加賀「……何をしているの、あなた達」 「「っ!?」」

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80 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/12(水) 12:45:03.15 ID:Jh11mDvFo
提督には悪いと思いながらも積年の恨みは消えない
何かあったときは提督だけは助けられないかと考えている
81 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/12/12(水) 13:15:53.34 ID:mSEdSJXoO
提督の優しさに、私は今この人を裏切っているのだという罪悪感に駆られる
ひょっとすると提督もいつぞやの士官のように私を、アイヌを蔑んでいるのでは…という考えが頭をもたげるが、彼に限ってそんなことはない!ない筈…と煩悶する
82 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/12/12(水) 17:42:32.24 ID:DSXmQ7Gw0
提督「……」

神威「……」

神威(運転する提督の横顔を見る。シサムを憎んでいる。でもこの人と戦友たちは別だった。特に提督は……)

神威「……///」

神威(この人惹かれている自分が居る。この恋心を自覚したのはいつからだろう?いつか成就する日がくるのかな?くるといいな)

神威「っ……」

神威(……なんて。スパイのくせに私は何を言っているんだろう。私が流した情報で提督に危険が迫るかもしれないというのに)

神威「いっそ、二人でどこかへ逃げられればいいのに……」ボソリ

提督「うん?何か言ったか?」

神威「っ!?い、いえ、何でもありません。ただの独り言です、ごめんなさい……」

提督「そうか?ならいいが……」



天龍「寒ぃ!!風強ぇ!!本当に何か居たのかよ!?そもそも補給艦とか潜水母艦もいないのにUボートがこんなところまで来られるのか?」

秋津洲「本当に潜水艦娘が居たかも!!大艇ちゃんが見たんだから!!」

龍田「そうは言っても確かにこんなところまで来られるかなぁ〜?もう喜望峰から離れて吠える40度だよ?」

秋津洲「っ……でも、本当に見たかも……」

天龍「そもそも開戦当初はインド洋まで来てたらしいけどよ、イギリスのドイツ艦狩り以降はこの辺りで輸送艦の被害が出てねぇだろ?」

龍田「そうよねぇ〜……例の海域も確かに南大西洋だけど、どっちかというと中部大西洋だし……だいぶ離れてるわ〜」

秋津洲「確かにそうだけど、それでも絶対潜水艦が居るかも!!」

天龍「だといいけどよ……もうそろ日没だ一度戻って……っ!?なんだあいつら!?ってか深海棲艦じゃねぇか!!」

龍田「いつの間に……電探が無いから目視するまで気が付かなかったわ〜」

秋津洲「ど、どうしてこんなところに……?あの子たちは今、インド洋と太平洋にしかいないはずなのに……」

ドゴン ドゴン ドゴン

天龍「はぁ!?クソッ!!奴ら撃ってきやがったぞ!!」ギョッ

龍田「撃ってきたのはネ級みたい。あとはツ級、ナ級……っ!!あ、アレは……!!」ビクッ

レ級「キヒッ!!キガツイタか……ミナゴロシだ!!」ニタァ

睦月「レ、レ級!!レ級がいるよ!!」ビクッ

如月「なんで攻撃してくるのあの子たち!?」キッ

弥生「明らかに敵意がある……誤射とかそう言うのじゃない……!!」ギリッ

望月「ど、どうすんのさ……勝ち目ないどころか、逃げられるかも怪しいよ……!?」サァッ

秋津洲「あ、足の遅い私が囮になるかも……だからみんなは早く撤退して……!!」マッサオ

天龍「バカ言ってんじゃねぇ!!お前は貴重な飛行艇母艦だろうが!!オレが時間を稼ぐ!!その間にお前たちは撤退しろ!!ほら、グズグズすんな!!問答してる時間はねぇぞ!!」ドン キッ

龍田「っ!?」ビクッ

秋津洲「っ……わかった……ごめん、ありがとう……皆、反転180度!!全速力でこの海域から撤退するかも!!」ギリッ……
83 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/12/12(水) 17:46:03.69 ID:DSXmQ7Gw0
「「「「り、了解……!!」」」」

龍田「て、天龍ちゃ」

天龍「何やってやがる龍田!!旗艦の命令が聞こえねぇのか!?さっさと離脱しろ!!」

龍田「で、でも天龍ちゃんが……私も」

天龍「ふざけんな!!このぐらいオレ一人で十分だ!!いいからお前は行け、龍田!!」

龍田「天龍ちゃん……!!」マッサオ

天龍「こういう日が来るかもって覚悟してただろ!?話す時間も惜しいんだからから早く行け!!お前が居ねぇと離脱中に別の奴らに襲われたら誰が時間を稼ぐんだ!?」

龍田「っ!!」ビクッ

天龍「あばよ、龍田。いつか彼岸でまた会おうぜ。それまでは、お別れだ。元気でな。ほら、行け!!」ニコッ

龍田「……!!っ……じ、じゃあね、天龍ちゃん……」ジワァ ポロポロ ブルブル

天龍「……っ。っ!!」ジワァ ブンブン キッ

レ級「アハッ!!ヒトリでアシドメ?デキルかな?デモスキダよ、ソウイウノ!!」ニタニタ

天龍「硝煙の匂いが最高だなぁオイ!!かかってきやがれ!!オレは天龍!!帝国海軍最強の天龍様だ!!」ニタァ



秋津洲「あ、新手かも……!!」

龍田「……次は私の番だね。皆、行って。あとは頼んだよ」

睦月「た、龍田さん……」ポロポロ

如月「っ……」ジワァ

弥生「……」ツゥー

望月「なんだよ……これ……」マッサオ

秋津洲「っ……任せて……」コクリ

「「「「っ……」」」」サッ

龍田(敵に向かって転進する私を皆が敬礼で送ってくれた。私は追撃してきた深海棲艦と対峙する)

タ級「フン、ケイジュンヨウカン一隻ゴトキでナニガデキル?ウミノモクズにシテヤレ!!」ドゴォン

龍田(有視界からの敵の攻撃は、単純。構えてから少し射線を外すだけで簡単に避けられる。夜に戦艦が軽巡に不用意に近づくなんて、死にたいのかしら)

タ級「っ!?」

龍田「……」バシュバシュバシュ ドプンドプンドプン シャリシャリシャリ

ネ級「ライゲキ!!ライゲキ!!」

龍田(回避運動に入る敵。私は発射した魚雷の後を追うように突進する。距離が離れていて、夜の闇の中。そんな状況でおまけに回避しつつの敵の攻撃なんて当たらない)

タ級「アタラナイ!?クルゾ!!」

ツ級「センカンはサガレ!!ヨルのタタカイじゃジャマダ!!」

提督(ツ級が駆逐艦を連れて前に出てくる。爆音、魚雷が何本か当たった。駆逐艦と巡洋艦を何隻か沈めたけど、戦艦は無事。でもそれでいい)

龍田「うふふふ……」ドン

ツ級「シネ!!」ドン

龍田(牽制の砲撃をしつつ左にフェイントを入れつつ右へ回避。相手の砲撃を避ける。敵の水雷戦隊と同航戦)

ツ級「クソッ!!ギョライをツカエ!!」バシュバシュバシュ ドプンドプンドプン シャリシャリシャリ

龍田「あはははは!!」バシュッバシュッ ドプンドプン シャリシャリシャリ

龍田(夜戦で一人で相手が多数だからこそできる戦い方だった。統制を保とうとする敵に対して誤射を気にせず存分に暴れられる)

龍田(この距離なら改良や新開発で魚雷の速度が多少違っても関係ない。あらかじめ装填しておいた時限信管の榴弾を海に打ち込む。ちょうど魚雷が通る深度で爆発するように)

龍田(こもった爆音。直撃コースの魚雷は榴弾の爆発が発生させた水圧で早爆する。水柱が立った。それで姿を隠しながら取り舵、敵へ突っ込む)

龍田(ちょうど私の発射した魚雷の命中した音が響く。耳障りな駆逐艦の断末魔の叫び。水しぶきと硝煙の中を突っ切って、敵に肉薄)
84 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/12/12(水) 17:47:21.75 ID:DSXmQ7Gw0
ツ級「ヒッ!?イヤァアアアアッ!!」

龍田「あはぁ!!」ブン ザク

ツ級「」バシュッ

龍田(深海棲艦が可哀そうだった。艦娘と違って簡単に切れる。ツ級の首を刎ねて、そのまま駆逐艦へ砲撃)

龍田(直撃弾を受けたナ級、この距離なら容易く装甲を貫ける。口を開けてとびかかってきた一隻を避けつつすれ違いざまに真っ二つに)

龍田(残りの反撃はもう簡単に避けられる。射線に捉えられなければ当たらない。そして再装填よりも前に接近、切り伏せる)

ネ級「モラッタ!!」ドゴン

龍田(誤射する心配がなくなった重巡が発砲した。けど、その射線も駆逐艦を切り伏せてる間に確認済み。回避する)

ネ級「……!!」タラリ

龍田「お前たちは絶対に赦さないから〜……死にたい船からかかってきてね?」ニタァ ハイライトオフ



龍田「っ……」ボロッ

タ級「ハァ……ハァ……バケモノメ……コレデオワリダ!!」ボロッ ニタァ ジャキン

龍田「うふふ……天龍ちゃん……」キュッ

タ級「シn」ドガァン

龍田「っ!?……えっ」

愛宕「ふぅ……ブランクがあったけれど、まだ腕が錆びついてはなかったみたいね。無事でよかったわ、龍田。聞こえる?」

龍田「……!!っ……」フラッ バシャン

愛宕「ちょっ!?み、皆、行くわよ!!龍田を助けなくちゃ!!」

「「「「了解!!」」」」



龍田「っ……生きてる……」パチッ

秋津洲「た、龍田!!気が付いたかも!!」

龍田「……天龍ちゃん。天龍ちゃんは?」

秋津洲「っ……」

↓×1〜3 天龍は行方不明。おそらくあの状況では……と言うことを聞いた龍田の反応
85 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/12(水) 17:55:35.14 ID:Vu6kjL4MO
一縷の望みなんて甘い幻想に逃げたりはしない
天龍が彼岸で会おうと言ったならば、次に会えるのは彼岸だろう
彼女が生かしてくれたこの命は決して無駄にはしない、と零れそうになる涙を抑え決意する龍田
86 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/12(水) 18:15:19.95 ID:SEN/7YdWo
天龍ちゃんならきっと大丈夫よ。簡単にくたばるようなタマじゃないわ。そのうちひょっこり帰ってくるわよ。仲間に心配をかけないように気丈に振る舞う龍田
87 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/12(水) 18:21:26.01 ID:5y0mrd7RO
天竜が亡くなっていたら絶体にわかる
それが姉妹です魂が天竜はまだ生きていると告げていると伝える
88 :以下、名無しに変わりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/12(水) 18:22:40.97 ID:kk24rPD6O
しばらく一人にして欲しいと頼む
89 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/13(木) 03:48:18.48 ID:aANiR1GAO
この龍田の戦闘描写からしてやっぱりあのスレの作者っぽいな
90 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/12/13(木) 14:43:38.33 ID:fSriiaPY0
龍田「……天龍ちゃんならきっと大丈夫〜。簡単にくたばるようなタマじゃないわ〜。そのうちひょっこり帰ってくるから」ニコッ

秋津洲「っ!!きっとそうかも!!あの天龍がそう簡単にやられるはずないもん!!すぐ帰ってきてまた世界水準軽く超えてるからなって自慢してくるかも!!」

龍田「でしょ〜?天龍ちゃんはいつもそうだもの。一人で無理して心配かけて……でも今回は私も天龍ちゃんのこと言えないかな〜……ごめんね、少し寝てもいい?」

秋津洲「もちろん。ゆっくり休んでほしいかも。また後でね、龍田。お休みなさい」

龍田「ありがとうね〜お休みなさい〜。……。っ……天龍ちゃん……」ジワァ クシャリ ポロポロ



欧州水鬼「ザンネンながらテキにハッケンされ、シトメソコネタわ。もうコレイジョウのセンプクはムリよ。イマコソケッキノトキだわ」

中枢棲姫「モトモト、ソロソロウゴコウトシテイタ。むしろコンカイノケンがイイキッカケにナッテクレタナ」

欧州水鬼「エエ。ザンネンだけどワタシタチのセンリョクはジュウブンにカイフクシテイルとはイイガタイわ。ケド、コレイジョウはマテナイ」

中枢棲姫「アア。ヤツラのドウシウチがオワッテシマウ。カツテのツヨサがナイワレワレハはヤツラゼンインをイチドにマトメテアイテにスルのはキケンだ……」

欧州水鬼「ケド、イマならフタツにワカレテいるヤツラをヒトツずつツブせるモノね。オマケにヤツラはナガくツヅくナイランでショウモウしてくれてイルワ」

中枢棲姫「アア。アナタはタイヘイヨウで。ワタシはタイセイヨウで。ヤツラにあのノロワレタようなオモイをアジアワセテやろう!!」

欧州水鬼「モチロンよ!!オタガイにコウウンを。ツギアウトキはカッタアトか、あるいはウミノソコね」



天龍「っ……!!」ヨロヨロ

天龍『ちぃっ……ここまでかよ……龍田……悪ぃ……先逝くぜ……』ボロッ

レ級『マサカアタシがイナガラケイジュン一隻ニカンタイのハンブンがシズメラレルナンテネ。ショウジキ、ヨソウしてナカッタ!!オマエ、オモシロイな!?』ニタニタ

天龍『けっ……お前らにそう言われてもうれしくねぇよ……』ギロリ

レ級『イイネそのメ!!マダ死んでナイ!!ケドオマエはもうタタカエナイ!!アシもシニカケ!!ナニもデキナイ!!』

レ級『ダカラトドメはササナイ!!ココでアタシタチがニゲタ奴らをコロシに行くのをユビくわえてミテナ!!』

天龍『っ!!チッ……黙って行かせるかよ!!っ!!クソッ!!おい!!なんでだ!?なんで壊れるんだよ!?』ジャキッ スカスカ ギリッ

天龍『クソがっ……!!オレはまだ生きてるのに!!なんで戦えないんだよ!?なんで死ぬまで戦わせないんだよ!?』ジワァ ブチッ タラリ クシャリ ポロポロ

レ級『アレェ〜?タマでてナイミタイダケドォ?ダイジョウブカナァ〜?キヒヒヒヒッ!!ソノ顔がミタカッタンダ!!』

レ級『ココロがオレルソノ顔ガナ!!アンシンシロヨ!!ソンナザマデココラのアレタウミをコウコウできるワケナイ!!」

レ級『ドウセ沈没シテ死ヌヨ!!スグウミノソコで会えるサ!!オマエとアイツラ、ドッチがサキにシズムカナ!?バイバ〜イ!!』

天龍『ちっくしょおぉぉぉぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!』

天龍(あれからオレはひたすら北へ……陸地目指して壊れかけの機関と艤装でのろのろと進んでいた。きっと龍田たちは無事だ。オレも絶対に諦めねぇ……!!)

天龍(確かに吠える40度の海は荒れまくってたが、こちとら台風上等の帝国海軍なんだよ!!被害甚大でもこれぐらいで沈没してたまるか!!)

天龍(文字通りの疾風怒濤をいなしながらひたすら進む。一瞬たりとも気が抜けなかった。集中できなきゃ、海の藻屑になるだけだ)

天龍「どんな形であれ、せっかく生き延びたんだ……こんな所で終われるかよ……!!」キッ
91 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/12/13(木) 14:54:15.51 ID:fSriiaPY0


ザザーン ザザーン

汚っさん「……ん?」

天龍「……」

汚っさん「ひ、人か!?おい、大丈夫か!?」

天龍「……」

汚っさん「生きてはいるみたいだが……東洋人か。しかも子供だがすげぇ美人じゃねえか。おまけにいい体してやがるぜ」

汚っさん「こんな所に放置しておくわけにはいかねぇしな。これは家へ連れて行って看病してやらねぇと」ニヤリ



天龍「っ……な、なんだ?何か濡れたのが顔を……ん?犬か?」

ペロペロペロ

天龍「うおっ、ちょっ、止めろって!!口は舐めるな!!止めろ!!んっ!?んん〜〜〜!!」

レロレロ レロレロ

天龍「んん……んふ……んぐ……っは!!テメェ!!何しやがんだ!!口の中まで舐めやがって!!」ギロリ

ツンツン グリグリ

天龍「っ……そんな目で見んなよ……調子狂うな……お、なんだ?撫でて欲しいのか?そんなに胸に鼻押し付けてきやがって。やらしい奴だな。よしよし」ナデナデ

ペロペロ チュウチュウ

天龍「ってこら、舐めるなって。あっ、そこは駄目だ!!バカ!!吸うんじゃない!!あぁ!!止めろぉ!!」ビクッビクッ

グイグイ グイグイ

天龍「っ……まだ出ないっつの、まったく……あぁ?っ……谷間とかお前……とんだエロ犬だな。そんなとこまで鼻を突っ込むな。調子に乗りすぎだぞ、犬っころめ」

天龍「……って何で俺、水着なんだ?……まあいいか。ほら、もう満足しただろ?あっち行けって。しっしっ」

グイグイ

天龍「んっ、あむあむ……っ!?何だこれ!?生臭っ!!クソまじぃぞこの恵方巻!?ちょ、止めろ龍田!!んぐっ!!んん!!」

天龍「んぐっ……んん!!はへほっへいっへうはほはふは!!んあっ!!ん、んん!!じゅるっ……じゅるじゅる……っ!!この……何しやがる!?」

天龍「おいこら龍田ァ!!何とか言えよ!!なに笑ってんだ!!っていうかコレ絶対腐ってるだろ!?すげぇ生臭かったぞ!!おまけに変な汁まで垂れてくるし……ちょっと飲んじまったじゃねぇか!!」

グイグイグイ

天龍「だぁ!!もうお前はおとなしくしてろ、ワン公!!変なとこにじゃれついてくんじゃねぇ!!あっ!?ちょ、待て!!そこは止めろ!!」ビクン

クニクニクニ クチュクチュクチュ

天龍「っ!?え、て、提督……!?あ、や、ちょ、ま、待ってくれよ!!そういうのは手順があるだろ!?んっ……ふぅ……あぁ!!」ピクピクピク

クチュクチュクチュ クリクリクリ

天龍「ま、待ってくれって……あん!!バカ、提督……お前、こんな事してちゃんと責任取るんだろうな……!?はぁ!!っ……オレ、初めてなんだぞ……!!」ビクッビクッビクッ キュンキュン

ペロペロペロ レロレロレロ ジュルルルル

天龍「い、嫌、別に嫌だってわけじゃ……お、オレはその……提督のこと……っぁ!!あぁ!!や、待って!!っぁああああああああああ!!」ビクンビクン

モミモミ クチュクチュ チュッ レロレロレロ クリクリクリ

天龍「はぁ……はぁ……あぁ!!うぅ……あっ、んぁ!!や、提督……!!んっ……ふぅ……んちゅっ……じゅるじゅる……れろれろ……っはぁ……て、提督……オレ……提督のこと……好きだ……」キュンキュン

天龍「ずっと前から好きだったんだ……こんなこと初めてで……よくわからねぇんだけど……でも、オレ……提督ともっとずっと一緒にいたい……」トロン

ピトッ ズリズリ

天龍「っ!!て、提督……オレ……ああ、クソッ……顔、にやけちまう……見ないでくれ……っ!!……オレ……提督なら、いいぜ……?」ドキドキドキ



天龍「っ……ん……?」

汚っさん「おっ?起きちまったか」

どんな夢を見ていたのか忘れたが、幸せな夢だった気がする。が、今目の前にいるのは頭頂部の禿げた風呂に入っているとは思えない程汚らしくて臭い汚っさんだった。
自分は全裸な上に、体や口周りが謎の臭い透明な液体や白濁液で汚れているし、何より足を開かされて汚っさんの勃起したグロテスクなそれに自らの秘所を撫でられていて、今まさに正常位で貫かれそうになっている

↓×1〜3 天龍の反応
92 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/13(木) 14:58:49.37 ID:+vjPtB3vO
汚っさんを蹴飛ばしてパニクりながら這う這うの躰で逃げ出す
93 :以下、名無しに変わりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/13(木) 15:25:47.22 ID:ewpu4+nOO
94 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/13(木) 15:47:16.77 ID:lezzIyfdo
蹴飛ばして純潔を守らんとする
助けてくれたのか、ありがとうと吐き捨てるように呟き汚っさんの息の根を止める
95 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/13(木) 23:40:57.32 ID:bjtABGB0o
同じ艦娘は存在しない設定ですか?
96 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/12/14(金) 11:56:58.03 ID:KR+1mK0Z0
天龍『えっ……?』ビクッ サァッ

汚っさん『まあいいか』グッ ズププププン

天龍『っ……はっ……!?ぁ……私の中……入ってる……の……!?いやぁ!!』ビクン ジワァ

汚っさん(ってしちまえば後はもう楽しむだけ楽しむだけよ。女ってのはそうするために居るんだからな。こいつもヒイヒイ言わせて癖にしてやるぜ)

天龍「おらぁ!!」ドゴッ

汚っさん「うげぇっ!?」ドサッ

天龍「このクソ野郎!!何してやがる!?俺が気絶してる間に何しやがった!?」キッ ドガッ バギッ ボゴッ

汚っさん「ぐはっ!!ぐへっ!!ぐふっ!!ひぃっ……お、俺はただビーチで気絶してたあんたを助けただけで……!!」

天龍「へぇ、助けてくれたのか。それはどうも、ありがとよ」ギロリ スッ ドゴォ

汚っさん「ひでぶっ!!」ベタン



汚っさん「……」ピクッ ピクッ

天龍「……。……っ」

それは気絶していた

天龍は自分の体を確認する。服はすべて剥がれてしまったのか全裸だった。邪魔だと思って疎んでいたが、恋を知ってからはむしろ喜んでいた大きな胸
そして女として一番大切な秘所や、その周りの下腹部、太腿にどろりとした粘っこい白濁液が大量にこびりついていた
顔についた何かをぬぐってみる。不快な臭いを放つそれもまた胸や下腹部に付着したものと同様の白濁液。どうやら髪にも絡みついているようだ
唾液らしいものに汚れた口周り。そして口の中に残る今まで味わったことのない不快な味。嫌でも察してしまう。キスどころかおそらく寝ている間にフェラさせられている
絶望を覚悟して天龍は一度も自分の指以外の異物を受け入れたことのないはずのそこに付着した汚物を拭うと、自分を慰めるときのように指を中に入れた。そして心から安堵する
そこは未だに何にも犯されていなかった。天龍は改めて床に転がるそれに目を向ける。こんなものに純潔を奪われるくらいなら死んだ方がマシだと思うような不潔でハゲてるくせに体は毛深いデブだ
だが、自分はすでにこれに想い人へ捧げるつもりだったファーストキスを奪われ、体を弄ばれ、穢され、咥内を犯されている。殺意が理性を焼き切りそうだった
しかしひとまず思うがままにぶちのめした結果、天龍は落ち着きを取り戻していた。考える余裕ができている
殺してしまっていいのだろうか?無論、個人的には殺してしまいたい。しかし、いくら襲われたからとはいえ、それは殺人だ……
↓×1〜3 天龍の行動

>>95 そうです。陽炎、抜錨しますのような感じです。艦娘は適正のある人間で一つの艦の艦娘は同時に一人しか存在できません
滅多に戦死することはありませんが大破進撃のような無理をさせたり、あるいは地上で攻撃されたりして戦死した場合には他の適正ある人間が新たにその艦娘になります
しかし訓練には年単位で時間がかかるので戦死してしまうと艦娘が支配者たる海の戦いにおいて致命的な事態となってしまうでしょう
 
97 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/14(金) 12:36:13.56 ID:TG8bgLgGO
手を下すのは流石に気が引けるが、何もせずに放置するのも癪に障る
とりあえず汚っさんを拘束した上で何か使えるものを汚っさんの根城から拝借していこうか
98 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/14(金) 12:39:24.44 ID:xXSbA1U6o
コイツ……!ずっと俺が大切にしてきたものを汚しやがって!気持ちわりぃ……!うえっ!ペッ!ぺっ!とりあえずコイツは絶対に動けねえようにふん縛っておくとするか。それになにか着るものも探さねえとな
99 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/14(金) 14:19:50.41 ID:QQr2UWx5O
不快ではあるが一番大切なところは穢されていない。汚っさんを拘束するなりで身動きを封じ、身体を洗ってから服を拝借し鎮守府へ戻ろうとする
100 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/14(金) 23:28:30.00 ID:BANaaxUCo
もう長良と扶桑はパートナーみつけた感じか…残念
101 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/15(土) 00:25:36.43 ID:E8KtmjkYO
最終手段NTRがあるじゃろ
102 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/12/15(土) 15:03:49.34 ID:lAPHAYUx0
天龍「ちっ……ぶっ殺してやりてぇとこだけど、オレは軍人だ。敵を殺しはするが、殺人は犯さねぇ。命拾いしたな」

天龍(散らかり放題の部屋の中からとりあえず手足を縛るのに十分な汚れたタオルを見繕ってそれを拘束した)

天龍(我を忘れて思いっきりぶちのめしちまったが、まあこの程度なら死なねぇだろ。とりあえず、体を洗いたい)

天龍(……と思ったがここ、水道ねぇじゃん!!クソッ……それならアレがあるはずだ。俺は小屋から出てアレを探しに行く。夜か……あれからどのくらいたったんだ?)

天龍「おっ!!あったあった!!」

天龍(月明かりのおかげでそこそこ明るい。俺は見つけた貯水槽から水を汲んで浴びる。石鹼が欲しいとこだが、当たり前のようにありやがらねぇ)

天龍「くぅ……!!冷てぇ……!!」ザパァ ゴシゴシ

天龍(何度も何度も水を浴びて髪と体を洗う。……まあ、これぐらいでいいだろ。さて、どこだよここ。海沿いみたいだが……町や村どころか見渡す限り人家が見当たらねぇじゃん……)

天龍(記憶が朧げだが陸までは辿り着いた気がする。おそらくなんとか浜辺に上陸したあたりで気絶してアレに拾われたんだろうな)

天龍「ん〜……」

天龍(天測しようにも道具も失くしちまったみてぇだし……見える星からして南アフリカのどこかだとは思うんだけどな……)

天龍(そもそも、あの状態じゃ間違っても南米までたどり着けるわけがねぇしな。ちっ……気が乗らねぇが、アレが目を覚ましたら聞いてみるしかねぇか)

天龍(拝借した一番マシなタオルで頭と体を拭いて小屋の中に戻る。……まだ気絶してるか。とりあえず見つけておいた下着を身に着けた)

天龍(本当は洗いたいとこだが、替えがねぇから我慢するしかない。見た目は汚れてないし、穢された匂いもしねぇしな)

天龍(制服は、まあぼろぼろだ。大破したから仕方がないとはいえ、これで市井を出歩くのは恥ずかしすぎる)

天龍(かといってこの洗ってねぇ洗濯物の山から何か適当なのを拝借するのは嫌すぎる。サイズもぜんぜん合ってねぇし。どうするかな……ん?これは……)

天龍「コートか」

天龍(ぼろぼろのクローゼットの中はほとんどがガラクタだったが、フード付きのコートが入っていた。南半球じゃもうすぐ夏だけど、制服の上にこれを着るのが一番よさげだ)

天龍「俺の体を楽しんだんだ。これぐらい安いもんだろ、お前も。ったく、いつまで寝てるつもりだ?水でもぶっかけるか」

ドガァン ドガァン ドゴォン ドゴォン

天龍「!!」

天龍(北の方から爆発音が響く。遅れて北西の方、遠雷のように遠く轟いてくる砲声は明らかに戦艦の主砲だ)

ウゥーン ウゥーン

ドガァンドガァンドガァン ドゴォン ドゴォン ドゴォン

天龍(鳴り始めたサイレンの音をかき消すように再び爆音が響き、砲声が轟いてくる!!明らかに多数の戦艦がどこかを攻撃してやがる!!)

天龍「クソッ!!」ダッ

天龍(小屋から飛び出して音のする方を見ると、海岸沿いをずっと北の方へ行ったところで地平線の向こうの空が赤く燃え始めていた)

天龍(明るくなっては消えるのを繰り返している。間違いない、味方が攻撃を受けてやがる!!おそらく深海棲艦の艦隊に!!)

天龍(俺はできうる限りの速さで桶に水を汲んで小屋に戻る。それに水をぶっかけた。びくりとして目を覚ましたらしいそれは俺にぶちのめされたのが効いてるのか呻きながら悪態をついていた)
103 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/12/15(土) 15:08:11.52 ID:lAPHAYUx0
汚っさん「っ……クソッたれ……あのアマ絶対ぶっ殺してやる……Fuck!!あいつ縛りやがったな!?」

天龍「やれるもんならやってみやがれ!!そんなことより、ここがどこだか教えろ!!」

汚っさん「お前!!ふざけんなメスガキが!!解きやがれ!!」

天龍「こっちのセリフだRaper!!黙れ!!聞け!!」

汚っさん「っ!!」

ウゥーン ウゥーン ドガァンドガァン ドゴォン ドゴォン

汚っさん「……!?」

天龍「分かったか!?敵の攻撃を受けてんだ!!深海棲艦だ!!脳ミソ無さそうなお前でも知ってるだろ!?」

汚っさん「マジかよ……」

天龍「ここから北に行ったところだ!!ここはどこであそこはどこだ!?教えろ!!」

汚っさん「こ、ここはケープタウンの郊外だ。南に少し行ったところで、ちょうどLlandudno とケープタウンの中間地点ぐらいの場所だ……」

天龍「ってことは奴らケープタウンを攻撃してるのか……っ、ラジオか何かないのか!?こんな攻撃されてんなら何か放送されてんだろ!!」

汚っさん「あんた一体何者なんだ……!?」

天龍「知る必要はねぇよ!!いいから早くラジオをつけろ!!」

汚っさん「ち、ちょっと待て……!!」

天龍(のろのろと起き上がったそれはガラクタの山からラジオを取り出すとスイッチを入れた。予想通り、警報が流れ始める)

『……されました。非常事態宣言が発令されました。国民の皆様は至急、海岸から離れて内陸へ避難してください。現在、我々は深海棲艦の攻撃を受けています』

『西ケープ州は全域に避難命令が出されています。シモンズタウン海軍基地、ケープタウンは放棄されました。繰り返します。繰り返します。非常事態宣言が発令されました。非常事態宣言が〜』

天龍「いつから非常事態宣言が出てんだ!?何で気が付かなかったんだよテメェは!!」

汚っさん「し、知らねぇよ!!少なくとも昼頃はこんな放送流れてなかった!!お前を拾った後は万が一にも起きないようにラジオは消してたから分からねぇ!!」

天龍「っ……!!」

天龍(ともかくシモンズタウンの拠点はもう放棄されたみてぇだし、ケープタウンだってあの様だ)

天龍(となればさっさとこんなとこから逃げるしかねぇ。表に車もあったしな。とりあえず内陸に逃げれば陸路でマッサワの拠点まで行けるはずだ)

汚っさん「お、おい!!早く解いてくれ!!まさかお前、俺を置いていくつもりじゃないだろうな!?」

天龍「解く訳ねぇだろ!!だがまあ、安心しろよ。俺は民間人を見殺しにはしねぇ。テメェは憲兵か警察に突き出してやる!!」
104 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/12/15(土) 15:36:21.60 ID:lAPHAYUx0


駆逐古姫「……行方不明だった同胞たちから連絡があった。皆、何処へ消えたのかと思っておったが南極に潜んでいたらしい」

「「「「っ!!」」」」

駆逐古姫「皆は今まで力を蓄えておったそうじゃ。海難事故を装って輸送船や商船を沈め、厚い氷に覆われた大陸を海から掘り進んで資源を集めながら」

中間棲姫「そうですか……それで、内容は?」



空母棲姫「彼女たちがそれぞれ太平洋と大西洋で奇襲をしかけるから我々にも同時に蜂起して欲しいとのことよ」

戦艦水鬼「なるほどね……ここでもし我々が蜂起すれば確かに勝てるかもしれない。皮肉な事に、同じ側に立って『艦娘』のこともよく理解できた」

軽巡棲姫「もう『艦娘』はあの時のように恐ろしい不死身の化け物ではありません。やりようはいくらでもあります」



南方棲戦姫「……今こそ、本来の目的を果たす時なのかもね。私たちは好きでこうしてるわけじゃないわ」

空母水鬼「確かに。最期まで戦って滅びるか、敗北を受け入れて生き延びるかと問われて仕方なく敗北を受け入れた」



戦艦棲姫「た、確かに望んだ結果じゃないかもしれないけれど、悪くない!!いいえ、私たちが求めていたのは勝利じゃなくてこれじゃないの!?」

防空棲姫「嫌なことをしてくる人もいるけど、でも日本の人たちは私たちを信じて受け入れてくれたよ……!?なのに裏切るつもり……!?」



駆逐古姫「どちらにせよ、決断しなくてはなるまい。同胞たちに応えて立ち上がり、為すべきことを為すために肩を並べて戦うのか」



空母棲姫「それとも、同胞たちを見捨てて砲をむけ、私たちの新しい居場所を守るために立ちふさがって戦うのか」

↓×1〜3 南極に潜んでいた深海棲艦の参戦要請に対する日本に帰化していた深海棲艦たちの反応を太平洋とインド洋でそれぞれ
※太平洋の深海棲艦勢の旗艦は駆逐古姫で、インド洋は空母棲姫
105 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/15(土) 16:18:32.22 ID:Ki4CwUvEO
大抵の深海棲艦は賛同する。しかし戦艦棲姫やヲ級の一部は反対、この事を密かに提督に伝えようとする
106 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/15(土) 16:35:51.68 ID:t1BKIoxLo
旗艦は双方とも反対するも、提督と関わりの薄い深海棲艦たちの賛同を抑えきれない
107 :以下、名無しに変わりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/15(土) 16:37:40.67 ID:46LoSmeZO
駆逐古姫
同胞に砲口を向けるのは複雑な心境ではあるが、絶体絶命の窮地を救ってくれた提督に対して恩を仇で返す訳にもいかない
“かつての”同胞に対して人間側の旗印を掲げるという最後通牒を申し渡す

空母棲姫
ギリギリまで返答を引き伸ばした上で、開戦後は消極的参戦として人間側に着く決断を下す
108 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/12/17(月) 11:58:42.00 ID:0tkgDfmn0


ドイツ高官「Mein Führer, 新しい情報が入りました。連合国軍に対して深海棲艦が南極から大規模な攻撃を開始したとのことです」

総統閣下「何だって?それは確かなのか?」

ドイツ高官「間違いありません。連合国軍は現在危機に陥っている模様です。その影響でソ連も動きが鈍りました」

総統閣下「素晴らしい!!我がドイツにとってこれほどの好機はないだろう!!すぐにアフリカ軍団の撤退を強行するのだ!!」

総統閣下「彼らが戻れば東部戦線を立て直すことができる!!そして再び攻勢へと移れるだろう!!東部戦線の主導権を共産主義者どもから奪い返すのだ!!」

ドイツ高官「恐れながら申し上げますが、これは全人類の危機です。この機会に停戦を呼び掛けてはいかがでしょうか?」

ドイツ高官「連合国やソ連と協力して深海棲艦を撃退するのです。そうすれば彼らの我が国への印象が改善されるでしょう。和平交渉の余地が生まれるはずです」

総統閣下「Nein!!イギリスはともかくソ連や日本と交渉など考えられん!!私は命令を下した!!今すぐ実行せよ!!」ダンッ



ソ連軍司令官「わ、私は……無能な指揮官で……多くの同志を稚拙な作戦で失いました……司令官としてふさわしくありませんでした……」ボロッ タラリ

ソ連軍司令官「また……ファシストのスパイでもあり……ドイツの諜報機関と結託し……スパイ活動をしていました……」

政治将校「このように将軍は自白した。さらに将軍は先のクリミアの戦いで海軍が危険をものともせず敵海軍を撃退して潤沢な火力支援を提供したにも関わらず敗北した。同志、証言を」

タシュケント「はい、同志。彼は我々が反撃にあいながらも制海権を確保し、ドイツ軍陣地に砲撃を加えて支援したにもかかわらず前進しませんでした」

タシュケント「意図的であったとしか思えません。その結果、我々は無視できない損害を受けたにもかかわらず陸では何の成果も得ることができませんでした」

ソ連軍司令官「っ!?っ……」ギリッ

政治将校「ありがとう、同志。その結果、南部方面軍の進撃は阻止されてしまった。中央や北方では前進を続けているというのに」

政治将校「偉大なる祖国はこの事態を深刻に考えている。貴方が祖国にもたらした重大な危機と敗北を重くとらえ、粛清を決定した」

ソ連軍司令官「なっ!?や、約束だったはずだ……命は助けると……!!」

政治将校「早急にこの男を銃殺刑にしろ。連れていけ」

ソ連軍司令官「自白すれば命は助けると約束したはずだ!!」

ソ連兵「黙れ!!来い!!」ドガッ グイッ

ソ連軍司令官「っ……敵の防衛陣地は堅牢で……あの程度の砲撃ではびくともしなかった……あそこで攻勢をかけたら夥しい死傷者が出ていた……!!」ドサッ ズルズル

ソ連軍司令官「君も見たはずだ!!敵の阻止砲火が我々の陣地を襲っているところを!!私は決して祖国に背いてはいない!!祖国の為にやれるだけのことをした!!」

タシュケント「……」チラリ

政治将校『奴の粛清は党からの命令だ。奴は無能で、深刻な裏切りがあった。君は奴が攻撃を受けていたことを決して証言せず、奴が無能だったと証言しろ』

タシュケント『わかりました、同志。すべて祖国の為です。同志たちのためにあたしにできることならどんなことでもしてみせます。まかせてください』

タシュケント「いや、見てないな。貴方は錯乱しているよ、将軍」プイッ

ソ連軍司令官「嘘だ!!私は君と無線で通信もしたはずだ!!君に火力支援を要請した時に阻止砲火が酷く前進できないと言ったはずだ!!」
109 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/12/17(月) 12:02:11.09 ID:0tkgDfmn0
ソ連軍将校「……それは本当か、同志?」

タシュケント「全く覚えがありません。彼は明らかに責任転嫁を図っています」

ソ連軍司令官「嘘をついている!!お前は嘘をついている!!」

政治将校「黙らせろ」

ソ連兵「口を閉じてろ!!裏切り者、反逆者め!!」ドガッ バギッ ドガッ

ソ連軍司令官「っ……なぜだ……私は……祖国の為に……」ガクッ

政治将校「後任については連絡通り少将が指揮を引き継ぐことになっている。では解散にしよう。……ああ、同志タシュケント。君は待ってくれ」

タシュケント「どうかしましたか、同志?」

政治将校「君には新たな命令がある。大西洋へ向かってもらうことになった」

タシュケント「大西洋ですか?」

政治将校「そうだ。大西洋で連合国が危機に陥っているらしい。敵は深海棲艦だ。南極に敵対的な残党が潜んでいたそうだ」

政治将校「その影響で祖国への支援物資の輸送が止まっている。一大事だ。早急に事を解決しなくてはならない」

政治将校「また、それに祖国が貢献したことを示す必要もある。君にはすでに派遣している同志ガングートと合流し、彼らの作戦に協力せよ」

タシュケント「了解しました、同志。大西洋へ向かいます。必ずや祖国の期待に応えて見せます!!」



スウェーデン海軍士官「君は義勇軍としてアゾレス諸島へ派遣されることとなった。ただし、相手は深海棲艦だけだ。枢軸国との戦闘は禁じる」

ゴトランド「了解。派遣先は王立海軍?」

スウェーデン海軍士官「その予定だったのだが、イギリスはアゾレスから撤退した。派遣先は大日本帝国海軍となる」

スウェーデン海軍士官「彼らはアゾレスで深海棲艦を食い止めるために決戦を行うらしい。君もその決戦に義勇軍として参加するんだ」

ゴトランド「決戦、ね……大丈夫かしら……でもまあ、あのツシマ海戦で有名な帝国海軍と肩を並べて戦うことができるのなら、それはそれで勉強になるかもね」



提督(秋津洲たちが発見してくれた敵対的な深海棲艦は南極を拠点に潜伏しつつ戦力を再編、拡張しながら機を待っていたようだ)

提督(奇襲される前に発見できたことで全世界へ警告を発することはできた。しかし奴らも愚かではないようだ)

提督(こちらの態勢が整う前に侵攻を開始してしまった。深刻な事態だ。主に太平洋が酷い。ニュージーランドとは連絡が取れない)

提督(オーストラリアももうだめだろう。現在、敵は大日本帝国領南洋諸島に侵出してくる勢いだ)

提督(我々はイギリスや撤退してきたオーストラリア、ニュージーランドの海軍と協力して深海棲艦をそこで迎え撃つ構えだ)

提督(また、アメリカが支配する太平洋と大西洋をつなぐパナマ運河に対しても太平洋と大西洋の両側から深海棲艦は攻撃を仕掛けた)

提督(貧弱な現地の防衛軍は壊滅し、これにより我々は太平洋と大西洋を繋ぐ海路をすべて失うこととなってしまった)

提督(現在、アメリカ軍は本土で待機していた全艦隊をもってパナマを取り戻すべく激しい戦闘を繰り広げている。そして一方、大西洋では……)
110 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/12/17(月) 12:07:36.36 ID:0tkgDfmn0
神威「て、敵は大規模な侵攻を継続しています。その目標は間違いなくここ、アゾレス諸島です!!」

神威「敵にとってここは欧州への侵攻にも北米への侵攻にも使える橋頭堡となる拠点です。そして何より行く手を遮る場所にあります。是が非でも落とそうとするでしょう」

神威「私たちの戦力は多くありません……しかもそのほとんどが駆逐艦で、あとは海防艦と軽空母、水上機母艦と練習巡洋艦が少し」

神威「重巡と軽巡に至ってはそれぞれ愛宕さんと龍田さんしかいません……増援を要請しようにも、太平洋での深海棲艦の活動により日本本土が危機に陥っています」

神威「本土防衛に戦力を回さなくてはならない為、戦力に余裕が無くてこちらへ増援は出せないそうです……」

神威「……さらにイギリス軍は敵の規模が大きく、また現在枢軸国の活動も激化しているいためにアゾレス諸島を放棄して撤退することを決定しました」

神威「彼らは艦隊を本土へ引き上げたのち、枢軸国を抑えてからアメリカと連携して北大西洋で深海棲艦を迎え撃つそうです」ジッ

提督(秘書艦をしてくれている神威が現在の状況を説明してくれる。だがその声は震え、不安そうに俺を見つめていた)

提督(状況は限りなく悪かった。欧州水鬼率いる大艦隊がアゾレス諸島攻略を目指して侵攻してきている。彼我の戦力差は圧倒的だ)

提督(おまけに神威は知らないが味方の深海棲艦たちに不穏な動きがある。彼女たちは同胞である深海棲艦の決起に触発されて反旗を翻そうとしているようだ)

提督(彼女たちの旗艦である駆逐古姫や空母棲姫がそれに反対して何とか押しとどめようとしているらしいが、抑えきれないようだ)

提督(あの子や戦艦棲姫、防空棲姫を始めとして俺に忠実な子は何人か居る。空母棲姫や駆逐古姫のようにこちら側の子も少なくはない。しかし、全体的に考えて少数派でしかない)

提督(彼女たちが武装蜂起して我々と戦闘状態に入るのも時間の問題だろう。もしそうなってしまったら……考えたくもない)

提督(彼女たちを併合するきっかけとなったのは俺自身だ。責任がある。それに何より彼女たちが反乱を起こしたら、あの子たちの命が危ない)

提督(俺はそうなる前に何とかしなくてはならない。しかし、だからと言ってここにいる神威や鹿島、皐月や如月たちを犠牲にするわけには絶対にいかない)

提督「彼らの慎重さは充分理解できる。ここで大英帝国の運命を賭けてまで決戦するべきではないと判断したのだろう」

帝国海軍士官「申し訳ありませんが、提督。大本営は早急な回答を必要としています。場合によっては大西洋どころか欧州からの一時的な総撤退も視野に入れているのです」

帝国海軍士官「貴方が使える戦力は現有のもので全てです。その戦力でアゾレス諸島を防衛できますか?」

提督「勿論だ」キリッ



提督「さて諸君、戦況は圧倒的に不利だ!!決戦など挑んでも勝ち目があるとは思えない!!……誰もがそう思うかもしれない」

提督「だが、勝ち目はある。むしろ勝率は高いぞ?敵は長く戦闘を経験していない。その練度はそこまで高くないはずだ」

提督「そして何より今回の決戦は文字通りの純粋な艦隊決戦となる。敵には何隻もの戦艦が居る。巡洋艦も駆逐艦もだ。だが、空母は少ない」

提督「砲雷撃戦で雌雄を決することになるだろう!!そしてここにいる諸君らの本分はその艦隊決戦だと信ずるが……どうだ、神風?睦月?」

神風「もちろんよ。もうとっくに準備はできてるわ、司令官」ゾクゾク キリ

睦月「負ける気がしないのね!!てへっ♪」ニタァ

提督(そう頼もしい返事をしてくれる二人だけでなく、睦月型や神風型の子たち全員の目が爛々と輝いていた。それは紛れもなく駆逐艦娘の目だ)

提督(この日を待っていたと心から喜び震えている。船団護衛でなく、艦隊決戦を。敵を屠ってやろう、戦艦を喰らってやろうと昂っていた)

提督「よろしい、ならば決戦だ。安心してくれ。何も水雷戦隊だけで無謀な突撃をさせようとしているわけではない。強力な援軍がすぐに到着する」
111 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/12/17(月) 12:09:07.23 ID:0tkgDfmn0


提督「Bienvenue aux Açores(ようこそ、アゾレス諸島へ), リシュリュー。この間ぶりだな」

リシュリュー「Merci, Amiral. Commentallez-vous(ご機嫌いかがかしら)?」

提督(俺が決戦を決意した約束の援軍が到着した。元ヴィシー・フランス海軍の子たちだ。あの騒ぎの時、自由フランスの指導者たる少将と繋がりが持ててよかった)

提督(元ヴィシー組と純粋な自由フランス組の関係が良くないことはテストからの話で知っていた)

提督(そのせいで自由フランス海軍の司令官が元ヴィシー組を持て余していたことも。戦力が足りないなら、集めればいい)

提督(上を通している暇はなかった。俺は個人的に少将に連絡をとり、彼女たちを遠征軍として派遣してくれるよう要請したのだ)

提督(少将も俺の実績は高く評価してくれていた。そしてアゾレスの決戦でフランス艦隊が活躍することを強く望んでいた)

提督(その結果がこれだ。艦隊決戦における最高戦力が重巡だった我が艦隊に最新鋭の戦艦が加わった。リシュリューと挨拶を交わす)

提督「君がこの戦いにおける文字通りの要となるだろう。頼りにさせてもらうぞ」

リシュリュー「ええ、任せて頂戴。……けれど、私たちが来てもまだ戦力差は圧倒的だとおもうけれど」ジロリ

提督(リシュリューはじっと俺の目を見つめていた。そこには不信が込められていた。戦って死ねと言うつもりかと疑っているのだ)

提督「安心してくれ。勝ち目のない戦いはしない。俺の一番大事な役目は戦闘前にどれだけ勝てる要素を集められるかだ。そしてそれはまだ終わっていない」

リシュリュー「そう……」

提督(俺はまっすぐとリシュリューの目を見てそう答えた。が、リシュリューの不信はなおも消えないようだった)

提督(初めは信用されていないのかと思った。しかし気が付く。どうやらリシュリューは疑心暗鬼になっているようだ)

提督(運命のいたずらに弄ばれて酷く傷つき、弱っているのだ。ただ純粋に目の前の女の子にできる限りのことをしてあげたいと思った)

提督「……リシュリュー。俺は君の能力を高く評価している。戦艦娘としての戦闘力はもちろんだが、何よりその人となりをだ」ジッ

リシュリュー「……」

提督「そんな君が理不尽な世の中に翻弄されてこのようなことになってしまっているのは心が痛む」

リシュリュー「っ……貴方に何が分かるのかしら、Amiral……私と違って華々しく活躍している貴方に、私の何が理解できるというの……!?」ピクッ ギロリ

提督(俺を鋭く睨みつけたリシュリューが押し殺した声でそう呟く。俺はそんなリシュリューの視線を正面から受け止めながら言葉を続ける)

提督「理解できるとは思っていない。だが、してあげられることはある。リシュリュー、君に必ずや勝利と名誉を捧げてみせる」
112 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/12/17(月) 12:09:49.44 ID:0tkgDfmn0


リシュリュー(私は、腐っていた。海での戦いはもう決着したも同然だった。私の出番はなかった)

リシュリュー(ヴィシーの時にはヤマトを大破させたりとそれなりの戦果を挙げていたけれど、今やそれは無かったことになっている)

リシュリュー(私は戦艦娘だから、必要とする物資の量も多かった。それに加えてヴィシーから合流した私たちと元から自由フランスにいた子たちとの対立)

リシュリュー(今や私は何もすることが無い。出撃することすらなくなった。自分の運命を呪わずにはいられなかった)

リシュリュー(私は自分に自信を持っている。ヤマト?アイオワ?それともキング・ジョージ5世?あるいはリットリオかビスマルク?いいや、違う。最強の戦艦は私だ)

リシュリュー(軍人としても私は正しくあったと誰にでも誇れる。なのに不条理の挙句の果てに私は……)

リシュリュー(このまま自分の能力を十分に発揮することもできずに、こうして何も為さずに消えていくしかない……そう思っていた)

提督「理解できるとは思っていない。だが、してあげられることはある。リシュリュー、君に必ずや勝利と名誉を捧げてみせる」

リシュリュー「……!!」ドクン

リシュリュー(私は……ずっと誰かにそう言ってもらいたかった……その言葉が矢となって私の胸を貫くのが見えた気がした)

リシュリュー(残酷だった。今、私の心を奪ったこの人はもう既に他の女の……テストの……私は何とか感情の嵐を抑え込んで自分を取り繕う)

リシュリュー「……なら、捧げて見せて頂戴」ジッ



ガングート「紹介する。彼女は同志タシュケントだ。黒海艦隊の所属で赤色海軍が誇る優秀な艦娘だ」

タシュケント「Здравствуйте(こんにちは)!!嚮導駆逐艦、タシュケント、はるばる来てみたよ。よろしくお願いするね、提督!!」ニコッ

提督「Добро пожаловать на Азорские острова(アゾレス諸島へようこそ).ソビエトからの援軍に感謝する」ニコッ

提督(俺の目の前で人懐っこそうに微笑む少女はソ連から新たに送られてきた遠征軍だ。もこもことした黒いУшанкаを被り、空色のケープを羽織っている)

提督「私は大日本帝国海軍の提督だ。今回の戦いの指揮を執ることになっている。よろしく頼む」

タシュケント「貴方の活躍はよく聞いているよ。アルハンゲリスクの英雄なんだって?そんな凄い人の指揮下で戦えるなんて光栄だな!!」

提督「君の期待を裏切らないように頑張らなくてはな。さて、では早速だが状況を説明しよう」



ガングート「ああ、同志タシュケント。私は彼に話があるんだ。先に部屋へ行っていてくれ」

タシュケント「そうなんだ?了解。先行ってるよ、同志ガングート」

提督(説明が終わって神威に二人の部屋まで案内してもらおうとしたら、ガングートがそんなことを言う)

神威「では行きましょうか、タシュケントさん」

タシュケント「うん、お願いね」

提督(二人が部屋を出ていく。その瞬間、ガングートは音がしないように鍵を閉めるとそのまま静かに俺の胸に飛び込んできた)

ガングート「あぁ……これだ……貴様の匂い……貴様の温もり……ここが私の居場所だ……」

提督「すぐに会えてよかった」

ガングート「何度命令を無視して貴様についていこうかと思った事か……」

提督(左遷された俺にガングートはついてきたがった。しかし地中海の戦いが佳境だったためにソ連はガングートにそこで戦果をあげさせたがったのだ)

ガングート「……」ジッ

提督(ねだるような視線、俺はガングートの顎に手を添えて上げさせる。ガングートが目を閉じた。唇を奪う)

提督「……っ。少しなら時間をとれる」スッ

ガングート「んっ……///来てくれ、提督」キュンキュン
113 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/12/17(月) 12:11:11.41 ID:0tkgDfmn0


提督「っ……ふっ……!!」パンパンパンパン

ガングート「あぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!激しい!!激しすぎるぅ!!」ビクビクビク

提督(決戦を前にして俺も昂っていたらしい。獣性に任せて立ちバックで乱暴にガングートへ腰を打ちつける)

提督(我ながら雑だった。ガングートの下着の中に手を入れてそのまま秘所を弄りガングートの体をできあがらせる)

提督(そして切なげに喘ぎを漏らし、甘えて体を摺り寄せてくるガングートに手を机につかせて腰を突き出す様に命じた)

提督(独りよがりなかなりひどい扱いだったが、ガングートは俺を見つめると文句も言わずに素直に従った)

提督(そんな彼女に俺はスカートをめくり下着を太腿までズリ下ろすと本能のままにぶち込んでいたのだ。自己嫌悪するが、それ以上の満足感を覚える)

提督「ほら、お前にくれてやるぞ、ガングート……!!もっといい声でないてみろ!!」

ガングート「あんっ!!んぁっ!!あぁっ!!!!お、おくっ!!おくこわれちゃうっ!!ていとくっ!!もうゆるしてくれぇ!!」キュンキュン

提督(ガングートの頭を掴んで机に押し付ける。まるでレイプしている気分だった。俺はガングートの体にのしかかるとフィニッシュをきめる」

提督「ほら……受け取れっ!!」ドチュン ビュルルルルルル

ガングート「くぅうううううううううう!!わたしのおく……あついのたくさん……もうとっくにあなたのものになってるのに……もっと染められる……」ビクンビクン

提督(心地よい射精感。俺の体の下でびくびくと震える女体。俺は心から満足した。が、押さえつけられて跡が残ったガングートの頬を見て我に返る)

ガングート「はぁ……はぁ……」

提督「っ……すまない、ガングート……」

提督(すぐに消えるだろうが、それほど強い力で硬い机に押し付けたのだ。こんな女の子を。激しい後悔に襲われる)

ガングート「い、いいんだ……決戦を控えて貴方は荒ぶっているのだろう?ならそれを沈めるのが女の役目だ」ニコッ

提督「そう言って慈母のように微笑むガングート。たまらなく愛おしくなる。俺はモノを引き抜くと、ガングートをこちらに向かせる)

提督「そうだな……君のような美しい乙女の役目だ。っ……」

ガングート「んっ……ちゅ……れろえろ……」

提督(そして唇を交わして濃厚に舌を絡ませ合う。そしてそのまま二回戦へともつれ込んだのだった)



提督「Välkommen till azorerna(ようこそアゾレス諸島へ)!!……Maybe it`s wrong pronounce(もしかしたら発音が間違っているかもしれないが)」

ゴトランド「Ja!!Tack så mycket!!(そんなことないわ、どうもありがとう!!)スウェーデン語を話せるのね?」ニコッ

提督「付け焼き刃だよ。挨拶ぐらいしか話せないし、聞き取るのも苦手だ」

ゴトランド「それでも十分よ!!スウェーデン語で話そうとしてくれてとてもうれしいわ!!アリガト!!……あってる?」

提督「ああ、上手いものだよ。こちらこそありがとう、日本語で話してくれて」ニコッ

提督(よし、掴みはなかなかいいのではないか?お互いに自己紹介を始める。彼女はゴトランド。スウェーデンからの義勇軍だ)

提督(深海棲艦の侵略に対して各国が義勇軍を送ってくる動きがある。彼女はそうして送られてきた義勇軍第一号だ)

提督(そしてアゾレスの決戦に唯一間に合いそうな義勇軍だった。ふむ、航空巡洋艦か。水上機持ちが少ない今回の戦いでは貴重な偵察要員になってくれるだろう)

提督「では戦況の説明をさせてもらう」

ゴトランド「よろしくお願いします」ニコッ
114 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/12/17(月) 12:12:33.05 ID:0tkgDfmn0


提督(出撃予定日の一日前。俺は決戦を中止しようかと思っていた。俺が決戦を決意した二つの増援のうち、片方が到着していなかったからだ)

提督(今考えれば我ながら緊急事態にかまけてだいぶ無茶なことをしていた。後々問題にされるかもしれない)

提督(だが、躊躇いはなかった。この一戦に全てがかかっていると言っても過言ではないのだ)

提督(少なくとも、アゾレスで敵を食い止められなかったら深海棲艦との内乱が起きるのを止められないのは確実だ)

提督(しかし、だからと言ってここにいる勇敢な子たちに向かって食い止められれば何とかなる。だから死んでこいなどとは命令できない)

提督(想定していた戦力を確保できなかった以上、作戦は中止するべきだった。そう、この瞬間までは)

提督「Benvenute!!よく来てくれた!!本当に間に合ってよかった!!」

ザラ「Scusa, sono in ritardo(遅れてごめんなさい)……出るときいろいろ問題があって……出発した後も飛行機が故障したりするし……」シュン

ローマ「まあ、間に合ったのだからいいでしょう?イタリア女が時間に遅れてくるのは当然だもの」キロリ

提督(La Regia Marinaの捕虜たちの中から志願者を募って編成した義勇軍だった。相手が深海棲艦であることもあり、捕虜の半数が志願してくれたのだ)

提督(せめてザラとポーラ、イタリアとローマが来てくれればと思っていたが、予想以上の志願者が集まることとなってくれた)

提督「気にしないでくれ。もともとかなり際どい計画だったし、ローマの言う通り間に合ったのだからあとはどうとでもなる」

ポーラ「そう言ってくれるとありがたいですぅ。とりあえず再会祝いに呑みましょうかぁ?いいワインがあるんですよぉ」ニコッ スッ

ザラ「ちょっとポーラ!?」キッ

提督「そうだな。24時間後には出撃になるが、少し飲むくらいなら大丈夫だろう。飲みすぎて出れないというのは困るが。だがその前に状況の説明をさせてもらいたい」ニコッ

イタリア「……」ジッ



イタリア『そんな事、どうでもいいです。私は貴方に愛してもらえればそれで満足ですから///』

提督『……!!……すまない』カチャカチャ スクッ

イタリア『ぁ……提督?』

提督『……』スタスタスタ

イタリア『提督!?っ!?ま、待ってください!!』グググッ ズルズル

提督『その気持ちは……君の本心じゃなかったかもしれない……本当にすまない。ではな』

イタリア『提督!!』

ガチャン

イタリア『……!!ど、どうして……』ガーン ジワァ

かつてイタリアは国を売った。戦友たちを売った。勿論、葛藤があった。時間が無かったとはいえ、悩みぬいたうえでの決断だった
イタリアは母国がドイツと同調して日本と戦争を始めたことをよく思っていなかった。ドイツが日本へ新型爆弾を投下して多くの民間人に被害がでたと聞いて心が痛んだ
イタリアは日本との戦争に疑問を持っていたのだった。迷いがあった。どうして日本と戦わなくてはならないのだろうと

スエズでの戦いに負けたイタリアは捕虜にされた。そんなイタリアを尋問したのは提督だった。彼女の想い人だったのだ。殺してしまったと思った。どれほど絶望したか……
その彼が生きていた。どれほど喜んだか言葉にはできない。尋問において、イタリアは提督に対して殺しかけてしまった弱味があった
その上、想い人からあんなことをされて……あんな風に愛を囁かれて……耐えられなかったのだ

もし仮に疑問を持っていなかったら。日本との戦争に納得できる理由があったら。いくら提督相手で、なおかつああいう状況だったとしても話さなかった
もし仮に相手が提督ではなかったら。自分の想い人でなかったら。日本との戦争に疑問を持っていても、絶対に口を割りはしなかった
日本に対する戦争への疑問と提督に対する想い。その二つの要因が重なってしまったからこそ、イタリアは裏切り者になってしまったのだ

しかし、そんな彼女に対して提督は誤解されかれないセリフを言い残して背を向け行ってしまった
提督はあの話をして受け入れてもらえるまで手を出さないという自分の中の掟を破った上に、イタリアを快楽堕ちさせてしまったと自己嫌悪していた
そのためにあのような態度をとってしまった。イタリアに対する失望や嫌悪は全くなかった。だが、そんなことをイタリアが知る由もなかった
養豚場のブタでもみるかのように冷たい目で私を一瞥した後、行かないでほしくて提督の名を呼んだが、それに構わず提督は行ってしまったそうとしか思えなかった
仲間を売った自分に対して失望したから行ってしまったのだとしか思えなかったのだ。提督の為だったのに……提督が自分を醜い裏切り者にしたのだというのに……

↓×1〜3 今、提督が私の目の前に……イタリアの心情と行動
※大事な作戦が24時間後に控えていることを踏まえて
115 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/17(月) 12:25:51.46 ID:dPTLiE9Vo
ポーラに同調してお酒の時間をつくる
退出際に熱烈なディープキス
お酒の席の途中、トイレに行く提督についていき個室に連れ込んで問い質す
116 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/17(月) 13:01:38.08 ID:758w68IVo
提督がなんだかよそよそしい……私はあなたのために国を裏切ったのよ?簡単に裏切る軽い女じゃないわ。すべては提督のため……なのにザラやポーラなんかとイチャイチャして。何とかして二人きりでじっくりお話ししたいけど明日の作戦前に提督のお心を乱したくない。今はこれぐらいにしておきましょうか……提督の隣にさり気なく腰掛けテーブルのしたで恋人つなぎをするイタリア
117 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/12/17(月) 13:21:51.33 ID:GUuernoho
115で
118 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/17(月) 13:22:23.45 ID:DmJiW/cEO
115と116
提督とイタリアのディープキスにあてられ、触発されるローマたち
119 :以下、名無しに変わりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/17(月) 13:26:32.48 ID:cOOd2O5rO
冷静を装って提督に近づきそれとなく本心を伝えるつもりだったが、いつの間にかお酒が進んでしまい、抑え込んでいた激情を吐露してしまう
120 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/12/18(火) 03:04:04.20 ID:aO9eXlYE0


ザラ「……提督の作戦にはいつも驚かされます。まさかそんな方法で……この作戦なら、戦力差があろうと十分戦える!!」

ローマ「……正直、提督のことが怖いと感じるときがあるわ。貴方を敵に回した時点で私たちに勝ち目はなかったのかもね」

提督「誉め言葉と受け取っておこう、ローマ。さて、君たちの練度なら心配していないが、ぶっつけ本番というのも不安ではある。演習を行おう」

ポーラ「えぇ?演習ですかぁ〜?その後に宴会の時間はちゃんとありますよねぇ?ポーラは飲まないと実力出せません〜」

ザラ「ポーラ!!」

イタリア「まあまあ。時間はあるし、適度なお酒は緊張を解してくれるわ。演習を行って問題ないようならむしろ宴会を開いた方がいいでしょう。ですよね、提督?」

提督「ああ、もちろんだ」

ポーラ「さすがイタリアさん、わかってるぅ〜!!」

ポーラ「っ……提督とイタリアさんがそう言うのなら……でも飲みすぎは厳禁よ、ポーラ!!ちゃんと見てるからね」

ポーラ「えぇ〜やだぁ〜」

ローマ「ほら、バカやってないでさっさと演習を終わらせるわよ。飲む時間が短くなるわ。行きましょ」



ガングート「Расцветали яблони и груши♪」

タシュケント「Поплыли туманы над рекой♪」

「「Выходила на берег Катюша♪На высокий берег, на крутой♪」」

占守「……」ウズウズ

ポーラ「やぁ〜!!これはポーラのです〜取らないで〜!!」ギュッ

ザラ「ダメ!!飲みすぎよポーラ!!服をちゃんと着なさい!!」ググググ

如月「こっちは如月のよぉ!!とっちゃダメなんだからぁ!!」ギュッ

睦月「だめにゃしぃ!!これ以上は飲ませないよ!!」グイグイ

朝風「どう考えてもキリンでしょ!!この深いコクとキレのある味わい!!他のビールじゃ絶対に味わえないもの!!ヱビスなんて飲めたもんじゃないわ!!」キッ

松風「どう考えてもヱビスだね!!本物のコクを知らないからそんなことが言えるんだ!!そしてこのまろやかさ!!キリンなんかとは比べ物にならないね!!」キッ

春風「まあまあ、どちらもそれぞれのおいしさがあるじゃないですか。どちらがより優れているかというのは決められませんよ」オロオロ
121 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/12/18(火) 03:11:08.03 ID:aO9eXlYE0
リシュリュー「……騒がしいわね。せっかくのフランスワインが不味くなるわ」

ローマ「なにそんな二流品飲んでるのよ。こっちの一流品のイタリアワインを分けてあげるわ。感謝しなさい」

リシュリュー「はっ?」ギロリ

ローマ「な、何よ……!?人がせっかく分けてあげるって言ってるのに!!やるつもり!?」

イタリア「……」キョロキョロ

イタリア(……提督が居ない!!な、何で……っ!!まさか提督……私たちには時間を作っておいて自分はまだ執務中なんじゃ……いえ、きっとそうだわ!!)

イタリア「っ……い、今からでも秘書艦に……」

Z3「んっ……ドイツのが一番だわ。ビールもワインも」

ゴトランド「ワインはドイツのが好きだけれどビールはスウェーデンのが一番よ」

イタリア「っ!?」

イタリア(英語だった。でも、聞き覚えのある声。そちらを見る。そこに居たのは服こそ帝国海軍の制服で、瓶底眼鏡をかけ、大きな白いサージカルマスクをしている少女)

イタリア(まるで明らかにコーカソイドである顔立ちを隠すように。赤銅色だったはずの髪も黒い。染めたのか、あるいは鬘か)

イタリア(予想通りの、ここに居るはずのない戦友がそこに居た。どうしてドイツに居るはずのこの子が……私は思わず声をかける)

イタリア「あ、貴女……マックス……?マックス・シュルツよね……?どうしてここにいるの?」

Z3「っ!?」ビクッ

ゴトランド「マックス?」

Z3「……誰と間違えているのか知らないけれど、私は大日本帝国海軍所属、橄欖型駆逐艦の一番艦、橄欖よ」

イタリア「えっ……?か、カンラン……?」

ゴトランド「?」キョトン

Z3「っ……!!ごめんなさい、ちょっと失礼するわ。来て……!!」スクッ グイッ

イタリア(戸惑う私を不思議そうに見ているスウェーデン海軍の、確かゴトランドさん。マックスが焦った様子で立ち上がるとそう言って私を引っ張っていく)

ゴトランド「え、ええ」

イタリア「ちょ、ちょっと、どうしたの……?」

Z3「……聞いて」

イタリア(廊下まで連れてこられる。人気のないそこでマックスが眼鏡を外すと至近距離で私を見上げながら囁いてくる)

イタリアはZ3から処刑されそうな提督の命を守るために脱走して、現在は提督と共にいるという今までの経緯(さすがに性的関係のことは言っていない)
そして今は戦力が一人でも欲しい緊急事態の為にドイツ系日本人の艦娘で、大日本帝国海軍の橄欖型駆逐艦、一番艦、橄欖を名乗ってこの決戦に参加するということを説明される
……いくら提督の命を守ったとはいえ、こちらも提督の為に国を売った。なのにZ3と自分とで扱いが 違 い す ぎ ないカシラ……?
↓×1〜3 イタリアの反応
122 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/18(火) 05:24:02.17 ID:KjH/6BwNo
マックスはずっと提督のそばにいたのに私はずっと一人寂しく……提督に身も心も捧げたのに。ひどい。私はあの時去って行った提督の態度にずっと傷付いたままなのに。作戦開始までにはまだ時間がある……ちょうどいいわ。提督とお会いしてからずっと体が疼きっぱなしだったの。あのひとはどこかしら?せっかくの再会ですもの。じっくりとたっぷりとその体に聞くとしましょう……マックスの話を聞いて不穏になるイタリア
123 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/18(火) 05:41:27.30 ID:7urUH1N4o
何だかもう自分があまりに蔑ろにされているように感じる…
提督への恋心をどうしたらいいのかわからなくなりかけるイタリアは失意でマックスに抱き付き泣きはじめてしまう
124 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/18(火) 05:50:16.32 ID:TVlB6bMKO
123
125 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/12/18(火) 16:50:04.45 ID:aO9eXlYE0
イタリア「……ぐすっ」ジワァ

Z3「!?」

イタリア「ど、どうして……ひっく……どうして私のことは……うぅ……」ダキッ ギュッ

Z3「っ!!……何があったのか分からないけど、きっと大丈夫よ。少なくとも提督がらみのことなら、悪いことにはきっとならない」ギュッ ナデナデ



提督(敵は我が方の4倍だった。それを、戦力的な優勢を確保しつつも密集のし過ぎで個々が最大能力を発揮することができなくなることを防ぐために二つに分けている)

提督(そしてお互いに連携できる程度の距離を保ちながらそれぞれがアゾレスに向かって分散合撃を狙って侵攻してきた)

提督(もしアゾレス到着前に我々が全戦力を以てして片方の敵艦隊を攻撃しても、相手は自軍の二倍だ)

提督(それでも一見、四倍の敵相手に戦うよりはましに見えるかもしれない。だが、実はそうとは言えない。敵艦隊は連携できる距離を保っているからだ)

提督(片方に集中攻撃を加えたとしても、もう片方の艦隊が援軍に駆けつけてくるまでに撃滅することは難しい)

提督(その場合、敵の援軍は戦闘を続ける我が艦隊に対して有利な位置をとりつつ戦うことが可能となる)

提督(つまり最初こそ二倍の敵との戦闘だが時間が経てば不利な状況で四倍の敵を相手に戦わなくてはならなくなるのだ。が、実はそれ以前の問題だ)

提督(敵の目的は艦隊の撃破ではなくアゾレスの攻略である。もし片方に戦力を集中した場合、もう片方がアゾレスへの侵攻を継続したら?)

提督(戦艦の主砲クラスの対艦砲を持たない我々は抵抗のしようがない。把握している敵の戦力から考えてその場合には少なくとも五隻以上の戦艦が襲い掛かってくる計算だ)

提督(我が艦隊に所属する子は皆優秀だ。二倍の相手に対して勝つことも可能だろう。が、戦艦五隻はその間にアゾレスの拠点を撃滅するのには十分な数だ)

提督(軽空母たちの航空隊と基地航空隊もそれほどの大艦隊に対して有効な攻撃をするのに必要な数の半分も無かった)

提督(つまり片方の敵艦隊へ集中攻撃を加えることは不可能なのだ。我々は不利を承知で艦隊を分けて侵攻する敵の二個艦隊をそれぞれを同時に撃退する必要がある)

提督(四倍の戦力差は実に圧倒的だ。いくら皆が優秀とはいえ、四倍の数を相手に勝利することはできない。……普通なら)

提督(しかし普通でなかったら?もし相手に目隠しして戦うことができたら?その場合、戦力差は関係ない)

提督(敵は有効な反撃すらできず四分の一程度の相手に一人ずつ沈められることになるだろう。そう、だから我々は敵に目隠しをする)

提督「Z旗を掲げろ!!『人類ノ興廃此ノ一戦ニ在リ、各員一層奮励努力セヨ!!』艦隊、出撃!!」
126 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/12/18(火) 16:54:56.96 ID:aO9eXlYE0


欧州水鬼「……オカシイ。ナゼ奴ラハ航空コウゲキをシカケテこない?ワレワレのコウクウタイをゲイゲキしてばかりデハないか」

駆逐水鬼「航空センリョクがナインジャないの?」

欧州水鬼「ソレデモ、カイムではないハズダ……少シでも戦力差ヲウメタイはず……コウゲキしてこないリユウガ分からない……」

駆逐水鬼「確カニ……でも、ワルイコトジャないでしょ?だって敵の機動ブタイは無力化デキタシ」

欧州水鬼「ソウではアルガ、そのダイショウにこちらのコウクウタイもジンダイなヒガイを……っ!!ソウカ!!」

駆逐水鬼「?」

欧州水鬼「確カ敵ニハ軽空母シカいなかったハズ……それにシテはセントウキのカズがオオスギたデハないか!!」

駆逐水鬼「……ツマリ、テキはコウゲキタイをトウサイせずにスベテセントウキタイにしている……ネライはこちらのコウクウタイ?」

欧州水鬼「ソウダ。どうやらテキはカンタイケッセンをネラッテいるようだ!!フフッ、いいダロウ……ウケテタッテやる!!」



提督(敵の航空隊は撃滅できた。作戦通りだった。軽空母たちは装備をすべて戦闘機として、自らを餌として敵の航空攻撃を誘致)

提督(襲来してきた敵航空隊を戦闘機隊で撃滅する。完璧に決まった。軽空母たちの被害は大きいが、敵の航空隊はもう壊滅状態だろう)

提督(これで敵の航空隊を警戒する必要はもうない。彼女たちは普通に夜間攻撃してくるからな。夜目がきくのだ。フラッグシップともなればそれぐらい余裕でやってのける)

提督(そう、我々の狙いは夜戦だった。敵に夜戦を挑むのだ。駆逐艦の数が多いこちらにとって、それ以外の選択肢はない)

提督(だが、いくら夜戦とはいえ接近する前に戦艦から攻撃を受ければ勝ち目はない。敵にたどり着く前に大破してしまうだろう。そう。だから敵の視界を奪うのだ)



戦艦仏棲姫「っ……奴ラが撒イテルアルミ片のセイでレーダーが死ンデイル!!」

重巡棲姫「小癪ナ……!!」ギリッ

ゴトランド「ふふっ、眩しいでしょう?まだまだあるのよ!!」

戦艦仏棲姫「ッ……マタ照明弾か……!!タイクウホウカ!!」ドンドンドン

重巡棲姫「ヤツラ照明弾ダケ投下シ続ケテ!!何ノツモリだ!?」ドンドンドン

戦艦仏棲姫「我々ヲ休マセズ警戒サセテ消耗サセヨウとシテイルにチガイナイ!!ソレニ加えてイツ敵がライシュウスルのかワカラナクしている……!!」

重巡棲姫「っ!!忌マワシイ奴ラめ!!」キッ



提督(暗順応……それは可視光量の多い環境から少ない環境へ急激に変化した場合に、時間経過とともに徐々に視力が確保される、動物の自律機能)

提督(そう、時間がかかるのだ。暗闇に目が慣れるのには。人間では暗順応に十五分から三十分ほどかかるらしい)

提督(そして深海棲艦たちもだいたい同じぐらいの時間がかかる。徐々に見えるようになっていくために、完全にではないがその間、奴らは盲目になると言っていい)

提督(それだけの時間があれば、距離を詰めて蹂躙するのには十分だ。潜水艦娘からの情報もあり、水上機たちは無事に敵艦隊を発見することができた)

提督(現在、絶え間なく照明弾を投下している。報告によると敵は対空砲を撃ってきているとのことだ。完璧に光を見ている。眩く輝く照明弾を。勝ったな)ニヤッ
127 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/12/18(火) 16:58:46.56 ID:aO9eXlYE0


択捉「最後の照明弾が海に落ちました!!皆さん、目隠しをとってください!!」

リシュリュー(先導してくれていた海防艦の声、私は目隠しをとる。やはり見えるというのは安心するわね)

択捉「どうですか?見えますか?」

リシュリュー「ええ。完璧よ」

択捉「了解です!!このまま前進すれば敵が視認できるはずです。では私はこれで離脱します。武運を!!」

リシュリュー「Merci beaucoup. 任せて頂戴……」ブルッ

リシュリュー(武者震いが止まらない。栄光が今、目の前にある。あとはそれに手を伸ばして掴むだけ)

リシュリュー「勇敢に進みましょう。そうすれば全てはうまくいくそうよ。Richelieuに付いてきなさい。Venez avec moi!!」



提督(暗闇に目が慣れた後、艦隊全員に目隠しをして航行させる。そしてそれを海防艦が先導しながら敵へと向かうのだ)

提督(そして接敵直前、照明弾の投下を止めさせ、暗くなったところで目隠しをとらせる。敵はすっかり暗順応を失っているが、こちらの艦娘たちは暗闇に目が慣れたままだ)

提督(気が付かない敵に接近できるだけ接近する。高い練度が必要だ。敵は彼女たちの方を見るだろう)

提督(だが、見えていない。しかし見られたかもという恐怖は耐え難いものだ。命がかかっているのだから。つい発砲したくなるだろう)

提督(それでも彼女たちの練度であれば、それに耐えられる。恐怖を支配してひたすら敵に向かって静かに忍び寄ることができる)



イタリア(戦果を挙げればきっと提督は私をちゃんと見てくれるはずよ……だからこの決戦で活躍して見せる……!!)

タ級「っ!?敵艦隊ハッケン!!セッキンチュウ!!」

「「「「!?」」」」

ローマ「気が付かれた!!撃ちましょう!!」

イタリア「Sì!!夜の戦いは負けないわ!!主砲、狙え……今よ!!撃て!!」ドゴォン

ドゴォン ドゴォン ドンドンドン



提督(そして本当に敵がこちらへ気が付いた時、攻撃を始めるのだ。敵に気が付かれたのを察知することも簡単ではないが、彼女たちならできる)

提督(敵は驚き、混乱に陥るだろう。しかし練度が低いわけではない。必ず態勢を整えて反撃してくる。おそらくその時点で水雷戦の距離までもう少し。戦艦が盾になる)



ガングート「ぐっ……!!」ドガァン

タシュケント「同志!!」

リシュリュー「あともう少しよ。耐えなさい」

ガングート「言われなくても!!この私が、この程度で沈むと思うな……!!あったまってきたぞ」ギロリ
128 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/12/18(火) 17:01:08.63 ID:aO9eXlYE0


提督(敵は未だに目が暗闇に慣れていない。それでも被弾は免れないだろう。だが、戦艦の堅牢さは伊達ではない。もはや突撃を阻止することはできない)

提督(普通に考えれば敵は火力を集中するために横を向けているだろう。T字不利となっているはずだ。だが、我々は十分に接近している)

提督(その横っ腹を食い破るのは容易い。1805年10月21日トラファルガーの海戦。あの戦いのネルソン・タッチと全く同じ状況だ)

提督(歴史に学ぼうではないか。あの時のフランス艦隊の末路を。戦力差はトラファルガーよりも遥かに大きいが、相手は奇襲を受けて混乱している)

提督(その上、まだ目が暗闇に慣れていない。そして我が方の駆逐艦は皆、手柄に餓えている。敵にとっては地獄だろうな)



神風「大物狩りの時間よ!!さあ、追い込むわ!!てぇ!!」ドン バシュバシュ

睦月「主砲も魚雷もあるんだよっ!!やっちゃえみんな!!」ドン バシュバシュ



提督「勝ったな」

帝国海軍士官「信じられません……奇跡です……!!」

提督(偵察機から入ってくる報告は司令部を沸き立たせていた。夜だが燃え上がる炎が確認するのに十分な程あたりを照らしていたのだ)

提督(一方的な戦いだった。現時点で敵艦隊は半減していた。俺は待機しているであろう潜水艦娘たちに連絡する)

提督「さて諸君、獲物は間もなく君たちの狩場に逃げ込んでくるだろう。存分に楽しんでくれたまえ」

伊168「ふふっ、夜は私たちの世界よ。仕留めるわ!!」

伊19「いひひっ!!提督!!アイツら倒したら、ご褒美ほしいの!!」

U-511「わかった。頑張るね、Admiral」

伊8「戦闘は……あまり好きじゃないけど、仕方ない。やるからには徹底的に」



欧州水鬼「バカナ……コンナハズでは……!!っ!!総員、テッタイせよ!!ミナミへノガレロ!!ワタシがアシドメする!!」

駆逐水鬼「っ!!ソレナラワタシガ!!っ!?」ブオン ビクッ

リシュリュー「お前が旗艦ね?逃がさないわ」ギロリ

駆逐水鬼「……!!」

欧州水鬼「アレをトメラレルのはワタシしかイナイ。アトはヨロシクタノむ。アイツにスマナイとツタエテくれ」ニコッ

駆逐水鬼「っ……リョウカイ……!!」ジワァ

欧州水鬼「……ワレワレのホコリとメイヨのタメに!!チッテいったセンユウたちのココロのヤスラギのタメに……!!コノワタシがセメテイッシムクイテやる!!」 キッ
129 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/12/18(火) 17:03:00.02 ID:aO9eXlYE0


戦艦仏棲姫「ウソデショ……コンナトコロで……もうオワリ……?」

ローマ「沈め!!っ!?」ドガン

重巡棲姫「ヤラセルカッ!!」 キッ

イタリア「ローマ!?」

ローマ「や、やられた……!?ちっくしょう、今に見てなさいよ……!!」ボロッ

戦艦仏棲姫「マタ……ワタシ……ナニモ……ナニモ……!!」カタカタカタ

重巡棲姫「イキテイレバ!!ナントカなる!!」グイッ

戦艦仏棲姫「っ!!イ……イキテイレバ……」ハッ

重巡棲姫「ソウダ!!だからイキノコリを連れてテッタイしろ!!イイナ!?」

戦艦仏棲姫「ア、アナタは……っ……ワカッタ……テッタイする……」コクコク

重巡棲姫「イケ!!……コレイジョウはヤラセナイ!!ヤラセナイゾ!!」ギロリ

イタリア「ローマ、これ以上は危険よ!!撤退しなさい!!」

ローマ「っ……あとはお願い、姉さん……」

イタリア「任せて!!よくも妹をやってくれたわね、深海棲艦!!」キッ



ネ級「シ、シニタクナイ!!コロサナイデクレ!!」

タ級「コ、コウフクする!!コウフクするカラ……ドウカイノチダケハ……!!」

もう勝利は確実だった。今は潰走する深海棲艦に対して戦果拡大の為に追撃を仕掛けている
その最中、深海棲艦が命乞いをしてきた。戦艦と重巡だ。捕虜にしても大戦果であることは間違いない
しかし、そうすればもうこれ以上の戦果拡大は望めなくなってしまう。他の子はこのあとも追撃を続けて戦果を拡大するだろう
不本意ながら船団護衛が主任務である自分たちに再びこれほどの戦果を挙げる好機が来るかどうかは怪しかった
そして深海棲艦相手に戦時国際法は適用されないだろう。殺してしまっても全く問題なかった
↓×1〜3 神風型か睦月型の駆逐艦娘1〜2人とその行動
例)
卯月 こんな大戦果見逃す手はないぴょんと駆逐艦の本能に任せて撃沈する
朝風と松風 流石に降伏した相手を殺すのは気が引けるので不承不承ながら戦果をあきらめて捕虜にする
130 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/18(火) 17:49:02.26 ID:HZnMvWQRo
望月
ここで捕虜にしておけば何かと役に立ちそうだし、提督がいれば無下に扱われることも少ないだろうと考え捕虜にする
131 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/18(火) 17:53:21.98 ID:LXhKIbL3O
卯月&皐月:卯月が二人まとめてトドメを刺そうとするが、後から来た皐月が戦果を分け合おうと提案して小競り合いが起こる
神風:深海棲艦とはいえ戦意のない敵を[ピーーー]必要はない、それに二人を捕虜にすることで深海棲艦側も投降しやすくなるしこちらの被害も抑えられると卯月と皐月を諭す
132 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/18(火) 18:01:05.82 ID:LXhKIbL3O
勘違いしてたゴメン
>>131は卯月と皐月の部分をカットして
神風:深海棲艦とはいえ戦意のない敵を[ピーーー]必要はない、むしろ捕虜にすることで深海棲艦側も投降しやすくなるなるかもしれないしこちらの被害も抑えられると考え、投降を受け入れる
でお願いします
133 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/18(火) 18:03:50.32 ID:HB2Sg4QHO
文月
ねーえ、こいつらやっちゃっていーい?
と洒落にならない冗談を飛ばしながらも捕虜にする
自分の戦闘糧食を分け与えて仲良くなろうとする
134 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/12/18(火) 21:41:38.22 ID:aO9eXlYE0
神風(……手柄が減ってしまうのは残念だけど、深海棲艦とはいえ戦意のない敵を殺す必要はないわね)

神風(むしろ捕虜にすることで深海棲艦側も投降しやすくなるかもしれない。そうすれば無駄な戦闘を避けられてこちらの被害も抑えられる)

神風「いいでしょう、投降を受け入れます」

神風(深海棲艦は私の言葉を聞いて安心したようだった。でもその時、声が聞こえた。いつも通りなのに、でもいつも以上の恐ろしさだった)

龍田「あら〜だめじゃない、神風ちゃん〜。そんなことしちゃ」スッ

ネ級「っ」ゴプッ

神風「っ!!」ビクッ

神風(ネ級の胸から何かが出てきた。血に濡れた赤い刀身のそれは龍田さんが装備している薙刀みたいな武器だ)

神風(ネ級が口から血を吐いた。何が起きているのか分からないと言った表情を浮かべている。そして胸の傷からも血が噴き出た)

神風「うわっ!?」バシャ

龍田「相手は深海棲艦、捕虜をとる必要はないわ〜」グイッ ブシュッッ ジャキッ

ネ級「」ドサッ

神風(ネ級の胸から噴き出た血液を浴びて、つい声が出てしまった。ネ級がその場に前のめりに倒れる)

神風(ネ級を蹴り倒して薙刀を引き抜いたのは龍田さんだった。もう既に返り血を浴びて真っ赤に染まっている)

タ級「ッウァアアアア!?」

神風(タ級が悲鳴をあげて逃げようとする。その背中から龍田さんが薙刀を袈裟懸けに切りつけた。タ級の体が真っ二つになる)

タ級「」バシャン

龍田「あはははははは!!……絶対逃がさないから」ハイライトオフ

神風「ひっ……!!」

龍田「ごめんね〜横取りしちゃって〜。この二匹は神風ちゃんの戦果で良いから〜」ブン ピッ

神風(それ以上直視できなかった。顔を背けてしまう。薙刀が空を切る音、血をはらったんだ)

龍田「……」スィー

神風「……!!」サァッ

神風(近づいてくる……!!血の気が引いた。体が震えそうだった。あの目は違う……ちらりと見えた龍田さんの目……あれはまともじゃない……!!)

龍田「でも〜」スッ クイッ

神風「!!」ゾクン

神風(血に濡れた手で頬を挟まれて、顔をあげさせられる。あの目を至近距離で真っすぐと見てしまった。私も狂ってしまいそうだった)

龍田「ダメでしょ〜あんなことしちゃ〜?ちゃんと皆殺しにしなくちゃいけないのに〜。うふふっ……もうやらないでね?」

↓×1〜3 神風の反応
135 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/18(火) 21:57:09.13 ID:KjH/6BwN0
で、でも相手は戦意を喪失しています……深海棲艦とはいえ無用な殺生は避けたほうが司令官も喜ばれるんじゃ……震えて上ずった声で龍田を諭す神風
136 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/18(火) 21:58:46.51 ID:LXhKIbL3O
もういいじゃないですか!もう十分でしょう!これ以上殺して何の得があるんですか!
と涙目で震えながら言葉を返す
137 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/18(火) 22:01:49.34 ID:7urUH1N4o
何も返事を返さない
屠られた深海棲艦に黙祷と涙を捧げる
138 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/12/19(水) 10:26:25.36 ID:MxS+Hw880
神風「っ……!!もういいじゃないですか!!もう十分でしょう!!これ以上殺して何の得があるんですか!!」ジワァ フルフルフル

龍田「……」

神風「っ!!」

神風(言ってしまった。衝動的だった。悲しすぎて、赦せなくて……体の震えが止まらない。殺されちゃうかも。龍田さんが無言で、何も映していないような瞳で私を見ている)

龍田「……」スッ

神風「っ……!!」ギュッ フルフルフル

神風(龍田さんが顔を寄せてくる。反射的に目を瞑って歯を食いしばってしまう。龍田さんが私の耳元に口を寄せた。吐きそうなぐらいの血の匂い)

龍田「神風ちゃんの甘さが、神風ちゃんの大切な妹さんたちを殺さないといいわね」ボソリ

神風「っ!!」ゾクッ

龍田「……」スッ

神風(龍田さんが私に興味をなくしたというように背を向けて去っていく。きっと深海棲艦を殺すために。私はその背中を無言で見送ることしかできなかった)



リシュリュー「はぁ……はぁ……ふふふ……勝った……私は、勝った!!あはははははは!!」ボロッ

欧州水鬼「ッ……」ボロッ

リシュリュー「私を虐げてきた連中がこれを知ったらどんな顔をするかしら……!?ふふふ……さあ、とどめよ……!!」ジッ

欧州水鬼「クッ……コロセ……」ギリッ

リシュリュー「はっ?」ピクッ

欧州水鬼「マケテオメオメとイキハジをサラシはシナイ……コロスがイイ……コロセ……!!ワタシをコロシテみろ!!」キッ

リシュリュー「……」

『恥知らずがよくもここに居られたものだ』『どの面下げてVive La Franceなんて言えるのかしら』『あれほどフランスらしくない艦娘も他に居るまい』『ドイツへ帰った方がいいんじゃないの?』

リシュリュー『っ……』ズキン

リシュリュー「……気が変わったわ」ドゴォ

欧州水鬼「ッハ……!?」

リシュリュー「貴方は生きて捕虜にしてあげる。せいぜい生き恥とやらを晒して、もだえ苦しみなさい」

欧州水鬼「ッ……!!ッ……」ガクッ



重巡棲姫「ゴフッ……マ……マダダ……マダオワッテない……!!」ボロッ ガクガクガク

イタリア「っ……もう勝負はついたわ!!降伏しなさい!!」

重巡棲姫「コトワルッ!!ミンナのタメに……ワタシは……っ!!」バシャン

イタリア「っ!!」

イタリア(満身創痍で、どうして浮いているのか分からないぐらいだった重巡棲姫が崩れ落ちた。ついにゆっくりと沈み始める)

重巡棲姫「っ!!イ、イヤダ……!!まだワタシはタタカエル!!ジャナイとミンナが……ミンナ……ミンナァ……」ジワァ ポロポロ

イタリア「……」

重巡棲姫「ワタシは……もっとミンナと……イッショに……んぐっ……」ブクブクブク

イタリア(悲痛な声、答える者はいない。虚空に差し出された手、誰にも掴まれることはない。彼女は一人だった)

イタリア「っ!!」

イタリア(気がついたら体が動いていた。そんなの悲しすぎる。嫌だった。私は沈んでいく重巡棲姫を引っ張り上げる)

重巡棲姫「カハッ……ゲホッ……ゲホッ……ッ……」ガクリ

イタリア(息はしていた。けど、意識を失ってしまった。重傷を負っている。助かるかどうかは分からない)

イタリア(あたりを見渡す。遠くでまだ砲声や爆音が響いてきていた。でも、もうすぐ戦いは終わるはずだった)
139 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/12/19(水) 10:29:54.56 ID:MxS+Hw880


提督(決戦は我が軍の完勝だった。大破は何人も出たが、さすが艦娘。戦死者は一人も出なかった)

提督(結果を固唾をのんで見守っていた各国や報道陣はその発表を受けて驚喜した。特に我が大日本帝国と自由フランス、ソビエト連邦の喜びようは凄まじいものがある)

提督(自国の艦娘が活躍したのだから当然か。送った義勇軍が活躍したスウェーデンでも国王が直々に祝辞を述べられたほどだ)

提督(一方、深海棲艦たちは戦力の八割を失って南へ撤退した。報告によれば艦隊を率いていた欧州水鬼と重巡棲姫をとらえることに成功したらしい)

提督(また、他にも数名の捕虜が居る。だが戦果の殆どは撃沈だった。仕方がない。戦争だ。それでも心が痛む。深海棲艦も人だ。生きて、考え、感じているのだ)

ワーワーワー

提督「!!」

提督(歓声が聞こえてくる。どうやら艦隊が帰還したようだな。吹奏楽まで聞こえてきた。だが俺は出迎えに行く余裕はない)

提督(潜水艦娘たちがまだ作戦中だからだ。まあ、俺の代わりに各国の報道陣やアゾレスに居た各国軍の軍人たち、一般市民が皆を歓迎してくれるだろう)



龍田「……」バンッ

「「「「!?」」」」

提督(艦隊の旗艦の直後、指令室の扉が乱暴に開かれる。驚き、そちらを見た司令部要員たちは絶句した)

提督「龍田……!!」

提督(そこに立っていたのは龍田だった。返り血を浴びたのか、血塗れだ。むせかえりそうなほどの鉄の匂い)

龍田「……」カツカツカツカツ

提督(龍田は自分に集中する周囲の視線を全く意に介さず、俺を見つけると真っすぐとこちらへ歩いてくる)

提督「っ……」

提督(その目は俺をとらえて離さなかった。誰も龍田を止められなかった。武装を解除していないというのに。いや、だからか)

提督(龍田は天龍が行方不明となってシモンズタウンへ撤退した後、そこから沿岸沿いを航行してカサブランカへ移動していた)

提督(そして今回の決戦でもカサブランカから出撃して、海上でアゾレスから出撃した艦隊と合流したのだ。……つまり、天龍を失って以来初めて会う)

龍田「……」カツカツカツ ピタッ ジッ

提督(龍田が俺の目の前で立ち止まる。無表情だった。その瞳からは龍田の中に渦巻く感情を読み取ることはできない。ただ、俺を見つめていた)

↓×1〜3 提督と龍田の天龍行方不明に対する想いと行動
例)
提督は戦力をもっと増強するべきだったと後悔していて、ただすまないと謝ることしかできない。
龍田はどうして提督がもっと強力な編成で送り出してくれていたらと考えてしまうことを止められず、提督の首に刃を当ててしまう
140 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/12/19(水) 11:31:02.09 ID:cehXfEGuO
龍田、無言で提督の胸ぐらをつかみ
天龍ちゃんがいなくなったのは貴方のせいじゃないのに…そんなことはわかっているのに…
貴方を憎む気持ちを止められないの!!と絞り出すような声で告げ、そのままその場で泣き崩れる
141 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/19(水) 11:41:36.86 ID:wBQo0p+Vo
例の通りで
142 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/19(水) 12:27:20.28 ID:KGBb0Colo
141
143 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/12/19(水) 17:47:32.59 ID:MxS+Hw880
龍田「……天龍ちゃんが、居なくなっちゃったの。きっとあいつらに……でも、何人殺しても何人殺しても全然この心の穴は埋まらない……」ギラッ ブン ピタリ

提督「っ」

「「「「!!」」」」

提督(龍田が流れるような薙刀さばきで俺の首を切り落と……さなかった。ぴたりと俺の首に刃を当てている)

帝国海軍士官「やめろ龍田!!」

帝国海軍士官「早まるな!!」

衛兵「今すぐ武器を下ろせ!!」チャキッ

提督「やめろ!!俺は大丈夫だ!!……銃を下ろしてくれ、軍曹」

提督(顔を青くして色めき立つ周囲の司令部要員や衛兵。軍曹が歩兵銃を構えたが、俺は鋭くそう言い放った)

龍田「どうして……どうしてあの規模の艦隊で……もし提督がもっと強力な艦隊を編成していてくれれば……!!」クシャリ ジワァ ポロポロ

提督(震える声、やり場のない悲しみと怒りの為に。無表情だった龍田の顔が歪められた。見る見るうちに目から涙が溢れ、頬を伝ってとめどなく流れる)

提督(龍田の言う通りだった。もっと強力な艦隊を編成するべきだった……せめて、重巡を誰か強引に手配していれば……!!)

天龍『お前が提督か。オレの名は天龍。フフフ、怖いか?まあ、よろしく頼むぜ』

提督(天龍との思い出が脳裏に浮かぶ。あの日、天龍行方不明の知らせが入った時、俺は実感がなかった)

提督(天龍が死んだなんて思えなかった。全世界に敵対的な深海棲艦の存在を警告して、他のやるべきことをやる)

提督(そのために考える時間が無かったというのもある。だが、真夜中に何とか早急にやるべきことを終わらせた後だった)

提督(現実感がないふわふわとした気分でシャワーを浴びてベッドに入った。疲れていたのか、すぐに意識を手放せた)

天龍『……』

提督『……!!っ!?っ!!っ!!っ!!!!』

提督(夢を見た。天龍が立っていた。俺は、なぜか身動きが取れず、声も出せず、ただそこに立っていることしかできなかった)

提督(天龍も何も言わず、ただ俺を見ているだけだった。どんな顔をしていたのかよく思い出せない)

提督(少し寂しそうに微笑んでいたような気もする。あいつ、黙っていればかっこいい系の美人なんだ)

提督(朝、嫌に早い時間に目が覚めた時、俺は自分が泣いていたことに気が付いた。そして、受け入れざるを得なかった)

提督(天龍は戦死したのだと。深海棲艦との戦いの初期、本土空襲を防ぐために大破進撃してでも勝たねばならなかった時以来)

提督(……そして第二次世界大戦というべきこの戦争における初めての大日本帝国海軍における艦娘の戦死だった)

提督「……すまない」ギリッ

提督(龍田の様子をみて天龍を失ったときのことを鮮明に思い出し、自分の中で荒れ狂う感情の嵐を抑えるのに必死だった。ただ、押し殺した声でそうと答えることしかできなかった)

龍田「……!!うぅ……天龍ちゃん……天龍ちゃん……!!」カラン ペタン フルフルフル

提督(龍田が薙刀を取り落とす。そしてその場に崩れ落ちると両手で顔を覆ってしまう。姉を失った龍田の悲痛な声が心に突き刺さっていた)
144 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/12/19(水) 17:55:45.05 ID:MxS+Hw880


提督(決戦に海戦史上稀に見るレベルで完勝した結果、今や敵は南アフリカまで撤退し、少なくとも北大西洋の安全は確保されていた。枢軸国のウルフパックに目をつぶればだが)

提督(そして今、俺は各国の政府関係者や将校、報道陣が見守る中、今回の戦いで活躍した艦娘たちの叙勲を行っていた)

提督(連合国やソビエト連邦はもちろん、中立国であっても深海棲艦の脅威にさらされていた各国がそれぞれの国の勲章を授与するために代表を送ってきていた)

提督(長い式になる。一番最初に受勲を行うのは我が大日本帝国だ。そしてフランス、ソビエト、スウェーデン、イギリス、アメリカ、その他たくさんと続く)

提督(我が大日本帝国からは参加した全員が勲章をもらったが、中でもよく活躍した子たちには追加でさらに高位の勲章も授与される)

提督(そして欧州水鬼と重巡棲姫を捕虜にするという特筆すべき活躍をした二名には最上位の勲章が授与されることとなった)

提督(その二名とはイタリアとリシュリューだった。最初はリシュリューだ。俺はリシュリューの目の前に立つと敬礼を返し、勲章を手渡しする)

提督(艦娘は女の子たちだ。男の俺が直接制服の胸につけるわけにはいかないからな。そしてリシュリューが控えていた軍属の女性へ)

リシュリュー「貴方が直接つけてくださるかしら?」

提督(……渡して、その人につけて貰うはずだったのだが、そう言うリシュリューはじっと俺の目を見つめながら受け取った勲章をそのまま俺に差し出してくる)

提督(軍属の女性が困ったように俺を見ている。周囲からはまるでリシュリューが勲章を突き返したように見えるようだ)

提督(ざわめきだしてしまう。ためらう時間はない。俺は大げさに頷くと勲章をリシュリューの制服につける。豊かなふくらみを必要以上に触らないように苦慮しながら)

提督「フランスの戦艦娘、リシュリューの活躍を称賛して」

リシュリュー「Merci beaucoup, Amiral」

提督(妖艶に微笑むリシュリューと握手と敬礼を交わして隣に立つイタリアの前へ。イタリアが敬礼しながらじっと俺を見つめている)

提督(その目を真っすぐと見つめながら敬礼を返す。そして勲章を手渡しした……が、イタリアも勲章を俺に返してくる)

イタリア「わ、私も提督に直接つけて欲しいです……」ジッ

提督(俺は再び大げさに頷くと勲章をイタリアの制服につける。軍属の女性が居心地悪そうにしていた。本当、すいません……)

提督「イタリアの戦艦娘、イタリアの活躍を称賛して」

イタリア「Grazie mille……!!提督!!」

提督(イタリアが本当に嬉しそうにはにかむ。握手と敬礼を交わして次のガングートへ。敬礼するガングートは目で語ってきていた。分かっているな?と。本当、長い式になりそうだ)



リシュリュー(私に後ろ指を指していた奴が掌を返して私を称賛して、陰口をたたいていた口で褒め称える)

リシュリュー(私は、ずっと求めていた物を手に入れることができた。栄光、名誉、でもそれは、手にした瞬間から色褪せてしまう。けど、そんなことより……)

提督『理解できるとは思っていない。だが、してあげられることはある。リシュリュー、君に必ずや勝利と名誉を捧げてみせる』

リシュリュー「こんなの……堕ちちゃうしかないじゃない……!!」キュンキュン

リシュリュー(ええ、そうよ。分かってる。もう完全に虜にされたわ。だから何?というかこんな事されて堕ちない女なんているの?)

リシュリュー(いるとしたらそれは絶対女じゃないわ。決めました。私、あの人を手に入れます)

リシュリュー(テストの男?知らないわそんなこと。私、悪くないもん。あの子への黒い感情から彼を寝取ってしまおうかと思っていたけど、もう違う)

リシュリュー(私は心からあの人の愛が欲しかった。それは絶対に色褪せたりしないと確信が持てるから)

リシュリュー「Amiral……Amiralに会いたい……Amiralのところへ行ってみましょう。お昼でも誘って、あの方忙しいでしょうけど、今度ディナーに行く約束ができれば上出来よね」



帝国海軍士官「提督ならインド洋へ転属されましたよ」

つい昨日彼から勲章を受け取ったばかりなのに……!?というか転属するのに私に何も言ってくれないの?
↓×1〜3 リシュリューの反応
145 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/19(水) 18:31:33.04 ID:1FbH75rQo
この私に黙って去るなんて!あの男……!インド洋ですって!?まさかこの私が男のほうを追いかける羽目になるなんてね……!今の私なら望めばインド方面に転属も出来るはず。待っていなさいアミハル……必ずあなたをリシュリューのものにしてみせるわ!提督のいるインド洋にいけるように上に掛け合ってみることにしたリシュリュー
146 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/19(水) 18:35:21.84 ID:9taevwdHo
この程度の障害など、取るに足らず
Amiralに迷惑を掛ける訳にもいかないがせめて思いの丈を伝えたい
電話やビデオ通話を試みる

(最初のスレで青葉型がスマホを使ってたので多分大丈夫だろうと思ってこの手段にしました)
147 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/19(水) 19:18:09.87 ID:aG3Ro3HAO
一言も告げずに去っていったことにショックを受けるが、恋愛には障害が付き物、むしろその方がより燃え上がるものと逆に恋心を漲らせ、ひとまず提督に直接会って告白するために奔走する
148 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/19(水) 19:32:31.56 ID:pehr1elNO
腹を割ってテストと思い切り話し合ってみる
リシュリューから余裕と本気の度合いを感じとったテストはすっかり打ち解ける
そしてリシュリューの更なる一手として147
149 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/12/19(水) 22:53:52.49 ID:MxS+Hw880
リシュリュー「……。ふーん……」

リシュリュー(何も言ってくれないんだ……そう……けどまあ、恋愛に障害は付き物よね?彼の無関心も、元カノの存在も)

リシュリュー(むしろその方が燃え上がるものだわ!!この心も、体も。とりあえず何とかして彼に会わなくちゃ)

リシュリュー「……ん?」

イタリア「うふふ……そうですか……そっちがその気なら……私にだって考えがありますよ……?うふふふふ……」ハイライトオフ

リシュリュー「……」

リシュリュー(……え、何あの子?なんかすごく怖いんだけど……あんなところで何やってるの?ストーカー?)

リシュリュー「あの子も提督狙いだったりして。まあ、パスタ女なんかには負けないけれどね」



戦艦水鬼「どうして立ち上がらないの!?まさかあなたは同胞たちを見捨てるつもりなの!?」

空母棲姫「っ……」

軽巡棲姫「貴女の日和見主義にはさすがにそろそろ我慢の限界です。貴女にもあの子たちと同じ目にあってもらいますよ?」

戦艦棲姫「んん〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!んんんん〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!」キッ モゾモゾ

防空棲姫「ぐすっ……ひっく……んん……んんんん……」」ポロポロ モゾモゾ

空母棲姫「……分かった。私たちは」

提督「ほう……何が分かったんだ?」ガチャッ ドドドドドド

「「「!?」」」ビクッ

「「んんんん!!」」 パァッ

空母棲姫「て、提督……!!」サァッ

戦艦水鬼「っ……」ジロリ

軽巡棲姫「まさか……なぜ貴方がここに……?」フルフルフル

提督「君たちのことが心配になってな……どうだ?壮健か?」ジッ

相手は帝国海軍の提督とは言え、ただの人間のはずだった。しかし空母棲姫たちはまるで蛇に睨まれた蛙となってしまっていた
彼女たちは提督が発する威圧感に圧倒されている。相手が普通の人間だとは思えなかった。……この人が数々の艦娘を従え、自分たちを服従させている首魁か

↓×1〜3 深海棲艦たちの反応
150 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/19(水) 23:06:08.18 ID:59WygFZ+O
一部のメンバーが明らかに憧憬の念を抱いている
それに加え我々を怖じ気づかせる程の威圧感
こいつを殺してしまおうという気持ちは彼方に吹き飛び
お前は一体何なんだ、私たちをどうするつもりだ、と
やっとの思いでそれ位しか絞り出すように話すことしかできない
151 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/19(水) 23:45:29.74 ID:7uO1f1JH0
防空&戦艦棲姫(良かった……提督が来てくれた……)軽巡棲姫&戦艦水鬼(畜生……よりによって一番ばれたくないやつに……ここでこいつを捕らえようとしても絶対後ろに護衛の艦娘が潜んでいるはず……万事休すか……)空母棲姫「ひっ……提督……!いいい今のは違うわ!この子たちに言わされただけよ!武装蜂起なんてするつもりないわ……あっ……」提督は核心の質問はしてないのに空母棲姫が勝手に墓穴をほって無事終了
152 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/19(水) 23:46:20.01 ID:1UHfYM/eo
>>150
153 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/19(水) 23:49:28.28 ID:2M7bYGX3o
最近筆乗ってるね、頑張れ
154 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/12/20(木) 01:39:29.34 ID:0eSXs7ka0
空母棲姫「は、はい……おかげさまで……」ビクビク

提督「そうか。戦艦棲姫、防空棲姫、君たちは大丈夫じゃなさそうだな。どうして拘束されているんだ?」

「「んんんん!!」」

戦艦水鬼(畜生……!!どうしてこのタイミングでこいつが……!!大西洋にいたんじゃないの……!?)

軽巡棲姫(っ……!!た、ただの人間程度、いっそこの場で……!!いえ、けれども護衛の艦娘がいないはずはありません……)

提督「さて、空母棲姫。教えてくれ。どうしてあの二人は拘束されているんだ?」スタスタスタ ピタ

空母棲姫「ひっ……!?て、提督……あ……あぁ……その……」

提督「……」スッ クイッ スッ

空母棲姫「っ!?……!!」ビクッ カァッ

提督「教えてくれ。君たちは何を企んでいるんだ?」ボソボソ

空母棲姫「っ〜〜〜!!ち、違うわ!!今のは違うの!!この子たちに言わされただけで……私は武装蜂起なんてするつもりは……」ドキドキドキ

「「っ!?!?」ゾクッ

提督「ほぅ……武装蜂起……」

空母棲姫「あっ……」サァッ

軽巡棲姫(ま、まさかわざと……!!いえ、違う……そうでした……この人、パニックになるとポンコツなんでした……)

戦艦水鬼(……。こいつ……あとで殺す……)

提督「武装蜂起、か……」ジロリ

空母棲姫「……!!」ガクガクガク

↓×1〜3 提督の決断
155 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/20(木) 06:16:21.01 ID:JN9dYn2do
武装蜂起とは穏やかじゃないね……傷付くなー(棒)俺は君たちもすでに同胞だと思っていたのだがまだ相互理解が不足しているようだ。特に空母棲姫と戦艦水鬼と軽巡棲姫にはもっと俺のことを知ってもらう必要があるな……肉体言語(意味深)で分かり合おうとする提督
156 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/20(木) 06:33:58.10 ID:aJ05SaEF0
武装蜂起に積極的な者を隔離して責める
157 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/20(木) 06:38:08.05 ID:1H3skksoo
空母棲姫が嘘をついているとは思えないので一旦彼女とサシで話す方向に
158 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/12/20(木) 08:43:57.50 ID:0eSXs7ka0
提督「……大丈夫か、二人とも?」スタスタスタ

「「んん〜〜〜!!」」

提督「今解いてやるからな」シュルシュル

戦艦水鬼「……」ギロリ

軽巡棲姫「……」チラッ

空母棲姫「っ……」シュン

防空棲姫「ぷは!!来てくれるって信じてたよ!!」バッ ダキッ

戦艦棲姫「っは!!お待ちしておりっ……待っていたわ、提督!!」ウズッ

提督「よく頑張ったな。……さて、こんな事、望んでいなかった。だが、始めたのは君たちだ。忘れるなよ。……戦艦棲姫、防空棲姫、反逆者たちを逮捕しろ」

「「了解!!」」

戦艦水鬼「っ!!」スッ

提督「抵抗するつもりか、戦艦水鬼君?ならこちらも君を殺すつもりでかかる。覚悟してもらおうか」

戦艦水鬼「くっ……」ギリッ

提督「安心しろ。君たちは我々を殺そうとしたが、それでも我々は君たちが抵抗しない限りは命の安全を保障してやろう」

戦艦水鬼「……わかったわ。抵抗しない」ガクリ



戦艦水鬼「……」ジャラッ

提督「さて……もうずいぶん前の話になってしまったな。かつて我々は君たちに降伏を促し、君たちはそれを受け入れた」カツカツカツ



軽巡棲姫「……」ジャラッ

提督「我々はそれに対して誠意を尽くしたと思っていた……君たちには平和に暮らせる場所と日本国民としての庇護を与えた」カツカツカツ



空母棲姫「……」ジャラッ

提督「すべては君たちと分かり合うためだった。流血の歴史を赦し合い、これからは共に手をとり合って生きていこうと……それが我々の望みだった」カツカツカツ



提督「君たちもきっとそうだと信じていた。だが……違ったのだな。君たちは、恩を仇で返すというのだろう?何故だ。何故こんな事をした」ピタッ ギロリ

↓×1〜3 戦艦水鬼、軽巡棲姫、空母棲姫の反応
159 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/20(木) 09:01:20.86 ID:cl6KSoXZO
完全に心が折れ、この提督には逆らえないと諦めてしまう
160 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/20(木) 09:49:20.26 ID:bszl8sarO
戦艦水鬼:そもそもお前たち人間同士が手を取り合ったふりをして
喉元過ぎれば同族で争っているじゃないか、先に自ら宣言や約束を
破故にしたのはそっちじゃないかと目を逸らさず言い返す
軽巡棲姫:今のままでは私たちの同族が人間の争いに巻き込まれて
犠牲となる。あなたのような人間ばかりではないのだ、
私たちにできることは結局この位しかないのですよと
最初は冷静だが最後には泣きながら詰め寄ろうとする
空母棲姫:呆然としながら、結局私たちには戦うことと沈めることしか
できないのよ、誰が助けてくれるのよ…と焦点の合わない目で
うわ言のように呟き続ける
161 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2018/12/20(木) 09:59:04.18 ID:KDt9NKEmO
空母棲姫だけ旗艦として責任をとるから他には寛大な処置をと願い出る
他二人は提督に勝てないと悟り隷属を誓って許しを請う
162 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/20(木) 09:59:06.70 ID:pK+cec9z0
一旦降伏を受け入れたものの、自分たちは戦うことしか生きる価値が無いと思っており、平和な現状にどこか不満を抱いていた気持ちをそれぞれ語りだす
163 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/20(木) 10:31:17.32 ID:Iut/99NWo
空母棲姫、不憫すぎて可哀想
164 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/12/21(金) 02:46:15.05 ID:ojucn0Mm0


戦艦水鬼「……同胞の為よ。立ち上がった彼女たちを見殺しにすることなんてできなかったわ……今までどんな気持ちで潜んでいたのか……」



軽巡棲姫「どんな気持ちで私たちに助力を乞うたのか……でも、それももう終わりです。貴方にはかなわない……思い知らされました……」



空母棲姫「……見苦しく言い訳をするつもりはないわ。今となっては私がするべきことも、したい事をする権利もない……」



提督(戦艦水鬼と軽巡水鬼は負けを認めて諦めたようだった。空母棲姫は他の二人とは少し違うようだが。しかし諦めているのは違いない)

提督(三人の俺を見る目は心の折れた人間のそれだった。自分の気持ちを吐露すると、力なくうなだれてしまう。抵抗の素振りもない)

提督(戦艦水鬼と軽巡棲姫が敵対的な深海棲艦たちと呼応して武装蜂起しようとする可能性は無いに等しいだろう)

提督(空母棲姫は我々側のようだ。何か考えがあって武装蜂起に同意したのだろう。彼女のことを信じてあげたかった)

提督(……だが、戦艦水鬼や軽巡棲姫が気を取り直すことがないと言えるだろうか?空母棲姫が心変わりすることがないと誰が保証できる?)

提督(そもそも俺が勘違いしているだけで空母棲姫は武装蜂起に対して肯定的なのかもしれない。我々の敵なのかもしれないのだ)

提督(状況は限りなく厳しい。多少マシになったとはいえ余裕がなかった。どんな手段を使ってでも確実にインド洋の反乱を未然に防がなくてはならないのだ)

提督(だが万が一にも軍規に従って反乱を試みた彼女たちを処刑したりすれば、他の深海棲艦たちの敵意や怒りの火に油を注ぐことになってしまう)

提督(俺自身もそんなことをしたくなかった。よって、深海棲艦たちのリーダーである彼女たちが反乱を抑制するようにしなくてはならない)

提督(そのためには彼女たちを支配しなくてはならなかった。どんな手を使ってでも。……俺は、覚悟を決めた)

提督「本来なら君たちは処刑される。だが、このことは俺しか知らない。君たちの事情も分かる。だから上へは連絡しないし、処刑もしない」

提督「だが、一度裏切った君たちをまたそう簡単に信用するわけにはいかない。君たちには他の罰を受けてもらう」

提督「これは男が女を支配するうえで最上の方法だ。これで君たちに教え込むとしよう。君たちの主は誰か。誰に仕えるのかを。もう二度と裏切らないように」



戦艦水鬼「はぁ……はぁ……はぁ……」ピクンピクン ドロリ



軽巡棲姫「っ……ふぅ……あふっ……」グッタリ ドロリ



空母棲姫「うっ……っ……あぁ……」キュンキュン ドロリ



提督「こうして肌を重ねた相手ならばまた信用することができる。それほど深い関係だということだからな」

自分の秘所からは何度も注がれた熱い提督の精液が溢れているのを実感していた。一番奥が疼いている。幾たびもの絶頂のせいで理性は蕩け、体力を消耗してしまっていた。息も絶え絶えだ
しかし、疲労感以上に甘く心地よい絶頂の余韻に包まれている。そうか、これが男女の営みなのか。彼女たちは女として満たされていた

提督は罰として彼女たちを抱いた。レイプと言われても仕方がないほど強引に。彼女たちの貞操は提督に蹂躙された
唇を奪われ、体を弄ばれ、処女を散らされたのだ。提督の罰を与える宣言の後、自分を押し倒す提督に対して自分がどんな反応をしたのかすっかり覚えていなかった
快楽の津波に理性が押し流されて締まったからだ。気がついたらことは終わっていて、自分はベッドの上で提督の精液を秘所から溢れさせながら荒い息を吐いていた

だが、手で、舌で、そして何より大きく反り立った黒光りする男の象徴で 容赦なく快楽と男を教え込まれ、女にされたこと。怒張するそれに本能的な畏敬の念を覚えてしまったこと
そして行為の間、自分がはしたなく身を捩り、嬌声をあげてベッドのシーツを汚してしまったことは覚えている。いま、ベッドに横たわる自分のまえ、手の届きそうなところには端に腰かける提督の背中が見えていた
↓×1〜3 戦艦水鬼、軽巡棲姫、空母棲姫の心情と行動
※尋問は一人ずつ隔離して行ったので抱いたのも一人ずつ。二人っきりでだった。他の2人が何をされたか、あるいは何をされるかは、想像することはできるが現時点では知らない
165 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/21(金) 03:44:11.30 ID:Ihsdb9Uro
戦艦水鬼
烏滸がましいかもしれないが、やはり同胞が屠られていくのは辛い
なるべく捕虜にしてほしいと懇願しお掃除フェラ

軽巡棲姫
もっと温もりが欲しい、と猫なで声で提督に抱き付く

空母棲姫
停戦の時は正直不信感を拭えなかった
でも今は違う、提督のことをもっと知りたい
まんぐり返し&くぱぁで提督を誘惑し、今度は愛する者同士で甘々な情交へ
166 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/21(金) 03:47:25.72 ID:xRnN0ibPO
165
167 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/21(金) 04:46:34.77 ID:sGjF6uufO
戦艦水鬼
私自身身も心も屈服して満たされてしまった
でもきっとそうでない仲間達がまだ多くいる
全てを委ねるからどうかあなたを信じさせてほしいと
自ら乱暴に犯され屈服するよう提督を誘う

軽巡棲姫
あなたは悪魔や魔王に違いありませんと恨み節を吐く
自分もそんな相手に心奪われ地獄へ行くでしょうと続け
全ての罰を私が受けますから他の皆に金輪際酷いことは
しないでくださいと懇願しつつ背中に胸を当て首を舐め始める

空母棲姫
慕っていた相手にレイプじみたやり方で犯され
嬉しさよりも悲しみが強まりどうしてどうしてと泣きじゃくる
提督は思う存分胸を貸して感情を全て吐き出させる
落ち着いた後もう一度愛する者として抱いてほしいと全てを委ね
精根尽きるまでいちゃラブセックス
168 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/12/21(金) 17:27:01.56 ID:ojucn0Mm0


戦艦水鬼「ふふ……そう……これが目的だったわけね……けど、それが分かっているのに抵抗できないわ……」スッ ナデナデ

提督(戦艦水鬼がそっと俺の背中に触れてくる。そして優しく媚びるように撫でてきた。その口調に先程の敵意は全く残っていない)

戦艦水鬼「私の心も体も貴方に抱かれて完全に屈服して満たされてしまった……こんなに男が愛おしく、愛されたいって思うなんてね」

提督「そうか」

戦艦水鬼「でも、きっとそうでない仲間達がまだ多くいるわ。できるのかしら?貴方に。あの子たち皆を心も体も支配することが?」

提督「何が言いたいんだ?」

戦艦水鬼「全てを委ねるから、どうかあなたを信じさせて。貴方があの子たちをも支配できるって。同胞を見捨ててでも仕えるべき主だって」クイッ

提督(手を引かれ、そちらを見る。戦艦水鬼が発情しきった表情で俺を見ていた。何を求めているのかは一目瞭然だ)

提督「いいだろう」

提督(俺は戦艦水鬼を仰向けにさせる。抵抗することなくされるがままに戦艦水鬼は仰向けになった)

提督(そして自ら足をM字に開く。正常位で挿入しようとする俺を迎え入れるように両手を伸ばした。雌の顔を浮かべている)

戦艦水鬼「来て、提督……!!」

提督「あれだけ注いでやったのにまだ欲しがるとはけしからん。さっきまで処女だったとは思えないな。いいだろう、くれてやる」



軽巡棲姫「あなたは悪魔や魔王に違いありません……!!そんなあなたに心奪われ、仲間を見捨てる私も地獄へ行くでしょう……!!」キロッ

提督「そんなザマでそう言われてもなぁ……」

軽巡棲姫「っ……」

提督(軽巡棲姫は快楽に蕩けた顔を何とか引き締めて俺を睨んでいた。だが頬は染まり、口元はだらしなく緩んでいる)

提督(上下する胸は誘うように揺れており、秘所から白濁液を垂らしていた。俺の指摘に軽巡棲姫は顔を反らす。暫しの間、軽巡棲姫が体を起こした)

軽巡棲姫「……全ての罰を私が受けます。だから他の皆に金輪際酷いことはしないでください。んっ……ぺろぺろ」ダキッ ムニュムニュ

提督(そして俺に這いよると背中から抱きついてきた。胸が背中に押し付けられる。首を舐め始めた。明らかに誘っている)

提督「……君が最初ではないよ」

軽巡棲姫「っ!?」ピクッ

提督(軽巡棲姫が硬直する。俺は立ち上がって軽巡棲姫を引きはがし、振り向いて軽巡棲姫の顔を見下ろした)

提督「数時間前に戦艦水鬼に同じことをしてきたばかりだ。彼女はとても満足してくれて、喜んで俺に従ってくれた」

軽巡棲姫「あ、あの方が……!!」ギリッ

提督(俺の言葉に軽巡棲姫は嫉妬に顔を歪めて呻くようにそう呟く。そう、嫉妬だ。そこに居たのは俺に凌辱された仲間を思いやる子ではなかった)

提督(自分の想う男が他の女を抱いたと聞いてどろどろとした嫉妬に身を焦がす女だった。歯を食いしばって虚空を見つめている)

提督(きっと戦艦水鬼を思い浮かべているのだろう。どうしてやろうかと嫉妬と怒りのままに彼女に対する敵意を募らせているようだ)
169 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/12/21(金) 17:29:11.16 ID:ojucn0Mm0
提督「嫉妬か」

軽巡棲姫「っ!!」ビクッ ハッ

提督「全ての罰を私が受けます。だから他の皆に金輪際酷いことはしないでください。だったか?違うな」

提督「全ての寵愛は私が受けます。だから他の女に金輪際情けを与えることはしないでください。そう言いたかったのだろう?」

軽巡棲姫「ち、違います!!私は……」

提督「どう取り繕っても他ならぬ自分自身が理解しているだろう。今、君は戦艦水鬼に嫉妬した」

軽巡棲姫「っ……!!」

提督「まあ、安心しろ。あの子だけじゃない。君の竿姉妹は大勢いる」

軽巡棲姫「!?」ゾクン

提督「いろいろあってな。何があったかは今度話してやろう。だが、まあ安心してくれ。責任はちゃんととるからな」

軽巡棲姫「っ……女の敵……殺してやる……!!」ギロリ

提督「ほう……」グイッ

軽巡棲姫「ぁっ……!!」トサッ

提督(今度こそ俺を鋭く睨みつけた軽巡棲姫だったが、俺が軽く押し倒すと抵抗することなくされるがままにベッドに仰向けに倒れた)

提督「どうした?このままじゃまた犯されてしまうぞ?」

軽巡棲姫「……!!や、止めてください……!!」キュンキュン キッ

提督(俺の言葉に軽巡棲姫がハートが浮かんだ瞳で睨みつけてくる。無意識なのか足を開いていた。俺を受け入れるように)

提督「ほら、もう先端が触れてしまったぞ?早く抵抗しろ」ピトッ

軽巡棲姫「っ!!うるさい!!してます!!退きなさい!!っぁ……!!」キッ ヌプッ

提督(先端が待っていましたと言わんばかりにそこに飲み込まれる。未だに乾かぬそこは容易く俺を受け入れた)

提督「っ……入っていく……もう半分まで入った……全部入れられてしまうぞ?」ズププププ

軽巡棲姫「あぁ……や、止めて……抜いて……!!」ゾクゾクゾク ダキッ

提督(そう言いながらも顔を蕩けさせる軽巡棲姫。手が俺の体に回された。ゆっくりゆっくり焦らす様に奥まで入れる)

提督「っ……」コツン

軽巡棲姫「っ!!」ビクン

提督(先端がコリっとした子宮口まで到達した。軽巡棲姫の体が跳ねる。俺はそのままそこをつぶす様に強引に根元まで入れた)

提督「一番奥まで……入ったな……いい締まりだ……」

軽巡棲姫「き、鬼畜……!!」ガシッ ギュッ

提督「その割には君だって俺に手も足もくみつかせてきているじゃないか。むしろ望んでいたのではないか?」

軽巡棲姫「ち、違います!!そんなことありません……!!」 トロン キュンキュン

提督(軽巡棲姫は言動がまったく一致していない。否定の言葉を口にしながらも俺の体を抱きしめ、恋慕と愛欲に塗れた表情で俺を見つめてくる)

提督「まあいい。素直になるまでたっぷり愛してやる。喜べ」

軽巡棲姫「あぁ!!止めてください!!動かないで!!抜いて!!はぁっ!!」ビクン ドキドキ
170 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/12/21(金) 17:31:31.71 ID:ojucn0Mm0


空母棲姫「っ……ぐすっ……ひっく……うぅ」ポロポロ

提督「っ」

提督(少しして、空母棲姫が涙を流し始める。性的な暴行を受けたりしたらそうなってしまってもおかしくはないだろう。動揺する)

提督(だが、そうだ。覚悟の上だろう?俺は泣きじゃくる空母棲姫が落ち着くまでしばらく待つ。しばらくして少し落ち着いてきた空母棲姫がかすれた声を漏らした)

空母棲姫「どうして……こんな……無理矢理みたいに……」グスグス

提督(悲しそうな声。しかし謝るわけにはいかない。これは罰だ。できれば篭絡してしまいたかったが、快楽以外にも相手を支配する方法はある)

提督(その一つが恐怖だ。空母棲姫は無理やり犯した俺に対して本能的な恐怖を覚えているだろう。その恐怖を利用する)

提督(それで空母棲姫にもう二度と俺に逆らおうという気が起きないように調教するのだ。俺は立ち上がり、空母棲姫に迫る)

提督「怖いか?」

空母棲姫「違う……悲しいだけ……私は、こんな風にじゃなくてもっと幸せにしてほしかった……」フルフルフル

提督「っ!?」

提督(空母棲姫が震えながらそう答える。敵意は全く見いだせなかった。ただ、悲しみだけに満ちている)

空母棲姫「どこかに二人で出かけて……楽しいことして……夕方になったら浜辺で綺麗な夕焼けを見て……暗くなるまで二人で静かに過ごして……」

空母棲姫「そんなデートをした後、シャワーで体を清めてからふわふわなベッドで優しく……そんな風にして欲しかった……」

提督「っ……!!」

提督(もう二度と手に入らないものを想った虚しい声。死にたくなるほどの罪悪感に襲われる)

提督(そうか……この子は、俺のことを好いていてくれたのか……そんな子に俺は……なんてことを……)

提督「すまない……」

提督(つい、そう言ってしまっていた。謝罪の言葉を口にしてしまっていた。いけないのに。空母棲姫が俺に目を向ける。少しの間静寂が続いた)

提督(空母棲姫がゆっくりと起き上がって俺に近寄る。そして俺に抱きついて胸に顔を埋めた。空母棲姫が想いを吐露する)

空母棲姫「貴方が好きだった……前の戦争の時、敵であった私たちに手を差し伸べてくれた……私たちの為に全力を尽くしてくれた……」

空母棲姫「あの時から私は貴方が好きだった……けど、その思いを口にすることはできなくて……」

空母棲姫「なんとかしたいと思っても何もできずにいる間にいろいろあってあんな事になって……皆の気持ちも分かる……」

空母棲姫「私だって立ち上がった同胞を見捨てたくなかった……でも、貴方を裏切りたくなかった……恩に報いたかった……」

空母棲姫「だから私は、皆を抑えようとした……でも大西洋で貴方が同胞を打ち負かして、皆の我慢が限界になって……」

空母棲姫「あれ以上皆を抑えられなかった……あそこで私が拒否して他の誰かが旗艦になっていたら、コントロールできなくなってしまう……」

空母棲姫「だから私は蜂起するしかなかった……私が旗艦なら、少しでも隙があればすぐに皆を説得して降伏することができたから……」

提督「っ……。そうだったのか……」

提督(そしてどうしてあんなことを言ったのかを言ってくれた。空母棲姫は俺のことを好いていてくれただけではない……彼女は間違いなく俺の為に動いていたのだ……!!)

提督(どうしてそれをこんな事をしてしまう前に言ってくれなかった……いや、言えなかったのだろう……もしそう言ってしまえば彼女は戦艦水鬼たちを見捨てることになる)

提督(そんなことが仲間想いな彼女にできるわけがないのだ。そして何より彼女のプライドがそれを赦せなかったのだろう)
171 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/12/21(金) 17:38:01.35 ID:ojucn0Mm0
提督(しかし、その結果がこれだ……空母棲姫が望んでいた幸せな初体験は永遠に失われてしまった……俺が穢してしまったのだ……)

提督「すまない……俺は……君を信じられなかった……君に取り返しのつかない酷いことをしてしまった……」ギリッ

空母棲姫「……仕方がない。貴方はたくさんのものを背負っている。それを全部賭けて私を信じるのは難しい。逆の立場なら私も信じられない」

空母棲姫「けど……一つだけ聞かせて。私は貴方が好き。貴方は私の事をどう思っているの……?」

提督「好きだ。だが、俺は君に話さなくてはならないことがある……」

提督(俺は例の話をする。空母棲姫はそれを黙って最後まで聞いていた。すべて話し終えた後、空母棲姫は俺の唇に自らの唇を重ねる)

空母棲姫「んっ……っ。もう一度……恋人同士として抱いて欲しい……」ギュッ

提督(そして唇を離すと甘えた声でそう言って俺に身を委ねてくれる。俺はそんな彼女と精根尽き果てるまで愛し合った)

空母棲姫「……♪」ギュッ スリスリ

提督(全てが終わった後、俺は俺の腕を枕にし、甘えるように抱きついて体を摺り寄せてくる彼女と共に眠ったのだった)



駆逐古姫「っ……できぬ……武装蜂起など……妾はあの方にご恩が……」

南方棲戦姫「……悪いけれど、これ以上貴女に従ってはいられないわ」ガシッ ググググ

駆逐古姫「な、何をする!?いくらそなたであろうとも無礼であるぞ!!んぐっ!?」

空母水鬼「申し訳ありませんが、隠居して頂きます。あとのことは我々にお任せください」

駆逐古姫「っ……!!っ……」ガクッ
172 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/12/21(金) 17:42:15.42 ID:ojucn0Mm0


深雪「何笑えない冗談やってんだよ……!?撤退だぞ!!おい!!立てって!!」グイッ

吹雪「深雪ちゃん!?どうし……っ……!!」サァッ

白雪「えっ……」

磯波「嘘……」ゾクッ

伊勢「ちょっと皆!?何やってるの!!早く撤退しないと……あぁ……まさか……!!」サァッ

浦波「……!!」ギリッ

初雪「ぁ……うぁ……!!」ジワァ ガタガタガタ

帝国海軍士官『何をしている!?撤退しろと言ったはずだ!!敵はすぐ戻ってくるぞ!!聞いているのか!?状況を報告しろ!!』

日向「……一名戦死だ」

「「「「!!」」」」ビクッ

帝国海軍士官『っ!?っ……クソッ……了解した……すぐに撤退せよ!!』ギリッ

日向「了解……そういうこともある。覚悟していたはずだ。撤退しよう」

深雪「……ま、待ってくれよ……そんなはずねぇって……だって……」

日向「もう楽にさせてやれ」

深雪「……!!」

浦波「せ、せめて連れ帰ってあげられませんか……!?曳航して……」

日向「そんな時間はない」

初雪「い、嫌……!!こんなところにひとりぼっちで置いていくなんて絶対にいやぁ!!」ポロポロ

日向「っ……勘弁してくれ……頼むからそんなこと言わないでくれ……」ジワァ

伊勢「……行くよ、皆。状況考えて。これ以上誰も失いたくないでしょ」

白雪「そ、そんな……」フルフルフル

磯波「ぐすっ……ひっく……」ポロポロ

深雪「どうして……どうしてそんな風に言えるんだよぉぉぉぉ!!お前それでも人間かよぉぉぉぉ!!」キッ

伊勢「っ……!!」ズキン ジワァ

吹雪「もう止めて!!」

「「「「っ!!」」」」

吹雪「ごめんね、連れていけなくて……ごめんね……皆、伊勢さんの言う通りだよ……行こう……!!」ポロポロ ジッ

「「「「っ……」」」」コクリ

深雪「畜生……ちくしょうっ!!」

↓×1〜3 
死んだ姉妹を一人戦場に残して撤退しなくてはいけなかった吹雪型と、戦死した年下の駆逐艦娘を一人戦場に残して撤退しなくてはいけなかった伊勢型姉妹の心情
そして敵対的な深海棲艦たちとそれに呼応して裏切った深海棲艦たちへの感情
173 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/21(金) 18:24:58.97 ID:3QvFIzSGO
吹雪型
戦争である以上免れないものであるし敵もそれは同じと頭では理解しているつもりだが、それでも姉妹の死は割り切ることができない
そして、そんな行き場のない憤りが深海棲艦への憎悪へとじわじわ変質していく

伊勢型
似たような場面を経験したことがあるので大きく動揺してはいないが、それでも気が滅入っている
深海棲艦に対して個人的な恨みなどはないが、散らされた艦娘達の魂に誓って必ず報いを受けさせると決意する
174 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/21(金) 19:09:21.69 ID:sGjF6uufO
吹雪型
一度は深海棲艦とも分かり合えると信じた心を黒い感情で塗り潰す
本来私達は深海棲艦を倒すために生まれてきた兵器なんだと
駆逐艦としてのまだ成熟していない精神で切り替え相手に対する情を捨てる

伊勢型
吹雪型の皆への配慮やフォローが第一と考え彼女らが帰投したら
そちらを優先していく
深海棲艦に対しては当初は和平解決を再びとも思ったが
そんな余裕など現実には存在しないと割り切り味方の為にも
今の敵に対して容赦などしないと決意を固める
175 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/21(金) 19:10:59.14 ID:Ihsdb9Uro
戦死したのは叢雲?それとも未実装艦?

吹雪型
涙が止まらず、無力さを嘆く
深海棲艦に明確な敵意が芽生える
深雪と初雪は結果論とはいえ現在の司令官の指揮に不満タラタラ

伊勢型
敵をとることを切に誓う
吹雪型と共に戦死者へ黙祷
176 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/12/22(土) 10:03:20.54 ID:Ns+oM1PZ0


伊勢「……とりあえず安全なところまで撤退できたね。このままパラオ泊地まで無事辿り着ければいいけど……」チラッ

「「「「……」」」」

吹雪(戦争だもん……こういうことがあるって……覚悟してた……してたつもりなのに……)ジワァ

白雪(……そうですよ。これは悪い夢です……だって……こんなこと……こんな酷いこと……あり得ません……)ハイライトオフ

磯波「っ……」クラッ

深雪「磯波!?」ガシッ

「「「「っ!?」」」」

磯波「ぁ……ご、ごめんね……ありがとう……」

深雪「お、驚かせんなよ……磯波までいなくなったらあたし……」ギュッ

磯波「っ!!わ、私は大丈夫!!大丈夫だから……心配しないで……」

深雪「ああ……」

磯波(っ……こんなのやだよ……!!もう戦争なんていや……私はただみんなと普通に暮らせればそれで幸せなのに……)ジワァ

深雪(深海棲艦なんか信用するんじゃなかった……!!あいつらのせいで……あいつらさえいなければ……!!)ギリッ

浦波(こんな卑劣な裏切り……決して忘れない……必ず報復する……報いを受けさせてやるんだ……!!)ギリッ

初雪(赦さない……絶対に赦さない……あいつら、皆殺しにしてやる……!!)ハイライトオフ

伊勢「……何度経験してもこれだけは、ね」

日向「駆逐艦娘たちは幼いし、仕方がない。まあ深海棲艦の奴らの気持ちも分かりはする。だから仕方ないとは決して思わないがな」

伊勢「うん。仇は討つよ。それが手向け」



提督(ムラクモは黒い髪を左右で三つ編みにした少女だった。吹雪型らしく真面目で面倒見のいい子だった)

提督(対深海棲艦戦争の初期からずっと第一線で活躍していた。……そのころからずっと一緒に戦っていた)

提督(彼女が南洋諸島で戦死したのは俺がトラックへ移動している時だった。同時に届く深海棲艦の離反とトラックの失陥)

提督(気が遠くなる想いだった。いっそのこと、本当に気絶してしまえれば……痛恨の極みという言葉も生ぬるい)

提督『っ……ムラクモ……すまない……!!』ギリッ ブツッ タラリ

提督(どうやって吹雪型姉妹たちに償えばいいのか分からなかった。しかし状況が俺に悔恨する時間をくれなかった)

提督(今や最前線はパラオだ。行き先を変更してそこへ向かおうとした俺に届く本国召還の命令。責任を追及されることになるだろう。処罰を覚悟した)

提督(だが、そうはならなかった。出頭した俺に下された命令は太平洋の戦いの指揮を執ることと、新造艦の育成だった。新兵を可能な限り早く使い物になるようにしろとのことだ)

叢雲「特型駆逐艦、5番艦の叢雲よ。あんたが司令官ね。ま、せいぜい頑張りなさい」

提督「……」

提督(俺の目の前に立っているのは薄い勿忘草色の長い髪を前髪ぱっつんのストレートにして、まるで巫女のようにもみあげを赤い紐で結っている少女)

提督(新しい吹雪型五番艦の駆逐艦娘、叢雲だった。先代と違うのは容姿だけでなく性格もらしい。勝ち気で高飛車そうな子だ)

↓×1〜3新しい叢雲に対する提督の心情と対応と、提督に対する叢雲の心象
177 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/22(土) 10:19:29.22 ID:LDZ/XUBYO
提督
いつも通り、期待を込めて着任の儀礼と激励を執り行う
叢雲を見つめるその眼差しには自責の念と覚悟が宿る

叢雲
気丈に挨拶をしたはいいが、眼差しにこめられる感情を察しその理由を尋ねる
すぐに提督の優秀さを感じ取り、私は沈まないと高らかに言い放って正面から提督を抱き締める
178 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/22(土) 10:19:47.01 ID:58sjXGcMo
プライドの高そうな子だな。見た目も他の吹雪型とかけ離れているから他の同型艦と上手くやっていければいいが……叢雲が馴染めるかどうか心配な提督。この司令官はどうやら大変な英雄らしいけど実力が本物かどうかお手並み拝見といったところね。司令官の力量を測りかねている叢雲
179 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/22(土) 10:23:11.00 ID:AQJJyKjHO
提督
感傷に浸るのはここまで。先代とこの娘を重ねてはならない
軍人らしく威厳を伴った対応をする

叢雲
少しは骨のありそうな提督と評価する
気に食わない事があればガンガン言わせてもらおうと思っている。
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