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京太郎「京ちゃんクエスト?」優希「だじぇ!」【最終第三ステージ】
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83 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2018/11/25(日) 19:50:20.99 ID:RPs9+dTb0
コツ、コツ、コツ、コツ……
長く薄暗い回廊の向こう… 光りの届かぬ暗闇の向こうから、何者かがこちらに向かってきている。
桃子(前方から単独の足音… 距離は約80m… 足音の質から察するに、体重は約53s程度…)ティキーン…!
特殊能力である超感覚(グレートファイブセンシズ)を発動しているモモは、聴力が常人の数倍の強度に上げられ、まるでセンサーを張り巡らせたように周囲を把握することが出来た。
桃子(恐らくは上級の魔物の一人… さーて… どーするっすかね…?)
桃子(いったん後ろに戻って、鉢合わせるのを回避するか…)
桃子(リスクはあるっすけど、そこの柱の陰に隠れて、情報ゲットのために正体を見極めるか…?)
桃子(悩むところっすね… よーっしこういう時は・・・)
桃子(コンマに決めてもらうっす!)
>>84
コンマ以下
01〜50→後ろに戻って敵から離れる
51〜00→柱に隠れて待ち、敵の正体を見極める
84 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/11/25(日) 21:09:20.50 ID:Vq04xak30
はい
85 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2018/11/25(日) 21:14:53.26 ID:03cCvxD50
50 → 後ろに戻る
桃子(後ろに戻る…! そうっすね、まだリスクを冒す場面じゃないっす)
桃子(焦りは禁物…ここはいったん退散っす!)スタコラサッサッサ…
コンマ神の導きに従い、いったん後方へと戻り始めたモモ…
だが!
桃子「…ん?」ピタッ!
デサァ、ソントキスコヤンノヤツガサァ… アハハハッw、チョーウケル!☆ ダロー?ワッカンネーモンダヨネィ…w
今度はその「後方」の先から、二人以上の魔族の話し声が!
桃子(し、しまった…! これ、挟まれたっすか?)
86 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2018/11/25(日) 21:31:14.65 ID:Q/GEXOsd0
コツ、コツ、コツ、コツ……
ハア、ジュンカイナンテメンドクッサーイ!☆ ショーガネーダロ、アカドサンガウルセーカラサァ…
片方からは足音… そしてもう片方からは話し声が迫りくる…!
桃子(く…! 少なくとも三人以上の魔族がここに来るっす!)
桃子(今の私は、ステルスの強化版ハイパーステルスモードを発動してるっすけど、さっきのカツ丼さんにも見破られたし、ここの魔族には通用しないと思った方がいいっす…)
桃子(隠れても、そこの柱の陰じゃ見つかるかもしれないっす。 三人もいたら、発見された時点で完全に詰みっす…!)
桃子(ど、どこか、もっと安全に隠れられる場所は…?)キョロキョロ
辺りを見回したモモ…
10mほど上に、明り取りの小さな窓があるのが見えた。
桃子(スパイダークローであそこまで上って、いったん外に出るのが良さそうっすね…)
桃子(でも… もし上ってる最中に、間に合わずに発見されたら…?)
桃子(今の私には、能力付与の神様から与えられた“一分間だけ無味無臭の気体になれる”という究極のステルス能力があるっすけど…)
桃子(この能力は一回しか使えないっすから、のちのちの戦闘時の切り札に取っておきたいっす。 でも…)
桃子(ここで発見されてヤラれたら元も子もないっす!)
桃子(ど、どうするっすか…?)
モモ、どうする?(先に2票入った方で行動)
1、窓まで上り、いったん外に出る
2、奥の手「一分間だけ無味無臭の気体になれる」を使ってみる
87 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2018/11/25(日) 21:33:36.58 ID:Q/GEXOsd0
今日はここまでなの
安価よろしくっす
また明日19:00から進めていきます
88 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/11/26(月) 01:37:00.61 ID:zZQG5qLa0
1
89 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2018/11/26(月) 18:59:02.16 ID:rzr1RIo20
2票ないけど、時間なので1の方で進めていきます
90 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2018/11/26(月) 19:00:03.17 ID:rzr1RIo20
1、窓まで上り、いったん外に出る
桃子(ま、迷ってる時間はないっす! こ、ここは・・・)
桃子(賭けに出るっす! いったん窓の外に逃げる!)スチャッ、バッ!
ササササササァ…!
スパイダークローを装着し、明り取りの窓めがけてヤモリのように壁を上り始めたモモ…
桃子(もし間に合わずに見つかったら… 恐らく命は無いっす!)ハアハア
桃子(い、急ぐっす…! で、でも、滑らないように落ち着いて…!)ハアハアハア
91 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2018/11/26(月) 19:01:40.17 ID:rzr1RIo20
ガチャッ
桃子(よ、よし、窓開いた…! ここから外に出れば…)ヨイショッ
窓から外に出たモモは、外の壁にペタリと張り付いた。
桃子(魔族はまだ来てない… ふぅー… 助かったっす…!)ホッ
桃子(さてじゃあ… どんなヤツが来るのか、ここで見届けてやるっすよ…!)
… コツ、コツ、コツ・・・!
桃子(来たっす! ・・・ん? アレは・・・?)
92 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2018/11/26(月) 19:03:35.75 ID:rzr1RIo20
窓の外からそっと覗き込むモモの眼下… 足音を響かせて現れたのは…
良子「………」コツコツコツ…
薄紫色の髪に、紫紺の瞳… そしてなかなかになかなかなスタイルの美女…!
現れたのは魔族四天王が一人、戒能良子!
桃子(アレは… 戒能良子?)
桃子(魔道諜報アカデミーに通っている時に、聞いたことがあるっす… 魔界の紛争地帯で、“オーガ”と呼ばれるほどに強い魔族傭兵がいたと…)
桃子(それがあの戒能良子…! そうっすか… ここにいるってことは、恐らく魔王軍の幹部なんっすね…)ドキドキ
?「うぉーいっ! 良子ちゃんじゃん!」
?「はやっ、ほんとだ!☆」
桃子(ん? アレは…)
93 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2018/11/26(月) 19:06:12.20 ID:rzr1RIo20
良子の逆側から現れたのは、赤い着物姿の座敷童子のような小柄な女と、何故かふりふりのアイドル衣装を着込んだ巨乳の女だった。
全員、頭には角が生えており、魔族であることは間違いない…
咏「こんなとこで会うなんて奇遇だねぃ」
良子「いえす。東エリアの方はどうでしたか?」
はやり「いつもと同じ。 特に変わりはないYO!☆」
咏「たく、めんどくさいよねぃ… 四天王の私らが見回りなんてさ」
桃子(おっ、ラッキーっす。 会話を始めてくれたっす!)
桃子(“四天王の私ら”ということは… あの3人全員が四天王…?)
桃子(戒能さん以外の、着物さんとふりふりさんは知らないっすけど、四天王ならきっととんでもない魔力の持ち主なんっすね…)
94 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2018/11/26(月) 19:08:06.21 ID:rzr1RIo20
良子「仕方ありませんよ… まだ勇者たちの行方が分かってないんですから」
良子「野依さんも外でワークしてますし、私たちもやることはやらなくては…」
咏「ま、そらそーさね」
桃子(ふむふむ… 私たちの行方を見失って、警備のために四天王自ら見回りをしてるわけっすか…)
桃子(ふふw ここでそのパーティの一人が盗み聞きしてるとは、夢にも思ってないっすよね…w)クク…
桃子(ノヨリさんってゆーのも、四天王の一人っすかね? 外に出てるなら、今城内にいる四天王はあの三人のみ…?)
桃子(それなら都合がいいっす! ま、出来るだけ幹部とは闘わずに魔王の元まで行きたいとこっすけど…)
95 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2018/11/26(月) 19:11:10.77 ID:rzr1RIo20
10mも上の窓の外だが、能力発動中のモモには、会話の内容は手に取るようによく聞こえる…
ところが…
良子「では、私はこれから南エリアの方をサーチしてみますので…」スッ
咏「あ――… 良子ちゃん、ちょい待ち」
良子「はい?」
咏「いや、なんかさ… さっきから、ここらへん、におわね?」クンクン
はやり「え? ちょ、やだなぁ咏ちゃん!/// はやりはやってないよ?☆」サッ
アイドル衣装の魔族が自分の尻を押さえる。
咏「いや、その臭いじゃなくってさぁ… なんつーかその……」
咏「人間の匂いがしね?」
96 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2018/11/26(月) 19:13:35.99 ID:rzr1RIo20
桃子(!? に、人間の匂い!? し、しまった、感づかれたっすか?)ゾクッ
桃子(そういえば前に、蒲原先輩に匂いでステルスを破られたことがあったっす… あの着物さんも同じ能力が…?)
桃子(ま、まずいっす、逃げるべきっすか? いや、動いたら音が出るっす… こ、ここは気配を消して…)ドキドキ
はやり「人間の匂い? そーかな、はやりは感じないけど…?」クンクン
良子「…私も、そんなスメルはフィールできませんが…」
咏「んー… そっか、ごめん、私の勘違いだったわ」
97 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2018/11/26(月) 19:18:29.01 ID:rzr1RIo20
良子「では私は南エリアへ…」スッ
はやり「うん!☆ はやりたちは北エリア行ってみるね♪」
真下で足を止めていた魔族たちだったが、ようやく、右と左へと分かれて歩きだした。
桃子(よ、良かった… 助かったっす…)ホッ
と――
その時だった。
咏「…おいっ! そこにいるのは誰だっ!?」
桃子「!??」ビクッ!
98 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2018/11/26(月) 19:19:34.39 ID:rzr1RIo20
今日はこれだけ、安価、コンマはありません
また明日19:00から
99 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/11/26(月) 19:44:26.27 ID:zZQG5qLa0
能力使用が正解だったっぽい?
100 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2018/11/27(火) 19:01:50.11 ID:fLOS4ccc0
咏「おいっ! そこにいるのは誰だっ!?」
桃子「!??」ビクッ!
回廊に朗々と響き渡る咏の声…!
桃子(み、見つかったっすぅ!!)
桃子(ああ、もう、ダメっす… よりにもよって四天王三人に…!)
桃子(みんな、ごめんなさいっす…! 私はもうオシマイっす!)ギュ…!
観念して、壁に張り付いたまま目をつぶった桃子…
咏「おい… そこにいるんだろ? 出てこいよ!」
咏「そこの柱の陰に… いるんだろ?」
桃子(・・・なぬ? 柱の陰??)
101 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2018/11/27(火) 19:04:04.55 ID:fLOS4ccc0
?「ふう… やっぱり、見つかっちゃいましたね」スッ
回廊の脇の柱の後ろから、一人の少年が現れた。
咏「? 誰だいあんた… 見ねー顔だな」
?「どうも初めまして。 自分は…本日付けでこの魔王城に執事として雇われた者です」ニタッ
咏「執事?」
はやり「ああ… 壊れちゃったハギヨシさんの代わりかなー?☆」
良子「なぜそんな所に隠れていたのですか…」
?「いやスンマセン、ちょっと、四天王の皆さんの実力を知りたくって…w 気づけるか試してみたかったんすよw」
咏「あん?私らを試すだぁ…? 気に入らないねぃ…」
桃子(…?? な、なんすか?私じゃなかった…?)
桃子(もう一人魔族がいるんっすかね。一体いつの間に…?)ソォー…
102 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2018/11/27(火) 19:05:46.96 ID:fLOS4ccc0
恐る恐る、もう一度窓を覗き込んでみるモモ…
眼下には、四天王の三人の他に、金髪の長身の男がいた。
桃子(!? えっ? あの人って・・・)
はやり「咏ちゃんが人間くさいって感じたのって、キミのせいかなー?☆」
?「そっすね、多分。俺、元々は人間だったので…」
咏「ふん、あんた、どこから来たんだ? 名前はなんていうんだい?」
?「はい、俺は、冥界から来た・・・」
?「須賀… 須賀京太郎……」
京太郎「“ヘルカイザー”京太郎と呼ばれてます」ニタッ
桃子(きょ、京太郎!!??)
103 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2018/11/27(火) 19:07:38.25 ID:fLOS4ccc0
・
・
・
しばらくすると、眼下の四人は思い思いの方角に散ってゆき…
モモは安全を確認してから下に降りてみた。
桃子(…いや、しかし… さっきのは確かに京太郎だったっす。 一体何が…??)
桃子(頭に角が生えてて、燕尾服を着てたっすけど、それ以外は私たちのリーダーの京太郎と全く同じだったっす)
桃子(な、なんなんすか…? ただの他人の空似? そ、それとも双子?)
桃子(いや、確かに須賀京太郎と名乗ってたっす。 ていうことは、京太郎のクローン…? いや、アンドロイド??)
桃子(ああもう、頭がごちゃごちゃしてくるっす…! とりあえず、今はあの男のことは忘れるっす!)
桃子(無事に戻った時に、京太郎に問い質してみればいいっす。 とにかく今は…)
桃子(せっかく魔族を発見したんだから、尾行を開始するっす! 何か、有益な情報を得られるかもしれないっすからね…)
桃子(あの着物さんはちょっと怖いっすから… 戒能良子を尾行してみるっすよ!)スス…
モモは、足音を辿り、良子のあとを尾行し始めた…
104 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2018/11/27(火) 19:09:08.31 ID:fLOS4ccc0
コツ、コツ、コツ、コツ…
桃子(姿が見えなくても… 超感覚を使えば足音だけで尾行ができるっす)
桃子(50mくらいは離れてるっすから、ここから慎重についていけばまず見つかることはないはずっす…)ソロリソロリ
コツコツコツ… ギイイイィィ…バタンッ!
桃子(ん? 今の音は… 何か、ドアを開けて、どこかに入ったみたいっすね)
桃子(ちょっと急ぐっす!)テテテテ…
桃子「・・・ん? あれ?」ピタッ
桃子「こ、ここ… 行き止まり??」
105 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2018/11/27(火) 19:10:16.37 ID:fLOS4ccc0
そこは… 回廊の突き当たりとなっており、三方が壁で、抜け道も扉らしきものも何もなかった。
桃子(…?? いや、そんなはずはないっす。 確かに、戒能良子は今、ここに来たはず…)
桃子(おかしいっす! 何か、隠し扉でもあるんっすかね…? ・・・ん?)
スウゥー……
桃子「風…? どっかから空気が流れてきてる…?」
106 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2018/11/27(火) 19:12:09.90 ID:fLOS4ccc0
調べてみると、右側の壁の、レンガの隙間から、ごくわずかに空気が流れ出ていた。
桃子「ははあ…? さては、ここに隠し扉があ…わっ!?」ガコンッ!
ギイイイィィー…!
触ってみると、レンガの一つが奥に入り込み… 壁が左右に割れる形で開いたのだった。
その先には、こちらとはまた別の通路が続いていた。
桃子「び、ビンゴっす…! 開いたっす!」
ギイイイイィィ〜…!
桃子「!? わ、閉まるっす! ちょ、ちょっと待って下さいっす!」バッ
ギイイィ〜…バタンッ!
扉が閉まる寸前に、モモは体をなんとか中に滑り込ませた。
107 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2018/11/27(火) 19:13:38.14 ID:fLOS4ccc0
桃子「ふー… 危なかったっす… さて、ここは…?」キョロキョロ
その新しい通路は、先ほどまでの回廊とは違って窓が無く、天井も低く、まるで洞窟のような雰囲気だった。
等間隔にランプがあり、うっすらと先を照らしている。
桃子「さすが魔王城… ここはいわゆる、隠し通路っすね…?」
桃子「さて戒能良子はどこに・・・うっ?」ピクッ
桃子「・・・しまったっす。 もう足音が聞こえなくなってるっす…」
108 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2018/11/27(火) 19:16:00.43 ID:fLOS4ccc0
桃子「まあ、仕方ないっす! 見失ったなら、また自由に探索してみるだけっす」
桃子「隠し通路なら、何か重要な場所に繋がってる可能性も高いっす」スタスタ…
桃子「うまくいけば宝物庫とかを見つけら・・・お?」ピタッ
桃子「ドアがあるっす。 今度は普通の扉っすね」
ノブを握ってみるモモ… しかし開かない。 鍵が閉まっているようだ。
桃子「ふふ…w こういう時こそ、私の斥候技術の見せどころっすよ♪」スチャッ
桃子は、腰のポーチから耳かきのような金属の棒を二本取り出した。
桃子「さてさて… うん、このタイプなら簡単に…」カチャカチャ
桃子「タンブラーピン整列… シアライン直列…」カチャカチャ
桃子「…よし、開いたっす!」カチンッ!
ピッキングで鍵を開錠したモモは、ゆっくりとその扉を開いてみた。
桃子「・・・む? ここは・・・?」
109 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2018/11/27(火) 19:17:13.08 ID:fLOS4ccc0
今日はここまでなの、安価・コンマは無いです
また明日
110 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2018/11/28(水) 19:02:01.55 ID:y2AAuwNJ0
魔王城内に単独で潜入中の諜報員モモ…
四天王戒能良子を尾行し、壁の向こう側に隠し通路を発見!
その通路の途中にあった扉をピッキングで開錠し、開いてみるとそこは・・・
桃子「ここは・・・書庫?」
それ程広い部屋ではないが… 四方の壁一面が本棚になっており、大小様々の本がぎっしりと詰まっていた。
桃子「へええ… 魔王城の書庫… まあ、あってもおかしくはないっすけど…」キョロキョロ
桃子「…おっ! 咲-Saki-の18巻があるっす!」スイッ
桃子「熱い闘牌が続く五決に決着がつき、いよいよ決勝戦が始まる最新刊…」ヨミヨミ
桃子「ひ…!/// や、やっぱり、これ最初のカラーページがエロ過ぎるっす…!/// 大丈夫なんっすかねコレ…?」
桃子「…って、こんなの読んでる場合じゃないっす! 時間がないんっすから、何か貴重な資料でも探し・・・ん?」
本棚の隅… 薄暗い中で、ぼうっとわずかに光って、モモを呼んでいるかのような本があった。
桃子「…なんっすかねこの本は… んん? “魔界歴程”…?」
パラパラパラ…
桃子「! こ、これは・・・凄いっす!!」
111 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2018/11/28(水) 19:03:21.51 ID:y2AAuwNJ0
桃子「様々な魔物や魔族についての“解説”が書かれてるっす…! ゴブリンにワイバーン、ゴーレムにサイクロプス…」
桃子「それぞれの特徴や、弱点まで…!」
桃子「過去の…魔界に潜入した様々な冒険者が残した記録が、編集されてまとめられてるみたいっすね…」
桃子「凄いっす凄いっす! これはまるで“魔界攻略本”っす…! とんでもないお宝を発見したっす!」=3
桃子「で、でも、なんでこんなモノが魔王城の書庫に…? …お?」
桃子「“四天王”や“魔王”のページもある…? ど、どれどれ……!」パラパラ…
?「ついてこないと思ったら、こんな所にいたんですね」
桃子「!??」バッ!
112 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2018/11/28(水) 19:04:23.41 ID:y2AAuwNJ0
背後からの突然の声に、弾かれるように振り返った。
その、視線の先には・・・
良子「フフ…w やっと二人きりになれましたね…w」ゴゴゴォ…
入り口の扉の前… 四天王戒能良子が、その氷のように冷徹な目でジッとモモを見ていた。
桃子(!? しまった見つかったっす!)サッ
咄嗟に魔界歴程を懐に仕舞い込んだモモ…
桃子(こ、こいつ、いつの間に…? 私が気配に気づかないなんて… 本に夢中になってたせい…?)
桃子(と、とにかく、逃げ… …くっ! 逃げ場がないっす!)
その書庫には窓などは一つもなかった。
入り口は入ってきた扉だけ… そしてその前には今、あの“戦神”戒能良子が立っている。
桃子(・・・やばいっすやばいっす! こ、これ、私、詰んだっすか…?)
113 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2018/11/28(水) 19:05:38.00 ID:y2AAuwNJ0
良子「ユーは…上陸した勇者一行の一人ですね?」
桃子「……」
良子「六人いたはずです。他のメンバーは何処にいるのですか」
桃子「………」
良子「単独での潜入… 斥候がジョブのメンバーですね?」
桃子「…………」
良子「ダンマリですか… まあ、いいですよ…」
良子「ならばそのボディに聞いてみるだけ…w」ユラァ…
桃子「……!!」
114 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2018/11/28(水) 19:06:54.48 ID:y2AAuwNJ0
コツ、コツ…
一歩、二歩と良子が迫ってくる。
桃子(ま、まずいっす! と、とりあえず何か…しゃべって、時間を稼ぐっす!)
桃子「い、いつから…!」
良子「ん?」ピタッ
桃子「いつから、私に、気づいてたんっすか」
良子「こちらのクエスチョンは無視ですか… まあいいでしょう」
良子「回廊で、私とはやりさんたちが鉢合わせた時…」
良子「あなたが窓の外にエスケープしていた時からですよ」
桃子「…!?」
115 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2018/11/28(水) 19:07:56.47 ID:y2AAuwNJ0
桃子「なぜ…? 外に逃げる私が見えたんっすか?」
良子「見えはしません。 バット…」
良子「窓を開ければ空気の質が変わります。 それくらい感知できない私ではありませんよ」
桃子「じゃ、じゃあ… なんで気づいた時に私を捕まえようとしなかったんっすか?」
良子「はやりさんと咏さんがいましたからね。 あそこで声をあげてあなたを捕まえようとすれば、咏さんが炎の魔法で城をデストロイしてしまうかもしれなかった。 それに…」
良子「私が、獲物を独り占めしたかったものですからね…w」ニタア…
桃子「…!」ゾクッ
116 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2018/11/28(水) 19:09:08.72 ID:y2AAuwNJ0
桃子(つ、つまり… 私は尾行してたつもりが、実際には誘い込まれてたわけっすか…)
桃子(ちっ、ぬかったっす…! さすがは伝説の傭兵… ちょっと甘く見過ぎたっすかね?)
良子「クエスチョンはそれだけですか?」
桃子「……」
良子「ならば… どうします? 可愛いスパイさん?」
桃子「…?」
良子「逃げ場はない。 出口の前には敵が一人。 ここは、私を倒して脱出するのがベストな策だと思いますが?」スゥー…
何も持っていない素手の両手を広げてみせる良子…
桃子(こいつ…! 私を誘ってるんっすね…? “命がけでかかってこい”と…!)
桃子(そういえば、噂で聞いたことがあるっす。 戒能良子はいわゆる“戦闘狂”だと…)
桃子(傭兵となった理由も、いろんな敵と戦ってみたかったからなのだと…)
桃子(闘いに快楽を覚えるバトルジャンキー… つまり私を、敵というよりはオモチャだと思ってるわけっすね…)
桃子(圧倒的強者故の慢心ってやつっすね。 でも、それなら…)
桃子(私にも勝機はあるっすよ!)カッ
117 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2018/11/28(水) 19:10:41.45 ID:y2AAuwNJ0
桃子(相手はあの戦神・戒能良子。 しかも私のステルスモードは殆ど効力が無い様子… しかし…!)
桃子(諜報アカデミーで私は様々な体術も叩き込まれてきてるっすからね。 近接格闘ならたとえ戒能良子でも引けを取るつもりはないっす)
桃子(それに今の私は、憧ちゃんの魔法で、みんなの戦闘力とHPを特別に分け与えてもらっている… いわば強化版アーミー・モモっす!)
桃子(相手が得意の召喚魔法を使う前に、不意をついて攻撃すれば、逃げるスキくらいは…!)スッ…
モモは、ゆっくりと両手を上にあげ、降参のポーズをとった。
良子「…? なんですかそれは?」
桃子「降参っす。 投降するっす」
良子「は…?」イラッ
桃子「伝説の戒能良子とタイマンなんてばかげてるっす。 こうなった以上は、もうあきらめるっすよ」
良子「…シット。 つまらないですね… どうやら見込み違いだったようで」 桃子「しゃっ!!!」ブンッ!
良子「!?」
118 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2018/11/28(水) 19:11:58.78 ID:y2AAuwNJ0
突然、斜め下から… 黒い何かが良子の顔面に向かってすっ飛んできた。
モモが、ひそかに脱いでいた靴を蹴り飛ばしたのである。
良子「ぬっ!」ビシッ!
左手で靴を打ち払う。
と――、その一瞬の隙を見逃さず、モモは一気に間合いを詰め、獣のように跳躍していた。
桃子「ひゃああぁっ!!!」ヴォンッ!
悲鳴のような咆哮と共に…
数々の魔物を血祭に染めてきた桃子のダガーナイフが、白い残光の弧をえがいて良子に打ち下ろされていた。
119 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2018/11/28(水) 19:14:01.68 ID:y2AAuwNJ0
ガキイイィィンッ!!
桃子「あっ!?」
衝撃――
何か堅い物でナイフを弾かれたモモは、とっとっ、と二、三歩後じさりして距離をとった。
桃子「…!?」
良子「ナイフ… ふふ、ナイスチョイスですw」ニッ
嬉しそうに嗤う良子の右手には…
桃子(な、なんすかアレ…?)
桃子(ただのハサミ…? そ、そんな物で私のダガーナイフの一撃を受けたっすか?!)
120 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2018/11/28(水) 19:15:09.52 ID:y2AAuwNJ0
良子「なかなか筋がいいですね。 もしかしたら私をディフィートできるかもしれませんよ?w」
桃子「…ナメてるんっすか。 そんな物で、格闘用ナイフを相手に闘うつもりっすか?」
良子「ソーリー。 あいにく今手持ちの得物はコレしかないもので」
桃子「…魔法は…… 十八番の、召喚魔法は使わないんっすか」
良子「私は人間と一対一の決闘で魔法など使いません。 それにこんな所でデビルたちを呼んだら、周りがデストロイしてしまいますからねw」
121 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2018/11/28(水) 19:16:09.66 ID:y2AAuwNJ0
桃子(よ、よし…! 言質取ったっす! “魔法は使わない”と…!)
桃子(随分余裕ぶってるっすけど、私だって、奥の手の二つ三つはあるんっすよ…)
桃子(ハサミなんかでいつまでも格闘ナイフの斬撃に耐えられるわけないっす!)
桃子「ひゅっ!!」バッ
今度は、手元にあった本棚の本を抜き取って投げると同時に、真っ直ぐに飛び込んだ。
122 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2018/11/28(水) 19:17:20.99 ID:y2AAuwNJ0
桃子「はいいぃっ!!」ブンッ
カンッ、カカンッ! カンッ、カンッ、カカカンッ、カカンカンッ!!
薄暗い書庫の中で、金属と金属が激しくぶつかる音と共に、黄色い火花がいくつも散る。
モモの連撃は、一秒間に五〜六発以上と思われるほどのスピードがあったが…
桃子「……!」カンカンカカンッ
桃子(な…? ば、バカな…?)カンキンッ、カキィンッ!
桃子(私の全力の斬撃を、全部ハサミで受け流している…??)ヒュンッ、キィンッ、キキィンッ!
桃子(私のこのダガーナイフは、王国一の鍛冶屋の名匠さんに鍛えてもらった、硬度・耐食性・ねばり、その全てが最高峰のカスタムナイフ…)
桃子(それに対して、戒能さんのハサミは、どう見てもそこら辺の町工場で量産されてる粗悪なただの素鋼…!)
桃子(まともに斬撃を受ければ真っ二つに折れるはずっす。それなのに、ハサミに傷一つつけず受け切っている…?)
123 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2018/11/28(水) 19:18:47.40 ID:y2AAuwNJ0
桃子(“受け方”っす…! 私の斬撃を正面から受けるのではなくって、斜め横から受け流すようにいなしている…!)カカンッ、ヒュンッ、キキィンッ!
桃子(こ、こんな…! 私の得意なナイフの技術でも、これほどの差が…?)シャキィンッ、キンッ! ガキィンッ!
桃子(く…! それなら… これならどうだっ!すぅっ!!)バッ
良子「!?」
突然、くるりと踵を返して、敵に背を向けたモモ…
そして、
桃子(くらえっ!!)ポチッ!
ビョォンッ!
モモが、後ろを向いたまま…
逆手に持っていたナイフの柄の尻にある「スイッチ」を押した途端…
刃の部分が取っ手から離れ、猛烈なスピードで弾丸のように良子の豊満な胸に飛び込んでいった。
124 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2018/11/28(水) 19:19:48.90 ID:y2AAuwNJ0
桃子(フフ…w 私のこのダガーナイフは、実は刃が射出可能なスぺツナズ・ナイフなんっす!)
桃子(これならいくら戒能良子でも・・・)クルッ!
桃子「ファッ!?」
良子「グッドです。 今のは少しヒヤッとしましたよ…w」ズオオオォ…
良子の左手には… 超スピードで射出されたナイフの刀身が握られていた。
桃子(と、飛んできた刃を、指でつまんで止めた…??)
桃子(ば、バカな!? このスぺツナズ・ナイフの発射速度は時速80km以上っすよ!?)
桃子(それを、この距離で見切って掴むなんて… 人間業じゃないっす! あ、いや、魔族っすけど…!)
125 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2018/11/28(水) 19:21:18.99 ID:y2AAuwNJ0
良子「ふふ、やはりバトルは楽しいですね…!w さあ、もっとこのファンタスティックなダンスを・・・」
良子「エンジョイしましょうか!w」ニタアァ…
桃子(こ、こ… これが、四天王……!)
桃子(や、やばいっす、やっぱり、私一人で立ち向かうなんて… 無理ゲー過ぎっすか…?)カタカタ…
果たして… モモは、この強大な敵を倒し、魔界歴程を持って仲間の元に戻れるのか…?
☆バトルイベント発生! <東横桃子VS戒能良子>
・東横桃子ステータス HP1831 戦闘レベル54
・戒能良子ステータス HP2000 戦闘レベル70(魔法不使用Ver.)
※コンマバトルルール
1、レスされたコンマ以下の数が「偶数」なら桃子の攻撃、「奇数」なら良子の攻撃となる。
2、攻撃力は、「コンマ以下の数」×「戦闘レベル」÷10。 例えば、コンマの数が「60」ならば、偶数なので桃子の攻撃。 戦闘レベルの54をかけて「60×54÷10=324」で、324の分だけ良子のHPを削ることが出来る。(小数点以下がある場合は四捨五入)
3、相手のHPを先に0以下にした方の勝利。(0以下になっても戦闘不能になるのみ、死にはしません。また、モモは良子のHPを500以下にすれば、逃げることも選択可能)
(コンマの受け付けは、まずは明日7:00まで。日付が変わってからの連投(二回目)は可とします)
126 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/11/28(水) 19:35:37.60 ID:TVn4c3Zp0
あ
127 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/11/28(水) 22:04:15.80 ID:orPqlWQa0
よっと
128 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/11/29(木) 00:55:06.93 ID:vLs2D6Vv0
偶数
129 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/11/29(木) 06:10:18.85 ID:osmZYX5/0
ん
130 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2018/11/29(木) 19:02:37.54 ID:TjKWy3JD0
コンマ 60、80、93、85
モモの攻撃→60×54÷10=324・80×54÷10=432
良子の攻撃→93×70÷10=651・85×70÷10=595
良子「さあ、もっとこのバトルをエンジョイしましょう!w」
四天王戒能良子VS東横桃子・・・!
良子は、まったく本気を出していないにも関わらず、強化版アーミー・モモの全力の攻撃を難なくいなしていた…
桃子(遊んでる… まだ遊んでるっすこいつ…!)
桃子(まるで掌の上で弄ばれてる気分っす… 屈辱っす!)
桃子(で、でも、とにかくあがいてみるしかないっす。 倒すまで出来なくても、せめて隙をついて逃げ出せれば…!)
131 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2018/11/29(木) 19:03:43.97 ID:TjKWy3JD0
良子「さあでは、これは返しますね」ポイッ
桃子「!?」
カランカラン…
良子の手を離れたスぺツナズ・ナイフの刃が、床の上で転がって乾いた音をたてた。
良子「刃を装着しなさい。 得物がなくては困るでしょう?」
良子「仕切り直しとしようじゃないですかw」
桃子「……」
132 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2018/11/29(木) 19:04:49.75 ID:TjKWy3JD0
桃子「ふん、いらないっすよ、もう…」
良子「……」
桃子「敵の情けは受けないっす!」ブンッ! ビシィッ!
床の刃を蹴り飛ばす。
それは、良子の、人体でもっともよけづらい場所―― 正中線上のみぞおちに向かって真っ直ぐ飛んでいった。
良子「っと」サッ
それでも良子は、ワンステップで軽くかわしたが…
桃子(今っす!)サッ、フッ!
良子「!?」ドッ!【-324】
桃子が、隠し持っていたストローのような筒を口に加え…
吹き出された針が、顔をかばった良子の腕に刺さっていた。
桃子(しめたっ! これでヤツの機動力は奪ったっす!)
133 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2018/11/29(木) 19:05:37.55 ID:TjKWy3JD0
良子「…暗器を使ってきましたか。 なるほど、グッドチョイスです」チャッ
桃子「よ、余裕ぶるのもここまでっす! 抜いても遅いっすよ。 その針には、しびれ薬が塗ってあるっす」
良子「……」
桃子「即効性っす。 三十秒もしないうちに、体全体、痺れて動けなくなるっすよ」
良子「そうですか。 では、試してみましょうかね…」ブンッ
桃子「!?」
桃子の視界から良子が消えた。
134 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2018/11/29(木) 19:06:29.48 ID:TjKWy3JD0
桃子(へあ…? え、ど、どこに??)キョロキョロ
フー…
桃子「!??」バッ
突然、後ろから耳に息を吹き掛けられたモモは大きく跳びのいた。
桃子「なっ、なな…?///」
桃子(バカな…? いつの間に後ろに…?)
良子「ふふ…w ちゃんと動きますよ?私のボディは」
桃子「…ど、どうして…? ちゃんと刺さったのに…」
良子「私は、140種以上の毒物と、20種以上の睡眠薬に耐性をつける訓練を修めています」
良子「それくらいは、戦場を駆る傭兵として当然のこと… ユーのしびれ薬は残念ながらあまり効果のないタイプだったようですね…w」
桃子「… ま、マジっすか…??」
135 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2018/11/29(木) 19:07:20.26 ID:TjKWy3JD0
桃子(くそっ、チート過ぎるっす… バケモノにも程があるっす! こうなったら・・・)
桃子(最終手段! “あの能力”を使うっすよ!!)ババッ!
良子「ん!?」
両手をだらりと下げたまま、ノーガードで良子へと跳んだモモ…
良子(なっ?!)ブンッ
意表をつかれた動きに、良子は一瞬戸惑って動きが止まったが、すぐに最速の右直突きを撃ち込んでいた。
が――
ぶわああぁっ…!!
良子「はっ!?」
136 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2018/11/29(木) 19:08:19.24 ID:TjKWy3JD0
良子の拳は確かにモモに当たった…
が、モモの体は、まるでその拳に突き崩される幻のように…
ゆらりと歪んで、空気の中へ融けていくように無くなってしまったのである!
良子「!?? ほ、ホワッツ? 一体、何が…??」キョロキョロ
桃子(ふふ…w さすがに驚いてるっすね…w)ユラア…
桃子(やっぱり大事に温存しといて良かったっす! この能力…!)
そう…!
モモは、能力付与の神から授けられた、あの「一分間だけ無味無臭の気体になれる」力を発動したのである!
137 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2018/11/29(木) 19:09:23.07 ID:TjKWy3JD0
良子「消えた…? 気配も何も… は!」ギィッ、バタンッ!
半開きになっていた出口の扉を閉めた良子…
桃子(ちっ…! カンがいいっすね。 閉められたらこのまま外に逃げることは出来ないっす)スウゥ…
桃子(この能力が発動できるのは一分間だけ… モタモタしてるヒマはないっす! ならば…)
桃子(闘うまでっす! やってやるっすよ!)スウッ!
グイッ
良子「ん!?」
右手首をつかまれたような気がして、視線を落とした良子が… 驚愕の表情になった。
良子(なっ!? これは・・・??)
なんと・・・ 良子の手首をつかんでいるのは、空中に浮いたモモの「手」だけだったのである…
138 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2018/11/29(木) 19:10:10.96 ID:TjKWy3JD0
ブワアアアァ…
良子「は? あ・・・??」
驚いて固まっている良子の前で、徐々に、その「手の先の部分」… つまり上腕、肘、二の腕、肩… というように、順番に体が現れてくる。
そして・・・
ガシィッ!!
良子「あっ、ぐぅ・・・?!!」
ようやくその全てを現したモモの体は… 「跳びつき腕十字」の体勢で良子の右腕に絡みついていた。
良子(さ、サブミッション…?!)
桃子「ふふっ、どうっすか…?」ギギィ…
桃子「これが私の究極のステルス闘法っす! この右腕・・・もらったっすよおぉっ!!」
139 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2018/11/29(木) 19:11:00.99 ID:TjKWy3JD0
ギリイィ・・・!
良子「ぬうぅ…!!」【-432】
全身の力で良子の腕を捻り上げるモモ… さすがの良子も苦悶の表情を浮かべた。
桃子(よ、よし、腕が伸びきってきたっす!)ググ…
桃子(あと少しで肘の靭帯を破壊し…) 良子「ぬああああぁっ!!!」ぶんっ
桃子「あっ!?」
140 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2018/11/29(木) 19:12:06.05 ID:TjKWy3JD0
ビュンッ! ドッゴオォッ!
桃子「ぐっ、がぁ…!?」グラ…【-651】
良子は、モモに絡みつかれたまま、右腕を大きく振り回し…
遠心力の力ですっぽ抜けてしまったモモは5mほども飛んで、本棚に後頭部をしたたかに打ちつけてしまっていた…
桃子(いてて…! ど、どういうバカぢからっすか… あっ!!?)
気づいた時にはもう遅かった。
体を起こしたモモの視界に入ってきたのは、今まさに振り上げられようとしている良子の右脚…!
桃子(しまっ!)
ドゴオオォンッ!!
桃子「ぶっはああぁっ!!??」=3【-595】
宙に・・・モモの真っ赤な鮮血が舞った。
141 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2018/11/29(木) 19:13:06.31 ID:TjKWy3JD0
ーーーーーー
ーーーー
ーー
ピシッ、パリィーンッ!
憩「あ、あれ…?」
京太郎「ん? どうしたんすか、憩さん?」
憩「あ、いや… エリクシールの瓶が…」
回復薬の小瓶にヒビが入って砕け… 中身が漏れ出てしまっていた。
憩「なんもしとらんのに、勝手に割れたんや」
京太郎「え…?」
憧「不吉ね… まさか、モモの身に何か…?」
142 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2018/11/29(木) 19:13:56.95 ID:TjKWy3JD0
魔王城の外、森の中に潜んでいる京太郎パーティ一同は、潜入したモモの帰りを今か今かと待っていた。
怜「…東横が潜入してから、3時間経っても戻ってこぉへんかったら突入するんやろ。 今、何時間くらい経ったんや?」
照「私の腹時計によると二時間半くらい…」
憧「そうね… モモが魔王城に入ってから、今、2時間34分経過…」スチャッ
憧「あと26分経っても、モモが戻ってこなかったら… 突入する」
憩「モモちゃん無事やろか…? やっぱ、何かあったんじゃ…」
京太郎「だ、大丈夫っすよ! アイツなら… きっと、平気な顔で戻ってきますって!」
京太郎「情報をゲットするのに、時間がかかってるんですよ、きっと…」
努めて明るく振舞う京太郎だが、その顔には明らかに不安の陰が浮いていた。
京太郎(モモ…)
憩(モモちゃん…)
怜(東横…)
照(東横さん…)
憧(モモ… お願い、無事に戻ってきて…!)ギュッ
ーーーーーー
ーーーー
ーー
143 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2018/11/29(木) 19:14:57.28 ID:TjKWy3JD0
魔王城内・地下書庫
桃子「うっ、ぐうぅ・・・!!」ボタボタ
良子「残念でしたね… もう少しで私の肘をブレイクできたのに…w」ククク…
強烈なサッカーボールキックをまともにくらったモモは、床に四つん這いになり、口から血を滴らせていた。
その前で、戦神戒能良子は悠然と立っている…
桃子(し、しまったっす… 思わず手を放してしまったっす…!)ウウ…
桃子(完全に極まって… 勝つチャンスだったのに…!)ボタボタ…
144 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2018/11/29(木) 19:16:08.54 ID:TjKWy3JD0
良子「さあ… まさかこれでフィニッシュではないですよね?」
良子「もっとトゥゲザー… 二人で一緒にエンジョイしましょうよ、バトルを…!」ニタアァ…
桃子「………」
桃子(強い… 強過ぎるっす…!)
桃子(魔法抜きで手を抜いているのにこの強さ…)
桃子(やっぱり、私なんかが、単独でかなう相手なわけないっす…!)
145 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2018/11/29(木) 19:17:11.52 ID:TjKWy3JD0
桃子(で、でも・・・)スッ…
モモは、懐に隠した魔界歴程をそっとさわってみた。
桃子(私には、この、大事な情報をみんなに渡すという任務があるっす…)
桃子(私は諜報員っす。 たとえ命を落とすことになっても… 自分の役割は果たすっす!)ググゥ…
立ち上がり始めたモモを、良子が、嬉しそうに見つめる…
その瞳は、冷徹かつ圧倒的悪魔的…! モモが命をかけて自分に向かってきてくれることに対する期待感で溢れていた。
桃子(みんな… 待ってて下さいね… 私は戻るっすよ…!)
桃子(こんな私を、必要としてくれる仲間たちのためにも――)
桃子(私は負けないっす!!)カッ!
モモの、その美しいエメラルドグリーンの瞳に、炎が宿っていた。
☆コンマバトル二回目! <東横桃子VS戒能良子>
・東横桃子ステータス 残りHP585 戦闘レベル54
・戒能良子ステータス 残りHP1244 戦闘レベル70(魔法不使用Ver.)
※コンマバトルルールは
>>125
の通りです
コンマ受け付け明日7:00まで、日付が変わってからの連投は可。
146 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/11/29(木) 20:43:05.74 ID:5rp8iHME0
あ
147 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/11/29(木) 22:17:34.73 ID:ydO+H9hy0
いけっ!
148 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/11/30(金) 01:01:09.37 ID:L1jeIFiy0
さあ
149 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2018/11/30(金) 19:00:48.40 ID:mvhZhlMn0
桃子撃沈――
「逃げる」を選択可能なところまではあと一歩でした
よく頑張った…っす…!
150 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2018/11/30(金) 19:02:02.52 ID:mvhZhlMn0
コンマ 74、73、37
モモの攻撃→74×54÷10=399.6 四捨五入し400
良子の攻撃→73×70÷10=511・37×70÷10=259
桃子(こんな私を、必要としてくれる仲間たちのためにも――)
桃子(私は負けないっす!!)カッ!
戦神戒能良子を相手にしてのタイマン勝負――
圧倒的不利な状況に立たされながらも、モモはあきらめていなかった。
仲間たちが自分の帰りを待っているのだ… なんとしてでも、戻らなくては――!
151 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2018/11/30(金) 19:03:56.66 ID:mvhZhlMn0
良子「………」ゴゴゴゴゴゴオオォ…!
桃子(まともにやって勝てる相手じゃないことは、よぉーく分かったっす)
桃子(とにかく、なんとかして隙をついて逃げる…!)チラッ…
良子の背後に、部屋の出口のドアが見える。 どうにかしてあの外に出る事さえできれば…!
桃子(ふ、ふふ…w 戒能良子… 余裕ぶっこいてるのを後悔させてやるっすよ…)
桃子(これが私の・・・最後の奥の手っす!!)サッ、ブンッ!
ドッ!、ボワワワアァ〜〜ン!!
良子「ん!?」
モモが腰のポーチからピンポン玉のような物を出して床に叩きつけると… 辺り一面がアッという間に白煙に包まれた。
152 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2018/11/30(金) 19:05:33.10 ID:mvhZhlMn0
桃子(さああぁ今っす!)ササササ…!
良子から距離をとって、半円を描くようにしてドアに向かうモモ…
ガチャッ! ギイイィッ…!
桃子(よ、よし、開いたっす! これで逃げ…)
がしっ!
桃子「うっ!?」
ドアまで到達したモモだったが… 白煙の中からにゅっと伸びてきた手が、モモの左手首を掴んでいた。
良子「煙幕… そんなイージーな発想でこの私から逃げられるなどと…」
良子「バッドチョイスです。 これはペナルティが必要ですねっ!」グイッ!
桃子「あっ!」
153 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2018/11/30(金) 19:07:10.60 ID:mvhZhlMn0
ガキィッ!
桃子「ぐうぅ!?」
モモの手首を引き寄せた良子は、そのまま相手の腕を自分の右わきに挟み込んで捻り上げた。
立ったまま入れるサブミッション・わき固め…! 先ほどのモモの跳びつき腕十字の意趣返しである。
ギリギリイィ…!
桃子(しまっ! 折れ・・・)
数々の過酷な戦場を渡り歩いた良子に、躊躇は一切なかった…
モモがアッと思った時には、“ぼきり”といやな音がして、左腕の肘から先が有り得ない方向に曲がっていた。【-511】
154 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2018/11/30(金) 19:08:36.81 ID:mvhZhlMn0
ダンッ!!
良子「なっ!?」
が――、その直後、良子は信じられない光景を目にした。
モモは、折れた左腕がよけいに傷つくのもかまわず、両足を体の下に引きつけて、バネをきかせて思い切り床を蹴って跳ね上がったのだ…!
桃子「ああああああああぁぁっっ!!!」ブンッ!
良子「がっ!?」ゴッ!【-400】
モモの後頭部が良子の鼻に激突…! 鼻血が宙に舞い、さすがの良子も思わず手を放した。
桃子(い、今っす!!)タタタ…!
155 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2018/11/30(金) 19:10:27.62 ID:mvhZhlMn0
遂に外の廊下に出たモモは、折れた左腕を右手で押さえながら駆け出した。
だが・・・
ゴッ!!
桃子「あ・・・!はぁ・・・・?」ガクゥ…【-259】
背後から、良子の手刀が一閃――
首筋にモロにくらったモモは、まるで糸の切れた人形のように… その場に倒れていた。
桃子「………」グッタリ
良子「ふふ…w いいファイトでしたね…」
良子「なかなか楽しめました。 今は安らかに眠りなさい…」ゴゴゴゴオオォ…!
決着――!
ジャイアントキリング成らず…!
最後に立っていたのは、やはり戦神・四天王戒能良子…!!
※ ×東横桃子 VS 戒能良子○ (決まり手・首筋への手刀)
東横桃子最終HP−185(戦闘不能)
戒能良子最終HP844
156 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2018/11/30(金) 19:12:19.64 ID:mvhZhlMn0
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怜「おい…新子、いつまでここにおるんや?」
憧「……」
怜「もうとっくに3時間経っとるやろ。 突入するんとちゃうんかい」
憧「で、でも…」
“モモが潜入して3時間経っても戻らない場合、全員で突入する”と提案したのは憧だった。
今現在、3時間を20分程オーバーしている。
しかし、憧は…
“桃子『えへへ、ごめんなさいっす! ちょっと道に迷っちゃったっす!w』”
今にも、モモがそんなことを言いながら笑顔で戻ってくるような気がして、突入の決断を出来ずにいた。
157 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2018/11/30(金) 19:14:25.57 ID:mvhZhlMn0
京太郎「憧…」スッ
憧「…京太郎?」
京太郎「…行こうぜ。 もし、アイツが魔族に捕まっちまったんなら…」
京太郎「救い出せるのは、俺たちしかいねーんだからよっ!」
憧「! そ、そうだね… よし!」ザッ!
意を決して立ち上がった憧…
憧「じゃあ行くよ…! 魔王城攻略… 一応、ここからは賢者の私が指揮をとらせてもらうね」
神妙な表情で、他四人が憧を見上げる。
モモが戻ってこなかったことで、全体の緊張感が増していた。
憧「私たちのミッションは、魔王打倒とサキ姫の救出… そして捕まっているかもしれないモモを見つけること…!」
憧「これは、私たちの最後の戦い… 途中で、誰かが倒れることになるかもしれないけど…」
憧「どんなことがあっても、たとえ一人になっても、あきらめずにこのミッションは必ず達成する…!」
憧「私たち一人一人が、その心構えで臨めば、絶対、最後には私たちが勝つ――!」
憧「自分と仲間たちを信じて… いざ、出陣よ!!」
京照憩怜「「「「 おうっ!!!! 」」」」
ついに… 京太郎パーティVS魔王軍団の総力戦が開始された。
158 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2018/11/30(金) 19:15:56.29 ID:mvhZhlMn0
・
・
・
京太郎「うっお… 広いな結構…! さすがは大魔王の城だな!」キョロキョロ
怜「天井高いなぁ… この城建てるのになんぼかかったんやろな」スタスタ
憧「し…!あんたたち、あんまり大きい声出さないでよ…! どこに魔族が潜んでるか分かんないんだから…」
憩「せやでーぇ。 トラップやなんらかの防衛システムがあるかもしれへんから、一瞬でも気ぃ抜いたらあかんで!」
京太郎たち五人は、城内の… モモも通ったあの長い回廊を歩いていた。
照「・・・サキと東横さんはどこにいるのかな…」テクテク
憧「牢ならば多分地下… でも、サキ姫は、最上層の魔王の間の近くに幽閉されてる可能性も高いと思う」テクテク
怜「しっかしほんま広いな。 これはそう簡単に見つけることはできんやろな…」
憩「やっぱり… モモちゃんが戻ってこぉへんかったのは、痛いなーぁ…」
憧「うん… まずは、モモの発見・救出を第一目標にする。 みんな、地下に向かうよ…!」
パーティ一同は、階段を見つけ、魔王城最下層へと降りていった…
159 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2018/11/30(金) 19:17:22.49 ID:mvhZhlMn0
・
・
・
憧「…ん?」ピタッ
京太郎「お…、別れ路だな。 どうする?」
薄暗い最下層の通路… 京太郎たちはT字路に突き当たっていた。
憩「右へ行くか左へ行くか…」フンフム
照「悩むね。 どっちに地下牢があるのかな…?」
怜「ふふw、こりゃウチのダウジングが役に立つ時がきたようやな!w」ハリガネー
憧「いや、ちょっと待って」
怜「? なんや?」
憧「ここは・・・二手に分かれようか。右にも左にも行く」
京太郎「え?」
160 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2018/11/30(金) 19:18:56.62 ID:mvhZhlMn0
京太郎「分かれる? 大丈夫かよ?」
憧「うん、人数が減るのは確かに敵に遭遇した時のリスクという面ではマイナスだけど…」
憧「分かれて両方の通路に行けば、それだけ早く見つけられる可能性が高まるでしょ?」
憧「これだけ広いなら、いったん二手に分かれて… あとで落ち合えるようにした方がいいと思うの」
怜「ふぅん… ま、分かれるのはええけど、どういうメンバーにするんや」
憧「そうだね… 魔法を使える私と園城寺さんを分けて…」
憧「園城寺さんの方に、物理攻撃の得意なテルさんと京太郎…」
憧「そして私の方には、後方支援が得意な憩さんがついて、お互いにまずは地下牢を目指す…!」
憧「いいかな? 一時間後に、またこの場所で落ち合うってことで!」
憧の判断により、パーティは憧&憩組、怜&照&京太郎組に分かれ、それぞれ、右、左へと進んでいった…
161 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2018/11/30(金) 19:20:55.07 ID:mvhZhlMn0
・
・
・
憧&憩サイド
憧「……」テクテク
憩「だんだん暗くなってくなーぁ… てゆーか、まだ魔族の一人も出てこぉへんな」テクテク
憩「話の出来る低級モンスターでも出てくれれば、とっ捕まえて拷問して、情報吐かせるって手もあるんやけどなぁ…」スゥ…
殲滅のナース・憩が取り出したメスが、暗がりの中で妖しく光る…
と――
憧「…!」ピタッ
憩「ん? どうしたん憧ちゃん?」
憧「シッ…! 憩さん、何か、聞こえない?」
憩「え…?」
162 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2018/11/30(金) 19:22:33.26 ID:mvhZhlMn0
ジッと押し黙り、耳を澄ます二人…
すると――
… ワーワ――ッ…! キャーキャ――ッ…! ……
憧「…ん?」
… トキニハハヤリニナガサレテェ〜♪ リボンデオメカシシチャウノヨォ〜〜♪ …
憩「…は?」
… ピ――ピ――ッ! ヒュ――ヒュ――ッ!! ウオオオオオォォ――ッ! ハヤリーン! ケッコンシテクレエエェ――ッ!! …
憧「・・・な、何コレ? 歌…? それに、歓声…??」
憩「な、何が起きてるんや? こんな地下で…?」
163 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2018/11/30(金) 19:23:51.22 ID:mvhZhlMn0
今日はここまで、安価・コンマはありません
また明日からバトルスタートしていくのよー
164 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2018/12/01(土) 19:08:11.87 ID:wfQjKeDg0
魔王城内に先行して単独で潜入していたモモは、時間になっても京太郎たちの元に戻ってこなかった…
それに伴い、パーティメンバーは、いよいよ全員で城への突入を開始…!
まずは地下牢を探しに城の最下層に向かい、分かれ路で憧&憩、怜&照&京太郎の二手に分かれた。
そして、憧と憩の二人は、その場にそぐわぬ奇妙な歌声と歓声を耳にし…?
… トキニハハヤリニナガサレテェ〜♪ …ヒュ――ヒュ――ッ!! ウオオオオオォォ――ッ! ハヤリーン! ワアアアアアアァァァ――ッ!! …
薄暗い廊下の向こうから聞こえてくる怪しげな声…
憧「・・・な、何コレ? 歌…? それに、歓声…??」
憩「な、何が起きてるんや? こんな地下で…?」
憧「…あ、扉が……!」
まるで、映画館にあるような大きな観音開きの扉がある。
憧「この扉の向こうから声が… …ん?」ギイィ…
憧「わっ!??」
165 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2018/12/01(土) 19:10:49.61 ID:wfQjKeDg0
ウワアアアアアアアアァァァ―――――ッッ!!!
憧「こ、これは…?」
憩「なな、なんやこりゃ!??」
姫子「きゃああああぁぁはっやりさあああぁぁ―――ん!!」ウオーッ=3
豊音「はっやりいいぃ――んっ! ちょ――KAWAIIよおおぉぉぉ―――っ!!」フンガーッ=3
泉「うおおおおおぉぉ――っっ!! はやりさんこっち向いてええぇぇ――――っっ!!」ウッキャーッ!=3
玄「おもち! おもち!! おもちぃ!!! おもちですのだああああああぁぁ――――っ!!」ムホアアァーッ!=3
爽「はやりいいぃんんっっ! オラァッ! パンツ見えるとこまで来いよこのやろおおおぉぉっ―――――っっっ!!!」ムガアァーッ!=3
はやり(28)『みんなっ!ありがとぉ―――っ!!☆ はやり、みんなのこと、だぁい好きだよぉ―――っ!☆』ハヤヤッ!
そう… そこは、数千人の観客収容の巨大なコンサート会場になっており… ステージの上では、あの痛々しい魔族アイドル(28)がマイクを持って歌っていたのである!
166 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2018/12/01(土) 19:13:16.27 ID:wfQjKeDg0
憩「なんなんやこりゃ…? う、ウチ、幻でも見とるんか…? どうして魔王城の地下にこんな所が…」
憩「あのふりふりのオバ…じゃない、おねーさんは・・・角、翼、尻尾の魔族3点セットがあるっちゅーことは魔族やなぁ… 観客は魔族と人間が入り乱れとるけど」
憧「憩さん、そういえば私、噂で聞いたことがある」
憩「憧ちゃん?」
憧「魔族四天王の一人はアイドルで、魔族・人間問わずにファン(奴隷)が大勢いると…」
憩「な? そ、それじゃ、あのふりふりが四天王の一人なんか?」
憧「多分… 自分の歌を聴かせることで人々を洗脳し、死ぬまでファン(奴隷)として搾り取る恐ろしい魔族アイドル……」
憧「アレが四天王が一人、瑞原はやり(28)――!」
167 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2018/12/01(土) 19:15:20.42 ID:wfQjKeDg0
ウオオオオオオオオォォ――ッ!! ピ――ピ――ッ!! ヒュ――ヒュ――ッッ!! ワアアアアアアアアアアァァァ―――――ッッ!!! ………
はやり『はっああぁ――い!☆ みんな、今日ははやりのライブにようこそぉ――っ!☆』
ステージ上の魔族アイドル(28)は、MCを始めた。
はやり『ここでみんなに、はやりからのサプライズプレゼントだよっ! 実はぁ、今日のステージは、特別ゲストを招待してるんだぁ♪☆』
ナニ?ゲスト? ダレヤロ? ガヤガヤザワザワ……
はやり『ふふふ!w みんなも楽しみだよねっ! では早速、その特別ゲストを紹介したいと思いまぁ――っす!☆』
はやり『じゃあぁーんっ! 特別ゲストはあちら! この魔王城に攻めてきた勇者一行の皆さんだYO!☆』バッ
憩「ファッ!?」
憧「はい…?」
168 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2018/12/01(土) 19:17:01.19 ID:wfQjKeDg0
突然、はやりが、客席の後ろで見ていた憩と憧の方に手を掲げると、スポットライトが一斉に二人を照らした…
憩「うっ、眩し…!」
憧「し、しまった、見つかった…!」
はやり『ん? あれれ…? 五人いるはずだけど、二人だけなのカナ?☆』
はやり『まあいいや! じゃあみんな! あのゲストさんたちをはやりの所に連れてきて!☆』
ワアアアアアァァ―――ッ! ドッオオオオオォォ―――ッ!!
憩「どひっ!?」=3
はやりの合図で、大勢の観客が二人の元へ押し寄せ… まるで胴上げでもするかのように抱え上げてしまった。
憩「ちょっ、わ…?! 何すんねんあんたら! ひゃっ?/// ちょい!ヘンなとこ触らんといて!!///」=3
憧「く…! こいつら、歌で洗脳されて操られてんのよ…!」
169 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2018/12/01(土) 19:20:18.78 ID:wfQjKeDg0
わっしょいわっしょいとばかりに運ばれて、ステージの上へぽいっと投げ込まれてしまった憩&憧…
憩「ててて… ひどい目に遭うたわ…」イテテ…
憧「なんなのよまったく…?」
はやり『お二人サン! はやりのステージへようこそぉ――っ!☆』ハヤヤ
憧「… 瑞原はやり… あんた、魔王配下の四天王の一人、瑞原はやりよね?」キッ
はやり『いかにも!☆』フンス!
憧「どういうつもりなのよ、私たちが敵であることは分かってるんでしょ… なんなのこの茶番は…?」
はやり『むふふ…w 敵とか味方とかは、はやりにとってはどーでもいいんだなーぁ…w アイドルのはやりにとって大事なのは、如何にエンターテイメントであるか…! それだけだYO!☆』
憩「エンターテイメント??」
はやり『そ!☆ だからあなたたち二人にはぁ・・・このステージ上で、はやりと闘ってもらうゾ!☆』
はやり『“HP取り合いクイズ合戦”でね!☆』
憧「く、クイズ??」
170 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/12/01(土) 19:23:29.66 ID:vIibEVSG0
クイズ…咲ちゃん…うっ、頭が…
171 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2018/12/01(土) 19:23:32.45 ID:wfQjKeDg0
憧「フザケてんじゃないわよ! クイズ…? なんで私たちがそんなことを…」
はやり『そんなの、面白そうだからに決まってんじゃーん♪☆』ハヤヤ
憩「い、いや、そんなことより、あんた、私たちの仲間がここに潜入したこと、知っとるんやないか…?」
はやり『ん? うん、あの黒髪で影のうすーい子だよね。 知ってるよ?☆』
憩「! い、今、どこにおるんや? 無事なんか?」
はやり『無事と言えば無事だし、無事じゃないといえば無事じゃないねぇ…w☆』ニタア…
憧「! あんた…! モモに何を…?」ギラァ…
はやり『おっと!☆ 落ち着いて♪ はやりはボーリョク反対だよ♪』
はやり『だいじょーぶ! その子が今どうしてるか、見せてあげるから。 はーいカモン! “魔道幻影”!!☆』バッ!
ヴ――ン……
憩「ん?」
172 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2018/12/01(土) 19:28:28.60 ID:wfQjKeDg0
はやりがステージ背後に右手を掲げると、そこに、巨大なスクリーンが現れた。
そしてそこに映し出されたのは…
“桃子『…… zzzz…』スースー…”
病室のような場所でベッドに横たわり、静かに寝息をたてているモモの姿だった…
その左腕は石膏で固められていて、頭にも包帯が巻かれている。
憩「も、モモちゃん!」
憧(! ぶ、無事だった… でも、あのケガは…?)
はやり『ふふ、あの子はねぇ、むぼーにも良子ちゃんとタイマンで闘って、コテンパンにヤラれちゃったんだなー☆』
憧(ヨシコ…? もしかして、戦神・戒能良子…?)
はやり『でも安心して! ちゃんと城内の医療施設で治療してあげて、まだ目が覚めないけど安静にしてるから☆』
憩「あんたぁ…! すぐにウチをモモちゃんのとこへ案内するんや! さもないと・・・!」スチャッ!
憩が右手にメスを四本、構える。
はやり『わわわ!? だから落ち着いて! はやりはそーゆー乱暴なの嫌いだなー☆』
はやり『それに・・・勘違いしてもらっちゃ困るナw あの子は魔王軍の人質だよ? つまりぃ・・・』
はやり『主導権は、はやりが握ってるんだよぉ…?』ニタア…
憩「…!」
173 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2018/12/01(土) 19:30:27.39 ID:wfQjKeDg0
憧「・・・条件を、聞こうか」
はやり『ん?』
憧「私たちをこんな所に連れ込んで、こんな映像を見せて…」
憧「何を企んでるのか知らないけど、モモを返してもらうには… 何か条件があるんでしょ?」
はやり『ふふw、話が早くて助かるなー♪ その通り! あの子を返して欲しくば…』
はやり『ここではやりとクイズ合戦をして、勝つこと! それしか方法はないYO!☆』
瑞原はやりVS新子憧&荒川憩によるクイズ勝負―― 究極の頭脳対決が始まろうとしていた。
174 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2018/12/01(土) 19:33:33.17 ID:wfQjKeDg0
10分後…
憩と憧は、ステージ上に用意された椅子に座らされ、動けないようにベルトで腰を縛られていた。
眼の前には台があり、その上に赤いボタンがある… クイズ用の早押しボタンである。
少し離れた所に、はやりも同じ体勢で座っていた。
二人とも、はやりの提案に乗って、モモを助けるためクイズ合戦に応じることにしたのである…
憩「はあ… まさか魔王城に来て、クイズ対決させられるとは思わんかったで…」
憧(…本当に、こんな茶番に勝ったからって、大人しくモモを返しくれるか分からないけど…)
憧(今のところ応じるしか手はない。 とにかく、相手のステージに乗った上で、勝つしかない…!)
175 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2018/12/01(土) 19:36:19.50 ID:wfQjKeDg0
恒子『レイディィ〜〜〜ス、エェ〜ンド、ジウェエエェ〜〜ントゥルマアァ――ンッ!!』
恒子『お待たせしましたァ! これより、魔族四天王瑞原はやり! ぶいえす…』
恒子『勇者パーティ賢者&ナース!による、“勝つのはどっちだ! 早押しクイズ対決!!”を行いまぁすっ!!』
ワアアアアアアアァァ――ッ!! ヒュ――ヒュ――ッ! パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ……!!
恒子『司会進行はワタクシ! MTV(魔界テレビ)アナウンサー、福与恒子が務めさせて頂きますッ! どうぞヨロシクゥ!!』
憩「ん…? あんた、タ・コース国の勇者権争奪マッチで司会しとらんかったっけ?」
恒子『細かいことは気にしない!w さああぁ、ではでは始めるぞォッ!!』カッ
176 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2018/12/01(土) 19:39:55.23 ID:wfQjKeDg0
恒子『まずはルールから! っていってもまあ、カンタンだけどねっ!』
恒子『クイズは早押し式! スクリーンに出てきた問題を、分かったら赤いボタンをターンとぶっ叩いて答えるアレですね!』
恒子『そして、コレは答えた人に点数が加算される方式ではなく、“答えられなかった方に罰ゲーム”が実施されるという方式なんですねェ!!』
恒子『罰ゲームは、座っている椅子に地獄の高圧電流が流されて、HPが削られるという方法…』
恒子『それでHPが減って0になって、闘えなくなった方の負け!というわけなのですっ!!』
恒子『勝負は一対二だから、二人がかりの賢者さんたちの方が有利に見えるけど…』
恒子『我らがはやり姫は何しろアイドルでありながら“魔界一の才女”と言われてますからねぇっ! クイズでは圧倒的な強さを誇りますッ!』
はやり「ふふふ〜ん♪☆」
憧(ふん… 瑞原はやり、余裕ぶっこいてるけど、クイズならお手の物…! 大賢者である私と、パーティ内で最も頭がキレる憩さんなら…)
憧(まず負けることはない!)
はやり「……☆」ニタアァ…
※各プレイヤーの現HP(電撃が流されると、HPが300減る。0以下になったら戦闘不能)
新子憧 1006
荒川憩 1291
瑞原はやり 1800
177 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2018/12/01(土) 19:42:21.65 ID:wfQjKeDg0
恒子『それでは早速第一問目ェッ!!』ポチットナ!
ヴ――ン…
恒子が手元の魔道石板を操作すると、スクリーンに問題が表示された…
憩「ん? これは・・・」
“第一問 次の数を素因数分解し、その数の和を求めよ 「8128」”
178 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2018/12/01(土) 19:43:58.86 ID:wfQjKeDg0
恒子『おおおぉ? 何コレ? これはまた、一問目から超難問…!』
恒子『こんなの暗算で解ける人いるの?』
ピンポォーンッ!
恒子『さああ! 一問目、誰が最も早くボタンを・・・って、ピンポン?』
憧「……」ゴゴゴゴオオオォ…
恒子『おおっ? もう賢者の新子選手がボタンを押している…? ちゃんと計算したの?』
恒子『で、では、新子選手、答えをどうぞ…』
憧「8128を素因数分解すると、2の6乗×127… つまりその和は、139」
恒子『・・・せ、正解です! 新子選手第一問目正解ィ!!』
179 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2018/12/01(土) 19:45:55.65 ID:wfQjKeDg0
オオオォ…! スッゲェ、サスガケンジャ! マジカ? ハヤリン… ザワザワガヤガヤ…
はやり「は、はややや…?」
恒子『いやいや、これにはさすがのはやりさんもビックリといった表情です…!』
憩「す、凄いな、さすが憧ちゃん…!」
憧「ふふ…w ま、計算なら任せてよね♪」キイィーン…!
圧倒的スピードで第一問をクリアした憧…!
そう、彼女は、能力付与の神から授けられた「集中するとスーパーコンピューター並の演算が出来る」能力を早速発動していたのである…!
180 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2018/12/01(土) 19:47:41.02 ID:wfQjKeDg0
恒子『ではでは! ルールですので、罰ゲームを実施させていただきますよォッ!!』
はやり「ひゃ…? こ、こーこちゃん、やさしく、して、ネ…?☆」ウルッ
恒子『いや、コレ、手加減とか出来ないようになってるので… お覚悟ォ!!』ポチットナ!
バリバリバリバリバリバリバリバリバリ…!!
はやり「あびゃびゃびゃびゃびゃびゃびゃびゃびゃああぁっ!!??☆」=3(HP1800→1500)
181 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2018/12/01(土) 20:10:29.32 ID:wfQjKeDg0
はやり「…………☆」プスプスプスウウゥ…
憧「うわ… アイドルが半焦げに…」アレハクライタクナイ
憩「ほ、ほんまにエンターテイナーやなぁ…」カラダハッテル…
はやり「…むふっ!☆ 大丈夫! はやりはこれくらいどーってことないよーん!☆」ヒョコッ!
はやり「次こそははやりが先に答えるからねっ! こーこちゃん、ネクストクエスチョン、カモォーン!!☆」
恒子『はい! では…第二問目は、こちらぁ!!』ポチットナ!
☆頭脳イベント発生!(ここからはレスにて、読み手の方々に答えて頂きます)
“第二問 次の三人を背の高い順に並べよ 「井上純」「姉帯豊音」「ハギヨシ」”
“第三問 「土」の右には「寿司」がある。「傘」の右には「赤」がある。では、「へそ」の右にあるのは何か? ※ヒント:答えは二文字の動物”
“第四問 「むorかorぜ」←これは、何を表しているか? ※ヒント:明華”
※お一人、二問まで答えられます。制限時間は、今日は「24:00」まで。レス締め切り後に、すぐ答え発表を書きます。
正答のレスが合った場合は、憧&憩のどちらかが答えます。(そのレスのコンマ以下が偶数なら憧、奇数なら憩が答える)
憧&憩が答えられた場合は、はやりが電撃を受け、HPが削られます。
24:00までに正答が無かった問題は、あとではやりが答え、憧&憩の両方が電撃を受け、HPが削られます。
はやりを先に0以下にすれば憧&憩の勝ち。 先にHPが無くなれば、はやりが勝って、憧と憩は両方とも戦闘不能に。
モモ救出の為に奮ってご参加下さい、どうぞよろしく!
182 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2018/12/01(土) 20:16:01.21 ID:wfQjKeDg0
しまった!
>>181
一部訂正
ד第四問 「むorかorぜ」←これは、何を表しているか? ※ヒント:明華”
↓
○“第四問 「むorいorぜ」←これは、何を表しているか? ※ヒント:明華”
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