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【安価】戦士「今日の依頼は……げっ……! 討伐アンカークエスト、だ……!」
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◆C7xQLPfhHTAe
[sage saga]:2019/04/15(月) 00:58:54.40 ID:l/MYj2yk0
戦士「ふう……よし、ここまで来れば少しくらいは時間が稼げるだろう」
女僧侶「……あ、あの。もう大丈夫です。下ろしてください」
戦士「おっと、悪い」
戦士はいちど森の外へと向かって走り、その途中で森の奥側へと外縁に対して弧を描くように移動していた。
できるだけ見通しが悪く、みつかりにくい場所へと向かっていたのだ。
戦士「やつは感覚が異様に鋭いからな……。俺達を追ってくるだろう」
女僧侶「あの……あれは、一体」
戦士「ああ。あれは、マシンゴーレムだ。A中級の魔物、ってところだな」
――マシンゴーレム
遺跡の森に点在する遺跡の奥底で、貴重な宝物などを守る機械人形。古代文明の技術で作られており、非常に頑丈かつ強力。近づけば巨大な腕による打撃、離れれば胸からの光線、逃げれば高速で追跡と、スキがない。その能力のどこかを正面突破できるか、相手を無力化できる搦め手に長けていなければ生き延びることはむずかしい。
本来は侵入者を攻撃するための道具であり、地上に出てくることはない。
戦士「……しかし、時たまにああして地上に出てくるヤツがいる。悪いことに、出てきたやつは人間を殺すのが大好きになってやがる」
女僧侶「命じられたとおりに動く機械が、どうして……」
戦士「多分、この森の魔力のせいだな。魔力対策はされているはずだが、長い年月のうちにそれも緩んでくる。で、頭を魔力に侵されちまうことがあるのさ。そうなりゃ、魔力から生まれる他の魔物と変わらないわけだ」
女僧侶「……では、放って逃げる、というわけにもいかないのですね」
戦士「いいね、覚悟は決まってるわけだ。ま、逃がしてはくれないだろうしな」
戦士(ざっと見積もって、相手が一匹ならAランク以上が二人、もしくはA1、B2ならかなり高い確率でやれる相手だが……)
戦士(AとBの二人だけだと、少し荷が重いな。負けはしなくとも、どっちかがやられたり大怪我をする可能性がある)
戦士(逆に俺一人なら色々やりようもある。が、あいつは先に僧侶さんを狙った。実力が低い方を見抜いて攻撃してくるわけだ。これが厄介だな)
戦士(仮に僧侶さん一人を逃がしても、その後を追われたり、あの光線で撃たれる可能性が高い)
戦士(二人でやるしかないな)
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