【安価】魔法少女と欲望の怪物

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583 : ◆2dRJhyIa6hZN [saga]:2018/10/20(土) 17:36:14.21 ID:ldm93BFSo
「青島が、こんな女だったなんて……! クソ、クソッ……!」

雫「んあ、ご、ごめんなさいぃ……!♡」


謝罪の言葉をかける雫に、男はより責めを激しくした。

突かれてよがっている雫を、他の男子部員たちが取り囲むようにして見下ろしていた。

中には、自らで肉棒をシゴいているものもいた。

彼らが自身に向ける視線の意味には気付いていた。

ずっと、彼らにめちゃくちゃに犯される姿を想像していた。

それが今、こうして現実になっていることを、雫は半ば受け入れられないでいた。

自身の上で必死の表情で腰を振る少年に、雫は自身が強く求められていることを感じていた。


「青島ッ! イけ、イけッ!」

雫「うん! イく、イく、イくうううううううぅぅぅ!!♡」


雫が背中を仰け反らせると同時に、膣内に挿っていた肉棒が限界を迎えた。

最奥にどくどくと熱いものを吐き出されている感覚を味わいながら、雫は余韻に酔いしれた。


「次、俺! 俺だ!」

雫「んへぇ……もう、ゆるしてぇ……♡」


そのまま雫は、全身が汚濁に染まるまで、絶え間なく男子部員たちに犯され続けた。
584 : ◆2dRJhyIa6hZN [saga]:2018/10/20(土) 17:39:32.12 ID:ldm93BFSo
―― ** ――


「――であるからして、ここの答えは――」

雫「ん、ふぁ……♡」


授業中。

雫はもはや、ただ席に座っているだけだった。授業内容など微塵も頭に入ってこない。

かつては自宅での予習復習で補っていたが、とうとう雫は授業についていくことができなくなっていた。

現在、雫は小さなローターを乳首とクリトリスにつけられている。

だがそれは、彼女自身の意思によるものではなく、他のクラスメイトの指示でつけられていたものだった。

彼らの持つリモコンにより、振動の強弱を勝手に弄られる。

予告なく襲ってくるその刺激に、少女は完全に意識を奪われていた。


「じゃあここを……青島、答えてみろ」

雫「え……! んっ、わ、分かりません……」

「またそうやって。こんな問題、青島が解けないわけないだろ」

雫「ほ、本当に、分からないんです……」

「……じゃあ、俺が解き方を教えてやる。いいから前に来い」

雫「……はい」
585 : ◆2dRJhyIa6hZN [saga]:2018/10/20(土) 17:41:15.64 ID:ldm93BFSo
雫は教師に言われるがまま、ゆっくりと前に歩いていった。

クラス中の視線が自身に集まる。それだけで、雫は気をやってしまいそうだった。

幸いにも、ローターの振動は微弱なものになっている。

雫はチョークを手に持つと、教師の方を見やった。

教師は、ニヤニヤといやらしい笑みを浮かべていた。

雫に浮かんだ嫌な予感と答え合わせをするように、教師は雫の引き締まったお尻を掴んだ。


雫「んひぃ!?♡」


教卓に隠れて、生徒たちからは見づらい状態になっている。

だが、今この状態でこんなことをされたら、雫にはそれを隠し通せる自信がなかった。


雫(何、考えてるのこの人……! みんなの前で、こんな……! ダメ、声が……!)

「いいか、ここはこの公式を使って……」

雫「お、おひっ、んくぅ……!♡」


歯を食いしばりながら、必死に問題を解いていく。

教師は問題の解き方を教えながらも、雫のお尻を揉み解すように弄ぶ。

ショーツをずらされ、肌を直接触られる。すっかり濡れそぼった割れ目に指を這わせられた。
586 : ◆2dRJhyIa6hZN [saga]:2018/10/20(土) 17:43:27.26 ID:ldm93BFSo
そして、教師の指が、クリトリスに取り付けられたローターに触れた。

教師の目が愉悦に歪む。

雫の背筋が凍った。しかし、それと同時に、身を焦がすほどの情欲の炎が、身体の芯で燃え上がっていた。

教師の指が、ローターをクリトリスに押し付けてくる。くいくいと、ローター越しに敏感なところを押さえつけられる。

そして、まるで見計らったかのように、ローターが激しく震えだした。

雫は、一秒も耐えることができなかった。


雫「んあああああああああぁぁぁぁぁあああ!!?♡♡」


雫が甲高い嬌声を上げたと同時に、黒板に押さえつけられていたチョークが折れた。

雫は、絶頂を迎えた姿を、再びクラスメイト全員に晒すこととなった。

生徒たちの息を飲む音が聞こえたような気がした。


教師「くくっ、もう戻っていいぞ」

雫「は、はひ……」


膝を震わせながら、雫は自席に戻る。スカートの間から、愛液が滴り落ちていた。

その様子を、クラスメイト全員が見ていた。その光景に、誰も何も言わなかった。

狂っていた。

雫だけじゃない。雫を取り巻く周囲の人間たちも、もはや正常ではなくなっていた。

理性の基準が、崩壊していく。日常が、欲望に支配されていく。

そして、そんな彼らの欲望に釣られて、ソレは集まってくる。
587 : ◆2dRJhyIa6hZN [saga]:2018/10/20(土) 17:44:42.78 ID:ldm93BFSo
―― ** ――


いったい、いつからだったのか。

ついさっきのことなのか。それとも、もうずっと前からなのか。

気が付いた頃には、学校全体がソレの気配に覆われていた。


雫(欲種……!?)


あらゆる色が入り混じり、結果として黒に染まったかのような、濃く重たい気配。

それは、かつての大樹の欲種に匹敵するほどのプレッシャーだ。

明らかに異常事態だった。雫は即座に魔法少女に変身する。


雫(あたりが欲種の気配に満ちてて、本体の位置が分からない……! 愛先輩たちは……!?)

「キャアアアアアアア!?」

雫「っ!?」


雫は、叫び声が聞こえた方に駆けた。


そこは校庭だった。空は雲もないのに灰色に染まっている。

そこにいたのは、揺らめく霊魂に無数の顔が浮かんでいる巨大な欲種だった。

まさに、人の欲望が形を成したかのようなおぞましい形貌をしていた。
588 : ◆2dRJhyIa6hZN [saga]:2018/10/20(土) 17:46:17.07 ID:ldm93BFSo
融合魂「ボボボボ……」

雫(この欲種、もしかして愛先輩が言っていた霊魂型の欲種……!)

雫「はぁ!!」


雫は、欲種目掛けて水の槍を放った。

しかし、嘲笑を浮かべていた顔が泡のように弾けたと同時に、水の槍は跡形もなく消え去った。


雫「なっ!?」

融合魂「ボボボボボボボボボ!!」


欲種に浮かんだ顔面たちが、一斉に笑い出した。

声にならない嘲笑が、雫の脳内に直接響く。グワングワンと、少女の脳内を揺らす。

少女が聞いていたのは、彼女を見る周りの人たちの笑い声だった。

肉欲に溺れ、玩具のように犯されながらも感じていた自身に向けられる、侮蔑と嘲弄の笑い。

みんながその惨めな姿を見て笑う。そして、歪んだ瞳の奥に、じっとりとへばりつくような情欲を宿していた。

少女は、見世物だった。踏みにじられ、ケタケタとただ笑われるだけの存在だった。
589 : ◆2dRJhyIa6hZN [saga]:2018/10/20(土) 17:48:48.52 ID:ldm93BFSo
雫「やめてえええええええぇぇぇぇ!!」

融合魂「ボボ……ボ……」

雫「はぁ……はぁ……」


思考が現実に戻ってくる。直接何かをされたわけでもないのに、雫はすでに疲弊し、ぐっしょりと汗をかいていた。

そして、彼女の最奥が、グズグズに溶けそうなほど熱を帯びていた。


雫(今のが、愛先輩の言っていた幻……? こいつの、能力なの……?)


精神を磨耗させながらも、雫は霊魂に浮かぶ面相たちを睨みつけた。

欲種に浮かぶ顔たちは、ただニヤニヤと笑うだけだった。

彼女は気付いていなかった。

今この瞬間、欲種の『告げ口』によって、全世界に彼女の痴態が晒されたのだということを。

彼女がこれまでに感じていた五感を、記憶を、意思を、そのまま知らされてしまったのだということを。



雫はどうなる? ↓1〜3 コンマ最大
(この後すぐの出来事でも、時間が経ってからの出来事でも)
590 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/10/20(土) 17:57:33.10 ID:+nXNVHsBO
学校の全員が狂っていたのが世界全員になる。ただそれだけ
591 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2018/10/20(土) 18:00:30.31 ID:xYaZu2rp0
592 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/10/20(土) 18:01:02.54 ID:VFexSEr6O
人々から神格化されてエロの神的な扱いを受けるようになる
593 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/10/20(土) 18:34:59.72 ID:kOjkDQ4BO
これは愛と颯の反応も気になるな
594 : ◆2dRJhyIa6hZN [saga]:2018/10/20(土) 19:26:39.55 ID:ldm93BFSo
融合魂「ボボボ……」


霊魂の欲種は、薄気味悪い笑みを浮かべたまま、虚空に消え去った。

厳しい戦いになることを予想していた雫は、呆気にとられてしまう。

確かに、愛の話でも途中で姿を消してしまったということだったが……


雫(一体、なんだったの……? 何が目的で……)


しばらく警戒を続けるが、本当に消えてしまったらしい。

空は色を取り戻し、校庭が夕焼け色に染まった。

そのまま、雫は変身を解いた。


愛「雫ちゃん……」

雫「愛先輩!? それに、颯先輩も……!」


欲種の気配を察知して来たのか、校庭に愛と颯がやってきていた。

雫は思わず、視線を伏せた。こうして二人とちゃんと顔を合わせるのは、随分久しぶりのことに思えた。

雫が学園共有の玩具になってから、雫は二人と出会うことを避けるようになっていた。

彼女たちに落ちぶれてしまった今の自分を見せたくなかったし、軽蔑されてしまうことが怖かったのだ。

勿論それは雫の杞憂ではあったが、しかし、かつての愛たちであれば今の雫を放っておくはずもなかった。

欲種によって刻まれた情欲で狂い始めていたのは、雫だけではなかった。
595 : ◆2dRJhyIa6hZN [saga]:2018/10/20(土) 19:27:20.37 ID:ldm93BFSo
愛「雫ちゃん……今まで、ごめんね……」

雫「っ……そ、そんな……」

颯「お前があんな辛い思いをしてたのに、私たち、何の力にもなれなくて……」

雫「……」

愛「本当に、ごめんなさい……」

雫「……うぅ、ぐすっ……せんぱい……!」


目から熱い涙を零す雫に、愛たちは笑みを浮かべながら歩み寄った。

愛が、雫の細い身体を抱きしめた。

自身を散々組み敷いてきた男たちとは違う、その抱擁の優しさに、雫の瞳からさらに涙が溢れる。


雫(あったかい……愛先輩のハグ、とても落ち着く……)
596 : ◆2dRJhyIa6hZN [saga]:2018/10/20(土) 19:33:13.96 ID:ldm93BFSo
愛「本当に、ごめんね……んっ」

雫「んん――!?」

愛「んちゅ、ちゅぱ、れろっ……しずくちゃん……♡」

雫「ん、れろ、ぢゅる……! せ、先輩……!?」


突然のことに、雫は頭がついていかなかった。

愛は、とても自然な動作で雫にキスをしていた。

舌同士をねっとりと絡めあうキス。母性を感じる笑みを浮かべていた彼女は、いつの間にか妖艶に微笑んでいた。


颯「雫、本当に綺麗だ……」

雫「ひゃうっ!? は、颯先輩……!?」


愛と同じく身体を寄せてきた颯は、雫の脚のラインを確かめるように手を這わせた。

女性にしては低めの、凛々しい声が雫の耳元で囁かれる。


颯「今まで、気がつかなかった。犯されている雫が、こんなに美しいなんて……」

雫「あっ、や、やめ……!」

愛「今の雫ちゃんを見てると、心の底から湧きあがってくるの……私も、雫ちゃんを穢したいって♡」

雫「そんな、お、おかしいですよ……! 二人とも、正気に戻ってくださいっ!」

颯「正気だよ、私たちは……気付いたんだ、雫の持っていた、本当の価値に」

雫「い、いやあああぁぁ!! 離して!」

愛 颯「「っ!?」」
597 : ◆2dRJhyIa6hZN [saga]:2018/10/20(土) 19:33:53.55 ID:ldm93BFSo
二人を強引に引き剥がした雫は、涙目になりながらその場から走り去った。


雫(おかしい、こんなのおかしいわ!! なんで、先輩たちが……!)


雫は、ただがむしゃらに走っていた。

何も考えたくなかった。ただ、ここにはもう居たくなかった。

そんな彼女を見た生徒たちは、虚ろな目をしながら口々に呟いた。


「女神様……女神様だ……」

雫「!?」

「さっき、天啓で見た、女神様……! 女神様ぁ!」

雫「来ないで!」


生徒たちが亡者のように雫を取り囲む。

雫は咄嗟に魔法少女に変身し、その場から跳躍した。

欲種との戦闘以外で、魔法少女に変身したのは初めてだった。

とにかく人のいないところを目指して、雫はビルの上を駆けた。
598 : ◆2dRJhyIa6hZN [saga]:2018/10/20(土) 19:35:08.23 ID:ldm93BFSo
雫(きっと、あの欲種のせいだわ……あいつのせいで、みんな、おかしくなってしまったんだ)


雫は、自身の部屋に戻ってきていた。

制服も脱がず、そのままベッドに倒れこむ。

ここ最近は毎晩のようにベッドで自慰を行っていたため、ベッドには濃い雌の臭いが染み付いていた。

だが、今日ばかりはとてもそんな気分にはなれなかった。

一刻も早く、あの欲種を見つけて倒さなければならない。

しかし、愛や颯も狂ってしまった状況で、あの強力な欲種を倒すことができるのだろうか。


雫(そもそも、あの欲種が再び現れなければ、戦うことすら……)


だが、思考を巡らせるにしても、今日はもう限界だった。

まぶたの重さに逆らうことができず、雫は目を瞑った。

そのまま、雫の意識は暗い水の底に沈んでいった。



雫「――!?」



目を覚ました雫の状況、またはそれから起こることは? ↓1〜3 コンマ最大
599 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/10/20(土) 19:49:19.40 ID:bUIK2F+GO
両親や、いるなら兄弟姉妹に穢される
600 : ◆2dRJhyIa6hZN [saga]:2018/10/20(土) 19:54:22.50 ID:ldm93BFSo
念のため
場所は雫の自宅じゃなくてもいいです
安価↓
601 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/10/20(土) 19:54:31.56 ID:pCjoTTLXO
愛に馬乗りになられた状態で目がさめる
602 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/10/20(土) 19:57:13.93 ID:3czkNGthO
様々な欲種達が自分の眼前にひれ伏している
603 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/10/20(土) 19:59:49.13 ID:1YGT+nQjo
まさかバナナ先輩も……?
604 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/10/20(土) 22:33:00.38 ID:aSvCoMEdO
これは予想外で面白いなw
605 : ◆2dRJhyIa6hZN [saga]:2018/10/21(日) 10:46:26.78 ID:RyUs7JUoo
雫「な、なに、これ……!? ここは……!?」


目が覚めると、そこは雫の部屋ではなくなっていた。

そこには、混沌とした闇が広がっていた。

光などどこにもないはずなのに、自身の姿や目の前の光景を捉えることができた。

雫の目の前にいたのは、姿形が異なる、夥しい数の欲種だった。

生まれたばかりのような気配が微弱なものから、大樹の欲種に並ぶほどの上級の欲種まで、何も言わずその場に座している。

まさに地獄のような光景だった。

悪夢でも見ているのかと思ったが、はっきりとした思考や五感がそうではないと告げていた。

もはや、絶望すら沸いてこない。理解を超えた状況に、雫は変身することも忘れてしまっていた。
606 : ◆2dRJhyIa6hZN [saga]:2018/10/21(日) 10:48:12.76 ID:RyUs7JUoo
融合魂「ボボボボボボボボボボ!!」

雫「……!?」


雫の頭上には、数多の亡霊を溶け合わせたような欲種が浮かんでいた。

空間を轟かすような狂笑が響いた。雫は、その笑みがどういう感情によるものなのか理解できないでいた。

ぼとりと、欲種に浮かんでいた顔面の一つが溢れ、零れた。

それはそのまま、真下にいた雫の身体に沈み込んだ。


雫「ひぎゅう!?♡」ビクン!


雫の身体が跳ねた。

人間の魂一つ分しか入っていない器に、欲望が一つ、無理やり入り込んだ。

自身のものではない強烈な情欲によって、思考や感情が染められそうになる。

雫はそれを、魔法少女としての強い精神力で耐えた。

魂に連動するように、肉体にも変化が訪れる。

体温が上がっていく。快楽が欲しいと、子宮が疼いて膣内を濡らした。
607 : ◆2dRJhyIa6hZN [saga]:2018/10/21(日) 10:50:52.63 ID:RyUs7JUoo
瞳を滲ませながら天を見上げた雫と、ニタニタと笑う欲種の目があう。

そして、欲種を形成していた霊魂が一斉に雫に飛び込んできた。


雫「ひぎいいいいいぃぃぃいいいい!!?♡♡」

雫「は、はいってこにゃいでえええぇぇ!?♡ こ、こわれりゅうう!!♡」


瞳をグルンと裏返しながら、雫は身体をガクガクと震わた。

欲望の奔流によって、少女の魂が攪拌される。

彼女を構成していた記憶が、理性が、感情が、ぐちゃぐちゃに掻き乱され、どす黒い欲望と入り混じる。

視界が赤と黒に点滅する。沸騰したかのような熱い血が、全身を駆け巡る。

何も分からなくなった世界で、少女の身体は快楽だけを求め、戦慄く。


雫「あはははははははははははははは!!!」


泣き喚いていたはずの少女が、壊れたように笑い声を上げ始めた。

それは、彼女自身のものだったのか、それとも、彼女の中に入り込んだ欲望たちの笑い声だったのか。

やがて、最後の一体が、雫の身体に入り込んだ。

雫の身体が、一際大きく跳ねた。

笑い声は止み、雫はそのまま動かなくなった。
608 : ◆2dRJhyIa6hZN [saga]:2018/10/21(日) 10:51:48.61 ID:RyUs7JUoo
本来であれば、あれだけ肥大化した欲種が、宿主でない別の人間の身体に入りきることなどありえないことだった。

肉体が爆散して血肉が飛び散るか、欲種に糧として取り込まれるかという未来しかないはずだった。

だが、彼女には魔法少女としての……膨大な魔力を持つ器としての才能があった。

別の未来では、世界を救うこともできたかもしれない稀代の才能。

しかしそれは、最悪な形で開花することとなった。


雫「……うふっ♡」


瞳に光を取り戻した少女は、妖艶に微笑んだ。

魂の変容に合わせて、器もふさわしいものへと形を変える。

透き通るような白い肌が、浅黒い褐色に染まっていく。引き締まっていた身体が、蠱惑的な肉感を増す。

魔法少女のときよりも露出が増えた、扇情的なコスチュームが身を包む。下腹部には、淫らな紋章が刻まれていた。

吹雪く凍土を思わせる、わずかに白みがかった冷めた青の長髪が靡く。

その様子を眺めていた欲種たちは、静かに跪きながら、新たな女王の誕生を迎え入れていた。



生まれ変わった雫はどうする?(どうなる?) ↓1〜3 コンマ最大
609 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/10/21(日) 11:07:47.54 ID:GfyYRohHo
人間たちを性奴隷として支配する
610 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/10/21(日) 11:20:41.81 ID:UAv5COLZO
ありとあらゆる性癖をマスターする
611 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/10/21(日) 11:21:26.59 ID:lbXZCNnu0
>>609+手始めに学校から支配
612 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/10/21(日) 11:22:29.96 ID:ue+lKT3Ro
世界中の魔法少女を堕とし、肉欲で世界を包み込む
613 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/10/21(日) 11:46:59.21 ID:FxnoW80NO
左◯空気かな
614 : ◆2dRJhyIa6hZN [saga]:2018/10/21(日) 17:10:04.70 ID:RyUs7JUoo
雫「とても清々しい気分……まるで生まれ変わったみたい」


自らの新しい身体の感覚を確かめながら、雫は呟いた。

事実、今の彼女はかつての彼女とは根本から変わり果てていた。人間ではなく欲種に近い存在だ。

彼女の中では、融合魂の欲種が取り込んできた何百、何千という人々の欲望が渦巻いていた。

犯したい。犯されたい。虐げたい。虐げられたい。

時には相反し、矛盾しあう欲望が、己を満たしてくれと彼女の中で叫んでいた。

常人であれば発狂しそうになるその叫喚も、人を超越した今の彼女にとっては愛おしくすらあった。

淫紋が刻まれた下腹部を、彼女は優しく撫でた。


雫「あぁ、満たしたい……欲望を、満たさなきゃ。『私たち』は、そういう存在だものね」


眼前に広がるさまざまな怪物たちを見つめながら、少女は身体を震わせた。

欲種には、理念も感情もない。あるのは、本能に刻まれたただ一つのプログラムのみ。

宿主の欲望を肥大化させ、それを追い求めさせること。

ただ、それだけである。



雫はどうする?(どうなる?) ↓2
1.欲種たちと交わり、欲種を産み続ける存在となる
2.人間たちの欲望を満たす存在となる
3.欲望のままに人間たちを支配する存在となる
615 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/10/21(日) 17:13:00.34 ID:37oc9pDk0
2
616 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/10/21(日) 17:13:14.96 ID:TyryPmuz0
1
617 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/10/21(日) 17:16:18.66 ID:ihmbD9VGo
マザー化
618 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/10/21(日) 17:30:23.29 ID:4cca9E9RO
産卵シチュすき
619 : ◆2dRJhyIa6hZN [saga]:2018/10/21(日) 19:21:22.65 ID:RyUs7JUoo
雫は、新たに生まれ変わった自身の役割を理解していた。

彼女の身体の中で、欲望が荒れ狂う。身も心も、もう我慢の限界だった。

大勢の欲種たちを慈愛と情欲が入り混じる目で見つめながら、少女ははしたなく脚を開いた。

濡れそぼった秘裂を両手の人差し指で開きながら、雫は媚びた雌の声を出した。


雫「さあ、来て……誰でもいいから、欲望のままに私を犯してぇ♡」


その一言で、跪いていた欲種たちは一斉に雫の元へ群がった。

3メートルほどはあろうかという巨大な狒々が、股を開く雫の前に陣取った。

人間の腕よりも遥かに太い怒張したソレを、少女の秘所にあてがう。

赤黒い先端が触れただけで、雫の身体は期待でブルリと震えた。

そのまま一切の躊躇もなく、剛直が雫を最奥まで貫いた。


雫「ぼっへええぇ!?♡ おごっ、んおおぉ!!♡」


規格外の剛直が子宮口を殴るたびに、雫のお腹は臍の辺りまでぼっこりと膨らんだ。

一突きの衝撃で肺の空気が押し出され、脳天を揺さぶられる。

常人ならばそのまま気を失うほどの痛みが、快感となって少女の背筋を迸った。
620 : ◆2dRJhyIa6hZN [saga]:2018/10/21(日) 19:22:50.37 ID:RyUs7JUoo
身体を仰け反らせ潰れたような嬌声を上げる雫の口を、触手型の欲種が塞いだ。

粘液にまみれた肉厚な触手が、少女の小さな口で抽挿を繰り返す。


雫「んぶ、ぢゅぶっ……! んぶ、ずぼぼっ……!♡」


喉奥まで挿し込まれるたびに気道を塞がれるので、雫は触手が引き抜かれている間に懸命に空気を取り込む。

その瞬間、待ち望んでいた酸素を得た身体が歓喜に震えるのだった。


狒々に突かれるたびに弾む胸に、小柄な体躯をした小鬼が吸い付いた。

ちゅうちゅうと甘えるように乳首を吸い上げ、歯で乳首を軽く噛み潰す。

じりじりとした甘痒い痛みが、先端から胸全体に広がっていく。

小鬼は乳房を絞るように握り締めながら、一際強く乳首を吸い上げた。


雫「んくおおおおぉぉぉ!?♡ おっぱい、おっぱい出てりゅうぅぅ……!♡」


小鬼は、雫の母乳をおいしそうに飲み下していく。母乳が吸い上げれるときの快感で、雫は絶頂を重ねた。
621 : ◆2dRJhyIa6hZN [saga]:2018/10/21(日) 19:24:41.71 ID:RyUs7JUoo
雫を突き上げていた狒々が、雫の身体を持ち上げた。

肉棒で身体の中心を貫いたまま、雫の前腕を後ろに引っ張り胸を反らせる。

狒々との体格差により、雫の脚が宙に浮く。膣に刺さっている肉棒と、引っ張られている腕の三点で身体を支えられていた。

その状態で、狒々は容赦なく雫の身体を突き上げた。

重力に従い下がる身体と突き上げてくる剛直とがぶつかる衝撃で、雫は意識を飛ばしそうになる。


雫「ごっ、お、お゛っ♡ んぶっ、い゛、おぼっ!♡」


ブランブランと、少女のしなやかな脚が揺れる。肉棒が出し挿れされる度に、雫のお腹の形が大きく変わる。

ごつごつとした剛直に、膣壁を抉られる。剛直を咥え込み限界まで押し広げられた秘所から、愛液が飛沫となって飛び散る。

身体がバラバラになりそうなほどの激しい快楽に、少女の中の被虐の欲望が歓喜した。

狒々の動きがさらに激しさを増す。射精の気配を感じ取った雫は、それを受け止めてあげたいという母性にも似た欲望を抱く。


雫「ぎひっ!?♡ んご、イグっ♡ いぐうううううぅぅぅううううっ!!♡♡」


白濁が子宮口に吐き出されると同時に、雫は深い絶頂を迎えた。

吐き出された精液は、膣内に留まらず子宮の中をも蹂躙した。

爆発を思わせるほどの射精に、雫の思考回路が弾け飛ぶ。瞳が裏返り、視界がグルグルと回る。

凛とした印象を抱かせる端整な顔は淫らに緩み、零れだした舌から涎がつたった。
622 : ◆2dRJhyIa6hZN [saga]:2018/10/21(日) 19:26:47.69 ID:RyUs7JUoo
雫「かひゅー……あひえぇ……んびぃ!?♡」 


剛直が引き抜かれたことで、惚けていた雫は素っ頓狂な声を上げた。

支えを失った雫の身体は、そのまま床に落下した。

雫のお腹は、はち切れんばかりに膨らんでいた。膣口からは、どろりとした濃い白濁液が溢れてきていた。

横になり呼吸を整えながらも、雫は愛おしそうに大きくなったお腹を撫でた。

精液で満たされていた胎内で、何かが蠢く気配があった。

そして、臍下のあたりが火傷しそうなほどの熱を帯び始めた。

最奥から湧き上がってくる快楽に、雫は身をよがらせる。


雫「んああっ! う、産まれる、私の赤ちゃん……! 欲種の卵、産まれちゃう……!♡」


雫の胎内に吐き出された精液は、雫の持つ膨大な魔力と生命力を糧に、急速な成長を遂げた。

雫の持つ、雌としての最も根源的な本能……子を孕み、産み落としたいという欲望が、生命の神秘を捻じ曲げる。
623 : ◆2dRJhyIa6hZN [saga]:2018/10/21(日) 19:28:12.43 ID:RyUs7JUoo
雫「んひいいいいいいぃぃぃいいいいいいい!!?♡」ビクンビクン!


排泄感にも似た出産の快感に、雫は絶頂を迎えた。

膣口が押し広げられ、白濁液とともに丸い卵が吐き出される。

卵は、真珠のように黒い輝きを放っていた。

すぐさま殻にヒビが入り、中から黒い靄が現れる。

まだ形をもたない欲望の種。これから人間に寄生することで、宿主の欲望にそった形状に変化するのだ。


雫「はぁ……はぁ……赤ちゃん……私の、愛しい子……」


靄は生み出した母に触れることもなく、異空間から消え去った。

欲望を抱えた人間を見つけるために、実世界に飛んだのだ。

愛しい我が子が大きく成長することを願って、母となった少女は優しく微笑んだ。
624 : ◆2dRJhyIa6hZN [saga]:2018/10/21(日) 19:31:30.82 ID:RyUs7JUoo
「ギシシ……ギシシシ……」

雫「……ふふ、分かってるわ……あなたも、私を孕ませたいんでしょう……♡」


さきほどまで母の顔だった少女が、雄を求める雌へと変貌する。

まだ白濁液が滴る膣口を見せつけながら、形のいいおしりを誘うように振った。


雫「んはぁ! もっと、激しく犯してぇ! 私に、欲種の赤ちゃん孕ませてぇ!♡」


かつて、正義を掲げ人々を守っていた魔法少女は、欲種を産み落とすためだけの存在である女王に生まれ変わった。

ただただ、欲種の欲望を満たすため、そして自身の欲望を満たすためだけに、少女はその身を怪物に捧げ続ける。

すべての生命力を欲種の子に注ぎ、命が尽きるその時まで。


【雫IFルート エンド】
625 : ◆2dRJhyIa6hZN [sage]:2018/10/21(日) 19:35:14.61 ID:RyUs7JUoo
以上で番外編も終了です
時間が空いたにもかかわらず付き合ってくれた方はありがとうございました
次似たようなSSを書く場合は別スレでやります
626 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/10/21(日) 19:36:41.26 ID:TyryPmuz0
乙です
627 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/10/21(日) 19:37:21.34 ID:lbXZCNnu0
お疲れ様です!
628 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/10/21(日) 19:37:52.95 ID:LoyjXEA00
次来たら参加させてもらいます
629 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/10/21(日) 19:42:55.15 ID:7CrxH9I5O

雫だけ偉く力入ってたなw
630 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/10/21(日) 19:44:42.99 ID:ihmbD9VGo
おつでしたー!
631 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2020/06/08(月) 20:38:10.99 ID:g0p6dL9AO
あげ
632 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/09(火) 13:21:47.19 ID:tO1r5jRhO
なぜあげた
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