【安価】戦う正義のサイキックヒロイン

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490 : ◆TCKJ3kJOQ2bI [saga]:2018/12/23(日) 09:45:52.99 ID:Q8Tg124N0
夜。

生徒会の仕事を終えたしおりは、薄暗い夜道を一人で歩いていた。


しおり「……バレないとでも思っているのか? 用があるならコソコソと後ろをつけるようなことはせず、堂々と姿を見せたらどうだ」

榎枝「ハハ、つけられてると分かってて逃げるんじゃなく迎え撃とうってか。さすがは『氷の女王』サマ、立派な騎士道精神を持っていらっしゃる」

しおり「……そんな恥ずかしい二つ名を名乗った覚えはないがな」

榎枝「俺らの間じゃ評判だぜ、アンタ。この間も『三原色』相手に一人で勝ったんだろ?」

しおり「三原色? ……もしかして、この間の不良三人組のことか? 何だ、お前たちの間ではそういう格好つけた言い回しが流行っているのか?」

榎枝「めちゃくちゃ強くてめちゃくちゃイイ女……俺たちの間じゃその話題で持ちきりだ」

榎枝「いったい誰が、『氷の女王』を墜としてペットにできるかってなァ」

しおり「……下種の考えることは本当に理解できないな。どういう知性をしていたらそんな野蛮で低俗なことばかり考えられるんだ?」

榎枝「クハハ、本当につくづくムカつく女だぜ! 噂に聞いてた以上だ。お前みたいな強気な女を屈服させたらさぞ気分がいいんだろうな」

しおり「残念だが、私に手を出せば地面に伏するのはお前の方になる。私は別に、お前のような三下を倒したところで何の感慨もわかないがな」

榎枝「そうかよォ!」


いかにもチンピラ然とした男が、拳を握りしめたまましおりに向かって駆け出した。


しおり(素手のまま特攻……現出系の能力ではないか)

しおり「戦闘の意志ありと判断。『ガーディアン』としての防衛権を行使する」


鋭く男を見据える少女が、冷気を纏い始めた。



しおりはどうする? ↓1コンマ一桁
1〜4 榎枝を凍らせて動きを封じる
5〜7 とりあえずは牽制で相手の動きを見る
8〜0 いきなり氷塊をぶつけて終わらせようとする
491 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/23(日) 09:47:01.13 ID:+ifMMc210
ほい
492 : ◆TCKJ3kJOQ2bI [saga]:2018/12/23(日) 11:16:19.83 ID:Q8Tg124N0
榎枝「ガ、ァ……!?」


男の動きが止まる。

振り上げた片足が宙に浮いたままの状態で、突如現れた氷塊にはめられてしまう。

前にも後ろにも、身体を微塵も動かすことができない。


しおり「なんだ、もしかしてもう終わりなのか? 大口を叩いていた割には随分とあっけないな」

榎枝「この、クソッ……!」

しおり(接近しないと発動できないタイプなのか? 警戒していたが、ただ自身の力を過信していただけか)


『ガーディアン』から配布された通信機器を使って警察に通報する。

怒りによるものか、あるいは冷たさを耐えかねてか、男はこめかみを震わせていた。

そんな男に対し、しおりは冷笑を浮かべる。


しおり「氷の拘束は堪えるだろう。警察が来るまでの辛抱だが、辛いようならホットコーヒーでも買ってきてやろうか?」

榎枝「ハハッ、要らねぇお世話だ。苦しむのは俺じゃなくてお前だからな」

しおり「なに?」

榎枝「返すぜ、そのまま」

しおり「ッ――!」
493 : ◆TCKJ3kJOQ2bI [saga]:2018/12/23(日) 11:17:16.87 ID:Q8Tg124N0
ブルリ、としおりは身体を震わせた。

自身を襲う鮮明な苦痛の正体が寒気だと気付いて、しおりは震える自らの肩を抱いた。

氷を自在に出せるしおりは、その能力の副産物として冷気に対する耐性を持っていた。

寒さなど久しく感じたことがなかったしおりは、その動揺を悟られまいと男をきつく睨んだ。


榎枝「ホットコーヒーを飲んでも無駄だぜ? お前が感じてる寒気は、俺が感じてる寒気なんだからな」

しおり「なるほど……それがお前の能力か。卑怯者にふさわしい能力だ」

榎枝「この邪魔くせぇ氷を消しさえすりゃあ、お前もその苦しみから解放されるぜ?」

しおり「ほざけ。これぐらい何ともない。お前こそ、こんな嫌がらせのような方法でしか私に報いる手段がないんだろう?」


睨み返すことしかできない男に向かって、しおりは唇の震えを抑えながら笑みを作った。


しおり「観念しろ。こんなもの、私には通用しない」



しおりはどうなる? ↓1コンマ一桁
0またはゾロ目で耐えきれず氷塊を消す
それ以外で耐える
494 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/23(日) 11:22:05.38 ID:Olka/5rb0
補正には勝てない
495 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/23(日) 11:22:13.69 ID:jdS+nMMbO
フィーヒヒヒ!
496 : ◆TCKJ3kJOQ2bI [saga]:2018/12/23(日) 11:40:44.19 ID:Q8Tg124N0
榎枝「クソ、このっ……離せよ!」

榎枝「このクソアマ、いつか絶対ブチ犯してやるッ!」


結局、警察が来るまでの間ずっと氷に囚われたままとなっていたチンピラは、そのまま御用となった。


「大丈夫だったかい?」

しおり「ええ、ありがとうございます」


警察から手渡された毛布に身を包みながら、しおりはホットコーヒーをすする。

ほぅ、と吐き出された息が、白く染まっていた。


しおり(正義のために力を振るえば、それを疎ましく思うものもいる、か……)

しおり(しかし、私は負けない。そんな卑怯者たちには、絶対に……!)


自身を辱めようとする者たちの存在を知りながらも、しおりは正義のために戦う意思を固く持っていた。

缶を握りしめる手のひらに、じんわりとした熱が広がっていった。



【第1戦 勝利】
497 : ◆TCKJ3kJOQ2bI [saga]:2018/12/23(日) 11:41:27.19 ID:Q8Tg124N0
次の敵能力者を決めて今日は終わります


↓1〜5コンマ最大
ただし15分経過しても埋まらない場合は↓1〜3に変更

思いつかない欄は空白でok
【名前】
【年齢】
【容姿】
【性格】
【能力】
【悪事の内容】
【その他】

また採用レスのコンマ一桁判定
偶数 対等、またはしおり有利からスタート
奇数 しおり不利からスタート
498 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/23(日) 11:45:31.62 ID:jdS+nMMbO
お疲れさまでした

安価は>>426
499 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/23(日) 11:46:07.65 ID:7zvbe315o
>>13
500 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/23(日) 11:48:36.75 ID:AJiLHikqO
【名前】柊季 夜久
【年齢】58
【容姿】細身で長身 白衣メガネ
【性格】マッドサイエンティストな性格 実験体はモルモット程度にしか思っていない
【能力】身体から自由自在に薬を生み出す(毒薬、媚薬、痺れ薬、下剤等 液体や気体かも選べる)
【悪事の内容】街中で空気中に開発した新薬をばら撒く 頑丈そうなモルモットがいたらお持ち帰りして更に強い薬の実験
【その他】ある程度実験に耐える娘がいると愛着が湧き、殺さないようずっと可愛がる
501 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/23(日) 11:49:22.74 ID:cqNhiYnto
>>428
502 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/23(日) 11:54:31.94 ID:+ifMMc210
【名前】瀬崎徹(せざき とおる)
【年齢】28
【容姿】身長180cm以上の無精ひげが少しある不健康な男。サングラスがトレードマークで一応、服装は黒のスーツ(きちっとしていなく寄れている感じ)
【性格】皮肉屋(嫌味でもある)でこの世に絶望している
【能力】自分の目を見た相手を容赦なく洗脳する(鏡越しなども可能) ON,OFFは不可(ただし、サングラスなどで視界を遮れば行ける。眼鏡は物によるが基本的に意味がない)
【悪事の内容】 強盗、傷害、詐欺、強請、脅迫、強姦など大体の犯罪を能力を使って行っている
【その他】小さいころから能力持ちで切り替えもできないため昔からサングラスを着用している
そのためか昔からいじめられていたり、親に捨てられて施設送りなど自分の能力を嫌っている(ただし、使わないと生きていけないので使っている)
そんな人生のため半場やけくそになっていたりする
503 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/23(日) 12:01:26.84 ID:+ifMMc210
どーでもいいけど、>>502の能力はサラングラスを下げてちらっと見るだけで能力にかからせることができるで
念のため
504 : ◆TCKJ3kJOQ2bI [saga]:2018/12/23(日) 13:22:44.64 ID:Q8Tg124N0
カエル男「ゲコォ!?」

しおり「ふん……君、怪我はないか?」

女子高生「は、はい……あ、ありがとうございました……!」


しおりは被害者の少女に向けて優しい笑みを浮かべた。

少女は制服が乱れ、全身がぬめぬめの粘液まみれになっていたが、幸いにも外傷はないようだった。

最悪の結果になる前に少女を救うことができた。そのことに、しおりは使命を果たした充足感に満たされた。


しおり「ほら、警察が来るまでこれを着ておくといい。その格好でいるのは恥ずかしいだろう」

女子高生「で、でも、汚れちゃいますよ……!」

しおり「大丈夫。クリーニング代ぐらい『ガーディアン』が出してくれるさ」


そういってしおりは、自身のブレザーを脱いで少女の身を包ませた。

しおりの紳士的な対応とその凛々しい顔立ちに、少女の頬が赤らむ。

ワイシャツだけとなったしおりは、その豊かな母性の象徴がより強い存在感を主張していた。
505 : ◆TCKJ3kJOQ2bI [saga]:2018/12/23(日) 13:24:25.44 ID:Q8Tg124N0
徹「鉄拳制裁で弱者を助けてご満悦か……頭が下がるね、ほんと」

しおり「……!?」


突如現れた男に、しおりは少女を庇うようにして一歩前に出た。

その男は痩躯だがとても背が高かった。女子の中では長身な方であるしおりよりも顔一つ分は上だ。

よれよれの黒のスーツに無精ひげ、そして黒く塗りつぶされたようなサングラスからは、どうやっても真面目な社会人という印象を受けることはなかった。

ゆっくりと歩いてくる男を、しおりは警戒の色を隠さずに睨みつけた。


徹「君、『ガーディアン』だよね。なんで『ガーディアン』なんてやってるの? 内申点目当て? 奨学金? それとも悪い無能力者をボコボコにしてストレス解消かな?」

しおり「お前、誰だ? そこの男の仲間か?」

徹「まさか。俺の知り合いにこんなデブガエルはいないよ。友達は選ぶタイプだからね」

しおり「じゃあ何をしに来た? 野次馬ならご遠慮いただこうか」

徹「……君、かわいいねぇ」

しおり「なに?」

徹「頭もよさそうだし、それに能力も強そうだ。きっとみんなから愛されて、何不自由なく育ってなんの疑問を抱くこともなく今の環境を手に入れたんだろう」

しおり「……」

徹「自分がもしかしたらヴィラン側だったかもしれないとか、考えたことないかい?」

しおり「ない。私は確かに恵まれた環境に生まれたが、それに慢心して自分を律することをやめようとしたことなど一度もない」

徹「即答か……いいことだ。きっと俺みたいな人間が何を言ったって君には響かないんだろう」

しおり「用件があるなら早く言え。もし暴れたいというのであれば、不本意ではあるが『ガーディアン』として相手になろう」

徹「お気遣いいただいて痛み入るが、結構だよ。俺は暴力沙汰は嫌いだから」

しおり(直接的な攻撃手段を持たない、搦め手の能力者か……!?)


しおりが氷漬けで動きを封じようとしたと同時に、男は身に着けていたサングラスを外した。

光をも吸い込む闇のような黒い瞳が、しおりを射抜いた。



徹はしおりにどんな催眠をかける? ↓1〜3コンマ最大
ただし採用コンマ一桁が1〜2でしおり回避
506 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/23(日) 13:34:37.33 ID:jdS+nMMbO
しおりは徹の事が大好きな妹で、徹の言うことなら何でも聞いちゃう甘えん坊
507 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/23(日) 13:35:54.85 ID:Olka/5rb0
徹が大好きになる催眠をかけ秘密や個人情報なども簡単にバラしてしまうほどにしてしまう
508 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/23(日) 13:39:58.24 ID:U99gHbpUO
自分はガーディアンから寝返った悪人で、徹の仲間
509 : ◆TCKJ3kJOQ2bI [saga]:2018/12/23(日) 14:34:14.08 ID:Q8Tg124N0
凍てつく冷気が、瞬く間に氷の牢を形作った。

身動きを封じられた男が眉をひそめる。


しおり「す、すまないっ!」


しおりが慌てたように手をかざすと、男を捕えていた氷塊は再びただの冷気に戻った。

慌てることなくよれよれのスーツを正す男に対し、しおりは自身の咄嗟の行動に困惑していた。


しおり(わ、私は、なぜ能力の解除を……!)

しおり(いや、しかし、彼を傷つけることなんでできない、彼に嫌われたくないと、心から強く思ってしまった……)

女子高生「え、だ、大丈夫ですか!?」

徹「君はいいや。たいしてそそられるところもないし、邪魔だからこのまま帰っていいよ」

女子高生「え――」


しおりのことを心配していた少女の顔からすっと表情が消えた。

少女は虚ろな目をしたまま、男の横を通り過ぎて大通りの方に帰っていった。


しおり(くっ、精神操作系の能力か、厄介だな……!)

徹「いやぁ、こんな洗脳をかけておいてなんだけど、俺は誰かのことを好きになるって感情がいまいちピンとこなくてね。いったいどういう気持ちなんだい?」

しおり「そ、それは……胸が苦しくて、でも、とてもあたたかくて、あなたの喜ぶ顔がみたいし、あなたのためなら、何だってしてあげたい……!」


答えながら、しおりははち切れそうな自らの胸元を苦しそうに掴んだ。

先ほどまで凍えるような鋭さを放っていたその瞳は、恋する少女のように潤み、男の瞳をまっすぐと見つめていた。
510 : ◆TCKJ3kJOQ2bI [saga]:2018/12/23(日) 14:39:29.42 ID:Q8Tg124N0
徹「くく、なるほどねぇ。君、名前は?」

しおり「しおり……皆川 しおりです」

徹「今後、俺と君がそういう関係になった時のために、君のことや家庭のことについて聞いてもいいかな?」

しおり「っ……! は、はいっ!」


そのまましおりは、自宅の住所から家族構成まで、プライバシーに関する情報を嬉々として男に漏らした。

しゃべりながらも、しおりの理性は必死に口を閉ざそうとしていた。


しおり(やめろ、この感情はまやかしだ! か、彼に対して、頬をにやけさせるな! 彼に、こんな情報を話してしまったら……!)

しおり(で、でも、ダメだ……! 彼に求められているのだとしたら、何でも教えてあげたくなってしまう! 彼に、喜んでもらいたくなってしまう!)

しおり(お願いだ、もうこれ以上喋らないでくれ……!)


必死の抵抗も虚しく、しおりは個人に関する簡易的な情報をすべて話してしまった。

強い後悔と屈辱の感情を必死に湧き起こそうとするも、彼に自分のことを知ってもらったことへの喜びが勝ってしまう。


しおり「はぁ……はぁ……」

徹「なるほどね……わざわざ答えてくれてありがとう、しおり」

しおり「っ……!」


男の言葉に、しおりの胸がきゅんと締め付けられる。脳内で、自らの名を呼んだ男の声がリフレインする。

偽りの感情だと分かっているのに、彼の役に立てたことがたまらなくうれしい。

いまだに恋を知らないしおりにとって、心の奥底から湧いてくるその感情は、それまでに味わったほどがないほどの甘美な刺激をもたらした。


徹(さて……)


徹はどうする? ↓1〜3コンマ最大
511 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/23(日) 14:45:52.97 ID:rHXQwVuKO
抱きしめて更に自分を好きになる様に洗脳
512 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/23(日) 14:47:22.05 ID:+ifMMc210
多義〆てキスして自分のことをさらに好きになるように洗脳
513 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/23(日) 14:48:30.58 ID:U99gHbpUO
ガーディアンの機密を話させる
514 : ◆TCKJ3kJOQ2bI [saga]:2018/12/23(日) 15:13:48.59 ID:Q8Tg124N0
男はしおりと目線を外さないまま、ゆっくりとしおりの元に歩いていく。

逃げないと、としおりの理性が必死に身体に命令を送るも、片足を引きずるように半歩後ずさることしかできなかった。

ついに、互いの顔を触れ合えるほどの距離に男が近づいた。

しおりは男を見上げる形となる。

本当に背が高い、そういうところもカッコいいなどと思ってしまった自身の邪念を振り払う。


徹「そのままずっと、俺の目を見てて」

しおり「は、い……きゃっ!?」

徹「くく、一目見た時から分かってたけど、やっぱり抱き心地がいいねぇ。肉付きのいい女性は好きだよ」

しおり「ひゃ、や、やめ……♡」


しおりは、男の細い腕に力強く抱きしめられた。

男の薄い身体に押し付けられて豊満な胸が潰れる。その密着感に、胸が破裂しそうなほどに強く脈打つ。

気恥ずかしさと嬉しさで涙が零れそうになるのを必死に耐える。

男を見上げたまま耳まで赤く染めたしおりは、唇を震わせて熱い吐息を漏らした。
515 : ◆TCKJ3kJOQ2bI [saga]:2018/12/23(日) 15:16:26.83 ID:Q8Tg124N0
徹「もっともっと深く、植え付けてあげよう……この瞳を見なくても俺への気持ちが消えてしまわないように、さらに深く」

しおり「あ、あっ、あ、ぁ――」


覗き込んでくる男の深淵のような黒い瞳に、しおりは飲み込まれそうになる。


徹「……俺のこと、どう思ってるんだい? 聞かせてくれ、しおり」

しおり「あっ、あぁ……すき、すき好き好き大好きっ! あなたのことを愛してますっ!♡」


まるで、潤んだ瞳にハートが浮かんでいるかのようだった。

普段の凛々しい顔つきではない、完全に雄に媚びた雌の表情を浮かべながら、しおりはだらしなく口元を緩める。

しおりの方から抱き着く力を強め、その男を悩殺するような肢体を存分に押し付けた。

その女体の極上の柔らかさに、男はゾクリと背筋を震わせた。



徹はどうする? ↓1〜3コンマ最大
ただし採用レスのコンマ一桁が1〜4で救援がかけつける
516 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/23(日) 15:18:27.20 ID:+ifMMc210
キスした後に一緒にラブが付くホテルへ行く
517 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2018/12/23(日) 15:20:09.02 ID:VNKZEuFMO
しおりの部屋に案内させて自分からおねだりさせる
518 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/23(日) 15:25:25.91 ID:cqNhiYnto
自宅に連れて帰って一緒にお風呂
519 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/23(日) 15:27:30.39 ID:Olka/5rb0
オーマイガー
520 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2018/12/23(日) 15:28:50.14 ID:VNKZEuFMO
>>519
どうした、何があった?
521 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/23(日) 15:28:53.92 ID:+ifMMc210
救援が来たからってそれでおしまいなわけではない…はず
522 : ◆TCKJ3kJOQ2bI [saga]:2018/12/23(日) 15:50:32.18 ID:Q8Tg124N0
徹「俺は、君が心から嫌悪するようないわゆるクズだけど、それでも俺が好きなんだね?」

しおり「クズなんかじゃない! あなたはとっても素敵な人だ、私が惚れた男なんだからな♡」

徹「……はは、君のその傲慢さは筋金入りみたいだな。まあ、だからこそ堕としがいがある」

しおり「あひぃんっ♡ だ、ダメだ、こんなところでぇ……♡」


男はしおりの目から視線をそらさないまま、しおりの巨尻を鷲掴みにした。

このような破廉恥な行為は、普段のしおりならば絶対にゆるさないだろう。

しかし、口では否定の言葉を出すものの、しおりは腰をもじもじとくねらせるだけで男を抱きしめたまま離れようともしない。

艶やかに笑う少女の顔を見て、徹はそのかけた洗脳の深さを確信する。


徹「大丈夫、猿じゃあるまいし外でなんて盛ったりしないよ……俺の家についてくるかい」

しおり「えっ!? そ、それって……し、しかし……」

徹「ためらう必要はないさ。俺たちは――」


「少女から離れろ!!」


徹「!?」
523 : ◆TCKJ3kJOQ2bI [saga]:2018/12/23(日) 15:51:52.41 ID:Q8Tg124N0
しおり「な、なんだ!?」


しおりたちがいた裏路地に警官たちが現れた。しおりがカエル男を倒す際に通報していたのだ。

しおりは男の瞳から目を外し、警官たちの方を見やった。けたたましくなるサイレンの音に、少女の意識が現実に引き戻される。


しおり「あ、あれ、私……」

徹「チッ、タイミングが悪いな……」

しおり「お、お前……!」

徹「機会があればまた会おう。君のその幼稚な正義がこの世界の闇にどれぐらい通用するのか、見ものだな」

しおり「ま、待てッ!」


しおりは逃げる男を捕えようと手をかざしたが、心に突き刺さった破片のような彼への想いが、能力の発動を拒んだ。

遠ざかっていく黒い背中を見ながら、しおりは屈辱で唇を噛みしめた。



【第2戦 途中救援により中断】
524 : ◆TCKJ3kJOQ2bI [saga]:2018/12/23(日) 15:54:43.57 ID:Q8Tg124N0
エロへの抵抗度はほぼ変更なしですが、異性に抱いた強い恋心の記憶が残りました


次の敵能力者を決めます


↓1〜5コンマ最大
ただし15分経過しても埋まらない場合は↓1〜3に変更

思いつかない欄は空白でok
【名前】
【年齢】
【容姿】
【性格】
【能力】
【悪事の内容】
【その他】

また採用レスのコンマ一桁判定
偶数 対等、またはしおり有利からスタート
奇数 しおり不利からスタート
525 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/23(日) 16:03:35.30 ID:VNKZEuFMO

【名前】榊 綾香(さかき あやか)
【年齢】18歳
【容姿】腰まで届く黒髪ストレート、Eカップのスレンダーボディ
【性格】一途で誰にでも優しく健気。だか淫乱で何時もイヤらしい妄想をしているレズっ娘でもある。
【能力】触れた対象の精神に働きかけてトラウマや心の病の治療を行い、逆に危険な思想を植え付ける事も出来る。
【悪事の内容】女性の一般人・能力者の精神に歪んだ性癖を植え付けて犯罪を増加させている。
【その他】元々はガーディアン所属で事件の被害者のメンタルケアを行う真面目な能力者だった。
だがとある人物に自身が【実は同性愛者で被虐願望があり、同じガーディアンの戦う女性達に滅茶苦茶にされたい】という願望を持っている事を見抜かれ勧誘される。
それ以降ガーディアンでの一員として活動しながら裏ではその人物と繋がり、ガーディアンの女性メンバーを嗜虐趣味の同性愛者である【女王様】にして己の欲望を満たしている。(というか満たして貰ってる)

526 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/23(日) 16:06:45.47 ID:7zvbe315o
>>44
527 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/23(日) 16:08:25.62 ID:Olka/5rb0
【名前】赤本 勝也
【年齢】34
【容姿】黒の革ジャンとジーンズ
【性格】残虐、快楽主義
【能力】任意で体を高熱(MAX3000℃程)を発生させる能力(応用として口から火炎放射を放ったり出来る)
【悪事の内容】殺人(ガーディアンの人間もいくつか手をかけてる)、強盗、窃盗(高熱を利用して障害物を溶かして宝石など盗む)、拉致強姦
【その他】元フランス外国人部隊で部隊にいた時は超が付くほどの真面目な男で模範的な存在で一個小隊を任される程だったがある作戦で自分の小隊を囮に使われ小隊は勝也一人残して全滅
その時に能力を発現させ死地を乗り越えるも正義を物凄く憎むようになり残虐な性格に豹変した
528 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/23(日) 16:08:26.31 ID:l1XSOYueO
>>316
529 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/23(日) 16:10:36.43 ID:jdITaZYfO
蛸魔に堕とされた蔭山瑞希
ガーディアンも学校も止め今は夜な夜な蛸魔の為に獲物を探している
530 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/23(日) 16:16:26.05 ID:+ifMMc210
【名前】一一(にのまえ はじめ)/ワンス
【年齢】17歳
【容姿】黒髪で丸まった感じの背が小さな少年/長身の赤毛の筋肉質のロングの男
【性格】気弱だが自分より他人を思うことができる優しい少年/自分勝手で自分の欲望のためには他人がどうなってもいい自分勝手な人物
【能力】声で命令してその声が聞こえ目範囲にいる生物の記憶を操る。
【悪事の内容】 気に入った女を捕まえて自分の女にする
【その他】しおりのクラスメイト。しおりに憧れており、恋慕の気持ちを持っているが本人の性格的に告白おろかあまりきちんと話したこともない。
名前のこともあり小学生のころからいじめられており、また親が毒親であったことにより彼には性格が逆のもう一つの人格「ワンス」が生まれてしまった。
ワンスは一の悪意か性欲などがある程度達すると現れる。一は入れ替わっている間の記憶はなく、記憶も能力で自由に書き換えられており、違和感を五高なようにして気が付いてない。
531 : ◆TCKJ3kJOQ2bI [saga]:2018/12/23(日) 17:28:46.82 ID:Q8Tg124N0
「す、好きです! 付き合ってください!」

しおり「……」


校舎裏で、しおりは後輩の男子から愛の告白を受けていた。

こういうことは、珍しくなかった。

記念受験や度胸試しのつもりで告白してくるものもいるし、多い時には同時に三人から告白を受けたこともある。

女子からの告白も、両手で数える必要があるほどには経験がある。

好意を向けられることは、本当にありがたいことではある。しかし、ろくに話したこともないような相手を好きになる感覚が、しおりにはよく分からなかった。


しおり「……すまない、気持ちは嬉しいんだが、君とそういう関係には……」

「っ、そ、そうですよね、すみません……」


悲しそうな顔をする男子にしおりまで胸が痛むが、かといって同情で返事をするわけにもいかない。

そのまま立ち去ろうとする少年に、しおりは声をかけた。


しおり「なぁ、人を好きになるってどういう気持ちだ?」

「えっ……そ、その、やっぱり、一緒にいたいとか、好きになってほしいとか、そういう……」

しおり「……すまない、変なことを聞いてしまったな。忘れてくれ」


あれから数日が経っていたが、いまだに自身の不甲斐なさに腹が立つ。

あんな能力で女を誑かすような男に嘘でも恋心を抱いてしまうなど、女の恥だ。

しおりは自身の胸に手を当てた。あの時の、胸がふわふわと落ち着かない感覚が、まだわずかに残っているような気がしていた。

しおりも、その手のことに興味がないわけではなかった。

いずれは自分も、愛する男と手を繋ぎ、唇を重ね、そして……


しおり「っ……!///」


湧き上がった邪念を振り払うように頭を振り、しおりは校舎に戻っていった。
532 : ◆TCKJ3kJOQ2bI [saga]:2018/12/23(日) 17:36:35.51 ID:Q8Tg124N0
――――――――――――――――


勝也「オラッ! いいからさっさと金持ってこい!」


銀行の中で、強盗たちは荒々しく叫んでいた。

彼らは、簡易的な防弾チョッキ以外に武器のようなものは何一つ身に着けていなかった。

この時代では、裏組織から高額な武器を手に入れたりなどせずとも、強力な能力があれば誰でも強盗になることができる。

その分、それを阻止しようとする側の戦力も高くなるが、それでも世界から犯罪がなくなることはなかった。

ボディーガードとして雇われていた能力者たちはみな、すでに倒されて戦闘不能となっていた。

強盗たちが必死になって袋に札束を投げ入れている間、革ジャンを着たいかつい男――赤本 勝也は、苛立ちを隠さずに貧乏ゆすりをしていた。


勝也「いつまでチンタラ詰めてんだ! 早くしねぇとテメェらごとこの銀行燃やしちまうぞ!」

「クソ、怒鳴るならテメェも手伝えよ……」ボソッ

勝也「ア? お前今なんか言ったか?」

「い、いや、別に……!」

勝也「俺は能力的に金を触るのには向かねぇってちゃんと説明したよなァ?」

勝也「あんまりイラつかせるんじゃねぇよ……マジで燃やしちまう」


男が咥えていた煙草が一瞬で燃え上がり、黒い灰に変わる。

その様子を見て、男たちは金を慌てて詰め込むスピードを上げた。
533 : ◆TCKJ3kJOQ2bI [saga]:2018/12/23(日) 17:37:28.21 ID:Q8Tg124N0
「ぐわあぁ!?」

勝也「!?」


突然上がった男の悲鳴に、強盗たちは身構える。

突如、防犯シャッターが下ろされていた銀行の入り口が外から吹き飛ばされた。

銀行内に、結晶のような氷の壁が押し寄せてくる。


勝也「なんだッ!?」


強盗たちは首から下を瞬く間に氷漬けにされ、身動きが取れない状態となった。


しおり「『ガーディアン』だ。生きたまま全身氷漬けにされたくなかったら、警察が来るまで大人しくしていろ」


一人の少女が、強引にこじ開けられた入り口から悠然と歩いてきた。

高校の制服を着ていたが、高校生とは思えないほどの貫録があった。少女はその凛々しい瞳で、静かに強盗たちを睨みつける。

人質として縛られていた一般人たちから歓声があがる。

少女――皆川 しおりは、このあたりでは有名な『ガーディアン』の一人だった。
534 : ◆TCKJ3kJOQ2bI [saga]:2018/12/23(日) 17:39:35.43 ID:Q8Tg124N0
勝也「テメェ……いったい何の真似だ?」

しおり「随分と察しが悪いな。『ガーディアン』だと名乗ったはずだが? お前たちの狼藉を止めに来たんだよ」

勝也「『ガーディアン』だァ? テメェみてぇなガキが、ヒーローの真似事か!?」

しおり「分はわきまえているさ。『ガーディアン』として特別に国に認められた行為以外は慎むように――」

勝也「狂ってんだよ、この世界は!!」

しおり「なに?」

勝也「テメェみてえなガキが犯罪者と戦うことが国に認められている世界なんて、狂ってんだろッ! 『正義』のためか!? 能力があるならそれでいいのかよ!?」

しおり「……銀行強盗が何を偉そうに言っているんだ?」

勝也「お前らは全員都合よく利用されてるんだよ、クズどもに。お前が殺されようが犯されようが、上の連中は知らん振りだぞ。それでいいのかよ」

しおり「危険が伴うのは覚悟の上だ。それでもこの力で人々を守りたいと、私たち『ガーディアン』は全員そう思っている」

勝也「そうかよ。じゃあ死ね」

しおり「ッ!?」


男が吹いた息が、火炎放射となってしおりに迫った。

しおりは氷の壁を生成して火炎を防ぐ。澄んだ氷の壁の向こうで、氷に囚われたはずの男が動いているのが見えた。

男を拘束していた氷は、すべて溶かされていた。水が蒸発するジュウジュウという音が響く。

男は指を鳴らしながら、獰猛な笑みを浮かべた。



しおりVS勝也、戦況は? ↓1コンマ一桁
1 しおり勝利
2〜4 しおり有利
5〜9 勝也有利
0 勝也勝利
535 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/23(日) 17:40:10.02 ID:KaUAgtt8O
536 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/23(日) 17:40:11.11 ID:Df7tnPrAo
はい
537 : ◆TCKJ3kJOQ2bI [saga]:2018/12/23(日) 18:07:07.48 ID:Q8Tg124N0
しおり「くっ……!」

勝也「オイオイどした! 逃げ腰か!?」


バックステップで、しおりは銀行から外の大通りに飛び出した。

男を捕えようと生み出された氷は、男に触れた場所から削られるように溶けていき、男の振るう腕で簡単に砕かれた。

男が勢いよく火炎を噴き出す。

氷の壁を生み出して防ぐが、火炎が吹き付けられた箇所に錐で掘られたような穴が開いていく。


しおり「ッ!?」


氷の壁を貫通した火炎を、しおりは横に転がることで逃げた。

遠巻きに眺めていた野次馬たちが、舞い上がる炎を見て蜘蛛の子を散らすように逃げていった。


勝也「どうやら、俺とは相性が悪いみたいだな」

しおり「さて、どうかな?」

勝也「ア?」

しおり(うまく誘いに乗って外に出てきてくれたな)


狭く、人質もいる銀行内では、こんな危険人物とは存分に戦えない。


しおり「銀行強盗なんてせず、サーカスの曲芸師にでもなったほうがよかったんじゃないか?」

勝也「ッ、殺す!」


男がしおりに向かって駆け出した。

男の能力相手では、近づかれればしおりが圧倒的に不利になる。
538 : ◆TCKJ3kJOQ2bI [saga]:2018/12/23(日) 18:07:39.39 ID:Q8Tg124N0
しおり(生半可な攻撃は簡単に溶かされてしまう、なら……!)

しおり「多少の痛みは大目に見ろよ」

勝也「ッ!?」


砲弾のような巨大な氷塊が、男に向かって発射された。

男はそれを受け止めるか否かを逡巡したのち、転がるように横に回避した。


勝也「このッ、クソガキが!」

しおり「年齢だの性別だの、そんなくだらないもので私たちを測るな」


再び、氷の砲弾が男に迫る。

苛立った表情を浮かべながら、男は先ほどのようにそれを回避しようとする。

しかし、男の行く手を阻むように現れた氷の枷によって、男の動きが一瞬止まった。

枷は男の振るった腕によって簡単に砕かれる。しかし、その一瞬が命取りとなる。


勝也「こ、のッ!?」


男は、最大にまで熱した両腕を砲弾に向かって突き出した。

膨大な熱により、氷塊の表面が解け、ひびが入る。

しかし、それでも砲弾の勢いは止まらなかった。


勝也「ガアァ!?」


男はそのまま、砲弾に弾き飛ばされて地面を転がった。



勝也はどうする? ↓1〜3コンマ最大
1.ひたすら特攻をしかける
2.この場は退散する
3.隠し持っていた武器を使う(どんな武器かも。隠し切れないようなものなどは無効)
4.能力を増強させる薬を使う
5.その他(有効な手段であれば補正あり)
539 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/23(日) 18:10:00.05 ID:cYYsYUSzO
4
540 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/23(日) 18:12:03.29 ID:Bb/WsR3a0
2
541 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/23(日) 18:12:24.67 ID:iqRP+lBso
1
542 : ◆TCKJ3kJOQ2bI [saga]:2018/12/23(日) 18:37:22.52 ID:Q8Tg124N0
勝也「く、クソ……俺が、こんなガキに……地獄も知らねぇようなやつに、この俺が……!」

しおり「もうじき警察も駆け付ける。もう諦めろ」

勝也「お前、それだけの力があるなら、もっと自分のやりたいように生きねえのか?」

勝也「『正義』なんかに付き従ってたら、さんざんいいように利用されて最後は殉職だぞ」

しおり「死ぬつもりはないし、私は誰かの都合のいいように動いたりしない。私が信じるのは他の誰かの者じゃない、私が掲げる正義だ」

勝也「ハァ、ハァ……クソ、こんな青臭いガキに、この俺が負けるかよォォ!!」

しおり「……!」


男から立ち上がる熱気が蜃気楼のように揺らめく。

男の身体が発火し、炎が立ち昇る。熱気が、離れた場所にいるしおりの元にまで届いた。

男は叫びながらしおりに向かって特攻してきた。

鍛え抜かれた男の俊足は、ぐんぐんとしおりとの距離を縮めていった。

しかし、その程度の『普通』の域を出ない速度では、しおりには届かない。

身体に纏わりつく氷を強引に振り払いながら、男は迫りくる砲弾をかわした。

しかし、かわした先にも砲弾が飛んでくる。男は腕をクロスしてそれを防ぐも、そのまま吹き飛ばされてしまった。

距離を縮めては吹き飛ばされ、距離が開いても立ち上がりまた特攻をしかける。


しおり「っ……!」


男の執念のような特攻に、しおりはただ能力を使うだけよりも消耗を重ねていった。



しおりVS勝也、勝敗は? ↓1コンマ一桁
1〜7 しおり勝利
8〜0 勝也勝利
543 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/23(日) 18:38:24.09 ID:m8gq7cJKO
ほい
544 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/23(日) 18:38:34.44 ID:GdKxpr/J0
a
545 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/23(日) 18:39:16.29 ID:7zvbe315o
これは執念ですわぁ
546 : ◆TCKJ3kJOQ2bI [saga]:2018/12/23(日) 18:50:41.66 ID:Q8Tg124N0
しおり「はぁ、はぁ……!」


氷の壁に守られているというのに、しおりの頬を汗が伝った。

巨大な氷塊の連続発射という消耗の大きな能力使用に加え、蒸すような熱気により知らず知らず体力が削られていたのだ。

そして、何度倒れても立ち上がり迫ってくる男の気迫に、しおりは気圧されていた。


しおり(いったい何が、あの男をあそこまで突き動かしているというんだ……!)

勝也「ブオオオオォォォ……!」

しおり「しまっ……!?」


砲弾をかわした男が、しおりめがけて火炎放射を放った。

しおりは咄嗟に氷の壁を形成する。しかしそれは、それまで出していたものより僅かに薄かった。

火炎を噴きながら、男がしおりに迫る。

そして、炎に溶かされ薄くなった氷の壁を、男の拳が突き破った。

驚愕するしおりの首を、男の熱された手が掴む。


しおり「ガアアアアアアアアァァァァ!!?」

勝也「テメェと俺とじゃ、潜り抜けてきた死線の数が違うんだよ!」

しおり「ゴフッ!?」


軍人上がりの男の容赦のない一撃が、しおりの鳩尾に放たれた。

身体をくの字に曲げたしおりは苦悶の声を上げ、そのまま膝をついてしまった。

勝敗は決した。

苦痛に顔を歪め荒く息を吐くしおりの首筋には、手形の跡が刻まれていた。



勝也はどうする? ↓1〜3コンマ最大
547 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/23(日) 18:52:05.61 ID:o9vBBznkO
しおりの身体に「雌犬」の焼き印を入れる
548 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/23(日) 18:54:16.95 ID:Df7tnPrAo
屈服させて手下にする
549 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/23(日) 18:54:29.32 ID:7zvbe315o
目的は銀行強盗なので、殺さない程度に痛め付けてから金を奪って逃走。
550 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/23(日) 18:55:15.16 ID:GdKxpr/J0
しおりを調教して勝也好みの女にする
551 : ◆TCKJ3kJOQ2bI [saga]:2018/12/23(日) 19:12:54.70 ID:Q8Tg124N0
しおり「はぁ、はぁ……くッ……!」

勝也「ハハ、この状況でまだそんな反抗的な目ができんのか……テメェ、俺を舐めてんのかよ!」

しおり「きゃあ!?」


勝也はしおりを蹴飛ばすと、地面に着いたしおりの手を思いっきり踏みしめた。

ゴリッ、という耳障りな音とともに、しおりが甲高い叫び声を上げる。

男は捨てた煙草の吸殻を踏みにじるように手のひらに靴を押し付ると、能力により靴裏の温度を上げていった。

肉の焼ける音とともに、しおりの白い肌に敗北の烙印が刻まれていく。


しおり「ぐああああああぁぁぁぁああああ……!!」

勝也「オラ、負けて嬲られるのも覚悟の上なんだろ? お前の言う『正義』ってのはこんなものなのなのかよ!」

しおり「ぐうううぅう……! はぁ、はぁ……!」


きつく瞑られた目から、ついに涙がこぼれる。

それでも、しおりは荒く息を吐くと男を睨みなおした。
552 : ◆TCKJ3kJOQ2bI [saga]:2018/12/23(日) 19:13:41.87 ID:Q8Tg124N0
勝也「……お前、俺のモノになれ。そうしたら殺さないでやる」

しおり「はぁ、はぁ……どうしたんだ、私の実力を認めてくれたのか? てっきり子供嫌いなのかと思っていたが、案外寛大なんだな」

勝也「いいから答えろ。俺の手下になるか?」

しおり「グ、っ……はは、愚問だな。お前みたいな三下強盗犯の手下になるだなんて、死んでも御免だ」

勝也「文字通り、死んでもか?」

しおり「っ……」


しおりの肩が震える。

どれだけ強く、凛々しく見えても、しおりはれっきとしたただの女子高生だ。怖くないわけがなかった。

それでも、しおりは気丈に男を睨みつけていた。


勝也「なるほど、それがお前の答えか」

しおり(耐えろ……警察が来てくれるまで耐えれば……!)



しおりを屈服させるために勝也がすることは? ↓1〜3コンマ最大
ただし採用レスコンマ一桁が1〜2で救援が来る
553 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/23(日) 19:15:28.62 ID:Olka/5rb0
布袋を被せて水をかける
554 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/23(日) 19:15:49.32 ID:Bb/WsR3a0
北斗の拳のシンみたいに指で身体に一つづつ穴を開けていく
555 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/23(日) 19:17:09.33 ID:GdKxpr/J0
一般人(さくら)の前でしおりを犯す
仕込みの一般人たちはしおりを助けずに写真を撮ったりもっと見せろや役立たずなどのヤジを飛ばさせてしおりの心を折る
556 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/23(日) 19:18:17.84 ID:Olka/5rb0
済まぬ済まぬ…
557 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/23(日) 19:18:43.08 ID:DHOAsLI9O
>>553
どういう事?
558 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/23(日) 19:22:07.71 ID:p+EubLeBO
>>553
説明求む
559 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/23(日) 19:29:25.29 ID:Bb/WsR3a0
あれか 濡れた布は空気を通さないから顔にかぶせると窒息するってやつか
560 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/23(日) 19:30:23.03 ID:+ifMMc210
>>553が言ってくれないとわからん
561 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/23(日) 19:30:50.79 ID:PED/vNLKO
拉致してウォーターボーディングってことじゃないの
562 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/23(日) 19:31:31.30 ID:Df7tnPrAo
ウォターボンディングは逆さにしないと意味ないんじゃよ
563 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/23(日) 19:31:58.29 ID:p09y6xH3o
メタルギアで見た拷問
564 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/23(日) 19:42:11.60 ID:Olka/5rb0
すみませんマムマム王してて返信遅れました
>>559さんの仰る通りです
565 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/23(日) 19:43:43.72 ID:bynRDObZO
割りと直接的に肉体壊そうとしてんな
566 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/23(日) 20:34:36.93 ID:Olka/5rb0
ファラリスの雄牛とかも考えてました
567 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/23(日) 20:35:47.04 ID:m8gq7cJKO
屈服させるって意味わかる?
568 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/23(日) 20:37:37.88 ID:Olka/5rb0
恐怖心を煽ってやればいけるかと…(超理論)
569 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/23(日) 20:39:04.46 ID:7zvbe315o
蘭奈編も実質屈服してたし、多少はね?
570 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/23(日) 20:40:23.66 ID:HO4/Vy8Qo
まあガーディアン何人か手にかけてるって設定で勝也氏作ってるご本人だし
R18は必ずしもエロに限定されるわけではではないし

でも手下にするつってる流れでファラリスの雄牛はさすがに草
というか熱や火は出せても雄牛どうすんだ、その場で鋳造するのか
571 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/23(日) 20:47:08.64 ID:PED/vNLKO
これ絶対水を凍らせて逆転するやつや
アクションヒーローものの王道やん
572 : ◆TCKJ3kJOQ2bI [saga]:2018/12/23(日) 20:49:19.48 ID:Q8Tg124N0
勝也「その生意気な態度がいつまでもつか見物だな……オラ、来い!」

しおり「くっ……!」


勝也はしおりの腕を掴んで無理やり立たせた。

勝也は軍隊にいたときに習った水責めの拷問でしおりを屈服させようとしていた。


勝也(こいつは強い……ただのガキのくせに、超能力なんつうクソみてぇな力を持ってしまったばっかりに、青臭い夢を捨てられねぇ)

勝也(こいつがこのまま正義のヒーローごっこを続けていたら、いつか必ず本当の闇とぶつかることになる)

勝也(そうすれば、待っているのは死か、死よりもエグい終わりだ。こいつの目は俺が醒まさせてやる!)


と、遠くの方から、パトカーのサイレンが聞こえてきた。


勝也「……チッ!」

しおり「ぐああああぁぁ……!」

勝也「いいか? これに懲りたらもう二度とヒーローごっこなんてするんじゃねぇぞ。次に会ったらマジで殺すからな」

しおり「ぐ、くうぅ……!」


男は銀行に戻って金を盗むこともなく、そのまま裏路地に逃げていった。

しおりは倒れ込みながら、男に掴まれた腕を自分の手で抑えていた。

そこには、皮膚が爛れたような火傷の跡が残っていた。

とはいえ、もししおりが氷を操れる能力者でなかったなら、すでに腕は焼き切られていただろう。

しおりは苦痛でその場から動くこともできず、ただ自らの腕を冷ますことしかできなかった。



【第3話 敗北】
573 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/23(日) 20:52:24.95 ID:p09y6xH3o
エッチするかスケベするかした方がやっぱりいいわ
574 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/23(日) 20:52:42.95 ID:IU5g2mZ1O
トラウマになりそう
575 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/23(日) 20:55:48.47 ID:3YZYd0M4O
敗北ってことはこれで終わりかな?
576 : ◆TCKJ3kJOQ2bI [saga]:2018/12/23(日) 20:58:45.25 ID:Q8Tg124N0
第3戦が終わったので特殊イベントに入ります

特殊イベントでは戦闘以外のイベント(エロ含む)を指定できたり、
倒せなかった敵(徹、勝也)を出すことができます


――――――――――――――――


例の強盗犯との戦闘から数週間後。

しおりは退院しており、もうすでに『ガーディアン』の活動に復帰していた。

あれだけのことがあったのだから辞めても誰も責めないと家族や友人に言われた。

しかし、だからこそ、罪なき人々が同じような目に合わないように力ある者が戦わなければならない、としおりは考えていた。

怖くないわけではない。

それでも、彼女が18年歩んできたその人生が、彼女にここで逃げることをよしとしなかった。


しおり「ふぅ……」


『ガーディアン』支部のシャワー室で、しおりは身体を洗い流していた。

頭から熱湯の雨に降られていると、汗や血と一緒に疲れまで流れ落ちていくようだった。

ほっと息をついたしおりは、レバーを下げてシャワーを止めた。

自身の右腕を見やる。薄くはなったものの、そこにはまだあの男に刻まれた痛々しい傷跡が残っていた。


しおり(不甲斐ない……確かに強い敵だったが、絶対に勝てない相手ではなかった)

しおり(もっと強くならなければ……心も、身体も、もっと強く)


しおりは脱衣室に上がった。

見るものを釘付けにする均整のとれたラインに沿って、タオルで優しく水気を拭き取る。

火照った肌と濡れた黒髪により、普段の彼女よりもさらに色っぽく見えた。



この後しおりはどうする?(しおりに何が起こる?) ↓1〜3コンマ最大
※場所は『ガーディアン』支部でなくても可
577 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/23(日) 21:00:43.45 ID:+ifMMc210
なぜか徹のことを思い出して彼に会いたくなり、街に出て探す
578 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/23(日) 21:02:00.03 ID:Df7tnPrAo
徹、勝也の犯行現場がパッティングしたところにしおりが到着
579 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/23(日) 21:04:43.32 ID:RHv0eo8n0
>>577
580 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/23(日) 21:05:24.27 ID:/U8WbvXnO
湯冷めの散歩に行く
ナイーブな気持ちになりつつ公園でブランコをしていると話しかけてくる優男(新キャラ)が現れる
581 : ◆TCKJ3kJOQ2bI [saga]:2018/12/23(日) 21:24:43.19 ID:Q8Tg124N0
しおり(強い力を持つ者は、強い心を持たなければならない。そうでなければ、たちまち力に溺れてしまう)

しおり(強い心とは、弱い自分に打ち勝つ心。本能や欲望に流されず、信念で己を律することができること)

しおり(もっと、もっと強い信念を持て! 私は、快楽への誘惑になんて絶対に負けはしない!)

しおり(耐えろ、耐えるんだ私……!)


『当店自慢フルーツジャンボパフェ! 今なら期間限定 生クリーム増量中!』


しおり「ダメだ、よく考えろ……これだけのカロリー、消費するのにどれだけの時間がかかると……」ブツブツ…

「……あの人、店の前で何やってんだろ」

しおり「っ……!///」


ショーウィンドウ前で怖い顔をしていたしおりははっと我に返った。

大人びた端正な顔にわずかに朱を差しながら、しおりは踵を返した。

すれ違った男女二人組が、仲睦まじそうに手を繋いでしおりが眺めていたお店に入っていく。


しおり(なんだろう、己の欲望には打ち勝ったのに、なんだか負けたような気分だ……)
582 : ◆TCKJ3kJOQ2bI [saga]:2018/12/23(日) 21:26:25.82 ID:Q8Tg124N0
しおり(……恋人、か)


しおりももちろん、年頃の少女としてそういうことに興味はあった。

ただ、まだ学生という立場でありながら、そのような浮ついたものにうつつを抜かすのもいかがなものかという思いもあった。

想像もつかない。自身が誰かとそういう関係になるなど。

そう考えて、しおりの脳裏に浮かんできたのは。

吸い込まれそうなほどの黒い瞳のことだった。


しおり「っ……」


そのまま、しおりは家に帰るわけでもなく街中を歩いた。

あてもなく、まるで誰かを探しているかのように。



しおりはどうなった? ↓1コンマ一桁
偶数 誰とも出会わなかった
奇数 徹と出会った
583 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/23(日) 21:27:07.88 ID:g1DnQM3Po
はい
584 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/23(日) 21:27:14.06 ID:RHv0eo8n0
585 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/23(日) 21:27:51.31 ID:g1DnQM3Po
何故こういうところで縁起の良い末広がりゾロ目
586 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/23(日) 21:28:43.65 ID:IU5g2mZ1O
ゾロちゃん
587 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/23(日) 21:29:33.06 ID:Df7tnPrAo
ぐうゾロ
588 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/23(日) 21:29:59.90 ID:+ifMMc210
ゾロ目だと何か来るのか?それが気になる
589 : ◆TCKJ3kJOQ2bI [saga]:2018/12/23(日) 21:47:04.42 ID:Q8Tg124N0
しおり(……ばかばかしい。何をやっているんだ私は)


ふと我に返り、しおりは足を止めた。

一時間ほど、しおりは目的もなく街中を歩き続けていた。


しおり(はぁ、時間を無駄にしてしまったな)


自分自身に呆れたようなため息をついて、しおりは来た道を戻り始めた。


しおり(こんな浮ついた気持ちでいるから、犯罪者なんかに後れを取るんだ。もっと心を強くしないと――)

副会長「あれ、会長じゃん」

しおり「ん、あぁ、君か……どうしたんだこんなところで」

副会長「いやそれはこっちのセリフ……まあいいや。ちょっと行きたいお店があって」

しおり「へぇ、なんのお店なんだ?」

副会長「いやぁ、このあたりで有名なスイーツ専門店だよ。パフェが上手いって評判なんだよね」

しおり「へ、へぇ……そうなのか、君がそういうの好きだなんてなんだか意外だな」

副会長「そうか?」

しおり「一人で行くのか?」

副会長「うん」

しおり「そ、そうか……そういうところは君らしいな」

副会長「どういう意味だよ」
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