【安価】戦う正義のサイキックヒロイン

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601 : ◆TCKJ3kJOQ2bI [saga]:2018/12/24(月) 22:05:24.87 ID:REZyW0G40
夜久「いやぁ、いつも悪いねぇ。約束のブツはそこにあるので好きなだけ持っていきなさい」


PCのディスプレイからから目をそらさずに白衣の男はそう言った。

ディスプレイには被検体の観測データが様々な形のグラフとして可視化されていた。

顎に手を当てて唸りながら、時折キーボードを叩いて画面を操作する。


夜久「しかし、毎度毎度つまらない薬ばかり買っていくねぇ君たちは。楽に金を貰えるのだからこちらとしてはいいんだが」

夜久「例えばこういうのはどうだい?」


ディスプレイからは目を離さず、男は気だるげに手を上げた。

皴の入った男の指から、薄い赤色のシャボン玉が浮かび上がった。

シャボン玉は蛍光灯の光を反射しながら、ふわふわと研究室内を飛んでいた。


夜久「こいつは無機物に触れるとそのまま割れるだけだが、動物性のタンパク質に触れるとそいつごとパン! と弾け飛ぶんだ」

夜久「こいつを町中の子供たちに配り歩いてシャボン玉を吹かせてみたらどうだろう。きっと面白い光景が見れると思うよ」

夜久「ん、なんの意味があるのかって……面白いじゃないか、単純に」


男は立ち上がると、足元の書類や実験器具をよけながら奥の扉の前に向かった。

扉の向こうには、男が街で採取してきた被検体が繋がれていた。
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