【安価】戦う正義のサイキックヒロイン

Tweet

182 : ◆TCKJ3kJOQ2bI [saga]:2018/12/15(土) 19:41:11.24 ID:DbaXJjxR0
詩音「はっ……はっ……」


実家の道場の稽古終わりに、詩音はクールダウンも兼ねて夜の街を走っていた。

走りながら、詩音はここ数日のことを思い起こしていた。

巫姫に襲われ、イかされてしまったこと。痴漢に気付かず、イかされる寸前だったこと。

もともと性欲は強くなく、自慰も週に一、二回軽くクリをつまむぐらいだった詩音は、ここ数日の自身の痴態を受け止めきれないでいた。

一人では感じたことのない、強い快感で脳がクラクラとしてしまうあの感覚。

まるで、自分の身体が自分のものでなくなってしまうかのようだった。

武道を通じて、自身の身体と精神を御する心得を学んできたと思っていたのに、これでは格闘家失格だ。

すべては自身の弱さによるものだ、と詩音は考えていた。

よく言えばストイック、悪く言えば脳筋であった。

と、『ガーディアン』から貸与されていたスマートフォンがポケットの中で振動した。


詩音(救援信号……!?)


すぐさま思考を切り替え、詩音は信号が発信された地点へと向かった。
183 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/15(土) 19:43:43.05 ID:A+p79Nb3o
もう巫姫ちゃんが責めることはないのかな
184 : ◆TCKJ3kJOQ2bI [saga]:2018/12/15(土) 19:44:34.30 ID:DbaXJjxR0
ダルフィ「あら、随分と可愛い子猫ちゃんが来たわねぇ」

詩音「止まりなさい! 抵抗するなら――!」

女隊員「う、うぐぅ……!」


駆け付けた先にいた人物は二人。

一人は、詩音が息をのむほどに凄艶な美女だった。

ウェーブのかかった金髪が、闇夜に浮かんで揺蕩っていた。

黒を基調としたドレスタイプの衣服は胸元が大きく開かれており、はち切れんばかりの乳房が溢れ出そうになっていた。

そこに引き寄せられてしまう視線を、詩音は無理やり引き剥がす。

もう一人は、その美女の足元に倒れこんでいた。

彼女の顔は知っていた。詩音と同じ地区の『ガーディアン』である。

彼女は倒れこんだまま、苦しそうなうめき声をあげていた。

そのお腹は、まさに臨月の妊婦のように大きく膨らんでいた。

彼女が妊娠していただなんて話は聞いたことがなかった。そもそも、彼女は詩音と同年代だったはずだ。


女隊員「う、産まれるぅ……! いやぁ、中で暴れないでぇ……!」

ダルフィ「ふふ、貴女も見てく? 一人の女が母になる、生命の神秘を感じられる瞬間よ?」

詩音「あ、あなたの能力!? 今すぐ止めなさい!」

ダルフィ「無理よ。私はただ植え付けるだけ。解放されるには産むしかないわ」
185 : ◆TCKJ3kJOQ2bI [saga]:2018/12/15(土) 19:48:59.90 ID:DbaXJjxR0
女隊員「ううぅ、いやぁ……助けてぇ……!」

詩音「っ……!」

ダルフィ「ふふ、そんなに苦しいなら、私が楽にさせてあげる」


金髪の女はそういうと、呻く少女の膨らんだお腹に、靴のヒールを突き下ろした。

静寂を引き裂くような悲痛な悲鳴に、女は恍惚とした表情を浮かべる。

加減などすることなく、まるでお腹を裂かんかとするようにヒールをグリグリと押し付けた。


女隊員「いやあああああああぁぁぁぁああ!!?」

詩音「や、やめろッ!!」

ダルフィ「大丈夫、私のベイビーはこんなので死ぬほどやわじゃないから」

女隊員「いやあああぁぁ! 産まれないでぇぇぇ!」


開かれた少女の股から、液体が勢いよく噴き出した。

そして、秘所を押し開いて、ソレが顔を覗かせた。


赤ん坊「おぎゃああ! おぎゃあああ!」

ダルフィ「あらぁ、可愛い赤ちゃんでちゅねー♡」


金髪の女は、産まれてきた赤ん坊を抱きかかえてキスをした。

赤ん坊を生んだ少女は、蛙のように脚をだらしなく広げたまま、身体をビクビクと震わせていた。
186 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/15(土) 19:50:41.29 ID:487//7wuO
エグい能力
187 : ◆TCKJ3kJOQ2bI [saga]:2018/12/15(土) 19:50:46.40 ID:DbaXJjxR0
詩音(く、狂ってる……)


今まで数多くの能力者を見てきたが、ここまで狂った能力は初めて見た。

他人に無理やり赤ん坊を生ませるなんて、そんなもの生命への冒涜だ。

この異常な状況で、愛おしい我が子に接するように赤ん坊に頬をよせるその女に、詩音の背筋に冷たいものが流れた。


ダルフィ「貴女にも興味があったのよねぇ、有栖川 詩音」

詩音「ッ!?」

ダルフィ「近いうちに誰かのものになってしまうかもしれないし、気に入ったら私のコレクションに加えてあげましょう」

赤ん坊「おぎゃああああ!」

詩音「……!!」


女はそういいながら、腕に抱いていた赤ん坊を雑に放り投げた。

まるでチリ紙をゴミ箱へ放り投げるかのようなその気軽な動作に、詩音は一瞬呆気にとられた。

小さな体がぐるぐると宙を舞う。

そのまま、放物線を描いて地面へと落ちていく。
188 : ◆TCKJ3kJOQ2bI [saga]:2018/12/15(土) 19:55:04.13 ID:DbaXJjxR0
刹那、あたりに風が巻き起こった。

一瞬で加速した詩音が、地面に衝突する寸前の赤ん坊を受け止めた。

振り向き、女を睨みつける詩音の顔に、鋭いヒールが突き立てられた。

詩音はそれを裏拳ではじく。

弾き飛ばされた靴は彼方に飛んで行き、カランと音を立てた。


ダルフィ「やっぱり接近戦じゃ勝ち目薄ね」

詩音「ハアッ!!」

ダルフィ「グッ!?」


詩音の突きが女の腹に突き刺さる。

吹き飛んだ女の身体は壁に激突し、そのままずるずると地面に崩れていった。


詩音「この、クズが……!」


詩音は怒りを滲ませ、吐き捨てるように呟いた。
189 : ◆TCKJ3kJOQ2bI [saga]:2018/12/15(土) 19:56:34.20 ID:DbaXJjxR0
「クスクス、正義のヒーローさんは、随分汚い言葉を使うのね」

詩音「は……?」


倒したはずの女の声に、一瞬詩音の思考が停止した。

しかし、目の前でのびている女はピクリとも動かない、確実に気を失っている。

しかし、幻聴ではない。あの女の声がする。

詩音は、錆びた玩具のようにゆっくりと視線を下げた。

腕に抱えた赤ん坊が、妖艶に微笑んでいた。


ダルフィ「さぁ、運命のコイントスの時間よ。貴女はどっちを出すかしら」



詩音はどうなる? ↓1コンマ一桁
偶数 ダルフィの分身を孕む
奇数 ダルフィの思うがままになる
※ゾロ目で回避
190 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/15(土) 19:57:24.90 ID:A+p79Nb3o
ほい
191 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/15(土) 19:57:41.11 ID:wiRUS0F30
あ
192 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/12/15(土) 19:58:09.02 ID:OiTVX7Qt0
>>191
あと少し早く来てほしかった……
193 : ◆TCKJ3kJOQ2bI [saga]:2018/12/15(土) 21:03:05.84 ID:DbaXJjxR0
詩音「うぐぅぅ……!」


突然の腹痛に、詩音は顔をしかめた。

腕に抱かれていたはずの赤ん坊は、いつの間にか腕の中から抜け出していた。

脂汗を流しながら詩音が視線を上げると、そこには10歳前後の少女が経っていた。

靡くウェーブの金髪に、蠱惑的な笑みを浮かべる端正な顔立ち。

少女の裸体は、その幼さですでに女性らしい曲線を描き始めていた。

成長すればまさに、そこでのびている女とそっくりに成長するだろう。


詩音「これは、どういう……!」

ダルフィ「ははっ、受胎の方ね! おめでとう! これから貴女は、私の分身を産むことになるのよ!」

詩音「そんな……!」


痛みを増すお腹を抑えながら、詩音は気絶している『ガーディアン』の少女を見やった。

先ほど、詩音の目の前で出産を果たした少女は、以前として恍惚とした表情を浮かべたまま気を失っていた。

自身の未来の姿に、詩音はゾッと背筋を凍らせた。
194 : ◆TCKJ3kJOQ2bI [saga]:2018/12/15(土) 21:05:15.94 ID:DbaXJjxR0
なおも増していく痛みに狼狽しそうになりながらも、深く呼吸をして精神を落ち着かせる。


ダルフィ「あら、案外冷静なのね。私を産んだその子は泣き喚きながら許しを請うたのに」

詩音「こ、のっ……!」

ダルフィ「あら、怒らないでよ。あんまり激しく動いたら赤ちゃんが驚いちゃうじゃない」


そういって、少女は愉快そうにクスクスと笑った。

と、その意見に同調するように、詩音の内側からソレが小突いた。

ナカにいる。自分ではない、望んでいない異物が。

詩音の顔の血の気が引いた。今までの戦闘では味わったことのない恐怖に、吐き気が込み上げてくる。


ダルフィ「あっはは! 最高よその表情! ほら、早く無様に泣き喚いてよ! その顔を恐怖と屈辱でめちゃくちゃにしてよ!」

詩音「っ……!」


自身を奮い立たせるためにも、詩音は少女のことを強く睨みつけた。

いつの間にか、目の前の女――ダルフィは、詩音と同じぐらいの年齢に成長していた。

すでに手のひらには収まらないほどの胸を揺らしながら、ダルフィが余裕気に問いかける。


ダルフィ「さぁ、どうするのヒーローちゃん。その身体で戦ってもいいけど、私を殺したってお腹の中の子は消えてなくなったりしないわよ?」

詩音「はぁ、はぁ……」


どんどん重く、膨らんでいくお腹をさすりながら、詩音は活路を見出そうと必死に頭を回す。


詩音「たとえ、どんな絶望的な状況でも……ヒーローは、あきらめない!」



詩音VSダルフィの勝負の行方は? ↓1コンマ一桁
偶数 ダルフィ(少女)は倒すことができる
奇数 ダルフィ(少女)すら倒すことができない

また、コンマ一桁が1〜2で、第三者が助けに来る
195 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/15(土) 21:05:52.13 ID:kD0uZhkkO
巫姫ちゃんたすけて
196 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/12/15(土) 21:06:28.49 ID:OiTVX7Qt0
イチオオイ
197 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/15(土) 21:06:45.16 ID:idTddZoQO
あ
198 : ◆TCKJ3kJOQ2bI [saga]:2018/12/15(土) 21:30:50.38 ID:DbaXJjxR0
ダルフィ「ほらほら、さっきまでの威勢はどうしたのよ! ノロすぎて欠伸が出るわ!」

詩音「このっ……!」


突き出した拳は、あと少しのところでかわされてしまう。

痛みを集中で誤魔化そうとしても、体内からもたらされる未知の痛みには耐性がなく、集中を乱される。

そもそも、身体のバランスが普段とは大きく違う状況では、繰り出す技の練度はどうしても落ちてしまう。

そして、なにより。


詩音(こいつ、素人の動きじゃない……! そういう訓練を受けてる!)

詩音「くっ……!」

ダルフィ「ふふ、そんなに苦しいなら、早く産まれてくるように私が手伝ってあげましょうか」


そういいながらダルフィは、足元に転がっていた靴に器用に足をはめ込んだ。

それは、先ほど詩音が弾き飛ばした靴だった。

詩音の攻撃をかわしながらも、靴を拾えるようにうまく動いていたのだ。

ダルフィの放った鋭い足蹴りが、詩音のお腹に突き刺さった。


詩音「ぐあああああああぁぁぁぁぁあああ!!!」


堪えきれず、叫び声をあげてしまった。

そのまま、詩音は崩れるように膝をつく。

すでにお腹ははち切れんばかりに膨らんでおり、トップスがめくれて肌がさらけ出されていた。

呼吸は荒くなり、青くなった顔には脂汗が浮かんでいた。
199 : ◆TCKJ3kJOQ2bI [saga]:2018/12/15(土) 21:32:33.22 ID:DbaXJjxR0
ダルフィ「貴女、処女?」

詩音「はぁ、はぁ……!」

ダルフィ「あはは! じゃあ、あなたの処女膜を破るのはこの私ね!」

詩音「この、このっ……!」

ダルフィ「安心して? 私を産むときは特別に、強い快感を伴うのよ? 出産アクメじゃなきゃ満足できない身体になっちゃうかも!」

詩音「この、いや、いやああぁぁ!! う、産まれないでぇ!!」

ダルフィ「ほら、産め、産め!」

詩音「いやああああぁぁぁぁぁ!!」


ついに、詩音は悲痛な叫び声をあげた。

その様子を見ながら、心底おかしいというようにダルフィは腹を抱えて笑った。

詩音の瞳から、大粒の涙がこぼれ始める。

どんな時も決して諦めないという誓いは崩れ去り、詩音はいやいやと子供のように首を振り出した。

しかし、どれだけ泣き叫んだところで、現実は変わらない。

もぞもぞと胎内でうごめくソレに、詩音の恐怖はピークに達する。

嗜虐に口元を歪めるダルフィは、詩音が屈服する瞬間を今か今かと待ちわびていた。



そして…… ↓1コンマ一桁
1〜4 第三者が助けに入る
5〜0 そのまま出産してしまう
200 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/15(土) 21:33:05.74 ID:kD0uZhkkO
たすけて…
201 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/15(土) 21:33:06.97 ID:bqBZZjtVO
ぬ
202 : ◆TCKJ3kJOQ2bI [saga]:2018/12/15(土) 22:14:06.68 ID:DbaXJjxR0
詩音(もう、ダメ……! う、産まれちゃう……!)

詩音(い、嫌だ、こんなの……! 誰か、誰か助けてっ!!)


陣痛に必死に耐える少女は、ただ祈ることしかできなかった。

泣きながら助けを求めるその姿は、ヒーローではなく、ただの非力な少女でしかなかった。

ダルフィが、嗜虐に満ちた笑みを浮かべる。

もう少しで、新たなる生命の誕生とともに、一人の少女が終わる。



巫姫「詩音から離れろおおおおおぉぉぉぉ!!!」

ダルフィ「あ?」



後ろから走ってきた少女を、ダルフィはひらりと交わした。

少女はそのまま、詩音の元へと駆け寄る。


巫姫「詩音、大丈夫!?」

詩音「み、き……!」

ダルフィ「なに? 飛び入り参加? 貴女じゃ興ざめもいいところだけど」

巫姫「よくも、私の詩音を……!」


飛び込んできた黒髪の少女――巫姫は、ダルフィを睨みながら詩音のお腹に手を添えた。

はち切れる寸前まで膨らんでいた詩音のお腹が、ゆっくりとしぼんでいく。

そしてそのまま、元の引き締まったくびれに戻った。
203 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/15(土) 22:14:52.06 ID:idTddZoQO
コンマ神よ!
204 : ◆TCKJ3kJOQ2bI [saga]:2018/12/15(土) 22:15:16.76 ID:DbaXJjxR0
ダルフィ「は――?」

巫姫「能力により身籠った子供なんて、『異常』でしかないでしょ」

詩音「み、巫姫……」

ダルフィ「よ、くも……私のベイビーをッ!!」


突如、憤怒の表情を浮かべたダルフィは、巫姫目掛けて駆けだした。

その速度に、巫姫は反応できなかった。

首から上を吹き飛ばす勢いで、先の尖った靴の先端が巫姫の顔面に迫る。

その足首を、詩音が掴んだ。


巫姫「――!?」

詩音「私の親友に、手を出すなッ!!」

ダルフィ「グフッ!?」


詩音のまっすぐ伸びた美しい蹴りが、ダルフィの顎を下から突き上げた。

綺麗な放物線を描いて、ダルフィの身体は地面に落ちた。

仰向けに転がったダルフィの大きすぎる爆乳が、自重で左右に垂れて広がった。
205 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/15(土) 22:15:19.39 ID:idTddZoQO
誤爆失礼しました
206 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/15(土) 22:18:08.66 ID:LyxfUNQK0
あら、1回で終わりか
207 : ◆TCKJ3kJOQ2bI [saga]:2018/12/15(土) 22:19:36.21 ID:DbaXJjxR0
巫姫「はぁ、はぁ……」

詩音「巫姫……どうして……」

巫姫「ふふ、詩音のことは、なんでも分かるのよ……」


実のところ、巫姫が詩音の居場所を知ることができたのは、巫姫が勝手に詩音のスマホにダウンロードした位置情報傍受アプリのおかげなのだった。

裏路地で留まっている詩音にもしものことがあるのではと神社を飛び出したのだが、詩音がそんなことを知る由もなかった。


詩音「巫姫……ありがとう……!」

巫姫「ひゃんっ!?」


腰を抜かしたまま立てないでいた巫姫の身体を、詩音は強く抱きしめた。

巫姫は突然のことで目を回していたが、そのままおずおずと詩音の背中に腕を回した。


詩音「私、もうダメかと思った……心が、折れちゃってた……」

詩音「私はヒーローになるって、誓ってたのに……怖くて、戦うことを諦めてしまったの……」

詩音「巫姫が助けに来てくれなかったら、私……」

巫姫「そんな、何言ってるの……さっきだって、私のことを守ってくれたじゃない」

詩音「巫姫……」

巫姫「詩音はいつだって、私の王子様よ」
208 : ◆TCKJ3kJOQ2bI [saga]:2018/12/15(土) 22:23:14.27 ID:DbaXJjxR0
詩音と巫姫は抱きしめあったまま、少しの間お互いを見つめあった。

詩音の意志の強そうな瞳と、巫姫の穏やかな瞳に、互いの瞳に移りあう。

そのまま、巫姫は詩音に顔を近づけた。

唇が重なる。

ほんの数秒が、とても長く感じる。

柔らかな感触が離れていくことに、物寂しさを覚えてしまった。


巫姫「ねえ、詩音……」


普段は穏やかに細められる瞳が、力強い意志を宿していた。


巫姫「もう、ヒーローに憧れるのはやめて」



詩音はどうする? ↓1〜3 コンマ最大
1.諦める
2.諦めない
209 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/15(土) 22:24:33.53 ID:wiRUS0F30
2
210 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/15(土) 22:24:34.11 ID:idTddZoQO
1
211 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/12/15(土) 22:25:14.72 ID:OiTVX7Qt0
2
212 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/15(土) 22:25:28.27 ID:A+p79Nb3o
2で巫姫と幸せになって
213 : ◆TCKJ3kJOQ2bI [saga]:2018/12/15(土) 22:38:29.88 ID:DbaXJjxR0
詩音「……ごめんなさい、巫姫。それはできないわ」

巫姫「……」

詩音「さっきだって、すごく怖かった。今までだって、逃げ出してしまいたくなることは何度もあった」

詩音「でも、ヒーローに憧れたことを後悔したことは一度もない」

詩音「だってそのおかげで、みんなを……巫姫を守れたんだもの」

巫姫「詩音……」

詩音「私はこれからも、自分の大切な人を、誰かの大切な人を守っていきたい。それが、私の幸せなの」


巫姫の瞳からこぼれる涙を、詩音は指で拭った。

かつて、無理やり犯されかけた相手だというのに、こうして愛おしく感じてしまう私はおかしいのだろうか。

それでも、今ならはっきりと言える。

有栖川 詩音にとって、神野 巫姫は大切な存在の一人だと。


巫姫「……まあ、そう答える詩音だから、私は好きになったのよね」

詩音「あはは……ありがとう」

巫姫「……」

巫姫(ダメだ……このままじゃいつか、私は詩音を永遠に失ってしまう)

巫姫(ヒーローなんて、絶対に諦めさせてやる。もう、私以外は何も見れなくなるように、深くまで……)


最愛の人と抱きあいながら、巫姫はどす黒い闇を腹の底に抱えていた。



【第5話 勝利】
419.20 KB Speed:0.2   ↑ VIP Service SS速報R 更新 専用ブラウザ 検索 全部 前100 次100 最新50 続きを読む
名前: E-mail(省略可):

256ビットSSL暗号化送信っぽいです 最大6000バイト 最大85行


スポンサードリンク


Tweet

荒巻@中の人 ★ VIP(Powered By VIP Service) read.cgi ver 2026/05/10 (Base By http://www.toshinari.net/ @Thanks!)
respop.js ver 01.0.4.0 2010/02/10 (by fla@Thanks!)