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【ファンキル】ロンギヌス「生きる意味」【ファントムオブキル】
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1 :
◆GiMcqKsVbQ
[sage saga]:2019/01/06(日) 02:10:00.21 ID:bmdfHbLI0
このスレはAndroid/IOS/DMMで配信中の【ファントムオブキル】のssです
このSSは以下の要素を含みます
・天上編設定
・一部設定改変・無視があるかも
・キャラ崩壊注意?
前スレ
【ファンキル】レーヴァテイン「マスターの子供を産みたい」【ファントムオブキル】(R板に立ったのでR-18です)
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1540916472/
2 :
またRに飛ばされた・・・・
◆GiMcqKsVbQ
[sage saga]:2019/01/06(日) 02:15:11.53 ID:bmdfHbLI0
私の名前はフォルカス。と、言ってもわかるのは自分の名前ぐらいだ。とある場所で右も左もわからなく混乱していたところを助けられ、ラグナロク教会の命もあり新しくマスターの隊に入ることになった。
天沼矛「はじめまして〜。今日からあなたの指導を務めさせていただきます、天沼矛と申します。よろしくおねがいします」
フォルカス「はじめまして、フォルカスです。よろしくおねがいします」
私の目の前にいる小さな子供が、どうやら私の指導教官のような人らしい。だが、聞いていた話とは違う。
フォルカス(ラグナロク教会の話だと、私は『ロンギヌス』という人に指導されることになっていたはず)
天沼矛「あの〜、どうしました?」
フォルカス「いえ」
ともかく今は、訓練に集中しよう。
3 :
今回もR-18要素いれればいいのかな?
◆GiMcqKsVbQ
[sage saga]:2019/01/06(日) 02:15:54.79 ID:bmdfHbLI0
そして休憩の時間になり、さっき疑問に思ったことを聞いてみることにする。
フォルカス「あの、ロンギヌスさんってご存知ですか?」
天沼矛「ロンギヌスさんですか?もちろん知っていますけれど、どうして?」
フォルカス「その、失礼かもしれませんが、ラグナロク教会の方からは私の指導役はファーストキラーズであるロンギヌスさんだと聞いていたんです」
実際に、というのはおかしいかもしれないが、他のセブンスキラーズにはファーストキラーズの人たちが指導についている。
天沼矛「なるほど〜。だからマスターは私に・・・・・」
フォルカス「?」
4 :
◆GiMcqKsVbQ
[sage saga]:2019/01/06(日) 02:17:00.20 ID:bmdfHbLI0
天沼矛「いえ、なんでもありません。そうですね〜、もうしばらくここに慣れたなら、ロンギヌスさんとも会えると思いますよ」
いったい、どういう意味なのだろうか。もしかしたら、ロンギヌスさんって相当厳格な人なのかもしれない。それで、失礼が無いようにするために予め別の人がマナーや基礎を叩き込んでくれるとか、そういう感じだろうか。
ならば、ロンギヌスさんと会えるようになれば私も一人前、ということだろう。ならば、やることは一つだ。
フォルカス「わかりました。では改めて、よろしくおねがいします。天沼矛さん」
天沼矛「こちらこそ〜」
この天沼矛さんも、相当な実力者ということはわかっている。今は彼女の胸を借りよう。
5 :
◆GiMcqKsVbQ
[sage saga]:2019/01/06(日) 02:17:28.32 ID:bmdfHbLI0
さて、そうは言うものの気になるものは気になるのだ。天沼矛さんとの特訓を終えたあと、ロンギヌスさんについての情報を集めることにする。こういう時はストレートに聞いていくべきなのだろう。新人である以上、ある程度の無礼は許されるのだから。
そういうわけで、とりあえず優しそうで口も軽そうなマスターの元へ向かって聞いていることにしたのだが・・・・
コンコン
フォルカス「マスター、失礼します」
ノックはしてみたが、返事はない。ドアノブに手をかけてみると、鍵は開いていることが分かった。ならば
フォルカス(さて、ここで問題です。マスターの部屋の鍵がかかっていないときに、部屋に入るのはいけないことでしょうか?答えは否。鍵をかけていないマスターが悪いんだから)
と、自分を正当化してマスターの部屋に押し入る。が、当然のことながらマスターはいなかった。
フォルカス(まあ、ノックしても返事はなかったんだから当然よね)
もしかしたら、なにか情報の手がかりになるようなものがあるかもしれない。そう思って部屋の中を調べていると
6 :
◆GiMcqKsVbQ
[sage saga]:2019/01/06(日) 02:18:33.13 ID:bmdfHbLI0
ロンギヌス「すぅ・・・・・すぅ・・・・・」
マスターのベッドで、謎の女性が眠っていた。
フォルカス(え、もしかして、マスターの恋人とか、妻とか?いや、でも妻帯者とか聞いてないし、来たばかりだから知らないだけなのかもしれないけれど)
マスターとの関係はともかく、彼の部屋のベッドを占領しているということはそれなりに近しい人物であるには違いない。もしかしたら、件のロンギヌスさんに関してのことも知っているのかもしれない。
フォルカス(ただ、さすがに気持ちよく寝ている人を起こすのは心苦しいし、起こすなんてことはしない方がいいわね。素直にマスターを探した方がいいかも)
そう思い、ベッドで眠っている彼女に目を向けると、気付いた。
フォルカス(・・・・・・・あれ?仰向けで眠っている、にしてはおかしいわね。あきらかに、かけ布団の盛り上がりが小さい)
決して胸が薄いからその分盛り上がっていないだけ、だとかそういう意味ではなく、盛り上がっている部分の長さがおかしいのだ。
フォルカス(普通は足がある分もっと長く盛り上がっているはずよね?)
そこで、針のように細い足を一瞬想像してしまった。だが、昆虫ならともあく人であるならばそんなわけがあるはずもない。内骨格に筋肉がついていて、二足のみで全体重を支える人の足はどうしても太くならざるを得ないのだ。
7 :
◆GiMcqKsVbQ
[sage saga]:2019/01/06(日) 02:19:11.62 ID:bmdfHbLI0
フォルカス(ちょっとだけ、失礼します)
好奇心が私を突き動かした。彼女が眠っているベッドのそばまで行き、布団に手をかけ
レーヴァテイン「そこまでにしなさい」
ファーストキラーズの一人である先輩―レーヴァテインさんが私の腕をつかんで止めた。
8 :
◆GiMcqKsVbQ
[sage saga]:2019/01/06(日) 02:22:26.53 ID:bmdfHbLI0
今日はここまでで。
今回は一話完結式じゃないので変な所で区切るかもしれません。
じっくり更新していきますが、前回みたいに毎日とはいかないと思います。
そこまで長くはならない予定。それとR-18描写を入れるかどうかは未定。
Rに飛ぶバグ早く直んねぇかな・・・・
9 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/01/07(月) 13:04:41.11 ID:FQ/LJ78A0
乙です
Rだからって無理にエロ要素入れる必要もないし、そういう流れになりそうな時に
「ここRだし描写ぼかさなくて良いか」的な感じにすれば良いと思う
前作のシリーズ好きだったので今回も楽しみ
10 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/01/08(火) 20:53:51.28 ID:Q0z8+1q50
乙です!
ここは普通のスレ建てても問題ないですよ、分離前の速報と大体同じで良いんです
11 :
◆GiMcqKsVbQ
[sage saga]:2019/01/09(水) 02:59:31.90 ID:xH1bD4At0
レーヴァテイン「・・・・・誰の許可を得てここに来たの」
目の前のレーヴァテインさんは冷静に、そして怒りを込めた目でこちらを見ている。ヴァナルガンドからはもっと怠惰な人だと聞いていたのだが、目の前の彼女にその気配は一切ない。
フォルカス「その、マスターの部屋の鍵が開いていたので、気になってしまって」
嘘ではない。本当の目的は別にあるのは確かだが、鍵が開いている部屋にロンギヌスさんの情報があるのだろうと気になったのは確かだ。
レーヴァテイン「はぁ、めんどくさ・・・・・さっさとでていきなさい。ここは『まだ』あんたたちが来ていい場所じゃない」
そう言い放ち、レーヴァテインさんはこちらをにらみつける。これ以上この場にいることは不可能だと悟り、私は大人しく引き下がることにした。
12 :
◆GiMcqKsVbQ
[sage saga]:2019/01/09(水) 03:00:27.30 ID:xH1bD4At0
レーヴァテイン「好奇心だけでマスターの部屋に勝手に入るだなんて、新しい後輩はずいぶんと失礼な奴みたいね」
ロンギヌス「ん、んぅ・・・・・」
レーヴァテイン「ん、ごめん。うるさかった?」
ロンギヌス「ん・・・・・・zzz」
レーヴァテイン「・・・・ただの寝相、か」
レーヴァテイン「大丈夫。あなたの平穏は、私たちが守るから。だから、安心して」
13 :
◆GiMcqKsVbQ
[sage saga]:2019/01/09(水) 03:01:13.58 ID:xH1bD4At0
アスカロン「ロンギヌスさん、ですか?」
同じセブンスキラーズであり、親友とも呼べるアスカロンに少し話を振ってみた。もしかしたら、彼女も何か知っていることがあるかもしれない。
アスカロン「聞いたことないですね。ごめんなさい、フォルカス。お役に立てなくて」
フォルカス「いや、別にいいの。私も名前を知ってる程度だから」
結局、ロンギヌスさんがどんな人物なのかということは未だにわかっていない。マスターに聞いてみようとも思ったのだが、この大所帯を率いるのは大変なのか日夜仕事に追われていて中々話を持ち掛ける機会はない。というか、そもそもあまり姿を見かけない。
フォルカス「マスターってよっぽど忙しいのかしらね」
アスカロン「マスターがどうしたんですか?」
フォルカス「あの人、初日に会って、あとはたまに訓練に顔出すくらいでそれ以外ではほとんど顔を合わせないなって思って」
アスカロン「あー、確かにそうですね。戦闘での指揮を執ったりもしますし、きっと忙しいんでしょうね」
一度だけマスターが指揮を執っている姿を見たことがあるが、確かにあれは忙しそうだった。あれを戦闘の度に出向いてやっているとすると、あまり見かけることもないことに納得できる。
14 :
◆GiMcqKsVbQ
[sage saga]:2019/01/09(水) 03:01:51.33 ID:xH1bD4At0
アフロディーテ「でも噂では毎日姫たちをとっかえひっかえして出かけているとかなんとか・・・・」
アスカロン「アフロディーテ、こんにちは」
アフロディーテ「こんにちは、アスカロン、フォルカス」
フォルカス「それって、どういうこと?」
私たちはキラープリンセスだ。普通に街を歩くだけでも恐れられ、後ろ指をさされる存在だ。そんな存在と果たして毎日のように出歩くなんてことをするのだろうか。
アフロディーテ「言葉の通りです。キラープリンセスであることを明かさなければ、私たちも普通の人間と変わりませんから」
アスカロン「それって、つまりデートをしてるってことなんじゃ・・・・」
アフロディーテ「かもしれませんね。それかもしくは、キラープリンセスたちのストレス発散に付き合っている、という感じなのかもしれません。いわゆるメンタルケアというやつですね」
確かに、毎日毎日訓練と戦闘ばかりだとどうしてもストレスは溜まっていく。そういうときはパーッとお金を使ったりおいしいものを食べたりしてストレスを発散したいものだ。もちろん、1人でじゃなく気の置ける人と一緒に。ともすれば、やはりそれは仕事に入るのではないだろうか。
アフロディーテ「マスターの妻と名乗る芭蕉扇さんが、昨日二人で綺麗な扇子を買ってきたと言っていましたし、他にもマスターと出かけた報告は結構・・・・」
フォルカス「マスターの、妻?」
アフロディーテ「はい」
つまり、マスターにかなり近しい人物ということでいいのだろうか。と、すればもしかしたらロンギヌスさんについてなにか教えてもらえるかもしれない。
フォルカス「ねえ、アフロディーテ。芭蕉扇さんってどこにいるかわかる?」
15 :
◆GiMcqKsVbQ
[sage saga]:2019/01/09(水) 03:02:20.06 ID:xH1bD4At0
フォルカス「あなたが、芭蕉扇さんですか?」
芭蕉扇「あら、私になにか用かしら?」
この人が、マスターの妻だという人。彼女もキラープリンセスであるのだろうが、マスターはそれを気にせず彼女を娶ったということなのだろう。
フォルカス「はい。芭蕉扇さんに少し聞きたいことがあって・・・・」
芭蕉扇「私に?といっても、属性も武器も違うあなたに戦闘技術は・・・・」
フォルカス「芭蕉扇さんがマスターの妻だとは聞いたんです」
芭蕉扇「!!!」
フォルカス「それで聞きたいことというのが・・・・・」
芭蕉扇「ええ!何でも応えましょう!マスターの妻である、この私が!」
なんだかやけに嬉しそうにしている。わけがわからないけれど、まあいいか。
16 :
◆GiMcqKsVbQ
[sage saga]:2019/01/09(水) 03:03:41.68 ID:xH1bD4At0
フォルカス「ロンギヌスさん、について知りたいんです」
芭蕉扇「!」
フォルカス「隊の名簿にも名前は載っていて、本来は私の教育係だったと聞いています」
フォルカス「だけれども一度もあったことが無いんです。本当は、マスターに直接聞きたかったんですが、マスターとは中々顔を合わす機会がなくて・・・・」
芭蕉扇「ええと、その・・・・・」
フォルカス「マスターの妻、つまりマスターに一番近しいあなたなら何か知っているんじゃないかと思ったんですが、どうでしょうか?」
芭蕉扇「・・・・・・一番ではありませんわ」
フォルカス「え?」
芭蕉扇「私は、どうやっても一番にはなれないの。マスターに一番近しいだなんて、そんな驕ったことを言えるわけがない」
フォルカス「それは、一体どういう・・・・」
17 :
◆GiMcqKsVbQ
[saga]:2019/01/09(水) 03:07:15.64 ID:xH1bD4At0
今回はこのあたりで。ロンギヌスと初詣に行きたかった。
なんで最新スレッド一覧に載らないんだろうと思ってたらsageてたことに今気づいた。そりゃ上がってこないわ。
次回からはageていくつもりです。
18 :
◆GiMcqKsVbQ
[saga]:2019/01/11(金) 00:50:32.66 ID:TePVGKvP0
芭蕉扇「いえ、なんでもないわ。それと、ロンギヌスについては私からは何も言わない」
フォルカス「え、どうしてですか?」
芭蕉扇「マスターが告げていないというのならば、時期尚早ということなのでしょう」
フォルカス「そうなんでしょうか?」
芭蕉扇「旦那の考えをくみ取るのも妻の仕事!そうにきまっていますわ!」
納得いかないが、確かにマスターから何も告げられていないということはそれだけ重要なことなのだと思う。そう思いたい。
芭蕉扇「それでも」
フォルカス「?」
芭蕉扇「どうしても知りたいというのならば、ファーストキラーズに尋ねてみなさい。ロンギヌスも同じファーストキラーズ、もしかしたら教えてくれるかもしれないわ」
フォルカス「なるほど、ありがとうございます」
19 :
◆GiMcqKsVbQ
[saga]:2019/01/11(金) 00:51:35.80 ID:TePVGKvP0
ファーストキラーズ、やはりそこに行きつくのか。しかしながら、ファーストキラーズのレーヴァテインさんからの印象は先日のアレで最悪になっていると思う。聞いたところで教えてくれるのかどうか・・・・
天沼矛「ふ〜、きもちいいですね〜」
フォルカス「そうですね。・・・・・あの、今日の訓練は?」
天沼矛「体を休めるのも仕事の内ですよ〜」
他のセブンスキラーズの話を聞いたところ、シユウやアフロディーテ、ムラマサはかなり厳しい訓練になっているそうだ。グリモワールはそこそこ(肉体よりも精神的に疲れるらしい)、アスカロンは優し目でヴァナルガンドはほぼ放置(指導係がなぜか剣のレーヴァテインさんというのもあるが)だそうだ。
天沼矛「あ、そういえば〜」
フォルカス「?」
天沼矛「近いうちに他のセブンスキラーズの人たちと一緒に模擬戦をするようにとマスターからのお達しがあったので、伝えておきますね〜」
え、なにそれ、私聞いてない。
フォルカス「近いうちに、というのはいつですか?」
天沼矛「そうですね〜、マスターが立ち会うと思いますから、早くとも1週間後でしょうか〜?」
マスターは今教会本部の方に出向しているはずだ。となると、遅くなるのも当然なのかも。ここと教会本部は結構離れているし、向こうでも何日かの滞在をするのだろう。
20 :
◆GiMcqKsVbQ
[saga]:2019/01/11(金) 00:52:12.55 ID:TePVGKvP0
食事の時間中、たまたまセブンスキラーズが全員近くの席に集まったので模擬戦の話を振ってみたけれど・・・・
アスカロン「え、なんですか、それ。私聞いてませんよ?」モグモグ
ヴァナルガンド「私もですね〜」モグモグ
グリモワール「ワタシも」
アフロディーテ「私は聞きましたが」
シユウ「そういえば、ぱらしゅがなんか言ってたっけ?」
ムラマサ「わた、拙者は聞いておらぬ」
フォルカス「え、これ言ってよかったのかしら?」
もしかしたら、なにかの意図があって伝えてない人もいたのかもしれない。だとすれば、私はやらかしたことになる。
アスカロン「しかし、模擬戦ですか。ちょっとまだ不安ですね。やっぱり、1対1で行うんでしょうかね?」
アフロディーテ「そうなると私やヴァナルガンドは不利になってしまいますね」
グリモワール「それか、ワタシたちでチームを組んでファーストキラーズたちと戦ってみるとか?」
アフロディーテ「む、無理です無理です、そんなこと。ボコボコにされちゃいますよ」
ヴァナルガンド「私たちじゃ手も足もでないうちにやられちゃいますよ〜」
シユウ「そうか?シユウはぱらしゅなんかにまけないぞ!」
ムラマサ「おねえちゃ、姉上と・・・・無理無理無理無理、絶対勝てない!」
フォルカス「まあまあ、まだ実際の形式が決まったわけじゃないし。その日に備えてできることをするだけよ」
できること、といっても訓練ぐらいだが。もし、ここでファーストキラーズの人たちと戦うとして、万が一にも勝てたならば、もしかしたらロンギヌスさんについて教えてもらえるかもしれない。
この隊にいるはずの、名前と武器・属性以外なにもわからないファーストキラーズの一人、ロンギヌスさん。私を指導しない理由というのは、一体何なのか。今のところ天沼矛さんにマナーや何やらは教わっていないし、厳格すぎる人とかではなさそうなんだけど・・・・。
21 :
◆GiMcqKsVbQ
[saga]:2019/01/11(金) 00:53:54.18 ID:TePVGKvP0
―1週間後―
アスカロン「ええっ!?マスターが戻ってこれないんですか!?」
ティルフィング「はい。こちら戻ってくる途中に異族の群れが出没したので、退治するのに時間がかかったことが原因です」
パラシュ「それに加えて先日の雨で川が氾濫し、橋が壊れたそうだ。こうなるとかなり遠回りしないといけないから、あと1週間はかかりそうだね」
シユウ「え〜?それじゃあもぎせん?はできないの?」
ティルフィング「マスター立ち合いの元、という話でしたけれど、私もどういう形式にするかとか詳しくは聞いていないんです」
パラシュ「となると、やはり延期せざるをえないかな」
天沼矛「しょうがないですね〜。今日は普通に合同訓練ということにしましょうか〜」
連携を高めるための合同訓練自体は週に1度程度の頻度でやっているので、新鮮なものでもなんでもない。少し残念ではあるが、無い物ねだりをしてもしょうがないので、気持ちを切り替えて訓練に臨もう。
22 :
◆GiMcqKsVbQ
[saga]:2019/01/11(金) 00:55:24.85 ID:TePVGKvP0
アルテミス「それじゃあ、いつも通り5・5・4に分かれてもらって・・・・あら、人数が足りないわね」
ヴァナルガンド「レーヴァテインさんは少し遅れるそうです〜」
フライクーゲル「んー、レーヴァテインって今日の係だったっけ?」
係?なにかの当番のようなものがあるのだろうか?・・・・そうえいば、食事当番、掃除当番、補充当番はすでにあった。しかしファーストの人たちが当番に入る時は指導されているセブンスたちも一緒に当番をするはずなので、ヴァナルガンドがここにいるのはおかしい。この合同訓練のためにあの怠惰なレーヴァテインさんが一人で送り出すわけもないし・・・・
マサムネ「いや、今日はロンゴミアントが係のはずだ」
フライクーゲル「だよね?んー、レーヴァテインがレイトする理由・・・・」
ティルフィング「まあまあ、それはレーヴァテインが戻ってきてから聞けばいいでしょう。私たちは先に始めておきましょう」
そうして、仕方なく4・4・5に分かれての訓練が始まった。
23 :
◆GiMcqKsVbQ
[saga]:2019/01/11(金) 00:56:20.36 ID:TePVGKvP0
そうして30分ぐらいしてからのこと
レーヴァテイン「ごめん、遅れた」
謎の紙の束を持ってレーヴァテインさんがやってきた。なんだろうか、あれは。
ティルフィング「なにかあったんですか?遅れるなんて珍しい」
レーヴァテインさんは訓練に遅れたことは今までなかった。一足先に訓練場に来て昼寝しているのが彼女のいつものスタイルだ。
レーヴァテイン「模擬戦、今からやるよ。それを確認して、あと声掛けもしてきてたの」
模擬線について、確認してきた?まさか、マスターが戻ってこれないことを見越して、マスターのところまで1人で向かっていたとか?
レーヴァテイン「形式は1対1の団体戦。私たちファーストキラーズは今回戦わないから、武器は置いて」
ファーストキラーズの人たちに相手をしてもらえるわけではないようだ。彼女たちにとっては正しい意味で役不足ということなのだろうか。
レーヴァテイン「セブンスキラーズの相手は、草薙剣・八咫鏡・天沼矛」
天沼矛「私もですか〜?」
レーヴァテイン「それと、シタ・グリダヴォル・オティヌス・デュランダルの7人。対戦相手はセブンスの方が指定する、ただし被りはなし。最終的に勝ち数が多い方が勝ち」
レーヴァテインさんが淡々とルールを告げる。声掛けというのは、今の6人(天沼矛さんはここにいる)にしてきたのだろう。それなら遅れるのも納得だ。
レーヴァテイン「私たちファーストキラーズは、模擬戦最後まで見てからそれぞれ自分が担当している姫に評価を伝えるという形にする。ここまででなにか質問は?」
フォルカス「あの、いいですか?」
レーヴァテイン「なに?」
24 :
◆GiMcqKsVbQ
[saga]:2019/01/11(金) 00:56:46.67 ID:TePVGKvP0
フォルカス「天沼矛さんは模擬戦の相手ですが、私の評価もそのまま天沼矛さんが行うんでしょうか?」
それだと、軽くオーバーワークな気がする。のんびり屋な彼女にあれもこれもとさせるのは酷だろう。
レーヴァテイン「ファーストキラーズが見るって言ったでしょ。あなたを見るのは、本来のあなたの指導役だった姫」
フォルカス「それって、つまり―」
レーヴァテイン「そう」
25 :
◆GiMcqKsVbQ
[saga]:2019/01/11(金) 00:58:09.40 ID:TePVGKvP0
レーヴァテイン「ロンギヌス。あの子があなたのことを見てくれる」
26 :
◆GiMcqKsVbQ
[saga]:2019/01/11(金) 00:58:41.53 ID:TePVGKvP0
なんだろう、この棚から牡丹餅というか、思いがけないところでロンギヌスさんと出会うことができるようだ。少し拍子抜けではあるけれど、目的が叶うのならば問題はない。
レーヴァテイン「今、ロンゴミアントが連れてきてくれるからもう少し待ってて。その間にセブンスのみんなはアップをしておいて」
いつになく、レーヴァテインさんがやる気を出しているように見える。ロンギヌスさんは、やはり厳格な人なのかもしれない。でも、連れてきてくれる、とはいったい。わざわざ連れてこないといけないほど、方向音痴なのだろうか?
ティルフィング「もしかして、この模擬戦の話もロンギヌスから?」
レーヴァテイン「正解。マスターのことだから、もしものときの準備ぐらいしてるかもって聞いてみたらビンゴだったの」
なるほど、ロンギヌスさんはマスターの秘書のようなものなのだろうか。私は執務補助をまだやったことがないので(執務補助はやれる者が限られているらしいが)会ったことないのも当然なのかもしれない。
パラシュ「来たみたいだね」
パラシュさんが、ロンギヌスさんの到着を知らせてくれる。ついに、対面するのだ。私の本来の指導役と。ファーストキラーズの一人、ロンギヌスさんと。
アルテミス「まあ、驚かないでというのは難しいでしょうね」
いったい、何を言って―
27 :
◆GiMcqKsVbQ
[saga]:2019/01/11(金) 00:59:21.51 ID:TePVGKvP0
ロンギヌス「はじめまして、セブンスキラーズのみなさん。ロンギヌスと申します。こう見えても、ファーストキラーズの一人です」
ファーストキラーズの一人にして、私の本来の指導役であるロンギヌスさん。彼女は
ロンギヌス「それと、長い間挨拶できなかったことを、お詫び申し上げます」
本来あるはずの、武器を持ち、歩くための、キラープリンセスとして戦うための、人として生活するための、
ロンギヌス「見ての通りの身体ですから、気軽に会いに行くということができなくて」
手も足も無い、姿だった。
28 :
◆GiMcqKsVbQ
[saga]:2019/01/11(金) 01:02:09.35 ID:TePVGKvP0
今日はこの辺りで。ロンギヌスはロンゴミアントが車いすを押して連れてきてくれてます。
フォルカスさんがメイン面してるけど、メインヒロインはロンギヌスです。
しかしこのキャラ選だと私が氷槍好きだってバレそうな気が・・・・トライデントどこで出そうかな。
エンヴィは次期的にまだ加入してないはず。どこかで絡ませるかも。
29 :
◆GiMcqKsVbQ
[saga]:2019/01/25(金) 00:48:49.40 ID:zfBc94150
絶句。それ以外にこの状況を表す言葉はなかった。ファーストキラーズの一人、ロンギヌスさん。私の指導係となるはずだった人。その人がまさか
フォルカス「こんな人、だったなんて・・・・」
そう言葉を漏らした瞬間、レーヴァテインさんが鋭く睨みつけてきた。
レーヴァテイン「フォルカス、言葉は選んだ方がいいよ。これは警告」
気が付くと、セブンスキラーズ以外の全員が、私を見据えている。私は禁句を言ってしまったようだ。
ロンギヌス「いえ、いいんです、レーヴァテインさん。私の姿が気持ち悪いのは確かだと思いますし、この反応も当然です」
ばつが悪そうにロンギヌスさんが言う。
レーヴァテイン「やめて、ロンギヌス。自分のことを卑下しないで。あなたは―」
ロンギヌス「レーヴァテインさん」
レーヴァテイン「・・・・・わかった。今回は見逃すよ。でも、次はないから」ギロッ
もしかしたら、この二人には、いえ、この隊には、私が想像もできないくらい深い問題があるのかもしれない。今からでも所属を変えれないかな・・・・・。
30 :
◆GiMcqKsVbQ
[saga]:2019/01/25(金) 00:49:39.05 ID:zfBc94150
合同対抗戦の結果として、まあ惨敗だったとは言っておこう。なんというか、レベルの違いを見せつけられた形になった。0勝7敗、まだまだ力不足なのがわかる。
そして、反省会の時間。私は実際に戦って、現指導係でもある天沼矛さんと、ロンギヌスさんと三者で話をすることになった。
ロンギヌス「まず今回はオーダーからよくありませんでしたね。私たち槍は剣に有利ですから、フォルカスさんは草薙剣さんとやるべきでした」
天沼矛「それに、私たちはいつもやってますからね〜。こう、癖なんかもわかっちゃうので、さばいたりとかもしやすいんですよ〜。ぐるぐるーってしたらさばけますからね〜」
ロンギヌス「ただ、基本の型はしっかりとできているので、あとはそれを自分に馴染ませていくといいと思いますよ。天沼矛さんもそうでしたから」
天沼矛「私と、あともう一人もロンギヌスさんに教わってたんですよ〜」
悪かった点、そしてよかった点。ロンギヌスさんはどちらも挙げてくれた。それに、たった一度見ただけなのに、細かい癖まで見抜いている。
ロンギヌス「フォルカスさんのクセとして、構えた時に―」
きっと、この人はすごく強いんだと思う。それこそ、他のファーストキラーズたちに引けを取らないぐらいに。だからこそ、気になってしまう。
フォルカス(なぜ、戦えなくなってまでなお、ここにいるのか)
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