【R18】八幡「…………しっぽ?」沙希「見た?」姫菜「え、しっぽり?」【俺ガイル】

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117 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/01(土) 10:19:49.50 ID:ZvZhnRPb0


海老名さんエロすぎやしませんかね(シコシコ
118 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/01(土) 11:29:23.13 ID:/5HXmkKJo
ふぅ
乙です
119 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 00:27:14.32 ID:KvlHnLeo0
乙々!

倅も非常に喜んでおりました
120 : ◆zO7AQfurSQ [sage saga]:2019/06/17(月) 22:40:05.18 ID:2vb5O5G8O
「ん、はぁ…………中にいっぱい、出されたぁ…………」

 俺の射精が終わって動きが止まると、海老名さんは上半身をベッドに突っ伏しながら満足そうに呟く。
 が、俺の方はそうではない。川崎に新たに能力が付与された唾液を飲まされ、それによってさらに精力が上がってしまっている。
 肉棒も全然萎えることなく固いままで、俺は再び腰を振って海老名さんの膣内に出し入れし始めた。

「はうっ! あっ、あっ! ダメェっ!」

 ぐうっと海老名さんの身体が反り返り、悲鳴を上げる。
 身を捩って逃れようとする腰をしっかり押さえ、容赦なく奥を突く。

「あっ! ああっ! 壊れる! 壊れちゃう!」

「うるさいオナホだな。道具が逆らってるんじゃねえって」

 俺はぱんっ、と手のひらで海老名さんの尻を叩く。
 それだけで海老名さんは抵抗するのを止めた。

「今姫菜が言っていいのは『まんこ使って下さい』と『中に出してください』だけだ。わかったか?」

 もちろん本心から言っているわけではない。ただ俺が川崎に言われたい言葉をアレンジしているだけだ。
 果たして効果は覿面だったようで、あっという間に海老名さんは再び絶頂に達してしまった。

「あっ……! あっ……! ご、御主人様……申し訳、ありません…………お仕置きに、このはしたない雌奴隷イきまんこ、壊れるくらい使って下さいっ…………! 中に、出してくださいっ…………!」

「言われるまでもねえよ」

 海老名さんの様子など気にせず、俺はただ射精への快楽を求めて腰を振る。
 川崎は楽しそうに笑いながら俺の背中に胸を押し付けつつ後ろから抱き締めてき、耳に舌を這わせてくる。

「ふふ、立派に御主人様してるじゃない。今度あたしもあんたにあんなふうに言ってあげるよ」

 望み通りの展開だった。さっきのはこうしてほしいという川崎へのアピールでもあったわけで。
 我ながらドMにも程があるよなあ。

「それよりほら、そろそろ勘弁してあげな。本当に海老名のやつ、壊れちゃいそうだよ」

 海老名さんはもはや出る声も掠れており、両腕は力なく投げ出されていて全身を痙攣させるだけだった。連続で達し続けてこんな状態になってしまったようだ。
 俺の方もそろそろ限界が近く、川崎に向けて舌を出す。
 すぐにそれに川崎が自分の舌を絡めてき、俺はそれを甘受しながら海老名さんの中に再び射精した。
121 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/06/17(月) 22:41:39.73 ID:2vb5O5G8O
「っ……はぁ…………気持ちよかった…………」

「ん、いっぱい出したね。ちゃんとカメラに映るようにゆっくり抜きなよ」

 俺は言われた通り位置を動かさないようにし、ゆっくりと腰を引いて肉棒を抜く。
 抜き終わったあとすぐ川崎はスマホを手にし、海老名さんのひくついている局部をアップで収める。
 ついでに写メも何枚か撮ってからカメラを終了させた。

「これ、あとで海老名に送っとけば喜ぶよ。ついでにあんたも夜のオカズにしちゃえば?」

「しねえから。俺がオナるのは御主人様の命令があったときだけだし、本格的にオカズにするのも御主人様だけだ」

「またそんなことを平然と…………」

「今更だろ」

「そうかもね」

 それより俺の肉棒はまだ全然物足りなくて勃起しっぱなしなんだが。
 もう平塚先生も海老名さんも気絶状態で、約束通り川崎が相手してくれるんだよな?

「じゃ、命令」

「え?」

「このオナホ使ってオナニーしなよ。あんたが満足するまで、何度でも使っていいよ」

 そう言って川崎は横になりながら足を開き、指で秘口を広げてさらけ出して俺を誘う。
 一瞬で理性が飛びそうになるのを押し留めるのは並大抵の労力じゃなかった。油断したら即座に獣のように川崎に襲い掛かってしまいかねない。

「い、いや、それはっ…………」

「ガン攻めされてる海老名を見て羨ましくなっちゃったってあたしのおまんこが言ってるよ。ほら、こんなになっちゃってる」

 川崎のそこは蜜が溢れ出てテカっており、何かを待ち焦がれるように蠢いている。
 そこに肉棒を差し込んだらどんなにか気持ちいいだろう。想像しただけで興奮はさらに高まり、理性を消し飛ばしていく。
 それでもどうにか飛び掛かるような真似はせず、緩慢な動きで肉棒を秘口に押し当てた。

「御主人様……御主人様のまんこで、オナニーさせていただきますっ…………」

「ん、いいよ。おっぱい揉みながらでも、乳首吸いながらでも、舌絡めながらでも、好きなことしてあたしのおまんこでオナニーして。もちろん何度でも、ね」
122 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/06/17(月) 22:42:48.35 ID:2vb5O5G8O
 もう理性なんて欠片も残っていなかった。ただ本能のままに、望むままに川崎の中で射精したい。
 俺は腰を進めて肉棒を一番奥まで挿入する。

「んんっ……おっきいの、入ってきたぁ…………やっぱ八幡のチンポ、最高…………」

 先程までの澄ました表情を崩しながら川崎が感慨深そうに呟く。
 中も嬉しそうに肉棒を締め付けてき、早く精液を寄越せと言うようにうねりながら刺激を与えてくる。さっき大量に飲ませたことなどなかったかのようだ。
 俺も早く射精したいと思う反面、もっとじっくり川崎の中を味わいたいとも思ってしまう。
 しかしこちらが動かずとも肉襞の動きは確実に俺を昂らせて射精に導いていく。
 どうやら肉棒に絡み付く愛液にも感度上昇の能力が付与されているようだ。

「う、あ、あ……嫌だ、まだイきたくねえ…………まだ、沙希のまんこ、感じてたいのに…………もう、出るっ…………」

「いいよ、出しちゃいなよ。何度でも使えるオナホなんだから、またすればいいじゃない」

「さ、沙希っ…………沙希っ…………」

「ほら、チンポの先っぽ一番奥にぐりぐりしてさ、思いっきり精液をあたしの中に出しちゃお」

「う、ぐ、ああ…………」

 さらにぐっと腰を進め、亀頭を子宮口に押し付けた。
 川崎の身体がびくんと跳ね、余裕を失った声が漏れ出てくる。
 その口を俺は自分の唇で塞いで舌を絡め、思いきり川崎を抱き締めながら身体を揺らす。
 あ…………あ…………出る…………出る…………川崎の中に…………射精するっ…………!

「んんっ!」

「んうっ!」

 びくんっと俺の身体が震え、凄まじい勢いで精液が肉棒の先端から飛び出る。
 それを受け止めた川崎は俺にしがみつきながら全身を痙攣させた。
 もちろん一度では終わらず、二度三度と放つ俺もそれを受ける川崎も呻きながら快感を貪り合う。
 全て出し切る頃には俺も川崎も呼吸が乱れて苦しかったが、それでも唇を離さない。そのまま余韻に浸りながら最後の一滴まで川崎の中に注ぎ込んだ。
123 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/06/17(月) 22:43:57.22 ID:2vb5O5G8O
「何回目だったかわからないくらい出してるのに、まだこんなに美味しくていっぱい…………」

 唇が離れると、川崎はうっとりとした表情で呟いた。
 俺の背中に回されていた両腕が首に移動し、再び抱き締められてすりすりと頬擦りされる。ちょっとくすぐったい。
 が、しばらくして何かに気付いたようで、俺の顔を上げさせて目を合わせる。

「…………もしかして、まだやりたいの?」

「………………………………はい」

 川崎の中に収まっている肉棒はちっとも萎えていない。射精する前と変わらない大きさと固さを保ったままだ。
 ついでに欲求も全然治まっていない。まだ出せる、というか出したい。
 そんなわけで。

「沙希…………」

「んんっ!? ちょ、ちょっと、休憩しよ休憩! ね?」

「御主人様、満足するまで使っていい言った。俺、まだ満足してない。続き、する」

「な、なんで片言なのさ…………ああっ!」

 俺は腰を揺すって亀頭で子宮口を擦り、ぴんと尖った乳首に吸い付く。
 川崎は身体を跳ねさせながら声を漏らした。

「んっ、ああっ! いいっ…………良すぎて、何も考えられなくなるぅっ…………」

 俺は川崎の最奥を突き、何度も絶頂に導いてやる。
 肉棒を包む襞は一瞬たりとも止まらずに締め付け続け、射精をせがんでくる。
 そろそろ我慢ができそうにない。俺は乳首から唇を離し、再び川崎のと重ね合う。
 それが合図と理解したかはわからないが、川崎は俺の身体に両手両足を巻き付け、思いっきりしがみついてきた。
 連動してさらに締め付けが増し、もう限界だ。

「んっ、んんっ、ん…………んうっ! ううっ!」

 俺は遠慮なく川崎の中に精液を吐き出す。
 その量と勢いはこれっぽっちも衰えず、尿道を通り抜けるたびにめくるめく快感が俺の全身を襲う。
 出し終える頃には川崎の四肢は俺から離れて投げ出され、力が入らないといったようにぐったりとしていた。
124 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/06/17(月) 22:44:53.09 ID:2vb5O5G8O
「ん……すご…………あんたみたいな性奴隷がいて、御主人様として誇らしいよ…………」

 川崎は満足げにそんな言葉を出した。
 それ自体は嬉しいことだし、これからもずっと尽くそうとは思う。
 しかしこれで一区切り、みたいな言い方はどうなのか。御主人様の性奴隷はまだまだこんなもんじゃない。見くびってもらっては困る。
 さっきの命令通り、俺が満足するまで御主人様の身体を使わせてもらう。

「んっ、ああっ!」

 俺が再度腰を動かし始めると川崎の表情が信じられないというものに変わる。
 もちろん身体を襲う快感に戸惑いながらだ。

「う、嘘っ!? はちま…………んっ…………!」

 俺は余計なことを命令されないよう唇を塞ぐ。頭を押さえて離れないようにし、舌を絡めながら腰を振る。
 そうやって俺は幾度も川崎を絶頂に導き、幾度も川崎の中に精液を注ぎ込む。
 ああ……気持ちいい…………どれだけ色んな事をしても、誰とやっても。やっぱり川崎の中に出すのが一番気持ちいい…………。
125 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/06/17(月) 22:47:07.60 ID:2vb5O5G8O
 そろそろ回数の桁が上がったか、というところで俺はようやく身体を起こし、川崎の中から肉棒を引き抜いた。
 川崎はびくんと身体を震わせたが、それ以上の反応がない。どうやら意識が飛んでしまったらしい。
 ちょっとやり過ぎたか、とは思うが、川崎自身の命令だったので仕方がないところだろう。
 さて、満足したかと言えば満足したが。欲を言えばあと一回くらい出したい。実はお掃除も兼ねて最後に口でしてもらおうかと思っていたのだが、現状ではそうもいかないか。
 川崎も、海老名さんも、平塚先生も
、みんな目を覚まさないままぐったりとしている。
 うん。
 ていうか。
 三人が裸で横たわっている光景ってエロいよなそりゃ。ヤって血行が良くなっているのかみんな色っぽいし。
 かといって寝ている間に犯すのもどうだろうか?
 川崎や平塚先生は万一怒られたら怖いし。海老名さんは平気だろうけど、後で『何でそんな美味しいシチュで動画撮っとかないの!?』みたいな理不尽な文句を言われそうだ。
 ここはおとなしく手を借りるだけにしとくか。文字通り。
 俺は横たわる川崎と海老名さんの間に座り、川崎の手を取って肉棒を握らせる。
 そのまま上下にしごかせ、射精へと導かせていく。

「う……はぁ…………」

 いつもと違う状況に興奮を覚え、声とも溜め息ともつかぬものが俺の口から漏れ出た。
 空いた手で海老名さんの胸を少し乱暴気味にむにゅむにゅと揉む。別に起きたって構いやしない。
 そうしているうちにやがて射精感が近付いてき、結局目を覚まさない海老名さんの手を取って手のひらを亀頭に押し当てる。

「う……お…………おっ……! ああっ……! あっ……あっ…………」

 川崎の手で海老名さんの手に射精し、俺は呻きながら快感を譲受した。
 やべえ、すげえ気持ちいいし興奮する。これも後で話したらやっぱり海老名さんに撮っとけと文句言われそうだな。
 このプレイだけは黙っとこう。そう決心して俺はベッド脇のティッシュに腕を伸ばし、肉棒と二人の手の後始末をする。
 それらを終え、誰も起こさないようにそっとベッドを抜け出し、俺はソファーへと腰を落ち着けた。
126 : ◆zO7AQfurSQ [saga]:2019/06/17(月) 22:48:16.02 ID:2vb5O5G8O
一旦ここまで
この4Pの終着点が見えない…………

またノシ
127 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/17(月) 23:32:43.47 ID:82FF6RQwo
濃いのが出る
128 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/18(火) 06:10:50.23 ID:KyCNU1+dO
乙です
129 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/18(火) 13:30:26.01 ID:tPmjk3TfO


つまりこのスレは4Pだけで埋まってしまうわけだな
130 : ◆zO7AQfurSQ [sage saga]:2019/06/28(金) 21:24:01.80 ID:VCozzWn4O
「ん…………」

 ちょっとソファーに座ったままうとうとしてしまったか。
 壁に掛けられている時計を見る限りほんの少しのようだが。
 そのたった数分なのに、いつの間にやら川崎が俺の太ももに頭を乗せてソファーに横になっていた。
 いや、本当にいつの間に…………。

「……………………」

 うん。とりあえず頭を撫でておくか。もちろん起こさないようにそっとだ。
 そういや以前もあったなこんな状況。確かあの時は寝顔を写メで撮ったんだっけか。
 それを警戒してってわけでもないんだろうが、今回川崎はこちら側でなく反対を向いていた。別に撮ろうと思えば撮れるけども。
 撮らないけどね。見たかったらいつでも見れるし。
 しかしまあ。改めて思う。川崎に告白されたあの日から、女に縁がないと思っていた俺の人生はがらりと変わってしまったな。川崎だけでなく複数の女性とも交わってしまい、しかもみんな納得済みで。性関係だけなら超絶リア充なんじゃないだろうか俺って。
 それもこれも俺なんかを好きになってくれたという川崎のお陰だな。

「……………………愛してるぜ、沙希」

 ついそんな言葉が口に出た。
 一瞬恥ずかしくなってしまったが、そんなのは序の口だというように、直後に俺はさらに居たたまれない思いを抱えてしまう。川崎の耳が真っ赤になっているのに気付いたからだ。
 何だよ! 起きてんのかよ!? 絶対今の聞かれてしまった!
 しかし川崎は少しだけ身じろぎをしてそのまま動かない。にやついてからかってくるんじゃないかと思ったが、どうやら川崎も照れているようだ。
 うん。ここはお互いなかったことにしよう。俺は平静を装って川崎の頭を撫で続ける。
131 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/06/28(金) 21:24:32.72 ID:VCozzWn4O
 少しして落ち着いたか川崎が身体を起こして、こっちを向いた。まだちょっと顔が赤いが。
 そのまま何も言わず俺の横に座って首に腕を回し、頬にキスしてくる。いや、頬だけでなく顔中色んなところにだ。
 最後に唇を重ね、軽く舌を絡めてから顔を離した。

「比企谷」

「お、おう。何だ川崎」

「あたしが意識なくしてからも出したでしょ。身体大丈夫なの?」

「ああ、それは全然平気だ。何てったって御主人様の精液製造機だからな」

「へえ。じゃ、今からもう一回って言ってもいいの?」

「ああ。構わない」

「え」

 俺の即答に、揶揄するような川崎の表情が驚きに変わる。
 証明するように俺は川崎の手を肉棒に導いた。

「嘘……こんなになって…………」

「御主人様とベロチューしたらそりゃそうなるさ」

「ん、素敵…………実はあたしももうすごいことになってるよ。子宮に響くようなこと囁かれたからね」

 何のことだ、と思ったがすぐに理解する。さっきの俺の言葉だ。なかったことにしてくれねえのか…………?
 誤魔化すように俺は川崎を抱き寄せて唇を合わせ、手を陰部に伸ばす。言葉通り川崎のそこはすでにたっぷりの蜜が溢れていた。

「ん…………もう、入れるよ…………」

 川崎は俺を跨ぎ、キスをしながら焦点を合わせて腰を下ろしていく。
 いつも昼休みにしている体位だ。違うのはお互い全裸なことである。
 触れ合う肌が心地好い。俺達は一つになりながら背中に腕を回して強く抱き締め合う。
 いつもは声が出せないのが少し不満に思っていたが、やはり向かい合っている時は舌を絡めながらやるのが気持ちいい。俺は川崎の口内を蹂躙しながら腰を揺すり、肉棒で膣内を抉った。
 川崎も俺に合わせながら身体を動かし、快感を求めて腰を振る。声は抑えなくともいいので、唇の端から喘ぎ声が漏れ出てきてそれが俺の興奮をさらに高めていく。

「はっ、八幡っ…………あたし、もう…………」

「ああ、イっていいぜ御主人様。俺ももうすぐ出そうだ」
132 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/06/28(金) 21:25:29.52 ID:VCozzWn4O
「んっ……お願いっ…………キス、キスしてぇ…………あたしの舌、吸ってぇ…………んんっ!」

 離れた唇を再び合わせ、川崎の舌を自分の口内に招き入れて思いっきり吸う。
 川崎の身体がびくびくっと震え、肉棒を包む襞が締め付けを強くなる。もう絶頂寸前のようだ。
 俺は川崎の背中に回していた腕を下ろして腰を掴み、ぐっと下げさせて亀頭を子宮口に押し付ける。
 その瞬間川崎の身体が大きく痙攣し、絶頂に達してしまう。
 尿道口が子宮口に吸い付かれて物凄い快感を生み出し、我慢する間もなく俺も一瞬で射精まで持っていかれてしまった。

「んっ……! んっ……!」

 出てる。精液が川崎の中に出てる。ああ、気持ちいい…………。
 もうこっちが動かずとも、川崎の膣と腰が最後まで搾り取ろうと動き、射精を促す。
 俺はそれに逆らわず身を任せ、されるがままに一滴残らず精液を川崎に注ぎ込んだ。

「はあ…………」

「や……離れちゃ、やぁ…………」

 射精が終わって荒い息を整えようと唇を離すと、すぐに川崎がキスをせがんでくる。
 というか久々にこんな甘えん坊モードを見るな。ちょっと弱点の奥を突き過ぎたかもしれない。
 もちろん嫌ではないし断る理由もないので俺は再び唇を重ねる。今度は舌を絡めたりしない、余韻を味わう触れ合うだけのキスだ。
 しばらくして満足したか川崎は唇を離し、頬擦りをするように俺の肩に顎を乗せてぎゅっと抱き付いてくる。それを優しく抱き止めながら背中を軽く撫でてやった。
133 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/06/28(金) 21:26:11.54 ID:VCozzWn4O
「あーっ!」

 そろそろ身体を離すか、と思ったところでそんな声が響く。
 もちろん俺ではないし川崎でもない。声の主はベッドの方だ。

「私たちが気絶してる間に二人でいちゃついてる! ズルい!」

 目を覚ました海老名さんが不満の声をあげる。
 いや、ズルいって言われても…………。

「気絶なんかする方が悪いんでしょ。残念だけどもう八幡の精液いっぱい搾り取ったから残ってないかもよ」

「ううー…………」

「いっぱいって、何発ヤったと言うんだ…………?」

「もう二桁は確実にね」

「なっ…………!?」

 平塚先生が驚愕の声をあげ、溜め息を吐く。
 海老名さんも悔しそうな表情だ。

「いや、逆に助かってるのか。正直なところ、私には比企谷のその絶倫さを受け止めることが出来るとは思えん」

「うー、確かに私もさっさと意識失ったから文句も言えないけど…………」

「凄かったよ。出しても出してもまだチンポ固くて精液注いでくるんだから。あたしも壊されるところだった」

 いや、偉そうに言うけど川崎も一回気を失ったよな。まあ回数をたっぷりこなしてからだからわけが違うが。
 ちなみに搾り尽くしたみたいなことを言っているが、俺の肉棒はまだ川崎の中で硬度を保ちっぱなしである。もうやらなくてもいいくらいに満足はしているけども。
 それに気付いているだろう川崎は一瞬俺に悪戯っぽい笑みを浮かべたあと、肉棒を抜いて身体の前後を反転させてすぐにまた自分の膣内に受け入れさせる。今度は背面座位だ。

「んんっ……それに、八幡はあたしのものだからね。それをズルいなんて言われる筋合いはないよ…………あんっ…………」

 身体を震わせながら快感に悶える川崎。その反応と蜜壺の締め付けに俺の肉棒はさらに固さを増す。
 それを見せ付けるかのように川崎は俺に寄り掛かりながら大きく脚を開いた。

「あっ……! ふふ、チンポが喜んでるのがわかるよ。繋がってるとこ二人に見られて、嬉しいんだね?」

 見られて嬉しい反応を示しているのは俺よりもむしろ川崎の方だと思う。
 そんな川崎をもっと悦ばせるべく、俺は川崎の腰を掴んで身体を揺すり始めた。
134 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/06/28(金) 21:26:54.63 ID:VCozzWn4O
「あんっ……! 気持ちいいとこ、擦れてるぅ…………っ!」

 川崎は声も表情も身体も全部で悦楽を表現する。
 自分でも腰を動かし、俺から与えられる快感を増幅させていく。

「いいっ……チンポ、気持ちいいっ…………! 好き、好きぃっ…………!」

 淫靡な表情で乱れる川崎。俺はそれをさらに乱すべく、手を移動させる。
 右手の指で陰核を弄り、左手は乳首を摘まむ。その刺激に川崎はひときわ大きな声をあげた。
 海老名さんと平塚先生はベッドから降り、すぐそばで川崎の恥態を凝視している。その視線はどこか羨ましげだ。
 特に俺と川崎の結合部に目線は集中し、息を荒くしながら二人とも自分の股間を弄っていた。
 二人が俺達の営みをオカズに自慰をしていると思うと一気に興奮度が増す。俺はすでに何度か達している川崎に声をかける。

「沙希っ……いくぞ、中に出すからなっ…………!」

「来て、来てぇ! あたしのイきまんこに出してっ!」

「沙希ぃっ…………うっ! ううっ!」

 肉棒が震え、川崎の中に精液を吐き出す。
 先程まであんなに出したのに、まだこんな大量に出ることに自分でも驚いてしまう。

「あっ……あっ…………ああー…………すっげえ出た…………気持ち良すぎ…………」

「んっ…………お腹、ヤバい……きゅんきゅんしてる…………」

 俺も川崎も余韻に浸りながら大きく息を吐いた。海老名さんと平塚先生も達したようで、俺の脚にもたれ掛かりながらぐったりとしている。
 さすがにもうサキュバスの能力無しでは一旦打ち止めのようで、固さを失った肉棒が膣圧でずるりと押し出された。

「ん…………」

「うっ…………」

 それが当然だというようにその肉棒を海老名さんが口を開けてくわえ、舌を這わせて体液を舐め取っていく。
 平塚先生は慈しむように陰嚢を指で転がすように撫で回す。
 俺は全身の力を抜いてされるがままにその後始末と心地好さに身を任せた。
135 : ◆zO7AQfurSQ [saga]:2019/06/28(金) 21:28:12.87 ID:VCozzWn4O
一旦ここまで
まだ予定の半分も進んでない。4Pが終わるのいつになるやら…………
またノシ
136 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/28(金) 23:45:11.10 ID:QuE8fWu+O
乙です
つまりまだまだ続くという事で楽しみです
137 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/29(土) 16:28:32.90 ID:jmQYV9H/0

ところでもう他の作品は書かないのかな?
幼なじみものとか幼なじみものとか幼なじみものとか
138 : ◆zO7AQfurSQ [sage saga]:2019/07/16(火) 22:44:29.95 ID:4no3qiKeO
「んー、そろそろお風呂入ろっか。一回汗を流してお昼ご飯にしよ」

 そのままの体勢でしばらくだらけていたあと、川崎がそんなことを言う。
 俺の脚に寄り掛かるようにしていた海老名さんと平塚先生も身体を起こした。

「ふむ。そろそろ小腹も空いたしな」

「いいねー。あれ、でもまだお湯張ってないよね。とりあえずシャワーだけでも?」

「いや、さっきセッティングしといたからね。ちょうどいいくらいだと思うよ。浴槽も広いからみんなで浸かれるし」

 そう言うと三人とも立ち上がり、何も身に付けないまま浴室へと向かう。
 俺は黙ってそれを見届けている。

「ほら、何してんの? 早く行くよ」

 って俺もかよ。いや、確かに俺も汗はかいたが一緒に入る必要はないだろ。
 が、反論する前に三人とも俺のところに戻ってきて無言で腕や肩を掴み、容疑者を連行するように浴室に引っ張られていく。
 弱いなあ俺。特に逆らう理由もないのでなすがままにされるが。
 誰も服を着ていないので脱衣場をさっさと通り抜ける。一応俺は今更だがタオルくらい巻くかと思ったが、手にした瞬間それを予想していた川崎に奪われて放り投げられた。
 あの。恥ずかしいんですけど…………。

「今更何言ってんの。もっと色々してんのに」

「それとこれとは…………」

「いいから、ほら」

 川崎に促されるままになる俺。
 まあ御主人様に理由なく逆らうものでもないか。
139 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/07/16(火) 22:45:10.98 ID:4no3qiKeO
 三人とも髪をまとめ、あまり濡れないようにしていた。川崎だけだったらサキュバスの能力ですぐに乾かすこともできるのだが、平塚先生や海老名さんがいる以上そうもいかないか。
 交代でシャワーを浴び、順番に湯船に浸かっていく。当然俺は最後だ。
 しかし複数の女性のシャワーシーンを間近で見せられるとはな…………あれだけ出しまくったから何とか耐えたが、危うくまた肉棒がそそりたってしまうところだった。肌が濡れるさまを惜しげもなく晒されては仕方ないことだろうが。
 三人が浴槽に入ったので、改めて俺もシャワーを浴びる。ぬるいくらいのお湯が心地好い。
 汗や体液を流してお湯を止め、俺も浴槽に入る。三人とも何やら盛り上がって話をしていたので、俺は邪魔にならないよう端っこに寄って肩まで浸かりながら気配を消す。
 といってもこんな状況で存在感を消し去るなんてステルスヒッキーの異名を持つ俺でもさすがに無理だった。
 川崎が立ち上がってざぶざぶとお湯をかき分けてこちらに歩いてき、俺に背を向けて足の間に座り、もたれ掛かってくる。さらに俺の両手を取って自分の腰に巻き付かせる。

「それでさ、さっきの話の続きなんだけど…………」

「いやいや、待って待ってサキサキ」

「なんでナチュラルにいちゃつくんだ羨まけしからん」

「え? 八幡はあたしのものだしどうしようとあたしの自由でしょ?」

「ぐぬぬ」

「うぬぬ」

「それにいちゃついてなんかないし。ちょっと疲れたから背もたれが欲しかっただけだよ」

 何でもなさそうに言うが、ちょっとした優越感を隠し切れてないのが俺クラスになるとわかる。
 そんな川崎を俺はしっかりと支えられるように位置調整しながら姿勢を整えた。

「それに比企谷には椅子以外の大事な仕事もあるしね」

 え、なんだそれ。知らない。
 俺の疑問をよそに川崎は俺の手を取り、自分の胸にあてがう。下から持ち上げるような形だ。

「大きくて重いおっぱいを支える仕事さ。肩が凝っちゃうから」

「いやいや、普段ならまだしも風呂に入ってるときはいらないだろ浮くんだから。川崎より大きい私が言うんだから間違いない」

「うう……二人に比べたらさすがに口出しできない…………私だって小さい方じゃないのに…………」

 むしろ俺の方こそ口出しできない会話だった。
 それでも役得ではあるので、黙ったまま川崎の胸を支えておく。揉みたい衝動もあったが、賢者モードによる強固な理性でそれをねじ伏せる。
 色んな感情の籠った視線が二人から投げ掛けられたが、気付かない振りをしておこう。
140 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/07/16(火) 22:45:42.20 ID:4no3qiKeO
 入浴を終えて脱衣場でそれぞれ身体をバスタオルで拭き、備え付けのバスローブを身に纏う。
 ちなみに浴槽から出る際に肉棒を立たせてしまっていたのを見付けられた時は、呆れを通り越して感心したような目で見られた。
 当の原因である、胸を支えさせた川崎は身体をくっつけていたから気付いていただろうけども。

「これが若さか…………」

「いや、違いますって。自分で言うのも何ですけど、俺って相当特別だと思いますよ」

 むしろこの精力もサキュバスである川崎から見て俺に好意を抱く部分だろう。
 さすがに今すぐ襲いたいほどではないのだが。

「さて、ご飯の前にやることがあるね。あたしからの甘やかしタイムだよ」

「甘やかしタイム?」

「そ。海老名、こっちに来てここに座りな」

「え、うん」

 海老名さんは言われた通りベッドの縁に座り、川崎はその後ろについて電池式のドライヤーのスイッチを入れて海老名さんの髪を乾かし始めた。
 手櫛とドライヤーの合間に不自然でない程度に能力を使って整えている。
 終わって自分の髪を触った海老名さんは驚きの声を出す。

「え、嘘? こんなにサラサラで艶やかになってる…………」

「ま、あたしの特技のひとつさ。元々の素材がいいからってのもあるけど」

 確かにサキュバスの特技のひとつではある。
 というかあの汚れを弾く能力って、肌や髪を瑞々しくさせたりする効果も混じってんじゃねえかなぁ。

「じゃ、平塚先生も」

「う、うむ。よろしく頼む」

 川崎は同じように平塚先生の髪を乾かしていく。
 何とかその技術を見極めようと海老名さんが凝視しているが、傍目には普通にドライヤーで乾かしているようにしかみえないだろう。
 ていうか本当にそうしているだけだしな。今の川崎は以前よりかなり自在に能力を使いこなしているようだ。
 長さの分、海老名さんより時間がかかったが、平塚先生は自分の髪に驚く。

「おお……結構変わるものなんだな…………」

「ちゃんと手入れすればそのくらいにはなるよ。じゃ、次はこっち」

 そう言って川崎はぽんぽんと自分の太ももを叩く。
 ドライヤーを持っていた手にはいつの間にか代わりに耳掻きが握られていた。
141 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/07/16(火) 22:46:09.89 ID:4no3qiKeO
「本当に甘やかしてくれるんだな…………せっかくだし頼むか」

「ん、いらっしゃい。強かったりしたら言ってね」

 川崎は自分の太ももに頭を乗せた平塚先生の耳掃除を始める。
 次は自分の番かと期待している海老名さんに俺は手招きをした。

「ん、どうしたのヒキタニくん?」

「えっと、海老名さんて、耳は敏感な方か?」

「んー、人並みだと思うけど。何、あとで耳を責めてくれるの?」

「いや、そうじゃなくて…………まああれだ、川崎の耳掃除って気持ちいいから気を付けろってことだ」

「そんな大袈裟な」

「あれ見てもそんなこと言えるか?」

 俺が指差した方向には、気持ちよさのあまり表情をだらしなくさせた平塚先生の顔があった。
 時折声も漏らしているが、もはや隠す気もないようだ。

「…………気を付ける」

「まあ言っといてなんだけど、我慢しないで受け入れた方が気持ちいいぞ」

「うーん」

 ちょっと葛藤しているようだ。
 そうこうしている間に反対側の耳も終え、平塚先生は川崎の太ももから頭を上げてベッドに寝転がる。

「いやあ、幸せな時間だった…………」

「そう言ってくれると嬉しいね。さ、海老名、あんたの番だよ」

「う、うん。よろしくお願いします」

 すこしおそるおそるといった感じで川崎の太ももに頭を乗せる海老名さん。
 想像の通り、数分後には声を上げて快感を甘受する海老名さんの姿がそこにはあった。
142 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/07/16(火) 22:46:45.98 ID:4no3qiKeO
「もう、どうしてくれるの。ヒキタニくんだけでなく、サキサキなしでもいられなくなる身体になっちゃうじゃない」

 少々理不尽に怒る海老名さん。まあ川崎の耳掃除はプロレベルだしな。
 そんなこんなで各自持ち寄った昼食を終え、ソファーやベッドで適当に休憩しているわけだが。
 ……………………性欲がヤバい。
 俺の分の昼食は川崎が用意してくれたのだが、絶対あれに何か仕込まれていた。だって風呂から上がってから川崎に触れられてねえし。
 下着も履かずバスローブ一枚なので勃起を隠すのにも一苦労だ。いや、隠すことはないんだけど何だかなあ。

「そうだ、ヒキタニくん」

「な、なんだ?」

「うん、さっきのやつなんだけど」

 一瞬バレたかと思ったが、そういうわけでもないらしい。
 てかさっきのやつって何の事だ?
 海老名さんはベッドから下りてソファーに座る俺の方へやってくる。

「ほら、スマホで撮ったやつ。あれ見せてよ」

「え、ああ。ちょっと待ってくれ」

 傍らに置いていたスマホを取り、ムービーデータを再生する直前で海老名さんに渡す。
 何を見るのかと興味深そうに平塚先生も横からそれを覗き込んだ。

「……………………」

「……………………」

 俺には音声しか聞こえないが、二人が食い入るように見ているその画面には淫靡なものが映っていることだろう。
 実際に俺もそれを見たらちょっと暴走しかねないな…………。
 再生が終わったか音声が途切れ、海老名さんと平塚先生は顔をこちらに向ける。その表情は明らかに欲情していた。
 それを見た川崎が淫らに笑い、俺の腕を掴んでベッドを指差す。
 言われるがままに俺は立ち上がってベッドに向かい、バスローブを脱ぎ捨てる。
143 : ◆zO7AQfurSQ [saga]:2019/07/16(火) 22:47:16.97 ID:4no3qiKeO
一旦ここまで
間が空いてしまったけどエロなし
次回からエロいことやる

>>137
何か書きたいとは思ってます…………

またノシ
144 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/07/17(水) 02:43:44.95 ID:7I05+rudo
乙です
145 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/07/18(木) 22:12:22.32 ID:+qwaPZ60O
エロはよ
146 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/07/21(日) 17:47:12.00 ID:XPepam1t0

絶倫すぎやろ八幡
147 : ◆zO7AQfurSQ [sage saga]:2019/08/08(木) 20:59:47.01 ID:H5tmfCrgO
 が、やはり消耗した体力が回復しきってないのか、足がもつれてしまった。
 転ばないよう咄嗟に前にいた川崎にしがみついた結果、後ろから抱きしめるような形になってしまう。

「んっ…………ベッドまでのたった数歩も我慢できないの?」

「い、いや」

「まったく」

 俺が反論する前に、川崎は腕を掴んで俺をベッドへと放り投げた。
 どさりと倒れこむ俺の上に覆い被さり、唇を合わせて舌を絡めてくる。
 あ、ヤバい。流し込まれて飲み込んだ唾液、感度上昇と精力増強が付与されてんな。先程の回復とも合わさって肉棒がとんでもないことになってしまった。
 さらに射精禁止の呪いまでかけられ、おそらく俺は天国のような地獄をこれから味わうのだろう。

「さて。まずは比企谷の精力を回復させないとね」

 川崎はそう言って身体を起こし、海老名さんと平塚先生の方に振り向く。
 すでにサキュバスの能力で回復してはいるが、確かに常人からするとそれは不信に思われかねない。
 俺としてはもうさっさと出したいくらい溜まっている気分なのだが。

「回復って、どうすればいいの?」

「ま、やることはそんなに変わんないよ。射精させずに気持ち良くさせたり興奮させればいいだけさ」

 俺はベッドの端に座らされて大きく足を開かされ、すぐに海老名さんが俺の前に跪く。
 そそりたつ肉棒と俺の顔を交互に見ながら、川崎からの命令を待っているのだ。

「海老名、チンポは触れちゃダメだからね。ここを気持ちよくしてやって」

「ん……はい…………御主人様……御奉仕させていただきます」

 川崎が俺の陰嚢を指し示し、海老名さんが頬を上気させながらそこに唇を付けて吸う。
 唇だけでなく、舌を這わせて唾液を擦り付け、再びそれを啜るようにしゃぶりつく。

「…………比企谷もM気質だが、海老名も大概だな」

「言っときますけど、俺がMなのは川崎に対してだけですからね」

 ベッドに上がった平塚先生に俺はそう返す。
148 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/08/08(木) 21:00:42.48 ID:H5tmfCrgO
「ま、私は私で比企谷を欲情させねばな」

「欲情って…………うわ」

 平塚先生に押し倒され、俺はベッドに横になる。
 その上に平塚先生が覆い被さり、胸を顔に押し付けてきた。

「ほら、比企谷の好きな胸だぞ」

 川崎より大きくて柔らかい胸で俺の顔を挟んだり乳首を俺の唇に押し当てて吸わせたり。
 少し息苦しくなったが、どかそうなんて気は一切起きず、平塚先生の胸を顔全体で堪能する。
 正直なところ、このまま自分で肉棒をしごいて射精したいくらいだ。射精禁止の呪いがかかってるから無理だけど。

「ん、幸せそうだね比企谷。チンポがびくんびくんして喜んでるよ」

 川崎が肉棒の様子を見たのかそう囁いてくる。そのまま俺の胸に顔を乗せ、すりすりと頬を擦り付けた。
 そういや川崎は何もしてくれないんだろうか?
 そんな疑問が浮かんだが、すぐさま一瞬でそれは吹き飛ばされる。

「んんっ……!」

 俺は平塚先生の胸の中で呻き声を漏らした。川崎が俺の乳首に吸い付いたのだ。
 吸うだけじゃない。舌を這わせたり、軽く甘噛みしたり。
 射精に繋がらないもどかしい快感や興奮を与えられ、肉棒が震えているのがわかる。

「ん、すごぉ…………こんなに大きくして、反り返ってて…………」

 しばらくして肉棒の様子に気付いた海老名さんが、顔を上げてうっとりとした声を漏らす。
 川崎も一旦口を離し、その様子を窺う。

「ぱんぱんに膨れ上がって、針でつついたら破裂しちゃいそうだね。海老名、そっちはどう?」

「うん、ずっしり重くなって、精液いっぱいつまってそうだよ」

「それじゃ、そろそろチンポ気持ちよくさせて射精させよっか」

「ふむ、準備段階は終了かね?」

 平塚先生も身体を起こして俺の顔から胸を離し、解放する。
 ちょっと名残惜しい。
149 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/08/08(木) 21:01:55.97 ID:H5tmfCrgO
 三人が俺の方を向きながらベッドの中央に並び、川崎が口を開く。

「ほら、三人の誰でもどの穴でも自由に使って、あんたの好きなとこで射精しな。もちろんしてほしいことがあったら遠慮なく言うんだよ」

 俺はごくりと唾を飲む。
 美少女同級生二人と、美人教師。三人もの女を好き放題にできるこの状況に改めて俺は興奮を覚えた。
 って言っても今の川崎の問いに対する答なんて決まってる。

「じゃあ、沙希のま」

「あ、サキサキのおまんこは今回は無しで」

「えっ」

「いや、なんでさ?」

「だって、それだったらヒキタニくんにとって選択の余地がないじゃない。ハンデハンデ」

「ハンデって、勝負してるわけでもないのに…………ま、いいけど」

「いいのか川崎? 私としてもありがたいが」

「もうさっき何度も中に出されてるしね。少しくらいはいいかなって…………さ、比企谷。あたしのおまんこ以外から選んで。どこにどうやって精液出したい?」

「……………………じゃあ、川崎の口で」

「何でよっ!?」

 俺の答に海老名さんがばんばんとベッドを叩いて突っ込みをいれてくる。
 もう今にも詰め寄ってきそうな勢いだ。

「ヒキタニくん男でしょ!? 普通は男って溜まったら女のおまんこに突っ込んで生中出ししたい生き物なんでしょ!?」

「いやまあ、ほら、俺って普通じゃないし。あとストレートに言い過ぎだ」

「しかし海老名の言うことにも一理あるだろう? それとも私たちはそんなに魅力ないかね?」

「そんなことないですよ。ただ俺の川崎に対する執着が半端ないだけです」

「ええー…………」
150 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/08/08(木) 21:04:13.97 ID:H5tmfCrgO
「そもそも俺自身が川崎のものだしな。だったら川崎が選択にある限り最優先は川崎になる。この場だけじゃなくて、俺の人生においてもな。もちろん一生涯」

「ちょ、ちょっと比企谷。もう、その辺で」

 熱弁していると川崎が焦ったように俺を止めに入る。何だ、と思う前に今自分で言ったことを反芻して気付いた。
 一生俺は川崎の奴隷であると誓ったことを言っているわけだが、端からするとただ単にプロポーズに聞こえかねない。
 ……………………まあ大差ねえか。

「はあー、やっぱり二号さん以下じゃ本妻には敵わないか」

「ま、川崎のいい女っぷりは身をもって知っているがな。私たちでは太刀打ちできんよ」

 いやいや、あんたらは性的欲求解消のために俺としているだけでしょうが。何だよ二号さんて。
 実は俺のこと好きなんじゃないかとかそんなふうに自惚れるつもりはない。
 とはいっても御主人様たる川崎がいい女なのは事実なので、そこのところは自慢しとこうと口を開こうとしたら川崎に手で口を塞がれた。

「もう余計なことは言わなくていいから」

 俺の言おうとしてることがわかったのだろうか?
 とりあえず無言で頷いておく。

「はぁ…………とりあえずあたしはいいから、二人にしてやんなよ。実際あんたももう出したくてたまんないはずでしょ?」

 そう言って川崎は指でつうっと肉棒をなぞってくる。確かにそれだけでも達してしまいかねないほどではあるが。
 ついでに射精禁止の呪いが解かれたので、気を抜けない状況だ。

「ほら、八幡くん。以前、射精するためだけに私のおまんこ使ったでしょ。あの時みたいにしてぇ…………」

「比企谷。私はまだ今日は一回しか中に出されてないぞ。比企谷の精液、もっとここに出してほしい…………」

 二人は足を広げ、性器を晒して俺を誘う。いかに俺が川崎ひとすじとは言え、こんな状況で興奮しないわけがない。
 俺は平塚先生を押し倒し、足の間に身体を入れて肉棒を秘口に押し当てた。

「んっ…………」

「あ…………」

 平塚先生は期待に満ちた声を上げ、海老名さんは選ばれなかったことに悲壮な声を出す。
 が、俺は入れる前に海老名さんに声をかける。

「姫菜、情けねえけど平塚先生の中に入れたら俺は多分すぐに出ちまう」

「え」

「出し終わったらお前の口で掃除させて、そのまま今度はお前のまんこに突っ込むからな。ちゃんと準備しとけよ」

「……!? は、はいっ!」

 海老名さんは嬉しそうに返事をし、すぐに掃除ができるようにか俺たちの下半身の繋がるであろう付近に顔を寄せる。
 それを見届けてから俺は腰を進め、肉棒を平塚先生の中に進入させた。
151 : ◆zO7AQfurSQ [saga]:2019/08/08(木) 21:05:36.35 ID:H5tmfCrgO
一旦ここまで
なんとかコミケ前に投下
更新遅くてすいません。誰もいなくても謝っときます

またノシ
152 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/08/08(木) 21:21:10.40 ID:gLhckMz4o
乙です
気にせずに
153 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/08/09(金) 17:13:21.01 ID:+eCi4TFvO
乙!
154 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/08/10(土) 00:23:34.48 ID:uFolq/qpO

エタらなければええんや
終わるまでずっと着いていくぜ!
155 : ◆zO7AQfurSQ [sage saga]:2019/09/08(日) 23:29:28.80 ID:7AJfM8vUO
「んんんっ!」

 肉棒を奥まで挿入した瞬間、身体を仰け反らせて絶頂に達してしまう。
 俺でなく、平塚先生が。

「んっ……んっ…………」

 海老名さんが平塚先生の陰核を舌で責め、川崎が舌を絡めつつ感度上昇効果の唾液を飲ませたのだろう。
 びくっびくっと全身を震わせながら呻き、快感を甘受している。
 それに伴って肉棒を締め付ける襞が様々に蠢き、射精を促す。もういくらも持ちそうにない。
 というか特に我慢する必要もないのだ。俺は腰を振り、平塚先生の膣で肉棒を激しく擦りあげる。

「う、あ、あ……あっ! ああっ……あっ…………あっ…………」

 宣言も許可を得ることもせず俺はそのまま射精し、平塚先生の中に思う存分精液を放った。
 腰を揺すって幾度も注ぎ込む。ああ、気持ちいい…………。
 やがて俺も平塚先生もイき終わり、動きを止めると同時に川崎と海老名さんが口を離して顔を上げる。
 塞がれていた唇が解放され、平塚先生は荒い息を吐く。

「はあっ……はあっ…………なんだか最近すぐにイかされるな…………」

「どんどん開発されてるんじゃない? もしくは八幡のチンポが気持ちよすぎるとか」

「あー、八幡くんのおチンポ凶悪だもんね。私もすぐにイっちゃうもん」

 おいやめろ。俺がすごいんじゃなくて川崎の能力だと声を大にして言いたい。
 回数なら自信はあるが、技術はとても誇れるものじゃないだろう。

「ん、はぁ…………今も下半身に力が入らないな。連続でこうされても平気な川崎が恐ろしい」

「いや、あたしも結構八幡に無茶させられてるよ。気絶するまで犯され続けることだって何度かあるし」

 もう突っ込む気にもなれない。
 とりあえず平塚先生の中から肉棒を抜こうと腰を引く。

「んんっ…………」

 肉棒によって膣内が擦られ、びくんと平塚先生の身体が震える。
 一切固さを失ってない自分の肉棒が実に頼もしい。ちょっと引くくらいだが。
156 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/09/08(日) 23:30:14.60 ID:7AJfM8vUO
 解放されて、びん、と天に向かってそそりたつ肉棒にすかさず海老名さんは顔を寄せ、舌を絡めながらそれを口内に含む。
 満遍なく舌と唇が這い回り、体液が舐め取られていく。
 特に快感を与えようという動きではないのだが、多感な男子高校生は女子にくわえられていると思うだけで痛いほどに勃起して射精まで持っていかれてしまう生き物なのだ。

「んっ…………」

 お掃除が終わって口を離そうとする海老名さんの頭を押さえ、俺はその唇で肉棒をしごく。
 海老名さんは一瞬驚いた顔をしたが、すぐにそのままされるがままになった。
 締め付ける唇と押し当てられる舌が気持ちいい。段々と射精感が近付いてきている。
 先程の海老名さんの言葉が頭に残っていたのか、このまま口内に放つより別の場所に射精したい。俺は直前に肉棒を海老名さんの口内から引き抜いて平塚先生の蜜壺に突っ込む。

「はううっ!?」

「んっ…………うっ……ああっ…………あっ……あっ……」

 まだ濡れっぱなしだったそこはあっさりと俺の肉棒を奥まで受け入れ、放たれる精液を受け止める。
 平塚先生は身体を痙攣させながら驚愕の声をあげ、そのまま絶頂に達した。
 それに連動して蠢く肉襞の動きから与えられる快感に俺も呻きながら最後の一滴まで精液を注ぎ込む。

「あー……平塚先生のまんこ、気持ちいい…………」

「ば、ばかものぉ…………突然突っ込んで出すやつがあるかっ…………」

「嫌でしたか?」

「う……い、嫌、ではない…………」

 平塚先生は顔を赤くさせながらそっぽを向く。
 それと対称的に海老名さんはジト目でこちらを見ていた。その中に悔しさと悲しさがわずかに入り交じっているのがわかる。
 まあ口をさんざん使っておきながら最後は別で、ともなれば気持ちはわからないでもない。俺だって川崎に同じようなことされたらヘコむだろうし。
 しかしそれを表情に出しているようでは性奴隷失格だ。俺ならそういうプレイでない限り、御主人様の為すことに不満を漏らしたりはしない…………そういうプレイがはるかに多いけど。
 ま、そこは心底御主人様に心酔している俺と、あくまで趣味嗜好でとりあえず俺の性奴隷やってる海老名さんの違いだろう。
 俺はフォローも兼ねて、海老名さんの頭を撫でながら言う。

「姫菜、お前の口と舌が気持ちよすぎてそんなつもりなかったのに出てしまったじゃないか。責任取れよ」

「え…………」

「今度お掃除終えたらすぐに姫菜のまんこに入れるぞ。いいな?」

「は、はいっ!」
157 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/09/08(日) 23:30:54.36 ID:7AJfM8vUO
 海老名さんは元気よく返事をし、平塚先生の中から抜いた俺の肉棒を再び口に含んで舌を這わせ始めた。
 さすがに俺もさっきよりは余裕があり、生暖かい舌の感触を堪能する。

「いや、しかし比企谷、責任と言うなら私も取ってもらえるのか? いくら大丈夫な日で薬を飲んでるとは言っても、こんなに濃いのを大量に出されたら孕んでしまうかもしれんぞ」

「え、取るわけないじゃないですか」

「即答!?」

「川崎以外責任なんか取りませんよ。もし万が一があった時に責任取ってほしいと言うのであれば、まずこういう関係自体を止めることですね」

「むう、なんて正論を…………」

 まあ川崎が能力使ってる限り万が一なんて起きないんだけども。だから川崎のいない場では最後までしないわけだし。
 海老名さんにもその辺は伝えておかないとな。

「姫菜、お前もだ。これからも無責任生中出しされ続けて人生終わらせたくなかったら早いところ俺から離れることだな」

「……………………」

 しかし俺の言葉に海老名さんは俺を一瞥しただけで、舌と唇の動きを止めない。どころか自分で秘所を弄くり始め、受け入れる準備をしだす始末だ。
 平塚先生は身体を起こし、その場を退いていつ俺と海老名さんがおっ始めてもいいようにする。
 うん、ありがたい。正直我慢が利かなくなってきたところだった。

「そうか、そんなに俺のが欲しいか」

「ん、はい…………んむ」

 一瞬だけ口を離して答えたかと思うと、すぐにまた肉棒をくわえ直す。
 もうお掃除はとっくに終わっているはずなのだが。

「…………なあ川崎。比企谷のやつ、海老名に対してキャラが違くないか?」

「海老名にとっての御主人様だからね。慣れないんだろうけどちゃんと演じれてるよ」

 くっ、二人のひそひそ話が俺には聞き取れてしまった。
 まあ確かに慣れてなくて俺のキャラじゃない。それでも海老名さんにとっては充分に満足できてるようなので構わないだろう。
 俺は腰を引いて海老名さんの口から肉棒を引き抜く。
158 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/09/08(日) 23:31:30.34 ID:7AJfM8vUO
 海老名さんは一瞬名残惜しそうな顔をしたが、それよりもこれからされることの期待が上回ったようだ。
 俺に向かって足を開き、性器をさらけ出す。

「お、お願いします御主人様…………溜まった精液を捨てるのに、この精液便所のおまんこ使ってください…………」

「いいぜ、使ってやるよ。中に出してやるから感謝しな」

 俺は海老名さんの足を持ち上げて自分の肩に乗せ、そのまま肉棒を秘口に押し込んだ。
 一気に奥まで突っ込むとそれだけで海老名さんは絶頂に達してしまったようだが、それを隠そうと口に手を当てて声を堪える。
 端から見たらバレバレではあるが、俺は気付かない振りをしてそのまま肉棒を出し入れし、亀頭で子宮口を突く。

「っ……! っ……!」

 声を必死に抑えながらびくんびくんと海老名さんは全身を跳ねさせる。
 俺は一旦動きを止めて右肩に乗せた足を下ろし、自分の右手の親指をくわえて唾液で濡らす。
 それを結合部付近に持っていこうとしたところで海老名さんに腕を掴まれた。

「だ、駄目…………私……私…………」

 怯える目でこちらを見ながらぶんぶんと首を左右に振る。
 俺はそれに構わず、その親指を陰核に押し当てて弄くり回した。

「あっ! はああんっ!」

 もう抑えもきかず、海老名さんはぐうっと背中を仰け反らせて矯声を上げる。
 さらに激しい絶頂に達して、膣内の柔肉がより強く肉棒を締め付けてきた。

「あー……姫菜のイきまんこ、気持ちいい…………出る……出る……」

 俺は腰の動きを再開し、肉棒を再び出し入れし始める。
 限界ぎりぎりまで堪え、最後に子宮口に亀頭を押し付け、一気に精液を放出した。

「あっ……あっ……ああ…………姫菜、中に出してるぞ…………お礼、言えっ…………」

「はっ…………はっ…………中出し、されてるっ…………ありがとう、ございますっ…………ああんっ!」

 聞こえてないかと思ったが海老名さんは律儀に返してき、最後に一際大きく全身を震わせ、そのままぱたりと四肢を投げ出してしまった。どうやら意識を失ってしまったようだ。
 俺は腰を揺すって残ったものをすべて中に出し切る。
159 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/09/08(日) 23:32:48.74 ID:7AJfM8vUO
「はあ…………」

 余韻も抜けきり、俺は大きく息を吐く。
 そこで川崎が背中側から俺に抱き付いてきた。

「ん、お疲れさま。相変わらずいい御主人様っぷりだったよ」

「性に合わない気がするけどな…………」

 そういや平塚先生は? と思って脇を見ると、身体を痙攣させながらだらしなくぐったりと横になっていた。
 たぶん川崎にあれやこれやされて昇天したのだろう。

「普通はセックスで気を失うなんてそうそうないんだけどね。比企谷のチンポ凄すぎて海老名じゃ耐えられないみたい」

「いや、絶対川崎のせいだからな」

 俺にそこまでの技術があるはずもなく、サキュバスの力がなければ起こり得ない。
 現に平塚先生だって今意識ないのは川崎によるものだし。

「ふふ。とりあえず海老名の中から抜きなよ。あたしがお掃除してあげる」

「ああ、お願いします。御主人様」

 海老名さんの中から肉棒を引き抜くと、川崎が屈んでそれをくわえて舌を這わせてくる。
 やはりと言うべきか、海老名さんのそれより気持ちいい。サキュバスの持ち得るテクニックなのか俺の二人に対する思いの違いなのかはわからないが。
 尿道内のもすべて吸い出され、その刺激に俺の肉棒はまたもや臨戦態勢になってしまう。

「ん……固い…………でもさすがに少し休む? 午前中もあんなに出したしこんなに連続じゃ…………」

「いや…………」

 川崎の言葉に俺は首を振る。
 もう自覚した。俺は川崎がいる限り絶倫だ。それはサキュバスがどうとか関係なく。
 俺のやる気が伝わったのか、川崎はにぃっと笑い、身体を起こす。

「ベッドじゃ二人を起こしちゃうかもね。ソファーとお風呂、どっちがいい? 別に壁に手を付いて立ったままとかでもいいけど」

「っ……! お、お風呂で…………」

「ん、じゃあ汗流しながら気持ちよくなろっか。行こ」

 ベッドから降りた川崎は俺に手を差し伸べる。
 それを取り、俺達は手を繋いだまま浴室へと向かった。
160 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/09/09(月) 00:22:32.35 ID:bzXa+4wUo
見つけちまった、寝れなくなった
161 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/09/09(月) 05:40:39.03 ID:WRj90ZX7o
乙です
162 : ◆zO7AQfurSQ [sage]:2019/10/02(水) 23:02:27.92 ID:rrLudQwMO
t
163 : ◆zO7AQfurSQ [sage saga]:2019/10/02(水) 23:03:33.43 ID:rrLudQwMO
「ね、八幡」

 川崎が繋いでいた手を離し、こちらに振り向く。
 ぷるんと揺れる大きな胸に目が行ってしまうが、理性を総動員させて視線を川崎の顔に向ける。

「何でしょうか、御主人様?」

「今日は、本当にお疲れさま。あたしだけじゃなくて海老名も平塚先生も相手したうえで、みんなを満足させるなんてね」

「いや、別にこれくらい…………」

 まあ確かに普通なら考えられないくらいの精力と体力だろう。
 川崎のサキュバス能力があってこそである。あと川崎個人の性的魅力。

「というわけで、何か御褒美をあげなきゃね。何がいい?」

 そう言いながら川崎は俺のそそり立った肉棒を指でなぞってきた。
 その刺激にぴくんと震え、気をよくしたのか今度は手のひらで撫で回してくる。

「あたしにしたいことやさせたいことを言ってみな。何だってしてあげるよ」

「な、何でも……?」

「そう、何でもさ。ま、今までだってしてたことかもしれないけどね」

 そりゃそうか。改めて言われるまでもなく、したいことやさせたいことはだいたい叶えてもらってる。
 だからといってこの権利を手離す気はないが。

「じゃあ…………」

「うん」

 ここはオーソドックスに『枯れるまで搾り取ってください』あたりか。それか『これでもかというくらいに虐めてください』ってところだな。
 とりあえず二択に絞り、どっちにしようか迷いながら口を開く。が、俺の口から出たのはそのどちらでもなかった。
164 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/10/02(水) 23:04:17.87 ID:rrLudQwMO






「俺と、結婚してください。俺を一生御主人様のそばに置いてください」






165 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/10/02(水) 23:04:57.02 ID:rrLudQwMO
「……………………え?」

「…………!?」

 自分でも何を言ったか解らず、脳内で反芻してから慌てて口を塞ぐ。
 しかし一度発してしまった言葉はどうにもならず、川崎は呆けた表情になっていた。
 俺は一瞬で身体を伏せ、土下座の体勢になる。

「い、いやっ、その、あの…………」

 ヤバい。テンパり過ぎて言い訳も何も思い浮かばない。無意識にそんな言葉が出るなんて調子に乗りすぎだろ俺。
 確かに川崎は俺に好意を持ってくれていると言ったが、結婚とかだと話は別だ。将来の夢は専業主夫だとか宣ってる男と結婚だなんて普通に考えて無理案件に決まってる。
 とりあえず誤魔化しと機嫌取りのために足を舐めようか、と思ったところで川崎が声をかけてきた。

「ねえ、比企谷」

「は、はい」

「あんた、今正気?」

 正気を疑われるレベル!?
 いや、無理からぬことではあるか。でも心にもないことを言ったわけではないので、一応肯定しておこう。
 『今』ってのはよくわからないけど。

「しょ、正気だと思います」

「ふぅん」

 それきり何も返してこない。
 が、怖いので俺は顔を上げることも出来なかった。
 呆れられるくらいならまだしも、明確な拒絶などされたらさすがにちょっとショックだしな。されても仕方のないことなので覚悟だけは決めておくが。
 しかし予想に反して川崎は身体を翻し、シャワーを浴び始めた。
 も、もしかして口をきくのも嫌なくらい嫌悪感を覚えたのか?

「ほら、比企谷も汗を流しなよ」

「え、あ、は、はい」

 川崎は特に変わらぬ口調で俺を促してくる。
 俺も間の抜けた返事をしながら立ち上がり、シャワーを浴びた。
166 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/10/02(水) 23:05:35.86 ID:rrLudQwMO
 汗を流したあとは二人で並んで湯に浸かる。
 どういうことなのか戦々恐々していると、川崎が身体を寄せてきて俺の腕に自分のを絡めてきた。
 あ、胸が柔らか…………じゃなくて。

「え、えっと…………」

「…………ねえ」

「な、何でしょうか?」

「さっきのこと、だいぶ覚悟して言ったような素振りだったけどさ」

 そうだったか?
 自分では意識してないことがするりと出てしまった感じなんだが。
 いや、願望が思わず出たのだろうけども。

「あたし何度も言われてるからね、それ」

「…………え?」

「あんた気持ち良すぎるときに意識曖昧になって色んな事を言う癖にあるけどさ」

 あ、それ前にも聞いたな。京華もそんなこと言ってたっけ。
 てことはまさか…………。

「たぶん覚えてないだろうけど、初めてヤった時にももう言われてるよ。『一生そばに置いてください』って」

「っ…………!」

 慌てて立ち上がろうとしたところで、川崎は組んでいる腕に力を入れて俺を逃がさないようにする。
 うおお、恥ずかしい! 顔が熱い! ここから逃げたい!

「いっつもイく直前とか射精しながらとか感極まってる時に言うからさ、今のは思わず意識はっきりしてるか聞いちゃった」

 そう言って川崎は俺と向かい合わせになりながら俺の足の上に乗ってきた。
 そのまま腕を俺の首に回し、至近距離で見つめ合ってくる。
 整った顔立ちと艶やかな唇に俺はごくりと生唾を飲む。

「もっかい、聞かせて」

「…………御主人様。俺、御主人様が好きです。俺と結婚して、一生一緒にいてください」
167 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/10/02(水) 23:07:19.96 ID:rrLudQwMO
 川崎から返ってきたのは言葉でなく行動だった。
 俺と唇を合わせて舌を絡めて吸い、自分のお湯とは違うもので濡れた性器を俺の肉棒に擦り付けてくる。
 先程のことで少し萎えていた肉棒が再び固さを取り戻し、興奮状態をアピールする。川崎はすぐに焦点を当てて腰を下ろし、肉棒を自分の体内に受け入れていく。

「んんっ…………」

「んうっ…………」

 唇の端から二人の呻き声が漏れる。
 俺は川崎の背中に腕を回して強く抱き締め、手放しそうになる意識を必死に繋ぎ止めながら腰を揺すり始めた。
 ああ、気持ちいい…………。
 襞が肉棒を柔らかく締め付け、奥に届くたびに子宮口が亀頭に吸い付いてくる。
 幾度も擦り上げて快感を貪っていると、当然のように限界が押し寄せてきた。もう、射精したい。
 このまま勝手に出すわけにもいかず、俺は許可を求めるべく唇を離して川崎に懇願する。

「ご、御主人様…………もう、出そうです…………御主人様の中に、精液出していいですか…………?」

「ん…………おねだりの仕方、違うでしょ?」

 そう言って川崎は俺の耳元に口を寄せ、囁いてくる。
 川崎の求めるおねだりの仕方とやらを教えられて動揺するが、抵抗はしない。
 再び顔を合わせて期待に満ちた目で俺を見つめる川崎に、俺はもう一度射精の許可を懇願する。

「御主人様…………中に、出しますから…………妊娠してください…………俺との赤ちゃん生んで、俺と一緒になってくださいっ…………」

「ん、いいよ…………あんたの精液で妊娠してあげる…………あたしのおまんこにいっぱい出して、あたしを孕ませてよ…………」

「沙希っ……沙希っ……!」

「んっ……八幡っ……! 好きぃっ…………キス、しよっ……舌、絡めながら…………一緒にイこっ…………」

 俺は川崎と唇を合わせ、舌を絡め合う。
 力強く抱き締めながら何度も川崎の奥を突き、お互いをどんどん高めていく。
 やがて二人とも限界が訪れ、俺達はほぼ同時に達した。

「んっ……! んっ……! んんっ…………!」

 俺も川崎も絶頂を迎えて全身を激しく震わせた。
 何日も溜めたんじゃないかと思うほどの量の精液が放たれ、尿道口を通り抜けるたびに俺が、それを子宮内で受け止めるたびに川崎が呻き声を上げる。
 射精が終わっても俺達は身体を離さず、余韻に浸りながら抱き締め合っていた。
168 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/10/02(水) 23:07:53.00 ID:rrLudQwMO
 浴室から出ると、まだ海老名さんと平塚先生はベッドで横になっていた。まだぐっすりのようだ。
 それに釣られたか俺もつい大きな欠伸が出てしまう。

「ふふ、いっぱい体力使ったもんね。まだ時間あるし寝ちゃおうか」

 そう言って川崎はベッドに向かい、起こさないようにしながら二人の位置を変え、俺達のスペースを作った。
 俺はベッドに上がって川崎の隣で横になり、腕を伸ばして川崎のための腕枕の準備をする。

「ん、ありがと」

 その腕に川崎は自分の頭を乗せ、俺に身体を寄せてきた。
 その身体を反対の腕で抱き締めながら俺は睡魔に襲われてそのまま身を委ね、眠りに落ちていく。
169 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/10/02(水) 23:08:43.11 ID:rrLudQwMO
「忘れ物はないか?」

「はい」

「大丈夫です」

 結局みんな夕方近くまで寝入ってしまい、起きたらすぐに引き上げの準備と相成ってしまった。
 身なりを整え、荷物を持って平塚先生の車に乗り込む。

「いやしかし、今日は充実した1日だった。大半はヤってるか寝てるかだったがな。感謝するぞ」

「人間の三大欲求を満たすのは大事ですからねー。でもうん、私も満足かな。ありがとう、サキサキもヒキタニくんも」

 運転席と助手席からお礼の言葉が飛んでくる。
 しかしそれを言うなら男としていい思いをさせてもらったのは俺も同じだ。むしろ俺が一番ラッキーだった、まであるぞ。

「ん。あたしも比企谷も楽しかったしね。人として正直どうかと思うけど」

 川崎がくすくすと笑いながらそう返す。
 まあ確かにそうか。平塚先生に至っては教師の身分でありながら生徒三人と絡み合ってしまったわけだし。

「そこはもう気にするな。私はすでに開き直っているぞ…………さて、どこまで送る? それぞれの家まで行った方がいいか?」

「あ、駅前で大丈夫です」

「あたしもそれで構わないかな」

「ふむ、了解した」

 何故か俺の意見は聞かれなかった。
 いや、どうせ川崎が駅前だと言うのなら一緒に降りて家まで送ることになるんだがな。
 しばらくして駅前の降車エリアに着いて俺達は車を降り、別れの挨拶を交わして平塚先生は車を発進させた。

「じゃ、あたしはバスでこっちだから。ヒキタニくんはサキサキを送っていくんでしょ?」

「まあ…………」

「それじゃ、また来週学校でねー」

 海老名さんも手を振って俺達と別れる。
 さて、俺も奴隷として、男として、御主人様を家までボディーガードしないとな。
170 : ◆zO7AQfurSQ [sage saga]:2019/10/02(水) 23:09:30.83 ID:rrLudQwMO
一旦ここまで

スマホを買い換えたせいで色々あって久々の投下
ようやくホテル4P編終了

またノシ
171 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/03(木) 02:23:37.37 ID:gmJsfTp4o
乙です
172 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/03(木) 02:44:16.66 ID:adE9hL4So
乙乙
しばらくぶりだったからまた一から読み直してきたがやっぱこの二人いいわぁ
173 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2019/10/05(土) 03:33:48.10 ID:qK2FDtWd0
もうちょいペース上がんないかな
174 : ◆zO7AQfurSQ [sage saga]:2019/10/26(土) 22:58:01.38 ID:iwibCAMcO
 翌日の日曜、川崎は家の用事があると言うことなので、珍しく何もない休日である。
 最近は土日は川崎に搾られ、月曜に休養して火曜に京華に精液を与えるというルーチンだったので、ちょっと落ち着かない。
 とはいえぼっちにそうそう用事を作ることなど出来るはずもなく、自然と部屋でだらだら過ごすだけの時間となる。
 いや、ある程度の勉強とかはしてるけどね。スカラシップのこともあるし。
 途中に少しだけ欲求不満になった小町の相手をしてやりつつも、特に変わったこともなく日曜日は終わりを告げた。
175 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/10/26(土) 22:58:34.78 ID:iwibCAMcO
「……………………」

「なに、どうしたのさ?」

「いや、その…………」

 月曜日の昼休み。
 いつものように屋上へ向かい、川崎がいつもの場所で手を振ってきた。そんな川崎を見るなり俺は近付いていき、背中に腕を回して抱き締める。
 そりゃ川崎も訝しむだろう。俺だって直前までこんなことするつもりはなかったし。

「ふふ、昨日あたしに会えなくて寂しかったの?」

 そう言いつつ俺の身体を押して離れさせられる。
 や、やっぱ嫌だったのか?
 しかし川崎はいつもの所に座り、隣を指し示す。俺はそれに従い、そこに腰を下ろした。

「ほら、おいで」

 川崎が両腕を広げ、俺を誘う。
 身体をそちらに傾けると、自分の胸に顔を埋めさせるように俺の頭を抱き抱える。

「ん…………」

 柔らかい。エロい気分にはならず、落ち着くような感じだ。
 しばらくその体勢でいたが、これ以上そのままだとさすがに欲情してしまいかねないので頭を上げる。
 昼食を取らないとさすがに体力が持たない。なにせ午後の体育で持久走が予定されているからな。

「明日はいつも通り放課後に京華に、で大丈夫?」

「ああ、ちゃんと溜めとくから」

「ん、よろしくお願いするよ」

 川崎から弁当を受け取り、相変わらずの旨さに舌鼓を打つ。
 ひょっとして川崎が作ったら苦手な物も無理なく食べられるようになるんだろうか。
176 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/10/26(土) 22:59:04.66 ID:iwibCAMcO
 火曜日の放課後は予備校が早めに始まるということですでに奉仕部に参加しない日になっている。
 実際は違うが、まあ平塚先生経由で伝えているので疑われることもないだろう。雪ノ下も由比ヶ浜も同じ予備校にいるわけでもないし。
 そんなわけで一旦帰宅し、準備をしてから待ち合わせ場所に向かう。
 到着してしばらくすると、川崎と京華が手を繋ぎながらこちらにやってきた。

「はーちゃーん」

「おっと……よう、京華」

 駆け寄ってくる京華を抱き止め、頭を撫でつつ挨拶をする。
 自然にこういうことをしているが、川崎がそばにいなかったら間違いなく幼女拐かしの疑いで通報一直線だ。
 いや、もっととんでもないことをしているので文句も言えないのだが。
 いつものように京華を真ん中にして三人で手を繋ぎ、温泉施設へと足を向ける。
177 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/10/26(土) 22:59:45.49 ID:iwibCAMcO
「…………」

「…………」

 受付を済ませ、脱衣所で京華がさっさと服を脱いで浴室に入り、危険がないようにすぐに川崎が追いかける。
 それはいつもの光景だが、俺がそっとあとから入ると二人が弾かれたように俺の方に振り向く。
 そのまま無言で見つめられるのは怖いんだが…………。

「…………ほら、けーちゃん。大人しくいい子にしないとはーちゃんが美味しいの飲ませてくれないかもよ」

「はーい」

 躾に俺の下半身を使うの止めてくれませんかね。
 かくいう川崎も俺のそそりたった肉棒に目が釘付けである。もう見慣れているはずでは?

「なに言ってんのさ。あんただってあたしのおっぱいから目が離せないくせに」

「そりゃ、まあ…………」

「さーちゃんね、また少し大きくなったんだよー」

 マジか。
 そのうち平塚先生を越えるんじゃないか?
 でもこれ以上大きくなられても困る。他の男子の視線を集めすぎてしまうぞ。

「それも今さらだけどね。今までだって相当見られてるし。でもさ」

 川崎が俺のそばに寄ってきてぐいっと頭を引き寄せ、それを昨日の昼休みのようにそのまま自分の胸に埋めさせた。
 今度は服も下着もなく、ダイレクトに柔らかさと温かさが伝わってくる。

「好きに出来るのはあんただけだよ。嬉しい?」

「あっ、はーちゃんのおちんちん、もっと大きくなったー」

 実に俺の身体は正直だ。
 川崎の胸の間に顔が挟まり、左右から押し付けられて興奮が高まる。

「ふふ。じゃ、身体洗う前にもう精液出しちゃおっか。比企谷、そこ座って」
178 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/10/26(土) 23:00:16.37 ID:iwibCAMcO
 川崎の指示通り、俺は椅子に座った。
 再び胸に顔を埋めさせるのかと思いきや、眼前で止められる。

「比企谷。チンポは京華に弄ってもらうとして、あたしにはどうしてほしい?」

「え?」

「おっぱい吸う? 舌絡めてキスする? それともやっぱりあたしのおまんこ舐めながらがいいかな?」

「う、あ…………」

 次々と囁かれる言葉に俺は頭がくらくらしてしまう。
 どれも。どれも捨てがたい。
 川崎の乳首を吸いながら射精したい。
 川崎とキスしながら射精したい。
 川崎の愛液を啜りながら射精したい。
 そんな俺の反応に川崎はくすりと笑う。

「ダメ。一個だけ」

「っ……はぁっ…………む、胸っ…………」

「ん、おっぱいがいいの? ほら」

 川崎が再び俺の頭を抱え、胸に埋めさせる。
 今度はさっきより少し強い。だからといって苦しいわけではないが。

「けーちゃん、はーちゃんが苦しそうだよ。早く射精させてあげなきゃ」

「うんっ。はーちゃん、けーかにいっぱいせーえき飲ませてね」

 ぬる、と亀頭に生暖かい感触が走る。
 俺の足の間にしゃがみこんだ京華の舌が這わされたのだ。

「んっ……!」

 びくっと俺の身体が快感で震える。
 声を出さないよう川崎の背中に腕を回してしがみつく。
179 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/10/26(土) 23:00:45.76 ID:iwibCAMcO
「けーちゃん、先っぽだけじゃダメだよ。チンポ持ってる手も動かしてしごいてあげなきゃ」

「ぺろ……はーい…………ん、ちゅ……」

 川崎に従い、京華は舐めるのと同時に両手で肉棒をしごき始める。
 さらに川崎の手が陰嚢を包み込み、マッサージするようにやわやわと揉みしだく。

「んっ……ふっ…………ううっ…………!」

 そろそろ限界が近い。
 射精感が押し寄せてくる。
 そんな段階で突然川崎の手の動きが止まり、押し付けられていた胸が離れた。
 同時に京華の動きも止まる。

「なっ、何でっ…………?」

「ん、一回寸止めした方が美味しくなるかなって」

 嘘だ。ただ俺の反応を見て楽しんでるだけだ。
 しかし御主人様の意向に逆らうわけにもいかない。自分で肉棒をしごきたくなる衝動を抑え込み、歯を食い縛る。

「ふふ、けーちゃん。はーちゃんね、けーちゃんに美味しいの飲ませるために三日間溜めたんだよ。今もさらに美味しくするために頑張ってるんだって」

「ほんと? はーちゃん、早く飲みたいー」

「っ……ああ、頼む。もう、出るから……先っぽ、くわえて…………!」

「はーい。あー、んむ……」

 京華はその小さな口を一生懸命に開き、亀頭を含む。
 と言っても尿道口周りだけで精一杯なのだが。

「けーちゃん、はーちゃんのタマタマを揉んであげて。チンポはあたしがしごくから」

「ん」

 京華は川崎の指示通り、両の手で俺の陰嚢を揉む。
 肉棒には川崎の尻尾が絡み付き、きゅっと締め付けられながら軽く上下にしごかれる。
180 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/10/26(土) 23:01:20.98 ID:iwibCAMcO
「うっ……ああ…………」

「すぐにイかせてあげるからね。ほら、おっぱい吸いなよ」

 俺は眼前に持ってこられた乳首に吸い付き、再び川崎の背中に腕を回してしがみつく。
 尻尾の動きが速く大きくなり、京華の手の動きも少し強くなる。
 もう、抑えられない。一気に達する直前まで押し上げられた。

「じゃ、京華の可愛いお口に精液出しちゃおっか。三、二、一…………えい」

「んうっ! うっ、うっ、ううっ!」

 カウントダウンによる合図と共にサキュバスの能力によって強制的に射精させられる。
 精液が京華の口内に放たれ、凄まじい快感が全身を襲う。
 片手を掴まれて京華の喉に当てさせられて精液を飲み込む様が伝わり、それがさらに俺を高みへと誘っていく。

「んっ……! んっ……!」

 幾度も肉棒の先端から白濁液を吐き出し、京華が喉を鳴らす。
 全てを出し切った頃には俺はもう脱力して川崎にもたれかかってしまっていた。
181 : ◆zO7AQfurSQ [saga]:2019/10/26(土) 23:02:09.53 ID:iwibCAMcO
「はぁ……」

 風呂から出て休憩所に来た俺達は、飲み物を購入してソファーに座り込む。
 ようやく気分が落ち着いた俺は大きく息を吐いた。

「んく……んく……はー、美味しかった。はーちゃん、ごちそうさまー」

「ん、ああ」

 京華にフルーツ牛乳を買ってやったのだが、タイミングによってはあっちの意味にも聞こえかねない。
 というかそれも含めているのだろう。川崎も可笑しそうに笑っている。
 ちなみに川崎は普通の牛乳、俺はコーヒー牛乳だ。

「じゃ、これ飲み終わったら帰ろっか」

「おう」

 もう少しだけ休んだあと、俺達は帰路に就く。
 眠そうにしている京華をおんぶしてやり、川崎家に向かう。

「ありがとね、おぶってもらっちゃって」

「気にすんなよこれくらい」

 さすがに将来の予行演習だ、などとは言えない。
 でもこの前のあれからさらに意識してしまうようになっちまった。少しは自制しないと。

「お礼ってわけでもないけど、明日の昼休みはまたたっぷり搾り取ってあげるからね」

「…………よろしくお願いします」

 お礼どころか、本来は川崎の目的のはずである。いや、俺もいい思いをしているから不満どころか大歓迎なのだが。
 川崎の家まで二人を送り届け、少し間が空いてしまった明日の昼の御主人様による搾精に期待を膨らませながら俺は帰ったのだった。
182 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/27(日) 11:45:27.92 ID:r2qAY1FZ0
おつ
けーちゃんはかわいいなあ
183 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/27(日) 12:41:09.13 ID:dgSKuEE7o
完全に夫婦と娘なんだよなぁ
184 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/27(日) 13:01:42.53 ID:fkbWyEIsO
乙です
185 : ◆zO7AQfurSQ [sage saga]:2019/11/22(金) 02:46:52.29 ID:a1GIlBbgO
「……………………嘘、だろ」

 翌朝、目が覚めた俺は自分の状態を確認し、唸るように呟いた。
 どうしてこうなってしまったのだろう。

「な、んで…………」

 絶望感や罪悪感が襲ってき、続けて羞恥がやってくる。
 そう。俺は。
 夢精してしまっていたのだった。
186 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/11/22(金) 02:47:31.50 ID:a1GIlBbgO
 シャワーを浴びつつ下着を洗い、洗濯機に放り込んで証拠は隠滅した。幸いまだ早朝だったので家族にバレたりはしない。
 しかしサキュバスたる川崎にはとても隠しきれないだろう。
 それでも申し訳なさのあまり、俺は学校でも川崎と顔を合わせることすら出来なかった。
 そして昼休み。
 俺はダッシュでいつもの屋上に出る扉に向かう。もちろん目立たない程度にではあるが、川崎より先に着くことは出来た。

「…………何してんの?」

 やがてやってきた川崎が、土下座している俺を見て呆れたような声を出す。
 何て言おうか、と思っているうちに川崎は扉の鍵を解除し、屋上に出た。

「とりあえず出なよ。話はそっちで聞くから」

「…………はい」

 俺は身体を起こして川崎に続く。
187 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/11/22(金) 02:48:34.48 ID:a1GIlBbgO
「で、何なの?」

 いつものところに腰掛ける川崎の前で再び土下座する俺に、そんな声がかかる。
 叱責されるだろうか? 呆れられるだろうか?
 それでも言わないわけにはいかない。

「実は、その、今朝……取り返しの付かないことをしてしまいまして…………」

「夢精したこと言ってんの?」

「えっ?」

 思わず顔を上げて川崎を見る。
 その表情は怒ってるわけでも冷たくもなさそうだった。
 いや、内心はどうか知らないけど。

「そんなの朝からわかってるよ。あたしはサキュバスであんたの御主人様だし、一目見ればそれくらいはね」

 そういえばそうだ。
 サキュバスは精力関係は見るだけでも色々わかるのだった。夢精ってわかるのもすごいけど。

「あんたが自分でするわけないし、小町はあたしに許可取るだろうしね。だから怒ったりはしないよ。むしろあんたのその精力に感心しちゃうけど」

「それでも、御主人様専用精液製造機として、性奴隷として、申し訳なくて…………」

「ふうん、罰が欲しいの?」

「お願い、します…………」

「あっそ。じゃあ顔上げなよ」

 言われた通りに顔を上げると、川崎が目の前で脚を組む。
 下着が見えて目がそっちに集中しそうになるのを堪え、次の命令を待つ。

「靴と靴下、脱がせて」

 俺は組まれて眼前にきた足にそっと手を伸ばし、それに従った。
 魅力的な川崎の足が晒され、そっちは食い入るように見てしまう。

「舐めて」
188 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/11/22(金) 02:49:32.99 ID:a1GIlBbgO
 是非もない。
 俺は返事をする時間すら惜しく、即座に川崎の足を取って足の裏に舌を這わし始める。

「んっ…………」

 少しくすぐったそうに身をよじるが、止めさせたりはせずされるがままになっている。
 俺は指を一本一本丁寧にしゃぶり、指の間にもしっかりと舌を這わす。

「あたしの足、美味しい? お昼御飯食べないで、このまま昼休み中ずっと味わっとく?」

 一瞬たりとも口を離したくない俺は、目線だけ川崎に向けて小さく頷く。
 むしろこちらからお願いしたいくらいだ。

「まったく。これじゃ罰にならないじゃないのさ。足を舐めさせられてるのにチンポギンギンに固くしちゃってるなんて」

 くすくすと笑いながら川崎は俺の頭に手を乗せ、軽く撫でる。
 うん、全てが御褒美でしかない。
 足を舐めさせてもらえるのも。頭を撫でてもらうのも。

「ま、とりあえず管理だけはしてあげる」

 ひゅん、と川崎の尻尾が俺の股間へと伸び、肉棒を撫でて射精禁止の呪いがかかったのがわかる。
 ありがたい。これでもうどんなに興奮しても暴発することはない。
 俺は今まで以上に激しく、情熱的に川崎の足をしゃぶり始めた。

「ん……明日は反対の足を舐めさせてあげるから…………土曜日にあたしが搾り取るまでたっぷり興奮して溜めときなよ…………」
189 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/11/22(金) 02:50:20.86 ID:a1GIlBbgO
 その日は予備校で一緒になる予定があったので弁当箱は預かり、部活の時間に食べて返すことになった。
 川崎の足を舐めていたらあっという間に昼休みが終わってしまったしな。

「あ、ヒッキー。今日もなんだ」

「ん、ああ」

 奉仕部部室で食べていると由比ヶ浜がやってくるなり尋ねてくる。
 雪ノ下は呆れたような表情で何も言わなかったが。

「今日はどこ行ってたの? 慌てて教室出てったけど」

「あー、ちょっと平塚先生に呼び出されててな。さっさと用を済ませて飯にしようと思ったけど、図書室寄ったら時間なくなった」

「ふーん」

 由比ヶ浜はさして興味もなさそうに返事をする。
 一応平塚先生にも口裏を合わせてもらうよう言ってはいるが、あまり深く突っ込まれることもないだろう。
190 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/11/22(金) 02:51:19.70 ID:a1GIlBbgO
 次の日は昼休み前の授業が自習なのはあらかじめわかっていた。
 教室から出たり騒いだりしなければ自由とは言われていたので、朝のうちに川崎から受け取っていた弁当を取り出す。

「あ、八幡ももうご飯にしちゃうんだ。僕も一緒にいいかな?」

「と、戸塚! もちろん構わないぞ!」

 天使がそばにやってきた。
 いや違う戸塚だった。あ、じゃあ違わないか。

「やっぱり三時間目が体育だとお腹空いちゃうよね。今日はラッキーって感じかな」

「でも戸塚は以前より体力付いたよな。中距離走のあともすぐに動いててあんま疲れてないみたいだったし、タイムもいいみたいだったし」

「え、うん。見てたの? 恥ずかしいなあ」

 そりゃ見てますとも。体育の時間の唯一の癒しですから。
 ちなみに俺はもちろん本気で走ったりはしていない。次回のテストの時にだけでいいだろあんなもん。
 そんな雑談をしつつ昼飯を平らげ、昼休みが始まると同時に俺は席を立つ。

「どっか行くの?」

「ああ、ちょっと野暮用があってな」

「そうなんだ。また後でね」

 俺は軽く手を振って戸塚と別れる。
 少し前までは学校において戸塚より優勢するものができるなんて思ってもみなかったよなあ。
191 : ◆zO7AQfurSQ [sage saga]:2019/11/22(金) 02:52:46.44 ID:a1GIlBbgO
 しっかり口を濯ぎ、心を落ち着かせてからいつもの屋上に出る。すでに川崎はいつもの場所に腰を下ろしていた。
 俺は扉と鍵を閉め、その川崎の前に跪く。

「ん、ほら」

 川崎は昨日とは逆に足を組みながら短く促す。
 俺はその組まれた足を取り、靴と靴下を脱がして裸足にさせる。

「舐めさせて、いただきます」

 そう宣言し、俺は川崎の足に舌を這わし始める。
 指、甲、裏、踵。指の間も忘れない。

「ん……上手くなったね…………明後日、御褒美あげないと…………」

 何気なく呟かれたその一言が俺の脳を打つ。まだこれ以上俺に御褒美をくれるというのかこの御主人様は。
 いや、くれるって言うならもらうけども。
 少しだけ調子に乗って踝や足首にも舌を這わせたが、特に文句は出ない。
 そうして昼休み一杯、俺は口と舌で思う存分川崎の足を堪能したのだった。
192 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2019/11/23(土) 04:27:11.09 ID:pS4Gifzp0
なんかこっそり更新されてる
193 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/23(土) 08:01:59.46 ID:oiSpx7+bo
乙です
194 : ◆zO7AQfurSQ [sage saga]:2019/12/15(日) 19:24:35.00 ID:od9ul6x5O
 金曜日は正直ヤバかった。
 ただお預けをくらうだけなら今までにもあったが、足舐めという御褒美のせいで性欲が滾り過ぎてしまっている。
 川崎の方も似た感じだったようで、身体を触れることさえ許されない有り様だった。
 そして土曜日。
 約束の時間より二時間近くも早く集合場所に着いてしまった。家にいても落ち着かないからで、どうにか時間を潰そうと思ったからなのだが。

「や。おはよ」

「…………おはよう。何でもういるんだよ?」

「たぶんあんたと同じ理由でしょ」

 すでに川崎がいた。
 見たところここに来たばかりのようではあるが。
 すぐに俺の隣にやってきて腕を絡めてくる。

「大丈夫? お腹減ってたり何か買ったりとかない?」

「あ、ああ。大丈夫だ」

「そ、なら行こっか」

 少し引っ張られるようになりながら俺と川崎は歩き出した。
 ていうかいつもより若干歩くペースが早い。どうやら我慢しきれないのは俺だけではなかったようだ。
 ホテルに着いて部屋を選ぶときも一番近い部屋を選択したのは少しでも早くということなのだろう。
 俺も当然同じで、廊下を歩いているときも早歩きになってしまった。
 早く。
 早く早く。
 早く早く早く。
 ドアを開けて部屋に入り、閉めた瞬間に俺は川崎の身体を抱き締めた。
 川崎も持っていた鞄を置いてすぐに俺の首に手を回し、唇を重ねてくる。

「んっ……んっ……んう…………」

 互いに舌を突き出して絡め、激しく貪り合う。
 唾液を啜りながら強く抱き締め、ようやく唇を離したときには二人とも大きく肩で息をしていた。
 川崎の頬は上気して赤くなっており、その目は潤んでいる。
195 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/12/15(日) 19:25:36.77 ID:od9ul6x5O
「はち、まん…………ベッド、行こ…………」

「ああ」

 俺達は一旦身体を離し、靴を脱いで部屋に入る。
 鞄をソファーに置いた川崎がすぐにまた抱き着いてきた。

「八幡っ…………あたし、おかしいよ……性欲、自分で抑えてるはずなのに、こんな、こんな…………」

「御主人様……もう、我慢しなくていいです…………俺の身体、使ってください」

「うんっ…………先に使わせてもらうよ」

 先に、ということは後で俺も川崎の身体を好きにしていいということだろうか?
 が、考える間もなくすぐに下着姿になった川崎に目を奪われてしまう。

「ほら、あんたも脱いで」

「あ、ああ」

 俺も手早く下着姿になる。
 トランクスを押し上げてテントを作っている肉棒に川崎はうっとりとした視線を向けた。
 ベッドに上がって上下の下着を脱ぎ、シュシュを取って髪まで解いた川崎は両手を広げて俺を誘う。

「八幡、キスしよ。抱き合いながら、思いっきり激しいやつ」

「沙希っ…………!」

 感極まってつい名前を呼んでしまった。
 が、特に川崎はそれを咎めることなく俺を待っている。
 俺も全裸になってベッドに乗り、川崎を抱き締めながら唇を重ねてすぐに舌を絡め合う。
 押し倒されて川崎に乗っかられる体勢になり、より肌が密着した。
 太ももに触れた川崎の股間からはまだ何もしていないのにたっぷりと蜜を溢れさせているのがわかる。

「はっ…………はっ…………ね、チンポ……チンポ、しゃぶっていい?」

 唇を離して呼吸を乱しながら川崎が聞いてくる。
 が、俺の答えを待つことなく顔を俺の下半身に持っていき、肉棒をその口の中にふくんだ。
196 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/12/15(日) 19:28:51.26 ID:od9ul6x5O
「うぐっ…………」

 久しぶりの柔らかい口内と唇と舌の感触に俺は思わず呻いてしまった。
 川崎は容赦なく俺の肉棒を責め立てていく。

「ん、ちゅ、れろ…………ああ……チンポ、美味しい…………八幡、このまま射精禁止の呪い、解いていい?」

「っ…………だ、だめですっ」

「だめ? 八幡の性奴隷精液、飲みたい…………」

 位置的に上目遣いでこっちを見る川崎に理性が飛びそうになるが、かろうじて堪える。
 御主人様に逆らうなど本来愚の骨頂だが、今回は川崎自身もわかっているはずだ。

「御主人様……俺は口じゃなくて、御主人様のまんこで飲んでほしい、です…………」

「っ…………」

 本当は川崎もそうしたいはずなのだが、抑え付けている性欲が爆発してしまうのが怖くてためらってしまっているのだ。
 しかしいつまでもそのままというわけにもいかない。

「御主人様の欲求を満たすためだけに俺はいるんです。俺を、使ってください」

「…………また、あたしがあたしじゃなくなるくらい乱れるかもしれないけど、引かない?」

「逆だったら、どうです? 引きますか?」

「…………ふふ、そうだね。いらない心配だね」

 川崎は身体を起こし、横になっている俺を跨いで肉棒の先っぽを自分の秘口にあてがう。
 亀頭に濡れた感触と熱さが伝わり、それだけで俺の肉棒はさらにびくんびくんと激しく痙攣する。

「八幡…………一気に奥まで入れるよ…………あたしの抑えてる性欲と、あんたの射精禁止の呪い、同時に解放するから…………」

「はい……御主人様のために溜めた精液…………入れたらすぐにそのまま、一番奥で射精します…………」

「ん……あたしもすぐにイくと思う…………じゃ、いくよ…………」

 川崎が腰を下ろし、肉棒が川崎の中に飲み込まれた。
 根元まで挿入されて凄まじい快感が俺を襲う。
197 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/12/15(日) 19:30:20.39 ID:od9ul6x5O
 子宮口が亀頭に吸い付いてきて射精をねだってくる。
 柔肉や襞が様々な形で肉棒を締め付け、絶頂を促す。

「ごっ、御主人様ぁっ…………!」

「八幡っ! 名前っ、名前呼んでっ! 沙希って呼んでぇっ!」

「沙希っ! 出るっ……沙希の中に、出るっ…………ああっ!」

 俺は川崎の腰を掴み、激しく腰を揺すって射精した。
 凄まじい量の精液が幾度も放たれ、それを受け止めるたびに川崎が全身を震わせて達する。

「あっ…………あっ…………ああっ…………チンポ、いい…………精液、美味し…………」

 俺達は気を失いそうなほどの快感の波に溺れながら身体を震わせ、悦楽を甘受する。
 すべて出し切った後も肩で息をしながら余韻に浸っていた。
 が、それもつかの間、すぐに川崎は腰を上下させてまだ固さを失っていない肉棒を襞で再びしごいてく。

「うっ……ああっ…………!」

「八幡っ…………もっと、もっとちょうだい…………あたしのおまんこでチンポいっぱいごしごししてあげるから…………八幡の精液、飲ませてぇ…………」

「さ、沙希っ…………」

「好き……好きぃっ…………八幡も、八幡のチンポも、大好きぃっ…………!」

 目を虚ろにさせ、髪を振り乱しながら腰を動かし、川崎は俺の精液を求める。
 俺だってそんなことを言われて興奮しないわけがない。というか半分ほど理性が吹っ飛んでしまう。
 川崎を引き寄せて繋がったまま身体の位置を入れ替え、今度は俺が上になって正常位になった。

「沙希、今度は俺が動く。いいか?」

「うんっ…………チンポであたしのおまんこいっぱい虐めてぇ…………」

 御主人様らしからぬおねだり。いや、時々見る光景だけれども。
 望み通り俺は最初から激しく腰を動かし、奥を突きまくる。

「あっ! あっ! ああっ! いいっ!」

 快楽に顔を歪ませながら悶える川崎。
 俺は突くたびに揺れる豊満な乳房を鷲掴みにし、無遠慮に揉みしだく。
198 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/12/15(日) 19:31:52.60 ID:od9ul6x5O
 どれだけ溜まっていたのだろうか。先ほどあれだけ出したのに、すぐに次の射精感が込み上げてきた。
 川崎の腰を掴んで少し持ち上げ、より深く肉棒が奥に突き刺さるようにする。
 最奥部をぐりぐりと亀頭で刺激し、一瞬で射精まで持っていかれそうな快感を堪えながらそれを幾度も繰り返す。

「あっ! あんっ! イってるっ! 奥突かれてっ、イってるのにぃっ!」

「イきまんこ、すげえ気持ちいいぜ沙希! また射精するから、受け取れっ!」

 ぎりぎりまで堪えたあと、一気に解放する。
 我先にと飛び出ていく精液が川崎の中に注ぎ込まれていく。
 狂おしいほどの快感に身を任せながら俺は腰を揺すり続けた。

「あっ……………………あっ……………………」

 長い射精が終わって俺が動きを止めた後も川崎は短い痙攣を繰り返し、絶頂の余韻に浸っている。
 だらしなく口を開きながらも右手で自分の腹を愛しそうに撫で、艶やかな表情をしていた。
 ひとまず肉棒を引き抜こうと腰を浮かせかけたが、そこで川崎の両足が俺の身体に絡み付く。まだ離れたくないらしい。
 俺は川崎に覆い被さり、頬や顎といった各所にキスの雨を降らす。

「ん……八幡…………」

 俺の背中に川崎の腕が回り、身体を入れ替えようとしてきた。
 繋がったまま回転させて再び川崎が上になり、唇を重ねて唾液を流し込んでくる。
 精力の回復だろうと思って俺はそれを飲み込む。

「う、あ…………!」

 確かに精力を回復させられた。
 しかしそれだけでなく脱力の呪いも混じっており、全身の力が抜けてぱたりと四肢を投げ出してしまう。
 川崎はそれを確認してから身体を起こし、少し反らし気味になりながら俺の膝辺りに手を付く。

「んっ……はあ、ん…………」

 一番奥以外で川崎の最も感じるところ。
 腹の内側を肉棒の出っ張りで擦り始め、淫靡な声を上げ出す。
199 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/12/15(日) 19:33:38.83 ID:od9ul6x5O
「ああっ……八幡のチンポ、ゴリゴリ擦れて…………気持ちいいっ…………」

 小刻みに腰を揺すって快楽を求めてくる。こうなると自分の身体が動かないのがもどかしい。
 音を立てている結合部と、ふるふると揺れる胸が俺の興奮をどんどんと高めていく。

「あっ……またおっきくなって…………固いっ…………八幡、ごめんっ…………あたし、サキュバス失格だねっ…………精液搾り取るんじゃなくて……気持ちよくなること、優先しちゃってるっ…………ああっ!」

 腰の速度を上げながらそんな謝罪をしてくる。
 俺は声を出す力も残されていないのでそれに返事ができない。伝えたいことはたくさんあるのに。
 やがて短い悲鳴とともに全身を痙攣させながら川崎は絶頂へと達した。
 それを見届け、能力が解除された俺は川崎を引き寄せて抱き締める。

「御主人様、性欲の解消に俺を使ってくれて、ありがとうございます」

「ん…………うん」

 改めてさっき言ったことが恥ずかしいのか川崎は小さい声で返事をし、表情を見られないよう俺の胸に顔を伏せる。
 こっちも気を遣ったのが何だか照れ臭くなり、それを誤魔化すように手を川崎の尻に持っていって撫で回す。

「んっ…………ね、約束通り今度はあたしを使う?」

「あー……いや、精力回復してもらったけどちょっと疲れたから少し休もうぜ」

 その気になれば二人ともまだまだ余裕だろう。
 しかしそんなに焦ることはない。時間は充分にあるし。
 というかだいぶ駆け足のような性行為だったしな。短時間でこんなにやってしまうなんて。

「ん。じゃあお風呂入ろっか。準備してくるよ」

「あ、俺が…………」

「いいから休んでなって。お風呂でどうやってあたしを犯すかでも考えてなよ」

 そう言われて川崎の中に入りっぱなしの肉棒がぴくんと反応してしまう。
 それにくすりと笑いながら川崎は身体を起こして肉棒を抜き、浴場へと向かった。
200 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/12/15(日) 19:34:41.72 ID:od9ul6x5O
「十分ちょっとくらいでお湯が溜まるかな?」

 戻ってきた川崎がそう言いながらベッドの縁に座る。
 俺はそれを見ながら起き上がった。
 正確には川崎の尻尾を見ながら、だ。

「ん、どうしたの?」

「…………御主人様、その……尻尾、いいですか?」

「え、尻尾でチンポしごきたいの?」

「いや、そうじゃなくて…………」

 差し出された尻尾を手に取った俺は唇で甘噛みをしつつ、そっと舌を這わせていく。
 じっくり、丹念に。

「んっ……あんた、尻尾好きなの?」

 好き、というか。
 愛しい。感謝。みたいな感情か?
 これが見えたおかげで今の俺と川崎があり、これが見えているおかげで俺は川崎に必要とされているのがわかるから。
 昔から色々あったりしてひねくれてしまった俺は、どんな言葉でもそれを完全に信じきることが難しくなってしまっている。
 でも。この尻尾は。言葉以上の確かな存在だ。
 だからこれが見えなくなった時の恐怖は想像しただけで震えがくるものであり、そんなことにならないよう全身全霊で尽くそうと思ってしまう。

「なんか…………自分の身体の一部なのに嫉妬しちゃいそうだね。あんたにそんな目で見られて愛しそうに愛撫されちゃってさ」

 川崎が複雑そうな表情で俺を見る。
 たぶんそれは俺が普段感じていることだ。
 特に肉棒が川崎の胸に包まれた時なんかは無理を承知でそこを代われとか思ってしまう。
 …………思い出したら欲求が湧いてきた。あとで川崎の胸でしてもらおう。
 そんなことを考えていると、浴場の方からアラームが鳴った。どうやらお湯が溜まったようだ。
201 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/12/15(日) 20:37:58.78 ID:YoLlfNZgo
ふぅ......
乙です
202 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/12/16(月) 01:45:09.11 ID:FsR+5TxVo
濃いのが出た(報告)
203 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/01/13(月) 02:20:44.25 ID:0ZwGWAo30
乙!
204 : ◆zO7AQfurSQ [sage saga]:2020/01/14(火) 22:13:56.73 ID:Cuuz1Fs1O
 サキュバスの能力で汚れを弾いてもらい、軽くシャワーを浴びてから浴槽に入ろうとする。
 が、川崎の動きがぴたりと止まった。少し呆れたような表情でこちらを振り向く。

「な、何でしょうか……?」

「いや、うん……確かに出させないままでいさせたのはあたしだけど…………そこまで美味しそうな匂いを撒き散らさなくてもいいんじゃない?」

 …………そんなことを言われても困る。
 だいたい美味しそうな匂いって言ってもそれを感じ取れるのは川崎の他には京華くらいなものだろうに。
 川崎は身体を寄せてきて俺の肉棒を掴み、反対の手で陰嚢を包み込んでくる。

「んぅ…………」

「やっぱりここで一回出しとこっか。どこがいい? 口でくわえさせて飲ませる? それともあたしのおまんこに突っ込んで中に出す? 好きなとこ選んでいいよ」

 そう言われてますます射精への欲求が高まっていく。しかし川崎の中に入れたいのはやまやまだが、ここでするのはちょっと気が進まない。
 溜まりに溜まった川崎があの程度で落ち着くはずがない。ということはまた能力で自分の性欲を押さえているはずだ。
 奥を突いたらそれが解除されて乱れるだろうが、やはりそれはベッドの上がいい。
 ならば。

「ん、いいよ。おっぱいでしてあげる。そこに座りなよ」

 一瞬。
 本当に一瞬だけ川崎の胸に目線が行っただけなのに、それだけで川崎は理解したようだ。
 俺に浴槽の縁に座るように指示し、俺はそれに従う。

「ほら、八幡の大好きなあたしのおっぱい。これで今からチンポ挟むからね。よっ、と」

「んっ……」

 きゅうっ、と俺の肉棒が川崎の胸の間に収まり、柔らかさに包まれる。
 俺は川崎がそのまま上下にしごこうとするのを抑え、動かないようにさせた。

「ん、じっくり味わいな。さすがに平塚先生みたいにチンポ全部すっぽり包み込むことは出来ないけどね」

「ああ…………御主人様の胸……柔らかくて、暖かくって、気持ちいい…………」

 しばらくの間俺は川崎の胸を思う存分堪能する。
 が、動かずとも視覚的にも感覚的にも刺激が強く、どんどん射精感が迫ってきていた。
 もう出るまでいくらももちそうにない。
205 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/01/14(火) 22:14:32.18 ID:Cuuz1Fs1O
「わ、悪い、ちょっと…………」

 俺は川崎の身体を押して肉棒から離れさせる。あのまま射精しても川崎は怒らないだろうが、まだもったいない気がしてしまったのだ。
 別に精力を回復させてもらえばいいだけの話ではあるが。
 が、川崎はそれをどう解釈したのか、立ち上がって俺の隣に座ってくる。

「今回は無駄にしても怒らないよ」

「え」

「ほら」

 そう言って俺に手のひらを向けて差し出してくる。
 これは…………そういう、ことなのか?
 俺はごくりと唾をのんで川崎を見た。

「おねだりしてみなよ。許可出してあげるから、さ」

「…………オ、[田島「チ○コ破裂するっ!」]、したい、です…………御主人様の前で、情けない顔を見られながら…………自分のを、しごきたい、です…………お願い、します」

「ん、あたしの手を好きに使っていいよ。八幡の自分でするとこ、見せて…………」

 耳元でそう囁いてき、耳に舌を這わせてくる。
 俺は川崎の手を取って肉棒を握らせ、それに自分の手を重ねて上下にしごき始めた。

「う、ああ…………」

「ふふ、気持ちよさそうな顔…………八幡、[田島「チ○コ破裂するっ!」]好き?」

「好き、ですっ…………御主人様に性奴隷にしていただく前は……毎日のようにしてましたっ…………」

「じゃああたしをオカズにしたことはある?」

「はいっ…………あります…………ごめんなさい、ごめんなさい…………」

「いいよ謝らなくて。むしろ光栄さ。ほら、こっちはあたしがしてあげるからいっぱい気持ち良くなりなよ」

 川崎の尻尾が伸びてきて陰嚢を撫でるように這い回ってくる。
 それに対応して少しずつ俺の手の動きが速くなっていく。
206 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2020/01/14(火) 22:15:12.32 ID:Cuuz1Fs1O
「いつでもイっていいからね。精液びゅーって出すとこ、見ててあげるよ」

「御主人様の手を使ってのオナニー、気持ちいいっ…………あ、あ……出る、出るっ…………」

 俺は手の動きをさらに速め、射精へと導く。
 ギリギリまで堪えてから一気にその欲望を解放した。

「うあっ! あっ……! あっ……!」

「んっ……すごい出てるね…………頑張って」

 空いた手で川崎が飛び出た精液を受け止め、さらに出すように促してくる。
 射精を応援されて俺は肉棒をしごき続けた。

「あっ…………あっ…………ああー…………」

「すごい…………こんなにいっぱい出て…………しかもさっき出したとは思えないくらいに濃い…………」

 川崎の手にすべて出し終え、俺は大きく息を吐く。
 手のひらから零れ落ちそうになる精液を舌で掬い取った川崎はそのままそれを飲み込み、残りも唇を付けて啜る。
 その光景に肉棒がぴくんと震え、まだそれを握ったままだった川崎がくすりと笑う。

「あれ、まだ残ってるじゃない」

 肉棒の先端の尿道口に小さな精液の塊があった。
 川崎はそれを摘まみ、軽く肉棒をしごきながらずるぅっと引き抜く。

「あっ! ああんっ!」

 思ったより大きな塊だったようで、それが尿道を通り抜けて凄まじい快感が俺を襲う。
 予想外のそれに俺は女の子みたいな声を上げてしまい、全身を打ち震わせる。

「すご……こんなふうに摘まめるのに千切れないほど濃い…………」

 川崎はうっとりとそれを見つめ、頬を上気させながら口に含む。
 舌でかき混ぜながらじっくりと味わい、幸せそうな表情でそれを飲み込んだ。

「はぁ…………美味しい…………」
207 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2020/01/14(火) 22:15:42.15 ID:Cuuz1Fs1O
 川崎の手が俺の肉棒から離れると俺の身体から力が抜け、ずるずると浴槽の縁からずり落ちて、へたり込むように床のタイルに腰を下ろした。
 両足にまともな感覚が残っておらず、びくっびくっと痙攣を繰り返す。
 そのすぐ横に川崎も座り、俺に寄り掛かってくる。

「いっぱい出て気持ち良かったでしょ? さ、お掃除してほしいなら足開きなよ」

「ん…………」

 俺はほぼ無意識に体育座りの姿勢から足を伸ばし、広げる。
 川崎はその中心に頭を持っていき、俺の肉棒を口内にふくむ。

「ああ…………」

 気持ちいい。
 快感、というより心地好い。俺は溜め息を漏らす。
 それが終わって川崎が身体を起こす頃、俺もようやく人心地がつく。

「ありがとうございます御主人様」

「ん、どういたしまして。久々の大好きなオナニー、気持ち良かった?」

「う……はい…………」

「何今更恥ずかしがってんのさ。初めてヤった次の日だってしたがってたくせに」

 それを言われるとどうしようもない。
 川崎はくすりと笑ったあと、俺を湯船に誘う。
 促されるままに俺は湯に浸かり、川崎は俺の足の間に腰を下ろして俺にもたれ掛かった。

「でもあんたが自分でしてる時の顔、ほんと可愛いよ。みんなに見せてあげたいくらい」

 それはやめてほしい。すでに見られた相手もいるが、基本的に川崎以外には見られたくない。
 あと可愛いって、まったく誉められてる気がしないぞ。

「でもさ、あたしだけじゃなくってみんなに手伝ってもらいたいとか思わない?」

「手伝うって…………」

「例えばさ」
208 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2020/01/14(火) 22:16:27.79 ID:Cuuz1Fs1O
「舌絡めながら唾液啜り合って」
「玉を激しくしゃぶってもらって」
「お尻の穴に舌突っ込んで掻き回してもらって」
「みんなの手で身体中を撫で回されて」
「あんたは空いた方の手でおっぱい揉んだりおまんこいじったりしながら」
「自分のチンポ握って激しくしごいてびゅーって精液出すの」

「どう?」

「……………………」

「ふふ、黙っててもあたしのお尻に当たってるチンポが雄弁に答えてるよ」

「あー…………いや、でも、やっぱり御主人様以外にはちょっと…………京華までくらいで勘弁してほしい」

「そ。ま、そういいのしたくなったらいつでも言いなよ。八幡が望むことなら出来る限りのことは叶えてあげるからね」

「まあ、その時はお願いする」

「ん」

 川崎は短く返事をし、あとは黙ったまま動かずにお湯を堪能している。
 いや、唯一尻尾だけが動き、俺の肉棒に絡み付いてきたが。
 そのまま腰を振りたい欲求を抑え、俺は川崎の身体を支えていた。
209 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2020/01/14(火) 22:17:06.57 ID:Cuuz1Fs1O
 風呂から上がって川崎の能力で水分を飛ばし、浴室から出る。
 いつもならここらで食事をするか一眠りかといったところだが、俺は川崎を後ろから抱き締めた。

「んっ……んむっ…………」

 振り向いたところで唇を合わせ、身体を正面に向けさせて抱き締め合う体勢になる。
 そこからさらに口内に舌を入れながら激しく貪り、指を下腹部に持っていって秘所をいじり回した。

「んっ……んんっ…………んんぅ…………」

 そこはあっという間に濡れそぼり、秘口にもあっさりと指を受け入れるようになった。
 が、中はきつく、侵入した指をきゅうきゅうと締め付ける。
 もうベッドまですら我慢が出来ない。俺は川崎の脚を持ち上げて膝裏に腕を通し、大きく晒された秘口に肉棒をあてがう。
 一瞬抵抗されそうになったが、その前に俺は肉棒を一気に川崎の中に突き入れて最奥部まで埋めた。

「っ! 〜っ!」

 川崎の身体がびくんと仰け反り、声にならない声をあげる。
 一番奥を突かれてサキュバスの能力で押さえつけていた性的欲求が一気に解放され、一瞬で絶頂に達した川崎の表情は実に淫靡なものになっていた。

「はっ……はっ……はち、まん…………」

 艶かしい声と吐息が漏れる桃色の唇に再び俺はむしゃぶりつきたくなったが、それを何とか我慢して川崎の顔を見つめる。
 俺みたいな目の腐った男より、川崎みたいな美少女の絶頂を迎えた表情の方がずっと可愛い。当然だが。
 もっともっと気持ち良くなってもらうために腰を動かそうとしたとき、川崎がふるふると首を振る。何だ?

「も、立ってられない…………ベッド、ベッドで、して…………あたしを、あたしのおまんこを、めちゃくちゃに犯してぇ…………」

 そんな懇願をされたら奴隷としては逆らうわけにもいかない。
 俺は一旦腰を引いて肉棒を抜き、川崎を横抱きにしてベッドまで連れていって横たわらせる。
 さあ。
 御主人様をたっぷりと可愛がるとするか。
210 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/01/14(火) 22:31:15.24 ID:rVzvpl8Yo
乙です
211 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/01/17(金) 15:16:56.34 ID:C5NdMW3cO

俺も自慰手伝いしてくれる彼女がホスィ
212 : ◆zO7AQfurSQ [sage saga]:2020/02/11(火) 01:43:11.15 ID:QSMM8JzHO
 一度奥まで突っ込んだおかげで精神的充足感を得た俺は多少の余裕が出た。
 一方川崎の方は軽く達してしまったようで、四肢を投げ出して息を荒くしている。
 しかし視線は俺の肉棒に向けられ、期待に満ちた眼差しと表情になっていた。

「ん……はち、まん…………チンポ、入れてぇ…………あたしのおまんこ、突いてぇ…………」

 川崎はそう言って脚を開き、局部をさらけ出してくる。
 本当はちょっと焦らしたり前戯したりとかするつもりだったのだが、その誘いに一気に昂ってしまう。
 俺は開かれた川崎の脚の間に身体を入れ、肉棒を秘口に押し当てた。

「んっ……早くぅ…………」

「入れるぞ、沙希っ…………!」

 川崎の名前を呼びながら腰を進め、肉棒を中に挿入させる。
 そのまま再び奥を突き、亀頭で子宮口をぐりぐりと刺激した。

「…………っ! …………っ!」

 川崎の身体が大きく仰け反り、またもや声にならない声を上げながら絶頂に達する。
 覆い被さるように身体を密着させるとすぐに背中に腕を回してき、しがみつくように抱き付いてきた。
 俺は一旦腰の動きを止め、唇を合わせて舌を絡めさせ合う。
 唾液もたっぷりと交換し合い、飽きることなく互いのを幾度も飲み込んでいく。
 その間にも川崎は何度か身体を痙攣させて達しているようだ。唇の端から甘い吐息が漏れ出ていた。

「んっ……! んっ……!」

 それが脳を叩き、俺の理性を剥がしていく。
 嫌だ。
 もっと。
 もっとじっくり川崎の身体を味わいたい。堪能したい。可愛がりたい。
 なのに自然と腰が動き、射精を求めてしまう。
 何度も川崎の中に肉棒を出し入れし、奥を突く。
 あ、ヤバい。
 出る…………出る…………。
 せ、せめて、許可をもらわないと。
213 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2020/02/11(火) 01:44:24.89 ID:QSMM8JzHO
「沙希っ……もう、出る…………沙希の中に、出すぞっ…………!」

「八幡っ…………! 八幡っ…………!」

 唇を離してそう伝えると、川崎は俺の首に腕を回してすぐにまた唇を重ねてきた。
 それを了承と見なした俺は、川崎の中に精液を放つべく腰を振る。
 ああ。気持ちいい…………。
 襞が肉棒に絡み付きながら締め付け、子宮口が亀頭に吸い付く。
 これだけ射精を促されて我慢できるはずもない。
 俺は腰の動きを早めて激しく川崎の中に肉棒を出し入れし、一気に欲望を解放した。

「んっ……! んうっ……! ううっ…………!」

 舌を絡めながら射精し、全身が震える。
 身体を揺すって川崎の柔らかな肌と擦り合わせながら精液を何度も川崎の中に注ぎ込む。
 長い射精が終わっても俺は小刻みに腰を動かし、快感の余韻に浸る。

「ああ……すっげぇ出た…………沙希の中に出すの、気持ちいい…………」

「ん、はあ……ん…………いっぱい、中出しされた…………美味し……幸せ…………」

 頬を擦り合わせながら互いに思いの丈を呟く。
 そういえばつい名前を呼び捨てしまっている。別に怒られたりはしないだろうが、まだまだ俺の奴隷根性が足りないようだ。
 ようやく気分も落ち着いたか、川崎は俺の頭を撫でながら頬にキスをしてくる。

「ん、ありがと八幡。あんたのチンポでイかされまくって、あんなに溜まってた性欲が充分発散されたよ」

「ああ。御主人様のお役に立てたのなら、光栄です」

「うん、ほら」

 川崎は口を大きく開ける。
 俺は腰を引いて肉棒を川崎の中から抜き、移動してその口の中に肉棒を差し込む。

「ん……ちゅ、れろ…………」

 その肉棒に舌が這い回り、体液が舐め取られていくのが気持ちいい。
 尿道の中に残ったものを吸い出された時には全身を震わせながら情けない声を上げてしまった。
214 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2020/02/11(火) 01:44:54.26 ID:QSMM8JzHO
「はぁー…………」

 お掃除された肉棒を川崎の口から引き抜き、川崎の横に倒れ込むように寝転がる。
 一気に体力を奪われた気分だ。実際は気付かなかった疲れを自覚しただけなのだろうが。

「ふふ、お疲れさま」

 投げ出された腕に頭を乗せて枕にした川崎が身体を寄せてくる。
 色々柔らかいものを押し付けられてやはり肉棒が反応してしまうが、特にそれに言及してくることはなかった。

「あたしももう下半身が言うこと聞かないくらいさ。少し寝よっか」

「おう…………」

 返事をした途端に猛烈な睡魔が襲ってくる。体力の消耗が激しいところに気を抜いてしまったからだろう。
 俺はそのままそれに身を委ねた。
 意識が落ちる直前、頬に柔らかい感触がする。それが川崎の唇だと理解した瞬間、俺は夢の世界へと旅立つ。
215 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2020/02/11(火) 01:45:37.37 ID:QSMM8JzHO
 意識を取り戻した俺はすぐさま現状を理解する。
 ここは家でなくホテルのベッドで、自分の身体に寄り添ってる柔らかいものは川崎だ。
 よく俺が寝ているときにも色々してくるが今回はそんなこともなく、心地良さそうに寝息を立てている。
 …………やっぱこうしてまじまじと川崎の寝顔を見ると改めて美人だなと思う。
 整った顔立ちに長い睫毛。
 魅惑的な唇にすっと通るような鼻。
 こんな美少女が全裸で俺の腕の中で寝ていることがいまだに信じられないレベルだ。

「ん…………」

 あ、やべ。起こしたか?
 しかし川崎は目を覚ますことはなく、身動ぎしただけのようだ。
 が、サキュバスの本能とでも言うべきか、俺の腹辺りに置かれていた川崎の手が股間に向かう。
 そのまま肉棒にたどり着き、そそり立ったそれをきゅっと握ってくる。
 かろうじて声が出るのを抑えたが、昂りが半端ない。肉棒の固さと大きさがあっという間にマックスになってしまう。

「んん…………」

 それに呼応するように川崎は手で肉棒を弄り始める。
 軽くしごいたり撫で回したり。
 本当に眠ってるのかこの御主人様は?
 起きていると判断出来なかったが、その手は動きを止めない。
 が、激しくもないので、そのくらいなら射精まで到らずに耐えられる自信はあった。

「はち、まん…………精液、ちょうだい…………」

 やっぱ起きてるだろ!
 なんて突っ込みを入れる暇もない。
 その甘ったるい声が脳に響き、一気に射精への欲求が増す。
 腰が勝手に動いてしまい、川崎の手で肉棒をしごかせる。

「あっ…………! あっ…………! ああっ…………!」

 我慢が利かず俺はすぐに達してしまい、凄まじい勢いで精液が肉棒の先端から飛び出ていく。
 気持ち良さに溺れそうになるが、それよりもまずいことが起きてしまった。精液が川崎の顔にかかってしまったのだ。

「ん…………」

 さすがにそれで川崎は目を覚ます。
 今のこの状況だけ見れば俺が川崎の手を使っていたしてしまったようにしか見えないだろう。
 どう説明したものか。
216 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2020/02/11(火) 01:46:12.98 ID:QSMM8JzHO
「…………ふふ、起き抜けにこんな御馳走を用意してくれてるなんて気が利くじゃないのさ」

 そう言って川崎は自分の顔にかかった精液を指で掬って舐めとり、俺の身体に唇を付けて飛び散ったものを啜る。
 もちろん肉棒にも舌を這わせ、尿道内に残ったものまですべて吸い出された。
 気持ち良さで全身を震わす俺の横に川崎は再び身体を寄せてくる。

「ん、御馳走様。悪かったね、たぶんあたしが寝惚けてあんたの身体弄って出ちゃったんでしょ?」

「う…………」

 いやまあその通りなんだけど。
 それでも我慢しきれなくて御主人様が望んだわけではない射精をしてしまったことに変わりはない。
 しかし川崎は俺の頬に口付けたあと、唇を重ねて唾液を流し込んでくる。
 俺は躊躇することなくそれを飲み込む。

「ん…………お詫びと言っちゃなんだけど、気持ちいいことしてあげるよ」

 気持ちいいこと? そんなのいつもしてもらっている気がするのだが。
 そう返す前に俺の全身から力が抜ける。
 これは。脱力系の呪いか?
 今回は強力なものではなさそうだが、いったい何をされるのだろうか。

「よいしょっと」

 川崎は身体を起こして俺の身体をうつ伏せにさせる。
 そこから少し腰を持ち上げさせて枕を腹の下に敷き、尻を突き出すような体勢にされた。
 まさか。

「ん……れろ…………」

「っ…………!」

 俺の尻に顔を寄せた川崎は躊躇いなく尻の穴に舌を這わせてき、ぬるんとした感触に俺の身体がびくんと跳ねた。
 もちろんそれだけに飽き足らず、穴の中まで舌を侵入させてくいくいと掻き回させてくる。
 抵抗できない俺は快感に翻弄され、川崎に蹂躙されるのを甘んじて受け入れていく。
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