくあんたに砲弾叩きこめると思ったら嬉しくて涙が出るわ!!」

オイゲン「悪いけど、鉛玉ありったけ叩き込んでぐちゃぐちゃのミンチにしたいって気分なら私の方が上だわ……!!」ジッ

ヒッパー「っ……!!」ゾワッ

指揮官(ヒッパーはオイゲンに気圧されていた。肩が震えている。オイゲンはヒッパーに純粋な殺意を向けていた)

指揮官(それは……俺のせいだろう。俺がヒッパーを選んだから……だからだ。オイゲンからしてみれば、ひどい裏切りだろう)

指揮官(お互い明確にしなかったが、セイレーンに襲撃されるまで俺たちは相思相愛だったはずだ)

指揮官(それなのに、俺はヒッパーを選んだ。俺は裏切り者で、ヒッパーは憎い略奪者だろう。この殺意の強さが、俺への想いの強さだったのだ)
90 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/08/08(水) 03:20:46.50 ID:eEOlRWRX0
オイゲン「指揮官も、分かっているでしょう?私たちはアズールレーン。ヒッパーはレッドアクシズ」

オイゲン「決して相容れない敵同士なのよ。……お願い、目を覚まして。全部悪い夢だったのよ」ジッ ウルッ

指揮官「オイゲン……」

指揮官(俺を見つめるオイゲンの目は涙がいっぱいに溜まっていた。縋るような視線と声音だった。オイゲンとの思い出が胸中に渦巻く。だが……)

指揮官「……それでも、俺はヒッパーを愛しているんだ」

オイゲン「……!!」ツゥー

ヒッパー「指揮官……!!」

指揮官(俺の返答にオイゲンは顔を歪めて悲痛な表情を浮かべた。そのせいで涙がとうとう溢れる。対照的なヒッパーの喜びに満ちた声)

オイゲン「……すべてを捨てて、私のことも捨てて、その子を選ぶの?」

指揮官「……すまない」

オイゲン「……」

指揮官「……」

ヒッパー「……」

指揮官(長い沈黙だった。心が痛かった。だが、これが俺の決断なんだ。そう思いを込めてオイゲンを見つめる)

オイゲン「……こんなはずじゃなかったわ。こんなはずじゃ……Ich liebe dich……ヒッパーよりもずっと……!!」

ヒッパー「っ……」ピクッ

指揮官(震えるか細い声。オイゲンの言葉にヒッパーはピクリと反応した。が、自制したのか黙ったままだ)

オイゲン「なのに指揮官、あんたは私を選ばずヒッパーを……!!なんだったの……私とあなたの関係は……こんなに儚いものだったの……?」ジッ

指揮官「っ……」

指揮官(心が痛い。違う、そうじゃない。そう思ってももう何も言う資格はない。俺は何も言えなかった)

オイゲン「うぅ……あのセイレーンさえいなければ……!!っ……!!殺しても殺したりない……!!あれのせいで……!!」ツゥー

オイゲン「ヒッパー、この泥棒ネコ、最低最悪の魔女、卑しい売女……!!さぞ痛快でしょうね……?私から最高の男を寝取った気分は!!」キッ

指揮官(オイゲンの目からはとめどなく涙が流れていた。セイレーンに対する怨嗟の言葉。そしてヒッパーを睨みつけ、悲鳴のような怒声をあげる)

ヒッパー「っ……寝取ってないわ……指揮官、フリーだったじゃないの」

オイゲン「黙れバカ女!!私の方がずっと前からお前よりもずっとずっとずぅっと指揮官のことを想ってた!!」

ヒッパー「っ」

オイゲン「ただ長く一緒に居すぎて……ちょっと……ちょっとあと一歩を踏み出すのを怖がってただけなのよ!!なのに……!!あんたさえいなければ……!!」

ヒッパー「……」

指揮官(もうオイゲンは完全に感情を抑えることができていなかった。涙を流し嘆き悲しみ、ヒッパーを怨みのこもった眼差しで睨みつける)

オイゲン「指揮官の裏切り者!!そんなツンデレまな板女なんかに誘惑されて寝取られちゃうなんて……信じてたのに!!」
91 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/08/08(水) 03:24:54.36 ID:eEOlRWRX0
指揮官「……」

指揮官(そして震える声で俺を糾弾する。オイゲンの魂の叫びだった。泣きそうだ。オイゲンを抱きしめて慰めたい)

指揮官(決して嫌いなわけじゃないのだ!!だが、俺はヒッパーを選んだ……狂いそうだった。俺は、オイゲンにもう何もしてあげられない)

オイゲン「こんな……ひどい……憎い……全てが……!!世界よ滅びろ!!こんな世界、ない方がマシだわ……」

指揮官「オイゲン……」

ヒッパー「!!」

オイゲン「黙れ!!消えろ!!目障りなのよ!!これがあんたの答えでしょう!?私を……捨てるんでしょう!?」

指揮官「っ」

指揮官(耐えられなかった。思わずかけてしまった声。しかしオイゲンの反応は強い拒絶だった)

オイゲン「あんたたち二人はもう戦えない!!すべてを捨てて永遠に二人で逃げ続ける人生を送ればいい!!ほら!!早く行きなさいよ!!行け!!」

指揮官「っ……俺は……」

ヒッパー「指揮官!!行くわよ!!」グイッ

指揮官「ひ、ヒッパー……しかし……」

指揮官(オイゲンの絶叫が響く。そしてヒッパーが俺の袖を引っ張ってきた。だが俺は……躊躇ってしまう)

ヒッパー「ほら、早く!!来て!!指揮官!!」グイッ グイッ ジッ

指揮官(動こうとしない俺に、ヒッパーは縋るような視線で訴えかけてくる。決断の時だった)

指揮官「っ……分かった」

指揮官(俺はヒッパーともに駆けだす。オイゲンに背を向けて。さようなら、オイゲン……大切な人……さようなら……)



指揮官(白い世界をヒッパーと共に走っていたら、いつの間にか知っている場所へたどり着いていた)

指揮官(元の世界へ戻れたのだ。情報収集の結果、俺とヒッパーはセイレーンの攻撃で行方不明ということになっているようだった)

指揮官(俺たちは二人で逃げることにした。変装し、遠い果ての地まで移動する。不安だらけだ。だが、ヒッパーと一緒なら耐えられる)

ヒッパー「……指揮官。起きてる?」

指揮官「ああ。どうした?」

指揮官(隣で寝ているヒッパーが俺を呼んだ。その日、ヒッパーと逃げてから初めて宿に泊まっていた)

指揮官(だいぶ遠くまで来たため可能と判断したのだ。勿論、正体がばれないよう変装してだが)

指揮官(戻って以来、野宿や移動中の列車や車、馬車の上で交代で眠るという逃亡生活を続けていた)

指揮官(安い宿で、部屋もそれなりだ。だがこうしてベッドの上で寝られるのはありがたい。本当に久しぶりだった)

ヒッパー「指揮官に謝りたいことがあって……」

指揮官「謝りたいこと……?」

指揮官(ヒッパーの声には元気がなく、恐れや不安を孕んでいた。少しの沈黙、そしてゆっくりと続きを話し始める)
92 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/08/08(水) 03:27:34.25 ID:eEOlRWRX0
ヒッパー「そうよ。ごめんなさい、指揮官……指揮官をこんな過酷なことに巻き込んでしまうぐらいなら、あの時指揮官の手をとって逃げなければよかったわ……」

指揮官「何を言うんだ、ヒッパー。そんなこと絶対ない」

ヒッパー「だって……指揮官……とても疲れた顔して……やつれちゃって……私のせいだわ……私が……!!」

指揮官「違う。これは俺が自分で選んだんだ。後悔なんかしてない。俺は君と一緒に居たいんだ。それが俺の幸せだ」

指揮官(震える涙声でそう想いを吐露するヒッパー。俺はヒッパーを抱きしめ、本心からの想いを告げる)

ヒッパー「……ねえ、指揮官。あの時、オイゲンを気にかけていたあなたを引っ張っていったのは……怖かったからなの……」

指揮官「怖かった?」

ヒッパー「ええ……あそこであんたとオイゲンが話したら、指揮官がオイゲンにとられちゃう気がして……」

指揮官「そうか……大丈夫だ。俺が選んだのは君だ。そんなことあり得ないよ」

ヒッパー「指揮官……私と一緒に居て本当に幸せ?私を選んだこと、後悔していない?」

指揮官(そう聞いてくるヒッパーは俺の腕の中で震えていた。ヒッパーの心は不安に蝕まれているようだった)

指揮官「っ……」チュッ

ヒッパー「んっ……!!ふっ……」ギュッ

指揮官(言葉の代わりに俺はヒッパーの唇を奪った。一瞬、ヒッパーの体が緊張する。が、すぐにリラックスすると俺を強く抱きしめる)

指揮官(濃厚な口付けを交わした。今まで、俺たちはそういうことをする余裕がなかった。だから我慢していた)

指揮官(だが、本当はずっとしたかったんだ。そして、それはヒッパーも同じだったと確信する。ヒッパーは積極的に舌を絡ませてきていた)

指揮官「っ……俺がどう思っているか分かってくれたよな?」

ヒッパー「うん。指揮官、大好き。愛しているわ」

指揮官「俺の方が愛してるさ」

ヒッパー「バカ、本気で言ってるの?私の方が愛してるわ」

指揮官「いいや、俺の方が愛してるね」

ヒッパー「へぇ……んっ……ちゅっ」

指揮官「っ!!」

指揮官(ヒッパーが自ら唇を重ねてくる。再び貪るようなキスを交わした。……もう我慢できそうになかった)

ヒッパー「……ほらね、私の方が愛してる」

指揮官(ヒッパーのような非凡な美少女にこんな事されて耐えられるわけがない。俺はヒッパーの耳元でささやく)

指揮官「もうダメだ、ヒッパー。君が欲しい。抱きたい。Hしたい。我慢できない。自制しようとしていたんだぞ……ちゃんと休めるときに休んでおかないとって思って」

ヒッパー「はぁ?あんたバカ?私たち軍人でしょ。そんな柔じゃないわ。……でもよかった。したいって思ってるの、私だけじゃなかったんだ」ジッ

指揮官「ヒッパー……!!」

ヒッパー「指揮官……」
93 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/08/08(水) 03:34:38.54 ID:eEOlRWRX0
指揮官(俺はヒッパーの頭を撫でる。そして頬に触れ、唇を指でなぞった。口の中に指を入れようとすると抵抗なく口が開かれる)

指揮官(色っぽい吐息を吐くヒッパー。目が潤んでいる。俺はヒッパーの舌を指で弄ぶと口から指を引き抜いた)

指揮官「脱がすぞ」

ヒッパー「うん」

指揮官(ヒッパーの寝巻のボタンをはずしていく。どんどんと素肌が露になった。ささやかな胸が丸見えだ。先端の突起が固く自己主張している)

ヒッパー「あん」

指揮官(触れるとしっとりと汗ばんでいた。滑らかな肌触り。そして何よりとても柔らかい。小さくても女の子の胸だ)

指揮官(恐る恐る揉む。ヒッパーが艶めかしい喘ぎ声を出す。感動した。先端をつまむとぴくんと体が反応する)

指揮官「んっ……ちゅっ……れろれろれろ……はむはむはむ……」

ヒッパー「あぁ!!んっ……ふぅ……指揮官……」

指揮官(胸に顔を埋め、口付けする。柔らかいふくらみに舌を這わせ、唇で食んだ。ほんのりとしょっぱい汗の味)

指揮官(俺はいったん口を離すと先端の突起に口をつける。ヒッパーが声を漏らした。俺の頭にヒッパーが手を添える)

指揮官(そこを舐めまわす。舌で転がし、弄んだ。ヒッパーの体がびくびくと反応する。抵抗するように手に力が込められた)

ヒッパー「あぁ!!」ビクン

指揮官(吸ってみると、とうとうヒッパーが嬌声をあげる。下品な音がたつのも気にせず強く吸った。ヒッパーが体を捩る)

ヒッパー「バカ……!!まだ出ないわよ……!!んふっ……ふあぁああ……!!」ビクッ ビクッ

指揮官(ようやく俺が満足するころにはヒッパーは息を荒くしていた。胸が上下する様がとても官能的だった)

指揮官(胸に手を触れ、引き締まったお腹を撫でるようにしてとうとうヒッパーの下の寝巻に手をかける)

指揮官「ごくっ……」

指揮官(ゆっくりと脱がせる。際どいローライズの赤いショーツが露になった。ヒッパーが恥ずかしそうに足を閉じる)

指揮官(毛ははえていないようだ。少しズリ下ろすだけで大切なところが丸見えになってしまうだろう)

指揮官(ヒッパーはいつもこんな下着を穿いて戦っていたのだろうか?あんな短いスカートで……興奮してしまう)

ヒッパー「や、ダメ……指揮官……!!」ビクッ

指揮官(ショーツ越しにそこに触れる。薄布越しにはっきりとそこの形が分かった。ぷっくりとした膨らみに触れるとヒッパーが声をあげる)

指揮官(割れ目に指を這わすとそこがじんわりと湿った。何度も何度もなぞる。下着が間違いなく濡れ始めていた)

ヒッパー「んはぁ!!」

指揮官(下着の下に指を挿入し、直接そこに触れる。熱く、ぬめぬめしている。濃厚な女の匂いが鼻腔を満たした)

指揮官(ピッチリと閉じたそこに強引に指を挿入する。今まで異物を受け入れたことないそこは俺の指さえも拒絶するように締め付けてきた)

指揮官(間違いなく処女だ。俺のモノはもうはち切れんばかりに張りつめている。中を慣らすようにかき回し、性感帯を探る)
94 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/08/08(水) 03:45:42.16 ID:eEOlRWRX0
指揮官(処女らしい未開拓のそこはまだ反応に乏しい。しかし間違いなく反応が変わるところがあった。俺がそこを開発していくのだ)

指揮官(ぞくぞくする。しかし、それにはまだ時間がかかるだろうな。俺は指を引き抜くと充血し勃起しているクリトリスをつまんだ)

ヒッパー「っぁああああ!!」ビクン

指揮官(そこは生まれながらの敏感な性感帯だ。嬌声が響く。ヒッパーが腰を浮かせて体を張った。少しいじくるだけで面白いぐらいに反応する)

指揮官「声を抑えろ、ヒッパー。安宿だ。聞こえてるかもしれないぞ」

ヒッパー「っ!!で、でも……あぁ!!だめ、指揮官!!それ以上はだめ!!」

指揮官(そう訴えるヒッパーを気にせずそこを責める。ヒッパーの呼吸が荒くなり、愛液がどんどん溢れてくる)

指揮官(ヒッパーが涙目で自分の指を噛む。声を抑えようとしているのだ。それがまたいじらしく俺を高ぶらせる)

ヒッパー「んっ!!んん……!!っ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!」ビクンビクン

指揮官(そしてとうとう絶頂を迎えるヒッパー。体をピンと張り、腰を突き出すように浮かせる。押し殺した嬌声は俺には十分すぎるほどに聞こえた)

指揮官(ぐったりと脱力するヒッパー。俺はショーツに手をかけるとゆっくりとズリ下ろす。ぐっしょりと湿っていたそれは糸をひいた)

ヒッパー「っ……」

指揮官(そしてとうとう露になるヒッパーのそこ。触った時に気が付いていたが、パイパンだ。愛液に濡れてテカっている)

指揮官「……」ジッ

ヒッパー「ちょっと……何してんの……!?恥ずかしいからやめなさいよ……」グッ

指揮官(俺はまじまじとそこを観察する。ヒッパーが嫌がる様に足を閉じようとしたが、しかしそうはさせない)

ヒッパー「ああもう……ヘンタイ……!!」

指揮官(足を掴んで開かせる。恥ずかしがるように顔を手で覆うヒッパー。俺はおもむろにヒップを揉むように掴むと、そこに顔を埋めた)

ヒッパー「えっ!?ちょっ!?っ〜〜〜〜〜〜!!」ビクン

指揮官(そこに口をつけ、愛液を啜る。舌を挿入し、中を舐めまわす。そしてクリトリスを飴玉のように舌で転がした)

指揮官(ヒッパーのヒップを揉みしだき、柔らかさを堪能しつつクンニする。ヒッパーの声にならない嬌声)

指揮官(太腿で頭を挟まれる。天国のような柔らかさだった。なおも責め続け、とうとうヒッパーが絶頂を迎える。体が痙攣した)

ヒッパー「んん〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!んん!!んん〜〜〜!!」ビクンビクン

指揮官「っ……ふぅ……」

ヒッパー「っは……はぁ……はぁ……はぁ……」ビクッ ビクッ

指揮官(もう十分濡れているだろう。俺はしばらくヒッパーを抱きしめ、愛撫することで回復を待つ)

指揮官(少しするとヒッパーも落ち着いたようだった。俺の体に手をまわし、抱きしめてくる)

ヒッパー「こんなの……初めてよ……経験あるの……?」ジッ

指揮官「恥ずかしながら、実は無いんだ……出会いがなくてな……でも、そのおかげで最高の初体験を迎えられそうだ」スッ

ヒッパー「ぁ……!!」ドキドキ

指揮官(ヒッパーに覆い被さる。足を開かせ、正常位の体勢になった。俺のモノはかつてないほどに猛り、張りつめている)

ヒッパー「い、痛いのかしら……?」

指揮官「そうならないように君を何度もイかせたんだ。十分濡れている……はずだ」

ヒッパー「そっか……そうよね……」

指揮官「もう我慢できない。いくぞ……!!」ゴクリ

ヒッパー「うん……きて……」
95 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/08/08(水) 03:51:45.46 ID:eEOlRWRX0
指揮官(先端をそこに添える。避妊してないことにそこで気が付いた。だが、止まれるわけない)

指揮官(亀頭が愛液に濡れる。そのまま腰をゆっくり突き出した。先端がヒッパーの秘所を押し開き、埋もれていく)

指揮官「……!!」

指揮官(強い抵抗、処女膜がヒッパーの貞操を守るために俺のモノを拒んでいた。が、それはむしろ俺を興奮させる)

指揮官「くっ……はぁ……!!」ググググ ブツン

ヒッパー「うっ!!っ……あぁ……!!」ヌププププ

指揮官(何かを貫くような感覚、抵抗がなくなった。処女膜を貫いた。そう確信する。俺が、俺のモノがヒッパーを女にしたのだ……!!)

指揮官(ゆっくりとそこを押し開いていく。とうとう根元まで入った。先端がコリっとしたものを強く突いている。子宮口だ)

指揮官「入った……!!大丈夫か……?」

ヒッパー「っ……大丈夫……思ったより痛くなかったわ……すごい入ってる感じがするけど、もう全然大丈夫よ」 ニコッ

指揮官(ヒッパーははにかんでそう言う。俺を見つめるヒッパーの眼差しは、体の関係となった相手を見る信頼と愛情のこもった特別なものだった)

指揮官「そうか……動くぞ……」

ヒッパー「うん……」

指揮官(ヒッパーは俺のモノだ。この子をもう誰にも渡しはしない。この子は俺が守る。この子は俺が孕ます)

指揮官(男の本能が燃え上がっていた。快楽のままに腰を振り始める。ヒッパーが喘ぎ声を漏らした)

指揮官(ベッドが軋み、肉と肉がぶつかる音と淫らな水音が部屋に響く。モノがヒッパーの中で扱かれている)

指揮官(きゅんきゅんと締まるそこは、媚肉が俺のモノに絡みつき快楽を与えてくる。精を絞ろうとしているんだ。腰が砕けそうだった)

指揮官「はぁ……はぁ……ヒッパー……!!」パンパンパン

ヒッパー「指揮官……愛してるわ……」キュンキュン

指揮官(ヒッパーが俺を見つめながら想いを伝えてくる。止まらない。テクも何も考える余裕がない。そのまま俺は我慢することなく射精を迎えた)

指揮官「うっ……あぁ……はぁ……!!」バチュン ビュルルルルルルル

ヒッパー「んふっ……ふぁ……で、でてる……よね……」ゾクゾク

指揮官(呻き声が洩れる。自慰ではありえない程に精液が出ている。満足感が違った。今、俺の精液はヒッパーに注がれているんだ……!!)

指揮官「っ……ふぅ……」

ヒッパー「指揮官……大丈夫……?」スッ ナデナデ

指揮官「ああ、もちろん。動くぞ」

ヒッパー「無理しないでね……」

指揮官(俺を思いやるように少し心配そうに俺を見つめるヒッパー。だが大丈夫だ。ぜんぜん萎えなかった。結局、俺はその後三回ぶっ続けでヒッパーに中出しした)

指揮官(勿論、抜かずに。抜かずの三発とは本当だったんだな。事後、俺たちはお互いに抱き合い、愛を確かめ合いながら眠りについたのだった)
96 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/08/08(水) 03:55:38.58 ID:eEOlRWRX0


ヒッパー「おかえりなさい、あなた」

指揮官「ただいま、ヒッパー」

指揮官(家に帰るとヒッパーが笑顔で迎えてくれる。あれから一年。俺たちはとある地方都市に居を構えていた)

指揮官(セイレーンもアズールレーンもレッドアクシズも全く関係ない内陸の中立国にある都市だ。ド田舎だがそこそこ発展している)

指揮官(職も見つかり、安定した生活を手に入れることができた。俺たちは幸せを手に入れることができたのだ)

ヒッパー「ご飯にする?お風呂にする?それとも……?」

指揮官「もちろん君にするよ」

ヒッパー「ふふ、バカ。一番いいのは一番最後に取っておきなさい。すぐご飯の用意するわ。その間にお風呂に入る?」

指揮官「いや、食事が終わってから一緒に入ろう」

ヒッパー「はぁ?まったく、しょうがないわね♪でもちゃんとベッドまで我慢しなさいよ?」

指揮官「努力するよ」

指揮官(俺の返答にヒッパー『もう……』と嘆息する。しかしその頬は赤く染まり期待に胸を躍らせているのがまるわかりだった)

指揮官(俺は机を拭いて食事の準備をすると椅子に座ってヒッパーを待つ。その間、ニュースでも見ようとテレビをつけた)

指揮官(政治や経済。特に変わったことはない。俺はここでも放送されているアズールレーン側の国のニュース番組にチャンネルを変えた)

『……この度、その活躍に対して名誉ある勲章が贈られることになったプリンツ・オイゲン嬢です。おめでとうございます』

オイゲン『ありがとう。光栄だわ』

指揮官「!!」

指揮官(ニュースにはオイゲンが出演していた。衝撃が走る。テレビの画面越しとはいえオイゲンを見るのは久しぶりだった)

指揮官(……あの日、消えゆく仮想世界で、ヒッパーと二人でオイゲンに背を向けて逃げた時以来だ。言葉にできない混沌とした感情が胸中に渦巻く)

ヒッパー「お待たせ、あなた。っ!!」ハッ

指揮官(ちょうどヒッパーが料理を運んできた。ヒッパーもまたテレビに映るオイゲンに気が付くと、驚愕の表情で凝視する)

『世間では貴女は笑顔を見せず、いつも物憂げな雰囲気を纏っていてミステリアスな魅力があると話題です。貴方はなぜ笑わないのですか?』

オイゲン『そう……そんな事、興味ないわ。私を笑わせることができるのは世界で一人だけよ。けど、きっともう二度と私が笑うことは無い』

指揮官(冷たい瞳に冷たい声音。オイゲンは初めて会ったときのように……いや、それよりももっと酷い。完全に心を閉ざしきっていた)

指揮官(作り笑いすらできない程に……心が痛む。泣きそうになった。オイゲンをこんなにしてしまったのは俺なのだ。俺のせいで……)

ヒッパー「……」キュッ

指揮官「!!」

指揮官(ふと、ヒッパーが辛そうに顔を歪めて俺を見ていることに気が付いた。視線が合うと目を伏せてしまう)

指揮官(やってしまった……自分がどういう顔をしていたのか分からないが、少なくともヒッパーがそうしてしまうような顔をしていたのだろう)

指揮官「お腹ペコペコだ。もう待ちきれない。早く食べよう」ニコッ

ヒッパー「ええ、そうね」ニコッ

指揮官(俺はテレビを消してヒッパーにそう微笑みかける。ヒッパーは悲しそうに微笑むと料理を机に並べ始めた)
97 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/08/08(水) 03:57:59.22 ID:eEOlRWRX0


指揮官(食事の間、俺は雰囲気を変えようといつも以上にヒッパーと話した。ヒッパーの方もそれを感じ取ってくれたのだろう)

指揮官(一緒に風呂に入る頃にはいつも通りに戻ってくれていた。風呂場で互いに体を洗うという名目で愛撫し合う)

指揮官「っ……うっ……」ギンギン ビクッ ビクッ

ヒッパー「ふふっ、まったく指揮官ったら。ただ洗っているだけなのに何こんなにおっきくしてるのよ?気持ちよくなっちゃった?」モミモミ シコシコ

指揮官(ヒッパーが手で俺のモノを激しく扱きながら玉をもんでくる。カリにヒッパーの指が引っ掛かり、裏筋を指の腹で撫でられていた)

指揮官(痺れるような快楽だ。ヒッパーは完全に俺の好きなところを把握している。しかし、射精に至る直前でヒッパーは手を止めてしまった)

指揮官「はぁ……はぁ……ヒッパー……!!」

ヒッパー「その顔、いいわ……!!ザーメンびゅるびゅる出したいのね?でもダメよ。無駄打ちするなんて赦さないわ。全部私に捧げなさい」ゾクゾク

指揮官「っ……Sめ……!!」キロリ

指揮官(サディスティックな笑みを浮かべてそう囁くとヒッパーはそのまま足を洗い始める。俺にできるのは恨めし気にヒッパーを睨んでそう呻くことぐらいだった)



指揮官「おかしいな、ヒッパー。どうして君のココはこんなに硬くなっているんだ?俺はだた体を洗っているだけなのに」

ヒッパー「っ……うるさい……バカ……んっ……」ピクン ピクン

指揮官(俺はヒッパーのクリトリスに一瞬触れる。ヒッパーの肩が跳ねた。荒い息を吐いて蕩けた顔をしている)

指揮官「まさかとは思うが……感じているのか?ただ体を洗っているだけなのに?変態だな、君は」

ヒッパー「あんたのせいでしょ……!!あんたの手つきがいやらしいから……!!だからよ……!!」

指揮官「さっきの君ほど露骨ではないつもりだがな。ほら、見ろヒッパーこんなにあふれてきているぞ」

ヒッパー「あんっ……!!だって……あんたがぁ……!!」カァッ

指揮官(俺はヒッパーの秘所に指を這わせ、あふれ出る愛液を指に絡めとった。そして見せつけるように糸をひかせると、恥丘に塗り込む)

指揮官「俺は優しい。君が正直にちゃんと言っておねだりすればここでイかせてやるぞ?どうする?」

ヒッパー「っ……誰が……!!あぁん!!」ビクン

指揮官(反抗的な目で俺を睨むヒッパーだったが、軽くクリトリスを抓ってやると嬌声をあげて体を跳ねさせた)

指揮官「んっ?なんだって?」グリグリ

指揮官(そしてヒッパーの下腹部を強く押しながら円を描くように撫でる。ヒッパーの子宮を外から刺激した)

ヒッパー「あぁ……はぁ……!!っ……はぁ……はぁ……っ……わかった……」ピクンピクン

指揮官「ほう?」

ヒッパー「お願い……イかせて、あなた……もう我慢できない……おかしくなっちゃう……」

指揮官(ヒッパーが悔しそうに顔を伏せながら押し殺した声でそう呟く。強引に顔をあげさせ、目を覗き込んだ)
98 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/08/08(水) 04:06:56.93 ID:eEOlRWRX0
ヒッパー「っ……!!」キッ ドキドキ

指揮官(ヒッパーが俺を睨みつけた。しかし表情は快楽で蕩けかけている。そのエメラルドの瞳にはまるでハートが浮かんでいるようだった)

指揮官「感じたんだな?」

ヒッパー「そうよ……!!感じてるわよ……!!だって指揮官にこんな事されたら反応しちゃうんだもの……!!」

指揮官「体洗われて感じるとは変態だな、ヒッパー?」

ヒッパー「あんたのせいでしょ、このバカ……!!あんたが私を変態にしたんだわ……!!」

指揮官「イかせて欲しいんだな?」

ヒッパー「そう言ってるでしょ!!いいから早くしてよ……」

指揮官「俺を愛しているかい?」

ヒッパー「言わなきゃわからないの、このバカ!!」

指揮官「言ってほしいんだ。分かるだろ?」

ヒッパー「っ……愛してるわよ……!!大好き!!」

指揮官「俺も愛している。世界で一番大好きだ。っ……」 チュッ

ヒッパー「んふっ……んっ!!んぅ!!」

指揮官(ヒッパーの唇を奪い、舌を挿入して絡ませる。そして指をヒッパーの中に挿入した。きゅんと締まる。イかせにかかった)

指揮官(ヒッパーがビクビクと体を震わせる。腰が引けていくが、逃さない。壁に押し付け、押さえつける)

指揮官(ヒッパーが俺を完全に把握しているように、俺もヒッパーの良いところをすべて分かっていた)

指揮官(ヒッパーを女にして体を開発したのは俺なのだ。当たり前だった。媚肉をかき分けてGスポットを刺激する)

ヒッパー「んん〜〜〜〜!!んんんん!!」ダキッ ギュッ

指揮官(ヒッパーが俺の体を強く強く抱きしめてきた。上り詰めているのが分かる。ヒッパーの後頭部に添えた手で頭を撫でつつ、咥内を貪る)

ヒッパー「んんんんんんんんんんんん!!んっ……んふぅ……」ビクンビクン

指揮官(ヒッパーが絶頂した。中が締まり、腰が突きだされる。舌をぴんと伸ばして体が痙攣していた)

指揮官(ヒッパーは荒い息を吐きながら脱力して俺にもたれかかる。俺が抱きしめるとヒッパーも俺の体に手をまわした。しばらくそうして抱き合う)

指揮官「愛してる。ヒッパー」

ヒッパー「私も、指揮官。誰よりも愛してるわ」

指揮官(至近距離で見つめ合う。むき出しの心は瞳を通してヒッパーの愛と、そして不安を伝えてきていた)

指揮官(この目は一緒に逃げだし、この街に落ち着いて少し経つくらいまでよく見た目だった。未だにヒッパーの中にはオイゲンがいる)

指揮官(今日のニュースでそのころの気持ちを思い出してしまったようだった。俺がオイゲンのもとへ去ってしまうことを恐れている。そんな事、あり得ないのに)

指揮官「あがろうか。もう我慢できない」

ヒッパー「うん、そうしましょう」

指揮官「大洪水だな。見ろ、君の内股を愛液が伝っているぞ」

指揮官(俺の指摘にヒッパーが無言で俺の頭をはたいた。そしてシャワーを手に取ると俺の体を流してくれ、次いで自分の体を流すのだった)
99 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/08/08(水) 04:09:43.67 ID:eEOlRWRX0


ヒッパー「んっ……んちゅっ……れろれろ……じゅるっ……にゅるにゅる……」

指揮官「っ……」

指揮官(ベッドの上、ヒッパーが四つん這いになって俺の股間に顔を埋め、その綺麗な口に俺のモノを咥えこんでしゃぶっていた)

指揮官(仕込んだテクを存分に発揮してきている。このままヒッパーの咥内にぶちまけたい欲を抑えつつヒッパーの頭を撫でる)

指揮官「ヒッパー、そろそろ入れたい」

ヒッパー「んふっ……わかった」

指揮官(ヒッパーが口を離すとベッドサイドチェストに手を伸ばす。そこにはゴムが入っているのだ。だが俺はヒッパーを抱きしめることで阻止する)

ヒッパー「あなた?」

指揮官「……君との子供が欲しい」

ヒッパー「!!」

指揮官(ヒッパーが息をのんで硬直する。大きな衝撃を受けているようだった。分かっていたが、それほど大事な事なのだ)

指揮官「産んでくれないか?」

ヒッパー「っ……私でいいの?」

指揮官(……その言葉が全てを表していた。ヒッパーの想いを。俺はたまらなく苦しくなり、やるせない気持ちになった)

ヒッパー「ニュース見たでしょ?あの子、今でもあなたを待って……っ!?」

指揮官(俺はヒッパーを押し倒すと至近距離からヒッパーを見つめた。驚きに目を見開くヒッパー)

指揮官「本気で言っているのか?なら、分からせてやる。覚悟しろよ、ヒッパー。お前を孕ましてやる」

ヒッパー「……!!っ……ごめんね、指揮官……もう二度と言わないわ……」ポロポロ

指揮官(俺の宣言にヒッパーは感極まったように顔をくしゃっとさせると涙を流し始めた。そして俺を迎え入れるように両手を伸ばす)

ヒッパー「うん……お願い……私を孕まして?私にあなたの子供、産ませて」

指揮官(俺はモノをすでに蕩けて準備万端になっているヒッパーの秘所に宛がうと、躊躇うことなく突き立てた。そこを押し開いて奥へと挿入していく)

指揮官「っ……うわぁ……!!」ズプッ

指揮官(久しぶりの生の感覚は素晴らしかった。熱い体温、絡みついていくる愛液、搾ってくる媚肉を直で感じる)

指揮官(何度も肌を重ねた仲だからこそゴムありとなしの違いが明確に分かった。これを知ってしまったらもうゴムありに戻れない……!)

ヒッパー「あぁ……!!すごいぃ……!!熱くて……形がはっきりわかっちゃう……!!いつもと全然違う……!!」ヌププププ ビクッ ビクッ

指揮官(それはヒッパーも同じのようだった。体をびくびくと震わせ、俺の背中に回した手に快楽に耐えるように力を込めてくる)

指揮官「動くぞ、ヒッパー……!!」

ヒッパー「す、少し待って……!!今ちょっと……!!」

指揮官「悪いが、無理だ……!!」ズッ バチュン

ヒッパー「はぁ!?何言ってっぁああああ!?」ビクン
100 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/08/08(水) 04:11:58.08 ID:eEOlRWRX0
指揮官(一突きでヒッパーが嬌声をあげる。そのまま俺は腰を振り始めた。下半身が溶けていくようだった)

指揮官(ヒッパーの媚肉は容赦なく俺の敏感なところを刺激する。薄いゴム一枚でこうも変わっていたのか……!!)

指揮官(先端がヒッパーの子宮口を突く。ヒッパーの体はすでに妊娠する気しかないようだった)

指揮官(子宮が俺の精液を求めて降りてきているのだ。容赦ない俺の腰ふりにヒッパーは絶頂を迎え、もはや悲鳴のような嬌声をあげていた)

指揮官(しかしそれは俺にとっても同じことだ。絶頂を迎えたことでさらに締まるヒッパーの中。媚肉が激しく俺のモノを扱き、急速に精液が込み上げてくる)

指揮官「ヒッパー……!!出すぞ……!!」パンパンパン

ヒッパー「うん!!うん!!ちょうだい!!あなたのザーメンいっぱいちょうだい!!いっぱい注いで孕ませて!!」ゾクゾクゾク

指揮官(俺の言葉にヒッパーが密着するように強く抱きつき、足を組み付かせてくる。そして射精をねだった)

指揮官「っ……ヒッパー!!」バチュン ビュルルルルルルル

ヒッパー「ああああああああああああああ!!あぁ!!ああああああ!!」ビクンビクン

指揮官(限界を迎え、俺はヒッパーを押しつぶすかのように腰を打ち付け、ぐりぐりと押し付けた。ヒッパーが絶頂を迎え、蕩けた絶叫をあげる)

指揮官(素晴らしい放出感だった。モノを押しつぶさんばかりに中が締まったおかげで尿道を通って精液が大量に送り出されるのがはっきりと感じられる)

指揮官「っ……ふぅ……」

ヒッパー「あぁ……はぁ……はぁ……」

指揮官(射精を終え、脱力する。ヒッパーは意識朦朧としていた。荒い息を吐くたびにささやかな胸が誘うように上下している)

指揮官「……ヒッパー」

ヒッパー「はぁ……はぁ……はぁ……何よ……」

指揮官「……全然収まらない」

ヒッパー「はぁ……!?」

指揮官「抜かずに続けるぞ」

ヒッパー「ま、待って!!死んじゃう!!死んじゃうからぁ!!」

指揮官(そんなヒッパーに構わず俺はピストンを再開する。ヒッパーの口から再び嬌声が洩れた)



指揮官「ふぅ……」

ヒッパー「……」ドロリ

指揮官(最後はバックで決めた。もはや四つん這いになれずベッドの上に潰れてしまったヒッパーを容赦なく突き、注いでやったのだ)

指揮官(何度注いだのか分からない。うつ伏せでベッドに突っ伏すヒッパーはぐったりとしている)

指揮官(その秘所からは愛液や精液が混ざり合った白濁液が垂れてきている。この上ない達成感を感じた)

指揮官「さすがに俺も打ち止めだ……寝ようか、ヒッパー」

ヒッパー「……」コクリ

指揮官(黙って頷くヒッパー。俺はヒッパーの隣に横たわる仰向けにさせて腕枕をした。ヒッパーが恨めし気に俺を見る)

指揮官「愛してるよ、ヒッパー。誰よりも」

ヒッパー「……私も愛してる。誰よりもね」

指揮官(しかし俺の言葉に顔を綻ばせるとそう言い、甘えるように俺に擦り寄ってくる。そしてそのまま眠りに落ちた)
101 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/08/08(水) 04:15:19.51 ID:eEOlRWRX0


ヒッパー「まったく、グズグズ泣かないの!!たかが学校へ行くだけでしょう?」

「やだー……怖い……!!」ポロポロ

指揮官「ど、どうしようか……」オロオロ

ヒッパー「いい?聞きなさい。何も怖いことは無いわ。あなたは私たちの子供なんだから。何にも負けない強い子よ」

「ぐすっ……」

ヒッパー「学校では新しいことがたくさんあるわ。きっと楽しめる。もし怖くなったら思い出しなさい。貴方にはパパとママがついているわ」

指揮官「そ、そうだぞ。何かあったらすぐに助けてやる」

「……。うん……」

ヒッパー「いい子ね。じゃあもうお休みなさい。明日は入学式。寝坊したら大変よ」

「うん……お休み、ママ、パパ」

指揮官「お休み。よく寝るんだよ」

ヒッパー「んちゅ……お休み、私たちの宝物」

指揮官(こういう時、父親は母親に敵わないなと強く思う。我が子の額にキスをして頭を愛おしそうに撫でるヒッパーはもう立派な母親だった)

指揮官(しばらくすると安らかな寝息をたて始める。俺たちは部屋の明かりを落とすと自分たちの寝室へ向かった)

ヒッパー「あの子ももう小学生なのね」

指揮官「早いものだな」

ヒッパー「本当にね。よかった、すくすくと育ってくれて」

指揮官「ああ」

指揮官(ヒッパーが甘えるようにもたれかかってくる。俺はヒッパーの頭を優しく撫でた。気持ちよさそうに目を細める)

ヒッパー「私、本当に信じられないくらい幸せだわ」

指揮官「俺もだよ。君とこうして一緒になれてよかった」

指揮官(俺たちは見つめ合うとお互いに微笑んで軽くキスをする。明かりを消すと、俺はヒッパーを胸に抱いて眠りについた)

END
102 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/08/08(水) 08:08:23.23 ID:MGUWqIuN0
オイゲンが救われないな…
二人が救われるには逆レイプendしかないのか
103 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/08/08(水) 13:02:29.46 ID:HQViiOy8o
切ないぜ……
104 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/08/13(月) 02:41:50.23 ID:jzE6S8ZbO
オイゲンルートまだですか……?
あの子の幸せな姿も見たいです……
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