【友人帳×ガルパン】夏目貴志「鈴木貴子、名を返そう」

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1 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/01/07(月) 18:02:56.02 ID:ohyNxx9o0
???「タカシィ、タカシィィィ・・・」

貴志 ゾクッ!?

ニャンコ先生「夏目、また厄介な妖(あやかし)ものに憑かれおって」ヤレヤレ


友人帳×ガルパンだと真っ先にコレを思い浮かべるよね?

1月10日は貴ちゃんの誕生日♪
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/01/07(月) 18:53:09.58 ID:ohyNxx9o0
友人帳の舞台は熊本らしいね、八ツ原の森が試合会場だとみほが落ち着いてはいられなかったハズだけどそこはスルーしてくださいまし

あと友人帳はTVアニメしか知りません

それとその場限りのSS内独自設定に噛みつくの禁止!
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/01/07(月) 18:53:58.98 ID:ohyNxx9o0
      *
   茜
※   色
  た に
  な 
  び  ∫
 く
   *
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/01/07(月) 18:56:39.07 ID:ohyNxx9o0
〜病院〜

華「ここですね」

おばあ<もういいから帰りな!いつまでも病人扱いするんじゃないよ
おばあ<あたしの事はいいから学校に行きな!
おばあ<遅刻なんかしたら許さないよ、なんだいその顔、人の話ちゃんと聞いてんのかい?
おばあ<まったくおまえはいつも返事も愛想も無さ過ぎなんだよ
麻子<そんなに怒鳴ると血圧が・・・

優花里「・・・帰ります?」ウェェ

華「いえ、せっかく来たのですからここは突撃です」

優花里「五十鈴殿ってけっこう肝すわってますよね」

みほ「あはは」
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/01/07(月) 18:58:15.67 ID:ohyNxx9o0
華「失礼します」

沙織「あ、華」

みほ「失礼します」

沙織「みぽりんにゆかりんも、入って入って」

おばあ「なんだいあんた達」ジロッ

麻子「戦車道一緒にやってる友達」

おばあ「戦車道?あんたがかい?」

麻子「うん」

「あ、西住みほです」「五十鈴華です」「秋山優花里です」

沙織「私達、全国大会の一回戦勝ったんだよ」ドヤァ

おばあ「一回戦くらい勝てなくてどうすんだい」

おばあ「で、戦車さん達がどうしたんだい?」

麻子「試合が終わった後おばあが倒れたって連絡が」

麻子「それで心配してお見舞いに」

おばあ「あたしじゃなくてあんたのの事心配して来てくれたんだろ!!」

麻子「わかってるよ」

おばあ「だったらちゃんとお礼言いな」

麻子「わざわざありがとう」

おばあ「少しは愛想良く言えないのかい!」

麻子「ありがとう」////

おばあ「さっきと同じだよ!」

だから怒鳴ったらまた血圧上がるから」
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/01/07(月) 18:59:50.18 ID:ohyNxx9o0
沙織「おばあちゃん、今朝まで意識無かったんだけど目が覚めるなりこれなんだもん」ヤレヤレ

おばあ「寝てなんかいられないよ!明日には退院するからね」

麻子「いやだからまだ無理だっt「何言ってんだいこんなとこで寝てなんかいられないんだよ」

麻子「おばあ、皆の前だからそれくらいに・・・」

華「あの花瓶あります?」 ギャーギャー

沙織「無いけどナースセンターで借りられると思うよ、行こ」 ギャーギャー

華「はい」

おばあ「あんた達もこんな所で油売ってないで戦車に油さしたらどうだい」

みほ「え?」

おばあ「おまえもさっさと帰りな、どうせ皆さんの足引っ張っているだけだろうけどさ」

みほ「そんな、冷泉さん試合の時いつも冷静で助かってます」

優花里「それに凄く戦車の操縦が上手で憧れてます!」

おばあ「戦車が操縦できたって、おまんまは食べられないだろ」
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/01/07(月) 19:00:49.69 ID:ohyNxx9o0
麻子「じゃあおばあ、また来るよ」スタスタ

みほ「あ・・」オロオロ

おばあ「・・・あんな愛想の無い子だけどね」

おばあ「よろしく」ポツリ

みほ「はい」ニコッ



おばあ(あの子が戦車道を・・・因果かねえ)
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/01/07(月) 19:02:08.37 ID:ohyNxx9o0
北本「大会2回戦の大洗×アンツィオ、八ツ原の森でやるってよ」

夏目「へえ、そうなんだ」

西村「なんだよノリ悪いなぁ」

夏目「いや、戦車道って女子の武道なんだろ?」

西村「だからだろ、見てみろよこの一回戦の記事の写真、可愛い子が揃ってるだろ?」

北本「両校ともに前評判を覆して強豪を破ったと話題になってるな」

西村「この黒髪ロングの子スッゲー美人、やっぱ戦車道女子はレベルが高いわ」

笹田「まーた男子がくだらない話で盛り上がってる」

北本「俺と夏目は違うぞ」

西村「なんだよこの裏切り者ー!」
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/01/07(月) 19:03:31.48 ID:ohyNxx9o0
西村「笹田も戦車道やれば少しはイイ感じになるんじゃねーの?」

笹田「ふーん、戦車に乗らない女の子は可愛くないんだ?だってさ、多軌さん」

西村「わわっ!?うそうそ、冗談です!!」アセアセ キョロキョロ

笹田「なーんちゃって、いないわよ」クスクス

西村「ぐぬぬ」

北本「やめとけ、お前じゃ笹田には勝てねえよ」

笹田「戦車道といえばウチの学校にも昔はあったんだって、お婆ちゃんが言ってたわ」

夏目「まあ斜陽競技なんて言われてるくらいだから履修者が集まらなくなったんだろうな」

西村「・・・なあ笹田、そのカバンに付けてるマスコット」

北田「なんで包帯ぐるぐる巻なんだ?」

夏目(包帯・・・的場さんを連想するな)

笹田「ボコのこと?お隣の民子ちゃんに貰ったの、カワイイでしょ」

笹田「まだあるからあげるわ」

西村北田「えー、いらねー」

笹田「夏目くん、そのポーチ飾り気が無いから付けてあげる」コネコネ

夏目「あ、ちょっと」(いや変に断るのもおかしいか)
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/01/07(月) 19:05:00.89 ID:ohyNxx9o0
〜帰り道〜

夏目「そういえば戦車道の試合、八ツ原でやるんだろ、大丈夫なのか?」

田沼 「寺の事か?父さんは乗り気だけどな」

西村「うわ、俗っぽい」

夏目「?」

北本「知らないのか?試合での損壊は全部保証の対象だ」

田沼「むしろ縁起物ってくらいだからな」

夏目「へぇ」

田沼「古寺だけでなく俺の部屋も新しくしてもらいたいくらいだ」

北本「ははっ、そりゃいいな」

西村「つー訳で試合見に行くからな」

北本「どんな訳だよ」

田沼「おっともう別れ道か」

北本「じゃあな夏目」

西村「風邪ひくんじゃねーぞ」

夏目「ああ、また明日な」
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/01/07(月) 19:06:14.74 ID:ohyNxx9o0
一ツ目「なっつめっ様〜♪、今お帰りですかな」

牛頭「お帰り、お帰り」ヤンヤヤンヤ

夏目「なんだ中級達か」

一ツ目「これから犬の会で宴会ですぞ、ここは夏目様にも是非」

夏目「俺は酒は飲めないんだ、いつも言ってるだろ?」

一ツ目「まあそう言わずに、そりゃ!」カツギアゲッ

牛頭「そりゃそりゃ!」カツギアゲッ

夏目「わわっ!?やめろーー!!」ワッショイ ワッショイ
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/01/07(月) 19:08:07.70 ID:ohyNxx9o0
ニャンコ先生「ウィ〜、酒もっと持ってこーい!」ヒック

一ツ目「斑様、始めるのが早うございますぞ」

牛頭「早い早い」

ニャンコ先生「おぅ夏目も一緒か」ピョン カタノリッ

夏目「うわっ、酒臭っ!」

ニャンコ先生「ふっふーん、酒の良さわからんとは哀れな奴め」

一ツ目「先程夏目様と一緒に居たヒトの子の言の端に戦車道とありましたが」

一ツ目「まさか夏目様がおやりになるのですか?」

夏目「しない!俺は男だ!!」

三篠「何ぃ戦車道だとぉ!?おのれ許さんぞヒト共め!!」チリーン

夏目「三篠?」

三篠「またしても森を荒らすならば纏めて一捻りにしてくれる!」

夏目「待ってくれ三篠!」

一ツ目「いやいや三篠殿のお怒りはもっともですぞ」

牛頭「もっとも、ずっとも」ウンウン

一ツ目「チカラ無きヒトのカラクリなどでは我らは一切傷ついたりはせぬのですが」

一ツ目「木々をなぎ倒し爆発を撒き散らすあの鉄の箱は煩くて敵いませぬ」

牛頭「敵わぬ、かなめも」ウンウン
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/01/07(月) 19:11:35.32 ID:ohyNxx9o0
三篠「それだけではないっ!!」ドン!!

三篠「我が配下の者達がどれほどの危険に晒されるか!!」

ヒノエ「だったらその時だけ森から手下ごと離れていればいいじゃないのさ」( ゚Д゚)y─┛~~

三篠「何ゆえヒトごときに我が下手に出ねばならぬのだ?」

ヒノエ「戦車道なんだろう?当然若い娘が沢山集まるんだろうね?」

三篠「」

ヒノエ「なぜか戦車道には器量良しが多いからねぇ」ウキウキ

ヒノエ「夏目、安心おし、娘達には私が指一本触れさせないからね」

一ツ目「ヒノエはほんにブレませぬなぁ」

夏目「ハハハ」

ニャンコ先生「・・・」
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage ]:2019/01/08(火) 20:31:32.96 ID:RhHkaW5l0
貴志「ただいま帰りました」

塔子「おかえりなさい貴志君、あらネコちゃんも一緒ね♪」

貴志「あれ塔子さん、なにか良いことありました?」

塔子「直接に良い事があった訳じゃないんだけどね♪」

貴志「?」
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage ]:2019/01/08(火) 20:34:43.38 ID:RhHkaW5l0
〜夜〜

滋「ただいまー」

貴志「おかえりなさい滋さん」

塔子「おかえりなさい、晩ごはんもう少し待ってね♪」

滋「貴志、塔子さんご機嫌だけど何かあったのか?」

夏目「いえ、わかりません」

塔子「たいした事じゃないんだけどね」

塔子「今度の日曜日、近くで戦車道の試合があるからさなちゃんと見に行こうかと」

滋「ああ、そういう事か」

貴志「もしかして塔子さん、戦車道してたんですか?」

滋「してたも何も高校時代に練習試合も含めて負け知らずの全国三連覇、しかも隊長車の乗員だからな」

貴志「それは凄いですね」

塔子「凄いのは私じゃなくて隊長のしほさんよ、私はその通信手ね」

滋「塔子さんのジャケット姿はそれはもう凛々しかった」

滋「試合後にしほさんに一目惚れした親友と一緒に告白したのはいい思い出だ」

塔子「もう滋さんてば」//////

貴志(なんか気恥ずかしいな)
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/01/08(火) 20:54:16.40 ID:RhHkaW5l0
〜夕食〜

塔子「ウフフ」

貴志「どうしたんです?」

塔子「いえね、初めてのデートを思い出して」

滋「ああ、あれは酷かった」

塔子「友達のさなちゃん、砲手の子なんだけど『塔子としほを男なんかに渡すもんですか!』といって私達のダブルデートに付いてきたのよね」

滋「映画の後に喫茶店に寄った時ついカッコつけて「何でも好きな物を頼んでいいよ」なんて言ったらもの凄い勢いで食べだしてな」

塔子「あの時の滋さんと常夫さんの顔ったらなかったわ」クスクス

滋「俺達の一週間のバイト代が30分足らずで消費されたんだぞ?今思い出しても冷や汗ものだよ」

貴志「それはまた豪快ですね」

滋「塔子さん、貴志にもアルバム見せたらどうだい?」
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/01/08(火) 20:56:28.97 ID:RhHkaW5l0
滋「どうだ貴志、塔子さん格好いいだろう?」

貴志「はい、颯爽とした感じの中に今と変わらない優しい雰囲気がありますね」

塔子「この子がさっき言ってたさなちゃん」

塔子「隊の中でも男嫌いで有名だったんだけど今はやんちゃ坊主二人に手を焼かされてるって幸せそうに愚痴ってたわ」

滋「でこっちが隊長のしほさん」

貴志「怖いくらいに美人ですね」

塔子「そうなの、だから下船した時も周りの男子達は尻込みして遠巻きに眺めるだけで誰も話かけようともしなかったのよね」

滋「常夫も人生で一番緊張したって言ってたな」

塔子「その告白も傑作で今でもハッキリ覚えてるわ」

滋・塔子「「ボクを西住の婿養子にしてください!!」」

貴志「それはまた・・・」

塔子「黒森峰戦車道隊は厳格な気風なんだけど流石に隊員一同大爆笑だったわ」

塔子「でもその後がしほさんのしほさんたる所以ね」

塔子『自身に好意を寄せる殿方をお前達は嗤うか?いや嘲笑った者を捨て置くか?』

塔子「一喝一睨みで即鎮まったのよね」

貴志「豪気ですね、その常夫さんという方も改めて惚れたんじゃないですか?」

滋「ああ、その通りだとも、そのおかげで僕は落ち着いて塔子さんに告白できたわけだ」
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/01/08(火) 20:57:51.86 ID:RhHkaW5l0
塔子「この子が操縦手の菊代ちゃん」

滋「菊代さんは、まあ、なんていうか」

塔子「菊代ちゃんはしほさんに生涯の忠誠を誓うって常々言ってたんだけど」

塔子「その時は戦車道特有のノリだとばかり思ってたの」

塔子「まさか未婚を貫いて西住家の家政婦、しほさんの秘書になるなんて誰も思いもしなかったわ」

貴志「そこまでするほどにしほさんの人柄に惚れ込んだんですね」

塔子「それでこの子が装填手のカエサルちゃん」

貴志「カエサル?外国人なんですか?」

塔子「普通に日本人よ、いつも赤いストールを巻いて古代ローマの薀蓄を披露してたわね」

塔子「卒業以来音信不通なの、元気でやっているといいんだけど・・・あれ?」

塔子「あらやだ、本名なんていったかしら?」

滋「おいおい、それはひどいなあ」
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/01/08(火) 21:00:46.70 ID:RhHkaW5l0
塔子「今度観に行く試合、大洗の隊長はそのしほさん達の下の娘さんなの」

滋「そうなのかい?常夫からは戦車道の無い学校に転校させたとは聞いたけど」

滋「ん、大洗?なにか聞き覚えが」

塔子「私達の高校生最後の大会、初戦で当たった相手、滋さん達と出会った時のね」

滋「ああ、あれは白熱した試合だったね」

塔子「珍しくしほさんが冷や汗を流していたわ」

滋「確かその試合を最後に戦車道が廃止されたんじゃ」

塔子「今年から再開したみたいなの」

滋「奇縁だね、昨年のあの一件の事もあるから」

塔子「ええ、しほさんも家元になったばかりで気負ってたのかしらね・・・」

塔子「もともと厳しい人ではあったんだけどみほちゃんへのあの仕打ちはらしくなかったわ」

滋「先代の圧力から娘を守りきれなかったと常夫も悔いていた」
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/01/08(火) 21:10:07.62 ID:RhHkaW5l0
塔子「先代の家元・・・私あの人のこと苦手だったわ」

塔子「少しのミスで平手打ちされる子もいて、あの人が指導に来る日はみんな憂鬱だったわね」

滋「・・・二人の結婚式前に常夫と二人で飲み明かした時に言ってたな」

滋「しほさんには母親が用意した縁談があったそうなんだ」

滋「同じ大学で僕は建築設計、常夫は機械整備を専攻していて、その『若い整備士が婿養子に来てくれる』」

滋『西住の家に産まれてなお自分に女学生らしい恋愛ができるなんて思わなかった』

滋「腕の中でしほさんに泣かれた事があると」

塔子「家元が反対するにも拘わらず門下生でない私やさなちゃんを傍に置いたり縁談を拒否したり」

塔子「しほさんも家元には思うところがあったのね、だからこそ負けて隙を見せる事は決してできなかった」

塔子「そしてそれは二人の娘にも」

滋・塔子「・・・・・」

滋「貴志、戦車道は女子の嗜みだ、この話はもう終わりだ」

貴志「はい」

ニャンコ先生(・・・)
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/01/08(火) 21:18:05.81 ID:RhHkaW5l0
〜就寝前〜

ニャンコ先生「塔子はともかく滋まではしゃぎおって」

夏目「とても楽しい学生生活だったんだろうな」

夏目「俺も何かに打ち込めば将来懐かしく思い出すのかな」

ニャンコ先生「ガキのくせに年寄り臭いことを」

ニャンコ先生「・・・戦車道、見に行くのか?」

夏目「ああ田沼達とな」

夏目「なんだ先生も行きたいのか?さては屋台が目当てだな?」

ニャンコ先生「バカモノ!茶化すな」

ニャンコ先生「レイコもな・・・」

ニャンコ先生「一度だけだが試合をしたことがある」

夏目「レイコさんが?」

ニャンコ先生「ヒトから疎まれ避けられていたレイコだが」

ニャンコ先生「隊員の一人が独りでいるレイコを気にかけたようでな」

ニャンコ先生「ただ試合が終わったら二度と顔を出すこともなくなったが」

夏目「それってレイコさんがいいように使われたってことか?」

ニャンコ先生「まあレイコ本人も数合わせだと言っていたが」

ニャンコ先生「しかしあのレイコがタダで利用されるタマとも思えん」

夏目「・・・それもそうだな」




――夢を見た――

レイコさんがもう一人の女子と一緒に戦車に乗っていた

操縦するのはレイコさん、もう一人が残りを担当し小型戦車を走らせている

轟音響く戦車の中で互いに怒鳴り声でやり取りするも二人共どことなく楽しそうだ

友人帳の中のレイコさんが時折り見せる人を小馬鹿にした不敵な笑みとは違う年相応の笑顔

レイコさんにも本音で話せる大切な友がいたことがなんだか無性に嬉しかった
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/01/09(水) 19:52:25.20 ID:HVrxYKJ/0
〜試合当日〜

塔子「それじゃ滋さん、行ってきますね」

滋「洗濯物の取り込みとかもやっておくからゆっくり楽しんでくるといい」

貴志「俺も行ってきます」

塔子「あら貴志君も見に行くの?なら一緒に」

貴志「いえ、友達と待ち合わせしてから行くので」

滋「まあその歳で一緒にというのも照れくさいだろう」

塔子「残念、デートできると思ったのに」

滋「貴志っ!」

貴志「はい!?デートなんてしませんよ!」ビクッ

滋「付き合うなら隊長車の通信手がいいぞ、気配り上手で気立てが良くて朗らかなのは間違いない」

塔子「やだもう」//////
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/01/09(水) 19:53:57.83 ID:HVrxYKJ/0
西村「遅いぞ夏目」

夏目「悪い、ってまだ待ち合わせ10分前だろ?」

北本「西村、張り切りすぎだ」

西村「出会いが俺を待ってるんだ!!」ムフー!!

田沼「先生もついてきたのか」

夏目「屋台のイカ焼き食わせろってきかないんだ」

夏目「ついてくるなんて言ってなかっただろ」ヒソヒソ

ニャンコ先生「行かないと言った覚えも無いがな」ヒソヒソ
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/01/09(水) 19:55:38.43 ID:HVrxYKJ/0
〜観覧会場〜

ニャンコ先生(んほおおお〜!!夏目あそこにイカ焼き売ってる、早く早く!!)ジタバタ

夏目「わかったから落ち着いてくれ」ヤレヤレ

西村「なあ大洗の陣地に行ってみないか?」

北本「いや流石にそれはマズイだろう」

西村「ちょっとだけなら平気だって、試合開始までまだ30分ある」

田沼「たぶん試合前でナーバスになっているだろうし止めておこう」

西村「いいや俺は行く!!」フンス

夏目「試合前の砲撃練習とかやってたら洒落にならないぞ?」

西村「いいやそれは無い!」

北本「なんでわかるんだよ?」

西村「俺は女の子とお近づきになる為にはどんな労力も惜しまない!」

西村「昨日調べた大会運営ルールに『会場入り後は発砲厳禁』とあったからな」

3人(そのやる気をもう少し勉強に活かせばいいのに・・)

ニャンコ先生 イカヤキ モグモグウマウマ
25 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/01/09(水) 19:57:06.76 ID:HVrxYKJ/0
西村「おっ、いたいた黒髪の子、写真より美人だ」コッソリ

北本「なあ、やっぱりやめようぜ」

田沼「非常識は嫌われるぞ?」

西村「うーん、それもそうだな」

夏目 ポーチ ガサササ(友人帳が反応してる?)

夏目「田沼、ちょっといいか?」ヒソヒソ

田沼「ん、なんだ?」

夏目「大洗の隊員、何人いるように見える?」ヒソヒソ

田沼「何人て、見ての・・・妖怪がいるのか!?」ヒソヒソ

夏目「気配を感じるんだ」ヒソヒソ(友人帳の事は言えない)

田沼「えっと、5、3、4、4、6、全部で22人だな」ヒソヒソ

夏目「俺にも同じに見える、すまない気のせいか」ヒソヒソ

田沼「いや夏目がそう感じるのなら人の姿に化けて紛れ込んでいるのかも、カイの例もあるしな」ヒソヒソ

夏目「かもしれない、とにかくここから離れよう」ヒソヒソ

田沼「西村、話かけるにもきっかけは必要だ」

田沼「試合後なら勝ってお祝い、負けて慰めの言葉で自然に近づけるぞ?」

西村「その手があったか!」



カエサル「あいつは!?」
26 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/01/09(水) 21:30:35.92 ID:HVrxYKJ/0
西村「勝った場合、負けた場合両方のパターンを用意しないとな」

北本「今日のお前かなりアグレッシブだな」

田沼「ちょっと怖いぞ?」

夏目「ははは」

シュルルルルッ マキツキッ

夏目「っ!?」(赤い布!?声が出せない)

ズサササーーッ ツレサラレッ

西村「みんなも一緒に考えてくれよー」

西村「あれ、夏目は?」

田沼「えっ!?」

北本「さっきまで居たよな?」

田沼「夏目?夏目ーー!!」タタタッ
27 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/01/09(水) 21:31:22.16 ID:HVrxYKJ/0
田沼「夏目っ!どこだ?返事をしてくれー!!」

ニャンコ先生「田沼よ、夏目がどうかしたのか?」

田沼「先生っ!夏目が突然いなくなったんだ!」

ニャンコ先生「ふむ、妖ものの匂いがするな」ボワンッ

田沼「消えた!?」

斑「ええい世話ばかりかけおって!」ビュン
28 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/01/09(水) 21:32:38.96 ID:HVrxYKJ/0
斑「むっ夏目の匂い、近いな」ビューン

斑「見つけたぞ!ソレはワシのものだぁ!!」ガシッ

カエサル「ぐっ、邪魔をするなあ!」シュルルルルッ マキツキッ

斑「そんな布切れでこのワシを封じれるとでも思ったか?」額 ピカー

カエサル「うわー!?」

夏目「待ってくれ先生!この妖怪に敵意は無いみたいだ」

夏目「赤い布に巻き付かれても苦痛は感じなかった」

斑「・・・チッ」ボワンッ

ニャンコ先生「・・・」

カエサル「夏目レイコ、名を返してもらう!」

夏目「レイコさんは他界した、俺は孫の夏目貴志だ」

カエサル「死んだ・・・?レイコが?」

カエサル「そうか、そうだな・・・ヒトのレイコがあの時のままの姿でいるわけもないか」
29 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/01/09(水) 21:33:49.11 ID:HVrxYKJ/0
夏目「その赤いストール、お前・・・もしかしてカエサルさんか?」

カエサル「どうして私の名を!?」

夏目「塔子さんの昔話に赤いストールのチームメイトが出てきたんだ」

カエサル「塔子!?お前は塔子を知っているのか?今どうしている?」

夏目「結婚して今は主婦をしている、俺はその家にお世話になっているんだ」

夏目「今日もさなさんと一緒に試合を観戦しに来ている」

カエサル「さなも・・・そうか、二人共息災なんだな」ナミダツー

夏目「人の姿なら塔子さんに会えるんじゃないのか?」

カエサル「20年過ぎてなおこの姿では流石に会うことはかなわない」

カエサル「子供に戻る事はできてもレイコに真名を取られた時以上に齢を重ねた姿にはなれぬのだ」

夏目「ここに友人帳がある、名を返そう」

カエサル「頼む」
30 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/01/09(水) 21:35:32.25 ID:HVrxYKJ/0
夏目「我を護りしものよ、その名を示せ」

友人帳 パラララ

夏目「カエサル、いや鈴木貴子、名を返そう」スウ パンッ



―――

―――――

(友人帳からのイメージ)

レイコ「zzz」スヤスヤ(木陰でお昼寝)

 ルノーFT-17 ドドドドドー

レイコ「・・・」ピョン! スタッ!

 ルノーFT-17 停車ハッチパカッ

???「まさか走っている戦車に飛び乗るとはね、流石ね夏目さん」

レイコ「ふーん、わざとギリギリ近くに走らせたんだ?堂にいった嫌がらせね」

レイコ「で、私に何か用?お団子頭さん」

???「長い髪はまとめるのは校則推奨よ!」

久子「まあいいわ私の名は久子、あなたヒマでしょ、私と戦車道なさいな」※イメージキャラ そど子

レイコ「戦車道?ずいぶんと乱暴なお誘いね」
31 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/01/09(水) 21:37:02.40 ID:HVrxYKJ/0
レイコ「せっかくだけど興味無いかr「あなた単位足りてるのかしら?」

久子「他にも遅刻欠席無断早退、進級が危ないのは知ってるわよ」風紀委員の腕章チラミセ

レイコ「・・・」

久子「単位は戦車道で取れるし遅刻のほうは私の権限でなんとかできるわよ」

久子「流石に成績をいじる事はできないけど苦手な科目があれば見てあげるわ、どう?悪い話じゃないでしょ」

レイコ「なぜ嫌われ者の私な訳?他を当たればいいじゃない」

久子「今年の戦車道の選択者は私一人でね、今年限りで科目の廃止が決まったの」

久子「隊員数が足りなくてこのままじゃ大会出場もできないのよ」

久子「私はそれでも構わないけど先輩達には最後の大会なの」

レイコ「答えになってないわね、私である必要を聞いてるんだけど?」

久子「素人にいきなり乗れといっても普通は怯えて何もできないから、その点あなたは胆力だけは申し分ないわ」

久子(いつも一人でいてほっとけないのよ!)

レイコ「本当にその条件を守るんでしょうね?」

久子「女に二言は無いわ!」

レイコ「それで他の乗員はどこにいるのかしら?」

久子「いないわよ、この戦車は二人乗りだから」

レイコ「えぇ、この見るからにポンコツにあなたと二人きり?」ゲンナリ

久子「失礼ね!」
32 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/01/09(水) 21:39:13.06 ID:HVrxYKJ/0
久子「隊長、ルノーの乗員を連れてきました」

久子「これで10両目、私も試合に出してください!」

レイコ「なによ、あなたが試合したいだけじゃない」ヒソヒソ

久子「そういう事にしないと先輩の立場が無いの」ヒソヒソ

隊長「あなた、夏目さんね?」※イメージキャラ カルパッチョ

レイコ「ふーん、私ってば結構有名人?」

笹田(副隊長)「程度の低い男子どもに嫌がらせをされているのは知ってるぞ」※イメージキャラ ペパロニ

レイコ「・・・」

隊長「まあ今どき戦車道を選択する私達も奇異の目で見られる事も多いんだけどね」

久子「あんなくだらない人間に関わるだけ時間の無駄よ!」

レイコ「自己紹介はいらないみたいね、私負けるの嫌いなの」

レイコ「やるからには勝ちにいくわ、よろしく」

隊長「やる気になってくれてるみたいね、じゃあ大会一回戦だけお願いね」
33 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/01/09(水) 21:40:47.99 ID:HVrxYKJ/0
レイコ「一試合?初戦敗退前提で試合に望む訳?」

隊長「相手は絶対王者の黒森峰、対抗無しの優勝候補本命なの」

笹田「しかも今の隊長は家元の娘、現師範代なんだよな」

レイコ「だから何?何度も言うけど私負けるの嫌いなの」

レイコ「久子、こんな負け犬根性の先輩に従うのは御免だわ、私達だけで勝ちにいくわよ!」

久子「ちょっと夏目さん、先輩になんて口の利き方を」

隊長「いえ夏目さんの言う通りね、やるからには勝利を目指すべきだわ」

隊長「久子、夏目さん、隊長権限であなた達に試合中の独立行動を認めるわ、好きに動いていいわよ」

久子「そんな勝手を認めていいんですか?」

隊長「どうせまともにやっても勝てないし」ウフフ

笹田「久子、お前が夏目さんに気があるのバレバレだぞ?」ヒソヒソ

隊長「これからの練習は戦車の中で密室デートね」ヒソヒソ

久子「な!?そんなんじゃありません!!」////// アワアワ
34 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/01/09(水) 21:42:54.68 ID:HVrxYKJ/0
〜戦車倉庫〜

久子「ほら、ここも違う」

レイコ「どこ?」

久子「壬申の乱は672年、中学で習う範囲よ」

レイコ「思うんだけど歴史の年表を覚えるのに意味なんてあるのかしら?」

久子「それが決まりなんだから文句は言わないの」

久子「だいたいあなたは地頭は悪くはないんだから、ルノーの操縦だって私よりも上手くなってるし」

久子「集中すればすぐに覚えられるわ」

レイコ「歴史の出来事は文章物語として順序立てて頭に入るけど3、4桁の数字の羅列はどうもね」

久子「そこは語呂合わせでもなんでもいいから丸暗記よ」

レイコ「ハイハイ」

久子「返事は一回で!」

レイコ「はーい」




隊長「久子、最近明るくなったわね」

笹田「相変わらず夏目に小言が多いが表情から険しさが取れてきたかな」

隊長「入隊したての頃はマニュアルから外れたことは何一つ見逃してもらえなかったわね」

笹田「鬼の形相でな、怖い1年生もいたもんだ」

隊長「・・・あの二人、いい友達になれそうね」

笹田「互いにクラスでは浮いた者みたいだしな、私ら上級生だけしか話し相手がいないってのは久子にとっても良いことじゃない」

隊長「ええ、これで心置きなく最後の試合に臨めるわね」
35 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/01/09(水) 21:44:37.22 ID:HVrxYKJ/0
〜試合当日〜

隊長「試合前の挨拶はやはり格下のこっちが出向かなきゃならないわよね」ウーン

笹田「いってら〜」

隊長「あなたも行くのよ!」

笹田「隊長不在時に隊を纏めるのは私の役目ですから」キリッ

隊長「本音は?」

笹田「怖いもん」

隊長「いいから来なさい!」

レイコ「私じゃダメかしら?試合前にそのこわーい西住流師範代の顔を見ておきたいわ」

隊長「じゃあお願いするわね、誰かと違って遥かに頼もしいわ」チラッ

笹田「私もそう思う」ウンウン

久子「夏目さん、無用なトラブルは起こさないでね」
36 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/01/09(水) 21:46:53.16 ID:HVrxYKJ/0
レイコ「たのもー!試合前の挨拶に来た!!」

隊長「ちょっと夏目さん、そんな喧嘩腰で」

赤星(黒森峰上席副隊長)「御足労痛み入ります、今隊長を呼びに行かせたところです」(フン、弱小校風情が)※イメージキャラ 5話のアリサ

七瀬(黒森峰次席副隊長)「今暫くお待ちを」

レイコ(戦車も大きいしウチと違って隊員もダレた雰囲気が全く無い、これは流石にムリかな)

貴子「副隊長、隊長をお連れしました」

レイコ(!?)ピキーン

西住「よくいらっしゃいまs「やあやあ久しぶり」

レイコ「元気みたいでよかったわ」ガシッ貴子に抱擁

貴子「!?」

レイコ(あなた、妖怪ね?)ボソッ

貴子「なっ!!?」

レイコ「申し訳ございませんが少し二人でお話してきてもよろしいでしょうか?」

西住「ええ、構わなくてよ」

赤星「貴子の幼馴染か、つもる話もあるだろうが試合前だ手短にな」

レイコ「ありがとうございます、ささっ゙貴ちゃん"行きましょ」

貴子「・・・」
37 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/01/09(水) 21:48:30.79 ID:HVrxYKJ/0
レイコ「ここなら誰も来なさそうね」

貴子「・・・」

レイコ「今までいろんな妖怪を見てきたけどここまで堂々と人に紛れてるのは初めてよ?」

レイコ「一体何が目的なのかしら?」

貴子「私が妖怪と知ってなおその態度、そうか、お前が噂の友人帳の夏目レイコか」

貴子「安心しろ、ヒトに危害を加える事はしない」

レイコ「言葉だけならなんとでも言えるし・・・そうね私と勝負しなさい」

レイコ「私が勝てば名前を貰って本当の事を言ってもらうわ」

貴子「私が勝っても何の利点も無いんだが?」

レイコ「全部黙っててあげる」

貴子「今この場で口を利けなくすることもできるのだがな」

レイコ「あら、人に危害は加えないんでしょ?」

貴子「・・・いいだろう相手になってやる」
38 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/01/09(水) 21:50:02.86 ID:HVrxYKJ/0
レイコ「どうでした、西住流の師範代さんは?」

隊長「いい人だったわ、こっちを見下すわけでもなく全力で相手をしてくれるそうよ」

隊長「あなたの方はどうだった?」

レイコ「ええ、楽しくお話できました」

レイコ「改めて確認しますが最初の約束の独立行動の件、間違い無いですよね?」

隊長「ええ、自由に動きなさい」

隊長「というよりあの西住流の隊長さんに私達の3年間をぶつけてみたくなったわね」

隊長「久子には悪いけどあなた達は員数外として扱わせてもらうわ」

レイコ「私は貴ちゃんを狙わせてもらいます」
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